JP2020510433A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. ヒトレベルシリンをコードする、配列番号３またはそれと少なくとも８０％同一の配列、を含む改変型核酸。
2. ヒトレベルシリンをコードする、配列番号３またはそれと少なくとも８０％同一の配列、を含む発現カセット。
3. 組換えアデノ随伴ウイルス（ｒＡＡＶ）であって、前記ｒＡＡＶは、ＡＡＶカプシドと、その内部にパッケージされたベクターゲノムとを含み、前記ベクターゲノムは：
   （ａ）ＡＡＶ５’逆向き末端反復（ＩＴＲ）配列；
   （ｂ）プロモーター；
   （ｃ）ヒトレベルシリンをコードするコード配列；
   （ｄ）ＡＡＶ３’ＩＴＲ、
   を含む、前記ｒＡＡＶ。
4. 前記（ｃ）のコード配列が、配列番号２の天然のヒトレベルシリンコード配列と少なくとも７０％同一であるコドン最適化ヒトＬＣＡ５である、請求項３に記載のｒＡＡＶ。
5. 前記（ｃ）のコード配列が、配列番号３またはそれと少なくとも８０％同一の配列である、請求項３または４に記載のｒＡＡＶ。
6. 前記ｒＡＡＶカプシドが、ＡＡＶ７ｍ８もしくはその変異体、ＡＡＶ８カプシド、ＡＡＶ６カプシドもしくはその変異体、ＡＡＶ９カプシドもしくはその変異体、ＡＡＶ７カプシド、もしくはその変異体、ＡＡＶ５カプシド、もしくはその変異体、ＡＡＶ２カプシドまたはその変異体、ＡＡＶ１カプシドまたはその変異体、ＡＡＶ３カプシドもしくはその変異体、または、ＡＡＶ４カプシドもしくはその変異体である、請求項３〜５のいずれか１に記載のｒＡＡＶ。
7. 前記プロモーターが、サイトメガロウイルス（ＣＭＶ）プロモーター、または、ＣＭＶプロモーター配列と、ニワトリベータアクチン（ＣＢＡ）プロモーター配列とを含むハイブリッドプロモーターである、請求項３〜６のいずれか１に記載のｒＡＡＶ。
8. 前記ＡＡＶ５’ＩＴＲ、及び／または、ＡＡＶ３’ＩＴＲが、ＡＡＶ２由来である、請求項３〜７のいずれか１に記載のｒＡＡＶ。
9. 請求項３〜８のいずれかに記載のｒＡＡＶと、眼への送達に適した医薬として許容可能な担体または賦形剤とを含む組成物。
10. ＬＣＡ患者への投与に適した水性懸濁液であって、前記懸濁液は、水性懸濁液、及び、約１×１０¹⁰ウイルス粒子〜約１×１０¹²ＧＣまたはウイルス粒子／眼である、ＬＣＡの治療薬として有用な組換えアデノ随伴ウイルス（ｒＡＡＶ）を含み、前記ｒＡＡＶは、ＡＡＶカプシドを有し、及び、
    （ａ）ＡＡＶ ５’逆向き末端反復（ＩＴＲ）配列；
    （ｂ）プロモーター；
    （ｃ）ヒトレベルシリンをコードするコード配列；
    （ｄ）ＡＡＶ ３’ＩＴＲ、を含む、
    ベクターゲノムをその内部にパッケージしている、前記水性懸濁液。
11. 前記懸濁液が、網膜下または硝子体内注射に適している、請求項１０に記載の水性懸濁液。
12. 前記ｒＡＡＶカプシドが、ＡＡＶ７ｍ８カプシドである、請求項１０または１１に記載の懸濁液。
13. ＬＣＡを有する対象の処置のための、請求項３〜８のいずれかに記載のｒＡＡＶ、請求項９に記載の組成物、または、請求項１０〜１２のいずれかに記載の水性懸濁液、を含んでなる医薬組成物。
14. 前記ｒＡＡＶを、水性懸濁液において、約１×１０⁹〜約１×１０¹³のベクターゲノム／眼（ｖｇ／眼）で送達する、請求項１３に記載の医薬組成物。
15. 前記ｒＡＡＶを、網膜下または硝子体内に投与する、請求項１３または１４に記載の医薬組成物。