JP2021009506A - 貨幣管理システム及び貨幣管理方法 - Google Patents

貨幣管理システム及び貨幣管理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2021009506A
JP2021009506A JP2019122303A JP2019122303A JP2021009506A JP 2021009506 A JP2021009506 A JP 2021009506A JP 2019122303 A JP2019122303 A JP 2019122303A JP 2019122303 A JP2019122303 A JP 2019122303A JP 2021009506 A JP2021009506 A JP 2021009506A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
money
unit
code
medium
dimensional code
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019122303A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7319107B2 (ja
Inventor
佐藤 博
Hiroshi Sato
博 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Glory Ltd
Original Assignee
Glory Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Glory Ltd filed Critical Glory Ltd
Priority to JP2019122303A priority Critical patent/JP7319107B2/ja
Priority to PCT/JP2020/024163 priority patent/WO2020262240A1/ja
Publication of JP2021009506A publication Critical patent/JP2021009506A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7319107B2 publication Critical patent/JP7319107B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D1/00Coin dispensers
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D11/00Devices accepting coins; Devices accepting, dispensing, sorting or counting valuable papers
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D11/00Devices accepting coins; Devices accepting, dispensing, sorting or counting valuable papers
    • G07D11/20Controlling or monitoring the operation of devices; Data handling
    • G07D11/24Managing the stock of valuable papers
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D11/00Devices accepting coins; Devices accepting, dispensing, sorting or counting valuable papers
    • G07D11/20Controlling or monitoring the operation of devices; Data handling
    • G07D11/32Record keeping
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D11/00Devices accepting coins; Devices accepting, dispensing, sorting or counting valuable papers
    • G07D11/40Device architecture, e.g. modular construction

Abstract

【課題】貨幣に係る処理を行う第1の装置と、貨幣の入出金を行う第2の装置とを効率良く連携させるとともに、貨幣に係る情報を効率良く管理することを課題とする。【解決手段】貨幣に係る処理を行う入金機100と、該入金機100とオフライン状態にあり貨幣の入出金を行う重要物管理装置300とを有する貨幣管理システムであって、入金機100は、重要物管理装置300からの貨幣出金操作を受け付けた場合に、少なくとも貨幣の金種毎の枚数を含むQRコードを生成し、生成されたQRコードを含むレシートを発行し、重要物管理装置300は、レシートを受け付けた場合に、少なくともレシートに含まれるQRコードに基づいて出金対象となる貨幣の金種毎の枚数を特定し、特定した貨幣の出金処理を行う。【選択図】図1

