JP2021009196A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 装置本体において、開閉部材の位置を検知する検知部材のレイアウトの自由度を向上させることができる。【解決手段】 装置本体に対して閉鎖位置と開放位置を取りうるように装置本体に対して軸を中心として回動自在とされた開閉部材と、開閉部材を閉鎖位置に保持するロック機構と、開閉部材の位置を検知する検知部材と、を備え、ロック機構は、軸線方向の一端に設けられた第1係合部と他端に設けられた第2係合部をつなぐ連結部を装置本体に、また軸線方向の一端に設けられた第1被係合部と他端に設けられた第2被係合部を開閉部材に有し、開閉部材が閉鎖位置に位置し、ロック機構でロックされた状態において、第1係合部と第1被係合部の係合幅に比べ、第2係合部と第2被係合部の係合幅は大きくなるように構成され、検知部材は、軸線方向において、第1係合部に比べ、第2係合部に近い位置に設けられている。【選択図】 図8

Description

本発明は、開閉部材のロック機構を備えた画像形成装置に関する。
従来、複写機やレーザープリンタ等の画像形成装置においては、一般的にジャム処理やプロセスカートリッジの交換のために装置本体内を解放する開閉部材が備えられており、開閉部材は、通常のプリント時においては閉じた位置でロック機構により保持されている。そして、多くの場合、施錠を確実にするためにロック機構は回動式の開閉部材の両端部付近の2ヶ所以上に設けられていることが多い。しかしながら、例えば開閉部材の左右端の2ヶ所にロックを設けた場合、一方のロックのみが係止し、他方が係止しない、いわゆる片締り(片ラッチ)が発生する場合がある。特にA3機のように開閉部材の幅が広い製品や製品サイズダウンのため開閉部材の厚みを最小限の抑えた製品において開閉部材のねじれ剛性を十分に確保することが難しい場合に発生しやすい。
この問題を解決する方法として、一端に設けられた第1フックと他端に設けられたと第2フックを繋ぐ連結軸を有する開閉部材と、第1フックの位置を検知するフック検知部材を備えた装置本体と、を有する構成が提案されている(特許文献1)。この構成では、第1フックと第2フックは、装置本体にもうけられた一対のロックピンと各々が係合可能とされており、第1フック、第2フックの各々がロックピンと係合したロック位置とされ、装置本体に対して開閉部材がロックされる。この構成では、フック検知部材で第1フックがロックピンと係合したロック位置に無いことを検知可能としている。一方、第2フックがロックピンと係合したロック位置に無い場合にあっては、連結軸で第1フックもロック位置に位置しない構成とし、間接的に第2フックがロック位置に無いことをフック検知部材で検知可能としている。
特開2005−181453号公報
しかしながら、開閉部材が閉じられていることをフックの位置で検知した場合、検知部材を装置端部付近に設けられたフックの近傍に配置する必要があり、検知部材のレイアウトの自由度が制約されるといった課題があった。
上記課題を解決するため、本出願に係る画像形成装置は、画像形成可能な装置本体と、装置本体の開口を閉鎖する閉鎖位置と、開口を開放する開放位置と、を取りうるように装置本体に対して軸を中心として回動自在とされた開閉部材と、開閉部材を閉鎖位置に保持するロック機構と、開閉部材の位置を検知する検知部材と、を備える。ロック機構は、装置本体の軸の軸線方向の一端に設けられた第1係合部と、装置本体の軸の軸線方向の他端に設けられた第2係合部と、第1係合部と第2係合部とをつなぐ連結部と、開閉部材の軸の軸線方向の一端に設けられた第1被係合部と、開閉部材の軸の軸線方向の他端に設けられた第2被係合部と、を有する。そして開閉部材が閉鎖位置に位置し、ロック機構でロックされた状態においては、第1係合部と第1被係合部の係合幅に比べ、第2係合部と第2被係合部の係合幅は大きくなるように構成され、検知部材は、軸の軸線方向において、第1係合部に比べ、第2係合部に近い位置に設けられていることを特徴とする。
以上説明したように本発明によれば、装置本体において、開閉部材の位置を検知する検知部材のレイアウトの自由度を向上させることができる。
実施例1に係る画像形成装置を説明した断面図 実施例1に係る画像形成装置の外観を示した斜視図 実施例1に係る画像形成装置の開閉部材の構成を説明するための斜視図 実施例1に係る画像形成装置の開閉部材に設けられたハンドルを説明するための斜視図 実施例1に係る画像形成装置のロック機構を説明するための斜視図 実施例1に係る画像形成装置のロック機構を説明するための斜視図 実施例1に係る画像形成装置のロック機構の動作を説明するための詳細図 実施例1に係る画像形成装置の開閉部材の片締りを防止する動作を説明するための断面図 実施例1に係る画像形成装置の開閉部材が片締りした時の検知方法を説明するための断面図 実施例1に係る画像形成装置の検知部材の設置位置を説明するための斜視図 実施例2に係る画像形成装置のロック機構を説明するための斜視図 実施例2に係る画像形成装置のロック機構の動作を説明するための詳細図 実施例1に係る画像形成装置の開閉部材の片締りを防止する動作を説明するための断面図及び詳細図 実施例1に係る画像形成装置の開閉部材が片締りした時の検知方法を説明するための断面図
〔実施例1〕
以下に本発明における実施例1係る画像形成装置について説明する。
(画像形成装置)
図1は、画像形成装置の一例であるカラーレーザープリンタについて説明した概略図である。画像形成装置100は、画像形成装置本体に設けられ、電子写真方式により記録材Sに画像形成を行う画像形成部100Aと、形成された画像を記録材Sに定着する定着ユニット111と、を備える。
この画像形成部100Aは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のトナー像を形成するステーションを備え、各ステーションで形成されたトナー像を順次転写する中間転写ベルト102を備えている。各ステーションは感光体ドラム101(101Y、101M、101C、101B)と、感光体ドラム101に形成された静電潜像を現像する現像ローラを備えた現像ユニット104(104Y、104M、104C、104B)と、を備えている。なお各ステーションは同様な構成を有しており、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック各色のトナー像の形成に用いられるそれぞれの構成については、イエローはY、マゼンタはM、シアンはC、ブラックはB、の添え字を付し、各色の構成毎の説明を省略する。
中間転写ベルト102Aは、無端状のベルトであり、テンションローラ102B、中間転写ベルト102Aを循環移動させる駆動ローラ102C、ターンローラ102Dにかけ渡されている。中間転写ベルト102Aは、各ステーションにおいて、一次転写ローラ106(106Y、106M、106C、106B)で感光体ドラム101と接触するように配置され、一次転写ニップを形成している。また中間転写ベルト102Aは、駆動ローラ102Cで二次転写ローラ105と接触するように配置され、二次転写ニップを形成している。
画像形成部100Aにおいて画像形成動作が開始されると、レーザースキャナー103により画像信号に応じた光が各感光体ドラム101に照射され、各感光体ドラム101上に静電潜像が形成される。次に、この静電潜像を現像ユニット104がそれぞれ収容しているイエロー、マゼンタ、シアン、ブラック各色のトナーで現像することにより、各感光体ドラム101の表面にトナー画像(可視像)が形成される。各感光体ドラム101の表面に形成されたトナー画像は、順次、中間転写ベルト102の表面に一次転写され、4色のトナーで形成されたトナー画像は、二次転写ニップへと中間転写ベルト102により搬送される。
このようなトナー画像形成動作に並行してシート収納手段107からピックアップローラ108によりシートSが1枚ずつ給送される。給送されたシートSは、フィードローラ109及びシートSの斜行補正を行うレジストローラ110によって中間転写ベルト102と二次転写ローラ105で形成された二次転写ニップに搬送される。ここで、シートSは中間転写ベルト102上に形成されたトナー画像に対してシートSのシート搬送方向位置を合わせる必要があるため、レジストローラ110及びフィードローラ109の搬送速度制御を行うことでシートSのタイミング合わせが行われる。そして、二次転写ニップで二次転写ローラ105にバイアスを印加することによってトナー画像が中間転写ベルト102からシートSへ転写される。トナー画像が転写されたシートSは、その後、定着ユニット111へ搬送され、定着ユニット111において加熱、加圧されることでトナー画像がシートSに定着される。シートSはトナー画像が定着された後、排出ローラ112によって装置本体100Bの上部に設けられた排出部113へ排出される。
(開閉部材)
図2は、装置本体100Bを示した斜視図を示す。図2(a)は、開閉部材1が閉じられた状態の装置本体100Bを示した図である。図2(b)は、開閉部材1が閉じられた状態の装置本体100Bを示した図である。
開閉部材1は、画像形成部100A等を備え、画像形成可能な装置本体100Bの前面に設けられている。開閉部材1は、鉛直下方において設けられた水平方向に延びる回動軸で回動可能とされている。開閉部材1が閉じられた閉鎖状態から装置本体100Bの内部を露出する開放状態とする場合にあっては、開閉部材1の鉛直上方の辺が装置本体100Bから離れるように移動する。開閉部材1が開放状態とされている場合には、開閉部材1は水平方向に延びた状態となり、露出された開口部100Aを介して、感光体ドラム101や現像ユニット104が交換可能とされている。開閉部材1が閉鎖状態とされている場合には、装置本体100Bに対して開閉部材1がロック機構2によりロックされている。
開閉部材1の構成について、図3を用いて、詳細に説明を行う。図3(a)は、開閉部材1の全体の構成を示す斜視図である。図3(b)は開閉部材1のフレーム5の詳細構成を示す図4(a)の領域A拡大図、図3(c)は開閉部材1のフレーム5の詳細構成を示す図4(a)の領域B拡大図である。
開閉部材1は、外装4とフレーム5とが複数本のビスで締結されることで一体の扉として構成されている。回転ヒンジ穴6a,6b,6cは、装置本体100Bに設けられたヒンジ7a,7b,7cにはめ込まれることで開閉部材1を装置本体100Bに対して回動自由に保持している。つまり開閉部材1は、装置本体100Bのヒンジ7a,7b,7cを水平方向に延びる回動軸として回転可能としている。開閉部材1を構成するフレーム5には、さらにハンドル9が固定されている。
図4は、開閉部材1に設けられたハンドル9を説明する斜視図である。図4(a)は画像形成装置100の外観面から見た図であり、図4(b)は、ハンドル9周りの構成を示す図(外装4不図示)である。ハンドル9は、ハンドル軸10a,10bを備えた部材からなる。ハンドル9は、ハンドル軸10a,10bがフレーム5のハンドル保持部11a,11bに挿入され、回動自在に保持されている。図4(a)に示すようにハンドル9は、フレーム5に対してハンドル付勢バネ15で付勢され、ハンドル9の外装面12と、外装4の外観面と、が面一となる位置をホームポジションとしている。ハンドル9は、手掛け部13にユーザが手を掛け、引くことでハンドル軸10a,10bを中心として回動する。そして、ユーザがハンドル9を引く操作を終了し、手を離すとハンドル付勢バネ15の付勢力によりホームポジションに戻る。
また開閉部材1を構成するフレーム5には、図3(b),(c)示す通り、ロック機構2の一部として凹形状のラッチ係止部8a,8b(第1被係合部、第2被係合部)を備えている。ラッチ係止部8a,8bは、装置本体100Bに係合されることにより、開閉部材1が装置本体100Bにロックされる。
次に図5を用いて、装置本体100Bに対して開閉部材1がロックされるロック機構2について、説明を行う。図5(a)は、開閉部材1の一端側のラッチ係止部8aが装置本体100Bによってロックする構成を説明するための図である。図5(b)は、開閉部材1の他端側のラッチ係止部8bが装置本体100Bによってロックする構成を説明するための図である。開閉部材1が閉鎖位置に位置するとき、装置本体100Bに設けられたラッチユニット19のラッチ20(第1係合部)がラッチ係止部8a(第1被係合部)に、またラッチ21(第2係合部)がラッチ係止部8b(第2被係合部)に少なくとも一部が位置する。これにより、装置本体100に対して開閉部材1を回動させようとした場合、ラッチ20にラッチ係止部8aが、またラッチ21にラッチ係止部8bが干渉し、開閉部材1の移動を規制するロック状態とすることができる。ラッチ20及びラッチ21は、開閉部材1が閉鎖状態とされた後、図5中のR方向にそれぞれスライド移動し、各々ラッチ係止部8a、ラッチ係止部8bに進入したロック位置に位置し、開閉部材1の移動を規制する状態とされている。
次に図6を用いて、開閉部材1が装置本体100Bに閉鎖状態とされた際における開閉部材1のハンドル9と、装置本体100Bのラッチユニット19と、の連動動作の説明を行う。図6は、開閉部材1のハンドル9と装置本体100Bのラッチユニット19を含むロック機構2の構成を示した斜視図である。図6(a)は開閉部材1がロックされた位置での状態を示しており、図6(b)は開閉部材1がロック解除された位置での状態を示している。図6(c)はラッチ解除レバー16周辺の構成を示す拡大図である。
