JP6217393B2 - 空調システム - Google Patents

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Description

本発明は、空調システムに関する。
従来、同一冷媒系統において複数の室内機を備える空調システムがある。係る空調システムでは、室内機を複数のグループに振り分け、所定のリモートコントローラ(以下、リモコンと称する)によってグループ毎に設定温度や設定風量等の制御を行うことで、室内機の一括制御を行うのが一般的である。例えば、特許文献1(特開2013―113445号公報)に開示される空調システムでは、同一冷媒系統に含まれる複数の室内機と、複数のリモコンとを備え、所定の方法によって室内機のグルーピングを行い、対応するリモコンでグループ毎にコマンドを送信することにより、室内機の一括制御を行っている。
ところで、上述のような空調システムでは、施工後に室内機の増設やグループの改編を行う場合がある。係る場合においては、増設又は所属グループを改編された室内機を、既設のリモコンで制御することによりコストが削減される。
しかし、大規模施設等において既に施工されている従来の空調システムでは、増設又はグループ改編後に一括制御を予定する室内機の数が、1グループ内に設定可能な室内機の台数の上限を超えることがある。係る場合においては、新たにリモコンを配設する必要があり、室内機の増設又はグループの改編に伴うコストが増大していた。
そこで、本発明は、室内機の一括制御に係るコストを抑制する空調システムを提供することである。
本発明の第1観点に係る空調システムは、複数の室内機と、第1リモコンと、第2リモコンと、第1中継コネクタと、第2中継コネクタと、第1通信線と、を備える。複数の室内機は、同一の冷媒系統に含まれる。複数の室内機は、第1制御グループ及び第2制御グループを含む複数の制御グループのいずれかに所属する。第1リモコンは、第1制御信号をいずれかの第1室内機に対して送信する。第1制御信号は、第1制御グループに所属する第1室内機を一括制御するための制御信号である。第2リモコンは、第2制御信号をいずれかの第2室内機に対して送信する。第2制御信号は、第2制御グループに所属する第2室内機を一括制御するための制御信号である。第1中継コネクタは、いずれかの第1室内機に配設される。第2中継コネクタは、いずれかの第2室内機に配設される。第1通信線は、第1中継コネクタと第2中継コネクタとを電気的に接続する。各第1室内機は、第1室内通信部を有する。第1室内通信部は、第1制御信号を受信する。各第2室内機は、第2室内通信部を有する。第2室内通信部は、第2制御信号を受信する。第1中継コネクタは、第1通信制御部と通信することで、第1制御信号を取得する。第1通信制御部は、第1中継コネクタを配設された第1室内機が有する第1室内通信部である。第1中継コネクタは、取得した第1制御信号を、第1通信線を介して第2中継コネクタへ送信する。第2中継コネクタは、第1中継コネクタから送信された第1制御信号を受信する。第2中継コネクタは、いずれかの第2室内通信部に対し、受信した第1制御信号を第2制御信号として送信することで、第2室内機において、第1制御信号を第2制御信号として適用させる。
本発明の第1観点に係る空調システムでは、第1室内機に配設される第1中継コネクタは、第1中継コネクタを配設された第1室内機の第1通信制御部と通信することで、第1制御信号を取得して、いずれかの第2室内機に配設される第2中継コネクタへ送信する。第2中継コネクタは、いずれかの第2室内機の第2室内通信部に対し、受信した第1制御信号を第2制御信号として送信することで、第2室内機において第1制御信号を第2制御信号として適用させる。これにより、第1制御グループに対して送られた第1制御信号が、第2制御グループにおいて第2制御信号として適用される。その結果、台数に関係なく室内機の一括制御を簡易に行うことが可能となる。このため、空調システムの施工後に室内機の増設又はグループの改編を行う場合等においても、室内機の台数に関係なく既存のリモコンで一括制御を行うことが可能となる。したがって、室内機の一括制御に係るコストが抑制される。
本発明の第2観点に係る空調システムは、第1観点に係る空調システムであって、第2中継コネクタは、第2通信制御部と通信することで第2制御信号を取得する。第2通信制御部は、第2中継コネクタを配設された第2室内機が有する第2室内通信部である。第2中継コネクタは、取得した第2制御信号を、第1通信線を介して第1中継コネクタへ送信する。第1中継コネクタは、第2中継コネクタから送信された第2制御信号を受信する。第1中継コネクタは、第1通信制御部に対し、受信した第2制御信号を第1制御信号として送信することで、第1室内機において、第2制御信号を第1制御信号として適用させる。
本発明の第2観点に係る空調システムでは、第2中継コネクタは、第2中継コネクタを配設された第2室内機の第2通信制御部と通信することで、第2制御信号を取得して第1中継コネクタへ送信する。第1中継コネクタは、第1通信制御部に対し、受信した第2制御信号を第1制御信号として送信することで、第1室内機において第2制御信号を第1制御信号として適用させる。これにより、第2制御グループに対して送られた第2制御信号が、第1制御グループにおいて第1制御信号として適用される。その結果、制御グループの枠組みを越えた一括制御を、既存の複数のリモコンを介して行うことが可能となる。よって、室内機の一括制御に係るコストが抑制されるとともに操作性が向上する。
本発明の第3観点に係る空調システムは、第2観点に係る空調システムであって、第1制御信号及び第2制御信号は、運転モード制御信号を含む。運転モード制御信号は、冷房モード及び暖房モードを含む運転モードを切り換えるための制御信号である。第1中継コネクタは、受信した第2制御信号に含まれる運転モード制御信号を取得した時には、第1通信制御部に対し、取得した運転モード制御信号を、第1制御信号に含まれる運転モード制御信号として送信することで、第1室内機において運転モードを切り換えさせる。第2中継コネクタは、受信した第1制御信号に含まれる運転モード制御信号を取得した時には、いずれかの第2室内通信部に対し、取得した運転モード制御信号を、第2制御信号に含まれる運転モード制御信号として送信することで、第2室内機において運転モードを切り換えさせる。
本発明の第3観点に係る空調システムでは、第1中継コネクタは、受信した第2制御信号に含まれる運転モード制御信号を取得した時には、第1通信制御部に対し、取得した運転モード制御信号を、第1制御信号に含まれる運転モード制御信号として送信することで、第1室内機において運転モードを切り換えさせる。第2中継コネクタは、受信した第1制御信号に含まれる運転モード制御信号を取得した時には、いずれかの第2室内通信部に対し、取得した運転モード制御信号を、第2制御信号に含まれる運転モード制御信号として送信することで、第2室内機において運転モードを切り換えさせる。これにより、既存の複数のリモコンを介して、各室内機の運転モードを、制御グループの枠組みを越えて切り換えることが可能となる。よって、室内機の一括制御に係るコストが抑制されるとともに操作性が向上する。
本発明の第4観点に空調システムは、第2観点に係る空調システムであって、第1制御信号及び第2制御信号は、運転モード制御信号を含む。運転モード制御信号は、冷房モード及び暖房モードを含む運転モードを切り換えるための制御信号である。第1中継コネクタ及び第2中継コネクタは、主従判断部を有する。主従判断部は、第1リモコン及び第2リモコンのうち、一方を主リモコンとして認識し、他方を従リモコンとして認識する。主リモコンは、運転モードの決定権があるリモコンである。従リモコンは、運転モードの決定権がないリモコンである。第1中継コネクタ及び第2中継コネクタは、第1通信線を介して主リモコンから送信された運転モード制御信号を取得した時には、第1通信制御部又はいずれかの第2室内通信部に対し、取得した運転モード制御信号を、第1制御信号又は第2制御信号に含まれる運転モード制御信号として送信することで、第1室内機又は第2室内機において運転モードを切り換えさせる。第1中継コネクタ及び第2中継コネクタは、第1通信線を介して従リモコンから送信された運転モード制御信号を取得した時には、取得した運転モード制御信号を送信せずに放置する。
本発明の第4観点に係る空調システムでは、第1中継コネクタ及び第2中継コネクタは、主リモコンから送信された運転モード制御信号を取得した時には、第1通信制御部又はいずれかの第2室内通信部に対し、取得した運転モード制御信号を、第1制御信号又は第2制御信号に含まれる運転モード制御信号として送信することで、第1室内機又は第2室内機において運転モードを切り換えさせ、従リモコンから送信された運転モード制御信号を取得した時には、取得した運転モード制御信号を送信せずに放置する。これにより、既存の複数のリモコンを介して制御グループの枠組みを越えた室内機の一括制御を行う場合において、制御の自由度が向上する。
