JP3460981B2 - シールド掘進機およびシールド掘進機の掘削可能距離推定方法 - Google Patents

シールド掘進機およびシールド掘進機の掘削可能距離推定方法

Info

Publication number
JP3460981B2
JP3460981B2 JP2000222608A JP2000222608A JP3460981B2 JP 3460981 B2 JP3460981 B2 JP 3460981B2 JP 2000222608 A JP2000222608 A JP 2000222608A JP 2000222608 A JP2000222608 A JP 2000222608A JP 3460981 B2 JP3460981 B2 JP 3460981B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
jack
distance
excavation
shield machine
shield
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000222608A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002038883A (ja
Inventor
民夫 堀内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nishimatsu Construction Co Ltd
Original Assignee
Nishimatsu Construction Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nishimatsu Construction Co Ltd filed Critical Nishimatsu Construction Co Ltd
Priority to JP2000222608A priority Critical patent/JP3460981B2/ja
Publication of JP2002038883A publication Critical patent/JP2002038883A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3460981B2 publication Critical patent/JP3460981B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビットの摩耗を把
握して掘削可能距離を推定するシールド掘進機およびシ
ールド掘進機の掘削可能距離推定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シールド掘進機を用いて地山を掘
進するシールド工法が知られている。シールド掘進機
は、複数のビットを有するカッターを前面部に備え、こ
のカッターを旋回させながら推進することで、カッター
に設けられたビットで掘進箇所を掘削しながら前進して
掘削孔を形成する。このビットはシールド掘進機の掘進
に伴って摩耗していく。また、ビットの摩耗量は掘進す
る地盤の硬さによって変わる。このために、ある程度の
長距離を掘削するときには、掘削中のビットの摩耗量を
随時把握し、その時の状態でシールド掘進機が掘削でき
る掘進可能距離を把握することが重要となる。
【0003】ビットの摩耗量の検知方法としては、例え
ば、中間立杭を設けてビットの摩耗を直接把握する方
法、ビットに一定量以上の摩耗が生じたときに油圧が低
下して摩耗を検知する「油圧検知ビット」による検知方
法、などの方法の他、ビットの摩耗検知を行う検知器
(超音波や音などを発振および受振して検知を行う)に
よる方法が知られている。また、特開平10−2210
05号公報には、1次側コイルおよび2次側コイルが巻
回された磁性体コアを内部に収容し、かつ、この磁性体
コアの一部を掘削面前面に露出させて構成される摩耗検
出ヘッドを、カッターの所定位置に設ける構成が開示さ
れている。この構成によれば、磁性体コアの露出した部
分が掘削とともに摩耗し、これに伴って磁性体コアの磁
気抵抗値が変化する。この磁気抵抗値の変化からビット
の摩耗量を把握できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例え
ば、中間立杭を設ける場合には、ビットの摩耗状態を正
確に把握できるが、多大な作業負荷が伴いコスト高とな
る。また、ビットの摩耗状態は、中間立杭を設けた位置
でのみ把握され、掘削の途中の任意の位置では把握でき
ず、適用範囲が狭い。一方、上述の他の方法(油圧、超
音波、音などを利用する方法)は、ビットを直接確認で
きない点で、中間立杭を設ける方法と比べて正確さが劣
る。また、上述の検知機(超音波や音などを利用)を設
ける場合には、この検知機が備える(超音波や音など
の)測定装置等によりコスト増が生じる。さらに、この
検出器に接続される導線の長さが変わるとインピーダン
スが変化するので、例えば、シールド掘進機の段取替え
の前後で値が変化するという問題点があった。
【0005】本発明の課題は、大きなコスト増を伴うこ
となく、掘削の途中の任意の場所でビットの摩耗量およ
び掘削可能距離を好適に推定できるシールド掘進機およ
びシールド掘進機の掘削可能距離推定方法を提供するこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、例えば、図1〜3に示すよ
うに、少なくとも一部のビット(例えば、外周ティース
ビット16…)が外周から突出するように設けられたカ
ッターディスク10を有するカッターヘッド20を前面
部に備え、カッターヘッドを旋回させて地山を掘進して
掘削孔(例えば、トンネル坑A)を形成するシールド掘
進機1であって、シールド掘進機本体が掘進して掘削さ
れた前記掘削孔の内面と前記カッターディスクの外周と
が離間するクリアランス量Dを測定する探査手段(例え
ば、切羽崩壊探査装置25)と、統計処理によりシール
ド掘進機本体が掘進した距離に基づく掘進距離量(例え
ば、リングNO.)と前記探査手段が測定した前記クリ
アランス量との関係について、Y=58.816−0.
