JP2016537288A - ガラスリボンを製造するガラス製造装置および方法 - Google Patents

ガラスリボンを製造するガラス製造装置および方法 Download PDF

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Abstract

ガラス製造装置が、ターゲット表面へと、加熱方向に沿って熱を発するように構成された、加熱モジュールを備えている。加熱モジュールは第1の細長い抵抗加熱素子を備え、第1の細長い抵抗加熱素子は、第1の加熱平面に沿って延在する、間隔を空けた第1組の加熱セグメントと、第1の加熱平面から加熱方向に間隔を空けて配置された第2の加熱平面に沿って延在する、間隔を空けた第2組の加熱セグメントとを含む、複数の平行な加熱セグメントを備えている。別の例において、溶融ガラスからガラスリボンを加工する方法は、バッチ材料を溶融ガラスに溶解するステップ、溶融ガラスからガラスリボンを成形するステップ、および、溶融ガラスとガラスリボンとのうちの少なくとも一方を、第1の細長い抵抗加熱素子に電流を通すことによって放射熱伝達で加熱するステップを含む。

Description

関連出願の説明
本出願は、その内容が引用され、以下に完全に明記されたかのようにその全体が参照することにより本書に組み込まれる、2013年11月26日に出願された米国仮特許出願第61/909,015号の優先権の利益を主張するものである。
本開示は、一般にガラスリボンを成形するガラス製造装置および方法に関し、より具体的には、1以上の細長い抵抗加熱素子を備えた加熱モジュールを含む、ガラス製造装置と、加熱モジュールを用いてガラスリボンを成形する方法に関する。
ガラスシートは、例えば液晶ディスプレイ(LCD)、電気泳動ディスプレイ(EPD)、有機発光ダイオードディスプレイ(OLED)、プラズマディスプレイパネル(PDP)などの、例えばディスプレイ用途に一般に使用されている。ガラスシートは、一般に、様々なリボン成形プロセス、例えばスロットドロー、フロート、ダウンドロー、フュージョンダウンドロー、またはアップドローによって、ガラスリボンを成形することができる成形本体に、溶融ガラスを流すことによって加工される。その後、所望のディスプレイ用途へとさらに加工するのに適した板ガラスを提供するよう、ガラスリボンは続いて分割され得る。
詳細な説明において説明されるいくつかの態様例の基本的な理解を提供するために、以下に本開示の簡単な概要を示す。
本開示の第1の態様では、ガラス製造装置が、溶融ガラスからガラスリボンを加工するように構成されている。この装置は、ガラス製造装置および/またはガラスリボンの、ターゲット表面へと、加熱方向に沿って熱を発するように構成された、加熱モジュールを備えている。加熱モジュールは第1の細長い抵抗加熱素子を備え、第1の細長い抵抗加熱素子は、第1の加熱平面に沿って延在する、間隔を空けた第1組の加熱セグメントと、第1の加熱平面から加熱方向に間隔を空けて配置された第2の加熱平面に沿って延在する、間隔を空けた第2組の加熱セグメントとを含む、複数の平行な加熱セグメントを備えている。これらの加熱セグメントは、第1組の加熱セグメントのうちの1つと第2組の加熱セグメントのうちの1つとが交互になって、直列に配置されており、さらに第1組の加熱セグメントの夫々の加熱方向への放射は、対応する隣接する第2組の加熱セグメントの対の、加熱方向への隣接放射対の間に画成される空間を、少なくとも部分的に通って延びている。
第1の態様の一例において、第1の加熱平面および第2の加熱平面の形状は、幾何学的に類似している。
第1の態様の別の例において、第1の加熱平面は第2の加熱平面に平行である。
第1の態様のさらに別の例において、第1の加熱平面と第2の加熱平面とのうちの少なくとも一方は平坦である。
第1の態様のさらに別の例において、各加熱素子は実質的に直線的である。
第1の態様のさらなる例において、細長い抵抗加熱素子は複数の接続セグメントを含み、この複数の接続セグメントの夫々は、第1組の加熱セグメントの中の加熱セグメントの1つを第2組の加熱セグメントの中の加熱セグメントの1つに接続させるよう、第1の加熱平面と第2の加熱平面との間に渡されたものである。
第1の態様の別の例において、これらの加熱セグメントの放射は100%の充填率を実現する。
第1の態様のさらに別の例において、細長い抵抗加熱素子は二ケイ化モリブデン(MoSi2)を含む。
第1の態様のさらに別の例において、この装置は、複数の平行な加熱セグメントを備えた第2の細長い抵抗加熱素子をさらに備えている。第2の細長い抵抗加熱素子の各加熱セグメントは、少なくとも部分的に横方向に第1の細長い抵抗加熱素子の対応する加熱セグメントの対の間に位置付けられている。一例において、第2の細長い抵抗加熱素子の複数の平行な加熱セグメントは、第1の加熱平面に沿って延在する、間隔を空けた第1組の加熱セグメントと、第2の加熱平面に沿って延在する、間隔を空けた第2組の加熱セグメントとを備えている。
第1の態様は、単独で、または上で論じた第1の態様の例の1つまたは任意の組合せと組み合わせて、提供され得る。
本開示の第2の態様では、ガラス製造装置が、溶融ガラスからガラスリボンを加工するように構成されている。この装置は、ガラス製造装置のターゲット表面へと、加熱方向に沿って熱を発するように構成された、加熱モジュールを備えている。加熱モジュールは、複数の平行な加熱セグメントが複数の湾曲した接続セグメントによって互いに直列に接続されている形に曲げられた、少なくとも1つの細長い抵抗加熱素子を備えている。加熱セグメントは、加熱方向に垂直な横方向に沿って、互いに横方向に間隔を空けて配置されている。加熱セグメントの加熱方向への隣接放射間の横方向の間隔は、少なくとも1つの細長い抵抗加熱素子の最小曲げ半径の2倍未満である。
第2の態様の一例において、複数の平行な加熱セグメントは、第1の加熱平面に沿って横方向に延在する、間隔を空けた第1組の加熱セグメントと、第1の加熱平面から加熱方向に間隔を空けて配置された第2の加熱平面に沿って横方向に延在する、間隔を空けた第2組の加熱セグメントとを含む。これらの加熱セグメントは、第1組の加熱セグメントのうちの1つと第2組の加熱セグメントのうちの1つとが交互になっている。第1組の加熱セグメントの夫々の加熱方向への放射は、対応する隣接する第2組の加熱セグメントの対の加熱方向への隣接放射対の間に画成される空間を、少なくとも部分的に通って延びている。一例において、第1の加熱平面は第2の加熱平面に平行である。別の例において、第1の加熱平面と第2の加熱平面とのうちの少なくとも一方は平坦である。
