JP2020194036A - トナー補給装置、画像形成装置、トナー残量検出方法 - Google Patents

トナー補給装置、画像形成装置、トナー残量検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】トナー収容部内におけるトナーの堆積を抑制するとともに、トナー収容部内のトナー残量を精度よく検出可能なトナー補給装置、画像形成装置、及びトナー残量検出方法を提供する。【解決手段】画像形成装置は、トナーを収容するトナーコンテナ17Aが載置される載置面42Aを有し、トナーコンテナ17Aが着脱される装着部42と、駆動部から供給される駆動力により載置面42Aに載置されたトナーコンテナ17Aの一部を昇降させる昇降部46と、前記駆動部に流れる電流に基づいてトナーコンテナ17Aにおけるトナー残量を検出する残量検出部と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、トナー補給装置、画像形成装置、及びトナー残量検出方法に関する。
電子写真方式で画像を形成可能なプリンターのような画像形成装置は、静電潜像を現像する現像器に供給されるトナーを収容するトナー収容部を備える(例えば、特許文献1参照)。この種の画像形成装置では、前記トナー収容部内でトナーを搬送する搬送部材の駆動負荷に基づいて、当該トナー収容部内のトナー残量が検出されることがある。
特開2014−38121号公報
しかしながら、前記搬送部材の駆動負荷は、前記トナー収容部内のトナー残量だけではなく、前記トナー収容部内における凝集トナーの有無などによっても変動する。そのため、前記搬送部材の駆動負荷に基づいて前記トナー収容部内のトナー残量が検出される場合には、当該トナー残量を精度よく検出することができない。また、前記トナー収容部内ではトナーが堆積することがある。前記トナー収容部内で堆積したトナーは圧縮されて凝集する。この凝集したトナーは不良画像発生の原因となる。
本発明の目的は、トナー収容部内におけるトナーの堆積を抑制するとともに、トナー収容部内のトナー残量を精度よく検出可能なトナー補給装置、画像形成装置、及びトナー残量検出方法を提供することにある。
本発明の一の局面に係るトナー補給装置は、装着部と、移動機構と、残量検出部とを備える。前記装着部は、トナーを収容するトナー収容部が載置される載置面を有し、前記トナー収容部が着脱される。前記移動機構は、駆動部を有し、前記駆動部から供給される駆動力により前記載置面に載置された前記トナー収容部の姿勢又は位置を変化させる。前記残量検出部は、前記駆動部に流れる電流に基づいて前記トナー収容部におけるトナー残量を検出する。
本発明の他の局面に係る画像形成装置は、前記トナー補給装置と、画像形成部とを備える。前記画像形成部は、前記トナー補給装置によって補給されるトナーを用いて画像を形成する。
本発明の他の局面に係るトナー残量検出方法は、トナーを収容するトナー収容部が載置される載置面を有し、前記トナー収容部が着脱される装着部と、駆動部を有し、前記駆動部から供給される駆動力により前記載置面に載置された前記トナー収容部の姿勢又は位置を変化させる移動機構と、を備えるトナー補給装置で実行されるトナー残量検出方法であって、前記移動機構を用いて前記トナー収容部の姿勢又は位置を変化させることと、前記駆動部に流れる電流に基づいて前記トナー収容部におけるトナー残量を検出することと、を含む。
本発明によれば、トナー収容部内におけるトナーの堆積を抑制するとともに、トナー収容部内のトナー残量を精度よく検出可能なトナー補給装置、画像形成装置、及びトナー残量検出方法が実現される。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置のシステム構成を示す図である。 図2は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。 図3は、本発明の実施形態に係る画像形成装置における中間転写ベルトの周辺構成を示す図である。 図4は、本発明の実施形態に係る画像形成装置におけるトナーコンテナ及びコンテナ収容部の構成を示す図である。 図5は、本発明の実施形態に係る画像形成装置におけるトナーコンテナ及びコンテナ収容部の構成を示す図である。 図6は、本発明の実施形態に係る画像形成装置で実行されるトナー残量検出処理の一例を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[画像形成装置100の構成]