Description

本発明は、貨幣の入出金を行う売上金入金機(以下、単に「入金機」と言う)などの第1の装置と、貨幣を収納する重要物管理機などの第2の装置とを効率良く連携させるとともに、貨幣に係る情報を効率良く管理することができる貨幣管理システム及び貨幣管理方法に関する。
従来、銀行などの金融機関の店舗には、出納機、現金バスなどの各種の店内装置が配設されている。かかる出納機は、金種ごとに貨幣を収納する収納部を有し、窓口担当者や営業担当者による貨幣の入金処理、出金処理を可能にする装置である。かかる出納機を設けることにより、窓口担当者や営業担当者が各自で貨幣の入出金処理を完結することができる。
また、現金バスは、金融機関の店舗において大量の貨幣の入出金に対応するため、帯封紙幣及び包装硬貨を保管するキャビネットである。出納機に収まりきらない帯封紙幣又は包装硬貨等の貨幣は、かかる現金バスに保管され、その都度担当者が開錠し、貨幣の入出金を行うことになる。
従来、出納機から現金バスに貨幣処理の操作を指示した場合に、この指示が出納機から現金バスに通知されるとともに、操作に紐付いた連携番号が出納機から発行され、現金バスは当該連携番号が入力された場合に、連携番号に紐付く処理を行うことを許可する技術が開示されている。
特開2009−294709号公報
しかしながら、上記特許文献1によれば、出納機から現金バスに指示を通知するために、装置間が直接接続されていることが前提となり、装置の設備環境によっては望ましくないという問題がある。
例えば、流通店舗に配設される入金機と、貨幣を収納する重要物管理機とを連携させる場合に、上記特許文献1を適用するために無線通信により両装置を接続したならば、POS(Point Of Sales)端末から上位装置に無線通信でPOSデータを送信するPOSシステムとの間で混信をもたらす可能性が生ずる。加えて、流通店舗では、金融機関のようにバックヤードに入金機及び重要物管理機を配設できない場合があり、また入金機及び重要物管理機の配置位置も固定的ではない。
このため、流通店舗において、入金機と重要物管理機をいかに連携させるかが重要な課題となっている。かかる課題は、入金機と重要物管理機という2つの装置間だけではなく、電子マネーをチャージする電子マネーチャージ機(以下、単に「チャージ機」と言う)又は釣銭機などの装置と入金機等を連携させる場合にも同様に生ずる課題である。
本発明は、上記従来技術の課題を解決するためになされたものであって、貨幣の入出金を行う第1の装置と、貨幣の入出金を行う第2の装置とを効率良く連携させるとともに、貨幣に係る情報を効率良く管理することができる貨幣管理システム及び貨幣管理方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明は、貨幣に係る処理を行う第1の装置と、該第1の装置とオフライン状態にあり貨幣の入出金を行う第2の装置とを有する貨幣管理システムであって、前記第1の装置は、前記第2の装置からの貨幣出金操作を受け付けた場合に、少なくとも貨幣の金種毎の枚数を含む二次元コードを生成する第1のコード生成部と、前記第1のコード生成部により生成された二次元コードを含む第1の媒体を発行する第1の媒体発行部とを有し、前記第2の装置は、前記第1の媒体を受け付けた場合に、少なくとも該第1の媒体に含まれる二次元コードに基づいて出金対象となる貨幣の金種毎の枚数を特定する第1の特定部と、前記第1の特定部により特定された貨幣の出金処理を行う出金処理部とを有する。
また、本発明は、上記発明において、前記第1のコード生成部は、出金する貨幣が収納される収納部に係る情報をさらに含む二次元コードを生成し、前記第1の特定部は、前記第1の媒体に含まれる二次元コードに基づいて出金する貨幣が収納される収納部をさらに特定し、前記出金処理部は、前記第1の特定部により特定された収納部から貨幣を出金処理する。
また、本発明は、上記発明において、前記第1のコード生成部は、出金する貨幣を出金する有効期限に係る情報をさらに含む二次元コードを生成し、前記第1の特定部は、前記第1の媒体に含まれる二次元コードに基づいて出金する有効期限をさらに特定し、前記出金処理部は、前記第1の特定部により特定された有効期限内であることを条件として貨幣を出金処理する。
また、本発明は、上記発明において、前記第1のコード生成部は、前記貨幣出金操作を行った操作者に係る情報をさらに含む二次元コードを生成し、前記第1の特定部は、前記第1の媒体に含まれる二次元コードに基づいて前記操作者をさらに特定し、前記出金処理部は、前記操作者が所定の権限を有することを条件として貨幣が収納された収納部から貨幣を出金処理する。
また、本発明は、上記発明において、前記第1の装置は、前記第2の装置からの貨幣出金操作として受け付けた貨幣の金種毎の枚数に基づいて、前記第2の装置内の貨幣在高として管理した管理情報を更新する更新部をさらに有する。
また、本発明は、上記発明において、前記第2の装置は、前記収納部から貨幣が出金される場合に、出金後の自装置内の貨幣の在高データ及び出金される金種毎の貨幣の枚数を含む二次元コードを生成する第2のコード生成部と、前記第2のコード生成部により生成された二次元コードを含む第2の媒体を発行する第2の媒体発行部とをさらに有し、前記第1の装置は、前記第2の媒体を受け付けた場合に、少なくとも該第2の媒体に含まれる二次元コードに基づいて入金対象となる貨幣の金種毎の枚数を特定する第2の特定部と、前記第2の特定部により特定された貨幣の入金処理を行う入金処理部とを有する。
また、本発明は、上記発明において、前記第2の装置は、前記収納部から貨幣が出金される場合に、出金後の自装置内の貨幣の在高データ及び出金される金種毎の貨幣の枚数を含む二次元コードを生成する第2のコード生成部と、前記第2のコード生成部により生成された二次元コードを含む第2の媒体を発行する第2の媒体発行部とをさらに有し、前記第1の装置は、前記第2の媒体を受け付けた場合に、少なくとも該第2の媒体に含まれる二次元コードに基づいて前記第2の装置の在高データを更新する。
また、本発明は、貨幣に係る処理を行う第1の装置と、該第1の装置とオフライン状態にあり貨幣の入出金を行う第2の装置とを有する貨幣管理システムにおける貨幣管理方法であって、前記第1の装置が、前記第2の装置からの貨幣出金操作を受け付けた場合に、少なくとも貨幣の金種毎の枚数を含む二次元コードを生成する第1のコード生成工程と、前記第1のコード生成工程により生成された二次元コードを含む第1の媒体を発行する第1の媒体発行工程と、前記第2の装置が、前記第1の媒体を受け付けた場合に、少なくとも該第1の媒体に含まれる二次元コードに基づいて出金対象となる貨幣の金種毎の枚数を特定する第1の特定工程と、前記第1の特定工程により特定された貨幣が収納された収納部の錠を開錠処理する錠制御工程とを含む。
また、本発明は、上記発明において、前記第2の装置が、前記収納部から貨幣が出金される場合に、出金後の自装置内の貨幣の在高データ及び出金される金種毎の貨幣の枚数を含む二次元コードを生成する第2のコード生成工程と、前記第2のコード生成工程により生成された二次元コードを含む第2の媒体を発行する第2の媒体発行工程と、前記第1の装置が、前記第1の媒体を受け付けた場合に、少なくとも該第1の媒体に含まれる二次元コードに基づいて入金対象となる貨幣の金種毎の枚数を特定する第2の特定工程と、前記第2の特定工程により特定された貨幣の入金処理を行う入金処理工程とを有する。
本発明によれば、貨幣の入出金を行う第1の装置と、貨幣の入出金を行う第2の装置とを効率良く連携させるとともに、貨幣に係る情報を効率良く管理することができる。
図1は、実施の形態1に係る貨幣管理システムの概要を説明するための説明図である。 図2は、図1に示した入金機の外観構成を示す斜視図である。 図3は、図2に示した入金機の内部構成を示す図である。 図4は、入金機の機能ブロック図である。 図5は、図1に示した重要物管理装置の外観構成を示す斜視図である。 図6は、図5に示した重要物管理装置の内部構成を示す図である。 図7は、図1に示した入金機及び重要物管理装置における処理手順を示すフローチャートである。 図8は、貨幣管理システム及び貨幣管理方法の変形例1を説明するための説明図である。 図9は、貨幣管理システム及び貨幣管理方法の変形例2を説明するための説明図である。 図10は、本実施の形態2に係る貨幣管理システム及び貨幣管理方法の概念を説明するための説明図である。 図11は、図10に示したチャージ機の外観構成を示す説明図である。 図12は、図11に示したチャージ機の構成を示す機能ブロック図である。 図13は、図10に示した入金機及びチャージ機の処理手順を示すフローチャートである。
以下に、添付図面を参照して、本発明に係る貨幣管理システム及び貨幣管理方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。以下に示す実施の形態1では、請求項1の第1の装置を入金機とし、請求項1の第2の装置を重要物管理装置とした場合を示し、実施の形態2では、請求項1の第1の装置を入金機とし、請求項1の第2の装置をチャージ機400とした場合を示すこととする。なお、本実施の形態ではそれぞれ入金機100と重要物管理装置300または入金機100とチャージ機400を用いることを示したが、これらの実施の形態によって、本発明が限定されるものではなく、入出金機、釣銭機、両替機、自動販売機、券売機等、装置間で貨幣の入出金が行われるシステムに適用することもできる。
[実施の形態1]
<貨幣管理システムの概要>
まず、本実施の形態1に係る貨幣管理システムの概要について説明する。図1は本実施の形態1に係る貨幣管理システムの概要を説明するための説明図である。ここでは、レジ担当者や回収担当者などの操作者が、重要物管理装置300から所望の貨幣を出金する場合を示している。