第2の態様の別の例において、各加熱素子は実質的に直線的である。
第2の態様のさらに別の例において、これらの加熱セグメントの放射は100%の充填率を実現する。
第2の態様のさらに別の例において、細長い抵抗加熱素子は二ケイ化モリブデン(MoSi2)を含む。
第2の態様のさらなる例において、少なくとも1つの細長い抵抗加熱素子は複数の細長い抵抗加熱素子を含み、このとき複数の細長い抵抗加熱素子のうちの1つの抵抗加熱素子の各加熱セグメントは、少なくとも部分的に横方向に、複数の細長い抵抗加熱素子のうちの別の1つの抵抗加熱素子の加熱セグメントの対の間に位置付けられている。
第2の態様は、単独で、または上で論じた第2の態様の例の1つまたは任意の組合せと組み合わせて、提供され得る。
本開示の第3の態様において、溶融ガラスからガラスリボンを加工する方法は、(I)バッチ材料を溶融ガラスに溶解するステップ、および(II)溶融ガラスからガラスリボンを成形するステップを有してなる。この方法は、(III)溶融ガラスとガラスリボンとのうちの少なくとも一方を、第1の細長い抵抗加熱素子に電流を通すことによって、放射熱伝達で加熱するステップをさらに有する。第1の細長い抵抗加熱素子は、第1の加熱平面に沿って延在する、間隔を空けた第1組の加熱セグメントと、第1の加熱平面から加熱方向に間隔を空けて配置された第2の加熱平面に沿って延在する、間隔を空けた第2組の加熱セグメントとを含む、複数の平行な加熱セグメントを備えている。これらの加熱セグメントは、第1組の加熱セグメントのうちの1つと第2組の加熱セグメントのうちの1つとが交互になって、直列に配置されている。第1組の加熱セグメントの夫々の加熱方向への放射は、対応する隣接する第2組の加熱セグメントの対の加熱方向への隣接放射対の間に画成される空間を、少なくとも部分的に通って延びている。
第3の態様の一例において、加熱セグメントの放射は100%の充填率を実現する。
第3の態様は、単独で、または上で論じた第3の態様の例と組み合わせて、提供され得る。
これらおよび他の態様は、以下の詳細な説明を添付の図面を参照して読むと、よりよく理解される。
本開示の一例による成形機器を含むガラス製造装置の概略図 図1の線2−2に沿った成形機器の断面の拡大斜視図 図1の線2−2に沿った成形機器の断面図 本開示の一例による加熱モジュールの斜視図 図4の線5−5に沿った加熱モジュールの前面図 図5の線6−6に沿った加熱モジュールの上面図 第1組の加熱セグメントの夫々の加熱方向への放射が、対応する隣接する第2組の加熱セグメントの対の加熱方向への隣接放射対の間に画成される空間を少なくとも部分的に通って延びている、図6の加熱モジュールを示した概略図 図7の第1組および第2組の加熱セグメントの、ターゲット表面上の放射フットプリントを示した図 図5の線9−9に沿った加熱モジュールの側面図 本開示の別の例による加熱モジュールの上面斜視図 第1組の加熱セグメントの夫々の加熱方向への放射が、対応する隣接する第2組の加熱セグメントの対の加熱方向への隣接放射対の間に画成される空間を少なくとも部分的に通って延びており、加熱モジュールの充填率が100%である、図10の加熱モジュールの一部を拡大して示した概略図 図10の第1組および第2組の加熱セグメントの、ターゲット表面上の放射フットプリントを示した図 図10の加熱モジュールの側面図 本開示のさらに別の例による加熱モジュールの斜視図 図14の加熱モジュールの上面図 図14の加熱モジュールの側面図
ここで、実施形態例を示す添付の図面を参照して、例を以下でより十分に説明する。可能な限り、図面を通じて、同じまたは同様の部分の参照に同じ参照番号を使用する。ただし、態様は多くの異なる形で具現化され得、本書に明記される実施形態に限定されると解釈されるべきではない。
図1は、後にガラスシートへと処理されるガラスリボン103をフュージョンドローするための、ガラス製造装置101の概略図を示している。図示のガラス成形装置はフュージョンドロー装置を備えているが、さらなる例では他のフュージョン成形装置を提供してもよい。ガラス製造装置101は、貯蔵容器109からバッチ材料107を受け入れるように構成された、溶解槽105(例えば、溶解炉)を含み得る。バッチ材料107は、モータ113で動くバッチ送出装置111によって導入することができる。随意的なコントローラ115が、モータ113を作動させて所望量のバッチ材料107を矢印117で示されているように溶解槽105内へと導入するように構成され得る。ガラス金属プローブ119を用いて直立管123内でガラス溶融物(例えば、溶融ガラス)121の高さを測定することができ、また測定された情報を、通信回線125によってコントローラ115に伝えることができる。
ガラス製造装置101は、溶解槽105の下流に位置しかつ第1の接続管129によって溶解槽105に流体連結されている、清澄管などの清澄槽127をさらに含んでもよい。攪拌チャンバなどの混合槽131を、さらに清澄槽127の下流に設けてもよく、またボウルなどの送出槽133を、混合槽131の下流に設けてもよい。図示のように、第2の接続管135が清澄槽127を混合槽131に連結させてもよく、また第3の接続管137が混合槽131を送出槽133に連結させてもよい。さらに図示されているように、下降管139が、溶融ガラス121を送出槽133から成形機器143の注入口141へと送出するように位置付けられ得る。図示のように、溶解槽105、清澄槽127、混合槽131、送出槽133、および成形機器143は、ガラス製造装置101に沿って直列に設けられ得る、ガラス溶融ステーションの例である。
