JP2021001709A - 室内機、リモコン、空調システム、制御方法及びプログラム - Google Patents

室内機、リモコン、空調システム、制御方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2021001709A
JP2021001709A JP2019115561A JP2019115561A JP2021001709A JP 2021001709 A JP2021001709 A JP 2021001709A JP 2019115561 A JP2019115561 A JP 2019115561A JP 2019115561 A JP2019115561 A JP 2019115561A JP 2021001709 A JP2021001709 A JP 2021001709A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
identification information
unit
indoor unit
remote controller
indoor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019115561A
Other languages
English (en)
Inventor
暁 三枝
Akira Saegusa
暁 三枝
高橋 和良
Kazuyoshi Takahashi
和良 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Thermal Systems Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Thermal Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Thermal Systems Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Thermal Systems Ltd
Priority to JP2019115561A priority Critical patent/JP2021001709A/ja
Publication of JP2021001709A publication Critical patent/JP2021001709A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

【課題】複数の室内機の中から対象とする室内機の特定を可能とする動作を行う室内機およびリモコンシステムを提供する。【解決手段】室内機は、無線式リモコンと無線通信を行う無線通信部と、前記無線通信部が前記リモコンから受信した識別情報が、自機を示すか否かを判定する識別情報判定部と、前記識別情報が自機を示す場合、自機が選択されたことを示す動作を行う動作制御部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、室内機、リモコン、空調システム、制御方法及びプログラムに関する。
一台または複数台の業務用空調機の室内機に対して操作や設定を行う場合、室内機と有線で接続されたリモコンを用いて設定や操作を行うことが多い。これに対し、施工性の改善や省配線化のため電波式の無線式リモコンで操作や設定を行うことが望まれている。リモコンと室内機が有線接続されている場合と異なり、無線式リモコンの場合、通信可能な距離にある全ての室内機が、無線式リモコンが発信した制御信号に応答できるため、まず、その無線式リモコンが管理対象とする室内機を選別し、グループを形成する作業を行う必要がある。管理対象の室内機をグループ化し、グループに属する室内機と無線式リモコンとを紐づける設定作業をペアリングと呼ぶ。ペアリングを行うと、無線式リモコンが送信した制御信号に対して、紐づけられた室内機だけが応答し、他の室内機は応答しない。無線式リモコンと管理対象の室内機をペアリングする場合、管理対象の室内機の識別情報を無線式リモコンに登録する作業を行うが、例えば、複数の室内機が存在する場合、どの識別情報がどの室内機のものであるかが把握できないと作業できない。
関連する技術として特許文献1には、室内機が設置されている場所とその室内機に割り当てられている通信用アドレスの関連付けを簡単に行なうために、センサが人を検出すると自機に割り当てられた通信アドレスを送信する室内機が開示されている。
特開2019−020097号公報
無線式リモコンを採用した空調システムにおいて、複数の室内機が存在する場合、リモコンが管理する識別情報に対応する室内機がどの室内機であるかを特定する必要がある場合がある。
そこでこの発明は、上述の課題を解決することのできる室内機、リモコン、空調システム、制御方法及びプログラムを提供することを目的としている。
本発明の一態様によれば、室内機が、リモコンと無線通信を行う無線通信部と、前記無線通信部が前記リモコンから受信した識別情報が、自機を示すか否かを判定する識別情報判定部と、前記識別情報が自機を示す場合、自機が選択されたことを示す動作を行う動作制御部と、を備える。
本発明の一態様によれば、前記動作制御部は、ルーバを動作させる。
本発明の一態様によれば、前記動作制御部は、吸込口に設けられたフィルタ又はダストボックスを動作させる。
本発明の一態様によれば、前記動作制御部は、送風ファンを動作させる。
本発明の一態様によれば、前記動作制御部は、表示ランプを点灯又は点滅させる。
本発明の一態様によれば、前記室内機は、自機の識別情報を送信する識別情報送信部をさらに備える。
本発明の一態様によれば、リモコンは、室内機と無線通信するリモコンであって、前記室内機と無線通信を行う無線通信部と、前記無線通信部が前記室内機から識別情報を受信すると、該識別情報を表示する表示部と、を備える。
本発明の一態様によれば、前記リモコンの前記無線通信部が、前記室内機へ識別情報の送信を要求する信号を送信する。
本発明の一態様によれば、前記リモコンの前記無線通信部が、前記識別情報とともに外部から認識できる所定の動作を要求する信号を送信する。
本発明の一態様によれば、空調システムは、上述の室内機と、上述のリモコンと、を備える。
本発明の一態様によれば、制御方法は、リモコンと、前記リモコンと無線通信する室内機と、の制御方法であって、前記リモコンが、前記室内機の識別情報を取得するステップと、前記リモコンが選択された前記室内機の識別情報とともに外部から認識できる所定の動作を要求する信号を送信するステップと、前記識別情報が自機を示すか否かを判定するステップと、前記識別情報が自機の場合、前記室内機が、自機が選択されたことを示す動作を行うステップと、を有する。
本発明の一態様によれば、プログラムは、リモコンと無線通信する室内機を制御するコンピュータを、前記リモコンへ、識別情報を送信する手段、前記リモコンから、選択された前記室内機の識別情報とともに外部から認識できる所定の動作を要求する信号を受信する手段、受信した前記識別情報が自機を示すか否かを判定する手段、前記識別情報が自機の場合、自機が選択されたことを示す動作を指示する手段、として機能させる。
本発明の一態様によれば、プログラムは、1又は複数の室内機と無線通信するリモコンを制御するコンピュータを、前記室内機の識別情報を取得する手段、前記室内機の中から1つの選択を受け付ける手段、選択された前記室内機の識別情報とともに外部から認識できる所定の動作を要求する信号を送信する手段、として機能させる。
本発明によれば、リモコンが管理対象とする室内機を特定することができる。
本発明の一実施形態における空調システムの一例を示す図である。 本発明の一実施形態における空調システムの制御方法の一例を示す図である。 本発明の一実施形態における無線式リモコンに表示される画面の一例を示す第1の図である。 本発明の一実施形態における無線式リモコンに表示される画面の一例を示す第2の図である。 本発明の一実施形態における無線式リモコンに表示される画面の一例を示す第3の図である。 本発明の一実施形態における無線式リモコンに表示される画面の一例を示す第4の図である。 本発明の一実施形態における無線式リモコンに表示される画面の一例を示す第5の図である。 本発明の一実施形態における室内機の動作を説明する第1の図である。 本発明の一実施形態における室内機の動作を説明する第2の図である。 本発明の一実施形態における無線式リモコンおよび室内機の制御装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
(システムの構成)
以下、本発明の一実施形態による無線式リモコンについて図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態における空調システムの一例を示す図である。
図示するように空調システムは、複数の室内機20A、20B等と、空調機用の無線式リモコン10と、を備えている。室内機20A等の数に限定は無く、3台以上であってもよい。室内機20A,20B等は、例えば1つのフロアに設置されていて、その何れもが無線式リモコン10の通信範囲内に存在している。無線式リモコン10は、ユーザのペアリング設定作業により、室内機20A、20B等のうちの管理対象とする室内機と対応付けられる。例えば、室内機20Aを管理対象とし、室内機20Bを管理対象外とする。このとき、ペアリング設定作業を行うユーザは、どちらが管理対象とする室内機20Aであるかが容易には分からない。一般的にはユーザは、室内機20A,20Bの本体に表示された識別番号を調べる等して管理対象となる室内機を確認しながら作業を行うが、室内機の数が多い場合等には、作業負担が増大する。そこで、本実施形態の空調システムは、個々の室内機を簡単に特定できる機能を提供する。
(リモコンの構成)
無線式リモコン10は、表示部11と、制御部12と、入力部13と、無線通信部14と、記憶部15と、を備える。
表示部11は、液晶ディスプレイ等の表示画面である。
制御部12は、無線式リモコン10の動作を制御する。例えば、制御部12は、入力部13を介して入力された指示情報を受け付けて、室内機20Aの起動・停止やペアリング設定に必要な動作(例えば、通信チャネルの割り当てやグループIDの割り当て等)を制御する。また、制御部12は、表示部11に表示する情報の表示制御を行う。さらに制御部12は、室内機20A,20Bへ識別情報を問い合わせたり、対象とする室内機(例えば室内機20A)の識別情報を配信して、その室内機に応答を要求したりする。
入力部13は、例えば、ユーザが室内機20A等の操作に用いる入力ボタンである。
無線通信部14は、室内機20A、室内機20Bと通信を行う。
記憶部15は、室内機20A等の識別情報を記憶する。
(室内機の構成)
次に室内機20A,20Bについて説明する。室内機20A,20Bの構成は同様であるため、室内機20Aを例に説明を行う。
室内機20Aは、ルーバ21Aと、LEDランプ22Aと、フィルタ23Aと、ダストボックス24Aと、送風ファン25Aと、制御装置26Aと、無線通信部27Aと、を備える。制御装置26Aは、識別情報送信部261Aと、識別情報判定部262Aと、動作制御部263Aと、を備える。
ルーバ21Aは、吹出口から吹き出される風の方向を制御する可動機構である。
LEDランプ22Aは、点灯、点滅などにより、室内機や空調の状態を通知する。
フィルタ23Aは、室内機20Aの空気の吸込口に取り付けられ、埃が室内機20Aに進入するのを防ぐ。
ダストボックス24Aは、フィルタ23A付近に取り付けられ、フィルタ23Aに付着した埃を回収する容器である。後に図4A,図4Bを用いて説明するように、本実施形態のフィルタ23Aおよびダストボックス24Aは、例えばユーザが清掃作業を行うときなどのために、ユーザが作業しやすい位置まで移動可能に構成されている。
送風ファン25Aは、風を送出することにより、吸入口を通して室内から吸い込んだ空気を、不図示の熱交換器に流通させて温度調整し、吹出口へ吹き出す空気の流れを作る。
制御装置26Aは、室内機20Aの動作を制御する。
識別情報送信部261Aは、室内機20Aの識別情報の送信を無線通信部27Aに指示する。
識別情報判定部262Aは、無線式リモコン10が送信した識別情報が、室内機20Aの識別情報か否かを判定する。
動作制御部263Aは、無線式リモコン10によって送信された識別情報が室内機20Aの識別情報であると判定された場合に、室内機20Aが選択されたことを示す動作を行う。例えば、動作制御部263Aは、ルーバ21Aと、LEDランプ22Aと、フィルタ23Aと、ダストボックス24Aと、送風ファン25Aの少なくとも1つを動作させる。
無線通信部27Aは、無線式リモコン10と無線通信を行う。
(室内機の制御方法)
次に本実施形態の制御について図2〜図4Bを参照して説明する。
図2は、本発明の一実施形態における空調システムの制御方法の一例を示す図である。
図3A〜図3Eは、それぞれ本発明の一実施形態における無線式リモコンに表示される画面の一例を示す第1〜第5の図である。
一例として、ユーザが無線式リモコン10と、室内機20Aとのペアリングを行う場面であるとする。まず、ユーザによる入力部13への操作に基づき、制御部12は、図3Aに例示する設定画面を表示部11に表示する。ユーザは、入力部13を操作して、図3Aに例示する設定画面にて「室内機登録」を選択する。制御部12は、この選択を受け付ける(ステップS11)。「室内機登録」が選択されると制御部12は、無線通信部14へ探索信号の送信を指示する。探索信号とは、該信号を受信した室内機20A等に識別情報の送信を要求する信号である。無線通信部14は、探索信号を送信する(ステップS12A、ステップS12B)。制御部12は、探索信号の送信中、図3Bに例示する設定画面を表示部11へ表示する。
室内機20Aでは、無線通信部27Aが探索信号を受信する(ステップS13A)。探索信号を受信すると、識別情報送信部261Aは、室内機20Aの識別情報の送信を無線通信部27Aへ指示する。無線通信部27Aは、室内機20Aの識別情報を送信する(ステップS14A)。
同様に室内機20Bでは、無線通信部27Bが探索信号を受信し(ステップS13B)、識別情報送信部261Bが、無線通信部27Bを介して、室内機20Bの識別情報を送信する(ステップS14B)。
制御部12は、室内機20A,20Bによる識別情報の送信中も、図3Bに例示する設定画面を表示部11へ表示する。無線通信部14は、室内機20A,20Bが送信した識別情報を受信する(ステップS15)。無線通信部14が室内機20A,20Bの識別情報を取得すると、制御部12は、受信した識別情報の一覧を表示部11へ表示する(ステップS16)。例えば、無線通信部14が探索信号を送信してから所定の時間が経過すると、制御部12は、それまでに受信した識別情報の一覧を表示部11へ表示する。
図3Cに識別情報の一覧を表示した画面の一例を示す。例えば、図3Cに例示する「001」は室内機20Aの識別情報、「002」は室内機20Bの識別情報、「003」〜「008」は、無線式リモコン10の通信範囲に存在する他の室内機の識別情報である。制御部12は、図3Cに例示する設定画面で、室内機の選択を促す。
識別情報の一覧が表示されると、ユーザは、ペアリング設定候補である室内機20Aの識別番号「001」を選択する(図3D)。制御部12は、選択された識別情報に対応する室内機20Aに対して、その所在を明らかにする動作(ユーザが室内機を特定するのを助ける動作)を行うことを要求する要求信号の送信を無線通信部14へ指示する。無線通信部14は、要求信号を送信する(ステップS17A、ステップS17B)。
室内機20Aでは、無線通信部27Aが要求信号を受信する(ステップS18A)。要求信号を受信すると、識別情報判定部262Aは、受信した識別情報が自機のものであるかどうかを判定する(ステップS19A)。識別情報が自機のものである場合(ステップS19A;Yes)、動作制御部263Aは、ルーバ21Aの動作等を行う(ステップS20A)。例えば、動作制御部263Aは、ルーバ21Aの動作や、LEDランプ22Aの点灯や点滅によって、選択された識別情報「001」に対応する室内機が自機であることをユーザに通知する。識別情報が自機のものではない場合(ステップS19A;No)、動作制御部263Aは、ルーバ21A等の動作を行わない。
同様に室内機20Bでは、無線通信部27Bが要求信号を受信し(ステップS18B)、識別情報が自機のものであるかどうかを判定する(ステップS19B)。識別情報が自機のものであれば、動作制御部263Bは、ルーバ21Bの動作等を行う。
この例の場合、室内機20Aが選択されているので、動作制御部263Aは、ルーバ21A等を動作させて、ペアリング設定を行っているユーザに室内機20Aの位置を知らせる。ユーザは室内機20Aの位置を確認しペアリング設定意図通りであれば、登録ボタンを押下して識別情報「001」を登録(ペアリング)する(図3E)。例えば、制御部12は、制御装置26Aとの間の通信に用いる通信チャネルの割り当てなどを行う。これにより、ユーザは、リモコン操作により対象の室内機を確認して、ペアリング設定作業を行うことができる。
次に図4A、図4Bを参照して、動作制御部263Aによる制御の一例を説明する。
図4A,4Bは、それぞれ本発明の一実施形態における室内機の動作を説明する第1の図、第2の図である。
図4A,4Bに示すように、室内機20Aは、例えば、天井埋込式の室内機ユニットである。室内機20Aは、本体31Aと、吸込口28A及び吹出口29Aと、吹出口29Aを開閉する第1のルーバ21A1および第2のルーバ21A2と、LEDランプ22Aと、を備えている。
