JP2020516270A - アトマイザー及びそれを備えた電子タバコ - Google Patents

Abstract

アトマイザー及びアトマイザーを備えた電子タバコであって、アトマイザーは、アトマイザー本体を備え、アトマイザー本体は、ハウジング（１）、ハウジング（１）の最上部に取り付けられたマウスピースユニット（３）、ハウジング（１）内に設置された貯液室（４）及び霧化コアを備え、霧化コアは、霧化シート（５）を備え、ハウジング（１）内には、貯液室（４）における液体を霧化シート（５）に導入可能な霧化綿（７）が設けられ、ハウジング（１）内には、一端が外部に連通し、他端が霧化シート（５）の霧化表面に連通する吸気通路（２１、１２１、９）、及び一端が霧化シート（５）の霧化表面に連通し、他端がマウスピースユニット（３）に連通する排気通路（１３）が設けられ、貯液室（４）と霧化綿（７）との接続箇所には、液体が霧化綿（７）へ流入すること及び気流が吸気通路（２１、１２１、９）へ流入することを同期して制御できる開閉装置が設けられる。電子タバコは、長時間の放置による液体浸漬、及び様々な誤操作を防止することができ、且つ液体注入過程で液体漏れが発生することがなく、アトマイザーのマウスピースやベースなどの部材を脱着する必要がなく、液体注入が容易になり、使用者の体験が良好である。【選択図】図１

Description

本発明は、アトマイザー及びそれを備えた電子タバコに関する。

従来の超音波高周波霧化電子タバコは、一般的に導液綿を介して貯液室における液体を霧化シートに導入し、次に霧化シートの霧化表面に連通する吸気通路と排気通路を設置して、高周波発振によって液体を霧化させる。

従来の電子タバコの点火ボタンについては、一般的にＰＣＢボードにスイッチボタンが設けられ、スイッチボタンの上方にボタンキャップが設けられる。手でボタンキャップを押して、スイッチボタンが押され、スイッチボタンが所定の程度に変形すると、電子タバコが通電して稼動する（スイッチボタンの一般的なストロークは、０．２０〜０．３５ｍｍである）。

しかし、実用時に、従来の製品には以下の欠陥が存在する。
１．液体注入過程で、液体漏れが発生しやすく、且つアトマイザーのマウスピース又はベースなどの部材を脱着する必要があり、非常に面倒であり、使用しにくい。

２．霧化シートの表面には液体浸漬が発生しやすく、特に長時間使わないと、液体が絶えず下へ浸透し、液体浸漬を引き起こしやすい。液体浸漬が発生した結果、液体の霧化が困難になり、煙の発生量が少なくなる。

３．電子タバコ自体の体積が限られるので、設置されたボタンの体積が一般的に小さく、使用者が操作するとき、ボタンを押しにくい。

４．電子タバコの点火ボタンのストロークが短く、スイッチのみが変形するためのストロークや付勢力を提供し、ボタンの触り心地が悪く、使用者の体験が悪い。

５．チャイルドロックのような機能を有さず、様々な誤操作を防止することができない。

上記課題に対して、本発明は、液体注入が容易であり、液体浸漬がなく、誤操作を防止可能なアトマイザー及びそれを備えた電子タバコを提供することを目的とする。

本発明の課題を解決するための技術案は、以下のとおりである。
アトマイザー本体を備え、前記アトマイザー本体は、ハウジング、ハウジングの最上部に取り付けられたマウスピースユニット、ハウジング内に設けられた貯液室及び霧化コアを備え、前記霧化コアは、霧化シートを備え、ハウジング内には、貯液室における液体を霧化シートに導入可能な霧化綿が設けられ、ハウジング内には、一端が外部に連通し、他端が霧化シートの霧化表面に連通する吸気通路、及び一端が霧化シートの霧化表面に連通し、他端がマウスピースユニットに連通する排気通路が設けられるアトマイザーであって、前記貯液室と霧化綿との接続箇所には、液体が霧化綿へ流入すること及び気流が吸気通路へ流入することを同時に制御できる開閉装置が設けられる。

具体的には、前記マウスピースユニットは、ハウジングの最上部をシールするためのマウスピースホルダーと、マウスピースホルダーに固定して接続されたマウスピースヘッドとを備え、
前記アトマイザー本体は、ハウジングの底部に取り付けられ、前記霧化シートと電気的に接続されている接続電極をさらに備える。

