JP2021000256A - 中空シャフトおよびカテーテル - Google Patents

中空シャフトおよびカテーテル Download PDF

Info

Publication number
JP2021000256A
JP2021000256A JP2019115323A JP2019115323A JP2021000256A JP 2021000256 A JP2021000256 A JP 2021000256A JP 2019115323 A JP2019115323 A JP 2019115323A JP 2019115323 A JP2019115323 A JP 2019115323A JP 2021000256 A JP2021000256 A JP 2021000256A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
lumen
peripheral surface
tubular body
hollow shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019115323A
Other languages
English (en)
Inventor
優 八木
Masaru Yagi
優 八木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Intecc Co Ltd
Original Assignee
Asahi Intecc Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Intecc Co Ltd filed Critical Asahi Intecc Co Ltd
Priority to JP2019115323A priority Critical patent/JP2021000256A/ja
Priority to PCT/JP2020/020318 priority patent/WO2020255623A1/ja
Publication of JP2021000256A publication Critical patent/JP2021000256A/ja
Priority to US17/552,055 priority patent/US20220105310A1/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/0021Catheters; Hollow probes characterised by the form of the tubing
    • A61M25/0023Catheters; Hollow probes characterised by the form of the tubing by the form of the lumen, e.g. cross-section, variable diameter
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/0021Catheters; Hollow probes characterised by the form of the tubing
    • A61M25/0023Catheters; Hollow probes characterised by the form of the tubing by the form of the lumen, e.g. cross-section, variable diameter
    • A61M25/0026Multi-lumen catheters with stationary elements
    • A61M25/0032Multi-lumen catheters with stationary elements characterized by at least one unconventionally shaped lumen, e.g. polygons, ellipsoids, wedges or shapes comprising concave and convex parts
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/0043Catheters; Hollow probes characterised by structural features
    • A61M25/0045Catheters; Hollow probes characterised by structural features multi-layered, e.g. coated
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/0043Catheters; Hollow probes characterised by structural features
    • A61M2025/0059Catheters; Hollow probes characterised by structural features having means for preventing the catheter, sheath or lumens from collapsing due to outer forces, e.g. compressing forces, or caused by twisting or kinking
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/0021Catheters; Hollow probes characterised by the form of the tubing
    • A61M25/0023Catheters; Hollow probes characterised by the form of the tubing by the form of the lumen, e.g. cross-section, variable diameter
    • A61M25/0026Multi-lumen catheters with stationary elements
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/0043Catheters; Hollow probes characterised by structural features
    • A61M25/005Catheters; Hollow probes characterised by structural features with embedded materials for reinforcement, e.g. wires, coils, braids

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Anesthesiology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)

Abstract

【課題】外力を受けたとしても、編組体により、第1ルーメンとシャフトの外周面との間に位置する第2ルーメンへの圧縮力を低減させることができ、第2ルーメンが潰れるのを抑制することができる中空シャフトおよびカテーテルを提供する。【解決手段】長軸方向に延びる第1ルーメン11および第2ルーメン12を有するシャフト10と、シャフトの長軸方向に延び、シャフト内で第1ルーメンおよび第2ルーメンを併せて内包するように配置された編組体20と、を備える。シャフトの横断面において、第1ルーメンを画定するシャフトの第1内周面14は、シャフトの中心に向かって突出する突出面15を有し、第2ルーメンは、突出面と、シャフトの外周面17との間に位置している。【選択図】図2

