JP2020533614A - ディスプレイパネル及びディスプレイ装置 - Google Patents

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Abstract

指紋または掌紋の認証範囲を拡大し、従来の指紋認証が固定領域でしか行えなかった制限を突破し、全画面における指紋または掌紋の認証を実現し、また光線識別の精度を高めたディスプレイパネル及び表示装置を開示すること。本開示に係るディスプレイパネルは、底基板、並びに底基板上に位置する赤外光源、ピクセル部及び赤外線センサーを備える。

Description

本発明は、ディスプレイ技術分野に関し、特にディスプレイパネル及びディスプレイ装置に関する。
アクティブマトリクス有機発光ダイオード(Active−matrix organic light emitting diode,AMOLED)パネルは、高いコントラスト、広い色域、早い応答速度、軟質化可能等の特性を有していることにより、パネル事業の商業化生産を促進し、未来のディスプレイ技術における最も強力な競争者となっている。
AMOLEDパネルは携帯電話のディスプレイに適用されており、携帯電話の全画面化も業界が目指している技術的方向となっている。したがって、全画面化過程における指紋認証や掌紋認証もマンマシンインタラクションの重要なニーズとなっている。関連技術において、指紋認証はいずれも固定領域内に制限され、また、認証用光源としてさらにバックライトを別途に設置するか、集積型マイクロ発光ダイオード(Micro LED)を採用する必要があるため、組み立てが複雑であり、携帯電話の軽量化に不利であり、全画面における指紋認証や掌紋認証を実施不可能である。
本開示の実施例はディスプレイパネル及びディスプレイ装置を提供し、具体的な態様は以下の通りである。
本開示の実施例に係るディスプレイパネルは、底基板、前記底基板上に位置する複数のピクセル部、前記ピクセル部の間に配置される複数の赤外光源及び複数の赤外線センサーを備え、
かつ前記赤外光源の発光スペクトルと前記赤外線センサーの吸収スペクトルには重畳スペクトルを含む。
好ましくは、本開示の実施例に係る上記ディスプレイパネルにおいて、前記赤外光源は近赤外有機発光ダイオードを備え、前記赤外線センサーは近赤外フォトダイオードを備える。
好ましくは、本開示の実施例に係る上記ディスプレイパネルにおいて、前記ピクセル部は複数の有機発光サブピクセルを備える。
好ましくは、本開示の実施例に係る上記ディスプレイパネルにおいて、前記近赤外有機発光ダイオードは前記底基板上に順次積層される第1電極、近赤外発光層及び第2電極を備え、
前記有機発光サブピクセルは前記底基板上に順次積層される第3電極、ピクセル発光層及び第4電極を備え、
前記第1電極と前記第3電極とは同一層に設置され、前記第2電極と前記第4電極とは同一層に設置される。
好ましくは、本開示の実施例に係る上記ディスプレイパネルにおいて、前記第2電極と前記第4電極とは一体構造である。
好ましくは、本開示の実施例に係る上記ディスプレイパネルにおいて、前記近赤外有機発光ダイオードは前記底基板上に順次積層される第1電極、近赤外発光層及び第2電極を備え、
前記近赤外フォトダイオードは前記底基板上に順次積層される第5電極、近赤外感光層及び第6電極を備え、
前記第1電極と前記第5電極とは同一層に設置される。
好ましくは、本開示の実施例に係る上記ディスプレイパネルにおいて、前記第2電極と前記第6電極とは同一層に設置される。
好ましくは、本開示の実施例に係る上記ディスプレイパネルにおいて、前記第2電極と前記第6電極とは一体構造である。
好ましくは、本開示の実施例に係る上記ディスプレイパネルにおいて、前記近赤外フォトダイオードは前記近赤外有機発光ダイオードの下方に位置する。
好ましくは、本開示の実施例に係る上記ディスプレイパネルにおいて、前記近赤外フォトダイオードは前記底基板上に順次積層される第5電極、近赤外感光層及び第6電極を備え、
前記近赤外有機発光ダイオードは前記第6電極の上方に順次積層される第1電極、近赤外発光層及び第2電極を備え、
前記底基板における前記近赤外感光層の正射影は前記底基板における前記近赤外発光層の正射影を被覆する。
好ましくは、本開示の実施例に係る上記ディスプレイパネルにおいて、複数の前記赤外光源は前記ピクセル部の間に均一に配置され、
複数の前記赤外線センサーは前記ピクセル部の間に均一に配置される。
好ましくは、本開示の実施例に係る上記ディスプレイパネルにおいて、前記赤外線センサーの数は前記赤外光源の数と同じである。
好ましくは、本開示の実施例に係る上記ディスプレイパネルにおいて、前記底基板は軟質基板である。
好ましくは、本開示の実施例に係る上記ディスプレイパネルにおいて、前記近赤外有機発光ダイオードの発光スペクトルは780nm〜2500nmである。
それ相応に、本開示の実施例は、本開示の実施例に係る上記いずれかのディスプレイパネルを備えたディスプレイ装置をさらに提供する。
本開示の実施例に係るディスプレイパネルの構造を示す模式図のうちの1つである。 本開示の実施例に係るディスプレイパネルの構造を示す模式図のうちのもう1つである。 本開示の実施例に係るディスプレイパネルのピクセル配列を示す模式図の1つである。 本開示の実施例に係るディスプレイパネルのピクセル配列を示す模式図のもう1つである。 本開示の実施例に係るディスプレイパネルのピクセル配列を示す模式図のさらにもう1つである。 本開示の実施例に係るディスプレイパネルにおける底基板上の薄膜トランジスターの構造を示す模式図である。 本開示の実施例に係るディスプレイパネルの有機材料層の構造を示す模式図である。 本開示の実施例に係るディスプレイパネルの製造工程を示すフローチャートである。
本開示の目的、技術案及び利点をより明らかにするために、以下に図面を参照しながら本開示について詳細に説明する。当然ながら、記載の実施例は本開示の一部の実施例に過ぎず、本開示の全ての実施例ではない。本開示の実施例に基づいて、当業者が創造的な労力を要さずに想到しうる他の実施例は、いずれも本開示の保護範囲内に含まれる。
図面における各部品の形状及び大きさは実際の比例を反映することではなく、本開示の内容を説明する目的に過ぎない。
本開示の実施例はディスプレイパネルを提供し、図1及び図2に示すように、ディスプレイパネルは、底基板02、並びに底基板02上に位置する複数のピクセル部400、ピクセル部400の間に配置された、図面における近赤外(Near Infrared,NIR)有機発光ダイオード(Organic Light−Emitting Diode,OLED)200のような複数の赤外光源、及び図面における近赤外フォトダイオード300のような複数の赤外線センサーを備える。そのうち、赤外光源の発光スペクトルと赤外線センサーの吸収スペクトルとは重畳スペクトルを含む。
本開示の実施例に係る上記ディスプレイパネルにおいて、赤外光源の発光スペクトルと赤外線センサーの吸収スペクトルとに存在する重畳スペクトルが広ければ広いほど、赤外線センサーが近赤外光源により発射された光線のエネルギーを吸収する確率が高く、エネルギー伝達の効率も高くなるため、重畳スペクトルが広ければ広いほど効果が優れる。
現在、近赤外線センサーの適用範囲が広く、技術が成熟してきたため、好ましくは、本開示の実施例に係るディスプレイパネルにおいて、赤外光源は近赤外有機発光ダイオードを含み、赤外線センサーは近赤外フォトダイオードを含んでもよく、ここでは限定しない。
説明すべきことは、本開示の明細書における図面は赤外光源として近赤外有機発光ダイオード200、赤外線センサーとして近赤外フォトダイオード300を例にして説明を行う。
好ましくは、本開示の実施例に係る上記ディスプレイパネルにおいて、近赤外有機発光ダイオード200の発光波長は780〜2500nmにあってもよい。肉眼の可視光の範囲が380〜780nmにあり、波長が780nmを超えた光は肉眼には不可視であるため、近赤外有機発光ダイオード200の発光スペクトルを780〜2500nmに設定することにより、近赤外有機発光ダイオードが光線を発射した場合に、ディスプレイパネルの正常の表示動作に干渉を与えないようにすることができる。
好ましくは、本開示の実施例におけるディスプレイパネルは有機電界発光パネルであってもよい。当然ながら、液晶ディスプレイパネル、プラズマディスプレイパネル或いは電子ペーパ等のような他のタイプのパネルであってもよく、ここでは限定しない。
好ましくは、本開示の実施例に係る上記ディスプレイパネルは軟質パネルにも、剛性パネルにも適用してよく、ここでは限定しない。
具体的には、図1及び図2はディスプレイパネルとして有機電界発光パネルを例にしており、ここで、01は上部基板、04はピクセル定義層、06は絶縁性誘電体層、05はパネルをタッチする指を示す。
そのうち、上部基板01は封止層(当然ながらさらに他の従来の構造を備えてもよい)を備えることが一般的であり、説明すべきことは、具体的に実施する際には、上部基板01を用いて封止せず、上記構造が設置された底基板02の上方に封止層として薄膜層を直接形成してもよい。
具体的には、ディスプレイパネルが軟質ディスプレイパネルである場合、底基板02は軟質基板(当然ながら他の従来の構造を備えてもよい)であってもよく、もしくは、具体的に実施する際に、ディスプレイパネルが剛性パネルである場合、底基板02はガラス基板であってもよい。底基板上に薄膜トランジスター(Thin−Film Transistor,TFT)、駆動回路等の他の構造をさらに形成してもよく、図示していないが、従来の構造及び方法を採用して製造してもよい。本開示はそれについて説明を省略する。
好ましくは、本開示の実施例に係るディスプレイパネルが有機電界発光パネルである場合、ピクセル部400は一般的には複数の有機発光サブピクセルを備え、例えば、それぞれが第1有機発光サブピクセル(例えば、赤色(Red,R)の有機発光サブピクセル)、第2有機発光サブピクセル(例えば、緑色(Green,G)の有機発光サブピクセル)及び第3有機発光サブピクセル(例えば、青色(Blue,B)の有機発光サブピクセル)の3つの有機発光サブピクセルを備える。当然ながら、必要に応じて、白色の有機発光サブピクセルまたは黄色の有機発光サブピクセル等を備えてもよく、ここでは限定しない。
具体的には、本開示の実施例に係るディスプレイパネルにおいて、有機発光サブピクセルは一般的には陽極、ピクセル発光層及び陰極を備え、ここでは詳細な説明を省略する。
例えば、本開示の実施例に係るディスプレイパネルにおいて、図1及び図2に示すように、第1有機発光サブピクセルは、底基板02上に順次積層される第1有機発光サブピクセルの第3電極44、第1有機発光サブピクセルのピクセル発光層41及び第1有機発光サブピクセルの第4電極40を備える。第2有機発光サブピクセルは、底基板02上に順次積層される第2有機発光サブピクセルの第3電極45、第2有機発光サブピクセルのピクセル発光層42及び第4有機発光サブピクセルの第4電極40を備える。第3有機発光サブピクセルは、底基板02上に順次積層される第3有機発光サブピクセルの第3電極46、第3有機発光サブピクセルのピクセル発光層43及び第3有機発光サブピクセルの第4電極40を備える。
好ましくは、本開示の実施例に係るディスプレイパネルにおいて、近赤外有機発光ダイオード200は一般的には底基板02上に順次積層される第1電極23、近赤外発光層22及び第2電極21を備える。すなわち、近赤外有機発光ダイオード200は有機発光サブピクセルに比べると主に発光層の素材が違うが、それは発光層から発射される光が違うため、一般的には素材も違う。
好ましくは、本開示の実施例に係るディスプレイパネルにおいて、第1電極23と第3電極(44、45及び46)とは同一層に設置され、第2電極21と第4電極40とは同一層に設置される。したがって、第1電極23と第3電極(44、45及び46)とを1回のパターニング工程により形成することができ、第2電極21と第4電極40とを1回のパターニング工程により形成することができるため、工程数を低減し、製造コストを低減することができる。
好ましくは、本開示の実施例に係るディスプレイパネルにおいて、有機発光サブピクセルにおける第4電極40は一般的には共通電極であり、固定電圧を加えるために用いられ、近赤外有機発光ダイオードにおける第2電極21も一般的には共通電極であるため、各有機発光サブピクセルと近赤外有機発光ダイオードは共通電極を共用してもよく、図1及び図2に示すように、第2電極21と第4電極40とを一体構造に設置することにより、構造をさらに簡素化し、より実施しやすく、工程をより簡素化することができる。もちろん、各自の電極をそれぞれ設置してもよい。
好ましくは、本開示の実施例に係るディスプレイパネルにおいて、近赤外フォトダイオード300は、底基板02上に順次積層される第5電極33、近赤外感光層32及び第6電極31を備える。
好ましくは、具体的に実施する際に、本開示の実施例に係る上記ディスプレイパネルにおいて、第1電極23、第2電極21、第4電極40及び第6電極31は、例えば透明な電極であってもよく、それにより透過率を増大することができる。
本開示の実施例に係る上記ディスプレイパネルにおいて、図1及び図2に示すように、パネルに如何なる遮蔽物もなく、すなわちユーザがタッチ操作を行っていない時、近赤外有機発光ダイオード200により発射された光線が近赤外フォトダイオード300に反射される光路は定常であり、指05でパネルをタッチすると、指05によりパネルに遮光領域が形成され、近赤外有機発光ダイオード200により発射された光線が指05によりパネル上に形成された遮光領域に入射すると、近赤外フォトダイオード300に反射される反射光線(図1では光路を破線、細い実線、太い実線の3組で入射光線および反射光線を示し、図2では光路を左右2組の太い実線で入射光路および反射光路を示す)に変化が生じるため、近赤外フォトダイオード300は反射光線の変化により指紋または掌紋を認証することができる。
上記原理の解析に基づき、さらに、具体的に実施する際には、本開示の実施例に係る上記ディスプレイパネルにおいて、近赤外有機発光ダイオード200と近赤外フォトダイオード300との間の位置に対して様々な設置方式があってもよく、ここでは限定しない。
好ましくは、本開示の実施例に係るディスプレイパネルにおいて、近赤外フォトダイオード300は近赤外有機発光ダイオード200の下方に位置してもよい。それにより、指05がパネルをタッチすると、近赤外フォトダイオード300が近赤外有機発光ダイオード200の真下にあるため、両者が受ける外力の度合及び角度が一致し、すなわち、両者の湾曲の度合が同様で、同一の曲率半径を有し、従って光線識別の精度を高めるのに有利である。
好ましくは、本開示の実施例に係るディスプレイパネルにおいて、近赤外フォトダイオード300が近赤外有機発光ダイオード200の下方に位置する場合に、底基板02における近赤外感光層32の正射影は底基板02における近赤外発光層22の正射影を被覆する。それによって、近赤外感光層32に近赤外発光層22から発する光をより多く吸収させるように保証することができるため、タッチ感度が向上する。
もしくは、好ましくは、本開示の実施例に係るディスプレイパネルにおいて、近赤外有機発光ダイオード200と近赤外フォトダイオード300とは同一層に設置してもよく、すなわち近赤外有機発光ダイオード200の第1電極23と近赤外フォトダイオード300の第5電極33とは同一層に設置してもよい。それによりディスプレイパネルの全体の厚みを薄くすることができる。
好ましくは、本開示の実施例に係るディスプレイパネルにおいて、近赤外有機発光ダイオード200の第2電極21と近赤外フォトダイオード300の第6電極31とを同一層に設置すると、第2電極21と第6電極31とを1回のパターニング工程により形成することができ、したがって製作工程が簡素化し、生産コストが低減される。
好ましくは、本開示の実施例によるディスプレイパネルにおいて、近赤外有機発光ダイオードの第2電極21と近赤外フォトダイオード300の第6電極31とを一体構造にし、すなわち近赤外有機発光ダイオード200と近赤外フォトダイオード300とは1つの電極を共用電極とする。
好ましくは、本開示の実施例に係るディスプレイパネルにおいて、複数の赤外光源がピクセル部の間に均一に配置され、複数の赤外線センサーがピクセル部の間に均一に配置される。それによりタッチ精度の均一性を保証する。
以下、具体的な実施例を用いて本開示の実施例に係るディスプレイパネルを説明する。
好ましくは、一実施例に係るディスプレイパネルにおいて、図1に示すように、近赤外有機発光ダイオード200とピクセル部400とを同一層に設置し、かつ各近赤外フォトダイオード300を近赤外有機発光ダイオード200の下に設置する。具体的には、近赤外有機発光ダイオード200とピクセル部400とをいずれも上部基板01と絶縁性誘電体層06との間に設置し、ピクセル定義層04により互いを分離することで、交互に間隔置きで設置し、各近赤外フォトダイオード300を絶縁性誘電体層06の下に設置する。そのうち、近赤外有機発光ダイオード200とピクセル部400とを交互に間隔置きで設置することとは以下の通りである。すなわち、図3に示すように、各列においてピクセル部400と近赤外有機発光ダイオード200とは交互に配列される。ピクセル部400は赤色の有機発光サブピクセル401、緑色の有機発光サブピクセル402、青色の有機発光サブピクセル403の3つの有機発光サブピクセルを備えてもよく、すなわちいずれ2つの近赤外有機発光ダイオード200の間は赤色の有機発光サブピクセル401、緑色の有機発光サブピクセル402及び青色の有機発光サブピクセル403により分離される。または図4に示すように、ピクセル部400の列と近赤外有機発光ダイオード200の列とを交互に配列してもよい。これについて本開示では特に限定せず、ピクセル部400と近赤外有機発光ダイオード200とを行方向または列方向、或いは行方向及び列方向で同時に間隔置きで設置することを具現し、ディスプレイパネルにピクセル部400を均一に配列し、そしてディスプレイパネルに近赤外有機発光ダイオード200を均一に配置することさえ具現すればよい。
説明すべきことは、近赤外有機発光ダイオード200及びピクセル部400自体が複数層の構造を備えることが可能であるため、本開示における同一層設置は底基板02に近接するベース膜層が同一層であることを指し、それぞれの構造における他の膜層はそれぞれのベース膜層上に順次形成され、近赤外有機発光ダイオード200とピクセル部400との構造自体の層数は同様であっても、相違してもよく、例えば、近赤外発光ダイオード200が3層構造を備え、ピクセル部400が3層構造を備える場合、近赤外有機発光ダイオード200とピクセル部400との3層構造の各層はいずれも底基板02上の同一層に対応し、すなわち近赤外有機発光ダイオード200のベース膜層とピクセル部400のベース膜材とが同一層であり、近赤外有機発光ダイオード200の中間膜層とピクセル部400の中間膜材とが同一層であり、近赤外有機発光ダイオード200のトップ膜層とピクセル部400のトップ膜材とが同一層である。また例えば、近赤外有機発光ダイオード200が3層構造を備え、ピクセル部400が4層構造を備える場合、近赤外有機発光ダイオード200の3層構造はピクセル部400のベース膜層を含めベース膜材に近接する他の2層とそれぞれ対応するように同一層設置し、ここでは各膜層の厚みに対し限定せず、積層の位置及び順序を説明するだけに過ぎない。
好ましくは、別の実施例に係るディスプレイパネルにおいて、図2に示すように、近赤外有機発光ダイオード200、近赤外フォトダイオード300及びピクセル部400をいずれも同一層設置し、すなわち近赤外有機発光ダイオード200、近赤外フォトダイオード300及びピクセル部400をいずれも上部基板01と底基板200と間に同一層設置する。近赤外フォトダイオード300と近赤外有機発光ダイオード200とを同一層設置すると、ディスプレイパネルの層の厚みを薄くすることができる。
具体的には、近赤外有機発光ダイオード200、近赤外フォトダイオード300及びピクセル部400は交互に間隔置きで設置されてもよく、各自が独立に干渉されずに動作するように互いをピクセル定義層04で分離させるか、もしくは絶縁層により絶縁させればよい。当然ながら、ここでの分離または絶縁は実質上の分離または絶縁を指し、一部の実施の形態においては、近赤外有機発光ダイオード200、近赤外フォトダイオード300及びピクセル部400は電極など一部の構造を共用してもよく、それぞれが独立して動作するように発光層または近赤外感光層などの機能膜層を分離させればよい。交互に間隔置きで設置することとは、図5に示すように、近赤外有機発光ダイオード200及び近赤外フォトダイオード300、ピクセル部400をディスプレイパネル上に均一に配置するために、各列の3つ毎のピクセル部400のサブピクセル(例えば赤色の有機発光サブピクセル401、緑色の有機発光サブピクセル402、青色の有機発光サブピクセル403)の間に1つの近赤外有機発光ダイオード200または1つの近赤外フォトダイオード300を設置し、近赤外有機発光ダイオード200及び近赤外フォトダイオード300を列方向に3つ毎のピクセル部400のサブピクセルの間に交互に設置するか、もしくは近赤外有機発光ダイオード200及び近赤外フォトダイオード300を1:2の数の割合で設置することである。
説明すべきことは、近赤外有機発光ダイオード200、近赤外フォトダイオード300及びピクセル部400自体が複数層の構造を備えることが可能であり、本開示における同一層設置は底基板02に近接するベース膜層が同一層であることを指し、それぞれの構造における他の膜層はそれぞれのベース膜層上に順次形成され、近赤外有機発光ダイオード200、近赤外フォトダイオード300及びピクセル部400構造自体の層数は同様であっても、相違してもよく、例えば、近赤外有機発光ダイオード200が3層構造を備え、近赤外フォトダイオード300が3層構造を備え、ピクセル部400が3層構造を備える場合、近赤外有機発光ダイオード200、近赤外フォトダイオード300及びピクセル部400の3層構造の各層はいずれも底基板02上の同一層に対応し、すなわち近赤外有機発光ダイオード200のベース膜層、近赤外フォトダイオード300のベース膜層及びピクセル部400のベース膜材が同一層であり、近赤外有機発光ダイオード200の中間膜層、近赤外フォトダイオード300の中間膜層及びピクセル部400の中間膜材が同一層であり、近赤外有機発光ダイオード200のトップ膜層、近赤外フォトダイオード300のトップ膜層及びピクセル部400のトップ膜材が同一層である。また例えば、近赤外有機発光ダイオード200が3層構造を備え、近赤外フォトダイオード300が3層構造を備え、ピクセル部400が4層構造を備える場合、近赤外有機発光ダイオード200の3層構造と、近赤外フォトダイオード300及びピクセル部400のベース膜層を含めベース膜材に近接する他の2層とをそれぞれ対応するように同一層設置し、ここでは各膜層の厚みに対し限定せず、積層の位置及び順序を説明するだけに過ぎない。
さらに、図1及び図2に示すように、本開示の実施例に係る上記ディスプレイパネルにおいて、上部基板01、底基板02の間にさらに近赤外有機発光ダイオード200、ピクセル部400、近赤外フォトダイオード300を互いに絶縁させるための絶縁層を備える。具体的に実施する際には、各近赤外フォトダイオード300が近赤外有機発光ダイオード200の下に位置する場合に、図1に示すように、絶縁層は、近赤外有機発光ダイオード200とピクセル部400との左右を互いに絶縁させるためのピクセル定義層04、及び近赤外有機発光ダイオード200、ピクセル部400と近赤外フォトダイオード300との上下を互いに絶縁させるための絶縁性誘電体層06を含む。近赤外フォトダイオード300と近赤外有機発光ダイオード200とを同一層設置する場合、図2に示すように、絶縁層は、近赤外有機発光ダイオード200、ピクセル部400、近赤外フォトダイオード300の左右を互いに絶縁させるためのピクセル定義層04を含む。
さらに、本開示の実施例に係る上記ディスプレイパネルにおいて、近赤外有機発光ダイオード200とピクセル部400とを同一層設置する。具体的に実施する際には、各近赤外フォトダイオード300が近赤外有機発光ダイオード200の下に位置する場合、図1に示すように、近赤外有機発光ダイオード200とピクセル部400とを絶縁性誘電体層06上に同一層設置する。近赤外フォトダイオード300と近赤外有機発光ダイオード200とを同一層設置する場合、図2に示すように、近赤外有機発光ダイオード200とピクセル部400とを底基板02上に同一層設置する。
好ましくは、本開示の実施例に係る上記ディスプレイパネルにおいて、ピクセル部400と近赤外有機発光ダイオード200とを同一層設置する場合に、ピクセル部400と近赤外有機発光ダイオード200とは第2電極21を共用してもよく、すなわち図1に示すように、第2電極21と第4電極40とは1つのブロック電極となっている。
さらに、具体的に実施する際に、本開示の実施例に係る上記ディスプレイパネルにおいて、近赤外フォトダイオード300を近赤外有機発光ダイオード200と同一層設置する場合、ピクセル部400、近赤外フォトダイオード300及び近赤外有機発光ダイオード200は第2電極21を共用してもよく、図2に示すように、第2電極21と第6電極31とは1つのブロック電極となっている。
さらに、具体的に実施する際に、本開示の実施例に係る上記ディスプレイパネルにおいて、赤外光源及び赤外線センサーの数は必要に応じ設置してもよく、例えば、1つの赤外光源と1つの赤外線センサーとを対応して設置してもよく、すなわち赤外線センサーの数は赤外光源の数と同様であり、ここでは限定しない。
好ましくは、本開示の実施例に係る上記ディスプレイパネルにおいて、近赤外有機発光ダイオードの製造素材は、テリレンジイミド‐テトラフェニルエチレン(Terrylenediimide−Tetraphenylethene)二元化合物、エルビウム(III)配合物等を含んでもよい。
好ましくは、本開示の実施例に係る上記ディスプレイパネルにおいては、複数の近赤外有機発光ダイオード200、近赤外フォトダイオード300及びピクセル部400を備え、そのうち、近赤外有機発光ダイオードとピクセル部とは、交互に間隔置きで設置される。かつ、近赤外フォトダイオードとピクセル部とは、交互に間隔置きで設置し、配列方式はさまざまであってもよく、必要に応じて調整すればよいため、ここでは限定しない。
以下、近赤外有機発光ダイオード200、近赤外フォトダイオード300及びピクセル部400の配列方式について例を挙げて説明する。
そのうちの一実施例においては、図3に示すように、各近赤外フォトダイオード300を近赤外有機発光ダイオード200の下に設置する場合に、近赤外有機発光ダイオード200、近赤外有機発光ダイオード200の真下に位置する近赤外フォトダイオード300及びピクセル部400は同方向に交互に間隔置きで設置する。
近赤外有機発光ダイオード200、近赤外有機発光ダイオード200の真下に位置する近赤外フォトダイオード300及びピクセル部400を同方向に交互に間隔置きで設置することは以下を指す。各列においてピクセル部400と近赤外有機発光ダイオード200とを交互に配列し、ピクセル部400は赤色の有機発光サブピクセル401、緑色の有機発光サブピクセル402、青色の有機発光サブピクセル403の3つの有機発光サブピクセルを備えてもよく、その場合、いずれ2つの近赤外有機発光ダイオード200の間は赤色の有機発光サブピクセル401、緑色の有機発光サブピクセル402、青色の有機発光サブピクセル403により分離される。本開示では特に限定を行わず、ピクセル部400と近赤外有機発光ダイオード200とを行方向または列方向、或いは行方向及び列方向で同時に間隔置きで設置することを具現し、ディスプレイパネルにピクセル部400を均一に配列し、そしてディスプレイパネルに近赤外有機発光ダイオード200を均一に配置することさえ具現すればよい。
別の実施例において、図4に示すように、各近赤外フォトダイオード300を近赤外有機発光ダイオード200の下に設置する場合、近赤外有機発光ダイオード200、近赤外有機発光ダイオード200の真下に位置する近赤外フォトダイオード300及びピクセル部400は互いの垂直方向に交互に間隔置きで設置される。
近赤外有機発光ダイオード200、近赤外有機発光ダイオード200の真下に位置する近赤外フォトダイオード300及びピクセル部400を互いの垂直方向に交互に間隔置きで設置することは以下を指す。ピクセル部400の列と近赤外有機発光ダイオード200の列とを交互に配列し、そのうち、ピクセル部400は赤色の有機発光サブピクセル401、緑色の有機発光サブピクセル402、青色の有機発光サブピクセル403の3つの有機発光サブピクセルを備えてもよい。本開示では特に限定を行わず、ピクセル部400と近赤外有機発光ダイオード200とを行方向または列方向、或いは行方向及び列方向で同時に間隔置きで設置することを具現し、ディスプレイパネルにピクセル部400を均一に配列し、そしてディスプレイパネルに近赤外有機発光ダイオード200を均一に配置することさえ具現すればよい。
もう1つの実施例において、図5に示すように、各近赤外フォトダイオード300と近赤外有機発光ダイオード200とを同一層設置する場合、すなわち近赤外フォトダイオード300及び近赤外有機発光ダイオード200が底基板02上に位置する場合、近赤外有機発光ダイオード200、近赤外フォトダイオード300及びピクセル部400は同一層で平行して交互に間隔置きで設置される。
交互に間隔置きで設置することは、図5に示すように、近赤外有機発光ダイオード200及び近赤外フォトダイオード300、ピクセル部400をそれぞれディスプレイパネル上に均一に配置するために、各列の3つ毎のピクセル部400の有機発光サブピクセル(例えば赤色の有機発光サブピクセル401、緑色の有機発光サブピクセル402、青色の有機発光サブピクセル403)の間に1つの近赤外有機発光ダイオード200または1つの近赤外フォトダイオード300を設置し、近赤外有機発光ダイオード200及び近赤外フォトダイオード300を列方向に3つ毎のピクセル部400の有機発光サブピクセルの間に交互に設置するか、もしくは近赤外有機発光ダイオード200及び近赤外フォトダイオード300を1:2の数の割合で設置することであり、図5に示す配置方式に限定されない。
さらに、図6に示すように、本開示の実施例に係る上記ディスプレイパネルにおいて、底基板02上に近赤外有機発光ダイオード200、近赤外フォトダイオード300及びピクセル部400を駆動するための複数の薄膜トランジスター(Thin Film Transistor,TFT)をさらに形成してもよく、具体的には、近赤外有機発光ダイオード200を駆動するためのTFTNIR600,近赤外フォトダイオード300を駆動するためのTFTsensor601,ピクセル部400を駆動するためのTFTRGB602を備える。図6において、S1はTFTNIR600のソース、G2はTFTNIR600のゲート、D1はTFTNIR600のドレインである。S2はTFTsensor601のソース、G2はTFTsensor601のゲート、D2はTFTsensor601のドレインである。S3はTFTRGB602のソース、G3はTFTRGB602のゲート、D3はTFTRGB602のドレインであり、図における他の符号は図1、図2に示す素子と一致する。
さらに、具体的に実施する際に、図6に示すように、本開示の実施例に係る上記ディスプレイパネルにおいて、近赤外有機発光ダイオード200の第1電極23はTFTNIR600のドレインD1に電気的に接続される。近赤外フォトダイオード300の第5電極33はTFTsensor601のゲートG2に電気的に接続される。ピクセル部400は、赤色の有機発光サブピクセルを例にすると、赤色の有機発光サブピクセルの第3電極44はTFTRGB602のドレインD3に電気的に接続する。当然ながら、近赤外有機発光ダイオード200、近赤外フォトダイオード300及びピクセル部400を正常に動作するように駆動可能であれば、底基板02上のTFTと近赤外有機発光ダイオード200、近赤外フォトダイオード300及びピクセル部400との間に様々な接続方式があってもよく、必要に応じて設計してもよいため、ここでは限定しない。
同様の発明思想に基づき、本開示の実施例はディスプレイ装置をさらに提供し、本開示の実施例に係る上記ディスプレイパネルを備える。当該ディスプレイ装置は携帯電話、タブレットコンピューター、テレビ、ディスプレイ、ノートパソコン、デジタルカメラ、ナビゲーション等の表示機能を有する如何なる製品または部品であってもよい。該ディスプレイ装置の他の必要不可欠な構成部分については、いずれも当業者なら理解すべきものであり、ここでは詳細に述べず、本開示の限定になることもない。当該ディスプレイ装置の実施は、上記封止構造の実施例を参照すればよく、ここでは重複な説明を省略する。
さらに、具体的に実施する際には、本開示の実施例に係る上記ディスプレイパネルにおいて、図1、図2における近赤外有機発光ダイオード200、ピクセル部400が位置する層は有機電界発光ピクセル層と称してもよい。
さらに、図7に示すように、具体的に実施する際に、本開示の実施例に係る上記ディスプレイパネルにおいて、有機電界発光ピクセル層は、上部電極層(第2電極21及び第4電極40が位置する層)、RGBピクセル発光層(赤色のピクセル発光層41、緑色のピクセル発光層42、青色のピクセル発光層43が位置する層)及び/又は近赤外有機発光ダイオード発光層(近赤外発光層22がある層)、下部電極層(第1電極23、第3電極44、45、46が位置する層)のほか、図7に示すように、第2電極21及び第4電極40の下に電子注入層201、電子輸送層202、正孔ブロック層203を順次増設してもよく、第1電極23、第3電極44、45、46上に電子ブロック層204、正孔輸送層205、正孔注入層206を順次増設してもよく、増設する層の構造は有機材料を使用して製造してもよい。具体的には、増設する構造及び材料は必要に応じて設計し増減してもよいため、ここでは限定しない。図7における他の符号は図1、図2に記載の素子と一致する。
さらに、具体的に実施する際に、本開示の実施例に係る上記ディスプレイパネルにおいて、近赤外有機発光ダイオード、ピクセル部、近赤外フォトダイオードは有機材料を用いて製造するため、材料選択の複雑さを簡素化し、工程の互換性に優れる。
同様の発明思想に基づき、図8に示すように、本開示の実施例はディスプレイパネルの製造工程をさらに提供し、底基板を製造することと、底基板上に近赤外有機発光ダイオード、ピクセル部、近赤外フォトダイオードを製造することと、を含む。
具体的なステップは以下の通りである。
S801、パターニング工程により底基板02上にアレイ配置された近赤外フォトダイオード300のパターンを形成する。具体的に実施する際には、近赤外フォトダイオード300の感光性材料は、例えばジチオレン系材料BDN(ビス(4‐ジメチルアミノジチオベンジル)ニッケル(II))、ベンゾトリアゾール系高分子PTZBTTT−BDT、ポルフィリン系小分子材料DHTBTEZP等のような有機物を選んでもよく、印刷、インクジェット印刷や転写等により実現してもよい。
S802、近赤外フォトダイオード300のパターンの上に、絶縁性誘電体層06を形成する。具体的に実施する際に、絶縁性誘電体層はポリマー、シリサイド等の材料を用い、印刷、インクジェット印刷、転写、化学気相成長法により形成し、かつフォトリソグラフィ工程により電極スルーホールを形成してもよく、フォトリソグラフィ工程は露光、現像、エッチング等の工程を含む。絶縁性誘電体層06の上に、スパッタリング、フォトリソグラフィ等のパターニング工程により第1電極21、第3電極44、45、46を形成する。電極層の上にピクセル定義層04を形成し、フォトリソグラフィ工程によって形成することができ、ピクセル定義層04の材料は、例えばポリイミド、フェノール樹脂等の有機材料であってもよい。
S803、近赤外フォトダイオード300のパターン上に、交互に間隔置きで配列されるピクセル部400及び近赤外有機発光ダイオード200のパターンを形成する。具体的には、陽極(第1電極23及び第3電極44、45、46)の表面に1回のパターニング工程により図7に示す正孔注入層206のパターンを形成し、正孔注入層206の表面に1回のパターニング工程により正孔輸送層205のパターンを形成し、電子ブロック層204、RGDピクセル発光層(赤色のピクセル発光層41、緑色のピクセル発光層42、青色のピクセル発光層43が位置する層)及び/又は近赤外発光層(近赤外発光層22が位置する層)、正孔ブロック層203、電子輸送層202、電子注入層201、第2電極21のパターンを順次積層形成し、有機電界発光素子パターンを構成する。具体的に実施する際に、上記増設する層の構造は、例えば有機材料を用いて製造してもよく、かつ熱蒸着、インクジェット印刷またはレーザー転写等の方式で具現してもよい。
S804、上部基板01を用いて封止を行う。具体的に実施する際には、上部基板01を用いて封止せず、上記工程により得られた底基板02の上方に封止層として薄膜層を直接形成してもよい。
以上のように、本開示はディスプレイパネル及びディスプレイ装置を提供し、赤外光源、ピクセル部及び赤外線センサーを底基板上に設置することにより、指紋や掌紋認証の範囲を拡大し、固定領域のみでしか行えなかった従来の指紋認証の制限を突破し、全画面での指紋や掌紋の認証を達成するとともに、光線識別の精度を向上させる一方で、赤外光源、赤外線センサーをスクリーン内に統合することで、指紋認証を行うための光源装置を別途設ける必要がなく、したがって組み立ての複雑さが軽減し、携帯電話の軽量化及び軟質化に有利である。
もちろん、当業者は本開示の精神や範囲を逸脱することなく、様々な修正や変形を行うことができる。このように、本開示のこれらの修正及び変形が特許請求の範囲及びその均等技術の範囲内に属すれば、本開示はこれらの修正や変形をも含む。
本出願は、2017年9月15日に中国特許局に提出され、出願番号が201710831410.4であり、発明名称が「ディスプレイパネル及びディスプレイ装置」である中国特許出願を基礎とする優先権を主張し、その開示の総てをここに取り込む。

Claims (15)

  1. 底基板と、前記底基板上に位置する複数のピクセル部と、前記ピクセル部の間に配置される複数の赤外光源及び複数の赤外線センサーとを備え、
    かつ前記赤外光源の発光スペクトルと前記赤外線センサーの吸収スペクトルには重畳スペクトルを含む、ディスプレイパネル。
  2. 前記赤外光源は近赤外有機発光ダイオードを備え、
    前記赤外線センサーは近赤外フォトダイオードを備える、
    請求項1に記載のディスプレイパネル。
  3. 前記ピクセル部は複数の有機発光サブピクセルを備える、
    請求項2に記載のディスプレイパネル。
  4. 前記近赤外有機発光ダイオードは前記底基板上に順次積層される第1電極、近赤外発光層及び第2電極を備え、
    前記有機発光サブピクセルは前記底基板上に順次積層される第3電極、ピクセル発光層及び第4電極を備え、
    前記第1電極と前記第3電極とは同一層に設置され、前記第2電極と前記第4電極とは同一層に設置される、
    請求項3に記載のディスプレイパネル。
  5. 前記第2電極と前記第4電極とは一体構造である、
    請求項4に記載のディスプレイパネル。
  6. 前記近赤外有機発光ダイオードは前記底基板上に順次積層される第1電極、近赤外発光層及び第2電極を備え、
    前記近赤外フォトダイオードは前記底基板上に順次積層される第5電極、近赤外感光層及び第6電極を備え、
    前記第1電極と前記第5電極とは同一層に設置される、
    請求項2に記載のディスプレイパネル。
  7. 前記第2電極と前記第6電極とは同一層に設置される、
    請求項6に記載のディスプレイパネル。
  8. 前記第2電極と前記第6電極とは一体構造である、
    請求項7に記載のディスプレイパネル。
  9. 前記近赤外フォトダイオードは前記近赤外有機発光ダイオードの下方に位置する、
    請求項2に記載のディスプレイパネル。
  10. 前記近赤外フォトダイオードは前記底基板上に順次積層される第5電極、近赤外感光層及び第6電極を備え、
    前記近赤外有機発光ダイオードは前記第6電極の上方に順次積層される第1電極、近赤外発光層及び第2電極を備え、
    前記底基板における前記近赤外感光層の正射影は前記底基板における前記近赤外発光層の正射影を被覆する、
    請求項9に記載のディスプレイパネル。
  11. 複数の前記赤外光源は前記ピクセル部の間に均一に配置され、
    複数の前記赤外線センサーは前記ピクセル部の間に均一に配置される、
    請求項1ないし請求項10のいずれか一項に記載のディスプレイパネル。
  12. 前記赤外線センサーの数は前記赤外光源の数と同じである、
    請求項11に記載のディスプレイパネル。
  13. 前記底基板は柔軟性のある基板である、
    請求項1ないし請求項10のいずれか一項に記載のディスプレイパネル。
  14. 前記近赤外有機発光ダイオードの発光スペクトルは780nm〜2500nmである、
    請求項2に記載のディスプレイパネル。
  15. 請求項1ないし請求項14のいずれか一項に記載のディスプレイパネルを備えるディスプレイ装置。
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