前記開閉装置は、マウスピースホルダーに固定して接続された中空の接続スリーブを備え、前記吸気通路は、接続スリーブに設けられた第１の吸気孔を備え、マウスピースホルダーの、第１の吸気孔と同じ高さの位置には、吸気口が設けられ、前記吸気口が第１の吸気孔に合わせて連通し、前記接続スリーブの下部には、底端が開口した収容室が設けられ、
前記霧化コアは、貯液室の底部に設置され且つ貯液室をシールする中空のセパレータをさらに備え、前記霧化シートがセパレータの下部キャビティに設置され、前記セパレータのキャビティの上部にはインナースリーブが設けられ、インナースリーブの外壁とセパレータの内壁との間には、霧化シートの霧化面に当接された霧化綿が配置され、
前記接続スリーブのキャビティには中空の吸気管が設けられ、該吸気管の、第１の吸気孔と同じ高さの位置には、第２の吸気孔が設けられ、吸気管の下端がインナースリーブに固定して接続され、吸気管内の空気が霧化シートの霧化表面まで流れることができ、
前記セパレータの上部が接続スリーブの収容室内に套設され、且つ接続スリーブがセパレータの外壁に対して回転可能であり、接続スリーブの、貯液室の底部に対応した位置には、第１の液体注入孔が開けられ、セパレータの上部の、第１の液体注入孔と同じ高さの位置には、第２の液体注入孔が開けられ、前記霧化綿の側壁が第２の液体注入孔領域に密着し、
第１の吸気孔と第２の吸気孔との間の連通又は遮断状態は、第１の液体注入孔と第２の液体注入孔との間の連通又は遮断状態と同期しており、
前記排気通路は、マウスピースヘッドに連通する。

上記技術案において、マウスピースホルダーを回転させることで、接続スリーブを回転駆動し、接続スリーブにおける第１の吸気孔が固定された吸気管の周りに回転し、第１の吸気孔が第２の吸気孔に合わせて連通したとき、吸気し始め、接続スリーブにおける第１の液体注入孔が固定されたセパレータの周りに回転し、第１の液体注入孔が第２の液体注入孔に合わせて連通したとき、液体が注入され始めて霧化綿まで浸透する。第１の吸気孔が第２の吸気孔に合わせて連通したとき、第１の液体注入孔と第２の液体注入孔も合わせて連通する。第１の吸気孔と第２の吸気孔が遮断された場合、第１の液体注入孔と第２の液体注入孔も遮断される。このような設計によって、喫煙するときには、回転させればよく、喫煙しないときには、吸気通路と液体注入通路を遮断させ、それにより未成年者がミスで喫煙することを防止できる一方、長時間放置による液体浸漬を防止することができる。

さらに、前記霧化綿は、中空の柱状構造であり、前記排気通路は、吸気管のキャビティに套設される排気管を備え、該排気管は、下端が霧化綿のキャビティまで伸び、上端がマウスピースヘッドのキャビティに当接するまで伸び、前記吸気管の内壁と排気管の外壁との間には、第１の隙間が残され、その第１の隙間は第２の吸気孔に連通する第１の吸気チャンネルを形成し、
前記インナースリーブの下端には、霧化綿のキャビティに連通した開口型導気キャビティが設けられ、前記第１の吸気チャンネルは導気キャビティに連通する。

外界からの空気が、吸気口から順次、第１の吸気孔、第２の吸気孔、第１の吸気チャンネル、導気キャビティに入り、最後に霧化綿のキャビティの底部まで到達する。貯液室における液体が順に第１の液体注入孔、第２の液体注入孔を経て霧化綿へ導入される。霧化後の煙霧が排気管からマウスピースヘッドまで到達し、このような吸気の順番によって、超音波で霧化された煙霧が速く十分に空気で使用者の口腔まで運ばれることができ、使用者の喫煙ニーズを満たす。

霧化綿と霧化シートとをより緊密に接触させるために、前記インナースリーブの導気キャビティの下部には、下端が霧化綿の底部の内表面に当接された第１のバネが套設され、排気管がインナースリーブを挿通して第１のバネの中心孔に挿入される。

さらに、前記マウスピースホルダーには、第１の液体注入孔が設けられ、ハウジングの最上部には、貯液室に連通する第２の液体注入孔が設けられ、
マウスピースホルダーの下表面とハウジングの最上部との間には、シールパッドが設けられ、シールパッド（１４）の、第２の液体注入孔に対応した位置には、貯液室内へ開けられる逆止弁が設けられる。

上記技術案において、第２の液体注入孔が固定されており、第１の液体注入孔が第２の液体注入孔に対して回転可能であり、液体を注入するとき、両者を合わせて逆止弁を開ければ、貯液室へ液体を注入することができる。

好ましくは、前記第１の吸気孔と第１の液体注入孔は、いずれも接続スリーブの周りに複数配置され、且つ上下に一対一で設けられ、第１の吸気孔とそれに対応した第１の液体注入孔との間の結ぶ線が接続スリーブの軸線と平行である。

それに対応して、本発明は、外殻を含む給電モジュールを備える電子タバコをさらに提供し、該電子タバコは、上記アトマイザーをさらに備え、前記給電モジュールは、アトマイザーの接続電極に電気的に接続され、外殻は、接続構造を介してハウジングに係着される。

接続構造は、複数種の形態を有する。
特定の形態として、前記接続構造は、ハウジングの側壁に位置する第１のボス、外殻に位置する弾性係止爪、外殻に設置されたマグネット、及びハウジングの底部に設置された磁化可能な金属シートを備え、
前記マグネットが金属シートに密着し、第１のボスが弾性係止爪に係合され、それによりアトマイザーと給電モジュールを対向して固定する。

他の特定の形態として、前記接続構造は、ハウジングの側壁に位置する棒状スライダー、外殻に位置するスライド溝、外殻に設置されたマグネット、及びハウジングの底部に設置された磁化可能な金属シートを備え、
前記スライダーがスライド溝に挿入して係合され、且つマグネットが金属シートに密着し、それによりアトマイザーと給電モジュールを対向して固定する。

さらに、回路のオンオフを制御するタッチスイッチをさらに備え、
外殻の側面には、回転軸が外殻と垂直である回転可能なボタンが設けられ、前記ボタンは、回転軸部と、回転軸部に接続される押え部とを備え、押え部は、回転軸部の回転によりタッチスイッチに当接又は離間することができる。

上記形態のスイッチボタンは、従来のボタンより大きく、操作しやすく、大きなストロークを有するように設けることができ、ボタンの押圧感を強化させ、使用者の体験を改善する。

好ましい形態として、前記押え部の下表面には、タッチスイッチの上方に位置し、タッチスイッチを押圧するための第２のボスが設けられ、
押え部とタッチスイッチとの間には、一端が押え部の第２のボスに固定して套設され、他端がタッチスイッチのハウジングに固定して接続される第２のバネが設けられる。

第２のバネの設置によって、通常状態で自動的に復位できる。

前記外殻内には、電池ホルダーが設けられ、電池ホルダーは、内部に電池が取り付けられ、一側に回路マザーボードが取り付けられ、前記タッチスイッチが電池の最上部に設置され、タッチスイッチが回路マザーボードに電気的に接続される。

さらに、前記外殻の、押え部に正対する位置には、長円状位置決め孔が開けられ、押え部の第２のボスが位置決め孔に挿入され、その位置決め孔の長さが押え部のストロークより大きい。

他の好ましい形態として、前記回転軸部には、収容室が設けられ、収容室の中心には、回転軸となる雌ねじスリーブと雄ねじスリーブが設けられ、雌ねじスリーブと雄ねじスリーブは、回転軸部と外殻を接続し、且つ組み立てられた後に回転軸部の回転軸となり、
前記収容室の、外殻に近接した一側壁には円弧状溝が設けられ、外殻には、円弧状溝を貫通する位置決めピンが設けられ、
収容室内にはストッパーピンが設けられ、回転軸には、ねじりアームがストッパーピンと位置決めピンとの間に係止されるトーションバネが套設される。

トーションバネ付きボタンが使われると、トーションバネが変形して、押え部へ上向きの付勢力を提供し、それによって、ボタンの反発感を強化させることができる。

前記外殻内には、内部に電池が取り付けられ、一側に回路マザーボードが取り付けられる電池ホルダーが設けられ、
前記収容室内には、回転軸部と同期して運動するスイッチブロックが固定され、前記タッチスイッチが、スイッチブロックの、外殻に面する一側に設置され、且つタッチスイッチが円弧状溝に正対して設置され、位置決めピンがタッチスイッチに対して当接又は離間することができ、
タッチスイッチが回路マザーボードに電気的に接続される。

さらに、前記押え部及び回転軸部は、外殻の両側に亘って架設され、ボタンの、回転軸部に近接した一端には、切り欠きが設けられ、前記アトマイザー及び外殻の最上部がその切り欠きを通り抜けることができる。該設計によって、ボタンが高強度を有し、構造全体が良好な対称性を有する。

さらに、外殻の、押え部の下方に位置する箇所には、回転軸が回転軸部の回転軸と平行であり、押え部に対して当接又は分離することができる回転可能な押棒が設けられる。

電子タバコが使われないときには、押棒を回転させて押え部に突き当てることで、包装搬送又は未使用の際に押え部を誤って押すことによる誤操作を効果的に避けることができる。

位置決め孔は、押え部を保護するものであり、力を入れ過ぎてタッチスイッチ又は押え部を破壊してしまうことを防止するように、長さが押え部のストロークより僅かに大きい。

本発明の顕著な効果は、以下のとおりである。
１．マウスピースユニットを回転可能に設計することによって、未成年者がミスで喫煙することを防止できるとともに、長時間放置による液体浸漬を防止することができる。

２．液体注入過程で、液体漏れが発生することがなく、アトマイザーのマウスピース又はベースなどの部材を脱着する必要がなく、液体注入が容易である。

３．スイッチボタンは、従来のボタンより大きく、操作しやすく、大きなストロークを設定することができ、ボタンの反発感を強化させ、使用者の体験を向上させる。

４．チャイルドロックのような機能が設定されており、電子タバコが使われないときには、押棒を回転させて押え部に突き当てることで、包装搬送又は未使用の際に、押え部を誤って押すことによる誤操作を効果的に避けることができる。

以下、図面を参照しながら本発明についてさらに説明する。

実施例１のアトマイザーの断面図である。 実施例１のアトマイザーの展開図である。 実施例１の電子タバコの構造分解図である。 実施例１の電子タバコの部分断面図である。 実施例１の電子タバコの部分概略図である。 実施例１の電子タバコの展開図である。 実施例２の電子タバコの構造分解図である。 実施例３の電子タバコの構造図である。

図１〜２に示すように、アトマイザーは、アトマイザー本体を備え、前記アトマイザー本体は、ハウジング１と、ハウジング１の最上部に取り付けられたマウスピースユニット３と、ハウジング１内に設けられた貯液室４及び霧化コアと、ハウジング１の底部に取り付けられた接続電極６とを備える。

