JP2020519522A - 車体構造に組付けるためのストレージビン - Google Patents

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Abstract

本発明は、車両の後部に組付けられるストレージビン(10)に関する。ビン(10)は、高分子材料からなる成形部品(1)を有し、成形部品は、ビンの取付位置において、上部ビン支持リム(2)と、上部支持リム(2)の下方に位置するビン底部(4)と、一つ以上の側壁部(6)と、を画定する。成形部品(1)は、上部支持リム(2)と底部(4)との間に延設された二つの傾斜リム(7,8)を有する。二つの傾斜又は垂直リムにより縁取られた上方からの切欠を形成する横向き開口部(5)が、成形部品を横断している。横向き開口部(5)は、二つの傾斜又は垂直リム(7,8)に組付けられる挿入壁(11)によって閉じられるように構成されている。

Description

本発明は、車体構造、より詳細には、該構造に組み込まれたストレージビンを形成する部分に関する。
例えば、ストレージビンは、スペアホイールを収容するスペースを確保するために車体構造の後部に組み込まれる。ビンは、通常、車両後方のフロア下に配置される。また、ストレージビンは、例えば車両用工具や緊急対応用品を収納するために配置されうる。
一般に、ビンに収容される物の機能に応じてビンの容積の形を最適化することで、ビンの外形面積又はビンの全占有面積とビンの内容積との比率を最小化することが目的とされる。スペアホイールを収納するために、ストレージビンは、典型的にはプレスされた金属から作られる。その金属製のシェルは、車両のサイドメンバと、車両を横切るスキッドクロスメンバを覆うフロアとに溶接される。
車両の重量を軽減するために、金属製のビンをプラスチック製の射出成形されたビンに置き換えることが望まれている。材料を変更すると、使用する材料の強度によって、材料の成形方法に関連した幾何学的要件によって、又は、車両にストレージビンを設置するために用いられる組立手段及び組立が行われるタイミングに応じて、ビンを完全に設計し直す必要がある。
ビンを形成する部品は、ビンを車体構造に組付けるタイミングに応じて、高温の熱履歴、又は熱化学処理を経ても経なくともよい。例えば、プレス金属製のビンを高分子基複合材料からなるビンと置き換えることが考えられ、例えばSMC(シートモールディングコンパウンド)高分子基複合材料が選択される。このような熱硬化系複合材料は、例えば電気泳動、焼成プロセスに相当する温度履歴を経ることが可能である。
更に、先行技術における既知のビンや配置では最適化されていない、車両後部のオーバーハングを最小化することも目的とされる。
発明の目的は、熱可塑性材料を射出成形した部品を用いてビンの容器を形成したスペアホイールビンの実施形態を提案することで、車両の重量を更に軽減すること、製造コストを削減すること、及び車両後部のオーバーハングを小さくすることである。
このように射出成形された部品は、シートメタルの組み立て中に車体構造に組付けることが可能でなければならず、従って、塗装工程においてホワイトボディに適用される高温の熱化学処理に耐えられなければならない。
また、塗装工程の後に、射出成形された部品を車体構造に組付けることも可能でなければならない。この場合、当該部品は、高温の熱化学処理を受けることはない。
車両の後部に組付けられるストレージビンが提案される。該ビンは、成形プラスチック製の部品を備え、該部品は、ビンの取付位置において:前記ビンの実質的に平らなアセンブリ外形であって、前記ビンの少なくとも一部を囲む支持フレーム上に組付け可能なアセンブリ外形を画定する上部ビン支持リムと、前記上部支持リムの下方に位置するビン底部と、前記ビン底部と前記上部支持リムと一体に成形され、かつ、前記上部支持リムに対して前記ビン底部を支持する一つ以上の側壁部を、を画定する。
前記成形部品は、二つの傾斜リムを備え、前記二つの傾斜リムにより縁取られた上方からの切欠を形成する横向き開口部が、前記上部支持リムと前記底部との間で前記成形部品を横断しており、前記横向き開口部は、前記二つの傾斜リム上の組付けられる挿入壁によって閉じられるように構成されている。
開いたビンのデザインは、有利には、垂直な後部挿入壁によって車両のオーバーハングを小さくすることができる。
挿入壁は、ビン底部から支持フレームにかけて垂直に延びることが好ましい。
好ましい実施形態によれば、挿入壁は、実質的に垂直である。
有利には、挿入壁は、車両後部でビンを閉じ、車両の通常の走行方向に対して直角に配置される。
したがって、特に車両の前後方向において、ビンの大きさが制限される。
傾斜又は垂直リムは、垂直以外の平均線、例えば、直線の傾斜アセンブリ平均線、又は曲線のアセンブリ平均線に沿って延びることが好ましい。
傾斜又は垂直リムのアセンブリ平均線は、斜めに配置されることが好ましい。
有利には、傾斜リムは、実質的に水平な(すなわち、水平面に対して最大20度で傾斜した)母線の方向により作られる線織面を形成する。したがって、傾斜リムにおける成形部品と挿入壁との組付け領域により、成形部品及びその収容物の重さを挿入壁に十分に伝達することが可能となる。
ビンの横向き開口部は、車両後方に向くように設計することが好ましい。
挿入壁は、車両の内側後向きパネルとすることができる。
有利には、挿入壁は、二つの傾斜又は垂直リムに沿って成形部品に組付けられ、かつ成形部品の底部の自由端に沿って成形部品に組付けられる。
側壁部は、ビンの底部と共に、ビンの使用可能な内容積の画定に寄与する壁部をなす。
二つの傾斜又は垂直支持リムは、各々、一端でビンの上部支持リムと接続し、他端でビン底と接続することが好ましい。
ビンの底部を支持する側壁部は、上部支持リムに対してビンの底部の位置を固定することに寄与し、かつ、ビンの底部に加わる荷重の少なくとも一部を上部支持リムに伝達することに寄与する。
実質的に平らなアセンブリ外形は、平面上に位置する、又は二つの近接した平行平面間の空間に位置する(すなわち、二つの近接した平行平面間の距離は、これら平行平面のうちの一つとビンの底部との間の最短距離の3分の1未満である)複数のアセンブリ点において組付けられる。
アセンブリ面は、水平であることが好ましい。他の実施形態では、アセンブリ面は傾斜し得る。
他の実施形態では、高さが僅かに異なる一連の平面に沿って上部リムが組付けられ得る。
他の実施形態では、支持フレームの傾斜壁又は垂直壁上でドッキングする外形により、ビンが組付けられ得る。
ビンの上部支持リムを支持する支持フレームは、例えば、3つの辺からなるフレームなど開いたフレームとすることができる。フレームは、車両のクロスメンバ又は車両のリアフロアにより、及び車両の二つのサイドメンバにより画定することができる。
上部支持リムは、クロスメンバの上面上、又はクロスメンバにより保持されるリアフロア部上に置かれるように設計することができる。上部支持リムは、各サイドメンバの上面に置かれるように設計してもよい。
有利には、挿入壁は、支持フレーム上に組付けられて、支持フレームを完成させ、ビンを支持する閉じたフレームを形成する。
有利には、成形部品の上部支持リムは実質的に水平とすることができ、垂直に対して10度未満、有利には5度未満、好ましくは1度未満で傾斜する少なくとも一つの第1側壁部によって、成形部品の車両の前方側、及び支持リムの下側が制限され得る。
これにより、車両の前後方向におけるビンの占有長さが制限される。成形部品の後部に形成された開口により、成形部品の取り出し方向を組み立てられた部品の垂直方向と異なるようにすることができる。成形部品の取り出し方向を、例えば、組み立てられた部品の垂直方向に対して傾けて、車両の前方側に位置する側壁部の抜き勾配を増加させることができる。
成形部品は、ビンの底部を形成する壁の外面上に、車両の下に空気力学的フェアリングを形成可能な複数の縦方向リッジを含み得る。
縦方向リッジは、縦方向に延び、例えばスペアホイール又はトランクの荷物荷重で生じる垂直方向力の影響による曲げに対してビン底壁を補強するリッジである。ここで、縦方向は、挿入壁に直交する方向であり、ビンが車両に組付けられた後の車両の長手方向に相当する。
これらリッジは、例えば、ビンが車両に組付けられた後に、車両の車体構造の下部を覆うフェアリングのリッジと縦方向に連続して並ぶようにすることができる。
成形部品は、ビンの底部を形成する壁に組み込まれた、ガスアシスト射出成形又は水アシスト射出成形により得られる中空チャネルなどの閉断面中空チャネルを含みうる。