Description

本開示は、中空シャフトおよびカテーテルに関する。
血管内に挿入されるカテーテルにおいて、複数のルーメンを有するチューブを備えたカテーテルが提案されている。(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示されたカテーテルのチューブは、断面略十字状の主要ルーメンと、主要ルーメンの周囲に配置された複数の補足ルーメンとを有している。主要ルーメンが断面略十字状をなしていることにより、チューブは外力によって特定の方向に潰れやすく構成されている。
特開2013−509941号公報
しかし、上述のチューブでは、チューブが外力を受けた場合、主要ルーメンが特定の方向に潰れると共に、補足ルーメンも潰れてしまう。
本開示の目的は、外力を受けたとしても、編組体により、第1ルーメンとシャフトの外周面との間に位置する第2ルーメンへの圧縮力を低減させることができ、第2ルーメンが潰れるのを抑制することができる中空シャフトおよびカテーテルを提供することにある。
上記目的を解決するために、本開示の一態様である中空シャフトは、長軸方向に延びる第1ルーメンおよび第2ルーメンを有するシャフトと、前記シャフトの長軸方向に延び、前記シャフト内で前記第1ルーメンおよび前記第2ルーメンを併せて内包するように配置された編組体と、を備え、前記シャフトの横断面において、前記第1ルーメンを画定する前記シャフトの内周面は、前記シャフトの中心に向かって突出する突出面を有し、前記第2ルーメンは、前記突出面と、前記シャフトの外周面との間に位置している。
前記シャフトは、前記第2ルーメンを複数有しており、前記内周面は、前記突出面を複数有しており、各突出面と前記シャフトの前記外周面との間に、各第2ルーメンが、それぞれ位置していてもよい。
前記シャフトの長軸方向に延びる第1管状体が前記第1ルーメン内に配置され、前記第1管状体の外周面が、前記第1ルーメンを画定する内周面に接合されている、及び/又は
前記シャフトの長軸方向に延びる第2管状体が前記第2ルーメン内に配置され、前記第2管状体の外周面が、前記第2ルーメンを画定する内周面に接合されていてもよい。
前記中空シャフトの横断面において、前記編組体は、前記シャフトにおける前記第1ルーメンの外縁及び前記第2ルーメンの外縁に沿って配置されていてもよい。
前記中空シャフトの横断面において、前記編組体は、前記シャフトにおける前記第1管状体の外縁及び前記第2管状体の外縁に沿って配置されていてもよい。
本開示の一態様であるカテーテルは、上記の中空シャフトを備える。
本開示によれば、外力を受けたとしても、編組体により、第1ルーメンとシャフトの外周面との間に位置する第2ルーメンへの圧縮力を低減させることができ、第2ルーメンが潰れるのを抑制することができる中空シャフトおよびカテーテルを提供することができる。
第1実施形態に係る中空シャフトの斜視図である。 第1実施形態に係る中空シャフトの横断面図である。 第2実施形態に係る中空シャフトの横断面図である。 カテーテルの全体図である。 図4のA部におけるカテーテルシャフトおよびチップの縦断面図である。 変形例に係る中空シャフトの横断面図である。 変形例に係る中空シャフトの横断面図である。
以下、本開示の一実施形態に係る中空シャフトについて図面を参照して説明する。本開示は、当該図面に記載の実施形態にのみ限定されるものではない。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係る中空シャフト1の斜視図である。
図2は、第1実施形態に係る中空シャフト1の横断面図である。
図1に示すように、中空シャフト1は、シャフト10と編組体20とを備える。
シャフト10は、略円筒状をなし、第1ルーメン11と、複数(本実施形態では4つ)の第2ルーメン12とを有する。シャフト10は、その内周側に、中心に向かって突出しシャフト10の長軸方向に沿って延びる複数(本実施形態では4つ)の凸部13が設けられている。第1ルーメン11は、横断面略十字状をなし、シャフト10の長軸方向に沿って延び、第1内周面14により画定されている。第1内周面14は、各凸部13の表面を構成する突出面15を有する。すなわち、突出面15は、シャフト10の中心に向かって突出している。
各第2ルーメン12は、円柱状をなし、シャフト10の長軸方向に沿って延び、第2内周面16により画定されている。各第2ルーメン12は、シャフト10の径方向において、各突出面15とシャフト10の外周面17との間に位置している。少なくとも各第2ルーメン12の一部は、各凸部13に位置している。
シャフト10を構成する材料としては、本開示の効果を損なわない限り特に限定されず、例えば、当該シャフト10が体内に挿入される医療用のデバイスとして用いられる場合、抗血栓性、可撓性および生体適合性を有していることが好ましく、例えば、ポリアミド樹脂、ポリオレフィン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂などの樹脂材料等を採用することができる。シャフト10の長軸方向において、材料を変更してもよい。例えば、シャフト10において、一部を残りの部分よりも柔らかい材料(曲げ剛性が低い材料)により構成してもよい。
シャフト10の寸法としては、例えば、外径が1.5〜5mm、第1ルーメン11の内径(最大幅)が1.3〜4.5mm、第2ルーメン12の内径が0.2〜0.6mm、シャフト10の肉厚が0.2〜0.6mm、シャフト10の第1ルーメン11と第2ルーメン12との間の肉厚が0.02〜0.10mmである。
編組体20は、複数の素線21が格子状に編まれて全体としてチューブ状になるように形成されている。編組体20は、シャフト10の側面内に埋設されるとともにシャフト10の長軸方向に延び、シャフト10内で第1ルーメン11および複数の第2ルーメン12を併せて内包するように配置されている。図2に示すように、中空シャフト1の横断面において、編組体20は、シャフト10における第1ルーメン11の外縁及び第2ルーメン12の外縁に沿って配置されている。すなわち、編組体20の一部が、第1ルーメン11及び第2ルーメン12に隣接するように配置されている。
