JP2020506807A - 曲げ工具保管装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、曲げ工具(2)を保管するための曲げ工具保管装置(1)に関するものであって、好ましくは書架状のフレーム(3)を有し、前記フレームに曲げ工具(2)用の多数の保管スペース(4)が配置されており、曲げ工具(2)を放出し、かつ/又は取り入れるための、好ましくは工具ガイド(11)の形状の、少なくとも1つの準備パス(10)を有し、かつ保管スペース(4)と引き渡し箇所(6)の間で曲げ工具(2)を移送するための少なくとも1つの第1の移送装置(5)を有しており、この曲げ工具保管装置は、曲げ工具保管装置(1)が引き渡し箇所(6)と準備パス(10)の間に、曲げ工具(2)を回転させるための回転装置(7)を有していることを、特徴としている。【選択図】図2

Description

本発明は、請求項1の前文に記載された曲げ工具保管装置に関する。
特許文献1(オーストリア国特許第516624(B1)号明細書)は、変形プレス用の変形工具を保管するための多数の保管スペースを有する工具マガジンを開示している。変形工具を移送するための移送装置は、保管スペースと引き渡し位置との間で走行可能である。中間保管器が変形プレスのすぐ近傍に設置されており、かつ2つのリング形状の、全体として回転可能な工具保管器によって形成される。それぞれ専用のフレームを有しかつ互いに独立して使用することもできる、工具マガジンと中間保管器との間で、変形工具が移送される。この種の配置は、多くのスペースを必要とし、著しい構造的及び制御技術的な手間と結びついている。保管密度、すなわち必要とされる空間に関する変形工具の数は、最近の製造への要請を満たすには、小さすぎる。
特許文献2(欧州特許第2946846(B1)号明細書)は、工具交換装置を開示しており、同装置は−特許文献1に開示されているのと同様に−リング形状の、全体として回転可能な工具保管器を開示しており、すなわちすべての保管スペースがリング形状のプラットフォーム上に形成されて、交換プロセスごとに一緒に回転する。この種の構造は、しっかりとして信頼ができ、したがって高価な駆動装置を必要とする。変形工具は、それらが必要とされない場合でも、移動(回転)されなければならない。
特許文献3(国際公開第2016/109862(A1)号)は、曲げプレスに曲げ工具を装填するための装填装置を開示している。これは、曲げ工具を保持して案内するための多数のガイドレールを備えた工具保管器と曲げ工具を摺動させるための移送装置とを有している。曲げ工具を入れ替える際の可能性を拡大するために、少なくとも1つのガイドレールを有する中間置き場が設けられている。その場合に工具保管器と中間置き場は、互いに対して移動可能である。
オーストリア国特許第516624(B1)号明細書 欧州特許第2946846(B1)号明細書 国際公開第2016/109862(A1)号
本発明の課題は、従来技術の欠点を克服し、かつ、コンパクトに構成することができて、必要なスペース需要を減少させることができる、保管装置を提供することである。曲げプレスの装填もしくは曲げ工具の交換は、より迅速に行われなければならない。保管密度を増大させ、製造のコストを低下させなければならない。
この課題は、冒頭で挙げた保管装置によって、曲げ工具保管装置が引き渡し箇所と準備パスの間に曲げ工具を回転させるための回転装置を有していることによって、解決される。
回転装置に基づいて、保管装置内で曲げ工具は、準備パスに対して傾斜した方位で保管することができる。それによって提供される空間を最適に利用することができる。さらに準備パス内ですでに曲げプレスのために曲げ工具の正しい方位と順序を定めることができる。
回転装置は、第1の移送装置と準備パスとの間の結合部材である。その回転装置は、(第1の移送装置から来る)曲げ工具を準備パスへ引き渡し、もしくは(第1の移送装置へ引き渡すべき)曲げ工具を準備パスから出るように回転させる。
第1の移送装置は、特に保管装置の複数の平面内に保管されている曲げ工具をとってくるように、形成することができる。引き渡し箇所において曲げ工具は、第1の移送装置から直接、あるいは接続箇所を介して回転装置へ引き渡され(これは、たとえば第1の移送装置のマニピュレータによって行うことができる)、あるいは中間接続へ引き渡され、それを介して曲げ工具が次に回転装置へ達する。
準備パス(装填パスとも称される)は、接続されている曲げプレスに曲げ工具を装填するため、かつ/又は(逆に)保管装置に曲げ工具を装填するために用いられる。準備パスの方位は、通常、曲げプレスもしくはその工具ホルダによってあらかじめ定められ、したがって曲げプレスの曲げラインに対して平行に延びている。保管装置の準備パスは、曲げ工具を保持して案内するための工具ガイドを有することができる。「準備パス」という概念は、この出願の主旨において、それを介して曲げ工具が回転装置から離れるように移動可能であり(たとえば接続されている曲げプレスの方向に)かつ/又は(逆の方向から来た)曲げ工具が回転装置へ向かって移動することができるパスである。しかし、この出願の主旨における準備パスは、回転装置と(接続すべき)曲げプレスとの間の完全な接続を形成する必要はない。しかし保管装置の準備パスは、この種の接続の1セクションのみを形成することができ、あるいはそもそも単なる接続箇所であって、その接続箇所にさらに続く工具ガイドを接続することができる。準備パスは、ガイドセクションと考えることもでき、そのガイドセクションは曲げ工具を摺動させるための走行可能な移送装置のためのパーキング位置として用いられる。
好ましくは保管装置は、回転装置と協働する駆動装置、特にモータを有しており、そのモータによって回転装置が駆動可能である。その場合に駆動装置は、制御装置によって駆動することができる。それによって装填プロセスを自動化することができる。
曲げ工具用の保管スペースは、好ましくは固定であり、すなわちフレームに対して、もしくはフレームに、固定配置されている。フレームは、たとえば棚の形式で、書架状に、好ましくは複数の棚平面をもって、形成されている。
保管スペース、第1の移送装置、回転装置及び準備パスは、それぞれ曲げ工具を保持して案内するために、ガイドレールの形式の1つ又は複数の工具ガイドを有することができ、そのガイドレールは実質的に水平に延びている。その場合に曲げ工具は、1つの工具ガイドから他の工具ガイドへ引き渡され、したがって全移送プロセスの間確実に保持され、もしくは案内されている。工具ガイドは、好ましくは線形の延びを有している。
曲げプレス用の曲げ工具は、それぞれ工作物を成形するための成形セクションと工具ガイド内に曲げ工具を保持して案内するためのガイドセクションとを有している。したがってガイドセクションがガイド方向を定める。
