JPH0633136Y2 - 洗面脱衣室ユニット - Google Patents
洗面脱衣室ユニットInfo
- Publication number
- JPH0633136Y2 JPH0633136Y2 JP1988144314U JP14431488U JPH0633136Y2 JP H0633136 Y2 JPH0633136 Y2 JP H0633136Y2 JP 1988144314 U JP1988144314 U JP 1988144314U JP 14431488 U JP14431488 U JP 14431488U JP H0633136 Y2 JPH0633136 Y2 JP H0633136Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit
- room unit
- changing room
- bathroom
- washroom
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Residential Or Office Buildings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ＜産業上の利用分野＞ 浴室と脱衣室との隔壁内部に開放形電気温水器を設けた
脱衣室ユニットに関する。
脱衣室ユニットに関する。
＜従来の技術＞ 従来、住宅を建築する場合、防水、耐湿、防火、換気、
保温などの対策を施工時に順次実施して行くが、上記各
対策は夫々の工程によって同時実施が不可能であって工
期が長期化する欠点があった。そこで、こうした長期化
の対策として、浴室、便所、洗面脱衣室等については、
工場生産により夫々独自にルームユニット化が開発され
ているのが現状である。
保温などの対策を施工時に順次実施して行くが、上記各
対策は夫々の工程によって同時実施が不可能であって工
期が長期化する欠点があった。そこで、こうした長期化
の対策として、浴室、便所、洗面脱衣室等については、
工場生産により夫々独自にルームユニット化が開発され
ているのが現状である。
例えば、第５図において浴室ユニット１内には給湯装置
２を浴槽側部に設置しており、該浴室ユニット１の隣室
に洗面化粧台４及び洗濯機５、乾燥機等を有する洗面脱
衣室ユニット３を設置し、更にその隣に便所ユニット６
を設置したものである。洗面脱衣室ユニット３と浴室ユ
ニット１又は便所ユニット６との間には、各室へ行き来
可能な扉7,8を枢設し、浴室ユニット１、洗面脱衣室ユ
ニット３及び便所ユニット６を１セットとして、サニタ
リー３点ユニットとして使用されている。
２を浴槽側部に設置しており、該浴室ユニット１の隣室
に洗面化粧台４及び洗濯機５、乾燥機等を有する洗面脱
衣室ユニット３を設置し、更にその隣に便所ユニット６
を設置したものである。洗面脱衣室ユニット３と浴室ユ
ニット１又は便所ユニット６との間には、各室へ行き来
可能な扉7,8を枢設し、浴室ユニット１、洗面脱衣室ユ
ニット３及び便所ユニット６を１セットとして、サニタ
リー３点ユニットとして使用されている。
＜考案が解決しようとする課題＞ しかし、上記従来例は、洗面脱衣室ユニットを浴室ユニ
ットと便所ユニットとの中間に介在させることにより、
洗面脱衣室ユニットのプランバリエーションによって機
能上、自在に変化するものとして思考されているのみで
あり、洗面脱衣室ユニット独自の完全なルームユニット
化は成されていない。
ットと便所ユニットとの中間に介在させることにより、
洗面脱衣室ユニットのプランバリエーションによって機
能上、自在に変化するものとして思考されているのみで
あり、洗面脱衣室ユニット独自の完全なルームユニット
化は成されていない。
つまり、洗面脱衣室ユニットは単に洗面化粧台部分での
ウォールユニット化、若しくは洗面化粧台に洗濯機及び
乾燥機を組み合わせた複合ウォールユニット化されたも
のにとどまっている。
ウォールユニット化、若しくは洗面化粧台に洗濯機及び
乾燥機を組み合わせた複合ウォールユニット化されたも
のにとどまっている。
そこで本考案は上記欠点に対処し、ルームユニット化し
た洗面脱衣室ユニットを提供するものである。
た洗面脱衣室ユニットを提供するものである。
＜課題を解決する為の手段＞ 浴室ユニットと洗面脱衣室ユニットとの隔壁内に開放形
電気温水器を内蔵すると共に、該洗面脱衣室ユニットの
床面に該電気温水器の各種配管の点検口を設けて成る。
電気温水器を内蔵すると共に、該洗面脱衣室ユニットの
床面に該電気温水器の各種配管の点検口を設けて成る。
＜作用＞ 浴室ユニットと洗面脱衣室ユニットとの隔壁内に設置し
た開放形電気温水器から浴室ユニット内の浴槽へ給湯す
ると共に、洗面脱衣室ユニットの洗面化粧台に給湯す
る。更にこの開放形電気温水器に付帯する給水、給湯、
オーバーフロー排水管の各種配管を洗面脱衣室ユニット
の床面に設けた点検口により点検、調整を行う。
た開放形電気温水器から浴室ユニット内の浴槽へ給湯す
ると共に、洗面脱衣室ユニットの洗面化粧台に給湯す
る。更にこの開放形電気温水器に付帯する給水、給湯、
オーバーフロー排水管の各種配管を洗面脱衣室ユニット
の床面に設けた点検口により点検、調整を行う。
＜実施例＞ 以下、添付図面に示す実施例によって本考案の洗面脱衣
室ユニットを詳細に説明する。
室ユニットを詳細に説明する。
第１図は、本考案の要部切欠斜視図であり、浴槽９を有
する浴室ユニット１と、該浴室ユニット１に隔壁10を介
し、隣接して設けた洗面脱衣室ユニット３とからなる。
そして隔壁10には、浴室ユニット１と洗面脱衣室ユニッ
ト３の両室間を自在に行き来可能な出入口７を有し、し
かも該隔壁10の洗面脱衣室ユニット３側には、空洞11を
設け、該空洞11内に第３図、第４図に示すような開放形
温水器12（開放形の貯湯タンク17を有する）を内蔵して
隣室の浴槽９に給湯すると共に、洗面脱衣室ユニット３
内に設置した洗面化粧台４及び冬場においては洗濯機５
への給湯などが行なわれる。そして、洗面脱衣室ユニッ
ト３の床面には開閉可能な蓋板を有する配管点検口13を
形成し、該洗面脱衣室ユニット３の床下空間に前記開放
形電気温水器12と連通するオーバーフロー排水管14、給
水管15及び給湯管16等を第２図に示すように引き込み配
管している。従って、該点検口13を開くとオーバーフロ
ー排水管14、給水管15及び給湯管16の点検や調整ができ
る。又、この給湯管16により洗面脱衣室ユニット３の洗
面化粧台４及び浴室ユニット１の浴槽９へ給湯し、更に
容量的に余裕があれば台所への給湯も可能である。
する浴室ユニット１と、該浴室ユニット１に隔壁10を介
し、隣接して設けた洗面脱衣室ユニット３とからなる。
そして隔壁10には、浴室ユニット１と洗面脱衣室ユニッ
ト３の両室間を自在に行き来可能な出入口７を有し、し
かも該隔壁10の洗面脱衣室ユニット３側には、空洞11を
設け、該空洞11内に第３図、第４図に示すような開放形
温水器12（開放形の貯湯タンク17を有する）を内蔵して
隣室の浴槽９に給湯すると共に、洗面脱衣室ユニット３
内に設置した洗面化粧台４及び冬場においては洗濯機５
への給湯などが行なわれる。そして、洗面脱衣室ユニッ
ト３の床面には開閉可能な蓋板を有する配管点検口13を
形成し、該洗面脱衣室ユニット３の床下空間に前記開放
形電気温水器12と連通するオーバーフロー排水管14、給
水管15及び給湯管16等を第２図に示すように引き込み配
管している。従って、該点検口13を開くとオーバーフロ
ー排水管14、給水管15及び給湯管16の点検や調整ができ
る。又、この給湯管16により洗面脱衣室ユニット３の洗
面化粧台４及び浴室ユニット１の浴槽９へ給湯し、更に
容量的に余裕があれば台所への給湯も可能である。
尚、上記において開放形電気温水器とは、通常の有圧密
閉タイプの貯湯タンクを備えた電気温水器と異なり、無
圧開放タイプの貯湯タンクを有し、タンクの形状は耐圧
性能を考慮に入れる必要が無いため、自由な構造にした
ものを言う。そして通常の電気温水器と同様に温水で貯
湯タンク17が満杯となればオーバーフロー管14により放
流して内部で溢水しないようにしている。
閉タイプの貯湯タンクを備えた電気温水器と異なり、無
圧開放タイプの貯湯タンクを有し、タンクの形状は耐圧
性能を考慮に入れる必要が無いため、自由な構造にした
ものを言う。そして通常の電気温水器と同様に温水で貯
湯タンク17が満杯となればオーバーフロー管14により放
流して内部で溢水しないようにしている。
＜考案の効果＞ 以上のように本考案は、浴室ユニットと洗面脱衣室ユニ
ットの隔壁部に電気温水器を設置したことにより、該温
水器と浴槽との距離又は、該温水器と洗面化粧台との距
離が短くなるので給湯配管中に滞留する湯が少なくな
り、給湯初期に出る冷えた湯の量が非常に少なくなる。
ットの隔壁部に電気温水器を設置したことにより、該温
水器と浴槽との距離又は、該温水器と洗面化粧台との距
離が短くなるので給湯配管中に滞留する湯が少なくな
り、給湯初期に出る冷えた湯の量が非常に少なくなる。
又、隔壁内に開放形電気温水器を設けているので、住宅
事情が悪く敷地面積が十分でない手狭な地域での家屋に
おいては場所を取らず有効な手段であると共に、これま
でのように大形の給湯機を戸外に露出状態で設置したも
ののように外観を損ねることなく、更には洗面脱衣室ユ
ニットの床面下に電気温水器への配管を集中的に配備し
たことにより床面に形成した点検口の蓋板を開けるだけ
で簡単に配管の点検ができるなど多くの優れた効果を有
する実用価値の高い考案である。
事情が悪く敷地面積が十分でない手狭な地域での家屋に
おいては場所を取らず有効な手段であると共に、これま
でのように大形の給湯機を戸外に露出状態で設置したも
ののように外観を損ねることなく、更には洗面脱衣室ユ
ニットの床面下に電気温水器への配管を集中的に配備し
たことにより床面に形成した点検口の蓋板を開けるだけ
で簡単に配管の点検ができるなど多くの優れた効果を有
する実用価値の高い考案である。
第１図は、本考案洗面脱衣室ユニットの設置状態を示す
簡略斜視図、 第２図は、本考案洗面脱衣室ユニットの切欠斜視図、 第３図は、本考案に使用される開放形電気温水器の側面
図、 第４図は、第３図の正面図、 第５図は、従来例のサニタリー３点ユニットを示す簡略
透視図である。 １…浴室ユニット ３…洗面脱衣室ユニット ４…洗面化粧台、９…浴槽 10…隔壁、11…空洞 12…開放形電気温水器、13…点検口 14…オーバーフロー排水管 15…給水管、16…給湯管 17…貯湯タンク
簡略斜視図、 第２図は、本考案洗面脱衣室ユニットの切欠斜視図、 第３図は、本考案に使用される開放形電気温水器の側面
図、 第４図は、第３図の正面図、 第５図は、従来例のサニタリー３点ユニットを示す簡略
透視図である。 １…浴室ユニット ３…洗面脱衣室ユニット ４…洗面化粧台、９…浴槽 10…隔壁、11…空洞 12…開放形電気温水器、13…点検口 14…オーバーフロー排水管 15…給水管、16…給湯管 17…貯湯タンク
Claims (1)
- 【請求項１】浴室ユニットに隣接して設置する洗面脱衣
室ユニットにおいて、該浴室ユニットと洗面脱衣室ユニ
ットとの隔壁内に開放形電気温水器を内蔵すると共に、
洗面脱衣室ユニットの床面の下に該電気温水器の配管を
集中して配備して該床面にその配管の点検口を設けたこ
とを特徴とする洗面脱衣室ユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988144314U JPH0633136Y2 (ja) | 1988-11-04 | 1988-11-04 | 洗面脱衣室ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988144314U JPH0633136Y2 (ja) | 1988-11-04 | 1988-11-04 | 洗面脱衣室ユニット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0264658U JPH0264658U (ja) | 1990-05-15 |
| JPH0633136Y2 true JPH0633136Y2 (ja) | 1994-08-31 |
Family
ID=31411918
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988144314U Expired - Fee Related JPH0633136Y2 (ja) | 1988-11-04 | 1988-11-04 | 洗面脱衣室ユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0633136Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4555135B2 (ja) * | 2005-03-30 | 2010-09-29 | 積水ハウス株式会社 | 貯湯システム |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0411084Y2 (ja) * | 1987-10-14 | 1992-03-18 |
-
1988
- 1988-11-04 JP JP1988144314U patent/JPH0633136Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0264658U (ja) | 1990-05-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3047106A (en) | Prefabricated combination bathroom, kitchen and utility room units | |
| DK148213B (da) | Kabine til sanitaere formaal | |
| US3887947A (en) | Pivotable modular hygienic-sanitary system | |
| JPH0633136Y2 (ja) | 洗面脱衣室ユニット | |
| JP2525974Y2 (ja) | 浴室ユニット | |
| US2557470A (en) | Unitary bathroom structure | |
| US2665454A (en) | Bathroom unit | |
| JP2542577Y2 (ja) | 洗面脱衣室ユニット | |
| JPH043083Y2 (ja) | ||
| JPS5853860Y2 (ja) | 浴室機能壁 | |
| JPS6112877Y2 (ja) | ||
| JPH0115802Y2 (ja) | ||
| JP2002256596A (ja) | 建物内給排水凍結防止装置 | |
| JPH0213647Y2 (ja) | ||
| JPH052151Y2 (ja) | ||
| JPS5920138Y2 (ja) | 洗面ユニツト | |
| JPH0144615Y2 (ja) | ||
| JPH0744678Y2 (ja) | プレハブ住宅におけるコアユニット | |
| JPS63304843A (ja) | 衛生設備室 | |
| JPH0743370Y2 (ja) | プレハブ住宅におけるコアユニット | |
| JPH0421971Y2 (ja) | ||
| JPH01270829A (ja) | サニタリーユニット | |
| JPH0727310Y2 (ja) | シャワーユニット | |
| JPH0637753Y2 (ja) | ユニットバスルーム | |
| JPH0243438A (ja) | ブース用支柱 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |