JP2020518469A - 隆起角部と降下角部を備えた非同一方形端面を有する切削インサートと切削工具 - Google Patents

隆起角部と降下角部を備えた非同一方形端面を有する切削インサートと切削工具 Download PDF

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Abstract

切削インサートは、対向する前端面と後端面を有し、周辺側面は、それらの間に延伸し、第1の軸がそれらを貫通して延伸し、前記第1の軸に垂直な正中面は、前記前端面と後端面との間に位置する。前記前端面と後端面の各々は、それぞれの端面図において方形形状を有し、正中面に対して2つの対角線上の対向する隆起した角部を有する。前記前端面は、関連する前部主切れ刃を有し、第1の軸を含む第1の平面で切り取られた断面において、前端面は、凹形状を有し後端面は、凸形状を有する。前記切削インサートは、前記周辺側面と後端面がポケット支持壁を接触する状態で、切削工具のインサート収納ポケットに取外し可能に固定される。【選択図】図2

Description

この発明は、一般に金属切削プロセスで、特にフライス加工で使用するための、切削工具と、隆起角部と降下角部を有する方形状の端面を有する切削インサートに関する。
フライス加工で使用される切削工具の分野では、切削本体のインサート収容ポケットに、取外し可能に保持された隆起角部と降下角部を有する方形状の端面を備えた切削インサートの多くの例がある。米国特許第8696257号は、図7に示すように、貫通するインサート中心線を有する方形状の対向する端面を有する「片面(single-sided))」切削インサートを開示し、一方の端面は、対角線上に対向する隆起角部および対角線上に対向する下降角部を有し、両端面は、インサート中心線を含む平面で切り取られた断面図において、凹面形状を有する。米国特許第8876440号は、図4に示すように、方形状の対向する端面を備えた「両面」切削インサートを開示しており、両端面は対角線上に対向する隆起角部および対角線上に対向する下降角部を有し、両端面は、端面を通って延伸する仮想軸を含む平面において切り取られた断面図において、凹形状を有する。米国特許第9186732号は、図1Gに示すように、方形形状の対向する端面を有する「両面」切削インサートを開示し、両端面は、対角線上に対向する隆起角部および対角線上に対向する下降角部を有し、両端面は、端面を通って延伸する仮想軸を含む平面で切り取られた断面図において凹形状を有する。
また、図1Bに示すように、切削インサートの側面図において、2つの可視の下降した角部は、前記平面の同じ側に位置する。
この発明の目的は、改良された切削インサートを提供することである。また、この発明の目的は、改良された割り出し可能な(indexable)切削インサートを提供することである。さらに、この発明の目的は、高いレベルの安定性を有する切削工具の第1のインサート収容ポケットに取外し可能に固定することができる、改良された切削インサートを提供することである。さらにこの発明の目的は、軸方向に隣接する第2の切削インサートの作動切り刃と軸方向に重畳するように構成された作動切り刃を有する、フライス工具の第1のインサート収容ポケットに取外し可能に固定することができる、改良された切削インサートを提供することである。
この発明によれば、非同一の対向する前端面および後端面であって、前端面と後端面の各々がそれぞれの端面図において方形形状を有する前端面および後端面と、前端面と後端面との間に延在する外周側面であって、前記外周側面は、2つの対向する主側面と2つの対向する副側面を含む、外周面と、前記前端面と後端面を交差する第1の軸と、2つの対向する副側面間に位置する第1の平面であって、前記第1の平面は、第1の軸を含む第1の平面と、前記第1の平面に垂直出であって、前記2つの副側面と交差する第2の軸と、2つの対向する主側面間に位置する第2の平面であって、前記第2の平面は、前記第1の軸と第2の軸の両方を含み、前記第1の平面に垂直である第2の平面と、前記前端面と後端面との間に位置する正中面(median plane)であって、前記正中面は、前記第1の軸に垂直である正中面と、前端面と2つの主側面の交点に形成された少なくとも1つの前部主切れ刃とを備え、前記前端面は、正中面に対して、2つの対角線上に対向する前部隆起角部と2つの対角線上に対向する前部下降角部を有し、前記後端面は、正中面に対して2つの対角線上に対向する後部隆起角部と2つの対角線上に対向する後部下降角部を有し、第1の平面で切り取られた断面図において、前記前端面は、凹形状を有し、後端面は凸形状を有する、切削インサートが提供される。
