JP2020193911A - 情報処理システム、情報処理プログラム、情報処理装置および情報処理方法 - Google Patents

情報処理システム、情報処理プログラム、情報処理装置および情報処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】利用者に移動経路の周辺の荷物取扱い所を容易に把握させることができる情報処理システム、情報処理プログラム、情報処理装置及び情報処理方法を提供する。【解決手段】情報処理システム1は、経路探索条件を満たす移動経路を示す経路情報を取得する経路情報取得部321と、荷物の取扱いサービスを提供する荷物取扱い所を示す荷物取扱い所情報のうち、取得された経路情報に関連する関連取扱い所情報を取得する関連取扱い所情報取得部322と、取得された関連取扱い所情報を取得された経路情報とともに出力する情報出力手段としてのサーバ側情報出力部323と、端末側情報出力部221と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理プログラム、情報処理装置および情報処理方法に関する。
従来から、出発地から目的地までの移動経路上の地点の周辺の施設を検索し、検索された施設を提示する技術が提案されている。例えば、特許文献1では、経路上の案内交差点周辺の施設のうち、案内可能な施設の目印を描画する技術が提案されている。
特開平9−292260号公報
近年、訪日外国人旅行者の増加等を背景として荷物預り所の需要が増大しており、空港や駅のような公共交通機関の乗降場所だけでなく、一般の店舗でも荷物の一時預かりサービスが提供されるようになった。
しかしながら、特許文献1を含む従来の技術では、利用者に移動経路の周辺の荷物預り所を容易に把握させることに対して、何ら有効な提案がなされていないのが実情であった。
本発明は、利用者に移動経路の周辺の荷物取扱い所を容易に把握させることができる情報処理システム、情報処理プログラム、情報処理装置および情報処理方法を提供する。
本発明に係る情報処理システムは、
経路探索条件を満たす移動経路を示す経路情報を取得する経路情報取得手段と、
荷物の取扱いサービスを提供する荷物取扱い所を示す荷物取扱い所情報のうち、前記取得された経路情報に関連する関連取扱い所情報を取得する関連取扱い所情報取得手段と、
前記取得された関連取扱い所情報を前記取得された経路情報とともに出力する情報出力手段と、
を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、利用者に移動経路の周辺の荷物取扱い所を容易に把握させることができる。
本実施形態に係る情報処理システム1の概略的な構成を示す図である。 本実施形態に係る情報処理システム1の動作の一例を示すフローチャートである。 本実施形態に係る情報処理システム1の動作の一例として、経路情報および関連取扱い所情報の表示例を示す図である。 本実施形態の第1の変形例に係る情報処理システム1の動作の一例として、経路情報の表示例を示す図である。 図4に続く本実施形態の第1の変形例に係る情報処理システム1の動作の一例として、経路情報および関連取扱い所情報の表示例を示す図である。 本実施形態の第2の変形例に係る情報処理システム1の動作の一例として、特典情報の表示例を示す図である。 本実施形態の第3の変形例に係る情報処理システム1の動作の一例として、経路探索条件および荷物条件の入力画面の一例を示す図である。 本実施形態の第4の変形例に係る情報処理システム1の動作の一例として、経路情報および関連取扱い所情報の表示例を示す図である。 本実施形態の第5の変形例に係る情報処理システム1の動作の一例として、配送先の荷物取扱い所の情報の表示例を示す図である。 本実施形態の第5の変形例に係る情報処理システム1の動作の一例として、認証コードの表示例を示す図である。 本実施形態の第5の変形例に係る情報処理システム1の動作の一例として、配送先の荷物取扱い所に配送される荷物の追跡結果の表示例を示す図である。 本実施形態の第6の変形例に係る情報処理システム1の動作の一例として、指定された荷物取扱い所を通る新たな移動経路の経路情報の表示例を示す図である。 本実施形態の第7の変形例に係る情報処理システム1の動作の一例として、経路探索条件および荷物条件の入力画面の一例を示す図である。 本実施形態の第8の変形例に係る情報処理システム1の動作の一例として、レコメンド情報の表示例を示す図である。 本実施形態の第9の変形例に係る情報処理システム1の動作の一例として、人工知能を活用した自動会話プログラムによる関連取扱い所情報の検索例を示す図である。
以下、本発明に係る実施形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、各図において同等の機能を有する構成要素には同一の符号を付し、同一符号の構成要素の詳しい説明は繰り返さない。
本実施形態の情報処理システム1は、モバイル端末(スマートフォン、携帯電話、タブレット端末等)やパソコン等の電子機器の使用者(以下、単に「ユーザ」ともいう)に対して、出発地から目的地までの移動経路の情報とともに、移動経路の周辺の荷物取扱い所の情報を提供するシステムである。
「荷物取扱い所」とは、荷物の一時預かりサービス、荷物の配送サービス、荷物の受取サービスなどの荷物の取り扱いサービスを提供する場所である。荷物取扱い所は、例えば、公共交通機関の乗降場所に設置された有人の荷物預り所や無人のコインロッカー、あるいは、主たるサービスとして荷物取扱いサービス以外のサービスを提供する一般の店舗などである。荷物は、例えば、ハンドバッグ等の手荷物やスーツケース、貴重品、傘、ベビーカー、自転車やその他の持ち運びできるパーソナルモビリティであってもよい。
図1に示すように、情報処理システム1は、端末装置2と、サーバ3とを備えている。端末装置2とサーバ3とは、インターネット等のネットワークを介して互いに通信可能に接続されている。