従来、操作者が重要物管理装置300から貨幣を出金する場合には、重要物管理装置300の操作部から貨幣出金に係る所定の操作を行って、重要物管理装置300の収納部の錠を開錠し、この収納部に収納した貨幣を取り出していた。ここで、操作者が、入金機100や重要物管理装置300を個別に操作しなければならないこととすると、操作者の操作負担が大きくなる。このため、入金機100と重要物管理装置300とを連携処理させることが、操作者による操作負担を低減するとともに貨幣を適正に管理するうえで望ましい。
ここで、金融機関の店舗においては、出納機と現金バスを通信可能に接続し、担当者による操作により現金バスから貨幣を出金させる技術が存在するが(特開2009−294709号公報)、入金機100と重要物管理装置300とを無線通信可能にしたならば、POSシステムの関係で混信をもたらす可能性がある。一方、流通店舗では商品の運搬や保管に起因して装置の位置が適宜変更される場合があるため、入金機100と重要物管理装置300とを有線で固定的に接続することは難しい。
このため、本貨幣管理システムでは、二次元コードの代表格として知られているQRコード(登録商標)等を用いて、オフライン状態にある入金機100及び重要物管理装置300を連携させるように構成している。
ここで、図1に示した入金機100は、貨幣に係る処理として、QRコードによる重要物管理装置300への出金指示、重要物管理装置300内の貨幣の在高の管理、自装置内の貨幣の在高の管理等を行う装置である。この入金機は、例えば店舗のバックヤードに配設され、POSレジスタに接続された釣銭機(図示省略)から出金された売上金を入金する。
重要物管理装置300は、貨幣を入出金する装置である。入金機100内の貨幣がニアエンプティとなる場合には、重要物管理装置300は、入金機100に入金するための貨幣を出金する。また、入金機100内の貨幣がニアフルとなる場合には、重要物管理装置300は、入金機100から回収された貨幣を入金する。
このように、入金機100は、重要物管理装置300の貨幣の在高についても管理するとともに、QRコードを介して重要物管理装置300に貨幣の出金指示を行う。なお、この入金機100には、操作者による手元出金操作(請求項1の「貨幣出金操作」に対応する)を受け付けた場合に、少なくとも出金する貨幣の金種毎の枚数を含むQRコードを生成し、生成されたQRコードを含むレシートを発行する印字部を有する。また、QRコードを記憶したカードを発行することもできる。かかる「レシート」及び「カード」が請求項1の「第1の媒体」に対応する。
また、図1に示した重要物管理装置300は、流通店舗のバックヤード又はサービスカウンタに配設される一種の金庫である。この重要物管理装置300には、入金機100からオーバーフローした貨幣を収納するとともに、入金機100に入金する貨幣を収納する。この重要物管理装置300の内部は複数の収納部に区分けされ、各収納部に金種毎の貨幣が収納される。また、収納部ごとに施錠可能である。なお、重要物管理装置300は、QRコード読取部を搭載しており、入金機100よりレシート発行されたQRコードを読み取ることにより、該当する金種の貨幣が取り出せるように収納部の鍵が開錠される。
操作者は、図1に示す入金機100に対して手元出金操作を行う。具体的には、出金する貨幣の金種ごとの枚数の入力を受ける。その後、貨幣の金種ごとの枚数を含むQRコードを生成する。このQRコードの生成は、周知のQRコード技術を用いることができる。その後、生成されたQRコードをレシートに印刷する。ここでは、説明の便宜上、QRコードに「貨幣の金種ごとの枚数」を含める場合を示すが、「貨幣を取り出す収納部」、「操作者の識別情報」、「重要物管理装置300の識別情報」、「QRコードの読み取りの有効期限」、「QRコードに含まれた貨幣の出金処理の有効期限」を含めることもできる。
一方、図1に示した重要物管理装置300において、QRコードを読み取ったならば、重要物管理装置300に収納された貨幣から、QRコードに含まれた貨幣の金種ごとの枚数の貨幣を出金処理する。この際、操作者が人手で収納部から貨幣を取り出す場合に、「貨幣を取り出す収納部」がQRコードに含まれていたならば、該当する収納部の錠が開錠される。その後、操作者が該当する金種ごとの枚数の貨幣を取り出したならば、扉を閉めることにより扉が閉錠され、重要物管理装置300内の貨幣データが更新される。なお、貨幣データの更新を行う場合には、QRコードに含まれる金種毎の貨幣の枚数が出金されたものとして在高を更新する。このようにして、入金機100と重要物管理装置300の間における手元出金処理を行うことができ、また、店舗内貨幣データの連携を行うことができる。
このように、本実施の形態1に係る貨幣管理システムでは、入金機100と、該入金機100とオフライン状態にあり貨幣の入出金を行う重要物管理装置300とを有する貨幣管理システムであって、入金機100は、重要物管理装置300からの貨幣出金操作を受け付けた場合に、少なくとも貨幣の金種毎の枚数を含むQRコードを生成し、生成したQRコードを含むレシートを発行し、重要物管理装置300は、レシートを受け付けた場合に、少なくとも該レシートに含まれるQRコードに基づいて出金対象となる貨幣の金種毎の枚数を特定し、特定した貨幣の出金が可能となるよう収納部の錠を開錠するよう構成したので、入金機100と重要物管理装置300とを効率良く連携させ、貨幣に係る情報を効率良く管理することができる。
なお、ここでは説明の便宜上、重要物管理装置300において、特定した貨幣の出金が可能となるよう収納部の錠を開錠することとしたが、貨幣を出金処理するよう構成することもできる。また、入金機100は、重要物管理装置300から出金する貨幣が収納される収納部に係る情報をさらに含むQRコードを生成し、重要物管理装置300は、レシートに含まれるQRコードに基づいて出金する貨幣が収納される収納部を特定し、特定した収納部から貨幣を出金処理することになる。
また、入金機100は、重要物管理装置300から貨幣を出金する有効期限に係る情報をさらに含むQRコードを生成し、重要物管理装置300は、レシートに含まれるQRコードに基づいて出金する有効期限を特定し、特定した有効期限内であることを条件として貨幣を出金処理するよう構成することもできる。
また、入金機100は、貨幣出金操作を行った操作者に係る情報を含むQRコードを生成し、重要物管理装置300は、レシートに含まれるQRコードに基づいて操作者を特定し、操作者が貨幣出金操作を行った操作者と同一であることや、管理者であることなど、所定の権限を有することを条件として貨幣が収納された収納部から貨幣を出金処理するよう構成することもできる。
<入金機100の外観>
次に、本実施の形態1に係る入金機100の外観構成について説明する。図2は、本実施の形態1に係る入金機100の外観構成を示す斜視図である。同図に示すように、入金機100は、表示操作部173、ICカードリーダ171、レシートプリンタ172、QRコード読取部174、硬貨投入部210、紙幣投入部110、紙幣リジェクト部141、紙幣スタッカ142及び硬貨リジェクト部241を有する。
表示操作部173は、入金機100の最上部に設けられ、各種処理に係る画面表示を行うとともに操作者による操作入力を受け付けるタッチ式のディスプレイである。ICカードリーダ171は、操作者用のカードなどのICカードに記憶されたデータを読み取るカードリーダである。レシートプリンタ172は、QRコード又は入出金明細などをレシートに印字する感熱式等の印字部である。QRコード読取部174は、レシート等に印字されたQRコードをかざすことで、QRコードに記憶されたデータを読み取るQRコードリーダである。
硬貨投入部210は、レジ担当者が硬貨を投入する投入部であり、紙幣投入部110は、レジ担当者が紙幣を投入する投入部である。かかる硬貨投入部210及び紙幣投入部110には、レジ担当者が持参する売上金をなす硬貨及び紙幣がそれぞれ投入される。
紙幣リジェクト部141は、紙幣投入部110に投入された紙幣のうち、金種の識別ができなかった紙幣や偽造券であると判定された紙幣が搬送される排出部である。紙幣スタッカ142は、予め設定された所定の条件に合致する紙幣が搬送されるスタッカである。硬貨リジェクト部241は、硬貨投入部210に投入された硬貨のうち、金種の識別できなかった硬貨や偽造と判定された硬貨を排出する排出部である。
<入金機100の売上金の入金時の動作>
次に、入金機100の売上金の入金時の動作について説明する。ここでは、レジ担当者が、レジに配設された釣銭機等に所在する売上金を入金機100に入金する場合を示すこととするが、レジ担当者とは別の操作者が売上金を入金機100に入金する場合に適用することもできる。
まず、レジ担当者が、入金機100のICカードリーダ171に担当者カード(ICカード)を翳すと、ICカードリーダ171は、この担当者カードに記憶されている担当者の識別情報を読み取り、この識別情報に基づいてレジ番号を特定する。なお、レジ担当者は、表示操作部173からレジ番号等を直接入力することもできる。
その後、レジ担当者は、釣銭機等から回収した紙幣を紙幣投入部110に投入するとともに、釣銭機等から回収した硬貨を硬貨投入部210に投入し、表示操作部173を用いて貨幣入金の指示操作を行う。入金機100は、貨幣入金の指示操作を受け付けると、紙幣投入部110に投入された紙幣を繰り出して、紙幣の種類、真偽及び金種の識別を行い、真正券と判定された紙幣の金種別の枚数を計数する。また、硬貨投入部210に投入された硬貨を繰り出して、硬貨の種類、真偽及び金種の識別を行い、真正貨と判定された硬貨の金種別の枚数を計数する。
紙幣及び硬貨の計数処理が行われると、入金機100は、表示操作部173に計数処理結果を表示し、表示した内容により入金処理を行う旨の操作(承認操作)を受け付けると、計数された紙幣及び硬貨をそれぞれ紙幣カセット及び硬貨カセットに収納する。
