JP7275885B2 - 表示装置、方向特定方法、プログラム - Google Patents
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Description
まず、図1を用いて表示装置に対するユーザーの方向が異なる状況の一例を説明する。図1は、表示装置2の置き方の一例を示す。この表示装置2は、手書き入力が可能なコンピュータ制御のホワイトボード装置又はアプリケーションソフトであり、手書き入力装置と呼ばれる場合がある。
そこで、本実施形態の表示装置2は、手書きに使用する電子ペン250の位置を利用して表示装置2に対するユーザーの方向を特定する。
表示装置2は、専用の表示装置でもよいし、PC、スマートフォン、又は、タブレット端末などの情報処理装置がアプリケーションソフトを実行することで表示装置2として使用されてもよい。
図4は、電子ペン250の斜視図の一例を示す。電源を内蔵して表示装置2に命令を送信できる電子ペン250をアクティブペンという(電源を内蔵しない電子ペン250をパッシブ電子ペンという)。図4の電子ペン250は、物理的なスイッチがペン先に一つ、ペン尻に一つ、ペン側面に二つあり、ペン先が筆記用、ペン尻が消去用、ペン側面はユーザー機能割り当て用である。本実施形態の電子ペン250は不揮発性のメモリーを有しており、他の電子ペン250と重複しないペンIDを記憶している。
図5を用いて、本実施形態に係る表示装置2の全体構成を説明する。図5は、表示装置2の全体構成図を示した図である。図5(a)では、表示装置2の一例として、壁につり下げられた横長の電子黒板として使用される表示装置2を示している。
<<電子ペンのハードウェア構成>>
図6は、電子ペン250のハードウェア構成図の一例である。図6に示されているように、電子ペン250は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Static Random Access Memory)103、SSD(Solid State Drive)104、近距離通信装置105、加速度センサー106、ジャイロセンサー107、及びバッテリー108等を有している。
図7は、表示装置2のハードウェア構成図の一例である。図7に示されているように、表示装置2は、CPU201、ROM202、RAM203、及び、SSD204を備えている。
a. アクセスポイント→インターネット
b. アクセスポイント→社内ネットワーク→インターネット
aのアクセスポイントは社外のユーザー用で、ユーザーは社内ネットワークにはアクセスできないが、インターネットを利用できる。bのアクセスポイントは社内のユーザー用で、ユーザーは社内ネットワーク及びインターネットを利用できる。
図8は、電子ペン250と表示装置2の機能をブロック状に示す機能ブロック図の一例である。まず、電子ペン250は、三次元座標推定部11、データ送信部12、データ処理部13、加速度検出部14、及び、角速度検出部15を有している。電子ペン250が有するこれらの各機能は、図6に示したSSD104からRAM102に展開されたプログラムをCPU101が実行することにより実現されている機能又は手段である。
図9を用いて三次元座標の推定方法を説明する。図9(a)は、電子ペン250の軸方向を説明する図である。図9に示すように、電子ペン250の中心から下向きをAz1軸とし、Az1軸と直交する軸をAx1軸,Ay1軸とした。座標系Ax1,Ay1,Az1は電子ペン250と共に回転する。
図10は、電子ペン250の三次元座標(xp、yp、zp)に基づくユーザーの方向の推定方法を説明する図である。図10においてX,Y,Z軸は表示装置2が有する三次元の座標系である。この三次元の座標系はどのように設定されてもよく、例えば、ディスプレイ220のコーナーなどを基準に設定されている。表示装置2の座標系における電子ペン250の三次元座標を(x、y、z)で表す。
xp→x
yp→y
zp→z
として、電子ペン250の三次元座標(xp、yp、zp)をそのまま表示装置2の座標系における電子ペン250の三次元座標を(x、y、z)として表しても差し支えない。zpについてはAz軸とZ軸の+方向の違いを考慮して符号を反転してもよい。また、電子ペン250の三次元座標(xp、yp、zp)を定数倍しても差し支えない。したがって、図10に示すように、電子ペン250の三次元座標(xp、yp、zp)をそのまま表示装置2の三次元座標に配置できる。
D=arctan{(x1-x0)/(y1-y0)}
文字の認識処理の単位で角度Dを算出する必要があるため、図11(c)に示すように文字列に対して角度Dが決定される場合がある。この場合も同様に角度Dを算出できる。
図12,図13を用いて電子ペン250と表示装置2が行う処理を説明する。まず、電子ペン250の処理について説明する。図12は電子ペン250が行う処理の手順を示すフローチャート図の一例である。
以上説明したように、本実施形態の表示装置2は、電子ペン250が有する加速度センサー106やジャイロセンサー107により推定した三次元座標の変化により表示装置2に対するユーザーの方向を特定するので、ユーザーが1文字だけ手書きした場合でも、表示装置2に対するユーザーの方向を特定できる。また、ユーザーが文字を書く方向に前提がなくても、表示装置2に対するユーザーの方向を特定できる。
