JP2020084742A - 構造体、排水設備及び排水設備の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
(1.1)概要
本実施形態に係る構造体3は、図1に示すように、水平面に沿う設置面X1に設置される。構造体3は、水受け部22と設置面X1との間に配置される。本開示でいう「設置面X1」は、構造体3が設置される面であり、本実施形態では、床面である。ただし、設置面X1は、床面に限らず、例えば、カーペットの上面、土間の上面、タイルの上面、ガラス面の上面等であってもよい。また、設置面X1は、平面に限らず、凹凸面であってもよい。
(1.2.1)全体構成
排水設備1は、給水栓11から供給された水を受ける部分を有し、受けた水を排水する機能を持つ設備である。本実施形態に係る排水設備1は、キッチンに設置されるキッチン設備である。ただし、本開示に係る排水設備1としては、キッチン設備に限らず、例えば、洗面台、手洗い台、流し台等であってもよい。
カウンタ2は、上面に作業を行う面(作業面283)を含む部材である。本実施形態に係るカウンタ2では、作業面283で行う作業は、食材を切ることを含む料理である。カウンタ2は、本実施形態では、壁面X2に取り付けられている。ここで、本開示では、壁面X2に直交する方向を、「前後方向」として定義し、壁面X2に沿い、かつ水平面に沿う方向を「左右方向」として定義する。また、前後方向のうち、壁面X2からカウンタ2に向かう方向を「前方向」とし、その反対方向を「後方向」として定義する。
加熱調理機器21は、加熱調理を行う機器である。本実施形態に係る加熱調理機器21は、いわゆるビルトインタイプの加熱調理器であり、より詳しくは、ドロップインタイプの加熱調理器である。加熱調理器としては、本実施形態では、IH(Induction Heating)調理器であるが、例えば、ガスこんろ、電気こんろ等であってもよい。また、本実施形態では、ビルトインタイプの加熱調理器であるが、本開示では、載置タイプのテーブルこんろであってもよい。
ケース26は、カウンタ2において、加熱調理機器21及び水受け部22を収める箱である。ケース26は、本実施形態では、図2に示すように、左右方向に並ぶ複数の箱体27で構成されている。複数の箱体27同士は、互いに固定されている。複数の箱体27同士の固定は、互いに固着体によって、直接的に固定されてもよいし、構造体3を介して互いに固定されてもよいし、壁面X2を介して互いに固定されてもよい。
ワークトップ28は、上面の少なくとも一部において作業面283を含む板状体である。ワークトップ28の上面は、本実施形態では、水平面に沿っている。ワークトップ28は、例えば、合成樹脂、人造大理石、ステンレス、天然石、集成材、無垢材、タイル等で形成される。ワークトップ28は、作業面283のほか、機器設置部281と、水受け部設置部282と、を備える。
水受け部22は、給水栓11(図1)から供給された水を受ける部分である。水受け部22は、本実施形態では、シンクである。本開示に係る水受け部22は、例えば、流し台用の水槽、洗面ボウル等であってもよい。水受け部22は、水受け部設置部282に設置されており、水受け部22の下部がワークトップ28の下面よりも下方向に突出している。水受け部22は、ケース26に収められ、設置面X1に対して上方に間隔をおいて配置されている。そして、水受け部22は、設置面X1上で、ケース26を介して構造体3によって支えられている。本実施形態に係る水受け部22は、図3に示すように、水受け部本体23と、排水容器24と、排水接続部25と、を備える。
構造体3は、設置面X1とカウンタ2との間に配置される。構造体3の上面は、カウンタ2(詳しくは、ケース26)の下面に接触しており、カウンタ2に対して取り付けられている。要するに、構造体3は、設置面X1上で、カウンタ2を下から支えている。構造体3は、図2に示すように、本体4と、排水配管5と、取付け具6と、覆い壁9(図3)と、を備える。
本体4は、図4に示すように、少なくとも前面4a及び後面4bを有し、構造体3の主体をなす。本体4は、本実施形態では、フレームで構成されている。本実施形態に係るフレームは、複数の長尺なフレーム材で骨組が形成されている。本開示に係るフレーム材の断面形状は、正方形状であるが、例えば、長方形状、六角形状、八角形状、円形状(正円、長円及び楕円を含む)等であってもよい。なお、フレームは、パイプで構成されてもよい。ここでいう「パイプ」は、細長くて中空な部材を意味する。また、フレームは、角材のような中実な材で構成されてもよい。
水受け部22の排水口242と、建物側に設けられた排水部X3とは、図3に示すように、排水経路でつながっている。排水経路は、排水口242から排水された水が通る経路であり、本実施形態では、排水配管5と、フレキシブル管54と、で実現されている。
取付け具6は、本体4に取り付けられ、かつ排水配管5が取り付けられる。取付け具6は、本実施形態では、図2Aに示すように、本体4の下枠48(第二連結桟483)に取り付けられており、排水配管5を吊り下げる。取付け具6は、本実施形態では、図2Bに示すように、第一取付け部7と、第二取付け部8と、を備える。
