JP2020203763A - クレーン - Google Patents

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Abstract

【課題】ウインチからの戻り圧油エネルギを、簡易な構成で有効利用できるクレーンを提供する。【解決手段】クレーンは、ウインチ(105)と、ウインチ(105)の入力軸(105a)に連結され、当該入力軸(105a)を回転駆動するための第1油圧アクチュエータ(15)と、第1油圧アクチュエータ(15)に圧油を供給する第1油圧ポンプ(12)と、ウインチ(105)の入力軸(105a)に連結され、当該入力軸(105a)の回転により駆動される回生用油圧ポンプ(17)と、回生用油圧ポンプ(17)からの圧油を蓄圧することなく所定の供給先に送る油路(L7)とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、クレーンに関する。
本技術分野の背景技術として、例えば特許文献1には、「積荷を上昇および下降させるワイヤが巻回されたウインチと、ワイヤを巻上げる際には、ウインチを回転させる油圧モータとして作動し、ワイヤを巻下げる際には、自重によって降下する積荷が引き出すワイヤによって回転させられるウインチの回転力を駆動源として回転するポンプとして作動する油圧ポンプ・モータと、ワイヤを巻上げる際に、油圧ポンプ・モータに昇圧されたオイルを供給する油圧ポンプと、ワイヤを巻下げる際に油圧ポンプ・モータにて昇圧されたオイルを一時的に貯留しておくアキュムレータとを備え、ワイヤを巻上げる際に、アキュムレータに貯留されたオイルが、油圧ポンプに供給される」構成が記載されている(要約参照)。この特許文献1によれば、ウインチからの戻り圧油エネルギを回収し、回収されたエネルギを再利用して、省エネルギ化を図ることができるとされている。
特開2010−285271号公報
しかしながら、特許文献1では、ワイヤ巻下げ時におけるウインチからの戻り圧油エネルギを回収するためにアキュムレータが別途必要となるため、装置が大型化するという課題がある。
本発明の目的は、ウインチからの戻り圧油エネルギを、簡易な構成で有効利用できるクレーンを提供することにある。
上記目的を達成するために、代表的な本発明は、ウインチと、前記ウインチの入力軸に連結され、当該入力軸を回転駆動するための第1油圧アクチュエータと、前記第1油圧アクチュエータに圧油を供給する第1油圧ポンプと、を備えたクレーンにおいて、前記ウインチの前記入力軸に連結され、当該入力軸の回転により駆動される回生用油圧ポンプと、前記回生用油圧ポンプからの圧油を蓄圧することなく所定の供給先に送る油路とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、ウインチからの戻り圧油エネルギを簡易な構成で有効利用できるクレーンを提供できる。なお、上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本実施形態に係るクレーンの側面図である。 クレーンに搭載される駆動回路を示す図である。 回生用油圧ポンプの吐出容量を変更する駆動回路の構成を示す図である。 変形例1に係るクレーンの駆動回路を示す図である。 変形例2に係るクレーンの駆動回路を示す図である。 起伏用ウインチの入力軸に対する回生用油圧ポンプの連結形態のバリエーションを示す図である。
以下図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。図1は、本実施形態に係るクレーン1の側面図である。本実施形態に係るクレーン1は、走行体101と、旋回装置102を介して走行体101上に旋回可能に搭載された旋回体103と、旋回体103の先端部に起伏可能に取り付けられたブーム104とを主に備える。
走行体101は、走行モータ21(図2参照)が回転駆動することによって走行する。旋回体103は、旋回モータ(図示省略)が回転駆動することによって、走行体101に対して旋回する。また、旋回体103は、起伏用ウインチ105と、昇降用ウインチ106とを備える。
