JP2020196432A - 電動車両の下部車体構造 - Google Patents
電動車両の下部車体構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020196432A JP2020196432A JP2020033515A JP2020033515A JP2020196432A JP 2020196432 A JP2020196432 A JP 2020196432A JP 2020033515 A JP2020033515 A JP 2020033515A JP 2020033515 A JP2020033515 A JP 2020033515A JP 2020196432 A JP2020196432 A JP 2020196432A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery module
- battery
- panel
- wall portion
- rear end
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims description 18
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims description 2
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 7
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 7
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 3
- CIWBSHSKHKDKBQ-JLAZNSOCSA-N Ascorbic acid Chemical compound OC[C@H](O)[C@H]1OC(=O)C(O)=C1O CIWBSHSKHKDKBQ-JLAZNSOCSA-N 0.000 description 2
- HBBGRARXTFLTSG-UHFFFAOYSA-N Lithium ion Chemical compound [Li+] HBBGRARXTFLTSG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 2
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 229910001416 lithium ion Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 241001247986 Calotropis procera Species 0.000 description 1
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000712 assembly Effects 0.000 description 1
- 238000000429 assembly Methods 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000003502 gasoline Substances 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 230000003584 silencer Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Abstract
Description
通常、バッテリユニットは、リチウムイオン等のバッテリセルの集合体からなる複数のバッテリモジュールと、これら複数のバッテリモジュールを収容するアッパカバー及びロアカバーと、これらを車体に支持する支持部材等によって構成されている。
また、特許文献2の自動車の前部構造は、前後に延びる左右1対のバッテリサイドメンバと、これら1対のバッテリサイドメンバの中間で且つ前後に延びる中間メンバと、左右に延びる前後1対のクロスメンバと、これら1対のクロスメンバの中間で且つ左右に延びる前後1対の中間クロスメンバとを備えたバッテリケースを有し、このバッテリケースがフロアパネルの下方に配置され、リヤパネルの下方に相当する領域に下側バッテリモジュールの上方に上側バッテリモジュールが配設されている。
トーションビーム式サスペンションは、前端部が車体に枢支され且つ後端部に車輪を回転可能に支持する左右1対のトレーリングアームと、車幅方向両端部が左右1対のトレーリングアームに夫々連結されて車幅方向に延びるトーションビームとを備えている。
このトーションビーム式サスペンションは、長さ方向に延びる一側半部と他側半部とを備えた断面略U字状等の開断面部材からなるトーションビームが、トーションバーやスプリングの機能を果たし、構造が簡単で部品点数が少なく、コスト的及びスペース的に有利であることから、FF車のリヤサスペンションとして広く実用に供されている。
つまり、リヤパネルの下方空間は、地上高が高いため、特許文献1,2のように、複数のバッテリモジュールを上下方向に複数段積載することができ、大きなバッテリ容量を確保することが可能である。
しかし、リヤパネルの下方空間に積層された複数段のバッテモジュールを配置する場合、バッテリユニットと他の車両部品との干渉が懸念される。
それ故、上側バッテリモジュールの支持ブラケットが、下側バッテリモジュールの後端部後方に配置された場合、バッテリユニットの後端部が全体的に後方に突出し、リヤパネルの下方に配置された他の車両部品を後方に移行させる必要が生じる虞がある。
特に、トーションビーム式サスペンションを搭載した車両では、キックアップパネルの後方に配置されたトーションビームが車幅方向全域に亙って延設されているため、更に干渉するリスクが増加する。
前記第1バッテリモジュールの後端部が前記第2バッテリモジュールの後端部よりも前方に配置され、前記支持機構の後端部は、前記第2バッテリモジュールの後端部下方且つ第1バッテリモジュールの後端部後方に支持されているため、第2バッテリモジュールを後退させることなく第1バッテリモジュールの後端部後方に空き領域を形成することができ、支持機構の後端部を第2バッテリモジュールの後端部よりも前方に位置する底板部材の空き領域に支持させることができる。
この構成によれば、車幅方向全域に亙って延設されるトーションビームとの干渉を回避しつつ、第1,第2バッテリモジュールをキックアップパネルとトーションビーム式サスペンションとの間に配設することができる。
この構成によれば、バッテリユニットの支持強度を確保しつつ、車両後突時、1対の取付ブラケットによってトーションビームの前進を抑制することができ、トーションビームとバッテリユニットとの直接的な干渉を回避することができる。
この構成によれば、第2バッテリモジュールの前端部の前側領域を用いてハーネスの配索スペースを確保することができる。
この構成によれば、底板部材を載置可能な傾斜部に拘りなく支持機構の後端部の支持部を取り付けることができる。
この構成によれば、支持部を用いて後側第2フレームの剛性を高くすることができる。
この構成によれば、第2車両部品固定用のボルトと障害物との干渉を回避しつつ、第2車両部品を車体に搭載することができる。
この構成によれば、バッテリフレームの剛性を確保しつつ、後側第2フレームの傾斜部を利用して底板部材を保護することができる。
この構成によれば、第2バッテリモジュールの支持剛性に影響を与えることなく、後側第2フレームの組立作業性を確保することができる。
本実施例1に係る車両Vは、ガソリンエンジンやディーゼルエンジン等の内燃機関(図示略)と車両駆動用の電動機(モータジェネレータ)(図示略)とを駆動源としたハイブリッド自動車である。
以下、図において、矢印F方向を車体前後方向前方とし、矢印L方向を車幅方向左方とし、矢印U方向を車体上下方向上方として説明する。また、この車両Vは、略左右対称構造である。
サイドシル1は、車幅方向外側壁部を構成する断面略ハット状のアウタパネルと、車幅方向内側壁部を構成する断面略ハット状のインナパネルとを備え、両パネルが協働して前後に延びる略矩形状の閉断面を形成している。このサイドシル1の前端側部分には、上下に延びるヒンジピラーが連結され、後端側部分には、上下に延びるリヤピラーが連結されている。尚、この車両Vは、フロントドアが前端部分に形成されたヒンジピラーのヒンジ中心に開閉され、リヤドアが後端部分に形成されたヒンジ中心に開閉される、所謂観音開きタイプのドア構造であり、センターピラーが省略されている。
フロアパネル2は、1対のサイドシル1の間に掛け渡されるように形成されている。
図1,図9〜図12に示すように、フロアパネル2は、前席乗員用シート(図示略)が搭載されるフロントパネル2aと、このフロントパネル2aの後端から後方上り傾斜状に上方に起立したキックアップパネル2cを介して後方に連なり後席乗員用シート(図示略)が搭載されるリヤパネル2bとを備えている。フロントパネル2aの左右両端部分は、1対のサイドシル1の内側壁部に夫々接合されて前側車室床面を形成し、リヤパネル2bの左右両端部分は、1対のリヤサイドフレーム4に夫々接合されて後側車室床面を形成している。
図1に示すように、1対のフロアフレーム3は、断面略ハット状に夫々形成され、これら1対のフロアフレーム3の間隔が後側程離隔している。それ故、サイドシル1と隣り合うフロアフレーム3との間隔は、後側程接近している。フロアフレーム3は、フロントパネル2aの下面と協働して前後に延びる断面略矩形状の閉断面を形成している。
リヤサイドフレーム4は、車幅方向外側壁部を構成するアウタパネルと、車幅方向内側壁部を構成するインナパネルとを備え、両パネルが協働して前後に延びる略矩形状の閉断面を形成している。1対のリヤサイドフレーム4の後端部は、左右に延びる第4クロスメンバ8によって連結されている。
サスペンション20は、キックアップパネル2cの後方で且つリヤパネル2bの下方に配設されている。図1,図2に示すように、サスペンション20は、後端部に車輪(図示略)を回転可能に支持する左右1対のトレーリングアーム21と、車幅方向両端部が1対のトレーリングアーム21に夫々連結された左右に延びるトーションビーム22を備えたトーションビーム式サスペンションである。
図3,図9〜図12に示すように、バッテリユニット30は、複数(例えば、16個)の第1,第2バッテリモジュール31,32を直列接続した高電圧バッテリを収容した状態でフロアパネル2の下方空間にレイアウトされている。それ故、バッテリユニット30は、耐振性及び耐水性を確保するように構成されている。車両駆動用電動機に電力を供給する第1,第2バッテリモジュール31,32は、規格電圧を有する直方体形状の複数のバッテリセルCを積層状に整列させた直方体形状のバッテリ集合体である。バッテリセルCは、例えば、2次電池の一種であるリチウムイオンバッテリである。
第1バッテリモジュール31は、長手方向が前後方向と平行になる姿勢で左右方向に4個ずつ各領域に載置されている。後側領域の4個の第1バッテリモジュール31の上方には第2バッテリモジュール32が4個配置されている。尚、第1バッテリモジュール31の上端部の高さ位置は、フロントパネル2aの高さ位置よりも低くなるように配置され、また、第1バッテリモジュール31と第2バッテリモジュール32は、縦、横及び高さ寸法を含めて同一仕様、つまり同一形状に設定されている。
後側第2フレームは、ロアフレーム41の後端部分に相当するアウタ部材46と、アッパフレーム42の後端部分に相当するインナ部材47とによって構成されている。
図6に示すように、アウタ部材46は、上下方向に直交する下壁部46aと、この下壁部46aの前端から前側下方に延びる傾斜部46b(アウタ傾斜部)と、下壁部46aの後端から鉛直上方に延びる縦壁部46c(アウタ縦壁部)と、縦壁部46cの上端から上方に延びるフランジ部46d(アウタフランジ部)を備えている。
第1底板部材33の傾斜壁33bは、傾斜部46b,47c上に載置されている。
傾斜部46bは、傾斜部47cの前端部よりも前方に延設されているため、傾斜壁33bの後側部分が傾斜部47c上に面接触状態で支持され、傾斜壁33bの前側部分が傾斜部46b上に面接触状態で支持されている。また、傾斜部46bの前端部分は、底壁33aの後側部分にも面接触している。これにより、傾斜部46b,47cを用いて第1底板部材33の後端部分と障害物との干渉を回避している。
各第1側部ブラケット52は、第1フレームの車幅方向外側壁部から車幅方向外側に突出するように設けられ、ボルトb3(図5参照)を用いてフロアフレーム3の下壁部に夫々締結固定されている。1対の第2側部ブラケット53は、第1フレームの後端部に夫々設けられている。図1,図2,図5に示すように、第2側部ブラケット53は、上下に延びる縦壁部が第1フレームの車幅方向外側壁部に固着され、縦壁部の上端部から車幅方向外側に延びる横壁部がボルトb4を用いてフロアフレーム3の下壁部に締結固定されている。
図4,図5,図9〜図12に示すように、支持機構60は、クロスメンバ部材45と後側第2フレーム(アウタ部材46及びインナ部材47)とにより区画された第1底板部材33(底壁33a)の後側領域に配設されている。この支持機構60は、第1底板部材33の後側領域に左右方向に4個載置された第1バッテリモジュール31の後端部がこれら第1バッテリモジュール31の上方に左右方向に4個配置された第2バッテリモジュール32の後端部よりも前方になるように第2バッテリモジュール32を支持する支持機構である。尚、第2バッテリモジュール32の上端部は、トーションビーム22の頂部よりも高さ位置が高くなるように配設されている。
保持部65aの後端部には、鉛直上方に延びるフランジ部が形成され、このフランジ部が第1底板部材33の第1縦壁33cの前面に溶接にて接合されている。
複数の脚部65bの下端部には、前方に延びるフランジ部が形成され、これらフランジ部が傾斜壁33bよりも前側に位置する底壁33aの上面に溶接にて接合されている。
これらの脚部65bは、上部後側支持部63の脚部と側面視にて略鉛直直線状に配置されている。1対の下部後側支持部65と上部後側支持部63が、支持機構60の後端部に相当している。
次に、アッパフレーム42に第1底板部材33を組み付けたサブアッシ体を形成し、ロアフレーム41とアッパフレーム42(サブアッシ体)のフランジ部を溶接にて接合する。
バッテリフレーム40の後端部分に相当する後側第2フレームでは、アウタ部材46のフランジ部46dとインナ部材47のフランジ部47dが溶接にて接合され、傾斜部46bと傾斜部47cが下部後側支持部65の解放部分において溶接にて接合されている。
図5,図7〜図12に示すように、左右1対の前側下部バッテリ保持プレート67は、前後方向に直交する保持壁部と、この保持壁部の下端から前方に延びると共にクロスメンバ部材45の上壁部に締結固定された脚部を夫々備えている。図6〜図12に示すように、左右1対の後側下部バッテリ保持プレート68は、前後方向に直交する保持壁部と、この保持壁部の下端から後方に延びると共に保持部65aに締結固定された脚部を夫々備えている。1対の前側下部バッテリ保持プレート67の保持壁部は、隣り合う2つの第1バッテリモジュール31の前壁部に夫々締結され、1対の後側下部バッテリ保持プレート68の保持壁部は、隣り合う2つの第1バッテリモジュール31の後壁部に夫々締結されている。
1対の前側上部バッテリ保持プレート69の保持壁部は、隣り合う2つの第2バッテリモジュール32の前壁部に夫々締結され、1対の後側上部バッテリ保持プレート70の保持壁部は、隣り合う2つの第2バッテリモジュール32の後壁部に夫々締結されている。
第1バッテリモジュール31の後端部が第2バッテリモジュール32の後端部よりも前方に配置されているため、第1バッテリモジュール31の上部で且つ第2バッテリモジュール32の前端部の前側空間をハーネス35の配索スペースとしている。
実施例1に係る下部車体構造によれば、バッテリユニット30は、このバッテリユニット30の第1底板部材33に支持された第1バッテリモジュール31と、第1バッテリモジュール31の上方に支持機構60を介して配置された第2バッテリモジュール32とを有するため、地上高が高いキックアップパネル2cの後方空間を利用して多数のバッテリモジュール31,32を搭載することができ、航続距離を確保することができる。
第1バッテリモジュール31の後端部が第2バッテリモジュール32の後端部よりも前方に配置され、支持機構60の後端部に相当する下部後側支持部65は、第2バッテリモジュール32の後端部下方且つ第1バッテリモジュール31の後端部後方に支持されているため、第2バッテリモジュール32を後退させることなく第1バッテリモジュール31の後端部後方に空き領域Sを形成することができ、支持機構60の下部後側支持部65の少なくとも一部を第2バッテリモジュール32の後端部よりも前方に位置する第1底板部材33の空き領域Sに支持させることができる。
これにより、第1底板部材33を載置可能な傾斜部46bに拘りなく支持機構60の後端部の下部後側支持部65を平坦部分に取り付けることができる。
1〕前記実施形態においては、エンジン等の内燃機関と電動機とを備えたハイブリッド自動車の例を説明したが、少なくともバッテリユニットを備えていれば良く、電動機のみを備えた電気自動車であっても良い。
2a フロントパネル
2b リヤパネル
2c キックアップパネル
9 燃料タンク
20 リヤサスペンション
22 トーションビーム
30 バッテリユニット
31 第1バッテリモジュール
32 第2バッテリモジュール
33 第1底板部材
33b 傾斜壁
33c 第1縦壁
35 集合ハーネス
40 バッテリフレーム
46 アウタ部材
46a 下壁部
46b 傾斜部
46c 縦壁部
46d フランジ部
47 インナ部材
47a 上壁部
47b 縦壁部
47c 傾斜部
47d フランジ部
54 後部ブラケット
60 支持機構
65 下部後側支持部
S 空き領域
V 車両
Claims (9)
- フロントパネルとこのフロントパネルから上方に起立したキックアップパネルを介して車体前後方向後方に連なるリヤパネルとを有するフロアパネルと、前記リヤパネルの下方に配設された第1車両部品と、前記キックアップパネルと第1車両部品との間に配置されたバッテリユニットとを備えた電動車両の下部車体構造において、
前記バッテリユニットは、このバッテリユニットの底板部材に支持された第1バッテリモジュールと、前記第1バッテリモジュールの上方に支持機構を介して配置された第2バッテリモジュールとを有し、
前記第1バッテリモジュールの後端部が前記第2バッテリモジュールの後端部よりも前方に配置され、
前記支持機構の後端部は、前記第2バッテリモジュールの後端部下方且つ第1バッテリモジュールの後端部後方に支持されていることを特徴とする電動車両の下部車体構造。 - 前記第1車両部品は、トーションビーム式サスペンションのトーションビームであることを特徴とする請求項1に記載の電動車両の下部車体構造。
- 前記バッテリユニットの後部を車体に対して固定するための取付ブラケットを設け、前記取付ブラケットが、前記バッテリユニットとトーションビームとの間に配置されたことを特徴とする請求項2に記載の電動車両の下部車体構造。
- 前記第2バッテリモジュールが前記第1バッテリモジュールと同一仕様に構成され、
前記第2バッテリモジュールの前端部の前側領域にハーネスを配索したことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の電動車両の下部車体構造。 - 前記バッテリユニットが、前記底板部材を支持するバッテリフレームを備え、
前記バッテリフレームは、車体前後方向に延びる左右1対の第1フレームと、車幅方向に延びて前記1対の第1フレームを連結する前後1対の第2フレームとを有し、
後側の前記第2フレームは、この後側第2フレームの下壁部の前端から前側下方に延びると共に前記底板部材を載置可能な傾斜部が形成され、
前記傾斜部よりも前方の前記底板部材領域に前記支持機構の後端部の支持部が取り付けられたことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の電動車両の下部車体構造。 - 前記底板部材は、前記傾斜部に面接触可能な傾斜壁と、前記傾斜壁の上端部から立ち上がる縦壁とを有し、
前記支持部の上端部分が、前記底板部材の縦壁に固定されたことを特徴とする請求項5に記載の電動車両の下部車体構造。 - 前記リヤパネルの下方に配設された第2車両部品を有し、
前記後側第2フレームの下壁部に前記第2車両部品固定用のボルト穴が形成されたことを特徴とする請求項5又は6に記載の電動車両の下部車体構造。 - 前記後側第2フレームが、アウタ部材と、このアウタ部材と協働して閉断面を形成するインナ部材とを有し、
前記アウタ部材が、前記下壁部と、前記下壁部の前端から前側下方に延びるアウタ傾斜部と、前記下壁部の後端から上方に延びるアウタ縦壁部と、前記アウタ縦壁部の上端側部分に形成されたアウタフランジ部とを有し、
前記インナ部材が、前記下壁部と離隔して対向配置された上壁部と、前記上壁部の前端から下方に延びると共に前記アウタ縦壁部と離隔して対向配置されたインナ縦壁部と、前記インナ縦壁部の下端から前側下方に延びると共に前記アウタ傾斜部に重合されたインナ傾斜部と、前記上壁部の後端から上方に延びるインナフランジ部とを有し、
