JP2020512372A - 細菌感染の治療及び予防のための新規ピリド[2,3−b]インドール化合物 - Google Patents

細菌感染の治療及び予防のための新規ピリド[2,3−b]インドール化合物 Download PDF

Info

Publication number
JP2020512372A
JP2020512372A JP2019553465A JP2019553465A JP2020512372A JP 2020512372 A JP2020512372 A JP 2020512372A JP 2019553465 A JP2019553465 A JP 2019553465A JP 2019553465 A JP2019553465 A JP 2019553465A JP 2020512372 A JP2020512372 A JP 2020512372A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
methyl
methylamino
pyrido
oxo
naphthyridine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019553465A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7344125B2 (ja
Inventor
デイ,ファビアン
ホゥ,イミン
リウ,ヨーンチアーン
リン,シエンフェン
シェン,ホーン
シー,ホウグアーン
タン,シュエフェイ
ベルクリュッセ,マールテン
ヤン,シーシアーン
ジョウ,チェンガーン
ジョウ,ミーンウエイ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
F Hoffmann La Roche AG
Original Assignee
F Hoffmann La Roche AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by F Hoffmann La Roche AG filed Critical F Hoffmann La Roche AG
Publication of JP2020512372A publication Critical patent/JP2020512372A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7344125B2 publication Critical patent/JP7344125B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D519/00Heterocyclic compounds containing more than one system of two or more relevant hetero rings condensed among themselves or condensed with a common carbocyclic ring system not provided for in groups C07D453/00 or C07D455/00
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/04Antibacterial agents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D471/00Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00
    • C07D471/02Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D471/04Ortho-condensed systems

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Communicable Diseases (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Oncology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)

Abstract

本発明は、式(I)[式中、R1、R2、R3、R4、R5、及びR6は、本明細書に記載される通りである]の新規化合物とそれらの医薬的に許容される塩、エナンチオマー又はジアステレオマーに、そして該化合物が含まれる組成物と該化合物を使用する方法に関する。

Description

本発明は、哺乳動物における治療及び/又は予防に有用な有機化合物に関して、そして特に、細菌感染の治療及び/又は予防に有用なDNAジャイレース及び/又はトポイソメラーゼIVの阻害剤に関する。
細菌感染症は、抗菌薬が使用される細菌においてそれらが最終的には耐性を生じさせるが故に、不断の医学的問題を提起する。現行のほとんどすべての抗生物質に対して細菌耐性が増加している。多様な形態の抗生物質耐性が国際的な境界を越えて著しい速度で拡散する可能性さえある。従って、新規な抗菌化合物群が喫緊に求められている。
抗菌薬の開発のための1つの標的は、DNAの複製、転写、及び組換えより生じるDNAのトポロジー問題を解決する、細胞の生命に必須である、DNAジャイレース及びトポイソメラーゼIV(細菌のIIA型トポイソメラーゼ)である。DNAジャイレースは、DNAの超らせん形成を制御して、複製期のようにDNA鎖のよりが戻るときに起こるトポロジカルストレスを緩和する。トポイソメラーゼIVは、主に、DNA複製の完了時に、連結した染色体二量体を分割する。いずれの酵素も、二本鎖DNA切断部分を導入し;この切断部分に第二のDNA鎖を通過させて、切断された鎖を再結合させることができる。両酵素の活性は、ATPの結合及び加水分解によって促進される。細菌DNAジャイレースは、2つのA(GyrA)サブユニットと2つのB(GyrB)サブユニットからなる。DNAの結合と切断にGyrAが関連するのに対し、ATPはGyrBによって結合されて加水分解される。細菌トポイソメラーゼIVも、2つのC(ParC)サブユニットと2つのE(ParE)サブユニットからなるヘテロ四量体である。後者のサブユニットは、GyrBのようにATPへ結合して、この酵素の触媒的ターンオーバーに必要なエネルギーを供給する。
DNAジャイレース及びトポイソメラーゼIVの阻害は、広域スペクトル抗生物質の開発に有望である。これらの酵素は、広範囲のグラム陽性病原体とグラム陰性病原体にわたって高度に保存されている。このような作用機序が実証された2群の抗生物質がある。キノロン類に十分代表される、第一の群は、切断されたDNA酵素複合体を安定化することによってGyrAサブユニットとParCサブユニットを阻害して、それによりジャイレース機能全体を阻害して、細胞死をもたらす。第二の群で唯一市販された薬剤であるノボビオシン(novobiocin)は、これらの酵素のATPアーゼ活性を妨害することによってその効果を発揮する。ノボビオシンは、1950年代に同定された。しかし、その使用が急速に低落して、最終的には市場から撤退したのは、主に、多くの菌株におけるその低い透過性、自然発生的な耐性発現の登場、及び1960年代及び1970年代のペニシリナーゼ安定型ペニシリンと第一世代セファロスポリンのような、より有効な医薬品の開発によるものである。
最近、DNAジャイレース及び/又はトポイソメラーゼIVを強く阻害することが、これらの酵素の阻害剤によって処理される菌株における低い耐性発現に重要であると認識されてきた。広く使用されているキノロン類と比べて異なる作用機序を有する細菌DNAジャイレース及び/又はトポイソメラーゼIVの阻害剤は、ほとんど交叉耐性を示さないであろうし、この数年で著しく増加したキノロン耐性に対抗する上で潜在的に有用であろう。
本発明は、式(I):
[式中:
は、
{式中:
は、Hであり;
は、カルボキシであり;
は、Hであり;
10は、(C1−6アルキル)(C1−6アルキルアミノ)C1−6アルキル、(C1−6アルキル)(ピロリジニル)C1−6アルキル、(C1−6アルキル)アミノ、(C1−6アルキル)アミノ(フェニル)C1−6アルキル、(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル、(C1−6アルキルアミノ)C1−6アルキル、(C1−6アルキルピペラジニル)C1−6アルキル、(C1−6アルキルピペリジニル)C1−6アルキル、(C1−6アルキルピロリジニル)C1−6アルキル、(ヒドロキシC1−6アルキル)1−6アルキル、(ヒドロキシC1−6アルキル)C1−6アルキル、(ヒドロキシC3−7シクロアルキル)C1−6アルキル、アミノ、アミノC1−6アルキル、C1−6アルコキシC1−6アルキル、C1−6アルコキシC1−6アルキルアミノ、C1−6アルキル、C1−6アルキルアミノ、C1−6アルキルヘテロシクリル、C3−7シクロアルキル、C3−7シクロアルキルアミノ、ジヒドロキシC1−6アルキル、ハロC1−6アルキルアミノ、ヒドロキシC1−6アルキル、ヘテロシクリルC1−6アルキル、ヘテロシクリル、又はヘテロシクリルアミノであり;
11は、Hである}であり;
は、(C1−6アルキル)アミノ、C1−6アルキルアミノ、C1−6アルコキシC1−6アルキル(C1−6アルキル)アミノ、又はヘテロシクリルであり;
は、H、ハロゲン、シアノ、又はC1−6アルコキシであり;
は、H、ハロゲン、又はハロC1−6アルキルであり;
は、H又はハロゲンであり;
は、C1−6アルキルである]の新規化合物、又はその医薬的に許容される塩、又はエナンチオマー若しくはジアステレオマーに関する。
本発明の目的は、式(I)の新規化合物、それらの製造、本発明に準拠した化合物に基づく医薬品とそれらの生産、並びに式(I)の化合物の、細菌感染の治療又は予防への使用である。DNAジャイレース及び/又はトポイソメラーゼIV阻害剤としての式(I)の化合物の使用も、本発明の目的の1つである。式(I)の化合物は、優れた抗菌活性、良好な溶解性、良好なCC50プロフィール、改善されたミクロソーム安定性、及び/又は改善されたPKプロフィールを示した。
他に定義されなければ、本明細書において使用されるすべての技術用語と科学用語は、本発明が属する技術分野の当業者によって通常理解されるのと同じ意味を有する。さらに、以下の諸定義は、本発明について記載するために使用される様々な用語の意味及び範囲を明示して定義するために説明される。
諸定義
「C1−6アルキル」という用語は、1〜6個、特に1〜4個の炭素原子を含有する、飽和した直鎖又は分岐鎖のアルキル基、例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、等を意味する。特別な「C1−6アルキル」基は、メチル、エチル、及びプロピルである。
「C1−6アルコキシ」という用語は、式:C1−6アルキル−O−の基を意味する。C1−6アルコキシ基の例には、限定されないが、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロポキシ、n−ブトキシ、イソブトキシ、及びtert−ブトキシが含まれる。特別な「C1−6アルコキシ」基は、メトキシ、エトキシ、及びイソプロポキシである。
「ハロゲン」及び「ハロ」という用語は、本明細書において交換可能的に使用されて、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードを意味する。
「ハロC1−6アルキル」という用語は、該アルキル基の水素原子の少なくとも1個が同じか又は異なるハロゲン原子、特にフルオロ原子に置き換わったアルキル基を意味する。ハロC1−6アルキルの例には、モノフルオロ−、ジフルオロ−、又はトリフルオロ−メチル、−エチル、又は−プロピル、例えば、3,3,3−トリフルオロプロピル、2−フルオロエチル、2,2,2−トリフルオロエチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、及びトリフルオロエチルが含まれる。
「ハロピロリジニル」という用語は、ハロゲンによって1回、2回又は3回置換されたピロリジニルを意味する。ハロピロリジニルの例には、限定されないが、ジフルオロピロリジニルが含まれる。
「ヘテロシクリル」という用語は、N、O、及びSより選択される1、2、又は3個の環ヘテロ原子を含んでなり、残る環原子が炭素である、3〜12個の環原子の一価で飽和又は部分不飽和の単環式、二環式、又は三環式の環系を意味する。特別な態様では、ヘテロシクリルが、N、O、及びSより選択される1、2、又は3個の環ヘテロ原子を含んでなり、残る環原子が炭素である、4〜10個の環原子の一価で飽和又は部分不飽和の単環式又は二環式の環系である。単環式飽和ヘテロシクリルの例は、アジリジニル、オキシラニル、アゼチジニル、オキセタニル、ピロリジニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロ−チエニル、ピラゾリジニル、イミダゾリジニル、オキサゾリジニル、イソオキサゾリジニル、チアゾリジニル、ピペリジニル、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロチオピラニル、ピペラジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、1,1−ジオキソ−チオモルホリン−4−イル、アゼパニル、ジアゼパニル、ホモピペラジニル、又はオキサゼパニルである。二環式ヘテロシクリルは、スピロ環、縮合環、又は架橋環であり得る。二環式ヘテロシクリルの例は、デカヒドロナフチリジン;アザビシクロ[3.2.0]ヘプタニル;オクタヒドロシクロペンタ[b]ピロリル;オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロリル;1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロフロ[3,4−c]ピロリル;1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロリル;1,7−ジアザスピロ[3.4]オクタニル;1,7−ジアザスピロ[4.4]ノナニル;2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロフロ[2,3−c]ピロリル;2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロリル;2,3,3a,5,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,2−b]ピロリル;2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−b]ピロリル;2,3,3a,5,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,2−b]ピロリル;2,3,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジニル;2,6−ジアザビシクロ[3.2.0]ヘプタニル;2,6−ジアザスピロ[3.4]オクタニル;2,7−ジアザスピロ[4.4]ノナニル;2,8−ジアザスピロ[4.5]デカニル;2,9−ジアザスピロ[4.5]デカニル;3,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピロリル;3,3a,4,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピリジニル;3,3a,4,6,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,2−c]ピリジニル;3,3a,5,6,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,2−b]ピリジニル;3,4,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,4−b]ピリジニル;3,4,6,6a−テトラヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピロリル;3,4,6,6a−テトラヒドロ−2H−ピロロ[3,4−b]ピロリル;3,4,6,7,8,8a−ヘキサヒドロ−1H−ピロロ[1,2−a]ピラジニル;3,6−ジアザビシクロ[3.2.0]ヘプタニル;3,8−ジアザビシクロ[4.2.0]オクタニル;3,7−ジアザビシクロ[4.2.0]オクタニル;2,7−ジアザビシクロ[4.2.0]オクタニル;3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサニル;5−アザスピロ[2.4]ヘプタニル;5−オキサ−2,8−ジアザスピロ[3.5]ノナニル;6−アザスピロ[3.4]オクタニル;6−オキサ−2,9−ジアザスピロ[4.5]デカニル;ヘキサヒドロ−1H−イソインドール−2(3H)−イル;ヘキサヒドロ−1H−ピロロ[3,4−b]ピリジン−6(2H)−イル;ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イル;ヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン−6(2H)−イル;ヘキサヒドロピロロ[3,4−b]ピロール−1(2H)−イル;オキサアザビシクロ[2.2.1]ヘプタニル;及びオキサアザビシクロ[3.1.1]ヘプタニルである。部分不飽和ヘテロシクリルの例は、ジヒドロフリル、イミダゾリニル、ジヒドロ−オキサゾリル、テトラヒドロ−ピリジニル、又はジヒドロピラニルである。単環式又は二環式ヘテロシクリルは、ヒドロキシC1−6アルキル、(C1−6アルコキシC1−6アルキル(C1−6アルキル)アミノ)C1−6アルキル、(C1−6アルキル)アミノ、(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル、(C3−7シクロアルキル(C1−6アルキル)アミノ)C1−6アルキル、(C3−7シクロアルキルアミノ)C1−6アルキル、アミノ、アミノC1−6アルキル、C1−6アルコキシ、C1−6アルコキシC1−6アルキル、C1−6アルコキシC1−6アルキル(C1−6アルキル)アミノ、C1−6アルキル、C1−6アルキル、(C1−6アルキル)アミノ、C3−7シクロアルキル、C3−7シクロアルキル(C1−6アルキル)アミノ、C3−7シクロアルキルアミノ、ハロC1−6アルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシC1−6アルキル、ヒドロキシC1−6アルキル(C1−6アルキル)アミノ、モルホリノC1−6アルキル、ピロリジニル、又はピロリジニルC1−6アルキルによってさらに1回、2回、又は3回置換される可能性がある。
「cis(シス)異性体」及び「trans(トランス)異性体」という用語は、分子又は部分の相対的な立体化学を意味する。例えば、「cis−異性体」としての中間体C42:
は、
の混合物を意味し、同様に、「trans−異性体」としての中間体C50:
は、
の混合物を意味する。相対的な立体化学を示すこの方法は、最終化合物にも適用される。
「エナンチオマー」という用語は、互いに重ね合わせることができない鏡像である、化合物の2つの立体異性体を意味する。
「ジアステレオマー」という用語は、2個以上のキラル中心があって、それらの分子が互いの鏡像ではない立体異性体を意味する。ジアステレオマーは、異なる物理特性(例、融点、沸点、分光特性、及び反応性)を有する。
「医薬的に許容される塩」という用語は、生物学的にも他の点でも望まれなくはない塩を意味する。医薬的に許容される塩には、酸付加塩と塩基付加塩の両方が含まれる。
「医薬的に許容される酸付加塩」という用語は、塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸、炭酸、リン酸のような無機酸と、並びにギ酸、酢酸、プロピオン酸、グリコール酸、グルコン酸、乳酸、ピルビン酸、シュウ酸、リンゴ酸、マレイン酸、マロン酸、コハク酸、フマル酸、酒石酸、クエン酸、アスパラギン酸、アスコルビン酸、グルタミン酸、アントラニル酸、安息香酸、桂皮酸、マンデル酸、エンボン酸、フェニル酢酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、及びサリチル酸のような、脂肪族、脂環式、芳香族、芳香脂肪族、複素環式、カルボン酸、及びスルホン酸の有機酸群より選択される有機酸とともに生成される医薬的に許容される塩を意味する。
「医薬的に許容される塩基付加塩」という用語は、有機塩基又は無機塩基とともに生成される医薬的に許容される塩を意味する。許容される無機塩基の例には、ナトリウム、カリウム、アンモニウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、マンガン、及びアンモニウムの塩が含まれる。医薬的に許容される無害な有機塩基より誘導される塩には、イソプロピルアミン、トリメチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、エタノールアミン、2−ジエチルアミノエタノール、トリメタミン、ジシクロヘキシルアミン、リジン、アルギニン、ヒスチジン、カフェイン、プロカイン、ヒドラバミン、コリン、ベタイン、エチレンジアミン、グルコサミン、メチルグルカミン、テオブロミン、プリン類、ピペリジン(piperizine)、ピペリジン(piperidine)、N−エチルピペリジン、及びポリアミン樹脂のような、一級、二級、及び三級アミン、天然に存在する置換アミンが含まれる置換アミン、環式アミン、及び塩基性イオン交換樹脂の塩が含まれる。
「治療有効量」という用語は、対象へ投与されるときに、(i)特別な疾患、状態、又は障害を治療するか又は予防する、(ii)特別な疾患、状態、又は障害の1以上の症状を緩和する、改善する、又は消失させる、又は(iii)本明細書に記載される特別な疾患、状態、又は障害の1以上の症状の発現を防ぐか又は遅らせる、本発明の化合物又は分子の量を意味する。治療有効量は、該化合物、治療される病態、治療される疾患の重症度、対象の年齢及び相対的健康度、投与の経路及び形態、担当する医師又は獣医師の裁量、及び他の要因に依存して変動するものである。
「医薬組成物」という用語は、治療有効量の医薬活性成分を医薬的に許容される賦形剤と一緒に含んでなり、それを必要とする哺乳動物(例、ヒト)へ投与される混合物又は溶液剤を意味する。
DNAジャイレース及び/又はトポイソメラーゼIVの阻害剤
本発明は、(i)式(I):
[式中:
は、
{式中:
は、Hであり;
は、カルボキシであり;
は、Hであり;
10は、(C1−6アルキル)(C1−6アルキルアミノ)C1−6アルキル、(C1−6アルキル)(ピロリジニル)C1−6アルキル、(C1−6アルキル)アミノ、(C1−6アルキル)アミノ(フェニル)C1−6アルキル、(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル、(C1−6アルキルアミノ)C1−6アルキル、(C1−6アルキルピペラジニル)C1−6アルキル、(C1−6アルキルピペリジニル)C1−6アルキル、(C1−6アルキルピロリジニル)C1−6アルキル、(ヒドロキシC1−6アルキル)1−6アルキル、(ヒドロキシC1−6アルキル)C1−6アルキル、(ヒドロキシC3−7シクロアルキル)C1−6アルキル、アミノ、アミノC1−6アルキル、C1−6アルコキシC1−6アルキル、C1−6アルコキシC1−6アルキルアミノ、C1−6アルキル、C1−6アルキルアミノ、C1−6アルキルヘテロシクリル、C3−7シクロアルキル、C3−7シクロアルキルアミノ、ジヒドロキシC1−6アルキル、ハロC1−6アルキルアミノ、ヒドロキシC1−6アルキル、ヘテロシクリルC1−6アルキル、ヘテロシクリル、又はヘテロシクリルアミノであり;
11は、Hである}であり;
は、(C1−6アルキル)アミノ、C1−6アルキルアミノ、C1−6アルコキシC1−6アルキル(C1−6アルキル)アミノ、又はヘテロシクリルであり;
は、H、ハロゲン、シアノ、又はC1−6アルコキシであり;
は、H、ハロゲン、又はハロC1−6アルキルであり;
は、H又はハロゲンであり;
は、C1−6アルキルである]の化合物、又はその医薬的に許容される塩、又はエナンチオマー若しくはジアステレオマーに関する。
本発明のさらなる態様は、(ii)R
[式中:
は、Hであり;
は、カルボキシであり;
は、Hであり;
10は、(C1−6アルキル)(C1−6アルキルアミノ)C1−6アルキル、(C1−6アルキル)(ピロリジニル)C1−6アルキル、(C1−6アルキル)アミノ、(C1−6アルキル)アミノ(フェニル)C1−6アルキル、(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル、(C1−6アルキルアミノ)C1−6アルキル、(C1−6アルキルピペラジニル)C1−6アルキル、(C1−6アルキルピペリジニル)C1−6アルキル、(C1−6アルキルピロリジニル)C1−6アルキル、(ヒドロキシC1−6アルキル)1−6アルキル、(ヒドロキシC1−6アルキル)C1−6アルキル、(ヒドロキシC3−7シクロアルキル)C1−6アルキル、アミノ、アミノC1−6アルキル、C1−6アルコキシC1−6アルキル、C1−6アルコキシC1−6アルキルアミノ、C1−6アルキル、C1−6アルキルアミノ、C1−6アルキルピロリジニル、C3−7シクロアルキル、C3−7シクロアルキルアミノ、ジヒドロキシC1−6アルキル、ハロC1−6アルキルアミノ、ヒドロキシC1−6アルキル、モルホリノC1−6アルキル、モルホリニル、モルホリニルC1−6アルキル、オキサゾリルC1−6アルキル、オキソピペラジニルC1−6アルキル、ピラジニルC1−6アルキル、ピリジニルC1−6アルキル、ピロリジニル、ピロリジニルC1−6アルキル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロフラニルC1−6アルキル、又はテトラヒドロピラニルアミノであり;
11は、Hである]であり、
は、(C1−6アルキル)アミノ;
1−6アルコキシC1−6アルキル(C1−6アルキル)アミノ;
1−6アルキルアミノ;
1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロフロ[3,4−c]ピロリル;
1−6アルキルによって置換された1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロリル;
1−6アルキルによって置換された1,4−ジアゼパニル;
(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキルによって置換された1,4−オキサゼパニル;
1−6アルキルによって置換された1,7−ジアザスピロ[3.4]オクタニル;
1−6アルキルによって置換された1,7−ジアザスピロ[4.4]ノナニル;
(C1−6アルキル)アミノ、(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル、又はヒドロキシによって置換された2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロフロ[2,3−c]ピロリル;
ハロC1−6アルキル、ハロゲン、ヒドロキシC1−6アルキル、C1−6アルコキシC1−6アルキル、C3−7シクロアルキル、及びC1−6アルキルより独立して選択される1又は2の置換基によって置換された2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロリル;
1−6アルキルによって置換された2,3,3a,5,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,2−b]ピロリル;
1−6アルキルによって置換された2,3,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジニル;
1−6アルキルによって置換された2,6−ジアザビシクロ[3.2.0]ヘプタニル;
1−6アルキルによって置換された2,6−ジアザスピロ[3.4]オクタニル;
1−6アルキルによって置換された2,7−ジアザスピロ[4.4]ノナニル;
1−6アルキルによって置換された2,8−ジアザスピロ[4.5]デカニル;
ヒドロキシC1−6アルキル、C1−6アルコキシC1−6アルキル、又はC1−6アルキルによって置換された2,9−ジアザスピロ[4.5]デカニル;
(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル又は(C1−6アルキル)アミノによって置換された3,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピロリル;
1−6アルキルによって置換された3,3a,4,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピリジニル;
1−6アルキルによって置換された3,3a,4,6,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,2−c]ピリジニル;
1−6アルキルによって置換された3,3a,5,6,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,2−b]ピリジニル;
ヒドロキシ及びC1−6アルキルより独立して選択される1又は2の置換基によって置換された3,4,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,4−b]ピリジニル;
1−6アルキルによって2回置換された3,4,6,6a−テトラヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピロリル;
ハロゲン及びC1−6アルキルより独立して選択される1又は2の置換基によって置換された3,4,6,6a−テトラヒドロ−2H−ピロロ[3,4−b]ピロリル;
3,4,6,7,8,8a−ヘキサヒドロ−1H−ピロロ[1,2−a]ピラジニル;
1−6アルキルによって置換された3,6−ジアザビシクロ[3.2.0]ヘプタニル;
1−6アルキルによって置換された3,8−ジアザビシクロ[4.2.0]オクタニル;
(C1−6アルキル)アミノによって置換された3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサニル;
(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル又は(C1−6アルキル)アミノによって置換された5−アザスピロ[2.4]ヘプタニル;
5−オキサ−2,8−ジアザスピロ[3.5]ノナニル;
(C1−6アルキル)アミノによって置換された6−アザスピロ[3.4]オクタニル;
1−6アルキルによって置換された6−オキサ−2,9−ジアザスピロ[4.5]デカニル;
(C1−6アルキル)アミノによって置換されたヘキサヒドロ−1H−イソインドール−2(3H)−イル;
1−6アルキルによって置換されたヘキサヒドロ−1H−ピロロ[3,4−b]ピリジン−6(2H)−イル;
ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イル;
1−6アルキルによって置換されたヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン−6(2H)−イル;
モルホリニル(前記モルホリニルは、未置換であるか又は(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル、ヒドロキシC1−6アルキル、C1−6アルコキシC1−6アルキル、又はC1−6アルキルによって置換されている);
オキサアザビシクロ[2.2.1]ヘプタニル;
オキサアザビシクロ[3.1.1]ヘプタニル;
オキサゼパニル;
ハロC1−6アルキル、C3−7シクロアルキル、又はC1−6アルキルによって置換されたピペラジニル;
ピペリジニル(前記ピペリジニルは、未置換であるか又は(C1−6アルキル)アミノ、(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル、C1−6アルコキシ、C1−6アルコキシC1−6アルキル(C1−6アルキル)アミノ、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシC1−6アルキル(C1−6アルキル)アミノ、及びピロリジニルより独立して選択される1又は2の置換基で置換されている);
アミノC1−6アルキル及びハロC1−6アルキルより独立して選択される置換基によって1回又は2回置換されたピラゾリル;
ピロリジニル(前記ピロリジニルは、未置換であるか又は(C1−6アルコキシC1−6アルキル(C1−6アルキル)アミノ)C1−6アルキル、(C1−6アルキル)アミノ、(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル、(C3−7シクロアルキル(C1−6アルキル)アミノ)C1−6アルキル、(C3−7シクロアルキルアミノ)C1−6アルキル、アミノ、アミノC1−6アルキル、C1−6アルコキシ、C1−6アルコキシC1−6アルキル(C1−6アルキル)アミノ、C1−6アルキル、C3−7シクロアルキル(C1−6アルキル)アミノ、C3−7シクロアルキルアミノ、ハロC1−6アルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシC1−6アルキル、ヒドロキシC1−6アルキル(C1−6アルキル)アミノ、モルホリノC1−6アルキル、及びピロリジニルC1−6アルキルより独立して選択される1、2又は3の置換基で置換されている);又は
チオモルホリニルであり;
は、H、ハロゲン、シアノ、又はC1−6アルコキシであり;
は、H、ハロゲン、又はハロC1−6アルキルであり;
は、H又はハロゲンであり;
は、C1−6アルキルである、(i)に従う式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩、又はエナンチオマー若しくはジアステレオマーである。
本発明のさらなる態様は、(iii)R
[式中:
は、Hであり;
は、カルボキシであり;
は、Hであり;
10は、(ジエチルアミノ)エチル、(ジメチルアミノ)ブチル、(ジメチルアミノ)エチル、(ジメチルアミノ)イソペンチル、(ジメチルアミノ)イソプロピル、(ジメチルアミノ)メチルプロピル、(エチルピロリジニル)メチル、(ヒドロキシシクロプロピル)メチル、(ヒドロキシメチル)エチル、(ヒドロキシメチル)エチル、(メチルアミノ)エチル、(メチルピペラジニル)エチル、(メチルピペリジニル)メチル、アミノ、アミノ(メチル)プロピル、アミノイソペンチル、シクロプロピル、シクロプロピルアミノ、ジヒドロキシプロピル、ジメチル(メチルアミノ)エチル、ジメチル(ピロリジニル)エチル、ジメチルアミノ、ジメチルアミノ(フェニル)エチル、エチル、エチルアミノ、エチルピロリジニル、ヒドロキシ(メチル)プロピル、ヒドロキシプロピル、メトキシエチル、メトキシエチルアミノ、メトキシメチル、メチル、メチルアミノ、メチルピロリジニル、モルホリニルエチル、モルホリニル、モルホリニルメチル、オキサゾリルメチル、オキソピペラジニルエチル、ピラジニルメチル、ピリジニルメチル、ピロリジニル、ピロリジニルメチル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロフラニルメチル、テトラヒドロピラニルアミノ、又はトリフルオロエチルアミノであり;
11は、Hである]であり;
は、ジメチルアミノ;((シクロプロピル(メチル)アミノ)メチル)ピロリジニル;((シクロプロピルアミノ)メチル)ピロリジニル;((ジエチルアミノ)メチル)モルホリニル;((ジメチルアミノ)メチル)フルオロピペリジニル;((ジメチルアミノ)メチル)フルオロピロリジニル;((ジメチルアミノ)メチル)ヒドロキシピロリジニル;((ジメチルアミノ)メチル)メチルピロリジニル;((ジメチルアミノ)メチル)モルホリニル;((ジメチルアミノ)メチル)ピペリジニル;((ジメチルアミノ)メチル)ピロリジニル;((メトキシエチル(メチル)アミノ)メチル)ピロリジニル;(シクロプロピル(メチル)アミノ)ピロリジニル;(シクロプロピルアミノ)ピロリジニル;(ジメチルアミノ)フルオロピロリジニル;(ジメチルアミノ)ヘキサヒドロ−1H−イソインドール−2(3H)−イル;(ジメチルアミノ)ヒドロキシピロリジニル;(ジメチルアミノ)メトキシピロリジニル;(ジメチルアミノ)メチル−1、4−オキサゼパニル;(ジメチルアミノ)メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロフロ[2,3−c]ピロリル;(ジメチルアミノ)メチル−3,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピロリル;(ジメチルアミノ)メチル−3,3−ジフルオロピロリジニル;(ジメチルアミノ)メチル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタニル;(ジメチルアミノ)メチルピロリジニル;(ジメチルアミノ)ピペリジニル;(ジメチルアミノ)ピロリジニル;(ヒドロキシエチル(メチル)アミノ)ピペリジニル;(ヒドロキシエチル(メチル)アミノ)ピロリジニル;(ヒドロキシエチル)モルホリニル;(ヒドロキシエチル)ピロリジニル;(ヒドロキシメチル)ピロリジニル;(メトキシエチル(メチル)アミノ)ピペリジニル;(メトキシエチル(メチル)アミノ)ピロリジニル;(メトキシメチル)モルホリニル;(モルホリニルメチル)ピロリジニル;(ピロリジニルメチル)ピロリジニル;(トリフルオロメチル)ピペラジニル;(トリフルオロメチル)ピラゾリル;1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロフロ[3,4−c]ピロリル;3,4,6,7,8,8a−ヘキサヒドロ−1H−ピロロ[1,2−a]ピラジニル;3a−(フルオロメチル)−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロリル;3a−フルオロ−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロリル;5−オキサ−2,8−ジアザスピロ[3.5]ノナニル;アミノ(トリフルオロメチル)ピロリジニル;アミノメチル(トリフルオロメチル)ピラゾリル;シクロプロピル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロリル;シクロプロピルピペラジニル;ジフルオロピロリジニル;ジメチル−3,4,6,6a−テトラヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピロリル;ジメチルアミノ−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロフロ[2,3−c]ピロリル;ジメチルアミノ−3,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピロリル;ジメチルアミノ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサニル;ジメチルアミノ−5−アザスピロ[2.4]ヘプタニル;ジメチルアミノ−6−アザスピロ[3.4]オクタニル;エチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロリル;エチルピペラジニル;フルオロ(アミノメチル)ピロリジニル;フルオロ(ヒドロキシ)ピロリジニル;フルオロ(メチル)−3,4,6,6a−テトラヒドロ−2H−ピロロ[3,4−b]ピロリル;ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イル;ヒドロキシ(メチル)−3,4,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,4−b]ピリジニル;ヒドロキシ(メチル)ピロリジニル;ヒドロキシ(トリフルオロメチル)ピロリジニル;ヒドロキシ−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロフロ[2,3−c]ピロリル;ヒドロキシエチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロリル;ヒドロキシエチル−2,9−ジアザスピロ[4.5]デカニル;ヒドロキシメチル(メチル)ピロリジニル;ヒドロキシピペリジニル;ヒドロキシプロピル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロリル;ヒドロキシピロリジニル;イソプロピルピペラジニル;メトキシエチル(メチル)アミノ;メトキシエチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロリル;メトキシエチル−2,9−ジアザスピロ[4.5]デカニル;メトキシピペリジニル;メチル(プロピル)アミノ;メチル−1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロリル;メチル−1,4−ジアゼパニル;メチル−1,7−ジアザスピロ[3.4]オクタニル;メチル−1,7−ジアザスピロ[4.4]ノナニル;メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロリル;メチル−2,3,3a,5,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,2−b]ピロリル;メチル−2,3,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジニル;メチル−2,6−ジアザビシクロ[3.2.0]ヘプタニル;メチル−2,6−ジアザスピロ[3.4]オクタニル;メチル−2,7−ジアザスピロ[4.4]ノナニル;メチル−2,8−ジアザスピロ[4.5]デカニル;メチル−2,9−ジアザスピロ[4.5]デカニル;メチル−3,3a,4,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピリジニル;メチル−3,3a,4,6,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,2−c]ピリジニル;メチル−3,3a,5,6,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,2−b]ピリジニル;メチル−3,4,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,4−b]ピリジニル;メチル−3,6−ジアザビシクロ[3.2.0]ヘプタニル;メチル−3,8−ジアザビシクロ[4.2.0]オクタニル;メチル−6−オキサ−2,9−ジアザスピロ[4.5]デカニル;メチルアミノ;メチルヘキサヒドロ−1H−ピロロ[3,4−b]ピリジン−6(2H)−イル;メチルヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン−6(2H)−イル;メチルモルホリニル;メチルピペラジニル;メチルピロリジニル;モルホリニル;オキサアザビシクロ[2.2.1]ヘプタニル;オキサアザビシクロ[3.1.1]ヘプタニル;オキサゼパニル;ピペリジニル;ピロリジニル;ピロリジニルピペリジニル;又はチオモルホリニルであり;
は、H、フルオロ、クロロ、シアノ、又はメトキシであり;
は、H、フルオロ、クロロ、又はトリフルオロメチルであり;
は、H、フルオロ、又はクロロであり;
は、メチル又はエチルである、(ii)に従う式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩、又はエナンチオマー若しくはジアステレオマーである。
本発明のさらなる態様は、(iv)R10がC1−6アルキル又はC1−6アルキルアミノである、(ii)に従う式(I)の化合物である。
本発明のさらなる態様は、(v)R10がメチル又はメチルアミノである、(iv)に従う式(I)の化合物である。
本発明のさらなる態様は、(vi)Rが、C1−6アルキルによって置換された2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロリル;(C1−6アルキル)アミノによって置換されたピロリジニル;(C1−6アルキル)アミノによって置換された3,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピロリル;(C1−6アルキル)アミノによって置換された2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロフロ[2,3−c]ピロリル;又はC1−6アルキルによって置換された2,3,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジニルである、(iv)に従う式(I)の化合物である。
本発明のさらなる態様は、(vii)Rが、(ジメチルアミノ)ピロリジニル;メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロリル;ジメチルアミノ−3,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピロリル;ジメチルアミノ−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロフロ[2,3−c]ピロリル;又はメチル−2,3,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジニルである、(vi)に従う式(I)の化合物である。
本発明のさらなる態様は、(viii)Rがハロゲンである、(vi)に従う式(I)の化合物である。
本発明のさらなる態様は、(ix)Rがフルオロ又はクロロである、(viii)に従う式(I)の化合物である。
本発明のさらなる態様は、(x)RがHである、(viii)に従う式(I)の化合物である。
本発明のさらなる態様は、(xi)R
[式中:
は、Hであり;
は、カルボキシであり;
は、Hであり;
10は、C1−6アルキル又はC1−6アルキルアミノであり;
11は、Hである]であり;
は、C1−6アルキルによって置換された2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロリル;(C1−6アルキル)アミノによって置換されたピロリジニル;(C1−6アルキル)アミノによって置換された3,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピロリル;(C1−6アルキル)アミノによって置換された2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロフロ[2,3−c]ピロリル;又はC1−6アルキルによって置換された2,3,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジニルであり;
は、H、ハロゲン、又はシアノであり;
は、ハロゲンであり;
は、Hであり;
は、C1−6アルキルである、(ii)に従う式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩、又はエナンチオマー若しくはジアステレオマーである。
本発明のさらなる態様は、(xii)R
[式中:
は、Hであり;
は、カルボキシであり;
は、Hであり;
10は、メチル又はメチルアミノであり;
11は、Hである]であり;
は、(ジメチルアミノ)ピロリジニル;メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロリル;ジメチルアミノ−3,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピロリル;ジメチルアミノ−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロフロ[2,3−c]ピロリル;又はメチル−2,3,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジニルであり;
は、H、フルオロ、クロロ、又はシアノであり;
は、フルオロ又はクロロであり;
は、Hであり;
は、メチルである、(xi)に従う式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩、又はエナンチオマー若しくはジアステレオマーである。
本発明のさらなる態様は、(xi’’)R
[式中:
は、Hであり;
は、カルボキシであり;
は、Hであり;
10は、C1−6アルキル又はC1−6アルキルアミノであり;
11は、Hである]であり;
は、C1−6アルキルによって置換された2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロリル;(C1−6アルキル)アミノによって置換された3,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピロリル;(C1−6アルキル)アミノによって置換された2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロフロ[2,3−c]ピロリル;又はC1−6アルキルによって置換された2,3,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジニルであり;
は、H、ハロゲン、又はシアノであり;
は、ハロゲンであり;
は、Hであり;
は、C1−6アルキルである、(ii)に従う式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩、又はエナンチオマー若しくはジアステレオマーである。
本発明のさらなる態様は、(xii’’)R
[式中:
は、Hであり;
は、カルボキシであり;
は、Hであり;
10は、メチル又はメチルアミノであり;
11は、Hである]であり;
は、メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロリル;ジメチルアミノ−3,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピロリル;ジメチルアミノ−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロフロ[2,3−c]ピロリル;又はメチル−2,3,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジニルであり;
は、H、フルオロ、クロロ、又はシアノであり;
は、フルオロ又はクロロであり;
は、Hであり;
は、メチルである、(xi)に従う式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩、又はエナンチオマー若しくはジアステレオマーである。
本発明のさらなる態様は、(xiii)R
[式中:
は、Hであり;
は、カルボキシであり;
は、Hであり;
10は、(C1−6アルキルピロリジニル)C1−6アルキル、(ヒドロキシC1−6アルキル)C1−6アルキル、アミノ、C1−6アルコキシC1−6アルキル、C1−6アルコキシC1−6アルキルアミノ、C1−6アルキル、C1−6アルキルアミノ、ハロC1−6アルキルアミノ、モルホリニル、又はピロリジニルであり;
11は、Hである]であり;
は、(C1−6アルキル)アミノ;
1−6アルキルによって置換された1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロリル;
(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキルによって置換された1,4−オキサゼパニル;
1−6アルキルによって置換された1,7−ジアザスピロ[3.4]オクタニル;
(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキルによって置換された2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロフロ[2,3−c]ピロリル;
ハロC1−6アルキル、ハロゲン、ヒドロキシC1−6アルキル、C1−6アルコキシC1−6アルキル、及びC1−6アルキルより独立して選択される1又は2の置換基によって置換された2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロリル;
1−6アルキルによって置換された2,3,3a,5,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,2−b]ピロリル;
1−6アルキルによって置換された2,3,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジニル;
1−6アルキルによって置換された2,6−ジアザビシクロ[3.2.0]ヘプタニル;
1−6アルキルによって置換された2,7−ジアザスピロ[4.4]ノナニル;
1−6アルキルによって置換された2,8−ジアザスピロ[4.5]デカニル;
1−6アルコキシC1−6アルキル又はC1−6アルキルによって置換された2,9−ジアザスピロ[4.5]デカニル;
(C1−6アルキル)アミノによって置換された3,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピロリル;
1−6アルキルによって置換された3,3a,4,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピリジニル;
1−6アルキルによって置換された3,3a,4,6,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,2−c]ピリジニル;
1−6アルキルによって置換された3,3a,5,6,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,2−b]ピリジニル;
1−6アルキルによって置換された3,4,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,4−b]ピリジニル;
1−6アルキルによって2回置換された3,4,6,6a−テトラヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピロリル;
ハロゲン及びC1−6アルキルより独立して選択される1又は2の置換基によって置換された3,4,6,6a−テトラヒドロ−2H−ピロロ[3,4−b]ピロリル;
3,4,6,7,8,8a−ヘキサヒドロ−1H−ピロロ[1,2−a]ピラジニル;
1−6アルキルによって置換された3,6−ジアザビシクロ[3.2.0]ヘプタニル;
1−6アルキルによって置換された3,8−ジアザビシクロ[4.2.0]オクタニル;
(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル又は(C1−6アルキル)アミノによって置換された5−アザスピロ[2.4]ヘプタニル;
(C1−6アルキル)アミノによって置換されたヘキサヒドロ−1H−イソインドール−2(3H)−イル;
1−6アルキルによって置換されたヘキサヒドロ−1H−ピロロ[3,4−b]ピリジン−6(2H)−イル;
ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イル;
モルホリニル(前記モルホリニルは、未置換であるか又は(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキルによって置換されている);
1−6アルキルによって置換されたピペラジニル;
(C1−6アルキル)アミノ、(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル、C1−6アルコキシC1−6アルキル(C1−6アルキル)アミノ、ヒドロキシC1−6アルキル(C1−6アルキル)アミノ、又はピロリジニルによって置換されたピペリジニル;又は
(C1−6アルキル)アミノ、(C1−6アルコキシC1−6アルキル(C1−6アルキル)アミノ)C1−6アルキル、(C1−6アルキル)アミノ、(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル、C1−6アルコキシ、C1−6アルコキシC1−6アルキル(C1−6アルキル)アミノ、C1−6アルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシC1−6アルキル(C1−6アルキル)アミノ、又はピロリジニルC1−6アルキルより独立して選択される1、2又は3の置換基によって置換されたピロリジニルであり;
は、H、ハロゲン、又はシアノであり;
は、H、ハロゲン、又はハロC1−6アルキルであり;
は、H又はハロゲンであり;
は、C1−6アルキルである、(ii)に従う式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩、又はエナンチオマー若しくはジアステレオマーである。
本発明のさらなる態様は、(xiv)R
[式中:
は、Hであり;
は、カルボキシであり;
は、Hであり;
10は、アミノ、C1−6アルコキシC1−6アルキル、C1−6アルコキシC1−6アルキルアミノ、C1−6アルキル、C1−6アルキルアミノ、ハロC1−6アルキルアミノ、又はヒドロキシC1−6アルキルであり;
11は、Hである]であり;
は、(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキルによって置換された1,4−オキサゼパニル;
1−6アルキルによって置換された1,7−ジアザスピロ[3.4]オクタニル;
(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキルによって置換された2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロフロ[2,3−c]ピロリル;
ハロC1−6アルキル、ハロゲン、ヒドロキシC1−6アルキル、C1−6アルコキシC1−6アルキル、及びC1−6アルキルより独立して選択される1又は2の置換基によって置換された2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロリル;
1−6アルキルによって置換された2,3,3a,5,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,2−b]ピロリル;
1−6アルキルによって置換された2,6−ジアザビシクロ[3.2.0]ヘプタニル;
1−6アルキルによって置換された3,3a,4,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピリジニル;
1−6アルキルによって置換された3,3a,4,6,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,2−c]ピリジニル;
1−6アルキルによって置換された3,3a,5,6,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,2−b]ピリジニル;
1−6アルキルによって2回置換された3,4,6,6a−テトラヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピロリル;
ハロゲン及びC1−6アルキルより独立して選択される1又は2の置換基によって置換された3,4,6,6a−テトラヒドロ−2H−ピロロ[3,4−b]ピロリル;
(C1−6アルキル)アミノによって置換さたヘキサヒドロ−1H−イソインドール−2(3H)−イル;
1−6アルキルによって置換されたヘキサヒドロ−1H−ピロロ[3,4−b]ピリジン−6(2H)−イル;
(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキルによって置換されたモルホリニル;
(C1−6アルキル)アミノ、(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル、C1−6アルコキシC1−6アルキル(C1−6アルキル)アミノ、ヒドロキシC1−6アルキル(C1−6アルキル)アミノ、又はピロリジニルによって置換されたピペリジニル;又は
(C1−6アルコキシC1−6アルキル(C1−6アルキル)アミノ)C1−6アルキル、(C1−6アルキル)アミノ、(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル、C1−6アルコキシ、C1−6アルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、又はピロリジニルC1−6アルキルより独立して選択される1又は2の置換基によって置換されたピロリジニルであり;
は、H、ハロゲン、又はシアノであり;
は、H又はハロゲンであり;
は、H又はハロゲンであり;
は、C1−6アルキルである、(xiii)に従う式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩、又はエナンチオマー若しくはジアステレオマーである。
本発明のさらなる態様は、(xv)R
[式中:
は、Hであり;
は、カルボキシであり;
は、Hであり;
10は、(ヒドロキシメチル)エチル、アミノ、エチル、エチルアミノ、メトキシエチルアミノ、メトキシメチル、メチル、メチルアミノ、トリフルオロエチルアミノであり;
11は、Hである]であり;
は、((ジエチルアミノ)メチル)モルホリニル;((ジメチルアミノ)メチル)フルオロピロリジニル;((ジメチルアミノ)メチル)ヒドロキシピロリジニル;((ジメチルアミノ)メチル)メチルピロリジニル;((ジメチルアミノ)メチル)モルホリニル;((ジメチルアミノ)メチル)ピペリジニル;((ジメチルアミノ)メチル)ピロリジニル;((メトキシエチル(メチル)アミノ)メチル)ピロリジニル;(ジメチルアミノ)ヘキサヒドロ−1H−イソインドール−2(3H)−イル;(ジメチルアミノ)ヒドロキシピロリジニル;(ジメチルアミノ)メトキシピロリジニル;(ジメチルアミノ)メチル−1,4−オキサゼパニル;(ジメチルアミノ)メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロフロ[2,3−c]ピロリル;(ジメチルアミノ)メチルピロリジニル;(ジメチルアミノ)ピペリジニル;(ジメチルアミノ)ピロリジニル;(ヒドロキシエチル(メチル)アミノ)ピペリジニル;(メトキシエチル(メチル)アミノ)ピペリジニル;(ピロリジニルメチル)ピロリジニル;3a−(フルオロメチル)−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロリル;ジメチル−3,4,6,6a−テトラヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピロリル;エチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロリル;フルオロ(メチル)−3,4,6,6a−テトラヒドロ−2H−ピロロ[3,4−b]ピロリル;ヒドロキシエチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロリル;ヒドロキシプロピル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロリル;メトキシエチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロリル;メチル−1,7−ジアザスピロ[3.4]オクタニル;メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロリル;メチル−2,3,3a,5,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,2−b]ピロリル;メチル−2,6−ジアザビシクロ[3.2.0]ヘプタニル;メチル−3,3a,4,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピリジニル;メチル−3,3a,4,6,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,2−c]ピリジニル;メチル−3,3a,5,6,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,2−b]ピリジニル;メチルヘキサヒドロ−1H−ピロロ[3,4−b]ピリジン−6(2H)−イル;又はピロリジニルピペリジニルであり;
は、H、フルオロ、又はシアノであり;
は、H、フルオロ、又はクロロであり;
は、H又はフルオロであり;
は、メチル又はエチルである、(xiv)に従う式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩、又はエナンチオマー若しくはジアステレオマーである。
本発明のさらなる態様は、(xvi)R
[式中:
は、Hであり;
は、カルボキシであり;
は、Hであり;
10は、(C1−6アルキルアミノ)C1−6アルキル、(C1−6アルキルピペリジニル)C1−6アルキル、(ヒドロキシC1−6アルキル)1−6アルキル、(ヒドロキシC1−6アルキル)C1−6アルキル、アミノC1−6アルキル、C1−6アルコキシC1−6アルキルアミノ、C1−6アルキル、C1−6アルキルアミノ、ヒドロキシC1−6アルキル、モルホリニル、モルホリニルC1−6アルキル、ピラジニルC1−6アルキル、ピロリジニル、ピロリジニルC1−6アルキルであり;
11は、Hである]であり;
は、(C1−6アルキル)アミノ;
1−6アルコキシC1−6アルキル(C1−6アルキル)アミノ;
1−6アルキルアミノ;
(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキルによって置換された1,4−オキサゼパニル;
1−6アルキルによって置換された1,7−ジアザスピロ[3.4]オクタニル;
1−6アルキルによって置換された2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロリル;
1−6アルキルによって置換された2,6−ジアザスピロ[3.4]オクタニル;
1−6アルキルによって置換された2,7−ジアザスピロ[4.4]ノナニル;
1−6アルキルによって置換された2,8−ジアザスピロ[4.5]デカニル;
ヒドロキシC1−6アルキルによって置換された2,9−ジアザスピロ[4.5]デカニル;
1−6アルキルによって置換された3,3a,4,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピリジニル;
1−6アルキルによって置換された3,3a,4,6,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,2−c]ピリジニル;
1−6アルキルによって置換された3,8−ジアザビシクロ[4.2.0]オクタニル;
ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イル;
1−6アルキルによって置換されたヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン−6(2H)−イル;
モルホリニル(前記モルホリニルは、未置換であるか又は(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル又はC1−6アルキルによって置換されている);
ヒドロキシ、(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル、又は(C1−6アルキル)アミノによって置換されたピペリジニル;
アミノC1−6アルキル及びハロC1−6アルキルによって2回置換されたピラゾリル;
(C1−6アルキル)アミノ、(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル、アミノC1−6アルキル、C1−6アルキル、ハロC1−6アルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシC1−6アルキル、又はピロリジニルC1−6アルキルによって置換されたピロリジニル;又は
チオモルホリニルであり;
は、H、ハロゲン、又はシアノであり;
は、H又はハロゲンであり;
は、H又はハロゲンであり;
は、C1−6アルキルである、(ii)に従う式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩、又はエナンチオマー若しくはジアステレオマーである。
本発明のさらなる態様は、(xvii)R
[式中:
は、Hであり;
は、カルボキシであり;
は、Hであり;
10は、(ヒドロキシメチル)エチル、(ヒドロキシメチル)エチル、(メチルアミノ)エチル、(メチルピペリジニル)メチル、アミノ(メチル)プロピル、アミノイソペンチル、エチル、ヒドロキシ(メチル)プロピル、ヒドロキシプロピル、メトキシエチルアミノ、メチル、メチルアミノ、モルホリニル、モルホリニルメチル、ピラジニルメチル、ピロリジニル、又はピロリジニルメチルであり;
11は、Hである]であり;
は、((ジエチルアミノ)メチル)モルホリニル;((ジメチルアミノ)メチル)モルホリニル;((ジメチルアミノ)メチル)ピペリジニル;((ジメチルアミノ)メチル)ピロリジニル;(ジメチルアミノ)メチル−1,4−オキサゼパニル;(ジメチルアミノ)メチルピロリジニル;(ジメチルアミノ)ピペリジニル;(ジメチルアミノ)ピロリジニル;(ヒドロキシエチル)ピロリジニル;(ヒドロキシメチル)ピロリジニル;(ピロリジニルメチル)ピロリジニル;アミノメチル(トリフルオロメチル)ピラゾリル;ジメチルアミノ;フルオロ(アミノメチル)ピロリジニル;フルオロ(ヒドロキシ)ピロリジニル;ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イル;ヒドロキシ(トリフルオロメチル)ピロリジニル;ヒドロキシエチル−2,9−ジアザスピロ[4.5]デカニル;ヒドロキシピペリジニル;ヒドロキシピロリジニル;メトキシエチル(メチル)アミノ;メチル−1,7−ジアザスピロ[4.4]ノナニル;メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロリル;メチル−2,6−ジアザスピロ[3.4]オクタニル;メチル−2,7−ジアザスピロ[4.4]ノナニル;メチル−2,8−ジアザスピロ[4.5]デカニル;メチル−3,3a,4,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピリジニル;メチル−3,3a,4,6,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,2−c]ピリジニル;メチル−3,8−ジアザビシクロ[4.2.0]オクタニル;メチルアミノ;メチルヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン−6(2H)−イル;メチルモルホリニル;モルホリニル;又はチオモルホリニルであり;
は、H、フルオロ、クロロ、又はシアノであり;
は、H、フルオロ、又はクロロであり;
は、H又はフルオロであり;
は、メチル又はエチルである、(xvi)に従う式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩、又はエナンチオマー若しくはジアステレオマーである。
本発明は、(i’)式(I):
[式中:
は、
{式中:
は、Hであり;
は、カルボキシであり;
は、Hであり;
10は、(C1−6アルキル)アミノ(フェニル)C1−6アルキル、(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル、(C1−6アルキルアミノ)C1−6アルキル、(C1−6アルキルピペラジニル)C1−6アルキル、(C1−6アルキルピペリジニル)C1−6アルキル、(C1−6アルキルピロリジニル)C1−6アルキル、(ヒドロキシC1−6アルキル)1−6アルキル、アミノC1−6アルキル、C1−6アルコキシC1−6アルキル、C1−6アルキル、C1−6アルキルアミノ、C1−6アルキルピロリジニル、ヒドロキシC1−6アルキル、モルホリニル、モルホリニルC1−6アルキル、ピラジニルC1−6アルキル、ピリジニルC1−6アルキル、ピロリジニル、ピロリジニルC1−6アルキル、ピロリジニルC1−6アルキル、テトラヒドロフラニル、又はテトラヒドロフラニルC1−6アルキルであり;
11は、Hである}であり;
は、(C1−6アルキル)アミノ、C1−6アルキルアミノ、C1−6アルコキシC1−6アルキル(C1−6アルキル)アミノ、又はヘテロシクリルであり;
は、H又はハロゲンであり;
は、ハロゲンであり;
は、H又はハロゲンであり;
は、C1−6アルキルである]の化合物、又はその医薬的に許容される塩、又はエナンチオマー若しくはジアステレオマーに関する。
本発明のさらなる態様は、R
[式中:
は、Hであり;
は、カルボキシであり;
は、Hであり;
10は、C1−6アルキル、ピロリジニル、(C1−6アルキルピロリジニル)C1−6アルキル、ピロリジニルC1−6アルキル、又はモルホリニルC1−6アルキルであり;
11は、Hである]であり;
は、(C1−6アルキル)アミノ、(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキルピロリジニル、アミノC1−6アルキル(ハロC1−6アルキル)ピラゾリル、オキサアザビシクロ[2.2.1]ヘプタニル、C1−6アルコキシC1−6アルキル(C1−6アルキル)アミノ、C1−6アルコキシC1−6アルキルモルホリニル、ハロC1−6アルキルピペラジニル、ハロピロリジニル、又はモルホリニルであり;
は、H又はハロゲンであり;
は、ハロゲンであり;
は、Hであり;
は、C1−6アルキルである、式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩、又はエナンチオマー若しくはジアステレオマーである。
本発明のさらなる態様は、R
[式中:
は、Hであり;
は、カルボキシであり;
は、Hであり;
10は、(エチルピロリジニル)メチル、ジメチル(ピロリジニル)エチル、エチル、メチル、モルホリニルメチル、ピロリジニル、又はピロリジニルメチルであり;
11は、Hである]であり;
は、(ジメチルアミノ)メチルピロリジニル、(メトキシメチル)モルホリニル、(トリフルオロメチル)ピペラジニル、アミノメチル(トリフルオロメチル)ピラゾリル、オキサアザビシクロ[2.2.1]ヘプタニル、ジフルオロピロリジニル、ジメチルアミノ、メトキシエチル(メチル)アミノ、メチル(プロピル)アミノ、又はモルホリニルであり;
は、H又はフルオロであり;
は、フルオロであり;
は、Hであり;
は、メチル又はエチルである、式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩、又はエナンチオマー若しくはジアステレオマーである。
本発明のさらなる態様は、(ii’)R
[式中:
は、Hであり;
は、カルボキシであり;
は、Hであり;
10は、(C1−6アルキル)アミノ(フェニル)C1−6アルキル、(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル、(C1−6アルキルアミノ)C1−6アルキル、(C1−6アルキルピペラジニル)C1−6アルキル、(C1−6アルキルピペリジニル)C1−6アルキル、(C1−6アルキルピロリジニル)C1−6アルキル、(ヒドロキシC1−6アルキル)1−6アルキル、アミノC1−6アルキル、C1−6アルコキシC1−6アルキル、C1−6アルキル、C1−6アルキルアミノ、C1−6アルキルピロリジニル、ヒドロキシC1−6アルキル、モルホリニル、モルホリニルC1−6アルキル、ピラジニルC1−6アルキル、ピリジニルC1−6アルキル、ピロリジニル、ピロリジニルC1−6アルキル、ピロリジニルC1−6アルキル、テトラヒドロフラニル、又はテトラヒドロフラニルC1−6アルキルであり;
11は、Hである]であり;
は、(C1−6アルキル)アミノ;
1−6アルキルアミノ;
1−6アルコキシC1−6アルキル(C1−6アルキル)アミノ;
オキサアザビシクロ[2.2.2]ヘプタニル;
オキサゼパニル;
1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロフロ[3,4−c]ピロリル;
1−6アルキルによって置換された2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロリル;
モルホリニル(前記モルホリニルは、未置換であるか又はC1−6アルキル、C1−6アルコキシC1−6アルキル、又は(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキルによって置換されている);
ハロC1−6アルキルによって置換されたピペラジニル;
ピペリジニル(前記ピペリジニルは、未置換であるか又はヒドロキシ、C1−6アルコキシ、又は(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキルによって置換されている);
ピラゾリル(前記ピラゾリルは、未置換であるか又はハロC1−6アルキル及びアミノC1−6アルキルより独立して選択される1又は2の置換基で置換されている);
ピロリジニル(前記ピロリジニルは、未置換であるか又は(C1−6アルキル)アミノ、(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル、アミノ、アミノC1−6アルキル、C1−6アルキル、ハロC1−6アルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、及びヒドロキシC1−6アルキルより独立して選択される1又は2の置換基で置換されている);又は
チオモルホリニルであり;
は、H又はハロゲンであり;
は、ハロゲンであり;
は、H又はハロゲンであり;
は、C1−6アルキルである、式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩、又はエナンチオマー若しくはジアステレオマーである。
本発明のさらなる態様は、(iii’)R
[式中:
は、Hであり;
は、カルボキシであり;
は、Hであり;
10は、ジメチルアミノ(フェニル)エチル、(ジメチルアミノ)エチル、(ジメチルアミノ)イソペンチル、(ジメチルアミノ)イソプロピル、(ジエチルアミノ)エチル、(ジメチルアミノ)ブチル、(メチルアミノ)エチル、(メチルピペラジニル)エチル、(メチルピペリジニル)メチル、(エチルピロリジニル)メチル、(ヒドロキシメチル)エチル、アミノ(メチル)プロピル、アミノイソペンチル、メトキシエチル、メチル、エチル、メチルアミノ、メチルピロリジニル、ヒドロキシ(メチル)プロピル、(ヒドロキシメチル)エチル、ヒドロキシプロピル、モルホリニル、モルホリニルメチル、ピラジニルメチル、ピリジニルメチル、ピロリジニル、ピロリジニルメチル、ジメチル(ピロリジニル)エチル、テトラヒドロフラニル、又はテトラヒドロフラニルメチルであり;
11は、Hである]であり;
は、ジメチルアミノ、メチル(プロピル)アミノ、1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロフロ[3,4−c]ピロリル、5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロリル、メトキシエチル(メチル)アミノ、メチルアミノ、モルホリニル、(メトキシメチル)モルホリニル、メチルモルホリニル、(ジメチルアミノ)メチルモルホリニル、オキサアザビシクロ[2.2.1]ヘプタニル、オキサゼパニル、(トリフルオロメチル)ピペラジニル、メトキシピペリジニル、ヒドロキシピペリジニル、ピペリジニル、(ジメチルアミノ)メチルピペリジニル、アミノメチル(トリフルオロメチル)ピラゾリル、(トリフルオロメチル)ピラゾリル、(ジメチルアミノ)メチルピロリジニル、ジフルオロピロリジニル、フルオロ(アミノメチル)ピロリジニル、ヒドロキシ(トリフルオロメチル)ピロリジニル、アミノ(トリフルオロメチル)ピロリジニル、ピロリジニル、ヒドロキシピロリジニル、(ヒドロキシメチル)ピロリジニル、ヒドロキシ(メチル)ピロリジニル、(ヒドロキシエチル)ピロリジニル、(ジメチルアミノ)ピロリジニル、フルオロ(ヒドロキシ)ピロリジニル、ヒドロキシメチル(メチル)ピロリジニル、又はチオモルホリニルであり;
は、H又はフルオロであり;
は、フルオロであり;
は、H、フルオロ、又はクロロであり;
は、メチル、トリジュウテリオ(trideuterio)メチル、又はエチルである、(ii’)に従う式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩、又はエナンチオマー若しくはジアステレオマーである。
本発明のさらなる態様は、(iv’)R10が(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル、アミノC1−6アルキル、C1−6アルキル、C1−6アルキルアミノ、C1−6アルキルピロリジニル、又はピリジニルC1−6アルキルである、(ii’)又は(iii’)に従う式(I)の化合物である。
本発明のさらなる態様は、(v’)R10が、メチル、エチル、(ジメチルアミノ)エチル、ピリジニルメチル、メチルアミノ、アミノイソペンチル、(ジエチルアミノ)エチル、(ジメチルアミノ)ブチル、又はメチルピロリジニルである、(ii’)〜(iv’)のいずれか1つに従う式(I)の化合物である。
本発明のさらなる態様は、(vi’)Rが、(C1−6アルキル)アミノ;
1−6アルコキシC1−6アルキル(C1−6アルキル)アミノ;
オキサゼパニル;
1−6アルキルによって置換された2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロリル;
モルホリニル(前記モルホリニルは、未置換であるか又はC1−6アルキル又はC1−6アルコキシC1−6アルキルによって置換されている);
(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキルによって置換されたピペリジニル;又は
ピロリジニル(前記ピロリジニルは、未置換であるか又は(C1−6アルキル)アミノ、(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル、又はヒドロキシC1−6アルキルによって置換されている)である、(ii’)〜(v’)のいずれか1つに従う式(I)の化合物である。
本発明のさらなる態様は、(vii’)Rが、(ジメチルアミノ)メチルピペリジニル、(ジメチルアミノ)メチルピロリジニル、(ジメチルアミノ)ピロリジニル、(ヒドロキシメチル)ピロリジニル、(メトキシメチル)モルホリニル、5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロリル、ジメチルアミノ、メトキシエチル(メチル)アミノ、メチルモルホリニル、モルホリニル、オキサゼパニル、又はピロリジニルである、(ii’)〜(vi’)のいずれか1つに従う式(I)の化合物である。
本発明のさらなる態様は、(viii’)R
[式中:
は、Hであり;
は、カルボキシであり;
は、Hであり;
10は、C1−6アルキルであり;
11は、Hである]であり;
は、C1−6アルキルによって置換された2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロリル;
(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキルによって置換されたモルホリニル;又は
(C1−6アルキル)アミノ又は(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキルによって置換されたピロリジニルであり;
は、H又はハロゲンであり;
は、ハロゲンであり;
は、H又はハロゲンであり;
は、C1−6アルキルである、(ii’)に従う式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩、又はエナンチオマー若しくはジアステレオマーである。
本発明のさらなる態様は、(ix’)R
[式中:
は、Hであり;
は、カルボキシであり;
は、Hであり;
10は、メチルであり;
11は、Hである]であり;
は、5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロリル、(ジメチルアミノ)メチルモルホリニル、(ジメチルアミノ)メチルピロリジニル、又は(ジメチルアミノ)ピロリジニルであり;
は、H又はフルオロであり;
は、フルオロであり;
は、H又はフルオロであり;
は、メチルである、(viii’)に従う式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩、又はエナンチオマー若しくはジアステレオマーである。
本発明の別の態様は:
6−[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−4−オキソ−1−ピロリジン−3−イル−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(モルホリン−3−イルメチル)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−[(1−エチルピロリジン−2−イル)メチル]−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(2−オキサ−5−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−5−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−エチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−4−[2−メトキシエチル(メチル)アミノ]−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−エチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[メチル(プロピル)アミノ]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−エチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[3−(トリフルオロメチル)ピペラジン−1−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−4−[2−(メトキシメチル)モルホリン−4−イル]−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−4−オキソ−1−(ピロリジン−2−イルメチル)−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[2−[(ジメチルアミノ)メチル]ピロリジン−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[(2R)−2−[(ジメチルアミノ)メチル]ピロリジン−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[(2S)−2−[(ジメチルアミノ)メチル]ピロリジン−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[4−(アミノメチル)−3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−1−イル]−8−(エチルアミノ)−6−フルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−エチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−(3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル)−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−(ジメチルアミノ)−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(1,1−ジメチル−2−ピロリジン−1−イル−エチル)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−エチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−(ジメチルアミノ)−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−エチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−(ジメチルアミノ)−6,7−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−エチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−4−オキソ−1−テトラヒドロフラン−3−イル−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−[2−(ジメチルアミノ)エチル]−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[3−(アミノメチル)−3−フルオロ−ピロリジン−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(2−メトキシエチル)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[6−フルオロ−4−[3−ヒドロキシ−3−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル]−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−[2−(メチルアミノ)エチル]−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[3−アミノ−3−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[8−(エチルアミノ)−6−フルオロ−4−[3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−1−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−4−オキソ−1−ピロリジン−3−イル−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−4−オキソ−1−(4−ピリジルメチル)−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(モルホリン−3−イルメチル)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−[(1−メチル−4−ピペリジル)メチル]−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−4−[2−メトキシエチル(メチル)アミノ]−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[8−(エチルアミノ)−6−フルオロ−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−4−オキソ−1−ピロリジン−3−イル−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピル)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[(2S)−2−メチルモルホリン−4−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[6−フルオロ−4,8−ビス(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(モルホリン−3−イルメチル)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
1−(2−アミノ−2−メチル−プロピル)−6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−4−オキソ−1−(テトラヒドロフラン−2−イルメチル)−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−4−(4−メトキシ−1−ピペリジル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−4−[2−メトキシエチル(メチル)アミノ]−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(モルホリン−3−イルメチル)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(モルホリン−2−イルメチル)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−4−(4−ヒドロキシ−1−ピペリジル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−[2−ヒドロキシ−1−(ヒドロキシメチル)−1−メチル−エチル]−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(2−ヒドロキシ−1−メチル−エチル)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−ピロリジン−1−イル−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[6−フルオロ−4−(3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[(2R)−2−メチルモルホリン−4−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[(2S)−2−メチルモルホリン−4−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(2−ヒドロキシ−1−メチル−エチル)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(2−ヒドロキシプロピル)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[6−フルオロ−4−[3−(ヒドロキシメチル)ピロリジン−1−イル]−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−(ジメチルアミノ)−6,7−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−4−オキソ−1−ピロリジン−3−イル−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(1−ピペリジル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
1−(2−アミノ−3−メチル−ブチル)−6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−4−オキソ−1−(ピラジン−2−イルメチル)−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[6−フルオロ−4−(3−ヒドロキシ−3−メチル−ピロリジン−1−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(1,4−オキサゼパン−4−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[2−[(ジメチルアミノ)メチル]モルホリン−4−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−(1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロフロ[3,4−c]ピロール−5−イル)−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[7−クロロ−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−ピロリジン−1−イル−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−4−オキソ−1−ピロリジン−3−イル−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−チオモルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[6−フルオロ−4−[3−(2−ヒドロキシエチル)ピロリジン−1−イル]−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[7−クロロ−4−(ジメチルアミノ)−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−4−オキソ−1−ピロリジン−3−イル−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
1−[2−(ジメチルアミノ)−2−メチル−プロピル]−6−[6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
1−[2−(ジメチルアミノ)−1−メチル−エチル]−6−[6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−モルホリノ−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
1−[2−(ジエチルアミノ)エチル]−6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−[2−(ジメチルアミノ)−2−フェニル−エチル]−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−イル]−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[6,7−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−ピロリジン−1−イル−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−4−オキソ−1−ピロリジン−3−イル−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−4−[(2S)−2−(ヒドロキシメチル)ピロリジン−1−イル]−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[2−[(ジメチルアミノ)メチル]モルホリン−4−イル]−6,7−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−[2−(ジメチルアミノ)ブチル]−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[3−[(ジメチルアミノ)メチル]−1−ピペリジル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(1−メチルピロリジン−3−イル)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−4−[trans−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−ピロリジン−1−イル]−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−4−[trans−3−ヒドロキシ−4−メチル−ピロリジン−1−イル]−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−4−[3−(ヒドロキシメチル)−3−メチル−ピロリジン−1−イル]−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(オキサゾール−5−イルメチル)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[cis−3−[(ジメチルアミノ)メチル]−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロフロ[2,3−c]ピロール−5−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
(S)−6−(5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(ピロリジン−1−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−4−オキソ−1−(ピロリジン−3−イル)−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(4−(6−((ジメチルアミノ)メチル)−1,4−オキサゼパン−4−イル)−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−4−オキソ−1−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(4−(3−((ジメチルアミノ)メチル)−3−フルオロピロリジン−1−イル)−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(4−(3−((ジメチルアミノ)メチル)−3−フルオロピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(4−(3−((ジメチルアミノ)メチル)ピペリジン−1−イル)−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
1−シクロプロピル−6−[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[(cis−5−(2−メトキシエチル)−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−チオモルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−チオモルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−4−オキソ−1−(ピロリジン−3−イル)−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(4−(3−((シクロプロピル(メチル)アミノ)メチル)ピロリジン−1−イル)−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(4−(3−((ジメチルアミノ)メチル)−3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(4−(3−((ジメチルアミノ)メチル)−3−メチルピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(4−(3−((ジメチルアミノ)メチル)−3−メチルピロリジン−1−イル)−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−6,7−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(4−(3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−8−(エチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(5,7−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(4−(3−((ジメチルアミノ)メチル)ピロリジン−1−イル)−8−(エチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(4−(ジメチルアミノ)−5,7−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−4−オキソ−1−(ピロリジン−3−イル)−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(4−(3−((ジメチルアミノ)メチル)−3−フルオロピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(4−(3−((ジメチルアミノ)メチル)−3−フルオロピロリジン−1−イル)−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(cis−1−メチルヘキサヒドロ−1H−ピロロ[3,4−b]ピリジン−6(2H)−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(cis−1−メチルヘキサヒドロ−1H−ピロロ[3,4−b]ピリジン−6(2H)−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(cis−4−メチルヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン−6(2H)−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(cis−4−メチルヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン−6(2H)−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(4−(3−(シクロプロピルアミノ)ピロリジン−1−イル)−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(4−(3−(シクロプロピルアミノ)ピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(4−(3−(シクロプロピル(メチル)アミノ)ピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(5−クロロ−4−(ジメチルアミノ)−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(4−(3−(シクロプロピル(メチル)アミノ)ピロリジン−1−イル)−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
1−(シクロプロピルアミノ)−6−(4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−(3a−フルオロ−5−メチル−3,4,6,6a−テトラヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−(3a−フルオロ−5−メチル−3,4,6,6a−テトラヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(5−クロロ−4−(3−((ジメチルアミノ)メチル)ピロリジン−1−イル)−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−8−(エチルアミノ)−6−(トリフルオロメチル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[3a−(フルオロメチル)−5−メチル−3,4,6,6a−テトラヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[3a−(フルオロメチル)−5−メチル−3,4,6,6a−テトラヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(4−(3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル)−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−エチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(8−(エチルアミノ)−6−フルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(4−(6−オキサ−3−アザビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−エチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(5,6−ジフルオロ−4−(3−ヒドロキシ−3−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−(1−メチルピロリジン−3−イル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(5,6−ジフルオロ−4−((2−メトキシエチル)(メチル)アミノ)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(3−メチルピロリジン−1−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(5,6−ジフルオロ−4−(ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(4−(3−((ジメチルアミノ)メチル)ピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(4−(3−((シクロプロピルアミノ)メチル)ピロリジン−1−イル)−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(4−(3−((シクロプロピルアミノ)メチル)ピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(6−クロロ−4−(2−((ジメチルアミノ)メチル)モルホリノ)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(6−クロロ−4−(3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(4−(ジメチルアミノ)−8−(エチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−4−オキソ−1−(ピロリジン−3−イル)−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(6−フルオロ−4−(3−(((2−メトキシエチル)(メチル)アミノ)メチル)ピロリジン−1−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(5,6−ジフルオロ−4−(3−(((2−メトキシエチル)(メチル)アミノ)メチル)ピロリジン−1−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(4−(4−((ジメチルアミノ)メチル)−3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(4−(4−((ジメチルアミノ)メチル)−3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル)−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(3−ヒドロキシ−1−メチル−プロピル)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−((1−ヒドロキシシクロプロピル)メチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−(2−モルホリノエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−4−オキソ−1−(2−(3−オキソピペラジン−1−イル)エチル)−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(4−(2−((ジエチルアミノ)メチル)モルホリノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
(S)−6−(4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−4−オキソ−1−(ピロリジン−3−イル)−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
(R)−6−(5,6−ジフルオロ−4−(3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(4−trans−(3−(ジメチルアミノ)−4−メチルピロリジン−1−イル)−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[(2S)−2−[(ジメチルアミノ)メチル]ピロリジン−1−イル]−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−4−オキソ−1−(2,2,2−トリフルオロエチルアミノ)−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[(2S)−2−[(ジメチルアミノ)メチル]ピロリジン−1−イル]−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−4−オキソ−1−(テトラヒドロピラン−4−イルアミノ)−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
(R)−6−(4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−4−オキソ−1−(ピロリジン−3−イル)−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
(R)−6−(5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(ピロリジン−1−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−4−オキソ−1−(ピロリジン−3−イル)−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
(S)−6−(4−(6−((ジメチルアミノ)メチル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(4−((3S,4S)−3−(ジメチルアミノ)−4−メトキシピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(4−((3S,4S)−3−(ジメチルアミノ)−4−フルオロピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(4−((3R,4S)−3−(ジメチルアミノ)−4−メチルピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
(S)−6−(4−(2−((ジメチルアミノ)メチル)ピロリジン−1−イル)−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
(S)−6−(5,6−ジフルオロ−4−(3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
(S)−6−(5,6−ジフルオロ−4−(3−(ヒドロキシメチル)ピロリジン−1−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
(R)−6−(5,6−ジフルオロ−4−(3−(ヒドロキシメチル)ピロリジン−1−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
(S)−6−(4−(2−((ジメチルアミノ)メチル)ピロリジン−1−イル)−8−(エチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(4−trans−(3−(ジメチルアミノ)−4−メチルピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(4−trans−(3−(ジメチルアミノ)−4−フルオロピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(4−trans−(3−(ジメチルアミノ)−4−フルオロピロリジン−1−イル)−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(4−trans−(3−(ジメチルアミノ)−4−メトキシピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(4−trans−(3−(ジメチルアミノ)−4−メトキシピロリジン−1−イル)−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
(S)−6−(4−(2−((ジメチルアミノ)メチル)ピロリジン−1−イル)−6,7−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
(S)−6−(5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(3−(ピロリジン−1−イルメチル)ピロリジン−1−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
(S)−6−(5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(3−(モルホリノメチル)ピロリジン−1−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(4−((3aR,4R,7aS)−4−(ジメチルアミノ)ヘキサヒドロ−1H−イソインドール−2(3H)−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[8−(エチルアミノ)−6−フルオロ−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−4−オキソ−1−ピロリジン−3−イル−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−[2−(ジメチルアミノ)−2−メチル−プロピル]−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−モルホリノ−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(ジメチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[2−[(ジメチルアミノ)メチル]モルホリン−4−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[4−(ジメチルアミノ)−1−ピペリジル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[4−[(ジメチルアミノ)メチル]−1−ピペリジル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(4−メチルピペラジン−1−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(4−メチル−1,4−ジアゼパン−1−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[3−[(ジメチルアミノ)メチル]−1−ピペリジル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[6−フルオロ−4−(cis−1−メチル−3,3a,4,6,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−5−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(9−メチル−2,9−ジアザスピロ[4.5]デカン−2−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[3−(ジメチルアミノ)−1−ピペリジル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[cis−1−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−5−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[cis−1−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−5−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−4−[9−(2−ヒドロキシエチル)−2,9−ジアザスピロ[4.5]デカン−2−イル]−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−4−[9−(2−メトキシエチル)−2,9−ジアザスピロ[4.5]デカン−2−イル]−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−4−(cis−1−メチル−3,3a,4,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−6−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−4−[3−[2−メトキシエチル(メチル)アミノ]−1−ピペリジル]−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−4−[3−[2−メトキシエチル(メチル)アミノ]ピロリジン−1−イル]−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−4−(cis−1−メチル−3,3a,4,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−6−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−4−[3−[2−ヒドロキシエチル(メチル)アミノ]ピロリジン−1−イル]−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−4−[3−[2−ヒドロキシエチル(メチル)アミノ]−1−ピペリジル]−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(9−メチル−6−オキサ−2,9−ジアザスピロ[4.5]デカン−2−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(4−ピロリジン−1−イル−1−ピペリジル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−(4−シクロプロピルピペラジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[cis−5−(2−ヒドロキシエチル)−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(2−ヒドロキシ−1−メチル−エチル)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[7−(ジメチルアミノ)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−ピロリジン−1−イル−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[cis−1−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−5−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[cis−1−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−5−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[6−フルオロ−4−(cis−1−メチル−3,3a,4,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−6−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[6−フルオロ−4−(cis−1−メチル−3,3a,4,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−6−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(cis−8−メチル−3,8−ジアザビシクロ[4.2.0]オクタン−3−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(cis−8−メチル−3,8−ジアザビシクロ[4.2.0]オクタン−3−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[3−(ジメチルアミノ)−1−ピペリジル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−[(1S)−2−ヒドロキシ−1−メチル−エチル]−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[(2S)−2−[(ジメチルアミノ)メチル]ピロリジン−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−cis−(4R)−[(ジメチルアミノ)メチル]−3,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピロール−2−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[(8aS)−3,4,6,7,8,8a−ヘキサヒドロ−1H−ピロロ[1,2−a]ピラジン−2−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[(8aR)−3,4,6,7,8,8a−ヘキサヒドロ−1H−ピロロ[1,2−a]ピラジン−2−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−cis−(4R)−(ジメチルアミノ)−3,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピロール−2−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[cis−3−(ジメチルアミノ)−4−ヒドロキシ−ピロリジン−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[cis−3−(ジメチルアミノ)−4−ヒドロキシ−ピロリジン−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−4−[2−(2−ヒドロキシエチル)モルホリン−4−イル]−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(4−メチルピペラジン−1−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[cis−2−メチル−1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−5−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(2−メチル−2,6−ジアザスピロ[3.4]オクタン−6−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(7−メチル−2,7−ジアザスピロ[4.4]ノナン−2−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(1−メチル−1,8−ジアザスピロ[4.5]デカン−8−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(2−メチル−2,8−ジアザスピロ[4.5]デカン−8−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−4−(1−メチル−3,4,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,4−b]ピリジン−6−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−(4−エチルピペラジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−4−(4−イソプロピルピペラジン−1−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−4−(4−メチル−2,3,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン−6−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−4−(4−メチル−2,3,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン−6−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(1−メチル−1,7−ジアザスピロ[3.4]オクタン−7−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(1−メチル−1,7−ジアザスピロ[3.4]オクタン−7−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(1−メチル−1,7−ジアザスピロ[4.4]ノナン−7−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(1−メチル−1,7−ジアザスピロ[4.4]ノナン−7−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−4−(cis−4−メチル−2,3,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン−6−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−4−(cis−4−メチル−2,3,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン−6−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−4−(5−メチル−3,3a,4,6,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−1−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−4−(5−メチル−3,3a,4,6,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−1−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−4−(cis−1−メチル−2,3,3a,5,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,2−b]ピロール−4−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−4−(4−メチル−3,3a,5,6,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−1−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−4−(4−メチル−3,3a,5,6,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−1−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(cis−6−メチル−2,6−ジアザビシクロ[3.2.0]ヘプタン−2−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−4−(cis−1−メチル−2,3,3a,5,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,2−b]ピロール−4−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[(2S)−2−メチルモルホリン−4−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−4−オキソ−1−[(1S)−2−ヒドロキシ−1−メチル−エチル]−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
(1R)−6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[(2S)−2−メチルモルホリン−4−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−4−オキソ−1−ピロリジン−3−イル−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[cis−6−メチル−3,6−ジアザビシクロ[3.2.0]ヘプタン−3−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[(3S)−3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−イル]−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[(3S)−3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[(3S)−3−[(ジメチルアミノ)メチル]ピロリジン−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[(3R)−3−[(ジメチルアミノ)メチル]ピロリジン−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[(3R)−3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[(3R)−3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(エチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−ピロリジン−1−イル−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−4−オキソ−1−ピロリジン−3−イル−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[cis−1−(3−ヒドロキシプロピル)−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−5−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[cis−1−(2−ヒドロキシエチル)−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−5−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(4−(1−(ジメチルアミノ)−6−アザスピロ[3.4]オクタン−6−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(4−((1R,5S,6S)−6−(ジメチルアミノ)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−6−クロロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−6−クロロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−6−クロロ−5−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−6−クロロ−5−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−5−クロロ−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(5−クロロ−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−5−クロロ−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−(3a,5−ジメチル−3,4,6,6a−テトラヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル)−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−(3a,5−ジメチル−3,4,6,6a−テトラヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル)−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−5−シアノ−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−5−シアノ−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[6−クロロ−4−(cis−3−ヒドロキシ−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロフロ[2,3−c]ピロール−5−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[6−クロロ−4−[cis−3−(ジメチルアミノ)−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロフロ[2,3−c]ピロール−5−イル]−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[6−クロロ−8−(メチルアミノ)−4−(cis−8−メチル−3,8−ジアザビシクロ[4.2.0]オクタン−3−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[(cis−5−エチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−[(3S)−1−エチルピロリジン−3−イル]−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[cis−1−シクロプロピル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−5−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[3−[(ジメチルアミノ)メチル]−3−フルオロ−1−ピペリジル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[cis−1−シクロプロピル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−5−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[cis−(4R)−4−(ジメチルアミノ)−3,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピロール−2−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[6−クロロ−8−(メチルアミノ)−4−[cis−(4R)−(ジメチルアミノ)−3,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピロール−2−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[cis−3−(ジメチルアミノ)−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロフロ[2,3−c]ピロール−5−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−4−(cis−3−ヒドロキシ−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロフロ[2,3−c]ピロール−5−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[cis−(4S)−4−(ジメチルアミノ)−3,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピロール−2−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−エチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(エチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(エチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(5,6−ジクロロ−4−(cis−(4R)−4−(ジメチルアミノ)ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール−2(1H)−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−5,6−ジクロロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−6−フルオロ−5−メトキシ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[cis−1−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−5−イル]−6−フルオロ−5−メトキシ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(5−オキサ−2,8−ジアザスピロ[3.5]ノナン−8−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(cis−6−メチルヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン−4(4aH)−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[(3aS,6aS)−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−5−シアノ−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[(3aS,6aS)−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−5−シアノ−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−(3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−(3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−[2−(ジメチルアミノ)エチル]−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(4−(3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−(1−メチルピロリジン−3−イル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(2−メトキシエチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[(cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−アミノ−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−4−オキソ−1−((2,2,2−トリフルオロエチル)アミノ)−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−(2−メチル−1−(メチルアミノ)プロパン−2−イル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[(cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−アミノ−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メトキシメチル)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(4−(trans−1−(ジメチルアミノ)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(4−(cis−1−(ジメチルアミノ)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−(4−((2S,4S)−2−((ジメチルアミノ)メチル)−4−フルオロピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[(3aS,6aS)−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[(3aR,6aR)−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[(2S)−2−[(ジメチルアミノ)メチル]モルホリン−4−イル]−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[(2R)−2−[(ジメチルアミノ)メチル]モルホリン−4−イル]−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[(3aS,6aS)−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[(3aR,6aR)−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[(3aS,6aS)−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[(3aS,6aS)−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[(3R)−3−(ジメチルアミノ)−1−ピペリジル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[(3S)−3−(ジメチルアミノ)−1−ピペリジル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[(3aR,6aR)−1−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−5−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[(3aS,6aS)−1−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−5−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[(3aR,6aR)−1−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−5−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[(3aR,6aR)−3a−フルオロ−5−メチル−3,4,6,6a−テトラヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[(3aS,6aS)−3a−フルオロ−5−メチル−3,4,6,6a−テトラヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[(3aR,6aR)−3a−フルオロ−5−メチル−3,4,6,6a−テトラヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[(3aS,6aS)−3a−フルオロ−5−メチル−3,4,6,6a−テトラヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[(3aS,6aS)−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−6−クロロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[(3aR,6aR)−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−6−クロロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[(3aS,6aS)−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−6−クロロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[(3aR,6aR)−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−6−クロロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[(4aS,7aR)−4−メチル−2,3,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン−6−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[(4aR,7aS)−4−メチル−2,3,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン−6−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[(4aS,7aR)−4−メチル−2,3,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン−6−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[(4aR,7aS)−4−メチル−2,3,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン−6−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[(3aR,6aR)−1−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−5−イル]−6−クロロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[(3aS,6aS)−1−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−5−イル]−6−クロロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[(5R)−9−メチル−6−オキサ−2,9−ジアザスピロ[4.5]デカン−2−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[(5S)−9−メチル−6−オキサ−2,9−ジアザスピロ[4.5]デカン−2−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[(3aR,6aR)−1−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−5−イル]−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[(3aS,6aS)−1−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−5−イル]−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[(3aR,7aR)−1−メチル−3,3a,4,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−6−イル]−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[(3aS,7aS)−1−メチル−3,3a,4,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−6−イル]−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[(3aR,4R,6aS)−4−(ジメチルアミノ)−3,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピロール−2−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[(3aS,4R,6aR)−4−(ジメチルアミノ)−3,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピロール−2−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[(3aR,4S,6aS)−4−(ジメチルアミノ)−3,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[(3aS,4S,6aR)−4−(ジメチルアミノ)−3,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[(4aR,7aR)−4−ヒドロキシ−1−メチル−3,4,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,4−b]ピリジン−6−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[(4aS,7aS)−4−ヒドロキシ−1−メチル−3,4,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,4−b]ピリジン−6−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[(4aS,7aR)−4−メチル−2,3,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン−6−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[(4aR,7aS)−4−メチル−2,3,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン−6−イル]−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[(4aS,7aR)−4−メチル−2,3,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン−6−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[(4aR,7aS)−4−メチル−2,3,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン−6−イル]−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[(4aS,7aS)−4−メチル−2,3,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン−6−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[(4aR,7aR)−4−メチル−2,3,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン−6−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
(S)−6−(5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(3−(トリフルオロメチル)ピペラジン−1−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
(R)−6−(5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(3−(トリフルオロメチル)ピペラジン−1−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
(R)−6−(4−(2−((ジメチルアミノ)メチル)モルホリノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;又は
(S)−6−(4−(2−((ジメチルアミノ)メチル)モルホリノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5−シアノ−4−(ジメチルアミノ)−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5−シアノ−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[cis−1−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−5−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[(3aR,4R,6aS)−4−(ジメチルアミノ)−3,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピロール−2−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[(3aS,4R,6aR)−4−(ジメチルアミノ)−3,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピロール−2−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
6−[4−[(3aR,7aR)−1−メチル−3,3a,4,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−6−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;及び
6−[4−[(3aS,7aS)−1−メチル−3,3a,4,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−6−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸より選択される、式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩、又はエナンチオマー若しくはジアステレオマーである。
合成
[式中、X、X、X、及びXは、ハロゲンである]
式(I)の化合物は、スキーム1に従って製造することができる。オルト−フルオロニトロベンゼン(Ia)のアミン:R−NHでの求核置換により、アニリン(Ib)を得る。このアニリン(Ib)を炭酸ジtert−ブチルで保護化して、保護化アニリン(Ic)を得ることができる。アニリン(Ic)中のニトロ基をパラジウム触媒とのHのような還元剤によって還元して、式(Id)の化合物を得ることができる。パラジウム触媒とホスフィンリガンドを使用して式(Id)の化合物のトリハロゲン化ピリジンとのカップリングを達成して、式(Ie)の化合物を得ることができる。パラジウム触媒とホスフィンリガンドを使用する式(Ie)の化合物の環化により、式(If)の化合物を得る。式(If)より、ピリジン部分の酸化に続くPOCl又はPOBrでの処理のようなハロゲン化によって、式(Ig)の化合物を入手することができる。式(Ig)の化合物は、式(Ig)の化合物(RがHである場合)のハロゲン化試薬(NCSのような)での追加ハロゲン化に炭酸ジtert−ブチルでの再保護化を続けることよっても入手し得る。
式(I)の化合物は、スキーム1に従って製造することができる。Rを導入するための式(Ig)の化合物のカップリングは、あるC−N結合形成のためのアミンと塩基での求核置換(求核性Nを担うRを用いる)、又はあるC−N結合形成のためのブックワルド・ハートウィグ(Buchwald-Hartwig)クロスカップリング反応(塩基性Nを担うRを用いる)、又はC−C結合形成のためのパラジウム触媒化鈴木(Suzuki)カップリング(ボロン酸エステル又はボロン酸としてRを用いる)のいずれかを介して達成して、式(Ih)の化合物を得ることができる。Rを導入するための式(Ih)の化合物のさらなるカップリングを、パラジウム触媒化鈴木(Suzuki)カップリングを使用して達成して、式(Ii)の化合物を得ることができる。式(Ih)の化合物又は式(Ii)の化合物では、キラル分離を達成することができる。式(Ii)の特別な化合物では、式(Ih)の化合物をボロン酸エステル又はボロン酸としての式(Ij)の化合物へ変換してからRハロゲン化物とカップリングさせることによって、C−C結合形成のための鈴木(Suzuki)カップリングを逆にする必要がある。トリフルオロ酢酸のような酸の存在下での式(Ii)の化合物の脱保護化によって、式(I)の化合物を得る。
[式中、X、X、X、及びXは、ハロゲンである]
あるいは、式(I)の化合物は、スキーム2に従って製造することができる。式(Id)の化合物のジハロゲン化ピリジンとのカップリングを、パラジウム触媒とホスフィンリガンドを使用して達成して、式(Ik)の化合物を得ることができる。パラジウム触媒とホスフィンリガンドを使用する、式(Ik)の化合物の環化によって、式(Im)の化合物を得る。NCS、NBS、又はNISのようなハロゲン化試薬を使用するハロゲン化へ式(Im)の化合物を処して、式(If)の化合物を得ることができて、引き続きピリジン部分を酸化して、POCl又はPOBrでの処理のようなハロゲン化を続ける。あるいは、式(If)の化合物は、式(If)の化合物(RがHである場合)のNBSのようなハロゲン化試薬での処理によっても入手し得て、式(If)の化合物(Rがハロゲン、特にブロモである場合)を得る。式(If)の化合物は、パラジウム媒介性置換又は芳香族求核置換を介して式(If)の化合物(Rがハロゲン、特にブロモである場合)を式(If)の化合物(Rが、CN、OMe、等である場合)へ変換することによってさらに入手することができる。
を導入するための式(Ig)の化合物のカップリングは、あるC−N結合形成のためのアミンと塩基での求核置換(求核性Nを担うRを用いる)、又はあるC−N結合形成のためのブックワルド・ハートウィグ(Buchwald-Hartwig)クロスカップリング反応(塩基性Nを担うRを用いる)、又はC−C結合形成のためのパラジウム触媒化鈴木(Suzuki)カップリング(ボロン酸エステル又はボロン酸としてRを用いる)のいずれかを介して達成して、式(Ih)の化合物を得ることができる。Rを導入するための式(Ih)の化合物のさらなるカップリングを、パラジウム触媒化鈴木(Suzuki)カップリングを使用して達成して、式(Ii)の化合物を得ることができる。式(Ih)の化合物又は式(Ii)の化合物では、キラル分離を達成することができる。式(Ii)の特別な化合物では、式(Ih)の化合物をボロン酸エステル又はボロン酸としての式(Ij)の化合物へ変換してからRハロゲン化物とカップリングさせることによって、C−C結合形成のための鈴木(Suzuki)カップリングを逆にする必要がある。トリフルオロ酢酸のような酸の存在下での式(Ii)の化合物の脱保護化によって、式(I)の化合物を得る。
本発明はまた、式(Ii):
[式中、R〜Rは、上記に定義される]の化合物の酸(例えば、トリフルオロ酢酸であり得る)との反応を含んでなる、式(I)の化合物の製造のための方法に関する。式(I)の化合物は、上記の方法に従って製造される場合、本発明の目的でもある。
医薬組成物と投与
別の態様は、本発明の化合物と治療上不活性な担体、希釈剤、又は賦形剤を含有する医薬組成物又は医薬品、並びに、本発明の化合物を使用してそのような組成物及び医薬品を製造する方法を提供する。1つの例では、式(I)の化合物を、周囲温度で、適正なpHで、そして所望される度合いの純度で、生理学的に許容される担体(即ち、製剤投与形態へ利用される投与量及び濃度でレシピエントに対して無害である担体)と混合することによって製剤化することができる。製剤のpHは、化合物の特別な使用とその濃度に主に依存するが、好ましくは、約3〜約8のあらゆる範囲に及ぶ。1つの例では、式(I)の化合物を酢酸緩衝液においてpH5で製剤化する。別の態様において、式(I)の化合物は、無菌である。該化合物は、例えば、固体又は非晶性の組成物として、凍結乾燥製剤として、又は水溶液剤として保存し得る。
組成物は、良好な医療行為に一致したやり方で製剤化、用量決定、及び投与される。この文脈において考慮すべき要因には、治療される特別な障害、治療される特別な哺乳動物、個々の患者の臨床状態、障害の原因、薬剤の送達部位、投与の方法、投与の計画、及び医療従事者に知られた他の要因が含まれる。投与される化合物の「有効量」は、そのような考慮事項によって支配されるものであって、細菌DNAジャイレース及び/又はトポイソメラーゼIVの阻害を介して細菌負荷を抑制するか又は宿主生存を改善するのに必要な最少量である。例えば、そのような量は、正常細胞、又はその哺乳動物全体にとって有害である量未満であり得る。
1つの例において、非経口的に投与される本発明の化合物の投薬当たりの医薬有効量は、患者の体重1kgにつき、1日当たり約0.1〜1000mg、あるいは約1〜100mgの範囲にあろう。別の態様では、錠剤及びカプセル剤のような経口の単位剤形は、好ましくは、本発明の化合物の約5〜約5000mgを含有する。
本発明の化合物は、経口、局所(頬内及び舌下が含まれる)、直腸、膣、経皮、非経口、皮下、腹腔内、肺内、皮内、髄腔内、及び硬膜外、及び鼻腔内と(局部治療が所望されるならば)病巣内の投与が含まれる、どの好適な手段によっても投与してよい。非経口注入には、筋肉内、静脈内、動脈内、腹腔内、又は皮下の投与が含まれる。
本発明の化合物は、例えば、錠剤、散剤、カプセル剤、溶液剤、分散液剤、懸濁液剤、シロップ剤、スプレー剤、坐剤、ゲル剤、乳液剤、パッチ剤、等といったどの簡便な投与形態でも投与してよい。そのような組成物は、医薬調製品に慣用の成分、例えば、希釈剤、担体、pH調整剤、甘味剤、増嵩剤、及びさらなる有効成分を含有してよい。
典型的な製剤は、本発明の化合物と担体又は賦形剤を混合することによって調製される。好適な担体及び賦形剤は、当業者によく知られていて、例えば、Ansel, Howard C., et al.「アンセルの医薬剤形と薬物送達系(Ansel's Pharmaceutical Dosage Forms and Drug Delivery Systems)」フィラデルフィア:リッピンコット、ウィリアムズ・アンド・ウィルキンス(2004);Gennaro, Alfonso R., et al.「レミントン:調剤の科学及び実践(Remington: The Science and Practice of Pharmacy)」フィラデルフィア:リッピンコット、ウィリアムズ・アンド・ウィルキンス(2000);及び、Rowe, Raymond C.「医薬賦形剤ハンドブック(Handbook of Pharmaceutical Excipients)」シカゴ、ファーマシューティカル・プレス(2005)に詳しく記載されている。この製剤には、薬物(即ち、本発明の化合物又はその医薬組成物)の洗練された提示を提供するか又はその製剤製品(即ち、医薬品)の製造に役立てるために、1以上の緩衝剤、安定化剤、界面活性剤、湿潤剤、滑沢剤、乳化剤、懸濁剤、保存剤、抗酸化剤、不透明化剤、流動促進剤、加工助剤、着色剤、甘味剤、芳香剤、香味剤、希釈剤、及び他の既知の添加剤も含めてよい。
好適な経口剤形の例は、約10〜500mgの本発明の化合物を約40〜400mgの無水乳糖、約5mg〜50mgのクロスカルメロースナトリウム、約5〜50mgのポリビニルピロリドン(PVP)K30、及び約1〜10mgのステアリン酸マグネシウムと複合して含有する錠剤である。最初に、粉末化した成分を一緒に混合して、次にPVPの溶液剤と混合する。生じる組成物は、慣用の機器を使用して、乾燥させ、造粒して、ステアリン酸マグネシウムと混合して、錠剤形態へ圧縮することができる。本発明の化合物(例えば、5〜1000mg)を好適な緩衝剤溶液(例、リン酸緩衝液)に溶かし、所望されるならば等張化剤(例、塩化ナトリウムのような塩)を加えることによって、エアゾール製剤の例を調製することができる。この溶液剤は、不純物や混在物を除去するために、例えば、0.2ミクロンのフィルターを使用して濾過してよい。
故に、ある態様には、式(I)の化合物又はその立体異性体又は医薬的に許容される塩を含んでなる医薬組成物が含まれる。さらなる態様には、式(I)の化合物又はその立体異性体又は医薬的に許容される塩を医薬的に許容される担体又は賦形剤と一緒に含んでなる医薬組成物が含まれる。
別の態様には、細菌感染症の治療及び/又は予防における使用のための、式(I)の化合物を含んでなる医薬組成物が含まれる。
いくつかの態様において、本発明の化合物は、単回投与方式又は頻回投与方式の一部として、経口的に、非経口的に、吸入スプレーによって、局所的に、直腸、鼻腔、頬内、膣に、又は埋め込み型レザバーを介して投与し得る。使用される「非経口」という用語には、皮下、皮内、静脈内、筋肉内、関節内、滑液嚢内、胸骨内、髄腔内、病巣内、及び頭蓋内の注射又は注入技術が含まれる。典型的には、本発明の医薬組成物は、1日約1〜5回投与されるか、あるいは患者の状態の改善時に連続注入液として投与されよう。
適応症と治療の方法
本発明の化合物は、式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩、又はエナンチオマー若しくはジアステレオマーの治療有効量の必要な対象へ投与することによる、ヒト又は他の動物における細菌感染症の治療及び/又は予防に有用である。本発明の化合物と方法は、黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)、大腸菌(Escherichia coli)、肺炎桿菌(Klebsiella pneumoniae)、アシネトバクター・バウマンニー(Acinetobacter baumannii)、及び緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa)が含まれる病原体に感染したヒト患者に特によく適している。本発明の化合物によってまた制御され得る細菌性生物の例には、限定されないが、以下のグラム陽性菌とグラム陰性菌が含まれる:肺炎レンサ球菌(Streptococcus pneumoniae)、化膿レンサ球菌(Streptococcus pyogenes)、エンテロコッカス・フェカーリス(Enterococcus faecalis)、エンテロコッカス・フェシウム(Enterococcus faecium)、エンテロバクター属菌種(Enterobacter spp. species)、プロテウス属菌種(Proteus spp. species)、セラチア・マルセッセンス(Serratia marcescens)、黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)、コアグラーゼ陰性ブドウ球菌(Coag. Neg. Staphylococci)、インフルエンザ菌(Haemophilus influenzae)、炭疽菌(Bacillus anthraces)、肺炎マイコプラズマ(Mycoplasma pneumoniae)、モラクセラ・カタラーリス(Moraxella catarrhalis)、肺炎クラミジア(Chlamydophila pneumoniae)、クラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)、レジオネラ・ニューモフィラ(Legionella pneumophila)、結核菌(Mycobacterium tuberculosis)、ヘリコバクター・ピロリ(Helicobacter pylori)、腐性ブドウ球菌(Staphylococcus saprophyticus)、表皮ブドウ球菌(Staphylococcus epidermidis)、野兎病菌(Francisella tularensis)、ペスト菌(Yersinia pestis)、クロストリジウム・ディフィシル(Clostridium difficile)、バクテロイデス属菌種(Bacteroides spp. species)、淋菌(Neisseria gonorrhoeae)、髄膜炎菌(Neisseria meningitidis)、類鼻疽菌(Burkholderia pseudomallei)、鼻疽菌(Burkholderia mallei)、ボレリア・ブルグドフェリ(Borrelia burgdorferi)、マイコバクテリウム・アビウム・コンプレックス(Mycobacterium avium complex)、マイコバクテリウム・アブセサス(Mycobacterium abscessus)、マイコバクテリウム・カンサシ(Mycobacterium kansasii)、大腸菌(E. coli)、及びマイコバクテリウム・ウルセランス(Mycobacterium ulcerans)。
細菌感染症の例には、限定されないが、上気道感染症、下気道感染症、耳感染症、胸膜肺及び気管支感染症、複雑性尿路感染症、単純性尿路感染症、腹腔内感染症、心血管感染症、血流感染症、敗血症、菌血症、CNS感染症、皮膚及び軟部組織感染症、GI感染症、骨及び関節感染症、性器感染症、眼感染症、又は肉芽腫性感染症が含まれ得る。具体的な細菌感染症の例には、限定されないが、単純性皮膚及び皮膚構造感染症(uSSSI)、複雑性皮膚及び皮膚構造感染症(cSSSI)、カテーテル関連感染症、咽頭炎、副鼻腔炎、外耳炎、中耳炎、気管支炎、蓄膿症、肺炎、市中細菌性肺炎(CABP)、院内肺炎(HAP)、院内細菌性肺炎、人工呼吸器関連肺炎(VAP)、糖尿病性足感染症、バンコマイシン耐性腸球菌感染症、膀胱炎及び腎盂腎炎、腎結石、前立腺炎、腹膜炎、複雑性腹腔内感染症(cIAI)と他の腹腔内感染症、透析関連腹膜炎、内臓膿瘍、心内膜炎、心筋炎、心膜炎、輸血関連敗血症、髄膜炎、脳炎、脳膿瘍、骨髄炎、関節炎、陰部潰瘍、尿道炎、膣炎、子宮頸管炎、歯肉炎、結膜炎、角膜炎、眼内炎、嚢胞性線維症患者における感染症、又は発熱性好中球減少症患者における感染症が含まれる。
さらに、本発明は、式(I)の化合物の、細菌感染の治療及び/又は予防への使用に関する。本発明は、式(I)の化合物の、細菌感染の治療及び/又は予防用医薬品の製造への使用に関する。別の態様には、細菌感染の治療又は予防のための方法が含まれ、該方法は、式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩、又はエナンチオマー若しくはジアステレオマーの有効量を投与することを含む。
実施例3.01Aの結晶解析
本発明は、以下の実施例を参照することによって、より完全に理解されよう。しかしながら、それらは、本発明の範囲を制限するものと解釈してはならない。
略語
本明細書に使用される略語は、以下の通りである:
ACN又はMeCN: アセトニトリル
AcOK: 酢酸カリウム
[α]D20: 20℃での施光度
Pin: ビス(ピナコラート)ジボロン
BINAP: 2,2’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−1,1’−ビナフタレン
BOMCl: ベンジルクロロメチルエステル
CAMHB: 陽イオン調整ミュラー・ヒントンブイヨン培地
calc’d: 計算値
CC50: 細胞の50パーセントの死をもたらす濃度
CL: クリアランス
Ct: サイクル閾値
d: 日(数)
DBU: 1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデク−7−エン
DCM: ジクロロメタン
DHP: ジヒドロピラン
DIAD: アゾジカルボン酸ジイソプロピル
DIPEA: N,N−ジイソプロピルエチルアミン
EDTA−k2: エダタミル(edathamil)
EtOAc又はEA: 酢酸エチル
FA: ギ酸
h(s)又はhr(s): 時間
HATU: 3−オキシドフルオロリン酸1−[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]−1H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジニウム
HPLC: 高速液体クロマトグラフィー
HPLC−UV: 紫外線検出器付き高速液体クロマトグラフィー
IV: 静脈内
LAH: 水素化アルミニウムリチウム
LDA: リチウムジイソプロピルアミド
NADPH: ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸
MIC: 最小発育阻止濃度
OD: 光学密度
Pd-Ad2nBuP Biphenyl: クロロ[(ジ(1−アダマンチル)−N−ブチルホスフィン)−2−(2−アミノビフェニル)]パラジウム(II)
PE: 石油エーテル
PBS: リン酸緩衝化生理食塩水
Precat: プレ触媒
prep−HPLC: 分取用高速液体クロマトグラフィー
qPCR: 定量的ポリメラーゼ連鎖反応
qRT−PCR: 定量的リアルタイムポリメラーゼ連鎖反応
rel: 相対的
rt: 室温
rpm: 毎分回転数
SEM: 2−メトキシエチル(トリメチル)シラン
SFC: 臨界流体クロマトグラフィー
SM: 出発材料
TLC: 薄層クロマトグラフィー
UV: 紫外線検出器
wt: 重量
全般的な実験条件
中間体と最終化合物は、以下の機器の1つを使用して、フラッシュクロマトグラフィーによって精製した:i)Biotage SP1 システム及び Quad 12/25 Cartridge モジュール、ii)ISCO combi-フラッシュクロマトグラフィー機器。シリカゲルのブランド及び孔径:i)KP-SIL 60A(オングストローム)、粒径:40〜60μm;ii)CAS登録番号:シリカゲル:63231-67-4,粒径:47〜60ミクロンシリカゲル;iii)ZCX(Qingdao Haiyang Chemical 株式会社製)、空孔:200〜300又は300〜400。
中間体と最終化合物は、XBridgeTMPrep C18(5μm,OBDTM 30x100mm)カラム又はSunFireTMPrep C18(5μm,OBDTM 30x100mm)カラムを使用する逆相カラムでの分取用HPLCによって精製した。
キラル分離は、移動相AをCO、移動相Bをエタノールとする ChiralPak AD-10μ(200x50mm,内径)を使用する Thar 350 分取用SFCで実施した。LC/MSスペクトルは、Waters UPLC-SQD Mass を使用して入手した。標準的なLC/MS条件は、以下の通りであった(操作時間:3分):
酸性条件:A:HO中0.1%ギ酸及び1%アセトニトリル;B:アセトニトリル中0.1%ギ酸;
塩基性条件:A:HO中0.05% NH・HO;B:アセトニトリル;
質量スペクトル(MS):全般的には、親質量を示すイオンだけを報告して、他に述べなければ、引用される質量イオンは、陽性の質量イオン(M+H)である。
NMRスペクトルは、Bruker Avance 400MHz を使用して入手した。
空気感受性の試薬が関わるすべての反応は、アルゴン雰囲気下で実施した。他に述べなければ、試薬は、市販の供給業者より受け取ったままで、さらに精製せずに使用した。
製造の実施例
中間体A1
N−(3,4−ジクロロ−6−フルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)−N−メチル−カルバミン酸tert−ブチル
表題化合物は、以下のスキームに従って合成した:
工程(a)5−フルオロ−N−メチル−2−ニトロ−アニリン(化合物A1.2)の製造
2,4−ジフルオロニトロベンゼン(147g,0.924モル)へメチルアミン溶液(355g,2.866モル、エタノール中25%)を0℃で15分にわたり滴下した。この添加の完了後、この反応混合物を0℃で2時間撹拌した。この溶液をエタノール(500mL)で希釈して、2Lの氷水中へ注いだ。生じる沈殿を濾過によって採取して真空で乾燥させて、5−フルオロ−N−メチル−2−ニトロ−アニリン(143g,収率63%)を黄色の固形物として得た。
工程(b)N−(5−フルオロ−2−ニトロ−フェニル)−N−メチル−カルバミン酸tert−ブチル(化合物A1.3)の製造
水素化ナトリウム(141g,3.5モル、鉱油中60%分散液)の乾燥テトラヒドロフラン(2.0L)懸濁液へ5−フルオロ−N−メチル−2−ニトロ−アニリン(60g,0.35モル、化合物A1.2)を0℃で少量ずつ加えた。この溶液を0℃で1時間撹拌した。次いで、二炭酸ジtert−ブチル(115g,0.53モル)のテトラヒドロフラン(0.5L)溶液を滴下して、この反応を15℃でさらに15時間続けた。この反応混合物を1.6Lの氷水中へ注いで、EtOAc(1.6L)で2回抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させて真空で濃縮した。この粗生成物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、石油エーテル中1〜5%酢酸エチル)によって精製して、N−(5−フルオロ−2−ニトロ−フェニル)−N−メチル−カルバミン酸tert−ブチル(70g,収率73%)を黄色の固形物として得た。MS (ESI): 293.0 ([M+Na]+), 171.0 ([M-C4H8-CO2+H]+).
工程(c)N−(2−アミノ−5−フルオロ−フェニル)−N−メチル−カルバミン酸tert−ブチル(化合物A1.4)の製造
N−(5−フルオロ−2−ニトロ−フェニル)−N−メチル−カルバミン酸tert−ブチル(70.0g,259ミリモル、化合物A1.3)のメタノール(1.0L)溶液へパラジウム担持カーボン(5.0g,10重量%ローディング)を加えた。この反応混合物をH雰囲気(50psi)下に16℃で18時間撹拌した。残存するパラジウム触媒は、濾過によって除去した。濾液を真空で濃縮して、N−(2−アミノ−5−フルオロ−フェニル)−N−メチル−カルバミン酸tert−ブチル(60g,収率96%)を白色の固形物として得た。MS (ESI): 263.1 ([M+Na]+), 185.0 ([M-C4H8 +H]+), 141.0 ([M-C4H8-CO2+H]+).
工程(d)N−(3−クロロ−6−フルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)−N−メチル−カルバミン酸tert−ブチル(化合物A1.5)の製造
N−(2−アミノ−5−フルオロ−フェニル)−N−メチル−カルバミン酸tert−ブチル(80.0g,333ミリモル、化合物A1.4)と2,3,5−トリクロロピリジン(66.8g,366ミリモル、CAS:16063−70−0)のジオキサン(2.0L)溶液へ炭酸セシウム(217g,666ミリモル)、酢酸パラジウム(II)(3.74g,16.7ミリモル)、及びBINAP(20.7g,33.3ミリモル、CAS:98327−87−8)を加えた。反応を窒素雰囲気下に120℃で16時間続けた。次いで、この反応混合物を室温へ冷やして、EtOAc(800mL)で希釈した。沈殿は、濾過によって除去した。濾液を真空で濃縮して、残渣をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、石油エーテル中0.2%〜5% EtOAc)によって精製して、N−[2−[(3,5−ジクロロ−2−ピリジル)アミノ]−5−フルオロ−フェニル]−N−メチル−カルバミン酸tert−ブチル(75g,収率58%)を得た。MS (ESI): 390.1 ([{37Cl}M+H]+), 388.1 ([{37Cl+35Cl }M+H]+), 386.1 ([{35Cl}M+H]+).
o−キシレン(7.5mL)とN,N−ジメチルアセトアミド(7.5mL)の混合物中のN−[2−[(3,5−ジクロロ−2−ピリジル)アミノ]−5−フルオロ−フェニル]−N−メチル−カルバミン酸tert−ブチル(5.0g,12.95ミリモル)とDBU(3.94g,25.9ミリモル、CAS:6674−22−2)の溶液へ酢酸パラジウム(II)(727mg,3.24ミリモル)とテトラフルオロホウ酸トリシクロヘキシルホスフィン(2.38g,6.48ミリモル)を窒素雰囲気下に加えた。この反応混合物を160℃で6時間撹拌してから、室温へ冷やして、水(100mL)中へ注いだ。次いで、この混合物をEtOAc(200mL)で抽出して有機層を採取して、水(50mL)2回と塩水(30mL)2回で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させた。この有機層を真空で濃縮して、残渣をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロメタン中0.5%〜20% EtOAc)によって精製して、N−(3−クロロ−6−フルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)−N−メチル−カルバミン酸tert−ブチル(873mg,収率19.3%)を黄色の固形物として得た。MS (ESI): 352.1 ([{37Cl}M+H]+), 350.1 ([{35Cl}M+H]+).
工程(e)N−(3,4−ジクロロ−6−フルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)−N−メチル−カルバミン酸tert−ブチル(中間体A1)の製造
N−(3−クロロ−6−フルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)−N−メチル−カルバミン酸tert−ブチル(4.8g,13.7ミリモル、化合物A1.5)のジクロロメタン(200mL)溶液へ3−クロロ過安息香酸(9.47g,54.9ミリモル)を窒素雰囲気下に0℃で加えた。反応を30℃で12時間続けた。この反応混合物を亜硫酸ナトリウム水溶液(10%,150mL)中へ注いで、1時間撹拌して、酢酸エチル(750mL)で3回の抽出を続けた。合わせた有機層を重炭酸ナトリウム水溶液(5N,200mL)と塩水(250mL)によって洗浄してから硫酸ナトリウムで乾燥させて真空で濃縮して、N−(3−クロロ−6−フルオロ−1−オキシド−9H−ピリド[2,3−b]インドール−1−イウム−8−イル)−N−メチル−カルバミン酸tert−ブチル(4.8g,収率96%)を茶褐色の固形物として得た。MS (ESI): 368.1 ([{37Cl}M+H]+), 366.1 ([{35Cl}M+H]+).
N−(3−クロロ−6−フルオロ−1−オキシド−9H−ピリド[2,3−b]インドール−1−イウム−8−イル)−N−メチル−カルバミン酸tert−ブチル(4.8g,13.1ミリモル)のジメチルホルムアミド(100mL)溶液へオキシ塩化リン(V)(22.1g,144ミリモル)を−5℃で滴下した。この混合物を−5℃〜0℃で1時間撹拌してから重炭酸ナトリウム水溶液(飽和、350mL)中へ0℃で注いだ。この混合物をEtOAc(500mL)によって3回抽出して、合わせた有機層を水(200mL)3回と塩水(150ml)2回で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させて真空で濃縮した。この粗生成物をメタノール(120mL)で洗浄して、N−(3,4−ジクロロ−6−フルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)−N−メチル−カルバミン酸tert−ブチル(2.16g,収率42.9%)を薄黄色の固形物として得た。MS (ESI): 388.1 ([{37Cl+37Cl }M+H]+), 386.1 ([{37Cl+35Cl }M+H]+), 384.1 ([{35Cl+35Cl }M+H]+). 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm: 12.55 (s, 1H), 8.65 (s, 1H), 8.05 (d, J=7.0 Hz, 1H) 7.49 (dd, J=10.3, 2.5 Hz, 1H) 3.26 (s, 3H) 1.19-1.62 (m, 9H).
中間体A2
N−(3,4−ジクロロ−6−フルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)−N−エチル−カルバミン酸tert−ブチル
N−(3,4−ジクロロ−6−フルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)−N−エチル−カルバミン酸tert−ブチル(中間体A2)は、工程(a)においてメチルアミン溶液をエチルアミン溶液(エタノール中30%)に置き換えることによって、中間体A1と同様に製造した。MS (ESI): 402.0 ([{37Cl+37Cl }M+H]+), 400.0 ([{37Cl+35Cl }M+H]+), 398.0 ([{35Cl+35Cl }M+H]+).1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm: 12.57 (s, 1H), 8.65 (s, 1H), 8.08 (d, 1H) 7.42 (m, 1H) 3.67 (br, 2H) 1.06-1.51 (m, 12H).
中間体A3
N−(3,4−ジクロロ−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)−N−メチル−カルバミン酸tert−ブチル
N−(3,4−ジクロロ−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)−N−メチル−カルバミン酸tert−ブチル(中間体A3)は、工程(a)において2,4−ジフルオロニトロベンゼンを2,4,5−トリフルオロニトロベンゼンに置き換えることによって、中間体A1と同様に製造した。MS (ESI): 406.1 ([{37Cl+37Cl }M+H]+), 404.1 ([{37Cl+35Cl }M+H]+), 402.1 ([{35Cl+35Cl }M+H]+). 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm: 12.84 (br. s, 1H), 8.64 (s, 1H), 7.70 (m, 1H), 3.22 (s, 3H), 1.22-1.50 (m, 9H).
中間体A4
N−(3,4−ジクロロ−6,7−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)−N−メチル−カルバミン酸tert−ブチル
N−(3,4−ジクロロ−6,7−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)−N−メチル−カルバミン酸tert−ブチル(中間体A4)は、工程(a)において2,4−ジフルオロニトロベンゼンを2,3,4−トリフルオロニトロベンゼンに置き換えることによって、中間体A1と同様に製造した。MS (ESI): 406.2 ([{37Cl+37Cl }M+H]+), 404.2 ([{37Cl+35Cl }M+H]+), 402.1 ([{35Cl+35Cl }M+H]+). 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm: 12.61 (br. s, 1H), 8.59 (s, 1H), 8.26 (m, 1H), 3.04 (s, 3H), 1.22-1.50 (m, 9H).
中間体A5
N−メチル−N−(3,4,7−トリクロロ−6−フルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)カルバミン酸tert−ブチル
N−メチル−N−(3,4,7−トリクロロ−6−フルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)カルバミン酸tert−ブチル(中間体A5)は、工程(a)において2,4−ジフルオロニトロベンゼンを3−クロロ−2,4−ジフルオロニトロベンゼンに置き換えることによって、中間体A1と同様に製造した。MS (ESI): 420.0 ([{37Cl+35Cl+35Cl}M+H]+), 418.0 ([{35Cl+35Cl+35Cl}M+H]+).
中間体A6
N−(3,4−ジクロロ−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)−N−(トリジューテリオメチル)カルバミン酸tert−ブチル
N−(3,4−ジクロロ−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)−N−(-トリジューテリオメチル)カルバミン酸tert−ブチル(中間体A6)は、工程(a)において2,4−ジフルオロニトロベンゼンを2,4,5−トリフルオロニトロベンゼンに、メチルアミン溶液を塩酸メチル-−d3アミンに置き換えることによって、そして3当量のDIPEA,を加えて、30℃で15時間反応させることによって、中間体A1と同様に製造した。MS (ESI): 407.1 ([{37Cl+35Cl}M+H]+), 405.1 ([{35Cl+35Cl}M+H]+).
中間体A7
(3,4−ジクロロ-−5,6−ジフルオロ−9H-ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(エチル)カルバミン酸tert-ブチル
(3,4−ジクロロ−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(エチル)カルバミン酸tert−ブチル(中間体A7)は、工程(a)において2,4−ジフルオロニトロベンゼンを2,4,5−トリフルオロニトロベンゼンに、メチルアミン溶液をエチルアミン溶液(エタノール中30%)に置き換えることによって、中間体A1と同様に製造した。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ: 12.86 (br. s, 1H), 8.66 (s, 1H), 7.65 (dd, J=11.54, 6.78 Hz, 1H), 3.44-3.90 (m, 2H), 0.86-1.75 (m, 12H). MS (ESI): 416.1 ({35Cl}M+H)+, 418.1 ({37Cl}M+H)+ , 438.1 ({35Cl}M+Na)+.
中間体A8
(3,4−ジクロロ−5,7−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル
(3,4−ジクロロ−5,7−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(中間体A8)は、工程(a)において2,4−ジフルオロ−1−ニトロベンゼンを1,2,5−トリフルオロ−3−ニトロベンゼンに置き換えることによって、中間体A1と同様に製造した。MS (ESI): 402.0 ([{37Cl+37Cl }M+H]+).
中間体A9
メチル(3,4,5−トリクロロ−6−フルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)カルバミン酸tert−ブチル
表題化合物は、以下のスキームに従って合成した:
工程(a)3,4,5−トリクロロ−6−フルオロ−N−メチル−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−アミン(化合物A9.1)の製造
(3,4−ジクロロ−6−フルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(中間体A1,5.0g,13.02ミリモル)のDMF(150.0mL)中の撹拌溶液へ1−クロロピロリジン−2,5−ジオン(2.27g,39.06ミリモル)と4−メチルベンゼンスルホン酸(4.48mg,26.04ミリモル)を加えた。この混合物を90℃で12時間撹拌すると、LCMSは、出発材料が完全に消費されていることを示した。この反応混合物を室温へ再び冷やして真空で濃縮した。この粗生成物をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(石油エーテル:EtOAc=10:1〜1:1)によって精製して、3,4,5−トリクロロ−6−フルオロ−N−メチル−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−アミン(3.0g;収率:71.9%)を黄色の固形物として得た。MS (ESI): 319.9 (M+H]+).
工程(b)メチル(3,4,5−トリクロロ−6−フルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)カルバミン酸tert−ブチル(中間体A9)の製造
3,4,5−トリクロロ−6−フルオロ−N−メチル−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−アミン(3.0g,9.416ミリモル)とKCO(6.5g,47.08ミリモル)のDMF(60.0mL)中の撹拌溶液へ二炭酸ジtert−ブチル(6.2g,28.25ミリモル)を加えた。この混合物を25℃で12時間撹拌すると、TLC(石油エーテル:EtOAc=10:1)とLCMSは、出発材料が完全に消費されていることを示した。この反応混合物を真空で濃縮して、残渣をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(石油エーテル:EtOAc=20:1〜10:1)によって精製して、メチル(3,4,5−トリクロロ−6−フルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)カルバミン酸tert−ブチル(2.1g;収率53.8%)を黄色の固形物として得た。MS (ESI): 418.0 ([{35Cl}M+H]+), 317.9 {M-56}+H]+). 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 9.75 (s, 1H), 8.59 (s, 1H), 7.27-7.30 (m, 1H), 3.37 (s, 3H), 1.43 (m, 9H).
中間体A10
(3,4−ジクロロ−6−(トリフルオロメチル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(エチル)カルバミン酸tert−ブチル
(3,4−ジクロロ−6−(トリフルオロメチル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(エチル)カルバミン酸tert−ブチル(中間体A10)は、工程(a)において2,4,5−トリフルオロニトロベンゼンを2−フルオロ−1−ニトロ−4−(トリフルオロメチル)ベンゼンに、メチルアミン溶液をエタンアミン溶液に置き換えることによって、中間体A1と同様に製造した。MS (ESI): 448.0 ([{35Cl}M+H]+), 450.0 ([{37Cl}M+H]+), 392.0 {M-56}+H]+).
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 12.96 (br s, 1H), 8.69-8.74 (m, 1H), 8.71 (s, 1H), 8.57 (s, 1H), 7.74 (s, 1H), 3.53-3.97 (m, 2H), 1.40-1.61 (m, 3H), 1.02-1.26 (m, 9H).
中間体A12
(3−ブロモ−4−クロロ−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル
表題化合物は、以下のスキームに従って合成した:
工程(a)(2−((3−クロロピリジン−2−イル)アミノ)−4,5−ジフルオロフェニル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(化合物A12.2)の製造
(2−アミノ−4,5−ジフルオロフェニル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(142.0g,0.550モル、化合物A3.4)と2,3−ジクロロピリジン(81.4g,0.550モル、化合物A12.1)のジオキサン(1.5L)中の撹拌溶液へ炭酸セシウム(358.6g,1.10モル)を加えた。この混合物を窒素で2分間脱気した後で、酢酸パラジウム(II)(12.3g,0.055モル)とBINAP(68.5g,0.110ミリモル、CAS:98327−87−8)を窒素下に加えた。次いで、生じる懸濁液を110℃まで加熱して3時間撹拌した。次いで、この反応混合物を室温へ再び冷やして、EtOAc(1.0L)で希釈して濾過した。濾液を真空で濃縮して粗生成物を得て、これをシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(石油エーテル:EtOAc=500:1〜20:1)によって精製して、(2−((3−クロロピリジン−2−イル)アミノ)−4,5−ジフルオロフェニル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(175.0g,収率6.1%)を白色の固形物として得た。MS (ESI): 370.1 ([{35Cl}M+H]+), 372.1 ([{37Cl}M+H]+).
工程(d)(5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(化合物A12.3)の製造
(2−((3−クロロピリジン−2−イル)アミノ)−4,5−ジフルオロフェニル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(175.0g,473.24ミリモル、化合物12.2)、Pd(dba)(65.0g,71.0ミリモル、CAS:51364−51−3)、x−phos(67.7g,142.0ミリモル、CAS:564483−18−7)、及びDBU(144.0g,946.5ミリモル、CAS:6674−22−2)をo−キシレン/DMA(v/v=1:1,260.0mL)の混合溶液に溶かした。この混合溶液を窒素で5分間脱気した後で、それを130℃で3時間加熱した後に室温へ再び冷やして、EtOAc(500mL)で希釈した。この混合物を濾過して一部の触媒とリガンドを除去して、この濾液を水(1.0L)中へ注いで、EtOAc(2.0L)で3回抽出した。合わせた有機相を塩化カルシウム水溶液(1N,500mL)で4回、塩水(500mL)で2回洗浄して、無水硫酸ナトリウムで乾燥させて真空で濃縮して粗生成物を得た。次いで、これをMeOH(800mL)で再結晶させて、(5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(110.0g,収率69.73%)を白色の固形物として得た。母液をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(石油エーテル:EtOAc=50:1〜1:1)によって精製して、追加の(5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(35.0g,収率:22.2%)を白色の固形物として得た。全部で,表題化合物(145.0g,収率:91.92%)を入手した。MS (ESI): 334.1 ([M+H]+).
工程(e)(3−ブロモ−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(化合物A12.4)の製造
(5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(140.0g,0.420モル)とピリジン(166.1g,2.1モル)のテトラヒドロフラン(2.0L)中の撹拌溶液へ臭素(335.6g,2.1モル)を−60℃で加えた。この添加の後で、この混合物を温めて、15℃で2時間撹拌した。出発材料が消費されていることをLCMSが示した後で、この混合物を亜硫酸ナトリウム水溶液(5.0L,10%)へ滴下して、炭酸ナトリウム水溶液でpH=8.0へ0℃で調整して、25℃でさらに1時間撹拌した。この混合物をEtOAc(2.0L)によって3回抽出した。次いで、有機層を炭酸ナトリウム水溶液(1.0L)2回と塩水(1.0L)3回で洗浄した。分離した有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過して真空で濃縮して粗生成物を得て、これをMeOH(1.0L)で再結晶させて、(3−ブロモ−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(150.0g,収率86.6%)を黄色の固形物として得た。MS (ESI): 412.1 ([{79Br}M+H]+), 414.1 ([{81Br}M+H]+).
工程(f)3−ブロモ−8−((tert−ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ)−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール1−オキシド(化合物A12.5)の製造
(3−ブロモ−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(150.0g,363.9ミリモル、化合物A12.4)のテトラヒドロフラン(1.2L)中の撹拌溶液へ3−クロロ過安息香酸(148.0g,727.8ミリモル、85重量%)を加えた。この混合物を窒素で2分間脱気した後で、50℃で2時間撹拌した。出発材料が完全に消費されていることをTLC(石油エーテル:EtOAc=2:1)が示した後で、この反応物を室温へ再び冷やして、この混合物を亜硫酸ナトリウム水溶液(6.0L,10%)中へ注いで、1時間撹拌した。生じる沈殿を濾過によって採取して、亜硫酸ナトリウム水溶液(1.0L,5%)によって洗浄した。この濾過ケークを減圧下に蒸発乾固させて、3−ブロモ−8−((tert−ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ)−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール1−オキシド(150.0g,収率96.3%)を黄色の固形物として得た。LCMS.MS (ESI): 428.1 ([{79Br}M+H]+), 430.1 ([{81Br}M+H]+).
工程(g)(3−ブロモ−4−クロロ−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(中間体A12)の製造
3−ブロモ−8−((tert−ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ)−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール1−オキシド(150g,0.35モル)のジメチルホルムアミド/テトラヒドロフラン(2.5L,v/v=1:1)中の撹拌溶液へオキシ塩化リン(V)(421.3g,2.75モル)を氷塩浴下で滴下した。この混合物を−5℃〜0℃で4時間撹拌すると、TLC(石油エーテル:EtOAc=2:1)は、出発材料が完全に消費されていることを示した。この混合物を炭酸ナトリウムの飽和水溶液(5.0L)中へ0℃下に注いで、EtOAc(3.0L)で2回抽出した。合わせた有機層を炭酸ナトリウムの飽和水溶液(1.0L)で2回、塩化カルシウム水溶液(1N,1.5L)で4回、そして塩水(1.0L)で2回で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過して真空で濃縮して粗生成物を得て、これをMeOH(1.2L)で再結晶させて、(3−ブロモ−4−クロロ−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(142.0g,収率:90.76%)を白色の固形物として得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ: 12.85 (br. s., 1H), 8.75 (s, 1H), 7.69-7.74 (dd, J=11.6, 6.8 Hz, 1H), 3.22 (s, 3H), 1.22-1.50 (m, 9H). MS (ESI): 446.0 ([{79Br} M+H]+), 448.0 ([{81Br} M+H]+).
中間体A13
N−(4−クロロ−6−フルオロ−3−ヨード−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)−N−メチル−カルバミン酸tert−ブチル
表題化合物は、以下のスキームに従って合成した:
工程(a)(2−((3−クロロピリジン−2−イル)アミノ)−5−フルオロフェニル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(化合物A13.2)の製造
(2−アミノ−5−フルオロフェニル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(24.0g,99.9モル、化合物A1.4)と2,3−ジクロロピリジン(13.3g,89.9ミリモル)のジオキサン(500.0mL)溶液へ炭酸セシウム(65.0g,199.8ミリモル)を加えた。この混合物を窒素で2分間脱気して、酢酸パラジウム(II)(2.24g,9.99ミリモル)とBINAP(12.8g,19.98ミリモル、CAS:98327−87−8)の窒素下での添加を続けた。その後、この懸濁液を100℃まで加熱して3時間撹拌した。出発材料が完全に消費されていることをLCMSが示した後で、この反応混合物を室温へ冷やして、EtOAc(2.0L)で希釈して濾過した。濾液を真空で濃縮して粗生成物を得て、これをシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(石油エーテル:EtOAc=500:1〜20:1)によって精製して、(2−((3−クロロピリジン−2−イル)アミノ)−5−フルオロフェニル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(16.0g,収率78.4%)を黄色の固形物として得た。MS (ESI): 296.0 ([{35Cl}M-t-Bu+H]+), 252.0 ([{35Cl}M-Boc+H]+), 374.0 ([{35Cl}M+Na]+).
工程(b)(6−フルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(化合物A13.3)の製造
(2−((3−クロロピリジン−2−イル)アミノ)−5−フルオロフェニル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(22.8g,64.77ミリモル)、Pd(dba)(11.9g,12.95ミリモル、CAS:51364−51−3)、x−phos(12.4g,25.91ミリモル、CAS:564483−18−7)、及びDBU(19.7g,129.5ミリモル、CAS:6674−22−2)の混合物をo−キシレン/N,N−ジメチルアセトアミド(v/v=1:1,40.0mL)の混合溶液に溶かした。この混合溶液を窒素で5分間脱気した後で、130℃で加熱して2時間撹拌した。出発材料が完全に消費されていることをTLC(石油エーテル/EtOAc=5:1)が示した後で、この反応混合物を室温へ冷やしてEtOAc(200mL)で希釈して、濾過した。この濾液を水(200mL)中へ注いで、EtOAc(200mL)で3回抽出した。合わせた有機層をCaCl水溶液(1N,200mLx3)と塩水(200mL)2回で洗浄した。次いで、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過して真空で濃縮して粗生成物を得て、これをMeOH(200mL)で再結晶させて、(6−フルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(16.0g,収率78.4%)を黄色の固形物として得た。MS (ESI): 316.0 ([{35Cl}M+H]+), 260.0 ([{35Cl}M-t-Bu+H]+).
工程(c)(6−フルオロ−3−ヨード−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(化合物A13.4)の製造
(6−フルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(12.0g,38.1ミリモル)のDMF(120mL)溶液へN−ヨードスクシンイミド(19.7g,87.5ミリモル)とp−トルエンスルホン酸一水和物(2.9g,15.2ミリモル)を加えた。生じる反応混合物を40℃で12時間撹拌すると、LCMSは、出発材料が完全に消費されていることを示した。室温へ冷やした後で、この反応混合物をNaSO水溶液(10%,500mL)中へ注いで、2時間撹拌した。次いで、この混合物を濾過して、その濾過ケークをNaSO水溶液(10%,200mL)と水(200mL)で洗浄した。MeOH(100mL)での摩砕の後で、(6−フルオロ−3−ヨード−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(13.5g,収率78.8%)を黄色の固形物として得た。MS (ESI): 441.9 ([{35Cl}M+H] +), 385.8 ([{35Cl}M-t-Bu+H]+). 工程(d)8−((tert−ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ)−6−フルオロ−3−ヨード−9H−ピリド[2,3−b]インドール1−オキシド(化合物A13.5)の製造
(6−フルオロ−3−ヨード−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(11.0g,24.93ミリモル)のTHF(120mL)溶液へ3−クロロペルオキシ安息香酸(8.6g,49.86ミリモル)を加えて、生じる混合溶液を50℃で2時間撹拌した。出発材料が完全に消費されていることをLCMSが示した後で、この反応混合物を室温へ冷やしてNaSO水溶液(10%,200mL)中へ注いで、2時間撹拌した。次いで、この混合溶液を濾過して、その濾過ケークをNaSO水溶液(10%,100mL)、水(100mL)で洗浄して、真空下に乾燥させて、8−((tert−ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ)−6−フルオロ−3−ヨード−9H−ピリド[2,3−b]インドール1−オキシド(12g,26.24ミリモル、収率85.08%)を黄色の固形物として得た。MS (ESI): 457.9 ([{35Cl}M+H] +), 401.9 ([{35Cl}M-t-Bu+H]+), 479.9 ([{35Cl}M+Na]+).
工程(e)N−(4−クロロ−6−フルオロ−3−ヨード−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)−N−メチル−カルバミン酸tert−ブチル(中間体A13)の製造
THF(100mL)とN,N−ジメチルホルムアミド(100mL)中のN−(6−フルオロ−3−ヨード−1−オキシド−9H−ピリド[2,3−b]インドール−1−ium−8−イル)−N−メチル−カルバミン酸tert−ブチル(0.15mL,21.2ミリモル)の溶液へオキシ塩化リン(27.3mL,292.9ミリモル)を−5℃で滴下した。この添加の後で、この反応混合物を−5℃で3時間撹拌すると、LCMSは、出発材料が完全に消費されていることを示した。この混合物を飽和NaHCO水溶液(1000mL)中へ注ぐと、白色の懸濁液を生成した。濾過後、濾過ケークを飽和NaHCO水溶液(300mL)と水(300mL)で洗浄して黄色の粗生成物を得て、これをMeOH(100mL)での摩砕によって精製して、N−(4−クロロ−6−フルオロ−3−ヨード−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)−N−メチル−カルバミン酸tert−ブチル(7.5g,収率52.27%)を淡黄色の固形物として得た。MS (ESI): 476.0 ([{35Cl}M+H]+), 419.9 ([{35Cl}M-t-Bu+H]+).
中間体A14
(3−ブロモ−4,6−ジクロロ−5−フルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル
(3−ブロモ−4,6−ジクロロ−5−フルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(中間体A14)は、工程(a)において(2−アミノ−4,5−ジフルオロフェニル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチルを(2−アミノ−5−クロロ−4−フルオロフェニル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチルに置き換えることによって、中間体A12と同様に製造した。MS (ESI): 464.0 ([{37Cl+35Cl}M+H]+), 462.0 ([{35Cl+35Cl}M+H]+).1H NMR (300MHz, クロロホルム-d) δ = 8.72 (s, 1H), 7.42 (d, J=6.0 Hz, 1H), 3.37 (s, 3H), 1.41 (br d, 9H)。
中間体A16
(3,4−ジクロロ−5−シアノ−6−フルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル
表題化合物は、以下のスキームに従って合成した:
工程(a)5−フルオロ−N−メチル−2−ニトロ−アニリン(化合物A16.2)の製造
8−((tert−ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ)−3−クロロ−6−フルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール1−オキシド(化合物A16.1,5.0g,13.67ミリモル)のTHF/HO(100.0mL,v/v=8:1)溶液へNHCl(5.8g,109.36ミリモル)とZn粉末(4.47g,68.35ミリモル)を加えて、生じる反応混合物を25℃で3時間撹拌した。出発材料が完全に消費されていることをLCMSが示した後で、この反応混合物をEtOAc(200mL)で希釈して濾過した。この濾液を塩水(100mL)で3回洗浄して、合わせた有機層を無水NaSOで乾燥させ、濾過して真空で濃縮して、(3−クロロ−6−フルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチルの粗生成物(4.5g,収率94.1%)を白色の固形物として得て、これをさらに精製せずに次の工程に直接使用した。MS (ESI): 350.2 ([{37Cl}M+H]+), 352.2 ([{35Cl}M+H]+).
工程(b)(5−ブロモ−3−クロロ−6−フルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(化合物A16.3)の製造
(3−クロロ−6−フルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(4.5g,12.86ミリモル)の無水DMF(60.0mL)溶液へNBS(4.58g,25.72ミリモル)とTsOH・HO(1.22g,6.43ミリモル)を加えた。この反応混合物を45℃で2時間撹拌すると、LCMSは、出発材料が完全に消費されていることを示した。次いで、この反応混合物をNaSO水溶液(10%,200.0mL)中へ注いで、NaCO水溶液でpH=8へ調整した。この混合物を25℃で0.5時間撹拌した後で、これをEtOAc(150mL)で3回抽出した。有機層を飽和CaCl水溶液(100.0mL)で4回、塩水(100.0mL)で3回洗浄し、無水NaSOで乾燥させ、濾過して真空で濃縮して粗生成物を得た。これをMeOH(40.0mL)で再結晶させて、(5−ブロモ−3−クロロ−6−フルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(4.8g,収率87.04%)を黄色の固形物として得た。MS (ESI): 428.0 ([{79Br}M+H]+), 430.0 ([{81Cl}M+H]+).
工程(c)(3−クロロ−5−シアノ−6−フルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(化合物A16.4)の製造
(5−ブロモ−3−クロロ−6−フルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(1.3g,3.03ミリモル)とZn(CN)(1.42g,12.13ミリモル)のNMP(10.0mL)溶液へPd(PPh(350.0mg,0.303ミリモル)をグローブボックスにおいてアルゴン下で加えた。生じる反応混合物をアルゴン下に130℃で2時間撹拌した。出発材料が完全に消費されていることをLCMSが示した後で、この反応混合物をEtOAc(200mL)で希釈して濾過した。この濾液を塩水(80mL)で3回洗浄して、有機層を無水NaSOで乾燥させ、濾過して真空で濃縮して粗生成物を得て、これをMeOHで再結晶させて、(3−クロロ−5−シアノ−6−フルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(1.0g,収率87.98%)を黄色の固形物として得た。MS (ESI): 375.0 ([{35Cl}M+H]+), 377.0 ([{37Cl}M+H]+).
工程(d)8−((tert−ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ)−3−クロロ−5−シアノ−6−フルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール1−オキシド(化合物A16.5)の製造
(3−クロロ−5−シアノ−6−フルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(1.0g,2.67ミリモル)のTHF(10.0mL)溶液へm−CPBA(1.08g,5.34ミリモル、85重量%)を加えた。この反応混合物を窒素で2分間脱気した後で、これを45℃で2時間撹拌した。出発材料が完全に消費されていることをTLC(石油エーテル:EtOAc=2:1)が示した後で、この反応混合物をNaSO水溶液(10%,50.0mL)中へ注いで、1時間撹拌した。生じる沈殿を濾過によって採取して、その濾過ケークを5% NaSO水溶液(5%,50.0mL)で洗浄した。その濾過ケークを真空下に乾燥させて、8−((tert−ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ)−3−クロロ−5−シアノ−6−フルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール1−オキシドの粗生成物(1.0g,収率95.9%)を黄色の固形物として得て、これをさらに精製せずに次の工程に直接使用した。MS (ESI): 391.1 ([{35Cl}M+H]+), 393.1 ([{37Cl}M+H]+).
工程(e)(3,4−ジクロロ−5−シアノ−6−フルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(中間体A16)の製造
8−((tert−ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ)−3−クロロ−5−シアノ−6−フルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール1−オキシド(1.0g,2.56ミリモル)のDMF/THF(10.0mL,v/v=1:1)溶液へPOCl(4.26g,27.8ミリモル)を氷塩浴下に滴下して、生じる反応混合物を−5℃〜0℃で1時間撹拌した。出発材料が完全に消費されていることをTLC(石油エーテル:EtOA=2:1)が示した後で、この反応混合物を飽和NaHCO水溶液(100mL)中へ0℃で注いで、引き続きEtOAc(200mL)で2回抽出した。合わせた有機層を飽和NaHCO水溶液(50.0mL)で2回、CaCl水溶液(1N,50mL)で4回、そして塩水(50mL)で2回洗浄した。有機層を無水NaSOで乾燥させ、濾過して真空で濃縮して粗生成物を得て、これをシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(石油エーテル:EtOAc=100:1〜2:1,添加剤として20% DCM)によって精製して、(3,4−ジクロロ−5−シアノ−6−フルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(900.0mg,収率85.94%)を黄色の固形物として得た。MS (ESI): 409.2 ([{35Cl}M+H]+), 411.2 ([{37Cl}M+H]+).
中間体A17
(3,4−ジクロロ−6−フルオロ−5−メトキシ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル
表題化合物は、以下のスキームに従って合成した:
工程(a)(3−クロロ−6−フルオロ−5−メトキシ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(化合物A17.1)
(5−ブロモ−3−クロロ−6−フルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(850mg,1.98ミリモル、化合物A16.3)のMeOH(10mL)溶液へ t-Bu Xphos ビフェニル Precat(G3)(100mg,0.126ミリモル、CAS#1447963−75−8)とNaOMe(300mg,5.55ミリモル)を加えてから、生じる混合物をアルゴン下に70℃で36時間撹拌した。次いで、この混合物を室温へ冷やすと、多量の沈殿が生成した。この混合物を濾過し、その濾過ケークをHO(20mL)で洗浄して真空で乾燥させて、(3−クロロ−6−フルオロ−5−メトキシ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(680mg,90.2%)を白色の固形物として得た。MS (ESI): 382.1 ([{37Cl}M+H]+), 380.1 ([{35Cl}M+H]+). 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm: 12.21 (s, 1H), 8.48 (s, 1H), 8.42 (s, 1H), 7.42 (d, J=13.6 Hz, 1H), 4.16 (s, 3H), 3.20 (d, 3H), 1.23 (s, 9H).
工程(b)8−((tert−ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ)−3−クロロ−6−フルオロ−5−メトキシ−9H−ピリド[2,3−b]インドール1−オキシド(化合物A17.2)
(3−クロロ−6−フルオロ−5−メトキシ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(680mg,1.79ミリモル、化合物A17.1)のTHF(10mL)中の混合物へm−CPBA(730mg,3.60ミリモル)を加えてから、生じる混合物を40℃で3時間撹拌した。次いで、この混合物を室温へ冷やしてから、NaSO(10%水溶液、100mL)中へ注ぐと、多量の沈殿が生成した。この混合物を濾過し、その濾過ケークをHO(20mL)で洗浄して真空で乾燥させて、8−((tert−ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ)−3−クロロ−6−フルオロ−5−メトキシ−9H−ピリド[2,3−b]インドール1−オキシド(720mg,粗製)を黄色の固形物として得て、これをさらに精製せずに次の工程に使用した。MS (ESI): 398.0 ([{37Cl}M+H]+), 36.0 ([{35Cl}M+H]+). 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm: 8.64 (s, 1H), 8.09 (s, 1H), 7.46-7.42 (d, J=13.6 Hz, 1H), 4.17 (s, 3H), 3.24 (s, 3H), 1.28 (s, 9H).
工程(c)(3,4−ジクロロ−6−フルオロ−5−メトキシ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(中間体A17)
8−((tert−ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ)−3−クロロ−6−フルオロ−5−メトキシ−9H−ピリド[2,3−b]インドール1−オキシド(660mg,1.64ミリモル、化合物A17.1)のTHF/DMF(20.0mL,1/1)中の混合物へPOCl(3.02g,17.50ミリモル)を−10〜0℃で加えてから、生じる混合物をこの温度で3.5時間撹拌した。この混合物を飽和NaHCO溶液(100mL)へ滴下してから、これをEtOAc(80mL)で3回抽出した。有機層を無水NaSOで乾燥させ、濾過して濃縮して粗製材料を得て、これをシリカゲルカラムによって石油エーテル/EtOAc(20/1〜8/1)で精製して、(3,4−ジクロロ−6−フルオロ−5−メトキシ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(480.0mg,純度:約70%,収率:45.3%)を黄色の固形物として得た。MS (ESI): 418.1 ([{37Cl+37Cl}M+H]+), 416.1 ([{37Cl+35Cl }M+H]+), 414.1 ([{35Cl+35Cl }M+H]+). 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm: 9.93 (s, 1H), 8.53 (s, 1H), 7.25-7.24 (d, J=13.6 Hz, 1H), 4.10 (s, 3H), 3.50 (s, 3H), 1.35 (s, 9H).
中間体A18
(3−ブロモ−4,5,6−トリクロロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル
表題化合物は、以下のスキームに従って合成した:
(3−ブロモ−4,5,6−トリクロロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(中間体A18)の製造
(3−ブロモ−4,6−ジクロロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(250.0mg,0.624ミリモル)のDMF(6.0mL)溶液へTsOH・HO(65.0mg,0.342ミリモル)とNCS(170.0mg,1.27ミリモル)を加えてから、生じる混合物を50℃で5時間撹拌した。次いで、この混合物を逆相カラム(PR18)によってHO(0.225% TFA)−MeCN(HO中65% MeCN〜HO中90% MeCN)で精製して、(3−ブロモ−4,5,6−トリクロロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(240.0mg,89.1%)を白色の固形物として得た。MS (ESI): 484.0 ([{35Cl+37Cl+37Cl+81Br}M+H]+ 又は [{37Cl+37Cl+37Cl+79Br}M+H]+), 482.0 ([{35Cl+35Cl+37Cl+81Br}M+H]+又は [{35Cl+37Cl+37Cl+79Br}M+H]+), 480.0 ([{35Cl+35Cl+35Cl+81Br}M+H]+又は [{35Cl+35Cl+37Cl+79Br}M+H]+), 478.0 ([{35Cl+35Cl+35Cl+79Br}M+H]+). 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ ppm: 9.71 (s, 1H), 8.67 (s, 1H), 7.51 (s, 1H) 3.35 (s, 3H) 1.42 (s, 9H).
中間体A20
(4,5−ジクロロ−6−フルオロ−3−ヨード−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル
表題化合物は、以下のスキームに従って合成した:
(4,5−ジクロロ−6−フルオロ−3−ヨード−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(中間体A20)の製造
(4−クロロ−6−フルオロ−3−ヨード−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(中間体A13,3.0g,6.30ミリモル)のDMF(90.0mL)溶液へNCS(1.68g,12.6ミリモル)とTsOH(0.975g,5.67ミリモル)を加えた。生じる反応混合物を60℃で12時間撹拌した。出発材料が完全に消費されていることをLCMSが示した後で、この反応混合物をNaSO水溶液(10%,500mL)中へ注いで、2時間撹拌した。次いで、この混合溶液を濾過して、その濾過ケークをNaSO水溶液(10%,200mL)、水(200mL)で洗浄して、MeOH(100mL)で摩砕して、粗生成物を得た。次いでこれをシリカゲルフラッシュカラム(石油エーテル:EtOAc=3:1)によって精製して、(4,5−ジクロロ−6−フルオロ−3−ヨード−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(1.5g,収率46.9%)を黄色の固形物として得た。MS (ESI): 510.1. 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ: 12.89 (br s, 1H), 8.89 (d, J=3.1 Hz, 1H), 7.69 (br d, J=10.3 Hz, 1H), 3.22 (br s, 3H), 1.21 (br s, 9H).
中間体B1
[8−(1,1−ジメチル−2−ピロリジン−1−イル−エチル)−6−エトキシカルボニル−5−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−イル]ボロン酸
表題化合物は、以下のスキームに従って合成した:
工程(a)(Z)−2−(5−ブロモ−2−フルオロ−ピリジン−3−カルボニル)−3−(ジメチルアミノ)プロプ−2−エン酸エチル(化合物B1.1)
化合物B1.1は、WO2010/136817A1に開示される手順に従って製造した。MS (ESI): 347.0 ([{81Br}M+H]+) , 345.0 ([{79Br}M+H]+
工程(b)2−メチル−1−ピロリジン−1−イル−プロパン−2−アミン(化合物B1.2)
化合物B1.2は、US2004/0176380A1に開示される手順に従って製造した。1H NMR (400MHz, DMSO-d6) δ ppm: 8.00 (br. s, 2H) 2.66 (s, 3H), 2.61 (s, 3H) 1.69 (s, 4H) 1.19-1.26 (m, 6H)
工程(c)(Z)−2−(5−ブロモ−2−フルオロ−ピリジン−3−カルボニル)−3−[(1,1−ジメチル−2−ピロリジン−1−イル−エチル)アミノ]プロプ−2−エン酸エチル(化合物B1.3)
(Z)−2−(5−ブロモ−2−フルオロ−ピリジン−3−カルボニル)−3−(ジメチルアミノ)プロプ−2−エン酸エチル(化合物B1.1,0.6g,1.74ミリモル)と2−メチル−1−ピロリジン−1−イル−プロパン−2−アミン(化合物B1.2,0.27g,2.09ミリモル)のTHF(15mL)中の撹拌溶液を70℃まで加熱して3時間撹拌した。その後、この溶液を室温へ冷やして真空で濃縮して、(Z)−2−(5−ブロモ−2−フルオロ−ピリジン−3−カルボニル)−3−[(1,1−ジメチル−2−ピロリジン−1−イル−エチル)アミノ]プロプ−2−エン酸エチルの粗生成物(0.74g,収率96%)を黄色のオイルとして得た。次いで、これをさらに精製せずに次の工程に直接使用した。MS (ESI): 444.2 ([{81Br}M+H]+), 442.2 ([{79Br}M+H]+
工程(d)6−ブロモ−1−(1,1−ジメチル−2−ピロリジン−1−イル−エチル)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸エチル(化合物B1.4)
(Z)−2−(5−ブロモ−2−フルオロ−ピリジン−3−カルボニル)−3−[(1,1−ジメチル−2−ピロリジン−1−イル−エチル)アミノ]プロプ−2−エン酸エチル(化合物B1.3,0.74g,1.68ミリモル)とKCO(0.72g,5.21ミリモル)のDMF(20mL)溶液を70℃まで加熱して16時間撹拌した。次いで、この反応物を室温へ冷やして水(50mL)中へ注いで、EtOAc(50mL)で2回抽出した。合わせた有機物を塩水(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過して真空で濃縮して粗生成物を得てから、これをシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(ジクロロメタン中1〜2%メタノール)によって精製して、6−ブロモ−1−(1,1−ジメチル−2−ピロリジン−1−イル−エチル)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸エチル(210mg,収率30%)を薄黄色の固形物として得た。1H NMR (400MHz, CDCl3) δ ppm: 9.00 (s, 1H), 8.93 (d, J=2.6Hz, 1H), 8.76 (d, J=2.6Hz, 1H), 4.44 (q, J=7.2Hz, 2H), 3.37 (s, 2H), 2.27 (m, 4H), 1.88 (s, 6H) 1.58 (m, 4H), 1.43 (t, J=7.2Hz, 3H). MS (ESI): 424.1 ([{81Br}M+H]+), 422.1 ([{79Br}M+H]+
工程(e)[8−(1,1−ジメチル−2−ピロリジン−1−イル−エチル)−6−エトキシカルボニル−5−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−イル]ボロン酸(中間体B1)
6−ブロモ−1−(1,1−ジメチル−2−ピロリジン−1−イル−エチル)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸エチル(化合物B1.4,200mg,0.47ミリモル)、ビス(ピナコラート)ジボロン(240mg,0.95ミリモル)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(217mg,0.24ミリモル)、XPhos(113mg,0.24ミリモル)、及び酢酸カリウム(140mg,1.42ミリモル)の混合物をジオキサン(3.0mL)に溶かした。この溶液をアルゴンで5分間脱気した後で、100℃で2時間撹拌した。この反応混合物を再び室温へ冷やして、沈殿を濾過によって除去した。この濾液を減圧下に濃縮して粗生成物を得てから、これを逆相HPLCによって精製して、[8−(1,1−ジメチル−2−ピロリジン−1−イル−エチル)−6−エトキシカルボニル−5−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−イル]ボロン酸(80mg,収率44%)を黄色の固形物として得た。MS (ESI): 388.2 ([M+H]+)
中間体B2
(6−エトキシカルボニル−8−メチル−5−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−イル)ボロン酸
表題化合物は、工程(c)において2−メチル−1−ピロリジン−1−イル−プロパン−2−アミン(化合物B1.2)をメチルアミンに置き換えることによって、中間体B1と同様に製造した。MS (ESI): 277.1 ([M+H]+)
中間体B3
(6−エトキシカルボニル−8−エチル−5−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−イル)ボロン酸
表題化合物は、工程(c)において2−メチル−1−ピロリジン−1−イル−プロパン−2−アミン(化合物B1.2)をエチルアミンに置き換えることによって、中間体B1と同様に製造した。MS (ESI): 291.1 ([M+H]+)
中間体B4
[6−エトキシカルボニル−8−[(1−エチルピロリジン−2−イル)メチル]−5−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−イル]ボロン酸
表題化合物は、以下のスキームに従って合成した:
工程(a)(Z)−2−(5−ブロモ−2−フルオロ−ピリジン−3−カルボニル)−3−(ジメチルアミノ)プロプ−2−エン酸エチル(化合物B1.1)
化合物B1.1は、WO2010/136817A1に開示される手順に従って製造した。MS (ESI): 347.0 ([{81Br}M+H]+), 345.0 ([{79Br}M+H]+
工程(b)6−ブロモ−1−[(1−エチルピロリジン−2−イル)メチル]−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸エチル(化合物B4.2)
(Z)−2−(5−ブロモ−2−フルオロ−ピリジン−3−カルボニル)−3−(ジメチルアミノ)プロプ−2−エン酸エチル(化合物B1.1,800.0mg,2.24ミリモル)のTHF(10.0mL)溶液へ(1−エチルピロリジン−2−イル)メタンアミン(化合物B4.1,500.0mg,1.74ミリモル)を加えて、生じる混合物を60℃で2時間撹拌した。その後、この反応混合物を水(100mL)中へ注いで、EtOAc(40mL)で3回抽出した。次いで、合わせた有機物を飽和NHCl水溶液(40mL)で3回、塩水(40mL)で3回洗浄し、濾過して真空で濃縮して粗生成物を得て、これを逆相HPLCによって精製して、6−ブロモ−1−[(1−エチルピロリジン−2−イル)メチル]−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸エチル(620.0mg,収率68%)を白色の固形物として得た。MS (ESI): 408.0 ([{81Br}M+H]+), 410.0 ([{79Br}M+H]+
工程(c)[6−エトキシカルボニル−8−[(1−エチルピロリジン−2−イル)メチル]−5−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−イル]ボロン酸(中間体B4)
6−ブロモ−1−[(1−エチルピロリジン−2−イル)メチル]−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸エチル(化合物B4.2,300.0mg,0.735ミリモル)とBPin(250.0mg,0.984ミリモル)のジオキサン(10.0mL)中の撹拌溶液へPd(dppf)Cl(90.0mg,0.123ミリモル)とAcOK(250.0mg,2.55ミリモル)を加えた。生じる反応混合物をN下に80℃で4時間撹拌した。これを再び室温へ冷やした後で、この反応混合物を濾過して、その濾過ケークをEtOAc(20mL)で2回洗浄した。次いで、この濾液を真空で濃縮して粗生成物を得て、これを逆相HPLCによって精製して、[6−エトキシカルボニル−8−[(1−エチルピロリジン−2−イル)メチル]−5−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−イル]ボロン酸(150.0mg,収率54.7%)を白色の固形物として得た。MS (ESI): 374.1 ([M+H]+)
中間体B5
[8−[(4−tert−ブトキシカルボニルモルホリン−3−イル)メチル]−6−エトキシカルボニル−5−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−イル]ボロン酸
表題化合物は、工程(b)において(1−エチルピロリジン−2−イル)メタンアミン(化合物B4.1)を3−(アミノメチル)モルホリン−4−カルボン酸tert−ブチルに置き換えることによって、中間体B4と同様に製造した。MS (ESI): 462.1 ([M+H]+).
中間体B6
[8−(1−tert−ブトキシカルボニルピロリジン−3−イル)−6−エトキシカルボニル−5−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−イル]ボロン酸
表題化合物は、工程(c)において2−メチル−1−ピロリジン−1−イル−プロパン−2−アミン(化合物B1.2)を3−アミノピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチルに置き換えることによって、中間体B1と同様に製造した。MS (ESI): 432.2 ([M+H]+).
中間体B7
[8−[(1−tert−ブトキシカルボニルピロリジン−2−イル)メチル]−6−エトキシカルボニル−5−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−イル]ボロン酸
表題化合物は、工程(c)において2−メチル−1−ピロリジン−1−イル−プロパン−2−アミン(化合物B1.2)を2−(アミノメチル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチルに置き換えることによって、中間体B1と同様に製造した。MS (ESI): 446.2 ([M+H]+)
中間体B8
[6−エトキシカルボニル−8−[(4−メトキシフェニル)メチル]−5−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−イル]ボロン酸
表題化合物は、工程(b)において(1−エチルピロリジン−2−イル)メタンアミン(化合物B4.1)を1−(4−メトキシフェニル)メタンアミンに置き換えることによって、中間体B4と同様に製造した。MS (ESI): 383.0 ([M+H]+)
中間体B9
[6−エトキシカルボニル−8−(1−メチルピロリジン−3−イル)−5−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−イル]ボロン酸
表題化合物は、工程(c)において2−メチル−1−ピロリジン−1−イル−プロパン−2−アミン(化合物B1.2)を1−メチルピロリジン−3−アミンに置き換えることによって、中間体B1と同様に製造した。MS (ESI): 346.1 ([M+H]+)
中間体B10
(6−エトキシカルボニル−5−オキソ−8−テトラヒドロフラン−3−イル−1,8−ナフチリジン−3−イル)ボロン酸
表題化合物は、工程(c)において2−メチル−1−ピロリジン−1−イル−プロパン−2−アミン(化合物B1.2)をテトラヒドロフラン−3−アミンに置き換えることによって、中間体B1と同様に製造した。MS (ESI): 333.1 ([M+H]+)
中間体B11
[8−[2−(ジメチルアミノ)エチル]−6−エトキシカルボニル−5−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−イル]ボロン酸
表題化合物は、工程(c)において2−メチル−1−ピロリジン−1−イル−プロパン−2−アミン(化合物B1.2)を2−ジメチルアミノエチルアミンに置き換えることによって、中間体B1と同様に製造した。MS (ESI): 334.1 ([M+H]+)
中間体B12
[6−エトキシカルボニル−8−(2−メトキシエチル)−5−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−イル]ボロン酸
表題化合物は、工程(c)において2−メチル−1−ピロリジン−1−イル−プロパン−2−アミン(化合物B1.2)を2−メトキシエチルアミンに置き換えることによって、中間体B1と同様に製造した。MS (ESI): 321.1 ([M+H]+)
中間体B13
[8−[2−[tert−ブトキシカルボニル(メチル)アミノ]エチル]−6−エトキシカルボニル−5−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−イル]ボロン酸
表題化合物は、工程(b)において(1−エチルピロリジン−2−イル)メタンアミン(化合物B4.1)をN−(2−アミノエチル)−N−メチル−カルバミン酸1,1−ジメチルエチルエステルに置き換えることによって、中間体B4と同様に製造した。MS (ESI): 420.2 ([M+H]+)
中間体B14
[6−エトキシカルボニル−8−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−5−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−イル]ボロン酸
表題化合物は、工程(b)において(1−エチルピロリジン−2−イル)メタンアミン(化合物B4.1)を2−(4−メチル−1−ピペラジニル)エタンアミンに置き換えることによって、中間体B4と同様に製造した。MS (ESI): 389.2 ([M+H]+).
中間体B15
[6−エトキシカルボニル−5−オキソ−8−(4−ピリジルメチル)−1,8−ナフチリジン−3−イル]ボロン酸
表題化合物は、工程(b)において(1−エチルピロリジン−2−イル)メタンアミン(化合物B4.1)を4−ピリジンメタンアミンに置き換えることによって、中間体B4と同様に製造した。MS (ESI): 354.1 ([M+H]+).
中間体B16
[6−エトキシカルボニル−8−[(1−メチル−4−ピペリジル)メチル]−5−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−イル]ボロン酸
表題化合物は、工程(b)において(1−エチルピロリジン−2−イル)メタンアミン(化合物B4.1)を(1−メチルピペリジン−4−イル)メタンアミンに置き換えることによって、中間体B4と同様に製造した。MS (ESI): 374.2 ([M+H]+).
中間体B17
[6−エトキシカルボニル−8−(2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピル)−5−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−イル]ボロン酸
表題化合物は、以下のスキームに従って合成した:
工程(a)(Z)−2−(5−ブロモ−2−クロロ−ピリジン−3−カルボニル)−3−(ジメチルアミノ)プロプ−2−エン酸エチル(化合物B17.1)
化合物B17.1は、WO2006/050942A1に開示される手順に従って製造した。MS (ESI): 361.0 ([{79Br+35Cl}M+H]+).
工程(b)6−ブロモ−1−(2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピル)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸エチル(化合物B17.2)
(Z)−2−(5−ブロモ−2−クロロ−ピリジン−3−カルボニル)−3−(ジメチルアミノ)プロプ−2−エン酸エチル(化合物B17.1,425.0mg,1.18ミリモル)のアセトニトリル(12.0mL)中の撹拌溶液へDIPEA(411μL,2.35ミリモル)と1−アミノ−2−メチルプロパン−2−オール(210mg,2.35ミリモル)を加えた。生じる混合物85℃で2時間加熱した後で、これを再び室温へ冷やした。この反応混合物へKCO(325mg,2.35ミリモル)を加えて、この溶液を85℃でさらに12時間撹拌した。再び室温へ冷やした後で、この反応混合物を水(100mL)中へ注いで、EtOAc(40mL)で3回抽出した。合わせた有機物を飽和NHCl水溶液(40mL)3回、塩水(40mL)で洗浄し、濾過して真空で濃縮して粗生成物を得てから、これをシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(DCM中0〜5% MeOH)によって精製して、6−ブロモ−1−(2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピル)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸エチル(220.0mg,収率51%)を灰白色の固形物として得た。MS (ESI): 371.0 ([{81Br}M+H]+), 369.0 ([{79Br}M+H]+
工程(c)[6−エトキシカルボニル−8−(2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピル)−5−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−イル]ボロン酸(中間体B17)
6−ブロモ−1−(2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピル)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸エチル(化合物B17.2,190.0mg,0.515ミリモル)とBPin(261.0mg,1.03ミリモル)のジオキサン(12.0mL)中の撹拌溶液へPd(dba)(47.1mg,0.052ミリモル)、Xphos(49.1mg,0.103ミリモル)、及びAcOK(152.0mg,1.54ミリモル)を加えた。N下に95℃で3時間撹拌した後で、この反応混合物を濾過して、その濾過ケークをEtOAc(20mL)で2回洗浄した。濾液を真空で濃縮して粗生成物を得て、これを逆相HPLCによって精製して、[6−エトキシカルボニル−8−(2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピル)−5−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−イル]ボロン酸(105.0mg,収率61%)を灰白色の固形物として得た。MS (ESI): 335.1 ([M+H]+).
中間体B18
[8−[2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−2−メチル−プロピル]−6−エトキシカルボニル−5−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−イル]ボロン酸
表題化合物は、工程(b)において1−アミノ−2−メチルプロパン−2−オールをN−(1−アミノ−2−メチルプロパン−2−イル)カルバミン酸tert−ブチルに置き換えることによって、中間体B17と同様に製造した。MS (ESI): 434.2 ([M+H]+).
中間体B19
[6−エトキシカルボニル−5−オキソ−8−(テトラヒドロフラン−2−イルメチル)−1,8−ナフチリジン−3−イル]ボロン酸
表題化合物は、工程(b)において1−アミノ−2−メチルプロパン−2−オールをテトラヒドロフルフリルアミンに置き換えることによって、中間体B17と同様に製造した。MS (ESI): 347.1 ([M+H]+)
中間体B20
[8−[(4−tert−ブトキシカルボニルモルホリン−2−イル)メチル]−6−エトキシカルボニル−5−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−イル]ボロン酸
表題化合物は、工程(b)において(1−エチルピロリジン−2−イル)メタンアミン(化合物B4.1)を4−Boc−2−(アミノメチル)モルホリンに置き換えることによって、中間体B4と同様に製造した。MS (ESI): 462.2 ([M+H]+).
中間体B21
[6−エトキシカルボニル−8−[1−メチル−2−テトラヒドロピラン−2−イルオキシ−1−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシメチル)エチル]−5−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−イル]ボロン酸
表題化合物は、以下のスキームに従って合成した:
工程(a)6−ブロモ−1−[2−ヒドロキシ−1−(ヒドロキシメチル)−1−メチル−エチル]−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸エチル(化合物B21.1)
化合物B21.1は、1−アミノ−2−メチルプロパン−2−オールを2−アミノ−2−メチルプロパン−1,3−ジオールに置き換えることによって、化合物B17.2と同様に製造した。MS (ESI): 387.1 ([{81Br}M+H]+), 385.1 ([{79Br}M+H]+.
工程(b)6−ブロモ−1−[1−メチル−2−テトラヒドロピラン−2−イルオキシ−1−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシメチル)エチル]−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸エチル(化合物21.2)
100mL丸底フラスコへDHP(578μl,6.32ミリモル)、6−ブロモ−1−[2−ヒドロキシ−1−(ヒドロキシメチル)−1−メチル−エチル]−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸エチル(化合物B21.1,406mg,1.05ミリモル)、及びp−トルエンスルホン酸一水和物(20mg,0.11ミリモル)とDCM(20mL)を加えた。生じる淡黄色の溶液を45℃で15時間加熱した後で、再び室温へ冷やした。揮発物質を減圧下で除去して、粗生成物をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(DCM中0%〜5% MeOH)によって精製して、6−ブロモ−1−[1−メチル−2−テトラヒドロピラン−2−イルオキシ−1−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシメチル)エチル]−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸エチル(580mg,1.05ミリモル、収率99%)を黄色の固形物として得た。MS (ESI): 555.2 ([{81Br}M+H]+), 553.2 ([{79Br}M+H]+.
工程(c)[6−エトキシカルボニル−8−[1−メチル−2−テトラヒドロピラン−2−イルオキシ−1−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシメチル)エチル]−5−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−イル]ボロン酸(中間体B21)
6−ブロモ−1−[1−メチル−2−テトラヒドロピラン−2−イルオキシ−1−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシメチル)エチル]−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸エチル(化合物B21.2,580mg,1.05ミリモル)とBPin(535mg,2.11ミリモル)のジオキサン(14.0mL)中の撹拌溶液へPd(dba)(96.5mg,0.105ミリモル)、Xphos(100mg,0.211ミリモル)、及びAcOK(310mg,3.16ミリモル)を加えた。この反応混合物をマイクロ波反応器においてN下に100℃で3時間加熱した。再び室温へ冷やした後で、この反応混合物を濾過して、その濾過ケークをEtOAc(20mL)で2回洗浄した。濾液を真空で濃縮して粗生成物を得て、これを逆相HPLCによって精製して、[6−エトキシカルボニル−8−[1−メチル−2−テトラヒドロピラン−2−イルオキシ−1−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシメチル)エチル]−5−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−イル]ボロン酸(196mg,収率36%)を淡黄色の固形物として得た。MS (ESI): 519.3 ([M+H]+).
中間体B22
[6−エトキシカルボニル−8−(1−メチル−2−テトラヒドロピラン−2−イルオキシ−エチル)−5−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−イル]ボロン酸
表題化合物は、工程(a)において2−アミノ−2−メチルプロパン−1,3−ジオールを2−アミノプロパン−1−オールに置き換えることによって、中間体B21と同様に製造した。MS (ESI): 405.2 ([M+H]+).
中間体B23
[8−[tert−ブトキシカルボニル(メチル)アミノ]−6−エトキシカルボニル−5−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−イル]ボロン酸
表題化合物は、工程(b)において1−アミノ−2−メチルプロパン−2−オールを1−メチルヒドラジンカルボン酸tert−ブチルに置き換えることによって、中間体B17と同様に製造した。MS (ESI): 392.3 ([M+H]+).
中間体B24
[6−エトキシカルボニル−5−オキソ−8−(2−テトラヒドロピラン−2−イルオキシプロピル)−1,8−ナフチリジン−3−イル]ボロン酸
表題化合物は、工程(a)において2−アミノ−2−メチルプロパン−1,3−ジオールを1−アミノプロパン−2−オールに置き換えることによって、中間体B21と同様に製造した。MS (ESI): 405.2 ([M+H]+)
中間体B25
[6−エトキシカルボニル−8−[(1S)−1−(ヒドロキシメチル)−2,2−ジメチル−プロピル]−5−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−イル]ボロン酸
表題化合物は、工程(b)において(1−エチルピロリジン−2−イル)メタンアミン(化合物B4.1)を(S)−tert−ロイシノールに置き換えることによって、中間体B4と同様に製造した。MS (ESI): 363.2 ([M+H]+).
中間体B26
[8−[2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−3−メチル−ブチル]−6−エトキシカルボニル−5−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−イル]ボロン酸
表題化合物は、工程(b)において(1−エチルピロリジン−2−イル)メタンアミン(化合物B4.1)を(1−アミノ−3−メチル−2−ブタニル)カルバミン酸2−メチル−2−プロパニルに置き換えること、工程(b)における12時間の反応時間、そして工程(c)における100℃での反応温度で12時間によって、中間体B4と同様に製造した。MS (ESI): 448.2 ([M+H]+).
中間体B27
[6−エトキシカルボニル−5−オキソ−8−(ピラジン−2−イルメチル)−1,8−ナフチリジン−3−イル]ボロン酸
表題化合物は、工程(b)において(1−エチルピロリジン−2−イル)メタンアミン(化合物B4.1)をピラジン−2−イルメタンアミンに置き換えることと還流温度で反応させることによって、中間体B4と同様に製造した。MS (ESI): 355.1 ([M+H]+).
中間体B28
[8−[2−(ジメチルアミノ)−2−メチル−プロピル]−6−エトキシカルボニル−5−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−イル]ボロン酸
表題化合物は、工程(b)において1−アミノ−2−メチルプロパン−2−オールを2−N,2−N,2−トリメチルプロパン−1,2−ジアミンに置き換えることによって、中間体B17と同様に製造した。MS (ESI): 362.1([M+H]+)
中間体B29
[8−[2−(ジメチルアミノ)−1−メチル−エチル]−6−エトキシカルボニル−5−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−イル]ボロン酸
表題化合物は、工程(b)において1−アミノ−2−メチルプロパン−2−オールをN1,N1−ジメチルプロパン−1,2−ジアミンに置き換えることによって、中間体B17と同様に製造した。MS (ESI): 348.1([M+H]+).
中間体B30
(6−エトキシカルボニル−8−モルホリノ−5−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−イル)ボロン酸
表題化合物は、工程(b)において1−アミノ−2−メチルプロパン−2−オールをモルホリン−4−アミンに置き換えることによって、中間体B17と同様に製造した。MS (ESI): 348.1([M+H]+).
中間体B31
[8−(ジメチルアミノ)−6−エトキシカルボニル−5−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−イル]ボロン酸
表題化合物は、工程(b)において1−アミノ−2−メチルプロパン−2−オールを1,1−ジメチルヒドラジン塩酸塩に置き換えることによって、中間体B17と同様に製造した。MS (ESI): 306.1 ([M+H]+).
中間体B32
[8−[2−(ジエチルアミノ)エチル]−6−エトキシカルボニル−5−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−イル]ボロン酸
表題化合物は、工程(b)において1−アミノ−2−メチルプロパン−2−オールをN1,N1−ジエチルエタン−1,2−ジアミンに置き換えることによって、中間体B17と同様に製造した。MS (ESI): 362.1 ([M+H]+).
中間体B33
[8−[2−(ジメチルアミノ)−2−フェニル−エチル]−6−エトキシカルボニル−5−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−イル]ボロン酸
表題化合物は、工程(b)において1−アミノ−2−メチルプロパン−2−オールをN1,N1−ジメチル−1−フェニルエタン−1,2−ジアミンに置き換えることによって、中間体B17と同様に製造した。MS (ESI): 410.0 ([M+H]+).
中間体B34
[8−[2−(ジメチルアミノ)ブチル]−6−エトキシカルボニル−5−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−イル]ボロン酸
表題化合物は、工程(b)において1−アミノ−2−メチルプロパン−2−オールを2−N,2−N−ジメチルブタン−1,2−ジアミンに置き換えることによって、中間体B17と同様に製造した。MS (ESI): 362.2 ([M+H]+).
中間体B35
6−ボロノ−1−[tert−ブトキシカルボニル(エチル)アミノ]−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸
表題化合物は、工程(c)において2−メチル−1−ピロリジン−1−イル−プロパン−2−アミン(化合物B1.2)を1−エチルヒドラジンカルボン酸tert−ブチルに置き換えることによって、中間体B1と同様に製造した。MS (ESI): 406.1 ([M+H]+)
中間体B36
[6−エトキシカルボニル−8−(オキサゾール−5−イルメチル)−5−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−イル]ボロン酸
表題化合物は、以下のスキームに従って合成した:
工程(a)6−ブロモ−1−(オキサゾール−5−イルメチル)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸エチル(化合物B36.2)
(Z)−2−(5−ブロモ−2−フルオロ−ピリジン−3−カルボニル)−3−(ジメチルアミノ)プロプ−2−エン酸エチル(化合物B1.1(600mg,1.74ミリモル)、オキサゾール−5−イルメタンアミン(化合物B1087.1,205mg,2.09ミリモル)、及びKCO(720mg,5.21ミリモル)のTHF(10.0mL)中の混合溶液を70℃で16時間撹拌した。室温へ冷やした後で、この反応混合物をEtOAc(30mL)で希釈し、塩水(30mL)で2回洗浄した。有機層を無水NaSOで乾燥させ、濾過して真空で濃縮して粗生成物を得て、これをMTBE(5mL)で摩砕して、6−ブロモ−1−(オキサゾール−5−イルメチル)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸エチル(120mg,収率18.25%)を黄色の固形物として得た。MS (ESI): 380.0 ([{81Br}M+H]+) ,378.0 ([{79Br}M+H]+).
工程(b)[6−エトキシカルボニル−8−(オキサゾール−5−イルメチル)−5−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−イル]ボロン酸(中間体B36)
6−ブロモ−1−(オキサゾール−5−イルメチル)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸エチル(化合物B36.2,100mg,0.260ミリモル)、BPin(80mg,0.320ミリモル)、AcOK(78mg,0.790ミリモル)、Xphos(25mg,0.050ミリモル)、及びPd(dba)(24mg,0.030ミリモル)の1,4−ジオキサン(2.0mL)中の混合溶液を110℃で2時間撹拌した。室温へ冷やした後で、この混合溶液をDCM(30mL)で希釈して濾過した。濾液を真空で濃縮して粗生成物を得て、これをMTBE(5mL)とエーテル(5mL)で摩砕して、[6−エトキシカルボニル−8−(オキサゾール−5−イルメチル)−5−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−イル]ボロン酸(80mg,収率88.18%)を黄色の固形物として得た。MS (ESI): 344.1 ([M+H]+).
中間体B37
1−(1−(tert−ブトキシカルボニル)ピロリジン−3−イル)−4−オキソ−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸(R)−エチル
表題化合物は、工程(b)において1−アミノ−2−メチルプロパン−2−オールを3−アミノピロリジン−1−カルボン酸(R)−tert−ブチルに置き換えることによって、中間体B17と同様に製造した。MS (ESI): 432.1 ([M-82+H]+).
中間体B38
(8−((tert−ブトキシカルボニル)(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)−6−(エトキシカルボニル)−5−オキソ−5,8−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−イル)ボロン酸
表題化合物は、以下のスキームに従って合成した:
工程(a)(Z)−2−(5−ブロモ−2−フルオロ−ピリジン−3−カルボニル)−3−(ジメチルアミノ)プロプ−2−エン酸エチル(化合物B38.1)
化合物B38.1は、工程(b)において(1−エチルピロリジン−2−イル)メタンアミンをヒドラジンカルボン酸tert−ブチルに置き換えることによって、化合物B4.2と同様に製造した。MS (ESI): 415.0 ([{81Br}M+H]+), 412.0 ([{79Br}M+H]+)
工程(b)6−ブロモ−1−((tert−ブトキシカルボニル)(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸エチル(化合物B38.2)
6−ブロモ−1−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸エチル(化合物B38.1,540.0mg,1.31ミリモル)と4−ブロモ−テトラヒドロピラン(1.08g,6.55ミリモル)のDMF(20mL)中の撹拌溶液へ炭酸カリウム(905.1mg,6.55ミリモル)を窒素雰囲気下に加えた。この混合物を70℃で24時間撹拌した後で、これを再び室温へ冷やして濾過した。濾液を真空で濃縮して粗生成物を得てから、これを分取用HPLCによって精製して、6−ブロモ−1−[tert−ブトキシカルボニル(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノ]−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸エチル(530mg,収率77%)を茶褐色の固形物として得た。MS (ESI): 498.1 ([{81Br}M+H]+), 496.1 ([{79Br}M+H]+).
工程(c)(8−((tert−ブトキシカルボニル)(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)−6−(エトキシカルボニル)−5−オキソ−5,8−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−イル)ボロン酸(中間体B38)
Pin(429.7mg,1.69ミリモル)、6−ブロモ−1−[tert−ブトキシカルボニル(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノ]−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸エチル(化合物B1095.2,420.0mg,0.850ミリモル)、Xphos(80.6mg,0.170ミリモル、0.200当量)、及びPd(dba)(77.49mg,0.080ミリモル)の1,4−ジオキサン(15mL)中の撹拌溶液へAcOK(0.16mL,2.54ミリモル)をN下に加えた。この反応混合物を100℃で4時間撹拌すると、出発材料が完全に消費された。この反応混合物を室温へ冷やして、真空で濃縮した。残渣をHO(50mL)に再懸濁させて、DCM(20mL)で3回抽出した。合わせた有機層を減圧下に濃縮して粗生成物を得て、これを分取用HPLCによって精製して、[8−[tert−ブトキシカルボニル(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノ]−6−エトキシカルボニル−5−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−イル]ボロン酸(230.0mg,収率57%)を黄色の固形物として得た。MS (ESI): 462.2 ([M+H]+).
中間体B39
[6−エトキシカルボニル−8−(3−ヒドロキシ−1−メチル−プロピル)−5−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−イル]ボロン酸
表題化合物は、工程(a)においてオキサゾール−5−イルメタンアミン(化合物B36.1)をシクロプロパンアミンに置き換えて、トリエチルアミンを塩基として使用することによって、中間体B36と同様に製造した。MS (ESI): 303.2 ([M+H]+).
中間体B40
1−((tert−ブトキシカルボニル)(シクロプロピル)アミノ)−4−オキソ−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸エチル
表題化合物は、工程(c)において2−メチル−1−ピロリジン−1−イル−プロパン−2−アミン(化合物B1.2)を1−シクロプロピルヒドラジンカルボン酸tert−ブチルに置き換えることによって、中間体B1と同様に製造した。MS (ESI): 418.1 ([M+H]+)
中間体B41
[6−エトキシカルボニル−8−(3−ヒドロキシ−1−メチル−プロピル)−5−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−イル]ボロン酸
表題化合物は、工程(a)においてオキサゾール−5−イルメタンアミン(化合物B36.1)を3−アミノブタン−1−オールに置き換えて、トリエチルアミンを塩基として使用することによって、中間体B36と同様に製造した。MS (ESI): 335.1 ([M+H]+).
中間体B42
(6−(エトキシカルボニル)−8−((1−ヒドロキシシクロプロピル)メチル)−5−オキソ−5,8−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−イル)ボロン酸
表題化合物は、工程(a)においてオキサゾール−5−イルメタンアミン(化合物B36.1)を1−(アミノメチル)シクロプロパノールに置き換えることによって、中間体B36と同様に製造した。MS (ESI): 333.2 ([M+H]+).
中間体B43
(6−(エトキシカルボニル)−8−(2−モルホリノエチル)−5−オキソ−5,8−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−イル)ボロン酸
表題化合物は、工程(b)において(1−エチルピロリジン−2−イル)メタンアミン(化合物B4.1)を2−モルホリノエタンアミンに置き換えることによって、中間体B4と同様に製造した。MS (ESI): 376.0 ([M+H]+).
中間体B44
(6−(エトキシカルボニル)−5−オキソ−8−(2−(3−オキソピペラジン−1−イル)エチル)−5,8−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−イル)ボロン酸
表題化合物は、以下のスキームに従って合成した:
工程(a)(2−(3−オキソピペラジン−1−イル)エチル)カルバミン酸tert−ブチル(化合物B44.3)
ピペラジン−2−オン(化合物B44.1,4.5g,44.95ミリモル)とKCO(12.42g,89.89ミリモル)のMeCN(100mL)中の撹拌溶液へN−(2−ブロモエチル)tert−ブチル(化合物B44.2,10.07g,44.95ミリモル)を加えて、生じる混合物を50℃まで加熱して、この温度で12時間撹拌した。室温へ冷やした後で、この混合物を濾過して、濾液を真空で濃縮して粗生成物を得て、これをシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(DCM中0〜10% MeOH)によって精製して、(2−(3−オキソピペラジン−1−イル)エチル)カルバミン酸tert−ブチル(8.7g,収率:67.54%)を淡黄色のオイルとして得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ ppm: 6.56 (s, 1H), 4.96 (s, 1H), 3.40-3.38 (m, 2H), 3.28-3.26 (m, 2H), 3.16 (s, 2H), 2.70 (t, J=5.6 Hz, 2H), 2.56 (t, J=6.0 Hz, 2H), 1.46 (s, 9H).
工程(b)4−(2−アミノエチル)ピペラジン−2−オン(化合物B44.4)
(2−(3−オキソピペラジン−1−イル)エチル)カルバミン酸tert−ブチル(化合物B44.3,2.0g,8.22ミリモル)のDCM(85.0mL)溶液へTFA(4.7mL)を0℃で加えた。次いで、この混合物を25℃まで温めて1時間撹拌した後で、これを減圧下に濃縮して残渣を得た。この残渣をMeOH(50mL)で希釈して、塩基性樹脂でpH=8〜9へ調整した。この混合物を濾過して濾液を真空で濃縮して、4−(2−アミノエチル)ピペラジン−2−オン(1.0g,収率:71.01%)を白色の固形物として得た。1H NMR (400 MHz, MeOD-d4) δ ppm: 3.38-3.36 (t, J=5.2 Hz, 2H,), 3.18 (s, 2H), 3.10-3.08 (m, 2H), 2.77-2.71 (m, 4H).
工程(c)6−ブロモ−4−オキソ−1−(2−(3−オキソピペラジン−1−イル)エチル)−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸エチル(化合物B44.5)
表題化合物は、工程(b)において(1−エチルピロリジン−2−イル)メタンアミン(化合物B4.1)を4−(2−アミノエチル)ピペラジン−2−オン(化合物B1201.4)に置き換えて、反応温度を80℃で12時間とすることによって、中間体B4と同様に製造した。MS (ESI): 424.9 ([{81Br}M+H]+) ,423.0 ([{79Br}M+H]+).
工程(d)(6−(エトキシカルボニル)−5−オキソ−8−(2−(3−オキソピペラジン−1−イル)エチル)−5,8−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−イル)ボロン酸(中間体B44)
表題化合物は、工程(c)において反応温度を100℃で12時間として、中間体B4と同様に製造した。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm: 9.05 (d, J=2.0 Hz, 1H), 8.96 (d, J=2.0 Hz, 1H), 8.80 (s, 1H), 4.67 (m, 2H), 4.27-4.21 (m, 2H), 3.10 (s, 3H), 3.01 (s, 2H), 2.74-2.50 (m, 4H), 1.29 (t, J=7.2 Hz, 3H).
中間体B45
(8−((tert−ブトキシカルボニル)(2,2,2−トリフルオロエチル)アミノ)−6−(エトキシカルボニル)−5−オキソ−5,8−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−イル)ボロン酸
表題化合物は、工程(b)において4−ブロモ−テトラヒドロピランを2−ブロモ−1,1,1−トリフルオロエタンに置き換えることによって、中間体B38と同様に製造した。MS (ESI): 460.1 ([M+H]+).
中間体B46
1−(1−(tert−ブトキシカルボニル)ピロリジン−3−イル)−4−オキソ−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸(S)−エチル
表題化合物は、工程(b)において3−アミノピロリジン−1−カルボン酸(R)−tert−ブチルを3−アミノピロリジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチルに置き換えることによって、中間体B17と同様に製造した。MS (ESI): 432.1 ([M-82+H]+).
中間体B47
[8−[(2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メチル]−6−エトキシカルボニル−5−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−イル]ボロン酸
表題化合物は、工程(c)において2−メチル−1−ピロリジン−1−イル−プロパン−2−アミン(化合物B1.2)を(2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メタンアミンに置き換えることによって、中間体B1と同様に製造した。MS (ESI): 377.2 ([M+H]+)
中間体B48
6−ブロモ−1−((tert−ブトキシカルボニル)(2,2,2−トリフルオロエチル)アミノ)−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸エチル
表題化合物は、以下のスキームに従って合成した:
工程(a)6−ブロモ−4−オキソ−1−((2,2,2−トリフルオロエチル)アミノ)−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸エチル(化合物B48.1)
2−(5−ブロモ−2−クロロニコチノイル)−3−(ジメチルアミノ)アクリル酸エチルのDMF(5mL)溶液へ2,2,2−トリフルオロエチルヒドラジン(0.16g,1.38ミリモル)とKCO(573.3mg,4.15ミリモル)を加えた。生じる混合物を120℃で18時間撹拌した後で、これを再び室温へ冷やした。この混合物を水(200mL)中へ注いで、EtOAc(100mL)によって3回抽出した。合わせた有機層を塩水(100mL)で2回洗浄し、無水NaSOで乾燥させ、濾過し、真空で濃縮して粗生成物を得て、これをEtOAc(20mL)において再結晶させて、6−ブロモ−4−オキソ−1−((2,2,2−トリフルオロエチル)アミノ)−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸エチル(100.0mg,収率18.35%)を白色の固形物として得た。MS (ESI): 394.1 ([{79Br}M+H]+), 396.0 ([{81Br}M+H]+).
工程(b)6−ブロモ−1−((tert−ブトキシカルボニル)(2,2,2−トリフルオロエチル)アミノ)−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸エチル(中間体B48)
6−ブロモ−4−オキソ−1−((2,2,2−トリフルオロエチル)アミノ)−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸エチル(化合物B4003A.1,100.0mg,0.250ミリモル)のDCM(5mL)中の撹拌溶液へEtN(37.0mg,0.370ミリモル)と(Boc)O(276.8mg,1.27ミリモル)を加えた。生じる混合物を15℃で15時間撹拌すると、LCMSは、この反応が完了していることを示した。次いで、この反応混合物を減圧下で濃縮乾固させて、残渣をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(ヘキサン中10% EtOAc)によって精製して、6−ブロモ−1−((tert−ブトキシカルボニル)(2,2,2−トリフルオロエチル)アミノ)−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸エチル(50.0mg,収率39.87%)を黄色の固形物として得た。MS (ESI): 494.1 ([{79Br}M+H]+), 496.0 ([{81Br}M+H]+)
中間体C1
N−[[3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−イル]メチル]カルバミン酸tert−ブチル
表題化合物は、以下のスキームに従って合成した:
工程(a)1−[(4−メトキシフェニル)メチル]−3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−4−カルボン酸エチル(化合物C1.2)の製造
3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(化合物C1.1,4.0g,19.2ミリモル)の乾燥DMF(50.0mL)中の撹拌溶液へNaH(1.5g,38.5ミリモル)を0℃で加えて0℃で1時間撹拌した後で、PMBCl(3.6g,23.1ミリモル)のDMF溶液を加えた。次いで、この反応物を室温まで温めて3時間撹拌した。次いで、これを水(100mL)中へ注いで、EtOAc(200mL)で2回抽出した。合わせた有機層を無水NaSOで乾燥させ、濾過して真空で濃縮して粗生成物を得てから、これをシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(石油エーテル:EtOAc=20:1〜5:1)によって精製して、1−[(4−メトキシフェニル)メチル]−3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−4−カルボン酸エチル(3.8g,収率60%)を黄色の固形物として得た。MS (ESI): 329.2 ([M+H]+).
工程(b)1−[(4−メトキシフェニル)メチル]−3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−4−カルボン酸(化合物C1.3)の製造
1−[(4−メトキシフェニル)メチル]−3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−4−カルボン酸エチル(3.8g,11.3ミリモル)とNaOH(9.0g,225ミリモル)のEtOH(30.0mL)と水(15.0mL)中の撹拌混合溶液を60℃で2時間撹拌した。この反応物を室温へ冷やした後で、この混合物へHCl(水中28%)を滴下して、pH=3へ調整した。次いで、この反応混合物を真空で濃縮した。残渣をEtOAc(100mL)に再び溶かして、水(100mL)で洗浄した。分離した有機層を無水NaSOで乾燥させ、濾過して、真空で濃縮した。高真空下でのさらなる乾燥によって、1−[(4−メトキシフェニル)メチル]−3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−4−カルボン酸(3.3g,収率97%)を黄色の固形物として得た。MS (ESI): 301.2 ([M+H]+).
工程(c)1−[(4−メトキシフェニル)メチル]−3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−4−カルボキサミド(化合物C1.4)の製造
1−[(4−メトキシフェニル)メチル]−3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−4−カルボン酸(3.2g,10.7ミリモル)、NHCl(2.85g,53.3ミリモル)、HOBt(1.73g,12.8ミリモル)、PyBOP(6.66g,12.8ミリモル)、及びDIPEA(8.25g,64.0ミリモル)のDMF(30.0mL)中の混合溶液をN雰囲気下に30℃で1時間撹拌した。次いで、この反応混合物を水(100.0mL)中へ注いで、EtOAc(100mL)で3回抽出した。合わせた有機層を無水NaSOで乾燥させ、濾過して真空で濃縮して粗生成物を得てから、これを分取用HPLCによって精製して、1−[(4−メトキシフェニル)メチル]−3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−4−カルボキサミド(3.0g,収率94%)を黄色のオイルとして得た。MS (ESI): 300.2 ([M+H]+).
工程(d)[1−[(4−メトキシフェニル)メチル]−3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−4−イル]メタンアミン(化合物C1.5)の製造
1−[(4−メトキシフェニル)メチル]−3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−4−カルボキサミド(2.9g,9.7ミリモル)の乾燥THF(25.0mL)中の撹拌溶液へLAH(1.84g,48.5ミリモル)を0℃で加えた。この添加の後で、この反応混合物をN雰囲気下に80℃まで温めて、2時間撹拌した。次いで、これを再び0℃へ冷やして、水(1.8mL)、15% NaOH水溶液(3.6mL)、及び水(1.8mL)を連続的に加えた。この混合溶液を酢酸エチル(200mL)で希釈して濾過した。この濾液を無水NaSOで乾燥させ、濾過して、真空で濃縮した。高真空下でのさらなる乾燥によって、[1−[(4−メトキシフェニル)メチル]−3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−4−イル]メタンアミン(2.6g,収率94%)を無色のオイルとして得た。MS (ESI): 286.2 ([M+H]+).
工程(e)[3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−イル]メタンアミン(化合物C1.6)の製造
[1−[(4−メトキシフェニル)メチル]−3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−4−イル]メタンアミン(2.5g,8.8ミリモル)のMeCN(40mL)と水(10.0mL)中の溶液へ硝酸セリウムアンモニウム(19.2g,35.0ミリモル)を加えた。生じる反応混合物を室温で2時間撹拌してから、NaOH水溶液でpH=9まで塩基性にして、MeOH(400mL)で希釈した。この反応混合物を濾過して、濾液を真空で濃縮した。高真空下でのさらなる乾燥によって、粗製の[3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−イル]メタンアミン(1.5g)を黄色の固形物として得た。これをさらに精製せずに次の工程に直接使用した。
工程(f)N−[[3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−イル]メチル]カルバミン酸tert−ブチル(中間体C1)の製造
[3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−イル]メタンアミン(1.5g,8.5ミリモル)、BocO(2.78g,12.7ミリモル)、及びDIPEA(3.28g,25.4ミリモル)のMeOH(50.0mL)中の混合溶液を室温で1時間撹拌した。その後、この反応混合物を真空で濃縮して水(100mL)中へ注いで、EtOAc(100mL)で3回抽出した。合わせた有機層を塩水(50mL)で2回洗浄し、無水NaSOで乾燥させ、濾過して真空で濃縮して粗生成物を得て、これを分取用HPLCによって精製して、N−[[3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−イル]メチル]カルバミン酸tert−ブチル(1.05g,収率47%)を白色の固形物として得た。MS (ESI): 266.3 ([M+H]+).
中間体C2
cis−1−(3,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−2H−フロ[2,3−c]ピロール−3−イル)−N,N−ジメチル−メタンアミン塩酸塩
表題化合物は、以下のスキームに従って合成した:
工程(a)3−[(ジメチルアミノ)メチル]−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロフロ[2,3−c]ピロール−5−カルボン酸cis−tert−ブチル(化合物C2.2)
3−(アミノメチル)テトラヒドロ−2H−フロ[2,3−c]ピロール−5(3H)−カルボン酸cis−tert−ブチル(化合物C2.1,240mg,0.99ミリモル)のメタノール(2mL)中の撹拌溶液へシアノホウ水素化ナトリウム(370mg,5.94ミリモル)とパラホルムアルデヒド(583mg,5.94ミリモル)を加えて、生じる混合溶液を25℃で2時間撹拌した。次いで、この反応混合物をEtOAc(50mL)で希釈し、水(20mL)と塩水(20mL)で洗浄した。有機層を無水NaSOで乾燥させ、濾過して真空で濃縮して、3−[(ジメチルアミノ)メチル]−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロフロ[2,3−c]ピロール−5−カルボン酸cis−tert−ブチル(200mg,収率74.68%)を淡黄色のオイルとして得て、これをさらに精製せずに次の工程に直接使用した。MS (ESI): 271.2 ([M+H]+).
工程(b)cis−1−(3,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−2H−フロ[2,3−c]ピロール−3−イル)−N,N−ジメチル−メタンアミン塩酸塩(中間体C2)
3−[(ジメチルアミノ)メチル]−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロフロ[2,3−c]ピロール−5−カルボン酸cis−tert−ブチル(化合物C1092.2,200mg,0.740ミリモル)のHCl/ジオキサン(0.18mL,0.740ミリモル)溶液を25℃で0.5時間撹拌した。その後、この反応混合物を減圧下に濃縮して、cis−1−(3,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−2H−フロ[2,3−c]ピロール−3−イル)−N,N−ジメチル−メタンアミン塩酸塩の粗生成物(130mg,収率85.02%)を無色のゴムとして得て、これをさらに精製せずに次の工程に直接使用した。
中間体C3
1−(3−フルオロピロリジン−3−イル)−N,N−ジメチルメタンアミン塩酸塩
表題化合物は、以下のスキームに従って合成した:
工程(a)1−(tert−ブトキシカルボニル)−3−フルオロピロリジン−3−カルボン酸(化合物C3.2)の製造
3−フルオロピロリジン−1,3−ジカルボン酸1−tert−ブチル3−メチル(3.5g,14.2ミリモル)のメタノール(10.0mL)と水(2.0mL)中の溶液へ水酸化ナトリウム(1.7g,42.5ミリモル)を加えて、この反応混合物を20℃で12時間撹拌した。その後、この混合物をDCM(100mL)で希釈し、HCl水溶液(水中2M)でpH=3へ調整して、DCM(100mL)で抽出した。分離した有機層を無水NaSOで乾燥させ、濾過して真空で濃縮して、1−(tert−ブトキシカルボニル)−3−フルオロピロリジン−3−カルボン酸の粗生成物(3.2g,13.7ミリモル、収率96.9%)を白色の固形物として得て、これをさらに精製せずに次の工程に直接使用した。MS (ESI): 329.2 ([M+H]+).
工程(b)3−(ジメチルカルバモイル)−3−フルオロピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(化合物C3.3)の製造
1−(tert−ブトキシカルボニル)−3−フルオロピロリジン−3−カルボン酸(2.9g,12.4ミリモル、1.0当量)、HATU(6.1g,16.2ミリモル、1.3当量)、塩酸ジメチルアミン(5.1g,62.2ミリモル、5.0当量)、及びDIPEA(6.5mL,37.3ミリモル、3.0当量)の無水THF(10.0mL)中の混合溶液を20℃で4時間撹拌した。その後、この混合物をDCM(100mL)で希釈し、水(50mL)中へ注いで、DCM(100mL)で抽出した。分離した有機層を塩水(50mL)で洗浄し、無水NaSOで乾燥させ、濾過して真空で濃縮して、3−(ジメチルカルバモイル)−3−フルオロピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチルの粗生成物(1.9g,7.2ミリモル、収率57.5%)を無色のオイルとして得て、これをさらに精製せずに次の工程に直接使用した。MS (ESI): 205.1 ([M+H-tBu]+).
工程(c)3−((ジメチルアミノ)メチル)−3−フルオロピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(化合物C3.4)の製造
3−(ジメチルカルバモイル)−3−フルオロピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(1.8g,6.9ミリモル)の無水THF(8.0mL)中の撹拌溶液へボラン−メチルスルフィド錯体(ジメチルスルファン中10M,8.0mL,80.0ミリモル)を0℃で加えた。次いで、この反応混合物を20℃まで温めて、20℃で12.0時間撹拌した。この混合物を氷−MeOH(100mL)中へ注いで1時間撹拌した後でこれを真空で濃縮して、3−((ジメチルアミノ)メチル)−3−フルオロピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチルの粗生成物(1.2g,4.9ミリモル、収率70.5%)を無色のオイルとして得て、これをさらに精製せずに次の工程に直接使用した。MS (ESI): 247.1 ([M+H]+).
工程(d)1−(3−フルオロピロリジン−3−イル)−N,N−ジメチルメタンアミン塩酸塩(中間体C3)の製造
3−((ジメチルアミノ)メチル)−3−フルオロピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(1.2g,4.9ミリモル)のHCl/酢酸エチル(10.0mL,40.0ミリモル)中の混合溶液を20℃で2時間撹拌した。その後、この反応混合物を減圧下に濃縮して粗生成物を得て、これを(MeOH:EtOAc=1:10,10.0mL)より再結晶させて、1−(3−フルオロピロリジン−3−イル)−N,N−ジメチルメタンアミン塩酸塩(0.9g,4.2ミリモル、収率85.2%)を白色の固形物として得た。MS (ESI): 147.1 ([M+H]+).
中間体C4
N,N−ジメチル−1−(3−ピペリジル)メタンアミン塩酸塩
表題化合物は、以下のスキームに従って合成した:
工程(a)3−[(ジメチルアミノ)メチル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(化合物C4.2)
3−(アミノメチル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(化合物C4.1,5.0g,23.33ミリモル)のDCM(50mL)中の撹拌溶液へホルムアルデヒド(9.47g,116.65ミリモル)とシアノホウ水素化ナトリウム(7.33g,116.7ミリモル)を加えて、生じる混合物を10℃で16時間撹拌した。次いで、この混合物をDCM(150mL)で希釈し、水(50mL)、塩水(50mL)で洗浄し、無水NaSOで乾燥させ、濾過して真空で濃縮して粗生成物を得て、これをシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(DCM:MeOH=50:1)によって精製して、3−[(ジメチルアミノ)メチル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(1.8g,収率25.47%)を無色のオイルとして得た。MS (ESI): 243.2 ([M+H]+).
工程(b)N,N−ジメチル−1−(3−ピペリジル)メタンアミン塩酸塩(化合物C4)
3−[(ジメチルアミノ)メチル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(化合物C4.2,1.8g,7.43ミリモル)のEtOAc(20mL)溶液へHCl/EtOAc(5.0mL,4M)を加えて、生じる混合物を10℃で16時間撹拌した。次いで、この混合溶液を真空で濃縮して、N,N−ジメチル−1−(3−ピペリジル)メタンアミン塩酸塩(1.3g,収率97.95%)を白色の固形物として得て、これをさらに精製せずに次の工程に直接使用した。MS (ESI): 143.4 ([M+H]+).
中間体C5
cis−5−(2−メトキシエチル)−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロ−1H−ピロロ[2,3−c]ピロール
表題化合物は、以下のスキームに従って合成した:
工程(a)cis−1−ベンジル−5−(2−メトキシエチル)−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール(化合物C5.3)
cis−1−ベンジル−3,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピロール(化合物C5.1,500mg,2.47ミリモル)のDMF(5mL)中の撹拌溶液へN,N−ジイソプロピルエチルアミン(959mg,7.42ミリモル)と2−ブロモエチルメチルエーテル(化合物C5.2,412mg,2.96ミリモル)を加えて、生じる混合溶液を60℃で16時間撹拌した。再び室温へ冷やした後で、この反応混合物をEtOAc(80mL)で希釈し、水(30mL)、塩水(30mL)3回で洗浄し、無水NaSOで乾燥させ、濾過して真空で濃縮して粗生成物を得てから、これを分取用TLC(石油エーテル:EtOAc=3:1)によって精製して、cis−1−ベンジル−5−(2−メトキシエチル)−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール(3)(350mg,収率53.3%)を黄色のオイルとして得た。MS (ESI): 261.1 ([M+H]+).
工程(b)cis−5−(2−メトキシエチル)−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロ−1H−ピロロ[2,3−c]ピロール(中間体C5)
cis−1−ベンジル−5−(2−メトキシエチル)−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール(化合物C5.3,350mg,1.34ミリモル)のメタノール(5mL)中の撹拌溶液へパラジウム(100mg,0.47ミリモル)をN雰囲気下に加えた。この懸濁液を脱気してHで3回パージした後で、この反応混合物をH(760mmHg)下に25℃で16時間撹拌した。次いで、この混合物を濾過して濾液を真空で濃縮して、cis−5−(2−メトキシエチル)−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロ−1H−ピロロ[2,3−c]ピロール(120mg,収率52.43%)を黄色のオイルとして得て、これをさらに精製せずに次の工程に直接使用した。
中間体C6
3−((ジメチルアミノ)メチル)ピロリジン−3−オール
表題化合物は、以下のスキームに従って合成した:
工程(a)5−ベンジル−1−オキサ−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(化合物C6.2)の製造
ヨウ化トリメチルスルホキソニウム(2.5g,11.4ミリモル)のDMSO(20mL)中の撹拌溶液へNaH(328.7mg,13.7ミリモル)を0℃で加えた。生じる混合物を0℃で1時間撹拌した後で、1−ベンジル−3−ピロリジノン(2.0g,11.4ミリモル)を加えた。生じる混合物を20℃でさらに15時間撹拌すると、TLC(石油エーテル:EtOAc=3:1)は、この反応が完了していることを示した。水(50mL)を加えて、生じる混合物をEtOAc(20mL)で3回抽出した。合わせた有機層を塩水で洗浄し、無水NaSOで乾燥させ、濾過して真空で濃縮して粗生成物を得て、これをシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(石油エーテル:EtOAc=5:1〜3:1)によって精製して、5−ベンジル−1−オキサ−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(800mg,収率37.04%)を黄色のオイルとして得た。1H NMR (400MHz, クロロホルム-d) δ 7.40-7.31 (m, 4H), 7.30-7.24 (m, 1H), 4.14 (q, J=7.2 Hz, 1H), 3.72-3.60 (m, 2H), 2.89-2.85 (m, 2H), 2.85-2.77 (m, 2H), 2.77-2.68 (m, 1H), 2.61 (d, J=10.7 Hz, 1H), 2.22 (td, J=7.2, 14.1 Hz, 1H), 2.00-1.88 (m, 1H).
工程(b)1−ベンジル−3−((ジメチルアミノ)メチル)ピロリジン−3−オール(化合物C6.3)の製造
5−ベンジル−1−オキサ−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(800mg,4.23ミリモル)の水(5mL)溶液へ水中のジメチルアミン(10.0mL,42.27ミリモル)を加えた。生じる混合物を80℃で15時間撹拌すると、TLC(石油エーテル:EtOAc=5:1)は、この反応が完了していることを示した。溶媒を真空で濃縮して、1−ベンジル−3−((ジメチルアミノ)メチル)ピロリジン−3−オールの粗生成物(800mg,収率80.76%)を黄色のオイルとして得て、これをさらに精製せずに次の工程に直接使用した。1H NMR (400MHz, クロロホルム-d) δ 7.37-7.15 (m, 5H), 6.67-6.55 (m, 1H), 3.82-3.69 (m, 2H), 2.94-2.69 (m, 4H), 2.60-2.51 (m, 2H), 2.46-2.27 (m, 6H), 1.93-1.80 (m, 2H).
工程(c)3−((ジメチルアミノ)メチル)ピロリジン−3−オール(中間体C6)の製造
1−ベンジル−3−((ジメチルアミノ)メチル)ピロリジン−3−オール(800.0mg,3.41ミリモル)のメタノール(5mL)中の撹拌溶液へPd/C(100.0mg,0.940ミリモル)を加えた。生じる混合物をH雰囲気下に30℃で15時間撹拌すると、TLC(DCM:MeOH=10:1)は、出発材料が完全に消費されていることを示した。触媒を濾過して除いて、溶媒を減圧下に濃縮して、3−((ジメチルアミノ)メチル)ピロリジン−3−オールの粗生成物(300mg,2.08ミリモル、収率60.94%)を黄色のオイルとして得て、これをさらに精製せずに次の工程に直接使用した。
中間体C7
[8−[2−(ジメチルアミノ)−2−フェニル−エチル]−6−エトキシカルボニル−5−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−イル]ボロン酸
表題化合物は、工程(b)において1−(tert−ブトキシカルボニル)−3−フルオロピロリジン−3−カルボン酸を1−(tert−ブトキシカルボニル)−3−メチルピロリジン−3−カルボン酸に置き換えることによって、中間体C3と同様に製造した。MS (ESI): 143.1 ([M+H]+).
中間体C8
cis−5−メチルオクタヒドロピロロ[2,3−c]ピロール
表題化合物は、以下のスキームに従って合成した:
工程(a)cis−5−メチルオクタヒドロピロロ[2,3−c]ピロール(中間体C8)の製造
LAH(4.02g,105.99ミリモル)のTHF(50mL)中の撹拌溶液へヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−5(1H)−カルボン酸cis−tert−ブチル(4.5g,21.2ミリモル)を0℃で加えて、生じる反応混合物をN下に70℃で2時間撹拌すると、TLC(DCM/MeOH=10/1)は、出発材料が完全に消費されていることを示した。次いで、この反応混合物を再び0℃へ冷やして、HO(5mL)に続く、15% NaOH水溶液(5mL)、HO(15mL)、及びMgSO(10g)の添加によってクエンチさせた。25℃で1時間撹拌した後で、この反応混合物を濾過して濾液を減圧下に濃縮して、cis−5−メチルオクタヒドロピロロ[2,3−c]ピロール(2.6g,20.6ミリモル、収率97.19%)を黄色のオイルとして得た。1H NMR (400 MHz, CHCl3-d) δ ppm 3.66-3.79 (m, 1H), 2.89-3.02 (m, 1H), 2.75 (dt, J=11.19, 6.50 Hz, 1H), 2.65 (dtd, J=12.40, 8.35, 8.35, 4.39 Hz, 1H), 2.46-2.54 (m, 2H), 2.38-2.45 (m, 1H), 2.34 (dd, J=9.28, 4.14 Hz, 1H), 2.27 (s, 3H), 1.85 (ddt, J=12.42, 8.78, 6.33, 6.33 Hz, 1H), 1.45-1.56 (m, 1H), 1.43 (s, 1H), 1.21-1.31 (m, 1H).
中間体C9
cis−1−メチルオクタヒドロ−1H−ピロロ[3,4−b]ピリジン
表題化合物は、以下のスキームに従って合成した:
工程(a)cis−1−メチルオクタヒドロ−1H−ピロロ[3,4−b]ピリジン(中間体C9)の製造
LAH(0.5g,13.3ミリモル)の無水THF(10.0mL)溶液へ2,3,4,4a,5,6,7,7a−オクタヒドロピロロ[3,4−b]ピリジン−1−カルボン酸cis−tert−ブチル(1.0g,4.4ミリモル)を加えて、この反応混合物を60℃で2時間撹拌した。この反応混合物をTHF(10.0mL)で希釈し、0℃での水(0.6mL)とNaOH水溶液(1.5M,1.2mL)の添加を続けた。この反応混合物を濾過して濾液を真空で濃縮して、cis−rac−1−メチル−2,3,4,4a,5,6,7,7a−オクタヒドロピロロ[3,4−b]ピリジンの粗生成物(0.6g,4.3ミリモル、収率96.8%)を黄色のオイルとして得た。これをさらに精製せずに次の工程に直接使用した。MS (ESI): 141.1 ([M+H]+).
中間体C10
cis−4−メチルオクタヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン
表題化合物は、以下のスキームに従って合成した:
cis−4−メチルオクタヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン(中間体C10)の製造
LAH(0.3g,8.8ミリモル)の無水THF(15.0mL)溶液へ3,4a,5,6,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン−4−カルボン酸cis−tert−ブチル(1.0g,4.38ミリモル)を加えて、この反応混合物を60℃で2時間撹拌した。この反応混合物をTHF(10.0mL)で希釈し、0℃での水(0.6mL)と、次いでNaOH水溶液(1.5M,1.2mL)の添加を続けた。次いで、この混合溶液を濾過して濾液を真空で濃縮して、cis−4−メチル−3,4a,5,6,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,4−b][1,4]オキサジンの粗生成物(0.6g,4.2ミリモル、収率96.3%)を黄色のオイルとして得て、これをさらに精製せずに次の工程に直接使用した。MS (ESI): 143.1 ([M+H]+).
中間体C11
N−シクロプロピル−N−メチルピロリジン−3−アミン
表題化合物は、以下のスキームに従って合成した:
工程(a)3−(シクロプロピルアミノ)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(化合物C11.3)の製造
3−オキソピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(4.0g,21.6ミリモル)とシクロプロパンアミン(9.86g,172.8ミリモル)のMeOH(20.0mL)溶液へPd/C(2.0g,HO中50%)を加えた。次いで、この懸濁液を真空下に脱気してHで数回パージした。この反応混合物をH(20psi)下に25℃で12時間撹拌すると、TLC(石油エーテル:EtOAc=2:1,Iによる染色)は、出発材料が完全に消費されていることを示した。この混合物を濾過して濾液を減圧下に蒸発させて、3−(シクロプロピルアミノ)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチルの粗生成物(4.5g,収率:92.07%)を薄黄色のオイルとして得て、これをさらに精製せずに次の工程に直接使用した。MS (ESI): 227.1 ([M+H]+), 171.1 ([{M-56}+H]+).
工程(b)3−(シクロプロピル(メチル)アミノ)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(化合物C11.4)の製造
3−(シクロプロピルアミノ)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(4.5g,19.88ミリモル)とHCHO(20.0mL,水中37%)のMeOH(60.0mL)溶液へパラジウム担持カーボン(2.0g,10重量%ローディング)を加えた。次いで、この懸濁液を真空下に脱気して、Hで数回パージした。この反応混合物をH(20psi)下に25℃で12時間撹拌すると、TLC(石油エーテル:EtOAc=2:1,Iによる染色)は、出発材料が完全に消費されていることを示した。この混合物を濾過して濾液を減圧下に蒸発させて粗生成物を得て、これをシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(石油エーテル:EtOAc=100:1〜1:1,添加剤として0.5% NH・HO)によって精製して、3−(シクロプロピル(メチル)アミノ)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(3.5g,収率73.24%)を薄黄色のオイルとして得た。MS (ESI): 241.1 ([M+H]+).
工程(c)N−シクロプロピル−N−メチルピロリジン−3−アミン(化合物C11)の製造
3−(シクロプロピル(メチル)アミノ)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(3.5g,14.56ミリモル)のDCM(15mL)溶液にTFA(10mL)を加えて、生じる反応混合物を25℃で2時間撹拌すると、LCMSは、出発材料が完全に消費されていることを示した。次いで、この混合物を減圧下に濃縮乾固させた。残渣をトルエンに再び溶かして、KCO水溶液でpH=8の塩基性にした。この混合物を濾過して濾液を真空で濃縮して、N−シクロプロピル−N−メチルピロリジン−3−アミンの粗生成物(1.5g,収率73.46%)を得て、これをさらに精製せずに次の工程に直接使用した。MS (ESI): 141.1 ([M+H]+).
中間体C12
3a−フルオロ−5−メチルオクタヒドロピロロ[2,3−c]ピロール
表題化合物は、以下のスキームに従って合成した:
工程(a)(2,2−ジメトキシエチル)(2−フルオロアリル)カルバミン酸エチル(化合物C12.3)の製造
(2,2−ジメトキシエチル)カルバミン酸エチル(3.2g,18.06ミリモル、化合物C12.1)、水酸化ナトリウム(5.06g,126.42ミリモル)、及び塩化トリエチルベンジルアンモニウム(206.0mg,0.903ミリモル)のトルエン(20.0mL)溶液へ3−ブロモ−2−フルオロプロプ−1−エン(3.0g,21.67ミリモル)をグローブボックスにおいてアルゴン下に25℃で加えた。生じる反応混合物をアルゴン下に25℃で5時間撹拌すると、TLC(石油エーテル/EtOAc=5:1,Iによる染色)は、出発材料が完全に消費されていることを示した。次いでこの混合溶液を水(100mL)中へ注いで、EtOAc(300mL)によって2回抽出した。分離した有機層を塩水(100mL)によって2回洗浄し、無水NaSOで乾燥させ、濾過して真空で濃縮して、(2,2−ジメトキシエチル)(2−フルオロアリル)カルバミン酸エチルの粗生成物(4.0g,収率94.15%)を薄黄色のオイルとして得て、これをさらに精製せずに次の工程に直接使用した。
工程(b)(2−フルオロアリル)(2−オキソエチル)カルバミン酸エチル(化合物C12.4)の製造
(2,2−ジメトキシエチル)(2−フルオロアリル)カルバミン酸エチル(4.0g,17.0ミリモル、化合物C12.3)のギ酸水溶液(35.0mL,HO中85%)中の撹拌溶液を25℃で2時間撹拌した。出発材料が完全に消費されていることをTLC(石油エーテル/EtOAc=5:1,KMnOのアルカリ溶液による染色)が示した後で、この反応混合物を減圧下に蒸発乾固させた。残渣をEtOAcに再び溶かして、炭酸カリウム水溶液でpH=7まで塩基性にした。次いでこの混合溶液を濾過して濾液を真空で濃縮して、(2−フルオロアリル)(2−オキソエチル)カルバミン酸エチルの粗生成物(3.0g,収率93.26%)を得て、これをさらに精製せずに次の工程に直接使用した。
工程(c)1−ベンジル−3a−フルオロヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−5(1H)−カルボン酸エチル(化合物C12.6)の製造
(2−フルオロアリル)(2−オキソエチル)カルバミン酸エチル(3.0g,15.86ミリモル、化合物C12.4)と2−(ベンジルアミノ)酢酸(2.88g,17.44ミリモル)のトルエン(75.0mL)中の混合溶液をディーン・スターク(Dean-Stark)装置において120℃で24時間撹拌した。出発材料が完全に消費されていることをTLC(石油エーテル/EtOAc=2:1,KMnOのアルカリ溶液による染色)が示した後で、この反応混合物を減圧下に蒸発乾固させて粗生成物を得て、これを分取用HPLC(添加剤としてTFA)によって精製して、1−ベンジル−3a−フルオロヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−5(1H)−カルボン酸エチル(2.8g,収率60.40%)を薄黄色のオイルとして得た。MS (ESI): 293.2 ([M+H] +).
工程(d)1−ベンジル−3a−フルオロ−5−メチルオクタヒドロピロロ[2,3−c]ピロール(化合物C12.7)の製造
1−ベンジル−3a−フルオロヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−5(1H)−カルボン酸エチル(2.8g,9.58ミリモル、化合物C12.6)のテトラヒドロフラン(30.0mL)中の撹拌溶液へLiAlH(1.82g,47.9ミリモル)を氷水浴下でゆっくり加えた。この添加の後で、生じる反応混合物を70℃で2時間撹拌した後で、テトラヒドロフラン(200mL)で希釈した。次いで、この溶液へHO(1.82mL)、NaOH水溶液(3.64mL,HO中15%)、及びHO(1.82mL)を連続的に氷水浴下でゆっくり加えた。その後、この混合溶液をEtOAc(300mL)で抽出して、分離した有機層を無水NaSOで乾燥させ、濾過して真空で濃縮して、1−ベンジル−3a−フルオロ−5−メチルオクタヒドロピロロ[2,3−c]ピロールの粗生成物(2.0g,収率89.12%)を得て、これをさらに精製せずに次の工程に直接使用した。MS (ESI): 235.2 ([M+H] +).
工程(e)3a−フルオロ−5−メチルオクタヒドロピロロ[2,3−c]ピロール(化合物C12)の製造
1−ベンジル−3a−フルオロ−5−メチルオクタヒドロピロロ[2,3−c]ピロール(1.9g,8.11ミリモル、化合物C12.7)のMeOH(20.0mL)溶液へ水酸化パラジウム担持カーボン(1.0g,10重量%)を加えた。この懸濁液を真空下に脱気してHで数回パージした後で、この反応混合物をH(20psi)下に25℃で12時間撹拌した。この反応混合物をセライト(Celite)に通して濾過して濾液を減圧下に蒸発乾固させて、3a−フルオロ−5−メチルオクタヒドロピロロ[2,3−c]ピロールの粗生成物(1.0g,収率85.53%)を薄黄色のオイルとして得て、これをさらに精製せずに次の工程に直接使用した。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm: 3.47-3.64 (m, 1H), 2.88-3.07 (m, 2H), 2.70-2.83 (m, 1H), 2.53-2.67 (m, 2H), 2.43 (m, 1H), 2.25 (s, 3H), 2.03-2.22 (m, 1H), 1.78-1.94 (m, 2H). MS (ESI): 145.1 ([M+H] +).
中間体C13
3a−(フルオロメチル)−5−メチルオクタヒドロピロロ[2,3−c]ピロール
表題化合物は、以下のスキームに従って合成した:
工程(a)(1−ベンジル−5−メチルオクタヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−3a−イル)メタノール(化合物C13.2)の製造
1−ベンジルヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−3a,5(1H)−ジカルボン酸5−tert−ブチル3a−エチル(800mg,2.14ミリモル、化合物C13.1)のTHF(2.0mL)溶液へLiAlH(815mg,21.4ミリモル)を加えて、生じる反応混合物を60℃で3時間撹拌した。出発材料が完全に消費されていることをLCMSが示した後で、この反応物を0℃へ冷やし、EtOAc(10.0mL)中へ注いてMgSOを添加してから、1時間撹拌した。次いでこの混合溶液を濾過して濾液を減圧下に蒸発乾固させて、(1−ベンジル−5−メチルオクタヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−3a−イル)メタノールの粗生成物(450mg)を無色のオイルとして得て、これをさらに精製せずに次の工程に直接使用した。MS (ESI): 247.1 (M+H)+.
工程(b)4−メチルベンゼンスルホン酸(1−ベンジル−5−メチルオクタヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−3a−イル)メチル(化合物C13.3)の製造
(1−ベンジル−5−メチルオクタヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−3a−イル)メタノール(210.0mg,0.854ミリモル、化合物C13.2)のDCM(1.0mL)溶液へTosCl(486.6mg,2.56ミリモル)、DMAP(52.1mg,0.427ミリモル)、及びTEA(258.6mg,2.56ミリモル)を加えた。生じる反応混合物を20℃で12時間撹拌した後で、水(50mL)中へ注いで、EtOAc(50mL)で抽出した。次いで、分離した有機層をCaCl水溶液(1N,100mL)2回と塩水(100mL)2回で洗浄した。有機層を無水NaSOで乾燥させ、濾過して真空で濃縮して粗生成物を得て、これを分取用TLC(石油エーテル:EtOAc=1:4)によって精製して、4−メチルベンゼンスルホン酸(1−ベンジル−5−メチルオクタヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−3a−イル)メチル(453.5mg,収率66.4%)を黄色のオイルとして得た。MS (ESI): 401.1 (M+H)+
工程(c)1−ベンジル−3a−(フルオロメチル)−5−メチルオクタヒドロピロロ[2,3−c]ピロール(化合物C13.4)の製造
4−メチルベンゼンスルホン酸(1−ベンジル−5−メチルオクタヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−3a−イル)メチル(447.3mg,1.12ミリモル、C13.3)のTHF(10mL)溶液へTBAF(11.2mL,11.2ミリモル、THF中1M)を加えて、生じる反応混合物を60℃で12時間撹拌した。出発材料が完全に消費されていることをLCMSが示した後で、この反応混合物を水(100mL)中へ注いで、EtOAc(100mL)で3回抽出した。合わせた有機層を無水NaSOで乾燥させ、濾過して真空で濃縮して粗生成物を得て、これをシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(100% EtOAc)によって精製して、1−ベンジル−3a−(フルオロメチル)−5−メチルオクタヒドロピロロ[2,3−c]ピロール(205mg,収率74.0%)を黄色の固形物として得た。MS (ESI): 249.1 (M+H)+
工程(d)3a−(フルオロメチル)−5−メチルオクタヒドロピロロ[2,3−c]ピロール(中間体C13)の製造
1−ベンジル−3a−(フルオロメチル)−5−メチルオクタヒドロピロロ[2,3−c]ピロール(205mg,0.83ミリモル、C13.4)のMeOH溶液へPd(OH)担持カーボン(12mg,0.083ミリモル、10重量%)を加えた。この懸濁液を真空下に脱気してHで数回パージした後で、この反応混合物をH(50psi)下に60℃で12時間撹拌した。反応物を室温へ冷やした後で、この混合溶液をセライトに通して濾過して、その濾過ケークをMeOH(30mL)で4回洗浄した。この濾液を減圧下に蒸発乾固させて、3a−(フルオロメチル)−5−メチルオクタヒドロピロロ[2,3−c]ピロールの粗生成物(101mg,収率77.1%)を無色のオイルとして得た。MS (ESI): 159.2 ([M+H]+)
中間体C14
2−メトキシ−N−メチル−N−(ピロリジン−3−イルメチル)エタンアミン二塩酸塩
表題化合物は、以下のスキームに従って合成した:
工程(a)3−(((2−メトキシエチル)(メチル)アミノ)メチル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(化合物C14.3)の製造
3−ホルミルピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(2.0g,22.5ミリモル)と2−メトキシ−N−メチルエタンアミン(2.0g,10.1ミリモル)のEtOH(40.0mL)溶液へテトライソプロポキシチタン(4.0g,14.1ミリモル)を窒素雰囲気下に加えた。生じる反応混合物を15℃で12時間撹拌した後で、この反応混合物へホウ水素化ナトリウム(1.6g,42.3ミリモル)を加えた。その後、この混合物を15℃でさらに12時間撹拌した後で、LCMSは、出発材料が完全に消費されていることを示した。次いでこの反応混合物を水(250mL)中へ注いで濾過した。この濾液をEtOAc(100mL)で3回抽出して、有機層を塩水(100mL)で3回洗浄し、無水NaSOで乾燥させ、濾過して真空で濃縮して粗生成物を得て、これをシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(DCM:MeOH=20:1〜10:1)によって精製して、3−(((2−メトキシエチル)(メチル)アミノ)メチル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(2.5g,収率92.6%)を淡黄色のオイルとして得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 3.37-3.40 (t, 2H), 3.34 (s, 2H), 3.28-3.32 (m, 1H), 3.27 (s, 3H), 3.23 (s, 1H), 2.50 (s, 1H), 2.46-2.48 (s, 1H), 2.26-2.28 (m, 2H), 2.18 (s, 3H), 1.84-1.87 (m, 1H),1.48-1.50 (m, 1H), 1.24 (s, 9H).
工程(b)2−メトキシ−N−メチル−N−(ピロリジン−3−イルメチル)エタンアミン二塩酸塩(中間体C14)の製造
3−(((2−メトキシエチル)(メチル)アミノ)メチル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(2.5g,9.178ミリモル)のHCl/ジオキサン溶液(4M,25.0mL)を15℃で1時間撹拌した。出発材料が完全に消費されていることをLCMSが示した後で、この反応混合物を真空で濃縮して、2−メトキシ−N−メチル−N−(ピロリジン−3−イルメチル)エタンアミン二塩酸塩の粗生成物(1.5g,収率:93.8%)を濃黄色のオイルとして得て、これをさらに精製せずに次の工程に直接使用した。MS (ESI): 173.1 ([M+H]+).
中間体C15
1−(4,4−ジフルオロピロリジン−3−イル)−N,N−ジメチルメタンアミン
表題化合物は、以下のスキームに従って合成した:
工程(a)3,3−ジフルオロアクリル酸エチル(化合物C15.2)の製造
3,3,3−トリフルオロプロパン酸エチル(10.0g,64.1ミリモル)とEtN(7.8g,76.9ミリモル)のCHCl(100.0mL)中の撹拌混合溶液へTMSOTf(17.4g,76.9ミリモル)を氷水浴において滴下した。この添加の後で、TiCl(9.61mL,DCM中1.0M)を加えた。生じる反応混合物をそのまま室温まで温めて、25℃で1時間撹拌した。この反応物を氷浴において再び冷やした後で、これを水(100mL)でクエンチした。有機層を分離し、無水MgSOで乾燥させ、濾過して真空で濃縮して、3,3−ジフルオロアクリル酸エチルの粗生成物をオイルとして得て、これをさらに精製せずに次の工程に直接使用した。
工程(b)1−ベンジル−4,4−ジフルオロピロリジン−3−カルボン酸エチル(化合物C15.3)の製造
3,3−ジフルオロアクリル酸エチル(1.0g,4.4ミリモル)(5.0g,36.8ミリモル)のCHCl(20.0mL)中の撹拌溶液へN−ベンジル−1−メトキシ−N−((トリメチルシリル)メチル)メタンアミン(1.3g,55.1ミリモル)とTFA(0.5mL)を氷浴において加えた。生じる反応混合物を0℃で1時間撹拌した後で、そのままま25℃まで温めて、さらに2時間撹拌した。飽和NaHCO溶液を加えることによって、この反応物をクエンチした。次いでこの混合溶液を水(50mL)中へ注いで、EtOAc(50mL)で抽出した。有機層をCaCl水溶液(1N,100mL)で2回、塩水(100mL)で2回洗浄し、無水NaSOで乾燥させ、濾過して真空で濃縮して粗生成物を得て、これをシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(石油エーテル:EtOAc=40:1〜20:1)によって精製して、1−ベンジル−4,4−ジフルオロピロリジン−3−カルボン酸エチル(10.9g,収率74.7%)を得た。MS (ESI): 270.1 ([M+H]+)
工程(c)(1−ベンジル−4,4−ジフルオロピロリジン−3−イル)メタノール(化合物C15.4)の製造
1−ベンジル−4,4−ジフルオロピロリジン−3−カルボン酸エチル(4.0g,14.9ミリモル)のTHF(20mL)中の撹拌溶液へLiAlH(5.6g,148.6ミリモル)を0℃で加えた。この添加の後で、この反応混合物をそのまま室温まで温めて、25℃で2時間撹拌した後で、この反応物をクエンチした。次いでこの反応混合物を水中へ注いで、EtOAcで抽出した。有機層をCaCl水溶液(1N,50mL)で2回、塩水(50mL)で2回で洗浄し、無水NaSOで乾燥させ、濾過して真空で濃縮して、(1−ベンジル−4,4−ジフルオロピロリジン−3−イル)メタノール(3.1g,収率91.7%)を黄色のオイルとして得た。MS (ESI): 228.1 ([M+H]+)
工程(d)4−メチルベンゼンスルホン酸(1−ベンジル−4,4−ジフルオロピロリジン−3−イル)メチル(化合物C15.5)の製造
(1−ベンジル−4,4−ジフルオロピロリジン−3−イル)メタノール(1.0g,4.4ミリモル)のDCM(10.0mL)溶液へTosCl(1.3g,6.6ミリモル)、TEA(1.3g,13.2ミリモル)、及びDMAP(0.16g,1.32ミリモル)を加えた。生じる反応混合物を0℃で2時間撹拌すると、LCMSは、出発材料が完全に消費されていることを示した。次いでこの混合溶液を減圧下に濃縮して粗生成物を得て、これを分取用HPLC(添加剤として0.1% TFA)によって精製して、4−メチルベンゼンスルホン酸(1−ベンジル−4,4−ジフルオロピロリジン−3−イル)メチル(1.2g,収率70.6%)を無色のオイルとして得た。MS (ESI): 382.0 ([M+H]+)
工程(e)1−(1−ベンジル−4,4−ジフルオロピロリジン−3−イル)−N,N−ジメチルメタンアミン(化合物C15.6)の製造
4−メチルベンゼンスルホン酸(1−ベンジル−4,4−ジフルオロピロリジン−3−イル)メチル(1.2g,3.15ミリモル)のTHF(10mL)中の撹拌溶液へジメチルアミン(30.0mL,THF中2M)を加えて、生じる反応混合物を60℃で2時間撹拌した。出発材料が完全に消費されていることをLCMSが示した後で、次いでこの混合溶液を真空で濃縮して粗生成物を得て、これを分取用HPLC(水中0.5% TFA)によって精製して、1−(1−ベンジル−4,4−ジフルオロピロリジン−3−イル)−N,N−ジメチルメタンアミン(0.65g,収率81.2%)を無色のオイルとして得た。MS (ESI): 255.1 ([M+H]+)
工程(f)1−(4,4−ジフルオロピロリジン−3−イル)−N,N−ジメチルメタンアミン(化合物C15)の製造
1−(1−ベンジル−4,4−ジフルオロピロリジン−3−イル)−N,N−ジメチルメタンアミン(0.65g,2.56ミリモル)とPd(OH)(0.36g,0.26ミリモル)のMeOH(15.0mL)中の撹拌溶液をH(50psi)下に60℃で12時間撹拌した。出発材料が完全に消費されていることLCMSが示した後で、この反応物を室温へ冷やして、セライトに通して濾過した。この濾過ケークをMeOH(30mL)で4回洗浄した後で、合わせた濾液を減圧下に蒸発乾固させて、1−(4,4−ジフルオロピロリジン−3−イル)−N,N−ジメチルメタンアミンの粗生成物(0.79g)を無色のオイルとして得て、これをさらに精製せずに次の工程に直接使用した。MS (ESI): 165.1 ([M+H]+).
中間体C16
N−エチル−N−(モルホリン−2−イルメチル)エタンアミン塩酸塩
表題化合物は、以下のスキームに従って合成した:
工程(a)2−((ジエチルアミノ)メチル)モルホリン−4−カルボン酸tert−ブチル(化合物C16.2)
2−(アミノメチル)モルホリン−4−カルボン酸tert−ブチル(250.0mg,1.16ミリモル、化合物C16.1)のEtOH(10.0mL)溶液へKCO(800.0mg,5.79ミリモル)とEtI(900mg,5.77ミリモル)を加えた。生じる反応混合物を80℃で18時間撹拌した後で、これを再び室温へ冷やして濾過した。濾液を真空で濃縮して残渣を得て,これをEtOAc/MTBE(50mL,1:5)に再び溶かして、周囲温度で15分間撹拌した。次いで、この混合溶液を濾過して濾液を真空で濃縮して、2−((ジエチルアミノ)メチル)モルホリン−4−カルボン酸tert−ブチル(163.0mg,収率51.8%)を無色のゴムとして得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ ppm: 3.91-3.84 (m, 2H), 3.64 (m 1H), 3.52-3.47 (m, 2H), 2.89 (m, 1H), 2.60-2.53 (m, 6H), 2.41-2.41 (m, 1H), 1.45 (s, 9H), 1.03-1.00 (m, 6H).
工程(b)N−エチル−N−(モルホリン−2−イルメチル)エタンアミン塩酸塩(中間体C16)
2−((ジエチルアミノ)メチル)モルホリン−4−カルボン酸tert−ブチル(163.0mg,0.598ミリモル、化合物C16.2)のDCM(3.0mL)溶液へHCl/EtOAc(3M,2.0mL)を加えて、生じる反応混合物を15℃で2時間撹拌した。次いでこの反応混合物を真空で濃縮して、N−エチル−N−(モルホリン−2−イルメチル)エタンアミン塩酸塩の粗生成物(130.0mg)を黄色の固形物として得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ ppm: 10.41 (s, 1H), 9.81 (m, 2H), 4.33 (s, 1H), 3.96 (m, 1H), 3.85 (m, 1H), 3.38 (m, 1H), 3.28 (m, 2H), 3.18-3.12 (m, 5H), 2.95 (m, 1H), 2.81 (m, 1H), 1.24-1.17 (m, 6H).
中間体C17
trans−N,N,−4−トリメチルピロリジン−3−アミン塩酸塩
表題化合物は、工程(a)において3−(アミノメチル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを3−アミノ−4−メチルピロリジン−1−カルボン酸trans−tert−ブチルに置き換えることによって、中間体C4と同様に製造した。MS (ESI): 129.1 ([M+H]+).
中間体C18
(S)−N,N−ジメチル−1−(ピロリジン−2−イル)メタンアミン二塩酸塩
表題化合物は、以下のスキームに従って合成した:
工程(a)2−((トシルオキシ)メチル)ピロリジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル(化合物C18.2)の製造
2−(ヒドロキシメチル)ピロリジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル(55.0g,273.27ミリモル)、塩化4−メチルベンゼン−1−スルホニル(57.3g,300.6ミリモル)、及びトリエチルアミン(83.0g,819.8ミリモル)のDCM(200.0mL)溶液へN,N−ジメチルピリジン−4−アミン(6.7g,1.49ミリモル)を加えた。生じる混合物を15℃で4時間撹拌すると、TLC(石油エーテル/EtOAc=3:1)は、出発材料が完全に消費されていることを示した。次いでこの混合物をEtOAc(500mL)で希釈して濾過した。濾液を真空で濃縮して粗生成物を得て、これをシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(石油エーテル:EtOAc=50:1〜3:1)によって精製して、2−((トシルオキシ)メチル)ピロリジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル(93.0g,収率95.74%)を薄黄色のオイルとして得た。MS (ESI): 256.2([M-100]+H)+, 300.2([M-56]+H)+.
工程(b)2−((ジメチルアミノ)メチル)ピロリジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル(化合物C18.4)の製造
2−((トシルオキシ)メチル)ピロリジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル(93.0g,261.64ミリモル、化合物C18.2)とTHF中のジメチルアミン(2M,1.0L)の混合溶液をオートクレーブにおいて60℃で24時間撹拌した。出発材料が完全に消費されていることをTLC(石油エーテル/EtOAc=1:3,添加剤として0.5% NH・HO,Iによる染色)が示した後で、この反応混合物をEtOAc(400mL)で希釈して濾過した。濾液を真空で濃縮して粗生成物を得て、これをシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(石油エーテル:EtOAc=50:1〜1:5,添加剤として0.5% NH・HO)によって精製して、2−((ジメチルアミノ)メチル)ピロリジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル(51.0g,収率85.37%)を薄黄色のオイルとして得た。MS (ESI):229.2([M+H])+.
工程(c)(S)−N,N−ジメチル−1−(ピロリジン−2−イル)メタンアミン二塩酸塩(化合物C18)の製造
2−((ジメチルアミノ)メチル)ピロリジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル(51.0g,56.93ミリモル)のHCl/ジオキサン(4M,300.0mL)溶液を15℃で4時間撹拌した。出発材料が完全に消費されていることをLCMSが示した後で、この反応混合物を減圧下に蒸発乾固させて、(S)−N,N−ジメチル−1−(ピロリジン−2−イル)メタンアミン二塩酸塩の粗生成物(44.0g,収率97.94%)を薄黄色の固形物として得て、これをさらに精製せずに次の工程に直接使用した。
MS (ESI):129.1([M+H])+.
中間体C19
(S)−N,N−ジメチル−1−(5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−6−イル)メタンアミン塩酸塩
表題化合物は、工程(b)において1−(tert−ブトキシカルボニル)−3−フルオロピロリジン−3−カルボン酸を(S)−5−(tert−ブトキシカルボニル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−6−カルボン酸に置き換えることによって、中間体C3と同様に製造した。MS (ESI): 154.1 ([M+H]+).
中間体C20
(3S,4S)−4−メトキシ−N,N−ジメチルピロリジン−3−アミン塩酸塩
表題化合物は、工程(a)において3−(アミノメチル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを3−アミノ−4−メトキシピロリジン−1−カルボン酸(3S,4S)−tert−ブチルに置き換えることによって、中間体C4と同様に製造した。MS (ESI): 145.1 ([M+H]+).
中間体C21
(3S,4S)−4−フルオロ−N,N−ジメチルピロリジン−3−アミン塩酸塩
表題化合物は、工程(a)において3−(アミノメチル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを3−アミノ−4−フルオロピロリジン−1−カルボン酸(3S,4S)−tert−ブチルに置き換えることによって、中間体C4と同様に製造した。MS (ESI): 133.1 ([M+H]+).
中間体C22
(3R,4S)−N,N,−4−トリメチルピロリジン−3−アミン塩酸塩
表題化合物は、工程(a)において3−(アミノメチル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを3−アミノ−4−メチルピロリジン−1−カルボン酸(3R,4S)−tert−ブチルに置き換えることによって、中間体C4と同様に製造した。MS (ESI): 129.1 ([M+H]+).
中間体C23
1−((2S,4S)−4−フルオロピロリジン−2−イル)−N,N−ジメチルメタンアミン塩酸塩
表題化合物は、工程(b)において1−(tert−ブトキシカルボニル)−3−フルオロピロリジン−3−カルボン酸を(2S,4S)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−フルオロピロリジン−2−カルボン酸に置き換えることによって、中間体C3と同様に製造した。MS (ESI): 147.1 ([M+H]+).
中間体C24
trans−4−フルオロ−N,N−ジメチルピロリジン−3−アミン塩酸塩
表題化合物は、工程(a)において3−(アミノメチル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを3−アミノ−4−フルオロピロリジン−1−カルボン酸trans−tert−ブチルに置き換えることによって、中間体C4と同様に製造した。MS (ESI): 133.1 ([M+H]+).
中間体C25
trans−4−メトキシ−N,N−ジメチルピロリジン−3−アミン塩酸塩
表題化合物は、工程(a)において3−(アミノメチル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを3−アミノ−4−メトキシピロリジン−1−カルボン酸trans−tert−ブチルに置き換えることによって、中間体C4と同様に製造した。MS (ESI): 145.1 ([M+H]+).
中間体C26
(R)−1−(ピロリジン−3−イルメチル)ピロリジン塩酸塩
表題化合物は、以下のスキームに従って合成した:
工程(a)3−(ピロリジン−1−カルボニル)ピロリジン−1−カルボン酸(R)−tert−ブチル(化合物C26.3)
(R)−1−(tert−ブトキシカルボニル)ピロリジン−3−カルボン酸(1.01g,4.69ミリモル、化合物C26.1)とHATU(1.90g,5.00ミリモル)のDMF(10.0mL)溶液を15℃で15分間撹拌した後で、ピロリジン(390.0mg,5.48ミリモル、化合物C26.2)を加えて、生じる混合物を15℃でさらに15分間撹拌した。次いでDIPEA(1.25g,9.67ミリモル)を加えて、生じる混合物を15℃でさらに90分間撹拌した。この反応混合物を水(150mL)中へ注いで、EtOAc(100mL)で2回抽出した。有機層を塩水で洗浄し、無水NaSOで乾燥させ、濾過して真空で濃縮して粗生成物を得て、これをシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(石油エーテル中10〜50% EtOAc)によって精製して、3−(ピロリジン−1−カルボニル)ピロリジン−1−カルボン酸(R)−tert−ブチル(1.10g,収率87.4%)を無色のゴムとして得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ ppm: 3.58-3.54 (m, 1H), 3.48-3.44 (m 4H), 3.34-3.30 (m, 2H), 3.08 (m, 1H), 2.20 (m, 1H), 1.97 (m, 3H), 1.88 (m, 3H), 1.44 (s, 9H).
工程(b)(R)−1−(ピロリジン−3−イルメチル)ピロリジン塩酸塩(化合物C26)
3−(ピロリジン−1−カルボニル)ピロリジン−1−カルボン酸(R)−tert−ブチル(300.0mg,1.12ミリモル、化合物C26.3)のTHF(10mL)溶液へB・MeS(10M,0.2mL,2.0ミリモル)を加えて、生じる混合物を25℃で16時間撹拌した。その後、この反応混合物をHCl水溶液(2M,15mL)を加えることによって酸性化して、25℃でさらに2時間撹拌した。次いでこの反応混合物を飽和水溶液でpH=7〜8へ調整して、EtOAc/MeOH(90/1,50mL)で抽出した。分離した有機層を無水NaSOで乾燥させ、濾過して真空で濃縮して、(R)−1−(ピロリジン−3−イルメチル)ピロリジン塩酸塩の粗生成物(150mg)を得て、これをさらに精製せずに次の工程に直接使用した。
中間体C27
(R)−4−(ピロリジン−3−イルメチル)モルホリン
表題化合物は、以下のスキームに従って合成した:
工程(a)3−(((メチルスルホニル)オキシ)メチル)ピロリジン−1−カルボン酸(R)−ベンジル(化合物C27.2)
0℃に冷やした、3−(ヒドロキシメチル)ピロリジン−1−カルボン酸(R)−ベンジル(467.61mg,1.99ミリモル、化合物C27.1)とTEA(0.55mL,3.97ミリモル)のDCM(5mL)中の混合溶液にMsCl(0.68mL,8.82ミリモル)を滴下した。この添加の後に、生じる混合溶液を25℃で3時間撹拌した後で、クエン酸水溶液(10%,10mL)を加えた。次いで分離した有機層を飽和NaHCO水溶液で洗浄し、無水NaSOで乾燥させ、濾過して真空で濃縮して、3−(((メチルスルホニル)オキシ)メチル)ピロリジン−1−カルボン酸(R)−ベンジルの粗生成物(480mg,収率69.36%)を無色のオイルとして得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ ppm: 7.35-7.21 (m, 5H), 5.06 (s, 2H), 4.14-4.12 (m, 1H), 4.08-4.06 (m, 1H), 3.59-3.52 (m, 1H), 3.52-3.42 (m, 1H), 3.40-3.31 (m, 1H), 3.21-3.12 (m, 1H), 2.94 (s, 3H), 2.63-2.54 (m, 1H), 2.06-1.97 (m, 1H), 1.79-1.61 (m, 1H).
工程(b)3−(モルホリノメチル)ピロリジン−1−カルボン酸(S)−ベンジル(化合物C27.4)
3−(((メチルスルホニル)オキシ)メチル)ピロリジン−1−カルボン酸(R)−ベンジル(480.0mg,1.53ミリモル、化合物C27.2)とモルホリン(1.33g,15.32ミリモル、化合物C27.3)のDMF(1mL)中の混合溶液を120℃で16時間撹拌した。再び室温へ冷やした後で、この反応混合物を真空で濃縮して粗生成物を得て、これを分取用HPLC(HO中0.1% FA)によって精製して、3−(モルホリノメチル)ピロリジン−1−カルボン酸(S)−ベンジル(420mg,収率85.58%)を橙色のオイルとして得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ ppm: 7.38-7.33 (m, 5H), 5.15 (s, 2H), 3.76 (m, 4H), 3.71-3.47 (m, 2H), 3.45-3.33 (m, 1H), 3.18-3.07 (m, 1H), 2.66-2.38 (m, 7H), 2.12-1.99 (m, 1H), 1.75-1.56 (m, 1H).
工程(c)(R)−4−(ピロリジン−3−イルメチル)モルホリン(中間体C27)
3−(モルホリノメチル)ピロリジン−1−カルボン酸(S)−ベンジル(360.0mg,1.18ミリモル、化合物C27.4)とPd/C(120.0mg,10重量%)のEtOH(10mL)溶液をH(760mmHg)下に25℃で16時間撹拌した。その後、この反応混合物をセライトに通して濾過して濾液を真空で濃縮して、(R)−4−(ピロリジン−3−イルメチル)モルホリンの粗生成物(200mg,収率84.43%)を黄色のオイルとして得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ ppm: 3.71 (m, 4H), 3.13-3.05 (m, 1H), 3.04-2.92 (m, 3H), 2.70-2.62 (m, 1H), 2.52-2.39 (m, 4H), 2.34-2.30 (m, 2H), 2.00-1.88 (m, 1H), 1.52-1.39 (m, 1H).
中間体C28
(3aR,4R,7aS)−N,N−ジメチルオクタヒドロ−1H−イソインドール−4−アミン
表題化合物は、以下のスキームに従って合成した:
工程(a)4−(ジメチルアミノ)ヘキサヒドロ−1H−イソインドール−2(3H)−カルボン酸(3aR,4R,7aS)−tert−ブチル(化合物C28.2)
4−アミノヘキサヒドロ−1H−イソインドール−2(3H)−カルボン酸(3aR,4R,7aS)−tert−ブチル(300.0mg,1.25ミリモル、化合物C28.1)、HCHO(362.0mg,12.48ミリモル、水中37%)、及びNaBH(AcO)(78.0mg,1.25ミリモル)のDCM(10mL)中の混合溶液を50℃で16時間撹拌した。室温へ冷やした後で、この反応混合物へHO(10mL)とEtOAc(20mL)を加えた。有機層を分離し、無水NaSOで乾燥させ、濾過して真空で濃縮して、4−(ジメチルアミノ)ヘキサヒドロ−1H−イソインドール−2(3H)−カルボン酸(3aR,4R,7aS)−tert−ブチルの粗生成物(230mg,0.86ミリモル、収率63.85%)を淡黄色のオイルとして得た。MS (ESI): 269.1 ([M+H]+). これをさらに精製せずに次の工程に直接使用した。
工程(b)(3aR,4R,7aS)−N,N−ジメチルオクタヒドロ−1H−イソインドール−4−アミン(中間体C28)
4−(ジメチルアミノ)ヘキサヒドロ−1H−イソインドール−2(3H)−カルボン酸(3aR,4R,7aS)−tert−ブチル(200.0mg,0.750ミリモル、化合物C28.2)とTFA(1.15mL,14.9ミリモル)のDCM(2mL)溶液を25℃で1時間撹拌した。その後、この反応混合物を真空で濃縮して、(3aR,4R,7aS)−N,N−ジメチルオクタヒドロ−1H−イソインドール−4−アミンの粗生成物(180mg)を得た。これをさらに精製せずに次の工程に直接使用した。
中間体C29
2−(2,7−ジアザスピロ[4.5]デカン−7−イル)エタノール
表題化合物は、以下のスキームに従って合成した。
工程(a)9−(2−ヒドロキシエチル)−2,9−ジアザスピロ[4.5]デカン−2−カルボン酸tert−ブチル(化合物C29.3)
100mL丸底フラスコへ2,7−ジアザスピロ[4.5]デカン−2−カルボン酸tert−ブチル(300mg,1.25ミリモル)、2−ブロモエタン−1−オール(187mg,1.5ミリモル)、DIPEA(242mg,327μL,1.87ミリモル)、及びEtOH(12mL)を入れた。生じる反応混合物を80℃まで加熱して、一晩撹拌した。室温へ冷やした後で、この反応混合物を真空で濃縮して、7−(2−ヒドロキシエチル)−2,7−ジアザスピロ[4.5]デカン−2−カルボン酸tert−ブチルの粗生成物(355mg,収率100%)を得た。MS (ESI): 285.2 ([M+H]+). これをさらに精製せずに次の工程に直接使用した。
工程(b)2−(2,7−ジアザスピロ[4.5]デカン−7−イル)エタノール(化合物C29)
DCM(6ml)中の7−(2−ヒドロキシエチル)−2,7−ジアザスピロ[4.5]デカン−2−カルボン酸tert−ブチル(355mg,1.25ミリモル)を入れた100mL丸底フラスコへTFA(2.85g,1.92ml,25ミリモル)を加えた。生じる反応混合物を室温で1時間撹拌した後で真空で濃縮して、2−(2,7−ジアザスピロ[4.5]デカン−7−イル)エタン−1−オールの粗生成物(230mg,収率100%)を得て、これをさらに精製せずに次の工程に直接使用した。MS (ESI): 185.2 ([M+H]+).
中間体C30
7−(2−メトキシエチル)−2,7−ジアザスピロ[4.5]デカン
表題化合物は、工程(a)において2−ブロモエタン−1−オールを1−ブロモ−2−メトキシ−エタンに置き換えることによって、中間体C29と同様に製造した。MS (ESI): 199.2 ([M+H]+).
中間体C31
N−(2−メトキシエチル)−N−メチル−ピペリジン−3−アミン
表題化合物は、工程(a)において2,7−ジアザスピロ[4.5]デカン−2−カルボン酸tert−ブチルを3−(メチルアミノ)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルに、そして2−ブロモエタン−1−オールを1−ブロモ−2−メトキシ−エタンに置き換えることによって、中間体C29と同様に製造した。MS (ESI): 173.2 ([M+H]+).
中間体C32
N−(2−メトキシエチル)−N−メチル−ピロリジン−3−アミン
表題化合物は、工程(a)において2,7−ジアザスピロ[4.5]デカン−2−カルボン酸tert−ブチルを3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチルに、そして工程(a)において2−ブロモエタン−1−オールを1−ブロモ−2−メトキシ−エタンに置き換えることによって、中間体C29と同様に製造した。MS (ESI): 159.2 ([M+H]+).
中間体C33
2−[メチル(ピロリジン−3−イル)アミノ]エタノール
表題化合物は、工程(a)において2,7−ジアザスピロ[4.5]デカン−2−カルボン酸tert−ブチルを3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチルに置き換えることによって、中間体C29と同様に製造した。MS (ESI): 145.2 ([M+H]+).
中間体C34
2−[メチル(3−ピペリジル)アミノ]エタノール
表題化合物は、工程(a)において2,7−ジアザスピロ[4.5]デカン−2−カルボン酸tert−ブチルを3−(メチルアミノ)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルに置き換えることによって、中間体C29と同様に製造した。MS (ESI): 159.2 ([M+H]+).
中間体C35
cis−2−(2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロ−1H−ピロロ[2,3−c]ピロール−5−イル)エタノール
表題化合物は、工程(a)においてブロモ−2−メトキシ−エタンを2−ブロモエタン−1−オールに置き換えることによって、中間体C5と同様に製造した。MS (ESI): 157.2 ([M+H]+).
中間体C36
N,N−ジメチル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−7−アミン
表題化合物は、以下のスキームに従って合成した:
