JP2020193437A - シールド掘進機 - Google Patents

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Abstract

【課題】チャンバ内の土砂性状をより詳細に判断することが可能なシールド掘進機を提供する。【解決手段】このシールド掘進機100は、掘削された土砂が貯留されるチャンバ3と、土砂の土圧を測定する土圧計71と、土圧計71の近傍に配置され、土砂の水圧を測定する間隙水圧計72と、間隙水圧計72に加わる水圧を変動させることにより、間隙水圧計72の測定値を周期的に変動させる回転攪拌翼61と、土圧計71の測定値および回転攪拌翼61により変動される間隙水圧計72の測定値に基づいて、土砂の塑性流動性を判断するとともに、土砂の平均粒径を推定する制御部8とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、シールド掘進機に関し、特に、土砂の性状を判断するシールド掘進機に関する。
従来、土砂の性状を判断するシールド掘進機が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、隔壁に設置された圧力検出器(土圧計)によりカッタヘッドの回転に伴い周期的に変動する土圧を測定することにより、チャンバ内における土砂の充満度を判断するシールド掘進機が開示されている。なお、シールド掘進機では、土砂の充満度を判断することにより、地山の崩れや、スクリュコンベアからの噴発などが抑制されるように、掘進速度を変化させたり、作泥材の供給量を変化させるなどにより対処することが可能となる。
特開昭60−85195号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のシールド掘進機では、土砂性状について単一の指標(土砂の充満度)のみが得られるだけであり、地山の崩れや、スクリュコンベアからの噴発などを適切に抑止することができないと考えられる。また、従来より一層詳細な土砂性状が判断可能なシールド掘進機が求められている。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、チャンバ内の土砂性状をより詳細に判断することが可能なシールド掘進機を提供することである。
上記目的を達成するために、この発明のシールド掘進機は、掘削された土砂が貯留されるチャンバと、土砂の土圧を測定する土圧計と、土圧計の近傍に配置され、土砂の水圧を測定する間隙水圧計と、間隙水圧計に加わる水圧を変動させることにより、間隙水圧計の測定値を周期的に変動させる圧力変動部と、土圧計の測定値および圧力変動部により変動される間隙水圧計の測定値に基づいて、土砂の塑性流動性を判断するとともに、土砂の平均粒径を推定する制御部とを備える。
このシールド掘進機では、上記のように構成することによって、土砂の塑性流動性および土砂の平均粒径という2つの土砂性状に関する指標を得ることができるので、チャンバ内の土砂性状をより詳細に判断することができる。その結果、実際の掘削現場において時々刻々と変化する土砂性状に応じて、地山の崩れや、スクリュコンベアからの噴発などが発生しないように適切な対処を取ることが可能になる。また、現場毎に異なる土砂の平均粒径を推定するとともに、土砂の塑性流動性を判断することができる。したがって、土砂の平均粒径を取得した上で塑性流動性を判断することができるため、より的確に塑性流動性を判断することができる。
上記シールド掘進機において、好ましくは、制御部は、土圧計の測定値および間隙水圧計の測定値に基づき算出した土砂の有効応力と、圧力変動部による間隙水圧計の測定値の変動に関する指標とに基づいて、土砂の塑性流動性を判断するとともに、土砂の平均粒径を推定するように構成されている。このように構成すれば、土圧計および間隙水圧計を用いて容易に得られる有効応力と、圧力変動部による間隙水圧計の測定値の変動に関する指標とに基づいて、容易に、土砂の塑性流動性を判断することができるとともに、土砂の平均粒径を推定することを実現することができる。
この場合において、好ましくは、制御部は、有効応力と、間隙水圧計の測定値の変動に関する指標と、土砂の平均粒径との関係を示すマップに基づいて、土砂の平均粒径を推定するように構成されている。このように構成すれば、マップにより容易に土砂の平均粒径を推定することができる。すなわち、演算を繰り返すことにより、土砂の平均粒径を取得する場合と比較して、マップにより容易に土砂の平均粒径を取得(推定)することができる。
上記有効応力と圧力変動部による間隙水圧計の測定値の変動に関する指標とに基づいて土砂の塑性流動性を判断するとともに土砂の平均粒径を推定する構成において、好ましくは、間隙水圧計の測定値の変動に関する指標は、間隙水圧計の測定値の変動の応答率である。このように構成すれば、土砂の平均粒径の違いにより変化しやすい間隙水圧計の測定値の変動の応答率を用いることにより、より適切に土砂の平均粒径を推定することができる。
上記シールド掘進機において、好ましくは、チャンバ内から土砂を排出するスクリュコンベアをさらに備え、圧力変動部は、チャンバ内の土砂を攪拌する攪拌翼、および、スクリュコンベアのスクリュの少なくとも1つを含む。このように構成すれば、既存の構成である攪拌翼またはスクリュコンベアにより、間隙水圧計の測定値を変動させることができる。
上記シールド掘進機において、好ましくは、チャンバ内から土砂を排出するスクリュコンベアをさらに備え、土圧計および間隙水圧計は、チャンバに沿って設けられた隔壁、および、スクリュコンベアのうちのいずれか一方に設置されている。このように構成すれば、隔壁、および、スクリュコンベアのうちのいずれか一方に設置することにより、掘進およびスクリュコンベアの駆動に伴い土砂の土圧および水圧が変動しやすい位置に間隙水圧計を配置することができるので、土圧計および間隙水圧計の測定値を効果的に変動させることができる。
上記シールド掘進機において、好ましくは、圧力変動部は、土圧計および間隙水圧計に向けて水を噴射する水噴射部を含む。このように構成すれば、圧力変動部によって、一層メリハリがあり、より急峻なピークを有する土圧計および間隙水圧計の測定値を得ることができる。したがって、土砂の塑性流動性を精度よく判断するとともに、土砂の平均粒径を正確に推定することができる。
本発明によれば、上記のように、チャンバ内の土砂性状をより詳細に判断することができる。
第1実施形態によるシールド掘進機の縦断面図である。 第1実施形態によるシールド掘進機の隔壁および撹拌部の模式的な正面図である。 第1実施形態によるシールド掘進機の土圧計の測定値および間隙水圧計の測定値を示した図である。 土砂の平均粒径と有効応力と応答率との関係を表すマップを示した図である。 第2実施形態によるシールド掘進機の縦断面図である。 第3実施形態によるシールド掘進機の縦断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1〜図4を参照して、第1実施形態によるシールド掘進機100について説明する。
(シールド掘進機の全体構成)
図1に示す第1実施形態によるシールド掘進機100は、シールド工法によるトンネル施工に用いる掘進機である。
シールド掘進機100は、シールド掘進機100(トンネル)の中心軸線α回りに回転して土砂を掘削するカッタヘッド1と、センターシャフト1aと、胴部2と、隔壁2aと、チャンバ3と、スクリュコンベア4と、シールドジャッキ5と、回転攪拌翼61および固定攪拌翼62を含む攪拌部6と、土圧計71および間隙水圧計72と、制御部8とを備えている。なお、回転攪拌翼61は、特許請求の範囲の「圧力変動部および攪拌翼」の一例である。
ここで、各図面では、中心軸線αに沿った掘進方向をX方向で示し、掘進方向の前方をX1方向で示し、掘進方向の後方をX2方向で示す。また、上下方向をZ方向で示し、上方をZ1方向で示し、下方をZ2方向で示す。また、X方向およびZ方向に直交する横方向(幅方向)をY方向で示す。
シールド掘進機100は、カッタヘッド1を中心軸線α回りに回転させつつ、シールドジャッキ5により既設のセグメントリング(覆工体)を支持体として掘進方向への推進力を発生させることにより、地山の掘削を行う。カッタヘッド1により掘削された土砂は、チャンバ3内に導入され、スクリュコンベア4によってシールド掘進機100の後方に排出される。
シールド掘進機100は、泥土圧式のシールド掘進機の例を示している。泥土圧式のシールド掘進機100では、チャンバ3内に作泥材が注入されて掘削土砂と混合されることにより、掘削土砂が不透水性と塑性流動性を持つ泥土に変換される。掘削土砂(泥土)は、チャンバ3内に充満する。シールド掘進機100は、掘削土砂(泥土)をチャンバ3内に充満させた状態を維持してシールドジャッキ5の推力によりチャンバ3内に泥土圧を発生させることにより、地山側の圧力(切羽の土圧および地下水圧)に対抗させる。シールド掘進機100は、掘進量と排土量とのバランスによって圧力の平衡を保ちながら掘進する。なお、圧力の平衡が適切に保たれなければ、地山の崩れ、土砂のシールド掘進機100への固着、スクリュコンベア4からの噴発などの問題が引き起こされる。
そこで、このような問題を抑制するために、第1実施形態のシールド掘進機100は、土圧計71の測定値および回転攪拌翼61により変動される間隙水圧計72の測定値に基づいて、掘進に伴い時事刻々と変動する土砂性状を判断(推定も含む)するように構成されている。すなわち、シールド掘進機100(制御部8)は、土圧計71の測定値および回転攪拌翼61により変動される間隙水圧計72の測定値に基づいて、土砂の塑性流動性を判断するとともに、土砂の平均粒径を推定するように構成されている。詳細については後述する。
(シールド掘進機の各部の構成)
以下、シールド掘進機の各部の構成について説明する。
〈カッタヘッドおよびセンターシャフトの構成〉
カッタヘッド1は、掘進方向の前方の端部に配置されており、掘進方向(X方向)から見て、円形形状を有している。カッタヘッド1は、回転して土砂を掘削する掘削面を構成している。カッタヘッド1は、中心軸線αを中心として掘進方向に延びるセンターシャフト1aにより支持されている。すなわち、シールド掘進機100は、カッタヘッド1の支持方式としてセンターシャフト支持方式を採用している。カッタヘッド1には、カッタヘッド1を回転駆動するためのカッタ駆動部11が設けられている。カッタ駆動部11は、たとえば、油圧モータである。
〈胴部の構成〉
胴部2は、シールド掘進機100の外殻を構成している。胴部2は、掘進方向に延びる貫通穴状の内部空間を有する円筒形状を有している。胴部2の前方端部には、カッタヘッド1が配置されている。
〈隔壁の構成〉
隔壁2aは、掘進方向に直交する方向に延びる円板形状(図2参照)を有しており、カッタヘッド1の後方で、円筒形状の胴部2の内部に配置されている。隔壁2aは、胴部2に対して内周側から固定されている。隔壁2aは、掘進方向の前方側(カッタヘッド1側)と後方側とを仕切るように構成されている。すなわち、隔壁2aは、前方側のチャンバ3と、後方側の大気(作業領域)とを仕切っている。
〈チャンバの構成〉
チャンバ3は、掘進方向において、カッタヘッド1と隔壁2aとの間に形成された土砂の貯留空間(圧力室)である。チャンバ3は、カッタヘッド1の後面10と、隔壁2aの前面20と、胴部2の内周面とによって区画されている。チャンバ3には、カッタヘッド1によって掘削された土砂が一時的に貯留される。
〈スクリューコンベアの構成〉
スクリュコンベア4は、チャンバ3に接続され、チャンバ3内の土砂を排出するように構成されている。スクリュコンベア4は、チャンバ3内の土砂の高い圧力を、土砂の搬送過程で大気(作業領域)の圧力まで降下させる機能を有している。
スクリュコンベア4は、ケーシング41と、スクリュ42と、スクリュ42に対して回転駆動力(トルク)を付与するスクリュ駆動部(図示せず)とを含んでいる。
ケーシング41は、土砂の排出経路を構成する細長い管状部材である。ケーシング41は、掘進方向に傾斜して延びる円筒形状を有している。ケーシング41の前方の端部には、隔壁2aを貫通してチャンバ3内に開口する入口部43が設けられている。ケーシング41の後方の端部には、大気に連通する土砂の出口部(図示せず)が設けられている。
スクリュ42は、ケーシング41内に配置されており、回転によって土砂に対し後方への搬送力を付与するように構成されている。スクリュ42は、ケーシング41内で回転することにより、土砂を後方の出口部に向けて搬送するように構成されている。
〈シールドジャッキの構成〉
シールドジャッキ5は、胴部2に取り付けられている。シールドジャッキ5は、胴部2の外周部付近に周方向に並ぶように複数設けられている。シールドジャッキ5は、セグメントSGを後方に押圧して、その反力により胴部2を前方に推進させるように構成されている。
〈攪拌部の構成〉
攪拌部6は、チャンバ3内に複数設けられている。攪拌部6は、カッタヘッド1の回転に伴い、土砂と、作泥材供給管(図示せず)からチャンバ3内に注入された作泥材とを攪拌混合して泥土を形成するように構成されている。すなわち、攪拌部6は、チャンバ3内に土砂が留まることがないように、土砂を強制攪拌するように構成されている。
攪拌部6は、複数(たとえば、4つ)の回転攪拌翼61と、複数(たとえば、4つ)の固定攪拌翼62とを含んでいる。
回転攪拌翼61は、カッタヘッド1の後面10に固定されている。回転攪拌翼61は、たとえば、後面10からチャンバ3内(後方)に突出する円柱形状を有している。回転攪拌翼61は、中心軸線α回りにカッタヘッド1と一体回転するように構成されている。
図2に示すように、回転攪拌翼61は、カッタヘッド1の半径方向の所定位置に配置されている。複数の回転攪拌翼61は、カッタヘッド1の周方向に略等角度間隔で並ぶように配置されている。なお、図2では、説明の便宜上、スクリュコンベア4や胴部2などの図示を省略している。
また、図2では、カッタヘッド1が回転する際の回転攪拌翼61の軌道61aをハッチングにより示している。回転攪拌翼61の軌道61aは、掘進方向から見て、土圧計71および間隙水圧計72と重なっている。すなわち、回転攪拌翼61は、所定の回転位置において、土圧計71および間隙水圧計72の近傍を通過する。これによって、回転攪拌翼61は、回転時において、間隙水圧計72に加わる水圧を変動させることにより、間隙水圧計72の測定値を周期的に変動させるように構成されている。同様に、回転攪拌翼61は、回転時において、土圧計71に加わる土砂の圧力を変動させることにより、土圧計71の測定値を周期的に変動させるように構成されている。
固定攪拌翼62は、隔壁2aの前面20に固定されている。固定攪拌翼62は、たとえば、前面20からチャンバ3(図1参照)内(前方)に突出する円柱形状を有している。固定攪拌翼62は、回転攪拌翼61に対して相対回転するように構成されている。固定攪拌翼62は、隔壁2a(カッタヘッド1)の半径方向において、回転攪拌翼61よりも外側に配置されている。複数の固定攪拌翼62は、隔壁2aの周方向に略等角度間隔で並ぶように配置されている。
〈土圧計の構成〉
図1に示す土圧計71は、チャンバ3内の土圧を測定するように構成されている。詳細には、土圧計71は、チャンバ3内の土(土粒子)および水により土圧計71に加わる圧力を測定するように構成されている。土圧計71は、隔壁2aに設置されている。土圧計71は、所定の回転位置の回転攪拌翼61と、掘進方向(前後方向)に対向する位置に配置されている。すなわち、中心軸線αから土圧計71までの距離D1(図1参照)は、中心軸線αから回転攪拌翼61までの距離D2(図1参照)と略等しい(D1≒D2)。
〈間隙水圧計の構成〉
間隙水圧計72は、チャンバ3内の土砂の水圧(水により間隙水圧計72に加わる圧力)を測定するように構成されている。間隙水圧計72は、隔壁2aに設置されている。間隙水圧計72は、土圧計71の近傍に横並びで配置されている。間隙水圧計72と土圧計71との間の距離d1(図2参照)は、掘進方向における間隙水圧計72および土圧計71と回転攪拌翼61との間の距離d2(図1参照)と比較して十分に小さい。間隙水圧計72は、所定の回転位置の回転攪拌翼61と、掘進方向(前後方向)に対向する位置に配置されている。
〈制御部の構成〉
制御部8は、CPUまたはマイコンなどのプロセッサ(演算処理装置)を含んで構成されている。制御部8は、土圧計71および間隙水圧計72から測定値を取得可能なように、土圧計71および間隙水圧計72に接続されている。
制御部8は、上記のように、土圧計71の測定値および回転攪拌翼61により変動される間隙水圧計72の測定値に基づいて、土砂の塑性流動性を判断するとともに、土砂の平均粒径を推定するように構成されている。
詳細には、制御部8は、土圧計71の測定値および間隙水圧計72の測定値に基づき算出した土砂の有効応力と、回転攪拌翼61による間隙水圧計72の測定値の変動に関する指標とに基づいて、土砂の塑性流動性を判断するとともに、土砂の平均粒径を推定するように構成されている。
なお、回転攪拌翼61による間隙水圧計72の測定値の変動に関する指標とは、要するに、間隙水圧計72の測定値の変動の応答率である。すなわち、回転攪拌翼61による間隙水圧計72の測定値の変動に関する指標とは、回転攪拌翼61による入力に対する間隙水圧計72の実際の測定値(出力)の割合である。回転攪拌翼61による入力とは、たとえば、チャンバ3内が略水により満たされた場合を想定して得られる最大の間隙水圧計72の測定値である。
ここで、同一土圧の下では、土砂の平均粒径によって、水の土粒子間を流れる流れやすさ(透水係数)が異なる。詳細には、土砂の平均粒径が大きい程、土粒子間の隙間が大きいため、水は流れやすくなる一方、土砂の平均粒径が小さい程、土粒子間の隙間が小さいため、水は流れにくくなる。このため、チャンバ3内で水圧変動を与える部分(回転攪拌翼61)から間隙水圧計72および土圧計71までの間にある土質(土砂の平均粒径)によって、間隙水圧計72の測定値(水圧)の変動の様子が変化する。
すなわち、土砂の平均粒径が大きい場合、透水係数が大きくなり、比較的素早く(入力のピークから出力のピークまでの時間が比較的短く)、入力に近い比較的大きな応答(出力)が得られる。一方、土砂の平均粒径が小さい場合、透水係数が小さくなり、比較的鈍く(入力のピークから出力のピークまでの時間が比較的長く)、入力に対して比較的小さな応答(出力)が得られる。
制御部8は、上記のような土質(土砂の平均粒径)によって変化する間隙水圧計72の測定値(水圧)の変動を利用して、間隙水圧計72の測定値の変動の応答率を取得するように構成されている。
具体的には、図3に示すように、制御部8は、回転攪拌翼61による入力のピークの水圧P10に対する、入力に対応する間隙水圧計72の測定値(出力)のピークの水圧P11の割合によって、応答率を取得する。すなわち、制御部8は、応答率をRとすると、R=(P11/P10)という式により応答率を取得する。
また、制御部8は、土圧計71の測定値(出力)のピークの土圧P20から、入力に対応する間隙水圧計72の測定値(出力)のピークの水圧P11を減じる(差し引く)ことにより、土砂の有効応力Sを取得する(S=P20−P11)。ここで、有効応力とは、水を除いた土粒子による圧力であり、土砂の噛み合いの成分である。有効応力は、土砂の圧縮状況が大きい場合には大きくなる一方、土砂の圧縮状況が小さい場合には小さくなる。
なお、土圧計71(間隙水圧計72)の測定値(出力)のピークと、隣接する他のピークが得られる時間間隔Tは、カッタヘッド1が1回転するのに要する時間tを回転攪拌翼61の数N(たとえば、4つ)で除することにより得られる(T=t/N)。
ここで、有効応力と、間隙水圧計72の測定値の変動に関する指標(応答率)と、土砂の平均粒径との間には、一定の関係性が存在する。そこで、図4に示すように、制御部8は、有効応力と、間隙水圧計72の測定値の変動に関する指標(応答率)と、土砂の平均粒径との関係を示すマップM(データベース)に基づいて、土砂の平均粒径を推定するように構成されている。マップMは、所定のシミュレーションや実験などにより予め作成される。なお、図4に示すマップMは一例にすぎず、他の異なる態様のマップを作成してもよい。
マップM内のS1〜SX(20)は、互いに異なるX(20)段階の有効応力を示している。つまり、マップM内の一の破線上では、有効応力が変動することがない(等しい)。有効応力は、S1からS20に向かうにつれて徐々に大きくなる。なお、図4では、有効応力をS1からS20の20段階で示しているが、本発明はこれに限られることはなく、より細かく有効応力を取得するように構成されていてもよい。なお、マップM内の縦軸は、応答率を示している。また、マップM内の横軸は、土砂の平均粒径を示している。また、マップM内のハッチング部分は、土砂が適正な塑性流動性を有する範囲Aを示している。土砂が適正な塑性流動性を有する範囲Aは、たとえば、過去の掘削事例などに基づく経験則などにより画定される。ここで、土砂が適正な塑性流動性を有する範囲Aとは、シールド掘進機100による掘進時において、地山の崩れ、土砂のシールド掘進機100への固着、スクリュコンベア4からの噴発などの問題を引き起こしにくくなる好ましい範囲である。
(平均粒径の取得方法)
図4を参照して、制御部8によるマップMを利用した平均粒径の取得方法について説明する。まず、制御部8により、応答率および有効応力をそれぞれ取得する。そして、たとえば、取得された応答率がR1であり、有効応力がS10である場合に、応答率R1と有効応力S10との交点I1を取得する。そして、この交点I1の横軸の値が土砂の平均粒径AP1となる。
(塑性流動性の判断方法)
制御部8は、マップMにおいて、取得した応答率と有効応力との交点が、土砂が適正な塑性流動性を有する範囲A(ハッチング部分)の内側にあるか、外側にあるかにより、塑性流動性が適正か否かを判断する。
たとえば、取得した交点が上記の交点I1である場合、交点I1は、適正な塑性流動性を有する範囲A(ハッチング部分)の内側にある。このため、制御部8は、土砂が適正な塑性流動性を有すると判断する。一方、取得した交点が交点I2である場合、交点I2は、適正な塑性流動性を有する範囲A(ハッチング部分)の外側にある。このため、制御部8は、土砂が適正な塑性流動性を有さないと判断する。
なお、一般的に、有効応力が大きくなりすぎると、土粒子の接触力が大きくなりすぎるため、塑性流動性が悪化して(土砂が流動しにくくなって)、土砂のシールド掘進機100への固着などが発生する。また、有効応力が小さくなりすぎると、土粒子の接触力が小さくなりすぎるため、塑性流動性が良好となって(土砂が流動しやすくなって)、スクリュコンベア4からの土砂の噴発などが発生する。
(第1実施形態の効果)
第1実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第1実施形態では、上記のように構成することによって、土砂の塑性流動性および土砂の平均粒径という2つの土砂性状に関する指標を得ることができるので、チャンバ3内の土砂性状をより詳細に判断することができる。その結果、実際の掘削現場において時々刻々と変化する土砂性状に応じて、地山の崩れや、スクリュコンベア4からの噴発などが発生しないように適切な対処を取ることが可能になる。また、現場毎に異なる土砂の平均粒径を推定するとともに、土砂の塑性流動性を判断することができる。したがって、土砂の平均粒径を取得した上で塑性流動性を判断することができるため、より的確に塑性流動性を判断することができる。
第1実施形態では、上記のように、制御部8は、土圧計71の測定値および間隙水圧計72の測定値に基づき算出した土砂の有効応力と、回転攪拌翼61による間隙水圧計72の測定値の変動に関する指標とに基づいて、土砂の塑性流動性を判断するとともに、土砂の平均粒径を推定するように構成されている。これにより、土圧計71および間隙水圧計72を用いて容易に得られる有効応力と、回転攪拌翼61による間隙水圧計72の測定値の変動に関する指標とに基づいて、容易に、土砂の塑性流動性を判断することができるとともに、土砂の平均粒径を推定することを実現することができる。
第1実施形態では、上記のように、制御部8は、有効応力と、間隙水圧計72の測定値の変動に関する指標と、土砂の平均粒径との関係を示すマップMに基づいて、土砂の平均粒径を推定するように構成されている。これにより、マップMにより容易に土砂の平均粒径を推定することができる。すなわち、演算を繰り返すことにより、土砂の平均粒径を取得する場合と比較して、マップMにより容易に土砂の平均粒径を取得(推定)することができる。
第1実施形態では、上記のように、間隙水圧計72の測定値の変動に関する指標は、間隙水圧計72の測定値の変動の応答率である。これにより、土砂の平均粒径の違いにより変化しやすい間隙水圧計72の測定値の変動の応答率を用いることにより、より適切に土砂の平均粒径を推定することができる。
第1実施形態では、上記のように、チャンバ3内から土砂を排出するスクリュコンベア4をさらに備え、回転攪拌翼61は、チャンバ3内の土砂を攪拌する。これにより、既存の構成である回転攪拌翼61により、間隙水圧計72の測定値を変動させることができる。
第1実施形態では、上記のように、チャンバ3内から土砂を排出するスクリュコンベア4をさらに備え、土圧計71および間隙水圧計72は、チャンバ3に沿って設けられた隔壁2aに設置されている。これにより、隔壁2aに土圧計71および間隙水圧計72を設置することにより、掘進に伴い土砂の土圧および水圧が変動しやすい位置に土圧計71および間隙水圧計72を配置することができるので、土圧計71および間隙水圧計72の測定値を効果的に変動させることができる。
[第2実施形態]
次に、図5を参照して、第2実施形態について説明する。この第2実施形態では、上記第1実施形態の構成に加えて、土圧計71および間隙水圧計72に向けて水を噴射する水噴射部209を備える例について説明する。上記第1実施形態と同様の構成は、第1実施形態と同じ符号を付して図示するとともに説明を省略する。なお、水噴射部209は、特許請求の範囲の「圧力変動部」の一例である。
図5に示すように、第2実施形態のシールド掘進機200は、水噴射部209を備えている。
水噴射部209は、回転攪拌翼61の後端61bに設けられている。水噴射部209は、高い圧力の水を継続的に噴射するように構成されている。水噴射部209は、後方に向けて水を噴射するように構成されている。したがって、水噴射部209は、カッタヘッド1が回転する中で、回転攪拌翼61と、土圧計71および間隙水圧計72とが掘進方向において互いに重なる回転位置において、土圧計71および間隙水圧計72に向けて水を噴射するように構成されている。この際、土圧計71および間隙水圧計72の測定値は、第1実施形態の測定値と比較して、より急峻なピークを示す。したがって、制御部8は、水噴射部209によって、土砂の塑性流動性を精度よく判断するとともに、土砂の平均粒径を正確に推定することが可能となる。なお、水噴射部209には、たとえば、センターシャフト1a内に設けられた水供給管(図示せず)を介して水が供給される。
第2実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
(第2実施形態の効果)
第2実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第2実施形態では、上記第1実施形態と同様に、チャンバ3内の土砂性状をより詳細に判断することができる。
第2実施形態では、上記のように、水噴射部209は、土圧計71および間隙水圧計72に向けて水を噴射する。これにより、水噴射部209によって、一層メリハリがあり、より急峻なピークを有する土圧計71および間隙水圧計72の測定値を得ることができる。したがって、土砂の塑性流動性を精度よく判断するとともに、土砂の平均粒径を正確に推定することができる。
第2実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
[第3実施形態]
次に、図6を参照して、第3実施形態について説明する。この第3実施形態では、土圧計71および間隙水圧計72を隔壁2aに設置した上記第1実施形態とは異なり、土圧計371および間隙水圧計372をスクリュコンベア304に設置する例について説明する。上記第1実施形態と同様の構成は、第1実施形態と同じ符号を付して図示するとともに説明を省略する。
図6に示すように、第3実施形態のシールド掘進機300は、スクリュコンベア304と、土圧計371および間隙水圧計372とを備えている。
スクリュコンベア304は、ケーシング41と、スクリュ342とを含んでいる。なお、スクリュ342は、特許請求の範囲の「圧力変動部」の一例である。
土圧計371および間隙水圧計372は、スクリュコンベア304のケーシング41に設置されている。土圧計371および間隙水圧計372は、互いに近傍に配置されている。また、土圧計371および間隙水圧計372は、掘進方向において、チャンバ3の近傍に配置されている。土圧計371および間隙水圧計372の測定値は、スクリュ342が回転することにより、周期的に変動する。
第3実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
(第3実施形態の効果)
第3実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第3実施形態では、上記第1実施形態と同様に、チャンバ3内の土砂性状をより詳細に判断することができる。
第3実施形態では、上記のように、チャンバ3内から土砂を排出するスクリュコンベア304をさらに備え、土圧計371および間隙水圧計372は、スクリュコンベア304に設置されている。これにより、スクリュコンベア304に土圧計371および間隙水圧計372を設置することにより、スクリュコンベア304の駆動に伴い土砂の土圧および水圧が変動しやすい位置に土圧計371および間隙水圧計372を配置することができるので、土圧計371および間隙水圧計372の測定値を効果的に変動させることができる。
第3実施形態では、上記のように、チャンバ3内から土砂を排出するスクリュコンベア304をさらに備え、スクリュコンベア304のスクリュ342により土砂を攪拌するように構成されている。これにより、既存の構成であるスクリュコンベア304により、間隙水圧計372の測定値を変動させることができる。
第3実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
[変形例]
なお、今回開示された実施形態および変形例は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記第1〜第3実施形態では、泥土圧式シールド掘進機に本発明を適用した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明を、泥水式シールド掘進機に適用してもよい。泥水式シールド掘進機の場合には、送泥管を介してチャンバ内に泥水を送り込んで掘削土砂をスラリー化し、スラリー化した掘削土砂を、排泥管を介して排出する。
また、上記第1〜第3実施形態では、センターシャフト方式のシールド掘進機に本発明を適用した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、中間支持方式のシールド掘進機に本発明を適用してもよい。
また、上記第3実施形態では、水噴射部を、回転攪拌翼に設けた例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、水噴射部を、固定攪拌翼に設けてもよい。この場合、水噴射部を、周期的に水を噴射するように構成する。
また、上記第1〜第3実施形態では、マップに基づいて土砂の平均粒径を推定した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、所定の演算に基づいて土砂の平均粒径を推定してもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、回転攪拌翼を4つ設けた例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、回転攪拌翼を1〜3つまたは5つ以上設けてもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、土圧計および間隙水圧計のセットを1組設けた例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、土圧計および間隙水圧計のセットを複数組設けてもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、土圧計および間隙水圧計を隔壁またはスクリュコンベアに設けた例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、たとえば、土圧計および間隙水圧計を、カッタヘッドや、チャンバとスクリュコンベアとの間に配置された土砂のサンプリングを行う所定のバイパス通路などに設けてもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、間隙水圧計の測定値の変動に関する指標を、間隙水圧計の測定値の変動の応答率とした例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、たとえば、間隙水圧計の測定値の変動に関する指標を、入力に対する間隙水圧計の測定値(出力)の時間的な遅れに関する指標としてもよい。
2a 隔壁
3 チャンバ
8 制御部
61 回転攪拌翼(攪拌翼、圧力変動部)
71、371 土圧計
72、372 間隙水圧計
100、200、300 シールド掘進機
209 水噴射部(圧力変動部)
304 スクリュコンベア
342 スクリュ(圧力変動部)
M マップ

Claims (7)

  1. 掘削された土砂が貯留されるチャンバと、
    前記土砂の土圧を測定する土圧計と、
    前記土圧計の近傍に配置され、前記土砂の水圧を測定する間隙水圧計と、
    前記間隙水圧計に加わる水圧を変動させることにより、前記間隙水圧計の測定値を周期的に変動させる圧力変動部と、
    前記土圧計の測定値および前記圧力変動部により変動される前記間隙水圧計の測定値に基づいて、前記土砂の塑性流動性を判断するとともに、前記土砂の平均粒径を推定する制御部とを備える、シールド掘進機。
  2. 前記制御部は、前記土圧計の測定値および前記間隙水圧計の測定値に基づき算出した前記土砂の有効応力と、前記圧力変動部による前記間隙水圧計の測定値の変動に関する指標とに基づいて、前記土砂の塑性流動性を判断するとともに、前記土砂の平均粒径を推定するように構成されている、請求項1に記載のシールド掘進機。
  3. 前記制御部は、前記有効応力と、前記間隙水圧計の測定値の変動に関する指標と、前記土砂の平均粒径との関係を示すマップに基づいて、前記土砂の平均粒径を推定するように構成されている、請求項2に記載のシールド掘進機。
  4. 前記間隙水圧計の測定値の変動に関する指標は、前記間隙水圧計の測定値の変動の応答率である、請求項2または3に記載のシールド掘進機。
  5. 前記チャンバ内から前記土砂を排出するスクリュコンベアをさらに備え、
    前記圧力変動部は、前記チャンバ内の前記土砂を攪拌する攪拌翼、および、前記スクリュコンベアのスクリュの少なくとも1つを含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載のシールド掘進機。
  6. 前記チャンバ内から前記土砂を排出するスクリュコンベアをさらに備え、
    前記土圧計および前記間隙水圧計は、前記チャンバに沿って設けられた隔壁、および、前記スクリュコンベアのうちのいずれか一方に設置されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載のシールド掘進機。
  7. 前記圧力変動部は、前記土圧計および前記間隙水圧計に向けて水を噴射する水噴射部を含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載のシールド掘進機。
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