本発明の第5観点に係る空調システムは、第2観点に係る空調システムであって、第1制御信号及び第2制御信号は、運転モード制御信号を含む。運転モード制御信号は、冷房モード及び暖房モードを含む運転モードを切り換えるための制御信号である。第1中継コネクタ及び第2中継コネクタは、主従判断部を有する。主従判断部は、第1リモコン及び第2リモコンのうち、一方を主リモコンとして認識し、他方を従リモコンとして認識する。主リモコンは、運転モードの決定権があるリモコンである。従リモコンは、運転モードの決定権がないリモコンである。第1中継コネクタ及び第2中継コネクタの一方は、主リモコンから送信された運転モード制御信号を取得した時には、他方に対し、取得した運転モード制御信号を、第1通信線を介して送信する。第1中継コネクタ及び第2中継コネクタの一方は、従リモコンから送信された運転モード制御信号を取得した時には、取得した運転モード制御信号を送信せずに放置する。
本発明の第5観点に係る空調システムでは、第1中継コネクタ及び第2中継コネクタの一方は、主リモコンから送信された運転モード制御信号を取得した時には、取得した運転モード制御信号を他方に対し送信し、従リモコンから送信された運転モード制御信号を取得した時には、取得した運転モード制御信号を送信せずに放置する。これにより、既存の複数のリモコンを介して制御グループの枠組みを越えた室内機の一括制御を行う場合において、制御の自由度が向上する。
本発明の第6観点に係る空調システムでは、第2観点から第5観点のいずれかに係る空調システムであって、第1制御信号及び第2制御信号は、設定項目制御信号を含む。設定項目制御信号は、設定温度、風量、風向、タイマーオン、タイマーオフ又は表示時刻等の設定項目を切り換えるための制御信号である。第1中継コネクタは、受信した第2制御信号に含まれる設定項目制御信号を取得した時には、第1通信制御部に対し、取得した設定項目制御信号を、第1制御信号に含まれる設定項目制御信号として送信することで、第1室内機において各設定項目を切り換えさせる。第2中継コネクタは、受信した第1制御信号に含まれる設定項目制御信号を取得した時には、いずれかの第2室内通信部に対し、取得した設定項目制御信号を、第2制御信号に含まれる設定項目制御信号として送信することで、第2室内機において各設定項目を切り換えさせる。
本発明の第6観点に係る空調システムでは、第1中継コネクタは、受信した第2制御信号に含まれる設定項目制御信号を取得した時には、第1通信制御部に対し、取得した設定項目制御信号を、第1制御信号に含まれる設定項目制御信号として送信することで、第1室内機において各設定項目を切り換えさせる。第2中継コネクタは、受信した第1制御信号に含まれる設定項目制御信号を取得した時には、いずれかの第2室内通信部に対し、取得した設定項目制御信号を、第2制御信号に含まれる設定項目制御信号として送信することで、第2室内機において各設定項目を切り換えさせる。これにより、既存の複数のリモコンを介して、各室内機における設定項目を、制御グループの枠組みを越えて設定することが可能となる。よって、室内機の一括制御に係るコストが抑制されるとともに操作性が向上する。
本発明の第1観点に係る空調システムによると、空調システムの施工後に室内機の増設又はグループの改編を行う場合等においても、室内機の台数に関係なく既存のリモコンで一括制御を行うことが可能となる。したがって、室内機の一括制御に係るコストが抑制される。
本発明の第2観点、第3観点又は第6観点に係る空調システムによると、室内機の一括制御に係るコストが抑制されるとともに操作性が向上する。
本発明の第4観点又は第5観点に係る空調システムによると、既存の複数のリモコンにより室内機の一括制御を行う場合において、制御の自由度が向上する。
本発明の一実施形態に係る空調システムの概略構成図。 室内制御部の概略構成図。 第1制御グループ及び第2制御グループ間における伝送路の概略構成を示す模式図。 第1コネクタの概略構成と各機器との接続態様を示す模式図。 第2コネクタの概略構成と各機器との接続態様を示す模式図。 変形例Jに係る第2コネクタの概略構成と各機器との接続態様を示す模式図。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係る空調システム100について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明の具体例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。なお、以下の説明において使用する「上流」及び「下流」という文言に関し、「上流」は冷媒回路又は伝送路において室外機10により近いことを意味し、「下流」は冷媒回路又は伝送路において室外機10により遠いことを意味する。
(1)空調システム100
図1は、空調システム100の概略構成図である。空調システム100は、冷媒配管方式の空調システムであって、蒸気圧縮方式の冷凍サイクル運転を行うことで、対象空間の空気調和を実現する。空調システム100は、運転モードとして、冷房モード、暖房モード及び除湿モード等を有しており、選択された運転モードに応じて冷房運転、暖房運転又は除湿運転等を行う。
空調システム100は、室外機10と、複数(100台)の室内機20と、を有している。また、空調システム100は、複数(10台)のリモコン30を有している。また、空調システム100は、リモコン30から送信された制御信号を中継するための信号中継ユニット40(図3参照)を有している。
空調システム100では、室外機10と各室内機20とが冷媒配管RPで接続されることにより、冷媒回路が構成されている。また、空調システム100では、室外機10と各室内機20との間で信号の送受信を行うための第1伝送路TP1が構成されている。また、空調システム100では、リモコン30と各室内機20との間で信号の送受信を行うための第2伝送路TP2が構成されている。
また、空調システム100では、一のリモコン30を介して複数の室内機20を一括制御するために、制御グループが複数構成されており、室内機20をいずれかの制御グループに振り分けている。本実施形態においては、制御グループとしての第1制御グループGP1、第2制御グループGP2、第3制御グループGP3、第4制御グループGP4、第5制御グループGP5、第6制御グループGP6、第7制御グループGP7、第8制御グループGP8、第9制御グループGP9及び第10制御グループGP10が構成されている。
(2)空調システム100の詳細
以下、空調システム100の各部の詳細について説明する。
(2−1)室外機10
室外機10は、室外に設置されている。室外機10は、ケーシング内部に、主として、室外熱交換器、室外ファン、圧縮機、各種の弁(四路切換弁や室外膨張弁等)等を有している(図示省略)。また、室外機10は、各機器の動作を制御する室外制御部11を有している(図3参照)。
室外熱交換器は、例えば、冷媒が通過する伝熱管及びフィンを含むクロスフィン型式のフィン・アンド・チューブ型熱交換器である。室外熱交換器は、冷房運転時には冷媒の凝縮器として機能し、暖房運転時には冷媒の蒸発器として機能する。室外ファンは、室外機10内に流入して室外熱交換器を通過した後に室外機10外に流出する空気流を生成する送風機である。圧縮機は、例えばスクロール型式やスクリュー型式等の容積式圧縮機である。圧縮機は、冷媒を吸入して冷媒を圧縮した後、吐出する。
室外制御部11は、CPUやメモリ等で構成されるマイクロコンピュータである。室外制御部11は、各室内制御部22(後述)と、第1伝送路TP1を介して接続されている。なお、第1伝送路TP1は、冷媒配管RPに沿って構成されており、具体的には、室外機10と最上流に位置する室内機20(201)とを接続する第1ケーブル51と、隣接する各室内機20間を接続する第2ケーブル52と、で構成されている。
室外制御部11は、固有のアドレスを割り当てられており、第1伝送路TP1を介して各室内制御部22と信号の送受信を行う。なお、室外制御部11と室内制御部22との間における通信には、公知の通信プロトコルが適宜選択され、調歩同期方式等の通信方式が選択される。
室外制御部11は、状況に応じて特定の室内制御部22へ信号を送信する。以下、説明の便宜上、室外制御部11から室内制御部22へ送信された信号を、第1室内外制御信号と称する。
また、室外制御部11は、室内制御部22から所定の信号を受信することで、当該信号に対応する動作を行う。以下、説明の便宜上、室内制御部22から室外制御部11へ送信された信号を、第2室内外制御信号と称する。なお、第2室内外制御信号に運転モード制御信号(後述)が含まれる場合であって、かつ、当該信号の送信元が従リモコン(後述)である場合には、室外制御部11は何も実行しない。
第1伝送路TP1をドライブする各信号は、他の信号と衝突しないように、送信されるタイミングを適宜調整される。
(2−2)室内機20
空調システム100では、同一の冷媒系統に含まれる100台の室内機20(201〜300)が配設されている。各室内機20は、いずれかの制御グループに所属しており、同一の制御グループ内に属する室内機20は、いずれかのリモコン30により一括制御される。
具体的に、室内機201〜210は第1制御グループGP1に属しており、室内機211〜220は第2制御グループGP2に属しており、室内機221〜230は第3制御グループGP3に属しており、室内機231〜240は第4制御グループGP4に属しており、室内機241〜250は第5制御グループGP5に属しており、室内機251〜260は第6制御グループGP6に属しており、室内機261〜270は第7制御グループGP7に属しており、室内機271〜280は第8制御グループGP8に属しており、室内機281〜290は第9制御グループGP9に属しており、室内機291〜300は第10制御グループGP10に属している(GP3〜GP9及びそれに属する室内機221〜290に関しては図示省略)。なお、以下の説明においては、第1制御グループGP1に属する室内機20(201〜210)を第1室内機20aと称し、第2制御グループGP2に属する室内機20(211〜220)を第2室内機20bと称する。
このように、各制御グループには10台の室内機20が属している。一の制御グループに所属可能な室内機20の台数には上限があり、当該上限台数は、室外制御部11、室内制御部22又はリモコン30に配設されているメモリの容量等との関係で決定される。本実施形態では、上限台数は10台とされる。すなわち、各制御グループは、上限台数と同数の室内機20で構成されており、新たな室内機20をグループに組み入れるには、各制御部の交換等を行う必要がある。
また、各制御グループにおいて最上流に位置する室内機20の室内制御部22は、第3ケーブル53を介してリモコン30と接続されている。以下の説明においては、リモコン30と接続される室内機20を親機と称する。
本実施形態において、各室内機20は、例えば、天井埋込み型又は天井吊下げ型であり、室内の天井等に固定される。各室内機20は、ケーシング内部に、主として、室内熱交換器、室内ファン及び室内膨張弁21等を有している。また、各室内機20は、各機器の動作を制御する室内制御部22等を有している。
(2−2−1)室内熱交換器、室内ファン、室内膨張弁21
室内熱交換器は、例えば、冷媒が通過する伝熱管及びフィンを含むクロスフィン型式のフィン・アンド・チューブ型熱交換器である。室内熱交換器は、冷房運転時には冷媒の蒸発器として機能し、暖房運転時には冷媒の凝縮器として機能する。
室内ファンは、室内機20内に流入して室内熱交換器を通過した後に室内機20外に流出する空気流を生成する送風機である。室内ファンは、室内ファンモータ23を駆動源とし、室内ファンモータ23の回転数を調整されることにより、生成する空気流の風量を段階的に切り換えられる。
室内膨張弁21は、例えば、開度調整が可能な電動弁である。室内膨張弁21は、室内制御部22から出力される信号を受けて駆動する。
(2−2−2)室内制御部22
図2は、室内制御部22の概略構成図である。図3は、第1制御グループGP1及び第2制御グループGP2間における伝送路の概略構成を示す模式図である。
室内制御部22は、CPUやメモリ等で構成されるマイクロコンピュータである。各室内制御部22は、リモコン30及び他の室内制御部22と、第2伝送路TP2を介して接続されている。なお、第2伝送路TP2は、具体的には、リモコン30と親機とを接続する第3ケーブル53と、制御グループ内において隣接する各室内機20間を接続する第4ケーブル54と、で構成されている。
各室内制御部22は、固有のアドレスを割り当てられており、リモコン30及び他の室内制御部22と、と信号の送受信を行う。以下、説明の便宜上、リモコン30から室内制御部22へ送信された信号を、リモコン制御信号と称し、特に上流側から下流側に向けて送られるリモコン制御信号を第1リモコン制御信号と称し、下流側から上流側に向けて送られるリモコン制御信号を第2リモコン制御信号と称する。
また、リモコン30から送られる設定温度、風量又は風向等を切り換えるための信号を運転制御信号(特許請求の範囲記載の「設定項目制御信号」に相当)と称する。また、リモコン30から送られるタイマー設定(タイマーオン設定又はタイマーオフ設定)を切り換えるための信号をタイマー制御信号(特許請求の範囲記載の「設定項目制御信号」に相当)と称する。また、リモコン30から送られる表示時刻を切り換えるための信号を時刻制御信号(特許請求の範囲記載の「設定項目制御信号」に相当)と称する。また、リモコン30から送られる運転モードを切り換えるための信号を運転モード制御信号と称する。また、親機からリモコン30に送られる信号をリモコン宛制御信号と称する。
なお、リモコン30と室内制御部22との間、又は室内制御部22間における通信には、公知の通信プロトコルが適宜選択され、調歩同期方式等の通信方式が選択される。また、第2伝送路TP2をドライブする各信号は、他の信号と衝突しないように、送信されるタイミングを適宜調整される。
室内制御部22は、主として、第1通信部a1と、第2通信部a2と、第3通信部a3と、第4通信部a4と、記憶部a5と、通信制御部a6と、室内ファン制御部a7と、室内膨張弁制御部a8と、を有している。
なお、以下、第1室内機20aの室内制御部22については第1室内制御部22a(特許請求の範囲記載の「第1室内通信部」に相当)と称し、第2室内機20bの室内制御部22については第2室内制御部22b(特許請求の範囲記載の「第2室内通信部」に相当)と称する。また、特に、室内機210の室内制御部22については第1制御部61(特許請求の範囲記載の「第1通信制御部」に相当)と称し、室内機211の室内制御部22については第2制御部62(特許請求の範囲記載の「第2通信制御部」に相当)と称し、室内機212の室内制御部22については第3制御部63と称する。
(2−2−2−1)第1通信部a1
第1通信部a1は、第1室内外制御信号を受信する又は第2室内外制御信号を送信するためのインターフェースである。第1通信部a1は、第1室内外制御信号を入力されると、記憶部a5の所定の記憶領域に当該信号を格納する。また、第1通信部a1は、通信制御部a6からの指令を受けて、第2室内外制御信号を出力する。
室内機201においては、第1通信部a1は、第1ケーブル51を介して室外制御部11と直接接続されている。また、室内機211においては、第1通信部a1は、第2ケーブル52を介して第2コネクタ42(後述)と接続されている。室内機201及び211を除く室内機20においては、第1通信部a1は、当該室内機20よりも1段上流側に位置する室内機20の第2通信部a2と、第2ケーブル52を介して接続されている。
(2−2−2−2)第2通信部a2
第2通信部a2は、第1室内外制御信号を送信する、又は第2室内外制御信号を受信するためのインターフェースである。第2通信部a2は、通信制御部a6からの指令を受けて、第1室内外制御信号を出力する。また、第2通信部a2は、第2室内外制御信号を入力されると、記憶部a5の所定の記憶領域に当該信号を格納する。
室内機210においては、第2通信部a2は、第2ケーブル52を介して第1コネクタ41(後述)と接続されている。室内機210を除く室内機20では、第2通信部a2は、当該室内機20よりも1段下流側に位置する室内機20の第1通信部a1と、第2ケーブル52を介して接続されている。
(2−2−2−3)第3通信部a3
第3通信部a3は、第1リモコン制御信号を受信する、又は第2リモコン制御信号若しくはリモコン宛制御信号を送信するためのインターフェースである。第3通信部a3は、第1リモコン制御信号を入力されると、記憶部a5の所定の記憶領域に当該信号を格納する。また、第3通信部a3は、通信制御部a6からの指令を受けて、第2リモコン制御信号又はリモコン宛制御信号を出力する。
親機においては、第3通信部a3は、第3ケーブル53を介してリモコン30と直接接続されている。また、室内機212においては、第3通信部a3は、第4ケーブル54を介して第2コネクタ42(後述)と接続されている。親機及び室内機212を除く室内機20においては、第3通信部a3は、当該室内機20よりも1段上流側に位置する室内機20の第4通信部a4と、第4ケーブル54を介して接続されている。
(2−2−2−4)第4通信部a4
第4通信部a4は、第1リモコン制御信号を送信する又は第2リモコン制御信号を受信するためのインターフェースである。第4通信部a4は、通信制御部a6からの指令を受けて、第1リモコン制御信号を出力する。また、第4通信部a4は、第2リモコン制御信号を入力されると、記憶部a5の所定の記憶領域に当該信号を格納する。
室内機210においては、第4通信部a4は、第4ケーブル54を介して第1コネクタ41(後述)と接続されている。また、室内機211においては、第4通信部a4は、第4ケーブル54を介して第2コネクタ42(後述)と接続されている。室内機210及び211を除く室内機20においては、第4通信部a4は、当該室内機20よりも1段下流側に位置する室内機20の第1通信部a1と、第4ケーブル54を介して接続されている。
(2−2−2−5)記憶部a5
記憶部a5は、室内制御部22内の各部において適用される制御プログラムを保持している。また、記憶部a5は、第1通信部a1、第2通信部a2、第3通信部a3及び第4通信部a4が所定の信号を格納する記憶領域を有している。
(2−2−2−6)通信制御部a6
通信制御部a6は、記憶部a5に第1室内外制御信号、第2室内外制御信号、第1リモコン制御信号及び第2リモコン制御信号のいずれかが格納されると、当該信号を取得し、当該信号に含まれる宛先アドレスに自己のアドレスが含まれるか否かを判断するアドレス判断を行う。
アドレス判断において、自己の有するアドレスが含まれると判断した場合には、通信制御部a6は、当該信号を解読する。そして、解読の結果、当該信号が運転モード制御信号又は運転制御信号を含んでいる場合には、制御に関わる各部(室内ファン制御部a7又は室内膨張弁制御部a8)に駆動信号を出力する。但し、各通信制御部a6は、信号を解読した結果、当該信号が運転モード制御信号を含むもので、かつ従リモコン(後述)から出力されたものである場合には、何も行わない。
