JPH11193554A - 集合住宅のバルコニー用流し台ユニット - Google Patents

集合住宅のバルコニー用流し台ユニット

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JPH11193554A
JPH11193554A JP36897897A JP36897897A JPH11193554A JP H11193554 A JPH11193554 A JP H11193554A JP 36897897 A JP36897897 A JP 36897897A JP 36897897 A JP36897897 A JP 36897897A JP H11193554 A JPH11193554 A JP H11193554A
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JP
Japan
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sink
balcony
pipe
apartment house
water supply
Prior art date
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Pending
Application number
JP36897897A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadayoshi Hotta
忠義 堀田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 施工が簡単になされ、意匠的にも違和感がな
く、バルコニーの実用的価値を一段と高めることができ
るバルコニー用流し台ユニットを提供すること。 【解決手段】 流し台ユニット26は、スラブ16上で
コンクリート壁22の前方にコンクリート壁22に近接
して配置されている。流し台ユニット26はケース本体
28と、ケース本体28を開閉する蓋板30とを備えて
いる。ケース本体28の内部には、流し台34と二つの
物入れ用空間部36,38が区画されている。流し台3
4には蛇口40が設けられ、蛇口40の給水系はマンシ
ョン12の給水管42に、コンクリート壁22を貫通す
る管体44を介して接続されている。流し台34の排水
系はマンション12の雑排水管48に、コンクリート壁
22を貫通する管体50を介して接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマンションや社員寮
などのような集合住宅のバルコニー用流し台ユニットに
関する。
【0002】
【従来の技術】最近のマンションや社員寮などのような
集合住宅の企画において、ガーデニングのブームに伴い
バルコニーにおいて園芸を楽しめるようにバルコニーが
設計され、水遣りや園芸用品の清掃の際に、バルコニー
に給水する可能性が増えつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、上述のようにバ
ルコニーへの給水によって生じる排水は、法規上、バル
コニーの雨水管に流すことは認められておらず、雑排水
として処理しなければならない。このような場合、給排
水設備の施工が簡単になされることや、給排水設備が意
匠的に違和感がなく設置されることが必要となり、さら
に、給排水設備に付加的な価値を加えバルコニーの実用
的価値を一段と高めることができればより望ましい。本
発明は前記事情に鑑み案出されたものであって、本発明
の目的は、施工が簡単になされ、意匠的にも違和感がな
く、さらに、バルコニーの実用的価値を一段と高めるこ
とができる集合住宅のバルコニー用流し台ユニットを提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、集合住宅のバルコニーに設置される流し台ユ
ニットであって、前記流し台ユニットは、上部が開放さ
れたケース本体と、前記ケース本体の上部を開閉可能に
閉塞する蓋板とを備え、前記ケース本体の内部には、上
方が開放され上部に蛇口が設置された流し台と、上方が
開放された物入れ用空間部とが区画されており、前記蛇
口の給水系は集合住宅の給水管に管体を介して接続さ
れ、前記流し台の排水系は集合住宅の雑排水管に管体を
介して接続されていることを特徴とする。また、本発明
は、前記ケース本体の上部を蓋板で閉塞した状態で、前
記蓋板の上に人が座れるように構成されていることを特
徴とする。また、本発明は、前記物入れ用空間部の底部
に排水系が設けられ、この排水系は前記雑排水管に直結
されていることを特徴とする。また、本発明は、前記物
入れ用空間部は二つ設けられ、そのうちの一方の物入れ
用空間部の上部には前記流し台の蛇口とは別に前記給水
管に接続された蛇口が配設され、前記蛇口が配設された
物入れ用空間部の底部に、前記雑排水管に直結された排
水系が設けられていることを特徴とする。また、本発明
は、前記バルコニーに面して壁面が設けられており、前
記バルコニー用流し台ユニットは前記壁面の前方に設置
され、前記給水管と雑排水管は前記壁面の後方で上下に
延在し、前記給水系を構成する管体は前記壁面を貫通し
て前記給水管に連結され、前記排水系を構成する前記管
体は前記壁面を貫通して前記雑排水管に連結されている
ことを特徴とする。また、本発明は、前記バルコニーは
建物躯体から張り出す張り出し寸法よりも建物躯体に沿
って延在する寸法が大きく形成され、前記ケース本体は
直方体状を呈し、建物躯体に沿って横長に設置されてい
ることを特徴とする。
【0005】本発明では、流し台の給排水設備は集合住
宅の給水管と雑排水管に接続され、したがって流し台ユ
ニットの見栄えは良く、その施工も簡単になされ、ま
た、流し台の蛇口にホースを連結し、バルコニーで行な
う園芸への給水が可能となり、さらに、流し台において
園芸用の器具などの洗浄を法に触れることなく行なえ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は流し台ユニットが設置され
たバルコニーの斜視図、図2はバルコニーユニットの断
面側面図、図3は同断面正面図、図4は蓋板を取り除い
た状態のバルコニーユニットの平面図を示す。図1にお
いて、符号12はマンション、符号14はバルコニーを
示し、バルコニー14は室内から屋外に突き出るスラブ
16と、スラブ16の先端に設置された手摺18などを
備えている。バルコニー14のスラブ16は建物躯体2
0から張り出す張り出し寸法よりも建物躯体20に沿っ
て延在する寸法が大きく、建物躯体20に沿って横長に
延在形成されている。スラブ16の延在方向の中間部に
はコンクリート壁22が位置し、コンクリート壁22の
両側に引戸24,24が位置している。
【0007】本実施の形態に係る流し台ユニット26
は、スラブ16上でコンクリート壁22の前方にコンク
リート壁22に近接して配置されている。前記流し台ユ
ニット26は、上部が開放されたケース本体28と、前
記ケース本体28の上部を開閉可能に閉塞する蓋板30
とを備えている。前記ケース本体28は直方体状を呈
し、ケース本体28は、スラブ16にボルト止めされた
複数のブロック32の上にコンクリート壁22に沿って
横長に設置されている。前記ケース本体28の内部に
は、図3、図4に示すように、ケース本体28の長手方
向の中央に流し台34が区画され、この流し台34の左
右にそれぞれ物入れ用空間部36,38が区画されてい
る。
【0008】前記流し台34は、ケース本体28の内側
に張設されたステンレス板により上方が開放状に形成さ
れており、コンクリート壁22側の側面に蛇口40が設
けられている。前記蛇口40の給水系はマンション12
の給水管42に、コンクリート壁22を貫通する管体4
4を介して接続されている。前記給水管42は、コンク
リート壁22の後方のパイプスペース46内で上下に延
在しており、給水管42は、台所や洗面所に水道水を供
給する給水管(竪管)を利用してもよいし、または、バル
コニー専用の給水管として設けるようにしてもよい。前
記流し台34の排水系はマンション12の雑排水管48
に、コンクリート壁22を貫通する管体50を介して接
続されている。前記雑排水管48は、コンクリート壁2
2の後方のパイプスペース46内で上下に延在してお
り、雑排水管48は、台所や洗面所の雑排水を排出する
排水管(竪管)を利用してもよいし、または、バルコニー
専用の排水管として設けるようにしてもよい。尚、図
3、図4において符号52は流し台34に収容されたジ
ョウロを示す。
【0009】前記流し台34の左側に区画された物入れ
用空間部36は上方が開放状に形成され、コンクリート
壁22側の側面に蛇口54が設けられ、また、物入れ用
空間部36の底面はパンチングメタル56で形成され、
パンチングメタル56から落下する水を物入れ用空間部
36外に排出する排水系が設けれている。前記蛇口54
の給水系はマンション12の給水管42に、コンクリー
ト壁22を貫通する前記管体44を介して接続されてい
る。前記物入れ用空間部36の排水系はマンション12
の雑排水管48に、コンクリート壁22を貫通する前記
管体50を介して接続されている。尚、図3、図4にお
いて符号58は蛇口54に接続された散水用ホースを示
す。
【0010】前記流し台34の右側に区画された物入れ
用空間部38は上方が開放状に形成され、また、物入れ
用空間部38の底面はパンチングメタル60で形成さ
れ、パンチングメタル60から落下する水を物入れ用空
間部38外に排出する排水系が設けれている。前記物入
れ用空間部38の排水系はマンション12の雑排水管4
8に、コンクリート壁22を貫通する前記管体50を介
して接続されている。尚、図3、図4において符号62
は物入れ用空間部38に収容されたシャベルや園芸肥料
などを示す。
【0011】前記蓋板30は、流し台34と二つの物入
れ用空間部36,38をそれぞれ個別に開閉できるよう
に三つの分割体30A、30B、30Cからなり、それ
ぞれヒンジ64(図2参照)を介してケース本体28に揺
動可能に連結され、それぞれ閉じた状態でベンチとして
座れる高さ大きさで形成されている。
【0012】本実施の形態は前記のように構成されてい
るので、物入れ用空間部36の蛇口54にホース58を
連結して、あるいは中央の流し台34の蛇口40にホー
ス58を連結して、バルコニー14で行なう園芸への給
水が可能となる。また、中央の流し台34においてシャ
ベルなどの園芸用の器具の洗浄や、靴洗いや、スキーな
どのアウトドアグッズの洗浄を法に触れることなく行な
うことができ、便利となり、バルコニー14の実用的価
値が一段と高まる。また、流し台34と物入れ用空間部
36の給排水設備はコンクリート壁22を貫通する管体
44,50により見栄え良く、また、施工も簡単になさ
れる。また、非使用時には、流し台ユニット26をベン
チや物を置く台としても利用でき、さらに、物入れ用空
間部36に園芸用器具などのような種々の物も収容で
き、室内から見ても室外から見てもバルコニー14の外
観を損なうこともなく、バルコニー14の実用的価値を
高める上でより有利となる。
【0013】なお、本実施の形態では、ケース本体28
の内部において、流し台34の左右にそれぞれ物入れ用
空間部36,38が区画した場合について説明したが、
物入れ用空間部36,38の一方は省略するようにして
もよい。また、本発明において集合住宅とは、マンショ
ンや社員寮などに限定されず、学校や病院などの建物を
広く含むものである。
【0014】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明は、
集合住宅のバルコニーに設置される流し台ユニットであ
って、前記流し台ユニットは、上部が開放されたケース
本体と、前記ケース本体の上部を開閉可能に閉塞する蓋
板とを備え、前記ケース本体の内部には、上方が開放さ
れ上部に蛇口が設置された流し台と、上方が開放された
物入れ用空間部とが区画されており、前記蛇口の給水系
は集合住宅の給水管に管体を介して接続され、前記流し
台の排水系は集合住宅の雑排水管に管体を介して接続さ
れている構成とした。そのため、施工が簡単になされ、
意匠的にも違和感がなく、さらに、バルコニーの実用的
価値を一段と高めることができる集合住宅のバルコニー
用流し台ユニットを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】流し台ユニットが設置されたバルコニーの斜視
図である。
【図2】バルコニーユニットの断面側面図である。
【図3】バルコニーユニットの断面正面図である。
【図4】蓋板を取り除いた状態のバルコニーユニットの
平面図である。
【符号の説明】
14 バルコニー 16 スラブ 22 コンクリート壁 26 流し台ユニット 28 ケース本体 30 蓋板 34 流し台 36,38 物入れ用空間部 40,54 蛇口

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集合住宅のバルコニーに設置される流し
    台ユニットであって、前記流し台ユニットは、上部が開
    放されたケース本体と、前記ケース本体の上部を開閉可
    能に閉塞する蓋板とを備え、 前記ケース本体の内部には、上方が開放され上部に蛇口
    が設置された流し台と、上方が開放された物入れ用空間
    部とが区画されており、 前記蛇口の給水系は集合住宅の給水管に管体を介して接
    続され、 前記流し台の排水系は集合住宅の雑排水管に管体を介し
    て接続されている、 ことを特徴とする集合住宅のバルコニー用流し台ユニッ
    ト。
  2. 【請求項2】 前記ケース本体の上部を蓋板で閉塞した
    状態で、前記蓋板の上に人が座れるように構成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の集合住宅のバルコニ
    ー用流し台ユニット。
  3. 【請求項3】 前記物入れ用空間部の底部に排水系が設
    けられ、この排水系は前記雑排水管に直結されているこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の集合住宅のバル
    コニー用流し台ユニット。
  4. 【請求項4】 前記物入れ用空間部は二つ設けられ、そ
    のうちの一方の物入れ用空間部の上部には前記流し台の
    蛇口とは別に前記給水管に接続された蛇口が配設され、
    前記蛇口が配設された物入れ用空間部の底部に、前記雑
    排水管に直結された排水系が設けられていることを特徴
    とする請求項1、2または3記載の集合住宅のバルコニ
    ー用流し台ユニット。
  5. 【請求項5】 前記バルコニーに面して壁面が設けられ
    ており、前記バルコニー用流し台ユニットは前記壁面の
    前方に設置され、前記給水管と雑排水管は前記壁面の後
    方で上下に延在し、前記給水系を構成する管体は前記壁
    面を貫通して前記給水管に連結され、前記排水系を構成
    する前記管体は前記壁面を貫通して前記雑排水管に連結
    されていることを特徴とする請求項1、2、3または4
    記載の集合住宅のバルコニー用流し台ユニット。
  6. 【請求項6】 前記バルコニーは建物躯体から張り出す
    張り出し寸法よりも建物躯体に沿って延在する寸法が大
    きく形成され、前記ケース本体は直方体状を呈し、建物
    躯体に沿って横長に設置されていることを特徴とする請
    求項1、2、3、4または5記載の集合住宅のバルコニ
    ー用流し台ユニット。
JP36897897A 1997-12-26 1997-12-26 集合住宅のバルコニー用流し台ユニット Pending JPH11193554A (ja)

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JP36897897A JPH11193554A (ja) 1997-12-26 1997-12-26 集合住宅のバルコニー用流し台ユニット

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JP36897897A JPH11193554A (ja) 1997-12-26 1997-12-26 集合住宅のバルコニー用流し台ユニット

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JPH11193554A true JPH11193554A (ja) 1999-07-21

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ID=18493253

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JP36897897A Pending JPH11193554A (ja) 1997-12-26 1997-12-26 集合住宅のバルコニー用流し台ユニット

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JP (1) JPH11193554A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010095946A (ja) * 2008-10-17 2010-04-30 Sekisui House Ltd デッキ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010095946A (ja) * 2008-10-17 2010-04-30 Sekisui House Ltd デッキ

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