JP2021004462A - 張り出しパネルユニット及び張り出しパネル構造 - Google Patents

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【課題】バルコニーや庇を構成する張り出しパネルユニットを三以上の腕木に対して取り付けるに当たり、施工性がよく、防水処理箇所を低減することのできる張り出しパネルユニットと、三以上の腕木に対してこの張り出しパネルユニットが取り付けられている張り出しパネル構造を提供すること。【解決手段】建物の階間130における構造躯体から、外壁100の幅方向に間隔を置いて屋外側に張り出す三以上の腕木150に対して一体に架設される、張り出しパネルユニット60であって、複数の支持枠30と、隙間Gを置いて配設されている支持枠30同士を連結する連結材40と、複数の支持枠30に固定されているパネル面材50を有し、支持枠30は、間隔を置いて相互に平行な二本の支持梁10と、支持梁10の長手方向に間隔を置いて配設されて二本の支持梁10を繋ぐ根太20とを備え、隙間Gに腕木150が配設されるようになっている。【選択図】図3

Description

本発明は、張り出しパネルユニット及び張り出しパネル構造に関する。
建物の階間においては、胴差しや階間梁等に支持される複数の腕木が、外壁パネルの縦目地等を介して屋外側に持ち出されるようにして延び、間隔を置いて配設される二つの腕木の間にバルコニーや庇を構成するパネルユニット(張り出しパネルユニット)が配設され、双方の腕木に対してボルト接合等されることにより支持されている。この張り出しパネルユニットは、例えば、二本の支持梁(もしくは大引)と、この二本の支持梁の長手方向に間隔を置いて配設されて当該二本の支持梁を繋ぐ複数の根太と、を備えている。
ここで、バルコニーの左右両側間の幅が大きな場合でも、バルコニーの左右両端にのみ腕木を設けるだけでバルコニーの基礎部の強度が得られるバルコニーが提案されている。具体的には、前側大引と後側大引と、複数の根太とから構成された床フレームを、建物の壁面から突出するようにして建物側に一端が支持された左右の腕木間に位置させ、前側大引と後側大引の長さ方向両端に位置する両側の根太を腕木に対してボルト・ナットにより固定する。さらに、床フレームの下側にX状に水平ブレースを設け、この水平ブレースのX状に交差する二本のブレース材の長さ方向適所にそれぞれターンバックルを介在させる。そして、前側大引と各腕木の後端部近傍との間で、ターンバックルの操作により各ブレース材の両端間長さを短くするように構成したバルコニーである(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−279807号公報
ところで、バルコニーの幅が長い場合や、連続庇のように庇の幅が長い場合には、間隔を置いて隣接する二つの腕木に張り出しパネルユニットの左右端が固定される構成が、外壁パネルの幅方向に二つ以上連続するようにして形成される。例えば、五つの腕木の間に四つの張り出しパネルユニットが配設され、それぞれの張り出しパネルユニットが対応する左右の腕木に固定されるような幅の長いバルコニーや庇を例示することができる。
このように幅の長いバルコニーや庇を構成する複数の張り出しパネルユニットを複数の腕木に取り付けるに当たり、二つ一組の腕木にそれぞれ張り出しパネルユニットを順次取り付けていくのは施工手間がかかる。加えて、腕木と張り出しパネルユニットの取り付け箇所には防水処理が施されるが、取り付け箇所の増加に応じて防水処理箇所(もしくは防水ジョイント)が増加し、防水処理箇所の増加に起因する施工手間と漏水可能性の高まりといったさらなる課題が生じ得る。
本発明は上記する課題に鑑みてなされたものであり、バルコニーや庇を構成する張り出しパネルユニットを三以上の腕木に対して取り付けるに当たり、施工性がよく、防水処理箇所を低減することのできる張り出しパネルユニットと、三以上の腕木に対してこの張り出しパネルユニットが取り付けられている張り出しパネル構造を提供することを目的としている。
前記目的を達成すべく、本発明による張り出しパネルユニットの一態様は、
建物の階間における構造躯体から、外壁の幅方向に間隔を置いて屋外側に張り出す三以上の腕木に対して一体に架設される、張り出しパネルユニットであって、
複数の支持枠と、
隙間を置いて配設されている前記支持枠同士を連結する連結材と、
複数の前記支持枠に固定されているパネル面材と、を有し、
前記支持枠は、間隔を置いて相互に平行な二本の支持梁と、該二本の支持梁の長手方向に間隔を置いて配設されて該二本の支持梁を繋ぐ根太と、を備え、
前記隙間に前記腕木が配設されるようになっていることを特徴とする。
本態様によれば、複数の支持枠が連結材により連結されて外壁の幅方向に二以上の支持枠が連続し、隣接する支持枠の有する隙間に腕木が挿通されて架設されることにより、三以上の腕木に対して張り出しパネルユニットを一度に設置することができる。そのため、三以上の腕木に対する張り出しパネルユニットの取り付け性(施工性)が良好になり、防水処理箇所を低減できることから防水処理箇所からの漏水可能性を低減することができる。
本態様の張り出しパネルユニットは、建物の階間における外壁の外側において、幅の長いバルコニーや、連続庇のように幅の長い庇を構成するパネルユニットである。張り出しパネルユニットを形成する支持枠は、例えば溝形鋼や山形鋼、H形鋼等の形鋼材や角形鋼管等により形成される二本の支持梁と、同様に形鋼材や角形鋼管等により形成されて二本の支持梁を繋ぐ複数の根太とを有する。隣接するパネルユニット同士は、例えば溝形鋼や山形鋼等の形鋼材や、鋼製プレートを溝形等に曲げ加工したものなどにより形成される連結材により連結される。さらに、隣接する支持枠に跨るようにしてこれらの上方にパネル面材が配設され、固定される。例えば、相互に隣接する三つの支持枠に対して一つもしくは二つのパネル面材が配設される形態などが挙げられる。隣接する支持枠同士は連結材により連結されるが、パネル面材が隣接する支持枠に跨るようにして配設されることによっても、隣接する支持枠同士の連結に寄与できる。
また、本発明による張り出しパネルユニットの他の態様は、隣接する前記支持枠の有するそれぞれの前記支持梁の端部同士を、前記連結材が連結していることを特徴とする。
本態様によれば、支持梁の端部同士を連結材が連結していることにより、自重や上載荷重にて生じる曲げモーメントに対抗する複数の支持梁が連結材により一体とされ、曲げ耐力に優れた張り出しパネルユニットを形成することができる。
また、本発明による張り出しパネルユニットの他の態様は、屋外側に位置する前記支持梁の側面の少なくとも二箇所において、仮設用吊治具が取り付けられていることを特徴とする。
本態様によれば、屋外側に位置する支持梁の側面の少なくとも二箇所に仮設用吊治具が取り付けられ、この仮設用吊治具に吊りワイヤの先端の吊部材(シャックル等)が係合されて例えば二点吊りされながら設置されることにより、張り出しパネルユニットを屋内側の支持梁が下方に傾斜した姿勢で吊りながら外壁に近接させることができる。そして、下方に傾斜した屋内側の支持梁から順に張り出しパネルユニットを複数の腕木に落とし込んでいき、吊りワイヤにて直接吊られている屋外側の支持梁を最後に落とし込むことにより、外壁パネルを傷付けることなく、スムーズに張り出しパネルユニットを複数の腕木に設置することができる。
また、例えば二点吊りに対応する二つの仮設用吊治具を備えることにより、適用される仮設用吊治具の数を最小限にできる。さらに、例えば屋外側の支持梁の二箇所で吊ることにより、屋外側の支持梁の二箇所の仮設用吊治具は設置の邪魔にならない。仮に、張り出しパネルユニットの屋外側の支持梁と屋内側の支持梁と長手方向の両端の計四箇所に仮設用吊治具が設けられて四点吊りする場合、屋内側の支持梁に設けられている仮設用吊治具は外壁と干渉することから必ず設置に先行して取り外す必要がある。また、外壁の入隅等に張り出しパネルユニットを設置する場合は、張り出しパネルユニットの長手方向の両端のいずれか一方に設けられている仮設用吊治具は入隅箇所と干渉することから必ず設置に先行して取り外す必要がある。
