JP2020516368A - 壁掛け製の衛生設備 - Google Patents

Abstract

本発明は、支持体を備える壁掛けの衛生設備（１）に関し、支持体は給水手段；蛇口（１０）が取り付けられている蛇口支持手段；漏斗（６）並びに底部（４ａ）と周辺縁（４ｂ）を有するプラットフォーム（４）を支持しており、プラットフォーム（４）が蛇口（１０）の分配ヘッド（１０ａ）の下に洗面器を形成するように構成されており、漏斗（６）には、プラットフォーム（４）からの廃水を収集するための上部収集開口部がある。漏斗（６）は、廃水収集手段に接続された下部排出端をさらに備え、プラットフォーム（４）の下部（４ａ）が２つの位置の間でピボット可能に取り付けられており、該位置は、前記プラットフォーム（４）が垂直位置に折り畳まれている第１の位置及びプラットフォーム（４）が洗面器として機能するために水平に保たれる第２の位置である。【選択図】図２

Description

本発明は、衛生の分野に関し、特に、壁やパーティションに設置したり、壁やパーティションに埋め込んだりできる運搬可能な壁掛け式衛生設備に関する。

従来の衛生洗面台のタイプには、深さと幅が使用に依存する洗面器が含まれる。すべての場合において、水平洗面器はかなりのスペースを占有し、洗面台が設置されている部屋の中に歩く人々にとって障害となるので、これは壁に水平に固定されている、又は支持体又はコラムによって水平に運ばれる。

さらに、輸送手段（たとえば、電車、船、バス、飛行機又はキャラバン）又は窮屈な居住空間（ｈａｂｉｔａｔ ｃｒａｍｐｅｄ ｒｏｏｍ）を含むいくつかの場所で、グルーミングの内部空間は最小限である場合があり、衛生要素がほぼすべてのスペースを占める部屋内でのユーザーの不快な動きの問題につながり、それによってユーザーがその部分で簡単に動くことを妨げる。

上記の問題を解決するために、衛生施設の折りたたみ式シンクタイプが作られた。しかし、これらの既存の折りたたみ式シンクには、衛生施設の組み立て及び分解中の接続の問題、薄い壁のパーティションに埋め込む問題、そして審美的な問題と裁量がある。

折りたたみ式シンクの洗面器が使用位置にあるか、折り畳まれた位置にあるか、折りたたみ式シンクの水盤は、水盤から水を排出するための排出管の形の軸を中心に旋回し、本体に蛇口が取り付けられている為に、ＰＣＴ国際出願ＷＯ２０１１／０２７０１７（特許文献１）は、その洗面器は、本体と壁にピボット式に取り付けられている折りたたみ式シンクを開示している。しかし、排水出口パイプは、排水出口への排水の流れを最適に達成することを可能にしない。さらに、この折りたたみ式シンクの排水出口管では、そこに給水パイプを通すことはできないことにより、蛇口と水の到着部との接続がより大きくなり、折りたたみ式シンク又は蛇口を組み立てたり分解したりするのが不便になる。そして、これは、衛生ダクトの接続と廃水の排出にアクセスすることをもっと困難にする。また、このシンクは、壁に埋め込むように構成されていないため、設置される部屋のサイズをさらに小さくすることができる。

中国の実用新案ＣＮ２０３０８８９１４Ｕ（特許文献２）は、給水及び避難の手段の設備を説明せずに、漏斗及び旋回流域を含む箱を開示している。

中国の実用新案ＣＮ２０９７５９７Ｕ（特許文献３）は、漏斗、ピボット流域、及び箱の背面から供給される蛇口を含む箱を開示している。ただし、この構成では、箱の背面又は壁に通路を作成する必要がある。さらに、このシンクは、設置されている部屋のサイズをさらに小さくするようには構成されていない。

国際公開第２０１１／０２７０１７号パンフレット 中国実用新案第２０３０８８９１４号明細書 中国実用新案第２０９７５９７号明細書

本発明は、任意選択で輸送可能な壁掛けの衛生設備を提案することにより、先行技術の欠点を解決することを目的とし、壁やパーティションに埋め込むことができ、特に壁やパーティションに取り付けることにより、処分することができ、壁掛けの衛生設備は、蛇口（タップ）、蛇口の下に洗面器を形成するためのプラットフォーム、及びプラットフォームの下に配置された漏斗型廃水収集手段を含んでいる。壁掛けの衛生設備は、壁に取り付けられた衛生設備のサイズを小さくし、その組み立て／分解を容易にするために、箱の形であることが好ましい。または、プラットフォームが保管位置にあるときに、壁掛けの衛生設備の混乱を減らすためにプラットフォームは水平軸に沿って旋回可能に取り付けられている。

したがって、本発明は、以下を支持する支持体を備える壁掛けの衛生設備に関する：
− 水供給手段；
− 蛇口支持手段は、回転可能な分配ヘッドを運ぶ蛇口を受け入れるように構成され、前記蛇口支持手段は、蛇口を供給手段の水に密封状態で接続するように構成される；
− 廃水を収集する手段；及び
− プラットフォームは、蛇口の分配ヘッドの下で洗面器を形成するように構成されているようにプラットフォームには底の少なくとも一部を囲む底と周辺縁ある。漏斗は、廃水受け手段に接続された下部排出端シールをさらに備え、プラットフォームの底部は２つの位置の間に旋回可能に取り付けられている。廃水収集手段は、プラットフォームから廃水を収集するための上部収集開口部を有する漏斗を備える。第一の保管位置で、前記プラットフォームは垂直位置で折り畳まれ、第二の位置、前記使用で、前記プラットホームは、蛇口から配水された水を排水収集手段に導く洗面器として機能する停止手段によって水平に保持される。プラットホームの底部は、使用位置で、漏斗の収集開口部の上に張り出している。プラットフォームからの廃水を漏斗に通すための少なくとも１つの開口部があり、底の周縁は漏斗の収集開口部の上に張り出している。壁掛けの衛生設備は、濾過支持体上に配置された濾過手段をさらに含んで、廃水を受け取る手段に移る前に廃水をろ過するように構成されている。ここで、濾過媒体支持は、そこに水供給手段の通過を可能にするように構成された少なくとも１つの開口を含むことを特徴とする。そして、漏斗は、そこを封止する給水手段の通過を可能にするように構成された少なくとも１つの開口部を備える。