前記霧化コアは、霧化シート５を備える。霧化シート５は、接続電極６に電気的に接続されている。ハウジング１内には、貯液室４における液体を霧化シート５に導入可能な霧化綿７が設けられる。ハウジング１内には、一端が外部に連通し、他端が霧化シート５の霧化表面に連通する吸気通路、及び一端が霧化シート５の霧化表面に連通し、他端がマウスピースユニット３に連通する排気通路が設けられる。

前記マウスピースユニット３は、ハウジング１の最上部をシールするためのマウスピースホルダー３１と、マウスピースホルダー３１に固定して接続されたマウスピースヘッド３２とを備える。

前記貯液室４と霧化綿７との接続箇所には、液体が霧化綿７へ流入すること及び気流が吸気通路へ流入することを同時に制御できる開閉装置が設けられる。

前記開閉装置は、マウスピースホルダー３１に固定して接続された中空の接続スリーブ２を備える。前記吸気通路は、接続スリーブ２に設けられた第１の吸気孔２１を備える。マウスピースホルダー３１の、第１の吸気孔２１と同じ高さの位置には、第１の吸気孔２１に合わせて連通する吸気口３１１が設けられる。前記接続スリーブ２の下部には、底端が開口した収容室が設けられる。

前記マウスピースホルダー３１には、第１の液体注入孔３１２が設けられる。ハウジング１の最上部には、第２の液体注入孔３１３が設けられる。第２の液体注入孔３１３が貯液室４に連通する。

マウスピースホルダー３１の下表面とハウジング１の最上部との間には、シールパッド１４が設けられる。シールパッド１４の、第２の液体注入孔３１３に対応した位置には、貯液室４内へ開けられる逆止弁１５が設けられる。

前記霧化コアは、貯液室４の底部に設置され且つ貯液室４をシールする中空のセパレータ１０をさらに備える。前記霧化シート５がセパレータ１０の下部キャビティに設置される。前記セパレータ１０のキャビティの上部にはインナースリーブ１１が設けられる。インナースリーブ１１の外壁とセパレータ１０の内壁との間には、霧化綿７が配置される。霧化綿が霧化シート５の霧化面に当接される。

前記接続スリーブ２のキャビティには中空の吸気管１２が設けられる。該吸気管１２の、第１の吸気孔２１と同じ高さの位置には、第２の吸気孔１２１が設けられる。吸気管１２の下端がインナースリーブ１１に固定して接続される。吸気管１２内の空気が霧化シート５の霧化表面まで流れることができる。

前記セパレータ１０の上部が接続スリーブ２の収容室内に套設され、且つ接続スリーブ２がセパレータ１０の外壁に対して回転可能である。接続スリーブ２の、貯液室４の底部に対応した位置には、第１の液体注入孔２２が開けられる。セパレータ１０の上部の、第１の液体注入孔２２と同じ高さの位置には、第２の液体注入孔１０１が開けられる。前記霧化綿７の側壁が第２の液体注入孔１０１領域に密着する。

前記第１の吸気孔２１と第１の液体注入孔２２は、いずれも接続スリーブ２の周りに複数配置され、且つ上下に一対一で設けられる。第１の吸気孔２１とそれに対応した第１の液体注入孔２２との間の結ぶ線が接続スリーブ２の軸線と平行である。

第１の吸気孔２１と第２の吸気孔１２１との間の連通又は遮断状態は、第１の液体注入孔２２と第２の液体注入孔１０１との間の連通又は遮断状態と同期している。

前記排気通路は、マウスピースヘッド３２に連通する。

前記霧化綿７は、中空の柱状構造である。

前記排気通路は、吸気管１２のキャビティに套設された排気管１３を備える。該排気管１３は、下端が霧化綿７のキャビティまで伸び、上端がマウスピースヘッド３２のキャビティに当接するまで伸びる。前記吸気管１２の内壁と排気管１３の外壁との間には、第１の隙間が残され、その第１の隙間は第２の吸気孔１２１に連通する第１の吸気チャンネル９を形成する。

前記インナースリーブ１１の下端には、霧化綿７のキャビティに連通した開口型導気キャビティが設けられ、前記第１の吸気チャンネル９は導気キャビティに連通する。

前記インナースリーブ１１の導気キャビティの下部には、第１のバネ８が套設される。該第１のバネ８の下端が霧化綿７の底部の内表面に当接される。排気管１３がインナースリーブ１１を挿通して第１のバネ８の中心孔に挿入される。

マウスピースホルダー３１を回転させることで、接続スリーブ２を回転駆動し、接続スリーブ２における第１の吸気孔２１が固定された吸気管１２の周りに回転し、第１の吸気孔２１が第２の吸気孔１２１に合わせて連通したとき、吸気し始める。外部空気が吸気口３１１から順に第１の吸気孔２１、第２の吸気孔１２１、第１の吸気チャンネル９、導気キャビティに入り、最後に霧化綿７のキャビティの底部まで到達する。それとともに、接続スリーブ２における第１の液体注入孔２２が固定されたセパレータ１０の周りに回転し、第１の液体注入孔２２が第２の液体注入孔１０１に合わせて連通したとき、貯液室４における液体が順に第１の液体注入孔２２、第２の液体注入孔１０１から霧化綿７に導入される。第１の吸気孔２１が第２の吸気孔１２１に合わせて連通したとき、第１の液体注入孔２２と第２の液体注入孔１０１も合わせて連通する。第１の吸気孔２１と第２の吸気孔１２１が遮断された場合、第１の液体注入孔２２と第２の液体注入孔１０１も遮断される。霧化後の煙霧が排気管１３からマウスピースヘッド３２まで到達する。

このような設計によって、喫煙する場合、回転させればよく、喫煙しないときには、吸気と液体注入通路を遮断させ、それにより未成年者がミスで喫煙することを防止できる一方、長時間放置による霧化綿７と霧化シート５に液体滞留が発生するのを防止することができる。

図３〜６に示すように、本実施例は、給電モジュール１６及び上記アトマイザーを備える電子タバコをさらに提供する。

給電モジュール１６は、外殻１６１と、回路のオンオフを制御するタッチスイッチ２０１２とを備える。

前記給電モジュール１６は、アトマイザーの接続電極６に電気的に接続され、外殻１６１は、接続構造を介してハウジング１に係着される。

前記接続構造は、ハウジング１の側壁に位置する第１のボス１７、外殻１６１に位置する弾性係止爪１６２、外殻１６１に設置されたマグネット１６３、及びハウジング１の底部に設置された磁化可能な金属シート１６４を備える。前記マグネット１６３が金属シート１６４に密着し、第１のボス１７が弾性係止爪１６２に係合され、それによりアトマイザーと給電モジュール１６を対向して固定する。

外殻１６１の側面には、回転軸２０２１が外殻１６１と垂直である回転可能なボタン２０２が設けられる。

前記ボタン２０２は、回転軸部２０２２と、回転軸部２０２２に接続される押え部２０２３とを備える。前記押え部２０２３及び回転軸部２０２２は、外殻１６１の両側に亘って架設される。ボタン２０２の、回転軸部２０２２に近接した一端には、切り欠きが設けられる。前記アトマイザー及び外殻１６１の最上部は、該切り欠きを貫通することができる。

雌ねじスリーブ２０８と雄ねじスリーブ２０９は、回転軸部２０２２と外殻１６１を接続し、且つ組み立てられた後に回転軸部２０２２の回転軸２０２１となる。

前記押え部２０２３は、回転軸部２０２２の回転によりタッチスイッチ２０１２に当接又は離間可能である。

前記外殻１６１内には、電池ホルダー２０５が設けられる。電池ホルダー２０５内には、電池２０６が取り付けられる。電池ホルダー２０５の一側には、回路マザーボード２０７が取り付けられる。前記タッチスイッチ２０１２が電池ホルダー２０５の最上部に設置され、タッチスイッチ２０１２が回路マザーボード２０７に電気的に接続される。

前記押え部２０２３の下表面には、タッチスイッチ２０１２を押圧するための第２のボス２０３が設けられる。前記外殻１６１の、押え部２０２３に正対する位置には、長円状位置決め孔２０１６が開けられている。押え部２０２３の第２のボス２０３が位置決め孔２０１６に挿入される。該位置決め孔２０１６の長さが押え部２０２３のストロークより大きい。該第２のボス２０３はタッチスイッチ２０１２の上方に位置する。

押え部２０２３とタッチスイッチ２０１２との間には、第２のバネ２０４が設けられる。該第２のバネ２０４の一端は、押え部２０２３の第２のボス２０３に固定して套設され、その他端は、タッチスイッチ２０１２のハウジングに固定して接続される。

外殻１６１の、押え部２０２３の下方に位置する箇所には、回転可能な押棒２０１５が設けられる。該押棒２０１５の回転軸は、回転軸部２０２２の回転軸２１と平行である。該押棒２０１５は、押え部２０２３に対して当接又は分離可能である。

使用する際に、押棒２０１５を回転させて押え部２０２３から分離し、押え部２０２３を下へ押し、第２のボス２０３がタッチスイッチ２０１２に当接し、それをトリガーとして、電子タバコが稼動する。続いて力をかけて押圧すると、位置決め孔２０１６は、押え部２０２３のさらなる下向きの回転を制限し、それにより保護の役割を果たす。使用しないときには、押え部２０２３を放すと、第２のバネ２０４の作用により押え部２０２３が跳ね戻されて、タッチスイッチ２０１２から離間し、電子タバコが稼動を停止する。押棒２０１５を回転させて押え部２０２３を突き当てることで、包装搬送又は未使用の際に、押え部２０２３を誤って押すことによる誤操作を効果的に避けることができる。

実施例２
図７に示すように、接続構造の形態以外、実施例１と同様である。本実施例の接続構造は、ハウジング１の側壁に位置する棒状スライダー１８、外殻１６１に位置するスライド溝１９、外殻１６１に設置されたマグネット１６３、及びハウジング１の底部に設置された磁化可能な金属シート１６４を備える。

前記スライダー１８がスライド溝１９に挿入して係合され、且つマグネット１６３が金属シート１６４に密着し、それによりアトマイザーと給電モジュール１６を対向して固定する。