さらに、例えば二点吊りする場合には、二点吊りされた張り出しパネルユニットの撓みが最も小さくなる位置を予め特定しておき、特定された二箇所に仮設用吊治具を取り付けて二点吊りするのが望ましい。このことにより、防水鋼板等のパネル面材の破損等を抑制もしくは抑止することができる。
尚、「屋外側に位置する支持梁の側面の少なくとも二箇所に仮設用吊治具が取り付けられ」るとは、屋外側に位置する支持梁の側面の二箇所もしくは三箇所以上に仮設用吊治具が取り付けられる(室内側に位置する支持梁の側面等には仮設用吊治具が取り付けられない)形態を主として意味するが、室内側に位置する支持梁の側面等にも仮設用吊治具が取り付けられている形態を排除するものではない。
また、本発明による張り出しパネルユニットの他の態様において、前記パネル面材は、屋外側に位置する前記支持梁よりも屋外側に張り出しており、
前記仮設用吊治具は、
屋外側に位置する前記支持梁の側面にボルト接合される接合片と、
前記接合片に固定されて屋外側に延設し、前記パネル面材の張り出しよりも長い張り出し片と、
前記張り出し片に固定されて吊部材が係合される立ち上がり片と、を備えていることを特徴とする。
本態様によれば、パネル面材が屋外側に位置する支持梁よりも屋外側に張り出している場合において、仮設用吊治具が、支持梁の側面にボルト接合される接合片と、パネル面材の張り出しよりも長い張り出し片と、吊部材が係合される立ち上がり片と、を備えていることにより、仮設用吊治具とパネル面材との干渉を解消しながら、仮設用吊治具を介して吊りワイヤ等にて張り出しパネルユニットを吊ることができる。また、仮設用吊治具の有する接合片が、屋外側の支持梁の側面にボルト接合されることにより、仮設用吊治具を支持梁に対して容易に接合できるとともに、支持梁から容易に取り外すことができ、張り出しパネルユニットの施工性をより一層良好にできる。
また、本発明による張り出しパネル構造の一態様は、
建物の階間における構造躯体から、外壁の幅方向に間隔を置いて屋外側に張り出す三以上の腕木に対して、前記張り出しパネルユニットの有する前記隙間が位置決めされ、該腕木に落とし込まれて前記連結材が該腕木に係止されていることを特徴とする。
本態様によれば、各連結材の下方の隙間が対応する腕木に落とし込まれ、連結材が腕木に係止されることにより、複数の腕木に対して安定的に張り出しパネルユニットを載置することができる。ここで、構造躯体とは、建物を構成する梁や柱等を含み、例えば、胴差や階間梁等が例示できる。
また、本発明による張り出しパネル構造の他の態様は、前記腕木の下方において、側方に張り出すとともに第一ボルト孔が開設されている係止片が取り付けられており、
前記支持梁もしくは前記根太の下面において前記第一ボルト孔に対応する第二ボルト孔が開設されており、
前記係止片に前記支持枠の一部が支持され、前記第一ボルト孔と前記第二ボルト孔にボルトが挿通されて前記腕木と前記張り出しパネルユニットがボルト接合されることを特徴とする。
本態様によれば、腕木の下方において側方に張り出す係止片に支持枠の一部が支持され、係止片の第一ボルト孔と支持枠の有する第二ボルト孔にボルトが挿通されて腕木と張り出しパネルユニットがボルト接合されることにより、複数の腕木に対してより一層安定的に張り出しパネルユニットを載置することができる。
また、本発明による張り出しパネル構造の他の態様は、
前記腕木の下方において、側方に張り出すとともに第一ボルト孔が開設されている係止片が取り付けられており、
前記支持梁もしくは前記根太の下面において前記第一ボルト孔に対応する第二ボルト孔が開設されており、
建物の階間における構造躯体から、外壁の幅方向に間隔を置いて屋外側に張り出す三以上の腕木に対して、前記張り出しパネルユニットの有する前記隙間が位置決めされ、該腕木に落とし込まれて前記係止片に前記支持枠の一部が支持され、前記第一ボルト孔と前記第二ボルト孔にボルトが挿通されて前記腕木と前記張り出しパネルユニットがボルト接合されることを特徴とする。
本態様によれば、連結材が腕木に係止されず、腕木の下方の係止片に支持枠の一部が載った状態でボルト接合されることにより、施工誤差等により、腕木と連結材が係止した状態において腕木の下方の係止片に支持枠の一部が載らなくなるといった事態が発生することを解消しながら、複数の腕木に対して安定的に張り出しパネルユニットを載置することができる。
以上の説明から理解できるように、本発明の張り出しパネルユニット及び張り出しパネル構造によれば、施工性に優れ、防水処理箇所を低減しながら、バルコニーや庇を構成する張り出しパネルユニットを三以上の腕木に対して取り付けて、張り出しパネル構造を形成することができる。
実施形態に係る張り出しパネルユニットの一例で、パネル面材が取り付けられていない状態を斜め上方から見た斜視図である。 図1のII方向矢視図である。 実施形態に係る張り出しパネルユニットの一例を斜め下方から見た斜視図である。 実施形態に係る張り出しパネルユニットの一例を斜め上方から見た斜視図であって、パネル面材を透視して支持枠と連結材を視認した図である。 仮設用吊治具の一例の斜視図である。 実施形態に係る張り出しパネルユニットの二箇所に仮設用吊治具が取り付けられている状態を示す斜視図である。 外壁から三本の腕木が屋外側に張り出している状態を示す斜視図である。 実施形態に係る張り出しパネルユニットを二点吊りした状態で外壁に近接させている状態を示す施工図である。 実施形態に係る張り出しパネル構造の一例を斜め上方から見た斜視図である。 図9のX方向矢視図である。
以下、実施形態に係る張り出しパネルユニットと張り出しパネル構造について、添付の図面を参照しながら説明する。尚、本明細書及び図面において、実質的に同一の構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省く場合がある。
[実施形態に係る張り出しパネルユニットと張り出しパネル構造]
<張り出しパネルユニット>
はじめに、図1乃至図4を参照して、実施形態に係る張り出しパネルユニットについて説明する。ここで、図1は、実施形態に係る張り出しパネルユニットの一例で、パネル面材が取り付けられていない状態を斜め上方から見た斜視図であり、図2は、図1のII矢視図である。また、図3は、実施形態に係る張り出しパネルユニットの一例を斜め下方から見た斜視図であり、図4は、実施形態に係る張り出しパネルユニットの一例を斜め上方から見た斜視図であって、パネル面材を透視して支持枠と連結材を視認した図である。
張り出しパネルユニット60は、幅の長いバルコニーや、連続庇のように幅の長い庇を構成するパネルユニットである。図1に示すように、複数(図示例は二つ)の支持枠30と、隙間Gを置いて配設されている支持枠30同士を連結する連結材40とを有する。尚、三以上の支持枠30が隙間Gを有して配設され、連結材40にて連結される形態であってもよく、支持枠30の数は張り出しパネルユニット60が取り付けられる腕木の数に応じて設定される。
支持枠30は、間隔を置いて相互に平行な二本の支持梁10と、二本の支持梁10の長手方向に間隔を置いて配設されて二本の支持梁10を繋ぐ複数(図示例は五つ)の根太20とを有する。図示例は、支持梁10と根太20がともに溝形鋼により形成されるが、山形鋼やH形鋼等、他の形鋼材により形成されてもよい。
二本の支持梁10は、それらの溝形鋼の開口が他方の支持梁10側を向くようにして配設され、溝形鋼の内側には、等間隔に複数(図示例は五つ)の鋼製プレートからなるブラケット15が溶接にて接合されている。そして、対向する一組のブラケット15に根太20を形成するウエブの端部が溶接にて接合され、全ての組のブラケット15に対して根太20が接合されることにより、支持枠30が形成される。
ここで、各ブラケット15に対して根太20の下方が接合されることにより、図1及び図4に示すように、根太20の上方は支持梁10の上フランジよりも上方にs1だけ突出した状態となる。
一方、支持枠30同士を繋ぐ連結材40は、溝形鋼、もしくは、鋼製プレートを溝形に曲げ加工したもの等から形成されている。隣接する各支持枠30の支持梁10の上面に対して、隙間Gを跨ぐようにして連結材40が配設され、各支持梁10に対して溶接接合やボルト接合されることにより、二本の連結材40にて二つの支持枠30が連結される。
支持梁10の端部同士を連結材40が連結していることにより、自重や上載荷重にて生じる曲げモーメントに対抗する複数の支持梁10が連結材40により一体とされ、曲げ耐力に優れた張り出しパネルユニット60を形成することができる。
支持梁10の上面に配設される連結材40は、図1及び図4に示すように支持梁40の上面から高さs2上方に突出しており、この高さs2は根太20の突出長s1以下に設定されている。このことにより、図3に示すように、少なくとも複数の根太20の上面にてパネル面材50を支持することができる。
図1に示すように、支持梁10のウエブの長手方向端部近傍にはボルト孔11が開設され、下フランジにおいてウエブのボルト孔11と対応する位置には別途のボルト孔12(第二ボルト孔の一例)が開設されている。さらに、支持梁10のウエブの長手方向途中位置にはさらに別途のボルト孔13が開設されている。
パネル面材50は、合板51と防水鋼板52とが積層された積層体である。尚、図示例以外にも、パネル面材は、合板のみの形態、合板と防水鋼板と断熱ボードの積層体等、様々な形態がある。また、張り出しパネルユニット60によりバルコニーが形成される場合は、防水鋼板52の周縁に複数の開口が開設され、各開口に手摺や支柱が挿通されて立設され、各支柱に腰壁が取付けられることになる(いずれも図示せず)。
図示例の張り出しパネルユニット60は、二つの支持枠30と、この全域に亘る一枚のパネル面材50(一枚の合板51と一枚の防水鋼板52の積層体)により形成されるが、それ以外の様々な形態がある。例えば、1P幅(1Pは例えば910mm程度)の五つの支持枠(合計幅4500mm程度)が連結材にて連結され、この上に三枚のパネル面材(1.5P幅、2P幅、1.5P幅)が取り付けられている形態、四つの支持枠(合計幅3600mm程度)が連結材にて連結され、この上に三枚のパネル面材(1.5P幅、2P幅、0.5P幅)が取り付けられている形態等が挙げられる。
<施工時の張り出しパネルユニット>
次に、図5及び図6を参照して、施工時の張り出しパネルユニットの一例について説明する。ここで、図5は、仮設用吊治具の一例の斜視図であり、図6は、実施形態に係る張り出しパネルユニットの二箇所に仮設用吊治具が取り付けられている状態を示す斜視図である。
仮設用吊治具70は、支持梁10のウエブに開設されているボルト孔13に取り付けられる。より具体的には、支持梁10の長手方向の途中位置に開設されている四つのボルト孔13に対して一つの仮設用吊治具70がボルト接合されるようになっている。
仮設用吊治具70は、二本の支持梁10のうち、屋外側に位置する支持梁10の側面にボルト接合される接合片71と、接合片71に固定されて屋外側に延設する張り出し片72と、張り出し片72に固定される立ち上がり片73とを有する。
接合片71は支持梁10の有する四つのボルト孔13に対応する四つのボルト孔74を有している。また、立ち上がり片73は、吊部材(図8参照)が係合される係合孔75を有している。
また、図6に示すように、仮設用吊治具70の接合片71が支持梁10に対してボルト80にて接合された際に、支持梁10のウエブの外側面から張り出すパネル面材50の張り出し長さs3よりも長い長さs4を張り出し片72が有している。このことにより、図示例のようにパネル面材50が屋外側に位置する支持梁10よりも屋外側に張り出している場合において、パネル面材50と干渉することなく、仮設用吊治具70の立ち上がり片73を立設させ、係合孔75に吊部材を係合させることができる。
また、図6に示すように、施工時の張り出しパネルユニット60は、二つの支持枠30の有する計四つの支持梁10のうち、建物の外壁と反対側の屋外側に位置する二本の支持梁10の二箇所に仮設用吊治具70を有し、二つの仮設用吊治具70を介して吊りワイヤ(図8参照)にて二点吊りしながら腕木に設置されるようになっている。
この際、二点吊りされた張り出しパネルユニット60の撓みが最も小さくなる位置を予め特定しておき、特定された二箇所(図6では、二本の支持梁10の端部からt2内側に入った位置で、二点間の長さはt1)に仮設用吊治具70を取り付けて二点吊りするのが望ましい。具体的には、二点吊りする場合は、直接吊られる二本の支持梁10の全長の中央位置もしくはその近傍において撓みが最大となることから、この最大撓みを可及的に小さくする位置に仮設用吊治具70を設置する。このように張り出しパネルユニット60を構成することにより、張り出しパネルユニット60を二点吊りした際のパネル面材50の撓みによる破損等を抑制もしくは抑止することができる。
張り出しパネルユニット60が複数の腕木に設置された後、張り出しパネルユニット60から仮設用吊治具70から取り外されることになるが、設用吊治具70の接合片71が支持梁10に対してボルト接合されることから、この仮設用吊治具70の取り外しや施工時の取り付けを効率的に行うことができる。
<張り出しパネルユニットの施工方法>
次に、図7及び図8を参照して、張り出しパネルユニットの施工方法の一例について説明する。ここで、図7は、外壁から三本の腕木が屋外側に張り出している状態を示す斜視図である。また、図8は、実施形態に係る張り出しパネルユニットを二点吊りした状態で外壁に近接させている状態を示す施工図である。
建物の外壁100は、柱や梁等の構造躯体に対して、正面視矩形の外壁パネル110が上下左右に取り付けられることにより形成され、縦目地120と横目地125を有している。外壁100は、例えば、形鋼材が枠状に組み付けられたフレーム部材と、フレーム部材の内側に充填されているグラスウールやロックウール等からなる断熱材と、断熱材の屋外側に配設されてグラスウールボード等からなる下張材(いずれも図示せず)と、窯業系もしくは金属系のサイディングボード等からなる外壁パネル110とを有する。
図示例においては、外壁100の階間130に対応する位置において、外壁100の幅方向であるL方向に三本の腕木150が配設されている。より具体的には、二つの縦目地120の幅ごとに、三本の腕木150が対応する縦目地120から屋外側に張り出すようにして取り付けられている。腕木150は、外壁100の屋内側にある胴差や階間梁等の構造躯体にその脚部が支持されている。
腕木150は本体片152を有し、本体片152は鋼製プレートにより形成され、プレートの広幅面を鉛直方向に配向させた状態で外壁100から水平方向に張り出すようにして設けられている。
本体片152の下方端辺の外壁100側には、支持枠30の屋内側の支持梁10を支持する鋼製プレートからなる係止片154が溶接にて接合されている。
また、本体片152の下方端辺の屋外側には、支持枠30の屋外側の支持梁10を支持する鋼製プレートからなる別途の係止片155が溶接にて接合されている。この係止片155には、支持枠30の屋外側の支持梁10を屋外側から留める留め片156が溶接にて接合されている。
係止片154,155には複数のボルト孔158(第一ボルト孔の一例)が開設されており、留め片156にも複数のボルト孔159が開設されている。
図8に示すように、張り出しパネルユニット60の屋外側に位置する二本の支持梁10の二箇所に取り付けられている仮設用吊治具70の係合孔75に対し、吊りワイヤ92の先端が係合しているシャックル91を取り付け、不図示のクレーン等にて垂下された二本の吊りワイヤ92にて張り出しパネルユニット60を二点吊りする。
二点吊りされた張り出しパネルユニット60は、屋内側の支持梁10が下方に傾斜した姿勢で吊られ、このように傾斜した状態の張り出しパネルユニット60を外壁100側であるX1方向に近接させる。そして、下方に傾斜した屋内側の支持梁10から順にX2方向に張り出しパネルユニット60を複数の腕木150に落とし込んでいく。この際、中央の腕木150には、二つの支持枠30の間の隙間Gが遊嵌するようにして落とし込まれる。さらに、吊りワイヤ92にて直接吊られている屋外側の支持梁10を最後にX3方向に落とし込むことにより、三本の腕木150に対して張り出しパネルユニット60が仮設置される。
三本の腕木150に対して張り出しパネルユニット60が仮設置された状態において、屋内側の支持梁10は、腕木150の有する係止片154に係止される。また、屋外側の支持梁10は、腕木150の有する係止片155に係止されるとともに、腕木150の有する留め片156にて屋外側から仮に留め付けられる。
このように、屋外側の支持梁10の二箇所で張り出しパネルユニット60を二点吊りすることにより、屋外側の支持梁10の二箇所の仮設用吊治具70が、腕木150に対する張り出しパネルユニット60の設置の邪魔になることはない。仮に、張り出しパネルユニットの屋外側の支持梁と屋内側の支持梁と長手方向の両端の計四箇所に仮設用吊治具が設けられて四点吊りする場合を取り上げると、屋内側の支持梁に設けられている仮設用吊治具は外壁と干渉することから必ず設置に先行して取り外す必要がある。また、外壁の入隅等に張り出しパネルユニットを設置する場合は、張り出しパネルユニットの長手方向の両端のいずれか一方に設けられている仮設用吊治具は入隅箇所と干渉することから必ず設置に先行して取り外す必要がある。
このように、張り出しパネルユニット60を二点吊りしながら複数の腕木150に設置することにより、張り出しパネルユニット60の落とし込み易さも加わって、張り出しパネルユニット60の施工性が良好になる。また、下方に傾斜した屋内側の支持梁10から順に張り出しパネルユニット60を複数の腕木150に落とし込んでいくことにより、外壁100を傷付けることなく、スムーズに設置することができる。尚、既述するように、二点吊りされた張り出しパネルユニット60の撓みが最も小さくなる位置にて二点吊りすることにより、パネル面材50の撓みによる破損等を抑制もしくは抑止することができる。
張り出しパネルユニット60を適用することにより、複数の支持枠30が連結材40により連結されて外壁の幅方向に二以上の支持枠30が連続し、隣接する支持枠30の有する隙間Gに腕木が挿通されて架設されることから、三以上の腕木150に対して張り出しパネルユニット60を一度に設置することができる。そのため、三以上の腕木150に対する張り出しパネルユニット60の取り付け性(施工性)が良好になり、防水処理箇所を低減できることから防水処理箇所からの漏水可能性を低減することができる。
<張り出しパネル構造>
次に、図9及び図10を参照して、実施形態に係る張り出しパネル構造の一例について説明する。ここで、図9は、実施形態に係る張り出しパネル構造の一例を斜め上方から見た斜視図であり、図10は、図9のX方向矢視図である。
張り出しパネルユニット60の有する屋内側の支持梁10が腕木150の有する係止片154に係止され、屋外側の支持梁10が腕木150の有する係止片155に係止されるとともに留め片156にて屋外側から仮に留め付けられた後、支持梁10の有するボルト孔12と、これに対応する係止片154,155の有する158に対してボルト80を挿通して螺合することにより、係止片154,155に対して支持枠30が接合される。さらに、留め片156の有するボルト孔159と支持梁10の有するボルト孔11に対してボルト80を挿通して螺合することにより、支持枠30が留め片156に対しても接合され、張り出しパネル構造200が形成される。
張り出しパネル構造200においては、連結材40の下方の隙間Gが対応する腕木150に落とし込まれ、連結材40が腕木150に係止されるとともに、腕木150の下方において側方に張り出す係止片154,155に支持枠30の一部が支持され、係止片154,155に対してボルト接合されることにより、複数の腕木150に対して安定的に固定された張り出しパネル構造が形成される。また、連結材40が腕木150に係止されず、係止片154,155に支持枠30の一部が支持されてボルト接合される形態であってもよく、この形態においても複数の腕木150に対して安定的に固定された張り出しパネル構造が形成される。
尚、上記実施形態に挙げた構成等に対し、その他の構成要素が組み合わされるなどした他の実施形態であってもよく、ここで示した構成に本発明が何等限定されるものではない。この点に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
10:支持梁
11,12,13:ボルト孔
15:ブラケット
20:根太
30:支持枠
40:連結材
50:パネル面材
51:合板
52:防水鋼板
60:張り出しパネルユニット
70:仮設用吊治具
71:接合片
72:張り出し片
73:立ち上がり片
74:ボルト孔
75:係合孔
80:ボルト
91:吊部材(シャックル)
92:吊りワイヤ
100:外壁
110:外壁パネル
120:縦目地
130:階間
150:腕木
152:本体片
154,155:係止片
156:留め片
158,159:ボルト孔
200:張り出しパネル構造
G:隙間

Claims (7)

  1. 建物の階間における構造躯体から、外壁の幅方向に間隔を置いて屋外側に張り出す三以上の腕木に対して一体に架設される、張り出しパネルユニットであって、
    複数の支持枠と、
    隙間を置いて配設されている前記支持枠同士を連結する連結材と、
    複数の前記支持枠に固定されているパネル面材と、を有し、
    前記支持枠は、間隔を置いて相互に平行な二本の支持梁と、該二本の支持梁の長手方向に間隔を置いて配設されて該二本の支持梁を繋ぐ根太と、を備え、
    前記隙間に前記腕木が配設されるようになっていることを特徴とする、張り出しパネルユニット。
  2. 隣接する前記支持枠の有するそれぞれの前記支持梁の端部同士を、前記連結材が連結していることを特徴とする、請求項1に記載の張り出しパネルユニット。
  3. 屋外側に位置する前記支持梁の側面の少なくとも二箇所において、仮設用吊治具が取り付けられていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の張り出しパネルユニット。
  4. 前記パネル面材は、屋外側に位置する前記支持梁よりも屋外側に張り出しており、
    前記仮設用吊治具は、
    屋外側に位置する前記支持梁の側面にボルト接合される接合片と、
    前記接合片に固定されて屋外側に延設し、前記パネル面材の張り出しよりも長い張り出し片と、
    前記張り出し片に固定されて吊部材が係合される立ち上がり片と、を備えていることを特徴とする、請求項3に記載の張り出しパネルユニット。
  5. 建物の階間における構造躯体から、外壁の幅方向に間隔を置いて屋外側に張り出す三以上の腕木に対して、請求項1又は2に記載の張り出しパネルユニットの有する前記隙間が位置決めされ、該腕木に落とし込まれて前記連結材が該腕木に係止されていることを特徴とする、張り出しパネル構造。
  6. 前記腕木の下方において、側方に張り出すとともに第一ボルト孔が開設されている係止片が取り付けられており、
    前記支持梁もしくは前記根太の下面において前記第一ボルト孔に対応する第二ボルト孔が開設されており、
    前記係止片に前記支持枠の一部が支持され、前記第一ボルト孔と前記第二ボルト孔にボルトが挿通されて前記腕木と前記張り出しパネルユニットがボルト接合されることを特徴とする、請求項5に記載の張り出しパネル構造。
  7. 前記腕木の下方において、側方に張り出すとともに第一ボルト孔が開設されている係止片が取り付けられており、
    前記支持梁もしくは前記根太の下面において前記第一ボルト孔に対応する第二ボルト孔が開設されており、
    建物の階間における構造躯体から、外壁の幅方向に間隔を置いて屋外側に張り出す三以上の腕木に対して、請求項1又は2に記載の張り出しパネルユニットの有する前記隙間が位置決めされ、該腕木に落とし込まれて前記係止片に前記支持枠の一部が支持され、前記第一ボルト孔と前記第二ボルト孔にボルトが挿通されて前記腕木と前記張り出しパネルユニットがボルト接合されることを特徴とする、張り出しパネル構造。
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