また、この発明によれば、座面を備えた第1のインサート収容ポケットを有する切削体と、座面と、座面を横切る第1および第2の支持壁を備えた第1のインサート収容ポケットを有する切削体と、第1のインサート収容ポケットに取外し可能に固定された、上述した切削インサートと、を備え、インサートの主側面は、座面と接触し、インサートの副側面は、第2の支持壁と接触し、インサートの後端面は、第2の支持壁と接触する、切削工具が提供される。理解を深めるために、一点鎖線が、部材の部分図のカットオフ境界を表す添付図面を参照しながら、例示のみを目的として本発明を説明する。
図1は、この発明のいくつかの実施形態に従う切削インサートの正面斜視図である。 図2は、図1に示す切削インサートの背面斜視図である。 図3は、図1に示す切削インサートの主要側面図である。 図4は、図1に示す切削インサートの副側面図である。 図5は、図1に示す切削インサートの前端面図である。 図6は、図1に示す切削インサートの後端面図である。 図7は、線VII−VIIで切り取られた、図6に示す切削インサートの断面図である。 図8は、線VIII−VIIIで切り取られた、図6に示す切削インサートの断面図である。 図9は、この発明のいくつかの実施形態に従う切削工具の詳細な部分立体分解図である。 図10は、図9に示す切削工具の詳細側面図である。 図11は、切削インサートとクランプネジが取り除かれた、第1のインサート収容ポケットの座面に垂直に切り取られた、図9に示す切削工具の詳細側面図である。 図12は、線XII−XIIに沿って切り取られた、図10に示す切削工具の断面図である。
この発明は、切削インサート20に関する。この発明のいくつかの実施形態において、切削インサート20は、望ましくは、タングステンカーバイドのような超硬合金を型押しおよび焼結することにより製造することができる。図1乃至8に示すように、切削インサート20は、間に延伸する外周側面を有する、非同一の、対向する前端面および後端面22、24を有する。切削インサート20の種々の特徴は、コピーなどによる不可避な不正確さを除き、図1乃至8において、互いに比例して示される。外周側面26は、2つの対向する主側面28a、28bと2つの対向する副側面30a、30bを含み、図5および6に示すように、前端面と後端面22、24の各々は、それぞれの端面図において方形形状を有する。第1の軸A1は、前端面および後端面22、24と交差する。
図3に示すように、対向する副側面30a、30b間に位置する第1平面P1は、第1の軸A1を含み、前端面および後端面22,24と交差する。図5および6に示すように、第1の軸A1に沿った図において、前端面22は、後端面24よりもより大きな表面積を有することができる。第1平面P1に垂直な、第2の軸A2は、2つの副側面30a、30bと交差する。2つの対向する主側面28a、28b間に位置する第2平面P2は、第1の平面P1に垂直であり、第1および第2の軸A1、A2を含む。
図3に示すように、第1の軸A1に垂直な正中面Mは、前端面および後端面22、24間に位置する。正中面Mは、外周側面26と交差し、第1および第2平面P1、P2に垂直である。この発明のいくつかの実施形態において、第1の軸A1は、それぞれ前端点および後端点N1、N2において、前端面および後端面22、24と交差し、正中面Mは、前端点および後端点N1、N2間の中間に位置し得る。図1、2、3、7に示すように、貫通孔54は、2つの主側面28a、28bの間に延伸し、開口する。いくつかの実施形態において、貫通孔54は、孔軸Aに沿って延伸することができる。孔軸Aは、第1平面P1に含まれることができる。また、この発明のいくつかの実施形態において、正中面Mは、孔軸Aを含むことができる。図1、3、5において、少なくとも1つの前部主切れ刃32は、前端面22と2つの主側面28a、28bとの交点に形成される。
図3に示すように、この発明のいくつかの実施形態において、少なくとも1つの前部主切れ刃32は、その関連する主側面28a、28bの側面図において、直線であり得る。図5に示すように、前端面22は、第1の軸A1の周りに回転対称性を示してもよい。この発明のいくつかの実施形態において、2つの離間した前部主切れ刃32は、前端面22および2つの主側面28a、28bの交点に形成することができる。また、この発明のいくつかの実施形態において、切削インサート20は、第1の軸A1の周りに回転対称性を示すことができる。さらに、この発明のいくつかの実施形態において、切削インサート20は、第2の軸A2および孔軸ABの周りに回転対称性を欠く場合がある。
