JP2021001921A - 画像投射装置、制御方法およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】特殊な映像信号が入力された場合でも、正常に投射させることが可能な画像投射装置、制御方法およびプログラムを提供する。【解決手段】本発明の画像投射装置は、映像解析部と、変換部と、投射制御部とを備える。映像解析部は入力された映像信号を解析する。変換部は、解析された映像信号の情報である映像情報が、予め定められた誤判定信号情報と一致する場合に、前記誤判定信号情報に対応して定められ、かつ前記映像信号を正常に投射可能な第2の映像情報に前記映像情報を変換する。投射制御部は、前記変換部によって変換された前記第2の映像情報に基づく映像信号を投射する。【選択図】図2

Description

本発明は、画像投射装置、制御方法およびプログラムに関する。
従来の画像投射装置は、映像信号が入力された場合、入力された映像信号を解析して解像度や周波数等を判定し、その判定結果に基づいて画像の投射を行っている。
例えば、特許文献1には、あらかじめ異なる映像信号毎に最適な画像を投射させるための所要のデータを記録手段に格納すると共に、一度投射した映像信号の識別子を記録手段に格納しておくことで、画像の切替の際、入力された映像信号を解析し、記録手段に格納された識別子を用いて、入力された映像信号に対応する映像データを参照し、その映像データに基づいて、瞬時に投射を行う技術が開示されている。
しかしながら、例えば動作確認ができていない映像信号や、画像投射装置において対応していない映像信号など、特殊な解像度や周波数の映像信号が入力されると、映像信号の解析において誤判定をしてしまい、正常に投射することができない。
一方で、例えばゲーム機などではあまり一般的でない特殊な映像信号が使用されており、その映像信号に基づいた映像を画像投射装置で投射したいという要望がある。このような場合、正常な投射を可能にするためには、特殊な映像信号に対応するファームウェアを作成して画像投射装置をアップデートする必要があり、正常に投射されるようになるまでに非常に長い時間を要するという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、特殊な映像信号が入力された場合でも、迅速かつ正常に投射させることが可能な画像投射装置、制御方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の画像投射装置は、入力される映像信号を解析する映像解析部と、解析された映像信号の情報である映像情報が、予め定められた誤判定信号情報と一致する場合に、前記誤判定信号情報に対応して定められ、かつ前記映像信号を正常に投射可能な第2の映像情報に前記映像情報を変換する変換部と、前記変換部によって変換された前記第2の映像情報に基づく映像信号を投射する投射制御部と、を備える。
本発明によれば、特殊な映像信号が入力された場合でも、迅速かつ正常に投射させることができるという効果を奏する。
図1は、実施形態のプロジェクタのハードウェア構成例を示す図である。 図2は、実施形態のプロジェクタの機能構成例を示す図である。 図3は、実施形態の誤判定テーブルの一例を示す図である。 図4は、実施形態の変換テーブルの一例を示す図である。 図5は、実施形態のプロジェクタにおける映像信号入力から投射開始までの動作例を示すフローチャートである。 図6は、実施形態のプロジェクタにおける映像信号設定および再投射の動作例を示すフローチャートである。 図7は、実施形態のプロジェクタにおける映像信号設定画面の例を示す図である。 図8は、実施形態の正常に投射されたか否かの確認画面の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明にかかる画像投射装置、制御方法およびプログラムの最良な実施の形態を詳細に説明する。
図1は、実施形態のプロジェクタ1のハードウェア構成図である。図1に示すように、プロジェクタ1は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、記憶部104、メディアI/F(Interface)106、操作部107、電源スイッチ108、バスライン109、ネットワークI/F110、LED(Light Emitting Diode)駆動回路111、LED光源112、投射デバイス113、投射レンズ114、入力端子115、ファン駆動回路116、冷却ファン117、電源回路131、リモートコントローラ201を備えている。
CPU101は、プロジェクタ1全体の動作を制御する。ROM102は、CPU101の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM103は、CPU101のワークエリアとして使用される。
