JP3575396B2 - キッチン装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シンクと、レンジを置いたり調理台として使用したりするテーブルを備えたキッチン装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、上記したキッチン装置としては、例えば、シンク台と、レンジ台と、調理台を一体化してなるいわゆるシステムキッチンと呼ばれるものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来のキッチン装置にあっては、シンク台と、レンジ台と、調理台がいずれもキャビネット構造をなしていたり、固定脚を有する構造をなしていたりするため、シンク台,レンジ台および調理台の各高さ調整を行うことが困難であり、すなわち、シンク台,レンジ台および調理台をユーザーの使いやすい高さにセットすることが困難であり、使い勝手が良いとは言い難いという問題があり、この問題を解決することが従来の課題となっていた。
【0004】
【発明の目的】
本発明は、上記した従来の課題に着目してなされたもので、簡単な施工で設置することができ、加えて、使い勝手の向上を実現することが可能であるキッチン装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係わるキッチン装置は、竪フレーム材および横フレーム材を枠組みしてなるサッシフレームと、シンクと、テーブルとを備え、サッシフレームは横フレーム材の中間部分でかつシンクおよびテーブルが互いに隣接する部分に中間竪フレーム材を具備しており、シンクおよびテーブルに取付部を設けると共に、サッシフレームの竪フレーム材及び中間竪フレーム材にシンクおよびテーブルの各取付部を上下方向の適宜位置で取り付け可能な被取付部を設けて、サッシフレームに対してシンクを高さ調整自在に取り付けると共にサッシフレームに対してテーブルをシンクの側方において高さ調整自在に取り付けた構成としており、このキッチン装置の構成を従来の課題を解決するための手段としている。
【0012】
本発明の請求項1に係わるキッチン装置において、サッシフレームを開口部にはめ込んで取り付ける場合と、サッシフレームを開口部から屋外側に迫り出した状態で取り付ける場合とのいずれをも含むものとする。
【0014】
さらにまた、本発明に係わるキッチン装置において、テーブルは、ガスレンジや電気こんろを置く台として使用したり、調理台として用いたりすることができ、そして、サッシフレームの竪フレーム材や中間竪フレーム材に対しては、照明やサブトップボードや水きり棚や換気装置や収納棚などのキッチン必需機能を適宜取り付けることができる。
【0015】
【発明の作用】
本発明の請求項1に係わるキッチン装置では、シンクおよびテーブルを竪フレーム材および横フレーム材を具備したサッシフレームで支持するようにしているので、躯体にキッチン設置用のベースを設けることなく、シンクおよびテーブルを十分な強度をもって取り付け得ることとなり、すなわち、簡単な施工でキッチンを設置し得ることとなり、加えて、シンクおよびテーブルの取り付け位置を調整して、ユーザーの使いやすい高さにし得ることから、シンクおよびテーブルをサッシフレームで支持したことによって各々の下方の掃除がしやすくなることとも相俟って、使い勝手の大幅な向上が図られることとなる。
【0017】
さらに、上記した構成としていることから、サッシフレームに目隠しパネルをはめ込めばプライバシーを保持し得ることとなり、一方、サッシフレームに採光パネルや開閉障子を取り付ければ光や外気を採り入れ得ることとなり、加えて、例えば、既存のサッシ枠に代えてサッシフレームを躯体開口部にはめ込むだけでキッチンへの改造がなされることから、キッチンを増設するリフォームが低コストでかつ短期のうちに完了することとなる。
【0019】
また、本発明に係わるキッチン装置では、シンクおよびテーブルをサッシフレームで支持するようにしているので、躯体にキッチン設置用のベースを設けることなく、シンクおよびテーブルを十分な強度で取り付け得ることとなり、すなわち、簡単な施工でキッチン増設のリフォームを行い得ることとなり、その結果、設置コストの低減および工期の短縮が図れれることとなるうえ、シンクおよびテーブルをサッシフレームで支持したことで、各々の下方の掃除がしやすくなる。