さらに、この発明のいくつかの実施形態において、切削インサート20は、第1平面P1、第2平面P2、および正中面Mの3つのすべての周りに鏡面対称性を欠いている場合がある。この発明のいくつかの実施形態において、切削インサート20は、第1の軸A1について割り出し可能である(indexable)ことが理解されねばならない。この発明のいくつかの実施形態において、2つの離間した前部副切れ刃34は、第1の前端面22と2つの副側面30a、30bの交点に形成することができ、2つの前部副切れ刃34は、2つの前部主切れ刃32と交互に配列することができる。
また、この発明のいくつかの実施形態において、図4に示すように、各前部副切れ刃34は、関連する副側面30a、30bの側面図において、直線であり得る。この発明のいくつかの実施形態において、湾曲した角部切れ刃36は、各前部主切れ刃32と前部副切れ刃34の1つとの間に延伸することができる。この発明によれば、図1、3、4および5に示すように、前端面22は、正中面に対して、2つの対角線上の対向する前部隆起角部Rおよび対角線上の対向する前部下降角部Lを有する。2つの前部隆起角部Rは、さらに、2つの前部下降角部Lよりも正中面Mからより遠くに位置することを理解されたい。2つの切削エッジ32、2つの前部副切れ刃34、および2つの湾曲した角部切れ刃36を有するこの発明の実施形態の場合、各前部隆起角部Rは、湾曲した角部切れ刃36の1つに配置することができる。
図1、3、4および5に示すように、連続前部周辺縁部(38は、前端面22と外周側面26の交点に形成することができ、正中面Mに垂直な前部隆起平面PRFは、2つの前部隆起角部Rは、2つの前部隆起角部Rと交差することができる。この発明のいくつかの実施形態において、前部周辺縁部38に沿った点は、前部隆起平面PRFよりも正中面Mからより遠くに位置することができない。また、この発明のいくつかの実施形態において、前端面22上の点は、前記前部隆起平面PRFよりも正中面Mからより遠くに位置することができない。この発明によれば、図2、3、4、および6に示すように、後端面24は、正中面Mに対して2つの対角線上の対向する後部隆起角部Rと1つの対角線上の対向する後部下降角部Lを有する。2つの後部下降角部Lは、2つの後部隆起角部Rよりも正中面Mにより近く位置する。
図2、3、4および6に示すように、連続後部周辺縁部40は、後端面24と外周側面26の交点において形成することができ、正中面Mに平行な後部下降平面PBLは、2つの後部下降角部LBと交差することができる。この発明のいくつかの実施形態において、後部周辺縁部40に沿った点は、後部下降平面PBLより正中面により近くに位置することができない。この発明のいくつかの実施形態において、後端面24上の点は、後部下降平面PBLよりも正中面Mにより近く位置することができない。
図3に示すように、切削インサート20は、第2の軸A2に沿って測定された長さ寸法を有する。最小長LMINは、2つの副側面30a、30b間の最短距離として規定され、最大長LMAXは、2つの副側面30a、30b間の最長距離として規定される。この発明のいくつかの実施形態として、最大長LMAXは、最小長LMINよりも大きくなり得る。また、この発明のいくつかの実施形態において、最小長LMINに対する最大長LMAXの比R1は、1.1以上であり得る。
(R1=LMAX/LMIN>1.1)。
図4に示されるように、切削インサート20は、第2の平面P2(例えば、孔軸ABに沿って)に垂直な方向に測定された幅寸法を有する。インサート20は、2つの主側面28a、28b間の最大距離として規定された最大幅WMAXを有する。この発明のいくつかの実施形態において、最小長LMINは、最大幅WMAXよりも大きくなり得る。この発明のいくつかの実施形態において、図3に示すように、最小長LMINは、正中面Mのいずれかの側で測定することができる。さらに、この発明のいくつかの実施形態において、後端面24は、切れ刃がなくてもよく、切削インサート20は、「片面」と呼ばれてもよい。この発明によれば、図7に示すように、第1の平面P1で切り取られた断面において、後端面24は、凸形状を有する。
ここで使用される、「凸」という用語は、中間部分だけ離間した2つの側部を有する後端面24のプロファイルの少なくとも一部を指し、中間部分が隆起するか、または2つの隣接する側部に対して正中面Mから離間する方向に膨らむ。この発明のいくつかの実施形態において、図7に示すように、第1の平面P1により切り取られた断面において、第2の平面P2は、隆起した中間部分において、後端面24の凸状プロファイルと交差することができる。また、この発明のいくつかの実施形態において、第1の平面P1により切り取られた断面において、図7に示すように、後端面24の凸状プロファイルは、2つの対向する主側面28a、28b間の切削インサート20の全範囲に及び得る。さらに、この発明のいくつかの実施形態において、後端面24の点は、後端点N2よりも正中面Mからより遠くに位置することができる。さらに、この発明のいくつかの実施形態において、第1の平面P1に平行であり、前端面および後端面22、24と交差する任意の平面で切り取られた断面において、後端面24は、凸形状を有することができる。
図3に示すように、第1の平面P1は、2つの主側面28a、28b、および、少なくとも1つの前部主切れ刃32と交差することができる。この発明のいくつかの実施形態において、図3に示すように、第1の平面P1は、2つの副側面30a、30b間の中間に位置することができ、望ましくは、再象長LMIN寸法を二等分する。図7に示すように、第1の平面P1で切り取られた断面において、前端面22は、凹部形状を有する。ここで使用される「凹」は、中央部により離間された2つの側部を有する前端面22の断面プロファイルの少なくとも一部を指し、中央部は、2つの隣接する側部に対して中央平面M方向に窪むかまたは沈んでいる。
この発明のいくつかの実施形態において、第1の平面P1で切り取られた断面において、第2の平面P2は、その窪んだ中間部分で、前端面22の凹状プロファイルと交差することができる。また、この発明のいくつかの実施形態において、第1の平面P1において切り取られた断面において、前端面22の凹プロファイルは、2つの対向する主側面28a、28b間の切削インサート20の全範囲に及びことができる。さらに、この発明のいくつかの実施形態において、前端面22の点は、第1の端点N1よりも正中面Mのより近くに位置することができる。
図3に示すように、最小長LMINは、第1の平面P1に垂直に測定することができる。この発明のいくつかの実施形態において、少なくとも1つの主切れ刃32の1つは、少なくとも1つの方向に、第1の平面P1から、最小長LMINの1/2の長さよりもさらに長く延伸することができる。また、この発明のいくつかの実施形態において、少なくとも1つの前部主切れ刃32の各々は、2つの対向する方向に、第1の平面P1から最小長LMINの1/2よりさらに遠くへ延伸することができる。
図4に示すように、第2の平面P2は、2つの副側面30a、30bと2つの前記主切れ刃34と交差することがdきる。この発明のいくつかの実施形態において、第2の平面P2は、2つの主側面28a、28bの中間に位置し、望ましくは、最大幅WMAX寸法を二等分する。図6および7に示すように、主側面28a、28bの各々は、平面主副面42a、42bを含むことができ、主副面42a、42bは、正中面Mと第1平面P1に垂直であり得る。この発明のいくつかの実施形態において、主副面42a、42bの各々は、後端面24と隣接していてもよい。また、この発明のいくつかの実施形態において、図7に示すように、最大幅WMAXは、2つの主副面42a、42b間で測定することができる。
図3および6に示すように、副側面30a、30bの各々は、平面副表面(planar sub-surface)44a、44bを含むことができ、第1の平面P1は、その間の中間に位置することができ、2つの副表面44a、44bに平行であり得る。この発明のいくつかの実施形態において、、正中面Mは、副表面44a、44bの各々と交差する。この発明のいくつかの実施形態において、副表面44a、44bは、後端面24と隣接していてもよい。
図3に示すように、最小長LMINは、正中面Mのいずれかの側の2つの副表面44a、44b間で測定することができる。この発明のいくつかの実施形態において、前部降下角部Lrの各々は、さらに、副表面44a、44bの各々よりも第1の平面P1からより遠くに位置することができる。また、この発明のいくつかの実施形態において、前部降下角部Lrの各々は、後部隆起および降下角部R、Lの各々よりも第1の平面P1からより遠くへ位置することができる。さらに、この発明のいくつかの実施形態において、前部隆起および降下角部Rr、Lrは、副副面44a、44bの各々よりも第1の平面P1からより遠くへ位置することができる。さらに、この発明のいくつかの実施形態において、前部隆起および降下角部Rr、Lrの各々は、後部の隆起および降下角部R、Lの各々よりも第1の平面P1からより遠くへ位置していてもよい。
図3に示すように、各主側面28a、28bの側面図において、関連する前部降下角部Lrと後部降下角部Lは、第1の平面P1の対向する側に位置することができる。図2および6に示すように、後端面24は、2つの後部当接面46a、46bを有することができる。この発明のいくつかの実施形態において、各後部当接面46a、46bは、平面であり得る。また、この発明のいくつかの実施形態において、2つの後部当接面46a、46bは、中間面48だけ離間することができる。
図7に示すように、第1の平面P1で切り取られた断面において、2つの後部当接面46a、46bは、内部鈍角の第1のインサート角γ1を形成することができる。この発明のいくつかの実施形態において、第1のインサート角γ1は、130乃至170度の範囲を有することができる。また、この発明のいくつかの実施形態において、第1の平面P1に平行で、前端面および後端面22、24と交差する任意の平面で切り取られた断面において、2つの後部当接面46a、46bは、第1のインサート角γ1に等しい内部鈍角を形成することができる。明細書および特許請求の範囲全体を通して、「内角」および「外角」という用語の使用は、それぞれ2つの面コンポーネントが形成される部材内部および外部で測定された1対の面の2つの面コンポーネント間の角度を指す。
図8に示すように、第2の平面P2で切り取られた断面において、後端面24は、凸形状を有することができる。この発明のいくつかの実施形態において、第2の平面P2で切り取られた断面において、第1の平面P1は、隆起した中央部において後端面24の凸プロファイルと交差することができる。また、この発明のいくつかの実施形態において、第2の平面P2の断面において、後端面24は、2つの対向する副副面30a、30b間の切削インサートの全範囲に及んでいてもよい。
図8に示すように、第2の平面P2で切り取られた断面において、2つの後部当接面46a、46bは、内部鈍角の第2のインサート角γ2を形成することができる。この発明のいくつかの実施形態において、第2のインサート角γ2は、第1のインサート角γ1より大きくすることができる。また、この発明のいくつかの実施形態において、第2のインサート角γ2は、150乃至175度の範囲を有することができる。図2、3、6、7に示すように、各後部当接面46a、46bは、主側面28a、28bの1つと連続的であり得、主後縁50は、各後部当接面46a、46bと、その関連づけられた主側面28a、28bとの間に形成することができる。主後縁50は、後部下降角部L方向へ延伸すると、正中面Mにより近づく。この発明のいくつかの実施形態において、各主後縁50は、直線的であり得、正中面Mと15度未満の鋭角の第1の傾斜角51を形成することができる。
図2、4、6、8に示すように、各後部当接面46a、46bは、副側面30a、30bの少なくとも1つと隣接することができ、副後縁52は、各後部当接面46a、46bと、関連する副側面30a、30bの1つとの間に形成することができる。副後縁52は、後部下降角部L方向へ延伸すると正中面Mにより近づくことが理解されよう。この発明のいくつかの実施形態において、各副後縁52は、直線的であり得、正中面に対して25度未満の鋭角の第2の傾斜角52を形成することができる。また、この発明のいくつかの実施形態において、各後部当接面46a、46bは、副側面30a、30bの両方に隣接することができる。
図9乃至12に示すように、この発明は、また、切削インサート20が取り外し可能に固定された第1のインサート収容ポケット60を有する切削体58を備え、第1のインサート収容ポケット60は、第1および第2の支持壁64、66が横切る座面62を有する。切削工具56の組み立てられた状態において、インサートの主側面28a、28bの1つが、座面62と接触することができ、インサートの副側面30a、30bの1つが第1の支持壁64と接触することができ、インサートの後端面24は、第2の支持壁66と接触することができる。この発明のいくつかの実施形態において、クランプネジ68は、貫通孔54を通って、座面62内のネジ孔70と螺合する。また、この発明の実施形態において、クランプネジ68は、貫通孔54とクランプ接触するヘッド部72と、そこから延伸するネジ付きシャンク部分を有することができる。
図11に示されるように、切削体58の側面図において、第1および第2の支持壁64、66は、外部の鋭角の第1のポケット角α1を形成し得る。第1のインサート収容ポケット60に関して、図11は、切削インサート20およびクランプネジ68が取り除かれたことを考慮した、切削体58の側面図であることを理解されたい。第1のポケット角α1は、ほぼ90度マイナス第1の傾斜角61であってもよいことを理解されたい。これは、切削インサート20の各割り出し位置において、凸形状後端面24の2つ後方当接面46a、46bと第2の支持壁66との間の適切な接触を保証することに役立つ。