前記アウタ傾斜部の前端部が、前記インナ傾斜部の前端部よりも前方に延設されたことを特徴とする請求項5〜7の何れか1項に記載の電動車両の下部車体構造。 - 前記支持部が取り付けられた前記底板部材が、前記インナ部材に取り付けられた後、前記アウタフランジ部とインナフランジ部とが接合されると共に前記アウタ傾斜部とインナ傾斜部とが接合されたことを特徴とする請求項8に記載の電動車両の下部車体構造。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019101161 | 2019-05-30 | ||
JP2019101161 | 2019-05-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020196432A true JP2020196432A (ja) | 2020-12-10 |
JP7232422B2 JP7232422B2 (ja) | 2023-03-03 |
Family
ID=73649675
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020033515A Active JP7232422B2 (ja) | 2019-05-30 | 2020-02-28 | 電動車両の下部車体構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7232422B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021034181A (ja) * | 2019-08-21 | 2021-03-01 | マツダ株式会社 | 車両用バッテリパック |
JP2022104613A (ja) * | 2020-12-28 | 2022-07-08 | 本田技研工業株式会社 | 車両用バッテリーおよび車両 |
WO2023190179A1 (ja) * | 2022-03-31 | 2023-10-05 | 株式会社クボタ | 旋回作業機 |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09286354A (ja) * | 1996-04-23 | 1997-11-04 | Honda Motor Co Ltd | 小型車両の車体フレーム装置 |
JP2011006051A (ja) * | 2009-05-26 | 2011-01-13 | Nissan Motor Co Ltd | 車両のバッテリアセンブリ冷却構造、および、ウォータージャケット付きバッテリアセンブリ |
JP2013252733A (ja) * | 2012-06-05 | 2013-12-19 | Suzuki Motor Corp | 電気自動車のバッテリパック搭載構造 |
WO2014034377A1 (ja) * | 2012-08-27 | 2014-03-06 | 日産自動車株式会社 | 電動車両の強電ハーネス接続構造 |
WO2015150111A1 (de) * | 2014-04-03 | 2015-10-08 | Avl List Gmbh | Verfahren zur anordnung einer batterie innerhalb eines fahrzeuges |
JP2018055973A (ja) * | 2016-09-29 | 2018-04-05 | 株式会社Subaru | 電池パック |
US20180194212A1 (en) * | 2017-01-11 | 2018-07-12 | GM Global Technology Operations LLC | Structural enhancements of an electric vehicle |
JP2019014419A (ja) * | 2017-07-10 | 2019-01-31 | 株式会社Subaru | 自動車車両 |
JP2019179595A (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-17 | トヨタ自動車株式会社 | 電池パック |
-
2020
- 2020-02-28 JP JP2020033515A patent/JP7232422B2/ja active Active
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09286354A (ja) * | 1996-04-23 | 1997-11-04 | Honda Motor Co Ltd | 小型車両の車体フレーム装置 |
JP2011006051A (ja) * | 2009-05-26 | 2011-01-13 | Nissan Motor Co Ltd | 車両のバッテリアセンブリ冷却構造、および、ウォータージャケット付きバッテリアセンブリ |
JP2013252733A (ja) * | 2012-06-05 | 2013-12-19 | Suzuki Motor Corp | 電気自動車のバッテリパック搭載構造 |
WO2014034377A1 (ja) * | 2012-08-27 | 2014-03-06 | 日産自動車株式会社 | 電動車両の強電ハーネス接続構造 |
WO2015150111A1 (de) * | 2014-04-03 | 2015-10-08 | Avl List Gmbh | Verfahren zur anordnung einer batterie innerhalb eines fahrzeuges |
JP2018055973A (ja) * | 2016-09-29 | 2018-04-05 | 株式会社Subaru | 電池パック |
US20180194212A1 (en) * | 2017-01-11 | 2018-07-12 | GM Global Technology Operations LLC | Structural enhancements of an electric vehicle |
JP2019014419A (ja) * | 2017-07-10 | 2019-01-31 | 株式会社Subaru | 自動車車両 |
JP2019179595A (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-17 | トヨタ自動車株式会社 | 電池パック |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021034181A (ja) * | 2019-08-21 | 2021-03-01 | マツダ株式会社 | 車両用バッテリパック |
JP7298387B2 (ja) | 2019-08-21 | 2023-06-27 | マツダ株式会社 | 車両用バッテリパック |
JP2022104613A (ja) * | 2020-12-28 | 2022-07-08 | 本田技研工業株式会社 | 車両用バッテリーおよび車両 |
JP7288036B2 (ja) | 2020-12-28 | 2023-06-06 | 本田技研工業株式会社 | 車両用バッテリーおよび車両 |
US11848460B2 (en) | 2020-12-28 | 2023-12-19 | Honda Motor Co., Ltd. | Battery for vehicle and vehicle |
WO2023190179A1 (ja) * | 2022-03-31 | 2023-10-05 | 株式会社クボタ | 旋回作業機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7232422B2 (ja) | 2023-03-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN111661171B (zh) | 车辆的下部车身结构 | |
JP7126552B2 (ja) | バッテリパックの配置構造 | |
JP6686948B2 (ja) | 車両下部構造 | |
JP6541724B2 (ja) | 自動車車両 | |
CN107665961B (zh) | 用于电动车辆的蓄电池组 | |
JP6614012B2 (ja) | 車両のバッテリ搭載構造 | |
JP4386131B2 (ja) | 電気自動車 | |
JP2020196432A (ja) | 電動車両の下部車体構造 | |
JP7408927B2 (ja) | 車両の後部車体構造 | |
JPH05201356A (ja) | 電気自動車の車体構造 | |
CN112009228A (zh) | 电动车辆的电池单元安装结构 | |
KR101565980B1 (ko) | 전기 자동차용 플로워 패널 조립체 | |
KR101565981B1 (ko) | 전기 자동차용 플로워 패널 조립체 | |
CN112009227B (zh) | 电动车辆的电池单元安装结构 | |
JP2021160518A (ja) | 車両の下部構造 | |
JP7367588B2 (ja) | 車両の後部車体構造 | |
KR20130131302A (ko) | 승객 좌석을 고정하는 돌출 박스 구조를 구비한 섀시 | |
CN113120093B (zh) | 车身下部构造 | |
CN113135235B (zh) | 车身下部构造 | |
JP7366342B2 (ja) | 電動車両の下部車体構造 | |
JP2016068850A (ja) | 車両駆動用バッテリの取付構造 | |
JP7223325B2 (ja) | 車両の下部車体構造 | |
JP2004243882A (ja) | 車両用電気機器の搭載構造 | |
JP2017222332A (ja) | 車両フロア構造 | |
JP7352856B2 (ja) | 車両下部構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220419 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20221227 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230120 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230202 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7232422 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |