JP2020520800A - 冷却コンベヤを備える脱コーティングシステム - Google Patents

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Abstract

脱コーティングシステムは、ダストサイクロンと、冷却コンベヤと、を含む。ダストサイクロンは、脱コーティングキルンから排気を受け取ることと、排気からダストとして有機粒子状物質をろ過することと、排出温度でダストを排出することと、を行うように構成されている。冷却コンベヤは、ダストサイクロンからダストを受け取ることと、自然反応温度未満であるダスト処理温度にダストを冷却することと、を行うように構成されている。【選択図】図1

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2017年5月26日に出願された、「COOLED CONVEYOR FOR DECOATING SYSTEMS」と題する、米国仮出願第62/511,381号の利益を主張し、その開示は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
本出願は、金属再利用に関し、より具体的には、金属再利用のための脱コーティングシステムに関する。
金属再利用中、金属スクラップ(アルミニウムまたはアルミニウム合金など)は、より小片の金属スクラップに粉砕されるか、細断されるか、切り刻まれるか、または他の方法で縮小される。多くの場合、金属スクラップは、様々なコーティング、例えば油、塗料、ラッカー、プラスチック、インク、および糊に加えて、様々な他の有機汚染物質、例えば紙、プラスチック袋、ポリエチレンテレフタレート(PET)、砂糖の残渣などを有し、これらは、金属スクラップをさらに処理し回収することができるようになる前に、脱コーティングプロセスを通して除去されなければならない。
脱コーティングシステムで脱コーティング中、不揮発性有機化合物は熱分解され、一部の有機化合物は、他の微細に分割された材料(アルミニウム細片、粘土、ガラス、顔料などの様々な無機材料など)と共に、脱コーティングシステムのダストサイクロンを通して、凝縮されてダストとして除去される。このダストは、高濃度の有機化合物および金属粉などのその他の可燃物を含有しており、(脱コーティングプロセスのため)高温になっているため、ダストは、脱コーティングシステムから排出されるとき、燃焼およびダスト火災を引き起こしやすい。これらの火災は、水または消火器であっても、消化することが非常に困難である。また、水およびダストのスラリー混合物を作製するために、水を使用してダストを湿らせた場合、この混合物は、スラリー混合物の含有量に起因して、廃棄にコストがかかる場合があり、このプロセスは、日常ベースで必要とされる水の量に起因して、実装に費用がかかる場合があり、この混合物は、潜在的な安全性および環境問題を提示し得る。
本特許で使用される「発明(invention)」「その発明(the invention)」、「この発明(this invention)」、および「本発明(the present invention)」という用語は、この特許の主題の全ておよび以下の特許請求の範囲を広く指すことを意図している。これらの用語を含む記述は、本明細書に記載された主題を限定するものではなく、または以下の特許請求の意味もしくは範囲を限定するものではないと理解すべきである。この特許によって網羅される本発明の実施形態は、この概要ではなく、以下の特許請求の範囲によって定義される。この概要は、本発明の様々な実施形態の高レベルな概説であり、以下の発明を実施するための形態の項でさらに説明される概念のいくつかを紹介するものである。この概要は、特許請求される主題の重要または本質的な特徴を特定することを意図するものではなく、特許請求される主題の範囲を決定するために単独で使用されることも意図していない。主題は、本特許の明細書全体の適切な部分、任意のまたは全ての図面、および各請求項を参照することによって理解されるべきである。
様々な例では、脱コーティングシステムは、ダストサイクロン(または他の好適な固体/気体分離器)と、冷却コンベヤと、を含む。ダストサイクロンは、脱コーティングキルンから排気を受け取ることと、排気からダストとして粒子状物質をろ過することと、低い排出温度でダストを排出することと、を行うように構成されている。いくつかの例では、冷却コンベヤは、トラフ内に回転可能に位置決めされた1つ以上のスクリューを含む。スクリューまたはトラフのうちの少なくとも1つは、冷却剤で内部または外部から冷却される。冷却コンベヤは、ダストサイクロンからダストを受け取ることと、サイクロン温度未満であるダスト処理温度にダストを冷却することと、を行うように構成されている。様々な例では、サイクロンの温度は、ダストが自然発火しやすい温度に相当する場合がある。
いくつかの例では、脱コーティングシステムのダストサイクロンからダストを冷却する方法は、脱コーティングシステムのダストサイクロンから冷却コンベヤに有機粒子状物質を含有するダストを抽出することを含む。この方法はまた、スクリューでトラフに沿ってダストを前進させることと、冷却コンベヤでサイクロン温度からダスト処理温度にダストを冷却することと、を含む。
本開示に記載された様々な実装態様は、付加的なシステム、方法、特徴、および利点を含むことができ、これらを、必ずしも本明細書に明白に開示することができるわけではないが、以下に続く発明を実施するための形態および添付の図面を考察した場合、当業者には明らかになるであろう。全てのそのようなシステム、方法、特徴、および利点は、本開示内に含まれ、添付の請求項によって保護されることが意図されている。
以下の図面の特徴および構成要素は、本開示の一般的な原則を強調するために例解される。図面全体にわたって、対応する特徴および構成要素は、一貫性および明瞭性のために参照文字を一致させることによって指定することができる。
本開示の態様による、冷却スクリューコンベヤを含む脱コーティングシステムを描写する概略図である。 図1の脱コーティングシステムで使用するための例示的な冷却スクリューコンベヤの一部の断面図である。 図1の脱コーティングシステムで使用するための別の冷却スクリューコンベヤの一部の断面図である。 図1の脱コーティングシステムで使用するためのスクリューコンベヤのジャケットの一部の断面図である。 本開示の態様による、冷却スクリューコンベヤを含む別の脱コーティングシステムを描写する概略図である。 本開示の態様による、冷却スクリューコンベヤを含む別の脱コーティングシステムを描写する概略図である。
本発明の実施例の主題は、法定要件を満たすために、具体的に本明細書に記載されるが、この説明は必ずしも特許請求の範囲を限定することを意図するものではない。特許請求される主題は、他の方法で実施されてもよく、異なる要素またはステップを含んでいてもよく、他の既存または将来の技術と一緒に使用されてもよい。この説明は、個々のステップの順序または要素の配置が明示的に記載されている場合を除いて、様々なステップまたは要素の間に任意の特定の順序または配置を意味するものと解釈されるべきではない。
図1は、本開示の実施例による、アルミニウムまたはアルミニウム合金などの金属スクラップからコーティングを除去するための脱コーティングシステム100を例解する。脱コーティングシステム100は、概して、キルン102と、サイクロン104(または他の好適な固体/気体分離器)と、アフターバーナ106と、を含む。再循環ファン108、熱交換器110、および排気システム112などの他の構成要素が、脱コーティングシステム100の一部として含まれてもよい。以下に詳細に説明するように、脱コーティングシステムは、サイクロン104からダストを受け取り、サイクロン温度からダスト処理温度にダストの温度を低減する冷却コンベヤ124を含む。
脱コーティングシステム100を使用する脱コーティングプロセス中、金属スクラップ101は、キルン102の中に送給される。加熱されたガス115は、キルン102の中に注入されて、キルン102内の温度を上昇させ、スクラップ金属を溶かすことなく、有機汚染物質を気化および/または熱分解する。多くの場合、脱コーティングシステム100内部の酸素濃度は、有機コーティングが発火しないように低レベル(約6%〜約8%の酸素など)に維持される。例えば、脱コーティングシステム内部では、雰囲気は、有機化合物が、脱コーティングプロセスに起因して高温であるとしても発火しないように、7%の酸素であってもよい。脱コーティングされたスクラップ金属103は、さらなる処理のためにキルン102から除去され、最終的に新しいアルミニウム製品に加工される。スクラップがキルン102を通って進むにつれて、ガスによって加熱され、それにより前記ガスを冷却する。この熱プロファイルは、以前に蒸発した特定の有機化合物が粒子状物質の表面に再凝縮することをもたらす。