その後、入金データを図示しない入金履歴データに登録する。また、入金機100は、レジ担当者及び回収元のレジ番号を含む認証情報と、入金データとを含むレシート(入金結果明細)を発行する。
このように、入金機100は、担当者カードを受け付けて回収元のレジ番号を特定し、貨幣を受け付けて、受け付けた貨幣を識別して計数し、レジ番号及び入金データを入金履歴データに登録するとともに、これらの内容を含むレシートを発行する。なお、レジから回収した内訳をQRコードに印字し、それを読み込んで入金するようにしてもよい。
<入金機100の内部構成及び動作>
次に、図3に示した入金機100の内部構成及び動作について説明する。図3は、図2に示した入金機100の内部構成を示す図である。
まず、紙幣の入金処理について説明する。紙幣投入部110に投入された紙幣は、紙幣搬送部130により紙幣の金種の識別を行う紙幣識別部120に搬送される。紙幣識別部120は、搬送された紙幣の画像等を取得するイメージスキャナを含む。紙幣識別部120で識別された紙幣は、紙幣搬送部130により、紙幣リジェクト部141、紙幣スタッカ142、紙幣一時保留部143又は紙幣一時保留部144に搬送される。
紙幣リジェクト部141には、紙幣識別部120で金種の識別ができなかった紙幣が搬送される。紙幣一時保留部143及び144には、紙幣識別部120において金種が識別された紙幣が搬送される。
また、紙幣一時保留部143及び144の下方向には、それぞれ紙幣カセット153及び154が配設される。紙幣一時保留部143に一時保留された紙幣は紙幣カセット153に収納され、紙幣一時保留部144に一時保留された紙幣は紙幣カセット154に収納される。なお、紙幣一時保留部143、144を含む保留ユニットを装置手前に引き出すと、紙幣一時保留部143及び144に一時保留された紙幣が取り出し可能となる。
次に、硬貨の入金処理について説明する。硬貨投入部210に投入された硬貨は、硬貨識別部220に受け渡される。硬貨識別部220は、硬貨投入部210から繰り出された硬貨の金種の識別を行う。硬貨識別部220により識別処理の行われた硬貨は、3個の振分機構を有する硬貨搬送部230により硬貨リジェクト部241、硬貨一時保留部243、244のいずれかに搬送される。
硬貨リジェクト部241には、硬貨識別部220で金種の識別ができなかった硬貨が搬送される。硬貨一時保留部243、244には、硬貨識別部220で金種の識別ができた硬貨が振り分けられる。
また、硬貨一時保留部243、244の下方向には、返却の指示を受け付けて硬貨一時保留部243、244に搬送された硬貨を返却するための硬貨返却箱245、246がそれぞれ配置され、計数済みの硬貨が硬貨一時保留部243、244に一時保留されている状態で計数済み硬貨の返却指示操作を受け付けると、硬貨一時保留部243、244に一時保留されている硬貨は硬貨返却箱245、246に移される。また、硬貨返却箱245、246よりもさらに下方向には、収納の指示を受け付けて硬貨一時保留部243、244に搬送された硬貨を収納するための硬貨カセット253、254が配設される。硬貨一時保留部243に一時保留された硬貨は硬貨カセット253に収納され、硬貨一時保留部244に一時保留された硬貨は硬貨カセット254に収納される。なお、硬貨返却箱245、246を含む硬貨保留ユニットを装置手前に引き出すと、硬貨返却箱245、246に搬送されている硬貨が取り出し可能となる。
また、入金機100は、上部ユニット201、下部ユニット202からなる。入金機100に収納された貨幣を回収する権限を有する回収担当者によって所定の操作が行われると、電磁ロックが解除され、紙幣カセット153、154及び硬貨カセット253、254を含む下部ユニット202が引き出し可能となる。下部ユニット202を引き出すことで、紙幣カセット153、154及び硬貨カセット253、254を取り出すことができる。警送会社や店舗等の回収担当者は、下部ユニット202を引き出して、紙幣カセット153、154及び硬貨カセット153、154を取り出して重要物管理装置300に収納することになる。
<入金機100の内部構成>
次に、図2に示した入金機100の内部構成を説明する。図4は、入金機100の機能ブロック図である。
入金機100は、ICカードリーダ171、レシートプリンタ172、表示操作部173、記憶部190、QRコード読取部174、本体制御部191、紙幣処理ユニット及び硬貨処理ユニットを有する。紙幣処理ユニットは、紙幣にかかる処理を行うユニットであり、紙幣制御部192、紙幣投入部110、紙幣識別部120、紙幣搬送部130、紙幣リジェクト部141、紙幣スタッカ142、紙幣一時保留部143、144、紙幣カセット153、154を有する。硬貨処理ユニットは、硬貨にかかる処理を行うユニットであり、硬貨制御部193、硬貨投入部210、硬貨識別部220、硬貨搬送部230、硬貨リジェクト部241、硬貨一時保留部243、244、硬貨返却箱245、246、硬貨カセット253、254を有する。ここでは、図3に示されていない部分を中心に説明する。
記憶部190は、ハードディスク装置や不揮発性メモリ等の記憶デバイスであり店内貨幣データ190aを記憶する。この店内貨幣データ190aには、重要物管理装置300の在高データも含まれる。
本体制御部191は、入金機100の全体を制御する制御部であり、操作者の認証処理、各種入出力の制御、売上の集計、記憶部190が記憶するデータの管理などを行う。具体的には、本体制御部191は、ICカードリーダ171により担当者カードからレジ担当者又は担当者の識別情報を読み取り、売上金の入金処理若しくは入金された貨幣を取り出す回収処理の権限の有無を判定することで認証処理を行う。
また、本体制御部191は、各種入出力の制御として、表示操作部173による表示出力、表示操作部173による操作入力、QRコード読取部174によるQRコードデータの取得制御、レシートプリンタ172によるQRコードの印字の制御、レシートプリンタ172によるレシートの印刷の制御、紙幣制御部192及び硬貨制御部193とのデータの送受信を行う。
また、本体制御部191は、紙幣処理ユニットによる紙幣の計数結果と、硬貨処理ユニットによる硬貨の計数結果とを用いて売上の集計を行う。売上の集計結果は、表示操作部173に表示制御される。また、本体制御部191は、記憶部190が記憶するデータの管理として、例えば紙幣処理ユニットや硬貨処理ユニットにおいて入金や出金が行われた場合に、店舗内貨幣データ190aを更新する。
さらに、本体制御部191は、QRコード生成部191a及びQRコード印字制御部191bを有する。実際には、かかる機能部に対応するプログラムを図示しないROMや不揮発性メモリに記憶しておき、これらのプログラムをCPU(Central Processing Unit)にロードして実行することにより、それぞれに対応するプロセスを実行させることになる。
QRコード生成部191aは、少なくとも表示操作部173に入力された金種ごとの貨幣の枚数を含むQRコードを生成する処理部である。QRコードを生成する場合には、周知のQRコード生成技術を用いることができる。なお、重要物管理装置300から出金する貨幣が収納される収納部に係る情報、重要物管理装置300から貨幣を出金する有効期限に係る情報、操作者に係る情報などを含むQRコードを生成することもできる。
QRコード印字制御部191bは、QRコード生成部191aにより生成されたQRコードを、レシートプリンタ172を用いてレシートに印字制御させる制御部である。なお、QRコードをレシートに印字するのではなく、QRコードのデータをICカードに記憶させ、重要物管理装置300にICカードを介してQRコードを読み取らせることもできる。
紙幣制御部192は、紙幣処理ユニットを制御し、紙幣の収納を行う。具体的には、紙幣制御部192は、紙幣投入部110で受け付けた紙幣の金種の識別及び金種別の枚数の計数を行って本体制御部191に通知する。そして、計数済の紙幣の入金指示を本体制御部191から受信したならば、紙幣を紙幣カセット153,154に収納する。
硬貨制御部193は、硬貨処理ユニットを制御し、硬貨の収納を行う。具体的には、硬貨制御部193は、硬貨投入部210で受け付けた硬貨の金種の識別及び金種別の枚数の計数を行って本体制御部191に通知する。そして、計数済の硬貨の入金指示を本体制御部191から受信したならば、硬貨を硬貨カセット253,254に収納する。
<重要物管理装置300の外観>
次に、本実施の形態1に係る重要物管理装置300の外観構成について説明する。図5は、本実施の形態1に係る重要物管理装置300の外観構成を示す斜視図である。本実施の形態における重要物は「貨幣」を意味する。同図に示すように、重要物管理装置300は、表示操作部301、カード挿入口302a、第1収納ユニット303、第2収納ユニット304、第3収納ユニット305、QRコード読取部306及びQRコードプリンタ307を有する。
表示操作部301は、タッチ式のディスプレイ装置であり、操作者の入力操作を受け付ける。カード挿入口302aは、担当者カードを挿入するための挿入口であり、かかるカード挿入口302aに対して担当者カードが挿入されると、挿入された担当者カードから担当者コードなどの情報が読み取られる。
図5に示すように、第1収納ユニット303は3つの収納部303a、303b、303cを有し、第2収納ユニット304は4つの収納部304a、304b、304c、304dを有し、第3収納ユニット305は収納部305aを有している。各収納部303a〜303c、304a〜304d及び305a(以下、「収納部303a〜305a」と総称する)は、それぞれに保管される重要物が決められている。また、各収納部303a〜305aは、各収納部をロックするロック機構を有している。