本体31Aは不図示の熱交換器、及び送風ファン等を収容し、吸込口28Aから吸い込んだ室内の空気の温度、湿度を調整して吹出口29Aから室内へ吹き出す。また、本体31Aには不図示の室外機が接続され、室外機との間で冷媒が循環するようになっている。吸込口28Aには、フィルタ23A(不図示)が取付けられた吸込みグリル30Aが設けられている。吹出口29Aは、吸込口28Aの周囲を取り囲むように配置されている。第1のルーバ21A1は、吹出口29Aにおける吸込口28A寄りの位置(内側の位置)に配置され、第2のルーバ21A2は、吹出口29Aにおける吸込口28Aとは反対側(外側)の端部に配置される。第1のルーバ21A1と第2のルーバ21A2は、動作制御部263Aの指示により開閉する。そして、図2のステップS19Aで無線式リモコン10から送信された識別情報が自機のものであれば、動作制御部263Aは、例えば、第1のルーバ21A1と第2のルーバ21A2を図4Aに示す開状態とし、その後再び図4Bに示す閉状態とする動作を繰り返し行うよう第1のルーバ21A1と第2のルーバ21A2を制御する。このようにユーザが認識できる動作を行うことにより、複数の室内機20A等が設置されている状況でも、ユーザは、どの室内機が操作対象または設定対象であるかを把握することができる。
また、動作制御部263Aは、先述の無線式リモコン10から送信された動作要求信号に含まれている識別情報が自機のものである場合、第1のルーバ21A1および第2のルーバ21A2の動作に加えて、又は、第1のルーバ21A1および第2のルーバ21A2の動作に代えてLEDランプ22Aを点灯させたり、点滅させたりしてもよい。
室内機20Aであることを通知するための動作は、ルーバ21Aの開閉やLEDランプ22Aの点灯に限らない。例えば、本体31Aに収容された送風ファンを稼働して風を吹き出させてもよい。また、室内機20Aの中には、吸込みグリル30Aに取り付けられたフィルタ23Aおよびフィルタ23Aに付着した埃が回収される不図示のダストボックス24Aを、天井とユーザの手が届く高さの間で昇降させる機能を備える機種がある。例えば、不図示のダストボックス24Aは、吸込みグリル30Aにフィルタ23Aとともに設けられていて、吸込みグリル30Aの四隅は、昇降用のワイヤで本体31Aに接続されている。本体31Aには、各ワイヤを巻き取るための不図示のシャフトおよびモータが設けられている。4本のワイヤがモータによりシャフトに巻き取られたり、送り出されたりすることにより、吸込みグリル30Aが昇降する機構となっている。このような機構を有する機種の場合、動作制御部263Aは、例えば、吸込みグリル30Aを降下させることにより、対象とする室内機20Aであることを通知してもよい。
上記の説明したように、本実施形態では、無線式リモコン10が通信範囲内に存在する室内機20A等の識別情報を収集する。そして、収集した識別情報がそれぞれどの室内機20A等であるかを確認したい場合、ユーザは、確認したい識別情報を選択する。すると、その識別番号を有する室内機20Aがルーバ21A等の動作を行って、自機が選択された識別番号に対応する室内機であることを通知する。これにより、ユーザは、設定対象の室内機を特定することができ、作業負担を低減し、作業効率を向上することができる。
上記の実施形態では、ペアリング設定を行う場面を例に説明を行ったが、設定後にも、無線式リモコン10の制御部12は、登録済み(ペアリング済み)の室内機20A等の識別番号の一覧を表示させる画面を表示部11へ表示させてもよい。そして、複数の室内機20A,20B等が設置された環境で故障が発生した室内機の識別番号が通知された場合、保守作業員は、無線式リモコン10から当該画面を表示させ、故障した室内機の識別番号を選択する。すると、図2を参照して説明したように、無線式リモコン10は、要求信号を送信し(ステップS17A,ステップS17B)、故障した室内機20Aが、ルーバ21Aの動作などにより自機の位置を知らせる(ステップS20A,ステップS20B)。これにより、保守作業員は、1台ずつ巡回して室内機20A等の識別番号を調べて回る必要が無くなる。
また、例えば、室内機20A等を配置する位置に応じてルーバ21A等が開く角度を設定するような場合にも、無線式リモコン10が記憶する識別番号が実際にはどの位置に設定された室内機20A等のものであるかが分かると設定作業が容易になる。この様な設定を行う場面でも、無線式リモコン10に管理対象の室内機20A等の識別情報を表示させ、識別情報を選択することによって室内機20A等の位置を把握することができ、ユーザの作業効率が向上する。
