JP2020520816A - 分割用の刃を収容するための保持部 - Google Patents

分割用の刃を収容するための保持部 Download PDF

Info

Publication number
JP2020520816A
JP2020520816A JP2019563839A JP2019563839A JP2020520816A JP 2020520816 A JP2020520816 A JP 2020520816A JP 2019563839 A JP2019563839 A JP 2019563839A JP 2019563839 A JP2019563839 A JP 2019563839A JP 2020520816 A JP2020520816 A JP 2020520816A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coolant
holding part
inlet opening
blade
coolant inlet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019563839A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7157086B2 (ja
Inventor
ゲーベール,クリスチャン
シュラインコファー,ウーヴェ
Original Assignee
セラティチット オーストリア ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
セラティチット オーストリア ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by セラティチット オーストリア ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング, セラティチット オーストリア ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング filed Critical セラティチット オーストリア ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
Publication of JP2020520816A publication Critical patent/JP2020520816A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7157086B2 publication Critical patent/JP7157086B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B27/00Tools for turning or boring machines; Tools of a similar kind in general; Accessories therefor
    • B23B27/10Cutting tools with special provision for cooling
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B27/00Tools for turning or boring machines; Tools of a similar kind in general; Accessories therefor
    • B23B27/08Cutting tools with blade- or disc-like main parts
    • B23B27/086Cutting tools with blade- or disc-like main parts with yieldable support for the cutting insert
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B29/00Holders for non-rotary cutting tools; Boring bars or boring heads; Accessories for tool holders
    • B23B29/04Tool holders for a single cutting tool
    • B23B29/043Tool holders for a single cutting tool with cutting-off, grooving or profile cutting tools, i.e. blade- or disc-like main cutting parts

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
  • Jigs For Machine Tools (AREA)
  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
  • Discharge By Other Means (AREA)
  • Casting Devices For Molds (AREA)
  • Sheet Holders (AREA)
  • Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)

Abstract

内部冷却剤案内部を有する、分割用の刃を収容するための保持部(100)であって、分割用の刃の側面のための当接面(111)を備えた分割用の刃の座部(110)を有する。保持部(100)は、第1の設置方向および第2の設置方向に分割用の刃を収容するように形成されている。当接面(111)には、第1の設置方向に設置された分割用の刃内にクーラントを移送するための第1のクーラント出口開口(120)と、第2の設置方向に設置された分割用の刃内にクーラントを移送するための第2のクーラント出口開口(130)とが形成されている。保持部(100)では、第1の内部クーラントチャネル構造(121)を介して、第1のクーラント出口開口(120)が、少なくとも2つの異なる第1のクーラント入口開口(122、123、124)と連通可能に接続され、第2の内部クーラントチャネル構造(131)を介して、第2のクーラント出口開口(130)が、少なくとも2つの異なる第2のクーラント入口開口(132、133、134)と連通可能に接続される。