重要物管理装置300は、QRコード読取部306及びQRコードプリンタ307を有している。重要物管理装置300は、操作権限を有する操作者による重要物すなわち貨幣の取出操作を受け付けたならば、指定された重要物が保管される収納部(例えば、収納部303a)のロックを解除して、指定の重要物を取り出し可能とする。また、QRコード読取部307より、該QRコードを読み取り、その情報に基づく重要物取り出し操作を受け付けたならば、指定された重要物が保管される収納部(例えば、収納部303a)のロックを解除して、指定の重要物を取り出し可能とする。
次に、図5に示した重要物管理装置300の内部構成について説明する。図6は、図1に示した重要物管理装置300の内部構成を示す機能ブロック図である。図6に示すように、重要物管理装置300は、表示操作部301、カードリーダ302、第1収納ユニット303、第2収納ユニット304、第3収納ユニット305、記憶部309及び制御部310を有する。図5で既に説明した表示操作部301、第1収納ユニット303、第2収納ユニット304及び第3収納ユニット305についての説明は省略する。カードリーダ302は、カード挿入口302aに挿入された担当者カードから、担当者コードなどの情報を読み取るための装置である。QRコード読取部306は、レシートから読み取ったQRコードにより、QRコードのデータを読み取るための装置である。QRコードプリンタ307は、出金される貨幣に関する情報を含むQRコードを印刷するための装置である。
記憶部309は、ハードディスク装置や不揮発性メモリ等からなる記憶デバイスである。この記憶部309には、重要物を管理するための管理データ309aが記憶される。なお、重要物がいずれの収納部に収納されているかを示すデータについても管理データ309aに含まれる。
制御部310は、重要物管理装置300の全体を制御する制御部であり、重要物管理部310a、QRコード生成部310b及び印刷制御部310cを有する。実際には、重要物管理部310a、QRコード生成部310b及び印刷制御部310cに対応するプログラムを不揮発性メモリは磁気ディスク装置などの記憶装置に記憶しておき、これらのプログラムをメモリにロードして、CPUで実行することで、各処理部に対応するプロセスを実行させることになる。
重要物管理部310aは、表示操作部301からの重要物の取り出しに係る指示操作を受け付けて、指示された重要物の保管される303a〜305aを特定し、特定された303a〜305aのロックを解除する。この重要物管理部310aは、管理データ309a等を用いて重要物を管理する。
QRコード生成部310bは、収納部から貨幣が出金される場合に、出金後の自装置内の貨幣の在高データ及び出金される金種毎の貨幣の枚数を含むQRコードを生成する処理部である。印刷制御部310cは、QRコード生成部310bにより生成されたQRコードをレシートへ印刷するよう制御する制御部である。
<入金機100と重要物管理装置300間の処理>
次に、図1に示した入金機100と重要物管理装置300の連携処理手順について説明する。図7は、図1に示した入金機100と重要物管理装置300の連携処理手順を示すフローチャートである。
図7に示すように、店舗における手元出金処理を行う場合に、操作者は、重要物管理装置300から貨幣を取り出すために、手元出金される金種ごとの貨幣の枚数を入金機100に入力する(ステップS101)。入金機100は、少なくとも金種ごとの貨幣の枚数を含むQRコードを生成し(ステップS102)、生成したQRコードをレシートに印刷する(ステップS103)。
その後、操作者は、レシートに印字されたQRコードを重要物管理装置300に読み取らせることにより(ステップS104)、重要物管理装置300は、手元出金される金種ごとの貨幣の枚数を出金する収納部の扉を開錠する(ステップS105)。
その後、操作者は、重要物管理装置300の開錠された収納部から貨幣を取り出し(ステップS106)、収納部の扉を閉めることで錠が施錠される(ステップS107)。そして、重要物管理装置300内の貨幣データが更新され(ステップS108)、処理を終了する。なお、ステップS108のあと、QRコード生成部310bによって重要物管理装置300内の貨幣データを含むQRコードを生成し、QRコードプリンタ307でレシートに印刷し、当該レシートを入金機100に読み取らせることで入金機100の記憶部190に記憶された重要物管理装置300内の貨幣データを更新することとしてもよい。
上述してきたように、本実施の形態1では、入金機100と、該入金機100とオフライン状態にあり貨幣の入出金を行う重要物管理装置300とを有する貨幣管理システムであって、入金機100は、重要物管理装置300からの貨幣出金操作を受け付けた場合に、少なくとも貨幣の金種毎の枚数を含むQRコードを生成し、生成したQRコードを含むレシートを発行し、重要物管理装置300は、レシートを受け付けた場合に、少なくとも該レシートに含まれるQRコードに基づいて出金対象となる貨幣の金種毎の枚数を特定し、特定した貨幣の出金が可能となるよう収納部の錠を開錠するよう構成したので、入金機100と重要物管理装置300とを効率良く連携させ、貨幣に係る情報を効率良く管理することができる。
<変形例1>
ところで、上記実施の形態1では、請求項1の第1の装置を入金機とする場合を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、入金機100の機能に加え、出金機能を有する入出金機とすることでもよい。この場合、出金処理により入出金機内の貨幣が不足したときに、不足する貨幣の金種毎の枚数を含むQRコードを生成してレシートを発行するよう構成することもできる。
図8は、変形例1を説明するための説明図である。同図に示すように、入出金機は、該装置内の貨幣が不足したとき、補充金となる貨幣の金種ごとの枚数を含むQRコードを生成し、このQRコードを含むレシート1を発行する。
その後、操作者は、かかるレシート1に印字されたQRコードを重要物管理装置300に読み取らせることにより、重要物管理装置300から補充金としての金種ごとの貨幣の枚数を出金処理させる。若しくは、収納部の鍵を開錠し、該当する収納部から貨幣を取り出させる。操作者が貨幣を取り出した収納部の扉を締めたならば、出金後の自装置内の貨幣の在高データ及び出金される金種毎の貨幣の枚数を含むQRコードを生成し、生成した二次元コードを含むレシート2を発行する。
操作者は、かかるレシート2のQRコードを入出金機に読み取らせることにより、重要物管理装置300から補充金として取り出した貨幣の入金処理を行わせ、レシート1のQRコードに含まれる金種毎の貨幣の枚数と比較することにより、正しい金額が入金されているかの確認を行う。
<変形例2>
また、上記実施の形態1では、入金機100と重要物管理装置300との間での貨幣の入出金処理について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、商品の在庫管理を行う場合に適用することもできる。
図9は、変形例2を説明するための説明図である。同図に示すように、操作者が重要物管理装置300に商品の在庫及び在高を入力することにより、重要物管理装置300は、商品の在庫及び在高などを含むQRコードを生成し、生成したQRコードをレシートに印刷する。その後、操作者は、該QRコードを入金機100に読み取らせることにより、店内の在庫及び在高などを反映する。その後、入金機100は、反映された情報に基づき、店内在庫及び在高管理表を印刷する。
[実施の形態2]
ところで、上記実施の形態1では、操作者が、入金機100に対する操作入力によりQRコードを介して重要物管理装置300から手元出金を行わせる場合を示したが、チャージ機400等を用いて貨幣の管理を行うこともできる。
このため、本実施の形態2では、QRコードを介して入金機100とチャージ機400とを連携させることにより、貨幣の管理を行う場合について説明する。図10は、本実施の形態2に係る貨幣管理システムの概要を説明するための図である。
店舗内の売上金を回収する操作者が、チャージ機400より売上金の貨幣を回収する場合には、入金機100に入金する売上金の金種毎の枚数を有するQRコードを生成し、このQRコードをレシートに印刷する。その後、操作者は、レシートのQRコードを入金機100に読み取らせることにより、売上金として入金機100に入金すべき貨幣の金種ごとの枚数の入金処理を行う。なお、QRコードには売上金の金種毎の枚数に代え、売上金の金額が含まれていても良い。
このように、本実施の形態2に係る貨幣管理システムでは、チャージ機400と入金機100がオフライン状態であっても、QRコードを介してチャージ機400の売上金を入金機100に入金させることができる。
<チャージ機400の構成>
次に、本実施の形態2に係るチャージ機400の外観構成について説明する。図11は、本実施の形態2に係るチャージ機400の外観構成を示す斜視図である。同図に示すように、図11に示すように、チャージ機400は、表示操作部401、音声出力部402、カードリーダライタ403、レシートプリンタ404、紙幣投入口501a及び紙幣投出口502aを有する。
表示操作部401は、画面の表示と画面上に表示されたボタン等の操作によって入力操作を受け付けるタッチパネルディスプレイ等の入出力部である。音声出力部402は、音声による操作のガイドや注意メッセージなどを出力する出力部である。
カードリーダライタ403は、非接触式ICカードに記憶されている内容の読み取り、非接触式ICカードにデータへの書き込みを行うリーダライタである。このカードリーダライタ403は、非接触式ICカードを装置内に挿入する形式のものではなく、該カードリーダライタ403の上に非接触式ICカードを置くか近づけることによってデータの読み書きが行える。