記憶部104は、HDD(Hard Disk Drive)またはSSD(Solid State Drive)等の記憶媒体であり、映像信号に対する画像処理やその他各種処理でデータを記憶する。メディアI/F106は、フラッシュメモリ等の記録メディア105に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。
操作部107は、種々のキー、ボタン及びLED等が配設されており、ユーザによるプロジェクタ1の電源のON/OFF以外の各種操作を行うのに使用される。例えば、操作部107は、投射画像の大きさの調整操作、色調の調整操作、ピント調整操作、キーストン調整操作等の指示操作を受付けて、受付けた操作内容をCPU101に出力する。
電源スイッチ108は、プロジェクタ1の電源のON/OFFを切り換えるためのスイッチである。バスライン109は、図1に示されているCPU101等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。ネットワークI/F110は、インターネット等の通信ネットワークを利用してデータ通信をするためのインターフェースである。
LED駆動回路111は、CPU101の制御下で、LED光源112の点灯及び消灯を制御する。LED光源112は、LED駆動回路111の制御によって点灯されると、投射光を投射デバイス113に照射する。
投射デバイス113は、入力端子115等を介して与えられた画像データに基づいて、空間光変調方式によりLED光源112からの投射光を変調して得た変調光を、投射レンズ114を通して、スクリーンの投射面へ画像として投射する。投射デバイス113としては、例えば、液晶パネルまたはDMD(Digital Micromirror Device)等が用いられている。上記LED駆動回路111、LED光源112、投射デバイス113及び投射レンズ114は、全体として、画像データに基づいて投射面に投射画像を投射する投射部120として機能している。
入力端子115は、HDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)やVGA(Video Graphics Array)等のI/Fである。入力端子115には、PC(Personal Computer)やAV(Audio Visual)機器が直接接続され、PCやAV機器などから、制御信号や画像データを取得する。プロジェクタ1は、複数の入力端子115を備えていてもよい。
ファン駆動回路116は、CPU101及び冷却ファン117に接続されており、CPU101からの制御信号に基づいて、冷却ファン117の駆動/駆動停止を行う。冷却ファン117は、回転することで、プロジェクタ1内部の空気を排気して、プロジェクタ1内部を冷却する。
電源回路131は、プロジェクタ1に対する電源電力の供給を制御する。リモートコントローラ201は、ユーザによるプロジェクタ1の遠隔操作に使用される。ユーザは操作部107だけでなく、リモートコントローラ201からもプロジェクタ1の各種設定などを行うことができる。
また、CPU101は、電源電力が供給されると、ROM102に予め記憶されている制御プログラムに従って起動し、LED駆動回路111に制御信号を与えてLED光源112を点灯させるとともに、ファン駆動回路116に制御信号を与えて冷却ファン117を所定の定格回転数で回転させる。また、プロジェクタ1は、電源回路131からの電源電力の供給が開始されると、投射デバイス113が画像投射可能状態になり、更に、他の種々の構成要素へ電源回路131から電力が供給される。
また、プロジェクタ1は、電源スイッチ108がOFF操作されると、電源スイッチ108から電源OFF信号がCPU101に送られ、CPU101は、電源OFF信号を検知すると、LED駆動回路111へ制御信号を与えてLED光源112を消灯させる。CPU101は、その後、所定時間が経過すると、ファン駆動回路116へ制御信号を与えて冷却ファン117を停止させるとともに、自身で自身の制御処理を終了させ、最後に電源回路131へ指示を与えて電源電力の供給を停止させる。
CPU101は、ROM102等に予め格納されたプログラムを実行することにより、種々の機能を実現する。図2は、実施形態のプロジェクタ1の機能構成例を示すブロック図である。
図2に示すように、プロジェクタ1は、検出部121と、映像解析部122と、判定部123と、変換部124と、受付部125と、投射制御部126と、登録部127と、を備える。
検出部121は、入力端子115に接続されたPCやAV機器から映像信号が入力されたことを検出する。例えば、検出部121は、入力端子115に生じる電流変化や電圧変化などを検知して、映像信号が入力されたことを検出する。
映像解析部122は、検出部121により、映像信号の入力が検出された場合、入力された映像信号を解析し、映像情報を取得する。ここで、本実施形態において、映像情報とは、映像信号に関する情報をいう。映像情報に含まれる情報としては、解像度、周波数、水平位置、垂直位置などがある。映像解析部122は、入力された映像信号の解像度、周波数、水平位置、垂直位置などを解析することで、映像情報を取得する。
本実施形態における解像度は、画像の精細さを表す指標である。周波数は、映像投射機が単位時間あたりに投射する走査線の数を表した水平走査周波数(KHZ)と、画像投射機が単位時間あたりに画面を上から下まで走査する回数を表した垂直走査周波数(HZ)とを含む。水平位置は、水平方向の画像の投射位置を示す情報である。垂直位置は、垂直方向の画像の投射位置を示す情報である。
判定部123は、映像解析部122により取得された映像情報が、予め定められた誤判定信号情報と一致するか否かを判定する。ここで、本実施形態において、誤判定信号情報とは、映像解析部122による映像解析処理において、解像度、周波数等が正しく判定されない映像情報のことをいう。
図3は、誤判定テーブルの一例を示す図である。誤判定テーブルは、誤判定信号情報を登録するためのテーブルである。誤判定テーブルは、第1の識別番号、解像度、周波数、水平位置、垂直位置などの情報を含む。一つの解像度、周波数、水平位置、垂直位置の組み合わせが、一つの誤判定信号を表している。第1の識別番号は、各誤判定信号情報を識別する識別番号である。本実施形態において、誤判定テーブルは、記憶部104に記憶されている。
本実施形態において、判定部123は、映像解析部122により取得された映像情報(解像度、周波数、水平位置、垂直位置の組み合わせ)をキーとして、誤判定テーブルにキーと一致する誤判定信号があるかを検索する。判定部123は、キーと一致する誤判定信号情報があった場合、該誤判定信号情報に付された第1の識別番号を抽出する。
そして、判定部123は、映像解析部122により取得された映像情報が誤判定信号情報と一致すると判定する。一方、キーと一致する誤判定信号情報がなかった場合、判定部123は、映像解析部122により取得された映像情報が誤判定信号と一致しないと判定する。
変換部124は、判定部123により、映像解析部122が取得した映像情報が誤判定信号情報と一致すると判定された場合、映像解析部122が取得した映像情報を、誤判定信号情報に対応して定められ、かつ前記映像信号を正常に投射可能な第2の映像情報に変換する。
図4は、変換テーブルの一例を示す図である。変換テーブルは、第2の映像情報を登録するためのテーブルである。変換テーブルは、上述した誤判定テーブルと同様に、第2の識別番号、解像度、周波数、水平位置、垂直位置などの情報を含む。一つの、解像度、周波数、開始位置、終了位置の情報の組み合わせが、一つの第2の映像情報を表している。本実施形態において、変換テーブルは、記憶部104に記憶されている。
第2の識別番号は、各第2の映像情報を識別する識別番号である。第2の識別番号は、該第2識別番号で識別される第2の映像情報に対応する誤判定信号情報を識別する第1の識別番号と同一の番号である。つまり、第1の識別番号が付された誤判定信号情報と該第1の識別番号と同一の番号の第2の識別番号が付された第2の映像情報とは対応付けられている。
本実施形態において、変換部124は、判定部123により抽出された誤判定信号情報に付された第1の識別番号をキーとして、変換テーブルの第2の識別番号の中からキーと一致する番号を検索する。変換部124は、キーとした第1の識別番号と一致する第2の識別番号が付された第2の映像情報を抽出する。また、変換部124は、映像解析部122により取得された映像情報を抽出した第2の映像情報に変換する。
受付部125は、後述する映像信号設定処理において、ユーザから、映像情報の入力を受付ける。本実施形態において、受付部125は、操作部107またはリモートコントローラ201による情報入力を受付ける。情報入力の内容としては、各種設定画面を投射する旨の指示の入力や各種設定を変更するための数値の入力などがある。
ユーザによる数値の入力は、例えば、操作部107またはリモートコントローラ201の上下キーで数値をインクリメント/デクリメントさせることで行われる。操作部107またはリモートコントローラ201が10キー等を備えている場合、ユーザは、直接数値を入力することも可能である。
投射制御部126は、投射部120による画像投射を制御する。投射制御部126は、映像解析部122により解析された映像情報に基づく映像信号を投射する。投射制御部126は、変換部124により変換された第2の映像情報に基づく映像信号を投射する。また、映像信号設定処理が行われた場合、投射制御部126は、映像解析部122により取得された映像情報を、受付部125が受付けた映像情報に変更し、変更した映像情報に基づく映像信号を投射し直す。さらに、投射制御部126は、映像信号設定画面などの各種設定画面も投射する。
登録部127は、変更した映像情報に基づく映像信号が投射されている状態で、変更した映像情報の登録指示を受付けた場合、誤判定信号情報と第2の映像情報とを対応付けて記憶部104に登録する。本実施形態において、登録部127は、受付部125が変更した映像情報の登録指示を受付けた場合、誤判定信号情報に第1の識別番号を付して誤判定テーブルに登録する。また、登録部127は、受付部125により受付けられた映像情報を第2の映像情報として、第2の識別番号を付して変換テーブルに登録する。登録部127は、誤判定テーブルおよび変換テーブルを記憶部104に保存する。
本実施形態では、上述の検出部121、映像解析部122、判定部123、変換部124、受付部125、投射制御部126、および登録部127の各々の機能は、CPU101がROM102等に格納されたプログラムを実行することにより実現されるが、これに限られるものではない。例えば上述の検出部121、映像解析部122、判定部123、変換部124、受付部125、投射制御部126、および登録部127の各々の機能のうちの少なくとも一部の機能が、専用のハードウェア回路で実現される形態であってもよい。
なお、プロジェクタ1が実行するプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。さらに、プロジェクタ1が実行するプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、プロジェクタ1が実行するプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(digital signal processor)、FPGA(field programmable gate array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
次に、プロジェクタ1の処理の一例について、図5および図6を参照して、詳細に説明する。図5は映像信号の入力から投射を開始するまでの動作例のフローチャートである。
図5に示すように、入力端子115にPCやAV機器などが接続され、検出部121により映像信号の入力が検出されると、映像解析部122は、入力された映像信号の解析を行う(ステップS101)。
映像解析部122は、解像度、周波数、水平位置、垂直位置などを含む映像情報を取得する(ステップS102)。
判定部123は、映像解析部122により取得された映像情報をキーとして、誤判定テーブルの中にキーと一致する誤判定信号情報があるかを検索する。判定部123は、キーと一致する誤判定信号情報が存在する場合、キーと一致する誤判定信号情報に付された第1の識別番号を抽出する。そして、判定部123は、映像解析部122により取得された映像情報が誤判定信号情報と一致すると判定する(ステップS103)。
一方、キーと一致する誤判定信号情報が存在しない場合、判定部123は、映像解析部122により取得された映像情報が誤判定信号情報と一致しないと判定する。
判定部123が、映像解析部122により取得された映像情報が誤判定信号情報と一致すると判定した場合について説明する(ステップS103:YES)。この場合、変換部124は、判定部123により抽出された誤判定信号情報に付された第1の識別番号をキーとして、変換テーブルの中の第2の識別番号を検索する。
変換部124は、キーと一致する第2の識別番号が付された第2の映像情報を抽出する(ステップS104)。
変換部124は、映像解析部122により取得された映像情報を、ステップS104で抽出した第2の映像情報に変換する(ステップS105)。
投射制御部126は、ステップS105で変換した第2の映像情報に基づく映像信号を投射し、本処理を終了する(ステップS106)。
次に、映像解析部122により、取得された映像情報が誤判定信号情報と一致しない場合について説明する(ステップS103:NO)。この場合、投射制御部126は、映像解析部122により取得された映像情報に基づく映像信号を投射し、本処理を終了する(ステップS106)。
続いて、映像信号設定および再投射の処理について説明する。図6は映像信号設定および再投射の動作例のフローチャートである。
