JP7374085B2 - スリッティングカッターおよびそれと組み合わされるツールキー - Google Patents

スリッティングカッターおよびそれと組み合わされるツールキー Download PDF

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Description

本発明は、一般に金属切削プロセスで使用するための、特にスリッティング作業のための、スリッティングカッターおよびそれと組み合わされるツールキーに関する。
本明細書および特許請求の範囲の目的のために、用語「スリッティングカッター」は、スリッティングまたはスロッティング用途のために構成されたツールを含むことが意図される。
スリッティングカッターの分野では、複数の刃を有する一体型スリッティングカッターの例が数多くある。図1および図2は、63mmの外側切削直径DO、1mmの切削幅WC、および複数の48個の切削刃142を有する、先行技術による一体型スリッティングカッター120を示す。このようなスリッティングカッターは、ばね鋼などのワークピース材料でのスリッティング作業で約1260rpmの最大回転速度に制限される場合があり、チップ生成能力のない単純な刃の設計になっているため、関連する高い切削抵抗に起因して1刃当たりの送り速度が約0.4μmに制限される場合がある。このような制限の結果、1回転当たりの送り速度は約0.02mm、1分当たりの送り速度は25~30mmになる。一体型スリッティングカッターのさらなる欠点は、ライフサイクルが短く、再研磨後の再現性が低下することである。
通常、スリッティングカッターよりも広い切削幅を有するスロッティングカッターの分野では、カッティングインサートの挿入および抜き取りを支援するためにツールキーを使用する、カッター本体の周りに円周方向に間隔を置いて配置された複数のインサート受容部分と、そこに着脱可能に保持された複数のカッティングインサートと、を有するディスク状のカッター本体の例が多数ある。
特許文献1は、2~6mmの範囲の厚さを有するディスクと、その周囲の周りに円周方向に配置された複数のインサート受容シートと、を有するスロットフライス工具を開示し、各インサート受容シートは、2つのカッティングスロットによって定義される弾性的弾力突起によってその中に保持されるカッティングインサートを有し、2つのスロットの内側端は、インサート受容シートの半径方向かなり内側に配置されている。
特許文献1はまた、カッティングインサートの挿入および抜き取りのために、スロットフライス工具と組み合わせて使用される工具を開示している。カッティングインサートの挿入および抜き取りに使用する工具は、2つの円筒形ピンを有しり、そのうちの1つはインサート受容シートに隣接する穴に挿入され、もう1つはスロットのうちの1つの外側端に形成された開口部に挿入される。穴内のピンによって形成された支点の周りに工具を回転させると、もう一方のピンが弾性的弾力突起を持ち上げ、それぞれのカッティングインサートの挿入または抜き取りのための十分なスペースを提供する。
改善されたスリッティングカッターが当該分野で必要とされている。
また、1回転当たりの高い送り速度を有する改良されたスリッティングカッターが当該分野で必要とされている。
長いライフサイクルと高いレベルの再現性とを有する改良されたスリッティングカッターが当該分野でさらに必要とされている。
改良されたスリッティングカッターと組み合わせて使用されるツールキーが当該分野でさらに必要とされている。
米国特許第6,116,823号明細書
本発明によれば、当該分野における前述の必要性のうちの1つまたは複数を満たすために設計された特徴を有するスリッティングカッターが提供される。本発明の一態様では、スリッティングカッターは、
カッター回転軸の周りに回転方向を定義するカッター回転軸、対向する第1および第2の本体側面、およびそれらの間に延在する本体周面、を有するディスク形状のカッター本体と、
本体周面の周りに円周方向に間隔を置いて配置された複数のインサート受容部分、およびそこに着脱可能に保持された複数のカッティングインサートであって、
第1および第2の本体側面の少なくとも半径方向外側部分は、それぞれ第1および第2の基準面に含まれ、第1および第2の基準面は本体幅だけオフセットされ、
各インサート受容部分は、インサート受容スロットだけ離れた第1および第2のクランピングジョーを有し、第1のクランピングジョーは、第2のクランピングジョーに対して弾性的に変位可能で、かつ弾性回転軸を有し、