ネットワークは、有線回線および無線回線のいずれでもよく、回線の種類や形態は問わない。なお、端末装置2およびサーバ3の少なくとも一部は、コンピュータにより実現される。
端末装置2は、移動経路およびその周辺の荷物取扱い所の情報の提供を受けるためにユーザが使用するものであり、例えば、スマートフォンやタブレット端末等のモバイル端末や、デスクトップ型のパソコンである。
端末装置2は、図1に示すように、通信部21と、入力部23と、出力部24と、制御部22とを有する。
通信部21は、ネットワークを介して制御部22とサーバ3との間で情報を送受信するためのインターフェースである。
入力部23は、ユーザが端末装置2に情報を入力するためのインターフェースであり、例えばモバイル端末におけるタッチパネルやマイクロフォン、タッチパッドもしくはダイヤルボタンであってもよい。また、入力部23は、デスクトップ型のパソコンのマウスやキーボードであってもよい。
出力部24は、端末装置2からユーザに対して各種情報を出力するインターフェースであり、例えば液晶ディスプレイ等の映像表示手段である。一例として、出力部24は、入力部23を通じたユーザからの操作を受け付けるためのGUI(Graphical User Interface)を表示する。出力部24は、各種情報を音声出力するスピーカを有していてもよい。
なお、出力部24は、ユーザに情報を直接提示するものでなくてもよい。例えば、出力部24は、端末装置2の外部に接続される映像表示手段や音声出力手段に、映像信号や音声信号を出力するものであってもよいし、外部に接続される印刷装置にデータを出力するものであってもよいし、端末装置2内もしくは外部の記憶装置にデータを出力して記憶させるものであってもよい。
制御部22は、情報出力手段の一例である端末側情報出力部221を有する。端末側情報出力部221は、移動経路を示す経路情報と、荷物取扱い所を示す荷物取扱い所情報のうち経路情報に関連する関連取扱い所情報とを出力部24に表示させる。関連取扱い所情報は、移動経路の利用者が移動経路の移動中に携帯する荷物を預けることができる荷物取扱い所についての荷物取扱い所情報ということもできる。
より詳しくは、制御部22は、経路探索条件設定画面を出力部24に表示させ、経路探索条件設定画面を介して経路探索条件の設定操作を受け付ける。経路探索条件設定画面で設定された経路探索条件は、通信部21からサーバ3に送信される。サーバ3は、端末装置2から送信された経路探索条件にしたがって出発地から目的地までの移動経路を探索して経路情報を取得し、また、経路情報に関連する関連取扱い所情報を取得する。そして、サーバ3は、取得された経路情報と関連取扱い所情報とを端末装置2に送信する。端末側情報出力部221は、サーバ3から送信された関連取扱い所情報を、サーバ3から送信された経路情報とともに出力部24に表示させる。
制御部22は、端末装置2内のプロセッサが所定のプログラムを実行することによって実現されてもよい。
次に、サーバ3について説明する。図1に示すように、サーバ3は、通信部31と、制御部32と、記憶部33とを有する。制御部32について説明する前に、通信部31および記憶部33について説明する。
通信部31は、ネットワークを介して端末装置2と、サーバ3の制御部32との間で情報を送受信するインターフェースである。
記憶部33は、例えばハードディスク等の固定型データストレージであり、各種データベースを格納する。なお、記憶部33は、必ずしもサーバ3内に設けられなくてもよく、ネットワークを介してサーバ3と通信可能に接続された別の装置内に設けられてもよい。
記憶部33は、経路ネットワーク情報データベース331と、POI(Point of Interest)情報データベース332とを有する。
経路ネットワーク情報データベース331は、経路探索用のデータベースであり、経路ネットワーク情報として、例えば、交通ネットワーク情報を含む。交通ネットワーク情報は、鉄道やバス等の交通網や道路網を規定する情報である。交通網の情報としては、交通機関の路線情報、時刻表情報、料金情報等を含む。また、交通網の情報は、例えば駅等の路線網表現上の結節点(ノード)のデータと、結節点間の線路区間であるリンクのデータとの組み合わせによって表現される。また、道路網の情報は、例えば交差点等の道路網表現上の結節点(ノード)のデータと、結節点間の道路区間であるリンクのデータとの組み合わせによって表現される。
POI情報データベース332は、地点検索や経路探索条件の地点設定等に用いるPOI情報が格納されている。POI情報は、POIの位置情報や名称情報等を含む。POIとは、ユーザが関心を持っている地物等であり、例えば、店舗、宿泊施設、レジャー施設等の施設や観光地などの地点である。ここでいう「地点」は、施設などの比較的狭域の地点に限定されず、行政区などの比較的広域にわたる地点であってもよい。また、POIは、地点に限定されず、例えば、祭りなどのイベントを含んでいてもよい。
なお、POIの店舗には、荷物取扱い所が含まれる。POI情報のうち、荷物取扱い所を示すPOI情報は、荷物取扱い所情報の一例である。荷物取扱い所を示すPOI情報には、荷物取扱い所の位置情報や名称情報の他にも、荷物取扱いサービスの属性情報が含まれている。荷物取扱いサービスの属性情報は、例えば、荷物取扱いサービスの提供時間帯、荷物取扱いサービスの料金、一時預かりが可能な荷物の個数(サイズ毎の個数であってもよい)を示す満空情報などである。なお、満空情報は、荷物取扱い所のサーバからリアルタイムに配信される情報に基づくリアルタイム情報であってもよく、または、端末装置による荷物取扱い所の周辺の観光スポットやイベントの検索数等に基づいて予測される予測情報であってもよい。予測情報は、経路探索結果に基づいて予測される、その荷物取扱い所への到達予定時点における満空情報であってもよい。
また、図示しないが、記憶部33は、地図の表示や地点の検索等に用いる地図情報データベースを含んでいてもよい。地図情報は、全国または各地方の道路地図などの地図データを含み、地図データに対応付けられた地図オブジェクト情報(施設情報、注記情報、記号情報等)を含んでいてもよい。