【0021】
【実施例】
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
【0022】
図1〜図4は本発明に係わるキッチン装置の一実施例を示しており、この実施例では、本発明に係わるキッチン装置をテラス窓用の建物開口部に設置した場合を示す。
【0023】
図2に簡略的に示すように、このキッチン装置1は、竪フレーム材2および横フレーム材3を枠組みしてなるフレーム4と、シンク5と、レンジ6を載せたテーブル7と、調理台(テーブル)8を備えており、フレーム4は、横フレーム材3の中間部分でかつシンク5,テーブル7および調理台8が互いに隣接する部分に、竪フレーム材2と同一機能を有する中間竪フレーム材9を具備している。そして、フレーム4は、図1に部分的に示すように、竪フレーム材2に設けたフランジ2aを開口部Sの構成部材である柱Spにタッピンねじ10で固定することによって、開口部Sにサッシ枠を兼ねた状態で取り付けてあり、竪フレーム材2および中間竪フレーム材9の間には、採光パネル11がはめ込んである。
【0024】
シンク5,テーブル7および調理台8には、取付部としてのフランジ5a,7a(調理台8のフランジは省略)が設けてあり、一方、フレーム4の竪フレーム材2および中間竪フレーム材9には、室内側に向けて開口する被取付部としての係止溝部2b,9bが上下方向にそれぞれ一体で設けてあり、シンク5,レンジ6を載せたテーブル7および調理台8は、各々のフランジ5a,7aを室内側から貫通させたボルト12を竪フレーム材2および中間竪フレーム材9の各係止溝部2b,9b内に上下方向にスライド自在に収容したナット付き裏板13のナット部13aにねじ込み、各々の高さを決めつつボルト12を締め込むことによって、ユーザーの希望に応じた高さで固定することができるようにしてある、すなわち、フレーム4の竪フレーム材2および中間竪フレーム材9に対して高さ調整自在にそれぞれ取り付けてある。
【0025】
この場合、図3(b)に簡略的に示す照明14や水きり棚15や換気装置16や収納棚17などのキッチン必需機能も、フレーム4の竪フレーム材2および中間竪フレーム材9に高さ調整自在にそれぞれ取り付けることができるようになっている。
【0026】
また、フレーム4の竪フレーム材2および中間竪フレーム材9は、ガス管18,給水管19,排水管などの配管や、電線などの配線を通し得る図示しない中空部を有しており、この実施例においてシンク5を取り付ける中間竪フレーム材9に給水管19と接続する蛇口20(図2および図3(a)にのみ示す)が設けてある。
【0027】
さらに、図2に仮想線で示すように、シンク5,テーブル7および調理台8には、より一層の取付け強度を得るための補助脚21が設けてあり、これらの補助脚21は、図4に示すように、シンク5,テーブル7および調理台8に設けた補助脚取付部としての脚嵌合部5b(テーブル7および調理台8の脚嵌合部は省略)に対する上端部の嵌合長さを変えて適宜位置でボルト22によって固定することにより、長さ調整が可能となっている。
【0028】
このキッチン装置1において、シンク5,レンジ6を載せたテーブル7および調理台8を竪フレーム材2,中間竪フレーム材9および横フレーム材3を枠組みしてなるフレーム4で支持するようにしているので、躯体にキッチン設置用のベースを設けることなく、シンク5,テーブル7および調理台8を十分な強度をもって取り付け得ることとなり、その結果、簡単な施工でキッチンを設置し得ることとなる。
【0029】
また、このキッチン装置1では、上記したようにして、シンク5,テーブル7および調理台8を上下に移動させて、ユーザーの使いやすい高さで固定し得るうえ、フレーム4によってシンク5,テーブル7および調理台8を床Aから離した状態で支持しているので、これらの下方の掃除がしやすくなり、したがって、使い勝手が格段に向上することとなる。
【0030】
さらに、このキッチン装置1において、フレーム4が開口部Sにおいてサッシ枠を兼用していて、このフレーム4の竪フレーム材2および中間竪フレーム材9の間に採光パネル11をはめ込んでいることから、多くの光を採り入れ得ることとなり、この際、竪フレーム材2および中間竪フレーム材9の間に開閉障子を取り付ければ光とともに外気も採り入れ得ることとなり、一方、目隠しパネルをはめ込めばプライバシーを保持し得ることとなる。
【0031】
さらにまた、このキッチン装置1では、フレーム4の竪フレーム材2および中間竪フレーム材9の各中空部に、ガス管18,給水管19,排水管などの配管や、電線などの配線を挿通可能としているので、施工のより一層の簡略化および外観意匠性の向上が図られることとなり、加えて、このキッチン装置1では、シンク5,テーブル7および調理台8にいずれも補助脚21を設けているので、より一層の取付け強度が得られることとなる。
【0045】
また、本発明に係わるキッチン装置を腰窓用の開口部に設置してもよく、テラス窓用の開口部に設置する場合に勝手口用のドアと組み合わせることも可能である。
【0046】
さらに、上記した実施例では、シンクおよびテーブルの各取付部を上下方向の適宜位置で取り付け可能とする被取付部を上下方向に連続する係止溝部としているが、これに限定されるものではなく、例えば、被取付部を上下方向に適宜間隔をおいて設けた複数の取付孔としてもよく、結局、被取付部は、シンクおよびテーブルを上下方向の適宜位置で取り付ける機能を有していればどのようなものでもよい。
【0047】
本発明に係わるキッチン装置の詳細な構成は、上記した実施例に限定されるものではない。
【0048】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明の請求項1に係わるキッチン装置では、上記した構成としたから、簡単な施工でキッチンを設置することが可能であるうえ、シンクおよびテーブルの取り付け位置をユーザーの使いやすい高さにセットすることができ、シンクおよびテーブルの下方の掃除がしやすくなることとも相俟って、使い勝手を格段に向上させることができるという非常に優れた効果がもたらされる。
【0050】
さらに、本発明の請求項1に係わるキッチン装置では、上記した構成としているので、例えば、既存のサッシ枠に代えてフレームを躯体開口部にはめ込むだけで、キッチンへの改装を行うことができ、したがって、リフォームを低コストでかつ短期のうちに完了させることが可能であるという非常に優れた効果がもたらされる。
【0051】
また、本発明の請求項1に係わるキッチン装置では、上記した構成としたから、簡単な施工でキッチン増設のリフォームを行うことができ、その結果、設置コストの低減および工期の短縮を実現することが可能であるという非常に優れた効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるキッチン装置の一実施例を示す部分断面説明図である。
【図2】図1に示したキッチン装置の室内側からの簡略斜視面説明図である。
【図3】図1に示したキッチン装置におけるフレームの室内側からの簡略斜視面説明図(a)およびこのフレームに取り付けるキッチン必需機能を並べて示す斜視説明図(b)である。
【図4】図1に示したキッチン装置の簡略側面説明図である。
【符号の説明】
1 キッチン装置
2 竪フレーム材
2b,9b 係止溝部(被取付部)
3 横フレーム材
4,74,84 フレーム
5 シンク
5a,7a フランジ(取付部)
7 テーブル
中間竪フレーム材
A 床面
S 開口部

Claims (1)

  1. 竪フレーム材および横フレーム材を枠組みしてなるサッシフレームと、シンクと、テーブルとを備え、サッシフレームは横フレーム材の中間部分でかつシンクおよびテーブルが互いに隣接する部分に中間竪フレーム材を具備しており、シンクおよびテーブルに取付部を設けると共に、サッシフレームの竪フレーム材及び中間竪フレーム材にシンクおよびテーブルの各取付部を上下方向の適宜位置で取り付け可能な被取付部を設けて、サッシフレームに対してシンクを高さ調整自在に取り付けると共にサッシフレームに対してテーブルをシンクの側方において高さ調整自在に取り付けたことを特徴とするキッチン装置。
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