JP2020196080A - ロータリーダイカット装置 - Google Patents

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Shinya Asai
真也 浅井
寛恭 西原
Hiroyasu Nishihara
寛恭 西原
篤志 福永
Atsushi Fukunaga
篤志 福永
隼人 櫻井
Hayato SAKURAI
隼人 櫻井
亮介 小関
Ryosuke Koseki
亮介 小関
村田 卓也
Takuya Murata
卓也 村田
栄克 河端
Yoshikatsu Kawabata
栄克 河端
菜央 深津
Nao Fukazu
菜央 深津
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Abstract

【課題】電極中間体を切るときの異物の発生を抑制できるロータリーダイカット装置を提供すること。【解決手段】ロータリーダイカット装置において、片刃40は、搬送方向に沿って第1塗工部22a、帯状金属箔21を切り、かつ第2塗工部22bに非切断部25を残して切る第1刃部41と、幅方向に沿って、第1塗工部22a、帯状金属箔21、及び第2塗工部22bに非切断部25を残して切る第2刃部43と、を備える。片刃40において、第1刃部41の高さH1は、第2刃部43の高さH2より低い。【選択図】図7

Description

本発明は、電極中間体を切ることにより、電極中間体から電極を製造するロータリーダイカット装置に関する。
蓄電装置の一種である二次電池としては、リチウムイオン二次電池や、ニッケル水素二次電池などが知られている。例えば、リチウムイオン二次電池は、ケースを備えるとともに、このケース内に、シート状の電極を積層した電極組立体を備えている。シート状の電極の製造は、一例として、活物質、導電剤、溶媒及びバインダを混合した活物質合剤を長尺状の金属箔の表面に塗布する。次に、活物質合剤を乾燥させて活物質層の前駆体を形成し、金属箔と活物質層の前駆体とを有する長尺状の電極中間体を形成する。次に、電極中間体をロータリーダイカット装置により電極の形状に打ち抜いて、電極を製造する。
ロータリーダイカット装置としては、例えば、特許文献1に記載の電極製造装置が挙げられる。特許文献1の電極製造装置は、ダイカットロールの外周面から径方向外側に向けて突出した切刃を有するロータリーダイを備える。また、電極板の製造装置は、ロータリーダイの外周面に対向して配置されたアンビルロールを備える。
そして、特許文献1に開示の電極製造装置を用いて電極中間体から電極を切り出す場合、互いに逆方向へ回転するダイカットロールとアンビルロールとの間に、搬送方向へ搬送される電極中間体を通過させる。すると、アンビルロールによって電極中間体が支持されながら、回転するダイカットロールの切刃によって電極中間体が切られ、電極中間体から電極が切り出される。
特開2017−132019号公報
ところで、電極中間体の塗工部に切刃が切り込むと、電極の切断面や、電極中間体のうち、電極以外の部分の切断面からは、塗工部より剥離した活物質粒子、又は活物質粒子の塊よりなる異物が発生する。発生した異物が電極とともに搬送され、蓄電装置に混入すると、異物が蓄電装置の内部短絡の原因となる。このため、電極切断工程の後に清掃工程を設け、発生した異物を電極から分離させているが、このような清掃工程を設けることは電極の製造設備の増設となるため、異物の発生そのものを抑制することが望まれている。
本発明の目的は、電極中間体を切るときの異物の発生を抑制できるロータリーダイカット装置を提供することにある。
上記問題点を解決するためのロータリーダイカット装置は、集電体の両面に活物質合剤の塗工部を有する電極中間体を切ることにより、前記電極中間体から電極を製造するロータリーダイカット装置であって、搬送方向への前記電極中間体の搬送途中で当該電極中間体を支持するアンビルロールと、前記電極中間体を挟んで前記アンビルロールに対向するロール本体を有するとともに、前記ロール本体の周面に設けられ、前記電極中間体を切る切刃を有するダイロールと、を備え、前記切刃は、前記搬送方向に沿って一方の前記塗工部及び前記集電体を切り、かつ他方の前記塗工部に非切断部を残して切る第1刃部と、前記搬送方向に直交する方向に沿って、一方の前記塗工部、前記集電体、及び他方の前記塗工部を切る第2刃部と、を備え、前記切刃において前記ロール本体の周面からの突出寸法を高さとすると、前記第1刃部の前記高さを前記第2刃部の前記高さより低くしたことを要旨とする。