好ましくは保管装置は、上工具(懸架)と下工具(立つ)に場所を提供するように形成されている。
好ましくは保管装置は、上工具用の回転装置と下工具用の回転装置とを有しており、その場合にこれらの回転装置は好ましくは互いに重なり合って配置されている。その場合にこれらの回転装置の回転軸は、一致している。
保管装置内に設けられている保管スペースの互いに対する間隔は、それぞれ工具タイプに応じて異なる大きさとすることができ、したがってできる限り高いパッキング密度を得ることができる。幅広の工具を挿入するために、個々の保管スペースの間により大きい間隔を設けることができる。薄い工具の場合には、より小さい間隔の保管スペースが使用される。保管スペースは、1つの保管スペース内に複数の(特に同一の)工具が保管されるように、形成することもできる。保管スペースが工具ガイドもしくは保管レールによって形成される場合には、複数の工具を相前後して配置することができる。
好ましい実施形態は、回転装置が、好ましくは垂直の回転軸を中心に回転可能な少なくとも1つの(好ましくは線形の)工具ガイドを有しており、その工具ガイドが第1の回転位置において準備パスと整合し、第2の回転位置においては引き渡し箇所を向き、その場合に好ましくは第1の回転位置と第2の回転位置との間の回転角度が少なくとも45°、好ましくは少なくとも60°であることを、特徴としている。整合するというのは、特に、曲げ工具が回転装置の工具ガイドによって工具ガイドに沿って摺動することにより準備パスの工具ガイド内へ滑り移動できることを意味している。
この実施形態において、回転装置は回転ディスクの形式で形成することができる。曲げ工具は、工具ガイド内へ走行し、次に回転するだけで済む。したがって回転装置は、第1の移送装置と準備パスとの間の結合部材を形成している。
好ましい実施形態は、回転装置が、回転軸を中心に回転可能な少なくとも2つの(好ましくは線形の)工具ガイドを有しており、その場合にこれらの工具ガイドが互いに対して、好ましくは少なくとも60°の角度だけ、傾斜していることを、特徴としている。曲げ工具を、特に所定の順序で、準備パスへ移送することは、この措置によってずっと簡単になり、かつ時間的に短縮される。すなわちそれによって同時に2つの曲げ工具を回転装置によって保持し、もしくは回転させることができ、あるいは回転装置に対して移動させることができる。すなわち1つの曲げ工具を第1の移送装置によって回転装置上へ移動させることができ、同時に他の曲げ工具が回転装置から準備パス上へ移動される。それによって曲げプレスの装填プロセスとそれに伴ってサイクル時間全体も著しく短縮される。
実施形態において、少なくとも2つの工具ガイドが、好ましくは回転軸内で、交差する。これが、曲げ工具の単なる転向も可能にする。たとえば2つの曲げ工具は、互いに対して90°傾斜することができる。
他の実施形態において、回転装置の複数の工具ガイドは、交差しないで延びている;その場合には、それらは回転軸から径方向に離隔しており、かつたとえば三角形状又は四角形状に配置することができる。それによって複数の工具において障害がもたらされない。
好ましい実施形態は、工具ガイドが好ましくはディスク形状のプラットフォームに配置されており、そのプラットフォームが回転軸を中心に回転可能に軸承されていることを、特徴としている。プラットフォームは、たとえば円形のディスクの形式で形成することができ、あるいは単に工具ガイドを支持する架台、支持体又はフレームとして形成することができる。
好ましい実施形態は、回転装置の少なくとも1つの回転位置において、回転装置の第1の工具ガイドが準備パスと整合し、かつ回転装置の第2の工具ガイドは引き渡し箇所を向いていることを、特徴としている。したがって回転装置は、一方の側(引き渡し箇所)において曲げ工具を装填することができ、同時に他の側(準備パス)において放出することができる。
好ましい実施形態は、回転装置の少なくとも1つの工具ガイドがプラットフォームに対して揺動軸を中心に揺動可能であって、その揺動軸が回転軸から離隔しており、かつ回転軸に対して平行であることを、特徴としている。装填プロセスのために、工具ガイドは揺動することができ、それによって引き渡し箇所において第1の移送装置(の工具ガイド)と整合することができる。それが、回転装置の装填プロセスの可能性を拡大する。それによって、回転装置の工具ガイドの数及び配置とは関係なく、常に1つの工具ガイドが装填パスと整合し、他の工具ガイドは装填のために方向づけされることを、保証することができる。また後者を達成するために、−必要な場合には−該当する工具ガイドが揺動軸を中心に揺動される。
回転装置は、1つ又は複数の駆動装置を有することができ、その駆動装置によって1つ(複数)の工具ガイドがプラットフォームに対して揺動可能である。その場合に駆動装置は、制御装置によって駆動することができる。それによって装填プロセスは、自動化することができる。
好ましい実施形態は、揺動軸を中心とする少なくとも1つの工具ガイドの揺動運動が、好ましくはプラットフォームに形成されたストッパによって制限されていることを、特徴としている。ストッパによって、所定の方位、特に工具ガイドが第1の移送装置と整合する方位を定めることができる。
好ましい実施形態は、回転装置の少なくとも1つの工具ガイドがその第1の端部と第2の端部の間において、工具ガイドの長手方向に対して垂直かつ回転軸を含む平面を通過することを、特徴としている。したがって工具ガイドは、中心平面を越えて延びている。それによってもっとも少ないスペース需要において、回転装置が曲げ工具を収容することができる。
したがってディスク形状のプラットフォームの直径は、きわめて小さく抑えることができる。回転装置がディスク形状のプラットフォームによって形成される場合に、その直径が保管スペースの工具ガイドの長さの最大で1.5倍であると、効果的である。
好ましくは、回転装置の少なくとも1つの工具ガイドの第1の端部と第2の端部は、回転軸から実質的に等しい距離を有している。この措置も、回転装置のスペース需要とコンパクト性にポジティブに作用する。
好ましい実施形態は、回転装置の少なくとも1つの工具ガイドが、回転軸にもっとも近くなる箇所において、回転軸に対して距離を有し、その場合にこの距離が好ましくは工具ガイドの長さの少なくとも4分の1であることを、特徴としている。この実施形態において工具ガイドは、回転軸を通過せず、偏心して延びている。それによって、工具ガイドが交差して、曲げ工具が相互に妨げあうことが、阻止される。またこの措置によって、最小のスペース需要において、回転装置に複数の、特に3つ又は4つの工具収容部を設けることができる。
好ましい実施形態は、回転装置の工具ガイドが、好ましくは等辺の多角形の、好ましくは等辺の三角形又は正方形の辺に沿って延びていることを、特徴としている。その場合に回転軸は、等辺の多角形の中心点に位置する。この種の対称の配置が、回転装置を同時に装填/放出する可能性を拡大する。
好ましい実施形態は、保管スペースがそれぞれ少なくとも1つの曲げ工具を保持して案内するための工具ガイドを有することを、特徴としている。したがって保管は、工具ガイド、特にガイドレール、による移送と同様に行うことができ、それによって曲げ工具(のガイドセクション)は常にガイド内で保持され、あるいは摺動される。
好ましい実施形態は、保管スペースの工具ガイドが準備パスの工具ガイドに対して、好ましくは少なくとも45°の角度、特に好ましくは少なくとも60°の角度、特に60°の角度又は90°の角度だけ、傾斜していることを、特徴としている。それによってすでに述べたように、特に場所をとらない構造が得られる。保管スペースは、準備パスの方向に沿って次々と配置することができる。その場合に保管スペースの工具ガイドは、少なくともグループをなして互いに対して平行に配置されている。
好ましい実施形態は、曲げ工具を収容するための少なくとも1つの第1の移送装置が工具収容部を有し、その工具収容部によって保管スペース及び引き渡し箇所に到着することができることを、特徴としている。工具収容部は、第1の移送装置による走行の間、曲げ工具を確実に保持するために用いられる。複数の平面内に配置された保管スペースに到着することができるようにするために、工具収容部が少なくとも2つの空間方向(水平と垂直)に走行可能であると、効果的である。
好ましい実施形態は、工具収容部が少なくとも1つの曲げ工具を保持して案内するための工具ガイドを有しており、その場合に工具収容部の工具ガイドが、保管スペースの工具ガイドと整合可能であることを、特徴としている。すなわち曲げ工具は、工具収容部と保管スペースもしくは回転装置との間で(工具ガイドに沿って)摺動することができる。
好ましい実施形態は、工具収容部の工具ガイドが、回転装置の回転軸に対して平行の揺動軸を中心に、好ましくは少なくとも45°の角度、特に好ましくは少なくとも60°の角度、特に60°の角度だけ、揺動可能であることを、特徴としている。それによって回転装置に工具ガイドが適切に配置される場合(たとえばそれぞれ互いに対して60°傾斜した3つの工具ガイドが配置される場合)に、それらの間で回転装置を回転させる必要なしに、回転装置の少なくとも2つの工具収容部に装填することができる。したがってこれは、入れ替えプロセスもしくは装填プロセスの好ましい拡張である。
好ましい実施形態は、第1の移送装置が工具収容部と共に走行可能なマニピュレータを有しており、そのマニピュレータによって曲げ工具が工具ガイドに沿って工具収容部内へ、かつ/又は工具収容部から摺動可能であることを、特徴としている。したがって曲げ工具の取り出しもしくは保管を、全自動化することができる。
好ましい実施形態は、保管装置は少なくとも1つの第2の移送装置を有しており、その第2の移送装置によって曲げ工具が準備パスの工具ガイドに沿って摺動可能である。したがって第1の移送装置に関係なく、装填プロセスもしくは取り出しプロセスを行うことができる。回転装置のコンセプトは、準備パスに沿った本来の装填もしくは取り出しプロセスと、第1の移送装置による1つ(複数)の保管スペースからの曲げ工具の取り出しもしくは保管スペースへの曲げ工具の保管とを、分離することである。第1の移送装置と第2の移送装置は、並列に作動する。回転装置は第1と第2の移送装置の間の結合部材であることを特徴とする。
第1の移送装置と第2の移送装置は、制御装置によって互いに独立して駆動可能とすることができる。したがって移送装置は、時間的に並行して作動することができる。
好ましい実施形態は、第2の移送装置が、準備パスの工具ガイドに沿って、好ましくは工具ガイド内で、走行可能な、好ましくはキャリッジ又はワゴンの形式のシャトルを有しており、その場合に好ましくはシャトルが、曲げ工具をシャトルへ連結するための取り外し可能なカップリングを有することを、特徴としている。シャトルは、細長い引っ張り/押圧伝達手段(特にチェーン、ロープ又はバンドの形式の)に結合することができる。好ましくは制御装置と接続された、駆動装置が、引き出し/引き込み可能な引っ張り/押圧伝達手段へ作用して、それによってシャトルを準備パスの工具収容部に沿って移動させる。この種の駆動コンセプトは、引っ張り/押圧アクチュエータとも称される。
したがって好ましい実施形態において、第2の移送装置が引き出し可能な細長い(特にフレキシブルな)、好ましくはチェーン、ロープ又はバンドの形式の、引っ張り及び押圧伝達手段を有しており、それが準備パスの工具ガイドに沿って、好ましくは工具ガイド内で、移動可能である。付加的に、引っ張り及び押圧伝達手段を引き込まれた状態に保持するための、保管器、特に特に巻き上げ装置、あるいは螺旋形状及び/又は迷路形状に延びるリンクガイドを備えた保管器を設けることができる。
好ましい実施形態は、保管スペースの第1のグループの保管スペースが互いに平行な第1の工具ガイドによって、そして工具ガイドの第2のグループの保管スペースが互いに平行な第2の工具ガイドによって形成されており、その場合に第1の工具ガイドが第2の工具ガイドに対して、好ましくは少なくとも45°の角度、特に好ましくは少なくとも60°の角度、特に60°の角度だけ、傾斜していることを、特徴としている。
好ましい実施形態は、回転装置が第1のグループの保管スペースと第2のグループの保管スペースとの間に配置されていることを、特徴としている。それによって回転装置を中心とする領域を保管スペースのために最適に利用することができる。
好ましい実施形態は、回転装置がフレームによって支持され、その場合に好ましくは回転装置がフレームの棚内に配置されていることを、特徴としている。したがって回転装置は、保管スペースが形成されているのと同じフレームによって支持される。保管装置は、コンパクトな構造として実現することができ、かつすべての機能(保管、所望の順序と方位における準備及び曲げプレスの装填)がそれ自体に統合されている。
好ましい実施形態は、準備パスが第1のガイドセクションと第2のガイドセクションとを有し、その場合に第2の移送装置の少なくとも一部がその引き込まれた位置において第1のガイドセクション内に配置されており、かつその場合に曲げ工具が第2のガイドセクションに沿って保管装置から、かつ/又は保管装置内へ摺動可能であること、及び回転装置の少なくとも一部が準備パスの第1のガイドセクションと第2のガイドセクションとの間に配置されていることを、特徴としている。したがって一方では第2の移送装置のためのパーキング位置が形成され、他方では第2の移送装置は曲げ工具を回転装置から準備パス内へ移送するため(移動方向を変更することなしに)と曲げプレスの装填とに同時に使用することができる。
好ましい実施形態は、保管スペースが少なくとも2つの平面内に配置されており、その場合に好ましくは複数の保管スペースがフレームの棚に配置されていることを、特徴としている。
好ましくは保管スペースの少なくとも一部は、回転装置の下方及び/又は上方に配置されている。この措置によって、提供される空間が可能な限り良好に利用される。
好ましい実施形態は、少なくとも1つの第1の移送装置がフレームの第1の側に、そして準備パスがフレームの第1の側とは逆の側に配置されており、その場合に回転装置がフレームの互いに逆となる側の間にハッチを形成することを、特徴としている。それによって移送装置は、じゃまにならず、かつ最大の移動自由度を維持する。
好ましい実施形態は、第1の移送装置、第2の移送装置及び回転装置がそれぞれ少なくとも1つの駆動装置及び/又はアクチュエータを有しており、かつ制御装置によって駆動可能であることを、特徴としている。それによって種々のコンポーネントの個々のアクチュエータを可能な限り互いに対して調整することができる。具体的には、第1の移送装置と第2の移送装置は、それぞれ少なくとも1つの走行駆動装置を有し、回転装置は回転駆動装置(回転軸を中心に工具ガイドを回転させるため)を有している。
好ましい実施形態は、保管装置がモジュール状に拡張可能であり、かつ/又は少なくとも2つの互いに取り外し可能に結合された保管モジュールから形成され、それらがそれぞれ多数の保管スペースを有していることを、特徴としている。それによってそれぞれ必要に応じて保管容量を変化させることができる。たとえば、ベース装備として工具にしかるべき保管容量を有する第1の保管モジュール(それが回転装置も有している)を設けることができる。第2の保管モジュールは、たとえば厚いシート及び/又は薄いシート及び/又は他の種類の工作物を加工するために、保管を拡張する可能性を提供する。保管大きさは、他の保管モジュールを取り付けもしくは接続することによって任意に拡張可能である。
好ましい実施形態は、保管装置が、保管装置の外部から、好ましくはハッチを介して接近できる、特に保管装置に手動で曲げ工具を装填するための少なくとも1つの装填箇所を有しており、その場合に好ましくは装填箇所が第1の移送装置によって到着可能であり、かつ/又は少なくとも1つの工具ガイドによって形成されていることを、特徴としている。これが、操作者によって駆動の間に工具を主要時間並列に挿入し、かつ取り出すことを可能にし、すなわち装填プロセスもしくは曲げプロセスを中断する必要なしに、新しい(これまで保管装置内にはなかった)工具の使用が可能となる。
本発明は、曲げプレスと曲げプレスもしくはその1つ(複数)の工具ホルダに接続された少なくとも1つの曲げ工具保管装置とからなる配置に関するものでもある。その場合に、第1の保管装置が曲げプレスの1つの側に接続されており、第2の側が曲げプレスの逆の側に接続されていると、効果的である。その場合にこれらの保管装置は、曲げプレスの1つ(複数)の工具ホルダを介して(間接的に)互いに結合されている。それによって装填及び交換プロセスを、さらに迅速に行うことができる。
課題は、曲げプレスに曲げ工具を装填し、かつ/又は曲げプレス内で曲げ工具を交換する方法によっても解決され、その場合に曲げプレスは本発明に係る曲げ工具保管装置と結合されており、かつ曲げ工具は曲げ工具保管装置の保管スペースと曲げプレスの工具ホルダとの間において、第1の移送装置の操作、回転装置の操作及び準備パスに沿った曲げ工具の摺動によって曲げプレスへ引き渡され、かつ/又は曲げプレスから取り込まれる。
次に、工具交換する際の可能な一般的シーケンスについて詳しく説明する:第1の移送装置が(マニピュレータによって)曲げ工具を保管スペースから取り出して、それを回転装置(工具転向装置とも称する)内へ滑り移動させる。マニピュレータは、たとえば磁気的及び/又は機械的な把持器及び/又は吸引把持器を有することができる。
曲げ工具は、回転装置内で方向変換され、あるいはノーマルに方向づけされて、準備ライン(準備パス)内へ揺動させることができる。それに続いて第2の移送装置(曲げラインマニピュレータとも称される)が工具を曲げプレスの工具ホルダ内の所望の位置へ滑り移動させる。第2の移送装置と第1の移送装置を分離することによって、それらは互いに独立して作動することができる。第2の移送装置がまだ工具を移動させている間に、第1の移送装置はすでに他の工具を保管スペースから取り出して、したがって回転装置へ装填することができる。
曲げ工具保管装置は、上工具と下工具のために同一のコンポーネントを有することができる:保管スペース、第1の移送装置、回転装置及び第2の移送装置。上工具と下工具の保管と装填は、上述した原理に従ってそれぞれ独立して行われる。
棚保管器としての形態においては、下工具はそれぞれ工具ガイド内に立てられ、上工具はそれぞれ工具ガイド内に懸架される。保管スペースの工具ガイド内に、複数の工具を分類して保管することができる。保管容量を増大させるために、棚の長さを伸張させ、あるいはより高く形成することができる。保管レールの高さ間隔と側間隔は、保管すべき工具に従って適合されている。
回転装置は、第1と第2の移送装置の間の結合部材である。工具は、回転装置内へ挿入され、もしくは引き込まれ、選択的に回転によって曲げラインに対して左又は右へ揺動される。回転装置によって、方位(工具の転向)を定めることができる。第2の移送装置は、工具を回転装置を通して曲げプレスの工具ホルダ内へ摺動させ、もしくは(逆方向に)曲げプレスから工具を回転装置内へ引き込むように、形成することができる。
本発明をさらによく理解するために、以下の図を用いて本発明を詳細に説明する。
図は、それぞれ著しく簡略化された図式的な表示である。
曲げ工具保管装置を第1の側から示している。 曲げ工具保管装置を反対の側から示している。 保管装置に接続された曲げプレスを示している。 4つの工具ガイドを有する回転装置を示している。 交差する2つの工具ガイドを有する回転装置を示している。 保管装置の変形例を示している。 揺動可能な工具ガイドを有する回転装置の変形例を示している。 3つの工具ガイドを有する回転装置の変形例を示している。 保管装置の他の変形例を示している。 図1の一部を拡大して示している。 装填箇所とモジュラー構造を有する変形例を示している。 曲げ工具に連結されたシャトルを準備段階の工具ガイドにおいて示している。