このように、プラットフォームが実質的に直立した保管位置を旋回することにより、使用されていないときの壁掛けの衛生設備のサイズが小さくなる。したがって、ユーザーは、壁掛けの衛生設備が設置されている部屋で簡単に移動できる。

さらに、プラットフォームの回転により、蛇口の分配ヘッドから流れる水を受け取るために、ほぼ水平な使用位置ではプラットフォームの底部を洗面器として使用できる。

更に、濾過手段の少なくとも１つの開口部と漏斗の少なくとも１つの開口部は、壁掛けの衛生設備の体積をさらに削減するために水供給手段の通過を可能にする。

漏斗は、廃水受け取り手段への廃水の最適な流れを達成するためにフレア形状であることが好ましい。

濾過手段は、物から避難システムを詰まらせるのを防ぐために、プラットフォームの底から流れる廃水を粗くろ過することを可能にする。

プラットフォームが使用位置にあるとき、蛇口の回転分配ヘッドにより、プラットフォームの底部の上に配置できる。

蛇口は、本発明による組み立ての有無にかかわらず販売でき、ユーザーの希望に応じて簡単に交換又は変更できる。

本発明の変形によれば、濾過手段は、漏斗の収集開口の上流に配置される。

本発明の別の変形によれば、濾過手段（フィルター手段）は、漏斗収集開口の下流に配置される。

本発明の第１の実施形態によれば、濾材支持体はプラットフォームの底部であり、濾過手段は、プラットフォームの少なくとも１つの開口部の上流に配置された取り外し可能な濾過グリッドによって構成される。

このように、濾過グリッド（フィルターグリッド）により、物が漏斗に落ちて詰まるのを防ぐためにプラットフォームの底部から漏斗に流入する廃水を粗くろ過することができる。漏斗のメンテナンスを容易にするために、濾過グリッドは取り外し可能である。

濾過グリッドは、水の流れと物体の保持を可能にするために、歯付きプレートであることが好ましい。前記歯付きプレートは、停止手段及び／又は手段蛇口支持体上に配置された水平支持体の下に好ましく取り付けられ、前記水平支持体は、その上に物体を配置する。

本発明の第２の実施形態によれば、濾材支持体はプラットフォームの底部であり、濾過手段（フィルター手段）は、漏斗収集開口の上方の張り出しプラットフォームの底部の縁部に形成された櫛形の切り込みによって構成される。

このように、櫛型のカットにより、物が漏斗に落ちるのを防ぎ、それを差し込むためにプラットフォームの底部から粗い濾過廃水が漏斗に流れ込む。

本発明の第３の実施形態によれば、濾材支持体はプラットフォームの底部であり、濾過手段（フィルター手段）は、収集開口部の上の張り出しプラットフォームの底部に形成された穿孔によって構成される。

したがって、プラットフォームの底部にある穿孔は、物が漏斗に落ちて詰まるのを防ぐためにプラットフォームの底部から漏斗に流入する廃水を粗くろ過するために使用できる。

本発明の第４の実施形態によれば、濾材支持体はプラットフォームの底部であり、漏斗は後壁を含む。濾過手段は、１ｍｍと１０ｍｍとの間の間隔によって構成され、漏斗収集開口部の上にある張り出しプラットフォームの底の端とプラットフォームの使用位置にあるボードの底部の平面内で、前記棚の底縁から最も遠い漏斗の後壁の点の間に２ｍｍにむしろ等しい。

このように、プラットフォームの下端と漏斗の後壁の間の間隔が狭くなるため、漏斗に落ちないように、物を防ぐようにプラットフォームの底部から粗い濾過廃水を漏斗に流すことができる。

本発明の第５の実施形態によれば、濾材支持体は漏斗の排出端であり、濾過手段（フィルター手段）は、漏斗の濾過排出の端部に配置された少なくとも１つの濾過（フィルター）グリッドによって構成される。

このように、漏斗の排出端にある濾過グリッドは、排水を受け取る手段で物が漏斗に落ちるのを防ぎ、それを詰まらせないように漏斗から廃水を受け取るための手段を流れる廃水を粗く濾過することを可能にする。本発明の特定の特徴によれば、組み立ては、蛇口支持手段に固定された蛇口をさらに備え、水供給手段は、少なくとも１つの水入口への少なくとも１つの密閉接続によって構成される。そして廃水受入手段は、漏斗の排出端部に密閉接続された廃水出口への密閉接続によって構成され、蛇口は、それぞれの給水管（パイプ）を介して水の各入口接続部に密閉接続されている。各給水管は蛇口を対応する給水口接続部に接続するために漏斗の側壁を密閉して横断する。このように、衛生設備の内部接続の全体サイズが縮小されるように、各給水管は漏斗の容積に入り、漏斗の側壁を通過する。排水出口接続での壁掛けの衛生設備の接続と各給水接続がさらに簡素化される。したがって、支持体の全体のサイズが小さくなる。

本発明の特定の特徴によれば、壁掛けの衛生設備の様々な要素は、プラスチック及び／又は金属で作られている。

さらに、漏斗収集口の上のプラットフォームの延長とプラットフォームの少なくとも１つの開口部により、プラットフォームの底部に存在する廃水の流れが漏斗内のみで、次に廃水受け取り手段内で流れることが可能になり、プラットフォームに少なくとも開口部があり、好ましくは、漏斗の収集開口部の上方に延びるプラットフォームの部分の周縁部の開口部である。