また、親機の通信制御部a6は、信号を解読した結果、当該信号がタイマー制御信号又は時刻制御信号を含んでいる場合には、当該信号の送信元アドレスを確認し、送信元アドレスが直接接続されているリモコン30のアドレスである時には、当該信号をリモコン制御信号として第4通信部a4に出力させる。一方、送信元アドレスが直接接続されていないリモコン30のアドレスである時には、当該タイマー制御信号又は時刻制御信号を組み込んだリモコン宛制御信号を生成して、直接接続されているリモコン30に向けて第3通信部a3に出力させる。
また、親機の通信制御部a6は、空調システム100の制御上、室外制御部11に信号を送信する必要がある場合には、適宜、第2室内外制御信号を生成して第1通信部a1に出力させる。
その後、通信制御部a6は、当該信号が第1室内外制御信号又は第1リモコン制御信号であれば、下流側に隣接する機器へと送信するべく、第2通信部a2又は第4通信部a4に当該信号を出力させる。また、当該信号が第2室内外制御信号又は第2リモコン制御信号であれば、上流側に隣接する機器へと送信するべく、第1通信部a1又は第3通信部a3に当該信号を出力させる。
通信制御部a6は、アドレス判断において、自己の有するアドレスが含まれないと判断した場合には、当該信号が第1室内外制御信号又は第1リモコン制御信号であれば、下流側に隣接する機器へと送信するべく、第2通信部a2又は第4通信部a4に当該信号を出力させる。また、当該信号が第2室内外制御信号又は第2リモコン制御信号であれば、上流側に隣接する機器へと送信するべく、第1通信部a1又は第3通信部a3に当該信号を出力させる。
(2−2−2−7)室内ファン制御部a7、室内膨張弁制御部a8
室内ファン制御部a7は、通信制御部a6から出力される駆動信号を受けて、当該駆動信号に指定された内容に沿って室内ファンの動作を制御する。
室内膨張弁制御部a8は、通信制御部a6から出力される駆動信号を受けて、当該駆動信号に指定された内容に沿って室内膨張弁21の動作を制御する。
(2−3)リモコン30
リモコン30は、有線式のリモートコントロール装置であり、室内の内壁等に固定される。リモコン30は、ユーザが空調システム100の運転状態を切り換えるための各種指示を入力する入力装置として機能する。より詳細には、リモコン30は、例えば空調システム100の運転モード、設定温度、設定風量、風向、タイマーオン、タイマーオフ又は表示時刻等の各設定項目を設定するための指示を、各種指示を空調システム100に入力するためのユーザインターフェースとして機能する。また、リモコン30は、空調システム100の運転状態及び時刻を表示する表示装置としても機能する。また、リモコン30は、タイマー機能を有しており、時間を計測可能である。
本実施形態においては、リモコン30は制御グループ毎に対応しており、合計10台のリモコン30が配設されている。以下、第1制御グループGP1に対応するリモコン30を第1リモコンRC1と称し、第2制御グループGP2に対応するリモコン30を第2リモコンRC2と称する。
各リモコン30は、当該リモコン30が配設される制御グループ内の室内機20と、第2伝送路TP2を介して接続されている。具体的には、各リモコン30は、親機の室内制御部22と第3ケーブル53を介して接続されている。例えば、第1リモコンRC1は室内機201の室内制御部22と接続され、第2リモコンRC2は室内機211の室内制御部22と接続されている。
リモコン30は、室内機20の発停(運転開始又は停止)、設定温度、風量、風向又はタイマー設定等を設定する指示を入力されると、制御グループ内の一括制御を行うべく、当該指示を組み込んだリモコン制御信号を生成して、当該リモコン30が配設されている制御グループ内の全室内機20に宛てて出力する。
例えば、リモコン30は、室内機20の発停を切り換える指示を入力されると、制御グループ内の全室内機20の発停を切り換える指示を組み込んだリモコン制御信号を生成して親機に送信する。また、リモコン30は、室内機20の設定温度、風量、風向等の設定項目を設定する指示を入力されると、当該設定内容に応じた運転制御信号を組み込んだリモコン制御信号を生成して、当該リモコン30が配設されている制御グループ内の全室内機20に宛てて送信する。
また、リモコン30は、室内機20のタイマーオン又はタイマーオフを設定する指示を入力されると、指定されたタイマー制御を実行すべく時間の計測を開始し、タイマー設定時刻になると室内機20の発停を切り換える指示を組み込んだリモコン制御信号を生成して親機に送信する。また、リモコン30は、室内機20のタイマーオン又はタイマーオフを設定する指示を入力されると、当該設定内容に応じたタイマー制御信号を組み込んだリモコン制御信号を生成して、当該リモコン30が配設されている制御グループ内の全室内機20に宛てて送信する。
また、リモコン30は、表示時刻を設定する指示を入力されると、表示時刻を指定された時刻に設定するとともに、当該設定内容に応じた時刻制御信号を組み込んだリモコン制御信号を生成して親機に送信する。
また、リモコン30は、空調システム100の運転モード等を切り換える指示を入力されると、空調システム100の運転モードを切り換える運転モード制御信号を組み込んだリモコン制御信号を生成して、当該リモコン30が配設されている制御グループ内の全室内機20に宛てて送信する。
また、リモコン30は、リモコン宛制御信号を入力されると、当該信号が自己の保有するアドレスと一致するか否かを判断し、アドレスが一致する場合には当該信号を解読する。そして、解読の結果、当該信号がタイマー制御信号を含むものであれば、指定されたタイマー制御を実行すべく時間の計測を開始し、タイマー設定時刻になると室内機20の発停を切り換える指示を組み込んだリモコン制御信号を生成して親機に送信する。また、解読の結果、当該信号が時刻制御信号を含むものであれば、表示時刻を指定された時刻に設定する。
なお、各リモコン30は、固有のアドレスを割り当てられている。また、各リモコン30は、運転モードの切換に関し、運転モードを切り換える決定権がある主リモコン、及び運転モードを切り換える決定権がない従リモコン、のいずれかに予め設定されている。本実施形態では、第1リモコンRC1が主リモコンであり、第1リモコンRC1以外のリモコン30は、従リモコンとして設定されている。リモコン30における主従の設定は、例えば、各リモコン30に設けられたスイッチを切り換えることで行われる。
主リモコンは、リモコン制御信号を生成する場合、主リモコンによって生成された信号であることを示すデータを付加する。また、従リモコンは、リモコン制御信号を生成する場合、従リモコンによって生成された信号であることを示すデータを付加する。
以下の説明では、第1リモコンRC1が第1制御グループGP1に宛てて送信したリモコン制御信号を第1制御信号と称し、第2リモコンRC2が第2制御グループGP2に宛てて送信したリモコン制御信号を第2制御信号と称する。
(2−4)信号中継ユニット40
信号中継ユニット40は、既設の空調システムにおいて、複数の室内機を制御グループの上限台数を超えて一括制御したい場合や、空調システムの施工後に制御グループの改編等を行いたい場合等があることを踏まえ、当該要求を充足すべく配設されるユニットである。具体的には、信号中継ユニット40は、一の制御グループに宛てられたリモコン制御信号を他の制御グループに中継して、中継先の制御グループにおけるリモコン制御信号として適用するための信号伝送ユニットである。
本実施形態において、信号中継ユニット40は、主として、一の制御グループ内のいずれかの室内機20に配設される第1コネクタ41(特許請求の範囲記載の「第1中継コネクタ」に相当)と、他の制御グループ内のいずれかの室内機20に配設される第2コネクタ42(特許請求の範囲記載の「第2中継コネクタ」に相当)と、を有している。
(2−4−1)第1コネクタ41
図4は、第1コネクタ41の概略構成と各機器との接続態様を示す模式図である。本実施形態において、第1コネクタ41は、第1制御グループGP1内において最下流に位置する室内機210に配設される。
第1コネクタ41は、第1制御部61(すなわち、第1コネクタ41を配設された室内機20の室内制御部22)と、第2ケーブル52及び第4ケーブル54を介して接続されている。また、第1コネクタ41は、第2コネクタ42と、第2ケーブル52(以下、当該第2ケーブル52を中継ケーブル55と称する)を介して電気的に接続されている。
第1コネクタ41は、第1制御部61と通信することで、第1室内外制御信号及び第1制御信号を取得し、取得した信号を第2コネクタ42へ中継する役割を担っている。また、第1コネクタ41は、第2コネクタ42が送信した第2室内外制御信号及び第2制御信号を取得し、取得した信号を第1制御部61に送信する役割を担っている。なお、第1コネクタ41と、第1制御部61又は第2コネクタ42との間における通信には、公知の通信プロトコルが適宜選択され、調歩同期方式等の通信方式が選択される。また、第1コネクタ41及び第1制御部61又は第2コネクタ42間で送受信される各信号は、各ケーブルをドライブする際に他の信号と衝突しないように、送信タイミングを適宜調整される。
第1コネクタ41は、CPUやメモリ等の電子部品で構成され、主として、第1インターフェース411と、第2インターフェース412と、第3インターフェース413と、第1コネクタ記憶部414と、第1コネクタ制御部415と、第1主従制御部416と、を有している。
(2−4−1−1)第1インターフェース411
第1インターフェース411は、第1制御部61から出力された第1室内外制御信号を受信する又は第2室内外制御信号を第1制御部61へ送信するためのインターフェースである。第1インターフェース411は、第1制御部61内の第2通信部a2と、第2ケーブル52を介して接続されている。第1インターフェース411は、第1制御部61から出力された第1室内外制御信号を入力されると、当該信号を第1コネクタ記憶部414の所定の記憶領域に格納する。また、第1インターフェース411は、第1コネクタ制御部415からの指令を受けて、第2室内外制御信号を第1制御部61に出力する。
(2−4−1−2)第2インターフェース412
第2インターフェース412は、第1制御部61から出力される第1制御信号を受信する又は第1制御変換信号(後述)を第1制御部61へ送信するためのインターフェースである。第2インターフェース412は、第1制御部61内の第4通信部a4と、第4ケーブル54を介して接続されている。
第2インターフェース412は、第1制御部61から出力された第1制御信号を入力されると、当該信号を第1コネクタ記憶部414の所定の記憶領域に格納する。また、第2インターフェース412は、第1主従制御部416からの指令を受けて、第1制御変換信号(後述)を第1制御部61に出力する。
(2−4−1−3)第3インターフェース413
第3インターフェース413は、第1制御部61から出力された第1室内外制御信号又は第1制御信号を第2コネクタ42へ送信する、又は第2コネクタ42から出力された第2室内外制御信号又は第2制御信号を受信するためのインターフェースである。第3インターフェース413は、第2コネクタ42内の第4インターフェース421(後述)と、中継ケーブル55(特許請求の範囲記載の「第1通信線」に相当)を介して接続されている。
第3インターフェース413は、第2コネクタ42から出力された第2制御信号を入力されると、当該信号を第1コネクタ記憶部414の所定の記憶領域に格納する。また、第3インターフェース413は、第1コネクタ制御部415からの指令を受けて、第1制御信号を第2コネクタ42に出力する。
(2−4−1−4)第1コネクタ記憶部414
第1コネクタ記憶部414は、第1コネクタ41内の各部において適用される制御プログラムを保持している。また、第1コネクタ記憶部414は、第1インターフェース411、第2インターフェース412及び第3インターフェース413が所定の信号を格納する記憶領域を有している。
また、第1コネクタ記憶部414は、第1リモコンRC1及び第2リモコンRC2のうちいずれが主リモコンでいずれが従リモコンを示す情報を記憶する記憶領域を有している。本実施形態においては、第1リモコンRC1は主リモコンであり、第2リモコンRC2は従リモコンとして設定されているため、当該内容に沿った情報が第1コネクタ記憶部414には格納されている。
(2−4−1−5)第1コネクタ制御部415
第1コネクタ制御部415は、第1コネクタ記憶部414に第1室内外制御信号、第2室内外制御信号、第1制御信号及び第2制御信号のいずれかが格納されると、当該信号を取得し、当該信号を解読して当該信号に応じた処理を実行する。
具体的に、第1コネクタ制御部415は、取得した信号が第1室内外制御信号又は第1制御信号であれば、第2コネクタ42へ中継するべく、当該信号を第3インターフェース413に出力させる。また、第1コネクタ制御部415は、取得した信号が第2室内外制御信号であれば、第1制御部61へ中継するべく、当該信号を第1インターフェース411に出力させる。
また、第1コネクタ制御部415は、取得した信号が第2制御信号であれば、当該信号を第1制御信号に変換する。具体的には、宛先アドレスとして第2制御信号に含まれる第2室内機20bのアドレスを、第1室内機20aのアドレスに書き換えることにより、第1制御信号に変換する。その後、変換後の第1制御信号(以下、当該信号を第1制御変換信号と称する)を第1コネクタ記憶部414に格納する。
(2−4−1−6)第1主従制御部416
第1主従制御部416(特許請求の範囲記載の「主従判断部」に相当)は、第1コネクタ記憶部414に第1制御変換信号が格納されると、これを取得して当該信号に含まれる送信元のアドレスを確認する。そして確認の結果、送信元のアドレスが主リモコンであれば、第1主従制御部416は、第1制御変換信号を、上流側に位置する室内機20へと送信するべく、第2インターフェース412に出力させる。一方、確認の結果、送信元のアドレスが従リモコンであれば、第1主従制御部416は、当該信号に運転モード制御信号が含まれるか否かを確認する。そして、運転モード制御信号が含まれていなければ、第1制御変換信号を第1制御部61へ送信するべく、第2インターフェース412に出力させ、運転モード制御信号が含まれていれば、当該第1制御変換信号を放置又は破棄する。
このように、第1コネクタ41は、第2リモコンRC2(従リモコン)から送信された運転モード制御信号を取得した時には、取得した運転モード制御信号を送信せずに放置又は破棄するように構成されている。
(2−4−2)第2コネクタ42
図5は、第2コネクタ42の概略構成と各機器との接続態様を示す模式図である。本実施形態において、第2コネクタ42は、第2制御グループGP2内において最上流に位置する室内機211に配設される。
第2コネクタ42は、第1コネクタ41と、中継ケーブル55を介して接続されている。また、第2コネクタ42は、第2制御部62(すなわち、第2コネクタ42を配設された室内機20の室内制御部22)と、第2ケーブル52及び第4ケーブル54を介して接続されている。また、第2コネクタ42は、第3制御部63と第4ケーブル54を介して接続されている。
第2コネクタ42は、第2制御部62と通信することで、第2室内外制御信号及び第2制御信号を取得し、取得した信号を第1コネクタ41へ中継する役割を担っている。また、第2コネクタ42は、第1コネクタ41が送信した第1室内外制御信号及び第1制御信号を取得し、取得した信号を第2制御部62及び第3制御部63に送信する役割を担っている。なお、第2コネクタ42と、第2制御部62又は第3制御部63との間における通信には、公知の通信プロトコルが適宜選択され、調歩同期方式等の通信方式が選択される。また、第2コネクタ42及び第2制御部62又は第3制御部63間で送受信される各信号は、各ケーブルをドライブする際に他の信号と衝突しないように、送信タイミングを適宜調整される。
第2コネクタ42は、CPUやメモリ等の電子部品で構成され、主として、第4インターフェース421と、第5インターフェース422と、第6インターフェース423と、第7インターフェース424と、第2コネクタ記憶部425と、第2コネクタ制御部426と、第2主従制御部427と、を有している。
(2−4−2−1)第4インターフェース421
第4インターフェース421は、第1コネクタ41から出力された第1室内外制御信号及び第1制御信号を受信する、又は第2室内外制御信号及び第2制御信号を第1コネクタ41へ送信するためのインターフェースである。
第4インターフェース421は、第1コネクタ41内の第3インターフェース413と、中継ケーブル55を介して接続されている。第4インターフェース421は、第1コネクタ41から出力された第1室内外制御信号又は第1制御信号が入力されると、当該信号を第2コネクタ記憶部425の所定の記憶領域に格納する。また、第4インターフェース421は、第2コネクタ制御部426からの指令を受けて、第2室内外制御信号又は第2制御信号を第1コネクタ41に出力する。
(2−4−2−2)第5インターフェース422
第5インターフェース422は、第2制御部62から出力される第2室内外制御信号を受信する、又は第1室内外制御信号を第2制御部62へ送信するためのインターフェースである。第5インターフェース422は、第2制御部62内の第1通信部a1と、第2ケーブル52を介して接続されている。
第5インターフェース422は、第2制御部62から出力された第2室内外制御信号が入力されると、当該信号を第2コネクタ記憶部425の所定の記憶領域に格納する。また、第5インターフェース422は、第2コネクタ制御部426からの指令を受けて、第1室内外制御信号を第2制御部62に出力する。
(2−4−2−3)第6インターフェース423
第6インターフェース423は、第2制御部62から出力された第2制御信号を受信する、又は第2制御変換信号(後述)を第2制御部62へ送信するためのインターフェースである。第6インターフェース423は、第2制御部62内の第4通信部a4と、第4ケーブル54を介して接続されている。
第6インターフェース423は、第2制御部62から出力された第2制御信号を入力されると、当該信号を第2コネクタ記憶部425の所定の記憶領域に格納する。また、第6インターフェース423は、第2主従制御部427からの指令を受けて、第2制御変換信号を第2制御部62に出力する。
(2−4−2−4)第7インターフェース424
第7インターフェース424は、第2制御信号又は第2制御変換信号(後述)を第3制御部63へ送信するためのインターフェースである。
第7インターフェース424は、第3制御部63の第3通信部a3と、第4ケーブル54を介して接続されている。第7インターフェース424は、第2コネクタ制御部426又は第2主従制御部427からの指令を受けて、第2制御信号又は第2制御変換信号を第3制御部63へ出力する。
