JP2020536091A - 免疫調節剤 - Google Patents
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Abstract
Description
本願は、米国第62/567,323号(2017年10月3日出願)の利益を主張し、その全体的な内容が援用される。
[式中、
Aは結合、
から選択され、
ここで、
はカルボニル基の結合点を表し、
は窒素原子の結合点を表し;
zは0、1、または2であり;
wは1または2であり;
nは0または1であり;
mは1または2であり;
m’は0または1であり;
pは0、1、または2であり;
Rxは水素、アミノ、ヒドロキシ、およびメチルから選択され;
R14およびR15は独立して、水素およびメチルから選択され;
Rzは水素および−C(O)NHR16から選択され;ここでR16は、水素、−CHR17C(O)NH2、−CHR17C(O)NHCHR18C(O)NH2、および−CHR17C(O)NHCHR18C(O)NHCH2C(O)NH2から選択され;ここで、R17は水素および−CH2OHから選択され、R18は水素およびメチルから選択され;
Rvは水素または天然アミノ酸の側鎖であり;
Rc、Rf、Rh、Ri、およびRmは水素であり;
RLはメチルであり;
Rnは水素またはメチルであるか、あるいは、RvおよびRnはピロリジン環を形成し;
Ra、Rj、およびRkはそれぞれ独立して、水素およびメチルから選択され;
R1、R3、R6、R8、R9、R10、およびR13は独立して、天然アミノ酸の側鎖および非天然アミノ酸の側鎖から選択され;
Qは適宜、1つの炭素−炭素二重結合またはフェノキシ基を含んでいてもよい、5〜12員の炭素鎖であり;
R2、R4、R5、およびR7は独立して、天然のアミノ酸側鎖および非天然のアミノ酸側鎖から選択されるか、あるいは、以下に記載されるジェミナルなR基を形成し;
Rbはメチルであるか、あるいは、RbおよびR2は、それらが結合する原子と一緒になって、アゼチジン、ピロリジン、モルホリン、ピペリジン、ピペラジン、およびテトラヒドロチアゾールから選択される環を形成し;ここで、それぞれの環は適宜、アミノ、シアノ、メチル、ハロ、およびヒドロキシから独立して選択される、1〜4個の基で置換されていてもよく;
Rdは水素またはメチルであるか、あるいは、RdおよびR4は、それらが結合する原子と一緒になって、アゼチジン、ピロリジン、モルホリン、ピペリジン、ピペラジン、およびテトラヒドロチアゾールから選択される環を形成することができ;ここで、それぞれの環は適宜、アミノ、シアノ、メチル、ハロ、ヒドロキシ、およびフェニルから独立して選択される、1〜4個の基で置換されていてもよく;
Reは水素またはメチルであるか、あるいは、ReおよびR5は、それらが結合する原子と一緒になって、アゼチジン、ピロリジン、モルホリン、ピペリジン、ピペラジン、およびテトラヒドロチアゾールから選択される環を形成することができ;ここで、それぞれの環は適宜、アミノ、シアノ、メチル、ハロ、およびヒドロキシから独立して選択される、1〜4個の基で置換されていてもよく;
Rgは水素またはメチルであるか、あるいは、RgおよびR7はそれらが結合する原子と一緒になって、アゼチジン、ピロリジン、モルホリン、ピペリジン、ピペラジン、およびテトラヒドロチアゾールから選択される環を形成することができ;ここで、それぞれの環は適宜、アミノ、ハロ基で適宜置換されていてもよいベンジル、ベンジルオキシ、シアノ、シクロヘキシル、メチル、ハロ、ヒドロキシ、メトキシ基で適宜置換されていてもよいイソキノリニルオキシ、ハロ基で適宜置換されていてもよいキノリニルオキシ、およびテトラゾリルから独立して選択される、1〜4個の基で置換されていてもよく;ここで、ピロリジンおよびピペリジン環は適宜、シクロヘキシル、フェニル、またはインドール基に縮合している。]
の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩を提供する。
zは0であり;
wは1であり;
R14およびR15は水素であり;
Rzは−C(O)NHR16であり;ここで、R16は−CHR17C(O)NH2である。
R1は、ヒドロキシで適宜置換されていてもよいベンジルであり;
R2はメチルであるか、あるいはRbと一緒になって、ピペリジン、ピペラジン、およびモルホリンから選択される環を形成し;
R3は−CH2C(O)NH2および−CH2CO2Hから選択され;
R4は、Rdと一緒になって、ピロリジン環を形成し;
R5は−CH2(イミダゾリル)および−CH2NH2から選択され;
R6はイソブチル、−(CH2)2CO2H、および−(CH2)2CONH2から選択され;
R7は水素であるか、あるいは、Rgと一緒になって、ヒドロキシで適宜置換されていてもよいピロリジン環を形成し;
R8は−(CH2)インドリルであり;
R9は−CH2OHおよび−(CH2)2NH2から選択され;
R10は−(CH2)インドリルおよび−(CH2)ベンゾチエニルから選択され、それぞれは適宜、−CH2CO2Hで置換されていてもよい、
請求項3に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩。
C2−C7アルケニル、C1−C3アルコキシC1−C3アルキル、C1−C6アルコキシカルボニルC1−C3アルキル、C1−C7アルキル、C1−C3アルキルスルファニルC1−C3アルキル、アミドC1−C3アルキル、アミノC1−C3アルキル、アザインドリルC1−C3アルキル、ベンゾチアゾリルC1−C3アルキル、ベンゾチエニルC1−C3アルキル、ベンジルオキシC1−C3アルキル、カルボキシC1−C3アルキル、C3−C14シクロアルキルC1−C3アルキル、ジフェニルメチル、フラニルC1−C3アルキル、イミダゾリルC1−C3アルキル、ナフチルC1−C3アルキル、ピリジニルC1−C3アルキル、チアゾリルC1−C3アルキル、チエニルC1−C3アルキル;
ビフェニルC1−C3アルキル、ここで、ビフェニルは適宜メチル基で置換されていてもよい;
C1−C4アルコキシ、C1−C4アルキル、C1−C3アルキルスルホニルアミノ、アミド、アミノ、アミノC1−C3アルキル、アミノスルホニル、カルボキシ、シアノ、ハロ、ハロC1−C3アルキル、ヒドロキシ、−NC(NH2)2、ニトロ、および−OP(O)(OH)2から独立して選択される、1、2、3、4、または5個の基で適宜置換されていてもよい、ヘテロシクリル;
インドリルC1−C3アルキル、ここで、インドリル部分は適宜、C1−C3アルキル、カルボキシC1−C3アルキル、ハロ、ヒドロキシ、およびフェニルから選択される1つの基で置換されていてもよく、ここで、フェニルはさらに、適宜、C1−C3アルコキシ、C1−C3アルキル、およびハロから独立して選択される、1、2、または3つの基で置換されていてもよく;
NRyRy’(C1−C7アルキル)、ここで、RyおよびRy’は独立して、水素、C2−C4アルケニルオキシカルボニル、C1−C3アルキル、C1−C3アルキルカルボニル、C3−C14シクロアルキルカルボニル、フラニルカルボニル、およびフェニルカルボニルから選択され、アルキルリンカーが1つ以上の炭素を含む場合、さらなるNRyRy’基が鎖に存在しうる;
NRqRtカルボニルC1−C3アルキル、ここで、RqおよびRtは独立して、水素、C1−C3アルキル、およびトリフェニルメチルから選択される;
C1−C4アルコキシ、C1−C4アルキル、C1−C3アルキルスルホニルアミノ、アミド、アミノ、アミノC1−C3アルキル、アミノスルホニル、カルボキシ、シアノ、ハロ、ハロC1−C3アルキル、ヒドロキシ、−NC(NH2)2、ニトロ、および−OP(O)(OH)2から独立して選択される、1、2、3、4、または5個の基で適宜置換されていてもよい、フェニル;
NRa’Rb’(C1−C7アルキル)、ここで、Ra’およびRb’は独立して、水素、C2−C4アルケニルオキシカルボニル、C1−C3アルキル、C1−C3アルキルカルボニル、C3−C6シクロアルキルカルボニル、フラニルカルボニル、およびフェニルカルボニルから選択され、アルキルリンカーが1つより多い炭素を含む場合、さらなるNRa’Rb’基が鎖に存在しうる;
NRc’Rd’カルボニルC1−C3アルキル、ここで、Rc’およびRd’は独立して、水素、C1−C3アルキル、およびトリフェニルメチルから選択され;
フェニルC1−C3アルキル、ここで、フェニル部分は適宜、C1−C4アルコキシ、C1−C4アルキル、C1−C3アルキルスルホニルアミノ、アミド、アミノ、アミノC1−C3アルキル、アミノスルホニル、カルボキシ、シアノ、ハロ、ハロC1−C3アルキル、ヒドロキシ、−NC(NH2)2、ニトロ、および−OP(O)(OH)2から独立して選択される、1、2、3、4、または5個の基で置換されていてもよく;
フェノキシC1−C3アルキル、ここで、フェニルは適宜、C1−C3アルキル基で置換されていてもよい
から選択される、R−またはS−配置(すなわち、それぞれD−またはL−アミノ酸)の天然に存在するアミノ酸側鎖以外の基をいう。
本開示はまた、少なくとも約20%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、少なくとも約80%、少なくとも約90%、および少なくとも約100%、参照抗PD−L1抗体(MDX−1105)の結合と競合することができる、大環状ペプチドに関する。そのような大環状ペプチドは、PD−L1に特異的に結合する限り、変異体、保存的置換、機能的置換、および欠失の形態など、本明細書に開示される1つ以上の大環状ペプチドと構造的相同性を共有しうる。例えば、大環状ペプチドが、参照抗PD−L1抗体と同じPD−L1の領域に実質的に結合する場合、大環状ペプチドは、抗PD−L1モノクローナル抗体が結合するPD−L1エピトープと、少なくとも重なるPD−L1のエピトープに結合するはずである。重複する領域は、1つのアミノ酸残基から数百個のアミノ酸残基の範囲でありうる。大環状ペプチドは次いで、抗PD−L1モノクローナル抗体のPD−L1への結合と競合する、および/または結合を阻害し、それによって抗PD−L1モノクローナル抗体のPD−L1への結合は、競合アッセイにおいて、好ましくは少なくとも約50%減少するはずである。
別の局面において、本開示は、1または組み合わせの、本開示の大環状ペプチドを含む、薬学的に許容可能な担体と共に製剤化された、組成物、例えば、医薬組成物を提供する。そのような組成物は、1または組み合わせの(例えば、2つ以上の異なる)、本開示の大環状ペプチド、または免疫複合体、または二重特異性分子を含みうる。例えば、本開示の医薬組成物は、標的抗原上の異なるエピトープに結合するか、または相補的活性を有する、大環状ペプチド(または免疫複合体もしくは二重特異性)の組み合わせを含むことができる。
本開示の大環状ペプチド、組成物、および方法は、例えば、PD−L1、またはPD−L1の阻害による免疫応答の増強の検出に関する、多くのインビトロおよびインビボでの有用性を有する。例えば、これらの分子は、様々な状況において免疫を増強させるために、インビトロまたはエクスビボで培養中の細胞に、または例えばインビボでのヒト対象に投与されうる。そのため、ある局面において、本開示は、対象における免疫応答が改変されるように、対象に本開示の大環状ペプチドを投与することを含む、対象における免疫応答を改変する方法を提供する。好ましくは、応答は増強され、刺激され、または上方制御される。別の点において、大環状ペプチドは、抗カニクイザル、抗マウス、および/または抗ウッドチャック結合性および治療活性を有しうる。
大環状ペプチドによるPD−1の阻害は、患者における癌細胞に対する免疫応答を向上させることができる。PD−1、PD−L1についてのリガンドは、通常のヒト細胞において発現されていないが、様々なヒトの癌において豊富に含まれる(Dong et al., Nat. Med., 8:787-789 (2002))。PD−1およびPD−L1の相互作用によって、腫瘍浸潤リンパ球の減少、T細胞受容体介在性増殖の減少、および癌細胞による免疫回避が生じる(Dong et al., J. Mol. Med., 81:281-287 (2003); Blank et al., Cancer Immunol. Immunother., 54:307-314 (2005); Konishi et al., Clin. Cancer Res., 10:5094-5100 (2004))。免疫抑制は、PD−1のPD−L1への局所的な相互作用を阻害することによって、逆転させることができ、PD−1のPD−L2との相互作用も同様に遮断される場合、その効果は付加的である(Iwai et al., Proc. Natl. Acad. Sci., 99:12293-12297 (2002); Brown et al., J. Immunol., 170:1257-1266 (2003))。以前の研究では、T細胞増殖は、PD−1のPD−L1への相互作用を阻害することによって、回復することができることが示されていたが、PD−1/PD−L1相互作用を阻害することによる、インビボでの癌腫瘍増殖の直接的な効果の報告は存在していなかった。ある局面において、本開示は、癌腫瘍の増殖が阻害されるような、大環状ペプチドを用いたインビボでの対象の治療に関する。大環状ペプチドを単独で使用して、癌腫瘍の増殖が阻害されうる。あるいは、大環状ペプチドは、以下に記載されるように、他の免疫原性剤、標準的な癌治療、または他の大環状ペプチドと組み合わせて用いられうる。
本開示の他の方法は、特定の毒素または病原体に曝された患者を治療するために用いられる。したがって、本開示の別の局面は、対象を感染性疾患について治療するように、本開示の大環状ぺプチドを対象に投与することを含む、対象における感染性疾患の治療方法を提示する。
大環状ぺプチドは、自己免疫性応答を誘発し、増大させうる。実際に、腫瘍細胞およびペプチドワクチンを用いた抗腫瘍応答の誘導によって、多くの抗腫瘍応答が、抗自己反応(前記のElsas et al.における、抗CTLA−4+GM−CSF修飾B16黒色腫において観察された色素脱失);Trp−2ワクチン接種マウスにおける色素脱失(Overwijk, W. et al., Proc. Natl. Acad. Sci. USA, 96:2982-2987 (1999));TRAMP腫瘍細胞ワクチンによって引き起こされる自己免疫性前立腺炎(前記のHurwitz, A., (2000))、黒色腫ペプチド抗原ワクチンおよびヒト臨床試験において観測される白斑(Rosenberg, S.A. et al., J. Immunother. Emphasis Tumor Immunol., 19(1):81-84 (1996))に関連していることが明らかになった。
大環状ぺプチドは、抗PD−1大環状分子を、対象の抗原(例えばワクチン)と共投与することによって、抗原特異的な免疫応答を刺激するために用いられうる。従って、別の局面において、本開示は、対象において抗原に対する免疫応答を増強させるような(i)抗原;および(ii)抗PD−1大環状分子を、対象に投与することを含む、対象において抗原に対する免疫応答を増強させる方法を提供する。抗原は、例えば腫瘍抗原、ウイルス抗原、細菌抗原、または病原体からの抗原でありうる。そのような抗原の限定されない例としては、前記の腫瘍抗原(または腫瘍ワクチン)、または前記のウイルス、細菌または他の病原体からの抗原などの前記の節で記述されたものが挙げられる。
本開示の大環状ペプチドと、他のPD−L1アゴニストおよび/または他の免疫調節剤との組み合わせは、過剰増殖性疾患に対する免疫応答の増強に有用である。例えば、これらの分子は、インビトロまたはエクスビボで培養細胞に、または例えばインビボでヒト対象に投与されて、様々な状況において免疫を向上させることができる。そのため、ある局面において、本開示は、対象の免疫応答を調整するように、本開示の大環状ペプチドを対象に投与することを含む、対象における免疫応答を調整する方法を提供する。好ましくは、応答は向上され、刺激され、上方制御される。別の実施態様において、本開示は、本開示の大環状ペプチドおよび治療量以下の用量の他の免疫調整剤を対象に投与することを含む、免疫賦活性治療剤による、過増殖性疾患の治療に関連する有害事象を変化させる方法を提供する。
本明細書に記載される、式Iの適切なペプチドおよびさらに具体的な大環状ペプチドは、糖尿病および他の関連する疾患を治療するために、化合物単体で、および/または許容可能な単体との組み合わせで、医薬製剤の形態において、患者に投与することができる。糖尿病の治療の分野における当業者は、そのような治療が必要な、ヒトなどの哺乳動物に対する化合物の用量および投与経路を、容易に決定することができる。投与経路としては、限定されないが、経口、口腔内、直腸、経皮、バッカル、鼻腔内、肺、皮下、筋肉内、皮内、舌下、結腸内、眼内、静脈内、または腸投与が挙げられる。化合物は、許容可能な薬務に基づいて、投与経路に従って製剤化される(Fingl et al., in The Pharmacological Basis of Therapeutics, Chapter 1, p. 1 (1975); Remington’s Pharmaceutical Sciences, 18th Edition, Mack Publishing Co., Easton, PA (1990))。
標準的な2ピースの硬ゼラチンカプセルに、100ミリグラムの粉末活性成分、150ミリグラムのラクトース、50ミリグラムのセルロース、およびお6ミリグラムのステアリン酸マグネシウムを充填することによって、多数の単位カプセルを製造することができる。
ダイズ油、綿実油、またはオリーブ油などの可消化油中の活性成分の混合物を調製し、容積式ポンプを用いてゼラチンに注入して、100ミリグラムの活性成分を含む軟ゼラチンカプセルを形成することができる。カプセルは洗浄し、乾燥するべきである。
錠剤は、剤形が、例えば、100ミリグラムの活性成分、0.2ミリグラムのコロイド状二酸化ケイ素、5ミリグラムのステアリン酸マグネシウム、275ミリグラムの微結晶セルロース、11ミリグラムのデンプン、および98.8ミリグラムのラクトースであるように、従来の方法によって製造されうる。嗜好性を向上させるため、または吸収を遅延させるために、適切なコーティングが適用されうる。
本明細書に記載されるペプチド組成物の注入可能な製剤は、規制機関によって承認されているものなどの賦形剤の使用を必要とする場合、または必要としない場合がある。これらの賦形剤としては、限定されないが、溶媒および共溶媒、可溶化剤、乳化剤、または濃化剤、キレート剤、抗酸化剤、および還元剤、抗菌防腐剤、緩衝剤、およびpH調整剤、、充填剤、保護剤、および張性調節剤、および特別な添加物が挙げられる。注入可能な製剤は、無菌で、発熱物質を含まず、溶液の場合、粒子状物質を含まない必要がある。
水性懸濁液は、例えば、各5mLが、100mgの細かく分割された活性成分、20mgのナトリウムカルボキシメチルセルロース、5mgの安息香酸ナトリウム、1.0gのソルビトール溶液、U.S.P.、および0.025mLのバニリン、または他の口当たりの良い香料を含むように、経口および/または非経口投与のために製造することができる。
注射による投与に適切な、除放性の非経口組成物は、例えば、適切な生分解性ポリマーを溶媒に溶解させ、ポリマー溶液に活性成分を添加して合わせて、マトリックスから溶媒を除去し、それによってマトリックス全体に分散した活性成分を有するポリマーのマトリクスを形成することによって製造されうる。
本明細書に開示される記載は、化学結合の法則および原理に適合して解釈されるべきである。本開示に包含される化合物は、医薬品としての使用に適切に安定なものであることが理解されるべきである。当業者は、化学結合および安定性の一般原理に基づいて、どの化合物が安定であるか、または安定でないかを知るであろう。
マススペクトロメトリー:「ESI−MS(+)」は、陽イオンモードで行われるエレクトロスプレーイオン化マススペクトロメトリーを表す;「ESI−MS(−)」は、陰イオンモードで行われるエレクトロスプレーイオン化マススペクトロメトリーを表す;「ESI−HRMS(+)」は、陽イオンモードで行われる、高分解能エレクトロスプレーイオン化マススペクトロメトリーを表す;「ESI−HRMS(−)」は、陰イオンモードで行われる、高分解能エレクトロスプレーイオン化マススペクトロメトリーを表す。検出された分子量は、「m/z」単位表示に従って報告される。1000より大きい精密質量を有する化合物はしばしば、2価または3価イオンとして検出された。
マススペクトロメトリー:「ESI−MS(+)」は、陽イオンモードで行われるエレクトロスプレーイオン化マススペクトロメトリーを表す;「ESI−MS(−)」は、陰イオンモードで行われるエレクトロスプレーイオン化マススペクトロメトリーを表す;「ESI−HRMS(+)」は、陽イオンモードで行われる、高分解能エレクトロスプレーイオン化マススペクトロメトリーを表す;ESI−HRMS(−)」は、陰イオンモードで行われる、高分解能エレクトロスプレーイオン化マススペクトロメトリーを表す。検出された分子量は、「m/z」単位表示に従って報告される。1000より大きい精密質量を有する化合物はしばしば、2価または3価イオンとして検出された。
カラム:BEH C18、2.1x50mm、1.7μm粒子;移動相A:0.05%TFAを含む水;移動相B:0.05%TFAを含むアセトニトリル;温度:50℃;勾配:2分にわたり、2%Bから98%B、次いで98%Bで0.5分間保持;流速:0.8mL/分;検出:220nmにおけるUV。
カラム:BEH C18、2.1x50mm、1.7μm粒子;移動相A:0.05%TFAを含む、5:95 アセトニトリル:水;移動相B:0.05%TFAを含む、95:5 アセトニトリル:水;温度:50℃;勾配:3分にわたり、0−100%B、次いで0.75分間、100%Bで保持;流速:1.11mL/分。
カラム:BEH C18、2.1x50mm、1.7μm粒子;移動相A:0.2%ギ酸および0.01%TFAを含む、水;移動相B:0.2%ギ酸および0.01%TFAを含む、アセトニトリル;温度:50℃;勾配:2分にわたり、2%Bから80%B、0.1分にわたり、80%Bから98%B、次いで98%Bで0.5分間保持;流速:0.8mL/分;検出:220nmにおけるUV。
カラム:Waters Acquity UPLC BEH C18、2.1x50mm、1.7μm粒子;移動相A:10mM 酢酸アンモニウムを含む、5:95 アセトニトリル:水;移動相B:10mM 酢酸アンモニウムを含む、95:5 アセトニトリル:水;温度:50℃;勾配:3分にわたり、0−100%B、次いで0.75分間、100%Bで保持;流速:1.11mL/分;検出:220nmにおけるUV。
カラム:Waters Acquity UPLC BEH C18、2.1x50mm、1.7μm粒子;移動相A:0.1%トリフルオロ酢酸を含む、5:95 アセトニトリル:水;移動相B:0.1%トリフルオロ酢酸を含む、95:5 アセトニトリル:水;温度:50℃;勾配:3分にわたり、0−100%B、次いで0.75分間、100%Bで保持;流速:1.11mL/分;検出:220nmにおけるUV。
カラム:Waters Xbridge C18、2.1x50mm;移動相A:10mM 酢酸アンモニウムを含む、5:95 アセトニトリル:水;移動相B:10mM 酢酸アンモニウムを含む、95:5 アセトニトリル:水;温度:35℃;勾配:4分にわたり、0−100%B、次いで1分間、100%Bで保持;流速:4mL/分;検出:220nmにおけるUV。
Finnigan LTQ マススペクトロメーター;カラム:Phenomenex Jupiter C4、1x50mm;移動相A:水中の1%ギ酸;移動相B:アセトニトリル中の0.1%ギ酸;温度:30℃;勾配:1%B、1分間保持;3分にわたり、1−95%B、次いで3分間、95%Bで保持;流速:0.15mL/分。
カラム:YMC Pack ODS−AQ 3um 150x4.6mm 移動相A:0.1%TFAを含む、水;移動相B:0.1%TFAを含む、アセトニトリル;温度:60℃;勾配:25分にわたり、35%Bから80%B;流速:1mL/分;検出:217nmにおけるUV。
カラム:YMC Pack ODS−AQ 3um 150x4.6mm 移動相A:0.1%TFAを含む、水;移動相B:0.1%TFAを含む、アセトニトリル;温度:60℃;勾配:25分にわたり、25%Bから75%B;流速:1mL/分;検出:217nmにおけるUV。
カラム:YMC Pack ODS−AQ 3um 150x4.6mm 移動相A:0.1%TFAを含む、水;移動相B:0.1%TFAを含む、アセトニトリル;温度:60℃;勾配:25分にわたり、20%Bから70%B;流速:1mL/分;検出:217nmにおけるUV。
カラム:YMC Pack ODS−AQ 3um 150x4.6mm 移動相A:0.1%TFAを含む、水;移動相B:0.1%TFAを含む、アセトニトリル;温度:60℃;勾配:25分にわたり、15%Bから65%B;流速:1mL/分;検出:217nmにおけるUV。
カラム:YMC Pack ODS−AQ 3um 150x4.6mm 移動相A:0.1%TFAを含む、水;移動相B:0.1%TFAを含む、アセトニトリル;温度:60℃;勾配:20分にわたり、25%Bから60%B;流速:1.25mL/分;検出:217nmにおけるUV。
カラム:YMC Pack ODS−AQ 3um 150x4.6mm 移動相A:0.1%TFAを含む、水;移動相B:0.1%TFAを含む、アセトニトリル;温度:60℃;勾配:20分にわたり、25%Bから65%B;流速:1.25mL/分;検出:217nmにおけるUV。
カラム:Sunfire C18 3.5um、3.0x150mm;移動相A:0.05%トリフルオロ酢酸を含む、5:95 アセトニトリル:水;移動相B:0.05%トリフルオロ酢酸を含む、95:5 アセトニトリル:水;温度:50℃;勾配:12分にわたり、10−100%B、次いで3分間、100%Bで保持;流速:1mL/分;検出:220nmにおけるUV。
カラム:Xbridge フェニル 3.5x150um、移動相A:0.05%トリフルオロ酢酸を含む、5:95 アセトニトリル:水;移動相B:0.05%トリフルオロ酢酸を含む、95:5 アセトニトリル:水;温度:50℃;勾配:12分にわたり、10−100%B、次いで3分間、100%Bで保持;流速:1mL/分;検出:220nmにおけるUV。
カラム:Phenomenex Luna 5u C18(2) 150x4.6mm;移動相A:0.1%トリフルオロ酢酸を含む、水、移動相B:0.1%トリフルオロ酢酸を含む、アセトニトリル、勾配:20分にわたり、5−100%B、次いで5分間、100%Bで保持;流速:1mL/分、検出:220におけるUV
カラム:Phenomenex Luna 5u C18(2) 150x4.6mm;移動相A:0.1%トリフルオロ酢酸を含む、水、移動相B:0.1%トリフルオロ酢酸を含む、アセトニトリル、勾配:20分にわたり、10−100%B、次いで5分間、100%Bで保持;流速:1mL/分、検出:220におけるUV
カラム−Ascentis Express C18 50X2.1mm−2.7μm;移動相A:水中の0.1%HCOOH、移動相B:アセトニトリル、勾配:1.7分にわたり、0−100%B、次いで1.55分間、100%Bで保持;流速:1mL/分、検出:254におけるUV
プレリュード方法A:
全ての操作は、プレリュードペプチド合成器(Protein Technologies)における自動化のもとで行った。特に記載されない限り、全ての操作は、下部フリットが取り付けられた、10または45mLポリプロピレンチューブにおいて行った。チューブは、チューブの下部および上部の両方を介して、プレリュードペプチド合成器と結合する。DMFおよびDCMを、チューブの上部を介して加えることができ、これによってチューブの両側が均等に洗い流される。残りの試薬は、チューブの下部から加えられ、フリットを通過して樹脂と接触する。全ての溶液をチューブの下部から除去する。「周期的攪拌」は、下部フリットを介した、N2ガスの短いパルスを表し;このパルスは約5秒間継続し、30秒ごとに生じる。アミノ酸溶液は一般に、準備から3週間を超えて使用しなかった。DMF=ジメチルホルムアミド;DIC=N,N’−ジイソプロピルカルボジイミド;HOAt=1−ヒドロキシ 7−アザベンゾトリアゾール;シーバー(シーバー)=Fmoc−アミノ−キサンテン−3−イルオキシ、ここで、「3−イルオキシ」はポリスチレン樹脂の位置および結合の種類を表す。用いられる樹脂は、シーバーリンカー(窒素においてFmoc保護)を有する、メリフィールドポリマー(ポリスチレン)である;100−200メッシュ、1%DVB、0.71mmol/gロード。用いられる一般的なアミノ酸は、括弧内に示される側鎖保護基と共に、以下に列挙される。
Fmoc−Ala−OH;Fmoc−Arg(Pbf)−OH;Fmoc−Asn(Trt)−OH;Fmoc−Asp(OtBu)−OH;Fmoc−Bzt−OH;Fmoc−Cys(Trt)−OH;Fmoc−Dab(Boc)−OH;Fmoc−Dap(Boc)−OH;Fmoc−Gln(Trt)−OH;Fmoc−Gly−OH;Fmoc−His(Trt)−OH;Fmoc−Hyp(tBu)−OH;Fmoc−Ile−OH;Fmoc−Leu−OH;Fmoc−Lys(Boc)−OH;Fmoc−Nle−OH;Fmoc−Met−OH;Fmoc−[N−Me]Ala−OH;Fmoc−[N−Me]Nle−OH;Fmoc−Phe−OH;Fmoc−Pro−OH;Fmoc−Sar−OH;Fmoc−Ser(tBu)−OH;Fmoc−Thr(tBu)−OH;Fmoc−Trp(Boc)−OH;Fmoc−Tyr(tBu)−OH;Fmoc−Val−OH。
40mLポリプロピレン固相反応容器に、メリフィールド:シーバー樹脂(140mg、0.100mmol)を加えた。樹脂を以下のように3回洗浄した:反応容器にDMF(5.0mL)およびDCM(5.0mL)を加え、その後混合物を、反応容器の底からのN2バブリングによって周期的に10分間攪拌し、その後溶媒を排出した。
前のステップからの樹脂を含む反応容器に、ピペリジン:DMF(20:80 v/v、5.0mL)を加えた。混合物を3分間周期的に攪拌し、次いで溶液をフリットから排出した。反応容器にピペリジン:DMF(20:80 v/v、5.0mL)を加えた。混合物を3分間周期的に攪拌し、次いで溶液をフリットから排出した。樹脂を、以下のように連続して5回洗浄した;それぞれの洗浄について、DMF(4.0mL)を容器の上部から加え、得られた混合物を60秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。反応容器にアミノ酸およびHOAt(0.2M/DMF、5.0mL、10当量)の溶液を加え、次いでDIC(0.2M/DMF、5.0mL、10当量)を加えた。混合物を60分間周期的に攪拌し、次いで反応溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように、連続して4回洗浄した;それぞれの洗浄について、DMF(4.0mL)を容器の上部から加え、得られた混合物を30秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。反応容器に、酢酸無水物:DIEA:DMF(10:1:89 v/v/v、5.0mL)の溶液を加えた。混合物を10分間周期的に攪拌し、次いで溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して4回洗浄した:それぞれの洗浄について、DMF(4.0mL)を容器の上部から加え、得られた混合物を90秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。得られた樹脂を直接次のステップに用いた。
前のステップからの樹脂を含む反応容器に、ピペリジン:DMF(20:80 v/v、5.0mL)を加えた。混合物を3分間、周期的に攪拌し、次いで溶液をフリットから排出した。反応容器にピペリジン:DMF(20:80 v/v、5.0mL)を加えた。混合物を3分間周期的に攪拌し、次いで溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して5回洗浄した:それぞれの洗浄について、DMF(4.0mL)を容器の上部から加え、得られた混合物を60秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。反応容器にアミノ酸およびHOAt(0.2M/DMF、5.0mL、5当量)の溶液、次いでDIC(0.2M/DMF、5.0mL、5当量)を加えた。混合物を300分間周期的に攪拌し、次いで反応溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して4回洗浄した: それぞれの洗浄について、DMF(4.0mL)を容器の上部から加え、得られた混合物を30秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。反応容器に酢酸無水物:DIEA:DMF(10:1:89 v/v/v、5.0mL)の溶液を加えた。混合物を10分間周期的に攪拌し、次いで溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して4回洗浄した:それぞれの洗浄について、DMF(4.0mL)を容器の上部から加え、得られた混合物を90秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。得られた樹脂を直接次のステップに用いた。
前のステップからの樹脂を含む反応容器に、ピペリジン:DMF(20:80 v/v、5.0mL)を加えた。混合物を3分間周期的に攪拌し、次いで溶液をフリットから排出した。反応容器にピペリジン:DMF(20:80 v/v、5.0mL)を加えた。混合物を3分間周期的に攪拌し、次いで溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して5回洗浄した:それぞれの洗浄について、DMF(4.0mL)を容器の上部から加え、得られた混合物を30秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。反応容器に、DIPEA(4.0mmol、0.699mL、40当量)、およびクロロアセチルクロライド(2.0mmol、0.160mL、20当量)のDMF中の溶液を3.0mL加えた。混合物を12から18時間周期的に攪拌し、次いで溶液を排出した。樹脂を以下のように連続して3回洗浄した:それぞれの洗浄について、DMF(4.0mL)を容器の上部から加え、得られた混合物を90秒間周期的に攪拌し、その後溶液を排出した。樹脂を以下のように連続して4回洗浄した:それぞれの洗浄について、DCM(4.0mL)を容器の上部から加え、得られた混合物を90秒間周期的に攪拌し、その後溶液を排出した。
全ての操作はプレリュードペプチド合成器(Protein Technologies)において自動化のもとで行った。全ての手順は、下部フリットが取り付けられた、10または45mLポリプロピレンチューブにおいて行った。DMFおよびDCMは、チューブの上部を介して加えることができ、これによってチューブの両側が均等に洗い流される。残りの試薬は、チューブの下部から加えられ、フリットを通過して樹脂と接触する。全ての溶液をチューブの下部から除去する。「周期的攪拌」は、下部フリットを介した、N2ガスの短いパルスを表し;このパルスは約5秒間継続し、30秒ごとに生じる。アミノ酸溶液は一般に、準備から3週間を超えて使用しなかった。DMF=ジメチルホルムアミド;HCTU=2−(6−クロロ−1−H−ベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウム;DIPEA=ジイソプロピルエチルアミン;シーバー=Fmoc−アミノ−キサンテン−3−イルオキシ、ここで、「3−イルオキシ」はポリスチレン樹脂の位置および結合の種類を表す。用いた樹脂は、シーバーリンカー(窒素においてFmoc保護)を有するメリフィールドポリマー(ポリスチレン)である;100−200メッシュ、1%DVB、0.71mmol/gロード。用いられる一般的なアミノ酸は、括弧内に示される側鎖保護基と共に、以下に列挙される:Fmoc−Ala−OH;Fmoc−Arg(Pbf)−OH;Fmoc−Asn(Trt)−OH;Fmoc−Asp(OtBu)−OH;Fmoc−Bzt−OH;Fmoc−Cys(Trt)−OH;Fmoc−Dab(Boc)−OH;Fmoc−Dap(Boc)−OH;Fmoc−Gln(Trt)−OH;Fmoc−Gly−OH;Fmoc−His(Trt)−OH;Fmoc−Hyp(tBu)−OH;Fmoc−Ile−OH;Fmoc−Leu−OH;Fmoc−Lys(Boc)−OH;Fmoc−Nle−OH;Fmoc−Met−OH;Fmoc−[N−Me]Ala−OH;Fmoc−[N−Me]Nle−OH;Fmoc−Phe−OH;Fmoc−Pro−OH;Fmoc−Sar−OH;Fmoc−Ser(tBu)−OH;Fmoc−Thr(tBu)−OH;Fmoc−Trp(Boc)−OH;Fmoc−Tyr(tBu)−OH;Fmoc−Val−OH。
40mLポリプロピレン固相反応容器に、メリフィールド:シーバー樹脂(140mg、0.100mmol)を加えた。樹脂を以下のように3回洗浄(膨潤)した:反応容器に、DMF(5.0mL)およびDCM(5.0mL)を加え、その後混合物を、反応容器の下部からのN2バブリングによって10分間周期的に攪拌し、その後溶媒をフリットから排出した。
前のステップからの樹脂を含む反応容器に、ピペリジン:DMF(20:80 v/v、5.0mL)を加えた。混合物を3分間周期的に攪拌し、次いで溶液をフリットから排出した。反応容器にピペリジン:DMF(20:80 v/v、5.0mL)を加えた。混合物を3分間周期的に攪拌し、次いで溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して5回洗浄した:それぞれの洗浄について、DMF(4.0mL)を容器の上部から加え、得られた混合物を60秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。反応容器にアミノ酸(0.2M/DMF、5.0mL、10当量)、次いでHCTU(0.2M/DMF、5.0mL、10当量)、最後にDIPEA(0.8M/DMF、2.5mL、20当量)を加えた。混合物を30分間周期的に攪拌し、次いで反応溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して4回洗浄した:それぞれの洗浄について、DMF(4.0mL)を容器の上部から加え、得られた混合物を30秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。反応容器に、酢酸無水物:DIEA:DMF(10:1:89 v/v/v、5.0mL)の溶液を加えた。混合物を10分間周期的に攪拌し、次いで溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して4回洗浄した:それぞれの洗浄について、DMF(4.0mL)を容器の上部から加え、得られた混合物を90秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。得られた樹脂を直接次のステップに用いた。
前のステップからの樹脂を含む反応容器に、ピペリジン:DMF(20:80 v/v、5.0mL)を加えた。混合物を3分間周期的に攪拌し、次いで溶液をフリットから排出した。反応容器に、ピペリジン:DMF(20:80 v/v、5.0mL)を加えた。混合物を3分間周期的に攪拌し、次いで溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して5回洗浄した:それぞれの洗浄について、DMF(4.0mL)を容器の上部から加え得られた混合物を60秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。反応容器に、アミノ酸(0.2M/DMF、5.0mL、10当量)、次いでHCTU(0.2M/DMF、5.0mL、10当量)、最後にDIPEA(0.8M/DMF、2.5mL、20当量)を加えた。混合物を15分間周期的に攪拌し、次いで反応溶液をフリットから排出した。樹脂を容器の上部からDMF(4.0mL)で連続して3回洗浄し、得られた混合物を60秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。反応容器にアミノ酸(0.2M/DMF、5.0mL、10当量)、次いでHCTU(0.2M/DMF、5.0mL、10当量)、最後にDIPEA(0.8M/DMF、2.5mL、20当量)を加えた。混合物を15分間周期的に攪拌し、次いで反応溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して4回洗浄した:それぞれの洗浄について、DMF(4.0mL)を容器の上部から加え、得られた混合物を30秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。得られた樹脂を直接次のステップに用いた。
前のステップからの樹脂を含む反応容器に、ピペリジン:DMF(20:80 v/v、5.0mL)を加えた。混合物を3分間周期的に攪拌し、次いで溶液をフリットから排出した。反応容器に、ピペリジン:DMF(20:80 v/v、5.0mL)を加えた。混合物を3分間周期的に攪拌し、次いで溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して5回洗浄した:それぞれの洗浄について、DMF(4.0mL)を容器の上部から加え、得られた混合物を30秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。反応容器に、アミノ酸(0.2M/DMF、2.5mL、10当量)、次いでHCTU(0.2M/DMF、2.5mL、10当量)、最後にNMM(0.8M/DMF、1.5mL、12当量)を加えた。混合物を12時間周期的に攪拌し、次いで反応溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して4回洗浄した:それぞれの洗浄について、DMF(4.0mL)を容器の上部から加え、得られた混合物を90秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。得られた樹脂を直接次のステップに用いた。
前のステップからの樹脂を含む反応容器に、ピペリジン:DMF(20:80 v/v、5.0mL)を加えた。混合物を3分間周期的に攪拌し、次いで溶液をフリットから排出した。反応容器に、ピペリジン:DMF(20:80 v/v、5.0mL)を加えた。混合物を3分間周期的に攪拌し、次いで溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して5回洗浄した:それぞれの洗浄について、DMF(4.0mL)を容器の上部から加え、得られた混合物を30秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。反応容器に、DIPEA(4.0mmol、0.699mL、40当量)、およびクロロアセチルクロライド(2.0mmol、0.160mL、20当量)のDMF中の溶液を3.0mL加えた。混合物を12から18時間周期的に攪拌し、次いで溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して3回洗浄した:それぞれの洗浄について、DMF(4.0mL)を容器の上部から加え、得られた混合物を90秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して4回洗浄した:それぞれの洗浄について、CH2Cl2(2.0mL)を容器の上部から加え、得られた混合物を90秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。
前のステップからの樹脂を含む反応容器に、ピペリジン:DMF(20:80 v/v、5.0mL)を加えた。混合物を3分間周期的に攪拌し、次いで溶液をフリットから排出した。反応容器に、ピペリジン:DMF(20:80 v/v、5.0mL)を加えた。混合物を3分間周期的に攪拌し、次いで溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して5回洗浄した:それぞれの洗浄について、DMF(4.0mL)を容器の上部から加え、得られた混合物を30秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。反応容器に、DMF(2.0mL)、クロロ酢酸(1.2mmol、113mg、12当量)、およびN,N’−ジイソプロピルカルボジイミド(1.2mmol、0.187mL、12当量)を加えた。混合物を12〜18時間にわたり周期的に攪拌し、次いで溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して3回洗浄した:それぞれの洗浄について、DMF(4.0mL)を容器の上部から加え、得られた混合物を90秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して4回洗浄した:それぞれの洗浄について、CH2Cl2(2.0mL)を容器の上部から加え、得られた混合物を90秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。
全ての操作は、プレリュードペプチド合成器(Protein Technologies)において自動化のもとで行った。特に記載されない限り、全ての手順は、下部フリットが取り付けられた、10または45mLポリプロピレンチューブにおいて行った。チューブは、チューブの下部および上部の両方を介して、プレリュードペプチド合成器に結合する。DMFおよびDCMは、チューブの上部を介して加えることができ、これによってチューブの両側が均等に洗い流される。残りの試薬は、チューブの下部から加えられ、フリットを通過して樹脂と接触する。全ての溶液をチューブの下部から除去する。「周期的攪拌」は、下部フリットを介した、N2ガスの短いパルスを表し;このパルスは約5秒間継続し、30秒ごとに生じる。アミノ酸溶液は一般に、準備から3週間を超えて使用しなかった。HATU溶液は、準備から5日以内に使用した。DMF=ジメチルホルムアミド;HCTU=2−(6−クロロ−1−H−ベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウム;HATU=1−[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]−1H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジニウム 3−オキシド ヘキサフルオロホスフェート;DIPEA=ジイソプロピルエチルアミン;シーバー=Fmoc−アミノ−キサンテン−3−イルオキシ、ここで、「3−イルオキシ」は、ポリスチレン樹脂の位置および結合の種類を表す。用いる樹脂はシーバーリンカー(窒素においてFmoc保護)を有するメリフィールドポリマー(ポリスチレン)であり;100−200メッシュ、1%DVB、0.71mmol/gロード。用いられる一般的なアミノ酸は、括弧内に示される側鎖保護基と共に、以下に列挙される:Fmoc−Ala−OH;Fmoc−Arg(Pbf)−OH;Fmoc−Asn(Trt)−OH;Fmoc−Asp(OtBu)−OH;Fmoc−Bzt−OH;Fmoc−Cys(Trt)−OH;Fmoc−Dab(Boc)−OH;Fmoc−Dap(Boc)−OH;Fmoc−Gln(Trt)−OH;Fmoc−Gly−OH;Fmoc−His(Trt)−OH;Fmoc−Hyp(tBu)−OH;Fmoc−Ile−OH;Fmoc−Leu−OH;Fmoc−Lys(Boc)−OH;Fmoc−Nle−OH;Fmoc−Met−OH;Fmoc−[N−Me]Ala−OH;Fmoc−[N−Me]Nle−OH;Fmoc−Phe−OH;Fmoc−Pro−OH;Fmoc−Sar−OH;Fmoc−Ser(tBu)−OH;Fmoc−Thr(tBu)−OH;Fmoc−Trp(Boc)−OH;Fmoc−Tyr(tBu)−OH;Fmoc−Val−OH。
40mLポリプロピレン固相反応容器に、メリフィールド:シーバー樹脂(140mg、0.100mmol)を加えた。樹脂を以下のように3回洗浄(膨潤)した:反応容器にDMF(5.0mL)およびDCM(5.0mL)を加え、その後混合物を、反応容器の下部からのN2バブリングによって、10分間周期的に攪拌し、その後溶媒をフリットから排出した。
前のステップからの樹脂を含む反応容器に、ピペリジン:DMF(20:80 v/v、5.0mL)を加えた。混合物を3分間周期的に攪拌し、次いで溶液をフリットから排出した。反応容器にピペリジン:DMF(20:80 v/v、5.0mL)を加えた。混合物を3分間周期的に攪拌し、次いで溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して5回洗浄した:それぞれの洗浄について、DMF(4.0mL)を容器の上部から加え得られた混合物を60秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。反応容器に、アミノ酸(0.2M/DMF、5.0mL、10当量)、次いでHATU(0.2M/DMF、5.0mL、10当量)、最後にDIPEA(0.8M/DMF、2.5mL、20当量)を加えた。混合物を60分間周期的に攪拌し、次いで反応溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して4回洗浄した:それぞれの洗浄について、DMF(4.0mL)を容器の上部から加え、得られた混合物を30秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。反応容器に、酢酸無水物:DIEA:DMF(10:1:89 v/v/v、5.0mL)の溶液を加えた。混合物を10分間周期的に攪拌し、次いで溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して4回洗浄した:それぞれの洗浄について、DMF(4.0mL)を容器の上部から加え、得られた混合物を90秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。得られた樹脂を直接次のステップに用いた。
前のステップからの樹脂を含む反応容器に、ピペリジン:DMF(20:80 v/v、5.0mL)を加えた。混合物を3分間周期的に攪拌し、次いで溶液をフリットから排出した。反応容器にピペリジン:DMF(20:80 v/v、5.0mL)を加えた。混合物を3分間周期的に攪拌し、次いで溶液をフリットから排出した。混合物を3分間周期的に攪拌し、次いで溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して5回洗浄した:それぞれの洗浄について、DMF(4.0mL)を容器の上部から加え、得られた混合物を30秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。反応容器に、アミノ酸(0.2M/DMF、2.5mL、5当量)、次いでHATU(0.2M/DMF、2.5mL、5当量)、最後にDIPEA(0.8M/DMF、1.5mL、12当量)を加えた。混合物を300分間周期的に攪拌し、次いで反応溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように2回洗浄した:それぞれの洗浄について、DMF(4.0mL)を容器の上部から加え、得られた混合物を30秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。反応容器に、アミノ酸(0.2M/DMF、2.5mL、5当量)、次いでHATU(0.2M/DMF、2.5mL、5当量)、最後にDIPEA(0.8M/DMF、1.5mL、12当量)を加えた。混合物を300分間周期的に攪拌し、次いで反応溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように2回洗浄した:それぞれの洗浄について、DMF(4.0mL)を容器の上部から加え、得られた混合物を30秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。反応容器に酢酸無水物:DIEA:DMF(10:1:89 v/v/v、5.0mL)の溶液を加えた。混合物を10分間周期的に攪拌し、次いで溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して4回洗浄した:それぞれの洗浄について、DMF(4.0mL)を容器の上部から加え、得られた混合物を90秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。得られた樹脂を直接次のステップに用いた。
前のステップからの樹脂を含む反応容器に、ピペリジン:DMF(20:80 v/v、5.0mL)を加えた。混合物を3分間周期的に攪拌し、次いで溶液をフリットから排出した。反応容器にピペリジン:DMF(20:80 v/v、5.0mL)を加えた。混合物を3分間周期的に攪拌し、次いで溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して5回洗浄した:それぞれの洗浄について、DMF(4.0mL)を容器の上部から加え、得られた混合物を30秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。反応容器に、アミノ酸(0.2M/DMF、0.5から2.5mL、1から5当量)、次いでHATU(0.2M/DMF、0.5から2.5mL、1から5当量)、最後にDIPEA(0.8M/DMF、0.5から1.5mL、4から12当量)を加えた。混合物を60分から600分間にわたり周期的に攪拌し、次いで反応溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように2回洗浄した:それぞれの洗浄について、DMF(2.0mL)を容器の上部から加え、得られた混合物を30秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。反応容器に酢酸無水物:DIEA:DMF(10:1:89 v/v/v、5.0mL)の溶液を加えた。混合物を10分間にわたり周期的に攪拌し、次いで溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して4回洗浄した:それぞれの洗浄について、DMF(4.0mL)を容器の上部から加え、得られた混合物を90秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。得られた樹脂を直接次のステップに用いた。
樹脂を以下のように連続して2回洗浄した:それぞれの洗浄について、DMF(4.0mL)を容器の上部から加え、得られた混合物を90秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して4回洗浄した:それぞれの洗浄について、DCM(4.0mL)を容器の上部から加え、得られた混合物を90秒間にわたり周期的に確認し、その後溶液をフリットから排出した。得られた樹脂を直接次のステップに用いた。
手動ステップに注意されたい。前のステップからの樹脂を含む反応容器に、ピペリジン:DMF(20:80 v/v、5.0mL)を加えた。混合物を室温で5分間振盪させ、次いで溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して5回洗浄した:それぞれの洗浄について、DMF(4.0mL)を容器の上部から加え、得られた混合物を攪拌し、その後その後溶液をフリットから排出した。反応容器に、DMF(2.0mL)、クロロ酢酸(1.2mmol、113mg、12当量)、およびN,N’−ジイソプロピルカルボジイミド(1.2mmol、0.187mL、12当量)を加えた。混合物を12から18時間、室温で振盪させ、次いで溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して3回洗浄した:それぞれの洗浄について、DMF(4.0mL)を容器の上部から加え、得られた混合物を90秒間攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して4回洗浄した:それぞれの洗浄について、CH2Cl2(4.0mL)を容器の上部から加え、得られた混合物を90秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。
全ての操作は、プレリュードペプチド合成器(Protein Technologies)において、自動化のもとで行った。特に記載されない限り、全ての操作は、下部フリットが取り付けられた、10または45mLポリプロピレンチューブにおいて行った。チューブは、チューブの下部および上部の両方を介して、プレリュードペプチド合成器に結合する。DMFおよびDCMは、チューブの上部を介して加えることができ、これによってチューブの両側が均等に洗い流される。残りの試薬は、チューブの下部から加えられ、フリットを通過して樹脂と接触する。全ての養液をチューブの下部から除去する。「周期的攪拌」は、下部フリットを介した、N2ガスの短いパルスを表し;このパルスは約5秒間継続し、30秒ごとに生じる。アミノ酸溶液は一般に、準備から3週間を超えて使用しなかった。HATU溶液は、準備から5日以内に使用した。DMF=ジメチルホルムアミド;HCTU=2−(6−クロロ−1−H−ベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウム;HATU=1−[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]−1H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジニウム 3−オキシド ヘキサフルオロホスフェート;DIPEA=ジイソプロピルエチルアミン;シーバー=Fmoc−アミノ−キサンテン−3−イルオキシ、ここで、「3−イルオキシ」は、ポリスチレン樹脂の位置および結合の種類を表す。用いる樹脂は、シーバーリンカー(窒素においてFmoc保護)を有する、メリフィールドポリマー(ポリスチレン)である;100−200メッシュ、1%DVB、0.71mmol/gロード。用いられる一般的なアミノ酸は、括弧内に示される側鎖保護基と共に、以下に列挙される:Fmoc−Ala−OH;Fmoc−Arg(Pbf)−OH;Fmoc−Asn(Trt)−OH;Fmoc−Asp(OtBu)−OH;Fmoc−Bzt−OH;Fmoc−Cys(Trt)−OH;Fmoc−Dab(Boc)−OH;Fmoc−Dap(Boc)−OH;Fmoc−Gln(Trt)−OH;Fmoc−Gly−OH;Fmoc−His(Trt)−OH;Fmoc−Hyp(tBu)−OH;Fmoc−Ile−OH;Fmoc−Leu−OH;Fmoc−Lys(Boc)−OH;Fmoc−Nle−OH;Fmoc−Met−OH;Fmoc−[N−Me]Ala−OH;Fmoc−[N−Me]Nle−OH;Fmoc−Phe−OH;Fmoc−Pro−OH;Fmoc−Sar−OH;Fmoc−Ser(tBu)−OH;Fmoc−Thr(tBu)−OH;Fmoc−Trp(Boc)−OH;Fmoc−Tyr(tBu)−OH;Fmoc−Val−OH。
40mLポリプロピレン固相反応容器に、メリフィールド:シーバー樹脂(140mg、0.100mmol)を加えた。樹脂を以下のように3回洗浄(膨潤)した:反応容器に、DMF(5.0mL)およびDCM(5.0mL)を加え、その後混合物を、反応容器の下部からのN2バブリングによって、10分間周期的に攪拌し、その後溶媒をフリットから排出した。
前のステップからの樹脂を含む反応容器に、ピペリジン:DMF(20:80 v/v、5.0mL)を加えた。混合物を3分間周期的に攪拌し、次いで溶液をフリットから排出した。反応容器にピペリジン:DMF(20:80 v/v、5.0mL)を加えた。混合物を3分間周期的に攪拌し、次いで溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して5回洗浄した:それぞれの洗浄について、DMF(4.0mL)を容器の上部から加え得られた混合物を60秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。反応容器にアミノ酸(0.2M/DMF、1.25mL、2.5当量)、次いでHATU(0.2M/DMF、1.25mL、2.5当量)、最後にDIPEA(0.8M/DMF、0.75mL、5当量)を加えた。混合物を30分間周期的に攪拌し、次いで反応溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して4回洗浄した:それぞれの洗浄について、DMF(4.0mL)を容器の上部から加え、得られた混合物を30秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。反応容器に、酢酸無水物:DIEA:DMF(10:1:89 v/v/v、5.0mL)の溶液を加えた。混合物を15分間周期的に攪拌し、次いで溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して4回洗浄した: それぞれの洗浄について、DMF(4.0mL)を容器の上部から加え、得られた混合物を90秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。得られた樹脂を直接次のステップに用いた。
前のステップからの樹脂を含む反応容器に、ピペリジン:DMF(20:80 v/v、5.0mL)を加えた。混合物を3分間周期的に攪拌し、次いで溶液をフリットから排出した。反応容器にピペリジン:DMF(20:80 v/v、5.0mL)を加えた。混合物を3分間周期的に攪拌し、次いで溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して5回洗浄した: それぞれの洗浄について、DMF(4.0mL)を容器の上部から加え、得られた混合物を30秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。反応容器にアミノ酸(0.2M/DMF、1.25mL、2.5当量)、次いでHATU(0.2M/DMF、1.25mL、2.5当量)、最後にDIPEA(0.8M/DMF、0.75mL、5当量)を加えた。混合物を30分間周期的に攪拌し、次いで反応溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように2回洗浄した:それぞれの洗浄について、DMF(4.0mL)を容器の上部から加え、得られた混合物を30秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。反応容器に、アミノ(0.2M/DMF、1.25mL、2.5当量)、次いでHATU(0.2M/DMF、1.25mL、2.5当量)、最後にDIPEA(0.8M/DMF、0.75mL、5当量)を加えた。混合物を30分間周期的に攪拌し、次いで反応溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように2回洗浄した:それぞれの洗浄について、DMF(4.0mL)を容器の上部から加え、得られた混合物を30秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。反応容器に酢酸無水物:DIEA:DMF(10:1:89 v/v/v、5.0mL)の溶液を加えた。混合物を15分間周期的に攪拌し、次いで溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように2回洗浄した:それぞれの洗浄について、DMF(4.0mL)を容器の上部から加え、得られた混合物を30秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。反応容器に、酢酸無水物:DIEA:DMF(10:1:89 v/v/v、5.0mL)の溶液を加えた。混合物を15分間周期的に攪拌し、次いで溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して4回洗浄した:それぞれの洗浄について、DMF(4.0mL)を容器の上部から加え、得られた混合物を90秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。得られた樹脂を直接次のステップに用いた。
樹脂を以下のように連続して2回洗浄した: それぞれの洗浄について、DMF(4.0mL)を容器の上部から加え、得られた混合物を90秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して4回洗浄した: それぞれの洗浄について、DCM(4.0mL)を容器の上部から加え、得られた混合物を90秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。得られた樹脂を直接次のステップに用いた。
手動ステップに注意されたい。前のステップからの樹脂を含む反応容器に、ピペリジン:DMF(20:80 v/v、5.0mL)を加えた。混合物を室温で5分間振盪させ、次いで溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して5回洗浄した:それぞれの洗浄について、DMF(4.0mL)を容器の上部から加え、得られた混合物を攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。反応容器に、DMF(2.0mL)、クロロ酢酸(1.2mmol、113mg、12当量)、およびN,N’−ジイソプロピルカルボジイミド(1.2mmol、0.187mL、12当量)を加えた。混合物を室温で12から18時間振盪し、次いで溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して3回洗浄した:それぞれの洗浄について、DMF(4.0mL)を容器の上部から加え、得られた混合物を90秒間攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して4回洗浄した:それぞれの洗浄について、CH2Cl2(4.0mL)を容器の上部から加え、得られた混合物を90秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。
全ての操作は、CEM Libertyマイクロ波ペプチド合成器(CEM Corporation)において、自動化のものとで行った。特に記載されない限り、全ての操作は、下部フリットがCEM Discoveryマイクロ波ユニットに取り付けられた、30または125mLポリプロピレンチューブにおいて行った。チューブは、チューブの下部および上部の両方を介して、CEM Liberty合成器に結合する。DMFおよびDCMは、チューブの上部および下部から加えることができ、これによってチューブの側面を均等に洗い流す。樹脂を上部から移す場合を除き、すべての溶液はチューブの下部から除去する。「周期的なバブリング」は、下部フリットを介した、N2ガスの短いバブリングを表す。アミノ酸溶液は一般に、準備から3週間を超えて使用しなかった。HATU溶液は、準備から5日以内に使用した。DMF=ジメチルホルムアミド;HCTU=2−(6−クロロ−1−H−ベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウム;HATU=1−[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]−1H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジニウム 3−オキシド ヘキサフルオロホスフェート;DIPEA=ジイソプロピルエチルアミン;シーバー=Fmoc−アミノ−キサンテン−3−イルオキシ、ここで、「3−イルオキシ」は、ポリスチレン樹脂の位置および結合の種類を表す。用いた樹脂は、シーバーリンカー(窒素においてFmoc保護)を有するメリフィールドポリマー(ポリスチレン)である;100−200メッシュ、1%DVB、0.71mmol/gロード。クロロトリチル、または他の酸感受性リンカーなどの、他の一般的な樹脂を合成に用いることができ、特に言及されない限り、シーバーアミド樹脂が特定の実施例において用いられる。用いられる一般的なアミノ酸は、括弧内に示される側鎖保護基と共に、以下に列挙される:Fmoc−Ala−OH;Fmoc−Arg(Pbf)−OH;Fmoc−Asn(Trt)−OH;Fmoc−Asp(OtBu)−OH;Fmoc−Bzt−OH;Fmoc−Cys(Trt)−OH;Fmoc−Dab(Boc)−OH;Fmoc−Dap(Boc)−OH;Fmoc−Gln(Trt)−OH;Fmoc−Gly−OH;Fmoc−His(Trt)−OH;Fmoc−Hyp(tBu)−OH;Fmoc−Ile−OH;Fmoc−Leu−OH;Fmoc−Lys(Boc)−OH;Fmoc−Nle−OH;Fmoc−Met−OH;Fmoc−[N−Me]Ala−OH;Fmoc−[N−Me]Nle−OH;Fmoc−Orn(Boc)−OH;Fmoc−Phe−OH;Fmoc−Pro−OH;Fmoc−Sar−OH;Fmoc−Ser(tBu)−OH;Fmoc−Thr(tBu)−OH;Fmoc−Trp(Boc)−OH;Fmoc−Tyr(tBu)−OH;Fmoc−Val−OH。
50mLポリプロピレンコニカルチューブに、メリフィールド:シーバー樹脂(140mg、0.100mmol)を加えた。次いで、DMF(7mL)をチューブに加え、次いでDCM(7mL)を加えた。樹脂を次いで、容器の上部から反応容器」に移した。この手順をさらに2回繰り返す。DMF(7mL)を加え、次いでDCM(7mL)を加えた。反応容器の下部から、15分間N2バブリングによって、樹脂を膨潤させ、その後溶媒をフリットから排出した。
前のステップからの樹脂を含む反応容器に、ピペリジン:DMF(20:80 v/v、5.0mL)の溶液を加えた。混合物を3分間周期的に攪拌し、次いで溶液をフリットから排出した。反応容器に、ピペリジン:DMF(20:80 v/v、5.0mL)の溶液を加えた。混合物を3分間周期的に攪拌し、次いで溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して3回洗浄した:上部からのDMF(7mL)洗浄、次いで下部からのDMF(7mL)洗浄、最後に上部からのDMF(7mL)洗浄。反応容器に、アミノ酸(0.2M/DMF、2.5mL、5当量)、HATU(0.5M/DMF、1.0mL、5当量)、およびDIPEA(2M/NMP、0.5mL、10当量)を加えた。50℃でカップリングさせたFmoc−Cys(Trt)−OHおよびFmoc−His(Trt)−OH以外の全てのアミノ酸について、混合物を75℃で5分間、N2バブリングによって混合させ、反応溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して3回洗浄した:上部からのDMF(7mL)洗浄、次いで下部からのDMF(7mL)洗浄、最後に上部からのDMF(7mL)洗浄。反応容器に、酢酸無水物:DIEA:DMF(10:1:89 v/v/v、5.0mL)の溶液を加えた。混合物を65℃で2分間周期的に攪拌し、次いで溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して3回洗浄した:上部からのDMF(7mL)洗浄、次いで下部からのDMF(7mL)洗浄、最後に上部からのDMF(7mL)洗浄。得られた樹脂を直接次のステップに用いた。
前のステップからの樹脂を含む反応容器に、ピペリジン:DMF(20:80 v/v、5.0mL)の溶液を加えた。混合物を3分間周期的に攪拌し、次いで溶液をフリットから排出した。反応容器に、ピペリジン:DMF(20:80 v/v、5.0mL)の溶液を加えた。混合物を3分間周期的に攪拌し、次いで溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して3回洗浄した:上部からのDMF(7mL)洗浄、次いで下部からのDMF(7mL)洗浄、最後に上部からのDMF(7mL)洗浄。反応容器に、アミノ酸(0.2M/DMF、2.5mL、5当量)、HATU(0.5M/DMF、1.0mL、5当量)、およびDIPEA(2M/NMP、0.5mL、10当量)を加えた。50℃でカップリングさせたFmoc−Cys(Trt)−OHおよびFmoc−His(Trt)−OH以外の全てのアミノ酸について、混合物を75℃で5分間、N2バブリングによって混合させ、反応溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して3回洗浄した:上部からのDMF(7mL)洗浄、次いで下部からのDMF(7mL)洗浄、最後に上部からのDMF(7mL)洗浄。反応容器に、アミノ酸(0.2M/DMF、2.5mL、5当量)、HATU(0.5M/DMF、1.0mL、5当量)、およびDIPEA(2M/NMP、0.5mL、10当量)を加えた。50℃でカップリングさせたFmoc−Cys(Trt)−OHおよびFmoc−His(Trt)−OH以外の全てのアミノ酸について、混合物を75℃で5分間、N2バブリングによって混合させ、反応溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して3回洗浄した: 上部からのDMF(7mL)洗浄、次いで下部からのDMF(7mL)洗浄、最後に上部からのDMF(7mL)洗浄。反応容器に、酢酸無水物:DIEA:DMF(10:1:89 v/v/v、5.0mL)の溶液を加えた。混合物を65℃で2分間周期的にバブリングし、次いで溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して3回洗浄した: 上部からのDMF(7mL)洗浄、次いで下部からのDMF(7mL)洗浄、最後に上部からのDMF(7mL)洗浄。得られた樹脂を直接次のステップに用いた。
前のステップからの樹脂を含む反応容器に、5%ピペラジンおよび0.1M HOBtのDMF(7mL)中の溶液を加えた。混合物を75℃で3分間周期的に攪拌し、次いで溶液を排出した。この手順をさらにもう一回繰り返した。樹脂を以下のように連続して3回洗浄した: 上部からのDMF(7mL)洗浄、次いで下部からのDMF(7mL)洗浄、最後に上部からのDMF(7mL)洗浄。反応容器に、アミノ酸(0.2M/DMF、2.5mL、5当量)、HCTU(0.5M/DMF、1.0mL、5当量)、およびDIPEA(2M/NMP、0.5mL、10当量)を加えた。混合物を全てのアミノ酸について、75℃で5分間N2バブリングによって混合し(Fmoc−Cys(Trt)−OHおよびFmoc−His(Trt)−OHについては50℃)、次いで6時間加熱なしで行った。排出した後、樹脂を以下のように連続して3回洗浄した:上部からのDMF(7mL)洗浄、次いで下部からのDMF(7mL)洗浄、最後に上部からのDMF(7mL)洗浄。反応容器に、酢酸無水物:DIEA:DMF(10:1:89 v/v/v、5.0mL)を加えた。混合物を65℃で2分間、周期的に攪拌し、次いで溶液を排出した。樹脂を以下のように連続して3回洗浄した:上部からのDMF(7mL)洗浄、次いで下部からのDMF(7mL)洗浄、最後に上部からのDMF(7mL)洗浄。得られた樹脂を直接次のステップに用いた。
前のステップからの樹脂を含む反応容器に、ピペリジン:DMF(20:80 v/v、5.0mL)の溶液を加えた。混合物を3分間周期的に攪拌し、次いで溶液をフリットから排出した。反応容器に、ピペリジン:DMF(20:80 v/v、5.0mL)の溶液を加えた。混合物を3分間周期的に攪拌し、次いで溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して3回洗浄した:上部からのDMF(7mL)洗浄、次いで下部からのDMF(7mL)洗浄、最後に上部からのDMF(7mL)洗浄。反応容器に、HATU(2.5当量から10当量)を含むアミノ酸溶液(1.25mLから5mL、2.5当量から10当量)、および最後にDIPEA(2M/NMP、0.5mLから1mL、20当量)を加えた。混合物を25℃から75℃で5分から2時間、N2バブリングによって混合し、次いで反応溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して3回洗浄した:上部からのDMF(7mL)洗浄、次いで下部からのDMF(7mL)洗浄、最後に上部からのDMF(7mL)洗浄。反応容器に、酢酸無水物:DIEA:DMF(10:1:89 v/v/v、5.0mL)の溶液を加えた。混合物を65℃で2分間周期的にバブリングし、次いで溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して3回洗浄した:上部からのDMF(7mL)洗浄、次いで下部からのDMF(7mL)洗浄、最後に上部からのDMF(7mL)洗浄。得られた樹脂を直接次のステップに用いた。
全ての操作は、シンフォニーペプチド合成器(Protein Technologies)において、自動化のもとで行った。特に言及されない限り、全ての手順は、下部フリットに取り付けたシンフォニーポリプロピレンチューブにおいて行った。チューブは、チューブの下部および上部の両方を介して、シンフォニーペプチド合成器に結合する。全ての溶媒、DMF、DCM、アミノ酸、および試薬は、チューブの下部から加えられ、フリットを通過して樹脂と接触する。全ての溶液は、チューブの下部から除去する。「周期的な攪拌」は、下部フリットを介したN2ガスの短いパルスをいい;パルスは約5秒間継続し、15秒ごとに生じる。アミノ酸溶液は一般に、準備から3週間を超えて使用しなかった。HATU溶液は、準備から5日以内に使用した。DMF=ジメチルホルムアミド;HCTU=2−(6−クロロ−1−H−ベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウム;HATU=1−[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]−1H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジニウム 3−オキシド ヘキサフルオロホスフェート;NMM=n−メチルモルホリン;DIPEA=ジイソプロピルエチルアミン;シーバー=Fmoc−アミノ−キサンテン−3−イルオキシ、ここで、「3−イルオキシ」は、ポリスチレン樹脂の位置および結合の種類を表す。用いる樹脂は、シーバーリンカー(窒素においてFmoc保護)を有するメリフィールドポリマー(ポリスチレン)である;100−200メッシュ、1%DVB、0.71mmol/gロード。Rinkまたは機能化クロロトリチル樹脂などの、他の一般的な酸感受性樹脂もまた、合成に用いることができる。用いられる一般的なアミノ酸は、括弧内に示される側鎖保護基と共に、以下に列挙される:Fmoc−Ala−OH;Fmoc−Arg(Pbf)−OH;Fmoc−Asn(Trt)−OH;Fmoc−Asp(OtBu)−OH;Fmoc−Bzt−OH;Fmoc−Cys(Trt)−OH;Fmoc−Dab(Boc)−OH;Fmoc−Dap(Boc)−OH;Fmoc−Gln(Trt)−OH;Fmoc−Gly−OH;Fmoc−His(Trt)−OH;Fmoc−Hyp(tBu)−OH;Fmoc−Ile−OH;Fmoc−Leu−OH;Fmoc−Lys(Boc)−OH;Fmoc−Nle−OH;Fmoc−Met−OH;Fmoc−[N−Me]Ala−OH;Fmoc−[N−Me]Nle−OH;Fmoc−Phe−OH;Fmoc−Pro−OH;Fmoc−Sar−OH;Fmoc−Ser(tBu)−OH;Fmoc−Thr(tBu)−OH;Fmoc−Trp(Boc)−OH;Fmoc−Tyr(tBu)−OH;Fmoc−Val−OH。
シンフォニーポリプロピレン固相反応容器に、メリフィールド:シーバー樹脂(70mg、0.050mmol)を加えた。樹脂を以下のように3回洗浄(膨潤)した:反応容器にDMF(2.5mL)を加え、その後混合物を、反応容器の下部からのN2バブリングによって周期的に攪拌し、その後溶媒をフリットから排出した。反応容器に、ピペリジン:DMF(20:80 v/v、2.5mL)を加えた。混合物を2.5分間周期的に攪拌し、次いで溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して6回洗浄した:それぞれの洗浄について、容器の底からDMF(2.5mL)を加え、得られた混合物を30秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。反応容器に、アミノ酸(0.2M/DMF、1.25mL、5当量)、次いでHATU(0.2M/DMF、1.25mL、5当量)、最後にNMM(0.8M/DMF、1.25mL、10当量)を加えた。混合物を10分間周期的に攪拌し、次いで反応溶液をフリットから排出した。樹脂を、容器の下部から加えたDMF(6.25mL)によって洗浄し、得られた混合物を30秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。反応容器に、アミノ酸(0.2M/DMF、1.25mL、5当量)、次いでHATU(0.2M/DMF、1.25mL、5当量)、および最後にNMM(0.8M/DMF、1.25mL、10当量)を加えた。混合物を10分間周期的に攪拌し、次いで反応溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように3回洗浄した:反応容器にDMF(2.5mL)を加え、その後混合物を、反応容器の底からのN2バブリングによって、30秒間周期的に攪拌し、その後溶媒をフリットから排出した。得られた樹脂を直接次のステップに用いた。
樹脂を以下のように3回洗浄した:反応容器にDMF(2.5mL)を加え、その後混合物を、反応容器の底からのN2バブリングによって、30秒間周期的に攪拌し、その後溶媒をフリットから排出した。反応容器に、ピペリジン:DMF(20:80 v/v、2.5mL)を加えた。混合物を2.5分間周期的に攪拌し、次いで溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように6回洗浄した:それぞれの洗浄について、容器の底からDMF(2.5mL)を加え、得られた混合物を30秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。反応容器に、アミノ酸(0.2M/DMF、1.25mL、5当量)、次いでHATU(0.2M/DMF、1.25mL、5当量)、最後にNMM(0.8M/DMF、1.25mL、10当量)を加えた。混合物を10分間周期的に攪拌し、次いで反応溶液をフリットから排出した。樹脂を、容器の下部から加えたDMF(6.25mL)で洗浄し、得られた混合物を30秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。反応容器に、アミノ酸(0.2M/DMF、1.25mL、5当量)、次いでHATU(0.2M/DMF、1.25mL、5当量)、最後にNMM(0.8M/DMF、1.25mL、10当量)を加えた。混合物を10分間周期的に攪拌し、次いで反応溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して3回洗浄した:それぞれの洗浄について、容器の底からDMF(2.5mL)を加え、得られた混合物を30秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。得られた樹脂を直接次のステップに用いた。
樹脂を以下のように3回洗浄した:反応容器にDMF(2.5mL)を加え、その後混合物を、反応容器の底からのN2バブリングによって、30秒間周期的に攪拌し、その後溶媒をフリットから排出した。反応容器にピペリジン:DMF(20:80 v/v、2.5mL)を加えた。混合物を2.5分間周期的に攪拌し、次いで溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように6回洗浄した:それぞれの洗浄について、容器の底からDMF(2.5mL)を加え、得られた混合物を30秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。反応容器に、アミノ酸(0.2M/DMF、1.25mL、5当量)、次いでHATU(0.2M/DMF、1.25mL、5当量)、最後にNMM(0.8M/DMF、1.25mL、10当量)を加えた。混合物を300分間周期的に攪拌し、次いで反応溶液をフリットから排出した。樹脂を、容器の下部から加えたDMF(6.25mL)で洗浄し、得られた混合物を30秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。反応容器に、アミノ酸(0.2M/DMF、1.25mL、5当量)、次いでHATU(0.2M/DMF、1.25mL、5当量)、最後にNMM(0.8M/DMF、1.25mL、10当量)を加えた。混合物を300分間周期的に攪拌し、次いで反応溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して3回洗浄した:それぞれの洗浄について、容器の底からDMF(2.5mL)を加え、得られた混合物を30秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。得られた樹脂を直接次のステップに用いた。
樹脂を以下のように3回洗浄した:反応容器にDMF(2.5mL)を加え、その後混合物を、反応容器の底からのN2バブリングによって、30秒間周期的に攪拌し、その後溶媒をフリットから排出した。反応容器に、ピペリジン:DMF(20:80 v/v、2.5mL)を加えた。混合物を2.5分間周期的に攪拌し、次いで溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように6回洗浄した: それぞれの洗浄について、容器の底からDMF(2.5mL)を加え、得られた混合物を30秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。手動で反応容器にカスタムアミノ酸(0.2M/DMF、1.25mL、5当量)を加えるために、シンフォニーソフトウェアによって合成を停止させ、次いで自動化を再度開始し、HATU(0.2M/DMF、1.25mL、5当量)、および最後にNMM(0.8M/DMF、1.25mL、10当量)を加えた。混合物を300分間周期的に攪拌し、次いで反応溶液をフリットから排出した。樹脂を、容器の下部から加えたDMF(2.5mL)によって、以下のように6回洗浄し、得られた混合物を30秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。反応容器に、Ac2O/DIPEA/DMF(v/v/v 1:1:3 2.5mL)を加えた。混合物を10分間周期的に攪拌し、次いで反応溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して3回洗浄した:それぞれの洗浄について、容器の底からDMF(2.5mL)を加え、得られた混合物を90秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。得られた樹脂を直接次のステップに用いた。
特に言及されない限り、全ての手順は、下部フリットに取り付けたシンフォニーポリプロピレンチューブにおいて行った。チューブは、チューブの下部および上部の両方を介して、シンフォニーペプチド合成器に結合する。全ての溶媒、DMF、DCM、アミノ酸、および試薬は、チューブの下部から加えられ、フリットを通過して樹脂と接触する。全ての溶液は、チューブの下部から除去する。「周期的な攪拌」は、下部フリットを介したN2ガスの短いパルスをいい;パルスは約5秒間継続し、15秒ごとに生じる。アミノ酸溶液は一般に、準備から3週間を超えて使用しなかった。HATU溶液は、準備から5日以内に使用した。DMF=ジメチルホルムアミド;HCTU=2−(6−クロロ−1−H−ベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウム;HATU=1−[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]−1H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジニウム 3−オキシド ヘキサフルオロホスフェート;NMM=n−メチルモルホリン;DIPEA=ジイソプロピルエチルアミン;シーバー=Fmoc−アミノ−キサンテン−3−イルオキシ、ここで、「3−イルオキシ」は、ポリスチレン樹脂の位置および結合の種類を表す。用いる樹脂は、シーバーリンカー(窒素においてFmoc保護)を有するメリフィールドポリマー(ポリスチレン)である;100−200メッシュ、1%DVB、0.71mmol/gロード。Rinkまたは機能化クロロトリチル樹脂などの、他の一般的な酸感受性樹脂もまた用いることができる。用いられる一般的なアミノ酸は、括弧内に示される側鎖保護基と共に、以下に列挙される:Fmoc−Ala−OH;Fmoc−Arg(Pbf)−OH;Fmoc−Asn(Trt)−OH;Fmoc−Asp(OtBu)−OH;Fmoc−Bzt−OH;Fmoc−Cys(Trt)−OH;Fmoc−Dab(Boc)−OH;Fmoc−Dap(Boc)−OH;Fmoc−Gln(Trt)−OH;Fmoc−Gly−OH;Fmoc−His(Trt)−OH;Fmoc−Hyp(tBu)−OH;Fmoc−Ile−OH;Fmoc−Leu−OH;Fmoc−Lys(Boc)−OH;Fmoc−Nle−OH;Fmoc−Met−OH;Fmoc−[N−Me]Ala−OH;Fmoc−[N−Me]Nle−OH;Fmoc−Phe−OH;Fmoc−Pro−OH;Fmoc−Sar−OH;Fmoc−Ser(tBu)−OH;Fmoc−Thr(tBu)−OH;Fmoc−Trp(Boc)−OH;Fmoc−Tyr(tBu)−OH;Fmoc−Val−OH。
シンフォニーポリプロピレン固相反応容器に、メリフィールド:シーバー樹脂(70mg、0.050mmol)を加えた。樹脂を以下のように3回洗浄(膨潤)した:反応容器にDMF(2.5mL)を加え、その後反応容器の下部からのN2バブリングによって、混合物を10分間周期的に攪拌し、その後溶媒をフリットから排出した。反応容器にピペリジン:DMF(20:80 v/v、2.5mL)を加えた。混合物を2.5分間周期的に攪拌し、次いで溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して6回洗浄した:それぞれの洗浄について、容器の底からDMF(2.5mL)を加え、得られた混合物を30秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。反応容器に、アミノ酸(0.2M/DMF、1.25mL、5当量)、次いでHATU(0.2M/DMF、1.25mL、5当量)、最後にNMM(0.8M/DMF、1.25mL、10当量)を加えた。混合物を10分間周期的に攪拌し、次いで反応溶液をフリットから排出した。樹脂を、容器の下部から加えたDMF(6.25mL)によって洗浄し、得られた混合物を30秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。反応容器に、アミノ酸(0.2M/DMF、1.25mL、5当量)、次いでHATU(0.2M/DMF、1.25mL、5当量)、最後にNMM(0.8M/DMF、1.25mL、10当量)を加えた。混合物を10分間周期的に攪拌し、次いで反応溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように3回洗浄した:反応容器にDMF(2.5mL)を加え、その後混合物を、反応容器の底からのN2バブリングによって、30秒間周期的に攪拌し、その後溶媒をフリットから排出した。得られた樹脂を直接次のステップに用いた。
樹脂を以下のように3回洗浄した:反応容器にDMF(2.5mL)を加え、その後混合物を、反応容器の底からのN2バブリングによって、30秒間周期的に攪拌し、その後溶媒をフリットから排出した。反応容器に、ピペリジン:DMF(20:80 v/v、2.5mL)を加えた。混合物を2.5分間周期的に攪拌し、次いで溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように6回洗浄した:それぞれの洗浄について、容器の底からDMF(2.5mL)を加え、得られた混合物を30秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。反応容器に、アミノ酸(0.2M/DMF、1.25mL、5当量)、次いでHATU(0.2M/DMF、1.25mL、5当量)、最後にNMM(0.8M/DMF、1.25mL、10当量)を加えた。混合物を15分間周期的に攪拌し、次いで反応溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように6回洗浄した:DMF(2.5mL)を容器の下部から加え、得られた混合物を30秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。反応容器に、Ac2O/DIPEA/DMF(v/v/v 1:1:3 2.5mL)を加えた。混合物を10分間周期的に攪拌し、次いで反応溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して6回洗浄した: それぞれの洗浄について、容器の底からDMF(2.5mL)を加え、得られた混合b通を90秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。得られた樹脂を直接次のステップに用いた。
樹脂を以下のように3回洗浄した:反応容器にDMF(2.5mL)を加え、その後混合物を、反応容器の底からのN2バブリングによって、30秒間周期的に攪拌し、その後溶媒をフリットから排出した。反応容器に、ピペリジン:DMF(20:80 v/v、2.5mL)を加えた。混合物を2.5分間周期的に攪拌し、次いで溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように6回洗浄した:それぞれの洗浄について、容器の底からDMF(2.5mL)を加え、得られた混合物を30秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。反応容器に、アミノ酸(0.2M/DMF、1.25mL、5当量)、次いでHATU(0.2M/DMF、1.25mL、5当量)、最後にNMM(0.8M/DMF、1.25mL、10当量)を加えた。混合物を15分間周期的に攪拌し、次いで反応溶液をフリットから排出した。樹脂を、容器の下部から加えたDMF(6.25mL)で洗浄し、得られた混合物を30秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。反応容器に、アミノ酸(0.2M/DMF、1.25mL、5当量)、次いでHATU(0.2M/DMF、1.25mL、5当量)、最後にNMM(0.8M/DMF、1.25mL、10当量)を加えた。混合物を15分間周期的に攪拌し、次いで反応溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して3回洗浄した:それぞれの洗浄について、容器の底からDMF(2.5mL)を加え、得られた混合物を30秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。反応容器にAc2O/DIPEA/DMF(v/v/v 1:1:3 2.5mL)を加えた。混合物を10分間周期的に攪拌し、次いで反応溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して6回洗浄した:それぞれの洗浄について、容器の底からDMF(2.5mL)を加え、得られた混合物を90秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。得られた樹脂を直接次のステップに用いた。
樹脂を以下のように3回洗浄した:反応容器にDMF(2.5mL)を加え、その後混合物を、反応容器の底からのN2バブリングによって、30秒間周期的に攪拌し、その後溶媒をフリットから排出した。反応容器に、ピペリジン:DMF(20:80 v/v、2.5mL)を加えた。混合物を2.5分間周期的に攪拌し、次いで溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように6回洗浄した:それぞれの洗浄について、容器の底からDMF(2.5mL)を加え、得られた混合物を30秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。カスタムアミノ酸を反応容器に手動で加えるために、システムをシステムによって停止させ、次いで自動化を再開して、反応ベシクルにHATU(0.2M/DMF、1.25mL、5当量)、および最後にNMM(0.8M/DMF、1.25mL、10当量)を加えた。混合物を15分間周期的に攪拌し、次いで反応溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように6回洗浄した:DMF(2.5mL)を容器の下部から加え、得られた混合物を30秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。反応容器にAc2O/DIPEA/DMF(v/v/v 1:1:3 2.5mL)を加えた。混合物を10分間周期的に攪拌し、次いで反応溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して6回洗浄した: それぞれの洗浄について、容器の底からDMF(2.5mL)を加え、得られた混合物を90秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。得られた樹脂を直接次のステップに用いた。
樹脂を以下のように3回洗浄した:反応容器にDMF(2.5mL)を加え、その後混合物を、反応容器の底からのN2バブリングによって、30秒間周期的に攪拌し、その後溶媒をフリットから排出した。反応容器に、ピペリジン:DMF(20:80 v/v、2.5mL)を加えた。混合物を2.5分間周期的に攪拌し、次いで溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように6回洗浄した:それぞれの洗浄について、容器の底からDMF(2.5mL)を加え、得られた混合物を30秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。反応容器に、NMM(0.8M/DMF、1.25mL、10当量)を加え、次いでクロロ酢酸無水物(0.4M/DMF、1.25mL、10当量)を加えた。混合物を15分間周期的に攪拌し、次いで反応溶液をフリットから排出した。樹脂を、容器の下部から加えたDMF(6.25mL)で洗浄し、得られた混合物を30秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。反応容器に、NMM(0.8M/DMF、1.25mL、10当量)を加え、次いでクロロ酢酸無水物(0.4M/DMF、1.25mL、10当量)を加えた。混合物を15分間周期的に攪拌し、次いで反応溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように6回洗浄した:DMF(2.5mL)を容器の下部から加え、得られた混合物を30秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。反応容器に、Ac2O/DIPEA/DMF(v/v/v 1:1:3 2.5mL)を加えた。混合物を10分間周期的に攪拌し、次いで反応溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して6回洗浄した:それぞれの洗浄について、容器の底からDMF(2.5mL)を加え、得られた混合物を30秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して4回洗浄した:それぞれの洗浄について、DCM(2.5mL)を容器の底から加え、得られた混合物を30秒間周期的に攪拌し、その後溶液をフリットから排出した。得られた樹脂を次いで、窒素気流によって10分間乾燥させた。
全ての操作は、特に記載されない限り、手動で行った。「一般的な脱保護方法A」の手順は、0.100mmolスケールで行われた実験をいい、ここで、スケールは樹脂に結合したシーバーリンカーの量によって決定される。全ての手順は、スケールの倍数で、記載された体積を調整することによって、0.100mmolスケールを超えて拡大することができる。「脱保護溶液」は、トリフルオロ酢酸:水:トリイソプロピルシラン:ジチオスレイトール(92.5:2.5:2.5:2.5 v:v:v:w)を用いて調製した。樹脂を反応容器から除去し、フリットを取り付けた25mLシリンジに移した。シリンジに、「脱保護溶液」(5.0mL)を加えた。混合物を振盪器で85分間混合した。溶液を濾過し、濃縮し、ジエチルエーテル(30mL)で希釈した。沈殿した固形物を3分間遠心分離した。上清溶液をデカントし、固形物をジエチルエーテル(25mL)に再懸濁させた。懸濁液を3分間遠心分離した。上清をデカントし、残った固形物をジエチルエーテル(25mL)に懸濁した。懸濁液を3分間遠心分離した。上清をデカントし、残った固形物を高真空で乾燥させた。粗製ペプチドを、白色から灰白色の固形物として得た。
全ての操作は、特に記載されない限り、手動で行った。「一般的な脱保護方法B」の手順は、0.04mmolスケールで行われた実験をいい、ここで、スケールは樹脂に結合したシーバーリンカーの量によって決定される。手順は、スケールの倍数で、記載された体積を調整することによって、0.04mmolスケールを超えて拡大することができる。「脱保護溶液」は、トリフルオロ酢酸:トリイソプロピルシラン(96:4;v:v)を用いて調製した。樹脂を反応容器から除去し、フリットを取り付けた10mLシリンジに移した。シリンジに、「脱保護溶液」(2.0−3.0mL)を加えた。混合物を振盪器で1時間または1.5時間混合した。溶液を濾過し、脱保護溶液(0.5mL)で洗浄し、濃縮し、ジエチルエーテル(30mL)で希釈した。沈殿した固形物を3分間遠心分離した。上清溶液をデカントし、固形物をジエチルエーテル(25mL)に再懸濁した。懸濁液を3分間遠心分離した。上清をデカントし、残った固形物をジエチルエーテル(25mL)に懸濁した。懸濁液を3分間遠心分離した。上清をデカントし、残った固形物を高真空で乾燥させた。粗製ペプチドを、白色から灰白色の固形物として得た。
全ての操作は、特に記載されない限り、手動で行った。「一般的な脱保護方法C」の手順は、0.100mmolスケールで行われた実験をいい、ここで、スケールは樹脂に結合したシーバーリンカーの量によって決定される。全ての手順は、スケールの倍数で、記載された体積を調整することによって、0.100mmolスケールを超えて拡大することができる。「脱保護溶液」は、トリフルオロ酢酸:トリイソプロピルシラン:ジチオスレイトール(95:2.5:2.5 v:v:w)を用いて調製した。樹脂を反応容器から除去し、Bio−Radチューブに移した。Bio−Radに、「脱保護溶液」(4.0mL)を加えた。混合物を振盪器で60分間混合した。溶液を濾過し、ジエチルエーテル(30mL)で希釈した。沈殿した固形物を3分間遠心分離した。上清溶液をデカントし、固形物をジエチルエーテル(25mL)に再懸濁した。懸濁液を3分間遠心分離した。上清をデカントし、残った固形物をジエチルエーテル(25mL)に懸濁した。懸濁液を3分間遠心分離した。上清をデカントし、残った固形物を高真空で乾燥させた。粗製ペプチドを、白色から灰白色の固形物として得た。
全ての操作は、特に記載されない限り、手動で行った。「一般的な脱保護方法B」の手順は、0.100mmolスケールで行われた実験をいい、ここで、スケールは樹脂に結合したシーバーリンカーの量によって決定される。全ての手順は、スケールの倍数で、記載された体積を調整することによって、0.100mmolスケールを超えて拡大することができる。「脱保護溶液」は、トリフルオロ酢酸:トリイソプロピルシラン:ジチオスレイトール(94:3:3 v:v:w)を用いて調製した。樹脂を反応容器から除去し、フリットを取り付けた25mLシリンジに移した。シリンジに「脱保護溶液」(5.0mL)を加えた。混合物を5分間振盪器で混合した。溶液を濾過し、ジエチルエーテル(30mL)で希釈した。沈殿した固形物を3分間遠心分離した。上清溶液をデカントし、固形物をジエチルエーテル(25mL)に再懸濁した。懸濁液を3分間遠心分離した。上清をデカントし、残った固形物をジエチルエーテル(25mL)に懸濁した。懸濁液を3分間遠心分離した。上清をデカントし、残った固形物を高真空で乾燥させた。粗製ペプチドを、白色から灰白色の固形物として得た。
全ての操作は、特に言及されない限り、手動で行った。「一般的な脱保護方法E」の手順は、0.100mmolスケールで行われた実験をいい、ここで、スケールは、樹脂に結合したFmoc Gly−ClTrtリンカーの量によって決定される。全ての手順は、スケールの倍数で、記載された体積を調整することによって、0.100mmolスケールを超えて拡大することができる。「脱保護溶液」は、トリフルオロ酢酸:トリイソプロピルシラン:ジチオスレイトール(95:2.5:2.5 v:v:w)を用いて調製した。樹脂を反応容器から除去し、Bio−Radチューブに移した。Bio−Radチューブに、「脱保護溶液」(2.0mL)を加えた。混合物を振盪器で3分間混合した。溶液を濾過し、遠心チューブに回収した。Bio−Radチューブに、「脱保護溶液」(2.0mL)を加えた。混合物を振盪器で3分間混合した。溶液を濾過し、遠心チューブに回収した。Bio−Radチューブに、「脱保護溶液」(2.0mL)を加えた。混合物を振盪器で3分間混合した。溶液を濾過し、遠心チューブに回収した。遠心チューブ中で容器を60分間静置した。回収した溶液を次いで、ジエチルエーテル(30mL)で希釈し、沈殿が生成した。沈殿した固形物を3分間遠心分離した。上清溶液をデカントし、固形物をジエチルエーテル(25mL)に再懸濁した。懸濁液を3分間遠心分離した。上清をデカントし、残った固形物をジエチルエーテル(25mL)に懸濁した。懸濁液を3分間遠心分離した。上清をデカントし、残った固形物を高真空で乾燥させた。粗製ペプチドを、白色から灰白色の固形物として得た。
全ての操作は、特に言及されない限り、手動で行った。「一般的な脱保護方法 F」の手順は、0.100mmolスケールで行われた実験をいい、ここで、スケールは、樹脂に結合したRinkリンカーの量によって決定される。全ての手順は、スケールの倍数で、記載された体積を調整することによって、0.100mmolスケールを超えて拡大することができる。「脱保護溶液」は、トリフルオロ酢酸:トリイソプロピルシラン:ジチオスレイトール(95:2.5:2.5 v:v:w)を用いて調製した。樹脂を反応容器から除去し、6mlのBio−Radに移した。Bio−Radに、「脱保護溶液」(4.0mL)を加えた。混合物を振盪器で90分間混合した。溶液を濾過し、ジエチルエーテル(30mL)で希釈した。沈殿した固形物を3分間遠心分離した。上清溶液をデカントし、固形物をジエチルエーテル(25mL)に再懸濁した。懸濁液を3分間遠心分離した。上清をデカントし、残った固形物をジエチルエーテル(25mL)に懸濁した。懸濁液を3分間遠心分離した。上清をデカントし、残った固形物を高真空で乾燥させた。粗製ペプチドを、白色から灰白色の固形物として得た。
全ての操作は、特に記載されない限り、手動で行った。「環化方法A」の手順は、0.100mmolスケールで行われた実験をいい、ここで、スケールはペプチドの生成に用いた樹脂のシーバーリンカーの量によって決定される。このスケールは、手順において用いたペプチドの量の直接的な決定には基づいていない。全ての手順は、スケールの倍数で、記載された体積を調整することによって、0.100mmolスケールを超えて拡大することができる。粗製ペプチド固形物を、アセトニトリル:8M グアニジン/50mM トリス水溶液(1:3)(pH8.6)(7mL:18mL、または同様の比率)の溶液に溶解させ、溶液を必要に応じて、NaOH水溶液(1.0M)を用いてpH=8.5−9.0に調整した。溶液を次いで、振盪器を用いて、12から18時間混合した。反応溶液を濃縮し、残留物を次いでアセトニトリル:水に溶解した。この溶液を逆相HPLCに付し、目的の環状ペプチドを得た。
全ての操作は、特に記載されない限り、手動で行った。「環化方法C」の手順は、0.100mmolスケールで行われた実験をいい、ここで、スケールはペプチドの生成に用いた樹脂のシーバーリンカーの量によって決定される。このスケールは、手順において用いたペプチドの量の直接的な決定には基づいていない。全ての手順は、スケールの倍数で、記載された体積を調整することによって、0.100mmolスケールを超えて拡大することができる。粗製ペプチド固形物をアセトニトリル:0.1M 重炭酸アンモニウムの緩衝水溶液(11mL:24mL、または同様の比率)に溶解させ、溶液を次いで、NaOH水溶液(1.0M)を用いて、慎重にpH=8.5−9.0に調整した。溶液を、振盪器を用いて、12から18時間混合した。反応溶液を濃縮し、残留物を次いでアセトニトリル:水に溶解した。この溶液を逆相HPLCに付し、目的の環状ペプチドを得た。
全ての操作は、特に記載されない限り、手動で行った。「環化方法D」の手順は、0.100mmolスケールで行われた実験をいい、ここで、スケールはペプチドの生成に用いた樹脂のシーバーリンカーの量によって決定される。このスケールは、手順において用いたペプチドの量の直接的な決定には基づいていない。全ての手順は、スケールの倍数で、記載された体積を調整することによって、0.100mmolスケールを超えて拡大することができる。粗製ペプチド固形物を、アセトニトリル:0.1M 重炭酸アンモニウム緩衝水溶液(11mL:24mL)の溶液に溶解し、溶液を次いで、NaOH水溶液(1.0M)を用いて、慎重にpH=8.5−9.0に調整した。溶液を次いで、12から18時間攪拌することによって混合した。反応溶液を濃縮し、残留物を次いでアセトニトリル:水に溶解した。この溶液を逆相HPLCに付し、目的の環状ペプチドを得た。
全ての操作は、特に記載されない限り、手動で行った。「環化方法E」の手順は、0.100mmolスケールで行われた実験をいい、ここで、スケールはペプチドの生成に用いた樹脂のシーバーリンカーの量によって決定される。このスケールは、手順において用いたペプチドの量の直接的な決定には基づいていない。全ての手順は、スケールの倍数で、記載された体積を調整することによって、0.100mmolスケールを超えて拡大することができる。粗製ペプチド固形物は、6M グアニジン HCl緩衝水溶液(15mL)に溶解させ、溶液を次いで、12から18時間にわたり攪拌によって混合した。反応溶液を濃縮し、15mLのDMSOを残留物に加え、生じたスラリーを濾過した。この濾過した溶液を逆相HPLCに付し、目的の環状ペプチドを得た。
前のステップからの樹脂を含むBio−Rad反応容器に、ピペリジン:DMF(20:80 v/v、5.0mL)を加えた。混合物を5分間周期的に攪拌し、次いで溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して5回洗浄した:それぞれの洗浄について、DMF(4.0mL)を容器の上部から加え、得られた混合物を60秒間振盪し、その後溶液をフリットから排出した。反応容器に、アミノ酸(1.2−10当量)一般的に(0.2M/DMF、2.5mL、5当量)、次いでHATU(1.210当量)一般的に(0.2M/DMF、2.5mL、5当量)、最後にDIPEA(2.4−20当量)一般的に(0.8M/DMF、1.25mL、10当量)を加えた。混合物を60分から18時間振盪し、次いで反応溶液をフリットから排出した。樹脂を以下のように連続して4回洗浄した:それぞれの洗浄について、DMF(4.0mL)を容器の上部から加え、得られた混合物を60秒間振盪し、その後溶液をフリットから排出した。
樹脂の少ない<10mgのサンプルに、2滴のTISおよび1mlのトリフルオロ酢酸を加え、室温で1時間振盪し、少量を除去し、0.5mLのアセトニトリルで希釈し、濾過して、HPLC MSトレースを得る。
磁気攪拌子を備えた5mLマイクロ波チューブにおいて、50mmolの樹脂に、30mgのHGIIを固形物として加え、3mLの1,2ジクロロエタンを加え、N2で2分間キャップスパージを行う。マイクロ波バイアルをBiotageマイクロ波に移し、100℃で1時間加熱する。Bio−Radチューブを用いて、樹脂を単離する。3x5ml DMF、次いで5x5ml DCMで洗浄する。樹脂を切り出しにそのまま用いる。
20mLバイアル中の(S)−2−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)ノン−8−エン酸(360mg、0.915mmol)に、トルエン(12ml)を加え、固体のパラホルムアルデヒド(165mg、5.49mmol)、およびp−トルエンスルホン酸(17.40mg、0.091mmol)を加えた。20mLのバイアルに、10個のモレキュラー・シーブを加えた。バイアルに栓をして、110℃で6時間加熱し、次いで室温に冷却した。シーブを珪藻土(セライト(登録商標))のプラグを介した濾過によって除去し、ジクロロメタンで洗浄した。溶媒を真空で留去し、淡黄色の油状物を得た。
20mLバイアル中の(S)−2−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)ヘプト−6−エン酸(2.5g、6.84mmol)に、トルエン(30mL)、次いでパラホルムアルデヒド(1.233g、41.0mmol)、およびp−トルエンスルホン酸(0.130g、0.684mmol)を加えた。混合物に5個のモレキュラー・シーブを加えた。反応液を次いで6時間にわたり110℃に加熱し、室温に冷却した。シーブを珪藻土(セライト(登録商標))を介した濾過によって除去し、パッドを30mLジクロロメタンで洗浄した。溶媒を真空で流去し、黄色の油状物を得た。
20mLバイアル中の(S)−2−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)ヘキサ−5−エン酸(1500mg、4.27mmol)に、トルエン(24mL)、次いでパラホルムアルデヒド(769mg、25.6mmol)、およびp−トルエンスルホン酸(81mg、0.427mmol)を加えた。混合物に10個のモレキュラー・シーブを加えた。反応液を6時間にわたり、110℃に加熱し、次いで室温に冷却した。シーブを、珪藻土(セライト(登録商標))を介した濾過によって除去し、パッドを30mLジクロロメタンで洗浄した。溶媒を除去し、淡黄色の油状物を得た。
20mLバイアル中の(S)−2−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)オクト−7−エン酸(1.5g、3.95mmol)に、トルエン(8mL)、次いでパラホルムアルデヒド(0.712g、23.72mmol)、p−トルエンスルホン酸(0.075g、0.395mmol)、および10個のモレキュラー・シーブを加えた。バイアルに栓をし、反応液を110℃で6時間加熱し、室温に冷却した。シーブを珪藻土(セライト(登録商標))のプラグを介した濾過によって除去し、20mLのジクロロメタンで洗浄し、溶媒を留去して、淡黄色の油状物を得た。
40mLバイアル中の(S)−2−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)−3−(4−(アリルオキシ)フェニル)プロパン酸(1500mg、3.38mmol)に、トルエン(24mL)、次いでパラホルムアルデヒド(609mg、20.29mmol)、およびp−トルエンスルホン酸(64.3mg、0.338mmol)、次いで10個のモレキュラー・シーブを加えた。反応液に栓をして、110℃で6時間加熱し、室温に冷却し、シーブを珪藻土(セライト(登録商標))を介した濾過によって除去し、30mLジクロロメタンで洗浄し、溶媒を留去して、油状物を得た。
25mLポリプロピレン固相反応容器に、シーバー樹脂(140mg、0.100mmolを加え、反応容器をシンフォニーペプチド合成器に設置した。以下の手順を次いで、順に行った:
「シンフォニー方法A:樹脂膨潤手順」を行った;
「シンフォニー方法A:標準的カップリング手順」をFmoc−Gly−OHで行った;
「シンフォニー方法A:標準的カップリング手順」をFmoc−Cys(Trt)−OHで行った;
「シンフォニー方法A:二級アミンカップリング手順」をFmoc−Arg(Pbf)−OHで行った;
「シンフォニー方法A:標準的カップリング手順」を(S)−2−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)(メチル)アミノ)オクト−7−エン酸で行った;
「シンフォニー方法A:二級アミンカップリング手順」を(S)−2−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)(メチル)アミノ)オクト−7−エン酸で行った;
「シンフォニー方法A:二級アミンカップリング手順」をFmoc−Trp(Boc)−OHで行った;
「シンフォニー方法A:標準的カップリング手順」をFmoc−Ser(tBu)−OHで行った;
「シンフォニー方法A:標準的カップリング手順」をFmoc−Trp(Boc)−OHで行った;
「シンフォニー方法A:標準的カップリング手順」をFmoc−[N−Me]Gly−OHで行った;
「シンフォニー方法A:二級アミンカップリング手順」をFmoc−Leu−OHで行った;
「シンフォニー方法A:標準的カップリング手順」をFmoc−His(Trt)−OHで行った;
「シンフォニー方法A:標準的カップリング手順」をFmoc−Pro−OHで行った;
「シンフォニー方法A:二級アミンカップリング手順」をFmoc−Asn(Trt)−OHで行った;
「シンフォニー方法A:標準的カップリング手順」をFmoc−[N−Me]Ala−OHで行った;
「シンフォニー方法A:二級アミンカップリング手順」をFmoc−Phe−OHで行った;
「クロロアセチルクロライドカップリング手順B」を行った;
「一般的な脱保護方法C」を行った;
「環化方法D」を行った。
カラム:Phen Luna Axia C18 30*250mm;
移動相A:95%H2O/5%ACN/0.05%TFA;移動相B:95:5%H2O/95%ACN/0.05%TFA;勾配 30分で10%−100%の勾配、30ml/分。目的の生成物を含む画分を合わせて、遠心蒸発によって乾燥させた。
生成物の収量は15mgであった。
分析HPLC条件 I: 保持時間 = 14.982 分; ESI-MS(+) m/z 953.1 (M+2H)
実施例RCMオープンA(12mg、6.30μmol)を、DCE(8ml)に溶解させた。ホヴェイダ−グラブス触媒第二世代(0.790mg、1.260μmol)のDCE(0.5mL)中の溶液を、次いで加えた。溶液をアルゴンで5分間パージし、次いで72℃で一晩加熱し、この時LC−MSによって完全な変換が示された。粗製物質を以下の条件で分取LCによって精製した:
カラム:Phen Luna Axia C18 30*250mm;
移動相A:95%H2O/5%ACN/0.05%TFA;移動相B:95:5%H2O/95%ACN/0.05%TFA;勾配 30分で10%−100%の勾配、30ml/分。目的の生成物を含む画分を合わせて、遠心蒸発によって乾燥させた。生成物の収量は3.8mgであった。
分析HPLC条件 I: 保持時間 = 14.137 分; ESI-MS(+) m/z 939.4 (M+2H)
実施例1002は、以下の一般的な手順から成る、RCMオープンAの合成について記載された一般的な合成手順によって合成した:「シンフォニー方法A:樹脂膨潤手順」、「シンフォニー方法A:標準的カップリング手順」、「シンフォニー方法A:二級アミンカップリング手順」、「クロロ酢酸カップリング手順B」、「一般的な脱保護方法C」、および「環化方法D」。得られた化合物をDCE(8ml)に溶解した。ホヴェイダ−グラブス触媒第二世代(0.790mg、1.260μmol)の、DEM(0.5mL)中の溶液を次いで加えた。溶液を5分間アルゴンでパージし、次いで72℃で一晩加熱し、その時LC−MSによって完全な変換が示された。粗製物質を以下の条件で分取LCによって精製した:カラム:Phen Luna Axia C18 30*250mm;移動相A:95%H2O/5%ACN/0.05%TFA;移動相B:95:5%H2O/95%ACN/0.05%TFA;勾配 30分にわたり10%−100%の勾配、30ml/分。目的の生成物を含む画分を合わせて、遠心蒸発によって乾燥させた。生成物の収量は0.7mgであった。
分析HPLC条件 I: 保持時間 = 14.661 分; ESI-MS(+) m/z 953.5 (M+2H)
50mLポリプロピレンコニカルチューブに、Rinkアミド樹脂(166mg、0.06mmol)を加え、反応容器をCEMペプチド合成器に設置した。以下の手順を次いで、順に行った:
「CME方法A:樹脂膨潤手順」を行った;
「CME方法A:シングルカップリング手順」をFmoc−Gly−OHで行った;
「CME方法A:シングルカップリング手順」をFmoc−Cys(Trt)−OHで行った;
「CME方法A:ダブルカップリング手順」をFmoc−Arg(Pbf)−OHを行った;
「CME方法A:シングルカップリング手順」を(S)−2−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)(メチル)アミノ)オクト−7−エン酸で行った;
「CME方法A:ダブルカップリング手順」を(S)−2−((((9H−フルオレン−9−イル)メトキシ)カルボニル)(メチル)アミノ)オクト−7−エン酸で行った;
「CME方法A:ダブルカップリング手順」をFmoc−Trp(Boc)−OHで行った;
「CME方法A:シングルカップリング手順」をFmoc−Ser(tBu)−OHで行った;
「CME方法A:シングルカップリング手順」をFmoc−Trp(Boc)−OHで行った;
「CME方法A:シングルカップリング手順」をFmoc−[N−Me]Gly−OHで行った;
「CME方法A:ダブルカップリング手順」をFmoc−Leu−OHで行った;
「CME方法A:シングルカップリング手順をFmoc−His(Trt)−OHで行った;
「CME方法A:シングルカップリング手順」をFmoc−Pro−OHで行った;
「CME方法A:ダブルカップリング手順」をFmoc−Asn(Trt)−OHで行った;
「CME方法A:ダブルカップリング手順」をFmoc−[N−Me]Ala−OHで行った;
「CME方法A:ダブルカップリング手順」をFmoc−Phe−OHで行った;
「クロロアセチルクロライドカップリング手順B」を行った;
「閉環メタセシス手順」を行った;
「一般的な脱保護方法C」を行った;
「環化方法D」を行った。
分析LCMS条件 H: 保持時間 = 1.94 分; ESI-MS(+) m/z 938.9 (M+2H)。
分析LCMS条件 I: 保持時間 = 3.02 分; ESI-MS(+) m/z 939.6 (M+2H)。
実施例RCMオープンBは、以下の一般的な手順から成る、RCMオープンAの合成方法について記載される一般的な合成手順に従ってRink樹脂で合成した:「CME方法A:樹脂膨潤手順」、「CME方法A:シングルカップリング手順」、「CME方法A:ダブルカップリング手順」、「クロロアセチルクロライドカップリング手順A」、「一般的な脱保護方法B」、および「環化方法C」。粗製物質を以下の条件で分取LC/MSによって精製した:カラム:Waters XBridge C18、19x250mm、5μm粒子;移動相A:10mM酢酸アンモニウムを含む、5:95 アセトニトリル:水;移動相B:10mM酢酸アンモニウムを含む、95:5 アセトニトリル:水;勾配:25分にわたり10−60%B、次いで5分間、100%Bで保持;流速:20mL/分。目的の生成物を含む画分を合わせて、遠心蒸発によって乾燥させた。目的の収量は1.8mgであり、LCMS解析によって推定した純度は100%であった。
分析LCMS条件 D: 保持時間 = 1.33 分; ESI-MS(+) m/z 981.8 (M+2H)。
分析LCMS条件 E: 保持時間 = 1.29 分; ESI-MS(+) m/z 982.2 (M+2H)。
ESI-HRMS(+) m/z: 計算値: 981.4776(M+2H) 観測値: 981.4764(M+2H)
実施例RCMオープンCは、以下の一般的な手順から成る、RCMオープンAの合成について記載された一般的な合成手順に従って、Rink樹脂において合成した:「CME方法A:樹脂膨潤手順」、「CME方法A:シングルカップリング手順」、「CME方法A:ダブルカップリング手順」、「クロロアセチルクロライドカップリング手順A」、「一般的な脱保護方法B」、および「環化方法C」。粗製物質を以下の条件で分取LC/MSによって精製した:カラム:Waters XBridge C18、19x250mm、5μm粒子;移動相A:10mM酢酸アンモニウムを含む、5:95 アセトニトリル:水;移動相B:10mM酢酸アンモニウムを含む、95:5 アセトニトリル:水;勾配:25分にわたり15−65%B、次いで5分間、100%Bで保持;流速:20mL/分。目的の生成物を含む画分を合わせて、遠心蒸発によって乾燥させた。生成物の収量は0.9mgであり、LCMS解析によって推定した純度は97%であった。
分析LCMS条件 D: 保持時間 = 1.64 分; ESI-MS(+) m/z 981.9 (M+2H)。
分析LCMS条件 E: 保持時間 = 1.58 分; ESI-MS(+) m/z 982.1 (M+2H)。
ESI-HRMS(+) m/z: 計算値: 981.4958(M+2H) 観測値: 981.4942(M+2H)
実施例RCMオープンDは、以下の一般的な手順から成る、RCMオープンAの製造について記載された一般的な合成手順に従って、Rink樹脂において合成した:「CME方法A:樹脂膨潤手順」、「CME方法A:シングルカップリング手順」、「CME方法A:ダブルカップリング手順」、「クロロアセチルクロライドカップリング手順A」、「一般的な脱保護方法B」、および「環化方法C」。粗製物質を以下の条件で分取LC/MSによって精製した:カラム:Waters XBridge C18、19x250mm、5μm粒子;移動相A:10mM酢酸アンモニウムを含む、5:95 アセトニトリル:水;移動相B:10mM酢酸アンモニウムを含む、95:5 アセトニトリル:水;勾配:25分にわたり15−65%B、次いで5分間、100%Bで保持;流速:20mL/分。目的の生成物を含む画分を合わせて、遠心蒸発によって乾燥させた。生成物の収量は4.8mgであり、LCMS解析によって推定した純度は95%であった。
分析LCMS条件 D: 保持時間 = 1.50 分; ESI-MS(+) m/z 967.9 (M+2H)。
分析LCMS条件 E: 保持時間 = 1.44 分; ESI-MS(+) m/z 968.0 (M+2H)。
実施例RCMオープンEは、以下の一般的な手順から成る、RCMオープンAの合成について記載された一般的な合成手順に従って、Rink樹脂において合成した:「CME方法A:樹脂膨潤手順」、「CME方法A:シングルカップリング手順」、「CME方法A:ダブルカップリング手順」、「クロロアセチルクロライドカップリング手順A」、「一般的な脱保護方法B」、および「環化方法C」。粗製物質を以下の条件で分取LC/MSによって精製した:カラム:Waters XBridge C18、19x250mm、5μm粒子;移動相A:10mM酢酸アンモニウムを含む、5:95 アセトニトリル:水;移動相B:10mM酢酸アンモニウムを含む、95:5 アセトニトリル:水;勾配:25分にわたり10−65%B、次いで5分間、100%Bで保持;流速:20mL/分。目的の生成物を含む画分を合わせて、遠心蒸発によって乾燥させた。生成物の収量は6.2mgであり、LCMS解析によって推定した純度は100%であった。
分析LCMS条件 D: 保持時間 = 1.38 分; ESI-MS(+) m/z 953.9 (M+2H)。
分析LCMS条件 E: 保持時間 = 1.32 分; ESI-MS(+) m/z 953.7 (M+2H)。
実施例1101は、以下の一般的な手順から成る、実施例1100の合成について記載された一般的な合成手順に従って、Rink樹脂において合成した:「CME方法A:樹脂膨潤手順」、「CME方法A:シングルカップリング手順」、「CME方法A:ダブルカップリング手順」、「クロロアセチルクロライドカップリング手順A」、「閉環メタセシス手順」、「一般的な脱保護方法B」、および「環化方法C」。粗製物質を以下の条件で分取LC/MSによって精製した:カラム:XBridge C18、19x200mm、5μm粒子;移動相A:10mM酢酸アンモニウムを含む、5:95 メタノール:水;移動相B:10mM酢酸アンモニウムを含む、95:5 メタノール:水;勾配:30分にわたり35−75%B、次いで5分間、100%Bで保持;流速:20mL/分。目的の生成物を含む画分を合わせて、遠心蒸発によって乾燥させた。生成物の収量は2.6mgであり、LCMS解析によって推定した純度は96%であった。
分析LCMS条件 H: 保持時間 = 1.35 分; ESI-MS(+) m/z 955.8 (M+2H)。
分析LCMS条件 I: 保持時間 = 1.60 分; ESI-MS(-) m/z 952.6 (M+2H)。
実施例1102は、以下の一般的な手順から成る、実施例1100の合成について気足された一般的な合成手順に従って、Rink樹脂において合成した:「CME方法A:樹脂膨潤手順」、「CME方法A:シングルカップリング手順」、「CME方法A:ダブルカップリング手順」、「クロロアセチルクロライドカップリング手順A」、「閉環メタセシス手順」、「一般的な脱保護方法B」、および「環化方法C」。粗製物質を以下の条件で分取LC/MSによって精製した:カラム:XBridge C18、19x200mm、5μm粒子;移動相A:10mM酢酸アンモニウムを含む、5:95 メタノール:水;移動相B:10mM酢酸アンモニウムを含む、95:5 メタノール:水;勾配:30分にわたり、25−70%B、次いで5分間、100%Bで保持;流速:20mL/分。目的の生成物を含む画分を合わせて、遠心蒸発によって乾燥させた。生成物の収量は5.0mgであり、LCMS解析によって推定した純度は96%であった。
分析LCMS条件 H: 保持時間 = 1.26 分; ESI-MS(+) m/z 939.9 (M+2H)。
分析LCMS条件 I: 保持時間 = 2.56 分; ESI-MS(+) m/z 939.9 (M+2H)。
実施例1103は、以下の一般的な方法から成る、実施例1100の合成について記載された一般的な合成方法に従って、Rink樹脂において合成した:「CME方法A:樹脂膨潤手順」、「CME方法A:シングルカップリング手順」、「CME方法A:ダブルカップリング手順」、「クロロアセチルクロライドカップリング手順A」、「閉環メタセシス手順」、「一般的な脱保護方法B」、および「環化方法C」。粗製物質を以下の条件で分取LC/MSによって精製した:カラム:Waters XBridge C18、19x250mm、5μm粒子;移動相A:0.1%トリフルオロ酢酸を含む、5:95 アセトニトリル:水;移動相B:0.1%トリフルオロ酢酸を含む、95:5 アセトニトリル:水;勾配:25分にわたり、0−50%B、次いで5分間、100%Bで保持;流速:20mL/分。目的の生成物を含む画分を合わせて、遠心蒸発によって乾燥させた。生成物の収量は2.8 mgであり、LCMS解析によって推定した純度は98%であった。
分析LCMS条件 D: 保持時間 = 1.23 分; ESI-MS(+) m/z 872.1 (M+2H)。
分析LCMS条件 E: 保持時間 = 1.23 分; ESI-MS(+) m/z 871.9 (M+2H)。
実施例1104は、以下の一般的な合成方法から成る、実施例1100の合成について記載された一般的な合成手順に従って、Rink樹脂において合成した:「CME方法A:樹脂膨潤手順」、「CME方法A:シングルカップリング手順」、「CME方法A:ダブルカップリング手順」、「クロロアセチルクロライドカップリング手順A」、「閉環メタセシス手順」、「一般的な脱保護方法F」、および「環化方法C」。粗製物質を以下の条件で分取LC/MSによって精製した:カラム:XBridge C18、19x200mm、5μm粒子;移動相A:10mM酢酸アンモニウムを含む、5:95 メタノール:水;移動相B:10mM酢酸アンモニウムを含む、95:5 メタノール:水;勾配:30分にわたり、45−85%B、次いで5分間、100%Bで保持;流速:20mL/分。目的の生成物を含む画分を合わせて、遠心蒸発によって乾燥させた。生成物の収量は7.6mgであり、LCMS解析によって推定した純度は100%であった。
分析LCMS条件 H: 保持時間 = 1.23 分; ESI-MS(+) m/z 907.2 (M+2H)。
分析LCMS条件 I: 保持時間 = 2.51 分; ESI-MS(+) m/z 907.2 (M+2H)。
実施例1105は、以下の一般的な合成手順から成る、実施例1100の合成について記載された一般的な合成手順に従って、Rink樹脂において合成した:「CME方法A:樹脂膨潤手順」、「CME方法A:シングルカップリング手順」、「CME方法A:ダブルカップリング手順」、「クロロアセチルクロライドカップリング手順A」、「閉環メタセシス手順」、「一般的な脱保護方法F」、および「環化方法C」。粗製物質を以下の条件で分取LC/MSによって精製した:カラム:XBridge C18、19x200mm、5μm粒子;移動相A:10mM酢酸アンモニウムを含む、5:95 メタノール:水;移動相B:10mM酢酸アンモニウムを含む、95:5 メタノール:水;勾配:30分にわたり40−80%B、次いで5分間、100%Bで保持;流速:20mL/分。目的の生成物を含む画分を合わせて、遠心蒸発によって乾燥させた。生成物の収量は6.7mgであり、LCMS解析によって推定した純度は97%であった。
分析LCMS条件 H: 保持時間 = 1.35 分; ESI-MS(+) m/z 926.2 (M+2H)。
分析LCMS条件 I: 保持時間 = 2.43 分; ESI-MS(+) m/z 925.2 (M+2H)。
ESI-HRMS(+) m/z: 計算値: 924.9300(M+2H) 観測値: 924.9290(M+2H)
実施例1106は、以下の一般的な手順から成る、実施例1100の合成について記載された一般的な合成手順に従って、Rink樹脂において合成した:「CME方法A:樹脂膨潤手順」、「CME方法A:シングルカップリング手順」、「CME方法A:ダブルカップリング手順」、「クロロアセチルクロライドカップリング手順A」、「閉環メタセシス手順」、「一般的な脱保護方法F」、および「環化方法C」。粗製物質を以下の条件で分取LC/MSによって精製した:カラム:XBridge C18、19xmm、5μm粒子;移動相A:10mM酢酸アンモニウムを含む、5:95 メタノール:水;移動相B:10mM酢酸アンモニウムを含む、95:5 メタノール:水;勾配:30分にわたり、35−75%B、次いで5分間、100%Bで保持;流速:20mL/分。目的の生成物を含む画分を合わせて、遠心蒸発によって乾燥させた。物質をさらに、以下の条件を用いて、分取LC/MSによって精製した:XBridge C18、19x200mm、5μm粒子;移動相A:0.1%トリフルオロ酢酸を含む、5:95 メタノール:水;移動相B:0.1%トリフルオロ酢酸を含む、95:5 メタノール:水;勾配:30分にわたり40−85%B、次いで5分間、100%Bで保持;流速:20mL/分。目的の生成物を含む画分を合わせて、遠心蒸発によって乾燥させた。生成物の収量は2.3mgであり、LCMS解析によって推定した純度は97%であった。
分析LCMS条件 H: 保持時間 = 1.45 分; ESI-MS(+) m/z 885.8 (M+2H)。
分析LCMS条件 I: 保持時間 = 2.86 分; ESI-MS(+) m/z 885.9 (M+2H)。
ESI-HRMS(+) m/z:計算値: 885.4270(M+2H); 観測値: 885.4264(M+2H)
実施例1107は、以下の一般的な手順から成る、実施例1100の合成について記載された一般的な合成方法に従って、Rink樹脂において合成した:「CME方法A:樹脂膨潤手順」、「CME方法A:シングルカップリング手順」、「CME方法A:ダブルカップリング手順」、「クロロアセチルクロライドカップリング手順A」、「閉環メタセシス手順」、「一般的な脱保護方法F」、および「環化方法C」。粗製物質を以下の条件で分取LC/MSによって精製した:カラム:XBridge C18、19x200mm、5μm粒子;移動相A:10mM酢酸アンモニウムを含む、5:95 メタノール:水;移動相B:10mM酢酸アンモニウムを含む、95:5 メタノール:水;勾配:30分にわたり45−85%B、次いで5分間、100%Bで保持;流速:20mL/分。目的の生成物を含む画分を合わせて、遠心蒸発によって乾燥させた。生成物の収量は1.0mgであり、LCMS解析によって推定した純度は100%であった。
分析LCMS条件 H: 保持時間 = 1.55 分; ESI-MS(+) m/z 914.8 (M+2H)。
分析LCMS条件 I: 保持時間 = 2.57 分; ESI-MS(+) m/z 915.2 (M+2H)。
ESI-HRMS(+) m/z: 計算値: 913.4640(M+2H); 観測値: 913.4623(M+2H)
実施例1108は、以下の一般的な手順から成る、実施例1100の合成について記載された一般的な合成手順に従って、Rink樹脂において合成した:「CME方法A:樹脂膨潤手順」、「CME方法A:シングルカップリング手順」、「CME方法A:ダブルカップリング手順」、「クロロアセチルクロライドカップリング手順A」、「閉環メタセシス手順」、「一般的な脱保護方法F」、および「環化方法C」。粗製物質を以下の条件で分取LC/MSによって精製した:カラム:XBridge C18、19x200mm、5μm粒子;移動相A:10mM酢酸アンモニウムを含む、5:95 メタノール:水;移動相B:10mM酢酸アンモニウムを含む、95:5 メタノール:水;勾配:30分にわたり、40−80%B、次いで5分間、100%Bで保持;流速:20mL/分。目的の生成物を含む画分を合わせて、遠心蒸発によって乾燥させた。生成物の収量は1.9mgであり、LCMS解析によって推定した純度は100%であった。
分析LCMS条件 H: 保持時間 = 1.55 分; ESI-MS(+) m/z 909.2 (M+2H)。
分析LCMS条件 I: 保持時間 = 2.48 分; ESI-MS(+) m/z 909.3 (M+2H)。
ESI-HRMS(+) m/z: 計算値: 908.4060(M+2H); 観測値: 908.4044(M+2H)
実施例1109は、以下の一般的な方法から成る、実施例1100の合成について記載された一般的な合成手順に従って、Rink樹脂において合成した:「CME方法A:樹脂膨潤手順」、「CME方法A:シングルカップリング手順」、「CME方法A:ダブルカップリング手順」、「クロロアセチルクロライドカップリング手順A」、「閉環メタセシス手順」、「一般的な脱保護方法B」、および「環化方法C」。粗製物質を以下の条件で分取LC/MSによって精製した:カラム:XBridge C18、19x200mm、5μm粒子;移動相A:10mM酢酸アンモニウムを含む、5:95 メタノール:水;移動相B:10mM酢酸アンモニウムを含む、95:5 メタノール:水;勾配:30分にわたり45−85%B、次いで5分間、100%Bで保持;流速:20mL/分。目的の生成物を含む画分を合わせて、遠心蒸発によって乾燥させた。生成物の収量は3.7mgであり、LCMS解析によって推定した純度は100%であった。
分析LCMS条件 H: 保持時間 = 1.47 分; ESI-MS(+) m/z 942.3 (M+2H)。
分析LCMS条件 I: 保持時間 = 2.83 分; ESI-MS(+) m/z 942.3 (M+2H)。
ESI-HRMS(+) m/z: 計算値: 941.9747(M+2H); 観測値: 941.9728(M+2H)
実施例1110は、以下の一般的な手順から成る、実施例1100の合成について記載された一般的な合成手順に従って、Rink樹脂において合成した:「CME方法A:樹脂膨潤手順」、「CME方法A:シングルカップリング手順」、「CME方法A:ダブルカップリング手順」、「クロロアセチルクロライドカップリング手順A」、「閉環メタセシス手順」、「一般的な脱保護方法B」、および「環化方法C」。粗製物質を以下の条件で分取LC/MSによって精製した:カラム:XBridge C18、19x200mm、5μm粒子;移動相A:10mM酢酸アンモニウムを含む、5:95 メタノール:水;移動相B:10mM酢酸アンモニウムを含む、95:5 メタノール:水;勾配:30分にわたり45−85%B、次いで5分間、100%Bで保持;流速:20mL/分。目的の生成物を含む画分を合わせて、遠心蒸発によって乾燥させた。物質をさらに、以下の条件を用いて、分取LC/MSによって精製した:カラム:XBridge C18、19x200mm、5μm粒子;移動相A:10mM酢酸アンモニウムを含む、5:95 アセトニトリル:水;移動相B:10mM酢酸アンモニウムを含む、95:5 アセトニトリル:水;勾配:30分にわたり5−45%B、次いで5分間、100%Bで保持;流速:20mL/分。目的の生成物を含む画分を合わせて、遠心蒸発によって乾燥させた。生成物の収量は2.3mgであり、LCMS解析によって推定した純度は100%であった。
分析LCMS条件 H: 保持時間 = 1.46 分; ESI-MS(+) m/z 924.9 (M+2H)。
分析LCMS条件 I: 保持時間 = 2.91 分; ESI-MS(+) m/z 925.2 (M+2H)。
ESI-HRMS(+) m/z: 計算値: 924.9300(M+2H); 観測値: 924.9273(M+2H)
実施例1111は、以下の一般的な手順から成る、実施例1100の合成について記載された一般的な合成手順に従って、Rink樹脂において合成した:「CME方法A:樹脂膨潤手順」、「CME方法A:シングルカップリング手順」、「CME方法A:ダブルカップリング手順」、「クロロアセチルクロライドカップリング手順A」、「閉環メタセシス手順」、「一般的な脱保護方法B」、および「環化方法C」。粗製物質を以下の条件で分取LC/MSによって精製した:カラム:XBridge C18、19x200mm、5μm粒子;移動相A:10mM酢酸アンモニウムを含む、5:95 メタノール:水;移動相B:10mM酢酸アンモニウムを含む、95:5 メタノール:水;勾配:20分にわたり40−80%B、次いで5分間、100%Bで保持;流速:20mL/分。目的の生成物を含む画分を合わせて、遠心蒸発によって乾燥させた。物質をさらに、以下の条件によって、分取LC/MSによって精製した:カラム:XBridge C18、19x200mm、5μm粒子;移動相A:0.1%トリフルオロ酢酸を含む、5:95 アセトニトリル:水;移動相B:0.1%トリフルオロ酢酸を含む、95:5 アセトニトリル:水;勾配:30分にわたり10−50%B、次いで5分間、100%Bで保持;流速:20mL/分。目的の生成物を含む画分を合わせて、遠心蒸発によって乾燥させた。生成物の収量は2.6mgであり、LCMS解析によって推定した純度は97%であった。
分析LCMS条件 H: 保持時間 = 1.66 分; ESI-MS(+) m/z 942.0 (M+2H)。
分析LCMS条件 I: 保持時間 = 2.80 分; ESI-MS(+) m/z 943.6 (M+2H)。
ESI-HRMS(+) m/z: 計算値: 936.9154(M+2H); 観測値: 936.9167(M+2H)
実施例1112は、以下の一般的な手順から成る、実施例1100の合成について記載された、一般的な合成手順に従って、Rink樹脂において合成した:「CME方法A:脂膨潤手順」、「CME方法A:シングルカップリング手順」、「CME方法A:ダブルカップリング手順」、「クロロアセチルクロライドカップリング手順A」、「閉環メタセシス手順」、「一般的な脱保護方法B」、および「環化方法C」。粗製物質を以下の条件で分取LC/MSによって精製した:カラム:XBridge C18、19x200mm、5μm粒子;移動相A:10mM酢酸アンモニウムを含む、5:95 メタノール:水;移動相B:10mM酢酸アンモニウムを含む、95:5 メタノール:水;勾配:30分にわたり45−85%B、次いで5分間、100%Bで保持;流速:20mL/分。目的の生成物を含む画分を合わせて、遠心蒸発によって乾燥させた。物質をさらに、以下の条件を用いて、分取LC/MSによって精製した:カラム:XBridge C18、19x200mm、5μm粒子;移動相A:10mM酢酸アンモニウムを含む、5:95 アセトニトリル:水;移動相B:10mM酢酸アンモニウムを含む、95:5 アセトニトリル:水;勾配:20分にわたり10−50%B、次いで5分間、100%Bで保持;流速:20mL/分。目的の生成物を含む画分を合わせて、遠心蒸発によって乾燥させた。生成物の収量は9.0mgであり、LCMS解析によって推定した純度は100%であった。
分析LCMS条件 H: 保持時間 = 1.54 分; ESI-MS(+) m/z 908.3 (M+2H)。
分析LCMS条件 I: 保持時間 = 2.65 分; ESI-MS(+) m/z 908.3 (M+2H)。
ESI-HRMS(+) m/z: 計算値: 907.4220(M+2H); 観測値: 907.4199(M+2H)
実施例1113は、以下の一般的な合成手順から成る、実施例1100の合成について記載された一般的な合成手順に従って、Rink樹脂において合成した:「CME方法A:樹脂膨潤手順」、「CME方法A:シングルカップリング手順」、「CME方法A:ダブルカップリング手順」、「クロロアセチルクロライドカップリング手順A」、「閉環メタセシス手順」、「一般的な脱保護方法B」、および「環化方法C」。粗製物質を以下の条件で分取LC/MSによって精製した:カラム:XBridge C18、19x200mm、5μm粒子;移動相A:10mM酢酸アンモニウムを含む、5:95 メタノール:水;移動相B:10mM酢酸アンモニウムを含む、95:5 メタノール:水;勾配:20分にわたり、40−80%B、次いで5分間、100%Bで保持;流速:20mL/分。目的の生成物を含む画分を合わせて、遠心蒸発によって乾燥させた。物質をさらに、以下の条件を用いて、分取LC/MSによって精製した:カラム:XBridge C18、19x200mm、5μm粒子;移動相A:10mM酢酸アンモニウムを含む、5:95 アセトニトリル:水;移動相B:10mM酢酸アンモニウムを含む、95:5 アセトニトリル:水;勾配:30分にわたり、10−50%B、次いで5分間、100%Bで保持;流速:20mL/分。目的の生成物を含む画分を合わせて、遠心蒸発によって乾燥させた。生成物の収量は2.5mgであり、LCMS解析によって推定した純度は100%であった。
分析LCMS条件 H: 保持時間 = 1.54 分; ESI-MS(+) m/z 933.4 (M+2H)。
分析LCMS条件 I: 保持時間 = 3.01 分; ESI-MS(+) m/z 933.4 (M+2H)。
ESI-HRMS(+) m/z: 計算値: 932.9274(M+2H); 観測値: 932.9261(M+2H)
実施例1114は、以下の一般的な手順から成る、実施例1100の合成について記載された一般的な合成手順に従って、Rink樹脂において合成した:「CME方法A:樹脂膨潤手順」、「CME方法A:シングルカップリング手順」、「CME方法A:ダブルカップリング手順」、「クロロアセチルクロライドカップリング手順A」、「閉環メタセシス手順」、「一般的な脱保護方法B」、および「環化方法C」。粗製物質を以下の条件で分取LC/MSによって精製した:カラム:XBridge C18、19x200mm、5μm粒子;移動相A:10mM酢酸アンモニウムを含む、5:95 メタノール:水;移動相B:10mM酢酸アンモニウムを含む、95:5 メタノール:水;勾配:20分にわたり40−80%B、次いで5分間、100%Bで保持;流速:20mL/分。目的の生成物を含む画分を合わせて、遠心蒸発によって乾燥させた。物質をさらに、以下の条件を用いて、分取LC/MSによって精製した:カラム:XBridge C18、19x200mm、5μm粒子;移動相A:10mM酢酸アンモニウムを含む、5:95 アセトニトリル:水;移動相B:10mM酢酸アンモニウムを含む、95:5 アセトニトリル:水;勾配:30分にわたり10−50%B、次いで5分間、100%Bで保持;流速:20mL/分。目的の生成物を含む画分を合わせて、遠心蒸発によって乾燥させた。生成物の収量は5.4mgであり、LCMS解析によって推定した純度は100%であった。
分析LCMS条件 H: 保持時間 = 1.56 分; ESI-MS(+) m/z 933.4 (M+2H)。
分析LCMS条件 I: 保持時間 = 3.03 分; ESI-MS(+) m/z 933.4 (M+2H)。
ESI-HRMS(+) m/z: 計算値: 932.9274(M+2H); 観測値: 932.9263(M+2H)
実施例1115は、以下の一般的な手順から成る、実施例1100の合成について記載された一般的な合成手順に従って、Rink樹脂において合成した:「CME方法A:樹脂膨潤手順」、「CME方法A:シングルカップリング手順」、「CME方法A:ダブルカップリング手順」、「クロロアセチルクロライドカップリング手順A」、「閉環メタセシス手順」、「一般的な脱保護方法B」、および「環化方法C」。粗製物質を以下の条件で分取LC/MSによって精製した:カラム:XBridge C18、19x200mm、5μm粒子;移動相A:10mM酢酸アンモニウムを含む、5:95 アセトニトリル:水;移動相B:10mM酢酸アンモニウムを含む、95:5 アセトニトリル:水;勾配:30分にわたり5−45%B、次いで5分間、100%Bで保持;流速:20mL/分。目的の生成物を含む画分を合わせて、遠心蒸発によって乾燥させた。生成物の収量は8.3mgであり、LCMS解析によって推定した純度はは98%であった。
分析LCMS条件 H: 保持時間 = 1.41 分; ESI-MS(+) m/z 947.3 (M+2H)。
分析LCMS条件 I: 保持時間 = 2.59 分; ESI-MS(+) m/z 947.3 (M+2H)。
ESI-HRMS(+) m/z: 計算値: 946.4329(M+2H); 観測値: 946.4296(M+2H)
実施例1116は、以下の一般的な手順から成る、実施例1100の合成について記載された一般的な合成手順に従って、Rink樹脂において合成した:「CME方法A:樹脂膨潤手順」、「CME方法A:シングルカップリング手順」、「CME方法A:ダブルカップリング手順」、「クロロアセチルクロライドカップリング手順A」、「閉環メタセシス手順」、「一般的な脱保護方法B」、および「環化方法C」。粗製物質を以下の条件で分取LC/MSによって精製した:カラム:XBridge C18、19x200mm、5μm粒子;移動相A:10mM酢酸アンモニウムを含む、5:95 メタノール:水;移動相B:10mM酢酸アンモニウムを含む、95:5 メタノール:水;勾配:30分にわたり25−70%B、次いで5分間、100%Bで保持;流速:20mL/分。目的の生成物を含む画分を合わせて、遠心蒸発によって乾燥した。生成物の収量は10.6mgであり、LCMS解析によって推定した純度は100%であった。
分析LCMS条件 H: 保持時間 = 1.46 分; ESI-MS(+) m/z 930.1 (M+2H)。
分析LCMS条件 I: 保持時間 = 2.84 分; ESI-MS(+) m/z 930.3 (M+2H)。
ESI-HRMS(+) m/z: 計算値: 929.9097(M+2H); 観測値: 929.9097(M+2H)
実施例1117は、以下の一般的な手順から成る、実施例1100の合成について記載された一般的な合成手順に従って、Rink樹脂において合成した:「CME方法A:樹脂膨潤手順」、「CME方法A:シングルカップリング手順」、「CME方法A:ダブルカップリング手順」、「クロロアセチルクロライドカップリング手順A」、「閉環メタセシス手順」、「一般的な脱保護方法B」、および「環化方法C」。粗製物質を以下の条件で分取LC/MSによって精製した:カラム:XBridge C18、19x200mm、5μm粒子;移動相A:10mM酢酸アンモニウムを含む、5:95 メタノール:水;移動相B:10mM酢酸アンモニウムを含む、95:5 メタノール:水;勾配:30分にわたり35−75%B、次いで5分間、100%Bで保持;流速:20mL/分。目的の生成物を含む画分を合わせて、遠心蒸発によって乾燥させた。物質をさらに、以下の条件を用いて、分取LC/MSによって精製した:カラム:XBridge C18、19x200mm、5μm粒子;移動相A:10mM酢酸アンモニウムを含む、5:95 アセトニトリル:水;移動相B:10mM酢酸アンモニウムを含む、95:5 アセトニトリル:水;勾配:30分にわたり0−40%B、次いで5分間、100%Bで保持;流速:20mL/分。目的の生成物を含む画分を合わせて、遠心蒸発によって乾燥させた。生成物の収量は5.5mgであり、LCMS解析によって推定した純度は98%であった。
分析LCMS条件 H: 保持時間 = 1.46 分; ESI-MS(+) m/z 966.5 (M+2H)。
分析LCMS条件 I: 保持時間 = 2.84 分; ESI-MS(+) m/z 966.6 (M+2H)。
ESI-HRMS(+) m/z: 計算値: 965.9195(M+2H); 観測値: 965.9173(M+2H)
実施例1118は、以下の一般的な手順から成る、実施例1100の合成について記載された一般的な合成方法に従って、Rink樹脂において合成した:「CME方法A:樹脂膨潤手順」、「CME方法A:シングルカップリング手順」、「CME方法A:ダブルカップリング手順」、「クロロアセチルクロライドカップリング手順A」、「閉環メタセシス手順」、「一般的な脱保護方法B」、および「環化方法C」。粗製物質を以下の条件で分取LC/MSによって精製した:カラム:XBridge C18、19x200mm、5μm粒子;移動相A:10mM酢酸アンモニウムを含む、5:95 アセトニトリル:水;移動相B:10mM酢酸アンモニウムを含む、95:5 アセトニトリル:水;勾配:30分にわたり10−50%B、次いで5分間、100%Bで保持;流速:20mL/分。目的の生成物を含む画分を合わせて、遠心蒸発によって乾燥させた。物質をさらに、以下の条件を用いて、分取LC/MSによって精製した:カラム:XBridge C18、19x200mm、5μm粒子;移動相A:0.1%トリフルオロ酢酸を含む、5:95 アセトニトリル:水;移動相B:0.1%トリフルオロ酢酸を含む、95:5 アセトニトリル:水;勾配:30分にわたり15−55%B、次いで5分間、100%Bで保持;流速:20mL/分。目的の生成物を含む画分を合わせて、遠心蒸発によって乾燥させた。物質をさらに、以下の条件を用いて、分取LC/MSによって精製した:カラム:XBridge C18、19x200mm、5μm粒子;移動相A:0.1%トリフルオロ酢酸を含む、5:95 アセトニトリル:水;移動相B:0.1%トリフルオロ酢酸を含む、95:5 アセトニトリル:水;勾配:30分にわたり15−55%B、次いで5分間、100%Bで保持;流速:20mL/分。目的の生成物を含む画分を合わせて、遠心蒸発によって乾燥させた。生成物の収量は4.4mgであり、LCMS解析によって推定した純度は100%であった。
分析LCMS条件 H: 保持時間 = 1.69 分; ESI-MS(+) m/z 924.0 (M+2H)。
分析LCMS条件 I: 保持時間 = 3.31 分; ESI-MS(+) m/z 924.4 (M+2H)。
ESI-HRMS(+) m/z: 計算値: 923.9000(M+2H); 観測値: 923.8970(M+2H)
実施例1119は、以下の一般的な手順から成る、実施例1100の合成について記載された一般的な合成手順に従って、Rink樹脂において合成した:「CME方法A:樹脂膨潤手順」、「CME方法A:シングルカップリング手順」、「CME方法A:ダブルカップリング手順」、「クロロアセチルクロライドカップリング手順A」、「閉環メタセシス手順」、「一般的な脱保護方法B」、および「環化方法C」。粗製物質を以下の条件で分取LC/MSによって精製した:カラム:XBridge C18、19x200mm、5μm粒子;移動相A:10mM酢酸アンモニウムを含む、5:95 メタノール:水;移動相B:10mM酢酸アンモニウムを含む、95:5 メタノール:水;勾配:30分にわたり40−80%B、次いで5分間、100%Bで保持;流速:20mL/分。目的の生成物を含む画分を合わせて、遠心蒸発によって乾燥させた。生成物の収量は1.5mgであり、LCMS解析によって推定した純度は88%であった。
分析LCMS条件 H: 保持時間 = 1.73 分; ESI-MS(+) m/z 937.2 (M+2H)。
分析LCMS条件 I: 保持時間 = 2.96 分; ESI-MS(+) m/z 937.3 (M+2H)。
ESI-HRMS(+) m/z: 計算値: 936.4158(M+2H); 観測値: 936.4139(M+2H)
実施例1120は、以下の一般的な手順から成る、実施例1100の合成について記載された一般的な合成手順に従って、Rink樹脂において合成した:「CME方法A:樹脂膨潤手順」、「CME方法A:シングルカップリング手順」、「CME方法A:ダブルカップリング手順」、「クロロアセチルクロライドカップリング手順A」、「閉環メタセシス手順」、「一般的な脱保護方法B」、および「環化方法C」。粗製物質を以下の条件で分取LC/MSによって精製した:カラム:XBridge C18、19x200mm、5μm粒子;移動相A:10mM酢酸アンモニウムを含む、5:95 アセトニトリル:水;移動相B:10mM酢酸アンモニウムを含む、95:5 アセトニトリル:水;勾配:30分にわたり5−45%B、次いで5分間、100%Bで保持;流速:20mL/分。目的の生成物を含む画分を合わせて、遠心蒸発によって乾燥させた。物質をさらに、以下の条件を用いて、分取LC/MSによって精製した:カラム:XBridge C18、19x200mm、5μm粒子;移動相A:0.1%トリフルオロ酢酸を含む、5:95 アセトニトリル:水;移動相B:0.1%トリフルオロ酢酸を含む、95:5 アセトニトリル:水;勾配:30分にわたり15−55%B、次いで5分間、100%Bで保持;流速:20mL/分。目的の生成物を含む画分を合わせて、遠心蒸発によって乾燥させた。生成物の収量は1.6mgであり、LCMS解析によって推定した純度は99%であった。
分析LCMS条件 H: 保持時間 = 1.58 分; ESI-MS(+) m/z 946.4 (M+2H)。
分析LCMS条件 I: 保持時間 = 3.08 分; ESI-MS(+) m/z 946.4 (M+2H)。
ESI-HRMS(+) m/z: 計算値: 945.9352(M+2H); 観測値: 945.9328(M+2H)
実施例1121は、以下の一般的な手順から成る、実施例1100の合成について記載された一般的な合成手順に従って、Rink樹脂において合成した:「CME方法A:樹脂膨潤手順」、「CME方法A:シングルカップリング手順」、「CME方法A:ダブルカップリング手順」、「クロロアセチルクロライドカップリング手順A」、「閉環メタセシス手順」、「一般的な脱保護方法B」、および「環化方法C」。
分析LCMS条件 H: 保持時間 = 1.22 分; ESI-MS(+) m/z 1010.6 (M+2H)。
分析LCMS条件 I: 保持時間 = 2.57 分; ESI-MS(+) m/z 1010.7 (M+2H)。
ESI-HRMS(+) m/z: 計算値: 1010.4327(M+2H); 観測値: 1010.4290(M+2H)
実施例RCMオープンFは、以下の一般的な合成手順から成る、RCMオープンAの合成について記載された一般的な合成手順に従って、Rink樹脂において合成した:「CME方法A:樹脂膨潤手順」、「CME方法A:シングルカップリング手順」、「CME方法A:ダブルカップリング手順」、「クロロアセチルクロライドカップリング手順A」、「一般的な脱保護方法B」、および「環化方法C」。粗製物質を以下の条件で分取LC/MSによって精製した:カラム:XBridge C18、19x200mm、5μm粒子;移動相A:0.1%トリフルオロ酢酸を含む、5:95 アセトニトリル:水;移動相B:0.1%トリフルオロ酢酸を含む、95:5 アセトニトリル:水;勾配:30分にわたり10−50%B、次いで5分間、100%Bで保持;流速:20mL/分。目的の生成物を含む画分を合わせて、遠心蒸発によって乾燥させた。物質をさらに、以下の条件を用いて、分取LC/MSによって精製した:カラム:XBridge C18、19x200mm、5μm粒子;移動相A:10mM酢酸アンモニウムを含む、5:95 メタノール:水;移動相B:10mM酢酸アンモニウムを含む、95:5 メタノール:水;勾配:15分にわたり45−85%B、次いで5分間、100%Bで保持;流速:20mL/分。目的の生成物を含む画分を合わせて、遠心蒸発によって乾燥させた。生成物の収量は0.8mgであり、LCMS解析によって推定した純度は100%であった。
分析LCMS条件 H: 保持時間 = 1.42 分; ESI-MS(+) m/z 993.8 (M+2H)。
分析LCMS条件 I: 保持時間 = 2.92 分; ESI-MS(+) m/z 993.7 (M+2H)。
ESI-HRMS(+) m/z: 計算値: 993.4587(M+2H); 観測値: 993.4552(M+2H)
実施例1122は、以下の一般的な合成手順から成る、実施例1100の合成について記載された一般的な合成手順に従って、Rink樹脂において合成した:「CME方法A:樹脂膨潤手順」、「CME方法A:シングルカップリング手順」、「CME方法A:ダブルカップリング手順」、「クロロアセチルクロライドカップリング手順A」、「平版メタセシス手順」、「一般的な脱保護方法B」、および「環化方法C」。粗製物質を以下の条件で分取LC/MSによって精製した:カラム:XBridge C18、19x200mm、5μm粒子;移動相A:0.1%トリフルオロ酢酸を含む、5:95 アセトニトリル:水;移動相B:0.1%トリフルオロ酢酸を含む、95:5 アセトニトリル:水;勾配:30分にわたり15−55%B、次いで5分間、100%Bで保持;流速:20mL/分。目的の生成物を含む画分を合わせて、遠心蒸発によって乾燥させた。生成物の収量は1.7mgであり、LCMS解析によって推定した純度は99%であった。
分析LCMS条件 H: 保持時間 = 1.28 分; ESI-MS(+) m/z 980.6 (M+2H)。
分析LCMS条件 I: 保持時間 = 2.76 分; ESI-MS(+) m/z 979.9 (M+2H)。
ESI-HRMS(+) m/z: 計算値: 979.4431(M+2H); 観測値: 979.4406(M+2H)
実施例RCMオープンGは、以下の一般的な手順から成る、RCMオープンAの合成について記載された一般的な合成手順に従って、Rink樹脂において合成した:「CME方法A:樹脂膨潤手順」、「CME方法A:シングルカップリング手順」、「CME方法A:ダブルカップリング手順」、「クロロアセチルクロライドカップリング手順A」、「一般的な脱保護方法B」、および「環化方法C」。 粗製物質を以下の条件で分取LC/MSによって精製した:カラム:XBridge C18、19x200mm、5μm粒子;移動相A:10mM酢酸アンモニウムを含む、5:95 メタノール:水;移動相B:10mM酢酸アンモニウム;95:5 メタノール:水;勾配:30分にわたり40−80%B、次いで5分間、100%Bで保持;流速:20mL/分。目的の生成物を含む画分を合わせて、遠心蒸発によって乾燥させた。物質をさらに、以下の条件を用いて、分取LC/MSによって精製した:カラム:XBridge C18、19x200mm、5μm粒子;移動相A:10mM酢酸アンモニウムを含む、5:95 アセトニトリル:水;移動相B:10mM酢酸アンモニウムを含む、95:5 アセトニトリル:水;勾配:30分にわたり、10−50%B、次いで5分間、100%Bで保持;流速:20mL/分。目的の生成物を含む画分を合わせて、遠心蒸発によって乾燥させた。生成物の収量は1.9mgであり、LCMS解析によって推定した純度は99%であった。
分析LCMS条件 H: 保持時間 = 1.37 分; ESI-MS(+) m/z 1024.8 (M+2H)。
分析LCMS条件 I: 保持時間 = 2.82 分; ESI-MS(+) m/z 1024.8 (M+2H)。
ESI-HRMS(+) m/z: 計算値: 1024.4484(M+2H); 観測値: 1024.4454(M+2H)
本開示の大環状ペプチドの、PD−L1に結合する能力を、PD−1/PD−L1均一時間分解蛍光(HTRF)結合アッセイを用いて調査した。
可溶性PD−1の可溶性PD−L1に対する結合の均一時間分解蛍光(HTRF)アッセイ。可溶性PD−1および可溶性PD−L1は、膜貫通領域を除去し、異種配列、具体的には、ヒト免疫グロブリンG配列(Ig)のFc部位またはヘキサヒスチジンエピトープタグ(His)を融合させた、カルボキシル末端切断を有するタンパク質をいう。全ての結合試験は、0.1%(w/v)ウシ血清アルブミンおよび0.05%(v/v)Tween−20を添加した、dPBSから成るHTRFアッセイ緩衝液において行った。PD−1−Ig/PD−L1−His結合アッセイについて、阻害剤は4μlのアッセイ緩衝液中のPD−L1−His(10nM最終)と、15分間予めインキュベートし、次いで1μlのアッセイ緩衝液中のPD−1−Ig(20nM最終)を添加し、さらに15分間インキュベートした。ヒト、カニクイザル、マウス、または他の種からのPD−L1融合タンパク質を用いた。HTRF検出は、ユーロピウム クリプテート標識抗Igモノクローナル抗体(1nM最終)およびアロフィコシアニン(APC)標識抗Hisモノクローナル抗体(20nM最終)を用いて行った。抗体をHTRF検出緩衝液中で希釈し、5μlを結合反応の上部に分注した。反応を30分間平衡化させ、シグナル(665nm/620nm比)を、EnVisionフルオロメーターを用いて得た。さらなる結合アッセイは、PD−1−Ig/PD−L2−His(それぞれ、20および5nM)、CD80−His/PD−L1−Ig(それぞれ、100および10nM)およびCD80−His/CTLA4−Ig(それぞれ、10および5nM)間において確立した。ビオチニル化化合物第71番およびヒトPD−L1−His間の結合/競合試験は、以下のように行った。大環状ペプチド阻害剤を、4μlのアッセイ緩衝液中のPD−L1−His(10nM最終)で、60分間予めインキュベートし、次いで1μlのアッセイ緩衝液中でビオチニル化化合物第71番(0.5nM最終)を加えた。結合を30分間平衡化させ、次いで5μlのHTRF緩衝液中のユーロピウム クリプテート標識ストレプトアビジン(2.5pM最終)およびAPC標識抗His(20nM最終)を加えた。反応を30分間平衡化させ、シグナル(665nm/620nm比率)を、EnVisionフルオロメーターを用いて得た。
Claims (16)
- 式(I):
[式中、
Aは結合、
から選択され;
ここで、
はカルボニル基の結合点を表し、
は窒素原子の結合点を表し;
zは0、1、または2であり;
wは1または2であり;
nは0または1であり;
mは1または2であり;
m’は0または1であり;
pは0、1、または2であり;
Rxは水素、アミノ、ヒドロキシ、およびメチルから選択され;
R14およびR15は独立して、水素およびメチルから選択され;
Rzは水素および−C(O)NHR16から選択され;ここで、R16は水素、−CHR17C(O)NH2、−CHR17C(O)NHCHR18C(O)NH2、および−CHR17C(O)NHCHR18C(O)NHCH2C(O)NH2から選択され;R17は水素および−CH2OHから選択され;R18は水素およびメチルから選択され;
Rvは水素または天然アミノ酸の側鎖であり;
Rc、Rf、Rh、Ri、およびRmは水素であり;
RLはメチルであり;
Rnは水素またはメチルであるか、あるいは、RvおよびRnはピロリジン環を形成し;
Ra、Rj、およびRkはそれぞれ独立して、水素およびメチルから選択され;
R1、R3、R6、R8、R9、R10、およびR13は独立して、天然アミノ酸の側鎖および非天然アミノ酸の側鎖から選択され;
Qは適宜、1つの炭素−炭素二重結合を含んでいてもよい5〜12員の炭素鎖またはフェノキシ基であり;
R2、R4、R5、およびR7は独立して、天然アミノ酸の側鎖および非天然アミノ酸の側鎖から選択されるか、あるいは以下に記載されるジェミナルなR基と共に環を形成し;
Rbはメチルであるか、あるいはRbおよびR2は、それらが結合する原子と一緒になって、アゼチジン、ピロリジン、モルホリン、ピペリジン、ピペラジン、およびテトラヒドロチアゾールから選択される環を形成し;ここで、それぞれの環は適宜、アミノ、シアノ、メチル、ハロ、およびヒドロキシから独立して選択される、1〜4個の基で置換されていてもよく;
Rdは水素またはメチルであるか、あるいはRdおよびR4は、それらが結合する原子と一緒になって、アゼチジン、ピロリジン、モルホリン、ピペリジン、ピペラジン、およびテトラヒドロチアゾールから選択される環を形成することができ;ここで、それぞれの環は適宜、アミノ、シアノ、メチル、ハロ、ヒドロキシ、およびフェニルから独立して選択される、1〜4個の基で置換されていてもよく;
Reは水素またはメチルであるか、あるいは、ReおよびR5は、それらが結合する原子と一緒になって、アゼチジン、ピロリジン、モルホリン、ピペリジン、ピペラジン、およびテトラヒドロチアゾールから選択される環を形成することができ;ここで、それぞれの環は適宜、アミノ、シアノ、メチル、ハロ、およびヒドロキシから独立して選択される1〜4個の基で置換されていてもよく;
Rgは水素またはメチルであるか、あるいは、RgおよびR7は、それらが結合する原子と一緒になって、アゼチジン、ピロリジン、モルホリン、ピペリジン、ピペラジン、およびテトラヒドロチアゾールから選択される環を形成することができ;ここで、それぞれの環は適宜、アミノ、ハロ基で適宜置換されていてもよいベンジル、ベンジルオキシ、シアノ、シクロヘキシル、メチル、ハロ、ヒドロキシ、メトキシ基で適宜置換されていてもよいイソキノリニルオキシ、ハロ基で適宜置換されていてもよいキノリニルオキシ、およびテトラゾリルから独立して選択される、1〜4個の基で置換されていてもよく;ピロリジンおよびピペリジン環は適宜、シクロヘキシル、フェニル、またはインドール基に縮合していてもよい。]
で示される化合物、またはその薬学的に許容可能な塩。 - zが0であり;
wが1であり;
R14およびR15が水素であり;
Rzが−C(O)NHR16であり;ここで、R16が−CHR17C(O)NH2である、
請求項2に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩。 - R1がヒドロキシで適宜置換されていてもよいベンジルであり;
R2がメチルであるか、あるいは、Rbと一緒になって、ピペリジン、ピペラジン、およびモルホリンから選択される環を形成し;
R3が−CH2C(O)NH2および−CH2CO2Hから選択され;
R4が、Rdと一緒になって、ピロリジン環を形成し;
R5が−CH2(イミダゾリル)および−CH2NH2から選択され;
R6がイソブチル、−(CH2)2CO2H、および−(CH2)2CONH2から選択され;
R7が水素であるか、あるいは、Rgと一緒になって、ヒドロキシで適宜置換されていてもよいピロリジン環を形成し;
R8が−(CH2)インドリルであり;
R9が−CH2OHおよび−(CH2)2NH2から選択され;
R10が−(CH2)インドリルおよび−(CH2)ベンゾチエニルから選択され、それぞれは適宜、−CH2CO2Hで置換されていてもよい、
請求項3に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩。 - 必要な対象において、免疫応答を強化し、刺激し、および/または増加させる方法であって、治療上の有効量の請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩を対象に投与することを含む、方法。
- 請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩の前、後、または同時に、さらなる薬剤を投与することをさらに特徴とする、請求項5に記載の方法。
- さらなる薬剤が抗菌剤、抗ウイルス剤、細胞毒性剤、および/または免疫応答調節剤である、請求項6に記載の方法。
- さらなる薬剤がHDAC阻害剤である、請求項6に記載の方法。
- さらなる薬剤がTLR7および/またはTLR8アゴニストである、請求項6に記載の方法。
- 必要な対象において、癌細胞の成長、増殖、または転移を抑制する方法であって、治療上の有効量の請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩を対象に投与することを含む、方法。
- 癌が黒色腫、腎細胞癌、扁平上皮非小細胞性肺癌(NSCLC)、非扁平上皮NSCLC、大腸癌、去勢抵抗性前立腺癌、卵巣癌、胃癌、肝細胞癌、膵臓癌、頭頸部扁平上皮細胞癌、食道、消化管および乳房の癌、および造血器腫瘍から選択される、請求項10に記載の方法。
- 必要な対象において感染性疾患を治療する方法であって、治療上の有効量の請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩を対象に投与することを含む、方法。
- 感染性疾患がウイルスによって引き起こされる、請求項12に記載の方法。
- ウイルスが、HIV、A型肝炎、B型肝炎、C型肝炎、ヘルペスウイルス、およびインフルエンザから選択される、請求項13に記載の方法。
- 必要な対象において、敗血症性ショックを治療する方法であって、治療上の有効量の請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩を対象に投与することを含む、方法。
- 対象において、PD−L1とPD−1および/またはCD80との相互作用を阻害する方法であって、治療上の有効量の請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩を対象に投与することを含む、方法。
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