JP2020197576A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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鈴 山岸
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Abstract

【課題】画像不良が発生する可能性を低減できる定着装置を提供する。【解決手段】定着装置1は、定着ベルトと、加熱部とを備える。加熱部は、定着ベルトの内周面と対向する。加熱部は、ヒーターと、ヒーター保持部材と、補強部材33と、偶数個の回転体34とを有する。偶数個の回転体34は、定着ベルトの内周面と対向する。前記偶数個の回転体34は、補強部材33に設けられる。前記偶数個の回転体34は、第1回転体群340aと、第2回転体群340bとを含む。第1回転体群340aは、第1回転体341を含む。第2回転体群340bは、第2回転体342を含む。第1回転体群340aは、補強部材333の長手方向の中心333よりも第1端部331側となる位置に配置される。第2回転体群340bは、補強部材333の長手方向の中心333よりも第2端部332側となる位置に配置される。【選択図】図4

Description

本発明は、定着装置及び画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置は、トナー像を用紙に定着する定着装置を備える。特許文献1に記載の定着装置は、フィルムと、ヒーターと、ガイド部材と、ステーと、フランジと、加圧ローラーとを備える。
フィルムは、可撓性を有し、無端状である。ヒーターは、加熱体である。ガイド部材は、ヒーターを保持するとともに、フィルムの回転をガイドする。ステーは、ガイド部材を保持する。フランジは、フィルムの長手方向端部を受け止め、フィルムの寄りを抑える。加圧ローラーは、フィルムを回転駆動する。
特開2018−112689号公報
しかしながら、特許文献1に記載の定着装置は、フィルムとステーとの間に隙間が存在するため、フィルム回転時にフィルムの撓みが発生する場合がある。フィルムの撓みが発生すると、フィルムが座屈し、フィルムがフランジから剥がれてしまう可能性がある。フィルムがフランジから離れると、画質不良が生じる可能性がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、画像不良が発生する可能性を低減できる定着装置、及び画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明に係る定着装置は、定着ベルトと、加熱部とを備える。前記加熱部は、前記定着ベルトの内周面と対向する。前記加熱部は、ヒーターと、ヒーター保持部材と、補強部材と、偶数個の回転体とを有する。前記ヒーターは、前記定着ベルトを加熱する。前記ヒーター保持部材は、前記ヒーターを保持する。前記補強部材は、前記ヒーター保持部材を補強する。前記偶数個の回転体は、前記内周面と対向する。前記偶数個の回転体は、前記補強部材に設けられる。前記偶数個の回転体は、第1回転体群と、第2回転体群とを含む。前記第1回転体群は、少なくとも1つの第1回転体を含む。前記第2回転体群は、少なくとも1つの第2回転体を含む。前記第1回転体群は、前記補強部材の長手方向の中心よりも一方の端部側に配置される。前記第2回転体群は、前記補強部材の長手方向の中心よりも他方の端部側に配置される。
本発明に係る画像形成装置は、上記の定着装置と、画像形成部とを備える。前記画像形成部は、記録媒体にトナー像を形成する。前記定着装置は、前記トナー像を前記記録媒体に定着させる。
本発明の定着装置及び画像形成装置によれば、画質不良が発生する可能性を低減できる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置を示す図である。 本発明の実施形態に係る定着装置の要部を示す斜視図である。 図2のIII−III線に沿った断面図である。 図2に示す定着装置から定着ベルトを省略した斜視図である。 図4に示す定着装置をX軸負側から見た図である。 本発明の実施形態に係る回転体近傍を示す斜視図である。 (a)は本発明の実施形態に係る第1回転体の斜視図であり、(b)は本発明の実施形態に係る本体の斜視図であり、(c)は、本発明の実施形態に係る支持部材の斜視図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。また、図中に、互いに直交するX軸、Y軸及びZ軸を示す。Z軸は鉛直面に平行であり、X軸及びY軸は水平面に平行である。
図1を参照して、本発明の実施形態に係る画像形成装置100について説明する。図1は、本実施形態に係る画像形成装置100を示す図である。画像形成装置100は、例えば、複写機、ファクシミリ、又はこれらの機能を兼ね備えた複合機である。本実施形態では、画像形成装置100はモノクロ複合機である。
図1に示すように、画像形成装置100は、定着装置1と、画像形成部2と、読取部3と、原稿搬送部4と、給紙部5と、搬送部6と、排出部7とを備える。
読取部3は、原稿Dの画像を読み取る。原稿搬送部4は、原稿Dを所定の読取位置に搬送する。読取部3は、所定の読取位置を通過する原稿Dから画像を読み取る。給紙部5は、複数の用紙Pを収容し、搬送部6へ用紙Pを給送する。用紙Pは、例えば、紙製又は合成樹脂製である。用紙Pは、記録媒体の一例である。搬送部6は、複数の搬送ローラー対を有し、画像形成部2を経由して排出部7まで用紙Pを搬送する。
画像形成部2は、画像データに基づいて、電子写真方式によって用紙Pにトナー像を形成する。画像データは、例えば、原稿Dの画像を示す。画像形成部2は、例えば、感光体ドラム2aと、帯電装置2bと、露光装置2cと、現像装置2dと、補給装置2eと、転写ローラー2fと、クリーニング装置2gとを有する。画像形成部2は、除電装置を更に有する。
定着装置1は、トナー像を加熱及び加圧して、用紙Pにトナー像を定着させる。搬送部6は、トナー像の定着された用紙Pを排出部7に搬送する。排出部7は、画像形成装置100の筐体の外部に用紙Pを排出する。
次に、図2、及び図3を参照して、本実施形態に係る定着装置1の構成について説明する。図2は、本実施形態に係る定着装置1の要部を示す斜視図である。
図2に示すように、定着装置1は、定着ベルト10と、加圧部材20と、加熱部30と、ベルト保持部材60とを備える。
定着ベルト10は、トナー像が転写された用紙Pを加熱する。定着ベルト10は、無端状である。定着ベルト10は、略円筒形状を有する。定着ベルト10は、可撓性を有する。定着ベルト10は、第1回転軸線L1を軸心として回転自在である。定着ベルト10は、第1回転軸線L1方向に延びる。定着ベルト10は、第1端部101と、第2端部102と、中心10cとを有する。また、定着ベルト10は、外周面103を有する。第1端部101及び第2端部102は、第1回転軸線L1方向における端部である。中心10cは、第1回転軸線L1方向における中心である。以下、第1回転軸線L1方向を「定着ベルト10の幅方向」と記載する場合がある。
定着ベルト10は、複数の層を有する。定着ベルト10は、例えば、ポリイミド層と、離型層とを有する。離型層は、ポリイミド層の外周面上に形成される。離型層は、例えば、フッ素樹脂製の耐熱性フィルムである。
加圧部材20は、定着ベルト10とともに、トナー像が転写された用紙Pを加圧する。加圧部材20は略円柱状である。加圧部材20は、定着ベルト10に対向して配置される。加圧部材20は、外周面201を有する。加圧部材20の外周面201は、定着ベルト10の外周面103に当接する。より具体的には、加圧部材20は、定着ベルト10を押圧する。その結果、定着ニップが形成される。
加圧部材20は、第2回転軸線L2を軸心として回転自在である。加圧部材20が回転すると、定着ベルト10が加圧部材20に従動して回転する。換言すると、加圧部材20は定着ベルト10を回転させる。定着ベルト10の回転方向は、加圧部材20の回転方向と反対向きである。具体的には、定着ベルト10は、第1回転方向R1に回転する。加圧部材20は、第2回転方向R2に回転する。
用紙Pが定着ニップを通過すると、トナー像が用紙Pに定着される。用紙Pは、用紙搬送方向(Z軸正側)に搬送される。加圧部材20は、例えば、加圧ローラーである。加圧部材20は、第2回転軸線L2に沿って延びる。なお、第2回転軸線L2と第1回転軸線L1とは略平行である。
加圧部材20は、円柱状の芯金21と、円筒状の弾性層22と、離型層23とを有する。弾性層22は、芯金21上に形成される。離型層23は、弾性層22の表面を覆うように形成される。芯金21は、第2回転軸線L2を軸心として回転自在である。芯金21は、例えば、ステンレス又はアルミニウムにより形成される。弾性層22は、弾性を有し、例えば、シリコーンゴムにより形成される。離型層23は、例えば、フッ素樹脂により形成される。
ベルト保持部材60は、定着ベルト10の端部を保持する。ベルト保持部材60は、第1保持部材61と、第2保持部材62とを有する。第1保持部材61は、定着ベルト10の第1端部101を保持する。第2保持部材62は、定着ベルト10の第2端部102を保持する。
図3は、図2のIII−III線に沿った断面図である。なお、理解を容易にするために、図3では、定着ベルト10の内部の一部を省略する。
定着ベルト10は、内周面104を更に有する。定着ベルト10の内周面104は、加熱部30と対向する。換言すると、加熱部30は、定着ベルト10の内側に配置される。加熱部30は、ヒーター31と、ヒーター保持部材32と、補強部材33と、回転体34とを有する。
ヒーター31は、定着ベルト10を加熱する。ヒーター31は、第1回転軸線L1に沿って延びる。ヒーター31は、例えば、面状ヒーター、又は細長薄板状ヒーターである。ヒーター31は、例えば、セラミックヒーターであり、セラミック基板と、抵抗発熱体とを有する。ヒーター31の厚さは、例えば、1mmである。ヒーター31は、定着ベルト10を介して加圧部材20からの圧力を受ける。ヒーター31は、ヒーター保持部材32を介して補強部材33からの圧力を受ける。
ヒーター保持部材32は、ヒーター31を保持する。ヒーター保持部材32は、ヒーター31を介して定着ベルト10と対向する。ヒーター保持部材32は、定着ベルト10のうち、加圧部材20と対向する側の内側に配置される。ヒーター保持部材32は、例えば、耐熱樹脂製である。ヒーター保持部材32は、第1回転軸線L1に沿って延びる。第1回転軸線L1方向におけるヒーター保持部材32の2つの端部のうちの一方の端部は、例えば、画像形成装置100の本体に配置されるコネクターと嵌合可能である。
補強部材33は、ヒーター保持部材32を補強する。補強部材33は、例えば、細長状の金属製ステー部材である。補強部材33は、第1回転軸線L1に沿って延びる。補強部材33は、第1回転軸線L1に沿った方向からの断面視において、略U字状である。補強部材33は、ヒーター保持部材32と対向する。補強部材33は、ヒーター保持部材32を介してヒーター31と対向する。ヒーター保持部材32は、ベルト保持部材60に支持される。補強部材33は、X軸負側において定着ベルト10と対向する。定着ベルト10のうち、X軸負側において補強部材33と対向する部分は、Z軸負側に移動する。
回転体34は、定着ベルト10の内周面104と対向する。回転体34の一部は、補強部材33からX軸負側へ突出する。回転体34の補強部材33から突出した部分は、定着ベルト10の内周面104と接触する。
次に、図4〜図5を参照して、本実施形態に係る補強部材33について更に説明する。図4は、図2に示す定着装置1から定着ベルト10を省略した斜視図である。
図4に示すように、本実施形態に係る補強部材33は、第1端部331、第2端部332、及び中心333を有する。補強部材33の第1端部331、及び第2端部332は、補強部材33の長手方向の端部である。補強部材33の長手方向は、Y軸方向である。補強部材33の中心333は、補強部材33の長手方向の中心である。補強部材33の中心333は、図2を参照して説明した定着ベルト10の中心10cと対向する。
補強部材33の第1端部331には、第1保持部材61が係合する。補強部材33の第2端部332には、第2保持部材62が係合する。
加熱部30は、偶数個の回転体34を有する。偶数個の回転体34は、補強部材33に設けられる。偶数個の回転体34は、第1回転体群340aと、第2回転体群340bとを含む。第1回転体群340aは、補強部材33の中心333よりも第1端部331側に配置される。第2回転体群340bは、補強部材33の中心333よりも第2端部332側に配置される。第1回転体群340aと、第2回転体群340bとは、同数の回転体34を含む。第1回転体群340aは、第1回転体341を含む。第2回転体群340bは、第2回転体342を含む。
図5は、図4に示す定着装置1をX軸負側から見た図である。図5に示すように、第1回転体341と、第2回転体342とは、補強部材33の中心333に対して対称となるように配置される。第1回転体341は、補強部材33の中心333よりも第1端部331側となる位置に配置される。第2回転体342は、補強部材33の中心333よりも第2端部332側となる位置に配置される。
第1回転体341は、回転軸心A1の周りを回転する。第2回転体342は、回転軸心A2の周りを回転する。回転軸心A1方向と、回転軸心A2方向とは、YZ平面上のZ軸負側で交差する。回転軸心A1方向と、回転軸心A2方向とが交差する角度θは、鈍角である。
次に、図6を参照して、本実施形態に係る回転体34について更に説明する。図6は、本発明の実施形態に係る補強部材33の斜視図である。なお、第1回転体341と第2回転体342との構成は同一であるため、図6を参照して、第1回転体341の構成について説明し、第2回転体342の構成の説明については省略する。
