JP2020196776A - 液体洗浄剤組成物 - Google Patents
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Abstract
Description
落としづらい汚れに対する洗浄性能を高めるために、被洗物の汚れ部位に液体洗浄剤組成物を直接塗布した後に、通常の洗濯を行う方法(以下、「塗布洗浄」ともいう。)が知られている。しかしながら、被洗物に固着した汚れに対しては、従来の組成では洗浄性能が不十分である。また、洗浄性能の向上のために界面活性剤の配合量を増加させると、すすぎ性が低下してしまうという問題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、洗浄力、及びすすぎ性に優れた液体洗浄剤組成物を提供することを目的とする。
[1] (A)成分、(B)成分、及び(C)成分を含み、
前記(A)成分がフェノキシイソプロパノール(a1)及び下記式(a2)で表される1,3−ジオキソラン化合物(a2)からなる群から選択される少なくとも1種であり、
前記(B)成分がノニオン界面活性剤であり、
前記(C)成分が高級脂肪酸又はその塩であり、
前記(A)成分の含有量が、液体洗浄剤組成物の総質量に対して2質量%以上であり、
前記(B)成分の含有量が、液体洗浄剤組成物の総質量に対して15質量%以上50質量%未満であり、
前記(C)成分の含有量が、液体洗浄剤組成物の総質量に対して0.2質量%以上であり、
25℃におけるpHが6.0超である、液体洗浄剤組成物。
[2] 前記(A)成分が、フェノキシイソプロパノール、2−イソブチル−2−メチル−1,3−ジオキソラン−4−メタノール、及び2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−メタノールからなる群から選択される少なくとも1種である、[1]に記載の液体洗浄剤組成物。
[3] 前記(B)成分が、下記一般式(b1)で表されるポリオキシアルキレン型ノニオン界面活性剤、及び下記一般式(b2)で表されるポリオキシアルキレン型ノニオン界面活性剤からなる群から選択される少なくとも1種である、[1]又は[2]に記載の液体洗浄剤組成物。
[4] 前記(C)成分が、ヤシ油脂肪酸又はその塩である、[1]〜[3]のいずれか一項に記載の液体洗浄剤組成物。
[5] (A)成分/(C)成分で表される質量比が、0.1〜50である、[1]〜[4]のいずれか一項に記載の液体洗浄剤組成物。
本発明の液体洗浄剤組成物は、以下の(A)〜(C)成分を含有する。
(A)成分は、フェノキシイソプロパノール(a1)(以下、「(a1)成分」ともいう。)、及び下記式(a2)で表される1,3−ジオキソラン化合物(a2)(以下、「(a2)成分」ともいう。)からなる群から選択される少なくとも1種である。
式(a2)中、R2及びR3としてはそれぞれ独立に、炭素数1〜5の直鎖のアルキル基、又は炭素数1〜5の分岐鎖のアルキル基が好ましい。
(a2)成分としては、R1が炭素数1〜14の直鎖のヒドロキシアルキル基、又は炭素数1〜14の分岐鎖のヒドロキシアルキル基を表し、R2及びR3がそれぞれ独立に、炭素数1〜5の直鎖のアルキル基、又は炭素数1〜5の分岐鎖のアルキル基を表すものであることが好ましい。
なかでも、本発明の効果が特に得られやすいことから、2−イソブチル−2−メチル−1,3−ジオキソラン−4−メタノール、2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−メタノールがより好ましい。
(A)成分の含有量は、液体洗浄剤組成物の総質量に対し、2質量%以上であり、2〜10質量%がより好ましく、2〜6質量%がさらに好ましい。
(A)成分の含有量が上記下限値以上であると、洗浄力、及びすすぎ性を向上しやすい。
(A)成分の含有量が上記上限値以下であると、液体洗浄剤組成物の臭気を抑制しやすい。
(B)成分は、ノニオン界面活性剤である。液体洗浄剤組成物は、(B)成分を含有することで、洗浄力を高められる。
(B)成分としては、例えば、脂肪酸アルキルエステル、高級アルコール、アルキルフェノール、高級脂肪酸、高級脂肪酸アルキルエステル又は高級アミン等のアルキレンオキシド付加体;ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックコポリマー、脂肪酸アルカノールアミン、脂肪酸アルカノールアミド、多価アルコール脂肪酸エステル又はそのアルキレンオキシド付加体、多価アルコール脂肪酸エーテル、アルキルアミンオキシド、アルケニルアミンオキシド、硬化ヒマシ油のアルキレンオキシド付加体、糖脂肪酸エステル、N−アルキルポリヒドロキシ脂肪酸アミド、アルキルグルコシド等が挙げられる。なかでも、下記一般式(b1)で表されるポリオキシアルキレン型ノニオン界面活性剤(以下、「(b1)成分」ともいう。)、下記一般式(b2)で表されるポリオキシアルキレン型ノニオン界面活性剤(以下、「(b2)成分」ともいう。)が好ましい。
式(b1)中、R11は炭素数8〜18の炭化水素基である。XはO、COO又はCONHである。R12は水素原子、炭素数1〜6のアルキル基、又は炭素数2〜6のアルケニル基である。EOはオキシエチレン基、POはオキシプロピレン基を表し、EOとPOとは混在して配列してもよい。sはEOの平均繰返し数を表し、3〜20の数である。tはPOの平均繰返し数を表し、0〜6の数である。
R11は、アルキル基又はアルケニル基が好ましく、直鎖でも分岐鎖でもよい。
R11としては、1級又は2級の高級アルコール、高級脂肪酸、高級脂肪酸アミド等の原料に由来するアルキル基又はアルケニル基が挙げられる。
R12がアルキル基である場合、R12の炭素数は1〜3が好ましい。
R12がアルケニル基である場合、R12の炭素数は2〜3が好ましい。
Xは、O又はCOOが好ましい。
XがOの場合、洗浄力向上の観点から、R11は、炭素数10〜18のアルキル基、炭素数10〜18のアルケニル基が好ましい。XがOの場合、R11は不飽和結合を有していてもよい。XがOの場合、R12は、水素原子が好ましい。
式(b1)中、XがCOOの場合、(B)成分は脂肪酸エステル型ノニオン界面活性剤である。XがCOOの場合、洗浄力向上の観点から、R11の炭素数は9〜18が好ましく、11〜18がより好ましい。R11は、不飽和結合を有していてもよい。XがCOOの場合、R12は、炭素数1〜3のアルキル基が好ましい。
EOとPOとは混在して配列してもよく、(EO)s/(PO)tは、EOとPOとがランダム状に付加していてもよく、ブロック状に付加していてもよい。
(b1)成分において、EO又はPOの付加モル数分布は特に限定されず、(b1)成分を製造する際の反応方法によって変動しやすい。
EO又はPOの付加モル数分布は、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の一般的なアルカリ触媒を用いて、エチレンオキシド又はプロピレンオキシドを原料(1級又は2級の高級アルコール、高級脂肪酸、高級脂肪酸アミド等)に付加させた際には、比較的広い分布となる傾向にある。
EO又はPOの付加モル数分布は、例えば、特公平6−15038号公報に記載のAl3+、Ga3+、In3+、Tl3+、Co3+、Sc3+、La3+、Mn2+等の金属イオンを添加した酸化マグネシウム等の特定のアルコキシル化触媒を用いて、エチレンオキシド又はプロピレンオキシドを原料に付加させた際には、比較的狭い分布となる傾向にある。
式(b2)中、R13は炭素数8〜18の炭化水素基である。EOはオキシエチレン基、POはオキシプロピレン基を表し、(EO)p/(PO)qにおけるEOとPOとは混在して配列してもよい。pはEOの平均繰返し数を表し、qはPOの平均繰返し数を表し、rはEOの平均繰返し数を表し、p、q、rは、p>1、r>1、0<q≦3、p+r=3〜20を満たす数である。
(EO)p/(PO)qにおけるEOとPOとは、いずれか一方のみが存在していてもよく、全てが混在して配列してもよい。(EO)p/(PO)qは、EOとPOとがランダム状に付加していてもよく、ブロック状に付加していてもよい。