工程(a)7−(ジメチルアミノ)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−カルボン酸ベンジル(化合物C36.2)
100mL丸底フラスコにおいて、7−アミノ−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−カルボン酸ベンジル塩酸塩(500mg,1.77ミリモル)、ホルムアルデヒド(319mg,10.6ミリモル)、及びNaBH(OAc)(2.25g,10.6ミリモル)をMeOH(2.5mL)に溶かして、無色の溶液を得た。この反応混合物を50℃まで加熱して15時間撹拌した。室温へ冷やした後で、この反応混合物を真空で濃縮して、飽和NaHCO水溶液(25mL)中へ注いで、EtOAc(25mL)で3回抽出した。合わせた有機層を塩水(25mL)で洗浄し、無水NaSOで乾燥させ、濾過して真空で濃縮して粗生成物を得てから、これをシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(DCM中0%〜10% MeOH)によって精製して、7−(ジメチルアミノ)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−カルボン酸ベンジル(460mg,収率94.8%)を得た。MS (ESI): 275.3 ([M+H]+).
工程(b)N,N−ジメチル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−7−アミン(中間体C36)
7−(ジメチルアミノ)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−カルボン酸ベンジル(480mg,1.75ミリモル)のMeOH(15mL)溶液へPd/C(93.1mg,875マイクロモル)を加えた。この懸濁液を真空下に脱気してHで数回パージした後で、この反応混合物を室温で1時間撹拌した。この反応混合物をセライトに通して濾過して濾液を真空で濃縮して、N,N−ジメチル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−7−アミンの粗生成物(66mg,収率26.9%)を得て、これをさらに精製せずに次の工程に直接使用した。MS (ESI): 141.3 ([M+H]+).
中間体C37
cis−(4R)−N,N−ジメチル−1,2,3,3a,4,5,6,6a−オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール−4−イル]メタンアミン
表題化合物は、工程(a)において3−(アミノメチル)テトラヒドロ−2H−フロ[2,3−c]ピロール−5(3H)−カルボン酸cis−tert−ブチルを(4R)−(アミノメチル)−3,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピロール−2−カルボン酸cis−tert−ブチルに置き換えることによって、中間体C2と同様に製造した。MS (ESI): 169.2 ([M+H]+).
中間体C38
cis−(4R)−N,N−ジメチル−1,2,3,3a,4,5,6,6a−オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール−4−アミン
表題化合物は、工程(a)において3−(アミノメチル)テトラヒドロ−2H−フロ[2,3−c]ピロール−5(3H)−カルボン酸cis−tert−ブチルを(4R)−アミノ−3,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピロール−2−カルボン酸cis−tert−ブチルに置き換えることによって、中間体C2と同様に製造した。MS (ESI): 155.2 ([M+H]+)
中間体C39
cis−4−(ジメチルアミノ)ピロリジン−3−オール
表題化合物は、工程(a)において3−(アミノメチル)テトラヒドロ−2H−フロ[2,3−c]ピロール−5(3H)−カルボン酸cis−tert−ブチルをcis−3−アミノ−4−ヒドロキシ−ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチルに置き換えることによって、中間体C2と同様に製造した。MS (ESI): 131.2 ([M+H]+).
中間体C40
4−メチル−3,4a,5,6,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン二塩酸塩
表題化合物は、以下のスキームに従って合成した:
工程(a)4−メチル−2,3,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン−6−カルボン酸tert−ブチル(化合物C40.2)
3,4,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン−6−カルボン酸tert−ブチル(1.0g,4.39ミリモル、化合物C40.1)のTHF(5.0mL)溶液へホルムアルデヒド水溶液(1.8mL,17.6ミリモル、30%)を室温で加えた。この反応混合物を室温で6時間撹拌した後で、トリアセトキシホウ水素化ナトリウム(4.66g,21.95ミリモル)を加えた。生じる混合溶液を室温でさらに12時間撹拌した後で、それを水(20mL)中へ注いで、DCM(100mL)で2回抽出した。合わせた有機層を無水NaSOで乾燥させ、濾過して真空で濃縮して、4−メチル−2,3,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン−6−カルボン酸tert−ブチルの粗生成物(0.95g,収率90%)をオイルとして得て、これをさらに精製せずに次の工程に直接使用した。MS (ESI): 243.2 ([M+H]+).
工程(b)4−メチル−3,4a,5,6,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン(中間体C40)
4−メチル−2,3,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン−6−カルボン酸tert−ブチル(0.95g,3.95ミリモル)のMeOH(5.0mL)溶液へHCl溶液(MeOH中2M,10mL)を0℃で加えた。次いでこの反応混合物を室温で2時間撹拌した後で、これを真空で濃縮して、4−メチル−3,4a,5,6,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,4−b][1,4]オキサジンの粗生成物(0.85g,収率100%)を白色の固形物として得た。MS (ESI): 143.2 ([M+H]+).
中間体C41
cis−4−メチル−3,4a,5,6,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン二塩酸塩
表題化合物は、工程(a)において3,4,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン−6−カルボン酸tert−ブチルを3,4,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン−6−カルボン酸cis−tert−ブチルに置き換えることによって、中間体C40と同様に製造した。MS (ESI): 143.2 ([M+H]+).
中間体C42
cis−4−メチル−2,3,3a,5,6,6a−ヘキサヒドロ−1H−ピロロ[3,2−b]ピロール
表題化合物は、工程(a)において3,4,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c][1,4]オキサジン−6−カルボン酸tert−ブチルを2,3,3a,5,6,6a−ヘキサヒドロ−1H−ピロロ[3,2−b]ピロール−4−カルボン酸cis−tert−ブチルに置き換えることによって、中間体C40と同様に製造した。MS (ESI): 127.2 ([M+H]+).
中間体C43
4−メチル−1,2,3,3a,5,6,7,7a−オクタヒドロピロロ[3,2−b]ピリジン二塩酸塩
表題化合物は、工程(a)において3,4,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン−6−カルボン酸tert−ブチルを2,3,3a,4,5,6,7,7a−オクタヒドロピロロ[3,2−b]ピリジン−1−カルボン酸tert−ブチルに置き換えることによって、中間体C40と同様に製造した。MS (ESI): 141.2 ([M+H]+).
中間体C44
cis−6−メチル−2,6−ジアザビシクロ[3.2.0]ヘプタン二塩酸塩
表題化合物は、工程(a)において3,4,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン−6−カルボン酸tert−ブチルを2,6−ジアザビシクロ[3.2.0]ヘプタン−2−カルボン酸cis−tert−ブチルに置き換えることによって、中間体C40と同様に製造した。MS (ESI): 113.2 ([M+H]+).
中間体C45
cis−1−(3−((tert−ブチルジフェニルシリル)オキシ)プロピル)オクタヒドロピロロ[2,3−c]ピロール
表題化合物は、以下のスキームに従って合成した:
工程(a)3−ブロモプロポキシ−tert−ブチル−ジフェニル−シラン(化合物C45.2)
3−ブロモ−1−プロパノール(10g,71.95ミリモル、化合物C45.1)とイミダゾール(9.8g,143.9ミリモル)のDMF(40mL)溶液へtert−ブチルクロロジフェニルシラン(19.8g,71.95ミリモル)を0℃で加えてから、この混合物を30℃で16時間撹拌した。この反応混合物をEtOAc(300mL)で希釈して、塩水(100mL)で2回洗浄した。合わせた有機層を無水NaSOで乾燥させ、濾過して真空で濃縮して粗生成物を得てから、これをシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(石油エーテル中2〜5% EtOAc)によって精製して、3−ブロモプロポキシ−tert−ブチル−ジフェニル−シラン(20g,収率73.66%)を無色のオイルとして得た。
工程(b)1−(3−((tert−ブチルジフェニルシリル)オキシ)プロピル)ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−5(1H)−カルボン酸cis−tert−ブチル(化合物C45.4)
ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−5(1H)−カルボン酸cis−tert−ブチル(500.0mg,2.36ミリモル、化合物C45.3)、3−ブロモプロポキシ−tert−ブチル−ジフェニル−シラン(1000mg,2.83ミリモル、化合物C45.2)、及び炭酸カリウム(650mg,4.71ミリモル)のTHF(5mL)溶液を70℃で16時間撹拌した。室温へ冷やした後で、EtOAc(50mL)を加えて、この混合溶液を塩水(30mL)で2回洗浄した。合わせた有機層を無水NaSOで乾燥させ、濾過して真空で濃縮して粗生成物を得てから、これをシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(石油エーテル中5〜10% EtOAc)によって精製して、1−(3−((tert−ブチルジフェニルシリル)オキシ)プロピル)ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−5(1H)−カルボン酸cis−tert−ブチル(700mg,収率58.42%)を黄色のオイルとして得た。MS (ESI): 509.2 ([M+H]+).
工程(c)cis−1−(3−((tert−ブチルジフェニルシリル)オキシ)プロピル)オクタヒドロピロロ[2,3−c]ピロール(中間体C45)
1−(3−((tert−ブチルジフェニルシリル)オキシ)プロピル)ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−5(1H)−カルボン酸cis−tert−ブチル(700.0mg,1.38ミリモル、化合物C45.4)のEtOAc(5mL)溶液へHCl/EtOAc溶液(1.75mL,7ミリモル)を加えてから、この混合物を30℃で2時間撹拌した。その後、この反応混合物を真空で濃縮して粗生成物を得て、これを分取用HPLC(C18,HO中5%〜60% MeCN,添加剤として0.1%ギ酸)によって精製して、cis−1−(3−((tert−ブチルジフェニルシリル)オキシ)プロピル)オクタヒドロピロロ[2,3−c]ピロール(300mg,0.730ミリモル、収率53.36%)を無色のオイルとして得た。MS (ESI): 409.2 ([M+H]+).
中間体C46
cis−1−(2−((tert−ブチルジフェニルシリル)オキシ)エチル)オクタヒドロピロロ[2,3−c]ピロール
表題化合物は、3−ブロモ−1−プロパノール(化合物C45.1)を2−ブロモエタノールに置き換えることによって、中間体C45と同様に製造した。MS (ESI): 395.2 ([M+H]+).
中間体C47
N,N−ジメチル−6−アザスピロ[3.4]オクタン−1−アミン塩酸塩
表題化合物は、以下のスキームに従って合成した:
工程(a)1−(ジメチルアミノ)−6−アザスピロ[3.4]オクタン−6−カルボン酸tert−ブチル(化合物C47.2)の製造
1−オキソ−6−アザスピロ[3.4]オクタン−6−カルボン酸tert−ブチル(800.0mg,3.55ミリモル)とジメチルアミンのTHF(15.0mL,30.0ミリモル)中の混合物へ酢酸(21.3mg,0.36ミリモル)を加えて、この反応混合物を20℃で2時間撹拌した後で、この反応混合物へトリアセトキシホウ水素化ナトリウム(2.3g,10.6ミリモル)を加えて、さらに12時間撹拌した。出発材料が完全に消費されていることをLCMSが示した後で、この混合溶液をDCM(200mL)で希釈し、水(100mL)中へ注いで、DCM(100mL)で2回抽出した。合わせた有機層を塩水(100mL)で洗浄し、無水NaSOで乾燥させ、濾過し、真空で濃縮して粗生成物を得て、これをシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(DCM:MeOH=10:1)によって精製して、3−(ジメチルアミノ)−6−アザスピロ[3.4]オクタン−6−カルボン酸tert−ブチル(800mg,収率88.5%)を黄色のオイルとして得た。MS (ESI): 255.1 ([M+H]+).
工程(b)N,N−ジメチル−6−アザスピロ[3.4]オクタン−1−アミン塩酸塩(中間体C47)の製造
1−(ジメチルアミノ)−6−アザスピロ[3.4]オクタン−6−カルボン酸tert−ブチル(750.0mg,2.9ミリモル)のHCl/EtOAc(10.0mL,40.0ミリモル)溶液を20℃で1時間撹拌した。出発材料が完全に消費されていることをLCMSが示した後で、この混合物を真空で濃縮して、N,N−ジメチル−6−アザスピロ[3.4]オクタン−3−アミン塩酸塩の粗生成物(565mg,収率99.48%)を得て、これをさらに精製せずに次の工程に直接使用した。MS (ESI): 151.1 ([M+H]+).
中間体C48
(1R,5S,6S)−N,N−ジメチル−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−6−アミン
表題化合物は、工程(a)において3−(アミノメチル)テトラヒドロ−2H−フロ[2,3−c]ピロール−5(3H)−カルボン酸cis−tert−ブチルを6−アミノ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−カルボン酸(1R,5S,6S)−tert−ブチルに置き換えることによって、中間体C2と同様に製造した。MS (ESI): 127.1 ([M+H]+).
中間体C49
3a,5−ジメチルオクタヒドロピロロ[2,3−c]ピロール
表題化合物は、以下のスキームに従って合成した:
工程(a)(1−ベンジル−5−メチルオクタヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−3a−イル)メタノール(化合物C49.2)の製造
1−ベンジルヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−3a,5(1H)−ジカルボン酸5−tert−ブチル・3a−エチル(800mg,2.14ミリモル、化合物C49.1)のTHF(2.0mL)中の撹拌溶液へLiAlH(815mg,21.4ミリモル)を加えて、生じる反応混合物を60℃で3時間撹拌した。出発材料が完全に消費されていることをLCMSが示した後で、この反応物を0℃へ冷やして、EtOAc(10.0mL)中へ注ぎ、MgSOの添加を続けた。生じる混合物を0℃で1時間撹拌した後で、これを濾過した。次いでこの濾液を真空で濃縮して、(1−ベンジル−5−メチルオクタヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−3a−イル)メタノールの粗生成物(450mg)を無色のオイルとして得て、これをさらに精製せずに次の工程に直接使用した。MS (ESI):247.1 (M+H)+.
工程(b)4−メチルベンゼンスルホン酸(1−ベンジル−5−メチルオクタヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−3a−イル)メチル(化合物C49.3)の製造
(1−ベンジル−5−メチルオクタヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−3a−イル)メタノール(700.0mg,2.84ミリモル、化合物C49.2)、TsCl(650mg,3.41ミリモル)、及びTEA(862.2mg,8.52ミリモル)のDCM(5.0mL)溶液へDMAP(69mg,0.568ミリモル)を加えて、生じる混合物を25℃で3時間撹拌した。出発材料が完全に消費されていることをLCMSが示した後で、この混合物をEtOAc(50mL)で希釈して濾過した。濾液を真空で濃縮して、4−メチルベンゼンスルホン酸(1−ベンジル−5−メチルオクタヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−3a−イル)メチルの粗生成物(900mg,収率79.1%)を黄色のオイルとして得た。MS (ESI): 401.1 (M+H)+. これをさらに精製せずに次の工程に直接使用した。
工程(c)1−ベンジル−3a,5−ジメチルオクタヒドロピロロ[2,3−c]ピロール(化合物C49.4)の製造
4−メチルベンゼンスルホン酸(1−ベンジル−5−メチルオクタヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−3a−イル)メチル(900mg,2.25ミリモル、化合物C49.4)のTHF(15mL)溶液へLiAlH(853mg,22.5ミリモル)を0℃でゆっくり加えた。添加の終了後、この混合物を70℃で12時間撹拌した。出発材料が完全に消費されていることをTLC(石油エーテル/EtOAc=2/1,添加剤として1% NH・HO)が示した後で、この混合物をTHF(300mL)で希釈して、HO(0.85mL)、NaOH水溶液(1.70mL,10%)、HO(0.85mL)、及びEtOAc(300mL)の氷水浴における添加を続けた。この混合溶液を濾過して、分離した有機層を無水NaSOで乾燥させ、濾過して真空で濃縮して粗生成物を得て、これをシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(石油エーテル:EtOAc=10:1〜1:2,添加剤として1% NH・HO)によって精製して、1−ベンジル−3a,5−ジメチルオクタヒドロピロロ[2,3−c]ピロール(400mg,収率77.28%)を黄色のオイルとして得た。MS (ESI): 231.0 (M+H)+.
工程(d)3a,5−ジメチルオクタヒドロピロロ[2,3−c]ピロール(中間体C49)の製造
1−ベンジル−3a,5−ジメチルオクタヒドロピロロ[2,3−c]ピロール(400mg,0.52ミリモル)のEtOH(5mL)溶液へPd(OH)/C(400mg)を加えた。この懸濁液を真空下に脱気してHで数回パージした後で、これをH(20psi)下に60℃で2時間撹拌した。出発材料が完全に消費されていることをLCMSが示した後で、この混合物を濾過したセライトに通して、この濾液を減圧下に蒸発させて、3a,5−ジメチルオクタヒドロピロロ[2,3−c]ピロールの粗生成物(200mg,収率82.1%)を薄黄色のオイルとして得て、これをさらに精製せずに次の工程に直接使用した。MS (ESI): 141.0 ([M+H]+).
中間体C50
trans−4−メチル−3,4a,5,6,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン二塩酸塩
表題化合物は、工程(a)において3,4,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン−6−カルボン酸tert−ブチルを3,4,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン−6−カルボン酸trans−tert−ブチルに置き換えることによって、中間体C40と同様に製造した。MS (ESI): 143.2 ([M+H]+).
中間体C51
cis−N,N−ジメチル−3,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−2H−フロ[2,3−c]ピロール−3−アミン
表題化合物は、以下のスキームに従って合成した:
工程(a)3−(ジメチルアミノ)−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロフロ[2,3−c]ピロール−5−カルボン酸cis−tert−ブチル(化合物C51.2)
50mL丸底フラスコにおいて、塩酸ジメチルアミン(502mg,6.16ミリモル)と3−オキソヘキサヒドロ−5H−フロ[2,3−c]ピロール−5−カルボン酸tert−ブチル(350mg,1.54ミリモル)をMeOH(10mL)に溶かして、無色の溶液を得た。この反応混合物を50℃まで加熱して1時間撹拌した後で、これを室温へ冷やして、シアノホウ水素化ナトリウム(387mg,6.16ミリモル)を加えた。この反応混合物を50℃まで再加熱して15時間撹拌した。室温へ冷やした後で、この反応混合物を減圧下に濃縮して、飽和NaHCO水溶液(25mL)を加えて、DCM/イソプロパノール(3/1)(25mL)で3回抽出した。合わせた有機層を塩水(5mL)で洗浄し、無水NaSOで乾燥させ、濾過して真空で濃縮して、3−(ジメチルアミノ)ヘキサヒドロ−5H−フロ[2,3−c]ピロール−5−カルボン酸tert−ブチルの粗生成物(395mg,収率100%)を得て、これをさらに精製せずに次の工程に直接使用した。MS (ESI): 256.8 ([M+H]+).
工程(b)cis−N,N−ジメチル−3,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−2H−フロ[2,3−c]ピロール−3−アミン(中間体C51)
3−(ジメチルアミノ)ヘキサヒドロ−5H−フロ[2,3−c]ピロール−5−カルボン酸tert−ブチル(190mg,741マイクロモル)のDCM(6mL)中の撹拌溶液へTFA(3.38g,2.28ml,29.6ミリモル)を加えた。生じる反応混合物を室温で1時間撹拌した後で真空で濃縮して、N,N−ジメチルヘキサヒドロ−2H−フロ[2,3−c]ピロール−3−アミン・ビス(2,2,2−トリフルオロ酢酸塩)の粗生成物(285mg,収率100%)を得て、これをさらに精製せずに次の工程に直接使用した。MS (ESI): 156.8 ([M+H]+).
中間体C52
cis−3,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−2H−フロ[2,3−c]ピロール−3−オール
表題化合物は、以下のスキームに従って合成した:
工程(a)3−ヒドロキシ−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロフロ[2,3−c]ピロール−5−カルボン酸cis−tert−ブチル(化合物C52.2)
3−オキソヘキサヒドロ−5H−フロ[2,3−c]ピロール−5−カルボン酸cis−tert−ブチル(150mg,660マイクロモル)のMeOH(10mL)中の撹拌溶液へNaBHを加えて、生じる反応混合物を室温で1時間撹拌した。その後、この反応混合物を減圧下に濃縮して、残渣をHO(25mL)中へ注いで、EtOAc(25mL)で3回抽出した。合わせた有機層を塩水(25mL)で洗浄し、無水NaSOで乾燥させ、濾過して真空で濃縮して、3−ヒドロキシヘキサヒドロ−5H−フロ[2,3−c]ピロール−5−カルボン酸cis−tert−ブチルの粗生成物(151mg,収率99.8%)を得て、これをさらに精製せずに次の工程に直接使用した。MS (ESI): 230.3 ([M+H]+).
工程(b)cis−3,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−2H−フロ[2,3−c]ピロール−3−オール(中間体C52)
3−ヒドロキシヘキサヒドロ−5H−フロ[2,3−c]ピロール−5−カルボン酸tert−ブチル(151mg,659マイクロモル)のDCM(6mL)溶液へTFA(3.75g,2,54mL,32.9ミリモル)を加えて、生じる反応混合物を室温で1時間撹拌した。その後、この反応混合物を真空で濃縮して、cis−ヘキサヒドロ−2H−フロ[2,3−c]ピロール−3−オールの粗生成物を得て、これをさらに精製せずに次の工程に直接使用した。MS (ESI): 130.3 ([M+H]+).
中間体C53
cis−5−エチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロ−1H−ピロロ[2,3−c]ピロール
表題化合物は、工程(a)においてブロモ−2−メトキシ−エタンをヨードエタンに置き換えることによって、中間体C3と同様に製造した。MS (ESI): 141.2 ([M+H]+).
中間体C54
cis−1−シクロプロピル−3,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピロール
表題化合物は、以下のスキームに従って合成した:
工程(a)1−シクロプロピル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−5−カルボン酸cis−tert−ブチル(化合物C54.3)
100mL丸底フラスコにおいて、(1−エトキシシクロプロポキシ)トリメチルシラン(411mg,2.36ミリモル)、ヘキサヒドロピロロ[3,4−b]ピロール−5(1H)−カルボン酸cis−tert−ブチル(250mg,1.18ミリモル)、シアノホウ水素化ナトリウム(222mg,3.53ミリモル)、及びAcOH(84.9mg,80.9μl,1.41ミリモル)をMeOH(20mL)に溶かした。生じる反応混合物を50℃まで加熱して5時間撹拌した後で、これを室温へ冷やして減圧下に濃縮した。残渣を飽和NaHCO水溶液(50mL)中へ注いで、EtOAc(25mL)で3回抽出した。合わせた有機層を塩水(25mL)で洗浄し、無水NaSOで乾燥させ、濾過して真空で濃縮して、1−シクロプロピルヘキサヒドロピロロ[3,4−b]ピロール−5(1H)−カルボン酸cis−tert−ブチルの粗生成物(180mg,713マイクロモル、収率60.6%)を得て、これをさらに精製せずに次の工程に直接使用した。MS (ESI): 253.5 ([M+H]+).
工程(b)cis−1−シクロプロピル−3,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピロール(中間体C54)
1−シクロプロピルヘキサヒドロピロロ[3,4−b]ピロール−5(1H)−カルボン酸tert−ブチル(180mg,713マイクロモル)のDCM(6mL)溶液へTFA(4.07g,2.75mL,35.7ミリモル)を加えた。生じる反応混合物を室温で30分間撹拌した後で真空で濃縮して、cis−1−シクロプロピルオクタヒドロピロロ[3,4−b]ピロール・2,2,2−トリフルオロ酢酸塩の粗生成物(190mg,収率100%)を得て、これをさらに精製せずに次の工程に直接使用した。MS (ESI):153.2 ([M+H]+).
中間体C55
1−(3−フルオロ−3−ピペリジル)−N,N−ジメチル−メタンアミン
表題化合物は、工程(a)において3−(アミノメチル)テトラヒドロ−2H−フロ[2,3−c]ピロール−5(3H)−カルボン酸cis−tert−ブチルを3−(アミノメチル)−3−フルオロ−ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルに置き換えることによって、中間体C2と同様に製造した。MS (ESI): 161.2 ([M+H]+).
中間体C56
cis−(4S)−N,N−ジメチル−1,2,3,3a,4,5,6,6a−オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール−4−アミン
表題化合物は、工程(a)において3−(アミノメチル)テトラヒドロ−2H−フロ[2,3−c]ピロール−5(3H)−カルボン酸cis−tert−ブチルを(4S)−アミノ3,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピロール−2−カルボン酸cis−tert−ブチルに置き換えることによって、中間体C2と同様に製造した。MS (ESI): 155.2 ([M+H]+).
中間体C57
cis−1−メチル−2,3,4,4a,5,6,7,7a−オクタヒドロピロロ[3,4−b]ピリジン−4−オール
表題化合物は、以下のスキームに従って合成した:
工程(a)cis−1−アミノ−6−(アミノメチル)−3,4,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,4−b]ピリジン−4−オール(化合物C57.2)
cis−1−アミノ−6−(アミノメチル)−2,3,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−b]ピリジン−4−オン(250mg,757マイクロモル)のMeOH(15mL)溶液へNaBH(85.9mg,2.27ミリモル)を加えた。生じる反応混合物を室温で1時間撹拌した後で、これを真空で濃縮した。残渣を飽和NHCl水溶液(25mL)中へ注いで、EtOAc(25mL)で3回抽出した。合わせた有機層を塩水(25mL)で洗浄し、無水NaSOで乾燥させ、濾過して真空で濃縮して、cis−−1−アミノ−6−(アミノメチル)−3,4,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,4−b]ピリジン−4−オールの粗生成物(252mg,収率100%)を得て、これをさらに精製せずに次の工程に直接使用した。MS (ESI): 333.6 ([M+H]+).
工程(b)cis−6−(アミノメチル)−1−メチル−3,4,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,4−b]ピリジン−4−オール(化合物C57.3)
25mLマイクロ波バイアルへcis−1−アミノ−6−(アミノメチル)−3,4,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,4−b]ピリジン−4−オール(230mg,692マイクロモル)とTHF(12mL)中のLiAlH(1.38ml,3.46ミリモル)を加えた。このバイアルに蓋をして、マイクロ波反応器において80℃で1時間加熱した。室温へ冷やした後で、飽和NaSO水溶液(0.6mL)を加えて、この反応物をクエンチした。この反応混合物をガラス繊維紙に通して濾過して濾液を真空で濃縮して、cis−6−(アミノメチル)−1−メチル−3,4,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,4−b]ピリジン−4−オールの粗生成物(170mg,690マイクロモル、収率99.7%)を得て、これをさらに精製せずに次の工程に直接使用した。MS (ESI): 248.2 ([M+H]+).
工程(c)cis−6−(アミノメチル)−1−メチル−3,4,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,4−b]ピリジン−4−オール(中間体C57)
cis−6−(アミノメチル)−1−メチル−3,4,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,4−b]ピリジン−4−オール(170mg,690マイクロモル)のMeOH(20mL)溶液へPd(OH)/C(29.1mg,207マイクロモル)を加えた。この反応物を真空下に脱気してHバルーンで3回パージした後で、これを室温で1時間撹拌した。その後、この反応混合物をガラス繊維紙に通して濾過して濾液を真空で濃縮して、1−メチル−2,3,4,4a,5,6,7,7a−オクタヒドロピロロ[3,4−b]ピリジン−4−オールの粗生成物(108mg,収率100%)を得て、これをさらに精製せずに次の工程に直接使用した。MS (ESI): 157.1 ([M+H]+).
中間体C58
cis−6−メチルオクタヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン
表題化合物は、以下のスキームに従って合成した:
cis−6−メチルオクタヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン(中間体C58)の製造
6−メチルヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン−4(4aH)−カルボン酸cis−tert−ブチル塩酸塩(900mg,3.4ミリモル)をメタノール中のKCOによって中和し、これを濾過して濃縮して、遊離アミンを得た。この5mL THF中の遊離アミンを水素化アルミニウムリチウム(516mg,13.6ミリモル)のTHF(40mL)懸濁液へ加えて、この混合物をN下に70℃で3時間撹拌した。この反応物を1gの水と1mLの3M NaOH溶液でクエンチした。分離した有機層をMgSOで乾燥させ、濾過して濾液を濃縮して、cis−6−メチルオクタヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン(中間体C58)(450mg,3.16ミリモル、収率93.1%)を黄色のオイルとして得た。H NMR: (400 MHz, クロロホルム-d) δ ppm 3.91 (td, J=5.14, 2.01 Hz, 1H), 3.75-3.81 (m, 1H), 3.45 (ddd, J=11.26, 9.07, 3.89 Hz, 1H), 3.33 (td, J=7.06, 4.96 Hz, 1H), 3.07 (ddd, J=13.30, 8.91, 4.77 Hz, 1H), 2.82-2.88 (m, 2H) 2.61-2.70 (m, 3H), 2.38 (s, 3H).
実施例1.01
6−[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸
工程(a)N−[3−クロロ−4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル]−N−メチル−カルバミン酸tert−ブチルの製造
N−(3,4−ジクロロ−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)−N−メチル−カルバミン酸tert−ブチル(中間体A3,100.0mg,0.25ミリモル、表1中の「コア(CORE)」として)とDIPEA(320mg,2.48ミリモル)のDMSO(2.0mL)溶液へN−メチルメタンアミン塩酸塩(203mg,2.48ミリモル、表1中の「アミン(AMINE)」として)を加えて、この反応溶液を110℃で12時間撹拌した。この混合物を水(50mL)中へ注いで、EtOAc(100mL)によって2回抽出した。有機層を塩水(50mL)によって2回洗浄し、無水NaSOで乾燥させ、濾過して減圧下に濃縮して粗生成物を得て、これを分取用TLC(石油エーテル:EtOAc=2:1)によって精製して、N−[3−クロロ−4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル]−N−メチル−カルバミン酸tert−ブチル(90.0mg,収率88%)を純度96%の黄色の固形物として得た。MS (ESI): 411.3 ([{35Cl}M+H]+), 413.2 ([{37Cl}M+H]+).
工程(b)6−[8−[tert−ブトキシカルボニル(メチル)アミノ]−4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸エチルの製造
N−[3−クロロ−4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル]−N−メチル−カルバミン酸tert−ブチル(90mg,0.219ミリモル)、(6−エトキシカルボニル−8−メチル−5−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−イル)ボロン酸(中間体B2,121.0mg,0.438ミリモル、表1中の「ボロン酸試薬(BORONIC REAGENT)として」)、及びKPO(186mg,0.876ミリモル)のTHF/HO(4.0mL,v/v=20:1,表1中の「溶媒(SOLVENT)」として)溶液と、次いでAdnBuPビフェニル(30mg,0.044ミリモル、表1中の「触媒(CATALYST)」として)をこの混合物へグローブボックスにおいてアルゴン下に加えた。この反応混合物をアルゴン下に70℃で12時間撹拌した。この混合物を水(50mL)中へ注いで、EtOAc(100mL)によって2回抽出した。有機層を塩水(50mL)によって2回洗浄し、無水NaSOで乾燥させ、濾過して減圧下に濃縮して粗生成物を得て、これを分取用TLC(DCM:MeOH=30:1)によって精製して、6−[8−[tert−ブトキシカルボニル(メチル)アミノ]−4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸エチル(100mg,収率75%)を黄色の固形物として得た。MS (ESI): 607.1 (M+H)+.
工程(c)6−[8−[tert−ブトキシカルボニル(メチル)アミノ]−4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸の製造
6−[8−[tert−ブトキシカルボニル(メチル)アミノ]−4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸エチル(100mg,0.165ミリモル)の溶液とNaOH(198.0mg,4.95ミリモル)をTHF/HOの混合物(3.0mL,V/V=3/1)に溶かした。この反応混合物を30℃で12時間撹拌した。出発材料が完全に消費されていることをLCMSが示した後で、この反応混合物をDCM(50mL)とHO(10mL)で希釈して、1N HCl水溶液でpH=6へ調整して、DCM/MeOH(10:1,50mL)で3回抽出した。合わせた有機相を塩水(50mL)で2回洗浄し、無水NaSOで乾燥させ、濾過して真空で濃縮して、6−[8−[tert−ブトキシカルボニル(メチル)アミノ]−4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸の粗生成物(90mg,収率94%)を黄色の固形物として得て、これをさらに精製せずに次の工程に直接使用した。MS (ESI): 579.4 (M+H)+.
工程(d)6−[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸(実施例1.01)の製造
6−[8−[tert−ブトキシカルボニル(メチル)アミノ]−4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸(88mg,0.152ミリモル)の乾燥DCM(2.0mL)溶液へTFA(1.0mL)を加えた。この反応混合物を15℃で1時間撹拌した後で、これを真空で濃縮して粗生成物を得て、これを分取用HPLC(水中0.5% TFA)によって精製して、6−[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸(34mg,収率47%)を純度99.6%の黄色の固形物として得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ: 11.76 (s, 1H), 9.29 (s, 1H), 9.07-9.08 (d, 1H), 8.60-8.60 (d, 1H), 8.25 (s, 1H), 6.56-6.61 (m, 1H), 4.18 (s, 3H), 2.90 (s, 3H), 2.73-2.73 (m, 6H). MS (ESI): 479.3 (M+H)+.
以下の実施例は、表1に示す試薬によって、工程(a)においてN−(3,4−ジクロロ−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)−N−メチル−カルバミン酸tert−ブチル(中間体A3)を「コア」に、工程(a)においてN−メチルメタンアミン塩酸塩を「アミン」に、工程(b)においてTHF/HOを「溶媒」に、工程(b)においてAdnBuPビフェニルを「触媒」に、そして工程(b)において(6−エトキシカルボニル−8−メチル−5−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−イル)ボロン酸を「ボロン酸試薬」に置き換えることによって、実施例1.01と同様に製造した。
表1.化合物の合成及び特性決定
実施例2.01
6−[4−(3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸
工程(a)N−[3−クロロ−4−(3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル]−N−メチル−カルバミン酸tert−ブチルの製造
N−(3,4−ジクロロ−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)−N−メチル−カルバミン酸tert−ブチル(中間体A3,800mg,1.99ミリモル、表2中のとして「コア」として)、3,3−ジフルオロピロリジン塩酸塩(857.0mg,5.97ミリモル、表2中の「アミン」として)、SPhos Pd G1,メチルt−ブチルエーテル付加物(151.0mg,0.199ミリモル、表2中の「触媒1」として、シグマ・アルドリッチ、カタログ番号:704946)、及びカリウムtert−ブトキシド(1.11g,9.95ミリモル)のTHF(10.0mL)溶液をN雰囲気下に80℃で18時間撹拌した。室温へ冷やした後で、この反応混合物を水(80mL)中へ注いで、EtOAc(80mL)で3回抽出した。合わせた有機層を塩水(100mL)で洗浄し、無水NaSOで乾燥させ、濾過して真空で濃縮して粗生成物を得て、これを分取用HPLCによって精製して、N−[3−クロロ−4−(3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル]−N−メチル−カルバミン酸tert−ブチル(350.0mg,収率37%)を黄色の固形物として得た。MS (ESI): 473.1 ([{35Cl}M+H]+), 475.1 ([{37Cl}M+H]+).
工程(b)6−[8−[tert−ブトキシカルボニル(メチル)アミノ]−4−(3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸エチルの製造
N−[3−クロロ−4−(3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル]−N−メチル−カルバミン酸tert−ブチル(47.2mg,0.10ミリモル)、(6−エトキシカルボニル−8−メチル−5−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−イル)ボロン酸(中間体B2,33.1mg,0.12ミリモル、表2中の「ボロン酸試薬」として)、XPhos Pd G2(15.7mg,0.020ミリモル、表2中の「触媒2」として、シグマ・アルドリッチ、カタログ番号:741825)、及びKPO(84.9mg,0.40ミリモル)の混合物をTHF/水の混合物(2.0mL,V/V=10/1,表2中の「溶媒」として)に溶かした。生じる反応混合物をアルゴン雰囲気下に70℃で12時間撹拌した後で、これを室温へ冷やした。薄いシリカパッドを通す濾過によって沈殿を除去した。濾液を真空で濃縮して粗生成物を得て、これを分取用HPLCによって精製して、6−[8−[tert−ブトキシカルボニル(メチル)アミノ]−4−(3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ-1,8-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(52.3mg,収率78%)を黄色の固形物として得た。MS (ESI): 669.3 ([M+H]+).
工程(c)6−[8−[tert−ブトキシカルボニル(メチル)アミノ]−4−(3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸の製造
6−[8−[tert−ブトキシカルボニル(メチル)アミノ]−4−(3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸エチル(46.5mg,0.070ミリモル)、LiBr(17.9mg,0.21ミリモル)、及びEtN(21.3mg,0.21ミリモル)の溶液をMeCN/HOの混合物(3.6mL,V/V=5/1)に溶かして、生じる反応混合物を25℃で4日間撹拌した。次いでこの反応混合物をHO(50mL)で希釈し、1N HCl水溶液でpH=6へ調整して、EtOAc(50mL)で3回抽出した。合わせた有機層を塩水(50mL)で2回洗浄し、無水NaSOで乾燥させ、濾過して真空で濃縮して、6−[8−[tert−ブトキシカルボニル(メチル)アミノ]−4−(3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸の粗生成物(31.5mg,収率80%)を灰白色の固形物として得て、これをさらに精製せずに次の工程に直接使用した。MS (ESI): 641.0 (M+H)+.
工程(d)6−[4−(3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸の製造
上記粗製の6−[8−[tert−ブトキシカルボニル(メチル)アミノ]−4−(3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸(25.9mg,0.040ミリモル)をDCM(2.0mL)とTFA(0.4mL)の混合物に溶かした。この反応混合物を20℃で12時間撹拌した後で、これを真空で濃縮した。残渣を分取用HPLCによって精製して、6−[4−(3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸(15.6mg,収率72%)を黄色の固形物として得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): δ 14.77 (s, 1H), 11.92 (s, 1H), 9.28 (s, 1H), 9.13 (s, 1H), 8.72 (s, 1H), 8.31 (s, 1H), 6.62 (m, 1H), 4.17 (s, 3H), 3.48 (m, 4H), 2.91 (s, 3H), 2.38 (m, 2H). MS (ESI): 540.9 ([M+H]+).
以下の実施例は、表2に示す試薬によって、工程(a)においてN−(3,4−ジクロロ−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)−N−メチル−カルバミン酸tert−ブチル(中間体A3)を「コア」に、工程(a)においてSPhos Pd G1を「触媒1」に、工程(a)において3,3−ジフルオロピロリジン塩酸塩を「アミン」に、工程(b)においてTHF/HOを「溶媒」に、工程(b)においてXPhos Pd G2を「触媒2」に、そして工程(b)において(6−エトキシカルボニル−8−メチル−5−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−イル)ボロン酸を「ボロン酸試薬」に置き換えることによって、実施例2.01と同様に製造した。
表2.化合物の合成及び特性決定
実施例3.01A
6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[(3aS,6aS)−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸(実施例3.01A)
工程(a)N−[3−クロロ−5,6−ジフルオロ−4−[cis−(3a,6a)−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル]−N−メチル−カルバミン酸tert−ブチルの製造
N−(3,4−ジクロロ−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)−N−メチル−カルバミン酸tert−ブチル(中間体A3,2g,4.97ミリモル、表3中の「コア」として)とDIPEA(1.93,2.61ミリモル)のDMSO(2.0mL)溶液へcis−(3a,6a)−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロ−1H−ピロロ[2,3−c]ピロール(1.13g,8.95ミリモル、表3中の「アミン」として)を加えて、生じる反応溶液を125℃で15時間撹拌した。室温へ冷やした後で、この混合物を水(100mL)中へ注いで、EtOAc(150mL)によって2回抽出した。合わせた有機層を塩水(50mL)によって2回洗浄し、無水NaSOで乾燥させ、濾過して減圧下に濃縮して、N−[3−クロロ−5,6−ジフルオロ−4−[cis−(3a,6a)−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル]−N−メチル−カルバミン酸cis−tert−ブチルの粗生成物(2.4g,収率97.9%)を黄色の固形物として得た。MS (ESI): 493.2(M+H)+.
工程(b)N−[4−[(3aS,6aS)−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−3−クロロ−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル]−N−メチル−カルバミン酸tert−ブチル(化合物3.01a)とN−[4−[(3aR,6aR)−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−3−クロロ−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル]−N−メチル−カルバミン酸tert−ブチル(化合物3.01b)の製造
先の粗生成物:N−[3−クロロ−5,6−ジフルオロ−4−[cis−(3a,6a)−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル]−N−メチル−カルバミン酸tert−ブチル(2.4g)をキラルSFCによって精製して、N−[4−[(3aS,6aS)−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−3−クロロ−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル]−N−メチル−カルバミン酸tert−ブチル(化合物3.01a,850mg,収率34.7%)とN−[4−[(3aR,6aR)−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−3−クロロ−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル]−N−メチル−カルバミン酸tert−ブチル(化合物3.01b,860mg,収率35.2%)を得た。
SFCの方法:カラム:Daicel OD−Hカラム 30x250mm,移動相:CO+エタノール中0.5% NH,温度:35℃。化合物3.01aは、Rf=11.282/15分で入手し[MS (ESI): 493.2 (M+H)+]、化合物3.01bは、Rf=11.809/15分で入手した[MS (ESI): 493.2 (M+H)+)]。
工程(c)6−[8−[tert−ブトキシカルボニル(メチル)アミノ]−5,6−ジフルオロ−4−[(3aS,6aS)−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸エチルの製造
N−[4−[(3aS,6aS)−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−3−クロロ−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル]−N−メチル−カルバミン酸tert−ブチル(化合物3.01a,270mg,549マイクロモル)、[8−[tert−ブトキシカルボニル(メチル)アミノ]−6−エトキシカルボニル−5−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−イル]ボロン酸(中間体23,644mg,1.65ミリモル、表3中の「ボロン酸試薬」として)、及びKPO(349mg,1.65ミリモル)の混合物をTHF/HO(4.0mL,v/v=20:1、表1中の「溶媒」として)に溶かし、この混合物へのAdnBuPビフェニル(147mg,220マイクロモル、表3中の「触媒」として)の添加を窒素下に続けた。生じる反応混合物を窒素下に72℃で15時間撹拌した後で、これを水(50mL)中へ注いで、EtOAc(100mL)によって2回抽出した。合わせた有機層を塩水(50mL)で2回洗浄し、無水NaSOで乾燥させ、濾過して減圧下に濃縮して粗生成物を得て、これをシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(DCM中0%〜10% MeOH)によって精製して、6−[8−[tert−ブトキシカルボニル(メチル)アミノ]−5,6−ジフルオロ−4−[(3aS,6aS)−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸エチル(430mg,収率97.6%)を黄色の固形物として得た。MS (ESI): 803 (M+H)+.
工程(d)6−[8−[tert−ブトキシカルボニル(メチル)アミノ]−5,6−ジフルオロ−4−[(3aS,6aS)−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸の製造
6−[8−[tert−ブトキシカルボニル(メチル)アミノ]−5,6−ジフルオロ−4−[(3aS,6aS)−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸エチル(430mg,536マイクロモル)とNaOH(214mg,5.36ミリモル)の混合物をEtOH/HOの混合物(25mL,V/V=3/2)に溶かした。生じる反応混合物を室温で1時間撹拌した後で、減圧下に濃縮して、6−[8−[tert−ブトキシカルボニル(メチル)アミノ]−5,6−ジフルオロ−4−[(3aS,6aS)−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸の粗生成物(415mg,収率100%)を黄色の固形物として得て、これをさらに精製せずに次の工程に直接使用した。MS (ESI): 775.4 (M+H)+.
工程(e)6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[(3aS,6aS)−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸(実施例3.01A)の製造
6−[8−[tert−ブトキシカルボニル(メチル)アミノ]−5,6−ジフルオロ−4−[(3aS,6aS)−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸(415mg,536マイクロモル)の乾燥DCM(12.0mL)溶液へTFA(6.11g,53.6ミリモル)を加えた。生じる反応混合物を室温で1時間撹拌してから真空で濃縮して粗生成物を得て、これを分取用HPLCによって精製して、6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[(3aS,6aS)−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸(110mg,収率35%)を黄色の固形物として得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ: 14.69 (s, 1H) 11.76 (s, 1H) 9.16 (s, 1H) 9.03 (s, 1H) 8.75 (s, 1H) 8.18 (s, 1H) 7.60-7.62 (m, 1H) 6.58-6.62 (m, 1H) 5.68-5.70 (s, 1H) 4.40 (s, 1H) 3.31(m, 2H) 3.15-2.97 (m, 5H), 2.91-2.89 (d, 3H) 2.83 (m, 1H) 2.50 (m, 2H) 2.12 (m, 1H) 1.99 (m, 1H) 1.64 (m, 1H). MS (ESI): 575.3 (M+H)+.
実施例3.01B
6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[(3aR,6aR)−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸(実施例3.01B)
実施例3.01Bは、工程(c)において化合物3.01aを化合物3.01bに置き換えることによって、実施例3.01Aと同様に製造した。
実施例3.01Aの絶対配置は、結晶解析によって決定して、図面1に示した。
以下の実施例は、表3に示す試薬によって、工程(a)においてN−(3,4−ジクロロ−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)−N−メチル−カルバミン酸tert−ブチル(中間体A3)を「コア」に、工程(a)においてcis−(3a,6a)−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロ−1H−ピロロ[2,3−c]ピロールを「アミン」に、工程(c)においてTHF/HOを「溶媒」に、工程(c)においてAdnBuPビフェニルを「触媒」に、そして工程(c)において[8−[tert−ブトキシカルボニル(メチル)アミノ]−6−エトキシカルボニル−5−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−イル]ボロン酸を「ボロン酸試薬」に置き換えることによって、実施例3.01Aと実施例3.01Bと同様に製造した。
表3.化合物の合成及び特性決定
実施例4.01A
(S)−6−(5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(3−(トリフルオロメチル)ピペラジン−1−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸(実施例4.01A)
工程(a)(3−クロロ−5,6−ジフルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ピペラジン−1−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチルの製造
(3,4−ジクロロ−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(中間体A3,200mg,0.497ミリモル、表4中の「コア」として)のDMSO(2.0mL)溶液へ2−(トリフルオロメチル)ピペラジン(90mg,0.584ミリモル、表4中の「アミン」として)とDIPEA(150mg,1.16ミリモル)を加えて、生じる溶液を110℃で18時間撹拌した。室温へ冷やした後で、この混合物を水(50mL)中へ注いで、EtOAc(30mL)で2回抽出した。合わせた有機層を塩水(30mL)で3回洗浄し、無水NaSOで乾燥させ、濾過して真空で濃縮して粗生成物を得て、これを分取用TLC(石油エーテル/EtOAc=3/1)によって精製して、(3−クロロ−5,6−ジフルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ピペラジン−1−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(120mg,収率46.4%)を黄色の固形物として得た。MS (ESI): 520.0 ([{35Cl}M+H]+), 522.0 ([{37Cl}M+H]+).
工程(b)6−(8−((tert−ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ)−5,6−ジフルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ピペラジン−1−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸エチルの製造
(3−クロロ−5,6−ジフルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ピペラジン−1−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(120mg,0.231ミリモル)、(6−エトキシカルボニル−8−メチル−5−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−イル)ボロン酸(中間体B2,160mg,0.447ミリモル、表4中の「ボロン酸試薬」として)のTHF/HO(6.3mL,v/v=20:1、表4中の「溶媒」として)溶液へPd−AdnBuPビフェニルPrecat(40mg,0.059ミリモル、表4中の「触媒」として)とKPO(154mg,0.726ミリモル)を加えてから、生じる反応混合物をアルゴン下に80℃で18時間撹拌した。室温へ冷やした後で、この混合物を水(50mL)中へ注いで、EtOAc(30mL)で2回抽出した。合わせた有機層を塩水(30mL)で3回洗浄し、無水NaSOで乾燥させ、濾過して真空で濃縮して粗製材料を得て、これを分取用TLC(石油エーテル/EtOAc=1/2)によって精製して、6−(8−((tert−ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ)−5,6−ジフルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ピペラジン−1−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸エチル(120.0mg,収率72.6%)を黄色の固形物として得た。MS (ESI): 716.2 ([M+H]+).
工程(c)6−(8−((tert−ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ)−5,6−ジフルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ピペラジン−1−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸(S)−エチル(化合物4.01a)と6−(8−((tert−ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ)−5,6−ジフルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ピペラジン−1−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸(R)−エチル(化合物4.01b)
120mgの6−(8−((tert−ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ)−5,6−ジフルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ピペラジン−1−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸エチルをキラルSFCによって分離して、6−(8−((tert−ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ)−5,6−ジフルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ピペラジン−1−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸(S)−エチル(化合物4.01a,55mg,収率45.8%)を黄色の固形物として、そして6−(8−((tert−ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ)−5,6−ジフルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ピペラジン−1−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸(R)−エチル(化合物4.01b,53mg,収率44.1%)を得た。
SFCの方法:カラム:AD(250mmx30mm,10μm),流動相:CO+IPA中0.1% NH・HO,温度:35℃。化合物4.01aは、Rf=1.496/5分で入手し、化合物4.01bは、Rf=2.137/5分で入手した(表4中の「キラルSFC条件」として)。
工程(d)(S)−6−(8−((tert−ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ)−5,6−ジフルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ピペラジン−1−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸
6−(8−((tert−ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ)−5,6−ジフルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ピペラジン−1−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸(S)−エチル(50.0mg,0.07ミリモル)のEtOH(5.0mL)溶液へNaOH(1N水溶液、2.0mL)を加えて、生じる反応混合物を28℃で30分間撹拌した。次いで、この反応混合物をHO(40mL)で希釈して、EtOAc(20mL)で3回抽出した。水層を1N HClでpH=5〜6へさらに酸性化して、DCM(40mL)で3回抽出した。合わせた有機層を塩水(40mL)で3回洗浄し、無水NaSOで乾燥させ、濾過して真空で濃縮して、(S)−6−(8−((tert−ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ)−5,6−ジフルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ピペラジン−1−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸の粗生成物(60.0mg)を黄色の固形物として得て、これをさらに精製せずに次の工程に直接使用した。MS (ESI): 688.6 ([M+H]+).
工程(e)(S)−6−(5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(3−(トリフルオロメチル)ピペラジン−1−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸(実施例4.01A)
(S)−6−(8−((tert−ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ)−5,6−ジフルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)ピペラジン−1−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸(60.0mg,0.07ミリモル)のDCM(3.0mL)溶液へTFA(0.5mL)を加えて、生じる反応混合物を28℃で1時間撹拌した。その後、この反応混合物を真空で濃縮して粗生成物を得て、これを分取用HPLC(水−CAN,添加剤として0.225%ギ酸)によって精製して、(S)−6−(5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(3−(トリフルオロメチル)ピペラジン−1−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸(14.6mg,収率35.6%)を黄色の固形物として得た。MS (ESI): 588.0 ([M+H]+). 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm: 11.92 (s, 1H), 9.28 (s, 1H), 9.13 (d, J=2.4 Hz, 1H), 8.73 (d, J=2.4 Hz, 1H), 8.25 (s, 1H), 6.65-6.60 (m, 1H), 5.71 (s, 1H), 4.18 (s, 3H), 3.28 (m, 2H), 2.91 (s, 3H), 2.87-2.84 (m, 1H), 2.72-2.66 (m, 4H). 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6+D2O) δ ppm: 9.05 (s, 1H), 9.00 (s, 1H), 8.51 (s, 1H), 8.15 (s, 1H), 6.58-6.54 (m, 1H), 4.10 (s, 3H), 3.40-3.37 (m, 2H), 2.85 (s, 3H), 2.73 (m, 1H), 2.67-2.65 (m, 4H).
実施例4.01B
(R)−6−(5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(3−(トリフルオロメチル)ピペラジン−1−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸(実施例3.01−B)
実施例4.01Bは、工程(d)において化合物4.01aを化合物4.01bに置き換えることによって、実施例4.01Aと同様に製造した。
以下の実施例は、表4に示されるように、工程(a)において(3,4−ジクロロ−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(中間体A3)を「コア」に、工程(a)において2−(トリフルオロメチル)ピペラジンを「アミン」に、工程(b)においてTHF/HOを「溶媒」に、工程(b)においてAdnBuPビフェニルを「触媒」に、工程(b)において(6−エトキシカルボニル−8−メチル−5−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−イル)ボロン酸を「ボロン酸試薬」に置き換えることによって、そして工程(c)における同様のキラルSFC分離によって、実施例4.01Aと実施例4.01Bと同様に製造した。
表4.化合物の合成及び特性決定
実施例5.01
6−[4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(2−メトキシエチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸
工程(a)N−[3−ブロモ−5,6−ジフルオロ−4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル]−N−メチル−カルバミン酸tert−ブチルの製造
cis−5−メチルオクタヒドロピロロ[2,3−c]ピロール(200mg,1.58ミリモル、表5中の「アミン」として)のDMSO(5mL)溶液へN,N−ジイソプロピルエチルアミン(620mg,4.8ミリモル)と(3−ブロモ−4−クロロ−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(中間体A12,567mg,1.27ミリモル、表5中の「コア」として)を加えて、生じる反応混合物を110℃で16時間撹拌した。室温へ冷やした後で、この混合溶液をEtOAc(80mL)で希釈し、塩水(50mL)で3回洗浄した。次いで有機層を無水NaSOで乾燥させ、濾過して減圧下に濃縮して粗生成物を得て、これを分取用TLC(石油エーテル/EtOAc=3/1)によって精製して、N−[3−ブロモ−5,6−ジフルオロ−4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル]−N−メチル−カルバミン酸tert−ブチル(300mg,収率34.94%)を白色の固形物として得た。MS (ESI):538.2 ([{81Br}M+H]+), 536.2 ([{79Br}M+H]+).
工程(b)[8−[tert−ブトキシカルボニル(メチル)アミノ]−5,6−ジフルオロ−4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]ボロン酸の製造
N−[3−ブロモ−5,6−ジフルオロ−4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル]−N−メチル−カルバミン酸tert−ブチルのTHF(3mL)溶液を真空下に脱気してアルゴンで3回パージした後で、塩化1,1−ジメチルプロピルマグネシウム(2.15mL,2.8ミリモル、THF中1M)をゆっくり加えて、生じる反応混合物を25℃で3時間撹拌した後で、2−イソプロポキシ−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン(520mg,2.8ミリモル)を加えた。この混合物をアルゴン下に25℃でさらに1時間撹拌した。この反応物をNHCl水溶液(15mL)の添加でクエンチして、EtOAc(30mL)で2回の抽出を続けた。合わせた有機相を塩水(30mL)で洗浄し、無水NaSOで乾燥させ、濾過して減圧下に濃縮して粗生成物を得て、これを摩砕(石油エーテル、5mL)によって精製して、[8−[tert−ブトキシカルボニル(メチル)アミノ]−5,6−ジフルオロ−4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]ボロン酸(220mg,収率78.46%)を白色の固形物として得た。MS: 502.3 ([M+H]+).
工程(c)6−ブロモ−1−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸エチル
表題化合物は、工程(a)においてオキサゾール−5−イルメタンアミンをヒドラジンカルボン酸tert−ブチルに置き換えることによって、中間体B36と同様に製造した。MS (ESI): 414.1 ([{81Br}M+H]+), 412.1([{79Br}M+H]+).
工程(d)6−ブロモ−1−((tert−ブトキシカルボニル)(2−メトキシエチル)アミノ)−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸エチル
2−ブロモエチルメチルエーテル(152mg,1.09ミリモル)のCHCN(5mL)溶液へ炭酸セシウム(712mg,2.19ミリモル)と6−ブロモ−1−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸エチル(300mg,0.73ミリモル)を加えて、生じる反応混合物を70℃で16時間撹拌した。室温へ冷やした後で、この混合溶液をEtOAc(80mL)で希釈し、水(30mL)と塩水(30mL)で洗浄した。次いで有機層を無水NaSOで乾燥させ、濾過して減圧下に濃縮して粗生成物を得て、これを分取用TLC(石油エーテル:EtOAc=2:1)によって精製して、6−ブロモ−1−((tert−ブトキシカルボニル)(2−メトキシエチル)アミノ)−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸エチル(150mg,収率40.32%)を黄色のオイルとして得た。MS (ESI): 472.0 ([{81Br}M+H]+), 470.0 ([{79Br}M+H]+).
工程(e)1−[tert−ブトキシカルボニル(2−メトキシエチル)アミノ]−6−[8−[tert−ブトキシカルボニル(メチル)アミノ]−5,6−ジフルオロ−4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸エチル
6−ブロモ−1−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸エチル(75mg,0.16ミリモル、表5中の「臭化物試薬」試薬として)、[8−[tert−ブトキシカルボニル(メチル)アミノ]−5,6−ジフルオロ−4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]ボロン酸(80mg,0.16ミリモル)、Pd−AdnBuPビフェニルPrecat(43mg,0.06ミリモル、表5中の「触媒」として)、及びKPO(102mg,0.48ミリモル)のTHF/HO(1.1mL,v/v=20:1,表5中の「溶媒」として)と水(0.1mL)中の混合溶液を真空下に脱気してアルゴンで3回パージ後で、これをアルゴン下に60℃で16時間撹拌した。室温へ冷やした後で、この混合物をEtOAc(80mL)で希釈し、水(30mL)と塩水(30mL)で洗浄した。次いで有機層を無水NaSOで乾燥させ、濾過して減圧下に濃縮して粗生成物を得て、これを分取用TLC(DCM:MeOH=10:1)によって精製して、1−[tert−ブトキシカルボニル(2−メトキシエチル)アミノ]−6−[8−[tert−ブトキシカルボニル(メチル)アミノ]−5,6−ジフルオロ−4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸エチル(70mg,収率51.8%)を黄色の固形物として得た。MS (ESI): 847.4 ([M+H]+).
工程(f)1−[tert−ブトキシカルボニル(2−メトキシエチル)アミノ]−6−[8−[tert−ブトキシカルボニル(メチル)アミノ]−5,6−ジフルオロ−4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸
1−[tert−ブトキシカルボニル(2−メトキシエチル)アミノ]−6−[8−[tert−ブトキシカルボニル(メチル)アミノ]−5,6−ジフルオロ−4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸エチル(70mg,0.08ミリモル)のエタノール(5mL)溶液へ水酸化ナトリウム水溶液(1.5mL,3ミリモル)を加えて、生じる混合物を25℃で2時間撹拌した。次いでこの混合物を水(20mL)で希釈し、1N HClでpH=5へ酸性化して、EtOAc(30mL)で2回抽出した。有機層を塩水(20mL)で洗浄し、無水NaSOで乾燥させ、濾過して減圧下に濃縮して、1−[tert−ブトキシカルボニル(2−メトキシエチル)アミノ]−6−[8−[tert−ブトキシカルボニル(メチル)アミノ]−5,6−ジフルオロ−4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸(80mg,収率94.56%)を黄色の固形物として得た。MS (ESI): 819.3([M+H]+). これをさらに精製せずに次の工程に直接使用した。
工程(g)6−[4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(2−メトキシエチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸
1−[tert−ブトキシカルボニル(2−メトキシエチル)アミノ]−6−[8−[tert−ブトキシカルボニル(メチル)アミノ]−5,6−ジフルオロ−4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸(80mg,0.1ミリモル)のDCM(5mL)溶液へトリフルオロ酢酸(1.5mL,19.47ミリモル)を加えて、生じる反応混合物を25℃で0.5時間撹拌した。その後、この混合溶液を真空で濃縮して粗生成物を得て、これを分取用HPLC(水−CHCN,添加剤として0.225%ギ酸)によって精製して、6−[4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(2−メトキシエチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸(32.8mg,収率45.47%)を黄色の固形物として得た。MS (ESI): 619.3([M+H]+). 1H NMR (400 MHz, MeOD-d4) δ ppm: 9.17 (s, 1H), 9.09 (s, 1H), 8.83 (br s, 1H), 8.31 (brs, 1H), 6.65 (m, 1H), 4.20-4.45 (m, 1H), 3.62-3.85 (m, 3H), 3.50 (m, 5H), 3.36 (s, 3H), 3.05-3.26 (m, 2H), 2.99 (s, 3H), 2.84-2.92 (m, 1H), 2.81 (m, 3H), 2.19-2.42 (m, 1H), 1.94 (m, 1H).
以下の実施例は、表5に示す試薬を用いて、工程(a)において(3−ブロモ−4−クロロ−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(中間体A12)を「コア」に、工程(a)においてcis−5−メチルオクタヒドロピロロ[2,3−c]ピロールを「アミン」に、工程(e)においてTHF/HOを「溶媒」に、工程(e)においてAdnBuPビフェニルを「触媒」に、そして工程(e)において6−ブロモ−1−((tert−ブトキシカルボニル)(2−メトキシエチル)アミノ)−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸エチルを「臭化物試薬」に置き換えることによって、実施例5.01と同様に製造した。
表5.化合物の合成及び特性決定
実施例6.01
6−(4−(trans−2−(ジメチルアミノ)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸
工程(a)(4−(2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル)−3−クロロ−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチルの製造
N−(3,4−ジクロロ−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)−N−メチル−カルバミン酸tert−ブチル(中間体A3,1000mg,2.49ミリモル)、N−(5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−2−イル)カルバミン酸tert−ブチル(634mg,2.98ミリモル)、及びトリエチルアミン(1.04mL,7.46ミリモル)のDMSO(5mL)中の混合溶液を120℃で16時間撹拌した。室温へ冷やした後で、この反応混合物をEtOAc(100mL)で希釈して、塩水(30mL)で2回洗浄した。有機層を無水NaSOで乾燥させ、濾過して真空で濃縮して粗生成物を得て、これをシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(石油エーテル中2〜20% EtOAc)によって精製して、(4−(1−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル)−3−クロロ−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(850mg,収率59.14%)を黄色の固形物として得た。MS (ESI): 578.3 ([{35Cl}M+H]+), 580.3 ([{37Cl}M+H]+).
工程(b)4−(2−アミノ−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル)−3−クロロ−5,6−ジフルオロ−N−メチル−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−アミンの製造
(4−(2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル)−3−クロロ−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(260mg,0.450ミリモル)のEtOAc(5mL)溶液へEtOAc中のHCl(1.0mL,4ミリモル)を加えて、この混合物を30℃で16時間撹拌した。その後、この混合溶液を真空で濃縮して、4−(1−アミノ−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル)−3−クロロ−5,6−ジフルオロ−N−メチル−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−アミンの粗生成物(150mg,収率88.27%)を黄色の固形物として得て、これをさらに精製せずに次の工程に直接使用した。MS (ESI): 378.0 ([{35Cl}M+H]+), 380.0 ([{37Cl}M+H]+).
工程(c)3−クロロ−4−(2−(ジメチルアミノ)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル)−5,6−ジフルオロ−N−メチル−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−アミンの製造
4−(2−アミノ−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル)−3−クロロ−5,6−ジフルオロ−N−メチル−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−アミン(150mg,0.400ミリモル)とホルムアルデヒド(83mg,0.830ミリモル、水中37%)のMeOH(5mL)溶液へシアノホウ水素化ナトリウム(52mg,0.830ミリモル)を加えて、生じる混合物を15℃で16時間撹拌した。その後、この混合溶液を真空で濃縮して、3−クロロ−4−(1−(ジメチルアミノ)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル)−5,6−ジフルオロ−N−メチル−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−アミンの粗生成物(300mg)を得て、これをさらに精製せずに次の工程に直接使用した。MS (ESI): 406.0 ([{35Cl}M+H]+), 408.0 ([{37Cl}M+H]+).
工程(d)3−クロロ−4(trans−2−(ジメチルアミノ)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル)−5,6−ジフルオロ−N−メチル−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−アミン3−クロロ−4−(cis−2−(ジメチルアミノ)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル)−5,6−ジフルオロ−N−メチル−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−アミン
300mgの粗製の3−クロロ−4−(2−(ジメチルアミノ)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル)−5,6−ジフルオロ−N−メチル−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−アミンを分取用HPLC(カラム:Phenomenex Gemini 150x25mmx10μm;移動相:水(0.05%水酸化アンモニウム、v/v)−MeCN(水(0.05%水酸化アンモニウム)中63% MeCN〜水(0.05%水酸化アンモニウム)中90% MeCN);勾配時間(分):12分;流速:25mL/分)によって分離して、trans−3−クロロ−4−(2−(ジメチルアミノ)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル)−5,6−ジフルオロ−N−メチル−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−アミン(15mg,8.5分で早く溶出される)を黄色の固形物として、そしてcis−3−クロロ−4−(1−(ジメチルアミノ)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル)−5,6−ジフルオロ−N−メチル−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−アミン(40mg,9.15分で遅く溶出される)を黄色の固形物として得た。
工程(e)(3−クロロ−4−(trans−2−(ジメチルアミノ)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル)−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル
3−クロロ−4−(trans−2−(ジメチルアミノ)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル)−5,6−ジフルオロ−N−メチル−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−アミン(15mg,0.037ミリモル)、二炭酸ジt−ブチル(10mg,0.044ミリモル)、トリエチルアミン(8mg,0.074ミリモル)、及び4−ジメチルアミノピリジン(3mg,0.025ミリモル)のDCM(1mL)中の混合溶液を25℃で16時間撹拌した。その後、この反応混合物をDCM(10mL)で希釈して、飽和NHCl水溶液(10mL)2回と塩水(10mL)で洗浄した。次いで、有機層を無水NaSOで乾燥させ、濾過して真空で濃縮して、(3−クロロ−4−(1−(ジメチルアミノ)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル)−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸trans−tert−ブチル(15mg,収率80.21%)を黄色の固形物として得た。MS (ESI): 506.1 ([{35Cl}M+H]+), 508.1 ([{37Cl}M+H]+).
工程(f)6−[8−[tert−ブトキシカルボニル(メチル)アミノ]−4−[trans−2−(ジメチルアミノ)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸エチルの製造
(6−エトキシカルボニル−8−メチル−5−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−イル)ボロン酸(10mg,0.036ミリモル)、(3−クロロ−4−(trans−1−(ジメチルアミノ)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル)−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(15mg,0.03ミリモル)、Pd−AdnBuPビフェニルPrecat(2mg,0.003ミリモル)、KPO(20mg,0.1ミリモル)のTHF(1mL)及び水(0.10mL)中の混合溶液をN下に70℃で16時間撹拌した。室温へ冷やした後で、この反応混合物を濾過して、濾液を真空で濃縮して粗生成物を得て、これを分取用TLC(石油/EtOAc=1:3)によって精製して、6−[8−[tert−ブトキシカルボニル(メチル)アミノ]−4−[trans−2−(ジメチルアミノ)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸エチル(15mg,収率72.1%)を黄色の固形物として得た。MS (ESI): 702.4 ([M+H]+).
工程(g)6−[8−[tert−ブトキシカルボニル(メチル)アミノ]−4−[trans−2−(ジメチルアミノ)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸の製造
6−[8−[tert−ブトキシカルボニル(メチル)アミノ]−4−[trans−2−(ジメチルアミノ)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸エチル(50.0mg,0.07ミリモル)のEtOH(5.0mL)溶液へNaOH(水溶液、1N,2.0mL)を加えて、生じる反応混合物を28℃で30分間撹拌した。次いで、この反応混合物をHO(40mL)で希釈して、EtOAc(20mL)で3回抽出した。水層をさらに1N HClでpH=5〜6へ酸性化して、DCM(40mL)で3回抽出した。合わせた有機層を塩水(40mL)で3回洗浄し、無水NaSOで乾燥させ、濾過して真空で濃縮して、6−[8−[tert−ブトキシカルボニル(メチル)アミノ]−4−[trans−2−(ジメチルアミノ)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸の粗生成物(60.0mg)を黄色の固形物として得て、これをさらに精製せずに次の工程に直接使用した。MS (ESI): 674.2([M+H]+).
工程(h)6−(4−(trans−2−(ジメチルアミノ)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸(実施例6.01)
6−[8−[tert−ブトキシカルボニル(メチル)アミノ]−4−[trans−2−(ジメチルアミノ)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸(15mg,0.025ミリモル)のDCM(5mL)溶液へトリフルオロ酢酸(1.0mL,12.98ミリモル)を加えて、生じる反応混合物を15℃で1時間撹拌した。その後、この混合溶液を真空で濃縮して粗生成物を得て、これを分取用HPLCによって精製して、6−(4−(trans−2−(ジメチルアミノ)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸(2.3mg,収率15.6%)を黄色の固形物として得た。MS (ESI): 574.4 ([M+H]+). 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm: 12.91 (s, 1H), 10.55 (s, 1H), 9.26 (s, 1H), 9.18 (s, 1H), 8.72 (s, 1H), 8.25 (s, 1H), 6.61 (m, 1H), 4.16 (s, 3H), 3.48 (m, 1H), 3.43 (m, 2H), 3.17 (m, 1H), 2.91 (m, 2H), 2.87 (s, 3H), 2.77 (s, 6H), 2.61 (m, 1H), 2.23 (m, 2H), 1.10 (m, 1H), 1.05-0.96 (m, 1H).
実施例6.02
6−(4−cis−(2−(ジメチルアミノ)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸
表題化合物は、工程(e)において3−クロロ−4(trans−2−(ジメチルアミノ)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル)−5,6−ジフルオロ−N−メチル−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−アミンを3−クロロ−4−(cis−2−(ジメチルアミノ)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル)−5,6−ジフルオロ−N−メチル−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−アミンに置き換えることによって、実施例6.01と同様に製造した。MS (ESI): 574.0 ([M+H]+). 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm: 11.87 (s, 1H), 9.32 (s, 1H), 9.16 (d, 1H), 9.03-8.86 (m, 1H), 8.73 (d, 1H), 8.29 (s, 1H), 6.64-6.60 (m, 1H), 4.19 (s, 3H), 3.30-3.24 (m, 2H), 3.21-3.15 (m, 2H), 2.91 (s, 4H), 2.83 (s, 3H), 2.75 (s, 3H), 1.96 (m, 1H), 1.77 (m, 1H), 1.14 (m, 1H), 0.85 (m, 1H).
実施例7.01
6−(4−((2S,4S)−2−((ジメチルアミノ)メチル)−4−フルオロピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸
工程(a)(3−クロロ−4−((2S,4S)−2−((ジメチルアミノ)メチル)−4−フルオロピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチルの製造
1−((2S,4S)−4−フルオロピロリジン−2−イル)−N,N−ジメチルメタンアミン塩酸塩(中間体C23,327.1mg,2.24ミリモル)のスルフォラン(0.5mL,0.750ミリモル)溶液へ(3,4−ジクロロ−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(300.0mg,0.750ミリモル)とN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.39mL,2.24ミリモル)を加えて、生じる反応混合物を120℃で18時間撹拌した。出発材料が完全に消費されていることをLCMSが示した後で、この混合物を減圧下に蒸発乾固させた。この粗生成物を分取用HPLC(添加剤として、TFA)によって精製して、(3−クロロ−4−((2S,4S)−2−((ジメチルアミノ)メチル)−4−フルオロピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(320mg,収率54.47%)を黄色の固形物として得た。MS (ESI): 512.2 ([{35Cl}M+H]+), 514.2 ([{37Cl} +H]+).
工程(b)(3−クロロ−4−((2S,4S)−2−((ジメチルアミノ)メチル)−4−フルオロピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−9−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチルの製造
SEMCl(0.08mL,0.440ミリモル)のDMF(2mL)溶液へ水素化ナトリウム(鉱油中60%分散液、35.15mg,0.880ミリモル)を0℃で加えて、生じる混合物を0℃で10分間撹拌した後で、(3−クロロ−4−((2S,4S)−2−((ジメチルアミノ)メチル)−4−フルオロピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(150.0mg,0.290ミリモル)を加えた。次いで、この混合物を15℃でさらに3時間撹拌した。出発材料が完全に消費されていることをTLC(石油エーテル/酢酸エチル=2:1,R=0.2)が示した後で、この混合溶液を30mLの飽和NHCl水溶液(30mL)中へ注いで、EtOAc(20mL)で3回抽出した。合わせた有機層を無水NaSOで乾燥させ、濾過して真空で濃縮して粗生成物を得てから、これを分取用TLC(石油エーテル/酢酸エチル=3:2,R=0.3)によって精製して、(3−クロロ−4−((2S,4S)−2−((ジメチルアミノ)メチル)−4−フルオロピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−9−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(130.0mg,62.18%)を黄色のオイルとして得た。MS (ESI): 642.3 ([{35Cl}M+H]+), 644.3 ([{37Cl} +H]+).
工程(c)6−(8−((tert−ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ)−4−((2S,4S)−2−((ジメチルアミノ)メチル)−4−フルオロピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−9−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸エチルの製造
(3−クロロ−4−((2S,4S)−2−((ジメチルアミノ)メチル)−4−フルオロピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−9−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−8−イル)(メチル)カルバミン酸tert−ブチル(120mg,0.190ミリモル)のTHF(1mL)と水(0.10mL)中の溶液へ1−メチル−4−オキソ−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸エチル(中間体B2,100.4mg,0.280ミリモル)、KPO(118.99mg,0.560ミリモル)、及びPd−AdnBuPビフェニルPrecat(CAS:1375477−29−4,24.99mg,0.040ミリモル、0.200当量)をグローブボックスにおいて加えた。生じる混合物をアルゴン下に65℃で18時間撹拌すると、LCMSは、出発材料が完全に消費されていることを示した。室温へ冷やした後で、この混合溶液を真空で濃縮して粗生成物を得て、これを分取用TLC(DCM/MeOH=10:1,R=0.6)によって精製して、6−(8−((tert−ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ)−4−((2S,4S)−2−((ジメチルアミノ)メチル)−4−フルオロピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−9−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸エチル(150.0mg,収率86.22%)を黄色のオイルとして得た。MS (ESI): 838.4 ([M+H]+).
工程(d)6−(8−((tert−ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ)−4−((2S,4S)−2−((ジメチルアミノ)メチル)−4−フルオロピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−9−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸の製造
6−(8−((tert−ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ)−4−((2S,4S)−2−((ジメチルアミノ)メチル)−4−フルオロピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−9−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸エチル(140mg,0.17ミリモル)のTHF(0.50mL)溶液へNaOH(133.6mg,3.34ミリモル)と水(0.05mL)を加えた。次いで、生じる反応混合物を15℃で2時間撹拌した後で、LCMSは、出発材料が完全に消費されていることを示した。この反応混合物をHCl水溶液(3N)でpH=3〜4へ酸性化してから、DCM(30mL)で3回抽出した。次いで、合わせた有機相を真空で濃縮して、6−(8−((tert−ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ)−4−((2S,4S)−2−((ジメチルアミノ)メチル)−4−フルオロピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−9−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸の粗生成物(130mg,0.160ミリモル、収率57.64%)を黄色のオイルとして得て、これをさらに精製せずに次の工程に直接使用した。MS(ESI): 810.4 ([M+H]+).
工程(e)6−(4−((2S,4S)−2−((ジメチルアミノ)メチル)−4−フルオロピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸の製造
6−(8−((tert−ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ)−4−((2S,4S)−2−((ジメチルアミノ)メチル)−4−フルオロピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−9−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸(135.3mg,0.170ミリモル)のDCM(3mL)溶液へトリフルオロ酢酸(1.03mL,13.37ミリモル)を加えて、生じる混合物を15℃で2時間撹拌した。次いでこの混合溶液を真空で濃縮して粗生成物を得て、これを分取用HPLC(添加剤として、TFA)によって精製して、6−(4−((2S,4S)−2−((ジメチルアミノ)メチル)−4−フルオロピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸(22.5mg,収率18.89%)を黄色の固形物として得た。MS (ESI): 580.2 ([M+H]+). 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 12.009 (s, 1H), 9.36 (s, 1H), 9.29 (s, 1H), 9.10 (s, 1H), 8.70 (s, 1H), 8.42 (s, 1H), 6.64 (dd, J=13.30, 6.15 Hz, 1H), 5.31-5.55 (m, 1H), 4.17 (s, 3H), 3.72 (d, J=8.66 Hz, 1H), 3.64 (d, J=8.41 Hz, 1H), 2.91 (s, 5 H), 2.60 (d, J=3.64 Hz, 3 H), 2.41 (d, J=3.51 Hz, 4 H), 1.99-2.21 (m, 2H).
生物学的実施例
実施例8
半数増殖阻害濃度(IC50)決定アッセイ:
当該化合物の黄色ブドウ球菌(S. aureus)(ATCC29213)、肺炎桿菌(K. pneumoniae)(ATCC10031)、及びアシネトバクター・バウマンニー(A. baumannii)(ATCC17978)に対する試験管内(in vitro)抗微生物活性は、以下の手順に従って決定した。
このアッセイでは、10点 Iso-Sensitest ブイヨン培地を使用して、黄色ブドウ球菌(S. aureus)(ATCC29213)、肺炎桿菌(K. pneumoniae)(ATCC10031)、及びアシネトバクター・バウマンニー(A. baumannii)(ATCC17978)に対する当該化合物の試験管内(in vitro)活性について定量的に測定した。
DMSO中のストック化合物を384ウェルのマイクロタイタープレートにおいて連続的に倍々希釈して(50〜0.097μMの最終濃度までの範囲)、Iso-Sensitest ブイヨン培地に49μlの細菌懸濁液を接種して、50μl/ウェルの最終容量/ウェルにおいて、約5x10CFU/mlの最終細胞濃度を得た。マイクロタイタープレートを35±2℃でインキュベートした。
16時間の時間経過にわたって20分ごとにλ=600nmでの光学密度を測定して、微生物細胞の増殖について決定した。
微生物細胞の対数増殖期にその増殖を50%阻害する濃度(IC50)を決定して、増殖阻害について算出した。
表6〜表8では、GP−6(WO2012/125746A1に開示される実施例4.131)を参照化合物として使用した。
本発明の化合物について、50%を阻害するそれらの濃度(IC50)を検定した。黄色ブドウ球菌(S. aureus)(ATCC29213)、肺炎桿菌(K. pneumoniae)(ATCC10031)、及びアシネトバクター・バウマンニー(A. baumannii)(ATCC17978)に対するIC50のデータを表6に明示する。本発明の特別な化合物は、1μM以下のIC50を有することが分かった。
表6:黄色ブドウ球菌(S. aureus)、肺炎桿菌(K. pneumoniae)、及びアシネトバクター・バウマンニー(A. baumannii)に対する本発明の化合物のIC50
実施例9
凍結乾燥溶解度測定法(LYSA):
本発明の化合物の溶解性について、LYSAアッセイによって評価した。10mM DMSOストック溶液(20μL)より30μLの純正DMSOに希釈して、同一2検体で試料を調製した。遠心分離真空エバポレータでのDMSOの蒸発後、残渣を0.05Mリン酸緩衝液(150μL,pH6.5)に溶かし、これを1時間撹拌して、2時間振り混ぜた。1晩後、マイクロタイターフィルタープレートを使用して、この溶液を濾過した。次いで、この濾液とその1/10希釈液について、HPLC−UVによって分析した。加えて、10mMストック溶液より4点検量線を作成して、該化合物の溶解度決定に使用した。この結果をμg/mLで表して、表7に要約した。本発明の特別な化合物は、GP−6に比べてずっと向上した溶解度である、>10μg/mLより高いLYSAを有することが分かった。
表7:実施例の溶解度データ
実施例10
細胞毒性アッセイ:
本発明の化合物の細胞毒性について、HepG2アッセイによって評価した。HepG2細胞(ATCC HB−8065TM)を96ウェルプレート中へ播いて(ウェルにつき1.2x10個の細胞)、化合物で3日間処理し、CellTiter−Blue(登録商標)細胞生存度アッセイ(Cell Viability Assay)(プロメガ、カタログ番号:G8082)を使用して、化合物処理の3日後に細胞生存度を測定した。20μLの Cell titer blue 緩衝液を該細胞の各ウェルへ加えて、これを37℃で3時間インキュベートして、プレートリーダー(Molecular Device SpectraMax M2)によってその蛍光値を測定した。各化合物のCC50値を、4パラメータロジスティック方程式を使用する GraphPad Prism を用いてプロットする。細胞毒性の結果を表8に示す。
表8:実施例のCC50
実施例11
雌性CD−1マウスにおける単回投与PK試験(SDPK):
化合物の薬物動態特性について評価するために、雌性CD−1マウスにおける単回投与PKを実施した。1群の動物に静脈内(IV)ボーラスより各化合物を投薬した。血液試料(ほぼ30μL)を伏在静脈より5分、15分、30分、1時間、2時間、4時間、及び7時間で採取した。最終時点(24時間)では、マウスが麻酔下にある間に、心臓穿刺より試料を採取した。EDTA−K2抗凝固薬(各管につき0.5Mの2μL)を含有する試験管の中へ血液試料を入れて、4℃、3000rpmで10分間遠心分離させて、半時間以内にこの試料より血漿を分離した。遠心分離に続いて、血漿試料をポリプロピレン管に保存し、ドライアイス上で急速凍結させて、LC/MS/MS分析まで−70±10℃で保存した。薬物動態変数は、WinNonlin(登録商標)Professional6.4のノンコンパートメントモジュールを使用して産出した。SDPKアッセイの結果を表9に示す。
表9:実施例のSDPKデータ
実施例12
最小発育阻止濃度(MIC)決定:
M07−A10「臨床・検査標準協会(Clinicaland Laboratory Standards Institute(CLSI))」ガイドライン(CLSI(2015)好気的に増殖する細菌についての希釈抗微生物薬感受性試験法;承認基準、第10版、CLSI 文書M7−A10(ISBN 1-56238-987-4).ペンシルヴェニア州ウェイン:臨床・検査標準協会、19087,アメリカ)に準拠した微量液体希釈法を使用して、数多くの菌種及び菌株に対する抗菌化合物のMICを決定した。簡潔には、菌株調製をD1とD2に基づいて実施した。菌株は、MICスクリーニングの2日前に凍結貯蔵より再生して、寒天プレートの表面上に画線塗布し、高湿の外気インキュベーターにおいて35±2℃で20〜24時間インキュベートした。十分単離された、形態が類似した5〜10個のコロニーを選択して、滅菌ループを使用して、新鮮な寒天プレート上に再び画線塗布して、35±2℃で20〜24時間インキュベートした。菌株を2回継代培養して、MICスクリーニング用の新鮮な接種原を確保した。MICアッセイの当日(3日目)、コロニーを新鮮な培養プレートから滅菌ループで5mLの生理食塩水中へ移し、よく混ぜて、濁度計を使用してこれを測定して、濁度を0.5マクファーランド(McFarland)硫酸バリウム標準品(1〜2x10コロニー形成単位(CFU)/mL)へ調整した。あるいは、1〜2個のコロニーを500μLの生理食塩水へ移して、光学濃度計を使用して、OD600を約0.1へ調整した。細菌接種原は、対応するブイヨン培地(CAMHB,CAMHB+3%ウマ溶血液,HTM)中へグラム陽性菌株では280倍に、そしてグラム陰性菌株では400倍に希釈した(例えば、35.6μLの接種原を10mLのCAMHB中へ希釈、又は25μLの接種原を10mLのCAMHB中へ希釈)。化合物プレートでは、MICスクリーニングの当日に、化合物ストック溶液を100% DMSOにおいて調製して、即座に使用した。化合物ストック濃度=[(最高試験濃度)x100μL/2μL](例えば、アッセイプレートにおいて要求される最高試験濃度が64μg/mLであれば、ストック濃度=64μg/mLx100μL/2μL=3.2mg/mL)。化合物プレートは、各ストック溶液の100μLを、ブイヨン培地において所望される最終濃度より100倍高い濃度で96ウェルマイクロタイタープレート(MTP)の第一ウェルに分配することによって調製した。新規化合物と参照化合物(GP−6とシプロキサシン)について、最高濃度の11種の2倍系列希釈液をDMSO中で作製した。各ウェルの1μLを新しいMTPに移して、これを後続の接種による検査プレートとして役立てた。上記に調製した細菌懸濁液は、調製後15分以内に98μL/ウェルで分配した。すべてのプレートに陰性対照(細菌細胞無し)と増殖対照ウェル(化合物無し)を含めた。MTPを周囲空気において35±2℃で18〜24時間インキュベートした。4日目にMICを記録してCFUを算出した。アッセイプレートは、MICリーダーの上面に置いて、拡大鏡を調整して各ウェルを読み込み、増殖状況を生データとして記録した。Q Count 530(Spiral Biotech)を使用して、各アッセイプレートの写真画像を記録した。各化合物のMIC値(μg/mLとして表される)は、完全な増殖阻害(見える増殖無し)に必要とされる最低濃度として決定した。MICの結果を表10に要約した。
表10.多数の菌種に対する抗菌化合物のMIC
実施例13
大腸菌(E. coli)DNAジャイレース(GyrA/B)とトポイソメラーゼ(ParC/E)の阻害
大腸菌のDNAジャイレース(GyrA/B)とトポイソメラーゼ(ParC/E)は、DNAのトポロジーを維持して、DNAの弛緩、超らせん形成、及び脱カテナン反応(エネルギー源としてATPが必要とされて、最終的にはADPとPiが産生される)を触媒することによって、DNAのトランザクション(transaction)プロセスに影響を及ぼす。それらは、抗生物質のような多くの薬物にとって分子標的であって、薬剤抵抗性に関係する場合も多い。今回、我々は、本発明の化合物の阻害効果を実証するために、この酵素アッセイを実施した。このアッセイを実施するには、150nMの大腸菌組換えGyrAと100nMの大腸菌GyrB(トポイソメラーゼでは、225nMのParCと150nMのParE)を利用して、0.6mMのATPを含めながら、化合物を384−プレート内でプロファイリングする。今回は、共役ピルビン酸キナーゼアッセイを利用して、NADHを基質として使用して、新たに産生されたADPとPiをATPへ復帰させる。ピルビン酸キナーゼとNADHの最終濃度は、それぞれ0.4μMと0.5mMである。NADHが波長340nmで光吸収するので、この共役アッセイでは、Envision や Paradigm のようなマイクロプレートリーダーを室温で使用して、モニターすることが可能である。緩衝液中の他の成分は、この酵素の活性と安定性を保護して維持するために使用されて、トリス(40mM,pH8.0)、KCl(25mM)、MgCl(4mM)、スペルミジン(2.5mM)、乳酸デヒドロゲナーゼ(0.4μM)、ホスホ(エノール)ピルビン酸一ナトリウム(0.4mM)、ウシ血清アルブミン(0.002g/mL)が含まれる。このアッセイは、室温で実施して読取られる。NADHの減少率は、本アッセイにおけるジャイレース又はトポイソメラーゼの元の反応速度を反映して、化合物の効力評価の裏付けを提供する。最初の1時間又は2時間以内での減少率を算出して、化合物の半最大阻害濃度を産生する。いずれのタンパク質も自社で発現させて精製して、試薬は、シグマ・アルドリッチ(Sigma-Aldrich)より入手する。試験結果を下記の表11に示す。
表11.本発明の化合物の大腸菌DNAジャイレース(GyrA/B)及びトポイソメラーゼ(ParC/E)の阻害結果