まず、図1及び図2を参照しつつ、本発明の実施形態に係る画像形成装置100の構成について説明する。ここで、図2は画像形成装置100の構成を示す断面模式図である。
なお、説明の便宜上、画像形成装置100が使用可能な設置状態(図2に示される状態)で鉛直方向を上下方向D1と定義する。また、図2に示される画像形成装置100の紙面左側の面を正面(前面)として前後方向D2を定義する。また、前記設置状態の画像形成装置100の正面を基準として左右方向D3を定義する。
画像形成装置100は、画像データに基づいて画像を形成するプリント機能とともに、スキャン機能、ファクシミリ機能、及びコピー機能などの複数の機能を有する複合機である。なお、画像形成装置100は、プリンター装置、ファクシミリ装置、又はコピー機であってもよい。
図1に示されるように、画像形成装置100は、ADF(自動原稿搬送装置)1、画像読取部2、画像形成部3、給紙部4、制御部5、操作表示部6、及び記憶部7を備える。
ADF1は、原稿セット部、複数の搬送ローラー、原稿押さえ、及び排紙部などを備え、画像読取部2によって読み取られる原稿を搬送する。
画像読取部2は、原稿台、光源、複数のミラー、光学レンズ、及びCCDなどを備え、原稿から画像データを読み取ることが可能である。
画像形成部3は、画像読取部2で読み取られた画像データに基づいて、電子写真方式でカラー又はモノクロの画像を形成することが可能である。また、画像形成部3は、外部の情報処理装置から入力された画像データに基づいて、画像を形成することも可能である。なお、画像形成部3は、モノクロ画像のみを形成可能に構成されていてもよい。
給紙部4は、給紙カセット及び複数の搬送ローラーを備え、画像形成部3にシートを供給する。画像形成部3は、給紙部4から供給されるシートに、画像データに基づく画像を形成する。
制御部5は、CPU5A、ROM5B、及びRAM5Cなどの制御機器を備える。CPU5Aは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。ROM5Bは、CPU5Aに各種の処理を実行させるための制御プログラムなどの情報が予め記憶される不揮発性の記憶装置である。RAM5Cは揮発性の記憶装置である。RAM5Cは、CPU5Aが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。制御部5では、CPU5AによりROM5Bに予め記憶された各種の制御プログラムが実行される。これにより、画像形成装置100が制御部5により統括的に制御される。なお、制御部5は、集積回路(ASIC)などの電子回路で構成されたものであってもよく、画像形成装置100を統括的に制御するメイン制御部とは別に設けられた制御部であってもよい。
操作表示部6は、制御部5からの制御指示に応じて各種の情報を表示する液晶ディスプレーなどの表示部、及びユーザーの操作に応じて制御部5に各種の情報を入力する操作キー又はタッチパネルなどの操作部を有する。
記憶部7は、不揮発性の記憶装置である。例えば、記憶部7は、フラッシュメモリー、及びEEPROM(登録商標)などの不揮発性メモリ、SSD(ソリッドステートドライブ)、並びにHDD(ハードディスクドライブ)などの記憶装置である。
[画像形成部3の構成]
次に、図2及び図3を参照しつつ、画像形成部3の構成について説明する。ここで、図3は4つの画像形成ユニット11、中間転写ベルト13、及び二次転写ローラー14の構成を示す断面模式図である。
図2に示されるように、画像形成部3は、4つの画像形成ユニット11、2つの光走査装置12、中間転写ベルト13、二次転写ローラー14、定着装置15、排紙トレイ16、4つのトナーコンテナ17、及び4つのコンテナ収容部18を備える。
4つの画像形成ユニット11は、画像形成装置100の前後方向D2に沿って並んで設けられている。4つの画像形成ユニット11は、画像形成装置100の前方側から順に、それぞれ、Y(イエロー)、C(シアン)、M(マゼンタ)、及びK(ブラック)の色に対応している。4つの画像形成ユニット11は、それぞれ対応する色のトナー像を形成することが可能である。
図3に示されるように、画像形成ユニット11各々は、感光体ドラム21、帯電ローラー22、現像器23、一次転写ローラー24、及びドラム清掃部25を備える。なお、4つの画像形成ユニット11は、現像器23に収容されるトナーの色を除いて、それぞれ共通の構成を有する。
感光体ドラム21は、トナー像を担持する。帯電ローラー22は、感光体ドラム21の表面を帯電させる。現像器23は、トナーを含む現像剤を用いて感光体ドラム21の表面に形成される静電潜像を現像する。例えば、前記現像剤は、磁性体のキャリア及び非磁性体のトナーを含む2成分現像剤である。一次転写ローラー24は、現像器23によって感光体ドラム21の表面に形成されたトナー像を中間転写ベルト13に転写する。ドラム清掃部25は、感光体ドラム21の表面に付着するトナーを除去する。
2つの光走査装置12は、画像形成装置100の前後方向D2に沿って並んで設けられている。2つの光走査装置12のうち、画像形成装置100の前方側の光走査装置12は、Y(イエロー)に対応する画像形成ユニット11の感光体ドラム21、及びC(シアン)に対応する画像形成ユニット11の感光体ドラム21各々に静電潜像を形成する。2つの光走査装置12のうち、画像形成装置100の後方側の光走査装置12は、M(マゼンタ)に対応する画像形成ユニット11の感光体ドラム21、及びK(ブラック)に対応する画像形成ユニット11の感光体ドラム21各々に静電潜像を形成する。
中間転写ベルト13は、感光体ドラム21各々の表面に形成されるトナー像が転写される無端状のベルト部材である。中間転写ベルト13は、画像形成装置100の前後方向D2に離間して配置された駆動ローラー及び張架ローラーによって所定のテンションで張架されている。中間転写ベルト13は、不図示の動力源から供給される駆動力により前記駆動ローラーが回転駆動されることで、画像形成装置100の前後方向D2に沿って移動する。
二次転写ローラー14は、中間転写ベルト13の表面に付着したトナー像を、給紙部4から供給されるシートに転写する。
定着装置15は、二次転写ローラー14によってシートに転写されたトナー像をそのシートに溶融定着させる。
排紙トレイ16には、定着装置15によってトナー像が定着されたシートが排出される。
4つのトナーコンテナ17は、画像形成装置100の前後方向D2に沿って並んで設けられる。4つのトナーコンテナ17は、画像形成装置100の前方側から順に、それぞれY(イエロー)、C(シアン)、M(マゼンタ)、及びK(ブラック)の色に対応している。トナーコンテナ17各々は、対応する色のトナーを収容する。また、トナーコンテナ17各々は、内部に収容されたトナーを当該トナーの色に対応する画像形成ユニット11の現像器23に供給する。ここに、トナーコンテナ17が、本発明におけるトナー収容部の一例である。
4つのコンテナ収容部18は、画像形成装置100の前後方向D2に沿って並んで設けられる。4つのコンテナ収容部18は、画像形成装置100の前方側から順に、それぞれY(イエロー)のトナーコンテナ17、C(シアン)のトナーコンテナ17、M(マゼンタ)のトナーコンテナ17、及びK(ブラック)のトナーコンテナ17に対応している。コンテナ収容部18各々は、対応するトナーコンテナ17を収容する。
[トナーコンテナ17及びコンテナ収容部18の構成]
次に、図1、図2、図4、及び図5を参照しつつ、トナーコンテナ17及びコンテナ収容部18の構成について説明する。ここで、図4及び図5は、Y(イエロー)に対応するトナーコンテナ17A及びコンテナ収容部18A(図2参照)の構成を示す断面模式図である。
図4に示されるように、トナーコンテナ17Aは、本体部31、搬送スクリュー32、及びトナー排出口33を備える。なお、4つのトナーコンテナ17は、収容されるトナーの色を除いて、それぞれ共通の構成を有する。
本体部31は、画像形成装置100の左右方向D3に長尺である。例えば、本体部31は、左右方向D3に長尺な四角柱状に形成される。図4に示されるように、本体部31の内部には、トナーを収容するトナー収容空間31Aが形成される。また、本体部31の底部31B(図4参照)には、トナー収容空間31Aに収容されたトナーが排出されるトナー排出口33が設けられる。トナー排出口33は、底部31Bにおける左方向側の端部である第1端部31C(図4参照)に設けられる。
搬送スクリュー32は、トナー収容空間31Aに設けられる。搬送スクリュー32は、本体部31の長手方向である左右方向D3に長尺な回転軸32A(図4参照)を有する。回転軸32Aは、本体部31により回転可能に支持される。搬送スクリュー32は、コンテナ収容部18Aの第1駆動部44(図1参照)から供給される駆動力を受けて回転し、トナー収容空間31A内のトナーをトナー排出口33に搬送する。例えば、搬送スクリュー32の回転軸32Aには、第1駆動部44から供給される駆動力を受けるギヤ32Bが設けられる。
図4に示されるように、コンテナ収容部18Aは、開口部41、装着部42、トナー搬送路43、第1駆動部44、動力伝達部45、昇降部46、及び第2駆動部47を備える。なお、4つのコンテナ収容部18は、収容されるトナーコンテナ17が異なる点を除いて、それぞれ共通の構成を有する。
開口部41は、画像形成装置100の筐体の右側面に設けられる。開口部41は、画像形成装置100の筐体の外装カバーによって覆われる。開口部41は、装着部42に通じている。
装着部42は、画像形成装置100の筐体内部においてトナーコンテナ17Aが収容される収容空間を形成する。装着部42には、トナーコンテナ17Aが着脱される。図4に示されるように、装着部42は開口部41に通じており、左右方向D3に長尺に形成される。装着部42は、トナーコンテナ17Aが載置される載置面42Aを有する。装着部42は、開口部41の内側から画像形成装置100の左方向に向けて天井面が下方へ傾斜する先すぼみ形状に形成される。
トナー搬送路43は、装着部42に装着されたトナーコンテナ17Aから供給されるトナーが移動する移動通路である。トナー搬送路43は、装着部42の載置面42Aから下方に延出している。トナー搬送路43は、装着部42に装着されたトナーコンテナ17Aのトナー排出口33に接続される。
第1駆動部44は、トナーコンテナ17Aの搬送スクリュー32に供給される駆動力を生成する。例えば、第1駆動部44はモーターである。
動力伝達部45は、第1駆動部44で生成された駆動力を装着部42に装着されたトナーコンテナ17Aの搬送スクリュー32に伝達する。動力伝達部45は、トナーコンテナ17Aのギヤ32Bと連結可能に形成される。動力伝達部45は、トナーコンテナ17Aが装着部42に装着される際にギヤ32Bに連結される。
ところで、従来の画像形成装置では、搬送スクリュー32の駆動負荷に基づいて、トナーコンテナ17A内のトナー残量が検出されることがある。
しかしながら、搬送スクリュー32の駆動負荷は、トナーコンテナ17A内のトナー残量だけではなく、トナーコンテナ17A内における凝集トナーの有無などによっても変動する。そのため、搬送スクリュー32の駆動負荷に基づいてトナーコンテナ17A内のトナー残量が検出される場合には、当該トナー残量を精度よく検出することができない。また、トナーコンテナ17A内ではトナーが堆積することがある。トナーコンテナ17A内で堆積したトナーは圧縮されて凝集する。この凝集したトナーは不良画像発生の原因となる。
これに対し、本発明の実施形態に係る画像形成装置100では、以下に説明するように、トナーコンテナ17A内におけるトナーの堆積を抑制するとともに、トナーコンテナ17A内のトナー残量を精度よく検出することが可能である。
昇降部46は、第2駆動部47から供給される駆動力により装着部42の載置面42Aに載置されたトナーコンテナ17Aの姿勢を変化させる。
具体的に、昇降部46は、トナーコンテナ17Aの本体部31の底部31Bにおける右方向側の端部である第2端部31D(図4参照)を昇降させる。例えば、昇降部46は、装着部42に装着されたトナーコンテナ17Aの第2端部31Dの下側に設けられる。例えば、昇降部46は、前後方向D2に平行な軸を中心に回動可能に設けられたレバー状の部材である。図4及び図5に示されるように、昇降部46は、第2駆動部47から供給される駆動力を受けて、載置面42Aに載置されたトナーコンテナ17Aの第2端部31Dを上方に持ち上げる。これにより、トナーコンテナ17Aは、本体部31の底部31Bが載置面42Aに対して平行な姿勢から、載置面42Aに対して傾斜した姿勢に姿勢変化する。なお、昇降部46は、装着部42に装着されたトナーコンテナ17Aの本体部31の底部31Bにおける左右方向D3の中央部の下側に設けられてもよい。
第2駆動部47は、昇降部46に供給される駆動力を生成する。例えば、第2駆動部47はモーターである。ここに、第2駆動部47が、本発明における駆動部の一例である。また、昇降部46及び第2駆動部47が、本発明における移動機構の一例である。
[制御部5の構成]
次に、図1を参照しつつ、制御部5の構成について説明する。
制御部5のROM5Bには、CPU5Aに後述のトナー残量検出処理(図6のフローチャート参照)を実行させるためのトナー残量検出プログラムが予め記憶されている。なお、前記トナー残量検出プログラムは、CD、DVD、フラッシュメモリーなどのコンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されており、前記記録媒体から読み取られて記憶部7にインストールされてもよい。
そして、制御部5は、図1に示されるように、移動処理部51、残量検出部52、記録処理部53、報知処理部54、及び処理実行部55を含む。具体的に、制御部5のCPU5Aは、ROM5Bに記憶された前記トナー残量プログラムを実行する。これにより、制御部5は、移動処理部51、残量検出部52、記録処理部53、報知処理部54、及び処理実行部55として機能する。ここで、コンテナ収容部18及び制御部5を備える装置が、本発明におけるトナー補給装置の一例である。
移動処理部51は、予め定められたタイミングが到来した場合に、装着部42の載置面42Aに載置されたトナーコンテナ17Aの姿勢を変化させる。
例えば、前記タイミングは、画像形成装置100の電源投入時、画像形成装置100の動作モードが通常モードよりも消費電力が低減されるスリープモードから前記通常モードに移行した場合、画像形成部3を用いた印刷処理の実行指示が入力された場合、及び現像器23内のトナー残量が予め定められた基準量を下回った場合などである。
具体的に、移動処理部51は、載置面42Aに載置されたトナーコンテナ17Aの一部を上昇させる。より具体的に、移動処理部51は、昇降部46及び第2駆動部47を用いてトナーコンテナ17Aの本体部31の第2端部31Dを上昇させて、トナーコンテナ17Aの姿勢を載置面42Aに対して傾斜させる。
また、移動処理部51は、載置面42Aに載置されたトナーコンテナ17Aの一部を上昇させた後に、当該トナーコンテナ17Aの一部を下降させる。より具体的に、移動処理部51は、昇降部46及び第2駆動部47を用いて、トナーコンテナ17Aの本体部31の第2端部31Dを下降させて、トナーコンテナ17Aの姿勢を載置面42Aに平行な姿勢に戻す。
残量検出部52は、移動処理部51によってトナーコンテナ17Aの姿勢が変化される場合に、第2駆動部47に流れる電流に基づいてトナーコンテナ17Aにおけるトナー残量を検出する。
例えば、画像形成装置100では、第2駆動部47に流れる電流とトナーコンテナ17Aにおけるトナー残量とが対応付けられたテーブルデータが予め記憶部7に格納されている。なお、前記テーブルデータは、第2駆動部47に流れる電流とトナーコンテナ17Aにおけるトナー残量との対応関係を調査する実験を行い、当該実行の結果に基づいて作成することが可能である。
残量検出部52は、第2駆動部47への給電経路上に設けられた電流計を用いて第2駆動部47に流れる電流を検出する。そして、残量検出部52は、前記電流計により検出された電流及び前記テーブルデータに基づいて、トナーコンテナ17Aにおけるトナー残量を検出する。
記録処理部53は、移動処理部51によってトナーコンテナ17Aの姿勢が変化されるごとに、当該姿勢変化時に第2駆動部47に流れる電流を記録する。
例えば、記録処理部53は、移動処理部51によってトナーコンテナ17Aの本体部31の第2端部31Dが上昇された場合に、当該上昇時に第2駆動部47に流れる電流及び現在時刻を含む記録情報を記憶部7に格納する。なお、記録処理部53は、移動処理部51によってトナーコンテナ17Aの本体部31の第2端部31Dが下降された場合に、当該下降時に第2駆動部47に流れる電流及び現在時刻を含む情報を記憶部7に格納してもよい。
報知処理部54は、残量検出部52によって検出されるトナー残量が予め定められた閾値未満である場合に、その旨を報知する。
例えば、報知処理部54は、残量検出部52によって検出されるトナー残量が前記閾値未満である旨とともに、トナーコンテナ17Aの交換タイミングが到来した旨のメッセージを操作表示部6に表示させる。なお、前記閾値は、操作表示部6におけるユーザーの操作によって任意に設定される値であってよい。
処理実行部55は、記録処理部53により記録される電流が当該電流の直前に記録された電流よりも多い場合に、トナーコンテナ17A内のトナーをトナーコンテナ17Aの本体部31の底部31Bの第1端部31C側に移動させる特定処理を実行する。
換言すると、処理実行部55は、記録処理部53による前の電流の記録時と比較して第2駆動部47の駆動負荷が増加した場合に、前記特定処理を実行する。なお、第2駆動部47の駆動負荷は、トナーコンテナ17Aの重心が第2端部31D側に移動した場合、即ちトナーコンテナ17Aに収容されているトナーが第2端部31D側に偏った場合に増加する。
例えば、前記特定処理は、昇降部46によるトナーコンテナ17Aの姿勢変化を複数回繰り返させる処理である。なお、前記特定処理は、昇降部46によるトナーコンテナ17Aの姿勢変化を複数回繰り返させるとともに、搬送スクリュー32を駆動させる処理であってもよい。
なお、制御部5は、記録処理部53及び処理実行部55を含んでいなくてもよい。また、制御部5は、報知処理部54を含んでいなくてもよい。
[トナー残量検出処理]
以下、図6を参照しつつ、画像形成装置100において制御部5により実行されるトナー残量検出処理の手順の一例について説明する。ここで、ステップS11、S12・・・は、制御部5により実行される処理手順(ステップ)の番号を表している。
<ステップS11>
まず、ステップS11において、制御部5は、前記タイミングが到来したか否かを判断する。
ここで、制御部5は、前記タイミングが到来したと判断すると(S11のYes側)、処理をステップS12に移行させる。また、前記タイミングが到来していなければ(S11のNo側)、制御部5は、ステップS11で前記タイミングの到来を待ち受ける。
<ステップS12>
ステップS12において、制御部5は、昇降部46及び第2駆動部47を用いて、トナーコンテナ17Aの本体部31の第2端部31Dを図3に示される位置から図4に示される位置に上昇させる。ここで、ステップS12の処理は、制御部5の移動処理部51により実行される。
<ステップS13>
ステップS13において、制御部5は、ステップS12の実行時に第2駆動部47に流れる電流を記録する。ここで、ステップS13の処理は、制御部5の記録処理部53により実行される。
<ステップS14>
ステップS14において、制御部5は、ステップS13で記録された電流が当該電流の直前に記録された電流よりも多いか否かを判断する。
例えば、制御部5は、記憶部7に格納されている前記記録情報に基づいて、ステップS13で記録された電流が当該電流の直前に記録された電流よりも多いか否かを判断する。
ここで、制御部5は、ステップS13で記録された電流が当該電流の直前に記録された電流よりも多いと判断すると(S14のYes側)、処理をステップS15に移行させる。また、ステップS13で記録された電流が当該電流の直前に記録された電流以下であれば(S14のNo側)、制御部5は、処理をステップS16に移行させる。
なお、制御部5は、ステップS12の実行時に第2駆動部47に流れる電流を検出し、検出された電流が当該電流の直前に記録された電流よりも多いか否かを判断した後に、ステップS13の処理を実行してもよい。また、制御部5は、トナーコンテナ17Aが交換された場合に、トナーコンテナ17Aに関連付けられて記憶部7に格納された前記記録情報を削除してよい。
<ステップS15>
ステップS15において、制御部5は、前記特定処理を実行する。ここで、ステップS15の処理は、制御部5の処理実行部55により実行される。
これにより、トナーコンテナ17Aに収容されているトナーが本体部31の第2端部31Dに偏っている場合に、当該トナーをトナー排出口33が存在する第1端部31C側に寄せることが可能となる。従って、トナーコンテナ17Aにおけるトナーの堆積を抑制するとともに、トナーコンテナ17Aからのトナーの供給量の低下を抑制可能である。
<ステップS16>
ステップS16において、制御部5は、ステップS12の実行時に第2駆動部47に流れる電流に基づいてトナーコンテナ17Aにおけるトナー残量を検出する。ここで、ステップS16の処理は、制御部5の残量検出部52により実行される。
<ステップS17>
ステップS17において、制御部5は、ステップS16によって検出されたトナー残量が前記閾値未満であるか否かを判断する。
ここで、制御部5は、ステップS16によって検出されたトナー残量が前記閾値未満であると判断すると(S17のYes側)、処理をステップS18に移行させる。また、ステップS16によって検出されたトナー残量が前記閾値未満でなければ(S17のNo側)、制御部5は、処理をステップS19に移行させる。
<ステップS18>
ステップS18において、制御部5は、ステップS16によって検出されたトナー残量が前記閾値未満である旨を報知する。ここで、ステップS18の処理は、制御部5の報知処理部54により実行される。
例えば、制御部5は、ステップS16によって検出されたトナー残量が前記閾値未満である旨とともに、トナーコンテナ17Aの交換タイミングが到来した旨のメッセージを操作表示部6に表示させる。
<ステップS19>
ステップS19において、制御部5は、昇降部46及び第2駆動部47を用いて、トナーコンテナ17Aの本体部31の第2端部31Dを図4に示される位置から図3に示される位置に下降させる。ここで、ステップS19の処理は、制御部5の移動処理部51により実行される。
なお、制御部5は、ステップS19の実行時に第2駆動部47に流れる電流に基づいてトナーコンテナ17Aにおけるトナー残量を検出してもよい。
また、制御部5は、現像器23内のトナー残量が前記基準量を下回ったことの検出に応じてステップS12の処理を実行した場合は、ステップS12の処理によってトナーコンテナ17Aの本体部31の第2端部31Dが上昇されてから、予め定められた時間の間、搬送スクリュー32を駆動させてよい。
このように、画像形成装置100では、トナーコンテナ17Aの姿勢を変化させる第2駆動部47の駆動負荷に基づいて、トナーコンテナ17A内のトナー残量が検出される。換言すると、画像形成装置100では、トナーコンテナ17Aの重量に応じて変化する第2駆動部47の駆動負荷に基づいて、トナーコンテナ17A内のトナー残量が検出される。これにより、搬送スクリュー32を駆動する第1駆動部44の駆動負荷に基づいてトナー残量を検出する構成と比較して、凝集トナーによる影響などが抑制されるため、精度よくトナー残量を検出することが可能である。また、トナー残量の検出時にトナーコンテナ17Aの姿勢を変化させるため、トナーコンテナ17A内においてトナーが堆積している場合であっても、その堆積したトナーを崩すことが可能である。従って、トナーコンテナ17A内におけるトナーの堆積を抑制するとともに、トナーコンテナ17A内のトナー残量を精度よく検出することが可能である。
なお、画像形成装置100は、昇降部46に替えて、装着部42の載置面42Aに載置されたトナーコンテナ17Aを載置面42A上で回動させて姿勢変化させる回動部を備えていてもよい。例えば、前記回動部が、トナーコンテナ17Aの本体部31の第1端部31C側を回動支点として、トナーコンテナ17Aの一部である本体部31における第2端部31Dを載置面42Aに平行な方向に移動させる構成が考えられる。この場合、前記回動部及び第2駆動部47を備える構成が、本発明における移動機構の他の一例である。
また、画像形成装置100は、昇降部46に替えて、装着部42の載置面42Aに載置されたトナーコンテナ17Aの位置を変化させる移動部を備えていてもよい。例えば、前記移動部が、装着部42の載置面42Aに載置されたトナーコンテナ17Aの全部を上昇又は下降させる構成が考えられる。また、前記移動部が、装着部42の載置面42Aに載置されたトナーコンテナ17Aの全部を載置面42Aに平行な方向にスライド移動させる構成も考えられる。これらの場合、前記移動部及び第2駆動部47を備える構成が、本発明における移動機構の他の一例である。
1 ADF
2 画像読取部
3 画像形成部
4 給紙部
5 制御部
6 操作表示部
7 記憶部
17 トナーコンテナ
18 コンテナ収容部
31 本体部
32 搬送スクリュー
33 トナー排出口
41 開口部
42 装着部
43 トナー搬送路
44 第1駆動部
45 動力伝達部
46 昇降部
47 第2駆動部
51 移動処理部
52 残量検出部
53 記録処理部
54 報知処理部
55 処理実行部
100 画像形成装置

Claims (8)

  1. トナーを収容するトナー収容部が載置される載置面を有し、前記トナー収容部が着脱される装着部と、
    駆動部を有し、前記駆動部から供給される駆動力により前記載置面に載置された前記トナー収容部の姿勢又は位置を変化させる移動機構と、
    前記駆動部に流れる電流に基づいて前記トナー収容部におけるトナー残量を検出する残量検出部と、
    を備えるトナー補給装置。
  2. 前記移動機構は、前記載置面に載置された前記トナー収容部の一部又は全部を上昇又は下降させる、
    請求項1に記載のトナー補給装置。
  3. 前記トナー収容部を備え、
    前記トナー収容部は、一方向に長尺な本体部、及び前記本体部の底部における当該本体部の長手方向の一方側の第1端部に形成されたトナー排出口を有し、
    前記移動機構は、前記本体部の底部における前記長手方向の他方側の第2端部を上昇又は下降させる、
    請求項2に記載のトナー補給装置。
  4. 前記移動機構によって前記第2端部が上昇又は下降されるごとに当該上昇又は下降時に前記駆動部に流れる電流を記録する記録処理部と、
    前記記録処理部により記録される電流が当該電流の直前に記録された電流よりも多い場合に、前記トナー収容部内のトナーを前記第1端部側に移動させる特定処理を実行する処理実行部と、
    を備える請求項3に記載のトナー補給装置。
  5. 前記移動機構は、前記載置面に載置された前記トナー収容部の一部又は全部を当該載置面に平行な方向に移動させる、
    請求項1に記載のトナー補給装置。
  6. 前記残量検出部によって検出されるトナー残量が予め定められた閾値未満である場合にその旨を報知する報知処理部を備える、
    請求項1〜5のいずれかに記載のトナー補給装置。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載のトナー補給装置と、
    前記トナー補給装置によって補給されるトナーを用いて画像を形成する画像形成部と、
    を備える画像形成装置。
  8. トナーを収容するトナー収容部が載置される載置面を有し、前記トナー収容部が着脱される装着部と、駆動部を有し、前記駆動部から供給される駆動力により前記載置面に載置された前記トナー収容部の姿勢又は位置を変化させる移動機構と、を備えるトナー補給装置で実行されるトナー残量検出方法であって、
    前記移動機構を用いて前記トナー収容部の姿勢又は位置を変化させることと、
    前記駆動部に流れる電流に基づいて前記トナー収容部におけるトナー残量を検出することと、
    を含むトナー残量検出方法。
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