これらの記憶部33内のデータは、移動経路に基づく経路案内に利用できる。また、これらの記憶部33内のデータは、関連取扱い所情報の取得に利用できる。
次に、サーバ3の制御部32について説明する。制御部32は、図1に示すように、経路情報取得手段の一例である経路情報取得部321と、関連取扱い所情報取得手段の一例である関連取扱い所情報取得部322と、情報出力手段の一例であるサーバ側情報出力部323とを有する。
経路情報取得部321は、経路探索条件を満たす移動経路を示す経路情報を取得する。より詳しくは、経路情報取得部321は、端末装置2から送信された経路探索条件にしたがって、経路ネットワーク情報を用いて出発地から目的地までの移動経路を探索する。移動経路を探索することで、経路探索部321は、移動経路を示す経路情報を取得する。
関連取扱い所情報取得部322は、記憶部33に記憶された荷物取扱い所を示すPOI情報(すなわち、荷物取扱い所情報)のうち、経路情報取得部321で取得された経路情報に関連する関連取扱い所情報を取得する。
より詳しくは、関連取扱い所情報取得部322は、関連取扱い所情報として、移動経路上の特定の地点の周辺(すなわち、特定の地点から所定の距離以内)の荷物取扱い所を示す情報を取得する。特定の地点は、出発地、目的地、経由地または交通機関の乗降場所である。
サーバ側情報出力部323は、関連取扱い所情報取得部322で取得された関連取扱い所情報を、経路情報取得部321で取得された経路情報とともに通信部31を介して端末装置2に送信(すなわち、出力)する。サーバ側情報出力部323から送信された関連取扱い所情報および経路情報は、既述したように、端末装置2の端末側情報出力部221によって表示される。
サーバ側情報出力部323は、移動経路上の目的地の属性、目的地までの移動距離、経路探索条件、移動経路の混雑情報、移動経路が属する地域の気象条件、ユーザの属性、および移動経路が属する地域のイベント情報のうちの少なくとも1つを考慮して関連取扱い所情報を送信してもよい。
例えば、サーバ側情報出力部323は、目的地が観光地やアクティビティ施設の場合には、荷物の一時預かりサービスのニーズが高いため、関連取扱い所情報を送信し、目的地が宿泊施設の場合には、荷物の一時預かりサービスのニーズが低いため、関連取扱い所情報を送信しないようにしてもよい。また、サーバ側情報出力部323は、目的地までの移動距離が所定距離よりも長い場合には、関連取扱い所情報を送信し、目的地までの移動距離が所定距離以下の場合には、関連取扱い所情報を送信しないようにしてもよい。また、サーバ側情報出力部323は、外部サーバや端末との通信に基づいて移動予定日時に移動経路が混雑することを示す混雑情報が取得された場合には、関連取扱い所情報を送信し、混雑情報が取得されなかった場合には、関連取扱い所情報を送信しないようにしてもよい。また、サーバ側情報出力部323は、外部サーバとの通信に基づいて取得された移動予定日時における移動経路が属する地域の天候が悪い場合には、関連取扱い所情報を送信し、移動予定日時における移動経路が属する地域の天候が良い場合には、関連取扱い所情報を送信しないようにしてもよい。また、サーバ側情報出力部323は、ユーザが外国人の場合には、関連取扱い所情報を送信し、ユーザが邦人の場合には、関連取扱い所情報を送信しないようにしてもよい。また、サーバ側情報出力部323は、外部サーバとの通信に基づいて移動予定日時における移動経路が属する地域のイベント情報が取得された場合には、関連取扱い所情報を送信し、移動経路が属する地域のイベント情報が取得されなかった場合には、関連取扱い所情報を送信しないようにしてもよい。このようにすることで、ユーザのニーズが高い関連取扱い所情報を表示することができる。
制御部32は、サーバ3内のプロセッサが所定のプログラムを実行することにより実現されてもよい。
以上のように、本実施形態の情報処理システム1は、経路情報取得部321が、経路探索条件を満たす移動経路を示す経路情報を取得し、関連取扱い所情報取得部322が、荷物の取扱いサービスを提供する荷物取扱い所を示す荷物取扱い所情報のうち、経路情報に関連する関連取扱い所情報を取得し、サーバ側情報出力部323および端末側情報出力部221が、取得された関連取扱い所情報を取得された経路情報とともに出力するように構成されている。このように構成されていることで、ユーザは、移動経路の周辺の荷物取扱い所を容易に把握できる。
(動作例)
次に、図1の情報処理システム1の動作例について説明する。図2は、第1の実施形態に係る情報処理システム1の動作の一例を示すフローチャートである。
図2に示すように、先ず、端末装置2の制御部22は、経路探索条件設定画面を出力部24に表示させ、経路探索条件設定画面を介して経路探索条件の設定操作を受け付ける(ステップS21)。
経路探索条件設定画面を表示させた後、制御部22は、経路探索条件設定画面に対するユーザの設定操作に応じた経路探索条件を設定し、設定された経路探索条件をサーバ3に送信する(ステップS22)。
経路探索条件が送信された後、サーバ3の経路情報取得部321は、送信された経路探索条件にしたがって出発地から目的地までの移動経路を探索することで経路情報を取得する(ステップS31)。
経路情報が取得された後、関連取扱い所情報取得部322は、POI情報に基づいて、取得された経路情報に関連する関連取扱い所情報を取得する(ステップS32)。
関連取扱い所情報が取得された後、サーバ側情報出力部323は、取得された関連取扱い所情報を、取得された経路情報とともに端末装置2に送信する(ステップS33)。
関連取扱い所情報が経路情報とともに送信された後、端末装置2の端末側情報出力部221は、送信された関連取扱い所情報を、送信された経路情報とともに出力部24に表示させる(ステップS23)。