これによれば、第1刃部はロール本体の回転とともに搬送方向に電極中間体を切る。このとき、第1刃部によって塗工部の一部が搬送方向へ押し退けられるが、その押し退けられた塗工部の一部は逃げ場に乏しいことから、第1刃部による切断箇所に対し搬送方向の上流及び下流に逃げる。ここで、第1刃部の高さを第2刃部の高さより低くしていることから、第1刃部によって押し退けられることとなる塗工部の量を抑えることができ、この押し退けられた塗工部を原因として発生する、電極と、電極以外の部分の切断面同士の接触を抑制できる。その結果として、切断面同士の接触を原因として生じる塗工部の集電体からの剥離を抑制して、剥離を原因として、活物質粒子又は活物質粒子の塊からなる異物の発生を抑制できる。
また、ロータリーダイカット装置について、前記第1刃部の前記高さは前記他方の塗工部の厚さの65%切り込める高さに設定されていてもよい。
これによれば、第1刃部の高さが低すぎることを原因として、電極中間体の切断不足が発生することを抑制して電極中間体を切ることができる。また、第1刃部の高さが高すぎることを原因として、第1刃部によって押し退けられる塗工部の量が多くなることを抑制して、電極中間体からの異物の発生を抑制できる。
また、ロータリーダイカット装置について、前記アンビルロールの周面は金属によって形成され、前記第2刃部は、一方の前記塗工部及び前記集電体を切り、かつ他方の前記塗工部に非切断部を残して切り込んでもよい。
これによれば、アンビルロールの表面が例えばゴム製の場合と比べると、電極中間体を安定して支持でき、ゴム製のアンビルロールによって電極中間体を支持する場合のような、切刃の押し付けに伴う電極中間体の撓みを抑制できる。このため、切刃の押し付けに伴う電極中間体の撓みを原因とした電極の変形を抑制できる。
本発明によれば、電極中間体を切るときの異物の発生を抑制できる。
二次電池を示す斜視図。 電極組立体の構成要素を示す分解斜視図。 (a)は電極製造設備を示す模式図、(b)は電極中間体を示す断面図。 電極製造設備のロータリーダイカット装置を示す斜視図。 片刃を展開して示す図。 電極中間体に片刃が切り込んだ状態を示す図。 (a)は第1刃部が電極中間体に切り込んだ状態を示す図、(b)は第2刃部が電極中間体に切り込んだ状態を示す図。 電極中間体から電極を切り出した状態を示す図。
以下、ロータリーダイカット装置を具体化した一実施形態を図1〜図8にしたがって説明する。
図1に示すように、二次電池10は、例えばリチウムイオン二次電池である。二次電池10は、電極組立体11と、図示しない電解液と、電極組立体11及び電解液を収容しているケース12と、を備える。
図2に示すように、電極組立体11は、正極及び負極の電極13と、セパレータ24と、を備える。正極の電極13と負極の電極13とは、セパレータ24によって相互に絶縁された状態で層状に重なっている。
電極13は、矩形シート状である。正極及び負極の電極13は、集電体としての金属箔14を備える。正極の電極13の金属箔14は、例えばアルミニウム箔であり、負極の電極13の金属箔14は、例えば銅箔である。正極及び負極の電極13は、金属箔14の両面を覆う活物質層15を備える。正極及び負極の電極13は、金属箔14の一辺から突出した形状のタブ14aを備える。
電極13は、タブ14aの突出した長辺に沿って延びる第1縁13aを備える。タブ14aは、第1縁13aの途中から突出した形状である。電極13は、第1縁13aの対辺となる長辺に沿って延びる第2縁13bを備える。また、電極13は、第1縁13aと第2縁13bの一端同士を繋ぐ短辺に沿って延びる第3縁13cを備える。電極13は、第1縁13aと第2縁13bの他端同士を繋ぐ短辺に沿って延びる第4縁13dを備える。
負極の電極13の隣り合う2辺(長辺及び短辺)の長さは、正極の電極13の隣り合う2辺(長辺及び短辺)の長さより長く、負極の電極13は、正極の電極13より一回り大きい。また、負極の活物質層15の隣り合う2辺(長辺及び短辺)の長さは、正極の活物質層15の隣り合う2辺(長辺及び短辺)の長さより長く、負極の活物質層15は、正極の活物質層15より一回り大きい。なお、セパレータ24の平面形状は、負極の電極13の平面形状と同じであり、正極の電極13より一回り大きい。
次に、ロータリーダイカット装置34を含む電極製造設備30について説明する。