なお、図2で例示した処理は一例である。例えば、直接、室内機20A等の識別情報を指定できる画面を表示して、ユーザに所在を知りたい室内機20A等の識別情報を入力させ、入力した識別情報を含む要求信号を送信させるようにしてもよい。
また、識別番号の収集について、無線式リモコン10から識別情報を問い合わせるのではなく、例えば、所定の時間ごとに室内機20A等が自機の識別情報を送信し、無線式リモコン10がこれを受信して、ペアリング設定等の候補として、記憶部15に登録するようにしてもよい。
また、制御部12は、室内機20A等から受信した識別情報を含む信号の強度に基づいて、「近い」又は「遠い」、「XXm以内」など、識別情報を受信したときの無線式リモコン10と各識別情報に対応する室内機20A等の距離を示す情報を表示部11に表示するようにしてもよい。例えば、無線式リモコン10と設定対象の室内機20Aの距離が離れている場合、ルーバ21A等を動作させても気づかない場合がある。おおよその距離を表示することにより、ユーザは、無線式リモコン10に近いしいてはユーザに近い位置にある室内機20A等を選ぶことができ動作を確認する室内機20A等の範囲を絞り込むことができる。また、制御装置26Aは、図2のステップS19でYes判定となる場合、制御装置26Aは、動作制御部263Aにルーバ21A等の動を行わせつつ、識別情報送信部261Aに再度、識別情報の送信を実行させてもよい。そして、無線式リモコン10では、制御部12が、再度送信された識別情報を含む信号の電波強度に基づく距離や電波到来角度に基づく室内機が存在する方向を表示部11へ表示するようにしてもよい。このような制御であれば、ユーザが、無線式リモコン10を携帯して移動している場合でも、ユーザは、現在の無線式リモコン10と対象となる室内機20A等の距離や方向を把握することができ、目的の室内機20A等を探しやすくなる。
また、図2のステップS15で識別情報を受信した際に、受信した電波の電波強度に基づいて、所定の距離範囲に存在する室内機20A等の識別情報だけをステップS16で表示するようにしてもよい。また、その距離範囲はユーザによって任意に設定できてもよい。このようにすることで、例えば、1つのフロアに複数の部屋が設けられていて、各部屋に1台又は複数台の室内機20A等を設置し、また、部屋ごとに無線式リモコン10を設け、各部屋に設置されている室内機20A等をその部屋の無線式リモコン10で制御するようにしたい場合などに、限られた範囲の室内機20A等の識別情報のみを一覧表示することができ、ペアリング設定作業の効率が向上する。
図5は、本発明の一実施形態における無線式リモコンおよび室内機の制御装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
コンピュータ900は、CPU901、主記憶装置902、補助記憶装置903、入出力インタフェース904、通信インタフェース905を備える。
上述の無線式リモコン10、制御装置26A,26Bは、コンピュータ900を備える。そして、上述した各機能は、プログラムの形式で補助記憶装置903に記憶されている。CPU901は、プログラムを補助記憶装置903から読み出して主記憶装置902に展開し、当該プログラムに従って上記処理を実行する。また、CPU901は、プログラムに従って、記憶領域を主記憶装置902に確保する。また、CPU901は、プログラムに従って、処理中のデータを記憶する記憶領域を補助記憶装置903に確保する。
無線式リモコン10、制御装置26A,26Bの全部または一部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各機能部による処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、CD、DVD、USB等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。また、このプログラムが通信回線によってコンピュータ900に配信される場合、配信を受けたコンピュータ900が当該プログラムを主記憶装置902に展開し、上記処理を実行しても良い。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。また、この発明の技術範囲は上記の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
10・・・無線式リモコン
11・・・表示部
12・・・制御部
13・・・入力部
14・・・無線通信部
15・・・記憶部
20A,20B・・・室内機
21A,21B・・・ルーバ
22A,22B・・・LEDランプ
23A,23B・・・フィルタ
24A,24B・・・ダストボックス
25A,25B・・・送風ファン
26A,26B・・・制御装置
261A,261B・・・識別情報送信部
262A,262B・・・識別情報判定部
263A,263B・・・動作制御部
27A,27B・・・無線通信部
28A,28B・・・吸込口
29A,29B・・・吹出口
21A1・・・第1のルーバ
21A2・・・第2のルーバ
22A・・・LEDランプ
30A・・・吸込みグリル
31A・・・本体
900・・・コンピュータ
901・・・CPU
902・・・主記憶装置
903・・・補助記憶装置
904・・・入出力インタフェース
905・・・通信インタフェース

Claims (13)

  1. リモコンと無線通信を行う無線通信部と、
    前記無線通信部が前記リモコンから受信した識別情報が、自機を示すか否かを判定する識別情報判定部と、
    前記識別情報が自機を示す場合、自機が選択されたことを示す動作を行う動作制御部と、
    を備える室内機。
  2. 前記動作制御部は、ルーバを動作させる、
    請求項1に記載の室内機。
  3. 前記動作制御部は、吸込口に設けられたフィルタ又はダストボックスを動作させる、
    請求項1または請求項2に記載の室内機。
  4. 前記動作制御部は、送風ファンを動作させる、
    請求項1から請求項3の何れか1項に記載の室内機。
  5. 前記動作制御部は、表示ランプを点灯又は点滅させる、
    請求項1から請求項4の何れか1項に記載の室内機。
  6. 自機の識別情報を送信する識別情報送信部、
    をさらに備える請求項1から請求項5の何れか1項に記載の室内機。
  7. 室内機と無線通信するリモコンであって、
    前記室内機と無線通信を行う無線通信部と、
    前記無線通信部が前記室内機から識別情報を受信すると、該識別情報を表示する表示部と、
    を備えるリモコン。
  8. 前記無線通信部が、前記室内機へ識別情報の送信を要求する信号を送信する、
    請求項7に記載のリモコン。
  9. 前記無線通信部が、前記識別情報とともに外部から認識できる所定の動作を要求する信号を送信する、
    請求項7または請求項8に記載のリモコン。
  10. 請求項1から請求項6の何れか1項に記載の室内機と、
    請求項7から請求項9の何れか1項に記載のリモコンと、
    を備える空調システム。
  11. リモコンと、前記リモコンと無線通信する室内機との制御方法であって、
    前記リモコンが、室内機の識別情報を取得するステップと、
    前記リモコンが、選択された前記室内機の識別情報とともに外部から認識できる所定の動作を要求する信号を送信するステップと、
    前記室内機が、リモコンから受信した前記識別情報が自機を示すか否かを判定するステップと、
    前記識別情報が自機の場合、前記室内機が、自機が選択されたことを示す動作を行うステップと、
    を有する制御方法。
  12. リモコンと無線通信する室内機を制御するコンピュータを、
    前記リモコンへ、識別情報を送信する手段、
    前記リモコンから、選択された前記室内機の識別情報とともに外部から認識できる所定の動作を要求する信号を受信する手段、
    受信した前記識別情報が自機を示すか否かを判定する手段、
    前記識別情報が自機の場合、自機が選択されたことを示す動作を指示する手段、
    として機能させるためのプログラム。
  13. 1又は複数の室内機と無線通信するリモコンを制御するコンピュータを、
    前記室内機の識別情報を取得する手段、
    前記室内機の中から1つの選択を受け付ける手段、
    選択された前記室内機の識別情報とともに外部から認識できる所定の動作を要求する信号を送信する手段、
    として機能させるためのプログラム。