編組体20を構成する各素線21は、単一の線および複数の線のいずれをも採用することができ、例えば線径などが異なる複数の金属線が撚り合わされた撚線から形成されていてもよい。
編組体20の各素線21を構成する材料としては金属材料又は樹脂材料を採用することができる。樹脂材料としては、ポリアミド、ポリエステル、ポリアリレート、及びポリエーテルエーテルケトン等があげられる。尚強度および可撓性を向上させる観点からは、金属材料であることが好ましい。当該金属材料としては、例えば、SUS304などのステンレス鋼、ニッケルチタン合金、コバルトクロム合金等が挙げられる。なお、各素線21は、同一の材料で形成されていてもよく、異なる材料で形成されていてもよい。
また、編組体20の各素線21を構成する材料としては、編組体20の視認性を向上させる観点から、放射線不透過性材料であってもよい。当該放射線不透過材料としては、例えば、金、白金、タングステン、またはこれらの元素を含む合金(例えば、白金−ニッケル合金など)等が挙げられる。なお、放射線不透過性材料は、放射線不透過性ではない材料の表面にコートされるものなど、当該放射線不透過性材料とこの材料以外の材料とを組み合わせたものであってもよい。
上記の中空シャフト1によれば、長軸方向に延びる第1ルーメン11および第2ルーメン12を有するシャフト10と、シャフト10の長軸方向に延び、シャフト10内で第1ルーメン11および第2ルーメン12を併せて内包するように配置された編組体20と、を備える。シャフト10の横断面において、第1ルーメン11を画定するシャフト10の第1内周面14は、シャフト10の中心に向かって突出する突出面15を有し、第2ルーメン12は、突出面15と、シャフトの外周面17との間に位置している。
当該中空シャフト1によれば、外力を受けたとしても、第2ルーメン12は、突出面15と、シャフトの外周面17との間に位置しているため、中空シャフト1の径方向に加わる外力の影響を受け難く、また、編組体20により、第2ルーメン12への圧縮力を低減させることができるので、第2ルーメン12が潰れるのを抑制することができる。さらに、編組体20により、第1ルーメン11が潰れるのも抑制することができる。
シャフト10は、第2ルーメン12を複数有しており、第1内周面14は、突出面15を複数有している。各突出面15とシャフト10の外周面17との間に、各第2ルーメン12が、それぞれ位置している。このように第2ルーメン12が複数あったとしても、それぞれの第2ルーメン12は、突出面15と、シャフトの外周面17との間に位置しているため、中空シャフト1の径方向に加わる外力の影響を受け難く、また、編組体20により、各第2ルーメン12への圧縮力を低減させることができるので、各第2ルーメン12が潰れるのを抑制することができる。
中空シャフト1の横断面において、編組体20は、シャフト10における第1ルーメン11の外縁及び第2ルーメン12の外縁に沿って配置されている。このように、編組体20が第1ルーメン11及び第2ルーメン12の外縁に沿って配置されていることで、中空シャフト1の外径を小さく形成することが容易になる。
<第2実施形態>
次に、本開示の第2実施形態に係る中空シャフト101について、図3を参照して説明する。なお、本実施形態の中空シャフト101において、第1実施形態の中空シャフト1と同じ部材については同一番号を付し、詳細な説明は省略する。
図3は、第2実施形態に係る中空シャフト101の横断面図である。
中空シャフト101は、シャフト10と、編組体20と、第1管状体30と、複数の第2管状体31とを備える。
第1管状体30は、管状をなし、シャフト10の長軸方向に延び、第1ルーメン11内に配置されている。第1管状体30の外形は、第1ルーメン11に合致する形状である。中空シャフト101の横断面において、第1管状体30の外周面32は、第1ルーメン11の第1内周面14に当接し、接合されている。
各第2管状体31は、管状をなし、シャフト10の長軸方向に延び、第2ルーメン12内に配置されている。第2管状体31の外形は、第2ルーメン12に合致する形状である。中空シャフト101の横断面において、各第2管状体31の外周面33は、第2ルーメン12の第2内周面16に当接し、接合されている。
中空シャフト101の横断面において、編組体20は、シャフト10における第1管状体30の外縁及び第2管状体31の外縁に沿って配置されている。すなわち、編組体20の一部が、第1管状体30の外縁及び第2管状体31に当接するように配置されている。
第1管状体30および第2管状体31を構成する材料としては、例えば、ポリアミド樹脂、ポリオレフィン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂などの樹脂材料等を採用することができる。第1管状体30の寸法としては、例えが、その肉厚が0.01〜0.05mmである。なお、第1管状体30および第2管状体31を構成する材料および肉厚を適宜選択することにより、その曲げ剛性をシャフト10の曲げ剛性よりも高くしてもよい。
本実施形態の中空シャフト101によれば、シャフト10の長軸方向に延びる第1管状体30が第1ルーメン11内に配置され、第1管状体30の外周面32が、第1ルーメン11を画定する第1内周面14に接合されている。シャフト10の長軸方向に延びる各第2管状体31が第2ルーメン12内に配置され、第2管状体31の外周面33が、第2ルーメン12を画定する第2内周面16に接合されている。
このように、第1ルーメン11に第1管状体30、および、各第2ルーメン12に各第2管状体31を配置することで、外力により第1ルーメン11および各第2ルーメンが潰れるのをさらに抑制することができる。