図3(a)に示すように、電極製造設備30は、帯状の電極中間体20を個片の電極13の形状に切る切断工程を行うための設備である。電極製造設備30には、電極中間体20が供給される。
搬送方向D1は、電極中間体20が搬送される方向を示している。搬送方向D1は、電極中間体20の長手方向と一致する。また、幅方向D2は、電極中間体20の面に沿う方向のうち、搬送方向D1と直交する方向を示している。
ここで、電極中間体20について説明する。
図3(b)に示すように、帯状の電極中間体20は、集電体としての帯状金属箔21と、帯状金属箔21の一方の面に存在する一方の塗工部としての第1塗工部22a、及び他方の面に存在する他方の塗工部としての第2塗工部22bと、を備える。電極中間体20において、帯状金属箔21と、第1塗工部22aと、第2塗工部22bが重なる方向を厚さ方向とし、厚さ方向への寸法を厚さとする。
帯状金属箔21は電極13の金属箔14となる部位である。また、第1塗工部22a及び第2塗工部22bは電極13の活物質層15となる部位である。各塗工部22a,22bは、活物質、導電剤、溶媒及びバインダを混合したペースト状の活物質合剤を帯状金属箔21の表面に塗布し、乾燥して形成されている。なお、さらに、ロールプレスなどにより各塗工部22a,22bを厚さ方向に加圧して、各塗工部22a,22bの活物質密度を高めてもよい。各塗工部22a,22bは、電極中間体20の長手方向に沿って、帯状に一定の幅で延びている。
図4に示すように、電極中間体20は、両方の長縁部E1,E2に沿って存在する露出部23を備える。各露出部23は、帯状金属箔21の長手方向に沿って一定幅で露出している。露出部23は、帯状金属箔21において両方の塗工部22a,22bが存在しない部位であり、帯状金属箔21が露出した部分である。第1塗工部22a及び第2塗工部22bに対し、露出部23は電極中間体20の幅方向D2に隣接している。本実施形態では、電極中間体20の幅方向D2に沿って、一方の露出部23、塗工部22a,22b及び他方の露出部23が並んでいる。
図3(a)に示すように、電極製造設備30は、電極中間体20を供給する供給部31を備える。供給部31は、ロール状に捲回された電極中間体20を支持するホルダ32を備える。ホルダ32は、電極中間体20の搬送速度にあわせて、電極中間体20を送出する。なお、供給部31は、送出される電極中間体20よりも下方に配置されている。電極製造設備30は、電極中間体20を搬送する円柱状の搬送ロール33aを、電極中間体20を挟んで一対備えるとともに、ホルダ32から上に向けて送出された電極中間体20が水平に搬送されるように搬送ロール33aに向けて案内する案内ローラ33bを備える。
搬送ロール33a及び案内ローラ33bの軸心は、幅方向D2に沿って延びる。搬送ロール33aは、図示しない駆動装置によって軸心まわりで回転する。なお、電極中間体20は、第2塗工部22bが下側になる状態で搬送される。
図4に示すように、電極製造設備30は、ロータリーダイカット装置34を備える。ロータリーダイカット装置34は、電極中間体20を、電極13の外形に沿って予め決められた切断予定線20aで切るための装置である。切断予定線20aは、電極中間体20において、切り込むことが予定されている部位である。この実施形態において、切断予定線20aは、予め定めた形状である電極13の輪郭、つまり外形状と同一の形状であり、閉環状である。
電極13の切断予定線20aのうち、タブ14aに対応した部分は、一方の長縁部E1寄り露出部23上、及び一方の長縁部E1寄りの両塗工部22a,22bに設定される。電極13の切断予定線20aのうち、第1縁13aに沿う部位は両塗工部22a,22b上の一方の長縁部E1寄りに設定され、第2縁13bに沿う部位は両塗工部22a,22b上の他方の長縁部E2寄りに設定される。電極13の切断予定線20aのうち、第3縁13c及び第4縁13dに沿う部位は、両塗工部22a,22bを幅方向D2に横断して設定され、電極中間体20の幅方向D2に延びる。
ロータリーダイカット装置34は、ダイロール35と、アンビルロール45を備える。ダイロール35の軸心、及び、アンビルロール45の軸心は、幅方向D2に沿って延び、かつ互いに平行である。ダイロール35及びアンビルロール45は、軸心まわりで互いに逆方向へ回転できるように図示しない駆動装置に支持されている。アンビルロール45は、金属製であり、アンビルロール45の周面は金属によって形成されている。アンビルロール45は、電極中間体20を搬送途中で下方から支持する。