(B)成分としては、液体洗浄剤組成物の洗浄力向上の観点から、(b1)成分を使用することが好ましい。(b1)成分の中でも、開放系に放置されても、皮膜形成をより良好に防止できる観点から、ソフタノール90やソフタノール150(商品名、株式会社日本触媒製)等、炭素数12〜14の第2級アルコールに対してエチレンオキシドを付加したもの、式(b1)中、XがCOOである脂肪酸エステル型ノニオン界面活性剤が好ましく、脂肪酸エステル型ノニオン界面活性剤がより好ましい。
(B)成分の含有量は、液体洗浄剤組成物の総質量に対し、15質量%以上50質量%未満であり、20〜40質量%がより好ましい。
(B)成分の含有量が上記下限値以上であると、洗浄力を向上しやすい。
(B)成分の含有量が上記上限値以下であると、すすぎ性、及び低温安定性を向上しやすい。なお、組成によっては、5℃程度の低温での保存で析出や粘度が上昇するといった不具合が生じる場合がある。低温安定性とは、このような不具合が生じにくいことを意味する。
B/A比が上記下限値以上(上限値以下)であると、十分な塗布洗浄力が得られる。
b1/b2比が上記下限値以上であると、塗布洗浄力が向上する。
b1/b2比が上記上限値以下であると、低温安定性が向上する。
(C)成分は、高級脂肪酸又はその塩である。
(C)成分としては、炭素数12〜18の脂肪酸又はその塩が挙げられる。
脂肪酸としては飽和であっても不飽和であってもよく、炭素数8〜18の直鎖または分岐鎖の脂肪酸が好ましい。脂肪酸の具体例としては、例えばカプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、イソステアリン酸、ヤシ油脂肪酸、パーム油脂肪酸、パーム核油脂肪酸などが挙げられる。これらの中でも、すすぎ性の観点から、ラウリン酸、ミリスチン酸またはヤシ油脂肪酸が好ましい。
脂肪酸塩の塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩;アンモニウム塩;モノエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩等のアルカノールアミン塩などが挙げられる。これらの中でも、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩が好ましい。
(C)成分の含有量は、液体洗浄剤組成物の総質量に対し、0.2質量%以上であり、0.2〜4質量%が好ましい。
(C)成分の含有量が上記下限値以上であると、低温安定性を向上しやすい。
(C)成分の含有量が上記上限値以下であると、すすぎ性を向上しやすい。
A/C比が上記下限値以上であると、すすぎ性を向上しやすい。
A/C比が上記上限値以下であると、液体洗浄剤組成物の臭気を抑制しやすい。
B/C比が上記下限値以上(上限値以下)であると、十分なすすぎ性が得られる。
本発明の液体洗浄剤組成物は、必要に応じて、本発明の効果を損なわない範囲で、上記(A)成分、(B)成分及び(C)成分以外の成分(任意成分)を含有してもよい。
任意成分としては、液体洗浄剤組成物に通常用いられる成分が挙げられ、例えば、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、水、(A)成分及び水以外の溶剤(他の溶剤)、キレート剤、酵素、ハイドロトロープ剤(例えば、ポリエチレングリコール、芳香族スルホン酸又はその塩など)、洗浄性ビルダー、安定化剤、アルカリ剤(例えば、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミンなどのアルカノールアミン等)、金属イオン捕捉剤、シリコーン等の風合い向上剤、防腐剤、蛍光剤、移染防止剤、パール剤、酸化防止剤、抗菌剤、着色剤として汎用の色素又は顔料、乳濁化剤、香料、pH調整剤などが挙げられる。
(A)成分及び水以外の溶剤としては、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、1−ブタノール、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、グリセリン、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノヘキシルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、フェノキシエタノール、3−メトキシメタノール、3−メトキシ−3−メチルブタノール、3−メトキシ−3−エチルブタノール、3−メトキシ−3−プロピルブタノール、3−メトキシ−2−メチルブタノール、3−メトキシ−2−エチルブタノール、3−メトキシ−2−プロピルブタノール、3−メトキシ−1−メチルブタノール、3−メトキシ−1−エチルブタノール、3−メトキシ−1−プロピルブタノール、3−メトキシブチルアセテート、3−メトキ−3−メチルブチルアセテート、3−メトキシ−3−エチルブチルアセテート、3−メトキシ−3−プロピルブチルアセテート、3−メトキシ−2−メチルブチルアセテート、3−メトキシ−2−エチルブチルアセテート、3−メトキシ−2−プロピルブチルアセテート、3−メトキシ−1−メチルブチルアセテート、3−メトキシ−1−エチルブチルアセテート、3−メトキシ−1−プロピルブチルアセテート等が挙げられる。
着色剤としては、いずれも商品名として、例えば、アシッドレッド138、Polar Red RLS、アシッドイエロー203、アシッドブルー9、青色1号、青色205号、緑色3号、ターコイズP−GR、LIQUITINT Blue HP等の汎用の色素や顔料が挙げられる。
アニオン界面活性剤としては、例えば以下の(1)〜(11)が挙げられる。
(1)炭素数8〜20の飽和又は不飽和α−スルホ脂肪酸のメチル、エチルもしくはプロピルエステル塩。
(2)炭素数8〜18のアルキル基を有する直鎖状又は分岐鎖状のアルキルベンゼンスルホン酸塩(LAS又はABS)。
(3)炭素数10〜20のアルカンスルホン酸塩。
(4)炭素数10〜20のα−オレフィンスルホン酸塩(AOS)。
(5)炭素数10〜20のアルキル硫酸塩又はアルケニル硫酸塩(AS)。
(6)炭素数2〜4のアルキレンオキシドのいずれか、又はエチレンオキシド(EO)とプロピレンオキシド(PO)(モル比EO/PO=0.1/9.9〜9.9/0.1)を、平均0.5〜10モル付加した炭素数10〜20の直鎖状又は分岐鎖状のアルキル(又はアルケニル)基を有するポリオキシアルキレンアルキル(又はアルケニル)エーテル硫酸塩(AES)。
(7)炭素数2〜4のアルキレンオキシドのいずれか、又はエチレンオキシドとプロピレンオキシド(モル比EO/PO=0.1/9.9〜9.9/0.1)を、平均3〜30モル付加した炭素数10〜20の直鎖状又は分岐鎖状のアルキル(又はアルケニル)基を有するアルキル(又はアルケニル)フェニルエーテル硫酸塩。
(8)炭素数2〜4のアルキレンオキシドのいずれか、又はエチレンオキシドとプロピレンオキシド(モル比EO/PO=0.1/9.9〜9.9/0.1)を、平均0.5〜10モル付加した炭素数10〜20の直鎖状又は分岐鎖状のアルキル(又はアルケニル)基を有するアルキル(又はアルケニル)エーテルカルボン酸塩。
(9)炭素数10〜20のアルキルグリセリルエーテルスルホン酸のようなアルキル多価アルコールエーテル硫酸塩。
(10)長鎖(炭素数8〜20の)モノアルキル、ジアルキル又はセスキアルキルリン酸塩。
(11)ポリオキシエチレンモノアルキル、ジアルキル又はセスキアルキルリン酸塩。
液体洗浄剤中のアニオン界面活性剤は、ノニオン界面活性剤と併用することが好ましい。
アニオン界面活性剤の含有量が上記下限値以上であると、タンパク質汚れに対する洗浄力を向上しやすい。
アニオン界面活性剤の含有量が上記上限値以下であると、液体洗浄剤組成物の安定性、及びすすぎ性を向上しやすい。
(B)成分/アニオン界面活性剤で表される質量比が上記下限値以上であると、塗布洗浄力が向上する。
(B)成分/アニオン界面活性剤で表される質量比が上記上限値以下であると、タンパク洗浄力が向上する。
本発明の液体洗浄剤組成物における界面活性剤の総量は、液体洗浄剤組成物の総質量に対して、16〜80質量%が好ましく、25〜65質量%がより好ましく、30〜60質量%がさらに好ましい。
界面活性剤の総量が上記下限値以上であると、塗布洗浄力が向上する。
界面活性剤の総量が上記上限値以下であると、低温安定性が向上する。
液体洗浄剤組成物の25℃におけるpHは6.0超であり、6.5〜8が好ましい。
液体洗浄剤組成物のpHが上記範囲内であれば、すすぎ性を向上しやすい。
液体洗浄剤組成物のpHは、必要に応じて、pH調整剤を添加することにより調整できる。
本明細書におけるpHは、測定対象を25℃とし、pHメーター(製品名:HM−30G、東亜ディーケーケー(株)製)により測定される値である。
本発明において、液体洗浄剤組成物の製造方法は、特に制限されるものではなく、常法に準じて製造することができる。
例えば、前記(A)〜(C)成分と任意成分とを、各成分の純分換算量で所望の配合量になるように水(イオン交換水)に溶解して混合し、pH調整剤を用いて所定のpHに調整することで製造することができる。
本発明の液体洗浄剤組成物の使用方法は、例えば、液体洗浄剤組成物を洗濯時に被洗物と一緒に水に投入する方法;液体洗浄剤組成物を予め水に溶解して調製される洗浄液に被洗物を浸漬する方法;及び液体洗浄剤組成物を被洗物に直接塗布して、例えば、3分〜24時間放置し、その後、通常の洗濯を行う方法(塗布洗浄)等が挙げられる。
被洗物の例としては、例えば、衣料、布巾、シーツ、カーテン等の繊維製品;食器、陶器製器具、ガラス製器具、プラスチック製器具、義歯等の硬質表面等が挙げられる。中でも、繊維製品が好ましい。繊維製品の素材は特に限定されず、綿、絹、羊毛等の天然繊維;ポリエステル、ポリアミド等の化学繊維等のいずれでもよい。
液体洗浄剤組成物を水に溶解して使用する場合、例えば、5〜5000倍(体積基準)に希釈することが好ましい。
本発明の液体洗浄剤組成物は、容器に収容して容器入り液体洗浄剤製品として用いることができる。容器としては、ポンプ容器、スクイズ容器、トリガー容器、液を繊維製品に直に塗りつける塗布面を持つ容器(例えば、ロールオン容器)等が挙げられる。これらの中でも、1回の吐出量が一定であり、被洗物の狙った範囲へ塗布可能なポンプ容器が好ましい。
上記ポンプ容器は、キャップ一体式のポンプをボトルに装着し、ポンプを作動させることによってボトル内の内溶液を注出できるポンプ付き容器である。
ポンプに内容液注出用のディップチューブが装着されたポンプ付き容器において、前記ディップチューブの内容液の入り口端部には、ポンプ使用時にポンプの吸入負圧が所定圧以上になったときに開弁してディップチューブ内への内容液の流通を許容し、かつ、ポンプ不使用時に閉弁してディップチューブ内に内容液が浸入するのを防止する浸入防止機構を付加したことを特徴とするポンプ付き容器が好ましい。例えば特開2012−140176号公報などに開示されている公知のポンプ容器を使用できる。
図1において、ポンプ容器1は、ポンプ10をボトル12に装着したものである。ポンプ10を作動させることにより、ボトル12内の液体洗浄剤組成物を注出できるようにしたものである。
キャップ22は、ノズルヘッド22との間に肩カバー24を有し、使用前に肩カバー24の雄ネジに首部26の雌ネジを螺合させてノズルヘッド20を固定している。キャップ22は、内部にボトル12の雄ネジと螺合するための雌ネジを有し、雌ネジの上端部にはパッキン7を有している。
首部26の内側には、弁体38を係止するための係止部26aが形成されている。
ディップチューブ16の端部には、ポンプ使用時に開弁してディップチューブ16内に液体洗浄剤組成物が流入することを許容するとともに、ポンプ不使用時にディップチューブ16内に液体洗浄剤組成物が浸入するのを防止するための浸入防止機構(図示せず)が設けられていることが好ましい。
次いで、ユーザーが押圧を緩めると、首部26及びノズルヘッド20が上方に移動するとともに、ピストン部30が下方向に移動して弁体38が係止箇所に戻り閉状態になる。シリンダー部28内は負圧になり、液体洗浄剤組成物が吸い上げられてシリンダー部28内に流入して弁体38の手前で止まる。
液体洗浄剤組成物の粘度が上記範囲内であると、ポンプ容器に収容したときに1回の吐出量が安定しやすく、且つ被洗物に塗布しやすい。
表1〜2に示す組成に従い各成分を混合し、pH調整剤を加えてpHが表1〜2に示す値となるよう調製して各組成物を得た。
表中の配合量の単位は「質量%」であり、いずれの成分も純分換算量を示す。
表中の空欄はその成分が配合されていないことを示す。
「バランス」は、各例の組成物に含まれる全配合成分の合計の配合量(質量%)が100質量%となるように水が配合されていることを意味する。
以下に、表中に示した成分について説明する。
・a−1:フェノキシイソプロパノール(ダウケミカル社製、商品名「DOWANOL PPH」)。
・a−2:2−イソブチル−2−メチル−1,3−ジオキソラン−4−メタノール(Solvey社製、商品名「Augeo Clean Multi」)。
・a−3:2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−メタノール(Solvey社製、商品名「Augeo Clean Plus」)。
・a−4:エタノール(日本アルコール販売株式会社製、商品名「特定アルコール95度合成」)。(A)成分の比較品。
・a−5:ジエチレングリコールモノブチルエーテル(日本乳化剤社製、商品名「ブチルジグリコール」)。(A)成分の比較品。
・a−6:フェノキシエタノール(日本乳化剤株式会社製、商品名「フェニルグリコール」)。(A)成分の比較品。
・b−1:MEE:脂肪酸メチルエステルエトキシレート(脂肪酸の炭素数12〜14、EOの平均付加モル数15)、一般式(b1)中、R11=炭素数11のアルキル基及び炭素数13のアルキル基、R12=メチル基、s=15、t=0。下記合成方法により合成されたもの。
(b−1の合成)
特開2000−144179号公報に記載の合成方法に準じて合成した。
組成が2.5MgO・Al2O3・zH2Oである水酸化アルミナ・マグネシウム(キョーワード300(商品名)、協和化学工業株式会社製)を600℃で1時間、窒素雰囲気下で焼成して、焼成水酸化アルミナ・マグネシウム(未改質)触媒を得た。焼成水酸化アルミナ・マグネシウム(未改質)触媒2.2gと、0.5N水酸化カリウムエタノール溶液2.9mLと、ラウリン酸メチルエステル280gと、ミリスチン酸メチルエステル70gとを4Lオートクレーブに仕込み、オートクレーブ内で触媒の改質を行った。次いで、オートクレーブ内を窒素で置換した後、温度を180℃、圧力を0.3MPaに維持しつつ、エチレンオキシド1052gを導入し、撹拌しながら反応させた。
得られた反応液を80℃に冷却し、水159gと、濾過助剤として活性白土及び珪藻土をそれぞれ5gとを添加し混合した後、触媒を濾別してb−1を得た。b−1のナロー率は30質量%であった。
(b−2の合成)
プロクター・アンド・ギャンブル社製のCO−1214(商品名)565.78gと、30質量%NaOH水溶液2.5gとを耐圧型反応容器内に仕込み、該反応容器内を窒素置換した。次に、温度100℃、圧力2.0kPa以下で30分間脱水した後、温度を160℃まで昇温した。次いで、反応液を撹拌しながら、エチレンオキシド(ガス状)1933.5gを反応液中に徐々に加えた。この時、反応温度が180℃を超えないように添加速度を調節しながら、エチレンオキシドを吹き込み管で加えた。
エチレンオキシドの添加終了後、温度180℃、圧力0.3MPa以下で30分間熟成した後、温度180℃、圧力6.0kPa以下で10分間、未反応のエチレンオキシドを留去した。
次に、温度を100℃以下まで冷却した後、反応物の1質量%水溶液のpHが約7になるように、70質量%p−トルエンスルホン酸を加えて中和し、b−2を得た。
(b−3の合成)
プロクター・アンド・ギャンブル社製のCO−1214(商品名)762.38gと、30質量%NaOH水溶液2.5gとを耐圧型反応容器内に仕込み、該反応容器内を窒素置換した。次に、温度100℃、圧力2.0kPa以下で30分間脱水した後、温度を160℃まで昇温した。次いで、反応液を撹拌しながら、エチレンオキシド(ガス状)1736.9gを反応液中に徐々に加えた。この時、反応温度が180℃を超えないように添加速度を調節しながら、エチレンオキシドを吹き込み管で加えた。
エチレンオキシドの添加終了後、温度180℃、圧力0.3MPa以下で30分間熟成した後、温度180℃、圧力6.0kPa以下で10分間、未反応のエチレンオキシドを留去した。