図6が示すように、投射制御部126は、映像解析部122により取得された映像情報に基づく映像信号を投射する(ステップS201)。以下は、ステップS201において、正常に画像が投射されなかった場合の処理である。
受付部125は、操作部107またはリモートコントローラ201からの映像信号設定画面を投射させる旨の指示の入力を受付ける(ステップS202)。
受付部125が情報入力を受付けると、投射制御部126は、現在投射されている画像の上に重ねて映像信号設定画面を投射する(ステップS203)。
図7は映像信号設定画面の一例である。ユーザは、この画面から解像度、周波数、水平位置、垂直位置などの入力を行う。本実施形態において、ユーザは、操作部107やリモートコントローラ201を用いて任意の位置にカーソルを動かし、周波数、水平位置、垂直位置など、それぞれについて、数値を入力する。
そして、ユーザが図7の映像信号設定画面の「決定」ボタンを押下すると、受付部125は、ユーザが入力した解像度、周波数、水平位置、垂直位置などを映像情報として受付ける(ステップS204)。
投射制御部126は、映像解析部122により取得された映像情報を、受付部125がステップS204で受付けた映像情報に変更し、変更した映像情報に基づく映像信号を再投射する(ステップS205)。
投射制御部126は、再投射した画像の上に重ねて正常に投射されたか否かの確認画面を投射する(ステップS206)。
ここで、投射制御部126は、確認画面を一定時間経過後に投射するようにしてもよい。また、投射制御部126は、ユーザの操作に従い、確認画面を消去したり再投射したりできるようにしてもよい。
図8は、本実施形態における確認画面の一例を示す図である。この例で、投射制御部126は、正常に投射されたか否かを問う文章と、「はい」と「いいえ」ボタンが投射された画面を投射している。受付部125は、ユーザにより「はい」が押下された場合、正常に投射された旨の情報入力を受付ける。受付部125は、ユーザにより「いいえ」が押下された場合、正常に投射されなかった旨の情報入力を受付ける。なお、本実施形態における「正常に投射された旨の情報入力」は、「変更した映像情報の登録指示」の一例である。
受付部125は、正常に投射された旨の情報入力または正常に投射されなかった旨の情報入力を受付ける(ステップS207)。
受付部125が、正常に投射された旨の情報入力を受付けた場合について説明する(ステップS207:YES)。この場合、登録部127は、取得した映像情報を誤判定信号情報として、第1の識別番号を付して誤判定テーブルに登録する(ステップS208)。
登録部127は、ステップS208と同時に、ステップS204で受付部125により受付けられた映像情報を第2の映像情報として、変換テーブルに登録する(ステップS209)。このとき、登録部127は、ステップS208で誤判定テーブルに登録される誤判定信号情報に付される第1の識別番号と同一の番号である第2の識別番号を付して第2の映像情報を変換テーブルに登録する。
登録部127は、誤判定テーブルおよび変換テーブルを記憶部104に保存し、本処理を終了する(ステップS210)。
次に、受付部125が、正常に投射されなかった旨の情報入力を受付けた場合について説明する(ステップS207:NO)。この場合、投射制御部126は、映像信号設定画面を投射する(ステップS203)。
その後、受付部125が、正常に投射された旨の情報入力を受付けるまで、ステップS203〜ステップS207を繰り返す。
以上より、本実施形態において、例えば動作確認ができていない映像信号や、画像投射装置において対応していない映像信号などの、映像解析部122が、解像度、周波数等を正しく判定できない特殊な映像信号の映像情報を予め誤判定信号情報として、該映像信号を正常に投射可能な第2の映像情報と対応付けて登録しておく。そして、予め登録された誤判定信号情報と一致する映像情報を有する特殊な映像信号が入力されると、該特殊な映像信号の映像情報を、該特殊な映像信号の映像情報と一致する誤判定信号情報に対応する第2の映像情報に変換する。これにより、特殊な映像信号が入力された場合であっても、該特殊な映像信号の映像情報を、直ちに第2の映像情報に変換できる。つまり、本実施形態によれば、特殊な映像信号が入力された場合でも、迅速かつ正常に投射させることができる。
また、本実施形態において、入力された映像信号が正しく投射されなかった場合、受付部125は、映像情報の入力を受付ける。投射制御部126は、受付部125が受付けた映像情報に基づく映像信号を再投射するので、ユーザは、入力した映像情報に基づく映像信号が正常に投射されるか否かを確認することができる。このため、ユーザは、最終的に正常に投射可能な映像信号を入力することができる。つまり、本実施形態によれば、例えば、動作確認ができていない映像信号や、画像投射装置において対応していない映像信号など、映像解析部122が、解像度、周波数等を正しく判定できない特殊な映像信号が初めて入力された場合であっても、正常に投射可能な映像情報の入力を受付けることで、迅速かつ正常に投射させることができる。