図3(a)又は図4に示すように、ダイロール35は、電極中間体20を挟んでアンビルロール45に対向する円柱状のロール本体36と、ロール本体36の周面に設けられた矩形枠状の切刃としての片刃40と、片刃40の内側に設けられる内側押圧部37と、片刃40の外側に設けられる外側押圧部38とを備える。ロール本体36が回転することで片刃40が移動する。片刃40は、電極13の切断予定線20aの形状に合わせた閉環状である。
図3(a)、図5又は図8に示すように、片刃40は、ロール本体36の周方向に沿って延びる形状の一対の第1刃部41を備える。また、片刃40は、一方の第1刃部41の途中にタブ用刃部42を備える。タブ用刃部42は、ロール本体36の軸方向に沿う一対の長刃42aと、ロール本体36の周方向に沿い、一対の長刃42a同士を繋ぐ短刃42bとを備える。片刃40は、ロール本体36の軸方向に沿って周面から突出する形状の一対の第2刃部43を備える。各第2刃部43は、一対の第1刃部41の両端の間で延び、第1刃部41同士を繋いでいる。
第1刃部41の長手方向の両端同士を繋ぐ長さは、電極13の第1縁13a及び第2縁13bの長さと同じである。そして、第1刃部41は、第1縁13a及び第2縁13bに沿うように電極中間体20を切る。また、第2刃部43の長手方向への長さは、電極13の第3縁13c及び第4縁13dの長さと同じである。そして、第2刃部43は、第3縁13c及び第4縁13dに沿うように電極中間体20を切る。加えて、タブ用刃部42の形状は、タブ14aの形状と同じである。そして、タブ用刃部42は、タブ14aに沿うように電極中間体20を切る。
図6に示すように、片刃40の刃先とアンビルロール45の周面が最接近した状態では、片刃40の刃先とアンビルロール45の周面との間にはクリアランスが存在し、片刃40の刃先はアンビルロール45の周面に接触しない。その結果、片刃40は、第1塗工部22a及び第2塗工部22bのうち、第1塗工部22a及び帯状金属箔21を厚さ全体に亘って切り、かつ第2塗工部22bに非切断部25を残すように、電極中間体20を厚さ方向に切り込む。
このように非切断部25を残すように電極中間体20を切り込む形態を「ハーフカット」と呼称し、非切断部25を残さずに電極中間体20を厚さ方向全体に切る形態を「フルカット」と呼称する。
電極中間体20の厚さには、各塗工部22a,22bの厚さにおける設計上の公差、帯状金属箔21の厚さにおける設計上の公差、各塗工部22a,22bを形成するときの条件に伴う誤差等が積み重なって製造誤差が生じる。したがって、電極中間体20のフルカットを実施する場合、製造誤差のある電極中間体20でも厚さ方向全体に切断できるように片刃40の高さが設定される。つまり、片刃40の高さは、電極中間体20の設計上の厚さに公差等を加味して設定される。このため、アンビルロール45の表面には、ゴムシートなどの層が設けられ、片刃40がアンビルロール45の表面まで食い込むように電極中間体20が切られる。
このように片刃40の高さを設定し、アンビルロール45の表面処理を行うことで電極中間体20のフルカットは可能となるが、切り出される電極13の外周縁には反りが発生することがある。これは、片刃40がアンビルロール45の表面に食い込むことで、アンビルロール45の表面が変形し、このアンビルロール45表面の変形とともに電極中間体20に撓みが生じることによる。このような電極13の反りを抑制するため、ロータリーダイカット装置34ではハーフカットを採用している。
上記ハーフカットでは、アンビルロール45の表面を金属とし、電極中間体20を下側より支持するため、前述のような電極13の外周縁の変形を抑制できる。ただし、ハーフカットにおいては、第2塗工部22bに非切断部25が形成される。
非切断部25が形成された電極中間体20から電極13を分離するには、後述するが、片刃40の切り込みによって非切断部25に亀裂が発生し、その亀裂が進行して割れとなることで、電極中間体20から電極13が分離される。このような第2塗工部22bの割れを用いて、電極13と、電極13以外とを分離する方法では、割れの厚さ方向への大きさが大きくなるほど、亀裂や割れに起因する異物が増加する傾向にある。このため、ハーフカットを採用して電極13を電極中間体20から切り出す方法では、一般には、電極中間体20の厚さ方向への割れの大きさを小さく抑えること、つまり、第2塗工部22bに対し片刃40が切り込む量を多く設定する方が好ましい。
ここで、片刃40について説明する。
図7(a)に示すように、枠状の片刃40の内側面と外側面を繋ぐ方向を、片刃40の厚さ方向とし、厚さ方向への片刃40の寸法を「厚さ」とする。片刃40は、枠の内側面に第1側面40aを有する。第1側面40aは、片刃40の刃先からロール本体36の周面に至るまで、厚さ方向に沿う断面形状が略直線状である。
片刃40において、ロール本体36の周面から突出する方向を高さ方向とし、高さ方向への寸法を「高さ」とする。
片刃40は、片刃40の外側面のうちの高さ方向の刃先寄りの部分に傾斜面40bを有する。傾斜面40bは、片刃40の刃先からロール本体36に向かうに従い第1側面40aから離れるように拡幅する形状である。片刃40は、片刃40の外側面のうち、傾斜面40bとロール本体36とを高さ方向に繋ぐ第2側面40cを有する。第2側面40cは、厚さ方向に沿う断面形状が直線状である。
片刃40によって電極中間体20が切られるとき、片刃40は、高さ方向において刃先から傾斜面40bまでの部分が電極中間体20に切り込み、上記非切断部25が形成される。片刃40の第2側面40cは電極中間体20に切り込まない。
図8に示すように、片刃40によって電極中間体20が切られるとき、片刃40の内側に電極13が切り出される。電極13は、片刃40の第1側面40aに沿って電極中間体20が切断されることによって形成される。一方、電極中間体20のうち、電極13が切り出された後の部分は、端材29となる。端材29は、片刃40の傾斜面40bに沿って切られることによって形成される。したがって、端材29側においては、電極中間体20が片刃40によって切られるとき、片刃40が入り込んだ部分に相当する部位、主には第1塗工部22aにおいて構成物が押し退けられる。以降の説明において、片刃40によって押し退けられる塗工部22a,22bの構成物を「除去合剤」と記載する。
図7(a)又は図7(b)に示すように、第1刃部41の高さH1は、第2刃部43の高さH2より低い。言い換えると、図5に示すように、第2刃部43の刃先部分は、第1刃部41の刃先よりも突出している。よって、第1刃部41が電極中間体20に切り込む量は、第2刃部43が電極中間体20に切り込む量より少ない。このため、第1刃部41が切り込んだ場所で生じる除去合剤は、第2刃部43が切り込んだ場所で生じる除去合剤より少なくなる。
ここで、上記したようにフルカット用の片刃40の高さは、電極中間体20の設計上の厚さに製造誤差を加えた厚さより大きくなる。これに対し、ハーフカットを行う第2刃部43の高さH2は、製造誤差を考慮しても非切断部25が残る範囲にて、なるべく高く設定されている。言い換えると、非切断部25がなるべく小さくなるように設定される。
一方で、第1刃部41の高さH1は、第2塗工部22bの厚さの35%残して切り込める高さに設定されている。言い換えると、第1刃部41の高さH1は、第2塗工部22bの厚さの65%まで切り込める高さに設定されている。また、電極中間体20において、第1刃部41が切り込んだ位置に形成される非切断部25の厚さは、第2刃部43が入り込んだ位置に形成される非切断部25の厚さより厚い。
第1刃部41の高さH1は、第2塗工部22bの厚さの65%未満しか切り込めないと、電極中間体20に切断不足が生じ好ましくなく、第1刃部41の高さH1が、第2塗工部22bの高さの35%以上切り込む場合には、第1刃部41の切り込みによって生じる除去合剤が大きく、又は多くなり、後述する理由にて好ましくない。前述したように、ハーフカットを採用して電極13を電極中間体20から切り出す方法では、一般には、第2塗工部22bに対し切刃が切り込む量が、なるべく多い方が好ましい。しかしながら、ロータリーダイカット装置34では、片刃40が切り込む量を多くすると、逆に異物が増加することを見出した。よって、本実施形態では、第1刃部41が電極中間体20の第2塗工部22bに切り込む量を、第2塗工部22bの厚さの65%に設定している。
一例としては、第2塗工部22bの厚さ70μmの場合、第2塗工部22bの厚さの35%となる25μm残して切り込める第1刃部41とした場合、良好なカット品質を得られ、第2塗工部22bの厚さの64%となる45μm残して切り込める第1刃部41とした場合では、第2塗工部22bの一部が繋がっている状態、つまり切断不足が発生した。
次に、内側押圧部37及び外側押圧部38について説明する。内側押圧部37及び外側押圧部38は、弾性を有する材料によって形成されている。本実施形態では、内側押圧部37及び外側押圧部38はスポンジ製である。内側押圧部37は、ロール本体36からの突出方向の先端に電極押圧面37cを備える。電極押圧面37cは、片刃40によって電極中間体20から切り出される電極13の外周縁をアンビルロール45に向けて押圧する。そして、片刃40が電極中間体20を切る際に、内側押圧部37は、ロール本体36とアンビルロール45との間で圧縮されることで電極13をアンビルロール45に向けて押圧する。
外側押圧部38は、ロール本体36からの突出方向の先端に端材押圧面38cを備える。端材押圧面38cは、電極中間体20における電極13以外の部分である端材29をアンビルロール45に向けて押圧する。そして、片刃40が電極中間体20を切る際に、外側押圧部38は、ロール本体36とアンビルロール45との間で圧縮されることで端材29をアンビルロール45に向けて押圧する。したがって、電極中間体20を切る際、アンビルロール45の周面と、圧縮された内側押圧部37及び外側押圧部38とで電極中間体20を挟持し、電極中間体20を搬送方向D1に送り出すことができる。
図3(a)又は図4に示すように、ロータリーダイカット装置34は、アンビルロール45の軸方向両端に嵩上げ部46を備える。嵩上げ部46は、樹脂製の帯材をアンビルロール45の周面に貼り付けて形成されている。アンビルロール45の径方向に沿った嵩上げ部46の寸法を厚さとする。ロータリーダイカット装置34において、嵩上げ部46の厚さは、電極中間体20の塗工部22a,22bの厚さと同じに設定される。
図3(a)に示すように、電極製造設備30は、ロータリーダイカット装置34の下方に案内装置50を備える。案内装置50は、端材29を電極13の搬送方向とは異なる方向へ案内する。具体的には、端材29をロータリーダイカット装置34よりも下方へ案内する。
案内装置50は、円柱状の分離ローラ51と、巻取リール52と、を備える。分離ローラ51の軸心は、幅方向D2に沿って延びる。分離ローラ51は、軸心まわりで回転できるように図示しない駆動装置に支持され、巻取リール52は、軸心まわりで回転できるように図示しない駆動装置に支持されている。分離ローラ51は、その回転によって端材29を下方へ案内し、分離ローラ51の下方に配置された巻取リール52へ案内する。巻取リール52は、分離ローラ51によって案内された端材29を巻き取る。
電極製造設備30は、電極中間体20から切り出された電極13を吸着して搬送方向D1へ搬送する吸着コンベア60を備える。吸着コンベア60は、切り出された電極13よりも上側に配置されている。吸着コンベア60は、ベルトコンベアの一種である。吸着コンベア60は、周知のものであるため、構造の詳細の図示は省略する。
吸着コンベア60は、多数の通気孔が形成されたベルト61と、ベルト61の内側において、ベルトに対向した開口を有する図示しない負圧ダクトと、を備える。図示しない真空ポンプ又はブロアに負圧ダクトが接続されることで、負圧ダクトの内部は負圧に維持され、ベルトの通気孔を経由した吸気が行われる。
吸着コンベア60では、負圧ダクトは下方に向けて開口し、吸着コンベア60の下面が吸着面60aとされている。そして、例えば、真空ポンプの作用により、負圧ダクトの内部が負圧にされると、切り出された電極13が吸着面60aに吸着され、吸着された状態で、ベルトの移動に伴って搬送される。
次に、ロータリーダイカット装置34による電極13の製造方法を作用とともに記載する。
電極中間体20を、個片の電極13の形状に切る工程を行う際、図3(a)に示すように、電極中間体20は、第2塗工部22bがアンビルロール45に支持されるとともに、露出部23が嵩上げ部46に支持される状態で、ロール本体36とアンビルロール45の間を通過する。
片刃40がアンビルロール45に最も接近した場所に近付くに従い、内側押圧部37及び外側押圧部38は徐々に高さ方向へ圧縮されて弾性変形していき、片刃40がアンビルロール45に最も接近した場所で内側押圧部37及び外側押圧部38は、高さ方向へ最も圧縮される。このとき、片刃40は内側押圧部37の電極押圧面37c及び外側押圧部38の端材押圧面38cから最も突出する状態である。