本実施形態の表示装置2は大型のタッチパネルを有するものとして説明されているが、表示装置2はタッチパネルを有するものに限られない。
図15は、表示装置2の他の構成例を示す図である。図15の例では、表示装置2として、端末装置600、画像投影装置700A、及び、ペン動作検出装置810を有する。
図16は、表示装置2の構成例を示す図である。図16の例では、表示装置2として、端末装置600と、ディスプレイ800Aと、ペン動作検出装置810とを有する。
図17は、表示装置2の構成例を示す図である。図17の例では、表示装置2として、端末装置600と、画像投影装置700Aとを有する。
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
21 データ受信部
22 方向特定部
23 文字認識部
24 表示制御部
105 近距離通信装置
106 加速度センサー
107 ジャイロセンサー
Claims (8)
- 三次元座標を推定する電子ペンを用いて手書きされたデータをディスプレイに表示する表示装置であって、
前記電子ペンがディスプレイから離れる前記データの入力の終了時における前記電子ペンの、平置きされた表示装置の前記ディスプレイの面に平行な平面における座標から、
前記ディスプレイに対する前記電子ペンの高さが閾値以上又は超過になった場合における前記電子ペンの前記ディスプレイに平行な平面における座標へのベクトル、に基づいて、
前記電子ペンで手書きしている文字の向きを特定する方向特定部、
を有することを特徴とする表示装置。 - 前記方向特定部は、基準方向を示す前記平面内の直線とユーザーの方向を示す前記平面内の直線とのなす角を特定し、
前記なす角で前記データを回転させてから前記データに対し文字認識を行う文字認識部を有することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 前記電子ペンから前記電子ペンの三次元座標を受信するデータ受信部を有し、
前記方向特定部は、前記データ受信部が受信した前記電子ペンの三次元座標を前記ディスプレイに平行な平面に投影して、前記電子ペンの前記ディスプレイに平行な平面における座標を決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。 - 前記方向特定部は、前記ディスプレイに対する前記電子ペンの高さが閾値以上又は超過になった場合であって、更に、一定時間以上、前記データの入力が検知されない場合に、
前記データの入力の終了時における前記電子ペンの前記ディスプレイに平行な平面における座標から、前記ディスプレイに対する前記電子ペンの高さが閾値以上又は超過になった場合における前記電子ペンの前記ディスプレイに平行な平面における座標へのベクトルに基づいて、 前記電子ペンで手書きしているユーザーの前記表示装置に対する方向を特定することを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の表示装置。 - 前記方向特定部は、前記データの入力の終了時における前記電子ペンの前記ディスプレイに平行な平面における座標と、前記ディスプレイに対する前記電子ペンの高さが閾値以上又は超過になった場合における前記電子ペンの前記ディスプレイに平行な平面における座標の差を表す前記ベクトルを求め、
前記ベクトルが示す方向を、前記電子ペンで手書きしているユーザーの前記表示装置に対する方向として決定することを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の表示装置。 - 前記データの入力の終了時とは前記電子ペンがディスプレイから離れた直後であることを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の表示装置。
- 三次元座標を推定する電子ペンを用いて手書きされたデータをディスプレイに表示する表示装置が行う方向特定方法であって、
前記電子ペンがディスプレイから離れる前記データの入力の終了時における前記電子ペンの、平置きされた表示装置の前記ディスプレイの面に平行な平面における座標から、前記ディスプレイに対する前記電子ペンの高さが閾値以上又は超過になった場合における前記電子ペンの前記ディスプレイに平行な平面における座標へのベクトルに基づいて、前記電子ペンで手書きしている文字の向きを特定する、
ことを特徴とする方向特定方法。 - 三次元座標を推定する電子ペンを用いて手書きされたデータをディスプレイに表示する情報処理装置を、
前記電子ペンがディスプレイから離れる前記データの入力の終了時における前記電子ペンの、平置きされた表示装置の前記ディスプレイの面に平行な平面における座標から、
前記ディスプレイに対する前記電子ペンの高さが閾値以上又は超過になった場合における前記電子ペンの前記ディスプレイに平行な平面における座標へのベクトル、に基づいて、前記電子ペンで手書きしている文字の向きを特定する方向特定部、として機能させるためのプログラム。
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