覆い壁9は、本体4の前面4aに対して、取外し可能に取り付けられる。覆い壁9は、図3に示すように、上下方向において、設置面X1からカウンタ2の下面(ケース26下面)までを覆う。覆い壁9は、図9に示すように、筋交い47に対応する箇所に切欠き91が形成されている。ここでいう「切欠き91」は、対象物から所定箇所を切り欠いたような形状を持つ部分を意味する。したがって、本開示でいう「切欠き91」には、矩形状の覆い壁9から、対応する箇所を切り欠くことのほか、例えば、一部を切り取ったような形状となるように、樹脂成形やプレス成形等で一体成形されたものも含む。
次に、本実施形態に係るキッチン設備を製造する方法を説明する。本実施形態では、作業者は、建築現場に各構成部材を搬入し、建築現場にて、キッチン設備を組み立てることで、キッチン設備を製造する。本実施形態に係るキッチン設備の製造方法は、図5〜10に示すように、第一工程と、第二工程と、第三工程と、第四工程と、を備える。
上記実施形態は、本開示の様々な実施形態の一つに過ぎない。実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。以下に説明する変形例は、適宜組み合わせて適用可能である。
本変形例では、上記実施形態に係る排水設備と比べて、取付け具6の構造が異なる。変形例1に係る取付け具6は、図11A,11Bに示すように、第一取付け部7と、第二取付け部8と、を備える。
本変形例に係る構造体3は、図12に示すように、高さ調整部43の構造が、上記実施形態とは異なっている。また、上記実施形態では、脚41が前面4aに沿ってのみ形成されたが、本変形例では、脚41は、前面4a及び後面4bに沿って形成されている。その他の構造は、上記実施形態と同じである。
以下、実施形態の変形例を列挙する。
以上説明したように、第1の態様に係る構造体(3)は、水平面に沿う設置面(X1)と、設置面(X1)に対して間隔をおいて上方に配置された水受け部(22)と、の間に配置される。構造体(3)は、本体(4)と、排水配管(5)と、取付け具(6)と、を備える。本体(4)は、前面(4a)、及び前面(4a)に対し間隔をおいて後方に位置する後面(4b)を有する。排水配管(5)は、平面視において、前面(4a)と後面(4b)との間に配置され、水受け部(22)に通じる。取付け具(6)は、本体(4)に取り付けられ、かつ排水配管(5)が取り付けられる。
22 水受け部
3 構造体
4 本体
4a 前面
4b 後面
43 高さ調整部
5 排水配管
51 接続部
533 横管
54 フレキシブル管
6 取付け具
7 第一取付け部
8 第二取付け部
X1 設置面
X3 排水部
H1 前面と後面との間の寸法
H2 水受け部の前後方向の寸法
Claims (10)
- 水平面に沿う設置面と、前記設置面に対して間隔をおいて上方に配置された水受け部と、の間に配置される構造体であって、
前面、及び前記前面に対し間隔をおいて後方に位置する後面を有する本体と、
平面視において前記前面と前記後面との間に配置され、前記水受け部に通じる排水配管と、
前記本体に取り付けられ、かつ前記排水配管が取り付けられた取付け具と、
を備える、
構造体。 - 前記排水配管は、水平面に沿う横管を有し、
前記取付け具は、
前記本体に取り付けられた第一取付け部と、
前記横管が取り付けられ、前記第一取付け部に対して上下方向に位置変更可能に取り付けられた第二取付け部と、
を有する、
請求項1記載の構造体。 - 前記本体は、前記設置面に対する前記本体の上面の高さ位置を可変とする高さ調整部を有する、
請求項1又は請求項2記載の構造体。 - 前記排水配管は、下流側の端部に形成され建物側に設けられた排水部に接続可能な接続部を有する、
請求項1〜3のいずれか一項に記載の構造体。 - 前記接続部の開口面に直交する中心軸は鉛直面に交差する、
請求項4記載の構造体。 - 前記前面と前記後面との間の寸法は、前記水受け部の前後方向の寸法よりも小さい、
請求項1〜5のいずれか一項に記載の構造体。 - 水平面に沿う設置面上に設置される構造体と、
前記構造体の上に取り付けられた水受け部と、
を備え、
前記構造体は、
前面、及び前記前面に対し間隔をおいて後方に位置する後面を有する本体と、
平面視において前記前面と前記後面との間に配置され、前記水受け部に通じる排水配管と、
前記本体に取り付けられ、かつ前記排水配管が取り付けられた取付け具と、
を有する、
排水設備。 - 前記水受け部がシンクである、
請求項7記載の排水設備。 - 前記排水配管は、下流側の端部に形成され建物側に設けられた排水部につながる接続部を有し、
前記排水設備は、前記排水部と前記接続部とをつなぐ経路の少なくとも一部に設けられたフレキシブル管を更に備える、
請求項7又は請求項8記載の排水設備。 - 請求項1〜6のいずれか一項に記載の構造体を前記設置面上に設置する第一工程と、
前記第一工程の後、前記排水配管を建物側に設けられた排水部につなぐ第二工程と、
前記構造体の上に水受け部を設置する第三工程と、
前記第一工程及び前記第三工程の後、前記水受け部と前記排水配管とをつなぐ第四工程と、
を備える、
排水設備の製造方法。
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JP7532106B2 (ja) | 2020-06-17 | 2024-08-13 | タカラスタンダード株式会社 | 配管保持具 |
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