内側押圧部37及び外側押圧部38は、ロール本体36によってアンビルロール45に向けて押圧され、所定の圧縮率まで圧縮される。このため、電極中間体20は、ロール本体36とアンビルロール45の間において移動が規制される程度に挟持される。
よって、電極中間体20は、内側押圧部37及び外側押圧部38を介したロール本体36とアンビルロール45によって、搬送方向D1に送り出されながら、ダイロール35が回転することにより、片刃40によって電極中間体20が搬送方向D1に沿って徐々に切り込まれていく。
電極中間体20に第1刃部41が切り込むときには、第1刃部41の刃先側の一部分のみが電極中間体20に切り込み、その後、ダイロール35の回転に従い、ロール本体36の周方向に沿って第1刃部41の刃先が搬送方向D1に沿って電極中間体20に切り込んでいく。
ここで、第1刃部41の高さH1と第2刃部43の高さH2とが同じ場合を比較例として説明する。
電極中間体20を切る際、幅方向D2において、電極中間体20は内側押圧部37及び外側押圧部38により挟持されているため、第1刃部41によって押し退けられる除去合剤は幅方向D2への逃げ場に乏しい。このため、除去合剤は、第1刃部41による切断箇所の前後、つまり搬送方向D1の上流及び下流に逃げ、この逃げた除去合剤を原因として、切断後の端材29と電極13の切断面同士の接触が生じる。
第1刃部41の高さH1を、第2刃部43の高さH2と同じ、すなわちハーフカットが可能な範囲でなるべく高くすると、第1刃部41によって押し退けられる除去合剤の量が多くなり、切断面同士の接触が顕著となる。すると、切断面同士の接触に起因して、各塗工部22a,22bの帯状金属箔21からの剥離、又は電極13での金属箔14からの活物質層15の剥離が生じることになる。このような剥離が発生すると、発生する異物が大きく、また、量が多くなる。そして、剥離が発生すると、剥離に伴って増加する異物の量が非切断部25の割れにより生じる異物を上回ることとなり好ましくない。
そこで、本実施形態では、第1刃部41によって押し退けられる除去合剤の量が多くなりすぎないように、第1刃部41の高さH1を第2刃部43の高さH2より低くしつつ、所定の範囲に収めている。このため、第1刃部41によって押し退けられる除去合剤の量を比較例より少なくなるように抑え、前述の接触に起因した塗工部22a,22bの帯状金属箔21からの剥離、又は電極13での金属箔14からの活物質層15の剥離を抑制している。このため、剥離を原因として発生する異物を小さく、かつ少なくしている。
また、片刃40は、第1塗工部22a及び帯状金属箔21を貫通するが、第2塗工部22bは貫通しない。しかし、片刃40の切り込みにより、第2塗工部22bは割れ、電極13の第1縁13a、第2縁13b、第3縁13c、及び第4縁13dに沿う部分は全切断される。また、タブ用刃部42は、露出部23に押し当てられると、露出部23を嵩上げ部46に向けて押し込み、露出部23を全切断する。
そして、図3(a)に示すように、電極中間体20に切り込まれた電極13は、吸着コンベア60の吸着面60aに吸着され、吸着された状態で、ベルトの移動に伴って搬送される。その一方で、電極中間体20から電極13が切り出されて残った端材29は案内装置50の分離ローラ51によって下方へ案内されるとともに巻取リール52に巻き取られる。
搬送方向D1へ搬送される電極13と、ロータリーダイカット装置34より下方へ案内される端材29とは、移動していく方向が異なるため、電極13と端材29とは切断面同士が擦れやすいが、発生する除去合剤の量を抑えているため、電極13と端材29の切断面同士の接触を抑制している。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)第1刃部41の高さH1を第2刃部43の高さH2より低くした。このため、第1刃部41が電極中間体20を切るときに第1刃部41によって押し退けられる除去合剤の量を減らし、除去合剤を原因とした端材29と電極13の切断面同士での接触を抑制している。このため、切断面同士の接触に伴う塗工部22a,22bの帯状金属箔21からの剥離、又は電極13での金属箔14からの活物質層15の剥離を抑制できる。このため、電極中間体20を切るとき、剥離を原因とした異物の発生を抑制できる。
(2)第2刃部43によって電極中間体20を切ったときにも除去合剤は発生するが、ダイロール35の回転に伴い、除去合剤は搬送方向D1の下流側へ押し出されやすい。このため、第2刃部43によって切られる部分については、第2刃部43の高さを低くしなくてもよい。