溶解槽105は典型的には、耐火(例えば、セラミック)レンガなどの耐火性材料から作られている。ガラス製造装置101は、白金、または白金ロジウム、白金イリジウム、およびこれらの組合せなどの白金含有金属から典型的には作製された構成要素をさらに含み得るが、この構成要素は、例えばモリブデン、パラジウム、レニウム、タンタル、チタン、タングステン、ルテニウム、オスミウム、ジルコニウム、およびこれらの合金などの耐火金属、および/または二酸化ジルコニウムをさらに含み得る。白金含有構成要素は、第1の接続管129、清澄槽127(例えば、清澄管)、第2の接続管135、直立管123、混合槽131(例えば、攪拌チャンバ)、第3の接続管137、送出槽133(例えば、ボウル)、下降管139、および注入口141のうちの、1以上を含み得る。成形機器143は、セラミック材料、例えば耐火物などから作製され、ガラスリボン103を成形するように設計されている。
ガラス製造装置101は、概略的に図1および2に示されている1以上の加熱モジュール151をさらに備え得る。加熱モジュール151を、ガラス製造装置101の一部分に熱を提供してガラスリボンを間接的に加熱するよう種々の位置に設けてもよいし、および/またはガラスリボンを直接加熱するように位置付けてもよい。例えば加熱モジュール151は、エッジ誘導部材223を加熱するように構成されたエッジ誘導部材加熱モジュール153a、153bを備えて(図2参照)、エッジ誘導部材を通り過ぎるガラスリボンのエッジを間接的に加熱する、および/またはエッジ誘導部材を通り過ぎるガラスリボンのエッジを直接加熱することができる。このような例では、エッジ誘導部材加熱モジュール153a、153bを独立して動作させて、エッジ誘導部材の夫々で所望の加熱を実現することができる。
図1に示されているように、さらなる例では一連の加熱モジュール155a〜eを加熱軸に沿って間隔を空けて配置して、延伸されるガラスリボンを直接加熱してもよい。このような例では、加熱モジュール155a〜eを独立して動作させて加熱軸に沿って所望の熱プロファイルを提供し、加熱軸のそばを通っているガラスリボンの横方向の範囲を適切に加熱することができる。
従っていくつかの例では、成形機器143の一部分および/または成形機器143から延伸されているガラスリボンに、熱放射を直接または間接的に放射するために、成形機器143の近くに1以上の加熱モジュール151が位置付けられ得る。別の事例では、例えば溶解槽105、清澄槽127、混合槽131、または送出槽133などのガラス溶融ステーションのいずれかの近くに、1以上の加熱モジュール151を位置付けてもよい。さらに別の事例において、1以上の加熱モジュール151は、溶融ガラス121に熱を提供してもよい。
図2は、図1の線2−2に沿ったガラス製造装置101の断面斜視図である。図示のように成形機器143はトラフ201を含んでもよく、トラフ201は、トラフ201の両側を画成する第1の堰203と第2の堰205とを含む1対の堰によって、少なくとも部分的に画成されている。成形機器143は成形ウェッジ211をさらに含んでもよく、成形ウェッジ211は、成形ウェッジ211の対向する両端部間に延在する、1対の下向き傾斜成形面部分213、215を備えている。1対の下向き傾斜成形面部分213、215は、下流方向217の途中で合流して底部219を形成する。延伸平面221が底部219を通って延在し、ガラスリボン103は延伸平面221に沿って下流方向217に延伸され得る。図示のように、延伸平面221は底部219を二等分するものでもよいが、底部219に対して他の向きに延在するものでもよい。
成形機器143は、1対の下向き傾斜成形面部分213、215の少なくとも一方と交わっている、1以上のエッジ誘導部材223を随意的に備え得る。さらなる例において、1以上のエッジ誘導部材は下向き傾斜成形面部分213、215の両方と交わり得る。さらなる例では、エッジ誘導部材を成形ウェッジ211の対向する両端部の夫々に位置付けてもよく、このときガラスリボン103のエッジは、エッジ誘導部材223を離れて流れる溶融ガラスで形成される。例えば図2に示されているようにエッジ誘導部材223を第1の対向端部225に位置付け、第2の同一のエッジ誘導部材(図2に図示せず)を第2の対向端部227に位置付けてもよい(図1の223参照)。各エッジ誘導部材223を、下向き傾斜成形面部分213、215の両方と交わるように構成してもよい。各エッジ誘導部材223は実質的に互いに同一のものでもよいが、さらなる例においてこれらのエッジ誘導部材は異なる特性を有し得る。種々の成形ウェッジおよびエッジ誘導部材の構成を、本開示の態様に従って使用することができる。例えば本開示の態様を、夫々その全体が参照することにより本書に組み込まれる、米国特許第3,451,798号明細書、同第3,537,834号明細書、および/または同第7,409,839号明細書に開示されている、成形ウェッジおよびエッジ誘導部材の構成と共に使用してもよい。
図3に示されているように加熱モジュール151は、少なくとも細長い抵抗加熱素子251を備え得る。一例において抵抗加熱素子251は据付ブロック229に据え付けられ得るが、さらなる例では加熱素子を他の構造物に据え付けてもよいし、あるいは加熱素子は自立しているものでもよい。別の事例において抵抗加熱素子251の一部分は、据付ブロック229または他の構造物に部分的にまたは完全に、収容され、埋め込まれ、または別のやり方で受け入れられ得る。例えば抵抗加熱素子の全体を、キャビティ内に収容してもよいし、あるいは据付ブロック内に埋め込んで(例えば密閉して)、熱を、据付ブロックを通じてターゲットエリアに向かう方向に伝達させてもよい。一例において抵抗加熱素子からの熱は、炭化ケイ素(SiC)などの熱伝導性材料を通過してからターゲット表面に発せられ得る。
図3は、図1の線2−2に沿ったガラス製造装置の一例の断面図を示し、ここではガラス製造装置101に対する加熱モジュール151の位置の一例が図示されている。加熱モジュール151は、ターゲット表面の近くに、例えば成形機器143(図2参照)の両側に位置付けられ得る。図示のように、抵抗加熱素子251のセグメント255、257が延伸平面221に実質的に平行に延在するように、各加熱モジュール151を位置付けてもよい。別の事例では、夫々のターゲットの成形面部分213、215にセグメント255、257が実質的に平行に延在するように、加熱モジュール151を斜めに位置付けてもよい。図示されていないがさらなる例では、加熱用途次第でターゲット表面に対してセグメント255、257がある角度を成して延在するように、加熱モジュール151を配向してもよい。ただしターゲット表面に実質的に平行に配向すると、加熱モジュールのターゲットの加熱フットプリント全体に沿った均一な熱分布を助けることができる。加熱モジュール151とターゲット表面との間の距離は、所望のターゲット表面温度、加熱モジュール151の総加熱パワーなどに基づいて決定され得る。
