JP2020530524A5 - - Google Patents
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Claims (25)
- 架橋型ポリウレタン−ウレアを含む光学接着剤であって、
前記架橋型ポリウレタン−ウレアは
少なくとも2つの異なるポリオールと、脂肪族イソシアネートとの混合物を含む、反応性イソシアネート終結型プレポリマー;
鎖延長剤;
架橋剤;および
前記脂肪族イソシアネートと水との当量比は1.0から15.0までの範囲である水
を含む組成物から形成される、光学接着剤。 - 前記架橋型ポリウレタン−ウレアは、重量にして:20〜45パーセントの1つまたは複数の脂肪族イソシアネート;20〜40パーセントの1つまたは複数のポリカーボネートポリオール;20〜40パーセントの1つまたは複数のポリエーテルポリオール;0.2〜5パーセントの1つまたは複数の鎖延長剤;0.05〜8パーセントの1つまたは複数の架橋剤;および0.1〜1.2パーセントの水を含む組成物から形成される、請求項1に記載の光学接着剤。
- 前記架橋型ポリウレタン−ウレアは、非プロトン性有機溶媒を含む組成物から形成される、請求項1に記載の光学接着剤。
- 前記脂肪族イソシアネートは、4,4’ージシクロヘキシルメタンジイソシアネートを含む、請求項1に記載の光学接着剤。
- 前記架橋剤は、3つ以上のアルコール官能基を有する多官能性アルコールを含む、請求項1に記載の光学接着剤。
- 前記架橋剤は、3つ以上のイソシアネート官能基を有する多官能性イソシアネートを含む、請求項1に記載の光学接着剤。
- 前記架橋型ポリウレタン−ウレアは、フォトクロミック染料をさらに含む組成物から形成される、請求項1に記載の光学接着剤。
- ポリカーボネートポリオールおよびポリエーテルポリオールからイソシアネート終結型プレポリマーを形成すること;および
前記イソシアネート終結型プレポリマーを鎖延長剤、架橋剤、および水と組み合わせることによって反応組成物を形成すること
を含む、光学接着剤を形成するための方法。 - 前記ポリカーボネートポリオールおよび前記ポリエーテルポリオールから前記イソシアネート終結型プレポリマーを形成することは、
式A:
(式中、「n」は、3から6までの整数に等しいかまたはそれらの組合せであり;「X」は、式Aの分子量をおよそ500〜2500ダルトンに等しいものとする整数である);および
式B:
(式中、「R1」および「R2」は、水素またはアルキル基であり;「p」は、1から3までの整数であり;「M」は、式(CH2)yを有し、「y」は、1〜5からの整数であり;「z」は、式Bの分子量を500〜2500ダルトンに等しいものとする整数である)
を含む組成物から前記イソシアネート終結型プレポリマーを形成することを含む、請求項9に記載の方法。 - 前記イソシアネート終結型プレポリマーを鎖延長剤、架橋剤、および水と組み合わせることによって反応組成物を形成することは、1.0から15.0までのイソシアネートと水との当量比を採用することを含む、
請求項9に記載の方法。 - 前記イソシアネート終結型プレポリマーを鎖延長剤、架橋剤、および水と組み合わせることによって反応組成物を形成することは、フォトクロミック染料を前記反応組成物と混和することをさらに含む、請求項9に記載の方法。
- 前記イソシアネート終結型プレポリマーを鎖延長剤、架橋剤、および水と組み合わせることによって反応組成物を形成することは、静的着色剤、エレクトロクロム、紫外線吸収材、青色光遮断材、赤外光遮断材、光安定化剤、および抗酸化剤からなる群から選択される添加物を混和することをさらに含む、請求項9に記載の方法。
- 透明フィルム;
光学機能性フィルム;および
前記透明フィルムを前記光学機能性フィルムに接着する架橋型ポリウレタン−ウレア接着剤
を含み、
前記架橋型ポリウレタン−ウレア接着剤は
少なくとも2つの異なるポリオールと、脂肪族イソシアネートを含む混合物から形成された、反応性イソシアネート終結型プレポリマー;
鎖延長剤;
架橋剤;および
前記脂肪族イソシアネートと水との当量比は1.0から15.0までの範囲である水
を含む組成物から形成される
光学機能性薄層。 - 前記透明フィルムは、ポリカーボネートを含む、請求項14に記載の光学機能性薄層。
- 前記光学機能性フィルムは、偏光フィルムを含む、請求項14に記載の光学機能性薄層。
- 前記光学機能性フィルムは、ポリビニルアルコールを含む、請求項14に記載の光学機能性薄層。
- 前記架橋型ポリウレタン−ウレア接着剤は、
式A:
(式中、「n」は、3から6までの整数に等しいかまたはそれらの組合せであり;「X」は、式Aの分子量をおよそ500〜2500ダルトンに等しいものとする整数である);および
式B:
(式中、「R1」および「R2」は、水素またはアルキル基であり;「p」は、1から3までの整数であり;「M」は、式(CH2)yを有し、「y」は、1〜5からの整数であり;「z」は、式Bの分子量を500〜2500ダルトンに等しいものとする整数である)
を含む組成物から形成される、請求項14に記載の光学機能性薄層。 - 前記架橋型ポリウレタン−ウレア接着剤は、フォトクロミック染料を含む、請求項14に記載の光学機能性薄層。
- ポリカーボネートポリオールとポリエーテルポリオールと脂肪族イソシアネートとを含む組成物から、イソシアネート終結型プレポリマーを形成すること;
ポリカーボネートポリオールとポリエーテルポリオールと脂肪族イソシアネートと水とを含む組成物から、ヒドロキシル終結型プレポリマーを形成すること;および
前記イソシアネート終結型プレポリマーとヒドロキシ終結型プレポリマーと架橋剤とを相互に反応させること
を含む、光学接着剤を形成するための方法。 - ポリカーボネートポリオールとポリエーテルポリオールと脂肪族イソシアネートとを含む組成物からイソシアネート終結型プレポリマーを形成することは、
式A:
(式中、「n」は、3から6までの整数に等しいかまたはそれらの組合せであり;「X」は、式Aの分子量をおよそ500〜2500ダルトンに等しいものとする整数である);および
式B:
(式中、「R1」および「R2」は、水素またはアルキル基であり;「p」は、1から3までの整数であり;「M」は、式(CH2)yを有し、「y」は、1〜5からの整数であり;「z」は、式Bの分子量を500〜2500ダルトンに等しいものとする整数である)
を含む組成物から前記イソシアネート終結型プレポリマーを形成することを含む、請求項20に記載の方法。 - ポリカーボネートポリオールとポリエーテルポリオールと脂肪族イソシアネートと水とを含む組成物からヒドロキシル終結型プレポリマーを形成することは、
式A:
(式中、「n」は、3から6までの整数に等しいかまたはそれらの組合せであり;「X」は、式Aの分子量をおよそ500〜2500ダルトンに等しいものとする整数である);および
式B:
(式中、「R1」および「R2」は、水素またはアルキル基であり;「p」は、1から3までの整数であり;「M」は、式(CH2)yを有し、「y」は、1〜5からの整数であり;「z」は、式Bの分子量を500〜2500ダルトンに等しいものとする整数である)
を含む組成物から前記ヒドロキシル終結型プレポリマーを形成することを含む、請求項20に記載の方法。 - ポリカーボネートポリオールとポリエーテルポリオールと脂肪族イソシアネートと水とを含む組成物からヒドロキシル終結型プレポリマーを形成することは、1.0から15.0までのイソシアネートと水との当量比の範囲を採用することを含む、請求項20に記載の方法。
- 前記イソシアネート終結型プレポリマーとヒドロキシ終結型プレポリマーと架橋剤とを相互に反応させることは、フォトクロミック染料を前記反応組成物と混和することをさらに含む、請求項20に記載の方法。
- 前記イソシアネート終結型プレポリマーとヒドロキシ終結型プレポリマーと架橋剤とを相互に反応させることは、静的着色剤、エレクトロクロム、紫外線吸収材、青色光遮断材、赤外光遮断材、光安定化剤、および抗酸化剤からなる群から選択される添加物を混和することをさらに含む、請求項20に記載の方法。
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