JP2021004053A - 包装箱 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の包装箱では、二つのトレイを連結した状態で陳列棚の奥行方向に並べることができるため、陳列用のスペースを有効に利用できる。
包装箱を開封したときに、後側の端壁を底板とする後側のトレイでは、底上げ部によって内容物を押し上げることができる。これにより、後側のトレイの内容物の上部が、前側のトレイの内容物よりも上方に突出するように、前後の内容物を階段状に配置することができ、ひいては、前後に並んだ内容物全体を有効にアピールすることができる。
この構成では、第一切断誘導線を切り開いた後に、頂板の後部を引き上げると、第二切断誘導線を斜め下方に向けてスムーズに切り開くことができる。
この構成では、包装箱の底板を折り重ねたときに、差込片を係止穴に係止させることで、底板に復元力が生じても、底板を折り重ねた状態に維持できる。
以下の説明において、前後左右方向とは、本実施形態の包装箱を説明する上で便宜上設定したものであり、本発明の包装箱の構成を限定するものではない。
ブランクシートSの各罫線(折線)は、ブランクシートSの表面を押し込んで形成された線状の溝(押罫)である。なお、罫線に切れ込みを形成してもよい。このようにすると、罫線においてブランクシートSを折り曲げ易くなる。
前側の端壁11の左縁部には、罫線を介して左側の側壁13が連設されている。前側の端壁11の右縁部には、罫線を介して右側の側壁14が連設されている。右側の側壁14の後縁部には、罫線を介して後側の端壁12が連設されている。左側の側壁13の後縁部には、罫線を介して帯状の接合片15が連設されている。
後側の端部フラップ22は、後側の端壁12の上縁部に連設された四角形の平板である。前後の端部フラップ21,22は、前後方向に間隔を空けて配置されている。
左右の側部フラップ23,24は、前後の端部フラップ21,22の上面に重ねられており、左右の側部フラップ23,24の先端縁部は突き合わされている。両側部フラップ23,24の先端縁部同士は、粘着テープ(図示せず)によって接合されている。
両側部フラップ23,24の先端縁部同士を粘着テープ(図示せず)によって接合したときに、折込部25の左右の縁部(左右の切断誘導線)の間に粘着テープが貼り付けられるように、折込部25の左右方向の幅が設定されている。
左右の側部フラップ33,34は、前後の端部フラップ31,32の下面に重ねられており、左右の側部フラップ33,34の先端縁部同士は粘着テープ(図示せず)によって接合されている。また、底板30の後端部には、頂板20の折込部25(図1参照)と同様に折込部35が形成されている。
開封開始部40は、頂板20の前縁部に平行して直線状に延びており、頂板20の左右の縁部に亘って形成されている。
開封開始部40の左端部は、左側の側壁13の上端部に入り込んでいる。また、開封開始部40の右端部は、図2に示すように、右側の側壁14の上端部に入り込んでいる。
直線部L11は、頂板20の前縁部に平行して左右方向に延びており、頂板20の左右の縁部に亘って形成されている。頂板20には、前後の直線部L11,L11が前後方向に間隔を空けて配置されている。
図2に示すように、右側の側壁14の上端部には、左側の屈曲部L12(図1参照)と同様に、右側の屈曲部L12が形成されている。
第二切断誘導線L20は、切れ込みを断続的に形成したミシン目状の線である。なお、第二切断誘導線L20の切れ込みの間隔や形状は限定されるものではない。
第二切断誘導線L20には、第一切断誘導線L10から後方に向けて斜め下向きに延びている傾斜部L21と、傾斜部L21の下端部から下方に向けて延びている垂直部L22と、が形成されている。
なお、側面罫線L30は、左側の側壁13の内面に形成されているが、側面罫線L30の配置を分かり易くするために、各図では左側の側壁13の外面に実線で示している。
なお、押罫L40の一部に切り込みを形成した場合には、底板30を押罫L40において折り曲げ易くなる。
第三切断誘導線L50は、切れ込みを断続的に形成したミシン目状の線である。なお、第三切断誘導線L50の切れ込みの間隔や形状は限定されるものではない。
左右の第三切断誘導線L50,L50は、左右方向に間隔を空けて配置されている。左右の第三切断誘導線L50,L50の間には、底上げ部50が形成されている。
底上げ部50の上端部は、図3に示すように、頂板20の前側の端部フラップ21の前端部に入り込んでいる。つまり、左右の第三切断誘導線L50,L50の上端部が前側の端部フラップ21の前端部まで延びている。左右の第三切断誘導線L50,L50の上端部の間には罫線L52が形成されている。
底上げ部50の下端部は、底板30の前側の端部フラップ31の前端部に入り込んでいる。つまり、左右の第三切断誘導線L50,L50の下端部が端部フラップ31の前端部まで延びている。左右の第三切断誘導線L50,L50の下端部の間には罫線L52が形成されている。
係止穴62は、底板30を押罫L40において折り重ねたときに、差込片61に重なる位置に形成されている。係止穴62の左右方向の幅は、差込片61の左右方向の最大幅よりも狭くなっている。図5に示すように、底板30を折り重ねて、差込片61と係止穴62とを重ねた状態から、差込片61を係止穴62に差し込んで係止可能である。
