JP2020518539A - 内部加熱装置を備えたエッジディレクタ - Google Patents

内部加熱装置を備えたエッジディレクタ Download PDF

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Abstract

装置は、下流方向に沿って収束してウェッジのルートを形成する、一対の傾斜した表面部分を備えたウェッジを含むことができる。装置は、一対の傾斜した表面部分の少なくとも一方と交差するエッジディレクタをさらに含むことができる。エッジディレクタは内部キャビティを含みうる。幾つかの実施形態では、本装置は、内部キャビティ内に配置された加熱装置をさらに含んでよく、該加熱装置は複数の加熱セグメントを備えることができる。さらなる実施形態では、装置は、内部キャビティ内に位置付けられたワイヤの複数のコイルをさらに含むことができ、該ワイヤの複数のコイルの各々は、下流方向に延びる対応する線形コイル軸の周りに巻かれうる巻線を含むことができる。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、その内容が依拠され、その全体がここに参照することによって本願に援用される、2017年4月28日出願の米国仮特許出願第62/491384号の米国法典第35編特許法119条に基づく優先権の利益を主張する。
本開示は、概して、エッジディレクタに関し、より詳細には、内部キャビティ内に配置された加熱装置を備えたエッジディレクタに関する。
溶融材料を成形ウェッジのルートから溶融延伸してガラスリボンとすることが知られている。ガラスリボンの幅の減衰を最小限に抑えるために、成形ウェッジにエッジディレクタを設けることもまた知られている。しかしながら、エッジディレクタの表面に接触する溶融材料が過剰に冷却されることにより、望ましくないことに、溶融材料が失透してエッジディレクタの表面のガラス堆積物となる可能性がある。形成可能な場合には、このようなガラス堆積物は、ガラスリボンを定期的に破損し、欠陥を形成する場合がある。さらには、このようなガラス堆積物は、溶融材料と接触するエッジディレクタの表面の濡れ性を低下させ、それによって溶融材料をエッジディレクタから通常より早く引き離してしまう可能性がある。溶融材料がエッジディレクタから早めに引き離されると、ガラスリボンの外側エッジの溶融品質が低下し、ガラスリボンの幅に望ましくない変動を生じる可能性がある。
詳細な説明に記載される幾つかの例示的な実施形態の基本的な理解をもたらすために、本開示の簡略化された概要を以下に提示する。特に断りのない限り、以下に説明する任意の例示的な実施形態は、以下に説明する他の実施形態の任意の1つ以上と組み合わせて任意選択的に使用することができる。
本開示は、概して、エッジディレクタに関し、より詳細には、内部キャビティ内に配置された加熱装置を備えたエッジディレクタに関する。
幾つかの実施形態によれば、装置は、下流方向に沿って収束してウェッジのルートを形成する一対の傾斜した表面部分を含むウェッジを備えうる。装置は、一対の傾斜した表面部分の少なくとも一方と交差するエッジディレクタをさらに備えることができる。エッジディレクタは内部キャビティを含みうる。装置はまた、内部キャビティ内に配置された加熱装置を備えることができる。加熱装置は、モノリシックブロック内に少なくとも部分的に封入された複数の加熱セグメントを備えることができる。
別の実施形態では、加熱セグメントは、ワイヤの複数のコイルを備えることができる。
別の実施形態では、ワイヤの複数のコイルの各々は、対応する線形コイル軸の周りに巻かれた巻線を備えることができる。
別の実施形態では、ブラケットによって内部キャビティ内に加熱装置を保持することができる。
幾つかの実施形態では、上記実施形態のいずれかに記載の装置の製造方法は、複数の加熱セグメントを相対的な方向で配置する工程を含みうる。本方法は、加熱セグメントの周りに材料を移動し、材料の共通本体内に加熱セグメントを少なくとも部分的に封入する工程をさらに含みうる。本方法はさらに、材料の共通本体を、加熱装置の加熱セグメントのすべてを含むモノリシックブロックへと変換する工程を含みうる。
別の実施形態では、本方法は、エッジディレクタの内部キャビティ内に配置されている複数の加熱セグメントを備えていてよく、また、材料の共通本体がエッジディレクタの内部キャビティ内に含まれるように、材料をエッジディレクタの内部キャビティ内の加熱セグメントの周りに移動させることができる。本方法はさらに、エッジディレクタの内部キャビティ内に配置している間に、材料の共通本体をモノリシックブロックへと変換する工程を含みうる。
別の実施形態では、本方法は、材料の共通本体をモノリシックブロックへと変換した後に、加熱装置を内部キャビティ内に配置する工程を含んでいてもよい。
別の実施形態では、本方法は、金型の成形キャビティ内で複数の加熱セグメントを相対的な方向で配置する工程を含みうる。本方法は、金型の成形キャビティ内の加熱セグメントの周りに材料を移動し、材料の共通本体内に加熱セグメントを少なくとも部分的に封入する工程をさらに含みうる。本方法は、複数の加熱セグメントが金型の成形キャビティ内に配置されている間に、材料の共通本体をモノリシックブロックへと変換する工程をさらに含みうる。
別の実施形態では、本方法は、加熱装置を内部キャビティ内に配置する前に、モノリシックブロックから金型を取り外す工程を含みうる。
別の実施形態では、本方法は、加熱セグメントの周りに移動しうる材料がセメントを含むことを提供することができる。
別の実施形態では、少なくとも1本のアライメントピンが複数の加熱セグメントのうちの少なくとも1つの加熱セグメントと相互作用することにより、複数の加熱セグメントを相対的な方向で配置することができる。
別の実施形態では、装置は、下流方向に沿って収束してウェッジのルートを形成する一対の傾斜した表面部分を含むウェッジを備えることができる。装置は、一対の傾斜した表面部分の少なくとも一方と交差するエッジディレクタをさらに備えうる。エッジディレクタは、内部キャビティを含みうる。装置はまた、内部キャビティ内に位置付けられたワイヤの複数のコイルを含みうる。ワイヤの複数のコイルの各々は、下流方向に延びる対応する線形コイル軸の周りに巻かれた巻線を含みうる。
別の実施形態では、ワイヤの複数のコイルの各々のワイヤは中実である。
別の実施形態では、各線形コイル軸は、共通の方向に沿って延びうる。
別の実施形態ではワイヤの複数のコイルは、少なくとも、第1の列に沿って整列したワイヤコイルの第1のセットと、第1の列からオフセットした第2の列に沿って整列したワイヤコイルの第2のセットとを含みうる。
別の実施形態では、ワイヤコイルの第2のセットは、ワイヤコイルの第1のセットに対してずらして配置することができる。
別の実施形態では、少なくとも1つのワイヤコイルは、下流方向に延びるアライメント軸を有するアライメントピンの周りに巻かれた巻線を含みうる。
別の実施形態では、ワイヤの複数のコイルは各々、内部キャビティ内に配置されたモノリシックブロック内に少なくとも部分的に封入されうる。
別の実施形態では、モノリシックブロックはセメントを含みうる。
別の実施形態では、ブラケットによって、内部キャビティ内にモノリシックブロックを保持することができる。
別の実施形態では、上記実施形態のいずれかに記載の装置の製造方法は、ワイヤの複数のコイルを配置する工程を含みうる。本方法は、ワイヤの複数のコイルの周りに材料を移動し、材料の共通本体内にワイヤの複数のコイルの各々を少なくとも部分的に封入する工程をさらに含みうる。本方法は、材料の共通本体をワイヤの複数のコイルの各々を含むモノリシックブロックへと変換する工程をさらに含みうる。
別の実施形態では、ワイヤの複数のコイルの各々は、エッジディレクタの内部キャビティ内に配置されうる。材料の共通本体がエッジディレクタの内部キャビティ内に含まれるように、材料をエッジディレクタの内部キャビティ内のワイヤの複数のコイルの各々の周りに移動させることができる。材料の共通本体は、エッジディレクタの内部キャビティ内に配置されている間に、モノリシックブロック変換へと変換されうる。
別の実施形態では、材料の共通本体をモノリシックブロックへと変換した後に、ワイヤの複数のコイルの各々が内部キャビティ内に位置付けられてもよい。
別の実施形態では、本方法は、ワイヤの複数のコイルの各々を金型の成形キャビティ内に配置する工程を含みうる。本方法は、ワイヤの複数のコイルの各々の周りに材料を移動させて、材料の共通本体内にワイヤの複数のコイルの各々を少なくとも部分的に封入する工程をさらに含みうる。本方法は、ワイヤの複数のコイルの各々が金型の成形キャビティ内に配置されている間に、材料の共通本体をモノリシックブロックへと変換する工程をさらに含みうる。
別の実施形態では、本方法は、ワイヤの複数のコイルの各々を内部キャビティ内に配置する前に、モノリシックブロックから金型を取り外す工程を含みうる。
別の実施形態では、本方法は、ワイヤの複数のコイルの少なくとも1つの中心軸方向経路に少なくとも1本のアライメントピンを挿入し、アライメントピンを金型に取り付けることにより、ワイヤの複数のコイルを金型の成形キャビティ内の所定の方向に整列させる工程をさらに含みうる。
別の実施形態では、ワイヤの複数のコイルの各々の周りに移動させる材料は、セメントを含みうる。
別の実施形態では、モノリシックブロックはアルミナを含みうる。別の実施形態では、アルミナは、モノリシックブロックの95%〜98%を構成しうる。
前述の概要及び後述する詳細な説明はいずれも、本開示の実施形態を提示しており、説明及び特許請求される本実施形態の性質及び特徴を理解するための概観又は枠組みを提供することが意図されていることが理解されるべきである。添付の図面は、実施形態のさらなる理解を提供するために含まれ、本明細書に組み込まれて、その一部を構成する。図面は本開示のさまざまな実施形態を例証しており、その説明とともに、それらの原理及び動作を説明する役割を担う。
本開示のこれら及び他の特徴、実施形態、及び利点は、添付の図面を参照して読む場合に、さらに理解することができる。
