JP2020203366A - 加工装置 - Google Patents

加工装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020203366A
JP2020203366A JP2019113714A JP2019113714A JP2020203366A JP 2020203366 A JP2020203366 A JP 2020203366A JP 2019113714 A JP2019113714 A JP 2019113714A JP 2019113714 A JP2019113714 A JP 2019113714A JP 2020203366 A JP2020203366 A JP 2020203366A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chuck table
wafer
cutting
step portion
depth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019113714A
Other languages
English (en)
Inventor
浩吉 湊
Kokichi Minato
浩吉 湊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Disco Corp
Original Assignee
Disco Abrasive Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Disco Abrasive Systems Ltd filed Critical Disco Abrasive Systems Ltd
Priority to JP2019113714A priority Critical patent/JP2020203366A/ja
Publication of JP2020203366A publication Critical patent/JP2020203366A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)

Abstract

【課題】生産性を悪化させることがないウエーハの面取り部に段差部を形成する加工装置を提供する。【解決手段】加工装置は、円形を呈するウエーハ10を保持し回転可能に構成されたチャックテーブルと、チャックテーブルに保持されたウエーハの面取り部を切削して段差部162を形成する切削ブレードを回転可能に備えた切削手段と、切削手段をチャックテーブルの回転軸に接近及び離反させる送り手段と、チャックテーブルに保持されたウエーハを撮像する撮像手段と、チャックテーブルに保持されたウエーハの高さを検出する高さ検出手段4と、を備え、チャックテーブルに保持されたウエーハの面取り部を、切削手段で切削して段差部を形成した後、撮像手段によって段差部の幅を検出すると共に、高さ検出手段によって段差部の深さBを検出する制御手段を備える。【選択図】図5

