JP2020530538A - 車両のドアハンドルアセンブリ及びその組立方法 - Google Patents

車両のドアハンドルアセンブリ及びその組立方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2020530538A
JP2020530538A JP2020530433A JP2020530433A JP2020530538A JP 2020530538 A JP2020530538 A JP 2020530538A JP 2020530433 A JP2020530433 A JP 2020530433A JP 2020530433 A JP2020530433 A JP 2020530433A JP 2020530538 A JP2020530538 A JP 2020530538A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bell crank
vehicle door
chassis
door
grip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020530433A
Other languages
English (en)
Inventor
リチャード パドニー
リチャード パドニー
デイビッド ブレント エグナー
デイビッド ブレント エグナー
ティモシー ブーゲンスキー
ティモシー ブーゲンスキー
Original Assignee
ノバレス ユーエス エルエルシー
ノバレス ユーエス エルエルシー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ノバレス ユーエス エルエルシー, ノバレス ユーエス エルエルシー filed Critical ノバレス ユーエス エルエルシー
Publication of JP2020530538A publication Critical patent/JP2020530538A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B85/00Details of vehicle locks not provided for in groups E05B77/00 - E05B83/00
    • E05B85/10Handles
    • E05B85/14Handles pivoted about an axis parallel to the wing
    • E05B85/16Handles pivoted about an axis parallel to the wing a longitudinal grip part being pivoted at one end about an axis perpendicular to the longitudinal axis of the grip part
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B79/00Mounting or connecting vehicle locks or parts thereof
    • E05B79/02Mounting of vehicle locks or parts thereof
    • E05B79/06Mounting of handles, e.g. to the wing or to the lock
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B79/00Mounting or connecting vehicle locks or parts thereof
    • E05B79/10Connections between movable lock parts
    • E05B79/22Operative connections between handles, sill buttons or lock knobs and the lock unit
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B83/00Vehicle locks specially adapted for particular types of wing or vehicle
    • E05B83/36Locks for passenger or like doors
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B77/00Vehicle locks characterised by special functions or purposes
    • E05B77/02Vehicle locks characterised by special functions or purposes for accident situations