図3は、本実施形態に係る情報処理システム1の動作の一例として、経路情報および関連取扱い所情報の表示例を示す図である。図3は、端末側情報出力部221によって表示される経路情報の表示画面S1である。図3の表示画面S1は、経路情報の簡易表示画面S11と、経路情報の詳細表示画面S12とを含む。なお、図3の表示画面S1は、デスクトップ型のパソコンやタブレット端末等の大型の端末向けの表示画面である。スマートフォン等の小型の端末には、ユーザの操作に応じて簡易表示画面S11と詳細表示画面S12とを選択的に表示すればよい。
簡易表示画面S11は、利用する移動手段(図3におけるa鉄道、b鉄道、徒歩)および公共交通機関の乗降場所(図3におけるA駅、B駅)と対応付けて目的地(図3におけるC神社)までの移動経路を時系列順に表示した画面である。
詳細表示画面S12は、地図上に目的地までの移動経路を識別可能に表示した画面である。図3の詳細表示画面S12では、移動経路rが強調表示されている。また、図3の詳細表示画面S12は、関連取扱い所情報として、移動経路r上の公共交通機関の乗降場所(B駅)周辺の荷物取扱い所の位置を示すアイコンi1〜i3を含む。アイコンi1〜i3が表示されることで、ユーザは、移動経路r上の公共交通機関の乗降場所周辺の荷物取扱い所の位置を容易に把握することができる。
また、図3の詳細表示画面S12では、満空情報に基づいて、荷物を預けることが可能な荷物取扱い所のアイコンi1、i2と、荷物を預けることが不可能な荷物取扱い所のアイコンi3とが異なる表示色で表示されている。これにより、ユーザは、実際に荷物を預けることができる荷物取扱い所を容易に把握することができる。
また、図3の詳細表示画面S12では、アイコンi1〜i3がタッチパネルのタッチ操作等によるユーザの選択操作を受け付ける状態で表示されている。ユーザがアイコンi2を選択すると、端末側情報出力部221は、選択されたアイコンi2に示される荷物取扱い所の詳細情報diを表示する。
荷物取扱い所の詳細情報diは、荷物取扱い所の名称(図3におけるD飲食店)、荷物取扱いサービスの料金(図3における\400)、荷物取扱いサービスの提供時間(図3における08:00〜21:00)および満空情報(図3における10個)を含む。このような詳細情報diが表示されることで、ユーザは、荷物取扱い所を実際に利用できるか否かを容易に把握することができる。そして、詳細情報diに示される荷物取扱い所を予約して荷物を預けることで、ユーザは、大きな荷物を携えずに目的地までの移動経路を快適に移動することができる。なお、詳細情報diとして、受け入れ可能な荷物の種類、サイズ、サイズごとの空き情報、施錠可能か否か、最大個数、対応する決済手段等の情報を表示してもよい。また、詳細情報diにおいて予約ボタンが選択されると、荷物取扱いサービスの予約画面に遷移してもよい。また、詳細情報diに表示されている荷物取扱い所をユーザが選択または予約したときに、当該荷物取扱い所を経由する新たな経路情報を取得し、当該新たな経路情報を表示してもよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、関連取扱い所情報を経路情報とともに出力することで、ユーザが移動経路の周辺の荷物取扱い所を容易に把握できる。
(第1の変形例)
次に、図4および図5を参照して、関連取扱い所情報の表示の有無を表示画面S1上でユーザに選択させる第1の変形例について説明する。
図4は、本実施形態の第1の変形例に係る情報処理システム1の動作の一例として、経路情報の表示例を示す図である。図5は、図4に続く本実施形態の第1の変形例に係る情報処理システム1の動作の一例として、経路情報および関連取扱い所情報の表示例を示す図である。
図3の例において、端末側情報出力部221は、詳細表示画面S12の表示当初から荷物取扱い所のアイコンi1〜i3を表示していた。これに対して、第1の変形例における端末側情報出力部221は、先ず、図4に示すように、移動経路上の公共交通機関の乗降場所(図4におけるB駅)周辺で荷物を預けるか否かを選択する選択ボタンbを含む簡易表示画面S11と、アイコンi1〜i3を含まない詳細表示画面S12とを表示する。
そして、端末側情報出力部221は、ユーザによって選択ボタンbが操作された場合に、図5に示すように、アイコンi1〜i3を含む詳細表示画面S12を表示する。なお、端末側情報出力部221は、選択ボタンbの操作後に、さらに、預けたい荷物の大きさやサイズ、内容等といった詳細な荷物条件の入力を受け付け、受け入れ可能な施設のみに絞り込んで詳細表示画面S12を表示してもよい。
第1の変形例によれば、荷物を預けるというユーザの意思を確認したうえで関連取扱い所情報を表示することで、ユーザが意図しない関連取扱い所情報の表示によってユーザに違和感を与えること及び地図の視認性が損なわれることを防止することができる。
(第2の変形例)
次に、図6を参照して、関連取扱い所情報とともに特典情報を出力する第2の変形例について説明する。図6は、本実施形態の第2の変形例に係る情報処理システム1の動作の一例として、特典情報の表示例を示す図である。
第2の変形例において、サーバ側情報出力部323は、関連取扱い所情報に示される荷物取扱い所の特典情報を、関連取扱い所情報とともに端末装置2に送信する。特典情報は、例えば、関連取扱い所情報取得部322またはサーバ側情報出力部323が、該当する荷物取扱い所のサーバとの通信によって取得してもよい。
端末側情報出力部221は、サーバ側情報出力部323から送信された特典情報を、サーバ側情報出力部323から送信された関連取扱い所情報とともに出力部24に表示させる。
例えば、図6に示すように、端末側情報出力部221は、荷物取扱い所の詳細情報di中に荷物取扱い所の特典情報piを表示する。特典情報piは、例えば、荷物取扱所における荷物取扱い以外の提供サービスに関する割引やプレゼント、ポイントサービスなどであってもよい。
第2の変形例によれば、関連取扱い所情報とともに特典情報を表示することで、ユーザには荷物取扱い所の特典を得る機会を与えることができ、荷物取扱い所には集客機会を与えることができる。
(第3の変形例)
次に、図7を参照して、入力された荷物条件を満たす関連取扱い所情報を取得する第3の変形例について説明する。図7は、本実施形態の第3の変形例に係る情報処理システム1の動作の一例として、経路探索条件および荷物条件の入力画面の一例を示す図である。
第3の変形例において、関連取扱い所情報取得部322は、関連取扱い所情報として、経路情報取得部321で取得された経路情報に関連し、かつ、入力された荷物の条件を満たす荷物取扱い所を示す情報を取得する。
より詳しくは、図7に示すように、端末装置2の制御部22は、荷物条件設定画面S21を含む経路探索条件設定画面S2を出力部24に表示させ、荷物条件設定画面S21を介して荷物条件の設定操作を受け付ける。なお、図7の荷物条件設定画面S21は、荷物のサイズと個数の入力を受け付ける画面である。その他、荷物条件は、例えば、荷物の種類、重量、なるべく出発地付近(または目的地付近)で預けたい、サービスの種類(預かり、配送、ロッカー、有人対応等)、サービス料金などの詳細な条件であってもよい。荷物条件設定画面S21で設定された荷物条件は、経路探索条件とともに通信部21からサーバ3に送信される。
関連取扱い所情報取得部322は、経路情報取得部321で取得された経路情報に関連し、かつ、端末装置2から送信された荷物条件を満たす荷物取扱い所を示す情報を取得する。その他、経路情報取得部321は、経路探索条件とともに荷物条件も満たす経路を探索し取得するようにしてもよい。この場合、経路周辺に荷物取扱い所があれば表示するのではなく、周辺に荷物預かり場所が多い経路を積極的に探索する。
第3の変形例によれば、ユーザが入力した荷物条件を満たす荷物取扱い所の情報を取得することで、ユーザのニーズにより適合した関連取扱い所情報を提供することができる。
(第4の変形例)
次に、図8を参照して、荷物取扱いサービスの種類を識別可能に関連取扱い所情報を表示する第4の変形例について説明する。図8は、本実施形態の第4の変形例に係る情報処理システム1の動作の一例として、経路情報および関連取扱い所情報の表示例を示す図である。
図3の例において、端末側情報出力部221は、荷物取扱い所が提供する荷物取扱いサービスの種類にかかわらず同じ図形の関連取扱い所情報を出力部24に表示させていた。
これに対して、第4の変形例における端末側情報出力部221は、荷物取扱い所が提供する荷物取扱いサービスの種類を識別可能な表示態様で関連取扱い所情報を出力部24に表示させる。具体的には、図8に示すように、端末側情報出力部221は、荷物の一時預かりサービスを提供する荷物取扱い所のアイコンi1、i2と、コインロッカーのアイコンi3と、荷物の受け取りサービスを提供する荷物取扱い所のアイコンi4と、荷物の配送サービスを提供する荷物取扱い所のアイコンi5とを、互いに異なる図形で表示させる。
第4の変形例によれば、荷物取扱いサービスの種類を識別可能な表示態様で関連取扱い所情報を表示することで、ユーザが荷物取扱い所で提供される荷物取扱いサービスの種類を容易に把握することができる。
(第5の変形例)
次に、図9〜図11を参照して、荷物の配送先の情報を表示する第5の変形例について説明する。図9は、本実施形態の第5の変形例に係る情報処理システム1の動作の一例として、配送先の荷物取扱い所の情報の表示例を示す図である。図10は、本実施形態の第5の変形例に係る情報処理システム1の動作の一例として、認証コードの表示例を示す図である。図11は、本実施形態の第5の変形例に係る情報処理システム1の動作の一例として、配送先の荷物取扱い所に配送される荷物の追跡結果の表示例を示す図である。
第5の変形例において、端末側情報出力部221は、関連取扱い所情報に示される荷物取扱い所で預けた荷物を受け取ることが可能な荷物の配送先の荷物取扱い所を示す情報を、関連取扱い所情報とともに出力部24に表示させる。
例えば、関連取扱い所情報取得部322は、関連取扱い所情報に示される荷物取扱い所が荷物の配送サービスを提供する場合であって、POI情報データベース332上において関連取扱い所情報に配送先の荷物取扱い所の情報が対応付けられている場合には、関連取扱い所情報とともに配送先の荷物取扱い所の情報を取得する。サーバ側情報出力部323は、取得された配送先の荷物取扱い所の情報を、関連取扱い所情報および経路情報とともに端末装置2に送信する。端末側情報出力部221は、配送先の荷物取扱い所の表示を指示するユーザの入力操作を受け付ける表示態様で、配送サービスを提供する荷物取扱い所の関連取扱い所情報を出力部24に表示させる。そして、表示された関連取扱い所情報に対して、配送先の荷物取扱い所の表示を指示するユーザの入力操作が行われた場合に、端末側情報出力部221は、サーバ側情報出力部323から送信された配送先の荷物取扱い所の情報を、関連取扱い所情報とともに出力部24に表示させる。
図9の例において、端末側情報出力部221は、関連取扱い所情報としての配送元の荷物取扱い所(図9におけるD飲食店)と、配送先の荷物取扱い所(図9におけるAホテル)とを同一の画面S3に表示している。このように、関連取扱い所情報とともに配送先の荷物取扱い所の情報が表示されることで、ユーザは、預けた荷物を受け取ることができる場所を容易に確認することができる。
また、第5の変形例において、端末側情報出力部221は、配送先の荷物取扱い所で荷物を受け取るときの認証に用いるための認証コードを出力部24に表示させる。なお、認証コードは、配送元の荷物取扱い所の自社サーバ、ホスティングサーバまたはサービス提携業者のサーバ(例えば、情報処理システム1のサーバ3)から配送先の荷物取扱い所のサーバおよび端末装置2の双方に配信される。端末側情報出力部221は、例えば、図10に示すようなQRコード(登録商標)を含む画面S4を出力部24に表示させてもよい。このように、荷物を受け取るときの認証コードを表示することで、荷物の受け取り手続きを簡便化することができる。
また、第5の変形例において、端末側情報出力部221は、荷物の配送状況を出力部24に表示させる。例えば、サーバ3の制御部32は、配送元の荷物取扱い所のサーバ、配送先の荷物取扱い所のサーバおよび荷物の宅配業者のサーバとの通信によって、荷物の配送状況を示す配送情報を取得する。制御部32は、配送された配送情報を端末装置2に送信する。端末側情報出力部221は、サーバ3から送信された配送情報に基づいて、荷物の配送状況を出力部24に表示させる。
図11の例において、端末側情報出力部221は、荷物の状況(発送、転送、受取)、日付、時刻および場所が対応付けられたテーブルを含む画面S5を表示している。このように、荷物の配送状況が表示されることで、ユーザは、荷物の所在を容易に把握することができる。
第5の変形例によれば、ユーザが荷物を受け取る場所を容易に確認することができる。
(第6の変形例)
次に、図12を参照して、関連取扱い所情報に基づいて指定された荷物取扱い所を通る新たな移動経路の経路情報を取得する第6の変形例について説明する。図12は、本実施形態の第6の変形例に係る情報処理システム1の動作の一例として、指定された荷物取扱い所を通る新たな移動経路の経路情報の表示例を示す図である。
第6の変形例において、経路情報取得部321は、端末側情報出力部221によって表示された関連取扱い所情報に示される荷物取扱い所の指定に応じて、指定された荷物取扱い所を通る新たな移動経路を示す経路情報を取得する。
例えば、端末側情報出力部221は、ユーザがタッチパネルのタッチ操作等によって指定可能な表示態様で、関連取扱い所情報を出力部24に表示させる。ユーザが関連取扱い所情報を指定すると、端末装置2の制御部22は、指定された関連取扱い所情報に示される荷物取扱い所を通る新たな移動経路を探索するリクエストをサーバ3に送信する。端末装置2からのリクエストに応じて、サーバ3の経路情報取得部321は、指定された関連取扱い所情報に示される荷物取扱い所を通る新たな移動経路を探索することで、新たな移動経路の経路情報を取得する。サーバ側情報出力部323は、取得された新たな移動経路の経路情報を端末装置2に送信する。端末側情報出力部221は、サーバ3から送信された新たな経路情報を地図上に表示する。
図12の例において、端末側情報出力部221は、図3の詳細表示画面S12において選択されたアイコンi2に示される荷物取扱い所を通る新たな移動経路r2を表示している。
第6の変形例によれば、関連取扱い所情報に基づいて指定された荷物取扱い所を通る新たな移動経路の経路情報を取得することで、ユーザが所望する荷物取扱い所に荷物を確実に預けたうえで目的地に赴くことができる移動経路をユーザに提示することができる。
(第7の変形例)
次に、図13を参照して、荷物条件を満たす荷物取扱い所または経路周辺に荷物取扱所が多い移動経路を通る移動経路の経路情報を取得する第7の変形例について説明する。図13は、本実施形態の第7の変形例に係る情報処理システム1の動作の一例として、経路探索条件および荷物条件の入力画面の一例を示す図である。
第7の変形例において、経路情報取得部321は、経路情報として、経路探索条件を満たし、かつ、入力された荷物の条件を満たす荷物取扱い所を通る移動経路を示す情報を取得する。
例えば、図13に示すように、端末側情報出力部221の制御部22は、荷物条件設定画面S21と、荷物条件を満たす荷物取扱い所を通るルートの探索を選択するチェックボックスcbとを含む経路探索条件設定画面S2を出力部24に表示させる。荷物条件が入力されてチェックボックスcbが選択された場合、制御部22は、荷物条件を満たす荷物取扱い所を通ることを含む経路探索条件をサーバ3に送信する。端末装置2から送信された経路探索条件に応じて、サーバ3の経路情報取得部321は、荷物条件を満たす荷物取扱い所を通る移動経路を探索して経路情報を取得する。サーバ側情報出力部323は、経路情報取得部321で取得された荷物条件を満たす荷物取扱い所を通る移動経路の経路情報を端末装置2に送信する。端末側情報出力部221は、サーバ3から送信された荷物条件を満たす荷物取扱い所を通る移動経路の経路情報を出力部24に表示させる。
第7の変形例によれば、関連取扱い所情報に示される荷物取扱い所を通る移動経路の経路情報を当初から表示することができるので、ユーザが所望する情報を迅速にユーザに提供することができる。
なお、経路情報取得部321は、経路情報として、荷物条件設定画面S2で入力された荷物の条件を考慮した交通手段を利用する移動経路を示す情報を取得してもよい。例えば、経路情報取得部321は、荷物のサイズが所定サイズ以上の場合や荷物の個数が所定数以上の場合には、荷物取扱い所に到着するまでの移動経路に利用する交通手段として、タクシーを提示してもよい。さらに、荷物のサイズや個数に応じて荷物を携行しながらの乗車に適していると判断された移動手段、例えばジャンボタクシー等を提示してもよい。バス等の、荷物を携行しながらの移動に適さない移動手段を判定し、当該移動手段を利用する経路は除外するようにしてもよい。これにより、ユーザがより快適に移動できる移動経路を提供することができる。
(第8の変形例)
次に、図14を参照して、荷物取扱い所のレコメンド情報を表示する第8の変形例について説明する。図14は、本実施形態の第8の変形例に係る情報処理システム1の動作の一例として、レコメンド情報の表示例を示す図である。
第8の変形例において、端末側情報出力部221は、携帯端末の画面上に表示される経路情報中に、荷物取扱い所のレコメンド情報を表示させる。例えば、図14に示すように、端末側情報出力部221は、簡易表示画面S11中の公共交通機関の最終的な乗降場所(図14におけるB駅)に対応付けてレコメンド情報riを表示する。端末側情報出力部221は、ユーザが選択可能な表示態様でレコメンド情報riを表示し、レコメンド情報riが選択された場合、上述した実施形態と同様に、関連取扱い所情報を経路情報とともに出力部24に表示させてもよい。なお、予め詳細な荷物情報を設定しておけば、より荷物にあった適切なレコメンド情報を表示できる。また、経路に含まれるスポットの属性に応じてレコメンド情報を表示してもよい。例えば、坂道や階段の多い寺社仏閣やアトラクション施設等を訪れる経路の場合には、手ぶらでの訪問が適しているのでレコメンド情報を表示するようにしてもよい。
第8の変形例によれば、レコメンド情報を表示することで、大きな荷物を携えない快適な移動経路の移動をユーザに促すことができる。
(第9の変形例)
次に、人工知能を活用した自動会話プログラムによって関連取扱い所情報を検索する第9の変形例について説明する。図15は、本実施形態の第9の変形例に係る情報処理システム1の動作の一例として、人工知能を活用した自動会話プログラムによる関連取扱い所情報の検索例を示す図である。
第9の変形例において、関連取扱い所情報取得部322は、サーバ3が提供する人工知能を活用した自動会話プログラムによって、関連取扱い所情報を取得する。例えば、図15に示すように、端末側情報出力部221は、サーバ3とユーザの端末装置2との間でのチャットを示すチャット画面S6を表示する。経路情報取得部321は、チャット画面S6でのチャットの進行に応じて関連取扱い所情報を取得する。
第9の変形例によれば、ユーザとの対話を通して移動経路の周辺の好適な荷物取扱い所をユーザに提示することができる。
なお、端末側情報出力部221は、移動経路の移動中および移動中以外(例えば、移動前)のいずれの場合においても、関連取扱い所情報を経路情報とともに表示してもよい。移動経路の移動中における関連取扱い所情報および経路情報の表示は、サーバ3による移動経路に基づいた経路案内をともなってもともなわなくてもよい。
移動経路の移動中に関連取扱い所情報を表示する場合、関連取扱い所情報取得部322は、例えば、移動経路の移動中にユーザが入力した荷物条件を満足する関連取扱い所情報を取得することで、ユーザが携帯する荷物についての関連取扱い所情報を取得してもよい。そして、端末側情報出力部221は、当該取得されたユーザが携帯する荷物についての関連取扱い所情報を移動経路の移動中に表示してもよい。このようにすることで、移動経路の移動中に荷物を預けたくなったユーザの利便性を向上させることができる。
なお、上述した各変形例は、これらを適宜組み合わせてもよい。
上述した実施形態で説明した情報処理システムの少なくとも一部は、ハードウェアで構成してもよいし、ソフトウェアで構成してもよい。ソフトウェアで構成する場合には、情報処理システムの少なくとも一部の機能を実現するプログラムをフレキシブルディスクやCD−ROM等の記録媒体に収納し、コンピュータに読み込ませて実行させてもよい。記録媒体は、磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能なものに限定されず、ハードディスク装置やメモリなどの固定型の記録媒体でもよい。
また、情報処理システムの少なくとも一部の機能を実現するプログラムを、インターネット等の通信回線(無線通信も含む)を介して頒布してもよい。さらに、同プログラムを暗号化したり、変調をかけたり、圧縮した状態で、インターネット等の有線回線や無線回線を介して、あるいは記録媒体に収納して頒布してもよい。
さらに、一つまたは複数の情報処理装置によって情報処理システムを機能させてもよい。複数の情報処理装置を用いる場合、情報処理装置のうちの1つをコンピュータとし、当該コンピュータが所定のプログラムを実行することにより情報処理システムの少なくとも1つの手段として機能が実現されてもよい。
また、方法の発明においては、全ての工程(ステップ)をコンピュータによって自動制御で実施するようにしてもよい。また、各工程をコンピュータに実施させながら、工程間の進行制御を人の手によって実施するようにしてもよい。また、さらには、全工程のうちの少なくとも一部を人の手によって実施するようにしてもよい。
上記の記載に基づいて、当業者であれば、本発明の追加の効果や種々の変形を想到できるかもしれないが、本発明の態様は、上述した個々の実施形態に限定されるものではない。特許請求の範囲に規定された内容及びその均等物から導き出される本発明の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更及び部分的削除が可能である。
1 情報処理システム
2 端末装置
221 端末側情報出力部
3 サーバ
321 経路情報取得部
322 関連取扱い所情報取得部
323 サーバ側情報出力部

Claims (20)

  1. 経路探索条件を満たす移動経路を示す経路情報を取得する経路情報取得手段と、
    荷物の取扱いサービスを提供する荷物取扱い所を示す荷物取扱い所情報のうち、前記取得された経路情報に関連する関連取扱い所情報を取得する関連取扱い所情報取得手段と、
    前記取得された関連取扱い所情報を前記取得された経路情報とともに出力する情報出力手段と、
    を備えたことを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記関連取扱い所情報取得手段は、前記関連取扱い所情報として、前記移動経路上の特定の地点の周辺の荷物取扱い所を示す情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記特定の地点は、出発地、目的地、経由地または交通機関の乗降場所であることを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記情報出力手段は、前記移動経路上の特定の地点の属性、前記特定の地点までの移動距離、前記経路探索条件、前記移動経路の混雑情報、前記移動経路が属する地域の気象条件、利用者の属性、および前記移動経路が属する地域のイベント情報のうちの少なくとも1つを考慮して前記関連取扱い所情報を出力することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  5. 前記情報出力手段は、前記関連取扱い所情報に示される荷物取扱い所の特典情報を、前記関連取扱い所情報とともに出力することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  6. 前記関連取扱い所情報取得手段は、前記関連取扱い所情報として、前記取得された経路情報に関連し、かつ、入力された荷物の条件を満たす荷物取扱い所を示す情報を取得することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  7. 前記情報出力手段は、前記荷物取扱い所が提供する前記荷物取扱いサービスの種類を識別可能な表示態様で、前記関連取扱い所情報を前記経路情報とともに表示手段に表示させることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  8. 前記情報出力手段は、前記関連取扱い所情報に示される荷物取扱い所とともに前記荷物取扱い所の満空情報を出力することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  9. 前記情報出力手段は、前記関連取扱い所情報に示される荷物取扱い所で預けた荷物を受け取ることが可能な前記荷物の配送先の荷物取扱い所を示す情報を、前記関連取扱い所情報とともに表示手段に表示させることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  10. 前記情報出力手段は、前記配送先の荷物預かり所で荷物を受け取るときの認証に用いるための認証コードを前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項9に記載の情報処理システム。
  11. 前記経路情報取得手段は、前記出力された関連取扱い所情報に示される荷物取扱い所の指定に応じて、前記指定された荷物取扱い所を通る新たな移動経路を示す経路情報を取得することを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  12. 前記経路情報取得手段は、前記経路情報として、前記経路探索条件を満たし、かつ、入力された荷物の条件を満たす荷物取扱い所を通る移動経路を示す情報を取得することを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  13. 前記情報出力手段は、携帯端末の画面上に表示される前記経路情報中に、前記荷物取扱い所のレコメンド情報を表示手段に表示させることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  14. 前記情報出力手段は、前記移動経路の利用者が前記移動経路の移動中に携帯する荷物についての前記取得された関連取扱い所情報を、前記取得された経路情報とともに出力することを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  15. コンピュータを、
    経路探索条件を満たす移動経路を示す経路情報を取得する経路情報取得手段、
    荷物の取扱いサービスを提供する荷物取扱い所を示す荷物取扱い所情報のうち、前記取得された経路情報に関連する関連取扱い所情報を取得する関連取扱い所情報取得手段、および
    前記取得された関連取扱い所情報を前記取得された経路情報とともに出力する情報出力手段、
    として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
  16. 通信可能に接続された複数のコンピュータによって構成される情報処理システムであって、
    経路探索条件を満たす移動経路を示す経路情報を取得する経路情報取得手段と、
    荷物の取扱いサービスを提供する荷物取扱い所を示す荷物取扱い所情報のうち、前記取得された経路情報に関連する関連取扱い所情報を取得する関連取扱い所情報取得手段と、
    前記取得された関連取扱い所情報を前記取得された経路情報とともに出力する情報出力手段と、
    を備えた情報処理システムを機能させるために、
    上記コンピュータの少なくとも1つを上記手段の少なくとも1つとして機能させるための情報処理プログラム。
  17. 通信可能に接続された複数のコンピュータによって、請求項1乃至14のいずれかに記載の情報処理システムを機能させるために、
    上記コンピュータのうちの1つを請求項1乃至14のいずれかに記載の情報処理システムにおける各手段の少なくとも1つとして機能させるための情報処理プログラム。
  18. コンピュータを、請求項1乃至14のいずれかに記載の情報処理システムにおける各手段の少なくとも1つとして機能させるための情報処理プログラム。
  19. 通信可能に接続された複数の情報処理装置によって、
    経路探索条件を満たす移動経路を示す経路情報を取得する経路情報取得手段と、
    荷物の取扱いサービスを提供する荷物取扱い所を示す荷物取扱い所情報のうち、前記取得された経路情報に関連する関連取扱い所情報を取得する関連取扱い所情報取得手段と、
    前記取得された関連取扱い所情報を前記取得された経路情報とともに出力する情報出力手段と、
    を備えた情報処理システムを構成するために、
    上記手段の少なくとも1つを備えたことを特徴とする情報処理装置。
  20. 経路情報取得手段が、経路探索条件を満たす移動経路を示す経路情報を取得するステップと、
    関連取扱い所情報取得手段が、荷物の取扱いサービスを提供する荷物取扱い所を示す荷物取扱い所情報のうち、前記取得された経路情報に関連する関連取扱い所情報を取得するステップと、
    情報出力手段が、前記取得された関連取扱い所情報を前記取得された経路情報とともに出力するステップと、
    を備えたことを特徴とする情報処理方法。
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ナビタイム、ルート検索アプリから「荷物預かり場所」予約も可能に、シェアリングサービスと連携で, JPN6023008246, 27 July 2018 (2018-07-27), ISSN: 0005003910 *

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