起伏用ウインチ105は、図2に示す起伏用油圧モータ(第1油圧アクチュエータ)15によって回転駆動されて、起伏ロープ107を巻き上げ或いは巻き下げる。そして、ブーム104は、起伏用ウインチ105によって起伏ロープ107が巻き上げられると起立し、起伏用ウインチ105によって起伏ロープ107が巻き下げられると倒伏する。
より詳細には、起伏ロープ107は、ガントリ110を介してペンダントロープ117に接続されている。ガントリ110は、前脚111と、後脚112とを主に備える。前脚111の基端部は、旋回体103の中央部に設けられたブラケットに回転可能に連結されている。後脚112の基端部は、旋回体103の後部側に設けられたブラケットに回転可能に連結されている。
前脚111の上端側には、下部シーブ114を備える下部スプレッダ113が固定されている。また、下部スプレッダ113とブーム104の先端部との間には、上部シーブ116を備える上部スプレッダ115が介装されている。上部シーブ116と下部シーブ114とには、起伏ロープ107が複数回掛け回されている。上部スプレッダ115は、ブーム104の先端部に固定されたペンダントロープ117に接続されている。
起伏用ウインチ105によって起伏ロープ107が巻き上げられると、下部スプレッダ113と上部スプレッダ115との間隔が狭まって、ブーム104が起立する。一方、起伏用ウインチ105によって起伏ロープ107が巻き下げられると、下部スプレッダ113と上部スプレッダ115との間隔が広がって、ブーム104が倒伏する。
昇降用ウインチ106は、図2に示す昇降用油圧モータ(第2油圧アクチュエータ)20によって回転駆動されて、昇降ロープ108を巻き上げ或いは巻き下げる。そして、ブーム104の先端から垂下された昇降ロープ108の先端に取り付けられたフック109は、昇降用ウインチ106によって昇降ロープ108が巻き上げられると上昇し、昇降用ウインチ106によって昇降ロープ108が巻き下げられると下降する。
さらに旋回体103は、キャビン118を備える。キャビン118には、クレーン1を操作するオペレータが搭乗する内部空間が形成されている。キャビン118の内部空間には、走行体101を走行させ、旋回体103を旋回させ、ブーム104を起伏させ、フック109を昇降させるためのオペレータの操作を受け付ける操作部(図示省略)が配置されている。キャビン118に搭乗したオペレータが操作部を操作することによって、クレーン1が動作する。
操作部は、例えば、エンジン10(図2参照)の回転数を制御するアクセルペダル、走行体101の操舵及び制動する走行レバー、旋回体103を旋回させる旋回レバー、起伏用ウインチ105を回転させる起伏レバー119(図3参照)、昇降用ウインチ106を回転させる昇降レバーなどを備える。但し、オペレータの操作を受け付けることができれば、操作部の具体的な構成は前述の例に限定されない。
図2は、クレーン1に搭載される駆動回路を示す図である。図3は、回生用油圧ポンプ17の吐出容量を変更するための駆動回路の構成を示す図である。図2に示すように、クレーン1の駆動回路は、エンジン(原動機)10と、作動油タンク11と、第1油圧ポンプ12と、第2油圧ポンプ13と、方向制御弁14と、起伏用油圧モータ15と、カウンタバランス弁16と、回生用油圧ポンプ17と、チェック弁18とを主に備える。
エンジン10は、第1油圧ポンプ12、第2油圧ポンプ13、第3油圧ポンプ22(図3参照)、及びパイロット油圧ポンプ(図示省略)を駆動させるための駆動力を発生させる。作動油タンク11は、各油圧ポンプに供給する作動油を貯留する。
第1油圧ポンプ12は、エンジン10の出力軸10aに連結され、油路Lを通じて作動油タンク11に接続され、油路Lを通じて方向制御弁14及び走行モータ21に接続されている。そして、第1油圧ポンプ12は、エンジン10が発生させた駆動力によって回転駆動し、作動油タンク11に貯留された作動油を油路Lを通じて吸い上げて、油路Lを通じて方向制御弁14及び走行モータ21に圧送する。
第2油圧ポンプ13は、エンジン10の出力軸10aに連結され、油路Lを通じて作動油タンク11に接続され、油路Lを通じて補器19、昇降用油圧モータ20、及び走行モータ21に接続されている。そして、第2油圧ポンプ13は、エンジン10が発生させた駆動力によって回転駆動し、作動油タンク11に貯留された作動油を油路Lを通じて吸い上げて、油路Lを通じて補器19、昇降用油圧モータ20、及び走行モータ21に圧送する。
方向制御弁14は、油路Lを通じて第1油圧ポンプ12に接続され、油路L、Lを通じて起伏用油圧モータ15に接続され、油路Lを通じて作動油タンク11に接続されている。そして、方向制御弁14は、起伏レバー119に対するオペレータの操作に応じて、油路Lを通じて第1油圧ポンプ12から供給される圧油を、油路L、L、Lのいずれかに吐出する。
より詳細には、図3に示すように、方向制御弁14は、位置A、B、Cに切換可能に構成されている。また、方向制御弁14は、起伏レバー119からパイロット圧油が供給されるパイロットポート14a、14bを備える。起伏レバー119が操作されていないとき、方向制御弁14は、位置A(初期位置)となる。
起伏レバー119は、ブーム104を起立させる向きに操作されたとき、パイロット油圧ポンプから吐出されるパイロット圧油を、油路L10を通じてパイロットポート14aに供給する。このとき、方向制御弁14は、位置Bに切り換えられる。一方、起伏レバー119は、ブーム104を倒伏させる向きに操作されたとき、パイロット油圧ポンプから吐出されるパイロット圧油を、油路L11を通じてパイロットポート14bに供給する。このとき、方向制御弁14は、位置Cに切り換えられる。さらに、起伏レバー119の操作が終了すると、方向制御弁14は、位置Aに復帰する。
方向制御弁14は、位置Aのときに、油路L、L、Lを油路Lに連通させる。すなわち、方向制御弁14が位置Aのとき、第1油圧ポンプ12から吐出される圧油は、起伏用油圧モータ15に供給されず、作動油タンク11に還流する。一方、油路Lを通じて起伏用油圧モータ15から排出される圧油は、カウンタバランス弁16によって遮断され、油路L側(ブーム104の保持側)の管路圧が高い状態となる。これにより、自重や吊荷の重量によってブーム104が倒伏することはない。
方向制御弁14は、位置Bのときに、油路L、Lを連通させ、油路L、Lを連通させる。これにより、第1油圧ポンプ12から吐出される圧油が油路Lを通じて起伏用油圧モータ15に供給され、起伏用油圧モータ15から油路Lに排出される圧油が作動油タンク11に還流する。その結果、ブーム104が起立される。また、起伏レバー119の操作量が大きいほど、方向制御弁14から油路Lを通じて起伏用油圧モータ15に供給される圧油の油圧が高くなる。
方向制御弁14は、位置Cのときに、油路L、Lを連通させ、油路L、Lを連通させる。これにより、第1油圧ポンプ12から吐出される圧油が油路Lを通じて起伏用油圧モータ15に供給され、起伏用油圧モータ15から油路Lに排出される圧油が作動油タンク11に還流する。その結果、カウンタバランス弁16が徐々に開き、ブーム104が倒伏される。また、起伏レバー119の操作量が大きいほど、方向制御弁14から油路Lを通じて起伏用油圧モータ15に供給される圧油の油圧が高くなる。
起伏用油圧モータ15は、油路L、Lを通じて方向制御弁14に接続され、起伏用ウインチ105の入力軸105aに連結されている。そして、起伏用油圧モータ15は、油路L、Lの一方を通じて方向制御弁14から供給された圧油によって起伏用ウインチ105の入力軸105aを回転駆動し、油路L、Lの他方を通じて方向制御弁14に圧油を排出する。
より詳細には、起伏用油圧モータ15は、油路Lを通じて圧油が供給され、油路Lを通じて圧油を排出するとき、ブーム104を起立させる(すなわち、起伏ロープ107を巻き上げる)向きに起伏用ウインチ105を回転させる。一方、起伏用油圧モータ15は、油路Lを通じて圧油が供給され、油路Lを通じて圧油を排出するとき、ブーム104を倒伏させる(すなわち、起伏ロープ107を巻き下げる)向きに起伏用ウインチ105を回転させる。
カウンタバランス弁16は、方向制御弁14と起伏用油圧モータ15とを接続する油路L上に配置される。具体的には、カウンタバランス弁16は、ブーム104が倒伏する際に、起伏用油圧モータ15の戻り側となる油路Lに介装される。カウンタバランス弁16は、方向制御弁14から起伏用油圧モータ15への(すなわち、ブーム104を起立させる向きの)圧油の流れを許容し、起伏用油圧モータ15から方向制御弁14への(すなわち、ブーム104を倒伏させる向きの)圧油の流れを制限する。
回生用油圧ポンプ17は、起伏用ウインチ105の入力軸105aに直接的或いは間接的に連結され、油路L(第1油路)を通じて油路Lに接続されている。すなわち、油路Lは、第2油圧ポンプ13の吐出側と、回生用油圧ポンプ17の吐出側とを繋いでいる。そして、回生用油圧ポンプ17は、起伏用ウインチ105の入力軸105aの回転により駆動されて、作動油タンク11に貯留された圧油を、油路L、Lを通じて補器19、昇降用油圧モータ20、及び走行モータ21に供給する。
回生用油圧ポンプ17は、吐出する油圧の油量を変更可能な可変容量型の油圧ポンプである。回生用油圧ポンプ17は、例えば、ブーム104を倒伏させる際の起伏用ウインチ105の吐出側の油圧と吸入側の油圧との差圧に応じて、吐出する圧油の油量が増加する。また、回生用油圧ポンプ17は、例えば、ブーム104を起立させる際に、吐出する圧油の油量を減少させる。例えば、回生用油圧ポンプ17は、斜板の傾転角を増減させることによって、吐出油量を変更可能な構成であってもよい。但し、回生用油圧ポンプ17の具体的な構成は、吐出油量を変更できれば斜板式に限定されず、斜軸式などであってもよい。
チェック弁18は、油路L上に配置されている。チェック弁18は、回生用油圧ポンプ17から油路Lへの圧油の流れを許容し、油路Lから回生用油圧ポンプ17への圧油の流れを阻止する。また、回生用油圧ポンプ17から補器19、昇降用油圧モータ20、及び走行モータ21に至る油路L、L上には、圧油を蓄圧する構成要素(例えば、アキュムレータ)が配置されていない。すなわち、回生用油圧ポンプ17から吐出される圧油は、途中で蓄圧されることなく補器19、昇降用油圧モータ20、及び走行モータ21に供給される。
補器19は、第2油圧ポンプ13及び回生用油圧ポンプ17から供給される圧油によって駆動する。補器19は油圧によって駆動すればどのようなものでもよいが、例えばアウトリガ、冷却ファンを駆動する冷却ファン用モータ(油圧モータ)、冷却ファンを駆動する電動モータに電気を供給する発電機の動力源としての油圧モータ等が挙げられる。昇降用油圧モータ20は、第2油圧ポンプ13及び回生用油圧ポンプ17から供給される圧油によって駆動する。走行モータ21は、第1油圧ポンプ12、第2油圧ポンプ13、及び回生用油圧ポンプ17から供給される圧油によって駆動する。
また、油圧ポンプ12、13、17と、補器19、昇降用油圧モータ20、及び走行モータ21との間には、操作部に対するオペレータの操作に応じて圧油の供給方向及び供給量を制御する方向制御弁(図示省略)が配置されている。
図3に示すように、クレーン1の駆動回路は、第3油圧ポンプ22と、傾転制御弁23と、傾転ピストン24とをさらに備える。第3油圧ポンプ22は、不図示の油路を通じて作動油タンク11に接続され、油路Lを通じて傾転制御弁23及び傾転ピストン24の受圧部29に接続されている。そして、第3油圧ポンプ22は、作動油タンク11に貯留された作動油を、油路Lを通じて傾転制御弁23及び傾転ピストン24の受圧部29に圧送する。
傾転制御弁23は、油路Lを通じて作動油タンク11に接続され、油路Lを通じて第3油圧ポンプ22に接続され、油路Lを通じて傾転ピストン24の受圧部30に接続されている。傾転制御弁23は、傾転ピストン24の受圧部30に対する圧油の給排を制御する。傾転制御弁23は、位置D、E、Fに切換可能に構成されている。
傾転制御弁23は、位置D(初期位置)のとき、油路L、L、Lを遮断する。これにより、第3油圧ポンプ22から傾転ピストン24の受圧部30に圧油が供給されず、傾転ピストン24の受圧部30から作動油タンク11に圧油が排出されない。その結果、回生用油圧ポンプ17の傾転角は、直前の状態に維持される。
傾転制御弁23は、位置E(第1位置)のとき、油路L、Lを接続する。これにより、油路L内の圧油が作動油タンク11に還流し、傾転ピストン24の受圧部30に作用する圧力が減少する。傾転制御弁23は、位置F(第2位置)のとき、油路L、Lを接続する。これにより、第3油圧ポンプ22から吐出される圧油が傾転ピストン24の受圧部30に供給され、傾転ピストン24の受圧部29に作用する圧力が上昇する。
傾転制御弁23は、コイルバネ(付勢部材)25と、受圧部26、27、28とを備える。コイルバネ25は、傾転制御弁23を位置Fに向けて付勢する。受圧部26は、油路Lに供給される圧油(すなわち、起伏用油圧モータ15の保持側)の油圧Pを受ける。受圧部27は、油路Lに供給される圧油(すなわち、起伏ロープ107の巻下げ時の入り口側)の油圧Pを受ける。受圧部28は、油路L10に供給される(すなわち、起伏ロープ107の巻上時の)パイロット圧油の油圧Pを受ける。
受圧部26、27は、油圧P、Pの差圧(P−P)の大きさに応じた押圧力で、傾転制御弁23を位置Eへ向けて押圧する差圧受け部(以下、「差圧受け部26−27」と表記する。)を構成する。差圧受け部26−27の押圧力は、差圧が大きいほど大きく、差圧が小さいほど小さい。また、差圧が負の値(P<P)のとき、差圧受け部26−27の押圧力は0となる。一方、受圧部28は、油圧Pを受けて傾転制御弁23を位置Fへ向けて押圧する。また、油圧Pが0のとき、受圧部28の押圧力は0となる。
なお、厳密には、差圧受け部26−27の押圧力は、油圧P及び受圧部26の受圧面積Aの積(P×A)と、油圧P及び受圧部27の受圧面積Aとの積(P×A)との差によって定まる。但し、受圧面積A、Aは固定なので、結果として、油圧P、Pの差によって差圧受け部26−27の押圧力が変化することになる。
傾転ピストン24は、第3油圧ポンプ22及び傾転制御弁23から供給される圧油によって、回生用油圧ポンプ17が吐出する圧油の油量(例えば、傾転角)を変化させる。傾転ピストン24は、受圧部29、30を備える。受圧部29は、油路Lを通じて第3油圧ポンプ22から供給される圧油の圧力Pを受ける。受圧部30は、油路Lを通じて傾転制御弁23から供給される圧油の圧力Pを受ける。また、受圧部29の受圧面積Aは、受圧部30の受圧面積Aより小さい(A<A)。
そして、傾転ピストン24は、P×AがP×Aより大きくなると、回生用油圧ポンプ17の吐出量(すなわち、傾転角)を増加させる向きに移動する。一方、傾転ピストン24は、P×AがP×Aより大きくなると、回生用油圧ポンプ17の吐出量(すなわち、傾転角)を最小(例えば、0)にする向きに移動する。
上記構成の駆動回路において、ブーム104を起立させる向きに起伏レバー119が操作されると、受圧部28に押圧力が生じる。その結果、コイルバネ25の付勢力と受圧部28の押圧力とによって、傾転制御弁23が位置Fに切り換えられる。
このとき、第3油圧ポンプ22から吐出される圧油は、油路Lを通じて傾転ピストン24の受圧部29に供給されると共に、油路L、Lを通じて傾転ピストン24の受圧部30に供給される。これにより、受圧部29、30が受ける圧力は同一(P=P)となる。但し、受圧面積はA<Aなので、P×A>P×Aの関係が成立し、回生用油圧ポンプ17の傾転角が最小になる。その結果、回生用油圧ポンプ17は、起伏用ウインチ105の入力軸105aの回転に伴って回転するものの、回生用油圧ポンプ17から圧油が吐出されない。
一方、ブーム104を倒伏させる向きに起伏レバー119が操作されると、差圧(P−P)に応じた押圧力が差圧受け部26−27に生じ、受圧部28の押圧力が0になる。また、起伏用ウインチ105に作用する荷重が大きいほど、差圧(P−P)が大きくなる。そして、差圧受け部26−27の押圧力がコイルバネ25の付勢力を上回ると、コイルバネ25の付勢力に抗して傾転制御弁23が位置Eに切り換えられる。
このとき、第3油圧ポンプ22から吐出される圧油は、油路Lを通じて傾転ピストン24の受圧部29に供給される。一方、受圧部30に供給されていた圧油は、油路L、Lを通じて作動油タンク11に排出される。これにより、受圧部29、30が受ける圧力は、P>Pとなる。また、差圧受け部26−27の押圧力(すなわち、差圧(P−P))が予め定めた閾値以上になると、受圧部30から圧油が排出される。
受圧部30内の圧油が排出されると、回生用油圧ポンプ17の傾転角が増加する。その結果、起伏用ウインチ105の入力軸105aの回転に伴って回転する回生用油圧ポンプ17は、傾転角の大きさに応じた油量の圧油を、油路Lを通じて補器19、昇降用油圧モータ20、及び走行モータ21に供給する。
上記の実施形態によれば、ブーム104を倒伏させる向きの起伏用ウインチ105の回転に伴って、回生用油圧ポンプ17から補器19、昇降用油圧モータ20、及び走行モータ21に圧油が供給されるので、回収したエネルギを再利用して、省エネルギ化を図ることができる。また、上記の実施形態では、回生用油圧ポンプ17からの圧油を蓄圧する構成要素が必要ないので、簡易な構成で上記の作用効果を実現することができる。
例えば、フック109に吊下された吊荷を平行移動させる場合を考える。具体的には、オペレータは、ブーム104を倒伏させる向きに起伏レバー119を操作し、フック109を上昇させる向きに昇降レバーを操作する。このとき、回生用油圧ポンプ17から吐出された圧油によって、昇降ロープ108を巻き上げる向きに昇降用油圧モータ20を駆動することができる。すなわち、ブーム104の倒伏時のエネルギを回生して、昇降用油圧モータ20の駆動をアシストすることができる。
ここで、上記の実施形態に係るクレーン1は、ブーム104が自重や吊荷の重量によって倒伏するのを防止するために、油路Lにカウンタバランス弁16を介装している。すなわち、カウンタバランス弁16によって、荷下ろし時の安全性が確保されている。しかも、回生用油圧ポンプ17を起伏用ウインチ105の入力軸105aに連結したので、カウンタバランス弁16をバイパスして回生エネルギを取り出す方法と比較して、回路構成をシンプルにすることができる。つまり、本実施形態では、荷下ろし時の安全性を確保しつつ、ブーム104の倒伏時における回生エネルギを効果的に利用できる。
また、上記の実施形態によれば、差圧(P−P)に応じて回生用油圧ポンプ17の傾転角が調整されるので、ブーム104の倒伏時における起伏用油圧モータ15の吐出側の油圧Pが吸入側の油圧Pより低くなるのを防止できる。
さらに、上記の実施形態によれば、ブーム104の起立時に回生用油圧ポンプ17の傾転角が最小になるので、回生用油圧ポンプ17がブーム104を起立させる際の抵抗になるのを防止できる。
なお、油路Lは、第2油圧ポンプ13と回生用油圧ポンプ17の吐出側とを繋いでいれば、第2油圧ポンプ13の吐出側に接続されることに限定されない。他の例として、油路Lは、第2油圧ポンプ13の吸入側と、回生用油圧ポンプ17の吐出側とを繋いでもよい。
また、上記の実施形態では、第1油圧ポンプ12及び第2油圧ポンプ13と独立して、第3油圧ポンプ22を設けた例を説明したが、傾転ピストン24に圧油を供給することができれば図3の構成に限定されない。他の例として、第1油圧ポンプ12及び第2油圧ポンプ13の一方或いは両方が、第3油圧ポンプ22の役割を兼ねてもよい。
また、回生用油圧ポンプ17から吐出される圧油の供給先(所定の供給先)は、補器19、昇降用油圧モータ20、及び走行モータ21に限定されず、その一部であってもよいし、これらとは異なるアクチュエータであってもよい。以下図4及び図5を参照して、回生用油圧ポンプ17から吐出される圧油の供給先の他の例を説明する。なお、上記の実施形態との共通点の詳細な説明は省略し、相違点を中心に説明するものとする。
(変形例1)
図4は、変形例1に係るクレーン1の駆動回路を示す図である。変形例1に係るクレーン1の駆動回路は、チェック弁18及び油路Lに代えて、アシスト用モータ(第3油圧アクチュエータ)31及び油路L12(第2油路)を備える点で、上記の実施形態と相違する。
アシスト用モータ31は、エンジン10の出力軸10aに連結されて、出力軸10aを回転駆動する。油路L12は、アシスト用モータ31の吸入側と、回生用油圧ポンプ17の吐出側とを接続する。すなわち、アシスト用モータ31は、油路L12を通じて回生用油圧ポンプ17から圧油の供給を受けて、エンジン10の駆動をアシストする。すなわち、変形例1に係る所定の供給先は、アシスト用モータ31である。
変形例1によれば、ブーム104の倒伏時のエネルギを回生して、エンジン10の駆動をアシストすることができる。その結果、回収したエネルギを再利用して、省エネルギ化を図ることができる。
(変形例2)
図5は、変形例2に係るクレーン1の駆動回路を示す図である。変形例2に係るクレーン1の駆動回路は、チェック弁18及び油路Lに代えて、油路L13(第3油路)及びチェック弁32を備える点で、上記の実施形態と相違する。