これら射出成形技術では、知られているように、気体又は液体の流体を利用してリブ中央部から未固化状態のポリマーを押し出すことにより、プラスチック射出成形において「厚みのある」リブのコアをくり抜くことができる。
一実施形態によれば、ビンの外側の縦方向リッジは、このような中空チャネルを形成することで得ることができる。
他の有利な実施形態によれば、中空チャネルを、車両を横切る方向、すなわち、ビンの横向き開口部を閉じる挿入壁に実質的に平行な方向において、ビン底壁に形成することができる。
中空チャネルに垂直な縦方向リッジは、一定の厚さを持つビンの底壁の起伏によって画定され、ビン外面の空気力学的プロファイルを画定することができる。
好ましくは、横方向中空チャネルの横断により追加される厚さは、ビン底部の表面より内側にのみ位置して、ビン底部の外面の空気力学的特性を変更しないようになっている。
ビンは、複数の外側縦方向リッジを画定しかつ複数の閉断面中空チャネルを含むビン底壁を含み得る。外側縦方向リッジは、底壁の凹凸形状を呈し、縦方向の開断面中空ビーム部構造を形成する。閉断面中空チャネルは、縦方向リッジに実質的に垂直であり、そのビン底壁に対する突出はビンの内側にのみ現れる。
側壁部では、ビン底壁に対するチャネルの突出が、ビンの内側に向かうように配置されてもよい。他の実施形態によれば、中空チャネルにより形成される突出の少なくとも一部は、ビン側壁においてビン外側に現れてもよい。
少なくとも一つの中空チャネルは、ビン底部上に延び、かつ成形部品の側壁部の高さを超えて延び、ビンの底部から成形部品の上部支持リムに力伝達可能な補強構造を形成することができる。
好ましい実施形態によれば、中空チャネルは、底部上だけでなく、一方が車両右側に、他方が車両左側に位置する、成形部品の二つの対向する側壁部上に延びる。
二つの中空チャネルは、例えば、スペアホイールを受けるビンのスペアホイール固定領域を補強するために、上部支持リム上で互いに離間し、ビン底部の中央部に向かって互いに近づく二つの補強ブレースを形成するように配置することができる。
有利には、ビン底部は、第1リブ群と、第1リブ群に垂直な第2リブ群とを備えた、細長板状リブのネットワークにより、網目模様を付与される。細長板状リブは、成形部品の射出成形に使用される金型の表面に対して、金型の表面に垂直な実質的に平らな溝で刻み目を入れることで得られるリブである。
有利には、リブの高さは、外側縦方向リッジに関連するビン底部の深さの違いを相殺し、及び/又は、ビン底部の内面上の中空チャネルに関連する深さの違いを相殺するように設計される。
少なくとも一つの中空チャネルは、互いに離間し、成形部品の上部支持リム上に位置する二つの支持領域の間に延在し得る。中空チャネルは、ビン底部の一部に沿っても延び、ビン底部から成形部品の上部支持リムに力伝達可能な補強構造を形成する。好ましい実施形態によれば、チャネルは、支持リムの十分な幅にわたって支持リム上に延在することができ、それによりチャネルが、それによりチャネルに沿って延在する部分は、支持フレーム上に載ることになる。
有利には、支持リム上において、チャネルは、支持リムの自由端に対して実質的に垂直である。
チャネルの少なくとも二つの実質的に垂直な部分は、チャネル底部と、支持リムに組み込まれたチャネル端部とを接続しており、側壁部又は複数の側壁部に沿って延びることが好ましい(チャネルの実質的に垂直な部分では、チャネルの平均線が成形部品と交差する垂直平面内にある。そして、チャネルは、側壁部の最大勾配線をたどる)。
有利な実施形態によれば、交差する細長板から形成された補強リブのグリッドが、ビン底壁の内面に渡って延びている。この「従来の」リブのグリッドは、実際には、縦方向リッジに関連するくぼみの上と、ビン内面上に位置してビンを補強する中空チャネル同士の間とに、新たなビン底部の支持面を画定する。
リブのグリッドは、機械的な補強としての役割を果たすだけでなく、特定の振動モードを防止又は制限することで、ビンの振動音を抑制することができる。
有利には、ビンは、成形部品を有し、その横向き開口部はアセンブリストリップにより縁取られ、アセンブリストリップは、水平母線により、囲まれた線織面を形成する。このアセンブリストリップは、例えば、接着線としての役割を果たすことができる。ビンは、また、挿入壁を有しうる。挿入壁は、囲まれた線織面の下で、成形部品に接着することで組付けられる。
ここで、線織面は、広義の線織面である。したがって、線織面の水平母線を台形曲線上に置くことができる。
有利には、円筒状のアセンブリストリップの一部は、ビン底壁に沿って延びる。
車両の前部又は後部にストレージビンを有する車両を製造する方法も提案され、当該方法は、
U字を形成する直交三辺によって画定され、前記車両の前部又は後部に開口するU字状水平フレームを形成する支持構造を設け、
実質的に垂直な挿入壁であって、前記壁部の基本平面に垂直で上部に向かって広がる台形状の外形を形成する台形支持リム−台形支持リムはU字状のフレームの上面に下から有利に接続しうる−を有する挿入壁を設け、
前記挿入壁を組付けることで、前記開いたU字状のフレームを完成させ、U字が開いていた車両端部側を前記挿入壁で閉じたフレームに形成し、
ビンを形成する成形部品であって、ビン底部を備え、前記U字状フレームに載る上部支持リムを備え、かつ、前記挿入壁の前記台形支持リムと相補的なアセンブリリムを備える成形部品を設け、
前記U字状フレームに沿い、かつ前記成形部品の前記上部支持リムの下に延び、かつ前記挿入壁の前記台形支持リムに沿って延びる接着線を用いて、前記支持構造と前記挿入壁とにより提供される前記フレームに前記成形部品を接着する。
本発明の目的、特徴、及び優位点は、非限定的な例として与えられる以下の記載を添付図面を参照して読むことで明らかになる。
図1は、本発明にかかるスペアホイールストレージビンの車両の縦方向中心面に沿った断面概略図であり、ビンの内容積を画定する成形部品のプロファイルを示している。 図2は、同じ断面に沿った、図1に示した概略に相当するスペアホイールストレージビンの断面図である。 図3は、ビンの頂部から見た、図2に示したビンを形成する成形部品の斜視図である。 図4は、図3の成形部品の底面斜視図である。 図5aは、図3及び図4の成形部品を適切な車体構造上に組付けるために使用される接着線の経路を示す斜視図である。 図5bは、図5aに示される接着線に沿って成形部品を組付けることで、図3及び図4の成形部品を受けることのできる車体構造部の斜視図である。
図1は、スペアホイール9を収納する寸法に作られたスペアホイールビン10を、車両に関連付けたx、y、z軸の座標系において示す。ビンの内容積は、熱可塑性の成形材料で作られた部品1により画定される。x軸は、車両の通常の走行方向に沿った、車両の前部から後部への長手方向水平軸を表す。y軸は、車両を横切る方向の水平軸を示す。z軸は、上向き垂直軸である。
図1に示されるように、成形部品1は、スペアホイール9を支えるビン底壁4を有する。成形部品1は更に、実質的に水平な上部支持リム2を有する。上部支持リム2は、車両のサイドメンバと共に、一つ以上のクロスメンバにより形成されるフレーム3上に置かれる。
例えば、スキッドクロスメンバ13が、図1に見える。成形部品1の上部支持リム2の水平部24は、車両を横切る方向に延びており、スキッドクロスメンバ13の上面を覆うフロア上に置かれる。スキッドクロスメンバ13は、車両の左右において、図1及び図2に図示されていない(が、例えば図5bに図示される)サイドメンバ12に接続される。
スキッドクロスメンバ13、クロスメンバを覆うフロア、及びサイドメンバ12は、共に支持フレーム3を形成する。支持フレーム3は、少なくとも3つの辺で、ビンを上部支持リム2で支持する。このフレーム3は、U字状フレームであり、3つの辺を有する。U字の開口側において、すなわち車両後方に向かって、フレーム3は、内側後向きパネルである挿入壁11に連結されている。
壁11は、実質的に垂直で、車両を横切る方向に延びている。収容物、例えばスペアホイールを支持する底壁4は、一つ以上の側壁部6により、特にビンの前部に位置する第1側壁部16により上部支持リム2に接続される。成形部品1のこれら側壁部6は、ビン底部4と上部支持リム2とを接続し、成形部品1の側縁部(前縁部24を含む)を画定する。
車両後部において、成形部品1は、側壁部6に切り込まれた上方からの切欠形状を呈する横向き開口部5を有する。横向き開口部5は、図1、2には図示されていないが、例えば図3に図示される、傾斜又は垂直アセンブリ縁部7、8を含んでいる。これら傾斜縁部7、8は、挿入壁11に組付けられるように構成されている。
これら縁部7、8上のアセンブリ平均線は、挿入壁11上に結合可能なように垂直平面上に位置する。挿入壁11は、縁部7、8の下に位置して縁部7,8をそれぞれ支えるように構成された傾斜リム27,28を含む。このため、縁部7、8、27、28は、水平成分を有する平面上に延在する。この水平成分は、挿入壁11の垂直な中央平面部に対して実質的に垂直である。
図1に示されるように、成形部品が車両後方に向けて開口した構成により、ビンを前後方向にコンパクトにすることができる。
ビン10は、挿入壁11に相当する垂直壁により後方を縁取られている。ビンは、ビン前部に位置する第1側壁部16と共に、フレーム3の上面に載置される上部支持リム2により前方を縁取られており、ビンの大きさは、垂直zに対する壁16の角度αの関数である。角度αは、部品1をビンの底壁4に垂直な方向に離型させる場合、典型的には角度0.5度から1度の角度である。ビン1の前後方向の大きさは、角度αをゼロに近づける、例えば、成形部品の底部4に対し通常よりやや傾斜した方向に部品1を離型させるように金型を設計することで、更に減らすことができる。部品1の射出成形型は、成形部品1の後部に位置する開口部5により、このような設計が可能である。
図2は、成形部品1の断面の詳細を更に示している。図2は、図1と共通のエレメントを含み、同じエレメントは同じ参照番号で示す。図2では、特に、ビンの底壁4の断面上に見られる成形部品1の補強エレメントを示している。
ビン底部は、二次元補強リブ19により補強される。二次元補強リブ19は、ここでは断面が見えているが、図3に示すように、ビン底部の表面にグリッドを形成しており、立体構造を有する。この立体構造は、特に、ビン底部における「ドラムスキン」タイプの振動を防止する。
成形部品1の壁部のいくつかは、閉断面中空ビーム部として機械的に作用する中空チャネル20によっても補強されている。これらチャネル20は、ガスアシスト射出成形方法又は水アシスト射出成形方法により得ることができる。これら射出成形方法は、それ自体は知られている。ここでは、成形部品の底部4といくつかの側壁が、中空チャネルにより補強されている。
いくつかの実施形態では、二次元リブはビンの一以上の側壁部に沿って延在してもよい。図示される例では、側壁はそのようなリブを備えていない。
図示された実施形態では、中空チャネル20は、側壁部6に沿って延びており、各中空ビーム20を上部支持リム2上に‘引っ掛ける’ようになっている。したがって、中空ビーム構造は、一般に上部支持リム2を支える金属構造であるフレーム3によって支持される。
更に、図2に示されるように、側壁部6は、起伏29を形成する側壁の形状により、垂直軸周りの曲げに対し補強されている。ここでは、起伏29は、これら側壁部6上に水平なパターンを形成している。
図2は、更に、実質的に三角形状の壁部31を示している。壁部31は、部品1の後部アセンブリ用の傾斜リム8の一つと、側壁部6とを接続しており、ビン10の側面の一つ、ここでは右側面に隣接している。ここでは、側壁部6は、実質的に平坦であり、側壁部から後壁部へ移ることなくホイール9を囲んで傾斜縁部8を画定することができる円筒状又は円錐状の側壁部とは対照的である。これらの実施形態も発明の範囲に含まれる。
図2、3には、二次元補強リブ19、中空チャネル20、これら横方向のチャネル20により形成され、成形部品1の側壁部6に沿って延びる突出部、側壁部6を補強する起伏29のすべてが示される。
図2、3には、成形部品1の底部4において車両長手方向に延びる起伏が、複数の空気力学的な縦方向リッジ18を形成していることが示されている。
これら空気力学的な外側リッジは、図4により明確に示されている。
ビン底壁4、及びビンの側壁部6における様々なリッジ及び補強構造が、図3、4からより明確に理解できる。図3、4は、前図と共通のエレメントを含み、同じエレメントは同じ参照番号で示す。
図2、3に示される例では、平面リブ19の高さは、空気力学的な縦方向リッジ18の高さに匹敵するが、他の実施形態では、平面リブ19は(垂直方向zにおいて)起伏18の深さよりも実質的に高い/深いネットワークを形成することができる。リブ19の高さは、ビン底部のリッジ4に応じて変えることができる。リブ19の高さは、ビンの前部と後部との間で異なるものとすることもできる。