Description

本発明は、内部冷却剤案内部(内部クーラントガイド)を有し、分割用の刃(突切りブレード)を収容するための保持部(クランプブロック)に関する。
溝入れ又は突切り(分割)による切削加工では、分割用の刃(突切りブレード又はナイフと呼ばれることもある)がしばしば使用されているが、これは、2つの大きな側面と、クランプ部として機能する2つの長い長手方向縁部と、および2つの短い端面側横方向縁部とを有する板状の長片形状を有する。長い長手方向縁部の1つと端面側横方向縁部の1つとの間に位置する分割用の刃の少なくとも1つのコーナー部には、通常、交換可能な切削インサートのための座部を有する切削部が形成されている。多くの場合、交換可能な切削インサートのためのもう1つの座部が、異なる端面側横方向縁部の対向する縁部に形成されている。
このような分割用の刃の使用時には、しばしば冷却剤又は冷却液(クーラント)が用いられているが、この場合、分割用の刃の外側に切削部内にクーラントを別々に供給することに加えて、分割用の刃を通って切削部までの内部冷却剤案内部が増々使用されている。
特許文献1には分割用の刃および対応する保持部が記載されており、これらは、分割用の刃を通る内部冷却剤案内部(送込み部)を介して、分割用の刃の切削部内にクーラントを供給するように設計されている。分割用の刃内の内部冷却剤案内部へのクーラントの移送は、分割用の刃の一方の側面が当接する保持部の当接面にあるクーラント出口開口を介して行われている。保持部は、ホルダのクーラント入口開口からクーラント出口開口まで延びる内部クーラントチャネル構造を有している。ホルダのクーラント入口開口は保持部の下側に配置され、クーラント用ホースを接続するように設計されている。
欧州登録特許第2822720号
本発明の課題は、内部冷却剤案内部を有する分割用の刃を収容するための改良された保持部であって、様々な設置状況と、保持部のための種々の機械側ホルダにおいて汎用的に使用することができる保持部を提供することにある。
この課題は、請求項1に記載の内部冷却剤案内部を有し、分割用の刃を収容するための保持部によって解決される。有利な実施態様は、各従属請求項に記載されている。
この保持部は、分割用の刃の側面に対する当接面を備えた分割用の刃の座部と、当接面の相対向する長手方向側に延在する、分割用の刃を保持部に挟持(クランプ)するためクランプジョー(挟持部)とを有する。
保持部は、第1の装着方向において分割用の刃を収容し、この際、切削部により分割用の刃が保持部の第1の端面から突出し、かつ第2の装着方向において分割用の刃を収容し、この際、切削部により分割用の刃が保持部の第1の端面と反対側の第2の端面から突出するように形成される。
第1の装着方向に装着するときに保持部から分割用の刃にクーラントを移送するための第1のクーラント出口開口と、第2の装着方向に装着するときに保持部から分割用の刃へクーラントを移送するための第2のクーラント出口開口とが、当接面に形成される。
保持部内に第1の内部クーラントチャネル構造が形成され、この第1の内部クーラントチャネル構造を介して第1のクーラント出口開口が保持部の少なくとも2つの異なる第1のクーラント入口開口と連通するように接続される。
保持部内に第2の内部クーラントチャネル構造が形成され、この第2の内部クーラントチャネル構造を介して第2のクーラント出口開口が保持部の少なくとも2つの異なる第2のクーラント入口開口と連通するように接続される。
本発明においては、連通する接続とはクーラントのための連続した流路の形成として理解され、連通する接続の可能性とは、様々なクーラント入口開口からそれぞれのクーラント出口開口への連続した流路が、保持部の内部を通って形成され得るものと理解される。
保持部は、分割用の刃を第1の装着方向および第2の装着方向に収容するように設計されているため、機械加工のための異なる装着位置が可能になっており、この装着位置では、第1のクーラント出口開口または第2のクーラント出口開口を介して、保持部から、分割用の刃に、それぞれクーラントを移送させることができる。第1の内部クーラントチャネル構造は、第1のクーラント出口開口が保持部の少なくとも2つの異なる第1のクーラント入口開口と連通可能に接続できるように形成されており、かつ第2の内部クーラントチャネル構造は、第2のクーラント出口開口が同様に保持部の少なくとも2つの異なる第2のクーラント入口開口に連通可能に接続できるように形成されているため、これらの装着位置のそれぞれにおいて、装着状態の空間的状況に応じて、保持部の第1もしくは第2のクーラント入口開口部のうちの適切な1つを、クーラント供給のために使用することができる。種々の第1のクーラント入口開口は、好ましくは、保持部の異なる側部に配置することができる。種々の第2のクーラント入口開口は、保持部の異なる側部に配置することができる。特に有利な実施形態では、特定の装着状況では必要とされないクーラント入口開口は、例えば、カバー、ネジ止めなどによってそれぞれ液漏れのないように閉鎖することができる。
一実施形態によれば、第1の内部クーラントチャネル構造は、第1のクーラント出口開口が保持部の少なくとも3つの異なる第1のクーラント入口開口に接続可能に構成され、また、第2の内部クーラントチャネル構造は、第2のクーラント出口開口が保持部の少なくとも3つの異なる第2のクーラント入口開口に接続可能に構成される。この場合、保持部は、様々の装着状態においてより汎用的に使用することができる。またこの場合にも、少なくとも2つの第1のクーラント入口開口は、好ましくは、保持部の異なる側に配置されてもよく、また少なくとも2つの第2のクーラント入口開口は、保持部の異なる側に配置されてもよい。
一実施形態によれば、第1の内部クーラントチャネル構造体と第2の内部クーラントチャネル構造体とは、互いに離れて形成される。言い換えれば、第1の内部クーラントチャネル構造と第2の内部クーラントチャネル構造は保持部内に別々に形成されて、保持部において第1の内部クーラントチャネル構造と第2の内部クーラントチャネル構造との間にクーラントの連続的な流路が存在しないようにする。これにより実際の装着状況においてクーラントのため多数の流路をその都度閉鎖する必要がなくなり、保持部の簡単な汎用的使用が可能になる。
一実施形態によれば、第1のクーラント入口開口は、保持部の第2の端面側に1つのクーラント入口開口を有する。この場合、保持部へのクーラントの供給は、特に、使用時の切削部とは反対側の(離れた側の)保持部の端面側でも行うことができる。これは、特定の装着状態でこのクーラント入口開口にアクセスできる場合に有利である。好ましくは、第2の端面側のクーラント入口開口は、クーラント用ホースを接続するように形成されてもよい。クーラント用ホースを接続可能にすることは、特にクーラント供給に適合する保持部のための機械側ホルダ(取付構造)の構成が必要でなくなるために有利である。好ましくは、クーラント入口開口は、例えばネジ等によって閉鎖されるとともに必要に応じて再び開放することができるように、開閉可能(可逆的に開閉できるようによう)に形成される。
一実施形態によれば、第2のクーラント入口開口は、保持部の第1の端面側に1つのクーラント入口開口を有する。この場合、保持部へのクーラントの供給は、第2の装着方向に分割用の刃を装着する場合であっても、使用時の切削部とは反対側(離れた側)の保持部の端面側で行うことができる。これは、特定の装着状態においてこのクーラント入口開口にアクセスできる場合に有利である。好ましくは、第1の端面側のクーラント入口開口は、クーラント用ホースを接続するように形成されてもよい。
一実施形態によれば、第1のクーラント入口開口は、クーラント用ホースを保持部の下側に接続するための1つのクーラント入口開口部を有する。この場合、クーラント用ホースを介した保持部へのクーラントの供給は、例えば、保持部の第2の端面側にアクセスできない装着状況においても行うことができる。好ましくは、このクーラント入口開口も可逆的に開閉できるようにされる。
一実施形態によれば、第2のクーラント入口開口は、クーラント用ホースを保持部の下側に接続するための1つのクーラント入口開口を有する。この場合、分割用の刃を第2の装着方向に装着した場合であって、かつ例えば、保持部の第1の端面側が実際の装着状態においてアクセスできない場合であっても、クーラント用ホースを介して保持部へのクーラントの供給を行うことができる。
一実施形態によれば、保持部は、機械側ホルダ内に保持部をクランプするためのクランプ部を有し、第1のクーラント入口開口は、ホルダ内のクーラント移送開口から保持部へのクーラントの直接移送のために、クランプ部の下側に形成された1つのクーラント入口開口を有する。この場合、直接クーラント移送用に設計された機械側ホルダにおいて保持部を使用すると、別々のクーラント用ホースを使用せずとも、保持部へのクーラントの移送を行うことができる。
一実施形態によれば、保持部は、保持部を機械側ホルダ内にクランプするためのクランプ部を有し、第2のクーラント入口開口は、ホルダ内のクーラント移送開口から保持部へのクーラントの直接移送のために、クランプ部の下側に形成された1つのクーラント入口開口を有する。この場合、保持部に対応して設計された機械側ホルダを使用すると、追加のクーラント用ホースを必要とすることなく、分割用の刃の第2の装着方向にクーラント移送を行うこともできる。
一実施形態によれば、クランプ部の下側に形成されたクーラント入口開口は長尺状(細長い形状)に形成される。この場合、保持部への機械側ホルダからのクーラントの確実な直接的な移送は、機械側ホルダと保持部との間の長手方向の異なる相対的位置決めについても行うことができる。さらに、この実施形態は、クーラント移送開口部がホルダ内で種々に形成されている種々の市販の機械側ホルダであっても、機械側ホルダから保持部への直接的なクーラントの移送を可能にする。好ましくは、長尺状に形成された、クランプ部の下側のクーラント入口開口は、貯蔵室(リザーバ・チャンバ)の形態で形成されてもよい。長く伸びた長手方向軸は、好ましくは、保持部の第1の端部側から第2の端部側の方向に延びる。
一実施形態によれば、クランプ部の下側に形成されたクーラント入口開口は、円周溝によって取り囲まれており、その溝内には弾性シール要素が配置される。この場合、高いクーラント圧力が使用される場合であっても、クーラント漏れのリスクなしに、機械側ホルダから保持部へのクーラントの確実な直接的な移送が保証される。
一実施形態によれば、第1のクーラント入口開口は長尺状に形成される。この場合も、長尺状の延長部(長手方向の範囲)は、保持部の第の1端面側から第2の端面側への方向に設けられることが好ましい。この形態は、分割用の刃と保持部との間の様々な相対的位置きめにおいても、分割用の刃内へのクーラントの確実な移送を可能にし、その結果、分割用の刃が保持部から突出する長さに関して調節が可能となる。第2のクーラント出口開口は、対応して細長くされることが好ましい。
一実施形態によれば、第1のクーラント出口開口は、円周溝によって取り囲まれ、その溝内には弾性シール要素が配置される。この場合、クーラント圧力が高い場合でも、保持部から分割用の刃へのクーラントの確実な移送が行われる。また、第2のクーラント出口開口は、弾性シール要素が配置された円周溝によって取り囲むことができることが好ましい。
好ましくは、分割用の刃を挟持(クランプ)するためのクランプジョー(挟持部又は挟持用のあご)の第1のクランプジョーは、ブレード当接面を有する保持部の範囲と一体的かつ固定して形成され、クランプジョーの第2のクランプジョーは、第1のクランプジョーに対して相対的に移動可能に設計され、これにより、分割用の刃の特に信頼性が高くかつ安全なクランプが可能になる。この場合、第2のクランプジョーも、保持部の残りの部分と例えば一体的に形成することができるが、弾性的に撓ませることもでき、又は保持部の残りの部分とは別に形成することができる。好ましい実施形態では、第1のクーラント出口開口および好ましくは第2のクーラント出口開口も、それぞれ、第2のクランプジョーよりも第1のクランプジョーに近接して配置されてもよい。この場合、保持部と分割用の刃との間のクーラント移送の特に良好なシールが達成される。
本発明のさらなる利点および実用性は、添付の図面を参照した例示的な実施形態についての以下の説明から明らかになる。
図1は、内部に冷却剤案内部を備えた分割用の刃の概略側面図である。 図2は、図1の分割用の刃の概略平面図である。 図3は、図2のA−A線に沿った分割用の刃の概略断面図である。 図4は、一実施形態による保持部の概略斜視図である。 図5は、別の方向から見た保持部のさらなる概略斜視図である。 図6は、保持部の下側からの概略平面図である。 図7は、保持部に分割用の刃を収容するための当接面の概略平面図である。 図8は、保持部の第1の端面側の概略側面図である。 図9は、保持部の第2の端面側の概略側面図である。 図10は、保持部の概略斜視図であって、保持部内の第2の内部クーラントチャネル構造を概略的に示した図である。 図11は、保持部の下側の概略平面図であって、第2の内部クーラントチャネル構造の要素を概略的に示した図である。 図12は、保持部の上側の概略平面図であって、第2の内部クーラントチャネル構造の要素を概略的に示した図である。 図13は、保持部の第1の端面側の概略側面図であって、第2の内部クーラントチャネル構造の要素を概略的に示した図である。 図14は、保持部の下側の概略平面図であって、第1の内部クーラントチャネル構造の要素を概略的に示した図である。 図15は、保持部の第2の端面側の概略側面図であって、第1の内部クーラントチャネル構造の要素を概略的に示した図である。 図16は、保持部における分割用の刃の当接面の概略平面図であって、第1の内部クーラントチャネル構造の要素および第2の内部クーラントチャネル構造の要素の両方を概略的に示した図である。 図17は、機械側ホルダに設置された状態の保持部の概略図である。 図18は、図17に対して保持部を設置しない場合の機械側ホルダの概略図である。 図19は、図18からの機械側ホルダとは異なる側の設置位置における機械側ホルダの概略図である。
以下、図4乃至図17を参照して、内部冷却剤案内部(内部クーラントガイド)210を有する分割用の刃(突切りブレード)200を収容するための保持部(クランプブロック)100の一実施形態を説明する。
まず、図1乃至図3を参照して、内部冷却剤案内部を有する、分割用の刃200の構成について説明するが、この分割用の刃200を収容するために本実施形態に係る保持部100が形成されている。
分割用の刃200は、通常、2つの大きな側面201、202、クランプ(つかみ)部として機能する2つの長い長手方向の縁部203、204および2つの短い端面側横方向の縁部205、206を備えたプレート(板)状の細長い形状を有する。長い長手方向の縁部203と端面側横方向の縁部205との間に位置する分割用の刃200のコーナー部には、交換可能な切削インサート300のための座部を有する切削部207が形成されている。図示の具体例では、もう1つの切削部207が、他方の端面側横方向の縁部206に関して対向する縁部に交換可能な切削インサートのための座部を有するように形成される。長い長手方向縁部203、204は、図2から分かるように、分割用の刃200の厚さ方向に屋根状(ルーフ状)の輪郭を有する。
図1及び図3から分かるように、分割用の刃200には内部冷却剤案内部210が設けられており、これを介してクーラントを切削部207の領域に供給することができる。図示の例では、冷却剤案内部210は、すくい面および逃げ面の両方において切削部207にクーラントを供給するように構成されており、このため切削部207には、すくい面側のクーラント出口211および逃げ面側のクーラント出口212が設けられている。しかし代替的な実施形態では、例えば、すくい面側のクーラント出口211のみを設けることも、または逃げ面側のクーラント出口212のみを設けることも可能である。
内部冷却剤案内部210は、分割用の刃200の内部における孔明け(ボア)によって形成される。この概略図では、内部冷却剤案内部210の形成のために一旦形成されるがその後に再び閉鎖される、長手方向の縁部203、204への連絡孔は、説明を簡略化するために示されていない。分割用の刃200の内部冷却剤案内部210内へのクーラントの移送を可能にするために、1つの入口開口213が、分割用の刃200の2つの側面201、202のうちの少なくとも1つに形成される。図示の具体例では、入口開口213は、第1の側面201から第2の側面202に連続して延びる貫通孔によって形成されており、この貫通孔の後述する保持部100の反対側は作業中塞がれるようにされており、これは例えばシールリング(環状シール)等を備えた対応するねじによって行うことができる。図示された実施形態では、すくい面側クーラント出口211および逃げ面側クーラント出口212は、両方とも、同じ入口開口213および内部冷却剤案内部210の対応する分岐する孔明けを介してクーラントが供給されるようになっている。本明細書では孔明けという用語を使用しているが、これは必ずしもドリル加工によって形成される必要はなく、例えば侵食加工によって分割用の刃200内に形成されてもよい。
分割用の刃200がさらなる切削部207を有する図示の実施例の場合、このさらなる切削部207にクーラントを供給するために対応して形成された第2の内部冷却剤案内部210が分割用の刃200内に形成されてもよいが、このことは必須ではない。
以下、図4乃至図17を用いて、分割用の刃200を収容するための保持部100についてより詳細に説明する。
分割用の刃200を収容するための保持部(クランプブロック)100は、前述の分割用の刃200を装着(クランプ)することができる分割用の刃の座部110を有する。分割用の刃の座部110の反対側では、保持部100は、図17、図18および図19に概略的に示されている機械側ホルダ400内に保持部100を装着するためのクランプ部140を有する。機械側ホルダ400は、工作機械に取り付けるための取付けインターフェース402と、保持部100を装着することができる保持部403とを有する。図17および図18は、第1の装着位置のための機械側ホルダ400を示す。図19は、第1の装着位置とは反対側の装着位置のための機械側ホルダ400を示す。また、本実施形態に係る保持部100は、第1の装着位置用の機械側ホルダと、それとは反対側の第2の装着位置用の機械側ホルダとの双方に柔軟に使用できるように設計されている。
分割用の刃の座部110は、それ自体公知の方法で、分割用の刃200の側面201、202の一方に対する当接面111を有する。当接面111の反対側の長手方向側、すなわち保持部100の頂部および底部103に向かって、当接面111に沿って分割用の刃200を挟持(クランプ)するためのクランプジョー(挟持部又は挟持用のあご)112、113が延在する。図示の実施形態では、第1のクランプジョー112は、当接面111が形成される保持部100の残りの部分と一体的に形成され、第2のクランプジョー113は第1のクランプジョー112に対して可動的に構成される。この実施形態では、特に第2のクランプジョー113は、複数のねじ114を介して第1のクランプジョー112の方向に締め付けることができる。当接面111に隣接するクランプジョー112、113の相対向面(互いに対向するクランプ面)は、わずかに傾斜しているので、分割用の刃200は、クランプジョー112、113が分割用の刃200の屋根状の長手側面203、204に作用することにより、当接面111の方向に締め付けられることができる。
保持部100の第1の端面101の方向、及び保持部100の第2の端面102の方向においては、当接面111は側面が制限されずに自由になっているので、分割用の刃200は、分割用の刃の座部110内で第1の装着方向において配置でき、保持部100の第1の端面101から切削部207より分割用の刃200が突出するようにし、また、分割用の刃の座部110における第2の装着方向に配置でき、保持部100の第2の端面102から切削部207より分割用の刃200が突出するようにできる。この場合注意すべきことは、分割用の刃200および保持部100の特定の実施形態に応じて、分割用の刃200は、第1の装着方向に配置された場合にも、アクティブな(有効な)切削部207とは反対側の別の横方向の縁部205(これには選択的に別の切削部を形成することもできる)によって、保持部100の第2端面102からさらに突出でるようにしてもよい。同様のことは、分割用の刃200を第2の装着方向に装着する場合に逆の仕方で適用される。クランプジョー112、113の張力(締め付け)が無い状態で分割用の刃200が保持部100に対して長手方向に移動させることで、分割用の刃200が保持部100から突出する長さを変化できるように、分割用の刃の座部110が形成されている。
特に図4、図7、図15乃至図17に示すように、分割用の刃200が第1の装着方向にある場合には、分割用の刃200の内部冷却剤案内部210にクーラントを移送するための第1のクーラント出口開口120が、当接面111に設けられている。分割用の刃200内の内部冷却剤案内部210の入口開口213にクーラントを供給できるように、当接面111に第1のクーラント出口開口120が形成される。第1のクーラント出口開口120は、保持部100の第1の端面101から第2の端面102に向かう方向に延在するように(長尺状に)形成されている。言い換えれば、当接面111上の第1のクーラント出口開口120は、クランプジョー112、113に対して実質的に平行に延在する範囲を有する長手孔(スロット)の形状を有する。第1のクーラント出口開口120は、円周溝128によって囲まれ、その中には使用時に弾性シール要素(図示せず)が受け入れられる。第1クーラント出口開口120の長尺状の形状により、保持部100に対する位置が所定の許容範囲内で長手方向に変化した場合であっても、分割用の刃200の入口開口213にクーラントを確実に移送することができる。円周溝128に配置された弾性シール要素により、分割用の刃200が当接面111に対してクランプジョー112、113によって締め付けられたときに、高いクーラント圧力がある場合でも、クーラントの望ましくない漏洩を防止できる。図から分かるように、第1のクーラント出口開口120は、保持部100内に形成された第1の内部クーラントチャネル構造121の残りの部分に対して拡大された断面を有する貯蔵室(リザーバー・チャンバ)として形成され、これについては、以下において詳細に説明する。
保持部100には第1の内部冷却剤案内部構造121が形成され、それを介して第1のクーラント出口開口120が保持部の複数の第1のクーラント入口開口122、123、124に接続される流路を形成する。このようにして第1のクーラント出口開口120には、以下において詳細に説明するように、種々のクーラント入口開口部122、123、124を介してクーラントを供給することができる。本実施形態の保持部100は、図16に概略的に示されるように、第1のクーラント出口開口120に付設する第1の内部クーラントチャネル構造121と、第2のクーラント出口開口130に付設する第2の内部クーラントチャネル構造131との両方を有するが、説明を簡略化し明確性を向上させるために、図14および図15において第1の内部クーラントチャネル構造121のみを概略的に示し、図10乃至図13においては第2の内部クーラントチャネル構造131のみを概略的に示している。
図5、図9、図14乃至図16に示すように、保持部100の第1のクーラント入口開口122、123、124のうちクーラント入口開口122は、保持部100の第2の端面102に形成されている。この端面側のクーラント入口開口部122は、クーラント用ホースを接続するように設計されており、クーラント入口開口部122が特定の装着状況において必要とされない場合には、クーラント入口開口部122をねじによって簡単な方法で閉じることができる。図5、図6、図14乃至図16に示すように、第1のクーラント入口開口122、123、124のうちクーラント入口開口123は、クランプ部140とは異なる領域で保持部100の下側103に配置されている。このクーラント入口開口部123もクーラント用ホースを接続するように設計されており、クーラント入口開口部123が特定の設置状況において必要とされない場合には、クーラント入口開口部123をねじによって簡単な方法で閉鎖することができる。特に図5、図6、図14乃至図16に示すように、複数の第1のクーラント入口開口122、123、124のうちクーラント入口開口124も、クランプ部140の下側に形成されていて、この部位は、機械側ホルダ400に保持部100を装着するために使用される。このクーラント入口開口124は、第1のクーラント出口開口120と同様に、保持部100の第1の端面101から第2の端面102に向かう方向に延びている。クランプ部140の下側のクーラント入口開口124は、円周溝125によって取り囲まれており、その中に弾性シール要素(図示せず)が配置される。第1のクーラント入口開口122、123、124は、複数の孔によって形成された保持部100内の第1の内部クーラントチャネル構造121を介して接続されて、第1のクーラント出口開口120と連通する。図18及び図19に概略的に示すように、この保持部100が機械側ホルダに用いられた場合、クランプ部140の下側の当接(載置)面404にクーラント放出(移送)開口401が設けられ、それを経てクーラントがクーラント入口開口124に移送されるが、上述の保持部100を用いて、この機械側ホルダ400から保持部100への直接的なクーラントの移送が可能となり、かつ他の2つの第1クーラント入口開口122及び123を閉じることができる。細長い貯蔵室が形成されるように、細長いくぼみとしてのクーラント入口開口124を構成することにより、クーラント移送開口401が種々に構成されている様々な市販の機械側ホルダ400においても、この直接的なクーラント移送を確実に行うことができる。
このようなクーラント移送開口を備えていない機械側ホルダを使用する場合、他の2つの第1のクーラント入口開口122、123のうちの一つを使用することで、クーラントを第1のクーラント出口開口120に供給することができ、その際、必要とされない開口は閉じることができる。クランプ部140の下側のクーラント入口開口124は、この場合、機械側ホルダに対して、円周溝125内に配置された弾性シール要素を介してシールされる。使用するクーラント入口開口部の選択は、特定の取り付け状況に応じて柔軟に行うことができる。
第1の内部クーラントチャネル構造121を介して第1のクーラント出口開口120にすべて接続することができる複数の第1のクーラント入口開口122、123、124によって、第1の設置方向に保持部100に固定された分割用の刃200は、具体的な設置状況に合わせて柔軟にクーラントを供給することができる。
上述したように、本実施形態に係る保持部100は、第2の設置方向においても分割用の刃200を収容するように構成されているが、その際、アクティブな(有効な)切削部207によって分割用の刃200が保持部100の第2の端面102から突出する。
特に図4、図7、図10乃至図13、図16、図17に示すように、分割用の刃200が第2の設置方向にあるときに、分割用の刃200の内部冷却剤案内部210にクーラントを移送するための第2のクーラント出口開口130も当接面111に設けられている。また第2クーラント出口開口130は、分割用の刃200内の内部冷却剤案内部210の入口開口213にクーラントを供給できるように当接面111に形成されている。この実施形態では、第1のクーラント出口開口120と同様に第2のクーラント出口開口130が形成され、特に上述したように弾性シール要素(図示せず)が配置される円周溝138によって囲まれる。
図10乃至図13及び図16に概略的に示すように、第2のクーラント出口開口130は、第2の内部クーラントチャネル構造131を介して、保持部100の複数の第2のクーラント入口開口132、133、134に接続される。保持部100の第1のクーラント入口開口132、133、134のうちクーラント入口開口132は、保持部100の第1の端面101に形成される。この端面側のクーラント入口開口132は、クーラント用ホースを接続するように設計されており、クーラント入口開口132が特定の設置状況において必要とされない場合には、クーラント入口開口132はねじによって簡単な方法で閉じることができる。別のクーラント入口開口133は、保持部100の下側103において、クランプ部140とは異なる領域に配置される。このクーラント入口開口133もクーラント用ホースを接続するように設計されており、クーラント入口開口133が特定の設置状況において必要とされない場合には、クーラント入口開口133はねじによって簡単な方法で閉じることができる。第1の内部クーラントチャネル構造121に関してすでに説明したように、第2の内部クーラント構造131においても、保持部100を機械側ホルダ400にクランプする役割を行うクランプ部140の下側にさらにクーラント入口開口134も形成される。このクーラント入口開口134は同様に長めに形成され、円周溝135によって取り囲まれて、該溝内には弾性シール要素(図示せず)が受け入れられる。この構成により、第2のクーラント出口開口130も複数の第2のクーラント入口開口132、133、134に接続されるので、第1の設置方向について上述したように、第2の設置方向に分割用の刃200を収容する場合でも、柔軟にクーラントを供給することができる。さらに、保持部100は、様々な機械側ホルダにおいて、種々の取り付け方向に対して、特に柔軟な方法で使用することができる。
図から分かるように、第1の内部クーラントチャネル構造121および第2の内部クーラントチャネル構造131は、保持部100内で互いに離れて形成される。本実施形態では、このことは、第1の内部クーラントチャネル構造121と第2の内部クーラントチャネル構造131の孔を互いにずらして(オフセットして)配置することによって実現される。
100 保持部(クランプブロック)
101 第1の端面
102 第2の端面
110 分割用の刃の座部
111 当接面
112、113 クランプジョー
120 クーラント出口開口
121 第1の内部クーラントチャネル構造
122、123、124 第1のクーラント入口開口
125、128、135、138 円周溝
130 第2のクーラント出口開口
131 第2の内部クーラントチャネル構造
132、133、134 第2のクーラント入口開口
140 クランプ部
200 分割用の刃(突切りブレード)

Claims (15)

  1. 内部冷却剤案内部を有する、分割用の刃を収容するための保持部(100)であって、この保持部が、
    前記分割用の刃の側面に対する当接面(111)を備えた分割用の刃の座部(110)と、前記当接面(111)の相対向する長手方向側面に延在する、前記分割用の刃を前記保持部に挟持するためクランプジョー(112、113)とを有し、
    前記保持部(100)は、第1の装着方向において前記分割用の刃を収容し、この際、切削部により前記分割用の刃が前記保持部の第1の端面(101)から突出し、かつ第2の装着方向において前記分割用の刃を収容し、この際、切削部により前記分割用の刃が前記保持部の前記第1の端面(101)と反対側の第2の端面(102)から突出するように形成され、
    前記第1の装着方向に装着するときに前記保持部(100)から前記分割用の刃にクーラントを移送するための第1のクーラント出口開口(120)と、前記第2の装着方向に装着するときに前記保持部(100)から前記分割用の刃へクーラントを移送するための第2のクーラント出口開口(130)とが、前記当接面(111)に形成され、
    前記保持部(100)内に第1の内部クーラントチャネル構造(121)が形成され、この第1の内部クーラントチャネル構造を介して前記第1のクーラント出口開口(120)が前記保持部(100)の少なくとも2つの異なる第1のクーラント入口開口(122、123、124)と連通するように接続され、
    前記保持部(100)内に第2の内部クーラントチャネル構造(131)が形成され、この第2の内部クーラントチャネル構造を介して前記第2のクーラント出口開口(130)が前記保持部(100)の少なくとも2つの異なる第2のクーラント入口開口(132、133、134)と連通するように接続される、保持部。
  2. 前記第1の内部クーラントチャネル構造(121)は、前記第1のクーラント出口開口(120)が前記保持部(100)の少なくとも3つの異なる前記第1のクーラント入口開口(122、123、124)に接続可能であり、かつ前記第2の内部クーラントチャネル構造(131)は、前記第2のクーラント出口開口(130)が前記保持部(100)の少なくとも3つの異なる前記第2のクーラント入口開口(132、133、134)に接続可能であるように形成される、請求項1に記載の保持部。
  3. 前記第1の内部クーラントチャネル構造(121)と前記第2の内部クーラントチャネル構造(131)が互いに離れて形成される、請求項1または2に記載の保持部。
  4. 前記第1のクーラント入口開口(122、123、124)が前記保持部(100)の第2の端面(102)にクーラント入口開口(122)を有する、請求項1から3のいずれか1項に記載の保持部。
  5. 前記第2のクーラント入口開口(132、133、134)が前記保持部(100)の第1の端面(101)にクーラント入口開口(132)を有する、請求項1から4のいずれか1項に記載の保持部。
  6. 前記第1のクーラント入口開口(122、123、124)が前記保持部(100)の下側(103)にクーラント用ホースを接続するためのクーラント入口開口(123)を有する、請求項1から5のいずれか1項に記載の保持部。
  7. 前記第2のクーラント入口開口(132、133、134)が前記保持部(100)の下側(103)にクーラント用ホースを接続するためのクーラント入口開口(133)を有する、請求項1から6のいずれか1項に記載の保持部。
  8. 前記保持部(100)が、機械側ホルダに前記保持部(100)をクランプするためのクランプ部(140)を有し、前記ホルダのクーラント移送口から前記保持部(100)へ直接クーラントを移送するための第1のクーラント入口開口(122、123、124)が、前記クランプ部(140)の下面に形成されるクーラント入口開口(124)を有する、請求項1から7のいずれか1項に記載の保持部。
  9. 前記保持部(100)が、機械側ホルダに前記保持部(100)をクランプするためのクランプ部(140)を有し、前記ホルダのクーラント移送口から前記保持部(100)へ直接クーラントを移送するための第2のクーラント入口開口(132、133、134)が、前記クランプ部(140)の下面に形成されるクーラント入口開口(134)を有する、請求項1から8のいずれか1項に記載の保持部。
  10. 前記クランプ部(140)の下側に形成されたクーラント入口開口(124、134)が長尺状に形成される、請求項8または9に記載の保持部。
  11. 前記クランプ部(140)の下側に形成されたクーラント入口開口部(124、134)は、弾性シール要素が配置される円周溝(125、135)によって取り囲まれる、請求項8から10のいずれか1項に記載の保持部。
  12. 前記第1のクーラント出口開口(120)が長尺状に形成される、請求項1から11のいずれか1項に記載の保持部。
  13. 前記第1のクーラント出口開口(120)は、弾性シール要素が配置される円周溝(128)によって取り囲まれる、請求項1から12のいずれか1項に記載の保持部。
  14. 前記第2のクーラント出口開口(130)が長尺状に形成される、請求項1から13のいずれか1項に記載の保持部。
  15. 前記第2のクーラント出口開口(130)は、弾性シール要素が配置される円周溝(138)によって囲まれる、請求項14に記載の保持部。
JP2019563839A 2017-05-19 2018-04-19 分割用の刃を収容するための保持部 Active JP7157086B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
ATGM115/2017U AT15967U1 (de) 2017-05-19 2017-05-19 Spannblock zur Aufnahme einer Stechklinge
ATGM115/2017 2017-05-19
PCT/AT2018/000027 WO2018209368A1 (de) 2017-05-19 2018-04-19 Spannblock zur aufnahme einer stechklinge

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020520816A true JP2020520816A (ja) 2020-07-16
JP7157086B2 JP7157086B2 (ja) 2022-10-19

Family

ID=63787562

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019563839A Active JP7157086B2 (ja) 2017-05-19 2018-04-19 分割用の刃を収容するための保持部

Country Status (10)

Country Link
US (1) US20210299757A1 (ja)
EP (1) EP3624971B1 (ja)
JP (1) JP7157086B2 (ja)
KR (1) KR102493545B1 (ja)
CN (1) CN110636916B (ja)
AT (1) AT15967U1 (ja)
ES (1) ES2942687T3 (ja)
IL (1) IL270588B2 (ja)
PL (1) PL3624971T3 (ja)
WO (1) WO2018209368A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020078997A1 (de) * 2018-10-17 2020-04-23 Hartmetall-Werkzeugfabrik Paul Horn Gmbh Werkzeughalter und werkzeug mit einem solchen werkzeughalter
IL298341A (en) * 2020-06-30 2023-01-01 Iscar Ltd An indexable cutting blade that includes circular fluid passages

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3731565A (en) * 1970-08-31 1973-05-08 Acme Cleveland Corp Toolholder
DE8126791U1 (de) * 1981-09-14 1983-03-17 Iscar Hartmetall GmbH, 7505 Ettlingen Abstechwerkzeug mit auswechselbaren schneidkoerpern und kuehlsystem
DE3434653A1 (de) * 1983-10-06 1985-04-18 Metallwerk Plansee Gmbh, 8923 Lechbruck Stechwerkzeug
JPH0685751U (ja) * 1993-05-20 1994-12-13 村田機械株式会社 切削油通路付き工具ホルダ
JP2008073792A (ja) * 2006-09-20 2008-04-03 Citizen Holdings Co Ltd クーラント供給装置を備えた刃物台
JP3143544U (ja) * 2008-05-16 2008-07-24 株式会社三和金属工業 クーラント供給手段
DE102009060046A1 (de) * 2009-12-21 2011-06-22 Aleit GmbH, 35239 System aus Werkzeugaufnahme und verstellbaren Werkzeug mit interner Kühlschmiermediumzufuhr
JP2014509563A (ja) * 2011-03-28 2014-04-21 ハルトメタル−ウェルクゾーグファブリック ポール ホーン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 側面に沿って冷却剤流出口が設けられているワークピース機械加工用ツール
JP2015512794A (ja) * 2012-03-06 2015-04-30 イスカル リミテッド 加圧クーラントを搬送するように構成された突切りブレードおよびブレードホルダ
JP6035696B1 (ja) * 2015-12-07 2016-11-30 株式会社タンガロイ 切削工具および支持部材