油路L13は、第1油圧ポンプ12の吐出側である油路Lと、回生用油圧ポンプ17の吐出側とを繋ぐ。チェック弁32は、油路L13上に配置されている。チェック弁32は、回生用油圧ポンプ17から油路Lへの圧油の流れを許容し、油路Lから回生用油圧ポンプ17への圧油の流れを阻止する。
回生用油圧ポンプ17から吐出される圧油は、油路L13、Lを通じて方向制御弁14に供給される。また、回生用油圧ポンプ17から方向制御弁14に至る油路L13、L上には、圧油を蓄圧する構成要素(例えば、アキュムレータ)が配置されていない。そのため、回生用油圧ポンプ17から吐出される圧油は、途中で蓄圧されることなく起伏用油圧モータ15に供給される。すなわち、変形例2に係る所定の供給先は、起伏用油圧モータ15である。
変形例2の駆動回路において、ブーム104の倒伏時における回生用油圧ポンプ17の傾転角を、起伏用油圧モータ15の単独運転時より大きな抵抗になるように制御すると、起伏用油圧モータ15の駆動圧力が上昇する。一方、回生用油圧ポンプ17から吐出される圧油を油路L13、Lを通じて方向制御弁14に戻すと、大きなポンプを搭載したのと同様の効果が得られる。その結果、システム油量が増加して、ブーム104の倒伏速度を高めることができる。
なお、油路L13は、第1油圧ポンプ12と回生用油圧ポンプ17の吐出側とを繋いでいれば、第1油圧ポンプ12の吐出側に接続されることに限定されない。他の例として、油路L13は、第1油圧ポンプ12の吸入側と、回生用油圧ポンプ17の吐出側とを繋いでもよい。
(その他の実施形態)
図6は、起伏用ウインチ105の入力軸105aに対する回生用油圧ポンプ17の連結形態のバリエーションを示す図である。より詳細には、図6(A)〜(C)は、入力軸105aに回生用油圧ポンプ17を直接的に連結した例を示す図である。一方、図6(D)〜(F)は、入力軸105aに回生用油圧ポンプ17を間接的に連結した例を示す図である。
図6(A)では、起伏用ウインチ105の入力軸105aに、起伏用油圧モータ15及び回生用油圧ポンプ17が並列に連結されている。図6(B)では、起伏用ウインチ105の一方側に延出された入力軸105aに、起伏用油圧モータ15及び回生用油圧ポンプ17が直列に連結されている。図6(C)では、起伏用ウインチ105の一方側に延出された入力軸105aに起伏用油圧モータ15が連結され、他方側に延出された入力軸105aに回生用油圧ポンプ17が連結されている。
図6(D)では、入力軸105aと共に回転する起伏用ウインチ105そのものに、回生用油圧ポンプ17が連結されている。図6(E)では、入力軸105aの回転を変速する遊星変速機33の遊星キャリアに、回生用油圧ポンプ17が連結されている。図6(F)では、入力軸105aの回転に伴って従動する下部シーブ114に、回生用油圧ポンプ17が連結されている。
なお、上記の実施形態では、クレーン1の一例として、クローラクレーンを例示したがこれに限らず、ホイールクレーン、トラッククレーン、ラフテレーンクレーン、オールテレーンクレーン等の他の移動式クレーンに加えて、タワークレーン、天井クレーン、ジブクレーン、引込みクレーン、スタッカークレーン、門型クレーン、アンローダ等のあらゆるクレーンに適用可能である。
また、本発明は前述した実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であり、特許請求の範囲に記載された技術思想に含まれる技術的事項の全てが本発明の対象となる。前記実施形態は、好適な例を示したものであるが、当業者ならば、本明細書に開示の内容から、各種の代替例、修正例、変形例あるいは改良例を実現することができ、これらは添付の特許請求の範囲に記載された技術的範囲に含まれる。
1 クレーン
10 エンジン
10a 出力軸
11 作動油タンク
12 第1油圧ポンプ
13 第2油圧ポンプ
14 方向制御弁
14a,14b パイロットポート
15 起伏用油圧モータ
16 カウンタバランス弁
17 回生用油圧ポンプ
18,32 チェック弁
19 補器
20 昇降用油圧モータ
21 走行モータ
22 第3油圧ポンプ