図4〜5を参照すると、本開示の第1の実施形態による細長い抵抗加熱モジュール151の斜視図および前面図が夫々示されている。細長い抵抗加熱素子251は熱エネルギーを放射の形で、抵抗加熱素子251の表面から、抵抗加熱素子251で加熱されるターゲットに向けて伝達することができる。抵抗加熱素子251は、二ケイ化モリブデン(MoSi2)、Kanthal 鉄‐クロム‐アルミニウム(FeCrAl)合金、Alkrothal FeCrAl合金、NiCrベース合金、炭化ケイ素(SiC)、または、金属材料、セラミック材料、またはこれらの組合せを含む、他の抵抗素子、を含み得る。
細長い抵抗加熱素子251は第1組の加熱セグメント255と第2組の加熱セグメント257とを含み得、これらの加熱セグメントの夫々は、第1の端部部分258および第2の端部部分260を各加熱セグメント255、257の両端に備えている。図5に示されているように、第1組の加熱セグメント255は互いに平行な関係で配置され得る。さらに、図示のように第1組の加熱セグメント255は、第1組の加熱セグメント255の中の隣接する加熱セグメントの対間に空間が画成されるよう、互いに間隔を空けて配置され得る。従って第1組の加熱セグメント255の各加熱セグメントは、隣接する加熱セグメント255の対の間に、隣接する加熱セグメントの対に触れることなく位置付けられ得、かついくつかの例では互いに平行になり得る。同様に第2組の加熱セグメント257は互いに平行な関係で配置され得る。さらに、図示のように第2組の加熱セグメント257は、第2組の加熱セグメント257の中の隣接する加熱セグメントの対間に空間が画成されるよう、互いに間隔を空けて配置され得る。従って第2組の加熱セグメント257の各加熱セグメントは、隣接する加熱セグメント257の対の間に、隣接する加熱セグメントの対に触れることなく位置付けられ得、かついくつかの例では互いに平行になり得る。
第1組の加熱セグメント255および第2組の加熱セグメント257の夫々の各加熱セグメントは、種々の構成で配置され得る多種多様な形状およびサイズを有する、既定の直径のロッドを含み得る。例えば、加熱セグメント255、257は実質的に真っ直ぐなものでもよく、一方別の事例では加熱セグメントの一部分が、渦巻状、「S」字状、「C」字状、蛇行、またはこれらの組合せを含んでいてもよい。
細長い抵抗加熱素子251は、第1組の加熱セグメント255のうちの1つと第2組の加熱セグメント257のうちの1つとを夫々が接続させる、複数の接続セグメント267をさらに含み得る。いくつかの例において接続セグメント267は、第1組の加熱セグメント255の中の加熱セグメントの1つを第2組の加熱セグメント257の中の加熱セグメントの1つと接続させた状態で曲げ半径269を画成する湾曲セグメントなど、丸い突出部を含み得る。接続セグメント267の曲げ半径269は、接続セグメント267の直径に基づいて設計され得る。例えばいくつかの例において、接続セグメント267の最小曲げ半径269は、接続セグメント267の直径の4から5倍とされ得る。接続セグメント267の曲げ半径269は、接続セグメント267の熱機械特性にも依存し得る。細長い抵抗加熱素子で接続セグメント267を、この最小曲げ半径269よりもさらに小さく曲げた場合、細長い抵抗加熱素子の性能は悪化され得る。例えば、抵抗加熱素子の直径を薄くしてもよいし、または切削してもよい。従って、曲げ半径を最小曲げ半径以上で維持して細長い抵抗加熱素子の性能および構造的完全性を維持すると同時に、加熱セグメントからターゲットへの熱エネルギー供給の増加を実現したいという要望がある。これは、細長い抵抗加熱素子に、夫々位置がずれた加熱平面(例えば、261、263)に沿って延在する互い違いの加熱セグメント(255、257)を設けることによって達成することができる。細長い抵抗加熱素子をこの形で配置すると、曲げ半径を最小曲げ半径以上に維持しながら、加熱セグメントの熱放射を、充填率を増加させて効果的に密集させることができる。
接続セグメント267は別の形状でもよいことを理解されたい。一事例において接続セグメント267は、鋭角、鈍角、および/または直角を含むように傾斜したものでもよい。別の事例では接続セグメント267の一部分が、渦巻状、「S」字状、または「C」字状を含み得る。
図6は、線6−6に沿った図4の抵抗加熱モジュール151の上面図を示しており、ここでの抵抗加熱素子251は据付ブロック229に据え付けられている。図示のように、第1組の加熱セグメント255および第2組の加熱セグメント257は、空間的に離れた平面上に配置されるように構成され得る。第1組の加熱セグメント255は、第1の加熱平面261に沿って延在させてもよい。同様に、第2組の加熱セグメント257は第2の加熱平面263に沿って延在させてもよく、この場合第2の加熱平面263は、第1の加熱平面261から加熱方向253に既定の深さのずれ265だけ間隔を隔てたものとされ得る。
第1の加熱平面261および第2の加熱平面263は想像上のものとすることができ、その形状は幾何学的に互いに類似したものでもよいことを理解されたい。第1の加熱平面261および第2の加熱平面263は、平坦でありかつ第1の加熱平面261と第2の加熱平面263との間に既定の深さのずれ265を有して互いに平行になるように、構成され得る。他の事例において、第1および第2の加熱平面は、加熱される物体の形状次第で様々な構成で配置され得る。例えば円筒状のターゲットの湾曲した側面を加熱する場合には、第1および第2の加熱平面の少なくとも1つは、加熱される円筒状のターゲットを周方向に包むよう湾曲した形状を有し得る。別の例において、平坦なターゲットを抵抗加熱素子で加熱する場合、第1および第2の加熱平面の少なくとも1つは、加熱される平坦なターゲットの形状に合わせるために平坦になるように構成され得る。