中空シャフト101の横断面において、編組体20は、シャフト10における第1管状体30の外縁及び第2管状体31の外縁に沿って配置されている。このように、編組体20が第1管状体30及び第2管状体31の外縁に沿って配置されていることで、中空シャフト1の外径を小さく形成することが容易になる。また、本実施形態に係る中空シャフトの製造時に、第2管状体31は、突出面15(第1管状体30の突出部の外面)に篏合するように配置され、編組体20により第1管状体30に固定される。このように第1管状体30と第2管状体31が固定された状態でシャフト10を溶着することにより、第1管状体30及び第2管状体31の相対的な位置がシャフト10の溶着中にずれることなく製造が可能となる。
次に、上記の中空シャフト1、101が適用される一例としてのカテーテル40について説明する。
図4は、カテーテル40の概略図である。
カテーテル40は、例えば、超音波イメージングカテーテルである。カテーテル40は、主に、カテーテルシャフト50と、カテーテルシャフト50の先端に接合されたチップ60と、カテーテルシャフト50の後端に接合されたコネクタ70とを備える。そして、カテーテルシャフト50の先端側において、上記の中空シャフト1、101が用いられる。
図5は、図4のA部におけるカテーテルシャフト50およびチップ60の縦断面図である。
図5に示すように、中空シャフト1、101の先端側には、円筒状をなし、超音波透過性の材料により構成された窓部51が設けられている。窓部51の先端に貫通孔61が形成されたチップ60が設けられている。第1ルーメン11に、先端に超音波トランスデューサが装着された回転式のイメージングコア52が収納される。第2ルーメン12には、例えば、中空シャフト1、101の基端から挿入され、中空シャフト1、101の先端部まで挿通される操作用ワイヤが挿入され、当該操作用ワイヤにより中空シャフト1、101の中心軸に対する中空シャフト1、101の先端の角度を操作することができる。
当該カテーテル40では、図示せぬ超音波画像診断装置からの電気信号を、超音波トランスデューサにおいて超音波に変換し、観察対象部位に照射し、各組織からの反射波を再度、超音波トランスデューサにて電気信号に変換し、図示せぬ超音波画像診断装置に伝達する。この結果、図示せぬ超音波画像診断装置において、観察対象部位が画像化される。
上記のカテーテル40によれば、中空シャフト1、101を備えることで、第1ルーメン11に内挿されたデバイスが第1ルーメン11の潰れによりスタックすること、および、第2ルーメン12を流れる薬剤等が、第2ルーメン12の潰れにより患部まで届かないこと、及び第2ルーメン12に挿通される操作用ワイヤなどの内挿されたデバイスが第2ルーメン12の潰れにより摺動抵抗が増加することなどを防止することができる。
なお、中空シャフト1、101が適用される形態はカテーテル40に限らず、例えば狭窄部又は閉塞部を診断又は治療するために用いられるカテーテルまたはバルーンカテーテルに適用してもよい。
なお、本開示は、上述した実施形態の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
例えば、図6に示した中空シャフト201のように、シャフト210は、その内周側に、3つの凸部213を設けることにより、第1ルーメン211の形状を横断面略三又状にしてもよい。よって、第1内周面214は、3つの凸部213の表面を構成する3つの突出面215を有する。そして、第2内周面216により画定される3つの第2ルーメン212が、シャフト210の径方向において、各突出面215とシャフト210の外周面217との間にそれぞれ位置している。編組体20の素線21は、シャフト210における第1ルーメン211の外縁及び第2ルーメン212の外縁に沿って配置されている。
図7に示した中空シャフト301のように、図6の中空シャフト201の第1ルーメン211内に、第1管状体330を配置し、各第2ルーメン212内に、第2管状体331を配置してもよい。第1管状体330の外周面332は、第1ルーメン211の第1内周面214に当接して接合され、各第2管状体331の外周面333は、第2ルーメン212の第2内周面216に当接して接合されている。編組体20の素線21は、シャフト210における第1管状体330の外縁及び第2管状体331の外縁に沿って配置されている。
突出面15、215および第2ルーメン12、212の数は、上記の実施形態の数に限らず、1つ以上であればよい。突出面15、215および第2ルーメン12、212の数は、同数であったが、第2ルーメン12、212の数は突出面15、215の数よりも少なくてもよい。
中空シャフト101、301において、第1管状体30、330および第2管状体31、331の両方が第1ルーメン11、211および第2ルーメン12、212に設けられていたが、いずれか一方のみ設けてもよい。
第1内周面14、214は、中空シャフト1、101、201、301の横断面において、湾曲した形状であっても、直線と頂点から形成されていてもよい、つまり、略三角形状や略四角形状であってもよい。
第2ルーメン12、212は、中空シャフト1、101、201、301の横断面において、円形であっても、略三角形状や略四角形状であってもよい。
突出面15、215は、中空シャフト1、101、201、301の横断面において、中空シャフト1、101、201、301の中心に向かって湾曲した形状であっても、直線と頂点から形成されていてもよい、つまり、略三角形状や略四角形状であってもよい。
1、101、201、301:中空シャフト
10、210:シャフト
11、211:第1ルーメン
12、212:第2ルーメン
14、214:第1内周面
15、215:突出面
17、217:外周面
20:編組体
30、330:第1管状体
31、331:第2管状体
32、33、323、333:外周面
40:カテーテル