本発明の特定の特徴によれば、各給水管は、剛性のガイドチューブを通る柔軟な管であり、漏斗に配置され、漏斗の側壁を通過しながら、可鍛性金属パイプが漏斗の側壁を密封して横断する。

したがって、できれば漏斗の側壁に溶接された剛性のガイドチューブは、対応する給水ホースが漏斗の側壁を密閉状態で通過することを可能にし、その後、対応する給水に接続される。

各柔軟なホースは、むしろ金属織りで塗装されたゴム管である。

各可鍛性金属パイプは、むしろ焼きなましされた銅パイプである。前記可鍛性金属パイプは、Ｏリングナットを介して漏斗の側壁にクランプ可能にブロックされるように構成され、漏斗の壁側の外面に配置されたネジにねじ込まれるように構成されている。このように、漏斗の側壁に配置されたスレッド内のＯリングナットのねじ込みは漏斗の側壁を密封して通過するために可鍛性金属パイプを可能にする。

各給水パイプは、漏斗の排出端の側面のいずれかで漏斗の側壁を通過し、または、その場合、漏斗の収集開口部の側面で、漏斗の排出端のキャッピングのリスクが減少する。

本発明の特定の特徴によれば、蛇口支持手段は、漏斗に張り出した支持体に固定された水平支持体であり、各給水管は、給水栓の対応する入口に密封接続されている。

本発明の特定の特徴によれば、蛇口は、それぞれが異なる給水パイプに密閉接続された２つの給水口を備えている。蛇口は、ミキサーのシングルレバー又はミキサーのデュアルレバーのいずれかである。

したがって、例えば、蛇口は、冷水供給パイプによって冷水入口に接続された冷水入口を含むことができ、給湯口は給湯パイプで給湯口に接続され、ミキサーはシングルレバーに接続されている。または、デュアルレバーの付いたミキサーは、ユーザーの順序に従ってミキサーの分配ヘッドから出る水の温度を調整する。

本発明の特定の特徴によれば、壁掛けの衛生設備は、漏斗の排出端と廃水受け手段との間に配置されたサイフォンをさらに備える。

このように、サイフォンは漏斗への臭気の上昇を防ぎ、ユーザーの快適さを向上させる。

本発明の特定の特徴によれば、プラットフォームは、使用位置で底部として機能するものの反対側の底部の面にハンドルを備える。

したがって、ハンドルにより、ユーザーはプラットフォームを回転させて使用位置又は保管位置に置くことができる。

本発明の特定の特徴によれば、当接手段は、２つの逆Ｕ字形部品によって構成され、Ｕのブランチの１つは、プラットフォームの周辺端に隣接することを目的としている。

このように、逆Ｕ字形部品は、プラットフォームを使用の実質的に水平な位置に保つことを可能にする。

本発明の特定の特徴によると、各Ｕ字型の部分は２つの連動部分で構成され、２つの部分の一方は固定され、２つの部分の他方は取り外し可能である。Ｕ分岐を含む前記取り外し可能な部品は、プラットフォームの周辺エッジに隣接することを目的とし、前記固定部は、漏斗上に固定された他のＵブランチを含んでいる。

このように、２つの連動（インターロック）部品の取り外し可能な部品を分解すると、壁掛けの衛生設備のプラットフォームを簡単に分解できる。本発明の特定の特徴によると、壁掛けの衛生設備の支持体は、持ち運び可能な箱であり、壁に取り付けられるように、または壁に形成された凹部に埋め込まれるように構成されている。前記箱は固定手段を含み、箱は、プラットフォーム及び蛇口を含む上部と、漏斗を含む下部を含んでいる。漏斗の深さとプラットフォームの周辺端の高さは、箱の深さと等しくて、箱の深さ以下である。そして、漏斗を集める開口部の幅は、箱の幅に等しい。

このように、設置されている部屋の壁掛けの衛生設備の混乱をさらに減らすために、箱は壁に引っ込むように構成できる。

箱が金属製のレールでフレームの壁に埋め込まれている場合、フックやネジなどの固定手段を使用して、箱を金属レールに直接取り付ける。

フックによって、箱を壁に取り付けることもできる。

本発明の特定の特徴によると、給水口と排水口の接続は、箱の下部にある穴で構成されている。

したがって、箱の組み立て／分解が容易になる。本発明の特定の特徴によると、箱の下部の前面には、取り外し可能なアクセスドアがある。

したがって、取り外し可能なアクセスドアは、組み立て／分解及び／又は修理を容易にするために壁に取り付けられた衛生設備と漏斗のさまざまな接続へのアクセスを提供する。

取り外し可能なアクセスドアは、箱の下部へのアクセスを許可された人に制限するためにロックとしてロック部材を含んでもよい。

本発明の特定の特徴によると、箱は、プラットフォームを保管位置と使用位置の間で旋回できるようにするためにプラットフォームと漏斗及び／又は支持体に固定されたヒンジを備えている。

ヒンジが取り外し可能である場合、それらはプラットフォームの分解を有利に可能にする。

本発明の特定の特徴によると、箱は、プラットフォームの保管位置にロック要素をさらに含む。

このリストは制限されてなくて、このロック要素は、例えば、フック、磁石システム又はロックである。箱は、アクセスハッチのロック要素も有利に含む。

本発明の特定の特徴によれば、箱は、その前面に配置された装飾塗装をさらに含む。

このように、壁掛けの衛生設備は、審美性を向上させるために装飾的な塗装で覆われている。装飾塗装は、例えば、箱の下部の前面及び／又は使用位置でボタンとして機能するものの反対側のプラットフォームの底面に配置されてもよい。