第1組の加熱セグメント255および第2組の加熱セグメント257は直列に配置され得、第1組の加熱セグメント255のうちの1つと第2組の加熱セグメント257のうちの1つとが交互に配置され得る。例えば、第1組の加熱セグメント255の第1加熱セグメントの中の1つは、第1の加熱平面261上でもよく、一方で第2組の加熱セグメント257の第2加熱セグメントの中の隣接する1つは、第2の加熱平面263上でもよい。この構成では、各接続セグメント267が第1の加熱平面261と第2の加熱平面263との間に渡されて、第1組の加熱セグメント255の中の加熱セグメントの1つを第2組の加熱セグメント257の中の加熱セグメントの1つと接続させることができる。
第1の加熱平面261と第2の加熱平面263との間に渡されている加熱セグメントに対して、角度ずれ271が、隣接する加熱セグメントの各組により形成される平面間の角度として画成され得る。図6の加熱素子251での角度ずれ271は90°であり、一方第1および第2の加熱平面上の加熱セグメントの構成次第で、15、30、45、または60°、あるいはゼロから180°の間の任意の角度など、他の角度ずれを有することも可能である。抵抗加熱素子は1つの角度ずれを含み得るが、別の事例では、例えば複雑な表面トポグラフィを有するターゲットに対し、ターゲットの表面トポグラフィに合わせるために、抵抗加熱素子は複数の異なる角度ずれを有し得ることも理解されたい。
充填率は、抵抗加熱素子によってターゲット上に放射される熱の合計量を判定する際のパラメータの1つになり得る。充填率は、抵抗加熱素子の総フットプリントに対する、ターゲット表面で見られる加熱セグメントの表面積の比率によって定義することができ、ここで抵抗加熱素子の総フットプリントとは、抵抗加熱素子自体と、隣接する加熱セグメント間の任意の間隙との両方のフットプリントを含む。この間隙とは、いずれの加熱セグメントによっても熱が直接的に提供されない、従ってターゲット表面の温度増加に寄与しない領域を示す。従って、ターゲットの単位表面積へと放射される熱の強度および対応する合計量は、典型的には充填率と比例関係にあることを理解されたい。角度ずれが180°の平面的な抵抗加熱素子では、充填率は典型的には20%未満になり得る。平面的な加熱素子でのこの限定的な充填率は、隣接する加熱セグメント間に形成される間隙または開口によるものとされ得る。
本開示では、抵抗加熱素子の角度ずれを制御することによって、高い充填率を達成することができる。つまり、角度ずれを制御することによって、ターゲットの単位表面積上の加熱セグメントの放射を制御することができる。
図7は、図4の加熱モジュール151の各加熱セグメントからターゲット273の表面275上への加熱方向253への熱の放射を概略的に示しており、ここでの抵抗加熱素子251は90°の角度ずれを有している。第1組の加熱セグメント255からの第1の放射277を点線で示し、また第2組の加熱セグメント257からの第2の放射279を実線で示している。図7の抵抗加熱素子の充填率はおよそ40%になり得、これは角度ずれが180°の典型的な平面的加熱素子のおよそ2倍である。説明したように、充填率の増加は、隣接する加熱セグメント277、279の放射間の間隙281が減少すること、またターゲット273から加熱方向253に見て加熱セグメントの数が対応して増加することに起因する。180°以外の角度ずれを有する抵抗加熱素子251が、180°の角度ずれを有する平面的な加熱素子に比べて、より多量の熱をターゲット表面275の単位面積に対して提供できることは明らかである。
180°以外の角度ずれを有する加熱素子での加熱セグメントの放射の増加を、代わりに以下のように説明することができる。180°の角度ずれを有する平面的な加熱素子では、加熱方向に見ると、加熱セグメントの隣接する放射間の間隙は、加熱素子の接続セグメントの最小曲げ半径の少なくとも2倍になり得る。一方、第1の加熱平面261および第2の加熱平面263に夫々第1組の加熱セグメント255および第2組の加熱セグメント257を備えている加熱素子251では、加熱方向253に見ると、加熱セグメントの隣接する放射間の間隙281は、抵抗加熱セグメントの接続セグメントの最小曲げ半径269の2倍未満になり得る。例えば、180°以外の角度ずれの関係を有する横方向に間隔を空けた加熱セグメントを備えた、任意の抵抗加熱素子では、隣接する加熱セグメント間の間隙は加熱方向に見ると、最小曲げ半径の2倍未満になり得る。加熱セグメントの放射間の間隙が減少すると、加熱セグメントの加熱方向の放射は増加する。
加熱モジュール151の充填率の増加の影響を図8にさらに図示することができ、ここでは図7の抵抗加熱素子からのターゲット表面275上への熱の放射が、概略的に示されている。図7と同様に、第1組の加熱セグメント255からの第1の熱放射277が点線の長方形で図示されており、第2組の加熱セグメント257からの第2の熱放射279が実線の長方形で図示されている。第1組の加熱セグメント255からの第1の放射277は、第2組の加熱セグメント257からの、隣接する第2の放射279により形成される間隙281を通る。同様に、第2組の加熱セグメント257からの第2の放射279は、第1組の加熱セグメント255からの、隣接する第1の放射277により形成される間隙281を通る。第1および第2の放射は、第1加熱セグメントおよび第2加熱セグメントによって熱が直接伝達される領域を示す。従って180°以外の角度ずれを有する加熱セグメントは、同じ最小曲げ半径で180°の角度ずれを有する加熱セグメントで達成され得る充填率よりも高い充填率を180°以外の角度ずれを有する加熱セグメントが達成することができるように、ターゲット表面の単位面積から見た加熱セグメントの数を増加させることができる。
充填率は細長い抵抗加熱素子において重要なパラメータであるが、深さのずれもまた細長い抵抗加熱素子を設計する際に考慮され得る。図9に示されているように、深さのずれ265は第1の加熱平面261と第2の加熱平面263との間の距離として画成され得る。熱の強度は、以下の方程式に従って加熱セグメントと加熱されるターゲットとの間の距離に反比例し得ると知られており、そのためターゲットから加熱方向253に見ると、第1の加熱平面261および第2の加熱平面263上の加熱セグメントから発せられる熱の強度は異なり得る:
熱の強度∝(1/距離)2
ここで、熱は複数の加熱セグメントを備えた抵抗加熱素子から提供されるものであり、距離はターゲット表面と加熱セグメントとの間の距離である。
抵抗加熱素子251の構成から、ターゲットを加熱するための抵抗加熱素子251の全長は、第1の加熱平面261および第2の加熱平面263上での抵抗加熱素子251の加熱セグメントの広がりに起因して、平面的な加熱素子の全長よりも長くなり得ることを理解されたい。例えば図4の抵抗加熱素子251の全長は、ターゲット表面上で同一のフットプリントをカバーするための、180°の角度ずれを有する平面的な加熱素子の全長よりも、およそ41%長い。
抵抗加熱素子が長くなるということは、材料のコストが高くなることを意味し得るが、より長い抵抗加熱素子は抵抗加熱素子の単位長さ当たりの加熱パワーを低くして使用できるという点で、抵抗加熱素子を安定した動作条件で動作させるため、より長い抵抗加熱素子を使用すると最終的には有利になり得る。これは以下の例の中で詳細に説明することができる。所定の抵抗加熱素子では、抵抗加熱素子への入力電流が、以下の方程式に従って抵抗加熱素子の抵抗によって加熱効果を生じさせることができる:
P=R・I2
ここで、Pは抵抗加熱素子からの総加熱パワー、Rは抵抗加熱素子の抵抗であり、ここでのRは典型的には抵抗加熱素子の長さと比例関係にある。Iは抵抗加熱素子を通って流れている電流である。Rは典型的には抵抗加熱素子の長さに比例するため、抵抗加熱素子の長さが増加すると、同じ量の電流入力で抵抗加熱素子からの総加熱パワーは増加する。
一例として、1インチ(2.54cm)当たり0.1Ωの加熱素子で10インチ(25.4cm)の長さでは、加熱素子の合計Rは1.0Ω(=10インチ×0.1Ω/インチ)となる。この加熱素子の10アンペアの電流入力に対する総加熱パワーは、上記方程式から100ワット(=1.0Ω×(10アンペア)2)と計算される。加熱素子の単位長さ当たりの加熱パワーは、10ワット/インチ(=100ワット/10インチ)(3.94ワット/cm)となる。
比較のために、1インチ(2.54cm)当たり0.1Ωの加熱素子で100インチ(254cm)の長さでは、加熱素子の合計Rは10Ω(=100インチ×0.1Ω/インチ)となる。この加熱素子の10アンペアの電流入力に対する総加熱パワーは、上記方程式から1000ワット(=10Ω×(10アンペア)2)となり、これは10インチ(25.4cm)の長さの加熱素子の10倍である。加熱素子の単位長さ当たりの加熱パワーは10ワット/インチ(=1000ワット/100インチ)(3.94ワット/cm)となり、これは10インチ(25.4cm)の長さの加熱素子と同じである。
より長い細長い抵抗加熱素子は、高い総加熱パワーを有することが可能であることに加え、加熱素子の寿命を延ばす観点から有益になり得る。ターゲットの加熱に100ワットの総加熱パワーが必要であると仮定すると、10インチ(25.4cm)の長さの加熱素子では、単位長さ当たりの加熱パワーを1インチ(2.54cm)当たり10ワット必要とすることになるが、100インチ(254cm)の長さの加熱素子では、単位長さ当たりの加熱パワーを1インチ(2.54cm)当たり1ワットのみ必要とすることになる。結果として、加熱されるターゲットに向かって放散される加熱パワーは、長さ10インチ(25.4cm)の加熱素子に沿ったものよりも長さ100インチ(254cm)の加熱素子に沿ったものの方がより均等になり得る。従って、長さ100インチ(254cm)の加熱素子の実際の表面温度は、長さ10インチ(25.4cm)の加熱素子の表面温度に比べて著しく低くなり得、これは加熱素子の寿命を伸ばすだけでなく、ターゲットにより高い総加熱パワーを提供するのに有利になり得る。
図9は、図4の加熱モジュール151の側面図を示し、ここでは第1の加熱平面261および第2の加熱平面263が、深さのずれ265を有して互いに平行に配置されていることが示されている。上述したように、第1の加熱平面261からターゲット表面への熱放射の強度(および対応する量)は第2の加熱平面263からターゲット表面275へのものよりも小さくなり得るが、一方で抵抗加熱素子251からの総加熱パワーも深さのずれ265の設計の際に考慮する必要があるため、第2の加熱平面263からの深さのずれ265を最小に保つことが望ましいであろう。第1の加熱平面261および第2の加熱平面263はターゲット表面275から同じ距離ではないが、加熱平面261、263がターゲット表面275から離れている距離に比べて深さのずれ265が小さい場合、第1の加熱平面261および第2の加熱平面263からの熱の強度は、互いに実質的に類似するよう構成され得ることを理解されたい。
細長い抵抗加熱素子は、複数の加熱セグメントおよび接続セグメントから形成され得る。例えば、加熱セグメントを接続セグメントに動作可能に接続して細長い抵抗加熱素子を形成するために、溶接ステップを採用してもよい。別の事例では、細長い抵抗加熱素子は1つの部品を備え得る。例えば、細長い抵抗加熱素子を設計されたように制御可能に曲げ、または巻いて、複数の加熱セグメントおよび接続セグメントを含むようにしてもよい。
図10は、本開示の第2の実施形態による加熱モジュール151の上面斜視図を示している。図10における抵抗加熱素子351は、第1の加熱平面361上に第1組の加熱セグメント355を、また第2の加熱平面363上に第2組の加熱セグメント357を備え得る。抵抗加熱素子351の角度ずれ371はおよそ45°であり、これは図4の抵抗加熱素子251での角度ずれよりもはるかに小さい。図10の抵抗加熱素子351の角度ずれがより小さいことで、隣接する加熱セグメント355、357からの放射間の間隔が減少し、加熱方向253で加熱セグメント355、357の数が増加し、さらに抵抗加熱素子351の充填率が対応して増加し得る。
図10の加熱モジュールの各加熱セグメントからの加熱方向253への熱の放射が、図11に示されている。第1加熱セグメント355からの放射377が点線で図示されており、また第2加熱セグメント357からの放射379が実線で図示されている。抵抗加熱素子351の充填率は100%である。100%の充填率とは、加熱素子がターゲット表面275に対して最も多い量の熱を提供できることを示唆している。100%の充填率を得るために、ターゲットから見て加熱セグメントは、隣接する加熱セグメント間にいかなる開口または間隙も含まないように配置され得る。ターゲット表面275で見ると、加熱セグメント355、357間に間隙または開口は認められない。従って、全てのターゲット表面領域に抵抗加熱素子351から熱を提供することができる。従って、抵抗加熱素子351から伝達される熱の量は、充填率100%で、ターゲット表面275に最大量の熱を伝達することができる。充填率100%の抵抗加熱素子351は、利用可能な空間が限られている空間内に配置された加熱素子に対して最大量の熱を与える際に特に有利になり得る。
第1組の加熱セグメント355および第2組の加熱セグメント357の両方からの熱放射377、379のフットプリントが、図12にさらに概略的に示されている。第1加熱セグメント355からの放射377は点線の長方形で図示されており、隣接する第1加熱セグメント355を通過した、第2加熱セグメント357からの放射379は、実線の長方形で図示されている。第1組の加熱セグメント355および第2組の加熱セグメント357からの放射は、長方形の形である必要はなく、むしろターゲット表面275上の放射を概略的に表すために示されていることに留意されたい。抵抗加熱素子351の充填率は100%であるため、実線および点線の放射の外側の境界は互いに重なり合っていて、隣接する放射377、379間に間隙または開口は存在していない。従って、最大量の熱をターゲット表面275に伝達することができる。
図13は、図10の抵抗加熱素子351の側面図を示している。第1の加熱平面361および第2の加熱平面363は、既定の深さのずれ365を有して互いに平行に配置されている。
抵抗加熱素子351の全長は、ターゲット表面上で同一のフットプリントをカバーする平面的な加熱素子の全長よりも、およそ6.6倍長いものとすることができる。従って、図4に示されているものに比べて抵抗加熱素子351がさらに高い総加熱パワーを提供できることは明らかであろう。ガラス成形プロセス中の任意の熱損失の補償に、また局所加熱能力を必要とし得る溶融ガラスまたはガラスリボンの失透の防止に、抵抗加熱素子351をガラス成形機器の1以上のエッジ誘導部材と併せて使用し得ることを理解されたい。
図14は、本開示の第3の実施形態による加熱モジュール151の斜視図を示している。加熱モジュール151は、第1の細長い抵抗加熱素子452および第2の細長い抵抗加熱素子453を備えている。第1の細長い抵抗加熱素子452および第2の細長い抵抗加熱素子453の両方で、角度ずれは90°を有し得、これは図4に示されている細長い抵抗加熱素子251と同一である。第1の細長い抵抗加熱素子452および第2の細長い抵抗加熱素子453は、互いに独立して、または集合的に、動作するように構成され得る。例えば、熱をターゲット表面275へと放射するために電流が第1の細長い抵抗加熱素子452と第2の細長い抵抗加熱素子453とのうちの1つのみを通るように構成し、一方他方は使用しないようにしてもよい。別の事例では、熱の生成のために電流が第1の細長い抵抗加熱素子452および第2の細長い抵抗加熱素子453の両方を通ってもよい。第1および第2の抵抗加熱素子の少なくとも1つは、二ケイ化モリブデン(MoSi2)、Kanthal 鉄‐クロム‐アルミニウム(FeCrAl)合金、Alkrothal FeCrAl合金、NiCrベース合金、炭化ケイ素(SiC)、または、金属材料、セラミック材料、またはこれらの組合せを含む、他の抵抗素子、を含み得る。
第1の細長い抵抗加熱素子452および第2の細長い抵抗加熱素子453の夫々は、複数の接続セグメント467によって夫々互いに直列に接続されている、複数の平行な第1組の加熱セグメント454および第2組の加熱セグメント455を備えている。図示のように、第2の細長い抵抗加熱素子453の各加熱セグメントは、少なくとも部分的に横方向に第1の細長い抵抗加熱素子452の対応する加熱セグメントの対の間に位置付けられ得る。例えば、第1の細長い抵抗加熱素子452および第2の細長い抵抗加熱素子453の第1組の加熱セグメント454は、第1の加熱平面461上にあり、第1の細長い抵抗加熱素子452および第2の細長い抵抗加熱素子453の第2組の加熱セグメント455は、第2の加熱平面463上にあるように、第2の細長い抵抗加熱素子453は第1の細長い抵抗加熱素子452と織り交ぜられ得る。
図14の加熱モジュール151は第1の細長い抵抗加熱素子452および第2の細長い抵抗加熱素子453を備えているが、加熱モジュール151は3以上の細長い抵抗加熱素子を備えていてもよい。例えば抵抗加熱素子は、抵抗加熱素子の隣接する加熱セグメント間の間隙が、隣接する抵抗加熱素子の加熱セグメントの中の複数の加熱セグメントを少なくとも部分的に横方向に受け入れることができるものであれば、3つ、4つ、またはこれを上回る細長い抵抗加熱素子を備えていてもよい。
図15は、図14の第1の抵抗加熱素子452および第2の抵抗加熱素子453を備えている加熱モジュール151の上面図であり、ここでは第1の抵抗加熱素子452および第2の抵抗加熱素子453によるターゲット表面275上への熱の放射が示されている。第1加熱セグメント454からの放射477が点線で図示されており、第2加熱セグメント455からの放射479が実線で図示されている。第1の抵抗加熱素子452および第2の抵抗加熱素子453の充填率は50%であり、これは図4の抵抗加熱素子251よりも高い。従って、抵抗加熱セグメントの充填率は、加熱セグメントの角度ずれを変更することによって、および/または追加の加熱セグメントを加えることによって、制御できることを理解されたい。
図16は、図14の加熱モジュール151の側面図を示している。深さのずれ465を有する第1の加熱平面461および第2の加熱平面463は、互いに平行に配置されているが、別の事例では、非平坦な表面トポグラフィを有するターゲットを加熱するために、加熱平面の少なくとも一部分を湾曲させてもよいことを理解されたい。
第1の抵抗加熱素子452および第2の抵抗加熱素子453を備えた加熱モジュール151は、高い総加熱パワー量の放射に有利になり得る。各抵抗加熱素子452、453は、独立して使用できるように構成することができるため、この加熱モジュール151の最大総加熱パワーは、細長い抵抗加熱素子を1つ備えている図4の抵抗加熱素子251の加熱パワーの2倍になり得る。従って、複数の加熱素子を備えている抵抗加熱素子は、溶融ガラスに、またはガラス製造装置の一部分に、多量の熱を局所的に提供するのに特に有利になり得る。溶融ガラス、またはガラス製造装置の少なくとも一部分を、加熱するための熱の量次第で、加熱モジュールの形成に3以上の加熱素子を使用してもよい。図示されていないが、例えば抵抗加熱素子は、ターゲット表面への熱放射の合計量を増加させるために3以上の加熱素子を含んでもよい。
請求項の精神および範囲から逸脱することなく種々の改変および変形を作製し得ることは、当業者には明らかであろう。
101 ガラス製造装置
103 ガラスリボン
121 溶融ガラス
151 加熱モジュール
251 細長い抵抗加熱素子
253 加熱方向
255 第1組の加熱セグメント
257 第2組の加熱セグメント
261 第1の加熱平面
263 第2の加熱平面
267 接続セグメント
269 曲げ半径
275 ターゲット表面
277 第1の放射
279 第2の放射
281 間隙

Claims (10)

  1. 溶融ガラスからガラスリボンを加工するように構成された、ガラス製造装置において、
    前記ガラス製造装置および/または前記ガラスリボンの、ターゲット表面へと、加熱方向に沿って熱を発するように構成され、第1の細長い抵抗加熱素子を備えた、加熱モジュールであって、前記第1の細長い抵抗加熱素子が、第1の加熱平面に沿って延在する、間隔を空けた第1組の加熱セグメントと、前記第1の加熱平面から前記加熱方向に間隔を空けて配置された第2の加熱平面に沿って延在する、間隔を空けた第2組の加熱セグメントとを含む、複数の平行な加熱セグメントを備え、該加熱セグメントが、前記第1組の加熱セグメントのうちの1つと前記第2組の加熱セグメントのうちの1つとが交互になって、直列に配置されたものであり、さらに前記第1組の加熱セグメントの夫々の前記加熱方向への放射が、対応する隣接する前記第2組の加熱セグメントの対の前記加熱方向への隣接放射対の間に画成される空間を、少なくとも部分的に通って延びている、加熱モジュール、
    を備えていることを特徴とする装置。
  2. 前記第1の加熱平面および前記第2の加熱平面の形状が、幾何学的に類似していることを特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 前記第1の加熱平面が、前記第2の加熱平面に平行であることを特徴とする請求項1または2記載の装置。
  4. 前記第1の加熱平面と前記第2の加熱平面とのうちの少なくとも一方が、平坦であることを特徴とする請求項1から3いずれか1項記載の装置。
  5. 溶融ガラスからガラスリボンを加工するように構成された、ガラス製造装置において、
    前記ガラス製造装置のターゲット表面へと、加熱方向に沿って熱を発するように構成された、加熱モジュールであって、複数の平行な加熱セグメントが複数の湾曲した接続セグメントによって互いに直列に接続されている形に曲げられた、少なくとも1つの細長い抵抗加熱素子を備えている、加熱モジュール、
    を備え、前記加熱セグメントが、前記加熱方向に垂直な横方向に沿って互いに横方向に間隔を空けて配置されており、さらに前記加熱セグメントの前記横方向に隣接する放射間の横方向の間隔が、前記加熱方向で、前記少なくとも1つの細長い抵抗加熱素子の最小曲げ半径の2倍未満であることを特徴とするガラス製造装置。
  6. 前記複数の平行な加熱セグメントが、第1の加熱平面に沿って前記横方向に延在する、間隔を空けた第1組の加熱セグメントと、第2の加熱平面に沿って前記横方向に延在する、間隔を空けた第2組の加熱セグメントとを含み、前記第2の加熱平面が、前記第1の加熱平面から前記加熱方向に間隔を空けて配置されており、前記加熱セグメントが、前記第1組の加熱セグメントのうちの1つと前記第2組の加熱セグメントのうちの1つとが交互になったものであり、さらに前記第1組の加熱セグメントの夫々の前記加熱方向への放射が、対応する隣接する前記第2組の加熱セグメントの対の前記加熱方向への隣接放射対の間に画成される空間を、少なくとも部分的に通って延びているものであることを特徴とする請求項5記載のガラス製造装置。
  7. 前記第1の加熱平面が、前記第2の加熱平面に平行であることを特徴とする請求項6記載の装置。
  8. 前記第1の加熱平面と前記第2の加熱平面とのうちの少なくとも一方が、平坦であることを特徴とする請求項6または7記載の装置。
  9. 溶融ガラスからガラスリボンを加工する方法において、
    (I)バッチ材料を溶融ガラスに溶解するステップ、
    (II)前記溶融ガラスから前記ガラスリボンを成形するステップ、および、
    (III)前記溶融ガラスと前記ガラスリボンとのうちの少なくとも一方を、第1の細長い抵抗加熱素子に電流を通すことによって、放射熱伝達で加熱するステップであって、前記第1の細長い抵抗加熱素子が、第1の加熱平面に沿って延在する、間隔を空けた第1組の加熱セグメントと、前記第1の加熱平面から前記加熱方向に間隔を空けて配置された第2の加熱平面に沿って延在する、間隔を空けた第2組の加熱セグメントとを含む、複数の平行な加熱セグメントを備え、該加熱セグメントが、前記第1組の加熱セグメントのうちの1つと前記第2組の加熱セグメントのうちの1つとが交互になって、直列に配置されたものであり、さらに前記第1組の加熱セグメントの夫々の前記加熱方向への放射が、対応する隣接する前記第2組の加熱セグメントの対の前記加熱方向への隣接放射対の間に画成される空間を、少なくとも部分的に通って延びている、ステップ、
    を有してなることを特徴とする方法。
  10. 前記加熱セグメントの前記放射が100%の充填率を実現することを特徴とする請求項9記載の方法。
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