JP2020197574A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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雅和 上原
Masakazu Uehara
雅和 上原
裕徳 高橋
Hironori Takahashi
裕徳 高橋
雄大 酒井
Yudai Sakai
雄大 酒井
史人 中元
Fumito Nakamoto
史人 中元
友宏 綿谷
Tomohiro Wataya
友宏 綿谷
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Abstract

【課題】より小型化することが可能な定着装置を提供する。【解決手段】定着装置は、定着ベルトと、加圧部材と、ベルト保持部材とを備える。加圧部材は、定着ベルトの外周面を押圧するとともに、定着ベルトを回転させる。ベルト保持部材60は、定着ベルトの端部を保持する。ベルト保持部材60は、ガイド部611と、規制部612とを有する。ガイド部611は、定着ベルトの内周面と接触して、内周面を内側から支持する。規制部612は、定着ベルトの端部と接触して、定着ベルトの幅方向への移動を規制する。規制部612は、加圧部材と対向する側に逃がし部63を有する。逃がし部63は、定着ベルトの端から逃げる方向に傾斜する傾斜面63aを有する。【選択図】図6

Description

本発明は、定着装置及び画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置は、トナー像を用紙に定着する定着装置を備える。特許文献1に記載の定着装置は、フィルムと、ヒーターと、ガイド部材と、ステーと、フランジと、加圧ローラーとを備える。
フィルムは、可撓性を有し、無端状である。ヒーターは、加熱体である。ガイド部材は、ヒーターを保持するとともに、フィルムの回転をガイドする。ステーは、ガイド部材を保持する。フランジは、フィルムの長手方向端部を受け止め、フィルムの寄りを抑える。加圧ローラーは、フィルムを回転駆動する。
フランジは、テーパ形状部を有する。テーパ形状部は、フィルム端部とフランジとの接触を防ぐ。フィルム端部とフランジとが接触しなければ、フィルムの幅方向の長さを短くできる。フィルムの幅方向の長さが短くなれば、定着装置を小型化できる。また、テーパ形状部が薄ければ薄いほど、定着装置を小型化できる。
特開2018−112689号公報
しかしながら、フランジは樹脂成型品であるため、テーパ形状部を薄くすることには限界がある。したがって、定着装置を小さくすることにも限界がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、より小型化することが可能な定着装置、及び画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明に係る定着装置は、定着ベルトと、加圧部材と、ベルト保持部材とを備える。前記加圧部材は、前記定着ベルトの外周面を押圧するとともに、前記定着ベルトを回転させる。前記ベルト保持部材は、前記定着ベルトの端部を保持する。前記ベルト保持部材は、ガイド部と、規制部とを有する。前記ガイド部は、前記定着ベルトの内周面と接触して、前記内周面を内側から支持する。前記規制部は、前記定着ベルトの前記端部と接触して、前記定着ベルトの幅方向への移動を規制する。前記規制部は、前記加圧部材と対向する側に逃がし部を有する。前記逃がし部は、前記定着ベルトの端から逃げる方向に傾斜する傾斜面を有する。
本発明に係る画像形成装置は、上記に記載の定着装置と、画像形成部とを備える。前記画像形成部は、記録媒体にトナー像を形成する。前記定着装置は、前記トナー像を前記記録媒体に定着させる。
本発明の定着装置及び画像形成装置によれば、定着装置をより小型化することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置を示す図である。 本発明の実施形態に係る定着装置の要部を示す斜視図である。 図2のIII−III線に沿った断面図である。 本発明の実施形態に係る加熱部材を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る加熱部材の分解斜視図である。 本発明の実施形態に係るベルト保持部材の斜視図である。 本発明の実施形態に係るベルト保持部材の斜視図である。 本発明の実施形態に係るベルト保持部材をX軸正側から見た図である。 本発明の実施形態に係るヒーター保持部材と、補強部材とを示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るヒーター保持部材と、補強部材と、ベルト保持部材とを示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。また、本実施形態では、図中に、互いに直交するX軸、Y軸及びZ軸を示す。Z軸は鉛直面に平行であり、X軸及びY軸は水平面に平行である。