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH707123A2 (de) * 2012-10-25 2014-04-30 Utilis Ag Klemmvorrichtung mit einem Kühlmittelkanal zur Kühlung spanabhebender Werkzeuge in Drehmaschinen.
EP2745963B2 (en) * 2012-12-19 2021-03-17 Seco Tools Ab Coupling for a cooling system in a cutting tool
DE102014116915A1 (de) * 2014-11-19 2016-05-19 Kennametal Inc. Werkzeughalter für einen Schneideinsatz

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3731565A (en) * 1970-08-31 1973-05-08 Acme Cleveland Corp Toolholder
DE8126791U1 (de) * 1981-09-14 1983-03-17 Iscar Hartmetall GmbH, 7505 Ettlingen Abstechwerkzeug mit auswechselbaren schneidkoerpern und kuehlsystem
DE3434653A1 (de) * 1983-10-06 1985-04-18 Metallwerk Plansee Gmbh, 8923 Lechbruck Stechwerkzeug
JPH0685751U (ja) * 1993-05-20 1994-12-13 村田機械株式会社 切削油通路付き工具ホルダ
JP2008073792A (ja) * 2006-09-20 2008-04-03 Citizen Holdings Co Ltd クーラント供給装置を備えた刃物台
JP3143544U (ja) * 2008-05-16 2008-07-24 株式会社三和金属工業 クーラント供給手段
DE102009060046A1 (de) * 2009-12-21 2011-06-22 Aleit GmbH, 35239 System aus Werkzeugaufnahme und verstellbaren Werkzeug mit interner Kühlschmiermediumzufuhr
JP2014509563A (ja) * 2011-03-28 2014-04-21 ハルトメタル−ウェルクゾーグファブリック ポール ホーン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 側面に沿って冷却剤流出口が設けられているワークピース機械加工用ツール
JP2015512794A (ja) * 2012-03-06 2015-04-30 イスカル リミテッド 加圧クーラントを搬送するように構成された突切りブレードおよびブレードホルダ
JP6035696B1 (ja) * 2015-12-07 2016-11-30 株式会社タンガロイ 切削工具および支持部材

Also Published As

Publication number Publication date
IL270588A (ja) 2019-12-31
KR102493545B1 (ko) 2023-01-30
IL270588B1 (en) 2023-05-01
EP3624971B1 (de) 2023-03-01
WO2018209368A1 (de) 2018-11-22
IL270588B2 (en) 2023-09-01
CN110636916A (zh) 2019-12-31
EP3624971A1 (de) 2020-03-25
CN110636916B (zh) 2020-11-13
PL3624971T3 (pl) 2023-07-03
AT15967U1 (de) 2018-10-15
KR20200007790A (ko) 2020-01-22
ES2942687T3 (es) 2023-06-05
US20210299757A1 (en) 2021-09-30
JP7157086B2 (ja) 2022-10-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6200960B2 (ja) 圧縮性部材を有する内部クーラント通路を備えた切削工具ホルダ
CN107107202B (zh) 切断刀板以及开槽和切断刀具
US7273331B2 (en) Boring bar having internal coolant supply
KR102560935B1 (ko) 선삭 공구 홀더
CN108857566B (zh) 切断切削工具
US20080206004A1 (en) Multiple machine tool support block and tool post having internal coolant supply
US20160067786A1 (en) Toolholder with clamp having fluid flow passages, and tool including such a toolholder
KR20150056059A (ko) 그루브 가공 공구 홀더용 카트리지, 대응하는 그루브 가공 공구 홀더, 이들의 키트 및 조립체
JP2020520816A (ja) 分割用の刃を収容するための保持部
JP2018149653A (ja) ツールブロック
KR101522867B1 (ko) 제트 쿨런트용 콜렛
KR101471683B1 (ko) 공구대의 다중의 절삭유 공급장치
JP2018075676A (ja) 溝入れ工具用ホルダ、溝入れ工具および溝入れ工具ユニット
JP2018075677A (ja) 溝入れ工具用ホルダ、溝入れ工具および溝入れ工具ユニット
KR102124972B1 (ko) 절삭유 분사 가능한 인서트 홀더
JP6726395B2 (ja) 切削工具
JP6650133B2 (ja) 冶具、クーラント供給構造及び切削工具
US20240001454A1 (en) Cutting blade having a clamping bore with a coolant inlet, blade holder and cutting tool
JP2007210069A (ja) 工作機械の加工ヘッドおよび工作機械
JP2023056128A (ja) 封止部材及びヘッド交換式工具
KR20190114261A (ko) 공구 홀더
EP1719567A1 (en) Clamping device for machine tools
JP2018089711A (ja) 切削工具用ホルダ、切削工具及び切削加工物の製造方法
TWM543134U (zh) 能控制切削液供給的角度頭

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200319

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210525

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210824

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20210824

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220125

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20220418

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220601

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220927

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221006

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7157086

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150