Description

本発明は、円形を呈し、外周に面取り部を備えたウエーハの面取り部に段差部を形成する加工装置に関する。
IC、LSI等の複数のデバイスが分割予定ラインによって区画され表面に形成されたウエーハは、研削装置によって裏面が研削され所望の厚みに形成された後、ダイシング装置によって個々のデバイスチップに分割され、携帯電話、パソコン等の電気機器に利用される。
研削装置はウエーハを保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持されたウエーハを研削する研削砥石が環状に配設された研削ホイールを回転可能に備えた研削手段と、から概ね構成されていて、ウエーハを所望の厚みに形成することもできる。
また、ウエーハの外周には、面取り加工が施されて面取り部が形成されており、研削によってウエーハの厚みが半分以上薄くなると、残った面取り部がナイフエッジのように鋭利になり危険であると共に、そのエッジからクラックが生じて内部に進入し、デバイスを損傷させるという問題がある。そこで、ウエーハの裏面を研削装置によって研削する前に、該面取り部を除去できる加工装置によって、ウエーハの表面から、少なくともウエーハの仕上がり厚さを超える深さまで、該面取り部を切削ブレードで切削して段差部を形成することが提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2000−173961号公報
ところで、上記した加工装置の切削ブレードは、切削加工を実施していくうちに、摩耗、破損等を起こすことから、必要に応じて新しい切削ブレードと交換される。新しい切削ブレードに交換された場合は、新たな切削ブレードによって該面取り部に形成された段差部の幅、及び深さが、所定の許容範囲に入っているか否かの確認作業が必要である。そこで、新たに装着された切削ブレードによって、ウエーハ外周部の面取り部に段差部を形成する切削加工が施されたウエーハは、該加工装置から、段差部の幅、及び深さの検査を実施する検査装置に搬送され、段差部が適正に形成されているかの検査が完了するまでは、該加工装置を用いた段差部を形成する加工を実施することができず、生産性が悪いという問題がある。
本発明は、上記事実に鑑みなされたものであり、その主たる技術課題は、生産性を悪化させることがないウエーハの面取り部に段差部を形成する加工装置を提供することにある。
上記主たる技術課題を解決するため、本発明によれば、円形を呈し、外周に面取り部を備えたウエーハの面取り部に段差部を形成する加工装置であって、ウエーハを保持し回転可能に構成されたチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持されたウエーハの面取り部を切削して段差部を形成する切削ブレードを回転可能に備えた切削手段と、該切削手段を該チャックテーブルの回転軸に接近及び離反させる送り手段と、該チャックテーブルに保持されたウエーハを撮像する撮像手段と、該チャックテーブルに保持されたウエーハの高さを検出する高さ検出手段と、を備え、該チャックテーブルに保持されたウエーハの面取り部を、該切削手段で切削して段差部を形成した後、該撮像手段によって該段差部の幅を検出すると共に、該高さ検出手段によって該段差部の深さを検出する制御手段を備えた加工装置が提供される。
該切削手段に装着された該切削ブレードを新しい切削ブレードと交換し、該交換後に該面取り部を該切削手段で切削して段差部を形成した後、該撮像手段によって該段差部の幅を検出すると共に、該高さ検出手段によって該段差部の深さを検出することが好ましい。
本発明の加工装置は、円形を呈し、外周に面取り部を備えたウエーハの面取り部に段差部を形成する加工装置であって、ウエーハを保持し回転可能に構成されたチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持されたウエーハの面取り部を切削して段差部を形成する切削ブレードを回転可能に備えた切削手段と、該切削手段を該チャックテーブルの回転軸に接近及び離反させる送り手段と、該チャックテーブルに保持されたウエーハを撮像する撮像手段と、該チャックテーブルに保持されたウエーハの高さを検出する高さ検出手段と、を備え、該チャックテーブルに保持されたウエーハの面取り部を、該切削手段で切削して段差部を形成した後、該撮像手段によって該段差部の幅を検出すると共に、該高さ検出手段によって該段差部の深さを検出する制御手段を備えていることにより、ウエーハの面取り部に段差部を形成する加工装置よって段差部の幅、及び深さを検出して許容範囲に収まっているか否かを検査することができ、ウエーハが段差部の形成を実施した加工装置から検査装置に搬出され、その検査が終了するまで加工装置を稼働できす、生産性が悪い、という問題が解消する。
切削装置の全体斜視図である。 図1に記載の切削装置のチャックテーブルにウエーハを保持する態様を示す一部拡大斜視図である。 (a)切削加工の態様を示す一部拡大斜視図、(b)切削加工時の一部拡大断面図、(c)切削加工が施されたウエーハの斜視図である。 ウエーハの段差部の幅を検出する態様を示す斜視図である。 (a)ウエーハの段差部の高さを検出する態様を示す斜視図、(b)段差部の高さを検出する際の一部拡大断面図である。
以下、本発明に基づいて構成される加工装置に係る実施形態について添付図面を参照しながら、詳細に説明する。
図1には、本発明の加工装置の一実施例である切削装置1の全体斜視図が示されている。図に示すように、切削装置1は、装置全体をカバーする略直方体形状のハウジング1Aと、被加工物を保持する保持手段2と、保持手段2が図1において位置付けられている搬出入領域から矢印Xで示すX方向に移動させられる際の移動経路の上方に配設される撮像手段3及び高さ検出手段4と、該移動経路の終端部の上方に配設され被加工物に切削加工を施す切削手段5と、加工条件等を設定し加工に関連する情報を表示するための表示手段6と、を備え、さらに、ダイシング装置1の各作動部を制御するための制御手段100(図4、5を参照)を備えている。
保持手段2は、被加工物が載置されるチャックテーブル22と、該チャックテーブル22の周囲を囲むカバーテーブル24を備え、チャックテーブル22は図示しない回転駆動手段により回転軸中心に回転可能に構成され、ハウジング1Aの内部には、チャックテーブル22をX方向において進退させる図示しない移動手段を備えており、チャックテーブル22をX方向における任意の位置に移動させることが可能に構成される。チャックテーブル22は、通気性を有するポーラスセラミックスで形成され、図示しない吸引手段に接続されている。
本実施形態の切削装置1によって加工される被加工物は、図2に示すように、円形を呈したウエーハ10であり、表面10aに複数のデバイス12が分割予定ライン14によって区画され形成されたものである。また、ウエーハ10は、表面10aにデバイス12を実装するプロセスにて破損等が生じることを防止すべく、図2の右側上方に一部拡大断面図で示すように、ウエーハ10の外周16に面取り部161が形成される。面取り部161を形成する方法は任意であるが、例えば、該プロセスの過程で付与されるものであり、面取り部161が形成される前のウエーハ10を回転させながら、外周16の上下の角部に砥石を当てて研削し、図2に示すような面取り部161を形成する。ウエーハ10は、例えば、直径が150mmであり、厚みが700μmで形成されている。
上記したプロセスが完了したウエーハ10は、研削装置によって裏面を研削する研削加工が施されて所望の厚みに形成された後、ダイシング装置によって個々のデバイスチップに分割されるが、その前に、本実施形態の切削装置1によって、ウエーハ10の表面側から、少なくともウエーハ10の仕上がり厚さを超える深さまでウエーハ10の外周16に形成された面取り部161を切削して段差部を形成する段差部形成工程を実施する。図1に加え、図2、図3を参照しながら、以下により具体的に説明する。
図2に示すように、段差部形成工程を実施するに際し、まず、保持手段2のチャックテーブル22の上面に、ウエーハ10の下面10bを向けて載置し、図示しない吸引手段を作動して、吸引保持する。
チャックテーブル22にウエーハ10を吸引保持したならば、チャックテーブル22をX方向に移動させて、撮像手段3によりウエーハ10を撮像し、切削加工を施す外周16の位置と、図3(a)に示す切削手段5の切削ブレード54との位置合わせを行う。なお、切削手段5は、スピンドルハウジング51と、スピンドルハウジング51の先端部に配設されるブレードカバー52と、スピンドルハウジング51に支持されるスピンドル53の先端部に回転可能に保持される切削ブレード54と、切削部位に切削水を供給する切削水供給手段55を備え、図示しない送り手段に支持されている。切削手段5は、該送り手段に支持されていることで、切削手段5を、図1にて矢印Yで示すY方向、及び矢印Zで示すZ方向の任意の位置に移動させることができ、チャックテーブル22の中心の回転軸に接近及び離反させることが可能である。また、上記した撮像手段3、及び高さ検出手段4は、スピンドルハウジング51に付設されており、該切削ブレード54と一体的に移動させられる。
上記したように、撮像手段3により、ウエーハ10の外周16の位置と、切削ブレード54との位置合わせを実施したならば、図3(a)に示すように、切削ブレード54を、図示しない電動モータにより矢印R1で示す方向に20000rpmで回転させると共に、チャックテーブル22を矢印R2で示す方向に毎秒2°の回転速度で回転させて、図3(b)に示すように、該送り手段を作動させることで切削ブレード54を外周16の面取り部161の一部を切削する位置に位置付け、所望の幅(2.8mm〜3.0mm)と所望の深さ(155μm〜160μm)の段差部162を形成する。該所望の深さは、ウエーハ10の仕上がり厚さ(例えば、130μm)を所定量超える深さを基準にして設定される。切削ブレード54を外周16に位置付けて、チャックテーブル22を1〜2回転させることで、ウエーハ10の外周16の全周に均一な段差部162が形成される(図3(c)を参照)。なお、切削ブレード54は、面取り部162の該所望の幅よりも厚い約4mm程度の厚みで、且つ先端部が平坦に形成されており、上記所望の幅の段差部162を、容易に形成することができる。この段差部形成工程は、制御手段100に記憶された制御プログラムに基づいて実施される。
本実施形態の切削装置1によれば、上記したように、容易に所望の段差部162を形成することが可能であるが、切削ブレード54は、切削加工時間が蓄積するにつれて摩耗し、時に破損する。切削ブレード54の摩耗、破損は、ブレードカバー52内に配設される図示しない切削ブレード検出センサによって検出され、所定の条件を満たさない状態となった場合に、切削ブレード54の交換が作業者に指示され、作業者は、切削ブレード54を新品の切削ブレード54と交換する。
上記したように、切削ブレード54を交換した場合、制御手段100によって実施される制御プログラムに基づいて、段差部162の幅、及び深さを検出する検出工程が実施される。ここで、該検出工程は、以下の手順によって実施される。
摩耗した切削ブレード54を新しい切削ブレード54と交換したことが制御手段100によって判定された場合であって、その後、段差部162を形成する上記した段差部形成工程が実施された場合は、図4に示すように、保持手段2に保持されたウエーハ10の段差部162を含む外周16を、保持手段2の移動経路上に配設された撮像手段3の直下に位置付ける。外周16が撮像手段3の直下に位置付けられ、該段差部162を含む外周16が撮像手段3によって撮像され、制御手段100に該画像情報が送られると共に、制御手段100の画像処理プログラムにより、段差部162の幅Aが検出される。制御手段100は、検出された段差部162の幅A(例えば、2.9mm)を表示手段6に表示し、作業者に、段差部162の幅についての情報を知らせる。ここで、段差部162の幅は、段差部形成工程を実施する際に、制御手段100において、2.9mmとなるように設定されており、新しい切削ブレード54が規定どおり成形され、設定通りの加工が施されれば、所望の幅で設定された許容範囲(2.8mm−3.0mm)内に収まる。ここで、本実施形態では、検出した段差部162の幅が、上記許容範囲内に収まっているか否かについて判定し、収まっていると判定されたならば、表示手段6に、その幅Aの数値と共に、段差部162の幅が「OK」であることを表示する。なお、検出された段差部の幅Aが、許容範囲内に収まっていないと判定されたならば、段差部162の幅が「NG」であることを表示し、規定通りの加工が行えてない旨の情報を作業者に知らせる。
さらに、本実施形態では、図5(a)に示すように、高さ検出手段4の直下に、ウエーハ10の外周16を位置付ける。ここで、高さ検出手段4は、周知の高さ検出手段を利用することができるが、例えば、被検出位置の表面高さを検出する非接触式の背圧式センサを利用することができる。該背圧式センサは、例えば、高さ検出手段4の先端部を検出ノズルとし、図示しない圧縮空気供給源と、該圧縮空気供給源から該検出ノズルの先端部に対し圧縮空気40を供給する図示しない圧縮空気経路と、該圧縮空気供給源から大気開放側に圧縮空気40を開放する図示しない開放経路とを備え、該圧縮空気経路と該開放経路との差圧を検出する図示しない差圧検出部を備えている。該差圧検出部は、制御手段100に接続されており、圧縮空気40を噴出させた高さ検出手段4の先端が被検出物の表面に接近すると、その距離に応じて高さ検出手段4から噴出する圧縮空気40に抵抗が発生し、上記した差圧検出部にて、接近距離に応じた差圧が検出され、制御手段100によって該検出ノズルの先端部から被検出物への距離が正確に検出され、被検出部の表面の高さが検出される。
上記したように、高さ検出手段4の直下にウエーハ10の外周16を位置付けたならば、まず、図5(b)に示すように、段差部162が形成されていない内側の領域、すなわち、ウエーハ10の表面10a上に、高さ検出手段4を位置付けて徐々に接近させることで、表面10aの高さf1を検出する。検出されたf1は、制御手段100に記憶される。次いで、高さ検出手段4を、段差部162上に位置付けて徐々に接近させて、段差部162の表面の高さf2を検出する。上記したように、ウエーハ10の表面10aの高さf1、及び段差部162の表面の高さf2を検出したならば、制御手段100において、段差部162の深さB=f1−f2が演算(検出)される。
上記したように、段差部162の深さBが検出されたならば、表示手段6に表示し、作業者に対して、段差部162の深さBの情報を知らせる。ここで、段差部162の深さBは、段差部形成工程を実施する際に、制御手段100において、深さの許容範囲(例えば、155μm−160μm)の中間値となるように設定されており、新しい切削ブレード54が規定どおり成形され、設定通りの加工が施されれば、上記した所望の深さ内に収まる。ここで、本実施形態では、検出した段差部162の深さBが、上記許容範囲(155μm−160μm)内に収まっているか否かについて判定し、収まっていると判定されたならば、表示手段6に、その深さBの数値と共に、段差部162の深さが「OK」であることを表示する。なお、検出された段差部162の深さBが、例えば150μmと検出され、許容範囲内に収まっていないと判定されたならば、段差部162の深さが「NG」であることを表示手段6に表示し、規定通りの加工が行えてない旨の情報を作業者に知らせる。なお、段差部162の幅A、及び深さBが許容範囲に収まっていない場合は、加工条件を微調整することで許容範囲に収まるようにすることが可能である。
本実施形態によれば、ウエーハ10の外周16の面取り部161に段差部162を形成する切削装置1において、段差部162の幅A、及び深さBを検出するようにしているので、切削装置1において、段差部162の幅A、及び深さBが許容範囲内に収まっているか否かの判定を行うことができ、ウエーハ10が段差部162を形成した切削装置1から、別途用意された検査装置に搬送し、段差部162を評価する検査が終了するまで切削装置1の使用ができず、生産性が悪いという問題が解消する。
なお、上記した実施形態では、段差部162の幅A及び深さBを検出すると共に、段差部162の幅A及び深さBが許容範囲内に収まっているか否かを判定し、段差部162の幅A及び深さBを検出した検出結果、及び該判定結果を表示手段6に表示するようにしたが、本発明は必ずしもこれに限定されない。上記したように、段差部162の幅A、及び深さBを検出して該判定を行った結果、段差部162の幅A及び深さBが許容範囲内に収まっていた場合には、表示手段6に該検出結果、及び判定結果を表示することなく、段差部形成工程をそのまま継続するようにしてもよい。
上記した実施形態では、切削ブレード54を新たな切削ブレード54と交換した後、制御手段100によってチャックテーブル22に保持されたウエーハ10の面取り部161を切削手段5で切削して段差部162を形成し、その後、撮像手段3によって段差部162の幅Aを検出すると共に、高さ検出手段4によって段差部162の深さBを検出するようにしたが、本発明はこれに限定されない。例えば、切削ブレード54の交換以外の加工条件が変更になった後に、段差部162の幅A、及び段差部162の深さBの検出を実施するものであってよく、段差部162の幅A、及び段差部162の深さBを検出するタイミングは任意に決定することができる。
上記した実施形態では、高さ検出手段4として、非接触式の背圧式センサを使用したが、本発明はこれに限定されず、被検出面に対して光線を照射して反射させ、反射光によって得られた分光干渉波形の波形解析を行うことで段差部162の厚みを検出する手段を使用してもよく、又、接触式の高さ検出手段を使用してもよい。
1:切削装置
1A:ハウジング
2:保持手段
22:チャックテーブル
24:カバーテーブル
3:撮像手段
4:高さ検出手段
5:切削手段
54:切削ブレード
6:表示手段
10:ウエーハ
12:デバイス
14:分割予定ライン
16:外周
161:面取り部
162:段差部
100:制御手段

Claims (2)

  1. 円形を呈し、外周に面取り部を備えたウエーハの面取り部に段差部を形成する加工装置であって、
    ウエーハを保持し回転可能に構成されたチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持されたウエーハの面取り部を切削して段差部を形成する切削ブレードを回転可能に備えた切削手段と、該切削手段を該チャックテーブルの回転軸に接近及び離反させる送り手段と、該チャックテーブルに保持されたウエーハを撮像する撮像手段と、該チャックテーブルに保持されたウエーハの高さを検出する高さ検出手段と、を少なくとも備え、
    該チャックテーブルに保持されたウエーハの面取り部を切削手段で切削して段差部を形成した後、該撮像手段によって該段差部の幅を検出すると共に、該高さ検出手段によって該段差部の深さを検出する制御手段を備えた加工装置。
  2. 該切削手段に装着された該切削ブレードを新しい切削ブレードと交換し、該交換後に該面取り部を該切削手段で切削して段差部を形成した後、該撮像手段によって該段差部の幅を検出すると共に、該高さ検出手段によって該段差部の深さを検出する請求項1に記載の加工装置。
JP2019113714A 2019-06-19 2019-06-19 加工装置 Pending JP2020203366A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019113714A JP2020203366A (ja) 2019-06-19 2019-06-19 加工装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019113714A JP2020203366A (ja) 2019-06-19 2019-06-19 加工装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020203366A true JP2020203366A (ja) 2020-12-24

Family

ID=73836787

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019113714A Pending JP2020203366A (ja) 2019-06-19 2019-06-19 加工装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020203366A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011249571A (ja) * 2010-05-27 2011-12-08 Disco Abrasive Syst Ltd 切削ブレード外形形状検査方法
JP2015023239A (ja) * 2013-07-23 2015-02-02 株式会社ディスコ 加工装置
JP2019033189A (ja) * 2017-08-09 2019-02-28 株式会社ディスコ 切削装置及びウェーハの加工方法
US20190148130A1 (en) * 2017-11-13 2019-05-16 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Wafer structure and trimming method thereof

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011249571A (ja) * 2010-05-27 2011-12-08 Disco Abrasive Syst Ltd 切削ブレード外形形状検査方法
JP2015023239A (ja) * 2013-07-23 2015-02-02 株式会社ディスコ 加工装置
JP2019033189A (ja) * 2017-08-09 2019-02-28 株式会社ディスコ 切削装置及びウェーハの加工方法
US20190148130A1 (en) * 2017-11-13 2019-05-16 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Wafer structure and trimming method thereof

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11171056B2 (en) Wafer processing method
JP4913517B2 (ja) ウエーハの研削加工方法
TW201802902A (zh) 元件之製造方法及研削裝置
JP2008155292A (ja) 基板の加工方法および加工装置
TWI751354B (zh) 切割裝置及晶圓的加工方法
JP2006100539A (ja) 加工装置及び加工方法
TW200950922A (en) Blade breakage and abrasion detecting device
JP6242619B2 (ja) 加工装置
JP2011249571A (ja) 切削ブレード外形形状検査方法
TW201628789A (zh) 磨削裝置
JP6898105B2 (ja) 板状物の加工方法
TWI733909B (zh) 刮痕檢測方法
KR20180127910A (ko) 절삭 장치의 절삭 블레이드 검출 기구
JP2008290241A (ja) 加工装置及び加工方法
JP2020203366A (ja) 加工装置
TWI760473B (zh) 切割裝置
JP2018094682A (ja) 切削方法及び切削装置
JP2008130808A (ja) 研削加工方法
JP5275611B2 (ja) 加工装置
JP2022162634A (ja) 加工装置
JP2021126744A (ja) 加工装置
JP5473374B2 (ja) 切削装置
TWI720254B (zh) 磨削裝置
JP2020110855A (ja) 被加工物の加工方法
JP7184525B2 (ja) チャックテーブルおよびチャックテーブルを備えた加工装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220428

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230307

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20230824

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20230905