気化した有機化合物と粒子状物質とを含有する排気は、ダクト114を通ってキルン102を退出し、ダクト114は、キルン102をサイクロン104(または他の好適な固体/気体分離器)に接続する。サイクロン104内部では、凝縮有機化合物を含有するより大きな粒子は、排気からダストとして除去され、最終的には廃棄のためにサイクロン104から排出される。粒子状物質は、炭素質材料だけでなく、様々な金属および非金属固体で構成されている。サイクロン104から、排気は、アフターバーナ106の中に方向付けられる。アフターバーナ106は、排気内部の残余の有機化合物を焼却し、加熱されたガスをダクト116の中に排出し、最終的に排気システム112(例えば、バグハウス)、大気、またはキルン102に戻るように導かれる。アフターバーナ106は、熱風バーナ119または気体を加熱するための他の好適な装置を含んでもよい。ダクト116内部の加熱されたガスの温度は、ダクト114内部のキルン102からの排気の温度を上回る。例えば、様々な場合では、ダクト114内部の排気の温度は、概して約250℃〜約400℃であり、一方でダクト116内部の加熱されたガスの温度は、概して約700℃〜約900℃である。加熱されたガスの一部は、任意選択的に再循環ダクト118を通ってキルン102に再循環される。様々な例では、ガスがキルン102に再循環される前に、アフターバーナ106からの加熱されたガスの温度を冷却するために、冷却装置113(水噴霧器など)が設けられる。
図1に例解されるように、いくつかの例では、ダクト116を通ってアフターバーナ106を退出する排気は、排気の温度を低減させる熱交換器110を通して方向付けられる。様々な例では、熱交換器110を退出する冷却された排出空気の一部は、ガスムーバ105を通ってキルン102に再循環され得る。代替的に、または付加的に、熱交換器110を退出する冷却された排出空気の一部は、アフターバーナ106内の雰囲気を依然として制御しながら、過剰な有機化合物が処理される際の過熱を防ぐために冷却空気121としてガスムーバ107を通ってアフターバーナ106に再循環され得る。様々な例では、酸素を供給して有機化合物を燃焼させ、アフターバーナ106(ガスムーバ109)およびバーナ燃焼空気(ガスムーバ111)内の雰囲気を制御するために、追加のガスムーバ109および111が設けられている。
従来、サイクロン104から排出されたダストは、ビンまたはホッパーで収集される。サイクロン104から排出されホッパー内に保持されたダストは、燃焼および火災を引き起こしやすく、それはダストが比較的高温でサイクロンから排出され、低温発火化合物と、触媒材料および化合物と、を含有する可能性があるためである。これは、ダストの粒子がゆるく詰まっていることによって悪化し、ダストの山への空気の進入速度が比較的速く(すなわち、より多くの空気がダストの山に浸透し得、そのためより多くのダストが空気と接触する)、局所反応部位から離れる熱伝導の速度は比較的遅い。これらのダストの炎は、水または消火器をもってしても、消すことが非常に困難である。その上、水およびダストのスラリー混合物を作るために水を使用してダストを湿らせた場合、この混合物は、スラリー混合物の含有量ならびに材料の体積のために、廃棄に費用がかかる場合がある。このプロセスは、日常ベースで必要とされる水の量のために、実装するのにさらに費用がかかる場合があり、かつこの混合物は、潜在的な安全性および環境問題を提示し得る。
図1に例解されるように、脱コーティングシステム100は、サイクロン104からダストを受け取り、サイクロン温度からダスト処理温度にダストの温度を低減する冷却コンベヤ124を含む。サイクロン104から排出されたダストは、概して約250℃〜約400℃の排出温度にある。ダスト処理温度は、ダストの発火温度を下回る温度であり、典型的には約175℃〜約300℃である。様々な例では、ダスト処理温度は、約100℃未満である。いくつかの例では、ダスト処理温度は、約50℃である。ダストの発火温度を下回るダスト処理温度にダストを冷却することにより、ダスト火災のリスクが低減または排除される。
様々な例では、冷却コンベヤは、以下で詳細に説明するように、サイクロン104からダストを受け取ることと、サイクロン温度からダスト処理温度にダストの温度を低減することと、を行うように構成されている、好適なタイプのコンベヤのうちのいずれであってもよい。図1〜図6に示す例では、冷却コンベヤ124および524はスクリューコンベヤである。しかしながら、様々な他の例では、コンベヤは、バケットコンベヤ、振動コンベヤ、またはサイクロン104からダストを受け取るのに好適な様々な他のタイプのコンベヤであってもよい。いくつかの例では、脱コーティングシステム100は、同じタイプのコンベヤであってもそうでなくてもよい複数のコンベヤを含んでもよい。他の例では、冷却コンベヤに加えて、または冷却コンベヤなしで、ダストを冷却できる様々な他の装置または構成要素が使用されてもよい。非限定的な一例として、場合によっては、様々な冷却機能を備えたリボンミキサなどの様々なミキサが、冷却コンベヤの代わりに、またはそれに加えて使用されてもよい。