また、上記の場合において、受付部125が、正常に投射された旨の情報入力を受付けたとき、登録部127は、取得した映像情報を誤判定信号情報として、第1の識別番号を付して誤判定テーブルに登録する。さらに、登録部127は、受付部125が受付けた映像情報を第2の映像情報として、対応する誤判定信号に付された第1の識別番号と同一の番号である第2の識別番号を付して変換テーブルに登録する。そして、登録部127は、誤判定テーブルおよび変換テーブルを記憶部104に保存する。このため、以後入力端子115に同じ映像信号が入力された場合、誤判定信号情報に一致すると判定され、直ちに第2の映像情報に基づく映像信号に変換できる。つまり、本実施形態によれば、再度の情報入力を受付けることなく、入力された映像信号を迅速かつ正常に投射させることができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、上述の実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。本発明は、上述の実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述の実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
1 プロジェクタ
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 記憶部
105 記録メディア
106 メディアI/F
107 操作部
108 電源スイッチ
109 バスライン
110 ネットワークI/F
111 LED駆動回路
112 LED光源
113 投射デバイス
114 投射レンズ
115 入力端子
116 ファン駆動回路
117 冷却ファン
120 投射部
121 検出部
122 映像解析部
123 判定部
124 変換部
125 受付部
126 投射制御部
127 登録部
131 電源回路
201 リモートコントローラ
特開2003−195415号公報

Claims (5)

  1. 入力された映像信号を解析する映像解析部と、
    解析された映像信号の情報である映像情報が、予め定められた誤判定信号情報と一致する場合に、前記誤判定信号情報に対応して定められ、かつ前記映像信号を正常に投射可能な第2の映像情報に前記映像情報を変換する変換部と、
    前記変換部によって変換された前記第2の映像情報に基づく映像信号を投射する投射制御部と、を備える、
    画像投射装置。
  2. 前記投射制御部は、前記映像信号が投射された状態で、前記映像情報を変更するための入力を受付けた場合、その受付けた入力に応じて前記映像情報を変更し、変更した前記映像情報に基づく映像信号を投射し直す、
    請求項1に記載の画像投射装置。
  3. 誤判定信号情報と、第2の映像情報とを記憶する記憶部を備え、
    変更した前記映像情報に基づく映像信号が投射された状態で、該変更した前記映像情報の登録指示を受付けた場合、変更前の元の前記映像情報を前記誤判定信号情報とし、該変更した前記映像情報を前記第2の映像情報として対応付けて前記記憶部に登録する登録部を備える、
    請求項2に記載の画像投射装置。
  4. 画像投射装置の制御方法であって、
    入力された映像信号を解析する映像解析ステップと、
    解析された映像信号の情報である映像情報が、予め定められた誤判定信号情報と一致する場合に、前記誤判定信号情報に対応して定められ、かつ前記映像信号を正常に投射可能な第2の映像情報に前記映像情報を変換する変換ステップと、
    前記変換ステップによって変換された前記第2の映像情報に基づく映像信号を投射する投射ステップと、
    を含む制御方法。
  5. 画像投射装置に、
    入力される映像信号を解析する映像解析ステップと、
    解析された映像信号の情報である映像情報が、予め定められた誤判定信号情報と一致する場合に、前記誤判定信号情報に対応して定められ、かつ前記映像信号を正常に投射可能な第2の映像情報に前記映像情報を変換する変換ステップと、
    前記変換ステップによって変換された前記第2の映像情報に基づく映像信号を投射する投射ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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