JP2020199965A - 全方向移動体 - Google Patents
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Abstract
Description
また、全方向移動体において、前記操舵力伝達機構は、第1駆動輪用の第1ギヤと、第2駆動輪用の第2ギヤと、前記第1ギヤ及び前記第2ギヤと噛み合い前記操舵モータにて回転する第3ギヤと、を有するとよい。
図1(a)の平面図、図1(b)の正面図、図2の下面図、図3の駆動系斜視図に示すように、全方向移動体10は、機台としてのフレーム20と、右側の第1駆動輪31と、左側の第2駆動輪32と、右側の第1駆動モータ41と、左側の第2駆動モータ42と、中央の操舵モータ50と、操舵力伝達機構60と、前側の従動輪71と、後ろ側の従動輪72を備える。
フレーム20の左右方向における一方でのフレーム20下面には回転軸Sh1が下方に延び、回転軸Sh1はベアリングボックスBbにより回転可能に支持されている。回転軸Sh1の下端にはギヤ61が固定されている。ギヤ61は水平に配置されている。同様に、フレーム20の左右方向における他方でのフレーム20下面には回転軸Sh2が下方に延び、回転軸Sh2はベアリングボックスBbにより回転可能に支持されている。回転軸Sh2の下端にはギヤ62が固定されている。ギヤ62は水平に配置されている。
同様に、フレーム20の左右方向における他方の駆動用のギヤ62の中心(回転軸Sh2上)に駆動輪(タイヤ)32が位置している。駆動モータ42は駆動輪(タイヤ)32から離れた場所に位置している。駆動モータ42を固定するブラケット22は、板状をなしている。ブラケット22の上端はギヤ62の下面に固定されている。ブラケット22の下部において駆動モータ42が貫通する状態で固定されている。
フレーム20の左右方向における一方の駆動モータ41の出力軸は水平方向に延びている。駆動モータ41の出力軸に駆動輪31が連結固定されている。駆動モータ41の駆動に伴い出力軸が正逆に回転すると、その回転により駆動輪31が正逆に回転する。
前側の従動輪71は、二又部25と棒状部26でフレーム20に連結される。詳しくは、二又部25に従動輪71が回転可能に軸支されて、二又部25の根元部分から棒状部26が上方に延び、棒状部26の上端部がフレーム20に回転可能に支持されている。
前側の従動輪71及び後ろ側の従動輪72は、それぞれ、方向が自在な自在輪である。
図4に示すように、全方向移動体10は、コントローラ100と、駆動回路101,102,103とを有する。
直進する際には、図5(a)に示すように、コントローラ100は、左右の駆動輪31,32の向きとして前後方向にした状態で、左右の駆動輪31,32を同一方向に、かつ、同一速度で回転させる。これにより、前方または後方に真っ直ぐに走行させることができる。このとき、前側の従動輪71及び後ろ側の従動輪72は、前後方向を向く。
また、斜行、横行は操舵モータ50にて左右の駆動輪31,32の向きを同時に変えて、その方向で左右の駆動輪31,32を回転駆動させることにより行うことができる。
その結果、従来ではモータ数が「4」であったが、本実施形態では、モータ数を「3」にすることができるとともに、オムニホイールを使わないことから低価格な構造となる。つまり、3モータで普通車輪の低価格な全方向への移動のための構成となっており、駆動輪とモータとを1組とし、これを2組用いて、この2組をギヤ61,62,63で操舵モータ50と連結し、1つの操舵モータ50で2つの駆動輪31,32を同期して操舵することができる。
(1)全方向移動体10の構成として、機台としてのフレーム20と、機台としてのフレーム20に操舵可能に支持された第1駆動輪31と、機台としてのフレーム20に操舵可能に支持された第2駆動輪32と、第1駆動輪31を回転駆動させる第1駆動モータ41と、第2駆動輪32を回転駆動させる第2駆動モータ42と、第1駆動輪31と第2駆動輪32とを操舵力伝達機構60を介して同期して操舵する操舵モータ50と、を備える。よって、モータは第1駆動モータ41、第2駆動モータ42及び操舵モータ50の3つとなり、従来の普通車輪を用いた全方向移動体ではモータが4つ以上であったものが3つとなり、モータ数を少なくできる。また、オムニホイールを使用しないで済む。その結果、簡単な構成にて全方向に移動できる。
(3)操舵力伝達機構60は、第1駆動輪31用の第1ギヤ61と、第2駆動輪32用の第2ギヤ62と、第1ギヤ61及び第2ギヤ62と噛み合い操舵モータ50にて回転する第3ギヤ63と、を有する。よって、操舵力を確実に伝達することができる。
○ 図6に示すように、操舵力伝達機構80は、第1駆動輪31用の第1プーリ81と、第2駆動輪32用の第2プーリ82と、操舵モータ50にて回転する第3プーリ83と、第1プーリ81、第2プーリ82及び第3プーリ83に掛装されたベルト84と、を有する。このように、ギヤ61,62,63の代替としてベルトによる伝達も可能である。特に、左右の駆動輪31,32が離れている場合(左右の駆動輪31,32間の距離が大きい場合)に有用である。
従動輪71,72の種類は問わない。ボール式のキャスタでもよい。従動輪の数は問わない、1つでも3つ以上でもよい。要は、機台を支持するための部材であり、2つの駆動輪に加えて支持部材により3点支持できるような構造であればよい。
○ 駆動モータ41と駆動輪31との間、又は、駆動モータ42と駆動輪32との間に、チェーン等の動力伝達部材を介在させてもよい。
Claims (5)
- 機台と、
前記機台に操舵可能に支持された第1駆動輪と、
前記機台に操舵可能に支持された第2駆動輪と、
前記第1駆動輪を回転駆動させる第1駆動モータと、
前記第2駆動輪を回転駆動させる第2駆動モータと、
前記第1駆動輪と前記第2駆動輪とを操舵力伝達機構を介して同期して操舵する操舵モータと、
を備えたことを特徴とする全方向移動体。 - 前記機台に支持された従動輪を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の全方向移動体。
- 前記操舵力伝達機構は、第1駆動輪用の第1ギヤと、第2駆動輪用の第2ギヤと、前記第1ギヤ及び前記第2ギヤと噛み合い前記操舵モータにて回転する第3ギヤと、を有することを特徴とする請求項1または2に記載の全方向移動体。
- 前記操舵力伝達機構は、第1駆動輪用の第1プーリと、第2駆動輪用の第2プーリと、前記操舵モータにて回転する第3プーリと、前記第1プーリ、前記第2プーリ及び前記第3プーリに掛装されたベルトと、を有することを特徴とする請求項1または2に記載の全方向移動体。
- 前記操舵力伝達機構は、第1駆動輪用の第1スプロケットと、第2駆動輪用の第2スプロケットと、前記操舵モータにて回転する第3スプロケットと、前記第1スプロケット、前記第2スプロケット及び前記第3スプロケットに掛装されたチェーンと、を有することを特徴とする請求項1または2に記載の全方向移動体。
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- 2019-06-12 JP JP2019109665A patent/JP7256454B2/ja active Active
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