図1を参照すると、いくつかの例では、コンベヤ124は、スクリュー126およびトラフ128を含むスクリューコンベヤである。動作中、スクリュー126はトラフ128内で回転して、トラフ内でダストを移動させる。以下に詳細に説明するように、様々な例では、スクリュー126および/またはトラフ128は、水ベース、グリコールベース、石油化学ベース、生物学的ベース、および/または溶融塩ベースの冷却剤、水、エチレングリコール、油、窒素または他のガス、あるいは他の流体冷却剤を介して内部または外部から冷却され、ダストに接触する冷却された表面を提供する。冷却された表面を提供することにより、ダストからの熱が、スクリュー126および/またはトラフ128に伝達され、ダストの温度が低下する。
コンベヤ124は、トラフ128内に1つのスクリュー126を例解しているが、トラフ128内のスクリュー126の数は、現在の開示を制限するものと見なされるべきではない。例えば、いくつかの例では、トラフ128内に複数のスクリュー126が設けられてもよい(図5を参照)。これらの例では、複数のスクリュー126を収容するためにトラフ128の幅を増加させる一方で、トラフ128の長さを短くしてもよい。このようにして、コンベヤ124の構成/寸法を必要に応じて修正することができる。加えて、単一のコンベヤ124が脱コーティングシステム100と共に例解されているが、コンベヤ124の数は変えることができる。例えば、いくつかの例では、複数のコンベヤ124は、他の構成の中でも、順次、ジグザグ、またはスイッチバック構成(図6を参照)などの様々な構成で提供され得る。さらなる例では、脱コーティングシステム100は、ダストをさらに冷却するためにコンベヤ124上に空気を方向付けるためのファンまたは他の同様の送風機を任意選択的に含む。様々な例では、スクリュー126および/またはコンベヤ124の数および/または構成は、脱コーティングシステム100内に低減されたフットプリントを有するコンパクトなシステムを形成するために提供される。
いくつかの例では、脱コーティングシステム100は、コンベヤ124に沿った様々な場所に噴霧器または他の注入器を任意選択的に含み、コンベヤ124内のダストに少量の水または他の液体あるいは固体冷却剤を注入するように構成されている。そのような例では、冷却コンベヤ124と組み合わせて、水は、ダストを排出温度からダスト処理温度に低減するのに役立つ十分な量で注入されるが、ダストとのスラリー混合物を作り出すには十分ではない。
様々な例では、脱コーティングシステム100は、所定量の冷却材料をダストと共にコンベヤ124に注入して、ダストを冷却するのをさらに助けるように構成された導入器を含む。様々な例では、冷却材料は、不活性材料であり得るが、そうである必要はない。例えば、場合によっては、ダストと共にコンベヤ124に注入される冷却材料は、不活性または不活性でない材料を含む。例えば、冷却材料としては、様々な塩、重炭酸ナトリウム、砂、岩粉、金属ショット、砕石、ドロス粉、セメントキルン粉、石灰、ドロップ粉、砂、およびダストを冷却するのに役立ち得る様々な他の好適な材料が挙げられるが、これらに限定されない。冷却材料がダストと共にコンベヤ124に注入される例では、冷却材料は、冷却されたダスト(もしあれば)の追加処理に応じて、分離器で下流のダストから任意選択的に分離されてもよい。
図2は、冷却剤で内部冷却され、図1の冷却コンベヤ124と共に使用され得るスクリュー226の例を例解する。図2に例解されるように、スクリュー226は、螺旋状フライト230を有する中空体228を含む。ダストよりも低い温度の冷却剤が、矢印232で示されるように、中空体228に導入される。冷却剤が中空体228を通って流れるにつれて、冷却剤の温度は、スクリュー226とダストとの接触により上昇し、ダストの温度は、低温冷却剤との接触により低下する。次いで、加熱された冷却剤は、矢印234で示されるように、中空体228から方向付けられる。図2には例解されていないが、加熱された冷却剤は、その後中空体228を出た後に熱交換器を通して冷却され得、それにより冷却剤は、スクリュー226に再循環され得る。
図3は、冷却剤で内部冷却され、図1の冷却コンベヤ124と共に使用され得るスクリュー326の別の例を例解する。スクリュー226と同様に、スクリュー326は、中空体328を含む。加えて、中空体328に対して、スクリュー226は、中空フライト330をさらに含む。スクリュー226と比較して、動作中、スクリュー326は、中空体328およびフライト330の両方が冷却されるため、ダストと接触する増加した冷却表面積を提供する。
スクリュー226と同様に、スクリュー326の動作中、ダストよりも低い温度の冷却剤は、矢印332で示されるように中空体328に導入され、その後、矢印334で示されるようにスクリュー326を通って方向付けられる。中空体328から、冷却剤は中空フライト330に方向付けられる。冷却剤が中空体328を通って流れ、スクリュー326がダストを前進させると、フライト330および/または中空体328内の冷却剤の温度は、ダストとの接触により上昇し、ダストの温度は低下する。次いで、加熱された冷却剤は、矢印324によって示されるように、フライト330および中空体228から方向付けられる。スクリュー226と同様に、スクリュー326からの加熱された冷却剤は、その後熱交換器を通して冷却され、スクリュー326へと再循環され得る。
図4は、冷却剤で内部冷却され、図1の冷却コンベヤ124と共に使用され得るトラフ428の例を例解する。図6に例解されるように、トラフ428は、作動中に表面438と接触するダストが冷却されるように、冷却剤が流れる内部通路436を画定する。スクリュー226および326と同様に、トラフ428からの加熱された冷却剤は、熱交換器を通して冷却され、トラフ428に再循環され得る。様々な例では、トラフ428は、内部冷却されていない従来のスクリューと共に使用されてもよい。他の例では、トラフ428は、スクリュー226または326およびトラフ428の両方によってダストから熱が除去されるように、内部冷却スクリュー226または326(または他の内部冷却スクリュー)と共に使用されてもよい。任意選択的に、冷却剤は、矢印432で示されるようにトラフ428に導入され、次いで、矢印434で示されるように通路436を通って方向付けられてもよい。
図5は、脱コーティングシステム500がトラフ128内に複数のスクリュー126を備えたコンベヤ524を含むことを除いて、脱コーティングシステム100と実質的に同様である脱コーティングシステム500の例を例解する。図6は、脱コーティングシステム600が複数のコンベヤ124を含むことを除いて、脱コーティングシステム100と実質的に同様である脱コーティングシステム600の例を例解する。多くの他の構成が実装され得る。特定の例において、トラフおよび/またはコンベヤは、内部または外部で冷却されてもよく、トラフおよび/またはコンベヤは、冷却剤が流れる内部または外部通路を画定してもよい。
「EC」(実施例の組み合わせ)として少なくともいくつかの明確な列記を含み、本明細書に記載された概念による多種多様な実施例のタイプのさらなる説明を提供する、例示的な実施例の一群が、以下に提供される。これらの実施例は、相互に排他的であるか、網羅的であるか、または限定的であることは意図されず、本発明は、これらの例示的な実施例に限定されず、むしろ、発行された請求項およびそれらの等価物の範囲内の全ての可能な修正および変形を包含する。
EC1.脱コーティングシステムであって、脱コーティングキルンから排気を受け取ることと、排気からダストとして有機粒子状物質をろ過することと、サイクロン排出温度でダストを排出することと、を行うように構成されているダストサイクロンと、トラフ内に回転可能に位置決めされたスクリューを備える冷却コンベヤであって、スクリューまたはトラフのうちの少なくとも一方は、冷却剤で内部冷却され、冷却コンベヤは、ダストサイクロンからダストを受け取ることと、サイクロン排出温度未満であるダスト処理温度にダストを冷却することと、を行うように構成されている、冷却コンベヤと、を備える、脱コーティングシステム。
EC2.サイクロン排出温度は、約250℃〜約400℃であり、ダスト処理温度は、約50℃〜約150℃である、先行または後続の実施例の組み合わせのうちのいずれかに記載の脱コーティングシステム。
EC3.ダスト処理温度は、約120℃未満である、先行または後続の実施例の組み合わせのうちのいずれかに記載の脱コーティングシステム。
EC4.ダスト処理温度は、約100℃未満である、先行または後続の実施例の組み合わせのうちのいずれかに記載の脱コーティングシステム。
EC5.ダスト処理温度は、約80℃未満である、先行または後続の実施例の組み合わせのうちのいずれかに記載の脱コーティングシステム。
EC6.ダスト処理温度は、約50℃である、先行または後続の実施例の組み合わせのうちのいずれかに記載の脱コーティングシステム。
EC7.ダスト処理温度は、ダストの発火温度未満である、先行または後続の実施例の組み合わせのうちのいずれかに記載の脱コーティングシステム。
EC8.発火温度は、約175℃〜約300℃である、先行または後続の実施例の組み合わせのうちのいずれかに記載の脱コーティングシステム。
EC9.冷却コンベヤのスクリューおよびトラフの両方は、冷却剤で内部または外部から冷却される、先行または後続の実施例の組み合わせのうちのいずれかに記載の脱コーティングシステム。
EC10.冷却剤は、液体である、先行または後続の実施例の組み合わせのうちのいずれかに記載の脱コーティングシステム。
EC11.冷却剤は、水ベース、グリコールベース、石油化学ベース、生物学的ベース、および/または溶融塩ベースの冷却剤、水、エチレングリコール、または油のうちの少なくとも1つである、先行または後続の実施例の組み合わせのうちのいずれかに記載の脱コーティングシステム。
EC12.スクリューは、中空体と、中空体から延在する少なくとも1つの螺旋状フライトと、を備え、スクリューは、中空体内に冷却剤を受け取って、動作中にダストに接触する中空体の外側表面を冷却するように構成されている、先行または後続の実施例の組み合わせのうちのいずれかに記載の脱コーティングシステム。
EC13.螺旋状フライトは、中空体と流体連通する中空螺旋状フライトであり、スクリューは、中空螺旋状フライト内に冷却剤を受け取って、動作中にダストに接触する中空螺旋状フライトの外側表面を冷却するように構成されている、先行または後続の実施例の組み合わせのうちのいずれかに記載の脱コーティングシステム。
EC14.トラフは、内部通路内に冷却剤を受け取って、動作中にダストに接触するトラフの表面を冷却するように構成されている内部通路を画定する、先行または後続の実施例の組み合わせのうちのいずれかに記載の脱コーティングシステム。
EC15.冷却コンベヤは、第1の冷却コンベヤであり、脱コーティングシステムは、複数の冷却コンベヤを備え、各冷却コンベヤまたは複数の冷却コンベヤは、トラフ内に回転可能に位置決めされたスクリューを備える、先行または後続の実施例の組み合わせのうちのいずれかに記載の脱コーティングシステム。
EC16.スクリューは、第1のスクリューであり、冷却コンベヤは、トラフ内に回転可能に位置決めされた複数のスクリューを備える、先行または後続の実施例の組み合わせのうちのいずれかに記載の脱コーティングシステム。
EC17.冷却材料を冷却コンベヤ内のダストに注入するように構成されている導入器をさらに備える、先行または後続の実施例の組み合わせのうちのいずれかに記載の脱コーティングシステム。
EC18.冷却材料は、岩粉、金属ショット、砕石、ドロス粉、セメントキルン粉、石灰、塩、重炭酸ナトリウム、砂、およびドロップ粉のうちの少なくとも1つを含む、先行または後続の実施例の組み合わせのうちのいずれかに記載の脱コーティングシステム。
EC19.脱コーティングシステムのダストサイクロンからの有機粒子状物質を含有するダストを冷却する方法であって、脱コーティングシステムのダストサイクロンから、トラフ内に回転可能に位置決めされたスクリューを備える冷却コンベヤ内にダストを抽出することであって、スクリューまたはトラフのうちの少なくとも一方は、冷却剤で内部冷却される、抽出することと、スクリューでトラフに沿ってダストを前進させて、冷却コンベヤでサイクロン排出温度からダスト処理温度にダストを冷却することと、を含む、方法。
EC20.サイクロン排出温度は、約250℃〜約400℃であり、ダスト処理温度は、約50℃〜約150℃である、先行または後続の実施例の組み合わせのうちのいずれかに記載の方法。
EC21.ダスト処理温度は、ダストの発火温度未満である、先行または後続の実施例の組み合わせのうちのいずれかに記載の方法。
EC22.発火温度は、約175℃〜約300℃である、先行または後続の実施例の組み合わせのうちのいずれかに記載の方法。
EC23.冷却剤は、液体である、先行または後続の実施例の組み合わせのうちのいずれかに記載の方法。
EC24.冷却剤は、水ベース、グリコールベース、石油化学ベース、生物学的ベース、および/または溶融塩ベースの冷却剤、水、エチレングリコール、または油のうちの少なくとも1つを含む、先行または後続の実施例の組み合わせのうちのいずれかに記載の方法。
EC25.ダストを冷却することは、スクリューの中空体を通して冷却剤を循環させて、中空体の外部表面を冷却することと、中空体の外部表面をダストと接触させることと、をさらに含む、先行または後続の実施例の組み合わせのうちのいずれかに記載の方法。
EC26.ダストを冷却することは、中空体と流体連通するスクリューの中空螺旋状フライトを通して冷却剤を循環させて、中空螺旋状フライトの外部表面を冷却することと、中空螺旋状フライトの外側表面をダストと接触させることと、をさらに含む、先行または後続の実施例の組み合わせのうちのいずれかに記載の方法。
EC27.ダストを冷却することは、トラフの内部または外部通路を通して冷却剤を循環させて、トラフの表面を冷却することと、トラフの冷却された表面をダストと接触されることと、をさらに含む、先行または後続の実施例の組み合わせのうちのいずれかに記載の方法。
EC28.冷却コンベヤ内のダストに冷却材料を導入器で注入することをさらに含む、先行または後続の実施例の組み合わせのうちのいずれかに記載の方法。
EC29.冷却材料は、岩粉、セメントキルン粉、金属ショット、砕石、ドロス粉、石灰塩、重炭酸ナトリウム、砂、またはドロップ粉のうちの少なくとも1つを含む、先行または後続の実施例の組み合わせのうちのいずれかに記載の方法。
EC30.冷却材料は、不活性材料を含む、先行または後続の実施例の組み合わせのうちのいずれかに記載の方法。
EC31.脱コーティングシステムであって、脱コーティングキルンから排気を受け取ることと、排気からダストとして有機粒子状物質をろ過することと、サイクロン排出温度でダストを排出することと、を行うように構成されているダストサイクロンと、ダストサイクロンからのダストを受け取ることと、サイクロン排出温度未満であるダスト処理温度にダストを冷却することと、を行うように構成されている冷却コンベヤと、を備える、脱コーティングシステム。
EC32.サイクロン排出温度は、約250℃〜約400℃であり、ダスト処理温度は、約50℃〜約150℃である、先行または後続の実施例の組み合わせのうちのいずれかに記載の脱コーティングシステム。
EC33.ダスト処理温度は、約120℃未満である、先行または後続の実施例の組み合わせのうちのいずれかに記載の脱コーティングシステム。
EC34.ダスト処理温度は、約100℃未満である、先行または後続の実施例の組み合わせのうちのいずれかに記載の脱コーティングシステム。
EC35.ダスト処理温度は、約80℃未満である、先行または後続の実施例の組み合わせのうちのいずれかに記載の脱コーティングシステム。
EC36.ダスト処理温度は、約50℃である、先行または後続の実施例の組み合わせのうちのいずれかに記載の脱コーティングシステム。
EC37.ダスト処理温度は、ダストの発火温度未満である、先行または後続の実施例の組み合わせのうちのいずれかに記載の脱コーティングシステム。
EC38.発火温度は、約175℃〜約300℃である、先行または後続の実施例の組み合わせのうちのいずれかに記載の脱コーティングシステム。
EC39.冷却コンベヤは、トラフを備え、トラフは、冷却剤で内部または外部から冷却される、先行または後続の実施例の組み合わせのうちのいずれかに記載の脱コーティングシステム。
EC40.冷却コンベヤは、スクリューコンベヤ、トラフベルトコンベヤ、バケットコンベヤ、空気コンベヤ、または振動コンベヤのうちの少なくとも1つを備える、先行または後続の実施例の組み合わせのうちのいずれかに記載の脱コーティングシステム。
上記の態様は、単に本開示の原理の明確な理解のために記載された、実装態様の単に可能な実施例である。本開示の趣旨および原理から実質的に逸脱することなく、上記の実施例(複数可)に多くの変形および修正をなすことができる。かかる修正および変形の全てが、本明細書において、本開示の範囲内に含まれ、個々の態様または要素もしくはステップの組み合わせに対する全ての可能性のある請求項が、本開示によって支持されることが意図される。さらに、特定の用語は、本明細書ならびに以下の特許請求の範囲で使用されるが、それらは、包括的および説明的な意味でのみ使用され、記載された発明または以下の特許請求の範囲を限定することを目的としていない。

Claims (20)

  1. 脱コーティングキルンから排気を受け取ることと、
    前記排気からダストとして有機粒子状物質をろ過することと、
    サイクロン排出温度で前記ダストを排出することと、を行うように構成されている、ダストサイクロンと、
    トラフ内に回転可能に位置決めされたスクリューを備える冷却コンベヤであって、前記スクリューまたは前記トラフのうちの少なくとも一方は、冷却剤で内部冷却され、前記冷却コンベヤは、
    前記ダストサイクロンから前記ダストを受け取ることと、
    前記サイクロン排出温度未満であるダスト処理温度に前記ダストを冷却することと、を行うように構成されている、冷却コンベヤと、を備える、脱コーティングシステム。
  2. 前記サイクロン排出温度は、約250℃〜約400℃であり、前記ダスト処理温度は、約50℃〜約150℃である、請求項1に記載の脱コーティングシステム。
  3. 前記ダスト処理温度は、前記ダストの発火温度未満である、請求項2に記載の脱コーティングシステム。
  4. 前記冷却コンベヤの前記スクリューおよび前記トラフの両方が、前記冷却剤で内部または外部から冷却される、請求項1に記載の脱コーティングシステム。