実施例３
図８に示すように、押え部２０２３とタッチスイッチ２０１２との間のバネ４を省略する以外、実施例１と同様である。

回転軸部２０２２には、収容室２０２４が設けられる。収容室２０２４の中心には、回転軸２０２１となる雌ねじスリーブ２０８と雄ねじスリーブ２０９が設けられる。雌ねじスリーブ２０８と雄ねじスリーブ２０９は、回転軸部２０２２と外殻１６１を接続し、且つ組み立てられた後に回転軸部２０２２の回転軸２０２１となる。

前記収容室２０２４の、外殻１６１に近接した一側壁には円弧状溝２０２５が設けられる。外殻１６１には、位置決めピン２０１０が設けられる。位置決めピン２０１０は、円弧状溝２０２５を貫通する。

収容室２０２４内には、ストッパーピン２０２６が設けられる。回転軸２０２１には、トーションバネ２０１３が套設される。前記トーションバネ２０１３のねじりアームがストッパーピン２０２６と位置決めピン２０１０との間に係止される。

前記収容室２０２４内には、スイッチブロック２０１４が固定される。該スイッチブロック２０１４は、回転軸部２０２２と同期して運動する。前記タッチスイッチ２０１２は、スイッチブロック２０１４の、外殻１６１に面する一側に設置され、且つタッチスイッチ２０１２は、円弧状溝２０２５に正対して設置される。位置決めピン２０１０は、タッチスイッチ２０１２に対して当接又は離間可能である。

タッチスイッチ２０１２が回路マザーボード２０７に電気的に接続される。

使用する際に、押棒２０１５を回転させて押え部２０２３から分離し、押え部２０２３を下へ押し、スイッチブロック２０１４が回転軸部２０２２と同期して回転し、回転過程で、タッチスイッチ２０１２が位置決めピン２０１０に当接され、回路が導通され、電子タバコが稼動する。押え部２０２３を放すと、トーションバネ２０１３の作用により回転軸部２０２２が逆方向に回転し、位置決めピン２０１０がタッチスイッチ２０１２から離間し、回路が遮断され、電子タバコが稼動を停止する。

１ ハウジング
２ 接続スリーブ
３ マウスピースユニット
４ 貯液室
５ 霧化シート
６ 接続電極
７ 霧化綿
８ 第１のバネ
９ 第１の吸気チャンネル
１０ セパレータ
１１ インナースリーブ
１２ 吸気管
１３ 排気管
１４ シールパッド
１５ 逆止弁
１６ 給電モジュール
１７ 第１のボス
１８ 棒状スライダー
１９ スライド溝
２１ 第１の吸気孔
２２ 第１の液体注入孔
３１ マウスピースホルダー
３２ マウスピースヘッド
１０１ 第２の液体注入孔
１２１ 第２の吸気孔
１６１ 外殻
１６２ 弾性係止爪
１６３ マグネット
１６４ 金属シート
２０２ ボタン
２０３ 第２のボス
２０４ 第２のバネ
２０５ 電池ホルダー
２０６ 電池
２０７ 回路マザーボード
２０８ 雌ねじスリーブ
２０９ 雄ねじスリーブ
３１１ 吸気口
３１２ 第１の液体注入孔
３１３ 第２の液体注入孔
２０１０ 位置決めピン
２０１１ ハウジング
２０１２ タッチスイッチ
２０１３ トーションバネ
２０１４ スイッチブロック
２０１５ 押棒
２０１６ 位置決め孔
２０２１ 回転軸
２０２２ 回転軸部
２０２３ 押え部
２０２４ 収容室
２０２５ 円弧状溝
２０２６ ストッパーピン

Claims (18)

