JP2021000892A - タイヤ - Google Patents
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Abstract
Description
本発明に係るタイヤは、トレッド部と、サイドウォール部と、ビード部と、前記トレッド部、前記サイドウォール部、および前記ビード部に跨って延びるカーカスプライと、前記カーカスプライのクラウン部と前記トレッド部との間に配設された複数のベルトと、を備え、前記トレッド部は、タイヤ径方向の内端部に位置するトレッドアンダークッション、およびタイヤ径方向の外端部に位置するキャップ層を備え、前記トレッド部に、タイヤ径方向の内端部が前記トレッドアンダークッションに接続され、かつタイヤ径方向の外端部が前記キャップ層の外周面に露呈したアンテナゴムが埋設され、前記ビード部は、リムフランジに当接するビード部ゴムを備え、前記カーカスプライは、このカーカスプライにおけるタイヤ幅方向の全長にわたって延び、かつ前記トレッドアンダークッションと前記ビード部ゴムとを接続する導電部材を備える。
なお、主ゴム部とは、カーカスプライが、種類の異なるゴム材料からなる複数のゴム部を備える場合、これらのゴム部の中で量が最大のゴム部のことをいい、カーカスプライが1つのゴム部のみを備える場合、そのゴム部のことをいう。
導電部材が、カーカスプライにおけるタイヤ幅方向の全長にわたって延びているので、導電部材を介したトレッドアンダークッションとビード部ゴムとの接続を容易に行うことができる。
主ゴム部とタイヤ幅方向に接続された接続ゴム部が、カーカスプライにおけるタイヤ周方向の全長にわたって延びているので、接続ゴム部と導電糸とを接続することができる。そして、この接続ゴム部が、トレッドアンダークッションに接続されていることから、導電糸とトレッドアンダークッションとを接続ゴム部を介して接続することができる。
以上より、ビード部ゴムとトレッド部の外周面とを、導電糸、接続ゴム部、トレッドアンダークッション、およびアンテナゴムを介して接続することができる。
タイヤ1は、トレッド部11と、サイドウォール部12と、ビード部13と、トレッド部11、サイドウォール部12、およびビード部13に跨って延びるカーカスプライ14と、カーカスプライ14のクラウン部14cとトレッド部11との間に配設された複数のベルト15、16と、を備える。
図示の例では、タイヤ1は、ベルト15、16のタイヤ幅方向Hの両端部と、カーカスプライ14と、の間に各別に配設されたベルトアンダークッション26を備える。
図示の例では、トレッド部11は、トレッドアンダークッション21とキャップ層22との間に配設されたベース層23と、トレッドアンダークッション21、キャップ層22、およびベース層23それぞれのタイヤ幅方向Hの両端部を各別に一体に覆う左右一対のミニサイド24と、を備える。ミニサイド24は、トレッドアンダークッション21、キャップ層22、およびベース層23に、タイヤ幅方向Hに当接している。
ベルト15、16は、タイヤ径方向に2つ積層された状態で配設されている。2つのベルト15、16のうち、タイヤ径方向の外側に位置する外側ベルト15のタイヤ幅方向Hの両端部は、タイヤ径方向の内側に位置する内側ベルト16のタイヤ幅方向Hの両端部よりタイヤ幅方向Hの外側に位置している。
サイドウォール部12の、タイヤ幅方向Hの外側を向く外面は、タイヤ径方向の全域にわたって露出している。サイドウォール部12は、トレッド部11よりタイヤ径方向の内側に位置している。
カーカスプライ14のタイヤ幅方向Hの両端部14aは、ビードコア27のタイヤ径方向の内側を通り、タイヤ径方向の外側に向けて折り返されている。カーカスプライ14のタイヤ幅方向Hの両端部14aの、タイヤ幅方向Hの外側を向く外面は、ビード部ゴム28にタイヤ幅方向Hに当接している。
導電部材31は、ゴム材料でシート状に形成されている。導電部材31は、平面視でタイヤ幅方向Hに長い長方形状を呈する。導電部材31は、主ゴム部14bとタイヤ周方向に接続されている。導電部材31は、タイヤ周方向に間隔をあけて複数配設されている。導電部材31および主ゴム部14bは、タイヤ周方向に交互に配設されている。導電部材31および主ゴム部14bの各厚さは互いに同等になっている。
カーカスプライ14は、主ゴム部14bおよび導電部材31に埋設された複数のプライコードを備えている。
以上の構成において、図1に破線で示されるように、車両からの静電気は、リムフランジを介してタイヤ1に伝わり、ビード部ゴム28、導電部材31、ベルトアンダークッション26、トレッドアンダークッション21、およびアンテナゴム25を介して地面に放出される。
導電部材31が、カーカスプライ14におけるタイヤ幅方向Hの全長にわたって延びているので、導電部材31を介したトレッドアンダークッション21とビード部ゴム28との接続を容易に行うことができる。
なお、この第2実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
導電部材31において、カーカスプライ14のタイヤ幅方向Hの両端部14aの外面を構成する部分が、前記実施形態と同様に、ビード部ゴム28にタイヤ幅方向Hに当接している。導電部材31において、カーカスプライ14のクラウン部14cの外面を構成する部分と、トレッドアンダークッション21と、が、前記実施形態と同様に、ベルトアンダークッション26を介してタイヤ径方向に接続されている。