図12に示すように、座面62と第1の支持壁66と交差する工具平面PTで切り取られた断面において、座面62と第2の支持壁66は、外部の鋭角の第2のポケット角α2から形成することができる。いくつかの実施形態において、工具平面PTは、少なくとも1つの前部主切れ刃32と交差していてもよい。第2のポケット角α2は、約90度マイナス第2の傾斜角52であってもよく、および第1のインサート角γ1の約1/2であってもよい。これは、切削インサート20の各割り出し位置において、凸形状の後端面24の2つの後方当接面46a、46bの1つと、第2の支持壁66との間の適切な接書を保証する。
図9および10において、切削工具56は、前後方向D、Dを定義する工具軸ATの周りを回転可能であり、第1のインサート収容ポケット60は、切削体58の前端面76に開口する。この発明のいくつかの実施形態において、工具平面PTは、工具軸ATに垂直であり得る。図9および10に示すように、切削工具56は、工具軸ATの周りの回転方向Rを有することができ、第2の支持壁66は、回転方向Rに面することができる。
いくつかの実施形態においいて、座面62は、切削インサート20のための半径方向支持を提供することができ、第1の支持壁64は、切削インサート20の軸方向支持を提供し、第2の支持壁66は、切削インサート20の接線支持を提供することができる。外部の鋭角の第1のポケット角α1を形成するように第1および第2の支持壁64、66を構成することは、第1の支持壁64に作用する軸方向の切削力が部分的に第2の支持壁66方向に向けられ、第2の支持壁66に作用する接線切削力は、部分的に第2の支持壁64に向けられ、これは、安定したクランプ配置をもたらし、機械加工作業中にクランプネジ68に作用する軸方向および接線方向の切削力を低減することを理解されたい。座面62と第2の支持壁66が外部の鋭角の第2のポケット角α2を形成するように構成することは、第2の支持壁66に作用する接線方向の切削力が部分的に座面62に向けられ、これは、安定したクランプ配置をもたらすとともに、機械加工作業中において、クランプネジ68に作用する接線方向の切削力を低減することを理解されたい。
図10に示すように、副表面の1つは、第1の支持壁64と接触することができる。この発明のいくつかの実施形態において、副表面44a、44bの1つは、第1の支持壁64全体と接触することができる。図11に示すように、正中面Mは、第1の支持壁64と交差することができる。図11に示すように、切削インサート20とクランプネジ68は、取り除かれた、正中面Mが示されていることを理解されたい。副表面44a、44bの一方が第1の支持壁全体64と接触し、正中面Mが、前端点と後端点N1、N2の中ほどに位置するこの発明の実施形態の場合、正中面Mが、第1の支持壁64を交差するように構成することは、切削インサート20の中央で安定した支持を提供することを理解されたい。
図9に示すように、切削体58は、前端面76から軸方向後方に延伸する円筒状の外周面78を有することができ、第2の支持壁66は、外周面78と交差することができる。この発明のいくつかの実施形態において、2つの後方当接面46a、46bの1つのみが、第2の支持壁66と接触することができ、接触は、第2の支持壁66の半径方向最外側部分に生じる。2つの後方当接面46a、46bの1つのみが第2の支持壁66と接触することを除いて、後端面24の他の部分は、第1のインサート収納ポケット60と接触していないことを理解されたい。第2の支持壁66の半径方向の最外側部を後端面24と接触するように構成することは、切削インサート20の接線方向の支持が、ヘッド部72と貫通孔54との間のクランプ接触の領域の半径方向外側に提供され、これは、有利にクランプ配置を安定化することができ、機械加工作業中におけるクランプネジ68に作用する接線方向の切削力を低減することを理解されたい。
図10に示すように、少なくとも1つの前部主切れ刃32の1つが、正の軸方向すくい角β1を有することができる。また、図10に示すように、切削工具56は、第1のインサート収容ポケット60の軸方向後方に位置する第2のインサート収容ポケット80を含むことができ、動作可能な第2のインサート前部主切れ刃84を有する第2の切削インサート82は、取外し可能に固定されている。図9乃至12に示すように、第1の切削インサート20と第2の切削インサート82は、異なっている。副表面44a、44bの一方が、第1の支持壁64に接触し、各前部主切れ刃32が第1の平面P1から最小長LMINの1/2よりさらに遠くへ延伸する、この発明の実施形態の場合、動作する前部主切れ刃32と第2のインサート前部主切れ刃84は、軸方向に重畳し、有利に、連続的に有効な切れ刃を提供することを理解されたい。
この発明についてある程度詳細に説明したが、特許請求の範囲に記載されたこの発明の精神または範囲から逸脱することなく、さまざまな変更および修正を行うことができることを理解されたい。

Claims (23)

  1. 非同の、対向する前後端面(22、24)であって、前記前後端面(22、24)の各々は、それぞれの端面図において、方形の形状を有する、対向する前後端面(22、24)と、
    前記前後端面(22、24)間に延伸する周辺側面(26)であって、前記周辺側面(26)は、2つの対向する主側面(28a、28bと2つの対向する副側面(30a、30b)を含む、周辺側面(26)と、
    前記前後端面(22、24)と交差する第1の軸(A1)と、
    前記2つの対向する副側面(30a、30b)間に位置する第1の平面(P1)であって、前記前記第1の軸(A1)を含む第1の平面(P1)と、
    前記第1の平面(P1)に垂直で、前記2つの対向する副側面(30a、30b)と交差する第2の軸(A2)と、
    前記2つの対向する主側面(28a、28b)間に位置する第2の平面(P2)であって、前記第1の軸(A1)と前記第2の軸(A2)の両方を含み、前記第1の平面(P1)に垂直な第2の平面(P2)と、
    前記前後端面(22、24)間に位置する正中面(M)であって、前記第1の軸(A1)に垂直である正中面(M)と、
    前記前端面(22)と前記2つの主対向する側面(28a、28b)の交点に形成された、少なくとも1つの前部主切れ刃(32)と、
    を備え、
    前記前端面(22)は、正中面(M)に対して、2つの対角線上に対向する前部隆起角部(R)と2つの対角線上に対向する前部下降角部(LF)を有し、
    前記後端面(24)は、正中面(M)に対して2つの対角線上に対向する後方隆起角部(RB)と2つの対角線上に対向する後方下降角部(L)を有し、
    前記第1の平面(P1)で切り取られた断面において、前記前端面(22)は、凹形状を有し、前記後端面(24)は、凸形状を有する、切削インサート(20)。
  2. 前記第1の平面(P1)に平行であり、前記前後端面(22、24)と交差する任意平面で切り取られた断面において、前記後端面(24)は、凸形状を有する、請求項1に記載の切削インサート(20)。
  3. 前記第1の平面(P1)で切り取られた断面において、前記後端面(24)の前記凸形状は、前記2つの対向する主側面(28a、28b)間の切削インサートの全範囲に及ぶ、請求項1または2に記載の切削インサート(20)。
  4. 前記第1の平面(P1)で切り取られた断面において、前記前端面(22)の前記凹プロファイルは、前記2つの対向する主側面(28a、28b)間の前記切削インサート(20)の全範囲に及ぶ、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の切削インサート(20)。
  5. 各主側面(28a、28b)の側面図において、前記関連する前部下降角部(L)および後部下降角部(L)は、前記第1の平面(P1)の対向する側に位置する、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の切削インサート(20)。
  6. 前記第1の平面(P1)は、前記2つの主側面(28a、28b)と、前記少なくとも1つの前部主切れ刃(32)と交差する、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の切削インサート(20)。
  7. 前記前端面(22)は、前記第1の軸(A1)の周りに回転対称性を示し、2つの離間した前部主切れ刃(32)は、前記前端面(22)と前記2つの対向する側面(28a、28b)の交点に形成される、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の切削インサート(20)。
  8. 前記後端面(24)は、切れ刃が無い、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の切削インサート(20)。
  9. 前記第1の平面(P1)は、前記2つの対向する副側面(30a、30b)の中ほどに位置する、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の切削インサート(20)。