  5. 前記スクリューは、中空体と、前記中空体から延在する少なくとも1つの螺旋状フライトと、を備え、前記スクリューは、前記中空体内に前記冷却剤を受け取って、動作中に前記ダストに接触する前記中空体の外側表面を冷却するように構成されている、請求項1に記載の脱コーティングシステム。
  6. 前記螺旋状フライトは、前記中空体と流体連通する中空螺旋状フライトであり、前記スクリューは、前記中空螺旋状フライト内に前記冷却剤を受け取って、動作中に前記ダストに接触する前記中空螺旋状フライトの外側表面を冷却するように構成されている、請求項5に記載の脱コーティングシステム。
  7. 前記トラフは、内部通路内に前記冷却剤を受け取って、動作中に前記ダストに接触する前記トラフの表面を冷却するように構成されている内部または外部通路を画定する、請求項1に記載の脱コーティングシステム。
  8. 前記冷却コンベヤは、第1の冷却コンベヤであり、前記脱コーティングシステムは、複数の冷却コンベヤを備え、各冷却コンベヤまたは前記複数の冷却コンベヤは、トラフ内に回転可能に位置決めされたスクリューを備える、請求項1に記載の脱コーティングシステム。
  9. 前記スクリューは、第1のスクリューであり、前記冷却コンベヤは、前記トラフ内に回転可能に位置決めされた複数のスクリューを備える、請求項1に記載の脱コーティングシステム。
  10. 冷却材料を前記冷却コンベヤ内の前記ダストに注入するように構成されている導入器をさらに備える、請求項1に記載の脱コーティングシステム。
  11. 脱コーティングシステムのダストサイクロンからの有機粒子状物質を含有するダストを冷却する方法であって、
    前記脱コーティングシステムの前記ダストサイクロンから、トラフ内に回転可能に位置決めされたスクリューを備える冷却コンベヤ内に前記ダストを抽出することであって、前記スクリューまたは前記トラフのうちの少なくとも一方は、冷却剤で内部または外部から冷却される、ことと、
    前記スクリューで前記トラフに沿って前記ダストを前進させて、前記冷却コンベヤでサイクロン排出温度からダスト処理温度に前記ダストを冷却することと、を含む、方法。
  12. 前記ダストを冷却することは、
    前記スクリューの中空体を通して前記冷却剤を循環させて、前記中空体の外側表面を冷却することと、
    前記中空体の前記外側表面を前記ダストと接触させることと、をさらに含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記ダストを冷却することは、
    前記中空体と流体連通する前記スクリューの中空螺旋状フライトを通して前記冷却剤を循環させて、前記中空螺旋状フライトの外部表面を冷却することと、
    前記中空螺旋状フライトの前記外側表面を前記ダストと接触させることと、をさらに含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記ダストを冷却することは、
    前記トラフの内部または外部通路を通して前記冷却剤を循環させて、前記トラフの表面を冷却することと、
    前記トラフの前記冷却された表面を前記ダストと接触させることと、をさらに含む、請求項11に記載の方法。
  15. 前記冷却コンベヤ内の前記ダストに冷却材料を導入器で注入することをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  16. 脱コーティングキルンから排気を受け取ることと、
    前記排気からダストとして有機粒子状物質をろ過することと、
    サイクロン排出温度で前記ダストを排出することと、を行うように構成されている、ダストサイクロンと、
    冷却コンベヤであって、
    前記ダストサイクロンから前記ダストを受け取ることと、
    前記サイクロン排出温度未満であるダスト処理温度に前記ダストを冷却することと、を行うように構成されている、冷却コンベヤと、を備える、脱コーティングシステム。
  17. 前記サイクロン排出温度は、約250℃〜約400℃であり、前記ダスト処理温度は、約50℃〜約150℃である、請求項16に記載の脱コーティングシステム。
  18. 前記ダスト処理温度は、前記ダストの発火温度未満である、請求項17に記載の脱コーティングシステム。
  19. 前記冷却コンベヤは、トラフを備え、前記トラフは、冷却剤で内部または外部から冷却される、請求項16に記載の脱コーティングシステム。
  20. 前記冷却コンベヤは、スクリューコンベヤ、トラフベルトコンベヤ、バケットコンベヤ、空気コンベヤ、または振動コンベヤのうちの少なくとも1つを備える、請求項16に記載の脱コーティングシステム。
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