JPH08218658A - 衛生設備室の配管構造 - Google Patents

衛生設備室の配管構造

Info

Publication number
JPH08218658A
JPH08218658A JP7028102A JP2810295A JPH08218658A JP H08218658 A JPH08218658 A JP H08218658A JP 7028102 A JP7028102 A JP 7028102A JP 2810295 A JP2810295 A JP 2810295A JP H08218658 A JPH08218658 A JP H08218658A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
space
room
sanitary equipment
piping
equipment room
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7028102A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaoru Nogami
薫 野上
Hitoshi Kasahara
仁史 笠原
Katsumi Kito
克巳 鬼頭
Yasushi Endo
靖 遠藤
Kenichiro Aoyama
憲一郎 青山
Katsumi Yamanaka
勝美 山中
Yasuaki Yamaguchi
康明 山口
Shinji Ariga
真二 有我
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP7028102A priority Critical patent/JPH08218658A/ja
Publication of JPH08218658A publication Critical patent/JPH08218658A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
  • Residential Or Office Buildings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 壁の裏面を配管スペースとして利用した場合
に、無駄なスペースを無くし、空間を有効に利用できる
衛生設備室の配管構造を提供すること。 【構成】 隣室2との間を壁3、4で仕切って間に空間
Sを備えた衛生設備室1において、空間Sを仕切板17
によって上下に分割し、下部空間を衛生設備室1、2の
配管スペース19とし、上部空間を坪庭26としたこと
を特徴とする。また、隣室2、及び衛生設備室1の壁
3、4の一部、又は全部を透視可能な部材32、33で
形成し、壁3、4、配管20〜23及び仕切板17をユ
ニット化し、仕切板17に点検口34を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衛生設備室の壁の背部
に設ける配管構造に関する。
【0002】
【従来の技術】浴室、トイレ等の衛生設備室に給水管、
給湯管、排水管等の配管をする場合、従来は衛生設備室
の壁と隣室の壁との間に多少厚めの空間を設けておき、
この空間にこれらの衛生設備室に必要な各種配管を収納
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこれらの
配管のための配管スペースとしては、衛生設備室に設置
した便器等の真裏付近の壁裏ではある程度の空間が必要
であるものの、上方の空間はそれ程必要ではなく、無駄
なスペースとなっていた。
【0004】本発明は、壁の裏面を配管スペースとして
利用した場合に、無駄なスペースを無くし、空間を有効
に利用できる衛生設備室の配管構造を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本願発明は、隣室との間を壁で仕切って間に空間を備
えた衛生設備室において、空間を仕切板によって上下に
分割し、下部空間を衛生設備室の配管スペースとし、上
部空間を坪庭とした。
【0006】隣室、及び衛生設備室の壁の一部、又は全
部を透視可能な部材で形成した。
【0007】空間を仕切板によって上下に分割し、下部
空間を衛生設備室の配管スペースとし、上部空間を収納
スペースとした。
【0008】隣室、及び衛生設備室の壁の一部、又は全
部に開閉自在の扉を設けた。
【0009】壁、配管、及び仕切板をユニット化した。
【0010】仕切板に点検口を設けた。
【0011】
【作用】上記手段によれば、隣室との間を壁で仕切って
間に空間を備えた衛生設備室において、空間を仕切板に
よって上下に分割し、下部空間を衛生設備室の配管スペ
ースとし、上部空間を坪庭としたので、壁で仕切られる
隣室との間の空間が無駄なく使用される。
【0012】隣室、及び衛生設備室の壁の一部、又は全
部を透視可能な部材で形成したので、どちらの部屋から
も坪庭に植えた木等を鑑賞することができる。
【0013】空間を仕切板によって上下に分割し、下部
空間を衛生設備室の配管スペースとし、上部空間を収納
スペースとしたので、壁で仕切られる隣室との間の空間
が無駄なく使用される。
【0014】隣室、及び衛生設備室の壁の一部、又は全
部に開閉自在の扉を設けたので、坪庭に植えた木の手入
れを容易に行なえる。
【0015】壁、配管、及び仕切板をユニット化したの
で、衛生設備室の施工の際に同時に配管スペースや坪庭
等も設けることができる。
【0016】仕切板に点検口を設けたので、坪庭の手入
れをしたり、配管を容易に点検することができる。
【0017】
【実施例】次に本発明の実施例を添付した図面に基づい
て説明する。図1は本発明の第1実施例の衛生設備室の
配管構造の斜視図、図2は同側断面図であり、隣接する
2つの衛生設備室を図示せぬ建物躯体内に設け、一方を
例えばトイレ1とし、他方を浴室2とする。トイレ1及
び浴室2は、トイレ1側の壁3及び浴室2側の壁4を隔
てて互いに仕切られ、2つの壁3及び4によって空間S
が形成される。
【0018】トイレ1は、仕切壁5及び図示せぬドアに
よって囲まれたブースになっており、壁3に臨んで腰掛
便器6を設置し、腰掛便器6に隣接する壁3に水栓7を
備えた手洗器8と鏡9を取付けている。浴室2は、床パ
ンの外周部上に壁4…を建並べて形成し、浴槽設置部1
1に浴槽12を設置し、洗い場13を設けて成る。又、
洗い場13の一側の壁4側にはカウンタ14を設け、湯
水混合栓15を取付け、湯水混合栓15に臨む壁4には
鏡16を設けている。
【0019】空間Sは、壁3と4の間の腰高の位置で仕
切板17、及び後述する点検口のための開閉蓋18によ
って上下の空間に分割される。この分割された空間Sの
内下部空間は配管スペース19とされ、トイレ1、及び
浴室2のための給水管20、給湯管21、排水管22、
汚水管23等の配管を水平方向に収納するようになって
いる。
【0020】また、壁3と4、給水管20、給湯管2
1、排水管22、汚水管23等の配管、及び仕切板17
をユニット化しておけば、施工性が向上し、トイレ1、
及び浴室2を施工する際に空間Sの上部空間を利用し易
い形に構成できる。尚、腰掛便器6のロータンク24を
この配管スペース19に収納すれば、トイレ1内を広く
使うことができる。また、建物躯体の2階に設けるトイ
レの配管もこの配管スペース19内に配設すれば、保守
点検を同時に行なうことができる。
【0021】分割された空間Sの内上部空間は、仕切板
17と開閉蓋18の境目に立設した壁部で仕切る。この
仕切板17上の上部空間に坪庭26を設ける。坪庭26
には土27を入れて例えば観葉植物28等を植える。ま
た、坪庭26の隅には排水口29を設け、パイプ39で
前記排水管22に接続すれば、観葉植物28に水をやっ
ても水が溜まったままになる虞は無く、根腐れの心配が
無い。
【0022】坪庭26に臨むトイレ1の壁3、及び浴室
2の壁4に夫々開口部30、31を設け、夫々の室1、
2内から坪庭26を透視可能なガラス32、33を嵌め
込む。このガラス32、33としては例えば通常の透明
なガラス等も可能であるが、一方の部屋から他方の部屋
が透視できないように方向性のあるガラスや、液晶ガラ
ス等で構成するのが好ましい。この透視可能なガラス3
2、33を通して、トイレ1を利用しながら、或いは入
浴しながら坪庭26の観葉植物28を鑑賞することがで
きる。尚、透視可能なガラス32、33の一部、又は全
部を取り外し可能にしても良い。
【0023】坪庭26の隣には仕切板17を設けず、給
水管20、給湯管21、排水管22、汚水管23等の配
管を点検するための点検口34を形成して、上記開閉蓋
18で覆う。そして点検口34に臨むトイレ1の壁3、
及び浴室2の壁4に藻開口部35、36を形成して、夫
々開閉自在の扉37、38を設ける。これによってどち
らの室1、2内からも坪庭26の掃除、観葉植物28の
手入れ、給水管20、給湯管21、排水管22、汚水管
23等の配管の保守、点検をできるようになっている。
【0024】図3は本発明の第2実施例の衛生設備室の
配管構造の側断面図であり、上記第1実施例と同一部分
には同一番号を付して説明を省略する。第2実施例で
は、仕切板17で仕切った上部空間に収納スペース40
を構成する。収納スペース40には、数段の棚41…を
設けて使い易くする。そしてトイレ1の壁3には、開閉
自在の扉42…を設け、収納スペース40の棚42…を
利用できるようになっている。尚、浴室2の壁4にも開
閉自在の扉を設けて、浴室2からも利用できようにして
も良い。又、収納スペース40は、隔壁で左右に2つ、
或いは上下に2つに仕切って、夫々の部屋専用に利用で
きるようにしてもよい。
【0025】
【発明の効果】本発明は上記の通り構成したので、次の
様な効果を奏する。請求項1によれば、隣室との間を壁
で仕切って間に空間を備えた衛生設備室において、空間
を仕切板によって上下に分割し、下部空間を衛生設備室
の配管スペースとし、上部空間を坪庭としたので、壁で
仕切られる隣室との間の空間を無駄なく使用することが
できる。
【0026】請求項2によれば、隣室、及び衛生設備室
の壁の一部、又は全部を透視可能な部材で形成したの
で、どちらの部屋からも坪庭に植えた木等を鑑賞するこ
とができる。
【0027】請求項3によれば、空間を仕切板によって
上下に分割し、下部空間を衛生設備室の配管スペースと
し、上部空間を収納スペースとしたので、壁で仕切られ
る隣室との間の空間を無駄なく使用することができる。
【0028】請求項4によれば、隣室、及び衛生設備室
の壁の一部、又は全部に開閉自在の扉を設けたので、坪
庭に植えた木の手入れを容易に行なえる。
【0029】請求項5によれば、壁、配管、及び空間を
上下に分割する仕切板をユニット化したので、衛生設備
室の施工の際に同時に配管スペースや坪庭等も設けるこ
とができ、施工性が良い。
【0030】請求項6によれば、仕切板に点検口を設け
たので、坪庭の手入れをしたり、配管を容易に点検する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の衛生設備室の配管構造の
斜視図
【図2】同側断面図
【図3】本発明の第2実施例の衛生設備室の配管構造の
側断面図
【符号の説明】
1…トイレ,2…浴室,3,4…壁,6…腰掛便器,8
…手洗器,12…浴槽,17…仕切板,18…開閉蓋,
19…配管スペース,20…給水管,21…給湯管,2
2…排水管,23…汚水管,25…壁部,26…坪庭,
28…観葉植物,29…排水口,30,31開口部,3
2,33…ガラス,34…点検口,37,38…扉,4
0…収納スペース,41…棚,42…扉。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鬼頭 克巳 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 遠藤 靖 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 青山 憲一郎 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 山中 勝美 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 山口 康明 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 有我 真二 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣室との間を壁で仕切って間に空間を備
    えた衛生設備室において、前記空間を仕切板によって上
    下に分割し、下部空間を衛生設備室の配管スペースと
    し、上部空間を坪庭としたことを特徴とする衛生設備室
    の配管構造。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の衛生設備室の配管
    構造において、隣室、及び衛生設備室の壁の一部、又は
    全部を透視可能な部材で形成したことを特徴とする衛生
    設備室の配管構造。
  3. 【請求項3】 隣室の壁との間に空間を備えた衛生設備
    室において、前記空間を仕切板によって上下に分割し、
    下部空間を衛生設備室の配管スペースとし、上部空間を
    収納スペースとしたことを特徴とする衛生設備室の配管
    構造。
  4. 【請求項4】 前記請求項3に記載の衛生設備室の配管
    構造において、隣室、及び衛生設備室の壁の一部、又は
    全部に開閉自在の扉を設けたことを特徴とする衛生設備
    室の配管構造。
  5. 【請求項5】 前記請求項1、又は3に記載の衛生設備
    室の配管構造において、壁、配管、及び仕切板をユニッ
    ト化したことを特徴とする衛生設備室の配管構造。
  6. 【請求項6】 前記請求項1、又は3に記載の衛生設備
    室の配管構造において、仕切板に点検口を設けたことを
    特徴とする衛生設備室の配管構造。
JP7028102A 1995-02-16 1995-02-16 衛生設備室の配管構造 Pending JPH08218658A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7028102A JPH08218658A (ja) 1995-02-16 1995-02-16 衛生設備室の配管構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7028102A JPH08218658A (ja) 1995-02-16 1995-02-16 衛生設備室の配管構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08218658A true JPH08218658A (ja) 1996-08-27

Family

ID=12239447

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7028102A Pending JPH08218658A (ja) 1995-02-16 1995-02-16 衛生設備室の配管構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08218658A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001132250A (ja) * 1999-11-05 2001-05-15 Sekisui House Ltd 箱庭のある住宅
WO2006001497A1 (ja) * 2004-06-25 2006-01-05 Kaori Hayama 偏光板の利用方法、並びに偏光板を用いた構築物、並びに覗き見防止装置、並びに監視装置、並びに不思議トンネル、並びにペン立て、並びに身飾品、並びにゲーム玩具、並びに抽斗、並びに入れ物。

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001132250A (ja) * 1999-11-05 2001-05-15 Sekisui House Ltd 箱庭のある住宅
WO2006001497A1 (ja) * 2004-06-25 2006-01-05 Kaori Hayama 偏光板の利用方法、並びに偏光板を用いた構築物、並びに覗き見防止装置、並びに監視装置、並びに不思議トンネル、並びにペン立て、並びに身飾品、並びにゲーム玩具、並びに抽斗、並びに入れ物。

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4653128A (en) Modular bathroom unit
US4364132A (en) Aquarium bath
Stone The plumbing paradox: American attitudes toward late nineteenth-century domestic sanitary arrangements
JPH08218658A (ja) 衛生設備室の配管構造
JPH0323948Y2 (ja)
JP2574872B2 (ja) ブース用支柱
US1760494A (en) Sanitary cabinet
Susanti et al. Building the Character of the National With Culture of Maintaining the Cleanliness of the School Bathroom
JPS5841518A (ja) 洋風衛生器台
JPH11193554A (ja) 集合住宅のバルコニー用流し台ユニット
JPH08189210A (ja) 水廻りユニット
King The bathroom in a box
Marriage Apartment planning
JPH09177145A (ja) 住宅の配管設備
JPH0633136Y2 (ja) 洗面脱衣室ユニット
KR20200142210A (ko) 다층주택의 물 재이용 시스템
CH574548A5 (en) Sanitary unit for limited space apartment - has wash and toilet facilities at different sections of rotatable turret
JPS6034233Y2 (ja) 洗面台装置
JPH09235900A (ja) 防水パン及びバスユニット
US20090119833A1 (en) Plumbing device
CN117071947A (zh) 一种三开间式活动板房卫浴空间布局系统
JPH04164419A (ja) 手洗い器ユニット
WO2021258181A1 (en) Nestable and drainable shower niche insert system
JP2690747B2 (ja) 設備ユニット配管構造
JP2004092232A (ja) 排水機器