フュージョンダウンドロー装置を備えた、溶融材料を処理するための装置の概略図 図1の線2−2に沿って切り取られたフュージョンダウンドロー装置の斜視断面図 図2の線3−3に沿って切り取られたフュージョンダウンドロー装置の断面図 図3に示すエッジディレクタの背面図 図4の線5−5に沿ったエッジディレクタの断面図 図1〜5のエッジディレクタの製造方法の一例となる実施形態の特徴を示す図 図1〜5のエッジディレクタの製造方法の一例となる実施形態の特徴を示す図 図1〜5のエッジディレクタの製造方法の一例となる実施形態の特徴を示す図 図1〜5のエッジディレクタの製造方法の一例となる実施形態の特徴を示す図 金型の実施形態の上面図 図10の線11−11に沿った金型の断面図 図1〜5のエッジディレクタの製造方法の別の例となる実施形態の特徴を示す図 図1〜5のエッジディレクタの製造方法の別の例となる実施形態の特徴を示す図 図1〜5のエッジディレクタの製造方法の別の例となる実施形態の特徴を示す図 図1〜5のエッジディレクタの製造方法の別の例となる実施形態の特徴を示す図 図1〜5のエッジディレクタの製造方法の別の例となる実施形態の特徴を示す図 加熱素子の別の実施形態の上面図 図17の線18−18に沿った加熱素子の部分正面図 加熱素子のさらに別の実施形態の上面図 図19の線20−20に沿った加熱素子の正面図
これより、例示的な実施形態が示されている添付の図面を参照して、装置及び方法について、より詳細に説明する。可能な場合はいつでも、同一又は類似した部分についての言及には、図面全体を通して同じ参照番号が用いられる。しかしながら、本開示は、多くの異なる形態で具体化することができ、本明細書に記載される実施形態に限定されると解釈されるべきではない。
ガラスシートは、通常、溶融ガラスを成形本体に流すことにより製造され、これにより、ガラスリボンは、例えば、スロットドロー、ダウンドロー、又はフュージョンダウンドローなどのさまざまなリボン成形プロセスによって成形することができる。次に、これらのプロセスのいずれかに由来するガラスリボンを、その後、分割して、所望のディスプレイ用途へのさらなる処理に適したシート状のガラスを提供することができる。ガラスシートは、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)、電気泳動ディスプレイ(EPD)、有機発光ダイオードディスプレイ(OLED)、プラズマディスプレイパネル(PDP)などの幅広いディスプレイ用途で使用することができる。
認識されうるように、さまざまな実施形態によるガラスシートは、1つ以上のエッジを含みうる。幾つかの実施形態では、ガラスシートは、4つのエッジと、ほぼ正方形、長方形、台形、平行四辺形、又は他の形状を有するように提供されうる。任意選択的に、1つの連続したエッジを有する円形、長円形、又は楕円形のガラスシートが提供されてもよい。2つ、3つ、5つなどのエッジを有する他のガラスシートも提供することができ、本明細書の範囲内にあると考えられる。さまざまな長さ、高さ、及び厚さを含む、さまざまなサイズのガラスシートもまた、本開示の範囲内にあると考えられる。幾つかの実施形態では、ガラスシートの中央部分の公称厚さは、約1mm以下、約50μm〜約750μm、約100μm〜約700μm、約200μm〜約600μm、約300μm〜約500μm、約50μm〜約500μm、約50μm〜約700μm、約50μm〜約600μm、約50μm〜約500μm、約50μm〜約400μm、約50μm〜約300μm、約50μm〜約200μm、約50μm〜約100μm、及びそれらの間の厚さのすべての部分範囲でありうる。
図1は、その後に処理するためにガラスリボン103をガラスシート104へと溶融延伸するフュージョンダウンドロー装置101を含む、溶融材料を処理する装置100を概略的に示している。フュージョンダウンドロー装置101は、貯蔵ビン109からバッチ材料107を受け入れる溶融容器105を含みうる。バッチ材料107は、モータ113によって駆動されるバッチ送達装置111によって導入することができる。矢印117で示されるように、任意選択的なコントローラ115を使用し、モータ113を作動させて、所望の量のバッチ材料107を溶融容器105に導入することができる。溶融材料プローブ119を使用して、スタンドパイプ123内の溶融材料121のレベルを測定し、測定された情報を、通信ライン125を介してコントローラ115に通信することができる。
フュージョンダウンドロー装置101はまた、溶融容器105の下流に位置し、かつ、第1の接続導管129によって溶融容器105に結合された、清澄容器127などの第1の調整容器を含みうる。幾つかの実施形態では、ガラス溶融物は、第1の接続導管129によって溶融容器105から清澄容器127へと重力供給することができる。例えば、重力によって、ガラス溶融物を、溶融容器105から清澄容器127へと第1の接続導管129の内部経路を通過させてもよい。清澄容器127内では、さまざまな技術によって、ガラス溶融物から気泡を除去することができる。
フュージョンドロー装置は、清澄容器127の下流に位置しうるガラス溶融混合容器131などの第2の調整ステーションをさらに含むことができる。ガラス溶融混合容器131を使用して、均質なガラス溶融組成物をもたらし、それによって、そうでなければ清澄容器から出る清澄されたガラス溶融物内に存在しうる不均一なコードを低減させることができる。示されるように、清澄容器127は、第2の接続導管135によってガラス溶融混合容器131に結合することができる。幾つかの実施形態では、ガラス溶融物は、第2の接続導管135によって清澄容器127からガラス溶融混合容器131へと重力供給することができる。例えば、重力は、ガラス溶融物を駆動して、清澄容器127からガラス溶融混合容器131へと第2の接続導管135の内部経路を通過させるように作用しうる。
フュージョンドロー装置は、ガラス溶融混合容器131の下流に位置しうる送達容器133などの別の調整ステーションをさらに含むことができる。送達容器133は、ガラスを調整して成形装置内に供給することができる。例えば、送達容器133は、成形容器へのガラス溶融物の一定の流れを調整及び提供するためのアキュムレータ及び/又は流量コントローラとして機能することができる。示されるように、ガラス溶融混合容器131は、第3の接続導管137によって送達容器133に結合されうる。幾つかの実施形態では、ガラス溶融物は、第3の接続導管137によってガラス溶融混合容器131から送達容器133へと重力供給することができる。例えば、重力は、ガラス溶融物を駆動して、ガラス溶融混合容器131から送達容器133へと第3の接続導管137の内部経路を通過させるように作用しうる。
さらに例示されるように、下降管139は、溶融材料121を送達容器133から成形容器143の入口141へと送給するように配置することができる。次いで、ガラスリボン103は、成形ウェッジ209のルート145から溶融延伸され、その後、ガラス分離装置149によってガラスシート104へと分離されうる。図示されるように、ガラス分離装置149は、ガラスリボン103の第1の外側エッジ153と第2の外側エッジ155との間のガラスリボン103の幅「W」に沿って延びる分離経路151に沿ってガラスリボン103からガラスシート104を分割することができる。図1に示されるように、幾つかの実施形態では、分離経路151は、ガラスリボン103の延伸方向157に対して実質的に垂直に延びうる。例示される実施形態では、延伸方向157は、成形容器143から溶融延伸されるガラスリボン103の溶融延伸方向でありうる。
図2は、図1の線2−2に沿ったフュージョンダウンドロー装置101の断面斜視図である。示されるように、成形容器143は、入口141から溶融材料121を受け取るように方向付けられたトラフ201を備えることができる。成形容器143は、成形ウェッジ209の対向する端部210a、210b(図1参照)の間に延びる一対の下向きに傾斜した収束する表面部分207a、207bを備えた成形ウェッジ209をさらに含みうる。一対の下向きに傾斜した収束する表面部分207a、207bは、延伸方向157に沿って収束し、ルート145を形成する。延伸面213は、ルート145を通って延び、ガラスリボン103は、延伸面213に沿って延伸方向157に延伸しうる。示されるように、延伸面213は、ルート145を二等分することができるが、延伸面213は、ルート145に対して他の向きで延びていてもよい。
図1を参照すると、成形ウェッジ209の第1の端部210aに、第1のエッジディレクタ211aを設けることができる。同様に、成形ウェッジ209の第2の端部210bは、幾つかの実施形態では、第1のエッジディレクタ211aの同一の鏡像でありうる第2のエッジディレクタ211bを備えることができる。第1のエッジディレクタ211aは、このような説明が第2のエッジディレクタ211bにも同様に又は同一に適用できるという理解の下、本出願全体にわたって説明される。実際、幾つかの実施形態では、第2のエッジディレクタ211bを製造する構成及び方法は、第1のエッジディレクタ211aを製造する構成及び方法と同一でありうる。
第1及び第2のエッジディレクタ211a、211bはそれぞれ、一対の下向きに傾斜した表面部分207a、207bの少なくとも一方と交差してよい。例えば、図2及び3に示されるように、第1のエッジディレクタ211aは、第1の外側に面する接触面217aを備えた第1の上部215aを含みうる。図3に示されるように、第1のエッジディレクタ211aはさらに、第2の外側に面する接触面217bを備えた第2の上部215bを含みうる。第1の外側に面する接触面217aは、一対の下向きに傾斜した表面部分の第1の傾斜した収束する表面部分207aと交差しうる。同様に、第2の外側に面する接触面217bは、一対の下向きに傾斜した表面部分の第2の傾斜した収束する表面部分207bと交差しうる。例示される実施形態では、第1及び第2の外側に面する接触面217a、217bは、互いに同一の鏡像でありうるが、さらなる実施形態では異なる構成が提供されてもよい。さらに例示されるように、外側に面する接触面217a、217bの各々は、対応する平面に沿って延びうるが、さらなる実施形態では、表面は曲面(例えば、外側に面する凹面)を備えていてもよい。
幾つかの実施形態では、第1のエッジディレクタ211aは、延伸面213に垂直であってよく(例えば重力の方向)、かつ、第1のエッジディレクタ211aの内周223が成形ウェッジ209のルート145と交差する点224(図2参照)と交差する面301(図3参照)の下に配置された第1のエッジディレクタ211aの一部とみなすことができる下部219をさらに含むことができる。下部219は、第1の上部215aの第1の外側に面する接触面217aから内側エッジ222へと延伸方向157に下向きに延びる第1の外側に面する接触面221aを含みうる。同様に、下部219はまた、第1の上部215bの第2の外側に面する接触面217bから内側エッジ222へと延伸方向157に下向きに延びる第2の外側に面する接触面221bを含みうる。示されるように、内側エッジ222は、延伸面213内に配置されうる。さらに示されるように、第1及び第2の外側に面する接触面221a、221bは、互いに同一の鏡像でありうるが、さらなる実施形態では異なる構成が提供されてもよい。外側に面する接触面221a、221bのそれぞれは、外側に面する凹面に沿って延びうるが、さらなる実施形態では、外側に面する接触面221a、221bは、平坦又は他の表面形状を含んでいてもよい。示されるように、外側に面する接触面221a、221bは、ルート145の下かつ延伸面213内に配置された内側エッジ222へと互いに向かって収束しうる。
成形容器143は、広範囲の材料から形成することができる。幾つかの実施形態では、成形容器143は、耐火セラミック材料などの耐火材料を含みうる。第1及び第2のエッジディレクタ211a、211bは、白金又は白金合金などの耐火材料から形成することもできる。
幾つかの実施形態では、溶融材料121は、入口141から成形容器143のトラフ201内へと流れうる。次に、溶融材料121は、対応する堰203a、203b上、及び、対応する堰203a、203bの外面205a、205b上を下方に同時に流れることにより、トラフ201からから溢れ出うる。次に、溶融材料121のそれぞれの流れは、成形ウェッジ209の下向きに傾斜した収束する表面部分207a、207bに沿って流れ、成形容器143のルート145から延伸され、そこで流れが収束して融着し、ガラスリボン103となる。次いで、ガラスリボン103は、延伸方向157に沿って、延伸面213内でルート145から溶融延伸されうる。第1及び第2のエッジディレクタ211a、211bは、第1の外側エッジ153及び第2の外側エッジ155に対応する溶融流が下向きに傾斜した収束する表面部分207a、207bに沿って収束するにつれて、溶融流が接触する表面積を増加させるように作用することができる。外側エッジ153、155に対応する溶融材料の流れのエッジ226は、各エッジディレクタ211a、211bの第1及び第2の外側に面する接触面217a、217bにわたって広がり、接触し、それにより、溶融材料の流れの有効幅を増大させる。次に、溶融材料の流れは、収束する流れがエッジディレクタ211a、211bの下部219の内側エッジ222で互いに融着して、ガラスリボン103のそれぞれの融着したエッジ153、155を形成するまで、各エッジディレクタ211a、211bの下部219の第1及び第2の外側に面する接触面221a、221bに沿って移動し、接触する際に収束する。各エッジディレクタ211a、211bの外側に面する接触面217a、217bによってもたらされる表面積の増加により、延伸されるガラスリボン103の対応する幅「W」を増加させることができ、それによって、成形容器143のルート145から延伸される溶融材料の表面張力に起因して生じうるガラスリボン103の幅の減衰に対抗することができる。
各エッジディレクタは、エッジディレクタの内部キャビティ内に配置された加熱装置を含みうる。例えば、図4は、エッジディレクタ211a、211bの背面図を示している。幾つかの実施形態では、エッジディレクタ211a、211bの後部から内部キャビティ401内の加熱装置403の位置決めを可能にするように、エッジディレクタの後部から開くことができる内部キャビティ401が形成されうる。図5に示されるように、内部キャビティ401は、下部219の壁503a、503bの内面501a、501bによって少なくとも部分的に画成することができる。幾つかの実施形態では、内部キャビティ401は、加熱装置を収容できる内部キャビティ401のサイズを最大化するために、内面501a、501bによって全体的に画成されてもよい。あるいは、示されるように、内部キャビティ401は、該内部キャビティ401をさらに画成する内面507を含む横方向の側壁505を任意選択的に含んでいてもよい。実際、示されるように、内部キャビティ401は、壁503a、503bの内面501a、501bと横方向の側壁505の内面507の両方によって、任意選択的に画成することができる。例示される実施形態では、壁503a、503bは、対応する壁503a、503bの内面501a、501bの反対側にありうる、外側に面する接触面221a、221bをそれぞれ含みうる。その結果、加熱装置からの熱は、壁503a、503bの厚さを通して、内面501a、501bから外側に面する接触面221a、221bまで伝導することができる。
示されるように、延伸面213に平行な方向の内部キャビティ401のフットプリント401aは、延伸面213に平行な方向のエッジディレクタ211a、211bの下部219のフットプリント219aよりも小さくすることができる。幾つかの実施形態では、図5に示されるように、フットプリント401aの周囲エッジは、内部キャビティ401の開口部509で横方向の側壁505の内面507によって画成されうる。
図4に示されるように、幾つかの実施形態では、下部219のフットプリント219aは、面301に沿った上部215a、215bと下部219との間の界面によって画成される三角形のフットプリントの第1の辺407を備えた、三角形のフットプリントを含みうる。実際、上部215a、215bの内側収束面406a、406bは、成形ウェッジ209のルート145を受け入れるように設計された角ポケット408で交わることができる。三角形のフットプリントの第1の辺407は、角ポケット408を二分する面406に垂直な面に沿って画成することができる。エッジディレクタ211a、211bが成形ウェッジ209に設置されると、エッジディレクタ211a、211bの面406は、延伸面213と一致しうる。示されるように、第1の辺407に加えて、三角形のフットプリントは、下部219の外側に面する接触面221a、221bの横方向の周囲によって画成される第2及び第3の辺409a、409bによってさらに画成することができる。下部219のフットプリント219aは三角形であってもよいが、さらなる実施形態ではフットプリントは他の形状であってもよい。
示されるように、内部キャビティ401のフットプリント401aは、任意選択的に長方形を含むことができるが、さらなる実施形態では三角形又は他の多角形形状が提供されてもよい。さらには、内部キャビティ401のフットプリント401aの形状は、さらなる実施形態では、円形、楕円形、又は他の曲線形状を含むことができる。さらに、内部キャビティ401のフットプリント401aは、下部219のフットプリント219aと幾何学的に類似していてもよい。例えば、内部キャビティ401のフットプリントは、幾つかの実施形態では、下部219のフットプリント219aの三角形の形状に等しいかそれよりも小さくなりうる、三角形の形状を含むことができる。幾何学的に同様のフットプリント401a、219aを提供することにより、内部キャビティ内のより大きい加熱装置の位置決めが可能になり、より多くの熱を接触面221a、221bに向けることができ、それによって、加熱装置の加熱能力及び効率を向上させることができる。
示されるように、内部キャビティ401は、下部219内に全体的に配置されてよいが、さらなる実施形態では、内部キャビティ401は、上部215a、215b内に少なくとも部分的に又は全体的に配置することもできる。幾つかの実施形態では、示されるように、内部キャビティ401は、エッジディレクタ上への溶融材料の失透の影響を最も受けやすいエッジディレクタ211a、211bの下部に対する熱の印加を目的とするして、エッジディレクタ211a、211bの下部219内に全体的に配置することができる。さらには、熱をエッジディレクタの下部に印加するという目的により、装置から延伸されるガラスリボンの幅の望ましくない減衰をもたらす可能性のあるガラスリボンのエッジの不必要な加熱を回避することができる。
したがって、本開示の特徴は、下流方向(例えば、延伸方向157)に沿って収束して成形ウェッジ209のルート145を形成することができる、一対の下向きに傾斜した表面部分207a、207bを備えた成形ウェッジ209を含む。第1のエッジディレクタ211a及び第2のエッジディレクタ211bはそれぞれ、一対の下向きに傾斜した表面部分207a、207bの少なくとも一方と交差してよい。実際、示されるように、第1の上部215aの第1の外側に面する接触面217aは、第1の下向きに傾斜した表面部分207aと交差することができ、第2の上部215bの第2の外側接触面217bは、第2の下向きに傾斜した表面部分207bと交差しうる。
さらなる実施形態では、示されるように、加熱装置403は内部キャビティ401内に配置されうる。図5に示されるように、例えば、加熱装置403は、モノリシックブロック513内に少なくとも部分的に封入されうる複数の加熱セグメント511a、511bを含みうる。本開示の幾つかの実施形態では、加熱セグメント511a、511bは、特定の用途に応じて、モノリシックブロック513なしで提供されてもよい。さらなる実施形態では、モノリシックブロック513は、アセンブリを容易にし、加熱セグメント511a、511bからエッジディレクタ211a、211bへの熱の伝達を支援するために提供されうる。幾つかの実施形態では、モノリシックブロックは、加熱セグメント511a、511bからエッジディレクタ211a、211bの下部219の外側に面する接触面221a、221bに熱を伝達できるようにするために、高い熱伝導率をもたらす材料から製造することができる。さらなる実施形態では、モノリシックブロックは、隣接する加熱セグメント間の漏電又は短絡を防ぐために電気絶縁を提供する材料から製造することができる。幾つかの実施形態では、モノリシックブロックは、所定の形状を含む中実のモノリシックブロックへと変換されるように、所定の形状を有する空洞に注ぐことができる材料から製造することができる。幾つかの実施形態では、示されるように、モノリシックブロック215の材料は、注ぐことができ、その後に所定の形状へとキャストすることができる、セメントを含みうる。幾つかの実施形態では、モノリシックブロックの材料は、熱伝導性と電気絶縁性を提供するためにアルミナを含んでいてもよい。幾つかの実施形態では、アルミナは、モノリシックブロック513の95%〜98%を構成する。
図4に概略的に示されるように、エッジディレクタ211a、211bの内部キャビティ401内の加熱装置403の位置の維持に役立つように、ブラケット411を提供することができる。代替的な実施形態では、ブラケット411は必要ではない場合がある。例えば、加熱装置403が内部キャビティ401内に直接キャストされる場合、加熱装置403は内部キャビティ401内に一体的に形成されてもよい。さらなる実施形態では、加熱装置403が内部キャビティ401に直接キャストされない場合であっても、セメント層又は他の界面などの接着層を内部キャビティ401の内面と加熱装置403との間に設けて、内部キャビティ401内に加熱装置403を取り付けることができる。
図7に概略的に示されるように、モノリシックブロック513の上面701a及び下面701bは、加熱セグメントがモノリシックブロック513内に全体的に封入されるように、加熱セグメント511a、511bの上端703a及び下端703bの上下にそれぞれ配置することができる。図7にさらに例示されるように、各加熱セグメントは、図示されるように、各加熱セグメントのコイル軸709に沿って巻かれた巻線を含みうる、ワイヤ707のコイル705から形成されてもよい。図示されるように、ワイヤコイルの巻線は、モノリシックブロック513内に全体的に封入される。幾つかの実施形態では、封入されたワイヤコイルは、モノリシックブロック又は他の材料と同じ材料で任意選択的に満たされるコイル軸709を含む中心軸方向経路710を有しうるが、さらなる実施形態では材料が提供されなくてもよい。理解できるように、加熱セグメントへの導線は、モノリシックブロック513の外側から、モノリシックブロック内に全体的に封入されうる加熱セグメントまで延ばすことができ、該加熱セグメントは、内部キャビティ401内の加熱装置403の加熱の実質的にすべてを提供する。図7に示されるように、中心軸方向経路710のコイル軸709は直線軸を含みうるが、さらなる実施形態では湾曲軸又は他の形状の軸が提供されてもよい。さらには、任意選択的に、各コイル軸(例えば、線形コイル軸)は、該コイル軸が互いに対して平行になるように共通の方向に沿って延ばしてもよい。
幾つかの実施形態では、図6に示されるように、加熱セグメント511a、511bは、単一ユニットとしてともに機能する単一の連続加熱素子601と一体化していてもよい。加熱セグメントは、互いに独立して動作するように、又は単一ユニットとして一緒に動作するように接続された、複数の加熱素子として提供されてもよいが、図示された単一の連続加熱素子601は、加熱装置403及びその製造を単純化することができる。単一の連続加熱素子601を製造するために、単一の連続的に形成されたワイヤ707は、曲げることができる、あるいは他の方法で単一の連続加熱セグメント601へと製造することができる。幾つかの実施形態では、図6に示されるように、加熱装置の少なくとも1つ、複数、又はすべてのコイルは、図示される線形コイル軸などの対応するコイル軸709の周りに巻かれた巻線を含みうる。幾つかの実施形態では、ワイヤ707の第1の部分603(図6参照)は、第1の外部加熱セグメント511aの上端703aにおける上部巻線(図7参照)となるように巻かれ、かつ、コイル軸709に沿った方向711aで、下端703bの下部巻線となるように巻かれうる、第1の加熱コイルを形成してもよい。図6を参照すると、次に、ワイヤは平行移動してセグメント605を形成し、第1の外部加熱セグメントに隣接する第2の外部加熱セグメント511aの下部巻線となるように曲げられうる。次いで、ワイヤは、コイル軸709に沿った方向711bで、第2の外部加熱セグメント511aの上端703aの上部巻線となるように巻かれて、第1の加熱コイルに隣接する第2の加熱コイルを形成しうる。幾つかの実施形態では、図6及び7に示されるように、ワイヤは、加熱素子601が形成されるまで、一連の隣接する加熱巻線511a、511bとなるように連続的に巻き上げ巻き下げられて、ワイヤの一連の隣接する加熱コイルを形成することができる。ワイヤは、電気抵抗加熱用に設計することができ、ワイヤの体積を減らすために中実のワイヤとすることができる。さらなる実施形態では、ワイヤは、加熱素子の故障なしに十分な熱を提供するために高温条件に耐えることができる白金又は白金含有合金を含みうる。さらには、ワイヤは広範囲の直径を含むことができる。幾つかの実施形態では、ワイヤは、最小量の材料で所望の加熱特性を提供して、加熱要素601のコストを削減する直径を有することができる。
さまざまなパターンの加熱素子を提供することができる。例えば、図6をさらに参照すると、外部加熱セグメント511aのワイヤ603aの外部加熱コイルの第1のセットは、そのコイル軸709が互いに平行であり、かつ第1の外部共通面605aに沿って延びる、列の第1の部分に沿って整列させることができる。同様に、外部加熱セグメント511aのワイヤ603bの外部加熱コイルの第2のセットは、そのコイル軸709が互いに平行であり、かつ第2の外部共通面605bに沿って延びる、列の第2の部分に沿って整列させることができる。幾つかの実施形態では、第1の外部共通面605aと第2の外部共通面605bとの間の角度「A」は、壁503a、503bの内面501a、501b間の同じ角度「A」でありうる。したがって、図5に示されるように、ワイヤの外部加熱コイルのそれぞれが、壁503a、503bに一貫した加熱を任意選択的に提供して、エッジディレクタ上を流れる溶融材料と接触するエッジディレクタの対応する表面の均一な加熱を提供することができるように、外部加熱セグメント511aのワイヤの外部加熱コイルの軸とそれぞれの内面501a、501bとの間の距離「D1」を、実質的に同一に維持することができる。均一な加熱は、所望される最低温度を維持して、溶融リボンの幅の望ましくない減衰が生じうる点まで溶融材料の温度を不必要に上昇させる可能性があるエッジディレクタに沿った温度スパイクを伴わずに、溶融材料の失透を防ぐのに役立ちうる。
幾つかの実施形態では、加熱セグメントは、外部加熱セグメント511aよりもそれぞれの内面501a、501bからより遠くに位置しうる内部加熱セグメント511bを含むことができる。例えば、図6をさらに参照すると、内部加熱セグメント511bのワイヤ607aの内部加熱コイルの第1のセットは、そのコイル軸709が互いに平行であり、かつ第1の内部共通面609aに沿って延びる、列の第1の部分に沿って整列させることができる。同様に、内部加熱セグメント511bのワイヤ607bの内部加熱コイルの第2のセットは、そのコイル軸709が互いに平行であり、かつ第2の内部共通面609bに沿って延びる、列の第2の部分に沿って整列させることができる。幾つかの実施形態では、第1の内部共通面609aと第2の内部共通面609bとの間の角度「A」は、壁503a、503bの内面501aの間の同じ角度「A」、並びに、第1の外部共通面605aと第2の外部共通面605bとの間の同じ角度「A」でありうる。
したがって、図5に示されるように、外部加熱セグメント511aのそれぞれが、壁503a、503bに一貫した加熱を任意選択的に提供して、エッジディレクタ上を流れる溶融材料と接触するエッジディレクタの対応する表面の均一な加熱を提供することができるように、外部加熱セグメント511aの軸とそれぞれの内面501a、501bとの間の距離「D1」を、実質的に同一に維持することができる。均一な加熱は、所望される最低温度を維持して、溶融リボンの幅の望ましくない減衰が生じうる点まで溶融材料の温度を不必要に上昇させる可能性があるエッジディレクタに沿った温度スパイクを伴わずに、溶融材料の失透を防ぐのに役立ちうる。
任意選択的に、外部加熱セグメント511aに加えて内側加熱セグメント511bを組み込むことにより、加熱セグメントの層状化をもたらし、壁503a、503bへの熱伝達率を高めることができる。2層の加熱セグメントが提供されているが、さらなる実施形態では、単層の加熱セグメントが所望の結果を提供する可能性が有り、あるいは、3層以上の加熱セグメントを提供することにより、壁503a、503bへの熱伝達率をさらに高めることができる。
一実施形態では、図5に示されるように、外部加熱セグメント511a、511bは、任意選択的に、それぞれの外側の列に沿って直列に整列された、ワイヤ603aの外部加熱コイルの第1のセット及びワイヤ603bの外部加熱コイルの第2のセットが、上述のワイヤの加熱コイルとして提供されうる。上述のワイヤの加熱コイルは、外側の列からそれぞれ(距離「D2」だけ)オフセットされたそれぞれの内側の列に沿って直列に整列された、ワイヤ607aの内部加熱コイルの第1のセット及びワイヤ607bの内部加熱コイルの第2のセットをさらに含むことができる。2列で示されているが、さらなる実施形態では、1列又は任意の複数の列が提供されてもよい。距離「D2」は、ワイヤの加熱コイルの高密度充填を可能にし、壁503a、503bへの熱伝達を向上させ、同時に最小距離を維持して、ワイヤの隣接コイル間の短絡又は電気損失の低減を回避するのに十分に短くすることができる。ワイヤの加熱コイルのさらなる高密度充填をもたらすために、ワイヤの内部加熱コイルをワイヤの外部加熱コイルに対してずらして配置することができる。実際、図7に示されるように、ワイヤ607aの複数の内部加熱コイルのうちの一の内部加熱コイルのコイル軸709は、該コイル軸709からオフセットされ、かつ、ワイヤ603aの対応する隣接した一対の外部加熱コイルのコイル軸709間に配置されうる。その結果、図6に示されるように、内部加熱セグメント511bのワイヤ607aの内部加熱コイルの第1のセットは、外部加熱セグメント511aのワイヤ603aの外部加熱コイルの第1のセットに対してずらして配置することができる。同様に、内部加熱セグメント511bのワイヤ607bの内部加熱コイルの第2のセットは、外部加熱セグメント511aのワイヤ603bの外部加熱コイルの第2のセットに対してずらして配置することができる。
図17及び18は、特に断りのない限り、上述の加熱素子601のワイヤの加熱コイルと同様又は同一でありうる、ワイヤの加熱コイルを備えた加熱素子1701の別の実施形態を示している。しかしながら、加熱素子1701のワイヤの加熱コイルの軸は、加熱素子601のワイヤの加熱コイルの軸に対して90°に位置している。図17に示されるように、外部加熱セグメント511aのワイヤ1703aの外部加熱コイルの第1のセットは、コイル軸709が互いに平行であり、かつ第1の外部共通面1705aに沿って延びるように、互いに対して整列させることができる。同様に、外部加熱セグメント511aのワイヤ1703bの外部加熱コイルの第2のセットは、そのコイル軸709が互いに平行であり、かつ第2の外部共通面1705bに沿って延びるように、互いに対して整列させることができる。同様に、内部加熱セグメント511bのワイヤ1707aの内部加熱コイルの第1のセットは、そのコイル軸709が互いに平行であり、かつ第1の内部共通面1709aに沿って延びるように、互いに対して整列させることができる。同様に、内部加熱セグメント511bのワイヤ1707bの内部加熱コイルの第2のセットは、そのコイル軸709が互いに平行であり、かつ第2の内部共通面1709bに沿って延びるように、互いに対して整列させることができる。
図18に示されるように、図6と同様、ワイヤの内部加熱コイルは、ワイヤの外部加熱コイルに対してずらして配置することができる。実際、幾つかの実施形態では、内部加熱セグメント511bのワイヤ1707aの内部加熱コイルの第1のセットは、外部加熱セグメント511aのワイヤ1703aの外部加熱コイルの第1のセットに対してずらして配置することができる。同様に、内部加熱セグメント511bのワイヤ1707bの内部加熱コイルの第2のセットは、外部加熱セグメント511aのワイヤ1703bの外部加熱コイルの第2のセットに対してずらして配置することができる。
図19及び20は、加熱素子1901のさらに別の実施形態を示している。示されるように、加熱素子1901は、第1の加熱素子1901aと、該第1の加熱素子とは独立して動作することができる第2の加熱素子1901bとに分割することができる。代替的な実施形態では、示されてはいないが、加熱素子1901は、単一の加熱素子として提供することができる。さらには、示されてはいないが、加熱素子601、1701は、(例えば加熱素子1901のように)2つ以上の加熱素子に分割することができる。単一の加熱素子を提供することにより、設計が単純化され、構成要素を削減することができる。しかしながら、複数の加熱素子は、幾つかの実施形態では、加熱素子のすべての部分に沿ったより一貫した加熱、及び/又は加熱素子のすべての部分に沿った対称的に一貫した加熱を可能にすることができる。
図19〜20に示されるように、第2の加熱素子1901bは鏡像であってもよく、あるいは、第1の加熱素子1901aと同一であってもよい。第1及び第2の加熱素子1901a、1901bの各々は、白金、白金合金、又は高温で完全性を維持できる他の材料から形成された、比較的薄いプレートによって画成することができる。スロット1903は、図示される平面プレートなどのプレートから機械加工されて、蛇行形状を画成しうる複数の加熱セグメント1905を後に残し、また、図示されるように、共通面に沿って延びうる。さらには、各々がそれ自体の共通面に沿った、加熱セグメント1905の複数の層が提供されうる。示されるように、2層の加熱セグメント1905が提供されるが、さらなる実施形態では、単層又は3層以上のセグメントを提供することもできる。
例示される実施形態では、各加熱素子1901a、1901bは、第1の面に沿って延びる外部加熱セグメント1905aと、第1の面からオフセットした第2の面に沿って延びる内部加熱セグメント1905bとを備えることができる。動作中、電流は、入力用電線1907aによって第1の端部2001に供給されうる(図20を参照)。次いで、電流は、(図20の矢印2003で示すように)上向きの蛇行経路に沿って移動する際に、外側セグメント1905aを加熱することができる。次に、電流は、外部加熱セグメント1905aの第2の端部を内部加熱セグメント1905bの第1の端部に接続するリンク1909を通って流れる。次に、電流は、セグメント1905bの第1の端部からセグメントの第2の端部まで下向きの蛇行経路(図示せず)に沿って移動し、その後、出力用電線1907bを通って出る際に、内部加熱セグメント1905bを加熱する。
図6〜9は、上述の加熱装置のいずれかを含む装置を製造する一実施形態を示している。図6に示されるように、任意選択的に、センサ611を内部キャビティ401内に配置することができる。次に、加熱素子601、1701、1901を内部キャビティ内に挿入し、図8に示されるように内面501a、501bに対して適切に配置することができる。説明を簡潔にするために、図8は図6の加熱素子601の断面を示している。さらには、加熱素子601が示されているが、さらなる実施形態では、本開示の実施形態に従って、加熱素子601、1701、1901のいずれかが提供されてもよい。内部キャビティ401内での加熱素子601、1701、1901の位置決めにより、複数の加熱セグメント511a、511bが、エッジディレクタ211a、211bの内部キャビティ401内に相対的な方向で配置される。
図9に示されるように、次に、材料901(例えばセメント)を、注ぐか又は他の方法で材料の供給源903(例えば、図示されるノズル)を用いて導入し、エッジディレクタ211a、211bの内部キャビティ401内の加熱セグメント511a、511bの周りに材料を移動させて、エッジディレクタ211a、211bの内部キャビティ401内の材料の共通本体内に加熱セグメントを少なくとも部分的に封入することができる。実際、図9に示されるように、内部キャビティ401内の複数の加熱セグメント511a、511bの周りに移動させた材料の共通本体内に、すべての加熱セグメントを全体的に封入することができる。材料901が適所に移動した後、図5に示されるように、材料901の共通本体は、エッジディレクタ211a、211bの内部キャビティ401内に配置されている間に、固体材料のモノリシックブロック513へと変換されうる。図5に示されるように、モノリシックブロック513は、加熱装置403の加熱セグメント511a、511bのすべてを含むことができる。
上述のように、図6〜9の実施形態は、材料901が内部キャビティ401内に配置されている間に、材料901をモノリシックブロック513へと変換することができる製造技術を提供する。図10〜16は、材料の本体をモノリシックブロック513へと変換した後に、加熱装置403を内部キャビティ401内に位置決めする別の実施形態を示している。モノリシックブロックを実施する1つの可能な手法は、金型を採用しうる。図10〜11は、締め具1005によって一緒に取り付けることができる側壁1003a、1003bを含む金型1001の一実施形態を示している。上壁及び底壁1007a、1007bを締め具1009によって側壁1003a、1003bにさらに取り付けることができる。したがって、上壁1007a、底壁1007b、及び側壁1003a、1003bの内面は、互いに固定されると、成形キャビティ1111を画成する。幾つかの実施形態では、成形キャビティ1111のサイズ及び形状は、エッジディレクタ211a、211bの内部キャビティ401のサイズ及び形状を忠実に追従することができる。このように、成形キャビティ1111内にキャストされたモノリシックブロック513を、エッジディレクタ211a、211bの内部キャビティ401で受け入れることができる。さらには、一致するサイズ及び形状は、モノリシックブロック513の外面と内部キャビティ401の内面との間の接触により、加熱デバイス403とエッジディレクタ211a、211bの下部219との間の熱伝達を促進することができる。任意選択的に、上壁1007a及び底壁1007bの開口部(図示せず)は、任意選択的なアライメントピン1113の端部を受けて、アライメントピン1113を成形キャビティ1111内の所定の位置内に向けるように設計することができる。
図12に目を向けると、本方法は、複数の加熱セグメント511a、511bを金型1001の成形キャビティ1111内の相対的な方向に配置することを含みうる。例示される実施形態では、加熱素子601が示されているが、さらなる実施形態では、他の加熱素子(例えば、加熱素子1701、1901)を提供することができる。幾つかの実施形態では、金型の特徴は、加熱素子と相互作用して、成形キャビティ内での加熱素子の適切な向きを提供することができる。例えば、図12に示されるように、図示された4本のアライメントピン1113など、少なくとも1本のアライメントピンは、複数の加熱セグメントのうちの少なくとも1つの加熱セグメントと相互作用して、複数の加熱セグメントを相対的な方向で配置する。実際、幾つかの実施形態では、上壁1007a及び底壁1007bのうちの一方を取り外し、次に加熱素子をキャビティ内に挿入することができ、一方、アライメントピン1113は、少なくとも1つ又は幾つか(例えば、図示されるように4つ)のワイヤの加熱コイルの中心軸方向経路710内に受け入れられる。ひとたびアライメントピン1113が受け入れられると、対応するワイヤコイルの巻線が対応するアライメントピン1113の周りに巻かれる。ひとたび位置決めされると、取り外された上壁又は底壁1007a、1007bは、加熱素子601を伴って再び取り付けることができ、それによって、アライメントピンとワイヤの加熱コイルとの相互作用に基づいて、成形キャビティ1111に対して正しい向きにロックされうる。幾つかの実施形態では、アライメントピンは、モノリシックブロックの材料と同じ又は類似の材料を含みうる。幾つかの実施形態では、アライメントピンは、キャストされたモノリシックブロック513の恒久的な部分として一体化されてもよい。
図13に示されるように、材料901(例えばセメント)を、注ぐか又は他の方法で材料の供給源903を用いて導入し、金型1001の成形キャビティ1111内の加熱セグメント511a、511bの周りに材料を移動させて、金型1001の成形キャビティ1111内の材料の共通本体内に加熱セグメントを少なくとも部分的に封入することができる。実際、図13に示されるように、金型1001の成形キャビティ1111内の複数の加熱セグメント511a、511bの周りに移動させた材料の共通本体内に、すべての加熱セグメントを全体的に封入することができる。ひとたび材料901が適所に移動すると、図14に示されるように、材料901の共通本体は、金型1001の成形キャビティ1111内に配置されている間に、固体材料のモノリシックブロック513へと変換されうる。図14に示されるように、モノリシックブロック513は、加熱装置403の加熱セグメント511a、511bのすべてを含むことができる。
図15に示されるように、幾つかの実施形態では、本方法は、モノリシックブロックが固体形態へとキャストされた後、かつ、内部キャビティ401内に加熱装置403を位置決めする前に、モノリシックブロック513から金型1001を取り外す工程をさらに含みうる。図16に示されるように、加熱装置403は、材料901の本体を金型1001の成形キャビティ1111内でモノリシックブロック513へと変換した後に、内部キャビティ401内に配置されうる。実際、モノリシックブロック513は、図5に示される位置まで、直線方向1601で開口部509内の内部キャビティ401内に挿入することができる。任意選択的に、ブラケット411は、内部キャビティ401内に加熱装置403を維持するのに役立つように取り付けることができる。
図4を参照すると、動作中、温度センサ611(図6参照)からの信号は、通信線413を介して制御装置415に送信することができる。制御装置415は、プログラム可能な論理制御装置であってよく、温度センサ611から受信した信号に基づいて、直流電源419によって回路に供給される直流の量を調節するために、信号をレギュレータ417に送信するように構成(例えば、「プログラム」、「エンコード」、「設計」、及び/又は「作製」)することができる。したがって、図5を参照すると、加熱セグメント511a、511bを流れる電流を調節することにより、加熱セグメント511a、511bの温度を制御することができる。加熱セグメントからの熱は、熱伝導性のモノリシックブロック513を通過して、エッジディレクタ211a、211bの下部219の壁503a、503bの内面501a、501bまで到達することができる。次いで、熱は、壁503a、503bを通って、内面501a、501bから外側に面する接触面221a、221bへと伝導されうる。したがって、外側に面する接触面221a、221bは、該外側に面する接触面221a、221b上へのガラスの失透を阻止又は防止する温度まで加熱することができる。同時に、制御装置415は、温度を調節することにより、そうでなければガラスリボン103の幅「W」の望ましくない減衰をもたらす可能性がある、外側に面する接触面221a、221b上を通過する溶融ガラスの過熱を生じうる、外側に面する接触面221a、221bの過熱を回避することができる。
前述のように、本開示の実施形態には、任意選択的なモノリシックブロック513が提供されうる。さらに先に述べたように、幾つかの実施形態では、加熱セグメント511a、511bは、任意選択的に、ワイヤの複数のコイル603a、603bを含んでいてもよい。モノリシックブロック513が提供されているかどうかにかかわらず、ワイヤの複数のコイル603a、603bは、成形ウェッジ209の一対の傾斜した表面部分207a、207bが収束してウェッジ209のルート145を形成する、下流方向に延びうる線形コイル軸709の周りに巻かれた巻線を伴って、内部キャビティ内に配置されうる。幾つかの実施形態では、下流方向は延伸方向157を含みうる。したがって、図4、5、及び7で認識できるように、ワイヤの複数のコイル603a、603bが内部キャビティ401内に設置され、エッジディレクタが成形ウェッジ209に対して設置されると、ワイヤの複数のコイル603a、603bの各々の中心軸方向経路710の線形コイル軸709は、下流方向(例えば、延伸方向157)に延びうる。幾つかの実施形態では、図7に示されるように、中心軸方向経路701の線形コイル軸709は下流方向に延びてよく、線形コイル軸709の方向成分は、線形コイル軸709と下流方向との間に90°以外の角度が存在するように、下流方向に延びる。図7にさらに示されるように、幾つかの実施形態では、中心軸方向経路701の線形コイル軸709は、線形コイル軸709と下流方向との間に0°の角度が存在するように、下流方向と一致する方向に延びうる。材料の共通本体をモノリシックブロックへと変換する前に、ワイヤの複数のコイルの周りに材料を移動し、材料の共通本体内にワイヤの複数のコイルの各々を少なくとも部分的に封入する工程を包含する実施形態では、下流方向に延びるワイヤの複数のコイル603a、603bの各々の中心軸方向経路701の線形コイル軸709を(例えば、0°など、90°に等しくない角度で)提供することにより、内部キャビティ401に対するワイヤの複数のコイル603a、603bの配置を容易にすることができ、及び/又は、ワイヤコイル603a、603bの所望の方向の維持を促進することができる。実際、このような向きは、アライメントピンの端部がエッジディレクタの壁503a、503bまで延びずにワイヤコイルを配向して、アライメントピン1113の使用を単純化することができ、それによって、壁503a、503bへのワイヤコイルの熱伝達効率の可能性のある干渉を回避することができる。この配向を達成するために、幾つかの実施形態では、アライメントピン1113は、側壁1003a、1003bに係合することなく、金型の上壁及び底壁1007a、1007bと相互作用することができ(図10を参照)、それによって、壁503a、503bの内面501a、501bに面するモノリシックブロック513の表面から離れたアライメントピン1113の配置が容易になる。
幾つかの実施形態では、1つ以上のアライメントピン1113は、金型の有無にかかわらず、提供することができる。幾つかの実施形態では、少なくとも1つのワイヤコイルは、上述のように中心軸方向経路701の線形コイル軸709とともに下流方向に延びうる、アライメント軸を有するアライメントピン1113の周りに巻かれた巻線を含む。幾つかの実施形態では、方法は、ワイヤの複数のコイルのうちの少なくとも1つの中心軸方向経路710に少なくとも1本のアライメントピン1113を挿入する工程、及びアライメントピンを金型1001に取り付けて、金型1001の成形キャビティ1111内で所定の向きにワイヤの複数のコイルを整列させる工程を含みうる。
幾つかの実施形態では、ワイヤの複数のコイルは各々、エッジディレクタの内部キャビティ401内に配置されたモノリシックブロック513内に少なくとも部分的に封入されうる。幾つかの実施形態では、図9及び13に示されるように、材料901をワイヤの複数のコイルの周りに移動させて、ワイヤの複数のコイルを材料の共通本体内に少なくとも部分的に封入することができる。次に、図5及び14〜16に示されるように、材料の共通本体を、ワイヤの複数のコイルの各々を含むモノリシックブロック513へと変換することができる。
例えば、図5に示されるように、ワイヤの複数のコイルの各々は、エッジディレクタの内部キャビティ内に配置されうる。図9に示されるように、材料の共通本体がエッジディレクタの内部キャビティ内に含まれるように、材料901を、エッジディレクタの内部キャビティ401内のワイヤの複数のコイルの各々の周りに移動させることができる。設けられる場合には、(一又は複数の)アライメントピン1113は、材料901がワイヤの複数のコイルの各々の周りに移動する間、内部キャビティ401内のワイヤの複数のコイルの所望の向きを維持するのに役立ちうる。図5に示されるように、材料の共通本体は、エッジディレクタの内部キャビティ401内に配置されている間に、モノリシックブロック513へと変換されうる。
幾つかの実施形態では、材料の共通本体901をモノリシックブロック513へと変換した後に、ワイヤの複数のコイルの各々が内部キャビティ401内に位置付けられうる。示されるように、図12では、本方法は、ワイヤの複数のコイルの各々を金型の成形キャビティ1111内に配置する工程を含みうる。幾つかの実施形態では、配置する工程は、少なくとも1本のアライメントピン1113を中心軸方向経路710に挿入する工程、及びアライメントピン1113を金型(例えば、上壁及び底壁1007a、1007b)に取り付けて、金型1001の成形キャビティ1111内の所定の方向にワイヤの複数のコイルを整列させる工程を含みうる。図13に示されるように、本方法は、ワイヤの複数のコイルの各々の周りに材料901を移動し、材料901の共通本体内にワイヤの複数のコイルの各々を少なくとも部分的に封入する工程をさらに含みうる。設けられる場合には、(一又は複数の)アライメントピン1113は、材料901がワイヤの複数のコイルの各々の周りに移動する間、金型1001の成形キャビティ1111内のワイヤの複数のコイルの所望の向きを維持するのに役立ちうる。次に、図14に示されるように、本方法は、ワイヤの複数のコイルの各々が金型1001の成形キャビティ1111内に配置されている間に、材料901の共通本体をモノリシックブロック513へと変換する工程を含みうる。
図15に示されるように、幾つかの実施形態では、本方法は、ワイヤの複数のコイルの各々を内部キャビティ1111内に配置する前に、モノリシックブロック513から金型1001を取り外す工程をさらに含みうる。
本明細書に記載される実施形態及び機能的動作は、本明細書に開示されている構造及びそれらの構造上の等価物、又はそれらの1つ以上の組み合わせを含めた、デジタル電子回路に、若しくはコンピュータソフトウェア、ファームウェア、又はハードウェアに実装することができる。本明細書に記載される実施形態は、1つ以上のコンピュータプログラム製品、すなわち、データ処理装置による実行のため、又はデータ処理装置の動作を制御するための有形プログラムキャリア上にエンコードされるコンピュータプログラム命令の1つ以上のモジュールとして実装されうる。有形プログラムキャリアは、コンピュータ可読媒体でありうる。コンピュータ可読媒体は、機械可読貯蔵デバイス、機械可読記憶基板、記憶デバイス、又はこれらの1つ以上の組み合わせでありうる。
「プロセッサ」又は「コントローラ」という用語は、例えば、プログラマブルプロセッサ、コンピュータ、若しくは複数のプロセッサ又はコンピュータを含む、データを処理するためのすべての装置、デバイス、及び機械を包含しうる。プロセッサは、ハードウェアに加えて、例えば、プロセッサファームウェア、プロトコルスタック、データベース管理システム、オペレーティングシステム、又はこれらの1つ以上の組合せを構成するコードなど、対象のコンピュータプログラムの実行環境を作り出すコードを含みうる。
コンピュータプログラム(プログラム、ソフトウェア、ソフトウェアアプリケーション、又はコードとしても知られている)は、コンパイラ型言語又は解釈言語、若しくは宣言型言語又は手続き型言語を含む、任意の形態のプログラミング言語で記述されてよく、スタンドアローンプログラムとして、又は、モジュール、コンポーネント、サブルーチン、若しくはコンピューティング環境での使用に適した他のユニットとしての形態を含む、任意の形式で展開されうる。コンピュータプログラムは、必ずしもファイルシステム内のファイルに対応するとは限らない。プログラムは、他のプログラム又はデータ(例えば、マークアップ言語ドキュメントに保存された1つ以上のスクリプト)を保持するファイルの一部、対象とするプログラム専用の単一ファイル、若しくは複数の調整されたファイル(例えば、1つ以上のモジュール、サブプログラム、又はコードの一部を保存するファイル)に保存することができる。コンピュータプログラムは、1つのコンピュータ又は1つのサイトに位置するか、又は複数のサイトにわたって分散され、かつ通信ネットワークで相互接続されている複数のコンピュータで実行されるように展開させることができる。
本明細書に記載されるプロセスは、入力データを操作し、出力を生成することによって機能を実行するように1つ以上のコンピュータプログラムを実行する1つ以上のプログラマブルプロセッサによって実行することができる。プロセス及び論理フローは、特殊用途の論理回路、例えば、幾つか例を挙げれば、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)又はASIC(特定用途向け集積回路)によって実行することもできる。
コンピュータプログラムを実行するのに適しているプロセッサには、例として、汎用及び専用の両方のマイクロプロセッサ、並びに任意の種類のデジタルコンピュータの任意の1つ以上のプロセッサが含まれる。一般に、プロセッサは、読み取り専用メモリ、又はランダムアクセスメモリ、若しくはその両方から命令及びデータを受け取る。コンピュータの必須要素は、命令を実行するプロセッサと、命令及びデータを記憶する1つ以上の記憶デバイスである。一般に、コンピュータは、例えば磁気ディスク、光磁気ディスク、又は光ディスクなど、データを記憶する1つ以上の大容量記憶デバイスも含む、若しくはそれらからデータを受信する、若しくはそれらにデータを送信する、若しくは送受信の両方を行うように、動作可能に結合される。しかしながら、コンピュータはこのようなデバイスを有する必要はない。さらには、数例を挙げれば、コンピュータを別のデバイス、例えば携帯電話、携帯情報端末(PDA)などに組み込むことができる。
コンピュータプログラム命令及びデータを保存するのに適したコンピュータ可読媒体には、不揮発性メモリを含むすべての形式のデータメモリ、例として、例えば、EPROM、EEPROM、及びフラッシュメモリデバイスなどの半導体メモリデバイスを含む、メディア及びメモリデバイス;磁気ディスク、例えば、内蔵ハードディスク又はリムーバブルディスクなどの磁気ディスク;光磁気ディスク;並びに、CD ROM及びDVD−ROMディスクが含まれる。プロセッサ及びメモリは、専用ロジック回路で補完するか、又は専用ロジック回路に組み込むことができる。
ユーザーとの対話を提供するために、本明細書に記載される実施形態は、ユーザーに情報を表示するための表示デバイス、例えば、CRT(陰極線管)又はLCD(液晶ディスプレイ)モニターなど、並びに、キーボード及びポインティングデバイス(マウス又はトラックボールなど)、又はユーザーがコンピュータに入力を提供することができるタッチスクリーン等を備えたコンピュータに実装することができる。他の種類のデバイスを使用して、ユーザーとの対話を提供することもできる;例えば、ユーザーからの入力は、音響、音声、又は触覚による入力を含む任意の形式で受信することができる。
本明細書に記載される実施形態は、例えばデータサーバーなどのバックエンドコンポーネントを含む、若しくは、例えばアプリケーションサーバーなどのミドルウェアコンポーネントを含む、若しくは、例えば本明細書で説明する主題の実装とユーザーが対話可能なグラフィカルユーザーインターフェイス又はWebブラウザを備えた顧客のコンピュータなどのフロントエンドコンポーネントを含む、若しくは、1つ以上のこのようなバックエンド、ミドルウェア、又はフロントエンドコンポーネントの任意の組合せを含む、コンピューティングシステムに実装することができる。システムのコンポーネントは、例えば通信ネットワークなど、任意の形式又は媒体のデジタルデータ通信によって相互接続することができる。通信ネットワークの例には、ローカルエリアネットワーク(「LAN」)及びワイドエリアネットワーク(「WAN」)、例えばインターネットが含まれる。
コンピューティングシステムには、顧客とサーバーが含まれうる。顧客とサーバーは、概して互いに遠く離れており、通常は通信ネットワークを介して対話する。顧客とサーバーの関係は、それぞれのコンピュータで実行され、かつ相互に顧客とサーバーの関係を有する、コンピュータプログラムによって生じる。
さまざまな開示される実施形態は、その特定の実施形態に関連して記載される特定の特徴、要素、又は工程を含みうることが認識されよう。また、特定の特徴、要素、又は工程は、特定の一実施形態に関連して説明されているが、図示されていないさまざまな組合せ又は順列の代替的な実施形態と交換又は組み合わせることができることも認識されよう。
本明細書で用いられる場合、用語「the」、「a」、又は「an」は、「少なくとも1つ」を意味し、明示的に反対の指示がない限り、「1つのみ」に限定されるべきではないことが理解されるべきである。同様に、「複数」は、「1つより多い」ことを示すことを意図している。
本明細書では、範囲は、「約」1つの特定の値から、及び/又は「約」別の特定の値までとして表現することができる。このような範囲が表現される場合、実施形態は、その1つの特定の値から及び/又は他方の特定の値までを含む。同様に、例えば先行詞「約」の使用によって、値が近似値として表される場合、その特定の値は別の実施形態を形成することが理解されよう。さらには、範囲の各々の端点は、他の端点に関連して、及び他の端点とは独立してのいずれにおいても重要であることが理解されよう。
本明細書で使用される用語「実質的な」、「実質的に」、及びそれらの変形は、記載された特徴が値又は説明に等しい又はほぼ等しいことを示すことが意図されている。
特に明記しない限り、本明細書に記載の任意の方法は、その工程が特定の順序で実行されることを必要とすると解釈されることは、決して意図していない。したがって、方法クレームがその工程が従うべき順序を実際に列挙していないか、又は工程が特定の順序に限定されるべきであることが特許請求の範囲又は明細書に具体的に述べられていない場合には、いかなる特定の順序も、推測されることは、決して意図していない。
特定の実施形態のさまざまな特徴、要素、又は工程は、「含む」という移行句を使用して開示されうるが、「〜からなる」又は「〜から実質的になる」という移行句を使用して説明されうるものを含む代替的な実施形態態が暗示されることが理解されるべきである。したがって、例えば、A+B+Cを含む装置の暗黙の代替的な実施形態には、装置がA+B+Cからなる実施形態と、装置が実質的にA+B+Cからなる実施形態とが含まれる。
添付の特許請求の範囲の精神及び範囲から逸脱することなく、本開示に対してさまざまな修正及び変更を行うことができることは当業者にとって明白であろう。したがって、本開示は、添付の特許請求の範囲及びそれらの等価物の範囲内にある限り、本明細書の実施形態の修正及び変形を包含することが意図されている。
以下、本発明の好ましい実施形態を項分け記載する。
実施形態1
装置において、
下流方向に沿って収束してウェッジのルートを形成する一対の傾斜した表面部分を含む、ウェッジ;
前記一対の傾斜した表面部分の少なくとも一方と交差するエッジディレクタであって、内部キャビティを備えている、エッジディレクタ;及び
前記内部キャビティ内に配置された加熱装置であって、モノリシックブロック内に少なくとも部分的に封入された複数の加熱セグメントを含む、加熱装置
を備えた装置。
実施形態2
前記モノリシックブロックがセメントを含む、実施形態1に記載の装置。
実施形態3
前記モノリシックブロックがアルミナを含む、実施形態1又は2に記載の装置。
実施形態4
前記アルミナが、前記モノリシックブロックの95%〜98%を構成する、実施形態3に記載の装置。
実施形態5
前記加熱セグメントがワイヤの複数のコイルを含む、実施形態1〜4のいずれかに記載の装置。
実施形態6
前記ワイヤが中実である、実施形態5に記載の装置。
実施形態7
前記ワイヤの複数のコイルの各々が、対応する線形コイル軸の周りに巻かれた巻線を含む、実施形態5又は6に記載の装置。
実施形態8
各線形コイル軸が共通の方向に沿って延びる、実施形態7に記載の装置。
実施形態9
前記ワイヤの複数のコイルが、少なくとも、第1の列に沿って整列したワイヤコイルの第1のセットと、前記第1の列からオフセットした第2の列に沿って整列したワイヤコイルの第2のセットとを含む、実施形態5〜8のいずれかに記載の装置。
実施形態10
前記ワイヤコイルの第2のセットが、前記ワイヤコイルの第1のセットに対してずらして配置される、実施形態9に記載の装置。
実施形態11
ブラケットが前記内部キャビティ内に前記加熱装置を保持する、実施形態1〜10のいずれかに記載の装置。
実施形態12
実施形態1に記載の装置の製造方法であって、
前記複数の加熱セグメントを相対的な方向で配置する工程;
前記加熱セグメントの周りに材料を移動して、前記材料の共通本体内に前記加熱セグメントを少なくとも部分的に封入する工程;及び
前記材料の前記共通本体を、前記加熱装置の前記加熱セグメントのすべてを含む前記モノリシックブロックへと変換する工程
を含む、装置。
実施形態13
前記材料の前記共通本体が、前記エッジディレクタの前記内部キャビティ内に含まれ、かつ、前記材料の前記共通本体が、前記エッジディレクタの前記内部キャビティ内に配置されている間に前記モノリシックブロックへと変換されるように、前記複数の加熱セグメントが前記エッジディレクタの前記内部キャビティ内に配置され、前記材料が前記エッジディレクタの前記内部キャビティ内の前記加熱セグメントの周りに移動する、実施形態12に記載の方法。
実施形態14
前記材料の前記共通本体を前記モノリシックブロックへと変換した後に、前記加熱装置が前記内部キャビティ内に配置される、実施形態12に記載の方法。
実施形態15
実施形態14に記載の方法であって、
金型の成形キャビティ内で前記複数の加熱セグメントを前記相対的な方向で配置する工程;
前記金型の前記成形キャビティ内の前記加熱セグメントの周りに材料を移動して、前記材料の前記共通本体内に前記加熱セグメントを少なくとも部分的に封入する工程;及び
前記複数の加熱セグメントが前記金型の前記成形キャビティ内に配置されている間に、前記材料の前記共通本体を前記モノリシックブロックへと変換する工程
を含む、方法。
実施形態16
前記加熱装置を前記内部キャビティ内に配置する前に、前記モノリシックブロックから前記金型を取り外す工程をさらに含む、実施形態15に記載の方法。
実施形態17
前記加熱セグメントの周りに移動させる前記材料がセメントを含む、実施形態12〜16のいずれかに記載の装置。
実施形態18
前記モノリシックブロックがアルミナを含む、実施形態12〜17のいずれかに記載の装置。
実施形態19
前記アルミナが前記モノリシックブロックの95%〜98%を構成する、実施形態18に記載の方法。
実施形態20
少なくとも1本のアライメントピンが、前記複数の加熱セグメントのうちの少なくとも1つの加熱セグメントと相互作用して、前記複数の加熱セグメントを前記相対的な方向で配置する、実施形態12〜19のいずれかに記載の装置。
実施形態21
装置において、
下流方向に沿って収束してウェッジのルートを形成する一対の傾斜した表面部分を含む、ウェッジ;
前記一対の傾斜した表面部分の少なくとも一方と交差するエッジディレクタであって、内部キャビティを備えている、エッジディレクタ;及び
前記内部キャビティ内に位置付けられたワイヤの複数のコイルであって、その各々が、前記下流方向に延びる対応する線形コイル軸の周りに巻かれた巻線を含む、ワイヤの複数のコイル
を備えた、装置。
実施形態22
前記ワイヤの複数のコイルの各々のワイヤが中実である、実施形態21に記載の装置。
実施形態23
各線形コイル軸が共通の方向に沿って延びる、実施形態21又は22に記載の装置。
実施形態24
前記ワイヤの複数のコイルが、少なくとも、第1の列に沿って整列したワイヤコイルの第1のセットと、前記第1の列からオフセットした第2の列に沿って整列したワイヤコイルの第2のセットとを含む、実施形態21〜23のいずれかに記載の装置。
実施形態25
前記ワイヤコイルの第2のセットが、前記ワイヤコイルの第1のセットに対してずらして配置される、実施形態24に記載の装置。
実施形態26
少なくとも1つのワイヤコイルが、前記下流方向に延びるアライメント軸を有するアライメントピンの周りに巻かれた巻線を含む、実施形態21〜25のいずれかに記載の装置。
実施形態27
前記ワイヤの複数のコイルが、前記内部キャビティ内に配置されたモノリシックブロック内に、各々少なくとも部分的に封入される、実施形態21〜26のいずれかに記載の装置。
実施形態28
前記モノリシックブロックがセメントを含む、実施形態27に記載の装置。
実施形態29
前記モノリシックブロックがアルミナを含む、実施形態27又は28に記載の装置。
実施形態30
前記アルミナが、前記モノリシックブロックの95%〜98%を構成する、実施形態29に記載の装置。
実施形態31
ブラケットが前記内部キャビティ内に前記モノリシックブロックを保持する、実施形態27〜30のいずれかに記載の装置。
実施形態32
実施形態21に記載の装置の製造方法であって、
前記ワイヤの複数のコイルを配置する工程;
前記ワイヤの複数のコイルの周りに材料を移動して、前記材料の共通本体内に前記ワイヤの複数のコイルの各々を少なくとも部分的に封入する工程;及び
前記材料の共通本体を、前記ワイヤの複数のコイルの各々を含むモノリシックブロックへと変換する工程
を含む、方法。
実施形態33
前記材料の前記共通本体が前記エッジディレクタの前記内部キャビティ内に含まれ、かつ、前記材料の前記共通本体が、前記エッジディレクタの前記内部キャビティ内に配置されている間に前記モノリシックブロックへと変換されるように、前記ワイヤの複数のコイルの各々が前記エッジディレクタの前記内部キャビティ内に配置され、前記材料が前記エッジディレクタの前記内部キャビティ内の前記ワイヤの複数のコイルの各々の周りに移動する、実施形態32に記載の方法。
実施形態34
前記材料の前記共通本体を前記モノリシックブロックへと変換した後に、前記前記ワイヤの複数のコイルの各々が前記内部キャビティ内に配置される、実施形態32に記載の方法。
実施形態35
前記ワイヤの複数のコイルの各々を金型の成形キャビティ内に配置する工程;
前記ワイヤの複数のコイルの各々の周りに前記材料を移動して、前記材料の前記共通本体内に前記ワイヤの複数のコイルの各々を少なくとも部分的に封入する工程;及び
前記ワイヤの複数のコイルの各々が前記金型の前記成形キャビティ内に配置されている間に、前記材料の前記共通本体を前記モノリシックブロックへと変換する工程
を含む、実施形態34に記載の方法。
実施形態36
前記ワイヤの複数のコイルの各々を前記内部キャビティ内に配置する前に、前記モノリシックブロックから前記金型を取り外す工程をさらに含む、実施形態35に記載の方法。
実施形態37
前記ワイヤの複数のコイルの少なくとも1つの中心軸方向経路に少なくとも1本のアライメントピンを挿入し、前記アライメントピンを前記金型に取り付けて、前記ワイヤの複数のコイルを前記金型の前記成形キャビティ内の所定の方向に整列させる工程をさらに含む、実施形態35又は36に記載の方法。
実施形態38
前記ワイヤの複数のコイルの周りに移動させる前記材料がセメントを含む、実施形態32〜37のいずれかに記載の方法。
実施形態39
前記モノリシックブロックがアルミナを含む、実施形態32〜38のいずれかに記載の方法。
実施形態40
前記アルミナが前記モノリシックブロックの95%〜98%を構成する、実施形態39に記載の方法。
100 装置
101 フュージョンダウンドロー装置
103 ガラスリボン
104 ガラスシート
105 溶融容器
107 バッチ材料
109 貯蔵ビン
111 バッチ送達装置
113 モータ
115 コントローラ
119 溶融材料プローブ
121 溶融材料
123 スタンドパイプ
127 清澄容器
129 第1の接続導管
131 ガラス溶融混合容器
133 送達容器
135 第2の接続導管
137 第3の接続導管
139 下降管
141 入口
143 成形容器
145 ルート
149 ガラス分離装置
151 分離経路
153 第1の外側エッジ
155 第2の外側エッジ
157 延伸方向
201 トラフ
207a,207b 表面部分
209 成形ウェッジ
210a,210b 端部
213 延伸面
211a,211b エッジディレクタ
215a,215b 上部
217a,217b 外側に面する接触面
219下部
219a フットプリント
221a,221b 外側に面する接触面
222 内側エッジ
223 内周
224 交差する点
301 交差する面
401 内部キャビティ
401a フットプリント
403 加熱装置
406a,406b 内側収束面
407 第1の辺
408 角ポケット
409a,409b 第2及び第3の辺
501a,501b 内面
503a,503b 壁
505 側壁
507 内面
509 開口部
511a,511b 加熱セグメント
513 モノリシックブロック
601,1701,1901 加熱素子
603a,603b ワイヤコイル
710 中心軸方向経路
703a 上端
703b 下端
707 ワイヤ
901 材料
1001 金型
1003a,1003b 側壁
1007a 上壁
1007b 底壁
1009 締め具
1111 成形キャビティ
1113 アライメントピン

Claims (11)

  1. 装置において、
    下流方向に沿って収束してウェッジのルートを形成する一対の傾斜した表面部分を含む、ウェッジ;
    前記一対の傾斜した表面部分の少なくとも一方と交差するエッジディレクタであって、内部キャビティを備えている、エッジディレクタ;及び
    前記内部キャビティ内に配置された加熱装置であって、モノリシックブロック内に少なくとも部分的に封入された複数の加熱セグメントを含む、加熱装置
    を備えた装置。
  2. 前記モノリシックブロックがセメントを含む、請求項1に記載の装置。
  3. 前記モノリシックブロックがアルミナを含む、請求項1又は2に記載の装置。
  4. 前記アルミナが前記モノリシックブロックの95%〜98%を構成する、請求項3に記載の装置。
  5. 前記加熱セグメントがワイヤの複数のコイルを含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の装置。
  6. 前記ワイヤが中実である、請求項5に記載の装置。
  7. 前記ワイヤの複数のコイルの各々が、対応する線形コイル軸の周りに巻かれた巻線を含む、請求項5又は6に記載の装置。
  8. 各線形コイル軸が共通の方向に沿って延びる、請求項7に記載の装置。
  9. 前記ワイヤの複数のコイルが、少なくとも、第1の列に沿って整列したワイヤコイルの第1のセットと、前記第1の列からオフセットした第2の列に沿って整列したワイヤコイルの第2のセットとを含む、請求項5〜8のいずれか一項に記載の装置。
  10. 前記ワイヤコイルの第2のセットが、前記ワイヤコイルの第1のセットに対してずらして配置される、請求項9に記載の装置。
  11. ブラケットが前記内部キャビティ内に前記加熱装置を保持する、請求項1〜10のいずれか一項に記載の装置。
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