Claims (35)

  1. 式(I):
    [式中:
    は、
    {式中:
    は、Hであり;
    は、カルボキシであり;
    は、Hであり;
    10は、(C1−6アルキル)(C1−6アルキルアミノ)C1−6アルキル、(C1−6アルキル)(ピロリジニル)C1−6アルキル、(C1−6アルキル)アミノ、(C1−6アルキル)アミノ(フェニル)C1−6アルキル、(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル、(C1−6アルキルアミノ)C1−6アルキル、(C1−6アルキルピペラジニル)C1−6アルキル、(C1−6アルキルピペリジニル)C1−6アルキル、(C1−6アルキルピロリジニル)C1−6アルキル、(ヒドロキシC1−6アルキル)1−6アルキル、(ヒドロキシC1−6アルキル)C1−6アルキル、(ヒドロキシC3−7シクロアルキル)C1−6アルキル、アミノ、アミノC1−6アルキル、C1−6アルコキシC1−6アルキル、C1−6アルコキシC1−6アルキルアミノ、C1−6アルキル、C1−6アルキルアミノ、C1−6アルキルヘテロシクリル、C3−7シクロアルキル、C3−7シクロアルキルアミノ、ジヒドロキシC1−6アルキル、ハロC1−6アルキルアミノ、ヒドロキシC1−6アルキル、ヘテロシクリルC1−6アルキル、ヘテロシクリル、又はヘテロシクリルアミノであり;
    11は、Hである}であり;
    は、(C1−6アルキル)アミノ、C1−6アルキルアミノ、C1−6アルコキシC1−6アルキル(C1−6アルキル)アミノ、又はヘテロシクリルであり;
    は、H、ハロゲン、シアノ、又はC1−6アルコキシであり;
    は、H、ハロゲン、又はハロC1−6アルキルであり;
    は、H又はハロゲンであり;
    は、C1−6アルキルである]の化合物、又はその医薬的に許容される塩、又はエナンチオマー若しくはジアステレオマー。

  2. [式中:
    は、Hであり;
    は、カルボキシであり;
    は、Hであり;
    10は、(C1−6アルキル)(C1−6アルキルアミノ)C1−6アルキル、(C1−6アルキル)(ピロリジニル)C1−6アルキル、(C1−6アルキル)アミノ、(C1−6アルキル)アミノ(フェニル)C1−6アルキル、(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル、(C1−6アルキルアミノ)C1−6アルキル、(C1−6アルキルピペラジニル)C1−6アルキル、(C1−6アルキルピペリジニル)C1−6アルキル、(C1−6アルキルピロリジニル)C1−6アルキル、(ヒドロキシC1−6アルキル)1−6アルキル、(ヒドロキシC1−6アルキル)C1−6アルキル、(ヒドロキシC3−7シクロアルキル)C1−6アルキル、アミノ、アミノC1−6アルキル、C1−6アルコキシC1−6アルキル、C1−6アルコキシC1−6アルキルアミノ、C1−6アルキル、C1−6アルキルアミノ、C1−6アルキルピロリジニル、C3−7シクロアルキル、C3−7シクロアルキルアミノ、ジヒドロキシC1−6アルキル、ハロC1−6アルキルアミノ、ヒドロキシC1−6アルキル、モルホリノC1−6アルキル、モルホリニル、モルホリニルC1−6アルキル、オキサゾリルC1−6アルキル、オキソピペラジニルC1−6アルキル、ピラジニルC1−6アルキル、ピリジニルC1−6アルキル、ピロリジニル、ピロリジニルC1−6アルキル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロフラニルC1−6アルキル、又はテトラヒドロピラニルアミノであり;
    11は、Hである]であり、
    は、(C1−6アルキル)アミノ;
    1−6アルコキシC1−6アルキル(C1−6アルキル)アミノ;
    1−6アルキルアミノ;
    1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロフロ[3,4−c]ピロリル;
    1−6アルキルによって置換された1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロリル;
    1−6アルキルによって置換された1,4−ジアゼパニル;
    (C1−6アルキル)アミノC1−6アルキルによって置換された1,4−オキサゼパニル;
    1−6アルキルによって置換された1,7−ジアザスピロ[3.4]オクタニル;
    1−6アルキルによって置換された1,7−ジアザスピロ[4.4]ノナニル;
    (C1−6アルキル)アミノ、(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル、又はヒドロキシによって置換された2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロフロ[2,3−c]ピロリル;
    ハロC1−6アルキル、ハロゲン、ヒドロキシC1−6アルキル、C1−6アルコキシC1−6アルキル、C3−7シクロアルキル、及びC1−6アルキルより独立して選択される1又は2の置換基によって置換された2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロリル;
    1−6アルキルによって置換された2,3,3a,5,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,2−b]ピロリル;
    1−6アルキルによって置換された2,3,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジニル;
    1−6アルキルによって置換された2,6−ジアザビシクロ[3.2.0]ヘプタニル;
    1−6アルキルによって置換された2,6−ジアザスピロ[3.4]オクタニル;
    1−6アルキルによって置換された2,7−ジアザスピロ[4.4]ノナニル;
    1−6アルキルによって置換された2,8−ジアザスピロ[4.5]デカニル;
    ヒドロキシC1−6アルキル、C1−6アルコキシC1−6アルキル、又はC1−6アルキルによって置換された2,9−ジアザスピロ[4.5]デカニル;
    (C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル又は(C1−6アルキル)アミノによって置換された3,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピロリル;
    1−6アルキルによって置換された3,3a,4,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピリジニル;
    1−6アルキルによって置換された3,3a,4,6,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,2−c]ピリジニル;
    1−6アルキルによって置換された3,3a,5,6,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,2−b]ピリジニル;
    ヒドロキシ及びC1−6アルキルより独立して選択される1又は2の置換基によって置換された3,4,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,4−b]ピリジニル;
    1−6アルキルによって2回置換された3,4,6,6a−テトラヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピロリル;
    ハロゲン及びC1−6アルキルより独立して選択される1又は2の置換基によって置換された3,4,6,6a−テトラヒドロ−2H−ピロロ[3,4−b]ピロリル;
    3,4,6,7,8,8a−ヘキサヒドロ−1H−ピロロ[1,2−a]ピラジニル;
    1−6アルキルによって置換された3,6−ジアザビシクロ[3.2.0]ヘプタニル;
    1−6アルキルによって置換された3,8−ジアザビシクロ[4.2.0]オクタニル;
    (C1−6アルキル)アミノによって置換された3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサニル;
    (C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル又は(C1−6アルキル)アミノによって置換された5−アザスピロ[2.4]ヘプタニル;
    5−オキサ−2,8−ジアザスピロ[3.5]ノナニル;
    (C1−6アルキル)アミノによって置換された6−アザスピロ[3.4]オクタニル;
    1−6アルキルによって置換された6−オキサ−2,9−ジアザスピロ[4.5]デカニル;
    (C1−6アルキル)アミノによって置換されたヘキサヒドロ−1H−イソインドール−2(3H)−イル;
    1−6アルキルによって置換されたヘキサヒドロ−1H−ピロロ[3,4−b]ピリジン−6(2H)−イル;
    ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イル;
    1−6アルキルによって置換されたヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン−6(2H)−イル;
    モルホリニル(前記モルホリニルは、未置換であるか又は(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル、ヒドロキシC1−6アルキル、C1−6アルコキシC1−6アルキル、又はC1−6アルキルによって置換されている);
    オキサアザビシクロ[2.2.1]ヘプタニル;
    オキサアザビシクロ[3.1.1]ヘプタニル;
    オキサゼパニル;
    ハロC1−6アルキル、C3−7シクロアルキル、又はC1−6アルキルによって置換されたピペラジニル;
    ピペリジニル(前記ピペリジニルは、未置換であるか又は(C1−6アルキル)アミノ、(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル、C1−6アルコキシ、C1−6アルコキシC1−6アルキル(C1−6アルキル)アミノ、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシC1−6アルキル(C1−6アルキル)アミノ、及びピロリジニルより独立して選択される1又は2の置換基で置換されている);
    アミノC1−6アルキル及びハロC1−6アルキルより独立して選択される置換基によって1回又は2回置換されたピラゾリル;
    ピロリジニル(前記ピロリジニルは、未置換であるか又は(C1−6アルコキシC1−6アルキル(C1−6アルキル)アミノ)C1−6アルキル、(C1−6アルキル)アミノ、(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル、(C3−7シクロアルキル(C1−6アルキル)アミノ)C1−6アルキル、(C3−7シクロアルキルアミノ)C1−6アルキル、アミノ、アミノC1−6アルキル、C1−6アルコキシ、C1−6アルコキシC1−6アルキル(C1−6アルキル)アミノ、C1−6アルキル、C3−7シクロアルキル(C1−6アルキル)アミノ、C3−7シクロアルキルアミノ、ハロC1−6アルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシC1−6アルキル、ヒドロキシC1−6アルキル(C1−6アルキル)アミノ、モルホリノC1−6アルキル、及びピロリジニルC1−6アルキルより独立して選択される1、2又は3の置換基で置換されている);又は
    チオモルホリニルであり;
    は、H、ハロゲン、シアノ、又はC1−6アルコキシであり;
    は、H、ハロゲン、又はハロC1−6アルキルであり;
    は、H又はハロゲンであり;
    は、C1−6アルキルである、請求項1に記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩、又はエナンチオマー若しくはジアステレオマー。

  3. [式中:
    は、Hであり;
    は、カルボキシであり;
    は、Hであり;
    10は、(ジエチルアミノ)エチル、(ジメチルアミノ)ブチル、(ジメチルアミノ)エチル、(ジメチルアミノ)イソペンチル、(ジメチルアミノ)イソプロピル、(ジメチルアミノ)メチルプロピル、(エチルピロリジニル)メチル、(ヒドロキシシクロプロピル)メチル、(ヒドロキシメチル)エチル、(ヒドロキシメチル)エチル、(メチルアミノ)エチル、(メチルピペラジニル)エチル、(メチルピペリジニル)メチル、アミノ、アミノ(メチル)プロピル、アミノイソペンチル、シクロプロピル、シクロプロピルアミノ、ジヒドロキシプロピル、ジメチル(メチルアミノ)エチル、ジメチル(ピロリジニル)エチル、ジメチルアミノ、ジメチルアミノ(フェニル)エチル、エチル、エチルアミノ、エチルピロリジニル、ヒドロキシ(メチル)プロピル、ヒドロキシプロピル、メトキシエチル、メトキシエチルアミノ、メトキシメチル、メチル、メチルアミノ、メチルピロリジニル、モルホリニルエチル、モルホリニル、モルホリニルメチル、オキサゾリルメチル、オキソピペラジニルエチル、ピラジニルメチル、ピリジニルメチル、ピロリジニル、ピロリジニルメチル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロフラニルメチル、テトラヒドロピラニルアミノ、又はトリフルオロエチルアミノであり;
    11は、Hである]であり;
    は、ジメチルアミノ;((シクロプロピル(メチル)アミノ)メチル)ピロリジニル;((シクロプロピルアミノ)メチル)ピロリジニル;((ジエチルアミノ)メチル)モルホリニル;((ジメチルアミノ)メチル)フルオロピペリジニル;((ジメチルアミノ)メチル)フルオロピロリジニル;((ジメチルアミノ)メチル)ヒドロキシピロリジニル;((ジメチルアミノ)メチル)メチルピロリジニル;((ジメチルアミノ)メチル)モルホリニル;((ジメチルアミノ)メチル)ピペリジニル;((ジメチルアミノ)メチル)ピロリジニル;((メトキシエチル(メチル)アミノ)メチル)ピロリジニル;(シクロプロピル(メチル)アミノ)ピロリジニル;(シクロプロピルアミノ)ピロリジニル;(ジメチルアミノ)フルオロピロリジニル;(ジメチルアミノ)ヘキサヒドロ−1H−イソインドール−2(3H)−イル;(ジメチルアミノ)ヒドロキシピロリジニル;(ジメチルアミノ)メトキシピロリジニル;(ジメチルアミノ)メチル−1、4−オキサゼパニル;(ジメチルアミノ)メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロフロ[2,3−c]ピロリル;(ジメチルアミノ)メチル−3,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピロリル;(ジメチルアミノ)メチル−3,3−ジフルオロピロリジニル;(ジメチルアミノ)メチル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタニル;(ジメチルアミノ)メチルピロリジニル;(ジメチルアミノ)ピペリジニル;(ジメチルアミノ)ピロリジニル;(ヒドロキシエチル(メチル)アミノ)ピペリジニル;(ヒドロキシエチル(メチル)アミノ)ピロリジニル;(ヒドロキシエチル)モルホリニル;(ヒドロキシエチル)ピロリジニル;(ヒドロキシメチル)ピロリジニル;(メトキシエチル(メチル)アミノ)ピペリジニル;(メトキシエチル(メチル)アミノ)ピロリジニル;(メトキシメチル)モルホリニル;(モルホリニルメチル)ピロリジニル;(ピロリジニルメチル)ピロリジニル;(トリフルオロメチル)ピペラジニル;(トリフルオロメチル)ピラゾリル;1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロフロ[3,4−c]ピロリル;3,4,6,7,8,8a−ヘキサヒドロ−1H−ピロロ[1,2−a]ピラジニル;3a−(フルオロメチル)−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロリル;3a−フルオロ−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロリル;5−オキサ−2,8−ジアザスピロ[3.5]ノナニル;アミノ(トリフルオロメチル)ピロリジニル;アミノメチル(トリフルオロメチル)ピラゾリル;シクロプロピル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロリル;シクロプロピルピペラジニル;ジフルオロピロリジニル;ジメチル−3,4,6,6a−テトラヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピロリル;ジメチルアミノ−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロフロ[2,3−c]ピロリル;ジメチルアミノ−3,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピロリル;ジメチルアミノ−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサニル;ジメチルアミノ−5−アザスピロ[2.4]ヘプタニル;ジメチルアミノ−6−アザスピロ[3.4]オクタニル;エチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロリル;エチルピペラジニル;フルオロ(アミノメチル)ピロリジニル;フルオロ(ヒドロキシ)ピロリジニル;フルオロ(メチル)−3,4,6,6a−テトラヒドロ−2H−ピロロ[3,4−b]ピロリル;ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イル;ヒドロキシ(メチル)−3,4,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,4−b]ピリジニル;ヒドロキシ(メチル)ピロリジニル;ヒドロキシ(トリフルオロメチル)ピロリジニル;ヒドロキシ−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロフロ[2,3−c]ピロリル;ヒドロキシエチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロリル;ヒドロキシエチル−2,9−ジアザスピロ[4.5]デカニル;ヒドロキシメチル(メチル)ピロリジニル;ヒドロキシピペリジニル;ヒドロキシプロピル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロリル;ヒドロキシピロリジニル;イソプロピルピペラジニル;メトキシエチル(メチル)アミノ;メトキシエチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロリル;メトキシエチル−2,9−ジアザスピロ[4.5]デカニル;メトキシピペリジニル;メチル(プロピル)アミノ;メチル−1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロリル;メチル−1,4−ジアゼパニル;メチル−1,7−ジアザスピロ[3.4]オクタニル;メチル−1,7−ジアザスピロ[4.4]ノナニル;メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロリル;メチル−2,3,3a,5,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,2−b]ピロリル;メチル−2,3,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジニル;メチル−2,6−ジアザビシクロ[3.2.0]ヘプタニル;メチル−2,6−ジアザスピロ[3.4]オクタニル;メチル−2,7−ジアザスピロ[4.4]ノナニル;メチル−2,8−ジアザスピロ[4.5]デカニル;メチル−2,9−ジアザスピロ[4.5]デカニル;メチル−3,3a,4,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピリジニル;メチル−3,3a,4,6,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,2−c]ピリジニル;メチル−3,3a,5,6,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,2−b]ピリジニル;メチル−3,4,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,4−b]ピリジニル;メチル−3,6−ジアザビシクロ[3.2.0]ヘプタニル;メチル−3,8−ジアザビシクロ[4.2.0]オクタニル;メチル−6−オキサ−2,9−ジアザスピロ[4.5]デカニル;メチルアミノ;メチルヘキサヒドロ−1H−ピロロ[3,4−b]ピリジン−6(2H)−イル;メチルヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン−6(2H)−イル;メチルモルホリニル;メチルピペラジニル;メチルピロリジニル;モルホリニル;オキサアザビシクロ[2.2.1]ヘプタニル;オキサアザビシクロ[3.1.1]ヘプタニル;オキサゼパニル;ピペリジニル;ピロリジニル;ピロリジニルピペリジニル;又はチオモルホリニルであり;
    は、H、フルオロ、クロロ、シアノ、又はメトキシであり;
    は、H、フルオロ、クロロ、又はトリフルオロメチルであり;
    は、H、フルオロ、又はクロロであり;
    は、メチル又はエチルである、請求項2に記載の化合物、又はその医薬的に許容される塩、又はエナンチオマー若しくはジアステレオマー。
  4. 10がC1−6アルキル又はC1−6アルキルアミノである、請求項2に記載の化合物。
  5. 10がメチル又はメチルアミノである、請求項4に記載の化合物。
  6. が、C1−6アルキルによって置換された2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロリル;(C1−6アルキル)アミノによって置換されたピロリジニル;(C1−6アルキル)アミノによって置換された3,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピロリル;(C1−6アルキル)アミノによって置換された2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロフロ[2,3−c]ピロリル;又はC1−6アルキルによって置換された2,3,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジニルである、請求項4に記載の化合物。
  7. が、(ジメチルアミノ)ピロリジニル;メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロリル;ジメチルアミノ−3,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピロリル;ジメチルアミノ−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロフロ[2,3−c]ピロリル;又はメチル−2,3,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジニルである、請求項6に記載の化合物。
  8. がハロゲンである、請求項6に記載の化合物。
  9. がフルオロ又はクロロである、請求項8に記載の化合物。
  10. がHである、請求項8に記載の化合物。

  11. [式中:
    は、Hであり;
    は、カルボキシであり;
    は、Hであり;
    10は、C1−6アルキル又はC1−6アルキルアミノであり;
    11は、Hである]であり;
    は、C1−6アルキルによって置換された2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロリル;(C1−6アルキル)アミノによって置換されたピロリジニル;(C1−6アルキル)アミノによって置換された3,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピロリル;(C1−6アルキル)アミノによって置換された2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロフロ[2,3−c]ピロリル;又はC1−6アルキルによって置換された2,3,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジニルであり;
    は、H、ハロゲン、又はシアノであり;
    は、ハロゲンであり;
    は、Hであり;
    は、C1−6アルキルである、請求項2に記載の化合物、又はその医薬的に許容される塩、又はエナンチオマー若しくはジアステレオマー。

  12. [式中:
    は、Hであり;
    は、カルボキシであり;
    は、Hであり;
    10は、メチル又はメチルアミノであり;
    11は、Hである]であり;
    は、(ジメチルアミノ)ピロリジニル;メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロリル;ジメチルアミノ−3,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピロリル;ジメチルアミノ−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロフロ[2,3−c]ピロリル;又はメチル−2,3,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジニルであり;
    は、H、フルオロ、クロロ、又はシアノであり;
    は、フルオロ又はクロロであり;
    は、Hであり;
    は、メチルである、請求項11に記載の化合物、又はその医薬的に許容される塩、又はエナンチオマー若しくはジアステレオマー。

  13. [式中:
    は、Hであり;
    は、カルボキシであり;
    は、Hであり;
    10は、(C1−6アルキルピロリジニル)C1−6アルキル、(ヒドロキシC1−6アルキル)C1−6アルキル、アミノ、C1−6アルコキシC1−6アルキル、C1−6アルコキシC1−6アルキルアミノ、C1−6アルキル、C1−6アルキルアミノ、ハロC1−6アルキルアミノ、モルホリニル、又はピロリジニルであり;
    11は、Hである]であり;
    は、(C1−6アルキル)アミノ;
    1−6アルキルによって置換された1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロリル;
    (C1−6アルキル)アミノC1−6アルキルによって置換された1,4−オキサゼパニル;
    1−6アルキルによって置換された1,7−ジアザスピロ[3.4]オクタニル;
    (C1−6アルキル)アミノC1−6アルキルによって置換された2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロフロ[2,3−c]ピロリル;
    ハロC1−6アルキル、ハロゲン、ヒドロキシC1−6アルキル、C1−6アルコキシC1−6アルキル、及びC1−6アルキルより独立して選択される1又は2の置換基によって置換された2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロリル;
    1−6アルキルによって置換された2,3,3a,5,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,2−b]ピロリル;
    1−6アルキルによって置換された2,3,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジニル;
    1−6アルキルによって置換された2,6−ジアザビシクロ[3.2.0]ヘプタニル;
    1−6アルキルによって置換された2,7−ジアザスピロ[4.4]ノナニル;
    1−6アルキルによって置換された2,8−ジアザスピロ[4.5]デカニル;
    1−6アルコキシC1−6アルキル又はC1−6アルキルによって置換された2,9−ジアザスピロ[4.5]デカニル;
    (C1−6アルキル)アミノによって置換された3,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピロリル;
    1−6アルキルによって置換された3,3a,4,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピリジニル;
    1−6アルキルによって置換された3,3a,4,6,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,2−c]ピリジニル;
    1−6アルキルによって置換された3,3a,5,6,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,2−b]ピリジニル;
    1−6アルキルによって置換された3,4,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,4−b]ピリジニル;
    1−6アルキルによって2回置換された3,4,6,6a−テトラヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピロリル;
    ハロゲン及びC1−6アルキルより独立して選択される1又は2の置換基によって置換された3,4,6,6a−テトラヒドロ−2H−ピロロ[3,4−b]ピロリル;
    3,4,6,7,8,8a−ヘキサヒドロ−1H−ピロロ[1,2−a]ピラジニル;
    1−6アルキルによって置換された3,6−ジアザビシクロ[3.2.0]ヘプタニル;
    1−6アルキルによって置換された3,8−ジアザビシクロ[4.2.0]オクタニル;
    (C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル又は(C1−6アルキル)アミノによって置換された5−アザスピロ[2.4]ヘプタニル;
    (C1−6アルキル)アミノによって置換されたヘキサヒドロ−1H−イソインドール−2(3H)−イル;
    1−6アルキルによって置換されたヘキサヒドロ−1H−ピロロ[3,4−b]ピリジン−6(2H)−イル;
    ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イル;
    モルホリニル(前記モルホリニルは、未置換であるか又は(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキルによって置換されている);
    1−6アルキルによって置換されたピペラジニル;
    (C1−6アルキル)アミノ、(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル、C1−6アルコキシC1−6アルキル(C1−6アルキル)アミノ、ヒドロキシC1−6アルキル(C1−6アルキル)アミノ、又はピロリジニルによって置換されたピペリジニル;又は
    (C1−6アルキル)アミノ、(C1−6アルコキシC1−6アルキル(C1−6アルキル)アミノ)C1−6アルキル、(C1−6アルキル)アミノ、(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル、C1−6アルコキシ、C1−6アルコキシC1−6アルキル(C1−6アルキル)アミノ、C1−6アルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシC1−6アルキル(C1−6アルキル)アミノ、又はピロリジニルC1−6アルキルより独立して選択される1、2又は3の置換基によって置換されたピロリジニルであり;
    は、H、ハロゲン、又はシアノであり;
    は、H、ハロゲン、又はハロC1−6アルキルであり;
    は、H又はハロゲンであり;
    は、C1−6アルキルである、請求項2に記載の化合物、又はその医薬的に許容される塩、又はエナンチオマー若しくはジアステレオマー。

  14. [式中:
    は、Hであり;
    は、カルボキシであり;
    は、Hであり;
    10は、アミノ、C1−6アルコキシC1−6アルキル、C1−6アルコキシC1−6アルキルアミノ、C1−6アルキル、C1−6アルキルアミノ、ハロC1−6アルキルアミノ、又はヒドロキシC1−6アルキルであり;
    11は、Hである]であり;
    は、(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキルによって置換された1,4−オキサゼパニル;
    1−6アルキルによって置換された1,7−ジアザスピロ[3.4]オクタニル;
    (C1−6アルキル)アミノC1−6アルキルによって置換された2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロフロ[2,3−c]ピロリル;
    ハロC1−6アルキル、ハロゲン、ヒドロキシC1−6アルキル、C1−6アルコキシC1−6アルキル、及びC1−6アルキルより独立して選択される1又は2の置換基によって置換された2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロリル;
    1−6アルキルによって置換された2,3,3a,5,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,2−b]ピロリル;
    1−6アルキルによって置換された2,6−ジアザビシクロ[3.2.0]ヘプタニル;
    1−6アルキルによって置換された3,3a,4,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピリジニル;
    1−6アルキルによって置換された3,3a,4,6,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,2−c]ピリジニル;
    1−6アルキルによって置換された3,3a,5,6,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,2−b]ピリジニル;
    1−6アルキルによって2回置換された3,4,6,6a−テトラヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピロリル;
    ハロゲン及びC1−6アルキルより独立して選択される1又は2の置換基によって置換された3,4,6,6a−テトラヒドロ−2H−ピロロ[3,4−b]ピロリル;
    (C1−6アルキル)アミノによって置換さたヘキサヒドロ−1H−イソインドール−2(3H)−イル;
    1−6アルキルによって置換されたヘキサヒドロ−1H−ピロロ[3,4−b]ピリジン−6(2H)−イル;
    (C1−6アルキル)アミノC1−6アルキルによって置換されたモルホリニル;
    (C1−6アルキル)アミノ、(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル、C1−6アルコキシC1−6アルキル(C1−6アルキル)アミノ、ヒドロキシC1−6アルキル(C1−6アルキル)アミノ、又はピロリジニルによって置換されたピペリジニル;又は
    (C1−6アルコキシC1−6アルキル(C1−6アルキル)アミノ)C1−6アルキル、(C1−6アルキル)アミノ、(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル、C1−6アルコキシ、C1−6アルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、又はピロリジニルC1−6アルキルより独立して選択される1又は2の置換基によって置換されたピロリジニルであり;
    は、H、ハロゲン、又はシアノであり;
    は、H又はハロゲンであり;
    は、H又はハロゲンであり;
    は、C1−6アルキルである、請求項13に記載の化合物、又はその医薬的に許容される塩、又はエナンチオマー若しくはジアステレオマー。

  15. [式中:
    は、Hであり;
    は、カルボキシであり;
    は、Hであり;
    10は、(ヒドロキシメチル)エチル、アミノ、エチル、エチルアミノ、メトキシエチルアミノ、メトキシメチル、メチル、メチルアミノ、トリフルオロエチルアミノであり;
    11は、Hである]であり;
    は、((ジエチルアミノ)メチル)モルホリニル;((ジメチルアミノ)メチル)フルオロピロリジニル;((ジメチルアミノ)メチル)ヒドロキシピロリジニル;((ジメチルアミノ)メチル)メチルピロリジニル;((ジメチルアミノ)メチル)モルホリニル;((ジメチルアミノ)メチル)ピペリジニル;((ジメチルアミノ)メチル)ピロリジニル;((メトキシエチル(メチル)アミノ)メチル)ピロリジニル;(ジメチルアミノ)ヘキサヒドロ−1H−イソインドール−2(3H)−イル;(ジメチルアミノ)ヒドロキシピロリジニル;(ジメチルアミノ)メトキシピロリジニル;(ジメチルアミノ)メチル−1,4−オキサゼパニル;(ジメチルアミノ)メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロフロ[2,3−c]ピロリル;(ジメチルアミノ)メチルピロリジニル;(ジメチルアミノ)ピペリジニル;(ジメチルアミノ)ピロリジニル;(ヒドロキシエチル(メチル)アミノ)ピペリジニル;(メトキシエチル(メチル)アミノ)ピペリジニル;(ピロリジニルメチル)ピロリジニル;3a−(フルオロメチル)−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロリル;ジメチル−3,4,6,6a−テトラヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピロリル;エチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロリル;フルオロ(メチル)−3,4,6,6a−テトラヒドロ−2H−ピロロ[3,4−b]ピロリル;ヒドロキシエチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロリル;ヒドロキシプロピル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロリル;メトキシエチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロリル;メチル−1,7−ジアザスピロ[3.4]オクタニル;メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロリル;メチル−2,3,3a,5,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,2−b]ピロリル;メチル−2,6−ジアザビシクロ[3.2.0]ヘプタニル;メチル−3,3a,4,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピリジニル;メチル−3,3a,4,6,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,2−c]ピリジニル;メチル−3,3a,5,6,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,2−b]ピリジニル;メチルヘキサヒドロ−1H−ピロロ[3,4−b]ピリジン−6(2H)−イル;又はピロリジニルピペリジニルであり;
    は、H、フルオロ、又はシアノであり;
    は、H、フルオロ、又はクロロであり;
    は、H又はフルオロであり;
    は、メチル又はエチルである、請求項14に記載の化合物、又はその医薬的に許容される塩、又はエナンチオマー若しくはジアステレオマー。

  16. [式中:
    は、Hであり;
    は、カルボキシであり;
    は、Hであり;
    10は、(C1−6アルキルアミノ)C1−6アルキル、(C1−6アルキルピペリジニル)C1−6アルキル、(ヒドロキシC1−6アルキル)1−6アルキル、(ヒドロキシC1−6アルキル)C1−6アルキル、アミノC1−6アルキル、C1−6アルコキシC1−6アルキルアミノ、C1−6アルキル、C1−6アルキルアミノ、ヒドロキシC1−6アルキル、モルホリニル、モルホリニルC1−6アルキル、ピラジニルC1−6アルキル、ピロリジニル、ピロリジニルC1−6アルキルであり;
    11は、Hである]であり;
    は、(C1−6アルキル)アミノ;
    1−6アルコキシC1−6アルキル(C1−6アルキル)アミノ;
    1−6アルキルアミノ;
    (C1−6アルキル)アミノC1−6アルキルによって置換された1,4−オキサゼパニル;
    1−6アルキルによって置換された1,7−ジアザスピロ[3.4]オクタニル;
    1−6アルキルによって置換された2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロリル;
    1−6アルキルによって置換された2,6−ジアザスピロ[3.4]オクタニル;
    1−6アルキルによって置換された2,7−ジアザスピロ[4.4]ノナニル;
    1−6アルキルによって置換された2,8−ジアザスピロ[4.5]デカニル;
    ヒドロキシC1−6アルキルによって置換された2,9−ジアザスピロ[4.5]デカニル;
    1−6アルキルによって置換された3,3a,4,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピリジニル;
    1−6アルキルによって置換された3,3a,4,6,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,2−c]ピリジニル;
    1−6アルキルによって置換された3,8−ジアザビシクロ[4.2.0]オクタニル;
    ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イル;
    1−6アルキルによって置換されたヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン−6(2H)−イル;
    モルホリニル(前記モルホリニルは、未置換であるか又は(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル又はC1−6アルキルによって置換されている);
    ヒドロキシ、(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル、又は(C1−6アルキル)アミノによって置換されたピペリジニル;
    アミノC1−6アルキル及びハロC1−6アルキルによって2回置換されたピラゾリル;
    (C1−6アルキル)アミノ、(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル、アミノC1−6アルキル、C1−6アルキル、ハロC1−6アルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシC1−6アルキル、又はピロリジニルC1−6アルキルによって置換されたピロリジニル;又は
    チオモルホリニルであり;
    は、H、ハロゲン、又はシアノであり;
    は、H又はハロゲンであり;
    は、H又はハロゲンであり;
    は、C1−6アルキルである、請求項2に記載の化合物、又はその医薬的に許容される塩、又はエナンチオマー若しくはジアステレオマー。

  17. [式中:
    は、Hであり;
    は、カルボキシであり;
    は、Hであり;
    10は、(ヒドロキシメチル)エチル、(ヒドロキシメチル)エチル、(メチルアミノ)エチル、(メチルピペリジニル)メチル、アミノ(メチル)プロピル、アミノイソペンチル、エチル、ヒドロキシ(メチル)プロピル、ヒドロキシプロピル、メトキシエチルアミノ、メチル、メチルアミノ、モルホリニル、モルホリニルメチル、ピラジニルメチル、ピロリジニル、又はピロリジニルメチルであり;
    11は、Hである]であり;
    は、((ジエチルアミノ)メチル)モルホリニル;((ジメチルアミノ)メチル)モルホリニル;((ジメチルアミノ)メチル)ピペリジニル;((ジメチルアミノ)メチル)ピロリジニル;(ジメチルアミノ)メチル−1,4−オキサゼパニル;(ジメチルアミノ)メチルピロリジニル;(ジメチルアミノ)ピペリジニル;(ジメチルアミノ)ピロリジニル;(ヒドロキシエチル)ピロリジニル;(ヒドロキシメチル)ピロリジニル;(ピロリジニルメチル)ピロリジニル;アミノメチル(トリフルオロメチル)ピラゾリル;ジメチルアミノ;フルオロ(アミノメチル)ピロリジニル;フルオロ(ヒドロキシ)ピロリジニル;ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イル;ヒドロキシ(トリフルオロメチル)ピロリジニル;ヒドロキシエチル−2,9−ジアザスピロ[4.5]デカニル;ヒドロキシピペリジニル;ヒドロキシピロリジニル;メトキシエチル(メチル)アミノ;メチル−1,7−ジアザスピロ[4.4]ノナニル;メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロリル;メチル−2,6−ジアザスピロ[3.4]オクタニル;メチル−2,7−ジアザスピロ[4.4]ノナニル;メチル−2,8−ジアザスピロ[4.5]デカニル;メチル−3,3a,4,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピリジニル;メチル−3,3a,4,6,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,2−c]ピリジニル;メチル−3,8−ジアザビシクロ[4.2.0]オクタニル;メチルアミノ;メチルヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン−6(2H)−イル;メチルモルホリニル;モルホリニル;又はチオモルホリニルであり;
    は、H、フルオロ、クロロ、又はシアノであり;
    は、H、フルオロ、又はクロロであり;
    は、H又はフルオロであり;
    は、メチル又はエチルである、請求項16に記載の化合物、又はその医薬的に許容される塩、又はエナンチオマー若しくはジアステレオマー。
  18. 6−[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−4−オキソ−1−ピロリジン−3−イル−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(モルホリン−3−イルメチル)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−[(1−エチルピロリジン−2−イル)メチル]−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(2−オキサ−5−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−5−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−エチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−4−[2−メトキシエチル(メチル)アミノ]−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−エチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[メチル(プロピル)アミノ]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−エチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[3−(トリフルオロメチル)ピペラジン−1−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−4−[2−(メトキシメチル)モルホリン−4−イル]−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−4−オキソ−1−(ピロリジン−2−イルメチル)−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[2−[(ジメチルアミノ)メチル]ピロリジン−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(2R)−2−[(ジメチルアミノ)メチル]ピロリジン−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(2S)−2−[(ジメチルアミノ)メチル]ピロリジン−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[4−(アミノメチル)−3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−1−イル]−8−(エチルアミノ)−6−フルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−エチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−(3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル)−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−(ジメチルアミノ)−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(1,1−ジメチル−2−ピロリジン−1−イル−エチル)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−エチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−(ジメチルアミノ)−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−エチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−(ジメチルアミノ)−6,7−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−エチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−4−オキソ−1−テトラヒドロフラン−3−イル−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−[2−(ジメチルアミノ)エチル]−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[3−(アミノメチル)−3−フルオロ−ピロリジン−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(2−メトキシエチル)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[6−フルオロ−4−[3−ヒドロキシ−3−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル]−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−[2−(メチルアミノ)エチル]−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[3−アミノ−3−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[8−(エチルアミノ)−6−フルオロ−4−[3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−1−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−4−オキソ−1−ピロリジン−3−イル−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−4−オキソ−1−(4−ピリジルメチル)−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(モルホリン−3−イルメチル)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−[(1−メチル−4−ピペリジル)メチル]−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−4−[2−メトキシエチル(メチル)アミノ]−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[8−(エチルアミノ)−6−フルオロ−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−4−オキソ−1−ピロリジン−3−イル−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピル)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[(2S)−2−メチルモルホリン−4−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[6−フルオロ−4,8−ビス(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(モルホリン−3−イルメチル)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    1−(2−アミノ−2−メチル−プロピル)−6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−4−オキソ−1−(テトラヒドロフラン−2−イルメチル)−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−4−(4−メトキシ−1−ピペリジル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−4−[2−メトキシエチル(メチル)アミノ]−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(モルホリン−3−イルメチル)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(モルホリン−2−イルメチル)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−4−(4−ヒドロキシ−1−ピペリジル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−[2−ヒドロキシ−1−(ヒドロキシメチル)−1−メチル−エチル]−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(2−ヒドロキシ−1−メチル−エチル)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−ピロリジン−1−イル−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[6−フルオロ−4−(3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[(2R)−2−メチルモルホリン−4−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[(2S)−2−メチルモルホリン−4−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(2−ヒドロキシ−1−メチル−エチル)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(2−ヒドロキシプロピル)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[6−フルオロ−4−[3−(ヒドロキシメチル)ピロリジン−1−イル]−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−(ジメチルアミノ)−6,7−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−4−オキソ−1−ピロリジン−3−イル−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(1−ピペリジル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    1−(2−アミノ−3−メチル−ブチル)−6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−4−オキソ−1−(ピラジン−2−イルメチル)−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[6−フルオロ−4−(3−ヒドロキシ−3−メチル−ピロリジン−1−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(1,4−オキサゼパン−4−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[2−[(ジメチルアミノ)メチル]モルホリン−4−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−(1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロフロ[3,4−c]ピロール−5−イル)−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[7−クロロ−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−ピロリジン−1−イル−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−4−オキソ−1−ピロリジン−3−イル−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−チオモルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[6−フルオロ−4−[3−(2−ヒドロキシエチル)ピロリジン−1−イル]−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[7−クロロ−4−(ジメチルアミノ)−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−4−オキソ−1−ピロリジン−3−イル−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    1−[2−(ジメチルアミノ)−2−メチル−プロピル]−6−[6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    1−[2−(ジメチルアミノ)−1−メチル−エチル]−6−[6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−モルホリノ−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    1−[2−(ジエチルアミノ)エチル]−6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−[2−(ジメチルアミノ)−2−フェニル−エチル]−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−イル]−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[6,7−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−ピロリジン−1−イル−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−4−オキソ−1−ピロリジン−3−イル−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−4−[(2S)−2−(ヒドロキシメチル)ピロリジン−1−イル]−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[2−[(ジメチルアミノ)メチル]モルホリン−4−イル]−6,7−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−[2−(ジメチルアミノ)ブチル]−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[3−[(ジメチルアミノ)メチル]−1−ピペリジル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(1−メチルピロリジン−3−イル)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−4−[trans−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−ピロリジン−1−イル]−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−4−[trans−3−ヒドロキシ−4−メチル−ピロリジン−1−イル]−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−4−[3−(ヒドロキシメチル)−3−メチル−ピロリジン−1−イル]−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(オキサゾール−5−イルメチル)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[cis−3−[(ジメチルアミノ)メチル]−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロフロ[2,3−c]ピロール−5−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    (S)−6−(5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(ピロリジン−1−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−4−オキソ−1−(ピロリジン−3−イル)−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(4−(6−((ジメチルアミノ)メチル)−1,4−オキサゼパン−4−イル)−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−4−オキソ−1−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(4−(3−((ジメチルアミノ)メチル)−3−フルオロピロリジン−1−イル)−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(4−(3−((ジメチルアミノ)メチル)−3−フルオロピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(4−(3−((ジメチルアミノ)メチル)ピペリジン−1−イル)−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    1−シクロプロピル−6−[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(cis−5−(2−メトキシエチル)−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−チオモルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−チオモルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−4−オキソ−1−(ピロリジン−3−イル)−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(4−(3−((シクロプロピル(メチル)アミノ)メチル)ピロリジン−1−イル)−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(4−(3−((ジメチルアミノ)メチル)−3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(4−(3−((ジメチルアミノ)メチル)−3−メチルピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(4−(3−((ジメチルアミノ)メチル)−3−メチルピロリジン−1−イル)−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−6,7−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(4−(3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−8−(エチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(5,7−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(4−(3−((ジメチルアミノ)メチル)ピロリジン−1−イル)−8−(エチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(4−(ジメチルアミノ)−5,7−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−4−オキソ−1−(ピロリジン−3−イル)−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(4−(3−((ジメチルアミノ)メチル)−3−フルオロピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(4−(3−((ジメチルアミノ)メチル)−3−フルオロピロリジン−1−イル)−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(cis−1−メチルヘキサヒドロ−1H−ピロロ[3,4−b]ピリジン−6(2H)−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(cis−1−メチルヘキサヒドロ−1H−ピロロ[3,4−b]ピリジン−6(2H)−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(cis−4−メチルヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン−6(2H)−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(cis−4−メチルヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン−6(2H)−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(4−(3−(シクロプロピルアミノ)ピロリジン−1−イル)−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(4−(3−(シクロプロピルアミノ)ピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(4−(3−(シクロプロピル(メチル)アミノ)ピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(5−クロロ−4−(ジメチルアミノ)−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(4−(3−(シクロプロピル(メチル)アミノ)ピロリジン−1−イル)−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    1−(シクロプロピルアミノ)−6−(4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−(3a−フルオロ−5−メチル−3,4,6,6a−テトラヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−(3a−フルオロ−5−メチル−3,4,6,6a−テトラヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(5−クロロ−4−(3−((ジメチルアミノ)メチル)ピロリジン−1−イル)−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−8−(エチルアミノ)−6−(トリフルオロメチル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[3a−(フルオロメチル)−5−メチル−3,4,6,6a−テトラヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[3a−(フルオロメチル)−5−メチル−3,4,6,6a−テトラヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(4−(3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル)−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−エチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(8−(エチルアミノ)−6−フルオロ−4−(3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(4−(6−オキサ−3−アザビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−エチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(5,6−ジフルオロ−4−(3−ヒドロキシ−3−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−(1−メチルピロリジン−3−イル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(5,6−ジフルオロ−4−((2−メトキシエチル)(メチル)アミノ)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(3−メチルピロリジン−1−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(5,6−ジフルオロ−4−(ヘキサヒドロピラジノ[2,1−c][1,4]オキサジン−8(1H)−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(4−(3−((ジメチルアミノ)メチル)ピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(4−(3−((シクロプロピルアミノ)メチル)ピロリジン−1−イル)−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(4−(3−((シクロプロピルアミノ)メチル)ピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(6−クロロ−4−(2−((ジメチルアミノ)メチル)モルホリノ)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(6−クロロ−4−(3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(4−(ジメチルアミノ)−8−(エチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−4−オキソ−1−(ピロリジン−3−イル)−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(6−フルオロ−4−(3−(((2−メトキシエチル)(メチル)アミノ)メチル)ピロリジン−1−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(5,6−ジフルオロ−4−(3−(((2−メトキシエチル)(メチル)アミノ)メチル)ピロリジン−1−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(4−(4−((ジメチルアミノ)メチル)−3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(4−(4−((ジメチルアミノ)メチル)−3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル)−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(3−ヒドロキシ−1−メチル−プロピル)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−((1−ヒドロキシシクロプロピル)メチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−(2−モルホリノエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−4−オキソ−1−(2−(3−オキソピペラジン−1−イル)エチル)−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(4−(2−((ジエチルアミノ)メチル)モルホリノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    (S)−6−(4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−4−オキソ−1−(ピロリジン−3−イル)−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    (R)−6−(5,6−ジフルオロ−4−(3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(4−trans−(3−(ジメチルアミノ)−4−メチルピロリジン−1−イル)−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(2S)−2−[(ジメチルアミノ)メチル]ピロリジン−1−イル]−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−4−オキソ−1−(2,2,2−トリフルオロエチルアミノ)−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(2S)−2−[(ジメチルアミノ)メチル]ピロリジン−1−イル]−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−4−オキソ−1−(テトラヒドロピラン−4−イルアミノ)−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    (R)−6−(4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−4−オキソ−1−(ピロリジン−3−イル)−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    (R)−6−(5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(ピロリジン−1−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−4−オキソ−1−(ピロリジン−3−イル)−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    (S)−6−(4−(6−((ジメチルアミノ)メチル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(4−((3S,4S)−3−(ジメチルアミノ)−4−メトキシピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(4−((3S,4S)−3−(ジメチルアミノ)−4−フルオロピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(4−((3R,4S)−3−(ジメチルアミノ)−4−メチルピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    (S)−6−(4−(2−((ジメチルアミノ)メチル)ピロリジン−1−イル)−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    (S)−6−(5,6−ジフルオロ−4−(3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    (S)−6−(5,6−ジフルオロ−4−(3−(ヒドロキシメチル)ピロリジン−1−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    (R)−6−(5,6−ジフルオロ−4−(3−(ヒドロキシメチル)ピロリジン−1−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    (S)−6−(4−(2−((ジメチルアミノ)メチル)ピロリジン−1−イル)−8−(エチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(4−trans−(3−(ジメチルアミノ)−4−メチルピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(4−trans−(3−(ジメチルアミノ)−4−フルオロピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(4−trans−(3−(ジメチルアミノ)−4−フルオロピロリジン−1−イル)−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(4−trans−(3−(ジメチルアミノ)−4−メトキシピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(4−trans−(3−(ジメチルアミノ)−4−メトキシピロリジン−1−イル)−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    (S)−6−(4−(2−((ジメチルアミノ)メチル)ピロリジン−1−イル)−6,7−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    (S)−6−(5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(3−(ピロリジン−1−イルメチル)ピロリジン−1−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    (S)−6−(5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(3−(モルホリノメチル)ピロリジン−1−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(4−((3aR,4R,7aS)−4−(ジメチルアミノ)ヘキサヒドロ−1H−イソインドール−2(3H)−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[8−(エチルアミノ)−6−フルオロ−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−4−オキソ−1−ピロリジン−3−イル−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−[2−(ジメチルアミノ)−2−メチル−プロピル]−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−モルホリノ−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(ジメチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[2−[(ジメチルアミノ)メチル]モルホリン−4−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[4−(ジメチルアミノ)−1−ピペリジル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[4−[(ジメチルアミノ)メチル]−1−ピペリジル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(4−メチルピペラジン−1−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(4−メチル−1,4−ジアゼパン−1−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[3−[(ジメチルアミノ)メチル]−1−ピペリジル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[6−フルオロ−4−(cis−1−メチル−3,3a,4,6,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−5−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(9−メチル−2,9−ジアザスピロ[4.5]デカン−2−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[3−(ジメチルアミノ)−1−ピペリジル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[cis−1−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−5−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[cis−1−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−5−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−4−[9−(2−ヒドロキシエチル)−2,9−ジアザスピロ[4.5]デカン−2−イル]−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−4−[9−(2−メトキシエチル)−2,9−ジアザスピロ[4.5]デカン−2−イル]−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−4−(cis−1−メチル−3,3a,4,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−6−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−4−[3−[2−メトキシエチル(メチル)アミノ]−1−ピペリジル]−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−4−[3−[2−メトキシエチル(メチル)アミノ]ピロリジン−1−イル]−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−4−(cis−1−メチル−3,3a,4,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−6−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−4−[3−[2−ヒドロキシエチル(メチル)アミノ]ピロリジン−1−イル]−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−4−[3−[2−ヒドロキシエチル(メチル)アミノ]−1−ピペリジル]−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(9−メチル−6−オキサ−2,9−ジアザスピロ[4.5]デカン−2−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(4−ピロリジン−1−イル−1−ピペリジル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−(4−シクロプロピルピペラジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[cis−5−(2−ヒドロキシエチル)−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(2−ヒドロキシ−1−メチル−エチル)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[7−(ジメチルアミノ)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−ピロリジン−1−イル−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[cis−1−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−5−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[cis−1−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−5−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[6−フルオロ−4−(cis−1−メチル−3,3a,4,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−6−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[6−フルオロ−4−(cis−1−メチル−3,3a,4,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−6−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(cis−8−メチル−3,8−ジアザビシクロ[4.2.0]オクタン−3−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(cis−8−メチル−3,8−ジアザビシクロ[4.2.0]オクタン−3−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[3−(ジメチルアミノ)−1−ピペリジル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−[(1S)−2−ヒドロキシ−1−メチル−エチル]−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(2S)−2−[(ジメチルアミノ)メチル]ピロリジン−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−cis−(4R)−[(ジメチルアミノ)メチル]−3,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピロール−2−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(8aS)−3,4,6,7,8,8a−ヘキサヒドロ−1H−ピロロ[1,2−a]ピラジン−2−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(8aR)−3,4,6,7,8,8a−ヘキサヒドロ−1H−ピロロ[1,2−a]ピラジン−2−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−cis−(4R)−(ジメチルアミノ)−3,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピロール−2−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[cis−3−(ジメチルアミノ)−4−ヒドロキシ−ピロリジン−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[cis−3−(ジメチルアミノ)−4−ヒドロキシ−ピロリジン−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−4−[2−(2−ヒドロキシエチル)モルホリン−4−イル]−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(4−メチルピペラジン−1−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[cis−2−メチル−1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−5−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(2−メチル−2,6−ジアザスピロ[3.4]オクタン−6−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(7−メチル−2,7−ジアザスピロ[4.4]ノナン−2−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(1−メチル−1,8−ジアザスピロ[4.5]デカン−8−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(2−メチル−2,8−ジアザスピロ[4.5]デカン−8−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−4−(1−メチル−3,4,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,4−b]ピリジン−6−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−(4−エチルピペラジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−4−(4−イソプロピルピペラジン−1−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−4−(4−メチル−2,3,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン−6−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−4−(4−メチル−2,3,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン−6−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(1−メチル−1,7−ジアザスピロ[3.4]オクタン−7−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(1−メチル−1,7−ジアザスピロ[3.4]オクタン−7−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(1−メチル−1,7−ジアザスピロ[4.4]ノナン−7−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(1−メチル−1,7−ジアザスピロ[4.4]ノナン−7−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−4−(cis−4−メチル−2,3,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン−6−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−4−(cis−4−メチル−2,3,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン−6−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−4−(5−メチル−3,3a,4,6,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−1−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−4−(5−メチル−3,3a,4,6,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−1−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−4−(cis−1−メチル−2,3,3a,5,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,2−b]ピロール−4−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−4−(4−メチル−3,3a,5,6,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−1−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−4−(4−メチル−3,3a,5,6,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−1−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(cis−6−メチル−2,6−ジアザビシクロ[3.2.0]ヘプタン−2−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−4−(cis−1−メチル−2,3,3a,5,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,2−b]ピロール−4−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[(2S)−2−メチルモルホリン−4−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−4−オキソ−1−[(1S)−2−ヒドロキシ−1−メチル−エチル]−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    (1R)−6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[(2S)−2−メチルモルホリン−4−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−4−オキソ−1−ピロリジン−3−イル−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[cis−6−メチル−3,6−ジアザビシクロ[3.2.0]ヘプタン−3−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(3S)−3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−イル]−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(3S)−3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(3S)−3−[(ジメチルアミノ)メチル]ピロリジン−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(3R)−3−[(ジメチルアミノ)メチル]ピロリジン−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(3R)−3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(3R)−3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(エチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−ピロリジン−1−イル−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−4−オキソ−1−ピロリジン−3−イル−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[cis−1−(3−ヒドロキシプロピル)−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−5−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[cis−1−(2−ヒドロキシエチル)−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−5−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(4−(1−(ジメチルアミノ)−6−アザスピロ[3.4]オクタン−6−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(4−((1R,5S,6S)−6−(ジメチルアミノ)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−6−クロロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−6−クロロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−6−クロロ−5−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−6−クロロ−5−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−5−クロロ−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(5−クロロ−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−モルホリノ−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−5−クロロ−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−(3a,5−ジメチル−3,4,6,6a−テトラヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル)−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−(3a,5−ジメチル−3,4,6,6a−テトラヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル)−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−5−シアノ−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−5−シアノ−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[6−クロロ−4−(cis−3−ヒドロキシ−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロフロ[2,3−c]ピロール−5−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[6−クロロ−4−[cis−3−(ジメチルアミノ)−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロフロ[2,3−c]ピロール−5−イル]−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[6−クロロ−8−(メチルアミノ)−4−(cis−8−メチル−3,8−ジアザビシクロ[4.2.0]オクタン−3−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(cis−5−エチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−[(3S)−1−エチルピロリジン−3−イル]−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[cis−1−シクロプロピル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−5−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[3−[(ジメチルアミノ)メチル]−3−フルオロ−1−ピペリジル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[cis−1−シクロプロピル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−5−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[cis−(4R)−4−(ジメチルアミノ)−3,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピロール−2−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[6−クロロ−8−(メチルアミノ)−4−[cis−(4R)−(ジメチルアミノ)−3,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピロール−2−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[cis−3−(ジメチルアミノ)−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロフロ[2,3−c]ピロール−5−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−4−(cis−3−ヒドロキシ−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロフロ[2,3−c]ピロール−5−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[cis−(4S)−4−(ジメチルアミノ)−3,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピロール−2−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−エチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(エチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(エチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(5,6−ジクロロ−4−(cis−(4R)−4−(ジメチルアミノ)ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール−2(1H)−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−5,6−ジクロロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−6−フルオロ−5−メトキシ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[cis−1−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−5−イル]−6−フルオロ−5−メトキシ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(5−オキサ−2,8−ジアザスピロ[3.5]ノナン−8−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(cis−6−メチルヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン−4(4aH)−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(3aS,6aS)−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−5−シアノ−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(3aS,6aS)−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−5−シアノ−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−(3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−(3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−[2−(ジメチルアミノ)エチル]−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(4−(3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−(1−メチルピロリジン−3−イル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(2−メトキシエチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−アミノ−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−4−オキソ−1−((2,2,2−トリフルオロエチル)アミノ)−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−(2−メチル−1−(メチルアミノ)プロパン−2−イル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−アミノ−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メトキシメチル)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(4−(trans−1−(ジメチルアミノ)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(4−(cis−1−(ジメチルアミノ)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−(4−((2S,4S)−2−((ジメチルアミノ)メチル)−4−フルオロピロリジン−1−イル)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[(3aS,6aS)−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[(3aR,6aR)−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(2S)−2−[(ジメチルアミノ)メチル]モルホリン−4−イル]−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(2R)−2−[(ジメチルアミノ)メチル]モルホリン−4−イル]−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(3aS,6aS)−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(3aR,6aR)−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(3aS,6aS)−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(3aS,6aS)−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(3R)−3−(ジメチルアミノ)−1−ピペリジル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(3S)−3−(ジメチルアミノ)−1−ピペリジル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(3aR,6aR)−1−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−5−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(3aS,6aS)−1−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−5−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(3aR,6aR)−1−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−5−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(3aR,6aR)−3a−フルオロ−5−メチル−3,4,6,6a−テトラヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(3aS,6aS)−3a−フルオロ−5−メチル−3,4,6,6a−テトラヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(3aR,6aR)−3a−フルオロ−5−メチル−3,4,6,6a−テトラヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(3aS,6aS)−3a−フルオロ−5−メチル−3,4,6,6a−テトラヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(3aS,6aS)−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−6−クロロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(3aR,6aR)−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−6−クロロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(3aS,6aS)−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−6−クロロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(3aR,6aR)−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−6−クロロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(4aS,7aR)−4−メチル−2,3,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン−6−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(4aR,7aS)−4−メチル−2,3,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン−6−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(4aS,7aR)−4−メチル−2,3,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン−6−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(4aR,7aS)−4−メチル−2,3,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン−6−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(3aR,6aR)−1−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−5−イル]−6−クロロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(3aS,6aS)−1−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−5−イル]−6−クロロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[(5R)−9−メチル−6−オキサ−2,9−ジアザスピロ[4.5]デカン−2−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[(5S)−9−メチル−6−オキサ−2,9−ジアザスピロ[4.5]デカン−2−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(3aR,6aR)−1−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−5−イル]−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(3aS,6aS)−1−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−5−イル]−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(3aR,7aR)−1−メチル−3,3a,4,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−6−イル]−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(3aS,7aS)−1−メチル−3,3a,4,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−6−イル]−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[(3aR,4R,6aS)−4−(ジメチルアミノ)−3,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピロール−2−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[(3aS,4R,6aR)−4−(ジメチルアミノ)−3,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピロール−2−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(3aR,4S,6aS)−4−(ジメチルアミノ)−3,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(3aS,4S,6aR)−4−(ジメチルアミノ)−3,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピロール−2−イル]−6−クロロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[(4aR,7aR)−4−ヒドロキシ−1−メチル−3,4,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,4−b]ピリジン−6−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[(4aS,7aS)−4−ヒドロキシ−1−メチル−3,4,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[3,4−b]ピリジン−6−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[(4aS,7aR)−4−メチル−2,3,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン−6−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(4aR,7aS)−4−メチル−2,3,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン−6−イル]−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[(4aS,7aR)−4−メチル−2,3,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン−6−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(4aR,7aS)−4−メチル−2,3,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン−6−イル]−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(4aS,7aS)−4−メチル−2,3,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン−6−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(4aR,7aR)−4−メチル−2,3,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン−6−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    (S)−6−(5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(3−(トリフルオロメチル)ピペラジン−1−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    (R)−6−(5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−(3−(トリフルオロメチル)ピペラジン−1−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    (R)−6−(4−(2−((ジメチルアミノ)メチル)モルホリノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;又は
    (S)−6−(4−(2−((ジメチルアミノ)メチル)モルホリノ)−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸より選択される、請求項1又は請求項2のいずれか1項に記載の化合物、又はその医薬的に許容される塩、又はエナンチオマー若しくはジアステレオマー。
  19. 6−(6−クロロ−4−(3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−イル)−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−cis−(4R)−(ジメチルアミノ)−3,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピロール−2−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−5−クロロ−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[6−クロロ−8−(メチルアミノ)−4−[cis−(4R)−(ジメチルアミノ)−3,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピロール−2−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[cis−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−5,6−ジクロロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(3aS,6aS)−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−5−シアノ−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(3aS,6aS)−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−5−シアノ−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[(3aS,6aS)−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(3aS,6aS)−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(3aS,6aS)−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(3aS,6aS)−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(3aR,6aR)−1−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−5−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(3aS,6aS)−5−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−1−イル]−6−クロロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(4aS,7aR)−4−メチル−2,3,4a,5,7,7a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−b][1,4]オキサジン−6−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−(メチルアミノ)−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(3aR,6aR)−1−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−5−イル]−6−クロロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5−シアノ−4−(ジメチルアミノ)−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5−シアノ−6−フルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[cis−1−メチル−2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[2,3−c]ピロール−5−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[(3aR,4R,6aS)−4−(ジメチルアミノ)−3,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピロール−2−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−4−[(3aS,4R,6aR)−4−(ジメチルアミノ)−3,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピロール−2−イル]−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;
    6−[4−[(3aR,7aR)−1−メチル−3,3a,4,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−6−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸;及び
    6−[4−[(3aS,7aS)−1−メチル−3,3a,4,5,7,7a−ヘキサヒドロ−2H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−6−イル]−5,6−ジフルオロ−8−(メチルアミノ)−9H−ピリド[2,3−b]インドール−3−イル]−1−メチル−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸より選択される、請求項1又は請求項2のいずれか1項に記載の化合物、又はその医薬的に許容される塩、又はエナンチオマー若しくはジアステレオマー。
  20. 式(Ii):
    [式中、R〜Rは、請求項1〜請求項17のいずれか1項にあるように定義される]の化合物の酸との反応を含んでなる、請求項1〜請求項19のいずれか1項に記載の化合物の製造の方法。
  21. 治療活性物質としての使用のための、請求項1〜請求項19のいずれか1項に記載の化合物。
  22. 請求項1〜請求項19のいずれか1項に記載の化合物と治療不活性担体を含んでなる医薬組成物。
  23. 請求項1〜請求項19のいずれか1項に記載の化合物の、DNAジャイレース又はトポイソメラーゼIVの阻害剤としての使用。
  24. 請求項1〜請求項19のいずれか1項に記載の化合物の、DNAジャイレース及びトポイソメラーゼIVの阻害剤としての使用。
  25. 請求項1〜請求項19のいずれか1項に記載の化合物の、細菌感染の治療又は予防への使用。
  26. 請求項1〜請求項19のいずれか1項に記載の化合物の、細菌感染の治療又は予防用医薬品の製造への使用。
  27. 細菌感染が、肺炎レンサ球菌(Streptococcus pneumoniae)、化膿レンサ球菌(Streptococcus pyogenes)、エンテロコッカス・フェカーリス(Enterococcus faecalis)、エンテロコッカス・フェシウム(Enterococcus faecium)、エンテロバクター属菌種(Enterobacter spp. species)、プロテウス属菌種(Proteus spp. species)、セラチア・マルセッセンス(Serratia marcescens)、黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)、コアグラーゼ陰性ブドウ球菌(Coag. Neg. Staphylococci)、インフルエンザ菌(Haemophilus influenzae)、炭疽菌(Bacillus anthraces)、肺炎マイコプラズマ(Mycoplasma pneumoniae)、モラクセラ・カタラーリス(Moraxella catarrhalis)、肺炎クラミジア(Chlamydophila pneumoniae)、クラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)、レジオネラ・ニューモフィラ(Legionella pneumophila)、結核菌(Mycobacterium tuberculosis)、ヘリコバクター・ピロリ(Helicobacter pylori)、腐性ブドウ球菌(Staphylococcus saprophyticus)、表皮ブドウ球菌(Staphylococcus epidermidis)、野兎病菌(Francisella tularensis)、ペスト菌(Yersinia pestis)、クロストリジウム・ディフィシル(Clostridium difficile)、バクテロイデス属菌種(Bacteroides spp. species)、淋菌(Neisseria gonorrhoeae)、髄膜炎菌(Neisseria meningitidis)、類鼻疽菌(Burkholderia pseudomallei)、鼻疽菌(Burkholderia mallei)、ボレリア・ブルグドフェリ(Borrelia burgdorferi)、マイコバクテリウム・アビウム・コンプレックス(Mycobacterium avium complex)、マイコバクテリウム・アブセサス(Mycobacterium abscessus)、マイコバクテリウム・カンサシ(Mycobacterium kansasii)、大腸菌(E. coli)、又はマイコバクテリウム・ウルセランス(Mycobacterium ulcerans)によって引き起こされる、請求項25又は請求項26に記載の使用。
  28. 細菌感染が、アシネトバクター・バウマンニー(Acinetobacter baumannii)、肺炎桿菌(Klebsiella pneumoniae)、緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa)、黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)、又は大腸菌(E. coli)によって引き起こされる、請求項25又は請求項26に記載の使用。
  29. 細菌感染の治療又は予防のための、請求項1〜請求項19のいずれか1項に記載の化合物。
  30. 細菌感染が、肺炎レンサ球菌(Streptococcus pneumoniae)、化膿レンサ球菌(Streptococcus pyogenes)、エンテロコッカス・フェカーリス(Enterococcus faecalis)、エンテロコッカス・フェシウム(Enterococcus faecium)、エンテロバクター属菌種(Enterobacter spp. species)、プロテウス属菌種(Proteus spp. species)、セラチア・マルセッセンス(Serratia marcescens)、黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)、コアグラーゼ陰性ブドウ球菌(Coag. Neg. Staphylococci)、インフルエンザ菌(Haemophilus influenzae)、炭疽菌(Bacillus anthraces)、肺炎マイコプラズマ(Mycoplasma pneumoniae)、モラクセラ・カタラーリス(Moraxella catarrhalis)、肺炎クラミジア(Chlamydophila pneumoniae)、クラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)、レジオネラ・ニューモフィラ(Legionella pneumophila)、結核菌(Mycobacterium tuberculosis)、ヘリコバクター・ピロリ(Helicobacter pylori)、腐性ブドウ球菌(Staphylococcus saprophyticus)、表皮ブドウ球菌(Staphylococcus epidermidis)、野兎病菌(Francisella tularensis)、ペスト菌(Yersinia pestis)、クロストリジウム・ディフィシル(Clostridium difficile)、バクテロイデス属菌種(Bacteroides spp. species)、淋菌(Neisseria gonorrhoeae)、髄膜炎菌(Neisseria meningitidis)、類鼻疽菌(Burkholderia pseudomallei)、鼻疽菌(Burkholderia mallei)、ボレリア・ブルグドフェリ(Borrelia burgdorferi)、マイコバクテリウム・アビウム・コンプレックス(Mycobacterium avium complex)、マイコバクテリウム・アブセサス(Mycobacterium abscessus)、マイコバクテリウム・カンサシ(Mycobacterium kansasii)、大腸菌(E. coli)、又はマイコバクテリウム・ウルセランス(Mycobacterium ulcerans)によって引き起こされる、請求項29に記載の化合物。
  31. 細菌感染が、アシネトバクター・バウマンニー(Acinetobacter baumannii)、肺炎桿菌(Klebsiella pneumoniae)、緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa)、黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)、又は大腸菌(E. coli)によって引き起こされる、請求項29に記載の化合物。
  32. 請求項20の方法に従って製造される場合の、請求項1〜請求項19のいずれか1項に記載の化合物。
  33. 細菌感染の治療又は予防のための方法であって、請求項1〜請求項19のいずれか1項に定義されるような化合物の有効量を投与することを含む、該方法。
  34. 細菌感染が、肺炎レンサ球菌(Streptococcus pneumoniae)、化膿レンサ球菌(Streptococcus pyogenes)、エンテロコッカス・フェカーリス(Enterococcus faecalis)、エンテロコッカス・フェシウム(Enterococcus faecium)、エンテロバクター属菌種(Enterobacter spp. Species)、プロテウス属菌種(Proteus spp. species)、セラチア・マルセッセンス(Serratia marcescens)、黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)、コアグラーゼ陰性ブドウ球菌(Coag. Neg. Staphylococci)、インフルエンザ菌(Haemophilus influenzae)、炭疽菌(Bacillus anthraces)、肺炎マイコプラズマ(Mycoplasma pneumoniae)、モラクセラ・カタラーリス(Moraxella catarrhalis)、肺炎クラミジア(Chlamydophila pneumoniae)、クラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)、レジオネラ・ニューモフィラ(Legionella pneumophila)、結核菌(Mycobacterium tuberculosis)、ヘリコバクター・ピロリ(Helicobacter pylori)、腐性ブドウ球菌(Staphylococcus saprophyticus)、表皮ブドウ球菌(Staphylococcus epidermidis)、野兎病菌(Francisella tularensis)、ペスト菌(Yersinia pestis)、クロストリジウム・ディフィシル(Clostridium difficile)、バクテロイデス属菌種(Bacteroides spp. species)、淋菌(Neisseria gonorrhoeae)、髄膜炎菌(Neisseria meningitidis)、類鼻疽菌(Burkholderia pseudomallei)、鼻疽菌(Burkholderia mallei)、ボレリア・ブルグドフェリ(Borrelia burgdorferi)、マイコバクテリウム・アビウム・コンプレックス(Mycobacterium avium complex)、マイコバクテリウム・アブセサス(Mycobacterium abscessus)、マイコバクテリウム・カンサシ(Mycobacterium kansasii)、大腸菌(E. coli)、又はマイコバクテリウム・ウルセランス(Mycobacterium ulcerans)によって引き起こされる、請求項33に記載の方法。
  35. 細菌感染が、アシネトバクター・バウマンニー(Acinetobacter baumannii)、肺炎桿菌(Klebsiella pneumoniae)、緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa)、黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)、又は大腸菌(E. coli)によって引き起こされる、請求項33に記載の方法。
JP2019553465A 2017-03-30 2018-03-27 細菌感染の治療及び予防のための新規ピリド[2,3-b]インドール化合物 Active JP7344125B2 (ja)

Applications Claiming Priority (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CNPCT/CN2017/078810 2017-03-30
CN2017078810 2017-03-30
CN2017106920 2017-10-19
CNPCT/CN2017/106920 2017-10-19
CN2018076251 2018-02-11
CNPCT/CN2018/076251 2018-02-11
PCT/EP2018/057709 WO2018178041A1 (en) 2017-03-30 2018-03-27 Novel pyrido[2,3-b]indole compounds for the treatment and prophylaxis of bacterial infection

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020512372A true JP2020512372A (ja) 2020-04-23
JP7344125B2 JP7344125B2 (ja) 2023-09-13

Family

ID=61913139

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019553465A Active JP7344125B2 (ja) 2017-03-30 2018-03-27 細菌感染の治療及び予防のための新規ピリド[2,3-b]インドール化合物

Country Status (6)

Country Link
US (2) US10662203B2 (ja)
EP (1) EP3601282B1 (ja)
JP (1) JP7344125B2 (ja)
CN (1) CN110475777B (ja)
TW (1) TW201900653A (ja)
WO (1) WO2018178041A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021525745A (ja) * 2018-05-28 2021-09-27 エフ.ホフマン−ラ ロシュ アーゲーF. Hoffmann−La Roche Aktiengesellschaft 細菌感染症の処置および予防のための新規オキソキノリジン化合物

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112752762A (zh) * 2018-09-26 2021-05-04 豪夫迈·罗氏有限公司 用于治疗和预防细菌感染的取代的吡啶并吲哚
EP3883937A1 (en) * 2018-11-22 2021-09-29 F. Hoffmann-La Roche AG Free amino compounds for the treatment and prophylaxis of bacterial infection
CN113166145A (zh) * 2018-11-27 2021-07-23 豪夫迈·罗氏有限公司 用于治疗和预防细菌感染的三环化合物
WO2020109191A1 (en) * 2018-11-27 2020-06-04 F. Hoffmann-La Roche Ag Aryl compounds for the treatment and prophylaxis of bacterial infection
WO2020127624A1 (en) * 2018-12-20 2020-06-25 F. Hoffmann-La Roche Ag Oxopyrido[1,2-a]pyrimidine compounds for the treatment and prophylaxis of bacterial infection
CN114728987B (zh) * 2019-11-26 2024-08-02 豪夫迈·罗氏有限公司 用于治疗自身免疫性疾病的1,8-萘啶-2-酮化合物
US20230114683A1 (en) * 2020-02-03 2023-04-13 Bristol-Myers Squibb Company Tricyclic heteroaryl compounds useful as irak4 inhibitors
EP4229054B1 (en) 2020-10-13 2024-09-04 F. Hoffmann-La Roche AG Process for the preparation of 1-methyl-6-[6-r2-5-methyl-8-(methylamino)-4-[ (3as,6as)-5-methyl-2,3,3a,4,6,6a-hexahydropyrrolo[2,3-c]pyrrol-1-yl]-9h-pyrido[2,3-b]indol-3-yl]-4-oxo-1,8-naphthyridine-3-carboxylic acid hydrochloride

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010511682A (ja) * 2006-12-04 2010-04-15 アストラゼネカ アクチボラグ 抗菌性の多環系尿素化合物
JP2012528137A (ja) * 2009-05-29 2012-11-12 アストラゼネカ アクチボラグ 複素環式尿素誘導体およびそれらの使用方法
JP2014508137A (ja) * 2011-01-18 2014-04-03 ピエール、ファブレ、デルモ‐コスメティーク カルコンまたはジヒドロカルコンのモノテルペン誘導体および脱色素剤としてのそれらの使用

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
HUP0103093A3 (en) * 1998-04-29 2002-03-28 Smithkline Beecham Plc Quinolones used as mrs inhibitors and bactericides and process for their preparation
JP2003012670A (ja) * 2001-04-10 2003-01-15 Sato Pharmaceutical Co Ltd 抗菌活性を有する4−オキソキノリジン系化合物
US6861422B2 (en) 2003-02-26 2005-03-01 Boehringer Ingelheim Pharma Gmbh & Co. Kg Dihydropteridinones, processes for preparing them and their use as pharmaceutical compositions
GB0424959D0 (en) 2004-11-11 2004-12-15 Glaxo Group Ltd Novel compounds
WO2009089263A2 (en) * 2008-01-07 2009-07-16 Ardea Biosciences Inc. Novel compositions and methods of use
EP2475666A2 (en) 2009-09-11 2012-07-18 Trius Therapeutics, Inc. Gyrase inhibitors
AU2012229997B2 (en) * 2011-03-15 2016-04-14 Lawrence Livermore National Security, Llc Tricyclic gyrase inhibitors
CN105189505B (zh) 2012-09-12 2019-03-22 默克夏普&多梅有限公司 用作抗菌剂的三环促旋酶抑制剂
US10385055B2 (en) 2013-09-11 2019-08-20 Merck Sharp & Dohme Corp. Tricyclic gyrase inhibitors
CN105884752B (zh) * 2015-02-13 2018-08-31 山东轩竹医药科技有限公司 并环类回旋酶和拓扑异构酶iv抑制剂

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010511682A (ja) * 2006-12-04 2010-04-15 アストラゼネカ アクチボラグ 抗菌性の多環系尿素化合物
JP2012528137A (ja) * 2009-05-29 2012-11-12 アストラゼネカ アクチボラグ 複素環式尿素誘導体およびそれらの使用方法
JP2014508137A (ja) * 2011-01-18 2014-04-03 ピエール、ファブレ、デルモ‐コスメティーク カルコンまたはジヒドロカルコンのモノテルペン誘導体および脱色素剤としてのそれらの使用

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021525745A (ja) * 2018-05-28 2021-09-27 エフ.ホフマン−ラ ロシュ アーゲーF. Hoffmann−La Roche Aktiengesellschaft 細菌感染症の処置および予防のための新規オキソキノリジン化合物
JP7296992B2 (ja) 2018-05-28 2023-06-23 エフ. ホフマン-ラ ロシュ アーゲー 細菌感染症の処置および予防のための新規オキソキノリジン化合物

Also Published As

Publication number Publication date
US10662203B2 (en) 2020-05-26
US20200339603A1 (en) 2020-10-29
EP3601282A1 (en) 2020-02-05
US20180327425A1 (en) 2018-11-15
TW201900653A (zh) 2019-01-01
CN110475777A (zh) 2019-11-19
EP3601282B1 (en) 2021-07-21
WO2018178041A1 (en) 2018-10-04
JP7344125B2 (ja) 2023-09-13
CN110475777B (zh) 2022-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7344125B2 (ja) 細菌感染の治療及び予防のための新規ピリド[2,3-b]インドール化合物
JP6263269B2 (ja) キナーゼ阻害剤及びその使用
IL296918A (en) Allosteric chromanone inhibitors of phosphoinositide 3-kinase (pi3k) for the treatment of diseases associated with p13k modulation
BR112021001292A2 (pt) compostos heterobicíclicos para inibir a atividade de shp2
AU2012339499B2 (en) Aminoquinazoline derivatives and their salts and methods of use
KR20150059647A (ko) 키나제 억제제로서 유용한 이미다조트리아진카르보니트릴
JP7296992B2 (ja) 細菌感染症の処置および予防のための新規オキソキノリジン化合物
US20210323975A1 (en) Carboxamides as ubiquitin-specific protease inhibitors
JP2020530469A (ja) ユビキチン特異的プロテアーゼ阻害剤としてのカルボキサミド
KR20190088485A (ko) Gaba a 알파5 pam으로서 신규한 이소옥사졸릴 에터 유도체
US20210053973A1 (en) Imidazo[1,2-c]quinazolin-5-amine compounds with a2a antagonist properties
WO2019158731A1 (en) Pharmaceutical 6,5 heterobicyclic ring derivatives
WO2023069959A1 (en) Covalent egfr inhibitors and methods of use thereof
CN114478528A (zh) 芳甲酰取代的三环化合物及其制法和用途
JP2023527954A (ja) 細菌感染症の処置における化合物及びそれらの使用
KR20210021019A (ko) GABA A α5 PAM으로서의 이속사졸릴 에테르 유도체
TWI838644B (zh) 芳甲醯取代的三環化合物及其製法和用途
KR20180108781A (ko) 헤테로고리형 화합물, 특히 2-옥소-4,4,5,5,6,6,7,7-옥타하이드로벤즈옥사졸 유도체, 및 항균 화합물로서의 그것의 사용
US20240352021A1 (en) Covalent egfr inhibitors and methods of use thereof
WO2023196409A1 (en) Discovery of covalent egfr inhibitor through cysteine 775
WO2023132369A1 (ja) Nrf2活性化作用を有する含窒素複素環化合物
US20240360154A1 (en) Aroyl substituted tricyclic compound, preparation method therefor and use thereof
WO2024052512A1 (en) Heterocyclic derivatives as janus kinase inhibitors

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210326

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220303

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220602

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221004

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230306

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230529

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230804

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230901

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7344125

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150