図6に示すように、補強部材33は、第1支持孔33aと、配置孔33bと、第2支持孔33cとを有する。第1支持孔33aと、配置孔33bと、第2支持孔33cとは、Y軸方向に沿って設けられる。
次に、図7を参照して、本実施形態に係る回転体34について更に詳しく説明する。図7(a)は、本実施形態に係る第1回転体341の斜視図である。第1回転体341は、本体3411と、支持部材3412とを有する。
図7(b)は、本実施形態に係る本体3411の斜視図である。図7(b)に示すように、本体3411は、両端部が開放された円筒形状である。本体3411は、外周面3411aと、内周面3411bとを有する。本体3411の外周面3411aは、図3を参照して説明した定着ベルト10の内周面104と接触する。本体3411は、図6を参照して説明した配置孔33bに収納される。
図7(c)は、本実施形態に係る支持部材3412の斜視図である。図7(c)に示すように、支持部材3412は、弾性部材である。支持部材3412は、例えば、円筒コイルバネである。支持部材3412は、例えば、引っ張りバネである。支持部材3412は、第1端部3412aと、収納部3412bと、第2端部3412cとを有する。収納部3412bの一端は、第1端部3412aと接続する。収納部3412bの他端は、第2端部3412cと接続する。
収納部3412bは、本体3411に収納される。詳しくは、収納部3412bが本体3411に収納されると、支持部材3412の第1端部3412aと、第2端部3412cとは、本体3411の両端から突出する。
支持部材3412の第1端部3412a及び第2端部3412cは、補強部材33に支持される。具体的には、支持部材3412の第1端部3412aは、図5を参照して説明した第1支持孔33aに係合される。支持部材3412の第2端部3412cは、図6を参照して説明した第2支持孔33cに係合される。支持部材3412は、外力に応じて弾性変形する。支持部材3412は、例えば、X軸正側方向に外力を受けると、X軸正側に弾性変形する。
図7(b)を参照して説明したように、本体3411の外周面3411aは、定着ベルト10の内周面104と接触する。したがって、定着ベルト10が回転すると、第1回転体341は、支持部材3412を回転軸心として回転する。
図3を参照して説明したように、回転体34は、定着ベルト10の内周面104と接触する。回転体34は、定着ベルト10の内周面104からX軸正側の外力を受ける。その結果、支持部材3412がX軸正側に弾性変形して、回転体34が、定着ベルト10を内周面104側からX軸負側に付勢する。
回転体34が定着ベルト10を内周面104側からX軸負側に付勢しているため、定着ベルト10は撓み難い。定着ベルト10が撓み難いため、定着ベルト10は、座屈し難い。また、定着ベルト10は、ベルト保持部材60から剥がれ難い。定着ベルト10が、座屈し難く、ベルト保持部材60から剥がれ難いため、画像不良が生じる可能性は低減する。
図4を参照して説明したように、第1回転体341は、中心333よりも第1端部331側に位置するように配置される。第2回転体342は、第2端部332側に位置するように配置される。また、第1回転体341と、第2回転体342とは、補強部材33の中心333に対して対称となるように配置される。したがって、定着ベルト10は、第1端部331側又は第2端部332の一方に片寄ることなく移動する。
図5を参照して説明したように、角度θは鈍角である。定着ベルト10のうち、第1回転体341と接触する部分は、第1引張方向H1に引っ張られる。第1引張方向H1は、Z軸方向に交差する方向であって、回転軸心A1方向と直交する方向である。より詳しくは、第1引張方向H1は、Z軸方向に対して、定着ベルト10の中心10cから離れる方向へ傾斜する方向である。したがって、定着ベルト10のうち、第1回転体341と接触している部分は第1端部側331側に引っ張られる。
定着ベルト10のうち、第2回転体342と接触する部分は、第2引張方向H2に引っ張られる。第2引張方向H2は、Z軸方向に交差する方向であって、回転軸心A2方向と直交する方向である。より詳しくは、第2引張方向H2は、Z軸方向に対して、定着ベルト10の中心10cから離れる方向へ傾斜する方向である。したがって、定着ベルト10のうち、第2回転体342と接触している部分は第2端部側332側に引っ張られる。
そのため、定着ベルト10が移動する場合、第1回転体341及び第2回転体342によって、定着ベルト10の中心10cは、第1端部101側及び第2端部102側に引っ張られる。その結果、定着ベルト10の中心10cはより撓み難くなる。
定着装置1の補強部材33には、回転体34が2個だけ設けられている。また、回転体34は一般的な円筒コイルバネを使用している。そのため、定着装置1の生産コストは増大し難い。
図6及び図7を参照して説明したように、支持部材3412が弾性部材である。そのため、定着ベルト10の形状が一定でなくても、回転体34は形状の変化に応じて定着ベルト10を付勢し続けることができる。
以上、図1〜図7を参照しながら本発明の実施形態を説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である(例えば、下記に示す(1)〜(3))。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ、個数等は、図面作成の都合上から実際とは異なる。また、上記の実施形態で示す各構成要素の材質や形状、寸法等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(1)図1〜図7を参照して説明したように、本発明の実施形態では、画像形成装置100がモノクロ複合機であるが、本発明はこれに限定されない。例えば、画像形成装置100はモノクロプリンターでもよい。あるいは、画像形成装置100はカラー複合機、又はカラープリンターでもよい。
(2)本発明の実施形態では、加熱部30は2つの回転体34を有していたが、本発明はこれに限定されない。加熱部30は、偶数個の回転体34を有していればよい。具体的には、加熱部30は、4個、又は6個の回転体34を有していてもよい。
(3)本発明の実施形態では、2つの回転体34は補強部材33の中心333の長手方向の中心に対して対称に配置されていたが、本発明はこれに限定されない。回転体34の数、及び形状によっては、必ずしも対称でなくてもよい。
本発明は、画像形成装置の分野に利用可能である。
1定着装置
10 定着ベルト
30 加熱部
31 ヒーター
32 ヒーター保持部材
33 補強部材
34 回転体
340a 第1回転体群
340b 第2回転体群
341 第1回転体
342 第2回転体
104 内周面
331 第1端部
332 第2端部
333 中心

Claims (7)

  1. 定着ベルトと、
    前記定着ベルトの内周面と対向する加熱部と
    を備え、
    前記加熱部は、
    前記定着ベルトを加熱するヒーターと、
    前記ヒーターを保持するヒーター保持部材と、
    前記ヒーター保持部材を補強する補強部材と、
    前記内周面と対向する偶数個の回転体と
    を有し、
    前記偶数個の回転体は、前記補強部材に設けられ、
    前記偶数個の回転体は、
    少なくとも1つの第1回転体を含む第1回転体群と、
    少なくとも1つの第2回転体を含む第2回転体群と
    を含み、
    前記第1回転体群は、前記補強部材の長手方向の中心よりも一方の端部側に配置され、前記第2回転体群は、前記補強部材の長手方向の中心よりも他方の端部側に配置される、定着装置。
  2. 前記偶数個の回転体は、前記補強部材の長手方向の中心に対して対称に配置される、請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記第1回転体の回転軸心方向と、前記第2回転体の回転軸心方向とが交差する角度が鈍角である、請求項1又は請求項2に記載の定着装置。
  4. 前記加熱部は、前記回転体を2個有する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の定着装置。
  5. 前記回転体は、本体と、支持部材とを有し、
    前記本体は、両端部が開放された円筒形状であり、
    前記支持部材は、弾性部材であり、
    前記支持部材は、
    前記本体内に収納される収納部と、
    前記収納部が前記本体に収納されると、前記本体の両端からそれぞれ突出する端部と
    を有し、
    前記支持部材の前記端部がそれぞれ前記補強部材に支持される、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の定着装置。
  6. 前記支持部材は、コイルバネである、請求項5に記載の定着装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の定着装置と、
    記録媒体にトナー像を形成する画像形成部と
    を備え、
    前記定着装置は、前記トナー像を前記記録媒体に定着させる、画像形成装置。
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