(2−4−2−5)第2コネクタ記憶部425
第2コネクタ記憶部425は、第2コネクタ42内の各部において適用される制御プログラムを保持している。また、第2コネクタ記憶部425は、第4インターフェース421、第5インターフェース422、第6インターフェース423及び第7インターフェース424が所定の信号を格納する記憶領域を有している。
また、第2コネクタ記憶部425は、第1リモコンRC1及び第2リモコンRC2のうちいずれが主リモコンでいずれが従リモコンを示す情報を記憶する記憶領域を有している。本実施形態においては、第1リモコンRC1は主リモコンであり、第2リモコンRC2は従リモコンとして設定されているため、当該内容に沿った情報が第2コネクタ記憶部425には格納されている。
(2−4−2−6)第2コネクタ制御部426
第2コネクタ制御部426は、第2コネクタ記憶部425に第1室内外制御信号、第2室内外制御信号、第1制御信号及び第2制御信号のいずれかが格納されると、当該信号を取得し、当該信号を解読して当該信号に応じた処理を実行する。
具体的に、第2コネクタ制御部426は、取得した信号が第1室内外制御信号であれば、第2制御部62へ中継するべく、当該信号を第5インターフェース422に出力させる。また、第2コネクタ制御部426は、取得した信号が第2室内外制御信号であれば、第1コネクタ41へ中継するべく、当該信号を第4インターフェース421に出力させる。また、第2コネクタ制御部426は、取得した信号が第2制御信号であれば、第1コネクタ41及び第3制御部63へ中継するべく、当該信号を第4インターフェース421及び第7インターフェース424に出力させる。
また、第2コネクタ制御部426は、取得した信号が第1制御信号であれば、当該信号を第2制御信号に変換する。具体的には、宛先アドレスとして第1制御信号に含まれる第1室内機20aのアドレスを、第2室内機20bのアドレスに書き換えることにより、第2制御信号に変換する。その後、変換後の第2制御信号(以下、当該信号を第2制御変換信号と称する)を第2コネクタ記憶部425に格納する。
(2−4−2−7)第2主従制御部427
第2主従制御部427(特許請求の範囲記載の「主従判断部」に相当)は、第2コネクタ記憶部425に第2制御変換信号が格納されると、これを取得して当該信号に含まれる送信元のアドレスを確認する。そして確認の結果、当該アドレスが主リモコンであれば、第2主従制御部427は、第2制御変換信号を、第2制御部62及び第3制御部63へ送信するべく、第6インターフェース423及び第7インターフェース424に出力させる。一方、確認の結果、当該アドレスが従リモコンであれば、第2主従制御部427は、当該信号に運転モード制御信号が含まれるか否かを確認する。そして、運転モード制御信号が含まれていなければ、第2制御変換信号を、第2制御部62及び第3制御部63へ送信するべく、第6インターフェース423及び第7インターフェース424に出力させ、運転モード制御信号が含まれていれば当該第2制御変換信号を放置又は破棄する。
このように、第2コネクタ42は、第1リモコンRC1(主リモコン)から送信された運転モード制御信号を取得した時には、第2制御部62及び第3制御部63に対し、取得した運転モード制御信号を、第2制御信号に含まれる運転モード制御信号として送信し、第2室内機20bにおいて運転モードを切り換えさせるように構成されている。
(3)第1制御グループGP1及び第2制御グループGP2間における制御信号の流れ
(3−1)第1室内外制御信号
室外制御部11から第1室内外制御信号が送信されると、第1室内外制御信号は第1伝送路TP1をドライブして、上流に位置する第1室内制御部22aから下流に位置する第1室内制御部22aへと中継される。そして、第1制御部61へ到達した第1室内外制御信号は、第1制御部61から第1コネクタ41へと出力される。第1コネクタ41に入力された第1室内外制御信号は、中継ケーブル55を介して第2コネクタ42へと送信される。
第2コネクタ42に入力された第1室内外制御信号は、第2制御部62へと出力される。第2制御部62に入力された第1室内外制御信号は、下流側に位置する第3制御部63に出力され、その後、上流に位置する第2室内制御部22bから下流に位置する第2室内制御部22bへと中継される。
(3−2)第2室内外制御信号
いずれかの第2室内制御部22bから第2室内外制御信号が送信されると、第2室内外制御信号は第1伝送路TP1をドライブして、下流に位置する第2室内制御部22bから上流に位置する第2室内制御部22bへと中継される。そして、第2制御部62へ到達した第2室内外制御信号は、第2制御部62から第2コネクタ42へと出力される。第2コネクタ42に入力された第2室内外制御信号は、中継ケーブル55を介して第1コネクタ41へと送信される。
第1コネクタ41に入力された第2室内外制御信号は、第1制御部61へと出力される。第1制御部61に入力された第2室内外制御信号は、上流側に位置する室内機209の室内制御部22に出力する。その後、第2室内外制御信号は、下流に位置する第1室内制御部22aから上流に位置する第1室内制御部22aへと中継され、室外制御部11に到達する。
(3−3)第1制御信号
第1リモコンRC1から第1制御信号が送信されると、第1制御信号は第2伝送路TP2をドライブして、上流に位置する第1室内制御部22aから下流に位置する第1室内制御部22aへと中継される。
そして、第1制御部61へ到達した第1制御信号は、第1制御部61から第1コネクタ41へと出力される。第1コネクタ41に入力された第1制御信号は、中継ケーブル55を介して第2コネクタ42へと送信される。
第2コネクタ42に入力された第1制御信号は、第2制御変換信号に変換されて第2制御部62及び第3制御部63に出力される。第3制御部63に入力された第2制御変換信号は、下流側に位置する室内機213の室内制御部22に出力され、その後、上流に位置する第2室内制御部22bから下流に位置する第2室内制御部22bへと中継される。
(3−4)第2制御信号
第2リモコンRC2から第2制御信号が送信されると、第2制御信号は第2制御部62に入力される。第2制御部62に入力された第2制御信号は、第2コネクタ42へと出力される。
第2コネクタ42に入力された第2制御信号は、第2伝送路TP2をドライブして、上流に位置する第2室内制御部22bから下流に位置する第2室内制御部22bへと中継される。また、第2コネクタ42に入力された第2制御信号は、中継ケーブル55を介して第1コネクタ41へと送信される。
第1コネクタ41に入力された第2制御信号は、第1制御変換信号に変換されて第1制御部61へと出力される。第1制御部61に入力された第1制御変換信号は、上流側に位置する室内機209の室内制御部22に出力され、その後、下流に位置する第1室内制御部22aから上流に位置する第1室内制御部22aへと中継される。
なお、本実施形態において、第2リモコンRC2は従リモコンに設定されているので、第1制御変換信号(すなわち、変換前の第2制御信号)が運転モード制御信号を含む場合には、当該第1制御変換信号は、第1コネクタ41から第1制御部61へと出力されることなく、放置又は破棄される。
(4)特徴
(4−1)
上記実施形態では、室内機210(第1室内機20a)に配設される第1コネクタ41は、第1制御部61(第1コネクタ41を配設された室内機210の室内制御部22)と通信することで、第1制御信号を取得して、室内機211(第2室内機20b)に配設される第2コネクタ42へ送信している。第2コネクタ42は、第2制御部62(第2コネクタ42を配設された室内機211の室内制御部22)及び第3制御部63(第2室内機20bである室内機212の室内制御部22)に対し、受信した第1制御信号を第2制御変換信号として送信することで、第2室内機20bにおいて第1制御信号を第2制御信号として適用させている。
これにより、第1制御グループGP1に対して送られた第1制御信号が、第2制御グループGP2において第2制御信号として適用されている。その結果、制御グループに組み入れられる室内機20の上限台数を越えて室内機20の一括制御を簡易に行うことが可能となっている。このため、空調システム100の施工後に室内機20の増設又は制御グループの改編を行う場合等においても、室内機20の台数に関係なく既存のリモコン30で一括制御を行うことが可能となっている。
(4−2)
上記実施形態では、第2コネクタ42は、第2制御部62(第2コネクタ42を配設された室内機211の室内制御部22)と通信することで、第2制御信号を取得して第1コネクタ41へ送信している。第1コネクタ41は、第1制御部61に対し、受信した第2制御信号を第1制御変換信号として送信することで、第1室内機20aにおいて第2制御信号を第1制御信号として適用させている。
これにより、第2制御グループGP2に対して送られた第2制御信号が、第1制御グループGP1において第1制御信号として適用されている。その結果、制御グループの枠組みを越えた一括制御を、既存の複数のリモコン30を介して行うことが可能となっている。
(4−3)
上記実施形態では、第2コネクタ42は、第1リモコンRC1(主リモコン)から送信された運転モード制御信号を取得した時には、第2制御部62及び第3制御部63に対し、取得した運転モード制御信号を、第2制御信号に含まれる運転モード制御信号として送信することで、第2室内機20bにおいて運転モードを切り換えさせている。また、第1コネクタ41は、第2リモコンRC2(従リモコン)から送信された運転モード制御信号を取得した時には、取得した運転モード制御信号を送信せずに放置又は破棄している。これにより、既存のリモコン30を介して制御グループの枠組みを越えた室内機20の一括制御を行う場合において、制御の自由度が高められている。
(4−4)
上記実施形態では、第1コネクタ41は、第2リモコンRC2から送信された運転制御信号、タイマー制御信号又は時刻制御信号を取得した時には、第1制御部61に対し、取得した各制御信号を、第2制御信号に含まれる制御信号として送信することで、第1室内機20a又は第1リモコンRC1において各種の設定項目を切り換えさせている。また、第2コネクタ42は、第1リモコンRC1から送信された運転制御信号、タイマー制御信号又は時刻制御信号を取得した時には、第2制御部62及び第3制御部63に対し、取得した各制御信号を、第2制御信号に含まれる制御信号として送信することで、第2室内機20b又は第2リモコンRC2において各種の設定項目を切り換えさせている。
(5)変形例
(5−1)変形例A
上記実施形態では、空調システム100は、1つの冷媒系統で構成されていたが、複数台の室外機10を配設されて複数の冷媒系統で構成されてもよい。
(5−2)変形例B
上記実施形態では、室内機20は、いわゆる天井埋込み型又は天井吊下げ型のものが採用されたが、これに限定されず、例えば壁掛け型や床置き型のものであってもよい。
(5−3)変形例C
上記実施形態では、各制御グループにつき1台のリモコン30が配設されていた。しかし、これに限定されず、各制御グループにつき複数台のリモコン30を配設してもよい。
また、上記実施形態では、リモコン30は、室内機201及び211等の親機と接続されていた。しかし、リモコン30は、他の室内機20と接続されてもよい。例えば、第1リモコンRC1は、室内機201〜209のいずれかと接続されてもよい。また、第2リモコンRC2は、室内機212〜220のいずれかと接続されてもよい。
また、リモコン30は、室内機20の室内制御部22と第3ケーブル53で接続されて通信を行っていたが、これに限定されず、赤外線等により無線通信を行ってもよい。また、リモートコントロール装置として、例えばスマートフォンやタブレットPC等の携帯型端末を採用してもよい。
また、リモコン30を、室内制御部22ではなく、室外制御部11と接続するようにしてもよい。係る場合、室外制御部11を経由して室内制御部22にリモコン30からの信号が送信されることとなる。
(5−4)変形例D
上記実施形態では、リモコン30は、空調システム100に適用されたが、これに限定されない。例えば、リモコン30は、ヒートポンプシステムとしての給湯器や除湿器に適用されてもよい。また、リモコン30は、換気装置や空気清浄機等に適用されてもよい。
(5−5)変形例E
上記実施形態では、第1リモコンRC1が主リモコンとされ、第2リモコンRC2が従リモコンとして設定されていた。しかし、これに限定されず、第1リモコンRC1を従リモコンとし、第2リモコンRC2を主リモコンとして設定してもよい。また、第1リモコンRC1及び第2リモコンRC2の双方を主リモコン又は従リモコンとして設定してもよい。
(5−6)変形例F
上記実施形態では、信号中継ユニット40は、第1制御グループGP1及び第2制御グループGP2間において配設されていた。しかし、これに限定されず、信号中継ユニット40は、他の制御グループ間において配設されてもよい。例えば、信号中継ユニット40は、第2制御グループGP2と第3制御グループGP3の間に配設されてもよい。これにより、第2制御信号を第3制御グループGP3におけるリモコン制御信号として適用することも可能となる。また、信号中継ユニット40は、第1制御グループGP1と第10制御グループGP10の間に配設されてもよい。これにより、第1制御信号を第10制御グループGP10におけるリモコン制御信号として適用することも可能となる。
(5−7)変形例G
上記実施形態では、信号中継ユニット40は、第1コネクタ41及び第2コネクタ42を含み、それぞれが異なる室内機20(室内機210又は室内機211)内に配設されていた。しかし、これに限定されず、信号中継ユニット40は、第1コネクタ41又は第2コネクタ42の一方の構成を他方に含めて、第1コネクタ41及び第2コネクタ42を一体として構成してもよい。係る場合、信号中継ユニット40は、1台の室内機20(室内機210又は室内機211のいずれか)に配設される。
(5−8)変形例H
上記実施形態では、第1コネクタ41は、室内機210に配設されていた。しかし、第1コネクタ41は、必ずしも室内機210に配設される必要はない。例えば、第1コネクタ41は、室内機201〜209のいずれかに配設されてもよい。
また、上記実施形態では、第2コネクタ42は、室内機211に配設されていた。しかし、第2コネクタ42は、必ずしも室内機211に配設される必要はない。例えば、第2コネクタ42は、室内機212〜220のいずれかに配設されてもよい。
(5−9)変形例I
上記実施形態では、第1コネクタ41及び第2コネクタ42は、第1主従制御部416又は第2主従制御部427を有していたが、第1主従制御部416又は第2主従制御部427については適宜省略してもよい。係る場合、第1コネクタ制御部415又は第2コネクタ制御部426が、第1制御変換信号又は第2制御変換信号を、第3インターフェース413、又は第6インターフェース423及び第7インターフェース424に出力させる。
これにより、第1コネクタ41は、受信した第2制御信号に含まれる運転モード制御信号を取得した時には、第1制御部61に対し、取得した運転モード制御信号を、第1制御信号に含まれる運転モード制御信号として送信して、第1室内機20aの運転モードを切り換えさせるように動作する。また、第2コネクタ42は、受信した第1制御信号に含まれる運転モード制御信号を取得した時には、第2制御部62及び第3制御部63に対し、取得した運転モード制御信号を、第2制御信号に含まれる運転モード制御信号として送信して、第2室内機20bの運転モードを切り換えさせるように動作する。
(5−10)変形例J
上記実施形態では、第2コネクタ42は、第6インターフェース423を第2制御部62に接続され、第7インターフェース424を第3制御部63に接続されていた。しかし、第2コネクタ42は、例えば図6に示すような態様で接続されてもよい。
図6においては、第2コネクタ42の第6インターフェース423は、第2制御部62ではなく、第2リモコンRC2と接続されている。また、第7インターフェース424は、第3制御部63ではなく、第2制御部62の第3通信部a3と接続されている。そして、第2制御部62の第4通信部a4は、第3制御部63の第3通信部a3と接続されている。
係る場合、第6インターフェース423は、第2リモコンRC2から出力された第2制御信号を受信する、又は第2リモコン制御信号を第2リモコンRC2へ送信するためのインターフェースとして機能する。また、第7インターフェース424は、第2制御信号又は第2制御変換信号(後述)を第2制御部62へ送信するためのインターフェースとして機能する。
具体的には、第6インターフェース423は、第2リモコンRC2から出力された第2制御信号を入力されると、当該信号を第2コネクタ記憶部425の所定の記憶領域に格納する。また、第7インターフェース424は、第2コネクタ制御部426又は第2主従制御部427からの指令を受けて、第2制御信号又は第2制御変換信号を第2制御部62へ出力する。また、第2コネクタ制御部426は、取得した信号が第2制御信号であれば、第1コネクタ41及び第2制御部62へ中継するべく、当該信号を第4インターフェース421及び第7インターフェース424に出力させる。また、第2主従制御部427は、第2制御変換信号に含まれる送信元のアドレスを確認して、当該アドレスが主リモコンであれば、第2制御部62へ送信するべく第7インターフェース424に出力させる。
その他については、上記実施形態と略同一である。
(5−11)変形例K
上記実施形態では、第1主従制御部416は、第1制御変換信号を確認して、当該信号を放置又は破棄するか否かを判断していた。しかし、これに限定されず、第1主従制御部416は、変換前の第2制御信号を確認して、当該信号を放置又は破棄するか否かを判断するように構成してもよい。
また、上記実施形態では、第2主従制御部427は、第2制御変換信号を確認して、当該信号を放置又は破棄するか否かを判断していた。しかし、これに限定されず、第2主従制御部427は、変換前の第1制御信号を確認して、当該信号を放置又は破棄するか否かを判断するように構成してもよい。
(5−12)変形例L
上記実施形態では、第1主従制御部416は、第1制御変換信号に含まれる送信元のアドレスを確認して、第1制御変換信号を、上流側に位置する室内機20へと送信するか否かを判断していた。また、第2主従制御部427は、第2制御変換信号に含まれる送信元のアドレスを確認して、第2制御変換信号を、第2制御部62及び第3制御部63へ送信するか否かを判断していた。しかし、これを以下のように変更してもよい。
すなわち、第1主従制御部416は、第1制御信号が第1コネクタ記憶部414に格納された場合には、これを取得し、第1制御信号に含まれる送信元のアドレスを確認する。そして、確認の結果、当該アドレスが主リモコンであれば、第1コネクタ制御部415に出力する。一方で、確認の結果、送信元のアドレスが従リモコンであれば、当該信号に運転モード制御信号が含まれるか否かを確認する。そして、運転モード制御信号が含まれていなければ第1コネクタ制御部415に出力し、運転モード制御信号が含まれていれば放置又は破棄する。第1コネクタ制御部415は、入力された第1制御信号を第3インターフェース413に出力させる。
また、第2主従制御部427は、第2制御信号が第2コネクタ記憶部425に格納された場合には、これを取得し、第2制御信号に含まれる送信元のアドレスを確認する。そして、確認の結果、当該アドレスが主リモコンであれば、第2コネクタ制御部426に出力する。一方で、確認の結果、送信元のアドレスが従リモコンであれば、当該信号に運転モード制御信号が含まれるか否かを確認する。そして、運転モード制御信号が含まれていなければ第2コネクタ制御部426に出力し、運転モード制御信号が含まれていれば放置又は破棄する。第2コネクタ制御部426は、入力された第2制御信号を第4インターフェース421に出力させる。
このように、第1コネクタ41及び第2コネクタ42のうち、第1制御信号又は第2制御信号の受信側において信号を放置又は破棄するか否かを判断するのではなく、送信側において信号を放置又は破棄するか否かを判断するように構成してもよい。
本発明は、同一冷媒系統に複数の室内機を備える空調システムに利用可能である。
10 室外機
11 室外制御部
20(201〜300) 室内機
20a 第1室内機
20b 第2室内機
21 室内膨張弁
22 室内制御部
23 室内ファンモータ
30 リモコン
40 信号中継ユニット
41 第1コネクタ(第1中継コネクタ)
42 第2コネクタ(第2中継コネクタ)
100 空調システム
411 第1インターフェース
412 第2インターフェース
413 第3インターフェース
414 第1コネクタ記憶部
415 第1コネクタ制御部
416 第1主従制御部(主従判断部)
421 第4インターフェース
422 第5インターフェース
423 第6インターフェース
424 第7インターフェース
425 第2コネクタ記憶部
426 第2コネクタ制御部
427 第2主従制御部(主従判断部)
51 第1ケーブル
52 第2ケーブル
53 第3ケーブル
54 第4ケーブル
55 中継ケーブル(第1通信線)
61 第1制御部(第1通信制御部)
62 第2制御部(第2通信制御部)
63 第3制御部
a1 第1通信部
a2 第2通信部
a3 第3通信部
a4 第4通信部
a5 記憶部
a6 通信制御部
a7 室内ファン制御部
a8 室内膨張弁制御部
RC1 第1リモコン
RC2 第2リモコン
GP1 第1制御グループ
GP2 第2制御グループ
GP10 第10制御グループ
RP 冷媒配管
TP1 第1伝送路
TP2 第2伝送路
特開2013―113445号公報

Claims (6)

  1. 同一の冷媒系統に含まれ、第1制御グループ(GP1)及び第2制御グループ(GP2)を含む複数の制御グループ(GP1〜GP10)のいずれかに所属する複数の室内機(20)と、
    前記第1制御グループに所属する第1室内機(20a)を一括制御するための第1制御信号を、いずれかの前記第1室内機に対して送信する第1リモコン(RC1)と、
    前記第2制御グループに所属する第2室内機(20b)を一括制御するための第2制御信号を、いずれかの前記第2室内機に対して送信する第2リモコン(RC2)と、
    いずれかの前記第1室内機に配設される第1中継コネクタ(41)と、
    いずれかの前記第2室内機に配設される第2中継コネクタ(42)と、
    前記第1中継コネクタと前記第2中継コネクタとを電気的に接続する第1通信線(55)と、
    を備え、
    各前記第1室内機は、前記第1制御信号を受信する第1室内通信部(22a)を有し、
    各前記第2室内機は、前記第2制御信号を受信する第2室内通信部(22b)を有し、
    前記第1中継コネクタは、
    前記第1中継コネクタを配設された前記第1室内機(210)が有する前記第1室内通信部である第1通信制御部(61)と通信することで、前記第1制御信号を取得し、
    取得した前記第1制御信号を、前記第1通信線を介して前記第2中継コネクタへ送信し、
    前記第2中継コネクタは、
    前記第1中継コネクタから送信された前記第1制御信号を受信し、
    いずれかの前記第2室内通信部に対し、受信した前記第1制御信号を前記第2制御信号として送信することで、前記第2室内機において前記第1制御信号を前記第2制御信号として適用させる、
    空調システム(100)。
  2. 前記第2中継コネクタは、
    前記第2中継コネクタを配設された前記第2室内機(211)が有する前記第2室内通信部である第2通信制御部(62)と通信することで、前記第2制御信号を取得し、
    取得した前記第2制御信号を、前記第1通信線を介して前記第1中継コネクタへ送信し、
    前記第1中継コネクタは、
    前記第2中継コネクタから送信された前記第2制御信号を受信し、
    前記第1通信制御部に対し、受信した前記第2制御信号を前記第1制御信号として送信することで、前記第1室内機において前記第2制御信号を前記第1制御信号として適用させる、
    請求項1に記載の空調システム(100)。
  3. 前記第1制御信号及び前記第2制御信号は、冷房モード及び暖房モードを含む運転モードを切り換えるための運転モード制御信号を含み、
    前記第1中継コネクタは、受信した前記第2制御信号に含まれる前記運転モード制御信号を取得した時には、前記第1通信制御部に対し、取得した前記運転モード制御信号を、前記第1制御信号に含まれる前記運転モード制御信号として送信することで、前記第1室内機において前記運転モードを切り換えさせ、
    前記第2中継コネクタは、受信した前記第1制御信号に含まれる前記運転モード制御信号を取得した時には、いずれかの前記第2室内通信部に対し、取得した前記運転モード制御信号を、前記第2制御信号に含まれる前記運転モード制御信号として送信することで、前記第2室内機において前記運転モードを切り換えさせる、
    請求項2に記載の空調システム(100)。
  4. 前記第1制御信号及び前記第2制御信号は、冷房モード及び暖房モードを含む運転モードを切り換えるための運転モード制御信号を含み、
    前記第1中継コネクタ及び前記第2中継コネクタは、
    前記第1リモコン及び前記第2リモコンの一方を前記運転モードの決定権がある主リモコンとして認識するとともに他方を前記運転モードの決定権がない従リモコンとして認識する主従判断部(416、427)を有し、
    前記第1通信線を介して前記主リモコンから送信された前記運転モード制御信号を取得した時には、前記第1通信制御部又はいずれかの前記第2室内通信部に対し、取得した前記運転モード制御信号を、前記第1制御信号又は前記第2制御信号に含まれる前記運転モード制御信号として送信することで、前記第1室内機又は前記第2室内機において前記運転モードを切り換えさせ、
    前記第1通信線を介して前記従リモコンから送信された前記運転モード制御信号を取得した時には、取得した前記運転モード制御信号を送信せずに放置する、
    請求項2に記載の空調システム(100)。
  5. 前記第1制御信号及び前記第2制御信号は、冷房モード及び暖房モードを含む運転モードを切り換えるための運転モード制御信号を含み、
    前記第1中継コネクタ及び前記第2中継コネクタは、
    前記第1リモコン及び前記第2リモコンの一方を前記運転モードの決定権がある主リモコンとして認識するとともに他方を前記運転モードの決定権がない従リモコンとして認識する主従判断部(416、427)を有し、
    前記第1中継コネクタ及び前記第2中継コネクタの一方は、
    前記主リモコンから送信された前記運転モード制御信号を取得した時には、他方に対し、取得した前記運転モード制御信号を、前記第1通信線を介して送信し、
    前記従リモコンから送信された前記運転モード制御信号を取得した時には、取得した前記運転モード制御信号を送信せずに放置する、
    請求項2に記載の空調システム(100)。
  6. 前記第1制御信号及び前記第2制御信号は、設定温度、風量、風向、タイマーオン、タイマーオフ又は表示時刻等の設定項目を切り換えるための設定項目制御信号を含み、
    前記第1中継コネクタは、受信した前記第2制御信号に含まれる前記設定項目制御信号を取得した時には、前記第1通信制御部に対し、取得した前記設定項目制御信号を、前記第1制御信号に含まれる前記設定項目制御信号として送信することで、前記第1室内機において各前記設定項目を切り換えさせ、
    前記第2中継コネクタは、受信した前記第1制御信号に含まれる前記設定項目制御信号を取得した時には、いずれかの前記第2室内通信部に対し、取得した前記設定項目制御信号を、前記第2制御信号に含まれる前記設定項目制御信号として送信することで、前記第2室内機において各前記設定項目を切り換えさせる、
    請求項2から5のいずれか1項に記載の空調システム(100)。
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