成形部品の傾斜リム8を支持するように構成された挿入壁11の傾斜リム28が、図2に示される。傾斜リム7、8、27、28があることで、成形部品1及びその収容物の重さの一部は、垂直面の部分に組付けた場合のようにせん断で伝達されず、垂直支持により挿入壁11に伝達される。
なお、挿入壁11は、ビン底部4の水平リム部の下に挿入される水平下部アセンブリリム30を含む。
図3、4に戻り、ビンの補強に寄与する横方向中空チャネル20は、ビンの中心部に運搬物が載置されることを考慮して、中空チャネルがビンの上部リム2上に掛かるように形成されるだけでなく、それらの平均線は、ビン底部において二つのチャネルが成形部品1の底部4の表面中心に向かうに従って互いに近づくように形成されている。したがって、各チャネルは、ビン底部4が支持するスペアホイールの下を通過する。
チャネル20は、ホイールの荷重が上部支持リム2全体に良好に分配されるように、側壁部6の近傍で互いに反対方向に離間している。
成形部品1は、全体的に上方へ向けて拡がった形状を有し、一側面がビン底部4まで延びる台形状の切欠により開口したビンを形成している。切欠も上方に向けて拡がっている。切欠は、ビン底部4と、支持リム2の高さでビン上部の閉じた輪郭を形成する仮想線35との間に、開口部5を画定する。
図5aは、成形部品1(図5aでは不図示)をサイドメンバ12、挿入壁11、及びスキッドクロスメンバ13(図5aでは不図示)を覆うフロアに固定可能にする接着線15の軌跡を空間内に示している。図5aは、前図と共通のエレメントを含み、同じエレメントは同じ参照番号で示す。
特に、成形部品1の第1傾斜リム7と第2傾斜リム8とをそれぞれ受けるための傾斜リム部27、28が、挿入壁11上にある。
接着線15は、閉曲線を形成し、成形部品1の上部支持リム2、成形部品の第1傾斜リム7及び第2傾斜リム8、並びに成形部品1のビン底壁4の水平リム36の一部に沿って延び、開口部5の下部に隣接して、挿入壁11の縁部37上に載るように構成されている。
図5aの参照番号21は、挿入壁11上に、アセンブリ縁部27、28、37を有するアセンブリストリップ部を示している。アセンブリストリップは、x軸に平行な水平母線がこのアセンブリストリップ部に沿って移動可能なため、線織面として記述することができる。実際、この線織面は、挿入壁11の相補的な台形縁部に載るように閉じられた、台形状の外形を有する短い壁を形成している。
ある実施形態では、成形部品1の上部支持リム2の左右のリムを支持するために、挿入壁11上に水平リム部を設けることもできる。
図5bは、成形部品1(図5bでは不図示)が組付けられる支持構造を示す。図5bは、前図と共通のエレメントを含み、同じエレメントは同じ参照番号で示す。図5bは、車両に固定されたx、y、z座標系において、成形部品1の上部支持リム2の左右部分をそれぞれ支持する車両のサイドメンバ12と、車両を横切るように位置し、車両後部で後部フロア部17を支持するスキッドクロスメンバ13の位置とを示している。
二つのサイドメンバ12及びスキッドクロスメンバ13は共に、U字状の上部支持フレーム3、すなわち、開口フレームを形成している。該フレームは、成形部品1の上部支持リム2の少なくとも一部を支持するように構成されている。
二つの部分の内側後向きパネル14は、その下部に、スペアホイールビンの後部を閉じるように構成された挿入壁部11を含む。
このように、成形部品1は、二つのサイドメンバ12の上、スキッドクロスメンバ13又は後方フロア部17の上、及び挿入壁11の上に組付けられ、支持構造上の成形部品1のドッキング領域において垂直方向に支持される。
例として、成形部品の厚さは、1.5mmと6mmの間、例えば2mmと4mmの間とすることができる。
チャネル20(壁を含む)の横断面は、壁の平面で30〜40mm程度、例えば40mmの寸法を有し、底壁又は側壁に垂直な高さで15〜30mm、例えば20〜25mmの高さを有することができる。
チャネル壁部のポリマーの厚さは、底部4又は側壁部6の厚さより大きくすることができ、例えば、最大2倍の厚さとすることができる。チャネル壁部の厚さは、例えば4mmと6mmとの間とすることができる。
本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、多くの変形例で示すことができる。成形部品1の別の側壁部6は、実質的に矩形の外形を有するビンを形成する代わりに、丸みを帯びた外形のビンを形成し得る。これらリム7、8の傾斜は、部品の離型を容易にする。ビン底壁4は、平面リブのみで補強できる。ビン底壁は、別の実施形態では、中空ビームを形成する中空チャネルのみで補強することができる。側壁部6は、起伏のみで補強してもよく、又は中空チャネルのみで補強してもよく、或いは補強せずに実質的に滑らかな壁を形成してもよい。
成形部品1は、接着による組付け以外の技術により組付けることができる。例えば、成形部品1の上部支持リム2に組み込まれた金属ペレットを金属フレーム3上に溶接することで、上部リム2を組付けることが考えられる。
他の変形例では、一側壁においてのみ、チャネルが底部から垂直方向に延びてもよい。
他の変形例では、ビンの内側及び外側におけるスペース上の制約に合わせて、チャネルがビン側壁において非対称的に延びてもよい。
他の変形例では、複数のチャネルが連続して、例えばビン底部の中央部で連通してもよい。
本発明にかかる成形部品1は、使用する材料の重さに対して部品の剛性を最適化するように設計され、また、車両外側に空気力学的フェアリングの機能を取り入れるように設計され、さらに、特に車両の前後方向に沿ったビンの占有長さを制限するように設計されている。
そのため、車両の重量が軽減され、生産コストが最適化される。
本発明によるストレージビンは、車両後部に最適化された収納スペースを確保することを可能にする。熱可塑性の成形材料で作られた大きな部品を使用することで、車両の全重量を減らすことができる。上記部品に提案された設計により、成形部品の生産及び組み立ての制約を満たしながら、部品の剛性と、ビンの内容積と、ビンの占有面積とを適切に並立させることができる。
少なくとも一つの中空チャネルは、互いに離間し、成形部品の上部支持リム上に位置する二つの支持領域の間に延在し得る。中空チャネルは、ビン底部の一部に沿っても延び、ビン底部から成形部品の上部支持リムに力伝達可能な補強構造を形成する。好ましい実施形態によれば、チャネルは、支持リムの十分な幅にわたって支持リム上に延在することができ、それによりチャネルに沿って延在する部分は、支持フレーム上に載ることになる。
挿入壁11は、実質的に垂直で、車両を横切る方向に延びている。収容物、例えばスペアホイールを支持する底壁4は、一つ以上の側壁部6により、特にビンの前部に位置する第1側壁部16により上部支持リム2に接続される。成形部品1のこれら側壁部6は、ビン底部4と上部支持リム2とを接続し、成形部品1の側縁部(前縁部24を含む)を画定する。
ビン10は、挿入壁11に相当する垂直壁により後方を縁取られている。ビンは、ビン前部に位置する第1側壁部16と共に、フレーム3の上面に載置される上部支持リム2により前方を縁取られており、ビンの大きさは、垂直zに対する壁16の角度αの関数である。角度αは、部品1をビンの底壁4に垂直な方向に離型させる場合、典型的には0.5度から1度の角度である。ビン1の前後方向の大きさは、角度αをゼロに近づける、例えば、成形部品の底部4に対し通常よりやや傾斜した方向に部品1を離型させるように金型を設計することで、更に減らすことができる。部品1の射出成形型は、成形部品1の後部に位置する開口部5により、このような設計が可能である。
図2、3に示される例では、平面リブ19の高さは、空気力学的な縦方向リッジ18の高さに匹敵するが、他の実施形態では、平面リブ19は(垂直方向zにおいて)リッジ18の深さよりも実質的に高い/深いネットワークを形成することができる。リブ19の高さは、ビン底部のリッジ18に応じて変えることができる。リブ19の高さは、ビンの前部と後部との間で異なるものとすることもできる。

Claims (10)

  1. 車両の後部に組付けられるストレージビン(10)であって、前記ビン(10)が高分子材料からなる成形部品(1)を有し、前記成形部品(1)が前記ビンの取付位置において、
    前記ビン(10)の実質的に平らなアセンブリ外形であって、前記ビンの少なくとも一部を囲む支持フレーム(3)上に組付け可能なアッセンブリ外形を画定する上部ビン支持リム(2)と、
    前記上部支持リム(2)の下方に位置するビン底部(4)と、
    前記ビン底部(4)及び前記上部支持リム(2)に一体に成形され、かつ、前記上部支持リム(2)に対して前記ビン底部(4)を支持する一つ以上の側壁部(6)と、
    を画定し、
    前記成形部品(1)は、前記上部支持リム(2)と前記底部(4)との間に延設された二つの傾斜リム(7,8)を備え、
    前記二つの傾斜リムにより縁取られた上方からの切欠を形成する横向き開口部(5)が、前記成形部品を横断しており、
    前記横向き開口部(5)は、前記二つの傾斜リム(7,8)に組付けられる挿入壁(11)によって閉じられるように構成されている、ビン。
  2. 前記成形部品(1)の前記上部支持リム(2)は、実質的に水平であり、前記成形部品(1)の前記車両の前方側、及び前記支持リム(2)の下側が、垂直に対して10度未満で傾斜する少なくとも一つの第1側壁部(16)によって制限されている、請求項1に記載のビン。
  3. 前記成形部品(1)は、前記ビンの前記底部(4)を形成する壁の外面上に、前記車両の下に空気力学的フェアリングを形成可能な複数の縦方向リッジ(18)を含む、先行請求項のいずれか一項に記載のビン。
  4. 前記成形部品(1)は、前記ビンの前記底部(4)を形成する壁に組み込まれた複数の閉断面中空チャネル(20)を含む、請求項1〜3の一項に記載のビン。
  5. 底壁の起伏から構成された複数の外側縦方向リッジ(18)を画定するビン底壁(4)を含み、かつ、前記複数の縦方向リッジ(18)に実質的に垂直な複数の閉断面中空チャネル(20)を含み、前記ビン底壁に対する前記中空チャネル(20)の突出が前記ビンの内側にのみ現れる、請求項3及び4の組み合わせに記載のビン。
  6. 少なくとも一つの中空チャネル(20)が、前記ビン底部(4)上に、及び前記成形部品(1)の側壁部(6)の高さにわたって延在し、前記ビン(4)の前記底部から前記成形部品(1)の前記上部支持リム(2)へ力伝達可能な補強構造を形成する、請求項4に記載のビン。
  7. 少なくとも一つの中空チャネル(20)が、前記成形部品の前記上部支持リム(2)上に位置する互いに離れた二つの支持領域の間に延在し、さらに前記中空チャネル(20)が、前記ビン底部(4)の一部に沿って延在する、請求項4〜6の一項に記載のビン。
  8. 二つの中空チャネル(20)が、前記上部支持リム(2)上で互いに横方向に離間し、かつ、前記ビン(4)の前記底部の中央部に向かって互いに近づく、二つの補強ブレースを形成する、請求項7に記載のビン。
  9. 成形部品(1)を有し、前記成形部品の前記横向き開口部(5)は、複数の水平母線により囲まれた線織面を形成するアセンブリストリップ(7、36、8)により縁取られ、前記ビンは、挿入壁(11)に載っており、前記挿入壁(11)は、前記囲まれた円柱状面(7、36,8)の下で、前記挿入壁(11)上に画定された相補的アセンブリストリップ(27、37、28)を前記成形部品(1)に接着させることで組付けられる、先行請求項のいずれか一項に記載のビン。
  10. 車両の前部又は後部にストレージビンを有する車両を製造する方法であって、
    U字を形成する直交三辺によって画定され、前記車両の前部又は後部に開いたU字状水平フレーム(3)を形成する支持構造を設け、
    実質的に垂直な挿入壁(11)であって、該挿入壁(11)に垂直で上部に向かって広がる台形状の外形を形成する台形支持リム(27,37,38)を有する挿入壁(11)を設け、
    前記挿入壁を組付けることで、前記開いたU字状のフレームを前記壁で閉じられたフレームとし、
    ビンを形成する成形部品(1)であって、ビン底部(4)を備え、かつ、前記U字状フレームに載る上部支持リム(2)を備え、かつ、前記挿入壁(11)の前記台形支持リムと相補的なアセンブリリム(7,36,8)を備える成形部品(1)を設け、
    前記U字状フレーム(3)に沿い、かつ前記成形部品の前記上部支持リム(2)の下に延び、かつ前記挿入壁(11)の前記台形支持リム(27,37,28)に沿って延びる接着線を用いて、前記支持構造と前記挿入壁(11)とにより提供される前記フレーム(3)に前記成形部品(1)を接着する、方法。
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