本発明の特定の特徴によると、箱は平行六面体の長方形で、厚さは２ｃｍ〜１５ｃｍである。これらの厚さは目安としてのみ提供され、小さなスペース節約の実施形態おいて、本発明はこの点に限定されない。

したがって、箱の厚さが薄いため、箱を薄い壁に埋め込むことができる。

本発明の特定の特徴によると、プラットフォームは取り外し可能である。プラットフォームの旋回を可能にするヒンジは、この場合、有利には取り外し可能である。

本発明の特定の特徴によると、蛇口の固定を容易にするために、蛇口支持手段を分解することができる。

装飾塗装は、例えば、箱の下部の前面及び／又は使用位置でボタンとして機能するものの反対側のプラットフォームの底面に配置されてもよい。漏斗の排出端が移動する場合、保管スペースが箱の下部に設けられる。

本発明の目的をより良く明確するために、添付の図面を参照しながら、例示として５つの好ましい実施形態に限定されることなく、以下に説明する。

図１は、本発明の第１の実施形態によると、壁に埋め込まれ、保管位置にある壁掛けの衛生設備の斜視図である。 図２は、使用位置にある図１の壁掛けの衛生器具の斜視図である。 図３は、第二の実施形態によると、壁掛けの衛生設備の斜視図である。 図４は、第三の実施形態によると、壁掛けの衛生設備の斜視図である。 図５は、図２の壁掛けの衛生設備の分解図である。 図６は、第４の実施形態によると、壁掛けの衛生設備の斜視図である。 図７は、第５の実施形態によると、衛生壁設備の斜視図である。 図８は、図５の壁掛けの衛生器具の変形例の斜視図である。

図１及び２を参照すると、本発明の第１の実施形態によると、壁掛けの衛生設備１が示されていることがわかる。

図１では、壁掛けの衛生設備１が壁２に埋め込まれていることか指示されている。

壁掛けの衛生設備１は、壁２に形成された凹部に埋め込まれた箱３によって構成される支持体を備える。当業者の理解を容易にするために、箱３の一部は図１に破線で示されている壁に埋め込まれている。

壁掛けの衛生設備１が箱３を含まない場合があることに注意してください。その場合、支持体は、本発明の範囲から逸脱することなく、壁フレームによって構成される。

箱３には３があり、壁２に形成された凹部に箱３を固定するために、フック及び／又はねじなどの固定手段（図１及び２には図示せず）を備える。

箱３が金属製のレールでフレームの壁に埋め込まれている場合、箱３は、固定手段を使用して金属レールに直接取り付けられる。

したがって、箱３を壁２に埋め込むことにより、設置される部屋の壁掛けの衛生設備１のサイズがさらに小さくなる。

箱３は、本発明の範囲から逸脱することなく、単にフックするだけで壁２に取り付けることもできることに注意する必要がある。

箱３は、前部にプラットフォーム４を含む上部を備え、下部は、前部に取り外し可能なアクセスハッチ５を備えている。

図２では、当業者の理解を容易にするために、取り外し可能なアクセスドア５の後ろの要素が点線で示されている。

壁掛けの衛生設備１は、箱３の下部にある。漏斗６は、漏斗６の排出端８と廃水排出接続部との間に配置されたサイフォン７に密封接続されている。排水排出接続は、箱３の下部にある穴９の１つによって構成される。壁掛けの衛生設備１は、箱３の上部にさらに備え、図２には示されていない水平支持体に取り付けられた蛇口１０が図５で詳しく説明される。分配ヘッド１０ａを有して、漏斗６は蛇口１０の下に配置されている。

漏斗６は、サイフォン端７から蛇口側端１０に向かって広がっている。漏斗６は、その端部、蛇口側１０のレベルに長方形の収集開口部（図２には示されず、図５により詳細に説明される）を有する。

したがって、漏斗６のフレア形状により、廃水の排出に向けて廃水の最適な流れを達成することが可能になる。

プラットフォーム４は、底部４ａと、底部４ａを囲む周縁部４ｂがある。

プラットフォーム４は、蛇口１０の下に洗面器を形成することを意図する。プラットフォーム４の底部４ａの少なくとも一部は、漏斗６の長方形の収集開口部の上に延びている。

漏斗６の深さ及びプラットフォーム４の周縁４ｂの高さは、箱３の深さと等しくて以下である。

ケーシング３は、２ｃｍから１５ｃｍの間の厚さを持っている。したがって、箱３の薄い厚さことにより、薄い壁で箱３の埋め込みが可能になる。

箱３の厚さはむしろ４ｃｍである。

取り外し可能なアクセスドア５は、壁掛けの衛生設備１のさまざまな接続部へのアクセスを提供し、漏斗６とサイフォン７は、壁掛けの衛生設備１の組み立て／分解及び／又は修理を容易にする。取り外し可能なアクセスドア５にあるノッチ５ａは、ユーザーによる開閉を可能にする。磁石、フック又は同様のタイプの閉位置にあるハッチのロック手段が有利に提供されるかもしれません。取り外し可能なアクセスドア５は、箱３の下部へのアクセスを許可された人に制限するために、ロックとしてロック要素を含むこともできる。この第１の好ましい実施形態では箱３の下部の中心にある漏斗６は、箱３の下部の側面に移動させることもできることに注意する必要がある。この場合、本発明の範囲から逸脱することなく、箱３の下部に保管スペースを設けることもできる。漏斗６の上部開口部は収集開口部と呼ばれる。この場合、同じ幅又はより狭い幅を維持する。また、漏斗６は、箱３の中心垂直軸に対して対称ではなくなる。その端部は、箱３の下部の漏斗６の下／隣に保管スペースを提供するために、箱３の側面の１つに向かって移動して避難する。

プラットフォーム４は、水平軸に沿って旋回可能に取り付けられ、前記プラットフォーム４は、２つの位置の間で旋回可能にｍである。図１に示されるように、第１の保管位置では図１において、前記プラットフォーム４は蛇口１０の上に折り畳まれている。そして図２に示すように、第２の位置、使用、前記プラットフォーム４は停止手段によって水平に保持される（図２には示されておらず、図５を参照してより詳細に説明される）。

プラットフォーム４は、この範囲から逸脱することなく、取り外し可能であることに注意すべきである。

ヒンジ１１はプラットフォーム４と漏斗６の両方に固定されており、プラットフォーム４をその保管位置と使用位置との間で旋回させることができる。このように、実質的に垂直な保管位置でのプラットフォーム４の旋回は、壁掛けの衛生設備１のサイズを縮小する。プラットフォーム４の旋回軸は、漏斗６の前壁の上縁に対応する。

さらに、プラットフォーム４を実質的に水平な使用位置で旋回させることにより、蛇口１０の分配ヘッド１０ａから流れる水を受けるために、プラットフォーム４の底部４ａを洗面器として使用することが可能になる。プラットフォーム４は、使用位置でプラットフォームとして機能するように反対側の底部４ａの面にハンドル４ｃを備え、ハンドル４ｃにより、使用位置又は保管位置に配置するためにユーザーはプラットフォーム４を回転できる。箱３は、本発明の範囲から逸脱することなく、フック、磁石システム又はロックなどのプラットフォーム４の保管位置にロック要素を含むこともできることに注意すべきである。

蛇口１０の分配ヘッド１０ａは回転可能であり、したがって、保管位置でのプラットフォーム４の閉鎖を妨げないように、ユーザーが回転させることができる。

蛇口１０は、混合蛇口であり、さらに、２つの制御部１０ｃを備えたミキサー１０ｂを備える。

蛇口１０は、本発明の範囲から逸脱することなく、混合蛇口とすることもできることに注意するべきである。

したがって、蛇口１０は、むしろ冷水入口及び温水入口を備え、水の温度を調整するためのミキサー１０ｂは、ユーザーによるミキサー１０ｂの制御部１０ｃの制御に従って、蛇口１０の分配ヘッド１０ａが出る。

壁掛けの衛生設備１は、濾材支持体上に配置された濾過手段をさらに備え、排水口を通過する前に排水を濾過するように構成されている。第１の実施形態では、濾材支持体はプラットフォーム４の底部４ａであり、濾過手段は、漏斗６の上流に配置された取り外し可能な濾過グリッド１２である。

濾過グリッド１２は、物が漏斗６に落ちてブロックされるのを防ぐために、プラットフォーム４の底部４ａから漏斗６内を流れる廃水を粗く濾過することを可能にし、漏斗６のメンテナンスを容易にするために、濾過リング１２のグリッドは取り外し可能である。

濾過グリッド１２は、水の流れと物体の保持を可能にするために、櫛形の切り欠き１２ｂを含む歯付きプレート１２ａである。前記歯付きプレート１２ａは、蛇口を支持するとその上に物体を置くための前記水平支持体１２ｃために、むしろ、手段に配置された水平支持体１２ｃの下に取り付けられる。

壁掛けの衛生設備１のさまざまな要素は、プラスチック及び／又は金属でできている。

装飾塗装１９は、使用位置でプラットフォームとして機能するように、反対側のプラットフォーム４の底面４ａの面に配置される。

図５を参照すると、第１の実施形態によると壁掛けの衛生設備１の分解図が示されていることが分かる。当業者の理解を容易にするために、壁掛けの衛生設備１の箱３は図５には示されていない。

取り外し可能な濾過グリッド１２の水平支持体１２ｃは、開口部１８を備え、水を供給するための手段の通過を可能にするように構成される。水を供給するための手段については、後でさらに詳しく説明される。

漏斗６は、垂直な前壁６ａ、垂直な後壁（図５には示されていない）を備え、側壁６ｃは、前壁６ａと後壁を接続する。

したがって、漏斗６は、プラットフォーム４からの廃水を収集するための上部収集開口部１４があり、下側排出端部８は、廃水を受け取るための手段に密封的に接続されている。

プラットフォーム４の使用位置では、蛇口１０から分配された水を漏斗６に導く流域として機能するために、プラットフォーム４は隣接手段１３により水平に保持される。プラットフォーム４の底部４ａは使用位置に延び、漏斗６の収集開口部１４の上に張り出する。

漏斗６の収集開口部１４の上に張り出した底縁部４ａの周辺縁部４ｂは、プラットフォーム４からの廃水が漏斗６に流れるように開口部１５がある。

取り外し可能な濾過グリッド１２は、プラットフォーム４の周縁部４ｂの開口部１５の上流（プラットフォーム４から漏斗６への使用中の水の流れの方向）に配置される。

漏斗６の側壁６ｃは、２つの給水管２０が密封して通過できるように構成された２つの開口部６ｄがある。

当接手段１３は、２つの逆Ｕ字形部品で構成され、ブランチ１３ａのうちの１つ１３ｇ、Ｕの１３ｇは、プラットフォーム４の使用位置でプラットフォーム４の周縁４ｂに当接するように意図されている。各逆Ｕ字型部品は、２つのインターロック部品で構成されている。第１の連結部は固定されており、垂直脚部１３ａと水平脚部１３ｃからなる逆Ｌ字形状を持っている。垂直脚部１３ａは、漏斗部６に形成された穴１３ｂを通して漏斗６の後壁にねじ込まれる。第２の入れ子可能な部分は取り外し可能であり、垂直脚部１３ｇ及び水平脚部１３ｆを含む逆Ｌ字形状を持っている。水平脚部１３ｆの下面は、第１の入れ子部分の水平脚部１３ｃに形成された穴１３ｄに嵌合するように構成された突起１３ｅを持っている。各第２のインターロック部分の水平ブランチ１３ｆは、取り外し可能な濾過グリッド１２の支持体としても機能する。

蛇口１０は水平サポート１６に取り付けられて、蛇口１０の給水管２０の通過を可能にするために形成された２つの穴１６ｂを有する水平ベース１６ａを備える。また、蛇口１０をナット２６で固定するためにロッドねじ２５を通過させるための穴１６ｃが形成された。水平支持体１６は、２つの側壁１６ｅと前壁とをさらに備え、蛇口１０の接続を隠すことができる。

各給水管２０は、可鍛性金属管であり、むしろ銅製であり、漏斗６の排出端８の近くで漏斗６の側壁６ｃを密封して通過する。

各可鍛金属給水管２０は、Ｏリングナット２３を介して漏斗６の側壁６ｃにクランプされるように構成され、漏斗６の側壁６ｃの外面に配置されたねじ２４にねじ込まれるように構成されている。

Ｏリングナット２３のねじ２４へのねじ込みは、所定の位置にロックされた状態で、漏斗６の側壁６ｃを密封された方法で通過するために可鍛性金属給水管２０を可能にする。

したがって、壁掛けの衛生設備１の内部接続の大部分が削減されるように、各給水管２０は、漏斗６の容積を通過し、漏斗６の側壁６ｃを密封された方法で通過する。

図８を参照すると、第１の実施形態によると壁掛けの衛生設備１の変形例が示されていることが分かる。

第１の実施形態のこの変形では、壁掛けの衛生設備１は、中空柱２７をさらに備え、水平蛇口支持体１６と漏斗６の底部との間に配置され、そこで給水管２０が通過する。漏斗６の底部は、中空柱２７の漏斗端に密封接続された穴６ｄを備える。したがって、一方、蛇口１０に接続されている給水管２０を隠す時に、中空柱２７は漏斗６の容積を通過し、蛇口１０を持ち上げる。給水管２０の蛇口１０と反対側の端部のそれぞれは、外部から給水口への密閉接続を可能にするためにシーリングナット２２を備える。図３を参照すると、第２の実施形態によると壁掛けの衛生設備１が示されていることが分かる。

図１、２、５及び８の本発明の第１の実施形態と本発明のこの第２の実施形態との間の共通要素は、同じ参照番号を持っている。同一の構造である場合、ここでは詳細に説明しない。

蛇口１０とその接続は、当業者の理解を容易にするために図３には示されていない。

漏斗６は、平行で側壁６ｃによって相互接続された前部垂直壁６ａ（図３には図示せず）及び後部垂直壁６ｂがある。この第２の実施形態では、濾材支持体はプラットフォーム４の底部４ａであり、濾過手段は、漏斗６の収集開口部１４の上方に張り出したプラットフォーム４の底部４ａの縁部に形成された櫛形の切込み１２ｄによって構成される。したがって、櫛形の切り込み１２ｄは、物が漏斗６に落ちてブロックされるのを防ぐために、プラットフォーム４ａの底部から漏斗６内を流れる廃水を粗く濾過することを可能にする。

さらに、この第２の実施形態では、開口部１８は、漏斗６の収集開口部１４の上に張り出したプラットフォーム４の底部４ａの縁部によって担持されることに注意すべきである。

図４を参照すると、第３の実施形態によると壁掛けの衛生設備１が示されていることが分かる。

図３の本発明の第２の実施形態と本発明のこの第３の実施形態との間の共通要素は、同じ参照番号を有し、同一の構造である場合、ここでは詳細に説明しない。

この第３の実施形態では、濾材支持体はプラットフォーム４の底部４ａであり、濾過手段は、プラットフォーム４の使用位置で漏斗６の収集部１４の開口部の上方に張り出したプラットフォーム４の底部４ａに形成された穿孔１２ｅによって構成される。したがって、プラットフォーム４の底部４ａの穿孔１２ｅは、目標物が漏斗６に落ちるのを防ぎ、それをブロックしないようにするために、プラットフォーム４の底部４ａから漏斗６内を流れる粗い濾過廃水を可能にする。

また、各給水管２０は、第３実施形態で剛性のガイドチューブ２１を通る柔軟な管であり、漏斗６内に配置され、漏斗６の排出端８で漏斗６の側壁６ｃを穴６ｄを通って通過する。

各剛性ガイドチューブ２１は、漏斗６の側壁６ｃに溶接され、給水管２０が漏斗６の側壁６ｃを密封して通過することを可能にする。そして、締付ナット２２によって対応する水入口に接続される。各柔軟な管給水管は、できれば、金属織物で被覆されたゴム管である。

図６を参照すると、第４の実施形態によると壁掛けの衛生設備１が示されていることが分かる。

図４の本発明の第３の実施形態と本発明のこの第４の実施形態との間の共通要素は、同じ参照番号を有し、同一の構造である場合、ここでは詳細に説明しない。

この第４の実施形態では、濾材支持体はプラットフォーム４の底部４ａであり、濾過手段は、１ｍｍと１０ｍｍの間、むしろ２ｍｍに等しい間隔１２ｆによって構成されている。プラットホーム４の底部４ａと縁部との間で、漏斗６の収集開口部１４の上方に張り出している。そして、漏斗６の後壁６ｂの点は、プラットフォーム４の使用位置にあるプラットフォーム４の底部４ａの平面においてプラットフォーム４の前記底縁部４ａから遠い。このように、プラットフォーム４の底縁４ａと漏斗６の後壁６ｂとの間の縮小されたサイズの間隔１２ｆは、目標物が漏斗６に落ちてブロックされるのを防ぐためにプラットフォーム４の底部４ａから漏斗６内を流れる粗い濾過廃水を可能にする。

図７を参照すると、第５の実施形態による壁掛けの衛生設備１が示されていることが分かる。

図１、２及び５の本発明の第１の実施形態と本発明のこの第２の実施形態との間の共通の要素は、同じ参照番号を有し、同一の構造である場合、ここでは詳細に説明しない。

この第５の実施形態では、水平蛇口支持体１６は、蛇口１０と漏斗６の底部との間に配置された中空柱の形態であり、給水管２０が通過する。漏斗６の底部は、前記中空柱の漏斗端に密封接続された穴６ｄがある。

さらに、第５の実施形態では、濾材支持体は漏斗６の排出端８であり、濾過手段は、漏斗６の側壁６ｃの穴６ｄの両側で、漏斗６の排出端８に配置された２つの濾過グリッド１２ｇによって構成される。したがって、物がサイフォン７に落ちるのを防ぎ、サイフォン７をブロックしないように、漏斗６の排出端８の濾過グリッド１２ｇは、漏斗６からサイフォン７内を流れる廃水を粗く濾過することを可能にする。

漏斗６の側壁６ｃの開口部６ｄ及び濾材支持体の開口部１８は、この第５の実施形態では共通であることに注意すべきである。

排出端部８は、２つの濾過リンググリッド１２ｇの下にそれぞれ配置された２つのコンパートメント８ａをさらに含み、サイフォン７に密閉接続されている。

したがって、本発明の５つの実施形態のそれぞれにおいて、壁掛けの衛生設備１のサイズが縮小され、その組み立て／分解が容易になる。

Claims (26)

