JP2017010314A - 画像投影システム、画像投影装置、ポインティングデバイス、および映像供給装置 - Google Patents

画像投影システム、画像投影装置、ポインティングデバイス、および映像供給装置 Download PDF

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Abstract

【課題】投影画像に対して、ユーザがどの方向からポインティングデバイスを操作しているかを簡易かつ正確に検出する。
【解決手段】被投影面150に投影画像140を投影する画像投影装置1と、投影画像140を撮像する撮像部17と、投影画像140上の位置指定を含む操作が可能な電子ペン50と、を備えた画像投影システム100において、電子ペン50は、一端側に第1発光部55を有するとともに、他端側に第2発光部56を有し、画像投影装置1は、撮像部17が撮像した投影画像140の撮像情報を取得する撮像制御部と、撮像情報における第1発光部55の位置と第2発光部56の位置を検出し、該検出結果に基づいて、電子ペン50が投影画像140に対して操作されている方向を判別する操作方向判別部と、を備える。
【選択図】図10

Description

本発明は、画像投影システム、画像投影装置、ポインティングデバイス、および映像供給装置に関する。
画像投影装置として広く知られたプロジェクタは、多人数に対するプレゼンテーション、会議、講演会、教育現場や、サイネージなどに広く用いられているとともに、液晶パネルの高解像化、ランプの高効率化に伴う明るさの改善、低価格化などが進んでいる。
また、DMD(Digital Micro-mirror Device)を利用したDLP(Digital Light Processing)方式の画像投影装置が普及し、オフィスや学校のみならず家庭においても広くこれら画像投影装置が利用されるようになってきている。また、スクリーンなどの被投影面までの投影距離を短くした、短焦点型の画像投影装置の開発が盛んである。
近年、画像投影装置や、画像投影装置とパーソナルコンピュータなどの映像供給装置(情報処理装置)とを接続した画像投影システムにおいて、画像投影装置から被投影面に投影されている投影画像に対して、ユーザが付属の電子ペンなどのポインティングデバイスを用いて、投影画像上のポインタ操作や、文字や図形の手書き入力操作などを可能としたインタラクティブな画像投影装置、画像投影システムが知られている。
また、近年、投影画像をスクリーンや壁面に投影するのではなく、机の上に投影することができる形式(以下、机上投影という)の画像投影装置も知られている。机上投影するためには、机の上方向に画像投影装置を吊り下げ、上から投影する場合も考えられるが、短焦点型の画像投影装置を用いて投射角度を大きくとり、斜め横から投影することで画像投影装置を机上に設置して、机上投影を実現することも可能となっている。
図14は、画像投影装置1による机上投影の説明図である。図14では、画像投影装置1を机150上に設置して、机150を被投影面130として、投影画像140を投影した様子を示している。机150の周囲には、3人のユーザ160a,160b,160cがおり、机上の投影画像140を視認可能となっている。
画像投影装置からの投影画像に対して、インタラクティブ操作を実行する場合、ユーザが投影画像に対し、どの方向にいても投影画像は変化しないため、ユーザがいる方向によっては、インタラクティブ操作の操作性が悪いという問題があった。特に、図14に示すような机上投影の場合、ポインティングデバイスは様々な方向から操作されることが考えられるため、ユーザがいる方向を判別し、インタラクティブ操作の操作性を向上させることが望まれる。
例えば、特許文献1には、投射画像を操作するときのユーザの利便性を向上させることを目的として、指示体の指示方向を検出する検出部と、検出部が検出した指示方向に基づいて、画像を回転する回転部と、を備えた画像処理装置が開示されている。
る。
特許文献1に記載の画像処理装置では、指示体である発光ペンの発する光の強度分布に基づいて、発光ペンの向きを判断している。しかしながら、強度分布を測るためには発する光がある程度広がることが必要であるとともに、複雑な画像処理も必要となることから、検出の簡便性および正確性に検討の余地があった。
そこで本発明は、投影画像に対して、ユーザがどの方向からポインティングデバイスを操作しているかを簡易かつ正確に検出することができる画像投影システムを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、本発明に係る画像投影システムは、被投影面に投影画像を投影する画像投影装置と、前記投影画像を撮像する撮像装置と、前記投影画像上の位置指定を含む操作が可能なポインティングデバイスと、を備えた画像投影システムにおいて、前記ポインティングデバイスは、一端側に第1発光部を有するとともに、他端側に第2発光部を有し、前記画像投影装置は、前記撮像装置が撮像した前記投影画像の撮像情報を取得する撮像制御部と、前記撮像情報における前記第1発光部の位置と前記第2発光部の位置を検出し、該検出結果に基づいて、前記ポインティングデバイスが前記投影画像に対して操作されている方向を判別する操作方向判別部と、を備えるものである。
本発明によれば、投影画像に対して、ユーザがどの方向からポインティングデバイスを操作しているかを簡易かつ正確に検出することができる。
画像投影システムの一例を示す概略構成図である。 画像投影装置の一実施形態を示す外観斜視図である。 画像投影装置の側面図であって、被投影面への投影状態を示した図である。 (A)画像投影装置の外装カバーを外した状態を示す斜視図、(B)(A)の丸囲み部分の拡大構成図である。 照明ユニット、投影ユニット、画像表示素子ユニット、および光源ユニットの断面図である。 画像投影装置の機能ブロック図である。 電子ペンの機能ブロック図である。 映像供給装置の機能ブロック図である。 画像投影システムによる机上投影の説明図である。 操作方向判別制御の説明図である。 操作方向判別処理の一例を示すフローチャートである。 画像投影システムによる天井からの投影の説明図である。 エリア分割された投影画像の説明図である。 画像投影装置による机上投影の説明図である。
以下、本発明に係る構成を図1から図13に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
[第1の実施形態]
画像投影装置からの投影画像に対し、インタラクティブ操作を可能とする方式として、(1)撮像装置にてポインティングデバイスによる照射位置を撮像して位置情報を検出する照射位置検出方式や、(2)被投影面の周縁部に赤外線発光素子や赤外線レーザを置き、縦横斜めに赤外線を走らせ、遮られた位置を検出することにより、位置情報を検出するライトカーテン方式(レーザカーテン方式、超音波方式)や、(3)投影画像中にポインティングデバイスが読み込むための位置情報を埋め込む位置情報読取方式、等が知られている。これらの方式では、ポインティングデバイスの操作位置を画像投影装置または映像供給装置で認識することで、または、ポインティングデバイスから位置情報が画像投影装置または映像供給装置に送信されることで、画像投影装置または映像供給装置は、ポインティングデバイスの操作位置を認識することができる。
本実施形態では、照射位置検出方式によりポインティングデバイスの操作位置を検出する。
(画像投影システム)
図1は、画像投影システム100の一例を示す概略構成図である。画像投影システム100は、画像投影装置(プロジェクタ)1と、映像信号(投影情報ともいう)を画像投影装置1に供給する映像供給装置110と、を含んで構成されており、画像投影装置1と映像供給装置110とは、ケーブル120によって接続されている。なお、映像信号には静止画表示のための画像信号も含まれる。
画像投影装置1は、映像供給装置110が提供する映像信号を基に映像を生成し、スクリーン等の被投影面130に投影するプロジェクタである。図1では、被投影面130上に画像投影装置1から投影画像140が投影されている。
画像投影装置1は、映像信号を入力するインタフェースとして、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)(登録商標)端子、DisplayPort端子、Thunderbolt端子、VGA(Video Graphics Array)入力端子、S−VIDEO端子、RCA端子等の画像入力端子を備えている。また、画像投影装置1は、複数の画像入力端子を備えていることが好ましい。画像入力端子に接続されたケーブル120を介して映像供給装置110から映像信号を受信する。ケーブル120は、通信インタフェースに準拠したケーブルであって、例えば、HDMIケーブルである。
また、画像投影装置1は、Bluetooth(登録商標)やWiFi(登録商標)等の無線通信プロトコルに準拠した無線通信により、映像供給装置110から映像信号を受信してもよい。
映像供給装置110は、画像投影装置1が投影すべき画像を提供する装置である。映像供給装置110は、映像信号を出力するインタフェースを備えており、映像供給装置110の表示画像を形成する映像信号を所定の転送レート(例えば、30fps(frame per second)〜60fps)で画像投影装置1に送信する。
映像供給装置110も同様に、映像信号を出力するインタフェースとして、HDMI端子、DisplayPort端子、Thunderbolt端子、VGA入力端子、S−VIDEO端子、RCA端子等の画像出力端子を備えており、これらの端子に接続されたケーブル120を介して画像投影装置1に送信することができる。また、映像供給装置110は、無線通信により、画像投影装置1に映像信号を送信してもよい。
映像供給装置110としては、例えば、ノート型PC、デスクトップ型PCやタブレット型PC、スマートフォン等の映像信号を供給可能な情報処理装置を用いることができる。なお、図1に示す例では、画像投影装置1に1つの映像供給装置110が接続されているが、画像投影装置1に複数の映像供給装置110を接続するものであってもよい。
また、画像投影システム100は、ユーザが握持した状態で被投影面130上または離間した位置から投影画像140に向けて操作することで、種々の操作を実行することができるポインティングデバイスである電子ペン50を備えている。電子ペン50は、画像投影装置1および映像供給装置110、または映像供給装置110に無線通信により接続され、信号の送信が可能となっている。
なお、画像投影装置1が投影する投影画像140の基となる投影情報は、映像供給装置110から提供されるものに限られず、画像投影装置1の記憶部に記憶されているものであっても、画像投影装置1に外部接続可能なUSBメモリなどの補助記憶装置に記憶されているものであってもよい。
(画像投影装置)
図2は、画像投影装置1の一実施形態を示す外観斜視図である。また、図3は、画像投影装置1の側面図であって、被投影面130への投影状態を示した図である。
画像投影装置1は、装置内部に光源としてのランプや多数の電子基板を備えており、起動時には、装置の内部温度が上昇する。このため、画像投影装置1には、内部の構成部品が耐熱温度を超えないように、吸気口11および排気口12が設けられている。
図4(A)は、画像投影装置1の外装カバー2を外した状態を示す斜視図である。また、図4(B)は図4(A)の丸囲み部分で示す光学エンジン3と光源ユニット4の拡大構成図である。図4に示すように、画像投影装置1は、光学エンジン3および光源ユニット4を備えている。また、図5は、照明装置である照明ユニット3a(照明光学系)、投影ユニット3b(投影光学系)、画像表示素子ユニット10、および光源ユニット4の上面から見た断面図である。光学エンジン3は、照明ユニット3aおよび投影ユニット3bからなる。
図4に示すように、吸気口11、排気口12の内側には、それぞれ吸気ファン13、排気ファン14が設けられており、吸気ファン13から吸入した外気を排気ファン14から排出することで、装置内の強制気流による空冷がなされる。
画像投影装置1においては、光源ユニット4の光源からの光(白色光)が光学エンジン3の照明ユニット3aに照射される。照明ユニット3a内では、照射された白色光をRGBに分光した後、レンズ、ミラー等により画像表示素子ユニット10へ導き、変調信号に応じて画像形成する画像表示素子ユニット10とその画像を投影ユニット3bにより被投影面130へ拡大投影する構成となっている。
光源ユニット4の光源であるランプ15としては、種々のランプを用いることができるが、例えば、高圧水銀ランプ、キセノンランプなどのアークランプを用いることができる。例えば、高圧水銀ランプを用いることが好ましい。
また、光源ユニット4の側面の一方向側には光源を冷却するファン16が設けられている。ファン16は、光源ユニット4の各部が設定された定格温度範囲内の温度となるように、その回転数が制御される。また、光源ユニット4からの光の出射方向と投影ユニット3bからの画像光の出射方向は、図5に示すように、略90°の関係となっている。
また、光学エンジン3の照明ユニット3aは、光源から照射された光を分光するカラーホイール5(回転色フィルター)と、カラーホイール5から出射した光を導くライトトンネル6と、リレーレンズ7、平面ミラー8および凹面ミラー9と、を備えている。また、照明ユニット3a内には、画像表示素子ユニット10が設けられる。
照明ユニット3aでは、先ず、光源からの出射光である白色光が、円盤状のカラーホイール5で単位時間毎にRGBの各色が繰り返す光に変換され出射される。カラーホイール5から出射された色分離された光は、ライトトンネル6に導かれる。ライトトンネル6は、入射された光がその内部(内壁)で複数回反射され合成されることで均一化する照明均一変換光学部材である。
次いで、ライトトンネル6から出射された光は、2枚のレンズを組み合わせてなるリレーレンズ7により、光の軸上色収差を補正しつつ集光される。また、リレーレンズ7から出射される光は、平面ミラー8および凹面ミラー9によって反射されて、画像表示素子ユニット10に集光される。画像表示素子ユニット10は、複数のマイクロミラーからなる略矩形のミラー面を有し、画像データに基づいて各マイクロミラーが時分割駆動されることにより、所定の画像を形成するように投影光を加工して反射する画像表示素子(光変調素子)としてのDMD素子10aを備えている。
画像表示素子ユニット10は、入力信号に応じてマイクロミラーのオンオフを切り替えることで投影ユニットへ光を出力する光を選別するとともに階調を表現する。すなわち、DMD素子10aにより、時分割で画像データに基づいて、複数のマイクロミラーが使用する光は投影レンズへ反射され、捨てる光はOFF光板へ反射される。画像表示素子ユニット10で使用する光は投影ユニット3bへ反射し、投影ユニット3b内の複数の投影レンズを通り拡大された画像光は被投影面130上へ拡大投影される。
図6に画像投影装置1の機能ブロック図を示す。画像投影装置1は、光学エンジン3、画像表示素子ユニット10、ランプ15、ファン16、撮像部17、映像入力端子部20、映像音声処理部21、音声出力ユニット22、ランプ制御部23、光学制御部24、操作部25、操作受付部27、入出力インタフェース28、無線通信部29、主制御部30、ファン制御部35等を備えている。
撮像部17は、主制御部30の撮像制御部31により制御されて、被投影面130上の投影画像を撮像し、撮像データ(撮像情報)を撮像制御部31へ渡す撮像装置である。なお、撮像部17は、画像投影装置1の外部に設けられて、画像投影装置1または映像供給装置110と接続される構成であってもよい。
映像入力端子部20は、映像供給装置110にケーブル120にて接続される端子部であって、HDMI端子、ビデオ端子、RGB端子などである。
映像音声処理部21は、入力された映像信号をRGBのデジタル映像データに変換し、主制御部30に転送する。また、映像入力端子部20、主制御部30から入力された音声データをD/A変換してスピーカーなどの音声出力ユニット22に出力する。
主制御部30は、メインプロセッサであるCPU(Central Processing Unit)と、制御プログラム等を記憶したROM(Read Only Memory)と、各処理におけるデータを一時的に格納しておくメモリデバイス(例えば、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等)と、電源OFF時にも設定情報等を記録しておく不揮発性メモリであるNVRAM(Non Volatile RAM)等がバスで接続された制御手段である。NVRAMに替えて、EPROMやEEPROM、フラッシュメモリ等の種々の不揮発性メモリを用いてもよい。
また、主制御部30は、撮像部17を制御して撮像タイミングの制御および撮像部17で撮像した被投影面130の撮像データを取得する撮像制御部31と、撮像部17で撮像した撮像データにおいて、後述する第1発光部55の発光位置と第2発光部56の発光位置とを検出し、該2つの発光位置の相対位置関係に基づいて、電子ペン50の向き(すなわち、ユーザの操作方向)を判別する操作方向判別部32と、操作方向判別部32にて判別された判別方向(ユーザのいる方向)に応じて、投影画像140上に表示させる電子ペン50の軌跡の表示形態を異なるものとして識別可能とする軌跡表示制御部33と、操作方向判別部32にて判別された判別方向(ユーザの位置)に応じて、投影画像140の投影角度および投影位置の少なくとも一方を変更する投影角度・位置制御部34と、を備えている。
主制御部30は、映像音声処理部21より転送されるRGB映像データを表示すべく、ランプ制御部23および光学制御部24を制御する。ランプ制御部23は、主制御部30からの制御に基づいて、光源としてのランプ15を制御する。また、光学制御部24は、主制御部30からの制御に基づいて、光学エンジン3、画像表示素子ユニット10を制御する。また、ファン制御部35は、主制御部30からの制御に基づいて、ファン16を制御する。
操作部25は、ユーザからの種々の操作要求を受け付けるものであり、画像投影装置1の外面に設けられるキーボタン(本体キー)によって構成される。例えば、各種設定や選択を行うためのメニュー画面を表示させるメニューキーなどを備えている。また、操作要求には、メニュー画面等のOSD画面の表示指示、投影している画像のアスペクト比の変更要求、画像投影装置1の電源OFF要求、ランプ15の光量を変更するランプパワー変更要求、などが含まれる。操作部25は、操作要求を受け付けると、当該操作要求を主制御部30に通知する。
また、遠隔操作手段としてのリモコン26には、操作部25と同様のキーボタンが備えられており、操作部25と同様の操作が可能である。リモコン26からの操作要求は、赤外線データで操作受付部27に送信され、操作受付部27は、リモコン26からの信号を受信すると、主制御部30へ通知する。
無線通信部29は、電子ペン50から送信されるクリック情報などの情報を受信して、これを主制御部30に通知する。
入出力インタフェース28は、映像供給装置110と接続する通信インタフェースであって、電子ペン50からのクリック情報や、電子ペン50の位置情報などが画像投影装置1から映像供給装置110に送信される。例えば、USB(Universal Serial Bus)などの通信インタフェースである。
(電子ペン)
図7に電子ペン50の機能ブロック図を示す。電子ペン50は、第1ボタン51、第2ボタン52、ペン先ボタン53、操作受付部54、第1発光部55、第2発光部56、無線通信部57、および電子ペン制御部60を備え、投影画像140上の任意の位置を照射することでする位置指定、および各種のクリック操作が可能となっている。
操作受付部54は、第1ボタン51、第2ボタン52、ペン先ボタン53が押下されたことを検知して、これを電子ペン制御部60へ通知する。ペン先ボタン53は、電子ペン50の先端部を被投影面130上に押し付けることで押下することが可能となっている。
ここでは、第1ボタン51がマウスの左ボタン、第2ボタン52がマウスの右ボタン、ペン先ボタン53がマウスの左ボタンに割り当てられているものとし、ダブルクリック操作は、第1ボタン51またはペン先ボタン53が連続で押下されることで実行されるものとする。なお、ボタンの数および機能の割り当てについては、特に限られるものではない。
第1発光部55は、電子ペン50の先端側に設けられ、不可視光などのレーザ光を発光する照射部(ペン先発光部)である。第1発光部55の照射位置を撮像部17で撮像することで、電子ペン50の位置情報(指示位置)が検出可能となっている。第1発光部55は、電子ペン50の各ボタンの所定の操作により発光するものであってもよいが、例えば、電子ペン50のペン先が被投影面130(机上投影の場合の机)に接触した場合に、これを検知して発光することが好ましい。
第2発光部56は、電子ペン50の後端側(第1発光部55の他端側)に設けられ、不可視光などのレーザ光を発光する照射部(ペン尻発光部)である。ここで、第2発光部56は第1発光部55が発光した際に、併せて発光するものである。
また、第2発光部56は、第1発光部55とは発光特性が異なることが好ましい。すなわち、第2発光部56は、撮像部17の撮影画像において、第1発光部55の発光と識別可能な光を発光するものであって、例えば、波長や周波数の異なる光を発光する、異なるパルス状の発光、異なる副搬送波を用いて変調を行う、光量(高度エネルギー)の異なる光を発光する、等の方法がある。
なお、詳細は後述するが、撮像画像上の位置関係に基づいて、第1発光部55と第2発光部56を識別することも可能である場合は、第1発光部55と第2発光部56の発光特性は同じであってもよい。
無線通信部57は、画像投影装置1または映像供給装置110に対して、クリック情報などの各情報を送信する。
電子ペン制御部60は、例えば、マイクロコントローラで構成され、CPU(中央演算処理ユニット)、ROM(リードオンリーメモリ)、RAM(ランダムアクセスメモリ)などの演算回路および記憶回路を備えている。
電子ペン制御部60は、操作受付部54からいずれかのボタンがクリックされた情報を受けた時は、該クリック情報を、無線通信部57を介して画像投影装置1または映像供給装置110に送信する。また、第1発光部55および第2発光部56の発光を制御する。
(映像供給装置)
図8に映像供給装置110の機能ブロック図を示す。映像供給装置110は、データを入力するための入力部111と、ディスプレイなどの表示部112と、データ通信を行うための通信部113と、装置全体の制御を司る制御手段としてのCPU114と、CPU114のワークエリアとして使用されるRAM115と、CPU114を動作させるための各種プログラム等を記憶した記憶部116とから構成されている。
(操作方向判別)
以下に、本実施形態に係る画像投影装置1、画像投影システム100が実行するポインティングデバイスが操作された方向の判別について説明する。
図9は、本実施形態に係る画像投影システム100による机上投影の説明図である。
画像投影装置1は、机150上に設置されており、映像供給装置110から提供される映像信号に基づいて、机150上に投影画像140を投影している。画像投影装置1の設置面と被投影面130が同一面である。また、ユーザが握持した状態で机150上の投影画像140に操作することで、種々の操作を実行することができるポインティングデバイスである電子ペン50が設けられている。
また、画像投影システム100は、画像投影装置1の内部または外部に撮像部17を備え、投影画像140を撮像した画像中に表示される第1発光部55からの照射位置に基づいて、電子ペン50の操作位置を検出する。撮像したデータは、画像投影装置1を介して、または直接、映像供給装置110へ送信することで映像供給装置での操作に反映される。
電子ペン50は、第1発光部55を備えたレーザポインタとして機能し、被投影面130である机150の指示位置を照射する。投影画像140の照射位置には、ポインタ(光跡)が表示される。これにより、ユーザは、どこを指示しているかを知ることができる。そして、ペン先ボタン53で机上の投影画像140上でクリック操作等を行うことができる。また、離れた位置から操作するときには第1ボタン51等でクリック操作等を行うことができる。
図10は、本実施形態に係る画像投影装置1による操作方向判別制御の説明図である。
図10に示すような机上投影の場合、画像投影装置1が設置される机150の四方向のいずれの方向にもユーザ160は位置する可能性があり、複数人のユーザ160がいることも考えられる。
ここで、ユーザ160が電子ペン50を操作する方向(ユーザ160の位置)が異なれば、操作しやすい状況も異なるので、投影画像140に対し、電子ペン50を操作するユーザ160がいる方向を判別し、判別結果に応じて、ユーザ160の操作性を向上させることが望まれる。
これに対して、例えば、ユーザ160を区別するために発光特性で識別可能な複数の電子ペン50を用意することも考えられるが、複数の電子ペン50を使用する場合、複数の電子ペン50を識別するための設定、管理が煩雑になり、また、コストもかかってしまう。
そこで、本実施形態では、被投影面(被投影面130、机150)に投影画像(投影画像140)を投影する画像投影装置(画像投影装置1)と、投影画像を撮像する撮像装置(撮像部17)と、投影画像上の位置指定を含む操作が可能なポインティングデバイス(電子ペン50)と、を備えた画像投影システム(画像投影システム100)において、ポインティングデバイスは、一端側に第1発光部(第1発光部55)を有するとともに、他端側に第2発光部(第2発光部56)を有し、画像投影装置は、撮像装置が撮像した投影画像の撮像情報を取得する撮像制御部(撮像制御部31)と、撮像情報における第1発光部の位置と第2発光部の位置を検出し、該検出結果に基づいて、ポインティングデバイスが投影画像に対して操作されている方向を判別する操作方向判別部(操作方向判別部32)と、を備えるものである。
すなわち、電子ペン50の先端部と後端部に、それぞれ発光部を設け、投影画像を撮像した撮像データから2つの発光部を認識し、該2つの発光部の位置関係(すなわち、電子ペン50の向き)でユーザ160が電子ペン50を操作している方向を判別するものである。
画像投影システム100では、撮像部17は投影画像140を撮像しており、画像投影装置1は、撮像データ中の第1発光部55の位置を検出することで、電子ペン50の指示位置を認識している。
また、画像投影装置1は、第2発光部56の位置についても検出している。ここでは、第2発光部56は、第1発光部55とは発光特性が異なり、2つの発光部を識別可能に認識する。
図10の例では、画像投影装置1および撮像部17から見た場合(すなわち、撮像データ上)では、第1発光部55の検出位置は、第2発光部56の検出位置よりも左側となる。通常、ユーザ160の位置から電子ペン50を投影画像140上で操作する際、ペン先はペン尻よりもユーザ160から離れた位置になる。
これを利用して、撮像データにおいて、第1発光部55の検出位置が、第2発光部56の検出位置よりも左側であれば、ユーザ160は、画像投影装置1および撮像部17から見て右側(図10に示す側)から操作していることを判別することができる。また、反対に、第1発光部55の検出位置が、第2発光部56の検出位置よりも右側であれば、ユーザ160は、画像投影装置1および撮像部17から見て左側から操作していることを判別することができる。
換言すれば、撮像データにおいて、第1発光部55の位置に対する第2発光部56の位置側にユーザ160がいることを認識するものである。
ユーザ160の位置を認識した場合、ユーザ160の位置(すなわち、判別方向)に応じて、電子ペン50の操作により投影画像140上に表示させる軌跡の表示形態(例えば、色など)を識別可能とすることが好ましい。
例えば、図10に示す位置のユーザ160の操作であることを判別した場合は、電子ペン50の軌跡を赤色で表示させるようにし、図10において、向かって右側にいるユーザ160(図示せず)からの操作であることを判別した場合は、電子ペン50の軌跡を青色で表示させるようにして、ユーザ160の操作性を向上させることができる。
また、軌跡を識別可能に表示させることに併せて、または、これに替えて、判別したユーザ160の操作位置に応じて、投影画像の角度を変更、投影画像を回転等させて、電子ペン50を操作しているユーザ160から見て投影画像が正しい向きに表示させるようにしてもよい。また、投影画像の回転に併せて、またはこれに替えて投影位置を調整するようにしてもよい。
なお、ここでは、第1発光部55と第2発光部56は、異なる発光特性を有する例を説明したが、描画中はペン先がペン尻よりも鉛直方向下側となる、すなわち、撮像データ上では、第2発光部56は第1発光部55の鉛直方向上側に位置するので、これを利用して第1発光部55と第2発光部56を特定してもよい。この場合、第1発光部55と第2発光部56の発光特性は必ずしも異なる必要はない。
図11は、本実施形態に係る画像投影装置1が実行する処理の一例を示すフローチャートである。ここでは、ユーザが電子ペン50を操作する方向に応じて、電子ペン50による描画色を変更する場合を例に説明する。
先ず、撮像制御部31は撮像部17を制御し、投影画像140を撮像し、撮像データを取得する(S101)。撮像部17の撮像および以下の処理は、所定の間隔ごとに実行されるものであればよい。
次いで、操作方向判別部32は、撮像部17で撮像した撮像データにおいて、第1発光部55の発光位置と第2発光部56の発光位置とを検出する(S102)。
次いで、操作方向判別部32は、第1発光部55の発光位置と第2発光部56の発光位置との相対位置関係に基づいて、電子ペン50の向き、すなわち、ユーザの操作方向を判別する(S103)。
次いで、軌跡表示制御部33は、ユーザの位置が画像投影装置1から見て右側であれば、電子ペン50の描画色を色1(例えば、赤)に設定し(S104)、左側であれば、電子ペン50の描画色を色2(例えば、青)に設定し(S105)、処理は終了する。
なお、本実施形態では、電子ペン50の傾く方向で撮像部17から見てユーザが左右のどちらから操作しているかの2方向判別の処理例を示したが、投影画像の位置、投射角度、ペンの長さ等の情報を判断基準として、より正確な位置の識別を行うことも好ましい。
例えば、第1発光部55と第2発光部56が左右にあまり離れていない場合は、画像投影装置1が設置されている側からの操作や、画像投影装置1の対面側からの操作である場合が考えられるが、この場合、第1発光部55と第2発光部56の離間距離(すなわち、撮像データ上のペンの長さ)を用いて、撮像部17からの距離を判別し、画像投影装置1が設置されている側からの操作や、画像投影装置1の対面側からの操作を識別することができる。
また、例えば、電子ペン50のペン尻側で描画することで、ペン先側で描画した内容を消去できる(消しゴム機能)等の機能を持たせた電子ペン50も知られている。このような電子ペン50において、ユーザがペン先側で描画しているか、ペン尻側で描画しているかについても、第1発光部55と第2発光部56の位置を検出することで、判別することができる。
以上説明した本実施形態に係る画像投影装置および画像投影システムによれば、投影画像に対して、ユーザがどの方向からポインティングデバイスを操作しているかを簡易かつ正確に検出することができ、検出結果に基づいて、軌跡の描画色を変更したり、投影画像の向き等を変更したりすることができる。よって、インタラクティブ操作の操作性を向上することができる。
[第2の実施形態]
以下、本発明に係る画像投影装置の他の実施形態について説明する。第2の実施形態では、画像投影装置1を天吊りにして机上投影を行う場合について説明する。なお、上記実施形態と同様の点についての説明は適宜省略する。
図12は、本実施形態に係る画像投影システム100による天井170からの投影(天吊り型投影)の説明図である。
天井170からの投影の場合、撮像部17は、投影画像140に対し正面から撮像可能であるので、電子ペン50の向きをより正確に判別することができる。一方で、第1発光部55と第2発光部56の鉛直方向の位置を検出することは困難であるので、本実施形態では、電子ペン50の第1発光部55と第2発光部56とは、異なる発光特性で発光するようにして、2つの発光部の相対位置関係から操作方向を判別する。
[第3の実施形態]
第3の実施形態では、操作方向の判別の際、投影画像において、電子ペン50の操作を検出するインタラクティブ領域を複数のエリアに分割する場合について説明する。
図13は、本実施形態に係る画像投影システム100により投影された投影画像140を真上から見た説明図である。本実施形態では、画像投影装置1の主制御部30は、投影エリア分割部を有しており、投影画像140を所定数のエリアで分割し、操作方向判別部32は、操作方向の判別の際、いずれのエリアでの操作かを考慮して操作方向を判別するものである。図13の例では、投影エリア分割部によりエリア1〜エリア9の9つのエリアに分割されている。
図13において、例えば、A〜Dの位置にユーザがいる場合、Cの位置にいるユーザが電子ペン50を操作して、自身の左前方(エリア7)にて描画する場合と、Dの位置にいるユーザが電子ペン50を操作して、自身の右前方(エリア3)にて描画する場合とは、電子ペン50の向きは同じ方向になることが予想されるため、Cの位置のユーザとDの位置のユーザの判別が困難である。
そこで、画像投影装置1は、電子ペン50の向きに加えて、いずれのエリアの操作であるかを判断し、例えば、エリア7での操作であれば、Cの位置のユーザの可能性が高いこと、エリア3での操作であれば、Dの位置のユーザの可能性が高いことを推定することができる。このように、電子ペン50の向きに加えて、いずれのエリアでの操作かについても併せて認識することにより、操作方向の判別制度を向上することができる。
[第4の実施形態]
上記実施形態では、画像投影システム100において、画像投影装置1が操作方向の判別制御をする場合を説明したが、本実施形態では、操作方向の判別制御に必要な情報(撮像データなど)が、画像投影装置1を介して、または各デバイスから直接、映像供給装置110に送信され、映像供給装置110にて操作方向の判別制御をするものである。すなわち、上記の撮像制御部31、操作方向判別部32、軌跡表示制御部33、投影角度・位置制御部34の各部を映像供給装置110が備えるものであってもよい。
尚、上述の実施形態は本発明の好適な実施の例ではあるがこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。
例えば、上記実施形態では、画像投影装置1が机上投影を行う場合を例に説明したが、これに限られるものではなく、壁面やスクリーンなどを被投影面130とする場合であっても、同様に適用することができる。
また、上記実施形態では、画像投影装置は、DLP(Digital Light Processing)方式のプロジェクタを例に説明したが、これに限られるものではなく、LCD(Liquid Crystal Display)方式、LCOS(Liquid crystal on silicon)方式等であってもよい。また、光源としてアークランプを用いる例について説明したが、これに限られるものではなく、レーザ、LED等を用いてもよい。
1 画像投影装置
2 外装カバー
3 光学エンジン
3a 照明ユニット
3b 投影ニット
4 光源ユニット
5 カラーホイール
6 ライトトンネル
7 リレーレンズ
8 平面ミラー
9 凹面ミラー
10 画像表示素子ユニット
10a DMD素子
11 吸気口
12 排気口
13 吸気ファン
14 排気ファン
15 ランプ
16 ファン
17 撮像部
20 映像入力端子部
21 映像音声処理部
22 音声出力ユニット
23 ランプ制御部
24 光学制御部
25 操作部
26 リモコン
27 操作受付部
28 入出力インタフェース
29 無線通信部
30 主制御部
31 撮像制御部
32 操作方向判別部
33 軌跡表示制御部
34 投影角度・位置制御部
35 ファン制御部
50 電子ペン
51 第1ボタン
52 第2ボタン
53 ペン先ボタン
54 操作受付部
55 第1発光部
56 第2発光部
57 無線通信部
60 電子ペン制御部
100 画像投影システム
110 映像供給装置
111 入力部
112 表示部
113 通信部
114 CPU
115 RAM
116 記録部
120 ケーブル
130 被投影面
140 投影画像
150 机(被投影面)
160 ユーザ
170 天井
特開2014−186203号公報

Claims (10)

  1. 被投影面に投影画像を投影する画像投影装置と、
    前記投影画像を撮像する撮像装置と、
    前記投影画像上の位置指定を含む操作が可能なポインティングデバイスと、を備えた画像投影システムにおいて、
    前記ポインティングデバイスは、一端側に第1発光部を有するとともに、他端側に第2発光部を有し、
    前記画像投影装置は、
    前記撮像装置が撮像した前記投影画像の撮像情報を取得する撮像制御部と、
    前記撮像情報における前記第1発光部の位置と前記第2発光部の位置を検出し、該検出結果に基づいて、前記ポインティングデバイスが前記投影画像に対して操作されている方向を判別する操作方向判別部と、を備えることを特徴とする画像投影システム。
  2. 前記画像投影装置は、
    前記操作方向判別部の判別結果に応じて、前記ポインティングデバイスの軌跡を識別可能に表示させる軌跡表示制御部を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像投影システム。
  3. 前記画像投影装置は、
    前記操作方向判別部の判別結果に応じて、前記投影画像の投影角度および投影位置の少なくとも一方を変化させる投影角度・位置制御部を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の画像投影システム。
  4. 前記第1発光部と前記第2発光部は、発光特性の異なる光を発することを特徴とする請求項1から3までのいずれかに記載の画像投影システム。
  5. 前記ポインティングデバイスはペン形状を有し、
    前記第1発光部をペン先側、前記第2発光部をペン尻側に備えることを特徴とする請求項1から4までのいずれかに記載の画像投影システム。
  6. 前記第1発光部は、前記ポインティングデバイスの先端部に設けられ、
    該先端部が前記被投影面に接触することで発光し、
    前記第2発光部は、前記第1発光部の発光とともに発光することを特徴とする請求項1から5までのいずれかに記載の画像投影システム。
  7. 前記画像投影装置は、
    前記投影画像を所定数の領域に分割し、いずれの領域で操作がされたかを認識し、
    該認識結果と、前記撮像情報における前記第1発光部および前記第2発光部の位置の検出結果と、に基づいて、前記ポインティングデバイスが前記投影画像に対して操作されている方向を判別することを特徴とする請求項1から6までのいずれかに記載の画像投影システム。
  8. 被投影面に投影画像を投影する画像投影装置と、
    前記投影画像を撮像する撮像装置と、
    前記投影画像上の位置指定を含む操作が可能なポインティングデバイスと、を備えるとともに、
    前記ポインティングデバイスは、一端側に第1発光部を有するとともに、他端側に第2発光部を有している画像投影システムにおける前記画像投影装置であって、
    前記撮像装置が撮像した前記投影画像の撮像情報を取得する撮像制御部と、
    前記撮像情報における前記第1発光部の位置と前記第2発光部の位置を検出し、該検出結果に基づいて、前記ポインティングデバイスが前記投影画像に対して操作されている方向を判別する操作方向判別部と、
    を備えたことを特徴とする画像投影装置。
  9. 被投影面に投影画像を投影する画像投影装置と、
    前記投影画像を撮像する撮像装置と、
    前記投影画像上の位置指定を含む操作が可能なポインティングデバイスと、を備えた画像投影システムにおける前記ポインティングデバイスであって、
    一端側に第1発光部を有するとともに、他端側に第2発光部を有することを特徴とするポインティングデバイス。
  10. 投影情報に基づいて被投影面に投影画像を投影する画像投影装置と、
    該画像投影装置に前記投影情報を供給する映像供給装置と、
    前記投影画像を撮像する撮像装置と、
    前記投影画像上の位置指定を含む操作が可能なポインティングデバイスと、を備えるとともに、
    前記ポインティングデバイスは、一端側に第1発光部を有するとともに、他端側に第2発光部を有している画像投影システムにおける前記映像供給装置であって、
    前記撮像装置が撮像した前記投影画像の撮像情報を取得する撮像制御部と、
    前記撮像情報における前記第1発光部の位置と前記第2発光部の位置を検出し、該検出結果に基づいて、前記ポインティングデバイスが前記投影画像に対して操作されている方向を判別する操作方向判別部と、
    を備えたことを特徴とする映像供給装置。
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