Claims (6)

  1. 長軸方向に延びる第1ルーメンおよび第2ルーメンを有するシャフトと、
    前記シャフトの長軸方向に延び、前記シャフト内で前記第1ルーメンおよび前記第2ルーメンを併せて内包するように配置された編組体と、を備え、
    前記シャフトの横断面において、
    前記第1ルーメンを画定する前記シャフトの内周面は、前記シャフトの中心に向かって突出する突出面を有し、
    前記第2ルーメンは、前記突出面と、前記シャフトの外周面との間に位置している、
    中空シャフト。
  2. 前記シャフトは、前記第2ルーメンを複数有しており、
    前記内周面は、前記突出面を複数有しており、
    各突出面と前記シャフトの前記外周面との間に、各第2ルーメンが、それぞれ位置している、請求項1に記載の中空シャフト。
  3. 前記シャフトの長軸方向に延びる第1管状体が前記第1ルーメン内に配置され、前記第1管状体の外周面が、前記第1ルーメンを画定する内周面に接合されている、及び/又は
    前記シャフトの長軸方向に延びる第2管状体が前記第2ルーメン内に配置され、前記第2管状体の外周面が、前記第2ルーメンを画定する内周面に接合されている、請求項1もしくは2に記載の中空シャフト。
  4. 前記中空シャフトの横断面において、前記編組体は、前記シャフトにおける前記第1ルーメンの外縁及び前記第2ルーメンの外縁に沿って配置されている、請求項1もしくは2に記載の中空シャフト。
  5. 前記中空シャフトの横断面において、前記編組体は、前記シャフトにおける前記第1管状体の外縁及び前記第2管状体の外縁に沿って配置されている、請求項3に記載の中空シャフト。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の中空シャフトを備えた、カテーテル。
JP2019115323A 2019-06-21 2019-06-21 中空シャフトおよびカテーテル Pending JP2021000256A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019115323A JP2021000256A (ja) 2019-06-21 2019-06-21 中空シャフトおよびカテーテル
PCT/JP2020/020318 WO2020255623A1 (ja) 2019-06-21 2020-05-22 中空シャフトおよびカテーテル
US17/552,055 US20220105310A1 (en) 2019-06-21 2021-12-15 Hollow shaft and catheter

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019115323A JP2021000256A (ja) 2019-06-21 2019-06-21 中空シャフトおよびカテーテル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021000256A true JP2021000256A (ja) 2021-01-07

Family

ID=73993859

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019115323A Pending JP2021000256A (ja) 2019-06-21 2019-06-21 中空シャフトおよびカテーテル

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20220105310A1 (ja)
JP (1) JP2021000256A (ja)
WO (1) WO2020255623A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023230150A2 (en) * 2022-05-25 2023-11-30 Boston Scientifc Scimed. Inc. Devices, systems, and methods for delivering fluid through a tubular element

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0838612A (ja) * 1994-07-28 1996-02-13 Nippon Zeon Co Ltd 医用チューブ及びその使用方法
JP2006192269A (ja) * 2005-01-10 2006-07-27 St Jude Medical Atrial Fibrillation Division Inc 操向可能なカテーテル及びその製造方法
JP2009537244A (ja) * 2006-05-16 2009-10-29 セント・ジュード・メディカル・エイトリアル・フィブリレーション・ディヴィジョン・インコーポレーテッド フラットプルワイヤを使用する操縦可能カテーテルおよびそれを作製する方法
JP2013031523A (ja) * 2011-08-01 2013-02-14 Goodman Co Ltd 吸引カテーテル
JP2013509941A (ja) * 2009-11-09 2013-03-21 デルキャス システムズ、インク. 治療剤の局所投与により恒常性を維持しながら臓器疾患を治療するシステムおよび方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0838612A (ja) * 1994-07-28 1996-02-13 Nippon Zeon Co Ltd 医用チューブ及びその使用方法
JP2006192269A (ja) * 2005-01-10 2006-07-27 St Jude Medical Atrial Fibrillation Division Inc 操向可能なカテーテル及びその製造方法
JP2009537244A (ja) * 2006-05-16 2009-10-29 セント・ジュード・メディカル・エイトリアル・フィブリレーション・ディヴィジョン・インコーポレーテッド フラットプルワイヤを使用する操縦可能カテーテルおよびそれを作製する方法
JP2013509941A (ja) * 2009-11-09 2013-03-21 デルキャス システムズ、インク. 治療剤の局所投与により恒常性を維持しながら臓器疾患を治療するシステムおよび方法
JP2013031523A (ja) * 2011-08-01 2013-02-14 Goodman Co Ltd 吸引カテーテル

Also Published As

Publication number Publication date
US20220105310A1 (en) 2022-04-07
WO2020255623A1 (ja) 2020-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5908988B2 (ja) カテーテル
EP2135634B1 (en) Bi-Directional Asymmetric Steerable Sheath
JP6125806B2 (ja) カテーテル
JP6558773B2 (ja) カテーテル
CN105013061A (zh) 导管
JP6426068B2 (ja) カテーテル及びバルーンカテーテル
JP6381138B2 (ja) カテーテル
JP5649131B2 (ja) 医療用チューブ及びこれを用いたカテーテル
JP6006091B2 (ja) カテーテル
WO2020255623A1 (ja) 中空シャフトおよびカテーテル
JP2015036090A (ja) コイル体及びそのコイル体を用いたガイドワイヤ
JP2015137428A (ja) 撚線及びその撚線を用いたガイドワイヤ
KR20170112977A (ko) 의료용 디바이스
JPWO2020246037A1 (ja) ガイドワイヤ
WO2017135131A1 (ja) カテーテル
JP6125805B2 (ja) カテーテル
WO2018163564A1 (ja) カテーテル
JP2016154631A (ja) カテーテル
JP2016154632A (ja) 医療用長尺体
JP6855679B2 (ja) 消化管ステント
US20220152351A1 (en) Catheter
JP7060454B2 (ja) 医療用チューブ
WO2024090107A1 (ja) カテーテル
JP2021151380A (ja) 医療器具
WO2023095694A1 (ja) カテーテル

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220516

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230509

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230706

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20231017