なお、この第3実施形態においては、第2実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
導電部材31において、カーカスプライ14のタイヤ幅方向Hの両端部14aの外面を構成する部分が、前記実施形態と同様に、ビード部ゴム28にタイヤ幅方向Hに当接している。導電部材31において、カーカスプライ14のクラウン部14cの外面を構成する部分と、トレッドアンダークッション21と、が、前記実施形態と同様に、ベルトアンダークッション26を介してタイヤ径方向に接続されている。
なお、この第4実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
導電糸32aは、例えばカーボン繊維などにより形成されている。導電糸32aは、カーカスプライ14におけるタイヤ幅方向Hの全長にわたって延びている。導電糸32aは、カーカスプライ14において、両端部14aよりタイヤ幅方向Hの内側に位置する部分の内面、並びに、両端部14aの外面に、ビードコア27をタイヤ幅方向Hに跨いで一体に配置されている。導電糸32aは、タイヤ周方向に間隔をあけて複数配設されている。
導電糸32aにおいて、カーカスプライ14の両端部14aの外面に位置する部分が、ビード部ゴム28にタイヤ幅方向Hに接続され、カーカスプライ14のクラウン部14cの内面に位置する部分が、接続ゴム部32bにタイヤ径方向に接続されている。導電糸32aは、ビード部ゴム28と接続ゴム部32bとを接続している。
以上の構成において、図5に破線で示されるように、車両からの静電気は、リムフランジを介してタイヤ4に伝わり、ビード部ゴム28、導電糸32a、接続ゴム部32b、ベルトアンダークッション26、トレッドアンダークッション21、およびアンテナゴム25を介して地面に放出される。
主ゴム部14bとタイヤ幅方向Hに接続された接続ゴム部32bが、カーカスプライ14におけるタイヤ周方向の全長にわたって延びているので、接続ゴム部32bと導電糸32aとを接続することができる。そして、この接続ゴム部32bが、トレッドアンダークッション21に接続されていることから、導電糸32aとトレッドアンダークッション21とを接続ゴム部32bを介して接続することができる。
以上より、ビード部ゴム28とトレッド部11の外周面とを、導電糸32a、接続ゴム部32b、トレッドアンダークッション21、およびアンテナゴム25を介して接続することができる。
ベース層23、ミニサイド24、およびベルトアンダークッション26の少なくとも1つを有しない構成を採用してもよい。
この場合、導電糸32aを、例えば、主ゴム部14bにタイヤ幅方向Hの全長にわたって縫い付けて、主ゴム部14bの厚さ方向の両側に露呈させるようにしてもよい。そして、導電糸32aにより、ビード部ゴム28とトレッドアンダークッション21とを接続してもよい。
11 トレッド部
12 サイドウォール部
13 ビード部
14 カーカスプライ
14b 主ゴム部
14c クラウン部
15 外側ベルト(ベルト)
21 トレッドアンダークッション
22 キャップ層
25 アンテナゴム
26 ベルトアンダークッション
28 ビード部ゴム
31、32 導電部材
32a 導電糸
32b 接続ゴム部
Claims (5)
- トレッド部と、サイドウォール部と、ビード部と、前記トレッド部、前記サイドウォール部、および前記ビード部に跨って延びるカーカスプライと、前記カーカスプライのクラウン部と前記トレッド部との間に配設された複数のベルトと、を備え、
前記トレッド部は、タイヤ径方向の内端部に位置するトレッドアンダークッション、およびタイヤ径方向の外端部に位置するキャップ層を備え、
前記トレッド部に、タイヤ径方向の内端部が前記トレッドアンダークッションに接続され、かつタイヤ径方向の外端部が前記キャップ層の外周面に露呈したアンテナゴムが埋設され、
前記ビード部は、リムフランジに当接するビード部ゴムを備え、
前記カーカスプライは、このカーカスプライにおけるタイヤ幅方向の全長にわたって延び、かつ前記トレッドアンダークッションと前記ビード部ゴムとを接続する導電部材を備える、タイヤ。 - 前記導電部材は、ゴム材料でシート状に形成されるとともに、前記カーカスプライの主ゴム部とタイヤ周方向に接続されている、請求項1に記載のタイヤ。
- 前記導電部材は導電糸を備え、前記導電糸は、前記カーカスプライにおけるタイヤ幅方向の全長にわたって延びている、請求項1に記載のタイヤ。
- 前記導電部材は、ゴム材料でシート状に形成されるとともに、前記カーカスプライにおけるタイヤ周方向の全長にわたって延び、前記カーカスプライの主ゴム部とタイヤ幅方向に接続された接続ゴム部を備え、
前記導電糸は、前記ビード部ゴムと前記接続ゴム部とを接続し、前記接続ゴム部は、前記トレッドアンダークッションに接続されている、請求項3に記載のタイヤ。 - 前記ベルトのタイヤ幅方向の両端部と、前記カーカスプライと、の間に各別に配設されたベルトアンダークッションを備え、
前記導電部材と前記トレッドアンダークッションとが、前記ベルトアンダークッションを介して接続されている、請求項1から4のいずれか1項に記載のタイヤ。
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