次に、温度を100℃以下まで冷却した後、反応物の1質量%水溶液のpHが約7になるように、70質量%p−トルエンスルホン酸を加えて中和し、b−3を得た。
<(C)成分>
・c−1:ヤシ油脂肪酸(日油株式会社、商品名「椰子脂肪酸」)。
・LAS:直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(ライオン株式会社製、商品名「ライポンLH−200」)。
・AES(1EO):ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩(ライオン株式会社製)。天然アルコール(P&G社製の商品名「CO−1270」)に1モル相当のエチレンオキシドを付加した化合物)。
・AES(3EO):ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩(ライオン株式会社製)。天然アルコール(P&G社製の商品名「CO−1270」)に3モル相当のエチレンオキシドを付加した化合物)。
・AEPS:下記の合成方法によって得られたポリオキシエチレンポリオキシプロパン−1,2−ジイルアルキルエーテル硫酸エステルのモノエタノールアミン塩。
(AEPSの合成)
撹拌装置、温度制御装置および自動導入装置を備えたオートクレーブ内に、炭素数12の直鎖の第1級アルコール(東京化成工業株式会社製、商品名「1−ドデカノール」、分子量186.33、純度>99%)の640gと、KOHの1.0gとを仕込み、110℃、1.3kPaにて30分間脱水を行った。脱水後、窒素置換を行い、120℃まで昇温した後、プロパン−1,2−ジイルオキシドの199gを仕込んだ。次いで、120℃にて付加反応・熟成を行った後、145℃に昇温し、エチレンオキシドの303gを仕込んだ。次いで、145℃にて付加反応・熟成を行った後、80℃まで冷却し、4.0kPaで未反応のエチレンオキシドを除去した。未反応のエチレンオキシドを除去した後、酢酸の1.0gをオートクレーブ内に加え、80℃で30分間撹拌した後、抜き出しを行い、アルキル基がドデシル基、POの平均付加モル数が1.0、EOの平均付加モル数が2.0であるアルコキシレートを得た。得られたアルコキシレートを、SO3ガスを用いて下降薄膜式反応器により硫酸化した。得られた硫酸化物をモノエタノールアミンにて中和し、ポリオキシエチレンポリオキシプロパン−1,2−ジイルアルキルエーテル硫酸エステルのモノエタノールアミン塩(AEPS)を含む組成物を得た。
・MEA:モノエタノールアミン(株式会社日本触媒製、商品名「モノエタノールアミン」)。
・PTSH:パラトルエンスルホン酸(協和発酵工業社製、商品名「PTS酸」)。
・クエン酸:(磐田化学工業株式会社製、商品名「クエン酸(無水)」)。
・3−メトキシ−3−メチルブタノール(クラレ社製、商品名「ソルフィット」(ファイングレード)。
・香料:特開2002−146399号公報の表11〜18に記載の香料組成物A。
・色素:癸巳化成株式会社製、商品名「緑色3号」。
・色素:ミリケン社製、商品名「LIQUITINT Blue HP」。
・水:精製水
得られた各組成物について下記評価法により、洗浄力、すすぎ性、低温安定性、及び臭気抑制性を評価した。評価結果を表1〜3に示す。
評価布として5cm×5cmにカットしたテト綿を用意した。「テト綿」とは、テトロン(登録商標)と綿ブロードの混紡品(ポリエステル50%/綿50%)を表す。この評価布に油性ペン(サクラクレパス社製、商品名「マイネーム」)の油性インクを付着させたインク汚染布を作製した。
このインク汚染布を以下の手順で洗浄した。
各例の液体洗浄剤組成物30μLを、インク汚染布のインク汚れの中心に塗布し、5分放置した後、洗浄した。洗浄ではTerg−O−Tometer(UNITED STATES TESTING社製)を用いて、浴比20倍、洗浄10分を行った。評価布を二槽式洗濯機(三菱電機社製)に移し、すすぎ2分、脱水1分の工程を行った後、風乾させた。浴比とは洗浄液(単位:L)/被洗物(単位:kg)で表される比率(単位:倍)である。この所作を3回繰り返した。