レシートプリンタ404は、チャージ結果を印字したレシートなどを発行する印字部である。このレシートプリンタ404は、売上金の出金データ(金種毎の貨幣の枚数)などが含まれるQRコードを含むレシートについても印刷する。紙幣投入口501aは、電子マネーのチャージに用いる紙幣の投入に用いられる。紙幣投出口502aは、紙幣の投出に用いられる。紙幣の投出は、例えば、チャージの取消による投入済の紙幣の返却、金種不明等の不適切な紙幣の返却、釣銭の払出などを目的として行われる。
次に、図11に示したチャージ機400の内部構成について説明する。図12は、図11に示したチャージ機400の機能ブロック図である。図12に示すように、チャージ機400は、表示操作部401、音声出力部402、カードリーダライタ403、レシートプリンタ404、通信部405、記憶部406、制御部407及び紙幣処理ユニット500を有する。ここでは、すでに説明した表示操作部401、音声出力部402、カードリーダライタ403及びレシートプリンタ404についての説明を省略する。また、紙幣を金種別に収納する紙幣処理ユニット500の詳細については後述する。
通信部405は、所定の通信回線を経由して管理装置と通信するためのインタフェース部である。記憶部406は、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ又はハードディスク装置等の二次記憶媒体等からなる記憶デバイスであり、在高データ406a、チャージ履歴データ406b及び入出金履歴データ406cを記憶する。
在高データ406aは、紙幣処理ユニット500に収納されている紙幣の金種別の在高を示すデータである。チャージ履歴データ406bは、チャージ機400が行ったチャージの履歴を示すデータである。入出金履歴データ406cは、チャージ機400における入出金の履歴を示すデータである。
制御部407は、チャージ機400の全体を制御する制御部であり、表示制御部407a、カードデータ処理部407b、チャージ金額特定部407c、チャージ処理部407d、QRコード生成部407e及び印刷制御部407fを有する。
表示制御部407aは、表示操作部401に表示する内容を制御する処理部である。例えば、表示制御部407aは、待機画面においては「カードを置いて下さい」などのメッセージを表示操作部401に表示する。そして、カードが置かれたならば、表示制御部407aは、電子マネーの残高、金額を指定するチャージ金額指定操作を受け付ける操作ボタン、上限チャージ操作を受け付ける操作ボタン等を表示操作部401に表示する。さらに、チャージ金額指定操作や上限チャージ操作を受け付けてチャージ処理を行った後には、チャージ結果を表示操作部401に表示する。
カードデータ処理部407bは、カードに関するデータの処理を行う処理部である。具体的には、カードデータ処理部407bは、カードリーダライタ403によりカードIDが読み取られたならば、読み取られたカードIDを管理装置に送信することで残高照会を行い、電子マネー残高を取得する。なお、残高照会の結果として管理装置から通知された残高は、表示制御部407aによる表示や、上限チャージにおけるチャージ金額の算定に用いられる。
チャージ金額特定部407cは、チャージを行う金額を特定する処理部である。金額を指定するチャージ金額指定操作を受け付けた場合には、チャージ金額特定部407cは、指定された金額をチャージ金額として特定する。また、上限チャージ操作を受け付けた場合には、チャージ金額特定部407cは、残高と上限の差分からチャージ金額を算定することでチャージ金額の特定を行う。
チャージ金額特定部407cは、上限チャージ操作を受け付けたならば、上限と残高の差分を求め、釣銭の最小単位未満を端数として切り捨ててチャージ金額とする。
チャージ処理部407dは、チャージ金額特定部407cによるチャージ金額の特定後に入金を受け付け、入金された紙幣の合計金額(入金金額)がチャージ金額以上となった場合にチャージ処理を行う処理部である。チャージ処理は、カードIDとチャージ金額とを管理装置に送信することで行う。
また、チャージ処理部407dは、入金金額がチャージ金額を超えている場合には、紙幣処理ユニット500に釣銭の払い出しを行わせる。なお、入金金額がチャージ金額に満たない状態で利用者が所定の操作を行った場合に、入金金額分のチャージ処理を行って処理を終了可能としてもよい。同様に、入金金額がチャージ金額に満たない状態で操作を受け付けることなく所定時間が経過した場合にも、入金金額分のチャージ処理を行って処理を終了可能としてもよい。このように、入金金額がチャージ金額に満たず、入金金額分のチャージ処理を行った場合には、上限額までチャージが行われていないことや、チャージ処理の後の電子マネー残高を報知することが望ましい。
チャージ処理部407dは、チャージ処理を行った場合に、チャージ結果を印字したレシートをレシートプリンタ404に発行させることができる。
QRコード生成部407eは、操作者が、表示操作部401に売上金回収の操作を行う場合に、入金機100に入金すべき金種ごとの貨幣の枚数を含むQRコードを生成する生成部である。印刷制御部407fは、レシートプリンタ404を用いて、QRコード生成部407eにより生成されたQRコードをレシートに印刷する制御部である。
<入金機100とチャージ機400間の処理>
次に、図10に示した入金機100とチャージ機400の処理手順について説明する。図13は、図10に示した入金機100とチャージ機400の処理手順を示すフローチャートである。
図13に示すように、操作者は、チャージ機400を操作し、売上金である貨幣を回収する(ステップ201)。その後、チャージ機400は、回収された貨幣の金種毎の枚数を含むQRコードを生成し(ステップS202)、生成したQRコードをレシートに印刷する(ステップS203)。
その後、操作者がレシートのQRコードを入金機100に読み取らせたならば(ステップS204)、入金機100はQRコードに基づき入金される貨幣の金種ごとの枚数を特定し、特定した貨幣を入金処理する(ステップS205)。その後、入金機100は、入金された貨幣とQRコード内の店舗内貨幣情報と突き合わせることにより、正しい金額が入金されたかを確認し(ステップS206)、本処理を終了する。なお、ステップS206で正しい金額が入金されたことを確認した場合、入金機100の記憶部190に記憶された重要物管理装置300内の貨幣データを更新することとしてもよい。
また、本実施の形態2では、チャージ機400を用いる場合を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、釣銭機、自動販売機、その他の装置に適用することもできる。
[その他の実施の形態]
上記実施の形態1の入金機100、重要物管理装置300などの装置について、操作入力を行う場合にエラーが発生することがある。従来の技術において、不具合又はエラーが発生した際、該装置のログを残すことにより、不具合発生の原因を探すことができるが、それ以外の実際の状況については使用者の記憶に頼るしかない。この際、不具合の状況をメモに書き残すことはできるが、メモに状況を書き残す手間がかかり、また、メモ紙そのものを紛失する恐れもある。
このため、音声録音システムを該装置に搭載することができる。具体的には、エラーが発生した際、該装置の表示部に「エラー発生時の状況をマイクに向かって説明してください」等の表示を行うとともに、該装置により録音を開始する。エラー内容の確認の際に音声を録音することにより、その情報を参照した人は、より正確な実際の現場の状況を確認することができ、その情報を活用し、スムーズなエラー解除や再発防止の取り組みができる。
また、記録するのは音声データに限られず、テキスト変換機能があれば、テキストとして記録することもできる。また、本音声録音システムはエラー発生時に使用する形態に限られるものではなく、好きなタイミングでボイスレコーダーとして利用できるものであってもよい。
なお、上記の実施の形態で図示した各構成は機能概略的なものであり、必ずしも物理的に図示の構成をされていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
以上のように、本発明に係る貨幣管理システム及び貨幣管理方法は、貨幣に係る処理を行う入金機などの第1の装置と、貨幣を収納する重要物管理機などの第2の装置とを効率良く連携させ、貨幣に係る情報を効率良く管理する場合に適している。
100 入金機
110 紙幣投入部
120 紙幣識別部
130 紙幣搬送部
141 紙幣リジェクト部
142 紙幣スタッカ
143、144 紙幣一時保留部
153、154 紙幣カセット
171 ICカードリーダ
172、404 レシートプリンタ
173、301、401 表示操作部
174、306 QRコード読取部
190、309、406 記憶部
190a 店舗内貨幣データ
191 本体制御部
191a、407e QRコード生成部
191b QRコード印字制御部
192 紙幣制御部
193 硬貨制御部
210 硬貨投入部
220 硬貨識別部
230 硬貨搬送部
241 硬貨リジェクト部
243、244 硬貨一時保留部
245、246 硬貨返却箱
300 重要物管理装置
302 カードリーダ
302a カード挿入口
303 第1収納ユニット
304 第2収納ユニット
305 第3収納ユニット
307 QRコードプリンタ
309a 管理データ
310、407 制御部
310a 重要物管理部
310b QRコード生成部
310c、407f 印刷制御部
400 チャージ機
402 音声出力部
403 カードリーダライタ
405 通信部
406a 在高データ
406b チャージ履歴データ
406c 入出金履歴データ
407a 表示制御部
407b カードデータ処理部
407c チャージ金額特定部
407d チャージ処理部
500 紙幣処理ユニット
501a 紙幣投入口
502a 紙幣投出口

Claims (9)

  1. 貨幣に係る処理を行う第1の装置と、該第1の装置とオフライン状態にあり貨幣の入出金を行う第2の装置とを有する貨幣管理システムであって、
    前記第1の装置は、
    前記第2の装置からの貨幣出金操作を受け付けた場合に、少なくとも貨幣の金種毎の枚数を含む二次元コードを生成する第1のコード生成部と、前記第1のコード生成部により生成された二次元コードを含む第1の媒体を発行する第1の媒体発行部とを有し、
    前記第2の装置は、
    前記第1の媒体を受け付けた場合に、少なくとも該第1の媒体に含まれる二次元コードに基づいて出金対象となる貨幣の金種毎の枚数を特定する第1の特定部と、前記第1の特定部により特定された貨幣の出金処理を行う出金処理部とを有する
    貨幣管理システム。
  2. 前記第1のコード生成部は、
    出金する貨幣が収納される収納部に係る情報をさらに含む二次元コードを生成し、
    前記第1の特定部は、
    前記第1の媒体に含まれる二次元コードに基づいて出金する貨幣が収納される収納部をさらに特定し、
    前記出金処理部は、
    前記第1の特定部により特定された収納部から貨幣を出金処理する
    請求項1に記載の貨幣管理システム。
  3. 前記第1のコード生成部は、
    出金する貨幣を出金する有効期限に係る情報をさらに含む二次元コードを生成し、
    前記第1の特定部は、
    前記第1の媒体に含まれる二次元コードに基づいて出金する有効期限をさらに特定し、
    前記出金処理部は、
    前記第1の特定部により特定された有効期限内であることを条件として貨幣を出金処理する
    請求項1又は2に記載の貨幣管理システム。
  4. 前記第1のコード生成部は、
    前記貨幣出金操作を行った操作者に係る情報をさらに含む二次元コードを生成し、
    前記第1の特定部は、
    前記第1の媒体に含まれる二次元コードに基づいて前記操作者をさらに特定し、
    前記出金処理部は、
    前記操作者が所定の権限を有することを条件として貨幣が収納された収納部から貨幣を出金処理する
    請求項1乃至3のいずれか一つに記載の貨幣管理システム。
  5. 前記第1の装置は、
    前記第2の装置からの貨幣出金操作として受け付けた貨幣の金種毎の枚数に基づいて、前記第2の装置内の貨幣在高として管理した管理情報を更新する更新部をさらに有する
    請求項1乃至4のいずれか一つに記載の貨幣管理システム。
  6. 前記第2の装置は、
    前記収納部から貨幣が出金される場合に、出金後の自装置内の貨幣の在高データ及び出金される金種毎の貨幣の枚数を含む二次元コードを生成する第2のコード生成部と、前記第2のコード生成部により生成された二次元コードを含む第2の媒体を発行する第2の媒体発行部とをさらに有し、
    前記第1の装置は、
    前記第2の媒体を受け付けた場合に、少なくとも該第2の媒体に含まれる二次元コードに基づいて入金対象となる貨幣の金種毎の枚数を特定する第2の特定部と、前記第2の特定部により特定された貨幣の入金処理を行う入金処理部とを有する
    請求項1乃至5のいずれか一つに記載の貨幣管理システム。
  7. 前記第2の装置は、
    前記収納部から貨幣が出金される場合に、出金後の自装置内の貨幣の在高データ及び出金される金種毎の貨幣の枚数を含む二次元コードを生成する第2のコード生成部と、前記第2のコード生成部により生成された二次元コードを含む第2の媒体を発行する第2の媒体発行部とをさらに有し、
    前記第1の装置は、
    前記第2の媒体を受け付けた場合に、少なくとも該第2の媒体に含まれる二次元コードに基づいて前記第2の装置の在高データを更新する
    請求項1乃至6のいずれか一つに記載の貨幣管理システム。
  8. 貨幣に係る処理を行う第1の装置と、該第1の装置とオフライン状態にあり貨幣の入出金を行う第2の装置とを有する貨幣管理システムにおける貨幣管理方法であって、
    前記第1の装置が、前記第2の装置からの貨幣出金操作を受け付けた場合に、少なくとも貨幣の金種毎の枚数を含む二次元コードを生成する第1のコード生成工程と、
    前記第1のコード生成工程により生成された二次元コードを含む第1の媒体を発行する第1の媒体発行工程と、
    前記第2の装置が、前記第1の媒体を受け付けた場合に、少なくとも該第1の媒体に含まれる二次元コードに基づいて出金対象となる貨幣の金種毎の枚数を特定する第1の特定工程と、
    前記第1の特定工程により特定された貨幣が収納された収納部の錠を開錠処理する錠制御工程と
    を含む貨幣管理方法。
  9. 前記第2の装置が、前記収納部から貨幣が出金される場合に、出金後の自装置内の貨幣の在高データ及び出金される金種毎の貨幣の枚数を含む二次元コードを生成する第2のコード生成工程と、
    前記第2のコード生成工程により生成された二次元コードを含む第2の媒体を発行する第2の媒体発行工程と、
    前記第1の装置が、前記第1の媒体を受け付けた場合に、少なくとも該第1の媒体に含まれる二次元コードに基づいて入金対象となる貨幣の金種毎の枚数を特定する第2の特定工程と、
    前記第2の特定工程により特定された貨幣の入金処理を行う入金処理工程と
    を有する請求項8に記載の貨幣管理方法。
JP2019122303A 2019-06-28 2019-06-28 貨幣管理システム及び貨幣管理方法 Active JP7319107B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019122303A JP7319107B2 (ja) 2019-06-28 2019-06-28 貨幣管理システム及び貨幣管理方法
PCT/JP2020/024163 WO2020262240A1 (ja) 2019-06-28 2020-06-19 貨幣管理システム及び貨幣管理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019122303A JP7319107B2 (ja) 2019-06-28 2019-06-28 貨幣管理システム及び貨幣管理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021009506A true JP2021009506A (ja) 2021-01-28
JP7319107B2 JP7319107B2 (ja) 2023-08-01