1. アトマイザー本体を備え、前記アトマイザー本体は、ハウジング（１）、ハウジング（１）の最上部に取り付けられたマウスピースユニット（３）、ハウジング（１）内に設けられた貯液室（４）及び霧化コアを備え、前記霧化コアは、霧化シート（５）を備え、ハウジング（１）内には、貯液室（４）における液体を霧化シート（５）に導入可能な霧化綿（７）が設けられ、ハウジング（１）内には、一端が外部に連通し、他端が霧化シート（５）の霧化表面に連通する吸気通路、及び一端が霧化シート（５）の霧化表面に連通し、他端がマウスピースユニット（３）に連通する排気通路が設けられるアトマイザーであって、前記貯液室（４）と霧化綿（７）との接続箇所には、液体が霧化綿（７）へ流入すること及び気流が吸気通路へ流入することを同時に制御できる開閉装置が設けられることを特徴とするアトマイザー。
2. 前記マウスピースユニット（３）は、ハウジング（１）の最上部をシールするためのマウスピースホルダー（３１）と、マウスピースホルダー（３１）に固定して接続されたマウスピースヘッド（３２）とを備え、
   前記アトマイザー本体は、ハウジング（１）の底部に取り付けられ、前記霧化シート（５）と電気的に接続されている接続電極（６）をさらに備えることを特徴とする請求項１に記載のアトマイザー。
3. 前記開閉装置は、マウスピースホルダー（３１）に固定して接続された中空の接続スリーブ（２）を備え、前記吸気通路は、接続スリーブ（２）に設けられた第１の吸気孔（２１）を備え、マウスピースホルダー（３１）の、第１の吸気孔（２１）と同じ高さの位置には、吸気口（３１１）が設けられ、前記吸気口（３１１）が第１の吸気孔（２１）に合わせて連通し、前記接続スリーブ（２）の下部には、底端が開口した収容室が設けられ、
   前記霧化コアは、貯液室（４）の底部に設置され且つ貯液室（４）をシールする中空のセパレータ（１０）をさらに備え、前記霧化シート（５）がセパレータ（１０）の下部キャビティに設置され、前記セパレータ（１０）のキャビティの上部にはインナースリーブ（１１）が設けられ、インナースリーブ（１１）の外壁とセパレータ（１０）の内壁との間には、霧化シート（５）の霧化面に当接された霧化綿（７）が配置され、
   前記接続スリーブ（２）のキャビティには中空の吸気管（１２）が設けられ、該吸気管（１２）の、第１の吸気孔（２１）と同じ高さの位置には、第２の吸気孔（１２１）が設けられ、吸気管（１２）の下端がインナースリーブ（１１）に固定して接続され、吸気管（１２）内の空気が霧化シート（５）の霧化表面まで流れることができ、
   前記セパレータ（１０）の上部が接続スリーブ（２）の収容室内に套設され、且つ接続スリーブ（２）がセパレータ（１０）の外壁に対して回転可能であり、接続スリーブ（２）の、貯液室（４）の底部に対応した位置には、第１の液体注入孔（２２）が開けられ、セパレータ（１０）の上部の、第１の液体注入孔（２２）と同じ高さの位置には、第２の液体注入孔（１０１）が開けられ、前記霧化綿（７）の側壁が第２の液体注入孔（１０１）領域に密着し、
   第１の吸気孔（２１）と第２の吸気孔（１２１）との間の連通又は遮断状態は、第１の液体注入孔（２２）と第２の液体注入孔（１０１）との間の連通又は遮断状態と同期しており、
   前記排気通路は、マウスピースヘッド（３２）に連通することを特徴とする請求項２に記載のアトマイザー。
4. 前記霧化綿（７）は、中空の柱状構造であり、前記排気通路は、吸気管（１２）のキャビティに套設される排気管（１３）を備え、該排気管（１３）は、下端が霧化綿（７）のキャビティまで伸び、上端がマウスピースヘッド（３２）のキャビティに当接するまで伸び、前記吸気管（１２）の内壁と排気管（１３）の外壁との間には、第１の隙間が残され、その第１の隙間は第２の吸気孔（１２１）に連通する第１の吸気チャンネル（９）を形成し、
   前記インナースリーブ（１１）の下端には、霧化綿（７）のキャビティに連通した開口型導気キャビティが設けられ、前記第１の吸気チャンネル（９）は導気キャビティに連通することを特徴とする請求項３に記載のアトマイザー。
5. 前記インナースリーブ（１１）の導気キャビティの下部には、下端が霧化綿（７）の底部の内表面に当接された第１のバネ（８）が套設され、排気管（１３）がインナースリーブ（１１）を挿通して第１のバネ（８）の中心孔に挿入されることを特徴とする請求項４に記載のアトマイザー。
6. 前記マウスピースホルダー（３１）には、第１の液体注入孔（３１２）が設けられ、ハウジング（１）の最上部には、貯液室（４）に連通する第２の液体注入孔（３１３）が設けられ、
   マウスピースホルダー（３１）の下表面とハウジング（１）の最上部との間には、シールパッド（１４）が設けられ、シールパッド（１４）の、第２の液体注入孔（３１３）に対応した位置には、貯液室（４）内へ開けられる逆止弁（１５）が設けられることを特徴とする請求項３に記載のアトマイザー。
7. 前記第１の吸気孔（２１）と第１の液体注入孔（２２）は、いずれも接続スリーブ（２）の周りに複数配置され、且つ上下に一対一で設けられ、第１の吸気孔（２１）とそれに対応した第１の液体注入孔（２２）との間の結ぶ線が接続スリーブ（２）の軸線と平行であることを特徴とする請求項６に記載のアトマイザー。
8. 外殻（１６１）を含む給電モジュール（１６）を備える電子タバコであって、上記請求項１〜７のいずれかに記載のアトマイザーをさらに備え、前記給電モジュール（１６）は、アトマイザーの接続電極（６）に電気的に接続され、外殻（１６１）は、接続構造を介してハウジング（１）に係着されることを特徴とする電子タバコ。
9. 前記接続構造は、ハウジング（１）の側壁に位置する第１のボス（１７）、外殻（１６１）に位置する弾性係止爪（１６２）、外殻（１６１）に設置されたマグネット（１６３）、及びハウジング（１）の底部に設置された磁化可能な金属シート（１６４）を備え、
   前記マグネット（１６３）が金属シート（１６４）に密着し、第１のボス（１７）が弾性係止爪（１６２）に係合され、それによりアトマイザーと給電モジュール（１６）を対向して固定することを特徴とする請求項８に記載の電子タバコ。
10. 前記接続構造は、ハウジング（１）の側壁に位置する棒状スライダー（１８）、外殻（１６１）に位置するスライド溝（１９）、外殻（１６１）に設置されたマグネット（１６３）、及びハウジング（１）の底部に設置された磁化可能な金属シート（１６４）を備え、
    前記スライダー（１８）がスライド溝（１９）に挿入して係合され、且つマグネット（１６３）が金属シート（１６４）に密着し、それによりアトマイザーと給電モジュール（１６）を対向して固定することを特徴とする請求項８に記載の電子タバコ。
11. 回路のオンオフを制御するタッチスイッチ（２０１２）をさらに備え、
    外殻（１６１）の側面には、回転軸（２０２１）が外殻と垂直である回転可能なボタン（２０２）が設けられ、前記ボタン（２０２）は、回転軸部（２０２２）と、回転軸部（２０２２）に接続される押え部（２０２３）とを備え、押え部（２０２３）は、回転軸部（２０２２）の回転によりタッチスイッチ（２０１２）に当接又は離間することができることを特徴とする請求項８に記載の電子タバコ。
12. 前記押え部（２０２３）の下表面には、タッチスイッチ（２０１２）の上方に位置し、タッチスイッチ（２０１２）を押圧するための第２のボス（２０３）が設けられ、
    押え部（２０２３）とタッチスイッチ（２０１２）との間には、一端が押え部（２０２３）の第２のボス（２０３）に固定して套設され、他端がタッチスイッチ（２０１２）のハウジングに固定して接続される第２のバネ（２０４）が設けられることを特徴とする請求項１１に記載の電子タバコ。
13. 前記外殻（１６１）内には、電池ホルダー（２０５）が設けられ、電池ホルダー（２０５）は、内部に電池（２０６）が取り付けられ、一側に回路マザーボード（２０７）が取り付けられ、前記タッチスイッチ（２０１２）が電池ホルダー（２０５）の最上部に設置され、タッチスイッチ（２０１２）が回路マザーボード（２０７）に電気的に接続されることを特徴とする請求項１２に記載の電子タバコ。
14. 前記外殻（１６１）の、押え部（２０２３）に正対する位置には、長円状位置決め孔（２０１６）が開けられ、押え部（２０２３）の第２のボス（２０３）が位置決め孔（２０１６）に挿入され、その位置決め孔（２０１６）の長さが押え部（２０２３）のストロークより大きいことを特徴とする請求項１１〜１３のいずれかに記載の電子タバコ。
15. 前記回転軸部（２０２２）には、収容室（２０２４）が設けられ、収容室（２０２４）の中心には、回転軸（２０２１）となる雌ねじスリーブ（２０８）と雄ねじスリーブ（２０９）が設けられ、雌ねじスリーブ（２０８）と雄ねじスリーブ（２０９）は、回転軸部（２０２２）と外殻（１６１）を接続し、且つ組み立てられた後に回転軸部（２０２２）の回転軸（２０２１）となり、
    前記収容室（２０２４）の、外殻（１６１）に近接した一側壁には円弧状溝（２０２５）が設けられ、外殻（１６１）には、円弧状溝（２０２５）を貫通する位置決めピン（２０１０）が設けられ、
    収容室（２０２４）内にはストッパーピン（２０２６）が設けられ、回転軸（２０２１）には、ねじりアームがストッパーピン（２０２６）と位置決めピン（２０１０）との間に係止されるトーションバネ（２０１３）が套設されることを特徴とする請求項１１に記載の電子タバコ。
16. 前記外殻（１６１）内には、内部に電池（２０６）が取り付けられ、一側に回路マザーボード（２０７）が取り付けられる電池ホルダー（２０５）が設けられ、
    前記収容室（２０２４）内には、回転軸部（２０２２）と同期して運動するスイッチブロック（２０１４）が固定され、前記タッチスイッチ（２０１２）が、スイッチブロック（２０１４）の、外殻（１６１）に面する一側に設置され、且つタッチスイッチ（２０１２）が円弧状溝（２０２５）に正対して設置され、位置決めピン（２０１０）がタッチスイッチ（２０１２）に対して当接又は離間することができ、
    タッチスイッチ（２０１２）が回路マザーボード（２０７）に電気的に接続されることを特徴とする請求項１５に記載の電子タバコ。
17. 前記押え部（２０２３）及び回転軸部（２０２２）は、外殻（１６１）の両側に亘って架設され、ボタン（２０２）の、回転軸部（２０２２）に近接した一端には、切り欠きが設けられ、前記アトマイザー及び外殻（１６１）の最上部がその切り欠きを通り抜けることができることを特徴とする請求項１１〜１３、１５〜１６のいずれかに記載の電子タバコ。
18. 外殻（１６１）の、押え部（２０２３）の下方に位置する箇所には、回転可能な押棒（２０１５）が設けられ、押棒（２０１５）の回転軸が回転軸部（２０２２）の回転軸（２１）と平行であり、押棒（２０１５）が押え部（２０２３）に対して当接又は分離することができることを特徴とする請求項１１〜１３、１５〜１６のいずれかに記載の電子タバコ。

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