JP2020527213A - 板ばねを備えた自己倍力式の摩擦クラッチ - Google Patents

板ばねを備えた自己倍力式の摩擦クラッチ Download PDF

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Abstract

本発明は、摩擦クラッチ(1)であって、当該摩擦クラッチ(1)を締結する皿ばね(2)と、クラッチカバー(3)と、制限された範囲内で軸方向(4)に変位可能な、板ばね(5)により相対回動不能にクラッチカバー(3)に結合されたプレッシャプレート(6)と、を備えた摩擦クラッチ(1)に関する。この場合、板ばね(5)が、軸方向(4)で皿ばね(2)の舌片(7)に固く結合されている。

Description

本発明は、(内部に位置する)板ばね、特にプレッシャプレート突起の内部に配置された板ばねを備えた摩擦クラッチであって、板ばねが、摩擦クラッチの自己倍力のために、皿ばねに設けられた舌片に結合されている、摩擦クラッチに関する。
本発明は、特に自動車(たとえば乗用車、貨物自動車または自動二輪車)の駆動軸を変速機の変速機入力軸と連結させるために適している摩擦クラッチであって、摩擦クラッチが、付加的にカウンタプレートを有しており、プレッシャプレートが、カウンタプレートとプレッシャプレートとの間にクラッチディスクを摩擦接続式に締め付けるために設けられている、摩擦クラッチに関する。
現在の乾式クラッチの押圧力の形成は、一般に皿ばねまたは圧縮ばねを用いて行われる。この皿ばねまたは圧縮ばねは、一般に、最大に発生するエンジントルク(プラス安全マージン)に合わせて設計され、これにより内燃機関と変速機との間の確実なトルク伝達が保証される。皿ばねまたは圧縮ばねによってプレッシャプレートに加えられる力は、クラッチの操作力と相関する。したがって、大きなエンジントルクは大きな押圧力を必要とし、したがって、これは高い操作力となって現れる。自己倍力式の摩擦クラッチが知られており、この自己倍力式の摩擦クラッチは、比較的中穏やかな操作力を加えるだけで大きな押圧力が得られることを可能にする。
このことから出発して、本発明の根底を成す課題は、従来技術において発見された不都合を少なくとも部分的に克服し、かつ摩擦クラッチの自己倍力を向上させることのできる摩擦クラッチを提案することである。
この課題は、独立形式の請求項に記載の特徴を有する摩擦クラッチによって解決される。従属形式の各請求項には、本発明の別の有利な構成が記載されている。従属形式の各請求項に個々に記載されている特徴は、技術的に好都合な形で互いに組合せ可能であり、本発明のさらに別の構成を規定することができる。さらに、各請求項に記載された特徴は、明細書中に詳しく説明される。この場合、本発明の別の好適な構成が呈示される。
摩擦クラッチであって、当該摩擦クラッチを締結する皿ばねと、クラッチカバーと、制限された範囲内で軸方向に変位可能な、板ばねにより相対回動不能にクラッチカバーに結合されたプレッシャプレートとを備えた摩擦クラッチにおいて、板ばねが、軸方向で皿ばねの舌片に固く結合されている、摩擦クラッチが提案される。
板ばねは、第1の端部と第2の端部との間で、少なくとも周方向に沿って、かつ軸方向に沿って延びている。板ばねは、特に個別にまたはユニットになって(すなわち複数の板ばねが互いに積み重ねられて)周方向に沿って分配されて(特に等間隔で)配置されている。
特に板ばねは、半径方向でプレッシャプレート突起の内側に配置されており、これらのプレッシャプレート突起には、皿ばねが、摩擦クラッチの締結・解放のために反り返り可能に支持されている。
特に、摩擦クラッチ、好ましくは乾式の自動二輪車クラッチの場合、板ばねによってプレッシャプレートが相対回動不能に(場合によってはある程度の遊び角度を成して)クラッチカバーに結合されているが、これらの板ばねは、半径方向でプレッシャプレート突起の内側に配置されている。板ばね、好ましくは板ばねの端部は、軸方向で固く(直接に、または間接的に、たとえば押圧部材を介して)皿ばねの舌片に結合されており、これにより内燃機関のトラクション運転では、摩擦クラッチを締結する力が皿ばねの舌片に加えられるようになり、内燃機関のコースティング運転では、摩擦クラッチを解放しようとする力が皿ばねの舌片に加えられるようになる。
好適には、クラッチカバーにおけるプレッシャプレートの相対回動不能の結合は、ある程度の遊び角度を成して行われる。
遊び角度とは、特に、プレッシャプレートとクラッチカバーとを周方向に互いに回転させることのできる角度を意味する。
したがって、本発明の本質は、皿ばねの舌片に、軸方向では固く、直接に、または間接的に板ばねを結合することである。
板ばねの2つのグループ、すなわちクラッチカバー側の板ばね(第1のグループ)と、プレッシャプレート側の板ばね(第2のグループ)とが設けられており、両グループの板ばねは、押圧部材を介して互いに結合されており、この押圧部材には、皿ばねの舌片が軸方向固定に収容されている。
本明細書には、自己倍力式の原理が記載されており、この自己倍力式の原理は、以下に説明する自己倍力式のメカニズムを用いて押圧力を高めるために用いられる。さらに、この原理は、クラッチの、最大に伝達可能なコースティングトルク(Schubmoment)を減少させるためにも用いられる。これは、とりわけ自動二輪車分野におけるこのような乾式クラッチの使用の際に重要となる。
この倍力の実現は、板ばね原理に基づいている。この板ばね原理は、クラッチの変速比を自己倍力のために利用できるように配置される。
乾式単板クラッチにおいて重要となる倍力を実現するためには、板ばねの倍力角度を極端に高めることが必要となる。トラクショントルク(Zugmoment)とコースティングトルクとの間に2よりも大きな係数を実現するためには、たとえばトラクション運転においては170Nm([ニュートンメートル])を伝達し、コースティング運転においては80Nmを伝達するように、70°(角度)と75°との間の角度が構造上、実現されなければならない。
しかし、このような角度は、コースティング運転においてトルクをもはや伝達できなくなる結果を招く。考えられ得る解決手段としては、両方向のための板ばねと、トラクション運転とコースティング運転との間のプレッシャプレートの大きな遊び角度とを用いる解決手段が存在する。
上で説明した問題設定は、倍力に対して付加的に変速比を利用することができると、極めて良好に解決可能である。変速比は、トラクション方向では舌片を介してクラッチの締結をさらに促進し、コースティング方向では舌片を介してクラッチの締結を解除することにより、利用される。この付加的な引張力または押圧力は、板ばね倍力の原理により実現される。
板ばねの小さな倍力角度は、この場合、クラッチの変速比により補償される。
好適な実施例では、プレッシャプレート側の(第2のグループの)板ばねを介して(場合によってはある程度の遊び角度を成して)相対回動不能にプレッシャプレートに結合されているプレッシャプレート側の押圧部材(第2の押圧部材ディスク)と、クラッチカバー側の(第1のグループの)板ばねを介して(場合によってはある程度の遊び角度を成して)相対回動不能にクラッチカバーに結合されているクラッチカバー側の押圧部材(第1の押圧部材ディスク)とが存在する。
第1のグループの板ばねは、第1の端部がクラッチカバーに結合されていてよく、第2の端部がそれぞれ1つの第1の結合部で押圧部材に結合されていてよい。第2のグループの板ばねは、第1の端部がプレッシャプレートに結合されていてよく、第2の端部が、それぞれ1つの第2の結合部で押圧部材に結合されていてよい。
第1の結合部と第2の結合部とは、軸方向に沿ってプレッシャプレートとクラッチカバーとの間に配置されていてよい。
特に、第1のグループの各板ばねは、(第1のグループの各板ばねの)第1の端部から第2の端部に向かって第1の周方向に沿って延びていてよく、第2のグループの各板ばねは、(第2のグループの各板ばねの)第1の端部から第2の端部に向かって(同方向に向けられた)第1の周方向に沿って延びていてよい。
特に、第1のグループの板ばねは、(第1のグループの各板ばねの)第1の端部と第2の端部との間で軸方向において周方向に対して最大の第1の角度を成して延びていてよく、第2のグループの板ばねは、(第2のグループの各板ばねの)第1の端部と第2の端部との間で軸方向において周方向に対して最大の第2の角度を成して延びていてよく、この場合、第1の角度と第2の角度とは等しい大きさである。
最大の角度(第1の角度と第2の角度とが等しい大きさであるかどうかとは無関係に)は、特に5〜45°、好適には5〜30°、特に好適には5〜20°である。
押圧部材は、(少なくとも)第1の押圧部材ディスクと第2の押圧部材ディスクとから成っていてよく、第1の押圧部材ディスクと第2の押圧部材ディスクとは、(たとえばリベットを介して)互いに結合されており、この場合、皿ばねの舌片は、軸方向に沿って第1の押圧部材ディスクと第2の押圧部材ディスクとの間に配置されている。
特に、板ばねはリベットを介して(場合によっては押圧部材ディスクを結合するために設けられているリベットを介して)押圧部材または各押圧部材ディスクに結合されている。
皿ばねは、プレッシャプレートを変位させるために押圧部材を介して操作可能であってよい。
特に、押圧部材は、ハブに結合されており、このハブには、押圧部材ディスクが軸方向固定に配置されている。特に、押圧部材(および押圧部材を介して皿ばね)は、ハブを介して操作することができる。
プレッシャプレートは板ばね(板ばねの第2のグループ)を介して、添付図面で見てプレッシャプレートの下方に位置する押圧部材、つまりプレッシャプレート側の押圧部材(第2の押圧部材ディスク)にそのトルクを導入する。このトルクは、プレッシャプレート側の板ばねリベット締結部のリベットヘッドを介して、添付図面で見て皿ばねの下方に配置されているクラッチカバー側の押圧部材(第1の押圧部材ディスク)に導入される。この押圧部材(第1の押圧部材ディスク)は、クラッチカバー側の板ばね(板ばねの第1のグループ)を介してクラッチカバーに取り付けられている。この、好適な実施例では2つの部分から成る押圧部材の内部には、皿ばねの舌片が軸方向で固定に収容されており、したがって、プレッシャプレート側の板ばねの端部とクラッチカバー側の板ばねの端部とに軸方向固定に間接的に結合されている。
図示の実施例は、乾式の自動二輪車クラッチであり、この自動二輪車クラッチでは、クラッチカバーが同時にフライホイールマスの一部を形成している。
両押圧部材(押圧部材ディスク)は、回転中心において付加的な構成部分(ハブ)を介して軸方向で、好ましくは破壊なしに解放可能な結合を介して結合されている。両押圧部材のトルク伝達経路は、この付加的な構成部分を介しても形成することができる。
板ばね角度は、できるだけ等しくかつ互いに逆向きに作用するように設定されている。トラクション方向では、板ばねユニットの、形成された軸方向力が、同じ方向に作用して、クラッチをさらに押し閉じる、すなわち締結方向において自己倍力の力を加える。コースティング方向では、板ばねの、形成された軸方向力が、同じ方向に作用して、クラッチを引き開ける、すなわちクラッチの締結を解除する。
板ばねのできるだけ等しい角度(第1の角度、第2の角度)は、両板ばねグループ(プレッシャプレート側の板ばね−第2のグループ−およびクラッチカバー側の板ばね−第1のグループ)の相対ストロークをできるだけ等しく保持するために有利である。
互いに逆向きの配置により、総和ストロークをゼロ近くに保持することが可能になる。図示の実施例では、プル方式の皿ばねを備えたクラッチが図示されており、この皿ばねは、変速機入力軸によって操作される。しかし、原理的には、このコンセプトを、標準状態で締結されている、プッシュ方式のクラッチに転用することも可能である。このようなクラッチでは、通常、クラッチカバーが、同時にクラッチのカウンタプレッシャプレートを形成するフライホイールとねじ締結されており、理想的には2マスフライホイールの二次側とねじ締結されている。
念のため付言しておくと、本明細書中で使用される数詞(「第1の」、「第2の」等)は、優先的に、同種類の複数の対象物、大きさまたはプロセスを区別するために(のみ)用いられており、すなわち、必ずしも特にこれらの対象物、大きさまたはプロセス相互の関係性および/または順序を規定するものではない。関係性および/または順序が必要である場合には、このことが本明細書中に明記されているか、または具体的に記載された構成を検討する際に当業者にとって明白となる。
以下に、本発明ならびに周辺技術を図面に基づき詳しく説明する。念のため付言しておくと、本発明は図示の実施例に限定されるものではない。特に別記しない限り、図面で説明した事例の一部の特徴を取り出して、本明細書および/または図面から得られる別の要素および知識と組み合わせることも可能である。特に念のため付言しておくと、図面および特に図示のサイズ比は、概略的であるに過ぎない。同じ符号は同一の対象を示しているので、場合によっては別の図面からの説明を補足的に引用することができる。
付加的にカウンタプレートとクラッチディスクとを備えた摩擦クラッチを、回転軸線に沿った方向から見た図である。 図1に示した摩擦クラッチを側方から見て断面した図である。 図1に示した摩擦クラッチを、回転軸線に沿った方向から見た図である。 図3に示した摩擦クラッチを側方から見て断面した図である。 図3および図4に示した摩擦クラッチを、トラクション運転の状態で、側方から見て断面した図である。 図5の詳細図である。 図3および図4に示した摩擦クラッチを、コースティング運転の状態で、側方から見て断面した図である。 図7の詳細図である。
図1には、付加的にカウンタプレート28とクラッチディスク29とを備えた摩擦クラッチ1を、回転軸線27に沿った方向から見た図が示されている。図2には、図1に示した摩擦クラッチ1を側方から見て断面した図が示されている。以下では、図1および図2を一緒に説明する。
摩擦クラッチ1は、付加的にカウンタプレート28を有しており、この場合、プレッシャプレート6は、クラッチディスク29をカウンタプレート28とプレッシャプレート6との間に摩擦接続式に締め付けるために設けられている。
摩擦クラッチは、クラッチを締結する皿ばね2と、クラッチカバー3(この場合、フライホイールおよびカウンタプレート28とねじ締結されている)と、軸方向4で制限された範囲で変位可能な、板ばね5により相対回動不能にクラッチカバー3に結合されたプレッシャプレート6とを含む。この場合、板ばね5は、軸方向4で、皿ばね2の舌片7に固く結合されている。
板ばね5は、第1の端部14,17と第2の端部15,18との間で、少なくとも周方向20,21に沿って、かつ軸方向4に沿って、延びている。板ばね5は、半径方向8でプレッシャプレート突起9の内側に配置されており、これらのプレッシャプレート突起9には、皿ばね2が、摩擦クラッチ1の締結・解放のために(つまり、軸方向4に沿ったプレッシャプレート6の変位のために)、反り返り可能に支持されている。
板ばね5、ここでは板ばね5のそれぞれ第2の端部15,18は、軸方向4で押圧部材13を介して皿ばね2の舌片7に固く結合されており、これにより内燃機関のトラクション運転31(加速トルクが、クラッチカバー3を介してプレッシャプレート6とカウンタプレート28とに伝達され、さらにこれらのプレートからクラッチディスク29に伝達される)においては、摩擦クラッチ1を締結する力が皿ばね2の舌片7に加えられ、内燃機関のコースティング運転30(クラッチカバー3がクラッチディスク29によって駆動される)においては、摩擦クラッチ1の締結を解除する力が皿ばね2の舌片7に加えられる。
クラッチカバー3に対するプレッシャプレート6の相対回動不能な結合は、ある程度の遊び角度10を成して行われる。
図示の実施形態では、変速機入力軸36によって操作される、プル方式の皿ばね2を備えた摩擦クラッチ1が図示されている。
図3には、図1に示した摩擦クラッチ1を、回転軸線27に沿った方向から見た図が示されている。図4には、図3に示した摩擦クラッチ1を側方から見て断面した図が示されている。図1および図2に比べて、少なくともカウンタプレート28とクラッチディスク29とが図示されていない。図1および図2に対する説明を参照するものとする。
クラッチカバー3の回転方向33と、プレッシャプレート6の制動方向34とが図示されている。摩擦クラッチはトラクション運転31の状態にある。図4に示した、プレッシャプレート6の制動方向34は、図平面に進入する方向に延びており、回転方向33は図平面から進出する方向に延びている。
図5には、図3および図4に示した摩擦クラッチ1を、トラクション運転31の状態で、側方から見て断面した図が示されている。図6には、図5の詳細図が示されている。図1〜図4に対する説明を参照するものとする。
板ばね5の2つのグループ11,12、すなわちクラッチカバー側(第1のグループ11)の板ばね5と、プレッシャプレート側(第2のグループ12)の板ばね5とが設けられている。両グループの板ばね5は押圧部材13を介して互いに結合されており、この押圧部材13内には、皿ばね2の舌片7が軸方向固定に収容されている。
本実施形態では、プレッシャプレート側の板ばね5(板ばねの第2のグループ12)を介してプレッシャプレート6に相対回動不能に結合されているプレッシャプレート側の押圧部材(第2の押圧部材ディスク25)と、クラッチカバー側の板ばね5(板ばねの第1のグループ11)を介してクラッチカバー3に相対回動不能に結合されているクラッチカバー側の押圧部材(第1の押圧部材ディスク24)とが設けられている。
第1のグループ11の板ばね5は、第1の端部14がクラッチカバー3に結合されていて、第2の端部15が、押圧部材13における各1つの第1の結合部16に結合されている。第2のグループ12の板ばね5は、第1の端部17でプレッシャプレート6に結合されていて、第2の端部18で、押圧部材13における各1つの第2の結合部19に結合されている。
第1の結合部16と、第2の結合部19とは、軸方向4に沿ってプレッシャプレート6とクラッチカバー3との間に配置されている。
第1のグループ11の各板ばね5は、第1の端部14から第2の端部15に向かって、第1の周方向20に沿って延びており、第2のグループ12の各板ばね5は、第1の端部17から第2の端部18に向かって、同じ向きの第1の周方向20に沿って延びている。
第1のグループ11の板ばね5は、第1の端部14と第2の端部15との間で軸方向4において周方向20,21に対して最大の第1の角度22を成して延びており、第2のグループ12の板ばね5は、第1の端部17と第2の端部18との間で軸方向4において周方向20,21に対して最大の第2の角度23を成して延びており、この場合、第1の角度22と第2の角度23とは等しい大きさである。
押圧部材13は、第1の押圧部材ディスク24と第2の押圧部材ディスク25とから成り、第1の押圧部材ディスク24と第2の押圧部材ディスク25とは、リベット35を介して互いに結合されており、この場合、皿ばね2の舌片7は、軸方向4に沿って第1の押圧部材ディスク24と第2の押圧部材ディスク25との間に配置されている。
板ばね5は、リベット35、すなわち両押圧部材ディスク24,25を互いに結合するために設けられているリベット35を介して、押圧部材13または各押圧部材ディスク24,25に結合されている。
皿ばね2は、プレッシャプレート6を変位させるために押圧部材13を介して操作可能である。押圧部材13は、ハブ26に結合されており、このハブ26には、両押圧部材ディスク24,25が軸方向固定に配置されている。すなわち、押圧部材13(および押圧部材13を介して皿ばね2)は、ハブ26を介して操作することができる。
図示のトラクション運転31では、クラッチカバー3が、板ばね5の第1のグループ11を介して第1の周方向20で押圧部材13を引っ張る(力方向32および回転方向33、つまり図平面から進出する方向、参照)。それと同時に、押圧部材13は第2のグループ12を介してプレッシャプレート6を第1の周方向20に引っ張る(またはプレッシャプレート6を第2の周方向21、つまり制動方向34に制動する)。
板ばね5の角度22,23は、両角度ができるだけ等しくかつ互いに逆向きに作用するように設定されている。図示のトラクション運転31では、板ばね5の、形成された軸方向力が、同じ軸方向4に作用して、クラッチを一層押し閉じる。すなわち、この軸方向力は、クラッチ締結方向で自己倍力の力を加える(押圧部材13における、軸方向4に向けられた矢印参照)。コースティング運転(図7および図8参照)では、板ばね5の、形成された軸方向力が、同じく等しい方向に作用して、摩擦クラッチ1を引き開く。すなわち、この軸方向力は、摩擦クラッチ1の締結を解除する。
プレッシャプレート6は、そのトルクを、板ばね5(板ばね5の第2のグループ12)を介して、添付図面で見てプレッシャプレート6の下方に位置する押圧部材13、すなわちプレッシャプレート側の押圧部材13(第2の押圧部材ディスク25)へ導入する。このトルクは、プレッシャプレート側の板ばねリベット締結部のリベット35を介して、添付図面で見て皿ばね2の下方に配置されている、クラッチカバー側の押圧部材13(第1の押圧部材ディスク24)へ導入される。この押圧部材13(第1の押圧部材ディスク24)は、クラッチカバー側の板ばね5(板ばね5の第1のグループ11)を介して、クラッチカバー3に取り付けられている。
図7には、図3および図4に示した摩擦クラッチ1を、コースティング運転30の状態で、側方から見て断面した図が示されている。図8には、図7の詳細図が示されている。以下に、図7および図8を一緒に説明する。図5および図6に対する説明を参照するものとする。
図示のコースティング運転31では、クラッチカバー3が、板ばね5の第1のグループ11を介して押圧部材13によって第2の周方向21(力方向32、制動方向34、図平面から進出する方向、および回転方向33、図平面内に進入する方向、参照)に引っ張られる。それと同時に、押圧部材13は第2のグループ12を介してプレッシャプレート6によって第2の周方向21に引っ張られる。コースティング運転31では、板ばね5の、形成された軸方向力(押圧部材13における、軸方向4に向けられた矢印参照)が、同じく等しい方向に作用して、摩擦クラッチ1を引き開く。すなわち、この軸方向力は、摩擦クラッチ1の締結を解除する。
1 摩擦クラッチ
2 皿ばね
3 クラッチカバー
4 軸方向
5 板ばね
6 プレッシャプレート
7 舌片
8 半径方向
9 プレッシャプレート突起
10 遊び角度
11 第1のグループ
12 第2のグループ
13 押圧部材
14 第1の端部(第1のグループ)
15 第2の端部(第1のグループ)
16 第1の結合部
17 第1の端部(第2のグループ)
18 第2の端部(第2のグループ)
19 第2の結合部
20 第1の周方向
21 第2の周方向
22 第1の角度
23 第2の角度
24 第1の押圧部材ディスク
25 第2の押圧部材ディスク
26 ハブ
27 回転軸線
28 カウンタプレート
29 クラッチディスク
30 コースティング運転
31 トラクション運転
32 力方向
33 回転方向
34 制動方向
35 リベット
36 変速機入力軸

Claims (10)

  1. 摩擦クラッチ(1)であって、当該摩擦クラッチ(1)を締結する皿ばね(2)と、クラッチカバー(3)と、制限された範囲内で軸方向(4)に変位可能な、板ばね(5)により相対回動不能に前記クラッチカバー(3)に結合されたプレッシャプレート(6)と、を備えた摩擦クラッチ(1)において、前記板ばね(5)が、軸方向(4)で前記皿ばね(2)の舌片(7)に固く結合されている、摩擦クラッチ(1)。
  2. 前記板ばね(5)が、半径方向(8)でプレッシャプレート突起(9)の内側に配置されており、該プレッシャプレート突起(9)に、前記皿ばね(2)が、当該摩擦クラッチ(1)の締結・解放のために反り返り可能に支持されている、請求項1記載の摩擦クラッチ(1)。
  3. 前記クラッチカバー(3)における前記プレッシャプレート(6)の相対回動不能の結合が、ある程度の遊び角度(10)を成して行われる、請求項1または2記載の摩擦クラッチ(1)。
  4. 前記板ばね(5)の2つのグループ(11,12)、すなわちクラッチカバー側の板ばね(5)とプレッシャプレート側の板ばね(5)とが設けられており、両グループの板ばね(5)が、押圧部材(13)を介して互いに結合されており、該押圧部材(13)に、前記皿ばね(2)の前記舌片(7)が軸方向固定に収容されている、請求項1から3までのいずれか1項記載の摩擦クラッチ(1)。
  5. 第1のグループ(11)の前記板ばね(5)の第1の端部(14)が、前記クラッチカバー(3)に結合されていて、第2の端部(15)が、それぞれ1つの第1の結合部(16)で前記押圧部材(13)に結合されており、第2のグループ(12)の前記板ばね(5)の第1の端部(17)が、前記プレッシャプレート(6)に結合されていて、第2の端部(18)が、それぞれ1つの第2の結合部(19)で前記押圧部材(13)に結合されている、請求項4記載の摩擦クラッチ(1)。
  6. 前記第1の結合部(16)と前記第2の結合部(19)とが、軸方向(4)に沿って前記プレッシャプレート(6)と前記クラッチカバー(3)との間に配置されている、請求項5記載の摩擦クラッチ(1)。
  7. 前記第1のグループ(11)の各板ばね(5)が、前記第1の端部(14)から前記第2の端部(15)に向かって第1の周方向(20)に沿って延びており、前記第2のグループ(12)の各板ばね(5)が、前記第1の端部(17)から前記第2の端部(18)に向かって前記第1の周方向(20)に沿って延びている、請求項5を引用する請求項6記載の摩擦クラッチ(1)。
  8. 前記第1のグループ(11)の前記板ばね(5)が、前記第1の端部(14)と前記第2の端部(15)との間で軸方向(4)において周方向(20,21)に対して最大の第1の角度(22)を成して延びており、前記第2のグループ(12)の前記板ばね(5)が、前記第1の端部(17)と前記第2の端部(18)との間で軸方向(4)において周方向(20,21)に対して最大の第2の角度(23)を成して延びており、前記第1の角度(22)と前記第2の角度(23)とが等しい大きさである、請求項5から7までのいずれか1項記載の摩擦クラッチ(1)。
  9. 前記押圧部材(13)が、少なくとも第1の押圧部材ディスク(24)と第2の押圧部材ディスク(25)とから成り、前記第1の押圧部材ディスク(24)と前記第2の押圧部材ディスク(25)とが、互いに結合されており、前記皿ばね(2)の前記舌片(7)が、軸方向(4)に沿って前記第1の押圧部材ディスク(24)と前記第2の押圧部材ディスク(25)との間に配置されている、請求項4から7までのいずれか1項記載の摩擦クラッチ(1)。
  10. 前記皿ばね(2)が、前記プレッシャプレート(6)を変位させるために前記押圧部材(13)を介して操作可能である、請求項4から8までのいずれか1項記載の摩擦クラッチ(1)。
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