1. 壁掛けの衛生設備（１）であって、支持体を有し、：
   − 給水手段；
   − 蛇口支持手段は、回転可能な分配ヘッド（１０ａ）を運ぶ蛇口（１０）を受け入れるように構成され、前記蛇口支持手段は、蛇口（１０）を給水手段に密封接続するように構成されており；
   − 廃水を収集する手段；又は
   − プラットフォーム（４）が蛇口（１０）の分配ヘッド（１０ａ）の下に洗面器を形成するように構成されるように、プラットフォーム（４）は、底部（４ａ）と、底部（４ａ）の少なくとも一部を囲む周辺縁（４ｂ）を備えており、を備え、
   廃水収集手段は、プラットフォーム（４）から廃水を収集するための上部収集開口部（１４）を有する漏斗（６）があり、漏斗（６）は、廃水受入手段に密封接続された下部排出端（８）をさらに備え、プラットフォーム（４）の下部（４ａ）は、２つの位置の間でピボット式に取り付けられており、前記保管の第１の位置、前記プラットフォーム（４）は垂直位置に折り畳まれ、第２の位置、前記使用、前記プラットフォーム（４）は、蛇口（１０）によって排水収集手段に分配される水を導く洗面器として機能する停止手段（１３）によって水平に保持され、プラットフォーム（４）の底部（４ａ）が使用位置に延びており、漏斗（６）の収集開口部（１４）の上に突き出ており、底部（４ａ）の周縁（４ｂ）は、プラットフォーム（４）からの廃水が漏斗（６）を通過できるように、少なくとも１つの開口部（１５）がある漏斗（６）の収集開口部（１４）の上に突き出ており、壁掛けの衛生設備（１）は、濾過支持体上に配置された濾過手段をさらに備え、排水を受け取るための手段に渡す前に廃水を濾過するように構成されており、少なくとも１つの開口部（６ｄ）を備える漏斗（６）は、供給手段内の水の通過を密閉方式で可能にするように構成され、濾過支持手段が、水供給手段の通過を可能にするように構成された少なくとも１つの開口部（１８）を含むことを特徴とする、前記壁掛けの衛生設備（１）。
2. 濾過手段が漏斗（６）の収集開口（１４）の上流に配置されることを特徴とする、請求項１に記載の壁掛け衛生設備（１）。
3. 濾過手段が漏斗（６）の収集開口（１４）の下流に配置されることを特徴とする、請求項１に記載の壁掛け衛生設備（１）。
4. 濾過手段の支持体がプラットフォーム（４）の底部（４ａ）であることを特徴とし、濾過手段は、漏斗（６）の収集開口部（１４）の上方に張り出したプラットフォーム（４）の底部（４ａ）の縁に形成された櫛形の切込み（１２ｄ）によって構成される、請求項１又は２に記載の壁掛け衛生設備（１）。
5. 濾過手段の支持体がプラットフォーム（４）の底部（４ａ）であることを特徴とし、漏斗（６）は後壁（６ｂ）を備え、濾過手段は１ｍｍから１０ｍｍの間、むしろ２ｍｍに等しい間隔（１２ｆ）によって構成され、漏斗（６）の収集開口部（１４）の上のプラットフォーム（４）の底（４ａ）の端の間で張り出しており、漏斗（６）の後壁（６ｂ）のポイントは、プラットフォーム（４）の使用位置にあるプラットフォーム（４）の底部（４ａ）の平面でプラットフォーム（４）の下端（４ａ）から遠い、請求項１又は２に記載の壁掛け衛生設備（１）。
6. 濾過手段の支持体がプラットフォーム（４）の底部（４ａ）であることを特徴とし、濾過手段は、プラットフォーム（４）の使用位置で漏斗（６）の収集開口部（１４）の上に張り出したプラットフォーム（４）の底部（４ａ）に形成された穿孔（１２ｅ）によって構成される、請求項１又は２に記載の壁掛け衛生設備（１）。
7. 濾過手段の支持体がプラットフォーム（４）の底部（４ａ）であることを特徴とし、濾過手段は、プラットフォーム（４）の少なくとも１つの開口部（１５）の上流に配置された取り外し可能な濾過グリッド（１２）によって構成される、請求項１又は２に記載の壁掛け衛生設備（１）。
8. 壁掛け衛生設備（１）は、濾過手段の支持体が漏斗（６）の排出端（８）であることを特徴とし、濾過手段は、漏斗（６）の排出端（８）に配置された少なくとも１つの濾過グリッド（１２ｇ）により構成される、請求項１又は３に記載の壁掛け衛生設備（１）。
9. 蛇口支持手段に固定された蛇口（１０）をさらに備えることを特徴とし、水供給手段は、少なくとも１つの水密入口水接続によって構成され、廃水受け手段は、漏斗（６）の排出端（８）に密封接続された漏れ止め排水接続によって構成され、蛇口（１０）は、それぞれの給水管（２０）によって各給水接続部に密閉接続され、各給水パイプ（２０）は、蛇口（１０）を対応する給水口接続部に接続するために漏斗（６）の側壁（６ｃ）を密閉的に横断する、請求項１〜８のいずれか一項に記載の壁掛け衛生設備（１）。
10. 各給水管（２０）が、漏斗（６）に配置される剛性のガイドチューブ（２１）を通る柔軟な管であることを特徴とし、漏斗（６）の側壁（６ｃ）を密閉して横断する、または、可鍛性金属パイプが漏斗（６）の側壁（６ｃ）を密封して横断する、請求項９に記載の壁掛け衛生設備（１）。
11. 蛇口支持手段が、漏斗（６）に張り出した支持体に固定された水平支持体（１６）であることを特徴とし、水の各供給パイプ（２０）は、蛇口（１０）の対応する給水口に密封接続されている、請求項１０に記載の壁掛け衛生設備（１）。
12. 蛇口（１０）がそれぞれの給水管（２０）に密閉接続された２つの水入口を備えることを特徴とし、蛇口（１０）蛇口は、ミキサーシングルレバーまたはミキサーデュアルレバーのいずれかである、請求項９〜１１のいずれか一項に記載の壁掛け衛生設備（１）。
13. 漏斗（６）の排出端（８）と廃水を受ける手段の間に配置されたサイフォン（７）をさらに備えることを特徴とする、請求項９〜１２のいずれか一項に記載の壁掛け衛生設備（１）。
14. プラットフォーム（４）が使用位置で洗面器として機能する反対側の底面（４ａ）にハンドル（４ｃ）を備えることを特徴とする、請求項１〜１３のいずれか一項に記載の壁掛け衛生設備（１）。
15. 当接手段（１３）は２つの逆Ｕ字型部品で構成されていることを特徴とし、Ｕのブランチ（１３ａ、１３ｇ）の１つ（１３ｇ）は、プラットフォーム（４）の周辺縁（４ｂ）に当接するように設計されている、請求項１〜１４のいずれか一項に記載の壁掛け衛生設備（１）。
16. 各Ｕ字型部品は２つの連動（インターロック）部品で構成されていることを特徴とし、２つの部分の一方は固定され、２つの部分の他方は取り外し可能であり、Ｕの縁部（１３ｇ）を含む取り外し可能な部品は、プラットフォーム（４）の周辺縁部（４ｂ）に当接することを目的とし、前記固定部は、漏斗（６）に固定されたＵの他方の縁部（１３ａ）を含んでいる、請求項１５に記載の壁掛け衛生設備（１）。
17. 衛生設備の壁（１）の支持体が可搬式箱（３）であることを特徴とし、壁（２）に取り付けられるように、または壁（２）に形成された凹部に埋め込まれるように構成され、前記箱（３）は固定手段を備えて、箱（３）はプラットフォーム（４）で上部を構成し、蛇口（１０）と下部が漏斗（６）を構成し、漏斗の深さ（６）及びプラットフォーム（４）の周辺縁部（４ｂ）の高さは、箱（３）の深さと等しい又は以下であり、そして漏斗（６）の収集開口部（１４）の幅が箱（３）の幅に等しい、請求項１〜１６のいずれか一項に記載の壁掛け衛生設備（１）。
18. 水入口及び排水出口接続が、箱（３）の下部の穴（９）によって構成されることを特徴とする、請求項９に従属する請求項１７に記載の壁掛け衛生設備（１）。
19. 箱（３）の下部が、前面に取り外し可能なアクセスドア（５）を有することを特徴とする、請求項１７又は１８に記載の壁掛け衛生設備（１）。
20. 箱（３）が、プラットフォーム（４）を保管位置と使用位置の間で旋回できるようにするためにヒンジ（１１）及び／又はプラットフォーム（４）及び漏斗（６）及び／又は支持体に固定されたヒンジを含むことを特徴する、請求項１７〜１９のいずれか一項に記載の壁掛け衛生設備（１）。
21. 箱（３）がプラットフォーム（４）の保管位置にロック要素をさらに含むことを特徴とする、請求項１７〜２０のいずれか一項に記載の壁掛け衛生設備（１）。
22. 箱（３）がその前面に配置された装飾塗装（１９）をさらに含むことを特徴とする、請求項１７〜２１のいずれか一項に記載の壁掛け衛生設備（１）。
23. 箱（３）が直方体であり、２ｃｍ〜１５ｃｍの厚さを有することを特徴とする、請求項１７〜２２のいずれか一項に記載の壁掛け衛生設備（１）。
24. プラットフォーム（４）が取り外し可能であることを特徴とする、請求項１〜２３のいずれか一項に記載の壁掛け衛生設備（１）。
25. 蛇口支持手段が、蛇口（１０）の取り付けを容易にするために取り外し可能であることを特徴とする、請求項１〜２４のいずれか一項に記載の壁掛け衛生設備（１）。
26. 漏斗（６）の排出端（８）が、箱（３）の下部の幅の中央にある、または、箱（３）の下部の側面に向かって移動することを特徴とし、漏斗（６）の排気（８）の終わりがずれる場合、箱（３）の下部に保管場所が提供される、請求項１７による請求項１〜２５のいずれか一項に記載の壁掛け衛生設備（１）。