各カッティングインサートは、それぞれのインサート受容スロットに弾性的にクランプされ、第1および第2の基準面と交差する刃先を有する、
複数のインサート受容部分および複数のカッティングインサートと、を含み、
複数の刃先は、外側切削直径を有する外側仮想円を規定し、複数の弾性回転軸は、内側切削直径を有する内側仮想円を規定し、
スリッティングカッターに弾性的にクランプされたカッティングインサートの数Nは、ミリメートル単位の内側切削直径に間隔係数を掛けた値であり、
間隔係数は0.15と0.30との間である。
また、本発明によれば、ツールキーと組み合わされるスリッティングカッターであって、
スリッティングカッターは、カッター回転軸の周りに回転方向を定義するカッター回転軸、対向する第1および第2の本体側面、およびそれらの間に延在する本体周面、を有するディスク形状のカッター本体と、
本体周面の周りに円周方向に間隔を置いて配置された複数のインサート受容部分、およびそこに着脱可能に保持された複数のカッティングインサートであって、
第1および第2の本体側面の少なくとも半径方向外側部分は、それぞれ第1および第2の基準面に含まれ、第1および第2の基準面は、本体幅だけ互いに間隔を置いて配置され、
各インサート受容部分は、インサート受容スロットだけ離れた第1および第2のクランピングジョーを有し、第1のクランピングジョーは、第2のクランピングジョーに対して弾性的に変位可能であり、
各カッティングインサートは、それぞれのインサート受容スロットに弾性的にクランプされ、第1および第2の基準面と交差する刃先を有する、
複数のインサート受容部分および複数のカッティングインサートと、を含み、
ツールキーは、対向する第1および第2の係合側面を備えた第1の端部と、それぞれ第1および第2のキー軸に沿って第1の係合側面から突出する第1および第2のキープロングと、を含み、
第2のキープロングは、スラスト面を有し、スラスト面は、第2のキー軸を含む第4の基準面で取られた断面において凹状プロファイルを有し、
ツールキーが係合しているスリッティングカッターの部分的に組み立てられた位置で、
第1のキープロングは、インサート受容スロットの1つに隣接するキー凹部に係合し、
スラスト面は、それぞれのカッティングインサートの第1および第2の2つのコーナー面のうちの少なくとも1つと接触する、
ツールキーと組み合わされるスリッティングカッターが提供される。
より良い理解のために、本発明は、一点鎖線が部材の部分図のカットオフ境界を表す添付図面を参照して、例としてのみここで説明される。
図1は、従来技術によるスリッティングカッターの斜視図である。 図2は、図1に示すスリッティングカッターの側面図である。 図3は、本発明のいくつかの実施形態によるスリッティングカッターの斜視図である。 図4は、図3に示すスリッティングカッターの側面図である。 図5は、図3に示すスリッティングカッターの詳細な分解斜視図である。 図6は、図3に示すスリッティングカッターの詳細な周辺図である。 図7は、線VII-VIIに沿って取られた、図4に示すスリッティングカッターの部分断面図である。 図8は、部分的に組み立てられた位置にあるスリッティングカッターおよびそれに係合したツールキーの斜視図である。 図9は、図8に示すスリッティングカッターおよびツールキーの詳細な斜視図である。 図10は、図8に示すスリッティングカッターおよびツールキーの詳細な側面図である。 図11は、線XI-XIに沿って取られた、図10に示すスリッティングカッターおよびツールキーの部分断面図である。 図12は、図11に示す部分断面図の詳細図である。 図13は、完全に組み立てられた位置にあるスリッティングカッターおよびそれに係合したツールキーの詳細な斜視図である。
図3~図6に示すように。本発明は、カッター回転軸ACの周りの回転方向Rを規定するカッター回転軸AC、2つの対向する第1および第2の本体側面24a、24b、およびそれらの間に延在する本体周面26を有する、ディスク形状のカッター本体22を含むスリッティングカッター20に関する。
複数のインサート受容部分28は、本体周面26の周りに円周方向に間隔を置いて配置され、その中に複数のカッティングインサート30が着脱可能に保持される。
本発明のいくつかの実施形態では、複数のカッティングインサート30は、複数のインサート受容部分28と数が等しくてよい。