JP2019115561A 2019-06-21 2019-06-21 室内機、リモコン、空調システム、制御方法及びプログラム Pending JP2021001709A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019115561A JP2021001709A (ja) 2019-06-21 2019-06-21 室内機、リモコン、空調システム、制御方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019115561A JP2021001709A (ja) 2019-06-21 2019-06-21 室内機、リモコン、空調システム、制御方法及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021001709A true JP2021001709A (ja) 2021-01-07

Family

ID=73994941

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019115561A Pending JP2021001709A (ja) 2019-06-21 2019-06-21 室内機、リモコン、空調システム、制御方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021001709A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114484762A (zh) * 2022-01-25 2022-05-13 青岛海尔空调电子有限公司 多联机空调系统的控制方法、多联机空调系统及电子设备
WO2022184184A1 (zh) * 2021-03-01 2022-09-09 青岛海尔空调电子有限公司 基于内外机高度加速多联机无线组网的方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022184184A1 (zh) * 2021-03-01 2022-09-09 青岛海尔空调电子有限公司 基于内外机高度加速多联机无线组网的方法
CN114484762A (zh) * 2022-01-25 2022-05-13 青岛海尔空调电子有限公司 多联机空调系统的控制方法、多联机空调系统及电子设备
CN114484762B (zh) * 2022-01-25 2024-05-14 青岛海尔空调电子有限公司 多联机空调系统的控制方法、多联机空调系统及电子设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2015098622A1 (ja) 空気調和システム
EP2846105A1 (en) Home appliance, home appliance system, and control method thereof
JP6320528B2 (ja) 空気調和システム
JP2021001709A (ja) 室内機、リモコン、空調システム、制御方法及びプログラム
JP5943678B2 (ja) 空調用リモートコントローラー
JPWO2019102630A1 (ja) 空気調和システム
JP6285815B2 (ja) 空気調和機又は空気調和システム
JP6956798B2 (ja) 操作端末、プログラム及び空調システム
JPWO2019064616A1 (ja) ネットワークシステム
JPWO2018179349A1 (ja) 制御機器及び空調システム
KR101845563B1 (ko) 공기 조화기가 구비되는 네트워크 시스템 및 그 제어방법
WO2018203368A1 (ja) 空調装置、空調システム、空調方法及びプログラム
JP6953374B2 (ja) アドレス設定装置および空調システム
KR102032223B1 (ko) 네트워크 시스템, 및 네트워크 시스템의 제어방법
JP6948812B2 (ja) 管理装置、空調システム、管理方法、及びプログラム
JP6273878B2 (ja) 制御システム、および制御方法
JPWO2020054055A1 (ja) 空気調和システム
JPWO2019239830A1 (ja) 空調システム
JP2017207254A (ja) 空気調和システム
JP2012021709A (ja) 空調コントローラおよび空調制御方法
JP2020051668A (ja) 空気調和装置、情報処理装置及びプログラム
JP6947205B2 (ja) 空気調和システム、および、空気調和システムを用いた情報提供方法
JP6217393B2 (ja) 空調システム
JP5470457B2 (ja) 空調システム
WO2016103438A1 (ja) 空気調和機