ラッチユニット19は、ラッチ軸(連結軸)22と、ラッチ軸22の一端に組付けられたラッチ20と、ラッチ軸22の他端に組み付けられたラッチ21と、ラッチバネ23と、で構成されている。ラッチユニット19では、移動可能とされたラッチ軸22がラッチバネ23の付勢力により開閉部材1をロックする図中の矢印R方向へ付勢されている。ラッチ解除レバー16は、装置本体100Bに設けられた部材であって、ハンドル9の動作をラッチユニット19に伝達する連結部材である。ハンドル9がユーザにより図6に示したF方向に回動するように操作されると、図6(c)に示すようにハンドル9のレバー当接部14がラッチ解除レバー16のハンドル当接部17を押すことで、ラッチ解除レバー16は図中反時計方向に回動する。ラッチ解除レバー16がF方向と反対のG方向(反時計回り)に回動すると、ラッチ当接部18がラッチ20のレバー当接面24を押すことで、ラッチユニット19が図中の矢印L方向へ移動する。これにより、ラッチ20がラッチ係止部8aと、またラッチ21がラッチ係止部8bと、開閉部材1を開閉(回動)した際に干渉しない位置に退避し、開閉部材1は開閉可能となる。そして、ユーザがハンドル9を開放位置に向かって引っ張っているため、そのまま開閉部材1は開放位置まで開く。開閉部材1が開くと、ラッチユニット19はラッチバネ23の付勢力により、ラッチ軸22及びラッチ20,21はロック可能位置に移動し、ラッチ解除レバー16はラッチ解除レバー戻しバネ25により初期位置に戻る。
ここで、装置本体100Bに対して開閉可能な開閉部材1の開閉状態を検知すべく、装置本体100Bに検知部材3が設けられる。この検知部材3により、開閉部材1の位置を検知し、開閉部材1が開放位置、つまり開閉部材1が閉鎖位置にないときに画像形成が実行されることを防止している。本実施例では検知部材3として、装置本体100Bの正面に設けられた、開閉部材1の開閉を検知するプッシュスイッチを用いた。検知部材3は、開閉部材1のフレーム5に設けられた、検知部材3に作用する凸部29(作用部)により、閾値となる検知位置より所定量X1だけ押し込まれることにより、開閉部材1が閉鎖位置にあることを検知している。
図7は、ラッチユニット19のラッチ20と開閉部材1のラッチ係止部8a、ラッチユニット19のラッチ21と開閉部材1のラッチ係止部8bの関係、及び検知部材3と開閉部材1の凸部29の関係を示した詳細図である。これらの図では、開閉部材1の中央部が付勢され、閉じられる際の動きを説明している。図7(a)は、開閉部材1における領域C〜Eを示した概略上面図である。
図7(b)は、図7(a)の領域C〜Eの拡大図であり、開閉部材1が閉じられ始め、ラッチ20の斜面20aがラッチ係止部8aの第1斜面26aに当接した状態を示している。図7(c)は、図7(a)の領域C〜Eの拡大図であり、開閉部材1がさらに閉じられるとラッチ20が第1斜面26aに沿って移動し、ラッチ係止部8aの頂点27aへと移動した状態を示している。このとき検知部材3は、開閉部材1の凸部29と接触し、一定量だけ押し込まれた状態となっているものの、所定の押し込み量(閾値)に満たず、開放状態と検知される。図7(d)は、図7(a)の領域C〜Eの拡大図であり、図7(b)より更に開閉部材1が閉じられた状態を示しており、ラッチ20は第2斜面28aに沿って移動し、ロック位置に位置した状態を示している。このとき検知部材3は、開閉部材1の凸部29と接触し、さらに押し込まれた状態となり、検知位置よりも所定の押し込み量(x1)以上、押し込まれた状態となり、閉鎖状態と検知される。このように閉鎖状態と検知された状態となることにより、画像形成装置100に画像形成を実行する命令がなされた場合には、画像形成動作が実行される。
本実施例では、ラッチ21の係合面21bとラッチ係止部8bの被係合面8b1が接触する第2係合幅Eよりラッチ20の係合面20bとラッチ係止部8aの被係合面8a1が接触する第1係合幅Dを小さくした構成(図7)とする。すなわちラッチ20とラッチ係止部8aの第1係合幅Dがラッチ21とラッチ係止部8bの第2係合幅Eよりも大きいことにより、開閉部材1の閉じ動作中は、ラッチユニット19のラッチ20側のみが開閉部材1に当接する。つまりラッチ21とラッチ係止部8bは、ラッチ21がラッチ係止部8bと係合した状態になるまで当接しない構成とされている。
ここでラッチ21がラッチ係止部8bに接触するように開閉部材1を閉じる際に開閉部材1のラッチ係止部8b近傍を押して、開閉部材1を閉じようとした場合について、図8を用いて説明を行う。図8(a)は、開閉部材1における領域Cと領域Eを示した概略上面図である。図8(b)は、図8(a)の領域Cを示す拡大図であり、開閉部材1を閉じる際に開閉部材1のラッチ係止部8b近傍を押した状態を示す、鉛直上方から開閉部材1近傍を見た上面図である。開閉部材1は、ラッチ係止部8b近傍を押されることにより、ラッチ係止部8bがラッチ係止部8aに先行してラッチユニット19に当接するように開閉部材1が傾いた状態となる。
このままラッチ係止部8b近傍を押されることにより、図8(a)の領域Eを示す図8(c)に示すように、ラッチ21の斜面21aがラッチ係止部8bの第1斜面26bに当接し、第1斜面26bに沿ってラッチ係止部8b頂点27bまで移動する。一方、ラッチ20は、ラッチ軸22でラッチ21と繋がり、連動して動く構成とされているため、ラッチ21が移動しただけ、ラッチ軸22の軸線方向にスライド移動する(図8(b))。しかしながらラッチ20は、第1斜面26aの途中までしか移動できず、ラッチ20がラッチ係止部8aと係合可能な位置まで移動することができない。つまり開閉部材1を移動させ、ラッチ21の頂点27bを超え、ラッチ21をラッチ係止部8bと係合可能な位置に移動させた場合であっても、ラッチ20をラッチ係止部8aと係合可能な位置に移動させることができない。このようにラッチ20をラッチ係止部8aが係合しない状態にあっては、ラッチ21をラッチ係止部8bに係合させることができないため、片締り(片ラッチ)の状態で開閉部材1がロック機構2でロックされることが防止される。本実施例ではラッチ20の第1係合幅Dよりラッチ21の第2係合幅Eを小さくした構成(図7)とする。この簡単な構成により、ラッチ係止部8b近傍を押して開閉部材1を閉じた場合、ラッチ係止部8aが係合せず、開閉部材1の片締りを防止できる構成としている。
次にラッチ20がラッチ係止部8aに接触するように開閉部材1を閉じる際に開閉部材1のラッチ係止部8a近傍を押して、開閉部材1を閉じようとした場合について、図9を用いて説明を行う。図9(a)は、開閉部材1における領域Cと領域Eを示した概略上面図である。図9(b)は、図9(a)の領域Cを示す拡大図であり、開閉部材1を閉じる際に開閉部材1のラッチ係止部8a近傍を押した状態を示す、鉛直上方から開閉部材1近傍を見た上面図である。開閉部材1は、ラッチ係止部8a近傍を押されることにより、ラッチ係止部8aがラッチ係止部8bに先行してラッチユニット19に当接するように開閉部材1が傾いた状態となる。
このままラッチ係止部8a近傍を押されることにより、図9(b)のようにラッチ20が頂点27aを超え、ラッチ20の一部がラッチ係止部8aの内部に位置したロック状態とされる。一方でラッチ21は、図9(a)の領域Eを示す図9(c)のようにラッチ21が頂点27bを超えず、ラッチ21の一部がラッチ係止部8bの内部に位置したロック状態とならない場合がある。
このように片締りの状態となった時、開閉部材1のラッチ係止部8bは、ラッチ21により所定量X2だけ、開閉部材1の開き方向に開いた位置に押し出される。この時、開閉検知部材3は、開閉部材1の凸部29と接触し、閉鎖状態の際に所定の押し込み量だけ押し込まれた位置Pに対して距離X3だけ離れた位置に押し出される。そこで本実施例では片締りの状態においては、検知部材3が開放状態であると検知することにより、開閉部材1が片締りのときには画像形成装置が画像形成動作を実行されない構成としている。具体的には、片締り時の凸部29の位置と閉鎖位置に位置したときの凸部29の位置までの距離X3は、開閉検知部材3で閉鎖状態と検知可能な凸部29の位置から閉鎖位置に位置したときの凸部29の位置までの距離X1に対して大きい構成とした。距離X1に対して距離X3が大きくなる構成とするため、開閉検知部材3の製品幅方向(開閉部材1の回動軸の軸線方向)における設置位置の条件は、次の通りとした。
L2 > X1 / X2 × L1
L2: ラッチ20から開閉検知部材3までの開閉部材1の回動軸の軸線方向における距離
L1: ラッチ20からラッチ21までの開閉部材1の回動軸の軸線方向における距離
X1: 開閉検知部材3で閉鎖状態と検知可能な凸部29の位置から閉鎖位置に位置したときの凸部29の位置までの距離
X2: 開閉部材1の回動方向におけるラッチ21の係合面21bと、ラッチ係止部8bの係合面8b1との距離
また距離X1に対して距離X3が大きい構成とするため、製品高さ方向(開閉部材1の回動軸の軸線方向と交差する方向、鉛直方向)における設置位置の条件は、次の通りとした(図10)。
H2 > X1 / X2 × H1
H2: 開閉部材1の回動軸から凸部29までの開閉部材1の回動軸の軸線方向と交差する方向の距離
H1: 開閉部材1の回動軸からラッチ21までの開閉部材1の回動軸の軸線方向と交差する方向の距離
X1: 開閉検知部材3で閉鎖状態と検知可能な凸部29の位置から閉鎖位置に位置したときの凸部29の位置までの距離
X2: 開閉部材1の回動方向におけるラッチ21の係合面21bと、ラッチ係止部8bの係合面8b1との距離
以上のように開閉検知部材3は、上記のように配置することで、ラッチ21がロックしていない片締りの状態の際には、開閉検知部材3は開閉部材1が開放状態にあると検知し、装置本体100Bの動作を止めることができる。このように開閉検知部材3を利用して片ラッチの検知を行うことで少ない部材で構成できる。さらには本実施例の構成では、ラッチがロック位置に設定されていることを直接、検知しない構成としたため、検知部材の配置をラッチやラッチ係止部の設置位置に制約されない構成とすることができ、ひいては画像形成装置を小型化できる。
〔実施例2〕
次に本発明における実施例2について説明する。以下では実施例1と同様の構成については、同一の符号を付し、説明を割愛する。
実施例1では、ラッチ軸22を介してつながったラッチ20,31を軸線方向にスライド移動させた構成としたが、これに限らない。本実施例では、ラッチ軸32を中心としてラッチ軸32を介してつながったラッチ30,31を回動させた構成について説明を行う。なお、この構成の変更に伴い、開閉部材1に設けられたラッチ係止部8a及びラッチ係止部8bは、実施例1では回動軸の軸線方向の一方へ開口した形状としていたものの、実施例2では、回動軸から離れる方向(鉛直上方)へ開口した形状とした。
図11は、実施例2におけるロック手段2を構成するラッチユニット19と開閉部材1のラッチ係止部8a,bの周辺を示した斜視図である。図11(a),(b)に示すようにラッチ30はラッチ軸32の一端付近でラッチ軸32に対して平行ピン34とEリング36により固定され、一体としてラッチ軸32の軸心を中心としてW方向と反対のV方向に回転する。ラッチ31も図11(c)に示したようにラッチ軸32の他端の近傍で同じ方法で固定されている。ラッチ軸32には、ねじりコイルバネであるラッチバネ33が掛けられ、ラッチバネ33の一端はラッチ30のバネ掛け部35に当接した構成とされている。ラッチバネ33の他端は装置本体100Bのバネ係止部(図示せず)に掛けられることでラッチユニット19は図中W方向付勢されている。そして、ラッチ30、ラッチ31はそれぞれ開閉部材1のラッチ係止部8a,8bに係止して開閉部材1を閉じた位置で保持している(閉鎖状態)。
図12は、ラッチユニット19のラッチ30と開閉部材1のラッチ係止部8a、ラッチユニット19のラッチ31と開閉部材1のラッチ係止部8bの関係、及び開閉検知部材3と開閉部材1の凸部39の関係を示した詳細図である。これらの図では、開閉部材1の中央部が付勢され、閉じられる際の動きを説明している。図12(a)は、開閉部材1における領域G、断面J〜Kの位置を示した概略上面図である。
図12(b)は、図12(a)の断面Jにおける断面図であり、開閉部材1が閉じられ始め、ラッチ30の斜面30aがラッチ係止部8aのラッチ当接部40aに当接した状態を示している。図12(c)は、図12(a)の領域Gの拡大図であり、開閉部材1がさらに閉じられることでラッチ30が回転し、ラッチ30がラッチ係止部8aの頂点27aへと移動した状態を示している。このとき検知部材3は、開閉部材1の凸部39と接触し、一定量だけ押し込まれた状態となっているものの、所定の押し込み量に満たず、開放状態と検知される。図12(d)は、図12(a)の断面Kにおける断面図であり、図12(b)より更に開閉部材1が閉じられた状態を示しており、ラッチ30がロック位置に位置した状態を示している。このとき開閉部材1の凸部39は、検知部材3に所定量以上、進入した状態となり、閉鎖状態と検知される。このように閉鎖状態と検知された状態となることにより、画像形成装置100に画像形成を実行する命令がなされた場合には、画像形成動作が実行される。
次に開閉部材1のラッチ係止部8b近傍を押して、ラッチ31がラッチ係止部8bに接触するようにして開閉部材1を閉じた場合について、図13を用いて説明を行う。図13は、ラッチユニット19のラッチ30と開閉部材1のラッチ係止部8a、ラッチユニット19のラッチ31と開閉部材1のラッチ係止部8bの関係、及び開閉検知部材3と開閉部材1の凸部39の関係を示した詳細図である。
図13(a)は、開閉部材1を閉じる際に開閉部材1のラッチ係止部8b近傍を押した状態を示す、鉛直上方から開閉部材1近傍を見た上面図である。図13(b)は図13(a)の断面Jにおける断面図であり、図13(c)は図13(a)の断面Kにおける断面図である。
開閉部材1は、図13(a)に示すようにラッチ係止部8b近傍を押されることにより、ラッチ係止部8bがラッチ係止部8aに先行してラッチユニット19に当接し、開閉部材1が傾いた状態となる。このままラッチ係止部8b近傍を押されることにより、ラッチ31がラッチ係止部8bに当接し、ラッチ当接部40bでラッチ係止部8bがW方向と反対のV方向へ回転させられ、ラッチ係止部8bが頂点27bまで移動する(図13(c))。一方、ラッチ30は、ラッチ軸32でラッチ31と繋がり、連動して回転する構成とされているため、ラッチ31が回転しただけ、ラッチ軸32は回転する。しかしながらラッチ30は、ラッチ当接部40と接触した状態のまま、ラッチ係止部8aが頂点27aまで移動させることができず、ラッチ30がラッチ係止部8aと係合可能な位置まで移動することができない(図13(b))。つまり開閉部材1を移動させ、ラッチ31の頂点27bを超え、ラッチ31をラッチ係止部8bと係合可能な位置に移動させた場合であっても、ラッチ30をラッチ係止部8aと係合可能な位置に移動させることができない。このようにラッチ30をラッチ係止部8aが係合しない状態にあっては、ラッチ31をラッチ係止部8bに係合させることができないため、片締り(片ラッチ)の状態で開閉部材1がロックされることが防止される。本実施例では、ラッチ31の係合面31bとラッチ係止部8bの被係合面8b1が接触する第2係合幅Eよりラッチ30の係合面30bとラッチ係止部8aの被係合面8a1が接触する第1係合幅Dを小さくした構成(図11)とする。この簡単な構成により、ラッチ係止部8b近傍を押して開閉部材1を閉じた場合、ラッチ係止部8aとラッチ30が係合せず、開閉部材1の片締りを防止できる構成としている。
他方、ラッチ30がラッチ係止部8aに接触するように開閉部材1を閉じる際に開閉部材1のラッチ係止部8a近傍を押して、開閉部材1を閉じようとした場合について、図13を用いて説明を行う。図14(a)は、開閉部材1を閉じる際に開閉部材1のラッチ係止部8a近傍を押した状態を示す、鉛直上方から開閉部材1近傍を見た上面図である。図14(b)は図14(a)の断面Jにおける断面図であり、図14(c)は図14(a)の領域Gにおける拡大図であり、図14(d)は図14(a)の断面Kにおける断面図である。
開閉部材1は、ラッチ係止部8a近傍を押されることにより、ラッチ係止部8aがラッチ係止部8bに先行してラッチユニット19に当接するように開閉部材1が傾いた状態となる。このままラッチ係止部8a近傍を押されることにより、図14(b)のようにラッチ30が頂点27aを超え、ラッチ30の一部がラッチ係止部8aの内部に位置したロック状態とされる。一方でラッチ31は、図14(d)のようにラッチ31が頂点27bを超えず、ラッチ31の一部がラッチ係止部8bの内部に位置したロック状態とならない場合がある。
このように片締りの状態となった時、開閉部材1のラッチ係止部8bは、ラッチ31により所定量X2だけ、開閉部材1の開き方向に開いた位置に押し出される。この時、検知部材3として装置本体100Bに設けられたフォトインタラプタに、開閉部材1の凸部39が十分に進入することなく、光学センサの発光部から受光部に向かう光を遮蔽することがないため、開閉部材1は開放状態にあると検知される。このように本実施例では、検知部材3が開放状態であることを検知することにより、開閉部材1が片締りのとき、画像形成装置が画像形成動作を実行しない構成としている。具体的には片締り時の凸部39の位置と閉鎖位置に位置したときの凸部39の位置までの距離X3は、開閉検知部材3で閉鎖状態と検知可能な凸部39の位置から閉鎖位置に位置したときの凸部39の位置までの距離X1に対して大きい構成とした(図14(c))。距離X1に対して距離X3が大きくなる構成とするため、開閉検知部材3の製品横幅方向(開閉部材1の回動軸の軸線方向)における設置位置の条件は、次の通りとした。
L2 > X1 / X2 × L1
L2: ラッチ30から開閉検知部材3までの開閉部材1の回動軸の軸線方向における距離
L1: ラッチ30からラッチ31までの開閉部材1の回動軸の軸線方向における距離
X1: 開閉検知部材3で閉鎖状態と検知可能な凸部39の位置から閉鎖位置に位置したときの凸部39の位置までの距離
X2: 開閉部材1の回動方向におけるラッチ31の係合面31bと、ラッチ係止部8bの係合面8b1との距離
また距離X1に対して距離X3が大きい構成とするため、製品高さ方向(開閉部材1の回動軸の軸線方向と交差する方向、鉛直方向)における設置位置の条件は、次の通りとした(図10)。
H2 > X1 / X2 × H1
H2: 開閉部材1の回動軸から凸部39までの開閉部材1の回動軸の軸線方向と交差する方向の距離
H1: 開閉部材1の回動軸からラッチ31までの開閉部材1の回動軸の軸線方向と交差する方向の距離
X1: 開閉検知部材3で閉鎖状態と検知可能な凸部39の位置から閉鎖位置に位置したときの凸部39の位置までの距離
X2: 開閉部材1の回動方向におけるラッチ31の係合面31bと、ラッチ係止部8bの係合面8b1との距離
以上のように検知部材3は、上記のように配置することで、ラッチ31がロックしていない片締りの状態の際には、検知部材3は開閉部材1が開放状態にあると検知し、装置本体100Bの動作を止めることができる。このように検知部材3を利用して片ラッチの検知を行うことで少ない部材で構成できる。さらには本実施例の構成では、ラッチがロック位置に設定されていることを直接、検知しない構成としたため、検知部材の配置をラッチやラッチ係止部の設置位置に制約されない構成とすることができ、ひいては画像形成装置を小型化できる。
100 画像形成装置
101 感光体ドラム
102 中間転写ベルト
104 現像ユニット
105 二次転写ローラ
106 一次転写ローラ
111 定着手段
S シート
1 開閉部材
2 ロック手段
3 開閉検知部材
8a,8b ラッチ係止部
9 ハンドル
19 ラッチユニット
20,21,30,31 ラッチ
22,32 ラッチ軸
29,39 凸部

Claims (6)

  1. 画像形成可能な装置本体と、
    前記装置本体の開口を閉鎖する閉鎖位置と、前記開口を開放する開放位置と、を取りうるように前記装置本体に対して軸を中心として回動自在とされた開閉部材と、
    前記開閉部材を前記閉鎖位置に保持するロック機構と、
    前記開閉部材の位置を検知する検知部材と、
    を備えた画像形成装置であって、
    前記ロック機構は、
    前記装置本体の前記軸の軸線方向の一端に設けられた第1係合部と、
    前記装置本体の前記軸の軸線方向の他端に設けられた第2係合部と、
    前記第1係合部と前記第2係合部とをつなぐ連結部と、
    前記開閉部材の前記軸の軸線方向の一端に設けられた第1被係合部と、
    前記開閉部材の前記軸の軸線方向の他端に設けられた第2被係合部と、
    を有し、
    前記開閉部材が前記閉鎖位置に位置し、前記ロック機構でロックされた状態においては、前記第1係合部の第1係合面と前記第1被係合部の第1被係合面が接触する第1係合幅に比べ、前記第2係合部の第2係合面と前記第2被係合部の第2係合面が接触する第2係合幅は大きくなるように構成され、
    前記検知部材は、前記軸の軸線方向において、前記第1係合部に比べ、前記第2係合部に近い位置に設けられている
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1係合部から前記第2係合部までの前記軸の軸線方向への距離をL1、
    前記第1係合部から前記検知部材までの前記軸の軸線方向への距離をL2、
    前記検知部材で前記閉鎖位置と検知可能な、前記検知部材に作用する前記開閉部材の作用部の位置から前記閉鎖位置に位置したときの前記作用部の位置までの距離をX1、
    前記開閉部材の回動方向における前記第1係合面と、前記第1被係合面との距離をX2としたとき、
    L2 > X1 / X2 × L1
    の関係を満たすことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記軸の軸線方向と交差する方向における前記軸から前記第1係合部までの距離をH1、前記軸の軸線方向と交差する方向における前記軸から前記作用部までの距離をH2、としたとき、
    H2 > X1 / X2 × H1
    の関係を満たすことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1係合部を前記第1被係合部に、また前記第2係合部を前記第2被係合部に係合するように、前記連結部を付勢する付勢手段を有する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記第1係合部を前記第1被係合部に、また前記第2係合部を前記第2被係合部に係合するように、前記連結部を前記軸の軸線方向へ移動可能とされた構成を有する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記連結部は、前記第1係合部が一端、前記第2係合部が他端に繋がる連結軸であり、
    前記第1係合部を前記第1被係合部に、また前記第2係合部を前記第2被係合部に係合するように、前記連結軸の軸心を中心として回動可能とされた構成を有する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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