なお、ブランクシートS(図3参照)の状態において、係止穴62は蓋部によって塞がれている。蓋部は、左右の縁部および後縁部にスリットが形成され、前縁部に罫線が形成されている。
図1に示す包装箱1を開封する場合には、まず、第一切断誘導線L10を切り開いて、開封開始部40を切り取る。これにより、頂板20および左右の側壁13,14の上端部帯状の開口部が形成される。頂板20は、開口部を挟んで前部20aと後部20bとに分離される。また、開口部内には、前側の端部フラップ21の突出部21bが露出する。
このとき、第二切断誘導線L20は、第一切断誘導線L10から傾斜部L21が斜め下方に向けてスムーズに切り開かれるとともに(図4参照)、両側壁13,14は側面罫線L30において外側に膨らむように折れ曲がるため、第二切断誘導線L20を容易かつ綺麗に切り開くことができる。
そして、図7に示すように、底板30の前半分と後半分とを前後に折り重ねると、前側のトレイ2Aと後側のトレイ2Bとが前後に連結した状態で形成される。
前側のトレイ2Aの左右の側壁13,14は、前部よりも後部が高くなっている。前側のトレイ2Aの左右の側壁13,14の上縁部の中間部は、前部から後部に向かうに連れて高くなるように傾斜している。
前側のトレイ2Aでは、前壁の上縁部よりも上方に端部フラップ21の突出部21bが突出している。
後側のトレイ2Bの左右の側壁13,14は、前部よりも後部が高くなっている。後側のトレイ2Bの左右の側壁13,14の上縁部の中間部は、前部から後部に向かうに連れて高くなるように傾斜している。
後側のトレイ2Bの左右の側壁13,14の上縁部は、前側のトレイ2Aの左右の側壁13,14の上縁部よりも高くなっている。
本実施形態では、図6に示すように、食品を袋詰めした内容物Pを包装箱1に収容する場合について説明する。本実施形態では、包装箱1に複数の内容物Pを収容する。
内容物Pの表面P1は、商品名が大きく記載されている面であり、店舗に陳列する際に表側に見せる面である。内容物Pの裏面P2は、商品の原材料や価格などの商品情報が記載されている面である。
本実施形態の包装箱1では、図1および図2に示すように、第二切断誘導線L20に傾斜部L21が形成されているが、第二切断誘導線L20全体を側壁13,14の下縁部に対して垂直に直線状に延ばしてもよい。
2A 前側のトレイ
2B 後側のトレイ
10 胴部
11 前側の端壁
12 後側の端壁
13 左側の側壁
14 右側の側壁
20 頂板
21 前側の端部フラップ
21b 突出部
22 後側の端部フラップ
23 左側の側部フラップ
24 右側の側部フラップ
25 折込部
30 底板
31 前側の端部フラップ
32 後側の端部フラップ
33 左側の側部フラップ
34 右側の側部フラップ
35 折込部
40 開封開始部
50 底上げ部
51 折り返し部
61 差込片
62 係止穴
L10 第一切断誘導線
L11 直線部
L12 屈曲部
L20 第二切断誘導線
L21 傾斜部
L22 垂直部
L30 側面罫線
L40 押罫
L50 第三切断誘導線
P 内容物
P1 表面
P2 裏面
S ブランクシート
Claims (5)
- 筒状に形成された胴部と、
前記胴部の上下の開口部に設けられた頂板および底板と、を備え、
前記胴部は、前後の端壁および左右の側壁を有しており、
前記頂板には、左右方向に延びている第一切断誘導線が形成され、
前記底板の前後方向の中央部には、左右方向に延びている押罫が形成され、
前記両側壁には、前記第一切断誘導線から下方に向けて延びている第二切断誘導線が形成されており、
前記第二切断誘導線の下端部は、前記押罫の端部に接続されていることを特徴とする包装箱。 - 請求項1に記載の包装箱であって、
後側の前記端壁には、
前記胴部の内方に向けて折り曲げ可能な底上げ部が形成されていることを特徴とする包装箱。 - 請求項1または請求項2に記載の包装箱であって、
前記第二切断誘導線には、前記第一切断誘導線から後方に向けて斜め下向きに延びている傾斜部が形成されていることを特徴とする包装箱。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の包装箱であって、
前記頂板は、
前側の前記端壁に連設された端部フラップと、
前記側壁に連設された側部フラップと、を備え、
前記端部フラップの上面に前記側部フラップが重ねられ、
前記端部フラップの後縁部には、後方に向けて突出している突出部が形成されており、
前記側部フラップには、前記第一切断誘導線に接続された開封開始部が形成され、
前記突出部の上面に前記開封開始部が重ねられていることを特徴とする包装箱。 - 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の包装箱であって、
前記底板には、
前記押罫よりも前後一方の部位に差込片が形成されるとともに、
前記押罫よりも前後他方の部位に係止穴が形成されており、
前記底板を前記押罫において折り重ねた状態で、前記差込片を前記係止穴に差し込んで係止可能であることを特徴とする包装箱。
Priority Applications (1)
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2019
- 2019-06-26 JP JP2019118078A patent/JP2021004053A/ja active Pending
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