  10. 前記後端面(24)は、2つの後部当接面(46a、46b)を有し、前記第1の平面(P1)で切り取られた断面において、前記2つの後部当接面(46a、46b)は、内部鈍角の第1のインサート角(γ1)を形成する、請求項1乃至9のいずれか一項に記載の切削インサート(20)。
  11. 前記第2の平面(P2)で切り取られた断面において、前記後端面(24)は、凸形状を有する、請求項10に記載の切削インサート(20)。
  12. 前記第2の平面(P2)で切り取られた断面において、前記2つの後部当接面(46a、46b)は、内部鈍角の第2のインサート角(γ2)を形成し、前記第2のインサート角(γ2)は、前記第1のインサート角(γ1)より大きい、請求項11の切削インサート(20)。
  13. 前記切削インサート(20)は、前記第2の軸(A2)に沿って測定された長さ寸法を有し、最小長(LMIN)が前記2つの副側面(30a、30b)間の最短距離として定義され、
    前記切削インサート(20)は前記第2の平面(P2)に垂直な方向に測定された幅寸法を有し、最大幅(WMAX)は、前記2つの主側面(28a、28b)間の最大距離として定義され、最小長(LMIN)は、前記最大幅(WMAX)より大きい、請求項1乃至12のいずれか一項に記載の切削インサート(20)。
  14. 前記2つの主側面(28a、28b)間に延伸し、前記2つの主側面(28a、28b)に開口する貫通孔(54)であって、前記貫通孔(54)は、孔軸(A)を有する、請求項1乃至13のいずれか一項に記載の切削インサート(20)。
  15. 前記孔軸(A)は、前記第1の平面(P1)に含まれ、
    前記切削インサートは、前記第1の軸(A1)の周りに回転対称性を示し、前記第2の軸(A2)と前記孔軸(A)の周りに回転対称性が無く、
    前記切削インサートは、前記第1の平面(P2),前記第2の平面(P2)および前記正中面(M)の3つすべてについて鏡面対称性が無い、請求項14に記載の切削インサート(20)。
  16. 連続前部周辺縁部(38)は、前記前端面(22)と前記周辺側面(26)の交点に形成され、
    前記正中面(M)に平行な前部隆起平面(PRF)は、前記2つの前部隆起角部(R)と交差し、
    前記前部周辺縁部(38)に沿った点は、前記前部隆起平面(PRF)より前記正中面(M)からさらに遠くに位置しない、請求項1乃至15のいずれか一項に記載の切削インサート(20)。
  17. 前記前端面(22)上の点は、前記前部隆起平面(PRF)よりも前記正中面(M)からさらに遠くに位置しない、請求項16の切削インサート(20)。
  18. 座面(62)を備えた第1のインサート収容ポケット(60)と前記座面(62)を横切る、第1及び第2の支持壁(64、66)を有する切削体(58)と、
    前記第1のインサート収容ポケット(60)に取外し可能に固定された請求項1乃至17のいずれか一項に従う切削インサート(20)と、を備え、
    前記インサートの主側面(28a、28b)の1つは、前記座面(62)に接触し、
    前記インサートの副側面(30a、30b)の一方は、前記第1の支持壁(64)と接触し
    前記インサートの後端面(24)は、前記第2の支持壁(66)と接触する、切削工具(56)。
  19. 前記切削体(58)の側面図において、前記第1および第2の支持壁(64、66)は、外部の鋭角な第2のポケット角(α1)を形成する、請求項18の切削工具(56)。
  20. 前記座面(62)および前記第2の支持壁(66)と交差する工具平面(PT)で切り取られた断面において、前記座面(62)と前記第2の支持壁(66)は、外部の鋭角な第2のポケット角(α2)を形成する、請求項18または19に記載の切削工具(56)。
  21. 前記工具平面(PT)は、前記少なくとも1つの前部主切れ刃(32)と交差する、請求項20に記載の切削工具(56)。
  22. 前記切削工具(56)は、前後方向(D、D)を定義する工具軸(AT)の周りに回転可能であり、前記第1のインサート収容ポケット(60)は、前記切削体(58)の前端面(76)に開口する、請求項18乃至21のいずれか一項に記載の切削工具(56)。
  23. 前記切削工具(56)は、前記工具軸(AT)の周りに回転方向(R)を有し、前記第2の支持壁(66)は、前記回転方向(R)に面する、請求項22に記載の切削工具(56)。

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