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME RELATING TO HINGES OR OTHER SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS AND DEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION, CHECKS FOR WINGS AND WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
    • E05Y2900/00Application of doors, windows, wings or fittings thereof
    • E05Y2900/50Application of doors, windows, wings or fittings thereof for vehicles
    • E05Y2900/53Application of doors, windows, wings or fittings thereof for vehicles characterised by the type of wing
    • E05Y2900/531Doors

Abstract

車両のドアを開けるための車両のドアハンドルアセンブリが提供され、車両のドアハンドルアセンブリは、前端部と後端部とを有し、車両のドアがラッチされる休止位置から、車両のドアがラッチを外される作動位置へ、移動可能なドアグリップを含む。アセンブリは、前端部と後端部とを更に含む。シャシアセンブリの後端部が、シャシに回転可能に接続されたベルクランクを支持しドアグリップに接続される。ベルクランクは、ドアハンドルが作動させられるときに休止位置と作動位置との間で回転する。更にアセンブリは、ドアグリップがベルクランクに接続され得る整備位置においてベルクランクを保持し、かつ、ベルクランクが休止位置と作動位置との間で回転する機能位置にベルクランクを解放する移動可能な保持要素を含む。

Description

関連出願への相互参照
この出願は、2017年8月10日に出願された米国出願15/674,295の利益を主張し、それは参照によりここに組み入れられる。
本開示は、一般に車両のドアハンドルアセンブリに関する。
このセクションの記述は、単に本開示に関係する背景情報を提供するのであって、先行技術を構成しないことがある。
車両のドアハンドルアセンブリは、典型的には2つのサブコンポーネント、すなわち、ドアグリップアセンブリ及びシャシアセンブリを備える。シャシアセンブリは、車両のドアを形成する金属板の内側に固定され、ドアグリップアセンブリは、車両のドアに備えられる第1の前部通路及び第2の後部通路を通ってシャシアセンブリに接続される。シャシアセンブリがドアパネルの内側に配置されるのに対して、ハンドルアセンブリはドアパネルの外側に配置される。よって、いったん組み立てられると、ドアハンドルが適切なドアラッチ機構を解放する位置において動くことが可能なように、ドアグリップが構成されるということを念頭において、ドアハンドルの組立工程は、外側のドアグリップを内側のシャシアセンブリに固定することを必要とする。この目的のために、ドアグリップは、ドアラッチ機構に適切に接続されるベルクランクに通常は連結される。
先行技術のドアハンドルアセンブリは、それら及び特にそれらのシャシアセンブリサブコンポーネントが複雑で製造するのに費用がかかる傾向があるので、完全に満足のいくものではないことがわかる。
本開示は、車両のドアを開けるための車両のドアハンドルアセンブリを提供し、前記車両のドアハンドルアセンブリは、
前端部と後端部とを有し、前記車両のドアがラッチされる休止位置から、前記車両のドアがラッチを外される作動位置へ、移動可能なドアグリップと、
前端部と後端部とを有するシャシアセンブリであって、
前記シャシに回転可能に接続され前記ドアグリップに接続され、前記ドアハンドルが作動させられるときに休止位置と作動位置との間で回転するように構成された前記ベルクランクを、前記シャシアセンブリがその後端部において指示するシャシアセンブリと、
前記ドアグリップが前記ベルクランクに接続され得る整備位置において前記ベルクランクを保持するように構成され、かつ、前記ベルクランクが前記休止位置と前記作動位置との間で回転できる機能位置に前記ベルクランクを解放するように構成された移動可能な保持要素とを備える。
一形態において、前記ベルクランクは、
前記ドアグリップが前記ベルクランクに接続可能又は前記ベルクランクから分離可能である位置に、前記保持要素が前記ベルクランクを保つ整備位置と、
前記ベルクランクが前記ドアグリップを前記車両のドアに対して保つ休止位置と、
前記ベルクランクがラッチ機構を作動させる位置に、前記保持要素が前記ベルクランクを保ち、前記ベルクランクが前記ドアグリップと係合したままである作動位置と
によって規定される回転方向のストローク内で前記シャシに関して回転する。
一形態において、本開示は、前記シャシの後端部から動作可能であり、前記保持要素を前記シャシアセンブリに関して前記整備位置から前記休止位置へ動かすように構成された駆動機構を提供する。
一変形例において、前記保持要素は、滑り部を有する滑り要素と、前記ベルクランクと協働するように構成された少なくとも1つのアームとを備える。
他の変形例において、前記少なくとも1つのアームはフックを含み、前記ベルクランクは前記フックが据え付けられるショルダを含む。
更に他の変形例において、前記滑り要素は、前記ベルクランクがラッチ機構を作動させる作動位置において前記ベルクランクが隣接する少なくとも1つの回転止めを含み、前記ベルクランクは前記ドアグリップと係合したままである。
更に他の変形例において、前記シャシは、中央開口を含み、前記ベルクランクは、少なくとも1つのロッキングクリップを含み、それは整備位置において中央開口と実質的に同一平面にある。
更なる変形例において、前記ベルクランクの回転方向のストロークは、少なくとも1つのアームの端部に備えられるフックによって、かつ、滑り部材の前端部に備えられる少なくとも1つの回転止めによって、規定される。
本開示は、外側及び内側、並びに少なくとも前方通路及び第2通路を有する車両のドアパネルに車両のドアアセンブリを取り付ける方法を更に提供し、前記方法は、
前端部及び後端部を有するシャシアセンブリを供給するステップであって、前記前端部は接続機構を有し、前記第2端部は保持要素によって整備位置に保持される回転可能なベルクランクを有する、シャシアセンブリを供給するステップと、
前記シャシアセンブリを前記ドアパネルの前記内側に固定するステップと、
車両のドアを開ける作動位置に移動可能なドアグリップを供給するステップであって、前記ドアグリップは前端部及び後端部を有し、前記前端部はシャシの前端部の接続機構と接続するための接続機構を有し、前記後端部はプランジャを有する、ドアグリップを供給するステップと、
前記ドアグリップを前記シャシの前端部に取り付けるステップと、
前記プランジャを前記ベルクランクに接続するステップと、
前記ベルクランクが休止位置と作動位置との間で回転し得る位置に、前記保持要素を動かすステップとを備える。
更なる応用分野がここに提供される説明から明らかになる。説明及び具体的な例は、説明の目的のみが意図されており、本開示の範囲を限定することは意図されていない。
本開示がよく理解されるように、そのさまざまな形態が、例として添付の図面への参照を考慮に入れて、これから説明される。
図1は、本開示の一形態によるドアハンドルアセンブリの分解透視組立図である。 図2は、図1のドアハンドルアセンブリのドアグリップの分解透視組立図である。 図3は、図1のシャシアセンブリの形態の内部図を示す。 図4は、図1のシャシアセンブリの形態の内部図を示す。 図5は、本開示によるドアパネルに固定されたシャシの外部図を示す。 図6は、本開示によるシャシアセンブリ及びドアグリップアセンブリを遠近法によって示す。 図7は、本開示によるシャシアセンブリ及びドアグリップアセンブリを遠近法によって示す。 図8は、ドアパネル及び他の要素が取り除かれた、本開示によるドアハンドルアセンブリ後方ピボット連結部を示す。 図9は、ドアパネル及び他の要素が取り除かれた、本開示によるドアハンドルアセンブリ後方ピボット連結部を示す。 図10は、本開示による休止位置におけるドアハンドルアセンブリの外部図を示す。 図11は、本開示による休止位置におけるドアハンドルアセンブリの内部図を示す。 図12は、本開示による作動位置におけるドアパネルにはめ込まれたドアパネルアセンブリの内部図を示す。 図13は、本開示による作動位置におけるドアパネルにはめ込まれたドアパネルアセンブリの内部図を示す。 図14は、本開示によるドアグリップの代替形態を示す。 図15は、本開示によるドアグリップの代替形態を示す。
ここに説明された図面は、説明する目的のみのためであって、本開示の範囲を限定することはどのような方法でも意図されていない。
以下の説明は、本質的に単なる例示的なものであって、本開示、適用又は使用を制限することは意図されない。図面を通して、対応する参照番号は、同様の又は対応する部品及び機構を示すということが理解されるべきである。
本開示は、ドアハンドルアセンブリ及びドアハンドルアセンブリを車両のドアに取り付ける方法を提供する。
ここで説明されるドアハンドルアセンブリは、前方、後方、上方及び下方の向きに関して特徴付けられるということが理解されるべきである。前方は車両の前端に向かって、後方は車両の後端に向かって、外側は車両の中心から離れて、内側は車両の中心に近づいて、である。この方向は、例示的な目的のみのためであって、本開示の範囲を限定することはどのような方法でも意図されていない。ドアハンドルアセンブリが車両のドアに任意の適切な方法で配置され得るということは、車両のハンドル技術の当業者には明らかである。
図1〜15をこれから参照して、本開示がその例示的な形態に関連して説明される。
示されているように、本開示の車両のドアハンドルアセンブリは、2つのサブコンポーネント、すなわち、シャシ2と、ドアグリップ3とを含む。
シャシ2は、射出成型によって作られ得るプラスチック部品であり得るが、他の適切な材料が考えられる。シャシ2は、金属又は任意の他の適切な材料で作られ得る外装の車両のドアパネルの内面に面することが意図される外面と、外面の反対側の内面とを有する。
図3に見られるように、シャシ2は、シャシの剛性のために備えをする周辺隆起部4を含む。
本開示の図示された形態において、周辺隆起部4は、一連のリブ7によって連結された2つの壁5及び6で構成される。
図示された本開示の変形例において、シャシ2は、細長い形状を有し、長手方向の軸Aを有する。
シャシ2は、その前端部において、第1開口9を備える。第1開口9は、一般に長方形の形状を有する。第1開口9には、シャシ2がドア構造に組み立てられるときにドアパネルの内面に接触するリブ構造10が装備され得る。2つの穴12が、前部開口9を囲む壁に備えられ、ピボットピン14が穴12に挿入される。
本開示の説明される形態において、回転可能アーム15が、シャシ2の前部開口9内に取り付けられる。この目的のために、アーム15は、中央湾曲部16と、ピボットピン14が挿入される2つの滑り軸受18を有するフォークとを有する。よって、アーム15をシャシ2に接続するピボット連結部が横断方向にかなりの長さにわたって伸び得るので、アーム15は、シャシ2にしっかりと接続される。アーム15は、その自由端において、一連の放射状の突起19を含み得る。
第1開口9の隣に、シャシ2は、周辺隆起部4内に横断方向に伸びる中央壁21を含む。
シャシ2は、その第2端部において、シャシ2の後端部で周辺隆起部4内で伸びる支持部22を含む。
図1,6,7及び10からわかるように、横断壁21と支持部22は、離れている。言い換えると、シャシ2は、横断壁21と支持部22との間に規定される中央開口24を備える。
図1及び3の本開示の説明される例において、支持部22は、シャシ2の内面から伸びるファンネル25をオプションとして備え得る。ファンネル25は、プラグ26を収容するように構成される。プラグ26は、ロッキングシリンダ、又は車両のドアをキーで施錠及び解錠するための任意の適切な機構を含み得る。図4は、支持部がファンネルを備えず、よってプラグを受け入れられない一形態を示す。
シャシ2の内面は、ピボットピン28を受け入れるのに適した穴を備える突起27も備え得る。慣性ロック30が、ピボットピン28に取り付けられ、車両との衝突によって引き起こされる減速力がある場合に車両のドアが開くのを妨げるように構成される。
一形態において、ベルクランク31も、シャシ2に回転可能に取り付けられる。この目的のために、シャシ2は、周辺隆起部4に形成された2つの穴32を備える。ピボットピン33が、穴32に挿入される。滑り軸受35を含むベルクランク31は、ピボットピン33に係合し、よってベルクランク31はピボットピン33を中心にして回転し得る。ベルクランク31は、休止位置、すなわち、ドアが適切な手段によって車両の車体にラッチされる位置に向かって、トーションコイルばね34によってバイアスがかかっている。図3に見られるように、例えば、ベルクランク31はショルダ29を含み、説明される形態において、ショルダ29は軸受35から突出する。
ベルクランク31は、2つのロッキングクリップ36を有するフォークも備え、各ロッキングクリップ36は2つの湾曲したアームを含む。中央開口24は、ベルクランク31を収容するように、かつ、車両のドアが施錠される位置であるベルクランク31の休止位置と車両のドアが作動する位置であるベルクランク31の作動位置との間でベルクランク31が回転できるように、サイズ及び形を有する。この目的のために、車両のドアは、ハンドルグリップにユーザによって動作が行われると車両のドアをラッチ及び作動させる適切な機構(図示せず)を適切に備える。
シャシ2は、滑り部材37を更に含む。滑り部材37は、第1の後方位置と第2の前方位置との間で動き得る。よって滑り部材37は、(i)ロッキングクリップ36が中央開口と実質的に同一平面にある位置においてばね34に対してベルクランク31を滑り部材37が保持する第1の整備位置、及び、(ii)滑り部材37がベルクランク31の回転を自由にする第2の機能位置、を占め得る。
後に明らかになるのだが、整備位置は、シャシアセンブリの出荷、組立及び整備の間に便利に使用される過渡的な位置である。組み立てられるとき、ドアハンドルアセンブリは、ドアグリップ3がドアパネル70に対して位置を保たれる休止位置、及び、車両のドアを開けるためにユーザによってドアグリップ3が引かれる作動位置にあり得る。
滑り部材37は、滑り部38及びアーム40を備える。図でわかるように、滑り部38は、一般的なU形であり開口44を含む。開口44は2つの長手方向のビーム45の間に規定される。滑り部38は、滑り部材37を、それが動くときにシャシ2に関して案内することを可能にするガイドタブ39を適切に備える。この目的のために、シャシ2は一連のガイド突起41も備え、ガイドタブ39及び滑り部のサイドエッジが案内される。滑り部材37は、長手方向のビーム44のそれぞれの端部に位置する2つの回転止め43も備える。アーム40は、ベルクランク31の周りを回るC形又はグースネック形を有し、その端部はフック42ではめ込まれる。
説明される形態において、滑り部材37は、ねじ46によってシャシに対して滑動可能である。滑り部材37は、四角ナット39が圧入によって固定されるタワー構造(tower structure)49を備える。ねじ46は、その頭がケージ58内にある一方でナット39に係合する。
図3及び4は、滑り部材37がその最も後ろの位置にあるいわゆる整備位置におけるシャシ2を示す。整備位置において、フック42が、ベルクランクショルダ29と接触し、ベルクランク31をばね34に対して保持する。滑り部材37は、ロッキングクリップ36が中央開口24から突出する整備位置に、ベルクランク31を保持する。図6は、例えば、ロッキングクリップ36が中央開口24からわずかに突出する状態で、シャシをその整備位置において示す。
今、図2を参照すると、1つの例示的な形態において、ドアグリップ3はハンドルシェル51を支持するフレーム50を備え得る。フレーム50は、その後端部において、回転可能プランジャ52を支持し、その前端部において、回転可能アーム15を固定して係合するように構成された接続機構を更に備える。
フレーム50は、ユーザの手を収容することを可能にする一般的な細長い弓状の形を有する。
ハンドルシェル51は、フレーム50を覆って配置され、ハンドシェル51をフレーム50に固定する一連のタブ又は類似の適切なコネクタによってフレーム50に適切に固定される。
例えば図2及び6を参照すると、プランジャ52は、中央部53と、中央部の両端に位置する4つのピン54とを含み得る。よって、プランジャ52は、ピボット連結部を介してフレーム50に接続される。フレーム50は、プランジャ52の2つのピン54が取り付けられ得て回転し得る2つの穴56を適切に備える。図8は、プランジャピン54の、フレーム50が備える穴56への係合、及び、プランジャ52とフレーム50との間のピボット連結部によって可能になるプランジャ52の回転を示す。
フレーム50は、その前端部において、回転可能アーム15と接続するための手段を含む。説明される例において、フレーム50は、一連の放射状の保持リップ62と交互になっている、放射状のタブ19を収容するように大きさ及び間隔を有する、一連の放射状の溝61を有する開口60を、含む。放射状の溝61と保持リップ62とは、フレーム50がフレームのA軸と平行な位置に置かれているときに放射状のタブ19が保持リップ62によってロックされるように、間隔及び向きが決められる。
回転可能アーム15と接続するための手段に隣接して、フレーム50は通路63を含み得る。通路63は、ドアハンドルに配置された電子モジュールを接続する配線のためにオプションとして使用され得る。
図14及び15に示された他の形態において、そのような場合にはシャシは適切な接続機構を備えるということを念頭において、ドアグリップ3は、フレーム50に固定して取付られたプランジャ52を含み得る、及び/又は、フレーム50に取り付けられた前方ピボットアーム55を含み得る。
本開示のドアハンドルアセンブリ1の組立の工程は、シャシ2が、リベット又はねじ等のような任意の適切な取り付け手段によって、車両のドアを構成する金属板の内面に固定される第1ステージを含む。
図5に見られるドアパネル70は、ユーザの手を収容するように構成された中央湾曲部71、前方打ち出し部72及び後方打ち出し部73で構成される打ち出し領域を備える。説明される形態において、前方打ち出し部72は、実質的に長方形の形状を有する通路75を備え、後方打ち出し部73は、中央湾曲部のすぐ近くにあり長方形のスロット形状を有する通路76と、実質的に円形の形状を有する遠位通路78とを備える。
この組立ステージの間に、シャシ2はドアパネル70の内側に固定される。
シャシ2は、その整備位置、すなわち、フック42がベルクランクショルダ29と接触するときに滑り部材37がベルクランク31を保持し、かつ、滑り部材37がばね34に対してベルクランク31を保持する位置にある。
図8〜10に示された第2ステージにおいて、ドアグリップの前端部は、シャシ2の前端部に取り付けられる。
図1〜7に示された形態において、ドアグリップ3はアーム15の自由端に取り付けられる。この目的のために、アーム15は、十分に回転され、金属板の表面の上に突出する。
ドアグリップ3がドアパネルの打ち出し領域に近づけられ、シャシ2の取り付け部がアームの自由端に係合される。より正確には、説明される形態において、アームの放射状の突起19が対応する放射状の溝62に係合する。ドアグリップがシャシ2の長手方向の軸Aと実質的に重なる位置に向かって、ドアグリップ3を回転させることによって、放射状の突起19は、最終的には保持リップ62に重なる。取り付け部は、ロッキングウェッジを形成するための傾斜面も適切に含み得る。
次に、ドアグリップ3は、前方ピボット連結部の周りに回転し、プランジャ52をベルクランク31に接続する。これを達成するために、ドアグリップ3は、打ち出し領域に向かって回転し、それによって、図7〜9に示されているようにプランジャ52をベルクランク31と係合させる。ドアグリップ3を押すことによって、プランジャ52の端部に備えられたピン54がベルクランク31のロッキングクリップに係合し、それによってドアハンドルとシャシ2の後方連結部を作り出す。
図15に示されているようなドアグリップ3の場合、前方ピボットアーム55がシャシ2の前端部に備えられた適した機構に接続される。
次の段階は、後端部連結部のために備えをする。プランジャ52の自由端は、ロッキングクリップ36に係合する。図6に示されているように、プランジャピン54は、プランジャピン54のロッキングクリップ36への導入を可能にする平坦部59を備え得る。
図8及び9は、ロッキングクリップ36に係合したプランジャピン54を示す。
ドアグリップ3とシャシ2との間の後方連結部、すなわち、プランジャ52とベルクランク31との間の連結部を確保するために、ねじ46の回転によって滑り部材37が前方の位置に向かって移動させられる。
前に向かって動くことによって、滑り部材37は、次にピボットピン33の周りに回転してプランジャピン54をロッキングクリップ36に固定するベルクランク31を解放する。滑り部材37は、その前方位置において、シャシ2に備えられたガイド突起41への滑り部材37のガイドタブ39の係合によって、固定される。
同時に、ドアハンドルアセンブリがプラグ26を含むなら、滑り部材37はプラグ26を固定するということが注目され得る。
図10及び11は、機能できる構成における、より正確にはその休止位置、すなわち、ドアがラッチされる位置におけるドアハンドルアセンブリを示す。
車両のドアを開けようとするユーザは、ドアグリップ3を引く。そうすることによって、プランジャ52は、ラッチ機構を解放するベルクランク31の回転を引き起こす。
ベルクランク31の回転方向のストロークが、(i)ドアハンドルアセンブリの休止位置(図11参照)に対応する一端において、ドアパネル70の外面で休止しているハンドルグリップ3によって、及び、(ii)ドアハンドルアセンブリの作動位置(図12及び13参照)に対応する第2端において、ベルクランク31が回転止め43と隣接するようになることによって、設定される。
ドアハンドルアセンブリの休止位置において、フック42はショルダ29から離れており、よってハンドルグリップ3がドアパネル70に対して十分に片寄るようにする。図11は、フック42とショルダ29との間の隙間を示す。
ドアハンドルアセンブリの作動位置において、すなわち、ユーザが車両のドアを開けようとするとき、滑り部材37に備えられた回転止め43は、ベルクランク31がプランジャ52から分離する整備位置に対応する位置を越えてベルクランク31が回転しないようにする。
車両のドアハンドルアセンブリは、容易に元の状態に戻れるということも理解される。言い換えると、滑り部材37をその後方位置に移動させることによって、これはねじ46を操作することによって行われるのであるが、ハンドルグリップ3はシャシ2から切り離され得る。ベルクランク31は、ロッキングクリップ36が通路76と同一平面にあるその整備位置に移動し、プランジャ52がベルクランク31から自由になることを可能にする。ドアグリップ3は、よって前方連結部から切り離され得る。これは、例えばメンテナンスが必要なときに、有利であることがわかる。
本開示の説明は、本質的に単に例示的なものであり、よって、本開示の趣旨から外れない変形例は、本開示の範囲内であることが意図される。そのような変形例は、本開示の精神及び範囲から逸脱するものと見なされるべきではない。

Claims (9)

  1. 車両のドアを開けるための車両のドアハンドルアセンブリであって、前記車両のドアハンドルアセンブリは、
    前端部と後端部とを有し、前記車両のドアがラッチされる休止位置から、前記車両のドアがラッチを外される作動位置へ、移動可能なドアグリップと、
    前端部と後端部とを有するシャシアセンブリであって、前記後端部が、前記シャシに回転可能に接続され前記ドアグリップに接続されたベルクランクを支持するように構成され、前記ベルクランクが、前記ドアハンドルが作動させられるときに休止位置と作動位置との間で回転するように構成された、シャシアセンブリと、
    前記ドアグリップが前記ベルクランクに接続される整備位置において前記ベルクランクを保持するように構成され、かつ、前記ベルクランクが前記休止位置と前記作動位置との間で回転するように機能位置に前記ベルクランクを解放するように構成された移動可能な保持要素と
    を備える、車両のドアハンドルアセンブリ。
  2. 前記ベルクランクの回転は、
    前記ドアグリップが前記ベルクランクに接続可能又は前記ベルクランクから分離可能である位置に、前記保持要素が前記ベルクランクを保つ整備位置と、
    前記ベルクランクが前記ドアグリップを前記車両のドアに対して保つ休止位置と、
    前記ベルクランクがラッチ機構を作動させる位置に、前記保持要素が前記ベルクランクを保ち、前記ベルクランクが前記ドアグリップと係合したままである作動位置と
    を有する回転方向のストローク内で前記シャシに関して回転する、
    請求項1に記載の車両のドアハンドルアセンブリ。
  3. 前記シャシの後端部から動作可能であり、前記保持要素を前記シャシアセンブリに関して前記整備位置から前記休止位置へ動かすように構成された駆動機構を更に備える、
    請求項1に記載の車両のドアハンドルアセンブリ。
  4. 前記保持要素は、滑り部を有する滑り要素と、前記ベルクランクと協働するように構成された少なくとも1つのアームとを備える、
    請求項1に記載の車両のドアハンドルアセンブリ。
  5. 前記少なくとも1つのアームはフックを含み、前記ベルクランクは前記フックを据え付けるためのショルダを含む、
    請求項4に記載の車両のドアハンドルアセンブリ。
  6. 前記滑り要素は、少なくとも1つの回転止めを、前記ベルクランクがラッチ機構を作動させる作動位置において前記ベルクランクが前記回転止めに隣接するように、含み、前記ベルクランクは前記ドアグリップと係合したままである、
    請求項4に記載の車両のドアハンドルアセンブリ。
  7. 前記シャシは、中央開口を含み、前記ベルクランクは、整備位置において中央開口と実質的に同一平面の少なくとも1つのロッキングクリップを含む、
    請求項1に記載の車両のドアハンドルアセンブリ。
  8. 前記ベルクランクの回転方向のストロークは、少なくとも1つのアームの端部に備えられるフックによって、かつ、滑り部材の前端部に備えられる少なくとも1つの回転止めによって、規定される、
    請求項2に記載の車両のドアハンドルアセンブリ。
  9. 外側及び内側、並びに少なくとも前方通路及び第2通路を有する車両のドアパネルに車両のドアアセンブリを取り付ける方法であって、前記方法は、
    前端部及び後端部を有するシャシアセンブリを供給するステップであって、前記前端部は接続機構を有し、前記第2端部は保持要素によって整備位置に保持される回転可能なベルクランクを有する、シャシアセンブリを供給するステップと、
    前記シャシアセンブリを前記ドアパネルの前記内側に固定するステップと、
    車両のドアを開ける作動位置に移動可能なドアグリップを供給するステップであって、前記ドアグリップは前端部及び後端部を有し、前記前端部は前記シャシの前記接続機構と接続するための接続機構を有し、前記後端部はプランジャを有する、ドアグリップを供給するステップと、
    前記ドアグリップを前記シャシの前端部に取り付けるステップと、
    前記プランジャを前記ベルクランクに接続するステップと、
    前記ベルクランクが休止位置と作動位置との間で回転し得る位置に、前記保持要素を動かすステップと
    を備える、車両のドアアセンブリを取り付ける方法。
JP2020530433A 2017-08-10 2018-08-09 車両のドアハンドルアセンブリ及びその組立方法 Pending JP2020530538A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US15/674,295 US10781617B2 (en) 2017-08-10 2017-08-10 Vehicular door handle assembly and method for assembling the same
US15/674,295 2017-08-10
PCT/US2018/045929 WO2019032781A1 (en) 2017-08-10 2018-08-09 VEHICLE DOOR HANDLE ASSEMBLY AND METHOD FOR ASSEMBLING THE SAME

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020530538A true JP2020530538A (ja) 2020-10-22

Family

ID=63371800

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020530433A Pending JP2020530538A (ja) 2017-08-10 2018-08-09 車両のドアハンドルアセンブリ及びその組立方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US10781617B2 (ja)
EP (1) EP3665347B1 (ja)
JP (1) JP2020530538A (ja)
WO (1) WO2019032781A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11913261B2 (en) * 2019-02-01 2024-02-27 Nissan North America, Inc. Vehicle door assembly and mounting structure for a door handle

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6363577B1 (en) * 2000-08-25 2002-04-02 Adac Plastics, Inc. Motor vehicle door handle assembly with maximized bearing interface
WO2006009205A1 (ja) * 2004-07-23 2006-01-26 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha 車両用ドアハンドル装置
US7562916B2 (en) * 2004-08-04 2009-07-21 Adac Plastics, Inc. Vehicular door handle included secondary latch
US8894108B2 (en) * 2009-02-13 2014-11-25 Adac Plastics, Inc. Release handle assembly having inertial blocking member with blocking member retainer
JP5732795B2 (ja) * 2010-09-22 2015-06-10 アイシン精機株式会社 車両用ドアハンドル装置
CN103917728B (zh) 2011-06-20 2016-03-30 Adac塑模公司 门把手组件、子组件及其安装方法
DE102015104870A1 (de) 2015-03-30 2016-10-06 Huf Hülsbeck & Fürst Gmbh & Co. Kg Türgriffanordnung für ein Kraftfahrzeug
DE102017103959A1 (de) 2017-02-24 2018-08-30 Huf Hülsbeck & Fürst GmbH & Co KG Handhabe mit einer beweglichen Schließzylindereinheit

Also Published As

Publication number Publication date
US10781617B2 (en) 2020-09-22
WO2019032781A1 (en) 2019-02-14
EP3665347A1 (en) 2020-06-17
US20190048627A1 (en) 2019-02-14
EP3665347B1 (en) 2022-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4765123B2 (ja) 自動車用ドアラッチ装置
JP2007136931A (ja) カバー部材のオープンロック機構
JP2020530539A (ja) 車両のドアハンドルアセンブリ及びその組立方法
JP2009185539A (ja) カバー組付構造
WO2018008598A1 (ja) ロック装置の製造方法
JP2020530538A (ja) 車両のドアハンドルアセンブリ及びその組立方法
KR890001458Y1 (ko) 문짝용 핸들장치
WO2017056625A1 (ja) 車両用アウトサイドハンドル装置
JP2005232716A (ja) アクセスパネルドア用車両ドアラッチ装置
JP2005132316A (ja) 車両用シートのロック装置
KR102583099B1 (ko) 차량 시트용 래치 장치
JP4325794B2 (ja) 車両用シートのロック装置
WO2010053076A1 (ja) ドアハンドル装置
WO2017199500A1 (ja) 車両用ドアのアウトハンドル装置
JP2577123B2 (ja) 装置本体外部取付け着脱式部品の取付け構造
JPH10211945A (ja) 開閉用ヒンジ構造
KR100692142B1 (ko) 자동차의 연료 도어 개폐장치
JP2000002031A (ja) 仮止め機構付プッシュロック
JP2009046922A (ja) Id照合構造及びドア施解錠装置
JP2008305114A (ja) ケーシング付ワイヤケーブル
JP2021075954A (ja) 車両用ドアハンドル装置
JP2004019289A (ja) 車両用ロック装置
WO2011024210A1 (ja) 蓋体開閉保持構造
JP2004263441A (ja) ステアリングロック装置
JP3072642U (ja) 平面回転取手