洗浄前および洗浄後のインク汚染布の筆記線のL値、a値、b値から、洗浄率ΔE値を下記の式で算出した。
洗浄率ΔE=〔(洗浄前L値)2+(洗浄前a値)2+(洗浄前b値)2〕1/2−〔(浄前L値)2+(洗浄前a値)2+(洗浄前b値)2〕1/2
洗浄率ΔEが40以上であれば洗浄力の向上が見られたと判断した。
(評価基準)
◎:ΔE(平均値)が43以上であった。
○:ΔE(平均値)が40以上43未満であった。
△:ΔE(平均値)が37以上40未満であった。
×:ΔE(平均値)が37未満であった。
エプトン管(iwaki社製)に水道水を20mL量りとり、各例の液体洗浄剤組成物を150μL量りとり、栓をした後、10往復振とうした。その後、振とう直後、振とうから10秒後、振とうから20秒後、振とうから30秒後の泡高を読みとった。
振とうから10秒後の泡高が25cm未満であれば、すすぎ時の水量を少なくできると考えられるため、すすぎ性良好と判断した。
(評価基準)
◎:10秒後の泡高が20cm以下であった。
○:10秒後の泡高が20cmを超え25cm未満であった。
△:10秒後の泡高が25cmを超え30cm未満であった。
×:10秒後の泡高が30cm以上であった。
各例の液体洗浄剤組成物を5℃の恒温室にて1ヶ月間保存し、外観を目視にて評価した。次に保存から回収した各例の液体洗浄剤組成物を300mLトールビーカーに入れ5℃の恒温槽にて調温した後、B型粘度計(東京計器社製)でNo.2ローターを用い、5℃における粘度を測定した。
上記方法にて測定した粘度が800mPa・s未満であれば、低温安定性良好とした。なお、5℃にて1ヶ月保存後、目視にて析出、濁り、又は固化が確認された場合には、粘度の値に関係なく安定性不良(×)とした。
(評価基準)
◎:5℃での粘度が700mPa・s以下であった。
○:5℃での粘度が700mPa・sを超え800mPa・s未満であった。
△:5℃での粘度が800mPa・sを超え900mPa・s未満であった。
×:5℃での粘度が1000mPa・s以上であった、又は5℃にて1ヶ月保存後に目視にて析出、濁り、又は固化を確認した。
口径30mmの30mLガラス容器に、各例の液体洗浄剤組成物を80容量%充填した後密閉し、50℃で保存した。2週間経過後にガラス容器の蓋を開け、その臭いを下記評価基準に基づいて官能評価した。
(評価基準)
◎:不快臭を全く感じなかった。
○:不快臭がわずかに感じられた。
△:不快臭が感じられるが許容範囲であった。
×:極めて強く不快臭が感じられた。
一方、(A)成分の含有量が2質量%未満である比較例1〜3は、洗浄力、及び低温安定性において劣っていた。
(A)成分の代わりに、エタノール、又はブチルカルビトールを用いた比較例4及び5は、洗浄力において劣っていた。
(B)成分の含有量が15質量%未満である比較例6は、洗浄力において劣っていた。
(B)成分の含有量が50質量%超である比較例7は、すすぎ性において劣っていた。
(A)成分の代わりに、フェノキシエタノールを使用した比較例8及び9は、洗浄力において劣っていた。
7 パッキン
10 ポンプ
12 ボトル
14 吐出ノズル
16 ディップチューブ
20 ノズルヘッド
24 肩カバー
26 首部
26a 係止部
28 シリンダー部
30 ピストン部
32 スプリング
38 弁体
Claims (1)
- (A)成分、(B)成分、及び(C)成分を含み、
前記(A)成分がフェノキシイソプロパノール(a1)及び下記式(a2)で表される1,3−ジオキソラン化合物(a2)からなる群から選択される少なくとも1種であり、
前記(B)成分がノニオン界面活性剤であり、
前記(C)成分が高級脂肪酸又はその塩であり、
前記(A)成分の含有量が、液体洗浄剤組成物の総質量に対して2質量%以上であり、
前記(B)成分の含有量が、液体洗浄剤組成物の総質量に対して15質量%以上50質量%未満であり、
前記(C)成分の含有量が、液体洗浄剤組成物の総質量に対して0.2質量%以上であり、
25℃におけるpHが6.0超である、液体洗浄剤組成物。
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