(3)第1刃部41の高さH1を、第2塗工部22bの厚さの65%切り込める高さに設定した。このため、第1刃部41により、切断不足なく電極中間体20を切ることができるとともに、発生する除去合剤の量を抑えて、電極中間体20からの異物の発生を抑制できる。
(4)アンビルロール45を金属製とし、第1刃部41及び第2刃部43は、電極中間体20に非切断部25を残して切り込む。このため、アンビルロール45の表面が例えばゴム製の場合と比べると、片刃40の押し付けに伴う電極中間体20の撓みを抑制できる。このため、片刃40の押し付けに伴う電極中間体20の撓みを原因とした電極13の反りといった変形を抑制できる。
本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
○ 第2刃部43の高さH2を、電極中間体20をフルカットできる高さに設定してもよい。この場合、アンビルロール45の周面は例えばゴム製とするのが好ましい。
○ 内側押圧部37及び外側押圧部38は無くてもよい。
○ 切刃は、厚さ方向への断面形状が、厚さ方向の両側に傾斜面40bを有する両刃であってもよい。
○ 集電体は、活物質合剤が塗布できるものであれば、金属箔に限定されるものではない。例えば、織物状や網状のシートを用いてもよい。
○ 蓄電装置は、例えばキャパシタなど、二次電池以外の蓄電装置にも適用可能である。
○ 二次電池10は、リチウムイオン二次電池でもよいし、他の二次電池であってもよい。要は、正極用の活物質と負極用の活物質との間をイオンが移動するとともに電荷の授受を行うものであればよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(1)前記切刃の内側面と外側面を繋ぐ方向を前記切刃の厚さ方向とすると、前記切刃は、前記厚さ方向に沿う断面形状において前記内側面に平坦面を有し、かつ前記外側面に、刃先から前記ロール本体36に向けて拡幅する傾斜面を有する片刃である。
(2)前記切刃の内側において、前記電極中間体のうち前記電極となる部位を押圧する内側押圧部と、前記切刃の外側において、前記電極中間体のうち前記電極となる部位以外の端材を押圧する外側押圧部と、を備える。
D1…搬送方向、D2…幅方向、H1,H2…高さ、13…電極、20…電極中間体、21…集電体としての帯状金属箔、22a…第1塗工部、22b…第2塗工部、25…非切断部、34…ロータリーダイカット装置、35…ダイロール、36…ロール本体、40…切刃としての片刃、41…第1刃部、43…第2刃部、45…アンビルロール。

Claims (3)

  1. 集電体の両面に活物質合剤の塗工部を有する電極中間体を切ることにより、前記電極中間体から電極を製造するロータリーダイカット装置であって、
    搬送方向への前記電極中間体の搬送途中で当該電極中間体を支持するアンビルロールと、
    前記電極中間体を挟んで前記アンビルロールに対向するロール本体を有するとともに、前記ロール本体の周面に設けられ、前記電極中間体を切る切刃を有するダイロールと、を備え、
    前記切刃は、前記搬送方向に沿って一方の前記塗工部及び前記集電体を切り、かつ他方の前記塗工部に非切断部を残して切る第1刃部と、
    前記搬送方向に直交する方向に沿って、一方の前記塗工部、前記集電体、及び他方の前記塗工部を切る第2刃部と、を備え、
    前記切刃において前記ロール本体の周面からの突出寸法を高さとすると、
    前記第1刃部の前記高さを前記第2刃部の前記高さより低くしたことを特徴とするロータリーダイカット装置。
  2. 前記第1刃部の前記高さは前記他方の塗工部の厚さの65%切り込める高さに設定されている請求項1に記載のロータリーダイカット装置。
  3. 前記アンビルロールの周面は金属によって形成され、前記第2刃部は、一方の前記塗工部及び前記集電体を切り、かつ他方の前記塗工部に非切断部を残して切り込む請求項1又は請求項2に記載のロータリーダイカット装置。
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WO2024018732A1 (ja) * 2022-07-19 2024-01-25 パナソニックIpマネジメント株式会社 電極シート

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