最初に記録しておくが、異なるように記載される実施形態において、同一の部分には同一の参照符号ないし同一の構成部分名称が設けられており、その場合に説明全体に含まれる開示は、同一の参照符号ないし同一の構成部分名称を有する同一の部分へ意味に従って移し替えることができる。また、説明内で選択される、たとえば上、下、側方などのような位置記載は、直接説明され、かつ示される図に関するものであって、この位置記載は位置が変化した場合には意味に従って新しい位置へ移し替えられる。
実施例は、可能な実施変形例を示しており、その場合にここに記録しておくが、本発明は具体的に示されたその実施変形例に限定されるものではなく、むしろ個々の実施変形例を互いに様々に組み合わせることも可能であり、これらの変形可能性はこの発明による技術的に取り扱うための教示に基づいて、この技術分野で活動する当業者の裁量の範囲内にある。
保護領域は、請求項によって定められる。しかし明細書と図面は、請求項を解釈するために利用されるべきである。図示され、かつ説明された様々な実施例からなる個別特徴及び特徴の組合せは、それ自体自立した進歩的解決を表すことができるう。自立した進歩的解決に基礎となる課題は、明細書から読み取ることができる。
具体的な説明内の値領域についてのすべての記載は、その任意の部分領域とすべての部分領域を共に含むものであって、たとえば記載1から10は、下限の1と上限の10から始まるすべての部分領域、すなわち下限の1またはそれ以上で始まり、上限の10またはそれ以下で終了する、たとえば1から1.7、または3.2から8.1、あるいは5.5から10のすべての部分領域、を一緒に含んでいるものとする。
形式的に指摘しておくが、構造をよりよく理解するために、部材は一部縮尺どおりではなく、かつ/又は拡大及び/又は縮小して示されている。
図1、2及び3は、曲げ工具2を保管するための曲げ工具保管装置1を示している。書架形状のフレーム3に、曲げ工具2(ここでは:上工具と下工具)を有する多数の保管スペース4が配置されている。
以下において、保管装置1の下工具に関するコンポーネントが詳細に説明される。上工具に関するコンポーネントは、上工具が懸架して(かつ立てずに)移送され、かつ保管されることを除いて、同じ原理に基づいて機能する。
図2からは、工具ガイド11の形式の準備パス10が見られ、その工具ガイドに沿って曲げ工具2が放出され、かつ取り込まれる。
反対側(図1)には、保管スペース4と引き渡し箇所6との間で曲げ工具2を移送するための第1の移送装置が配置されている。
引き渡し箇所6と準備パス10の間において、保管装置は曲げ工具2を回転させるための回転装置7を有している。回転装置は、第1の移送装置5と(後にさらに詳細に説明する)第2の移送装置20との間の結合部材である。
回転装置7は、好ましくは垂直の回転軸8を中心に回転可能な少なくとも1つの工具ガイド9を有しており、その工具ガイドは第1の回転位置において準備パス10と整合し、第2の回転位置においては引き渡し箇所6を向く(図1と10を参照)。第1の回転位置と第2の回転位置の間の回転角度は、好ましくは少なくとも45°、好ましくは少なくとも60°である(図4、5及び8も参照、それらにおいてこの回転角度は90°もしくは120°である)。
回転装置7が、回転軸8を中心に回転可能な少なくとも2つの工具ガイド9を有していると、効果的であって、その場合に工具ガイド9は互いに対して、好ましくは少なくとも60°の角度、傾斜している。2つの工具ガイド9を有する実施形態が図5に、3つの工具ガイド9を有する実施形態が7と8に、そして4つの工具ガイド9を有する実施形態が図4に示されている。
回転装置7の工具ガイド9は、回転軸8を中心に回転可能に支承された、ディスク形状のプラットフォーム17に配置されている。
回転装置の少なくとも1つの回転位置において、回転装置7の第1の工具ガイド9が準備パス10と整合し、回転装置7の第2の工具ガイド9は引き渡し箇所6を向いている。
図7は、特別な実施形態を示しており、それにおいて回転装置7の工具ガイド9は、回転軸8から離隔し、かつ回転軸8に対して平行な揺動軸19を中心にプラットフォーム17に対して揺動可能である。それによって−図6に示すように、曲げ工具は2つの位置において回転装置へ引き渡し、あるは回転装置から取り出すことができ、それによって装填及び保管プロセスの可能性が拡大される。特に移送装置5は、曲げ工具を回転装置7の工具ガイド9へ引き渡すことができ、その後第2の位置へ移動して、そこで回転装置7の他の工具ガイド9から他の曲げ工具を回転装置7から取り出して、それを保管スペース4へ移動させることができる。
揺動軸19を中心とする工具ガイド9の揺動運動は、好ましくはプラットフォーム17に形成されたストッパ18によって制限することができる。揺動軸19を中心とするこの揺動運動をもたらすために、(図示されない)駆動装置を制御装置によって駆動することができる。
回転装置7の工具ガイドは、各工具ガイドがその第1と端部とその第2の端部との間において、それぞれの工具ガイド自体の長手軸に対して垂直かつ回転軸8を含む平面を通過するように、形成されている。回転装置7のそれぞれの工具ガイド9の第1の端部と第2の端部は、すべての実施形態において、回転軸8から実質的に同じ間隔を有している。
図5の工具ガイド9は交差しているが、図4と8の工具ガイド9は交差せずに配置されている。工具ガイドは回転軸8にもっとも近くなる箇所において、回転軸8に対して間隔Aを有しており、その場合に間隔Aは工具ガイド9の長さの好ましくは少なくとも4分の1である。
回転装置7の工具ガイド9が、好ましくは等辺の多角形の、好ましくは等辺の三角形又は正方形の辺に沿って延びていると、特に効果的である。
次に、保管スペース4と第1の移送装置5について詳しく説明する:
保管スペース4は、それぞれ少なくとも1つの曲げ工具2を保持して案内するための工具ガイド14を有している(図1、6、9)。
保管スペース4の工具ガイド14は、準備パス10の工具ガイド11に対して、好ましくは少なくとも45°の角度、特に好ましくは少なくとも60°の角度傾斜している。図1においてはこの角度は90°、図6においてこの角度は60°である。
曲げ工具2を収容するための第1の移送装置5は、工具収容部15を有しており、その工具収容部によって保管スペース4と引き渡し箇所6が接近可能である。工具収容部15は、少なくとも1つの曲げ工具2を保持して案内するための工具ガイド16を有している。工具収容部15の工具ガイド16は、保管スペース4の工具ガイド14と整合することができるので、曲げ工具2が接近した保管スペース4から工具収容部15内へ摺動することができる。
図9の特別な実施形態において、工具収容部15の工具ガイド16は、回転装置7の回転軸8に対して平行な揺動軸13を中心に揺動可能である(ここでは少なくとも60°の角度)。それによって、回転装置7を回転させる必要なしに、回転装置7の2つの工具ガイド9に装填することができる(図9内の60°傾斜した2つの矢印を参照)。
第1の移送装置5は、工具収容部15と共に走行可能なマニピュレータ12を有することができ(図1と8に図式的に示されている)、そのマニピュレータによって曲げ工具2が工具ガイド14、16に沿って工具収容部15内へ、かつ/又はそこから、摺動可能である。
保管装置1は、第2の移送装置20も有しており、その第2の移送装置によって曲げ工具2が準備パス10の工具ガイド11に沿って摺動可能である(図2と3)。
第2の移送装置20は、工具ガイド11に沿って、好ましくは準備パス10の工具ガイド11内で、走行可能な、好ましくはキャリッジ又はワゴンの形式のシャトル21を有している。シャトル21は、曲げ工具2をシャトル21へ連結するための取り外し可能な(たとえば機械的、磁気的又は吸引する)カップリングを有することができる。シャトル21は、自己走行するように、あるいは(図示されない)細長い引っ張り/押圧伝達手段(特にチェーン)によって、走行することができる。引っ張り/押圧伝達手段は、同様に準備パス10の工具ガイド11内で走行可能とすることができる。
−図9に示すように−保管スペースの第1のグループ22の保管スペース4が互いに対して平行な第1の工具ガイド14によって、そして工具ガイドの第2のグループ23の保管スペースが互いに対して平行な第2の工具ガイド24によって形成されており、その場合に第1の工具ガイド14が第2の工具ガイド24に対して傾斜している(ここでは約60°の角度)場合には、それによって、提供されるスペースを最高に利用することができる。これは特に、回転装置7が第1のグループ22の保管スペース4と第2のグループ23の保管スペース4の間に配置されている場合である。
図1からはさらに、回転装置7がフレーム3に支持され、かつフレーム3の棚に配置されていることが、見られる。
準備パス10は、第1のガイドセクション25と第2のガイドセクション26を有することができ、その場合に第2の移送装置20の少なくとも一部(ここではシャトル21)がその引き込まれた位置において第1のガイドセクション25内に配置されており、その場合に曲げ工具2が第1のガイドセクション26に沿って保管装置1から、かつ/又は保管装置内へ摺動可能である。回転装置7の少なくとも1つのセクションが、準備パス10の第1のガイドセクション25と第2のガイドセクション26の間に配置されている(たとえば図4を参照)。
図1に見られるように、保管スペース4は少なくとも2つの平面内に配置されており、その場合に複数の保管スペース4をフレーム3の棚に配置することができる。図示される実施形態において、保管スペース4の少なくとも一部は、回転装置7の下方及び/又は上方に配置されている。
好ましい視点によれば、少なくとも1つの第1の移送装置5がフレーム3の第1の側に(図1)、そして準備パス10がフレーム3の第1の側とは逆の側に配置されている(図2)。回転装置7は、フレーム3の互いに逆となる側の間のハッチを形成する。
図3は、曲げプレス27と曲げプレスに接続されている曲げ工具保管装置1とからなる配置を示している。曲げプレス27に曲げ工具2を装填し、かつ/又は曲げプレス27内で曲げ工具2を交換する方法において、曲げ工具2は曲げ工具保管装置1の保管スペース4と曲げプレス27の工具ホルダ28との間において、第1の移送装置5の操作、回転装置7の操作及び曲げ工具2の準備パス10に沿った(第2の移送装置20による)摺動によって、曲げプレス27へ引き渡され、かつ/又は曲げプレス27から取り出される。
大きな利点は、第1と第2の移送装置が互いに独立して作動することができ、それによって工作物の形成におけるサイクル時間を著しく減少させることができることに見られる。
図3は、曲げプレス27に接続されている保管装置1のみを示しているが、拡張さされた実施形態においては、1つの曲げプレスに2つの保管装置を接続することができる。その場合には、第1の保管装置が曲げプレスの1つの側に(図3)に、そして第2の保管装置が曲げプレスの逆の側に接続されていると、効果的である。2つの保管装置を設けることによって、装填及び交換プロセスをさらに短縮することができる。
図11は保管装置1を示しており、その保管装置はモジュール状に拡張可能であり、もしくは少なくとも2つの互いに取り外し可能に結合された保管モジュール30、31によって形成されており、それらの保管モジュールがそれぞれ多数の保管スペースを有している。その場合に回転装置7は第1の保管モジュール30内に収容することができるが、第2の保管モジュール31は保管スペース4に場所を提供することしかできない。(図11には示されない)第1の移送装置5は、第1と第2の保管モジュールへ到着することができるように、形成することができる。
図11は、保管装置1の外部から、たとえばハッチを介して接近できる、保管装置1に曲げ工具2(ここでは上工具と下工具について)を特に手動で装填するための装填箇所29を示している。装填箇所29は、第1の移送装置5によって到着可能であり、好ましくは少なくとも1つの工具ガイドによって形成されている。したがって装填箇所へセットされる曲げ工具は、第1の移送装置によって、保管スペースに配置されている曲げ工具と同じやり方で取り出すことができる。装填箇所29の工具ガイドは、保管スペース4の工具ガイドに対して好ましくは平行である。
そして図12は、第2の移送装置20を示している。シャトル21は工具ガイド11に沿って、ここでは特に準備パス10の工具ガイド11内もしくは(それ以降の経過において)接続されている曲げプレス27の工具ホルダ28(図3を参照)内で、走行可能である。シャトル21は、細長い引っ張り/押圧伝達手段32によって摺動され、もしくは引っ張られる。伝達手段32は、好ましくはチェーン部材から形成されている。引っ張り及び押圧伝達手段32は、工具ガイド11に沿って、ここでは準備パス10の工具ガイド11内で、もしくは(それ以降の経過において)接続されている曲げプレス27の工具ホルダ28(図3を参照)内で、走行可能である。
最後に指摘しておくが、コンポーネント、特に第1の移送装置、第2の移送装置及び回転装置は、制御装置によって駆動可能とすることができる。それによってこれらのコンポーネントの間の協働は、最適化することができる。
1 曲げ工具保管装置
2 曲げ工具
3 フレーム
4 保管スペース
5 第1の移送装置
6 引き渡し箇所
7 回転装置
8 回転軸
9 工具ガイド
10 準備パス
11 工具ガイド
12 マニピュレータ
13 揺動軸
14 工具ガイド
15 工具収容部
16 工具ガイド
17 プラットフォーム
18 ストッパ
19 揺動軸
20 第2の移送装置
21 シャトル
22 保管スペースの第1のグループ
23 保管スペースの第2のグループ
24 工具ガイド
25 第1のガイドセクション
26 第2のガイドセクション
27 曲げプレス
28 工具ホルダ
29 装填箇所
30 第1の保管モジュール
31 第2の保管モジュール
32 引っ張り/押圧伝達手段
特許文献3(国際公開第2016/109862(A1)号)は、曲げプレスに曲げ工具を装填するための装填装置を開示している。これは、曲げ工具を保持して案内するための多数のガイドレールを備えた工具保管器と曲げ工具を摺動させるための移送装置とを有している。曲げ工具を入れ替える際の可能性を拡大するために、少なくとも1つのガイドレールを有する中間置き場が設けられている。その場合に工具保管器と中間置き場は、互いに対して移動可能である。
特許文献4(国際公開第2017/004648(A1)号)は、リング形状の外側の工具保管器と−外側の工具保管器の内部に配置されている−内側の工具保管器とを有する曲げ工具保管装置を開示している。その場合に外側の工具保管器と内側の工具保管器は互いに対して回動可能であり、その場合に外側の工具保管器の少なくとも1つのガイドレールが、外側の工具保管器と内側の工具保管器の間の種々の相対回動位置において、それぞれ内側の工具保管器の他のガイドレールと整合する。
オーストリア国特許第516624(B1)号明細書 欧州特許第2946846(B1)号明細書 国際公開第2016/109862(A1)号 国際公開第2017/004648(A1)号
この課題は、冒頭で挙げた保管装置によって、曲げ工具保管装置が引き渡し箇所と準備パスの間に曲げ工具を回転させるための回転装置を有していること、及び保管装置が少なくとも1つの第2の移送装置を有しており、その第2の移送装置によって曲げ工具が準備パスの工具ガイドに沿って摺動可能であることによって、解決される。
本発明によれば、保管装置は少なくとも1つの第2の移送装置を有しており、その第2の移送装置によって曲げ工具が準備パスの工具ガイドに沿って摺動可能である。したがって第1の移送装置に関係なく、装填プロセスもしくは取り出しプロセスを行うことができる。回転装置のコンセプトは、準備パスに沿った本来の装填もしくは取り出しプロセスと、第1の移送装置による1つ(複数)の保管スペースからの曲げ工具の取り出しもしくは保管スペースへの曲げ工具の保管とを、分離することである。第1の移送装置と第2の移送装置は、並列に作動する。回転装置は第1と第2の移送装置の間の結合部材である

Claims (29)

  1. 曲げ工具(2)を保管するための曲げ工具保管装置(1)であって、
    −好ましくは書架状のフレーム(3)を有し、前記フレームに曲げ工具(2)のための多数の保管スペース(4)が配置されており、
    −曲げ工具(2)を放出し、かつ/又は取り入れるための、好ましくは工具ガイド(11)の形式の、少なくとも1つの準備パス(10)を有し、
    −保管スペース(4)と引き渡し箇所(6)の間で曲げ工具(2)を移送するための少なくとも1つの第1の移送装置(5)を有する、
    ものにおいて、
    曲げ工具保管装置(1)が引き渡し箇所(6)と準備パス(10)の間に、曲げ工具(2)を回転させるための回転装置(7)を有している、
    ことを特徴とする曲げ工具保管装置。
  2. 回転装置(7)が、好ましくは垂直の回転軸(8)を中心に回転可能な少なくとも1つの工具ガイド(9)を有し、前記工具ガイドが第1の回転位置において準備パス(10)と整合し、第2の回転位置においては引き渡し箇所(6)を向いており、その場合に好ましくは第1の回転位置と第2の回転位置の間の回転角度が、少なくとも45°、好ましくは少なくとも60°である、ことを特徴とする請求項1に記載の保管装置。
  3. 回転装置(7)が、回転軸(8)を中心に回転可能な少なくとも2つの工具ガイド(9)を有し、その場合にそれらの工具ガイド(9)が互いに対して、好ましくは少なくとも60°の角度だけ、傾斜している、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の保管装置。
  4. 回転装置(7)の工具ガイド(9)が、回転軸(8)を中心に回転可能に軸承された、好ましくはディスク形状のプラットフォーム(17)に配置されている、ことを特徴とする請求項3に記載の保管装置。
  5. 回転装置の少なくとも1つの回転位置において、回転装置(7)の第1の工具ガイド(9)が準備パス(10)と整合し、かつ回転装置(7)の第2の工具ガイド(9)が引き渡し箇所(6)を向いている、ことを特徴とする請求項3又は4に記載の保管装置。
  6. 回転装置(7)の少なくとも1つの工具ガイド(9)がプラットフォーム(17)に対して揺動軸(19)を中心に揺動可能であって、前記揺動軸が回転軸(8)から離隔し、かつ回転軸(8)に対して平行である、ことを特徴とする請求項3から5のいずれか1項に記載の保管装置。
  7. 揺動軸(19)を中心とする少なくとも1つの工具ガイド(9)の揺動運動が、好ましくはプラットフォーム(17)に形成されたストッパ(18)によって制限されている、ことを特徴とする請求項6に記載の保管装置。
  8. 回転装置(7)の少なくとも1つの工具ガイド(9)が、その第1の端部とその第2の端部の間において、工具ガイド(9)の長手方向に対して垂直かつ回転軸(8)を含む平面(E)を通過し、かつ/又は
    回転装置(7)の少なくとも1つの工具ガイド(9)の第1の端部と第2の端部が、回転軸(8)から実質的に等しい間隔を有している、
    ことを特徴とする請求項2から7のいずれか1項に記載の保管装置。
  9. 回転装置(7)の少なくとも1つの工具ガイド(9)が、回転軸(8)に最も近づく箇所において、回転軸(8)に対して間隔(A)を有し、その場合に間隔(A)が好ましくは工具ガイド(9)の長さの少なくとも4分の1である、ことを特徴とする請求項2から8のいずれか1項に記載の保管装置。
  10. 回転装置(7)の工具ガイド(9)が、好ましくは等辺の多角形、好ましくは等辺の三角形あるいは正方形の辺に沿って延びている、ことを特徴とする請求項3から9のいずれか1項に記載の保管装置。
  11. 保管スペース(4)が、それぞれ少なくとも1つの曲げ工具(2)を保持して案内するための工具ガイド(14)を有している、ことを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の保管装置。
  12. 保管スペース(4)の工具ガイド(14)が、準備パス(10)の工具ガイド(11)に対して、好ましくは少なくとも45°の角度、特に好ましくは少なくとも60°の角度、特に60°の角度あるいは90°の角度だけ、傾斜している、ことを特徴とする請求項11に記載の保管装置。
  13. 少なくとも1つの移送装置(5)が曲げ工具(2)を収容するために工具収容部(15)を有しており、前記工具収容部によって保管スペース(4)と引き渡し箇所(6)に到着可能である、ことを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載の保管装置。
  14. 工具収容部(15)が、少なくとも1つの曲げ工具(2)を保持して案内するために工具ガイド(16)を有しており、その場合に工具収容部(15)の工具ガイド(16)が保管スペース(4)の工具ガイド(14)と整合可能である、ことを特徴とする請求項13に記載の保管装置。
  15. 工具収容部(15)の工具ガイド(16)が、回転装置(7)の回転軸(8)に対して平行の揺動軸(13)を中心に、好ましくは少なくとも45°の角度、特に好ましくは少なくとも60°の角度、特に60の角度だけ、揺動可能である、ことを特徴とする請求項14に記載の保管装置。
  16. 第1の移送装置(5)が、工具収容部(15)と共に走行可能なマニピュレータ(12)を有しており、前記マニピュレータによって曲げ工具(2)が工具ガイド(14、16)に沿って工具収容部(15)内へ、かつ/又は工具収容部から摺動可能である、ことを特徴とする請求項13から15のいずれか1項に記載の保管装置。
  17. 第2の移送装置(20)が第1の移送装置(5)とは関係なく、かつ/又は第1の移送装置に対して時間的に並行して、駆動可能である、ことを特徴とする請求項1から16のいずれか1項に記載の保管装置。
  18. 第2の移送装置(20)が、準備パス(10)の工具ガイド(11)に沿って、好ましくは工具ガイド(11)内で、走行可能な、好ましくはキャリッジ又はワゴンの形式のシャトル(21)を有しており、その場合に好ましくはシャトル(21)が、シャトル(21)に曲げ工具(2)を連結するための取り外し可能なカップリングを有している、ことを特徴とする請求項17に記載の保管装置。
  19. 第2の移送装置(20)が、好ましくはチェーン、ロープ又はバンドの形式の、引き出し可能な細長い引っ張り及び押圧伝達手段(32)を有しており、前記手段が準備パス(10)の工具ガイド(11)に沿って、好ましくは工具ガイド(11)内で、移動可能である、ことを特徴とする請求項17又は18に記載の保管装置。
  20. 保管スペースの第1のグループ(22)の保管スペース(4)が、互いに対して平行な第1の工具ガイド(14)によって、工具ガイドの第2のグループ(23)の保管スペースが、互いに対して平行な第2の工具ガイド(24)によって形成されており、その場合に第1の工具ガイド(14)が第2の工具ガイド(24)に対して、好ましくは少なくとも45°の角度、特に好ましくは少なくとも60°の角度、特に60°の角度だけ、傾斜している、ことを特徴とする請求項1から19のいずれか1項に記載の保管装置。
  21. 第1のグループ(22)の保管スペース(4)と第2のグループ(23)の保管スペース(4)の間に、回転装置(7)が配置されている、ことを特徴とする請求項20に記載の保管装置。
  22. 回転装置(7)がフレーム(3)によって支持され、その場合に好ましくは回転装置(7)はフレーム(3)の棚に配置されている、ことを特徴とする請求項1から21のいずれか1項に記載の保管装置。
  23. 準備パス(10)が第1のガイドセクション(25)と第2のガイドセクション(26)を有しており、その場合に第2の移送装置(20)の少なくとも一部がその引き込まれた位置において第1のガイドセクション(25)内に配置されており、かつその場合に曲げ工具(2)が第2のガイドセクション(26)に沿って保管装置(1)から、かつ/又は保管装置内へ摺動可能であり、かつ
    回転装置(7)の少なくとも一部が、準備パス(10)の第1のガイドセクション(25)と第2のガイドセクション(26)の間に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1から22のいずれか1項に記載の保管装置。
  24. 保管スペース(4)が少なくとも2つの平面内に配置されており、その場合に好ましくは複数の保管スペース(4)がフレーム(3)の1つの棚に配置されており、かつ/又は
    保管スペース(4)の少なくとも一部が、回転装置(7)の下方及び/又は上方に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1から23のいずれか1項に記載の保管装置。
  25. 少なくとも1つの第1の移送装置(5)がフレーム(3)の第1の側に配置され、準備パス(10)がフレーム(3)の第1の側とは逆の側に配置されており、その場合に回転装置(7)がフレーム(3)の互いに逆となる側の間にハッチを形成している、ことを特徴とする請求項1から24のいずれか1項に記載の保管装置。
  26. 第1の移送装置(5)、第2の移送装置(20)及び回転装置(7)が、それぞれ少なくとも1つの駆動装置及び/又はアクチュエータを有し、かつ制御装置によって駆動可能である、ことを特徴とする請求項1から25のいずれか1項に記載の保管装置。
  27. 保管装置(1)がモジュール状に拡張可能であり、かつ/又は少なくとも2つの互いに取り外し可能に結合された保管モジュール(30、31)から形成されており、前記保管モジュールがそれぞれ多数の保管スペース(4)を有している、ことを特徴とする請求項1から26のいずれか1項に記載の保管装置。
  28. 保管装置(1)が、保管装置(1)の外部から、好ましくはハッチを介して接近できる、特に手動で保管装置(1)に曲げ工具(2)を装填するための少なくとも1つの装填箇所(29)を有しており、その場合に好ましくは装填箇所(29)が第1の移送装置(5)によって到着可能であり、かつ/又は少なくとも1つの工具ガイドによって形成されている、ことを特徴とする請求項1から27のいずれか1項に記載の保管装置。
  29. 曲げプレス(27)に曲げ工具(2)を装填し、かつ/又は曲げプレス(27)内で曲げ工具(2)を交換するための方法であって、その場合に曲げプレス(27)が曲げ工具保管装置(1)と結合されている、ものにおいて、
    曲げ工具保管装置(1)が請求項1から28のいずれか1項に従って形成されており、かつ
    曲げ工具(2)が曲げ工具保管装置(1)の保管スペース(4)と曲げプレス(27)の工具ホルダ(28)との間で、第1の移送装置(5)の操作、回転装置(7)の操作及び準備パス(10)に沿った曲げ工具(2)の摺動によって、曲げプレス(27)へ引き渡され、かつ/又は曲げプレス(27)から取り込まれる、
    ことを特徴とする方法。
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