本発明のいくつかの実施形態では、カッティングインサート30は、適切には硬い材料によって、好ましくはタングステンカーバイドなどの超硬合金をプレス成形および焼結することによって製造してもよく、カッター本体22も超硬合金または鋼などの硬度の低い材料から製造してもよい。
図6に示すように、第1および第2の本体側面24a、24bの少なくとも半径方向外側部分は、それぞれ、第1および第2の基準面P1、P2に含まれ、第1および第2の基準面P1、P2は、本体幅WBだけオフセットされる。
本発明のいくつかの実施形態では、本体幅WBは、少なくとも0.40mm、最大で1.20mm、すなわち、0.40mm≦WB≦1.20mmであってよい。
図4および図5に示すように、各インサート受容部分28は、インサート受容スロット36によって離間された第1および第2のクランピングジョー32、34を有し、第1のクランピングジョー32は、第2のクランピングジョー34に対して弾性的に変位可能であり、弾性回転軸ARを有する。
本発明のいくつかの実施形態では、第2のクランピングジョー34は、第1のクランピングジョー32よりも大きい剛性を有してよい。
また、本発明のいくつかの実施形態では、各弾性回転軸ARは、カッター回転軸ACと平行であってよい。
さらに、本発明のいくつかの実施形態では、各第1のクランピングジョー32は細長くてよく、その弾性回転軸ARから半径方向外向きに延びてよい。
このような実施形態の場合、各第1のクランピングジョー32は、末端幅WTよりも大きい半径方向長さLRを有することにより細長くなり、末端幅WTは、図10に示すように、弾性回転軸ARの近くにスリッティングカッター20の側面図で測定される。
図3~図6に示すように、各第1のクランピングジョー32は、補助スロット38によって、円周方向に隣接するインサート受容部分28の第2のクランピングジョー34から離間されていてよい。
本発明のいくつかの実施形態では、各補助スロット38は、同じインサート受容部分に関連するインサート受容スロット36の回転方向前方に配置されてよい。
また、本発明のいくつかの実施形態では、各補助スロット38は、占有されなくてもよい。
図3~図6に示すように、各インサート受容スロット36および各補助スロット38は、本体周面26のチップ排出凹部40と連通してよい。
本発明のいくつかの実施形態では、各チップ排出凹部40は、それぞれの弾性回転軸ARの半径方向外側に全体的に配置されてよい。
本発明のそのような実施形態の場合、各チップ排出凹部40は、本体外周面26の周りに円周方向に間隔を空けることができるインサート受容部分28の数を制限することなく、スリッティング作業中にインサート当たり最適な送り速度でチップを効率的に排出するのに十分な容積を有してよい。
図4および図10に示すように、スリッティングカッター20の側面図において、各インサート受容スロット36は、半径方向最内側の受容スロット点NRを有し、補助スロット38は、半径方向最内側の補助スロット点NAを有し、弾性回転軸ARは、半径方向最内側の受容スロット点NRと、半径方向最内側の補助スロット点NAとの間に配置されてよい。
本発明のいくつかの実施形態では、弾性回転軸ARは、半径方向最内側の受容スロット点NRと、半径方向最内側の補助スロット点NAとの間の中間に位置してよい。
また、本発明のいくつかの実施形態では、半径方向最内側の補助スロット点NAは、半径方向最内側の受容スロット点NRの半径方向内側に配置されてもよい。
図6に示すように、各カッティングインサート30は、それぞれのインサート受容スロット36に弾性的にクランプされ、第1および第2の基準面P1、P2と交差する刃先42を有する。
各刃先42は、本体幅WBよりも大きい刃幅WCに及んでもよく、各刃先42は、「完全に効果的」であると説明されてもよいことを理解されたい。
また、各カッティングインサート30は、第1のクランピングジョー32の弾性および第2のクランピングジョー34の剛性に依存し、ねじ、カム、ウェッジなどの追加のいかなる非一体型インサート保持部材もないため、自己保持方式でそれぞれのインサート受容スロット36内にクランプされることを理解されたい。
さらに、スリッティングカッター20の最大回転速度は、それぞれのカッティングインサート30をそれに作用する遠心力に抗して弾性的に保持する各インサート受容スロット36の容量と、許容できる安全率とによって制限される場合があることを理解されたい。
63mmの外側切削直径DOを有する本発明のそのような実施形態の場合、最大回転速度は、ばね鋼などのワークピース材料でのスリッティング作業のために約1440rpmであり得る。
図4に示すように、複数の刃先42は、外側切削直径DOおよび外側切削円周π*DOを有する外側仮想円COを規定する。
また、図4に示すように、複数の弾性回転軸ARは、内側切削直径DIおよび内側切削円周π*DIを有する内側仮想円C1を規定する。内側仮想円C1と外側仮想円COとの間には、環状の切削部44が形成される。
本発明のいくつかの実施形態では、環状切削部44は、カッター回転軸ACの周りに回転対称性を示してよい。
図5に示すように、各カッティングインサート30は、対向する上面46および下面48と、それらの間に延在するインサート外周面50とを有してよく、インサート外周面50は、対向する第1および第2のインサート側面56a、56bによって離間した対向する前面52および背面54を有してよい。
本発明のいくつかの実施形態では、刃先42は、上面46と前面52との交差部に形成されてよい。
また、本発明のいくつかの実施形態では、各カッティングインサート30は、割り出し不可能でもよく、ただ1つの刃先42を有してよい。
図5に示すように、各インサートの上面46は、刃先42に隣接するチップ形成面58を含んでよい。
チップ形成面58は、チップの流れを制御し、カッティングインサート30に作用する切削力を低減し、したがって、インサート当たりの高い送り速度、例えば、そのようなばね鋼としてのワークピース材料における4.0μmでのスリッティング作業を可能にするように構成され、そしてそれは、上述した従来技術による一体型スリッティングカッター120の歯当たりの送り速度よりも10倍大きいことを理解されたい。
図4に示すように、環状切削部44は、外側切削直径DOと内側切削直径DIとの間の差の半分に等しい第1の半径方向範囲ER1、すなわちER1=(DO-DI)/2を有し、第1の半径方向範囲ER1の大きさは、外側切削直径DOではなく、インサート受容部分28の構成にしたがって変化し得る。
また、図4に示すように、各カッティングインサート30は、外側仮想円COの半径方向内側にある第2の半径方向範囲ER2に位置する半径方向最内側の挿入点NIを有し、第2の半径方向範囲ER2は、第1の半径方向範囲の半分よりも大きく、すなわちER2>ER1/2でもよい。
本発明のいくつかの実施形態では、第2の半径方向範囲ER2は、第1の半径方向範囲ER1の3分の2よりも大きく、すなわちER2>ERl*2/3でもよい。
また、本発明のいくつかの実施形態では、半径方向最内側の挿入点NIは、インサートの背面54上に配置されてもよい。
本発明の第1の態様によれば、スリッティングカッター20に弾性的にクランプされたカッティングインサート30の数Nは、内側切削直径DIにほぼ比例する。より具体的には、数Nは、0.15と0.30との間の間隔係数FSを乗じた内側切削直径DI(mm)、すなわち、DI*0.15<N<DI*0.30によって決定される。したがって、隣接するインサート受容スロット36間の角度間隔α(度)は、内側切削直径DIにほぼ反比例し、360°/(DI*0.30)<α<360°/(DI*0.l5)の範囲内に入る。
明細書および特許請求の範囲を通して、間隔係数FSは1/mmの単位を有し、内側切削直径DIがミリメートルで測定される場合、内側切削直径DIに対するカッティングインサート30の数Nの比が適用されることを理解されたい。
また、FSが0.15と0.30との間にあり、DI*0.15<N<DI*0.30である本発明の実施形態では、最高の回転速度およびインサート当たり高い値の送り速度で実行されるスリッティング作業全体を通じて、各第1のクランピングジョー32は適切なレベルの弾性を維持し、各第2のクランピングジョー34は適切なレベルの剛性を維持することも理解されたい。
さらに、FSが0.15と0.30との間にあり、DI*0.15<N<DI*0.30であり、環状切削部44が比較的小さい第1の半径方向範囲ER1、例えば、ER1<10mmを有する本発明の実施形態では、外側切削直径DOに対するカッティングインサート30の数N、したがって1回転当たりの送り速度は、有利に高くなり得る。
例えば、63mmに等しい外側切削直径DOおよび47mmに等しい内側切削直径DIを有する本発明の実施形態の場合、スリッティングカッター20に弾性的にクランプされた複数の12個のカッティングインサート30があってよく、有利には、ばね鋼などのワークピース材料のスリット加工では、1回転当たりの送り速度は約0.048mm、1分当たりの送り速度は約70mmの結果となる。
本発明のいくつかの実施形態では、間隔係数FSは、0.20と0.30との間、すなわち、DI*0.20<N<DI*0.30であってよい。
また、本発明のいくつかの実施形態では、環状切削部44は、カッター回転軸ACの周りにN回回転対称性(N-fold rotational symmetry)を示してもよい。
図4に示すように、カッター本体22は、開口直径DAを有する、カッター回転軸ACと同軸の中央開口60を含んでよい。
本体幅WBが少なくとも0.40mm、最大1.20mmである本発明の実施形態の場合、外側切削直径DOは、開口直径DAよりも120mm以上大きくない、すなわちDO≦DA+120mm。
さまざまな実施形態では、外側切削直径DOは、30mmから200mmの範囲にあってよく、一方、内側切削直径DIは、12mmから185mmの範囲にあってよい。本体幅WBに対する内側切削直径DIの直径-幅比RDWは、通常、10<RDW<240の範囲にある。
本発明の追加の態様によれば、図8~図12に示すように、ツールキー62がスリッティングカッター20と組み合わせて使用される。
図8~図10に示すように、ツールキー62は、対向する第1および第2の係合側面70a、70bを備えた第1の端部64と、それぞれ第1および第2のキー軸K1、K2に沿って第1の係合側面70aから突出する第1および第2のキープロング66、68を有する。
本発明のいくつかの実施形態では、第1および第2のキー軸K1、K2は、第1の係合側面70aに対して垂直であってよい。
また、本発明のいくつかの実施形態では、第1のキープロング66は、円筒形であってよく、1~2mmの直径を有してよい。
さらに、本発明のいくつかの実施形態では、図11に示すように、第1の端部64は、第1および第2のキー軸K1、K2に垂直な第3の基準面P3に関して鏡面対称を示してよい。
そのような実施形態の場合、第1の端部64は、左巻きおよび右巻きの両方として説明されてよい。
第2のキープロング68は、狭められたネック部68cを介してヘッド部68bに接続されたベース部68aを含む。狭められたネック部68cは、スラスト面72を有する。図11および図12に示すように、第2のキー軸K2を含む第4の基準面P4で取られた断面において、スラスト面72は凹状の輪郭を有する。
図8~図12に示すように、スリッティングカッター20がそれに係合したツールキー62と部分的に組み立てられた位置において、第1のキープロング66は、インサート受容スロット36の1つに隣接するキー凹部74と係合する。さらに、カッティングインサート30の前面52は、狭くなったネック部68cに受け入れられ、スラスト面72は、それぞれのカッティングインサート30の2つの離間した第1および第2のコーナー面76a、76bうちの少なくとも1つに接触する。
そのような配置では、第1の係合側面70aは、第1および第2の本体側面24a、24bのうちの1つと接触してよい。
本発明のいくつかの実施形態では、図11および図12に示すように、第4の基準面P4で取られた断面において、第1および第2のコーナー面76a、76bは湾曲していてもよい。
図6に示すように、第1および第2のコーナー面76a、76bは、前面52と第1および第2のインサート側面56a、56bとの交差部にそれぞれ形成されてもよい。
本発明のいくつかの実施形態では、キー凹部74は、第1および第2の本体側面24a、24bと交差してもよい。
また、本発明のいくつかの実施形態では、キー凹部74は、関連するインサート受容スロット36の回転方向後方に配置されてもよい。
スラスト面72は、軸方向に隣接する第1および第2の2つのフランク面78a、78bを有してよく、図11および図12に示すように、第4の基準面P4で取られた断面において、第1および第2のフランク面78a、78bは、第2のキー軸K2から離れて分かれてよい。
本発明のいくつかの実施形態では、第1および第2のフランク面78a、78bの2つのうちの少なくとも1つは、第1および第2のコーナー面76a、76bの2つのうちの少なくとも1つと接触してもよい。
また、本発明のいくつかの実施形態では、第1のフランク面78aは、第2のフランク面78bよりも第1の係合側面70aから軸方向に離れて配置されてよく、第1のフランク面78aは、第1および第2のコーナー面76a、76bの2つのうちの1つに接触してもよい。
第1のフランク面78bのみが第1および第2のコーナー面76a、76bの2つのうちの1つのみと接触する実施形態(図示せず)では、第1の係合側面70aは、カッティングインサート30の横方向の支持、したがって、各カッティングインサート30をそれぞれのインサート受容スロット36に押し込むための安定したかつ反復可能な手段を提供してよい。
さらに、本発明のいくつかの実施形態では、第1および第2のフランク面78a、78bは両方とも、第1および第2のコーナー面76a、76bにそれぞれ接触してもよい。
各インサートの刃先42が比較的薄い切削幅WC、例えば1mmにわたる本発明の実施形態では、第2のキープロングの凹状スラスト面72とそれぞれのインサートの第1および第2のコーナー面76a、76bとの間の上記の2点接触は、各カッティングインサート30をそれぞれのインサート受容スロット36に押し込むための安定したかつ反復可能な手段を有利に提供することが理解されるべきである。
本発明のいくつかの実施形態では、同じツールキー62が、第2のキープロングの凹状スラスト面72と、本体幅WBが少なくとも0.40mm、最大1.20mmであるスリッティングカッター20用のそれぞれのインサートの第1および/または第2のコーナー表面76a、76bとの間に1点または2点接触を提供するのに適していることも理解されたい。
図11および図12に示すように、第4の基準面P4で取られた断面において、第1および第2のフランク面78a、78bは、外部くさび角α1を形成してもよく、くさび角α1は、少なくとも70°、最大130°、すなわち、70°≦α1≦130°であってもよい。
明細書および特許請求の範囲を通して、「外角」という用語の使用は、これらの表面構成要素が形成される部材の外部で測定される2つの表面構成要素間の角度を指すことを理解されたい。
くさび角α1が少なくとも70°、最大130°である本発明の実施形態では、第1および第2のフランク面78a、78bは、各インサートの第1および第2のコーナー面76a、76bを係合するための安定したかつ反復可能な手段を有利に提供できることも理解されたい。
本発明のいくつかの実施形態では、第1および第2のフランク面78a、78bの各々は、截頭円錐形状を有してよい。
また、本発明のいくつかの実施形態では、第1および第2のフランク面78a、78bは、移行溝80によって離間されていてもよい。
さらに、本発明のいくつかの実施形態では、第2のフランク面78bは、第1の係合側面70aのクリアランスチャネル81に部分的に配置されてもよい。
そのような実施形態の場合、クリアランスチャネル81は、インサートの刃先42の横方向に延びる部分を非接触で収容するのに十分な深さを有してよい。
図11および12に示すように、第4の基準面P4で取られた断面において、第2のキー軸K2に垂直で、かつスラスト面72の半径方向最内側の周点NPを含む仮想の第1の直線L1が、第1のコーナー面76aと第2のコーナー面76bとの間の中間に位置してもよい。
図8~図12に示すように、スリッティングカッター20の部分的に組み立てられた位置において、第1のクランピングジョー32の第1のクランピング面82は、それぞれのインサートの上面46の上方留め部84と部分的に接触してよく、第2のクランピングジョー34の第2のクランピング面86は、それぞれのインサートの下面48の下方留め部88と部分的に接触してよい。
本発明のいくつかの実施形態では、図4および図5に示すように、第1および第2のクランピング面82、86は、インサート受容スロット36に沿って半径方向に延びてよい。
また、本発明のいくつかの実施形態では、第1のキー軸K1周りの取り付け方向DMでのツールキー62の回転は、スリッティングカッター20においてカッティングインサートの最終的に組み立てられた位置が達成されるまで、関連するカッティングインサート30をインサート受容スロット36内に押し込むことができる。このプロセスは、スリッティングカッター20の最終的な組み立てが達成されるまで、対応するインサート受容スロット36への各カッティングインサート30について繰り返されてよいことが理解される。
スリッティングカッター20の最終的に組み立てられた位置では、図3~図7および図13に示すように、第1のクランピング面82は、それぞれのインサートの上面46の上方留め部84と完全に接触してもよく、第2のクランピング面86は、それぞれのインサートの下面48の下方留め部88と完全に接触してもよい。
図7に示すように、インサート受容スロット36の1つを横切る第5の基準面P5で取られた断面において、第1および第2のクランピング面82、86は、V字形であってよく、それぞれの上方および下方留め部84、88は、対応するV字形であってもよい。
スリッティングカッター20の最終的に組み立てられた位置では、図3~図5および図13に示すように、各インサートの上面46の肩面90は、それぞれの第1のクランピングジョー32の半径方向外向きのストッパ面92と接触していてよい。
本発明のいくつかの実施形態では、図5に示すように、肩面90は、チップ形成面58とインサートの上面46の上方留め部84との間に配置されてよい。
また、本発明のいくつかの実施形態では、各インサートの背面54は、半径方向内向きに面してよく、カッター本体22と接触していなくてもよい。
図4および図13に示すように、スリッティングカッター20の最終的に組み立てられた位置では、各インサートの背面54は、抜き取り凹部93を形成するために、それぞれのインサート受容スロット36の半径方向最内側の受容スロット点NRから離間していてもよい。
本発明のいくつかの実施形態では、図8~図10に示すように、ツールキー62は、対向する第3および第4の係合側面95a、95b、ならびに、それぞれ第3および第4のキー軸K3、K4に沿って第3の係合側面95aから突出する第3および第4のキープロング96、98を備えた、第2の端部94を有してよい。
また、本発明のいくつかの実施形態では、第2の端部94は、第1の端部64から離間されていてもよい。
本発明の他の実施形態(図示せず)では、第3および第4のキープロング96、98は、第1の端部64の第2の係合側面70bから突出してもよい。
図13に示すように、抜き取り凹部93は、第3のキープロング96を受容するように構成されてよく、第4のキープロング98は、本体周面26と接触してもよい。
そのような構成では、第3の係合側面95aは、第1および第2の本体側面24a、24bのうちの1つと接触してもよい。
本発明のいくつかの実施形態では、第1および第3の係合側面70a、95aは、同一平面上にあってもよい。
また、本発明のいくつかの実施形態では、第3および第4のキープロング96、98は、それぞれ円筒形であってよく、1~2mmの直径を有してよい。いくつかの実施形態では、第3および第4のキープロング96、98は、全長にわたって円筒形であってよく、したがって両方とも、第2のキープロング68に関して上述した種類の狭められたネック部68cおよびスラスト部72が無くてもよい。
インサートの最終的に組み立てられた位置において、各インサート受容スロット36の半径方向最内側の受容スロット点NRが、それぞれのインサートの背面54の内側の短い半径方向距離、例えば、第3のキープロング96の直径の2倍未満の距離に位置する本発明の実施形態では、環状切削部44は、比較的小さい第1の半径方向範囲ER1、例えば、ER1<10mm、を有してよいことが理解されるべきである。
また、本発明のいくつかの実施形態では、図13に示すように、第4のキー軸K4周りの取り外し方向DDでのツールキー62の回転は、スリッティングカッター20の最終的に分解される位置が達成されるまで、カッティングインサート30をインサート受容スロット36から外に押し出すことができる。
本発明をある程度詳細に説明してきたが、以下に請求する本発明の精神または範囲から逸脱することなく、さまざまな変更および修正を加えることができることを理解されたい。

Claims (13)

  1. スリッティングカッター(20)であって、
    カッター回転軸(AC)の周りに回転方向(R)を定義するカッター回転軸(AC)、対向する第1および第2の本体側面(24a、24b)、およびそれらの間に延在する本体周面(26)、を有するディスク形状のカッター本体(22)と、
    前記本体周面(26)の周りに円周方向に間隔を置いて配置された複数のインサート受容部分(28)、およびそこに着脱可能に保持された複数のカッティングインサート(30)であって、
    前記第1および第2の本体側面(24a、24b)の少なくとも半径方向外側部分は、それぞれ第1および第2の基準面(P1、P2)に含まれ、前記第1および第2の基準面(P1、P2)は本体幅(WB)だけオフセットされ、
    各インサート受容部分(28)は、インサート受容スロット(36)だけ離れた第1および第2のクランピングジョー(32、34)を有し、前記第1のクランピングジョー(32)は、前記第2のクランピングジョー(34)に対して弾性的に変位可能で、かつ弾性回転軸(AR)を有し、
    各カッティングインサート(30)は、それぞれのインサート受容スロット(36)に弾性的にクランプされ、前記第1および第2の基準面(P1、P2)と交差する刃先(42)を有し、各刃先(42)は、本体幅(WB)よりも大きい刃幅(WC)に及び、
    複数のインサート受容部分(28)および複数のカッティングインサート(30)と、を含み、
    前記複数の刃先(42)は、外側切削直径(DO)を有する外側仮想円(CO)を規定し、前記複数の弾性回転軸(AR)は、内側切削直径(DI)を有する内側仮想円(Cl)を規定し、
    環状切削部(44)は、内側仮想円(CI)と外側仮想円(CO)との間に形成され、外側切削直径(DO)と内側切削直径(DI)との間の差の半分に等しい第1の半径方向範囲(ER1)を有し、
    前記スリッティングカッター(20)に弾性的にクランプされたカッティングインサート(30)の数Nは、ミリメートル単位の内側切削直径(DI)に間隔係数(FS)を掛けた値であり、
    前記間隔係数(FS)は0.15と0.30との間であり、
    前記本体幅(WB)は、少なくとも0.40mm、最大で1.20mmである、
    スリッティングカッター(20)。
  2. 前記間隔係数(FS)は0.20と0.30との間である、
    請求項1に記載のスリッティングカッター(20)。
  3. 各第1のクランピングジョー(32)は、補助スロット(38)によって円周方向に隣接するインサート受容部分(28)の前記第2のクランピングジョー(34)から離間する、
    請求項1または請求項2に記載のスリッティングカッター(20)。
  4. 各補助スロット(38)は、同じインサート受容部分(28)に関連する前記インサート受容スロット(36)の回転方向前方に配置される、
    請求項に記載のスリッティングカッター(20)。
  5. 前記スリッティングカッター(20)の側面図において、
    各インサート受容スロット(36)は、半径方向最内側の受容スロット点(NR)を有し、
    前記補助スロット(38)は、半径方向最内側の補助スロット点(NA)を有し、
    前記弾性回転軸(AR)は、半径方向最内側の前記受容スロット点(NR)と、半径方向最内側の前記補助スロット点(NA)との間に配置される、
    請求項3または4に記載のスリッティングカッター(20)。
  6. 半径方向最内側の前記補助スロット点(NA)は、半径方向最内側の前記受容スロット点(NR)の半径方向内側に配置されている、
    請求項に記載のスリッティングカッター(20)。
  7. 各インサート受容スロット(36)および各補助スロット(38)は、前記本体周面(26)のチップ排出凹部(40)と連通する、
    請求項3~6のいずれか1項に記載のスリッティングカッター(20)。
  8. 各チップ排出凹部(40)は、それぞれの前記弾性回転軸(AR)の半径方向外側に全体的に配置される、
    請求項に記載のスリッティングカッター(20)。
  9. 前記第2のクランピングジョー(34)は、前記第1のクランピングジョー(32)よりも高い剛性を有し、
    各カッティングインサート(30)は、前記第1のクランピングジョー(32)の弾性および前記第2のクランピングジョー(34)の剛性に依存し、追加のいかなる非一体型インサート保持部材もない、自己保持方式でそれぞれの前記インサート受容スロット(36)内にクランプされている、
    請求項1~のいずれか1項に記載のスリッティングカッター(20)。
  10. 各第1のクランピングジョー(32)は、細長く、その弾性回転軸(AR)から半径方向外向きに延びる、
    請求項1~のいずれか1項に記載のスリッティングカッター(20)。
  11. 前記内側切削直径(DI)は、12mmから185mmの範囲であり、
    前記本体幅(WB)は、0.40mmからl.20mmの範囲であり、
    前記本体幅(WB)に対する前記内側切削直径(DI)の比率は、10と240との間である、
    請求項1~10のいずれか1項に記載のスリッティングカッター(20)。
  12. 前記環状切削部(44)の第1の半径方向範囲(ER1)は、10mmより小さい、
    請求項1~11のいずれか1項に記載のスリッティングカッター(20)。
  13. 少なくとも前記環状切削部(44)の第1の半径方向範囲(ER1)に及ぶ、前記第1および第2の本体側面(24a、24b)の半径方向外側部分は、それぞれ第1および第2の基準面(P1、P2)に含まれる、
    請求項1~12のいずれか1項に記載のスリッティングカッター(20)。
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