23 傾転制御弁
24 傾転ピストン
25 コイルバネ
26,27,28,29,30 受圧部
31 アシスト用モータ
101 走行体
102 旋回装置
103 旋回体
104 ブーム
105 起伏用ウインチ
105a 入力軸
106 昇降用ウインチ
107 起伏ロープ
108 昇降ロープ
109 フック
110 ガントリ
111 前脚
112 後脚
113 下部スプレッダ
114 下部シーブ
115 上部スプレッダ
116 上部シーブ
117 ペンダントロープ
118 キャビン
119 起伏レバー

Claims (10)

  1. ウインチと、
    前記ウインチの入力軸に連結され、当該入力軸を回転駆動するための第1油圧アクチュエータと、
    前記第1油圧アクチュエータに圧油を供給する第1油圧ポンプと、を備えたクレーンにおいて、
    前記ウインチの前記入力軸に連結され、当該入力軸の回転により駆動される回生用油圧ポンプと、
    前記回生用油圧ポンプからの圧油を蓄圧することなく所定の供給先に送る油路とを備えることを特徴とするクレーン。
  2. 請求項1に記載のクレーンにおいて、
    前記所定の供給先は、原動機の出力軸に連結され、第2油圧アクチュエータに圧油を供給する第2油圧ポンプであり、
    前記油路は、前記第2油圧ポンプと前記回生用油圧ポンプの吐出側とを繋ぐ第1油路であることを特徴とするクレーン。
  3. 請求項2に記載のクレーンにおいて、
    前記第1油圧アクチュエータの戻り側油路に介装されるカウンタバランス弁を備えることを特徴とするクレーン。
  4. 請求項2に記載のクレーンにおいて、
    前記ウインチによって起伏されるブームと、
    前記ブームに吊架されたフックと、
    前記第2油圧アクチュエータによって駆動されて、前記フックを昇降させる昇降用ウインチとを備え、
    前記回生用油圧ポンプは、前記ブームを倒伏させ且つ前記フックを上昇させる際に、前記ウインチの入力軸の回転により駆動されて、前記第1油路を通じて前記第2油圧アクチュエータに圧油を供給することを特徴とするクレーン。
  5. 請求項4に記載のクレーンにおいて、
    前記回生用油圧ポンプは、前記ブームを倒伏させる際の前記第1油圧アクチュエータの吐出側の油圧と吸入側の油圧との差圧に応じて、吐出する圧油の油量が増加する可変容量型であることを特徴とするクレーン。
  6. 請求項4または5に記載のクレーンにおいて、
    前記回生用油圧ポンプは、前記ブームを起立させる際に、吐出する圧油の油量を減少させる可変容量型であることを特徴とするクレーン。
  7. 請求項5または6に記載のクレーンにおいて、
    前記回生用油圧ポンプの傾転角を増減させる傾転ピストンと、
    前記傾転ピストンに圧油を供給する第3油圧ポンプと、
    前記傾転ピストンに対して、前記傾転角を増加させる向きに圧油を給排する第1位置、及び前記傾転角を減少させる向きに圧油を給排する第2位置に切り換え可能な傾転制御弁と、
    前記傾転制御弁を前記第2位置に付勢する付勢部材と、
    前記差圧の大きさに応じた押圧力で前記付勢部材の付勢力に抗して、前記傾転制御弁を前記第1位置へ向けて押圧する差圧受け部とを備えることを特徴とするクレーン。
  8. 請求項7に記載のクレーンにおいて、
    前記ブームを起立させる向きのパイロット圧を受けて、前記傾転制御弁を前記第2位置へ向けて押圧する受圧部を備えることを特徴とするクレーン。
  9. 請求項1に記載のクレーンにおいて、
    前記所定の供給先は、原動機の出力軸に連結され、当該出力軸を回転駆動するための第3油圧アクチュエータであり、
    前記油路は、前記第3油圧アクチュエータの吸入側と前記回生用油圧ポンプの吐出側とを接続する第2油路であることを特徴とするクレーン。
  10. 請求項1に記載のクレーンにおいて、
    前記所定の供給先は、前記第1油圧アクチュエータであり、
    前記油路は、前記第1油圧ポンプと前記回生用油圧ポンプの吐出側とを繋ぐ第3油路であることを特徴とするクレーン。
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