図1を参照して、本発明の実施形態に係る画像形成装置100について説明する。図1は、本実施形態に係る画像形成装置100を示す図である。画像形成装置100は、例えば、複写機、ファクシミリ、又はこれらの機能を兼ね備えた複合機である。本実施形態では、画像形成装置100はモノクロ複合機である。
図1に示すように、画像形成装置100は、定着装置1と、画像形成部2と、読取部3と、原稿搬送部4と、給紙部5と、搬送部6と、排出部7とを備える。
読取部3は、原稿Dの画像を読み取る。読取部3は、読み取った画像から画像データを生成する。原稿搬送部4は、原稿Dを読取部3に搬送する。給紙部5は、複数の用紙Pを収容し、搬送部6へ用紙Pを給送する。用紙Pは、例えば、紙製又は合成樹脂製である。用紙Pは、記録媒体の一例である。搬送部6は、複数の搬送ローラー対を含み、画像形成部2を経由して排出部7まで用紙Pを搬送する。
画像形成部2は、画像データに基づいて、電子写真方式によって用紙Pにトナー像を形成する。画像データは、例えば、原稿Dの画像を示す。画像形成部2は、例えば、電子感光体ドラムと、帯電装置と、露光装置と、現像装置と、補給装置と、転写ローラーと、クリーニング装置と、除電装置とを有する。
定着装置1は、トナー像を加熱及び加圧して、用紙Pにトナー像を定着させる。搬送部6は、トナー像の定着された用紙Pを排出部7に搬送する。排出部7は、画像形成装置100の筐体の外部に用紙Pを排出する。
次に、図2、及び図3を参照して、本実施形態に係る定着装置1の構成の詳細について説明する。図2は、本実施形態に係る定着装置1の要部を示す斜視図である。
図2に示すように、定着装置1は、定着ベルト10と、加圧部材20と、加熱部30と、ベルト保持部材60とを備える。
定着ベルト10は、トナー像が転写された用紙Pを加熱する。定着ベルト10は、無端状である。定着ベルト10は、略円筒形状を有する。定着ベルト10は、可撓性を有する。定着ベルト10は、第1回転軸線L1を軸心として回転自在である。定着ベルト10は、第1回転軸線L1方向に延びる。定着ベルト10は、第1端部101と、第2端部102と、外周面103とを有する。第1端部101及び第2端部102は、第1回転軸線L1方向における端部である。以下、第1回転軸線L1方向を「定着ベルト10の幅方向」と記載する場合がある。
定着ベルト10は、複数の層を有する。定着ベルト10は、例えば、ポリイミド層と、離型層とを有する。離型層は、ポリイミド層の外周面上に形成される。離型層は、例えば、フッ素樹脂製の耐熱性フィルムである。
加圧部材20は、定着ベルト10とともに、トナー像が転写された用紙Pを加圧する。詳しくは、加圧部材20は略円柱状であって、定着ベルト10に対向して配置される。加圧部材20は、外周面201を有する。加圧部材20は、定着ベルト10を押圧する。これにより、加圧部材20の外周面201が定着ベルト10の外周面103に当接し、定着ニップが形成される。
加圧部材20は、第2回転軸線L2を軸心として回転自在である。加圧部材20が回転すると、定着ベルト10が加圧部材20に従動して回転する。換言すると、加圧部材20は定着ベルト10を回転させる。これらの構成により、用紙Pが定着ニップを通過すると、トナー像が用紙Pに定着される。なお、用紙Pは、用紙搬送方向(Z軸正側)に搬送される。加圧部材20は、例えば、加圧ローラーである。加圧部材20は、第2回転軸線L2に沿って延びる。なお、第2回転軸線L2と第1回転軸線L1とは略平行である。
加圧部材20は、円柱状の芯金21と、円筒状の弾性層22と、離型層23とを有する。弾性層22は、芯金21上に形成される。離型層23は、弾性層22の表面を覆うように形成される。芯金21は、第2回転軸線L2を軸心として回転自在である。芯金21は、例えば、ステンレス又はアルミニウムにより形成される。弾性層22は、弾性を有し、例えば、シリコーンゴムにより形成される。離型層23は、例えば、フッ素樹脂により形成される。
ベルト保持部材60は、定着ベルト10の端部を保持する。ベルト保持部材60は、第1保持部材61と、第2保持部材62とを有する。第1保持部材61は、定着ベルト10の第1端部101を保持する。第2保持部材62は、定着ベルト10の第2端部102を保持する。ベルト保持部材60は、樹脂成型品である。
図3は、図2のIII−III線に沿った断面図である。なお、理解を容易にするため、図3では、定着ベルト10の内部の一部、及び加圧部材20を省略している。
図3に示すように、定着ベルト10は、内周面104を更に有する。定着ベルト10の内周面104は、加熱部30と対向する。換言すると、加熱部30は、定着ベルト10の内側に配置される。加熱部30は、ヒーター31と、ヒーター保持部材32と、補強部材33とを有する。
ヒーター31は、定着ベルト10を加熱する。詳しくは、ヒーター31は、定着ベルト10と接触することにより加熱する。ヒーター31は、第1回転軸線L1に沿って延びる。ヒーター31は、例えば、面状ヒーター、又は細長薄板状ヒーターである。ヒーター31は、例えば、セラミックヒーターであり、セラミック基板と、抵抗発熱体とを有する。ヒーター31の厚さは、例えば、1mmである。ヒーター31は、定着ベルト10を介して加圧部材20(図2参照)からの圧力を受ける。ヒーター31は、ヒーター保持部材32を介して補強部材33からの圧力を受ける。
ヒーター保持部材32は、ヒーター31を保持する。本実施形態におけるヒーター保持部材32の加圧部材20に最も近い部分は、ヒーター31の加圧部材20側の面と略同一平面である。ヒーター保持部材32は、ヒーター31を介して定着ベルト10と対向する。ヒーター保持部材32は、定着ベルト10のうち、加圧部材20と対向する側の内側に配置される。ヒーター保持部材32は、例えば、耐熱樹脂製である。ヒーター保持部材32は、第1回転軸線L1に沿って延びる。第1回転軸線L1方向におけるヒーター保持部材32の2つの端部のうちの一方の端部は、例えば、画像形成装置100の本体に配置されるコネクターと嵌合可能である。
補強部材33は、ヒーター保持部材32を補強する。補強部材33は、例えば、細長状の金属製ステー部材である。補強部材33は、第1回転軸線L1に沿って延びる。補強部材33は、第1回転軸線L1に沿った方向からの断面視において、略逆U字状である。補強部材33は、ヒーター保持部材32と対向する。補強部材33は、ヒーター保持部材32を介してヒーター31と対向する。ヒーター保持部材32は、ベルト保持部材60と係合する。
第1保持部材61は、逃がし部63を有する。逃がし部63は、第1逃がし部631と、第2逃がし部632とを含む。第2逃がし部632は、第1逃がし部631とZ軸方向において対向する。逃がし部63については後に説明する。
図4〜図5を参照して、本実施形態に係る加熱部30の構成について更に説明する。図4は、本実施形態に係る加熱部30を示す斜視図である。図4に示すように、ヒーター保持部材32は、第1端部321、及び第2端部322を有する。ヒーター保持部材32の第1端部321、及び第2端部322は、Y軸方向におけるヒーター保持部材32の端部である。ヒーター保持部材32の第1端部321には、第1保持部材61が嵌合する。ヒーター保持部材32の第2端部322には、第2保持部材62が嵌合する。
図5は、本実施形態に係る加熱部30の分解斜視図である。図5に示すように、第1保持部材61は、ヒーター保持部材32の第1端部321から取り外すことができる。第2保持部材62は、ヒーター保持部材32の第2端部322から取り外すことができる。ヒーター保持部材32は、第1嵌合部323及び第2嵌合部324を有する。第1嵌合部323には第1保持部材61が嵌合する。第2嵌合部324には第2保持部材62が嵌合する。
図3、及び図6〜図7を参照して、本実施形態に係るベルト保持部材60の構成について更に説明する。図6は、本実施形態に係るベルト保持部材60の斜視図である。詳しくは、図6は、本実施形態に係る第1保持部材61の斜視図である。第1保持部材61と第2保持部材62との構成は同一であるため、第1保持部材61の構成について説明し、第2保持部材62の構成についての説明は省略する。
図6に示すように、第1保持部材61は、ガイド部611と、規制部612とを有する。図4及び図5を参照して説明したように第1保持部材61はヒーター保持部材32の第1端部101に係合する。したがって、ガイド部611は、定着ベルト10の内周面104(図3参照)と接触して、内周面104を内側から支持する。ガイド部611は、規制部612から立設している。ガイド部611は、Y軸方向から見た時の形状が円弧形状である。ガイド部611の円弧形状は、X軸正側に開放している。換言すると、ガイド部611の円弧形状は、加圧部材20側に開放している。
規制部612は、定着ベルト10の第1端部101と接触して、定着ベルト10の幅方向への移動を規制する。規制部612は、平板形状であって、加圧部材20と対向する側に切り欠き612kを有する。規制部612は、加圧部材20と対向する側に逃がし部63を有する。
逃がし部63は、定着ベルト10の第1端部101と規制部612との接触を防ぐ。逃がし部63は、ガイド部611の円弧形状の端近傍に位置する。逃がし部63は、ガイド部611と規制部612の加圧部材20側の端との間に位置する。図3に示すように、逃がし部63はヒーター31よりも加圧部材20に近い位置に配置されている。逃がし部63は、円弧形状と接続するように位置する。
逃がし部63は、第1逃がし部631と、第2逃がし部632とを有する。第1逃がし部631と、第2逃がし部632とは切り欠き612kを挟んで対向する。詳しくは、第1逃がし部631と、第2逃がし部632とは、それぞれ規制部612を構成する縁に設けられる。第1逃がし部631と、第2逃がし部632とはZ軸方向において対向している。詳しくは、第1逃がし部631は、Z軸負側に位置している。第2逃がし部632は、Z軸正側に位置している。
逃がし部63は、定着ベルト10の第1端部101から逃げる方向に傾斜する傾斜面63aを有する。本実施形態において、逃げる方向は、Z軸正側からZ軸負側に向かう方向と一致する。すなわち、逃げる方向は、定着ベルト10の第1回転軸線L1と一致する。具体的には、第1逃がし部631は、第1傾斜面631aを有する。第2逃がし部632は、第2傾斜面632aを有する。第1傾斜面631aは、Z軸正側ほどY軸負側に向かって傾斜している。第2傾斜面632aは、Z軸負側ほどY軸負側に傾斜している。第1傾斜面631a、及び第2傾斜面632aは、平坦面を含む。
図7は、本実施形態に係るベルト保持部材60の斜視図である。詳しくは、図7は、本実施形態に係る第1保持部材61の斜視図である。より詳しくは、図7は、図6とは異なる方向から見た第1保持部材61を示す。
図7に示すように、第1保持部材61は、加圧部材20と対向する側に係合部64を有する。係合部64は、図3〜図5を参照して説明したヒーター保持部材32と係合する。
本実施形態に係る係合部64は、ガイド部611の端に位置する。係合部64は、第1係合部641と、第2係合部642とを有する。第1係合部641と、第2係合部642とは、切り欠き612kを挟んで対向する。具体的には、第1係合部641と、第2係合部642とはZ軸方向において対向する。詳しくは、第1係合部641は、Z軸負側に位置している。第2係合部642は、Z軸正側に位置している。
図8〜図10を参照して、本実施形態に係る定着ベルト10と、ベルト保持部材60とについて説明する。図8は、本実施形態に係る第1保持部材61をX軸正側から見た図である。なお、理解を容易にするために、図8では、図2〜図3を参照して説明した定着ベルト10の一部を省略している。
図8に示すように、ガイド部611は、定着ベルト10の内周面104と接触している。定着ベルト10は、ガイド部611に内周面104を内側から支持されながら、ガイド部611に沿って回転する。定着ベルト10が回転する際、定着ベルト10は、Y軸方向に蛇行する。
また、図3に示すように、逃がし部63の少なくとも一部は、ヒーター31の加圧部材20と対向する面よりも加圧部材20に近い。したがって、ベルト保持部材60の肉厚を薄くすることなく傾斜面63aを設けることができる。
定着ベルト10がY軸方向に蛇行すると、定着ベルト10の一部が規制部612を構成する縁に接触して定着ベルト10に悪影響を及ぼす恐れがある。図6を参照して説明したように、規制部612を構成する縁には、逃がし部63が設けられる。逃がし部63は、定着ベルト10の端が逃げる方向に傾斜する。したがって、定着ベルト10に及ぶ悪影響を低減できる。これにより、第1保持部材61の定着ベルト10の幅方向の長さを長くする必要がなくなる。よって、定着装置1を小型化できる。
次に、図9を参照してヒーター保持部材32の構成について説明する。図9は、本実施形態に係るヒーター保持部材32と、補強部材33とを示す斜視図である。詳しくは、図9は、図5を参照して説明したヒーター保持部材32の第1端部321側を拡大した図である。なお、第1端部321側と第2端部322側との構成は同一であるため、図9を参照して、第1端部321側の構成について説明し、第2端部322側の構成の説明については省略する。
図9に示すように、ヒーター保持部材32は、被係合部325を有する。本実施形態において、被係合部325は第1嵌合部323の加圧部材20と対向する側の端部に設けられる。被係合部325は加圧部材20から離れる方向に凹む。被係合部325は、図7を参照して説明した係合部64の形状と対応する。被係合部325には、係合部64が係合する。詳しくは、係合部64をX軸正側(加圧部材20側)からX軸負側に向かって移動させることにより、係合部64が被係合部325に嵌る。すなわち、第1保持部材61は、ヒーター保持部材32をX軸正側からX軸負側に向けて支持する。これにより、ヒーター保持部材32及び補強部材33をX軸正側からX軸負側に安定して固定できる。
図10は、本実施形態に係るヒーター保持部材32と、補強部材33と、ベルト保持部材60とを示す斜視図である。詳しくは、図10は、図4を参照して説明したヒーター保持部材32の第1端部321側を拡大した図である。更に詳しくは、図10は、係合部64と、被係合部325とが係合した状態を示す図である。図10に示すように、係合部64と、被係合部325とが係合することによって、ベルト保持部材60がヒーター保持部材32に係合する。このように、係合部64と、被係合部325とを係合させることによって、ベルト保持部材60と、ヒーター保持部材32とを一体に組み立てることができる。よって、定着装置1の組み立て作業効率が向上する。
以上、図1〜図10を参照しながら本発明の実施形態を説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である(例えば、下記に示す(1)〜(2))。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ、個数等は、図面作成の都合上から実際とは異なる。また、上記の実施形態で示す各構成要素の材質や形状、寸法等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(1)図1〜図10を参照して説明したように、本発明の実施形態では、画像形成装置100がモノクロ複合機であるが、本発明はこれに限定されない。例えば、画像形成装置100はモノクロプリンターでもよい。あるいは、画像形成装置100はカラー複合機、又はカラープリンターでもよい。
(2)本発明の実施形態では、第1傾斜面631a、及び第2傾斜面632aは平坦面を含んでいたが、本発明はこれに限定されない。例えば、第1傾斜面631a、及び第2傾斜面632aは曲面を含んでいてもよい。また、第1傾斜面631aが平坦面を含み、第2傾斜面632aが曲面を含んでいてもよい。反対に、第1傾斜面631aが曲面を含み、第2傾斜面632aが平坦面を含んでいてもよい。
本発明は、画像形成装置の分野に利用可能である。
1 定着装置
10 定着ベルト
20 加圧部材
30 加熱部
60 ベルト保持部材
63 逃がし部
63a 傾斜面
101 第1端部
102 第2端部
103 外周面
631 第1逃がし部
632 第2逃がし部
631a 第1傾斜面
632a 第2傾斜面

Claims (7)

  1. 定着ベルトと、
    前記定着ベルトの外周面を押圧するとともに、前記定着ベルトを回転させる加圧部材と、
    前記定着ベルトの端部を保持するベルト保持部材と
    を備え、
    前記ベルト保持部材は、ガイド部と、規制部とを有し、
    前記ガイド部は、前記定着ベルトの内周面と接触して、前記内周面を内側から支持し、
    前記規制部は、前記定着ベルトの前記端部と接触して、前記定着ベルトの幅方向への移動を規制し、
    前記規制部は、前記加圧部材と対向する側に逃がし部を有し、
    前記逃がし部は、前記定着ベルトの端から逃げる方向に傾斜する傾斜面を有する、定着装置。
  2. 前記ガイド部は、前記規制部から立設され、
    前記逃がし部は、前記規制部の前記加圧部材側の端と前記ガイド部との間に位置する、請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記傾斜面は平坦面を含む、請求項1又は請求項2に記載の定着装置。
  4. 前記傾斜面は曲面を含む、請求項1又は請求項2に記載の定着装置。
  5. 前記逃がし部は、第1逃がし部と、前記第1逃がし部に対向する第2逃がし部とを含む、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の定着装置。
  6. 前記定着ベルトの内側に配置される加熱部を更に備え、
    前記加熱部は、
    前記定着ベルトを加熱するヒーターと、
    前記ヒーターを保持するヒーター保持部材と、
    前記ヒーター保持部材を補強する補強部材と
    を有し、
    前記ベルト保持部材は、前記加圧部材と対向する側に係合部を有し、
    前記ヒーター保持部材は、前記係合部と係合する被係合部を有し、
    前記係合部と、前記被係合部とが係合することによって、前記ベルト保持部材と前記ヒーター保持部材とが係合する、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の定着装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の定着装置と、
    記録媒体にトナー像を形成する画像形成部と
    を備え、
    前記定着装置は、前記トナー像を前記記録媒体に定着させる、画像形成装置。
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