Family

ID=74060117

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019122303A Active JP7319107B2 (ja) 2019-06-28 2019-06-28 貨幣管理システム及び貨幣管理方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7319107B2 (ja)
WO (1) WO2020262240A1 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001236457A (ja) * 2000-02-25 2001-08-31 Oki Electric Ind Co Ltd 現物管理システム

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6167498B2 (ja) * 2012-10-17 2017-07-26 株式会社寺岡精工 会計システム
JP6346762B2 (ja) * 2013-09-30 2018-06-20 グローリー株式会社 貨幣処理装置、貨幣処理方法および貨幣処理システム
JP6519994B2 (ja) * 2014-06-30 2019-05-29 株式会社寺岡精工 精算システム、精算装置、及びプログラム

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001236457A (ja) * 2000-02-25 2001-08-31 Oki Electric Ind Co Ltd 現物管理システム

Also Published As

Publication number Publication date
WO2020262240A1 (ja) 2020-12-30
JP7319107B2 (ja) 2023-08-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2014139846A (ja) 貨幣処理装置及び貨幣処理方法
KR20120084315A (ko) 지폐 입금 장치
JP6346762B2 (ja) 貨幣処理装置、貨幣処理方法および貨幣処理システム
JP6452985B2 (ja) 有価媒体処理システム及び有価媒体処理方法
JP6544885B2 (ja) 有価媒体処理装置および有価媒体処理方法
JP2004318335A (ja) 紙幣取扱装置
JP2002329235A (ja) 貨幣処理装置、自動取引機、貨幣管理方法および貨幣管理システム
WO2018235525A1 (ja) 貨幣処理システム、貨幣処理機、貨幣釣銭機および貨幣処理方法
JP2016162246A (ja) 貨幣処理装置、貨幣処理システム及び貨幣処理方法
WO2020262240A1 (ja) 貨幣管理システム及び貨幣管理方法
JP5018108B2 (ja) 現金入出金装置
WO2011145691A1 (ja) 現金管理システム、現金管理方法およびカセット収容装置
JP6508927B2 (ja) 有価媒体処理装置及び処理方法
JP2018151809A (ja) 貨幣処理システム
JP6857091B2 (ja) 貨幣処理システム、貨幣処理機、貨幣釣銭機および貨幣処理方法
JP2017173898A (ja) 貨幣処理装置及び貨幣処理システム
JP6781628B2 (ja) 貨幣処理機および貨幣処理方法
JP4196595B2 (ja) 現金処理機およびそのプログラム
JP6838998B2 (ja) 貨幣処理システム、カセット保管装置および保管方法
JP7244460B2 (ja) 紙幣管理装置および方法
JP6878223B2 (ja) 貨幣処理システム、貨幣処理装置、鍵管理装置及び貨幣処理方法
JP5011906B2 (ja) 現金管理装置
JP6613039B2 (ja) 貨幣管理システム、貨幣処理本体装置及び貨幣管理方法
JP6568729B2 (ja) 有価媒体処理装置、有価媒体処理システムおよび有価媒体データ処理方法
JP2021096795A (ja) 貨幣処理機および貨幣処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220516

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230328

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230517

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230704

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230720

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7319107

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150