JP2020200987A - 保冷庫 - Google Patents
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Abstract
【課題】解凍を開始する前に冷凍食材を移し替える必要が無く、しかも、解凍後の冷蔵保存の時間を短縮し得る保冷庫を提供する。【解決手段】保冷庫の制御部19は、保冷室3の設定温度を冷凍温度から冷蔵温度に切り替える解凍開始時刻を記憶する記憶部21と、当該時刻を記憶部21に記憶させる設定部26とを備える。記憶部21に記憶されている解凍開始時刻になると、保冷室3の設定温度が冷凍温度から冷蔵温度に切り替えられて、冷凍状態の食材の解凍が開始される。設定部26は有線または無線の通信手段27・32を介して遠隔操作用端末30に接続されている。【選択図】図1
Description
本発明は、冷凍状態の肉塊などの食材を冷蔵温度にて解凍し、解凍後も食材を同温度に保冷する保冷庫に関する。
この種の保冷庫は例えば特許文献1に開示されている。そこでの保冷庫は、庫内を冷却する冷却機構と、主に庫内ファンで構成される解凍促進機構と、庫内温度を検出する温度検出手段と、主に庫内温度に基づいて各機構を制御する制御部とを備える。制御部は、庫内に冷凍食材が収容される前は、庫内温度が所定の設定上限温度と設定下限温度(ともに冷蔵温度)の範囲内に収まるように、冷却機構の運転状態を制御する。
庫内ファン(解凍促進機構)の制御用のパラメータとしては、設定下限温度よりも低いファン始動温度と、ファン始動温度よりも高いファン停止温度(例えば設定下限温度と同じ)とが設定されている。冷蔵状態の庫内に−30℃前後の冷凍食材を収容すると、同食材により庫内が冷却されて、庫内温度が設定下限温度を下回り、やがてファン始動温度まで低下する。このとき制御部は、庫内に冷凍食材が収容されたと判断して、その解凍を促進すべく庫内ファンを始動させる。解凍が進むにつれて庫内温度は上昇に転じ、やがてファン始動温度を超えてファン停止温度まで上昇する。このとき制御部は、解凍が終了したと判断して庫内ファンを停止させ、その後は冷凍食材の収容前と同様に、庫内温度を設定上限温度と設定下限温度の範囲内に維持して、解凍後の食材を冷蔵保存する。
特許文献1の保冷庫によれば、冷凍食材の解凍が終了してから、ユーザーがその食材を取り出して調理を開始するまでの間、食材を冷蔵保存することができる。例えば、レストランなどの飲食店において、閉店後に冷凍食材の解凍を開始して、深夜のうちに同食材の解凍処理を終えておき、解凍後の食材を翌日の開店まで冷蔵保存するといった使い方が可能であり、この使い方によれば、開店後の解凍の待ち時間を無くして、食材の調理を直ちに開始することができる。しかし、冷凍食材の解凍処理が比較的短時間で終了するような場合には、解凍の終了から調理の開始までの冷蔵保存の時間が長くなってしまい、その間に食材の鮮度が低下するおそれがある。また、特許文献1の保冷庫で冷凍食材を解凍するためには、別の冷凍庫から該保冷庫へ冷凍食材を移し替える必要があり、同食材の数量や重量が大きい場合には、ユーザーにとって大きな負担となる。
本発明は、解凍を開始する前に冷凍食材を移し替える必要が無く、しかも、解凍後の冷蔵保存の時間を短縮し得る保冷庫を提供することを目的とする。
本発明に係る保冷庫は、食材を収容する保冷室3と、保冷室3を冷却する冷却装置4と、冷却装置4を制御して保冷室3を冷凍温度あるいは冷蔵温度に保冷する制御部19とを備える。制御部19は、保冷室3の設定温度を冷凍温度から冷蔵温度に切り替える解凍開始時刻を記憶する記憶部21と、当該時刻を記憶部21に記憶させる設定部26とを備える。記憶部21に記憶されている解凍開始時刻になると、保冷室3の設定温度が冷凍温度から冷蔵温度に切り替えられて、冷凍状態の食材の解凍が開始されることを特徴とする。
設定部26は有線または無線の通信手段27・32を介して遠隔操作用端末30に接続されている。
解凍開始時刻に保冷室3の加熱を開始する加熱手段13を備える。
保冷室3を加熱する加熱手段13と、保冷室3の室内温度Dを検出する温度検出手段15とを備えており、解凍開始時刻において、温度検出手段15により検出される室内温度Dが所定の加熱開始温度Dhを下回る場合に、加熱手段13による保冷室3の加熱が開始される。
冷却装置4が冷凍サイクルを構成する蒸発器9を含み、加熱手段が蒸発器9の除霜用の除霜ヒータ13で構成されている。
制御部19は、解凍開始時刻において、保冷室3の設定温度を冷凍温度Dfから第1の冷蔵温度Dr1に切り替えるとともに、解凍開始時刻から所定の初期解凍時間T1が経過すると、該設定温度を第1の冷蔵温度Dr1から、該冷蔵温度Dr1よりも低い第2の冷蔵温度Dr2に切り替える。
本発明に係る保冷庫は、設定温度を冷凍温度と冷蔵温度に切り替え可能な保冷室3を備える。これによれば、冷凍状態の食材を仕入れたレストランなどの飲食店は、該食材を解凍して調理するまでの間、該食材を冷凍温度に設定した保冷室3で冷凍保存することができ、調理の前には該保冷室3の設定温度を冷蔵温度に切り替えるだけで、該食材の解凍を開始することができる。つまり本発明によれば、解凍を開始する前に冷凍食材を別の冷凍庫から移し替える作業を不要として、ユーザーの負担を軽減することができる。また、本発明に係る保冷庫の制御部19は、保冷室3の設定温度を冷凍温度から冷蔵温度に切り替える解凍開始時刻を記憶する記憶部21と、当該時刻を記憶部21に記憶させる設定部26とを備える。そのためユーザーは、調理を開始する時刻に合わせて食材の解凍が終了するように、最適な解凍開始時刻を予め設定しておくことができ、これにより解凍後の冷蔵保存の時間を短縮して、食材の鮮度を調理の開始まで確実に高い状態に維持することができる。
設定部26が有線または無線の通信手段27・32を介して遠隔操作用端末30に接続されていると、ユーザーは保冷庫のそばまで出向かなくても、遠隔操作用端末30を操作して解凍開始時刻を設定することが可能となり、これにてユーザーの利便性を高めることができる。
解凍開始時刻における保冷室3は、多くの場合、0℃を大きく下回る冷凍温度になっている。そのため、同時刻に保冷室3の加熱を開始する加熱手段13を備えていると、保冷室3を0℃以上の冷蔵温度まで素早く到達させて、冷凍食材の解凍に要する時間を短縮することができる。
解凍開始時刻において、保冷室3の室内温度Dが所定の加熱開始温度Dhを下回る場合に限って、加熱手段13で保冷室3を加熱するようにしてもよい。同時刻において保冷室3が例えば0℃前後の比較的高温である場合には、加熱手段13で保冷室3を加熱する必要性は低く、却って消費電力の増大や熱による食材の損傷などの不都合を招くおそれがあるから、比較的高温時には加熱手段13が作動しないようにすることで、これらの不都合を回避することができる。
保冷室3の加熱手段を蒸発器9の除霜ヒータ13で構成すると、除霜ヒータ13とは別に加熱手段を設ける場合に比べて、保冷庫の構成部品を減らして製造コストの削減に寄与することができる。
解凍開始時刻から所定の初期解凍時間T1が経過するまでは、保冷室3の設定温度を相対的高温である第1の冷蔵温度Dr1に設定し、初期解凍時間T1の経過後は相対的低温である第2の冷蔵温度Dr2に設定することができる。これによれば、食材の全体が凍結している解凍の初期段階においては、保冷室3の設定温度を相対的に高くすることで食材の温度上昇を促進させて、解凍に要する時間を短縮することができる。また、食材の部分的な解凍が始まる頃には、保冷室3の設定温度を相対的に低くすることにより、解凍が進んだ食材の表面などの必要以上の温度上昇を抑制して、食材の鮮度を高い状態に維持することができる。
(実施例) 本発明に係る保冷庫の実施例を図1ないし図5に示す。図2において保冷庫は、正面に開口を有する縦長直方体状の断熱箱体1と、その開口を開閉する上下一対の断熱扉2とを備える。断熱箱体1と断熱扉2で囲まれる保冷室3は、冷却装置4で冷却されて冷凍温度あるいは冷蔵温度に保冷されており、その室内には肉塊などの食材を載置するための棚板5が上下多段状に設置されている。
図3において冷却装置4は、圧縮機7と凝縮器8と蒸発器9などで構成される冷凍サイクルと、圧縮機7および凝縮器8を冷却する冷却ファン10とを備える。このうち圧縮機7、凝縮器8および冷却ファン10は、断熱箱体1の上側(外側)の機械室11に設置されており、蒸発器9は保冷室3の上面(内面)に沿う通気ダクト12に設置されている。蒸発器9の下面側には除霜用の除霜ヒータ(加熱手段)13が付設されている。通気ダクト12の吸込口には、保冷室3の室内空気を通気ダクト12へ取り込んで循環させるための庫内ファン14が設けられている。
冷却装置4の駆動時における蒸発器9には、圧縮機7と凝縮器8と不図示の膨張弁を経て冷却された低温低圧の冷媒液が供給される。そのため、庫内ファン14により通気ダクト12へ取り込まれた保冷室3の室内空気は、蒸発器9を通過する間に冷却されて、通気ダクト12の吹出口から保冷室3の下方へ向けて吹き出される。これにより保冷室3の全体が冷却される。通気ダクト12における蒸発器9の上流側には、これを通過する前の室内空気の温度、すなわち保冷室3の室内温度Dを検出するための室内温度センサ(温度検出手段)15が設けられている。
機械室11の正面側には制御ボックス18が配置されており、これに収容された制御部19(図1参照)によって、冷却装置4(圧縮機7・冷却ファン10)と除霜ヒータ13と庫内ファン14などの駆動状態が制御される。制御部19は、保冷室3の設定温度と、室内温度センサ15で検出される室内温度Dとを比較し、この室内温度Dが設定温度を中心とする温度帯(例えば設定温度±1℃)の範囲内に収まるように、冷却装置4をオンオフ制御する。また制御部19は、保冷室3の設定温度を冷凍温度から冷蔵温度に切り替えることにより、保冷室3で冷凍保存されている食材を解凍し、そのまま冷蔵保存する。設定温度を冷蔵温度に切り替える時刻すなわち解凍開始時刻は、制御部19が備える記憶部21に記憶されている。
図4のフローチャートに示すように、保冷庫の電源が投入されると、制御部19はまず保冷室3の設定温度を冷凍温度Dfに設定して、保冷室3の冷凍運転を開始する(ステップS1)。保冷室3を冷凍運転することにより、冷凍状態の食材を仕入れたレストランなどの飲食店は、該食材を解凍して調理するまでの間、該食材を保冷室3で冷凍保存することができる。そのため、解凍を開始する前に冷凍食材を別の冷凍庫から移し替える作業が不要となり、ユーザーの負担が軽減される。
制御部19は、内蔵時計22(図1参照)で計時される現在時刻が、記憶部21に記憶されている解凍開始時刻になるまで、保冷室3の冷凍運転を継続する。そして、現在時刻が解凍開始時刻になると(ステップS2でYES)、制御部19は保冷室3の設定温度を冷凍温度Dfから第1の冷蔵温度Dr1に切り替えて、保冷室3の冷蔵運転を開始し(ステップS3)、加えて計時手段23(図1参照)による解凍時間Tの計時を開始する(ステップS4)。ステップS3以降は、保冷室3の室内温度Dが上昇を開始して、保冷室3内の冷凍食材の解凍が徐々に進行する。
また制御部19は、室内温度センサ15で検出される保冷室3の室内温度Dを、記憶部21に記憶されている所定の加熱開始温度Dhと比較する(ステップS5)。加熱開始温度Dhは例えば第1の冷蔵温度Dr1を基準に設定することができ、室内温度Dが加熱開始温度Dhを下回る場合には(ステップS5でYES)、制御部19は室内温度Dが第1の冷蔵温度Dr1に比べて低過ぎる、つまり保冷室3が冷え過ぎていると判断して、除霜ヒータ13に通電して保冷室3を加熱する(ステップS6)。これにより、保冷室3を第1の冷蔵温度Dr1まで素早く上昇させて、冷凍食材の解凍に要する時間を短縮することができる。
除霜ヒータ13による保冷室3の加熱は、所定の加熱終了条件(ステップS7)を満たすまで継続される。この加熱終了条件は、例えば室内温度Dが0℃やその付近まで上昇することであってもよく、あるいは、除霜ヒータ13への通電を開始してから所定時間が経過することであってもよい。加熱終了条件を満たすと(ステップS7でYES)、制御部19は除霜ヒータ13への通電すなわち保冷室3の加熱を終了する(ステップS8)。
第1の冷蔵温度Dr1による保冷室3の冷蔵運転は、計時手段23により計時される解凍時間Tが、所定の初期解凍時間T1に到達するまで継続される。解凍時間Tが初期解凍時間T1に到達すると(ステップS9でYES)、制御部19は計時手段23による解凍時間Tの計時を終了する(ステップS10)とともに、保冷室3の設定温度を第1の冷蔵温度Dr1よりも低い第2の冷蔵温度Dr2に切り替える(ステップS11)。これにより、解凍が進んだ食材の表面などの温度上昇を抑制して、食材の鮮度を高い状態に維持することができる。なお、ステップS5に係る加熱開始温度Dhは、第2の冷蔵温度Dr2を基準に設定してもよい。
制御部19で制御される冷却装置4および除霜ヒータ13の駆動状態と、保冷室3の室内温度Dとの関係を、図5のタイミングチャートに示す。最初の時点t1では、内蔵時計22の現在時刻が解凍開始時刻になって(ステップS2でYES)、保冷室3の設定温度が冷凍温度Dfから第1の冷蔵温度Dr1に切り替わり(ステップS3)、同時に除霜ヒータ13への通電すなわち保冷室3の加熱が開始されている(ステップS6)。この時点t1から次の時点t2にかけては、室内温度Dの上昇速度が相対的に高くなる。
次の時点t2では、加熱終了条件(ここでは、室内温度Dが0℃まで上昇すること)を満たした(ステップS7でYES)ことに伴い、除霜ヒータ13への通電すなわち保冷室3の加熱が停止しており(ステップS8)、これ以降の室内温度Dは、第1の冷蔵温度Dr1へ向かって時点t2以前よりも緩やかに上昇している。室内温度Dが第1の冷蔵温度Dr1まで上昇してからは、冷却装置4のオンオフ制御によって、同温度DがDr1±1℃の範囲内に保冷される。次の時点t3では、時点t1からの経過時間すなわち解凍時間Tが初期解凍時間T1に到達した(ステップS9でYES)ことに伴い、保冷室3の設定温度が第1の冷蔵温度Dr1から第2の冷蔵温度Dr2に切り替わっている(ステップS11)。室内温度Dが第2の冷蔵温度Dr2まで低下してからは、冷却装置4のオンオフ制御によって、同温度DがDr2±1℃の範囲内に保冷される。
解凍開始時刻の設定は、保冷庫の正面(外面)の任意の位置に設けられる操作パネル25を介して行うことができる。ユーザーが操作パネル25を操作して解凍開始時刻を入力すると、制御部19を構成する設定部26(図1参照)が、当該時刻を記憶部21に記憶させる。ユーザーは、調理を開始する時刻に合わせて食材の解凍が終了するように、最適な解凍開始時刻を予め設定しておくことができ、これにより解凍後の冷蔵保存の時間を短縮して、食材の鮮度を調理の開始まで高い状態に維持することができる。
また、解凍開始時刻の設定は、スマートフォンやタブレットからなる遠隔操作用端末30(図2参照)を介して行うこともできる。図1に示すように保冷庫と遠隔操作用端末30の制御部19・31は、Wi−Fiなどの無線による通信手段27・32をそれぞれ備えている。ユーザーが遠隔操作用端末30のタッチパネル式ディスプレイ33を操作して解凍開始時刻を入力すると、当該時刻に係る情報が両通信手段32・27を介して設定部26へ送信されて、記憶部21に記憶される。このように、設定部26が通信手段27・32を介して遠隔操作用端末30に接続されていると、ユーザーは保冷庫のそばまで出向かなくても、遠隔操作用端末30を操作して解凍開始時刻を設定することができる。
なおユーザーは、操作パネル25あるいは遠隔操作用端末30を操作して、保冷室3の冷蔵運転すなわち解凍処理を直ちに開始させることもできる。このユーザーからの指示を受けた設定部26は、内蔵時計22で計時される現在時刻と同じ時刻を記憶部21に記憶させる。これにより、図4のフローチャートのステップS3で直ちにYESとなり、冷蔵運転すなわち解凍処理が開始される。またユーザーは、操作パネル25あるいは遠隔操作用端末30で解凍開始時刻に代えて所望の解凍終了時刻を入力することもできる。解凍終了時刻に係る情報を受け取った設定部26は、任意の手法で入手した食材の種類や量などに関する情報に基づいて、解凍終了時刻から適切な解凍開始時刻を逆算し、当該時刻を記憶部21に記憶させる。
記憶部21には、解凍開始時刻に加えて、冷凍温度Df、第1の冷蔵温度Dr1、第2の冷蔵温度Dr2、加熱開始温度Dh、初期解凍時間T1などの各種パラメータが記憶されており、ユーザーは操作パネル25あるいは遠隔操作用端末30を操作してこれらのパラメータを変更することができる。なお遠隔操作用端末30は、保冷庫に有線接続されるパソコンなどであってもよく、またインターネットを介して接続されていてもよい。操作パネル25と遠隔操作用端末30のうち一方を省略することもできる。
上記の実施例では、保冷庫が単一の保冷室3と備えるものとしたが、保冷庫は互いに独立して冷却制御される複数の保冷室3を備えていてもよく、また保冷室3の他に、食材を専ら冷凍する冷凍室や、これを専ら冷蔵する冷蔵室などを備えていてもよい。
3 保冷室
4 冷却装置
9 蒸発器
13 加熱手段(除霜ヒータ)
15 温度検出手段(室内温度センサ)
19 制御部
21 記憶部
26 設定部
30 遠隔操作用端末
4 冷却装置
9 蒸発器
13 加熱手段(除霜ヒータ)
15 温度検出手段(室内温度センサ)
19 制御部
21 記憶部
26 設定部
30 遠隔操作用端末
Claims (6)
- 食材を収容する保冷室(3)と、保冷室(3)を冷却する冷却装置(4)と、冷却装置(4)を制御して保冷室(3)を冷凍温度あるいは冷蔵温度に保冷する制御部(19)とを備えており、
制御部(19)は、保冷室(3)の設定温度を冷凍温度から冷蔵温度に切り替える解凍開始時刻を記憶する記憶部(21)と、当該時刻を記憶部(21)に記憶させる設定部(26)とを備えており、
記憶部(21)に記憶されている解凍開始時刻になると、保冷室(3)の設定温度が冷凍温度から冷蔵温度に切り替えられて、冷凍状態の食材の解凍が開始されることを特徴とする保冷庫。 - 設定部(26)が有線または無線の通信手段(27・32)を介して遠隔操作用端末(30)に接続されている請求項1に記載の保冷庫。
- 解凍開始時刻に保冷室(3)の加熱を開始する加熱手段(13)を備える請求項1または2に記載の保冷庫。
- 保冷室(3)を加熱する加熱手段(13)と、保冷室(3)の室内温度(D)を検出する温度検出手段(15)とを備えており、
解凍開始時刻において、温度検出手段(15)により検出される室内温度(D)が所定の加熱開始温度(Dh)を下回る場合に、加熱手段(13)による保冷室(3)の加熱が開始される請求項1または2に記載の保冷庫。 - 冷却装置(4)が冷凍サイクルを構成する蒸発器(9)を含み、
加熱手段が蒸発器(9)の除霜用の除霜ヒータ(13)で構成されている請求項3または4に記載の保冷庫。 - 制御部(19)は、解凍開始時刻において、保冷室(3)の設定温度を冷凍温度(Df)から第1の冷蔵温度(Dr1)に切り替えるとともに、解凍開始時刻から所定の初期解凍時間(T1)が経過すると、該設定温度を第1の冷蔵温度(Dr1)から、該冷蔵温度(Dr1)よりも低い第2の冷蔵温度(Dr2)に切り替える請求項1から5のいずれかひとつに記載の保冷庫。
Priority Applications (1)
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Applications Claiming Priority (1)
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2019
- 2019-06-10 JP JP2019107991A patent/JP2020200987A/ja active Pending
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