0078886X(R=0.13353)(ここで、
X:リングNO.、Y:崩壊探査ジャッキストローク
(×10-3m)、R:相関係数である。)との近似式を
求め、該近似式に基づいてシールド掘進機本体の掘削可
能距離を推定する掘削可能距離推定手段(例えば、掘削
可能距離推定部)と、を備えることを特徴とする。
【0007】請求項1記載の発明によれば、シールド掘
進機がカッターヘッドを旋回させながら掘進すると、カ
ッターディスクの外周から突出するように設けられたビ
ットにより、掘削孔の掘削径はカッターディスクの径よ
りも大きな径に予堀りされる。しかしながら、シールド
掘進機の掘進に伴って、カッターディスクの外周から突
出するビットが摩耗してくると、この摩耗に伴って十分
に予堀りされず、掘削孔の掘削径が小さくなってくる。
ここで、探査手段が測定するクリアランス量は、掘削孔
の内面とカッターディスクの外周とが離間する距離であ
り、上述のようにビットの摩耗により掘削径が小さくな
ると、これに伴って、測定されるクリアランス量が小さ
くなる。すなわち、カッターディスクの外周から突出す
るビットの摩耗の進行度合いが、探査手段が測定するク
リアランス量に反映される。従って、掘削孔を掘削して
いく過程でのクリアランス量の推移を把握することで、
カッターディスクの外周から突出するビットの摩耗の進
行度合いが把握できる。以上により、シールド掘進機の
掘進に伴って、随時、クリアランス量を測定していき、
掘削可能距離推定手段により、測定されたクリアランス
量とシールド掘進機が掘進した距離に基づく掘進距離量
との関係を示す近似式を求め、この近似式を用いること
で、そのときのビットの摩耗状態からシールド掘進機が
掘削できる掘削可能距離を推定できる。例えば、予め、
ビットの摩耗状態を反映したクリアランス量の限界値を
設定しておくことで、掘削可能距離推定手段が求めた近
似式から、掘削可能距離を推定できる。
【0008】ここで、掘進距離量とは、シールド掘進機
が掘進した実際の距離だけでなく、シールド掘進機が掘
進した距離に対応するデータであれば、如何なるデータ
を用いても良い。例えば、シールド掘進機は、掘進に伴
う後方に順次セグメントを覆工していくが、この覆工し
たセグメントの数を用いても良く、このセグメントが一
定数集められて形成されたリング数を用いても良い。こ
の場合には、セグメントの長さ(シールド掘進機の掘進
方向への長さ)から、容易に、セグメントの数やリング
数を距離に対応づけることができる。また、探査手段と
しては、掘削孔の内面とカッターディスクの外周とが離
間する距離を測定できれば、如何なる構成のものを適用
しても良い。
【0009】請求項2記載の発明は、例えば、図1〜3
に示すように、請求項1記載のシールド掘進機におい
て、探査手段は、前記カッターディスクの外周から前記
掘削孔の内面に向かう方向に伸長および縮小自在に設け
られるジャッキ(例えば、崩壊探査ジャッキ25a)
と、該ジャッキが伸長した状態で前記掘削孔の内面に当
接する先端部に設けられ前記掘削孔の内面から受ける圧
力を検知する圧力検知手段(例えば、土圧計)と、を備
え、前記クリアランス量は、前記ジャッキが前記掘削孔
の内面に向かって伸長して前記ジャッキの先端部が前記
掘削孔の内面に当接した状態で、前記圧力検知手段によ
り検知される前記ジャッキの先端部が受ける圧力に基づ
いて測定されることを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明によれば、ジャッキ
は、カッターディスクの外周から掘削孔の内面に向かう
方向に伸長および縮小自在に設けられるので、ジャッキ
を伸長させて掘削孔の内面に当接させることができる。
また、ジャッキの先端部には圧力検知手段が設けられる
ので、ジャッキを掘削孔の内面に向かって伸長させる過
程で、圧力検知手段が検知する圧力を監視することで、
ジャッキの先端部が掘削孔の内面に当接したか否かが把
握される。すなわち、圧力検知手段が検知する圧力を監
視することで、ジャッキの先端部が掘削孔の内面に当接
するまでのジャッキの伸長距離として、請求項1記載の
クリアランス量を測定できる。従って、請求項1と同様
の効果を奏することができ、好適に、掘削可能距離を推
定できる。
【0011】また、基本的に、ジャッキの伸長距離によ
りクリアランス量を測定するので、例えば、超音波や音
などを利用した検知機などの構成が不要であり、この検
知機が備える高価な測定装置(超音波や音などの)によ
るコスト増が生じない。
【0012】また、ジャッキは、カッターディスクの外
周から掘削孔の内面に向う方向に伸長および縮小自在に
設けられているので、基本的に、ジャッキがクリアラン
ス量を測定する場所に制限はなく、シールド掘進機の掘
削の途中の任意の場所でクリアランス量を測定できる。
なお、ジャッキを伸長させる方向は、測定の誤差を小さ
くするために、掘削孔内面の天端方向とすることが好ま
しい。
【0013】請求項3記載の発明は、例えば、図1〜3
に示すように、請求項2記載のシールド掘進機におい
て、前記ジャッキは、前記掘削孔の内面の崩壊を検知す
る崩壊探査ジャッキ25aであることを特徴とする。
【0014】請求項3記載の発明によれば、請求項2と
同様の効果を奏することができるとともに、シールド掘
進機の周知の構成要素である崩壊探査ジャッキを、請求
項2記載のジャッキとして利用することで、新たな構成
を設けることなく、部品の共通化を図りさらにコスト低
減に寄与できる。崩壊探査ジャッキは、例えば、油圧シ
リンダにより駆動され、掘削孔の内面に向う方向に出没
自在に構成される。これにより、シールド掘進機の掘進
に際して、所定の予堀り量で掘削されているかどうかを
検知でき、掘削孔の内面に崩壊が生じているかどうかを
検知する。
【0015】請求項4記載の発明は、例えば、図1〜5
に示すように、少なくとも一部のビット(例えば、外周
ティースビット16…)が外周から突出するように設け
られたカッターディスク10を備えるカッターヘッド2
0を前面部に備え、カッターヘッドを旋回させて地山を
掘進して掘削孔(例えば、トンネル坑A)を形成するシ
ールド掘進機1の掘削可能距離推定方法であって、シー
ルド掘進機本体が掘進して掘削された前記掘削孔の内面
と前記カッターディスクの外周とが離間するクリアラン
ス量Dを測定し、統計処理によりシールド掘進機本体が
掘進した距離に基づく掘進距離量(例えば、リングN
O.)と前記クリアランス量との関係について、Y=5
8.816−0.0078886X(R=0.1335
3)(ここで、X:リングNO.、Y:崩壊探査ジャッ
キストローク(×10-3m)、R:相関係数である。)
との近似式を求め、該近似式に基づいてシールド掘進機
本体の掘削可能距離を推定することを特徴とする。
【0016】請求項4記載の発明によれば、請求項1と
同様の効果を奏することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図1〜6を参照して、本発
明の実施の形態のシールド掘進機1を詳細に説明する。
本実施の形態のシールド掘進機1の基本構成は、図2に
示すように、周知の泥水式シールド掘進機の構成であ
り、トンネル坑A(掘削孔)の掘削に際して、地上より
ポンプ(図示しない)で泥水を圧送して地下水を泥水圧
で押さえ、切羽の安定を図りながら、掘削された土砂を
泥水の還流によってトンネル坑A外に排出させる。な
お、以下の説明では、図2に示すように、シールド掘進
機1の掘進方向を前方向とし、掘進方向と反対の方向を
後方向とする。
【0018】本実施の形態のシールド掘進機1は、図2
に示すように、基本的に以下の構成を有する。すなわ
ち、前面部に多数のビットを有するカッターディスク1
0(図1に図示)を備えるカッターヘッド20と、泥水
が圧送され泥水圧が所定に管理されるとともに、カッタ
ーヘッド20で掘削された掘削土砂を取り込むチャンバ
21と、泥水をチャンバ21上方から供給してチャンバ
21に圧送封入する送水管22と、チャンバ21から掘
削土を含む泥水を排出するための排泥主管23や排泥予
備管24と、を備える。また、シールド掘進機1は、セ
グメントMをリング状に組み立てるエレクタ30と、セ
グメントMを組み立てるための可動式セグメント組立足
場31と、掘削したトンネル坑Aの内面に順次セグメン
トMをリング状に覆工する真円保持装置32と、履工さ
れたセグメントMから反力をとりシールド掘進機1を前
進させるシールドジャッキ26と、を備える。また、カ
ッターヘッド20には、本実施の形態特有の切羽崩壊探
査装置25(探査手段、図1に図示)が設けられてい
る。この切羽崩壊探査装置25は、トンネル坑Aの掘削
に際して、カッターディスク10の外周とトンネル坑A
の内面とが離間する距離(以下、クリアランス量D、図
3に図示)を測定する。
【0019】また、シールド掘進機1には、このシール
ド掘進機1の制御を行う制御部(図示しない)が設けら
れる。この制御部は、予め、シールド掘進機1を制御す
るためのプログラムや、このプログラムで使用されるデ
ータが記憶されたROMと、プログラムに基づいてシー
ルド掘進機1を制御するためのデータが記憶されるRA
Mと、プログラムに基づく各種処理を行うCPUと、等
から構成される。また、この制御部には、切羽崩壊探査
装置25(図1に図示)が測定するクリアランス量D
(上述)の統計処理を行って、シールド掘進機1の掘進
可能距離を推定する掘削可能距離推定部(掘削可能距離
推定手段、図示しない)が設けられる。
【0020】シールドジャッキ26は、油圧シリンダ方
式で駆動され、図2に示すように、シールド掘進機1の
前後方向に伸縮自在に配設される。そして、このシール
ドジャッキ26が伸長して履工されたセグメントMから
反力をとり、シールド掘進機1が前進する。なお、本実
施の形態では、シールドジャッキ26は並列して29基
設けられている。
【0021】送水管22は、図2に示すように、チャン
バ22内で開口する端部が供給口22aとなり、この供
給口22aからチャンバ22へと泥水を供給する。これ
により、トンネル坑Aの掘削に際して、切羽全面に泥水
を充満させる。このときのチャンバ21内の泥水圧は、
シールド掘進機1の制御部(図示しない)により、切羽
の安定を保つための所定の圧力となるように制御され
る。チャンバ21内には、掘削土砂を含む泥水を攪拌す
るアジテータ21aが設けられ、この泥水を排泥主管2
3および排泥予備管24からスムーズに排出させる。こ
れにより、切羽の掘削土砂が泥水に含められてトンネル
坑Aから適宜排出される。また、排泥予備管24には内
圧が高くなり過ぎたときに圧力を開放する緊急圧抜管2
4aが設けられている。また、チャンバ21の後方に
は、マンロック29や、バルクヘッド2Aが設けられて
いる。なお、本実施の形態では、アジテータ21aは4
基設けられている。
【0022】真円保持装置32は、シールド掘進機1の
前後方向(図2に図示)に移動自在に設けられる。ま
た、真円保持装置32の上下の端部32aは、各々、ト
ンネル坑Aの内面に向かう方向に伸縮自在に配設され
る。この真円保持装置32の上下の端部32aは、エレ
クタ30が組み立てたセグメントMを把持もしくは開放
できるように構成される。これにより、真円保持装置3
2が前後方向に移動し、真円保持装置32の上下の端部
32aがトンネル坑Aの内面に向かう方向に伸長するこ
とで、組み立てられたセグメントMをエレクタ30から
受け取り、このセグメントMがトンネル坑Aの内面の所
定位置でリング状に順次覆工される(図2中、実線およ
び2点鎖線で、真円保持装置32がセグメントMを覆工
するときの移動の様子を図示)。可動式セグメント組立
足場31は、シールド掘進機1の前後方向に移動自在に
配設される(図2中、実線および2点鎖線で、可動式セ
グメント組立足場31が移動する様子を図示)。
【0023】また、シールド掘進機1は、切羽の掘削に
際して薬液を注入する薬液注入管27を備える。また、
シールド掘進機1は、排出した排泥水を土砂と泥水に分
離する泥水処理設備(図示しない)と、分離した泥水を
貯留する調整槽(図示しない)と、を備える。
【0024】カッターヘッド20は、図2に示すよう
に、切羽を掘削するビットやカッターを有するカッター
ディスク10(図1に図示)を前面部に備え、スイベル
ジョイント28を介して回転自在に配設される。このカ
ッターヘッド20は、駆動モータから駆動力が伝達され
て回転する。カッターディスク10は、図1に示すよう
に、外周に沿って外輪保護カッタ11が設けられてい
る。また、この外輪保護カッタ11には一定間隔を空け
て外周補助ビット11aが設けられている。カッターデ
ィスク10には、このカッターディスク10の中心から
半径方向に拡がる放射状に、スポーク12…が固定的に
設けられる。隣り合うスポーク12…の間に、スポーク
13…が固定的に設けられる。スポーク12…、13…
には、多数の先行カッタ14…が所定の間隔で列設され
ている。スポーク12…、13…の先行カッタ14…が
設けられる部分の左右には、内周ティースビット15…
が列設される。そして、カッターディスク10の最外周
の位置には、外周ティースビット16…が設けられてい
る。この外周ティースビット16…はカッターディスク
10の外周から突出するように配設される(図3に突出
した様子を模式的に図示)。また、スポーク12…の最
外周の位置のうち、2ケ所の位置には、超音波式の摩耗
検知ビット17や油圧式の摩耗検知ビット18が設けら
れる。また、スポーク12…、13…とカッターディス
ク10との間は開口しており、この開口を通して掘削土
砂がチャンバ21に導かれる。
【0025】さらに、図1に示すように、カッターディ
スク10には、コピーカッタ装置19や、ゲージカッタ
1Aが設けられる。コピーカッタ装置19は、コピーカ
ッタ19aと、コピーカッタ19aを出没させる油圧シ
リンダ19b(図2に図示)と、を備えている。また、
コピーカッタ19aはカッターディスク10の外周から
任意のストローク量で出没できるように設けられる(図
1に実線および2点鎖線でストローク範囲を図示)。ゲ
ージカッタ1Aはカッターディスク10の外周から突出
するように固定的に設けられる。なお、本実施の形態で
は、図1に示すように、コピーカッタ装置19は2基設
けられ、ゲージカッタ1Aは3基設けられている。これ
らコピーカッタ19aやゲージカッタ1A、および外周
ティースビット16…により、カッターディスク10の
外周よりも大径にトンネル坑Aが余堀りされ、シールド
掘進機1の掘進が容易となる。
【0026】そして、カッターディスク10には、図1
に示すように、本実施の形態特有の切羽崩壊探査装置2
5が設けられる。この切羽崩壊探査装置25は、シール
ド掘進機1の周知の構成要素である崩壊探査ジャッキ2
5a(ジャッキ)を備えて構成される。これにより、部
品の共通化を図りコスト低減に寄与できる。この崩壊探
査ジャッキ25aは油圧シリンダ方式で駆動され、カッ
ターディスク10の外周から伸縮自在に設けられる。ま
た、崩壊探査ジャッキ25aは、カッターディスク10
の任意の回転角度で伸縮自在に設けられる。そして、崩
壊探査ジャッキ25aは、伸長した状態でトンネル坑A
の内面に当接する先端に土圧計(圧力検知手段、図示し
ない)が設けられる。これにより、トンネル坑Aの掘削
に際して、崩壊探査ジャッキ25aがカッターディスク
10の外周から伸長し、トンネル坑Aの内面に当接する
と、この土圧計によりトンネル坑Aの内面から受ける土
圧が測定される。
【0027】また、崩壊探査ジャッキ25aの先端が受
ける土圧と、崩壊探査ジャッキ25aのストロークと、
の測定データが、シールド掘進機1の制御部に設けられ
る掘削可能距離推定部(図示しない)に取り込まれる。
そして、土圧計で測定される土圧に基づいて、崩壊探査
ジャッキ25aのストロークから、カッターディスク1
0の外周とトンネル坑Aの内面とが離間するクリアラン
ス量Dを測定する。従って、基本的に構成が簡易的であ
り、超音波や音などを利用する場合のような高価な測定
装置が不要となり、コスト低減に寄与できる。また、崩
壊探査ジャッキ25aは任意の位置で伸縮させることが
でき、シールド掘進機1の掘削の途中の任意の場所で、
崩壊探査ジャッキ25aを伸長させてクリアランス量D
を測定できる。なお、本実施の形態のシールド掘進機1
には、これらの測定データ、およびこれらの測定データ
をプロットしたグラフを出力する出力部(図示しない)
が設けられている。
【0028】次に、本発明の実施の形態のシールド掘進
機1が掘進可能距離を推定する方法を説明する。シール
ド掘進機1は、泥水が送水管22を介してチャンバ21
に供給され、カッターディスク10を旋回させながら切
羽を掘削し、この掘削土砂を含む泥水を排泥主管23な
どを介して排出しながらトンネル坑A(図3に図示)を
掘削して行く。この一方で、シールド掘進機1の掘進に
伴う後方で、トンネル坑Aの内面にセグメントMを順次
リング状に覆工するとともに、シールドジャッキ26が
覆工されたセグメントMから反力を取りながら伸長して
シールド掘進機1が前進する。
【0029】以上の動作をくり返しつつトンネル坑Aの
掘削がなされる間、1リング掘削終了直後のタイミング
で、随時、切羽崩壊探査装置25の崩壊探査ジャッキ2
5aを伸長させ、クリアランス量Dを以下の通りに測定
していく。すなわち、図3に示すように、1リング掘削
終了後に、切羽崩壊探査装置25の崩壊探査ジャッキ2
5aを、カッターディスク10の外周からトンネル坑A
の内面に向かって伸長させ、崩壊探査ジャッキ25aの
先端をトンネル坑Aの内面に当接させる(図3では当接
した状態を図示)。ここで、崩壊探査ジャッキ25aを
伸長させる方向は、誤差が小さくできるために、トンネ
ル坑Aの天端方向とすることが好ましい。
【0030】この過程で崩壊探査ジャッキ25aの土圧
計(図示しない)が測定する土圧は、例えば、図4に示
すように、崩壊探査ジャッキ25aの先端が天端に当接
するまでは、土圧は安定せずに上昇傾向となる(図4に
領域Pで図示)。そして、崩壊探査ジャッキ25aの先
端が天端に当接してはじめの間は、崩壊探査ジャッキ2
5aの伸長が天端で規制された状態となり、ストローク
が一定の下で土圧が上昇する(領域Q)。この状態が過
ぎてさらにストロークすると、油圧シリンダの駆動力が
トンネル坑Aの天端を押し上げるように作用し、土圧が
上昇しながらストロークが増加しだす(領域R)。従っ
て、図4に示すように、崩壊探査ジャッキ25aのスト
ロークと土圧との関係のグラフには平坦部Sが形成さ
れ、この平坦部Sでのストローク量を、カッターヘッド
20の外周とトンネルA内面との天端とが離間する「ク
リアランス量D」として測定する。以上の通りにして、
切羽崩壊探査装置25は、土圧の変化と崩壊探査ジャッ
キ25aのストロークとからクリアランス量Dを測定す
る。
【0031】なお、切羽崩壊探査装置25の崩壊探査ジ
ャッキ25aを、設定された土圧に達したあとはそれ以
上ストロークしないように構成しても良い。この場合に
は、崩壊探査ジャッキ25aのストロークが停止するま
での過程で、ストローク量の最大値をクリアランス量D
として測定する。
【0032】この測定データが、シールド掘進機1の制
御部に設けられる掘削可能距離推定部に取り込まれて統
計処理される。例えば、このようにして1リング掘削終
了ごとに測定されたクリアランス量Dを、リングNO.
に対してプロットする。ここで、リングNO.はシール
ド掘進機1が掘進した距離に基づく量となる。そして、
掘削可能距離推定部で、クリアランス量DとリングN
O.との関係の近似式が算出される。
【0033】外周ティースビット16…が摩耗すると、
これに伴って掘削される量が少なくなるので、トンネル
坑Aの内面とカッターディスク10の外周とが離間する
距離が短くなる。従って、トンネル坑Aの内面に当接す
るまでの崩壊探査ジャッキ25aのストロークが低下
し、測定されるクリアランス量Dは小さくなる。従っ
て、外周ティースビット16…が摩耗してトンネル坑A
の掘削に支障をきたす崩壊探査ジャッキ25aのストロ
ークの限界値(すなわち、外周ティースビット16…の
摩耗量の限界値)を予め把握しておく。そして、得られ
た近似式を用いて、この限界値に至るリングNO.が算
出される。このリングNO.は、そのときの外周ティー
スビット16…の摩耗状態で、これからシールド掘進機
1が掘進できる距離に基づく量となる。そして、覆工さ
れたリングの長さ(シールド掘進機1本体の掘進方向の
長さ)を用いることで、リングNO.からシールド掘進
機1の掘進可能距離が算出される。なお、近似式を算出
するのに用いるデータはリングNO.に限定されず、シ
ールド掘進機1が前進する距離に基づく量であれば、如
何なる量に対してプロットしても良い。以上の通りにし
て、本実施の形態のシールド掘進機1の掘進可能距離が
推定される。
【0034】[実施例]以下、図5、6を参照して、本
発明の実施の形態のシールド掘進機1が掘進可能距離を
推定する方法を、実施例により詳細に説明する。図5
に、本実施の形態の掘削可能距離の推定方法に基づいた
測定結果を示す。シールド掘進機1がトンネル坑Aを掘
削するときに、1リング掘削終了ごとに崩壊探査ジャッ
キ25aを天端の方向に伸長させてクリアランス量Dを
測定した。図5は、このときの崩壊探査ジャッキストロ
ーク(すなわち、クリアランス量D)とリングNO.と
の関係をプロットしたグラフである。図5に示すよう
に、リングNO.が増加する(シールド掘進機1が掘進
する)とともに、崩壊探査ジャッキストロークにはある
程度の変動が見られるが、掘進のはじめではほぼ崩壊探
査ジャッキストロークの変動の中心はほぼ一定であっ
た。そして、約600リング付近以降で崩壊探査ジャッ
キストロークが低下して、外周ティースビット16…の
摩耗が大きくなりだしたことが読みとれる。
【0035】本実施例では、図5に示すデータから、統
計処理として最小二乗法を用いて一次式に回帰して以下
の近似式(式(1))を得た。リングNO.と崩壊探査
ジャッキストロークとの関係を示す下記式(1)は、相
関係数Rが0.13353であり良い近似が得られた。 Y=58.816―0.0078886X(R=0.13353) 式(1) (ここで、X:リングNO.、Y:崩壊探査ジャッキス
トローク(×10-3m)、R:相関係数である。) 従って、上述のように、崩壊探査ジャッキストロークの
限界値を予め把握しておき、式(1)を用いて、得られ
た近似式により、この限界値に至るリングNO.が推定
できる。そして、覆工されたセグメントの長さからシー
ルド掘進機1の掘進可能距離を推定できる。
【0036】[比較例]比較例として、図6に、上記実
施例と同一のトンネル坑Aの掘削時に、カッターディス
ク10に設けられた摩耗検知ビット17(超音波式)の
摩耗データとリングNO.との関係を示す。図6では、
縦軸はビット長(×10-3m)を示し、横軸はリングN
O.を示している。シールド掘進機1が掘進してビット
の摩耗が進むと、摩耗検知ビット17のビット長がしだ
いに短くなった。図6に示した摩耗検知ビット17(超
音波式)の結果は、本発明を適用したシールド掘進機1
による掘進可能距離の推定結果を示す結果(図5に示
す)と良好に一致した。
【0037】以上の本発明の実施の形態のシールド掘進
機1によれば、1リングの掘進ごとに随時、切羽崩壊探
査装置25の崩壊探査ジャッキ25aによりクリアラン
ス量Dを測定していき、掘削可能距離推定部(図示しな
い)により、測定されたクリアランス量DとリングN
O.との関係を示す近似式を求め、この近似式を用いる
ことで、そのときのビットの摩耗状態からシールド掘進
機1が掘削できる掘削可能距離が好適に推定できる。
【0038】なお、本発明は以上の実施の形態に限定さ
れるものではない。例えば、本実施の形態のシールド掘
進機1は、基本的に泥水式シールド掘進機1と同様の構
成としたが、本発明はこれに限定されず、例えば、土圧
式シールド掘進機1など、その他の構成のシールド掘進
機1に適用可能であることは勿論である。また、実施例
では、最小二乗法により近似式を求める構成としたが、
これに限定されず、近似式を求める統計処理方法は、最
小二乗法の他の方法を適用できることは勿論である。そ
の他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、適宜に
変更可能であることは勿論である。
【0039】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、シールド
掘進機の掘進に伴って、随時、クリアランス量を測定し
ていき、掘削可能距離推定手段により、測定されたクリ
アランス量とシールド掘進機が掘進した距離に基づく掘
進距離量との関係を示す近似式を求め、この近似式を用
いることで、そのときのビットの摩耗状態からシールド
掘進機が掘削できる掘削可能距離を推定できる。
【0040】請求項2記載の発明によれば、請求項1と
同様の効果を奏することができるとともに、基本的にジ
ャッキが伸長してクリアランス量を測定するので、高価
な測定装置(超音波や音などの)が不要となりコスト低
減に寄与できる。また、シールド掘進機の掘削の途中の
任意の場所で、ジャッキを伸長させてクリアランス量を
測定できる。
【0041】請求項3記載の発明によれば、請求項2と
同様の効果を奏することができるとともに、部品の共通
化を図りさらにコスト低減に寄与できる。
【0042】請求項4記載の発明によれば、請求項1と
同様の効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一実施の形態のシールド掘進
機1のカッターディスク10の構成を示す図である。
【図2】シールド掘進機1の構成を示す図である。
【図3】シールド掘進機1の崩壊探査ジャッキ25aが
クリアランス量Dを測定する様子を示す図である。
【図4】崩壊探査ジャッキ25aが測定する土圧とスト
ロークとの関係を示す図である。
【図5】本実施の形態のシールド掘進機1を用いた測定
結果であり、崩壊探査ジャッキ25aのストロークとリ
ングNO.との関係を示す図である。
【図6】摩耗検知ビットによる測定結果であり、ビット
長とリングNO.との関係を示す図である。
【符号の説明】
1 シールド掘進機 10 カッターディスク 16 外周ティースビット 20 カッターヘッド 25 切羽崩壊探査装置(探査手段) 25a 崩壊探査ジャッキ(ジャッキ) A トンネル坑(掘削孔) D クリアランス量

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一部のビットが外周から突出
    するように設けられたカッターディスクを有するカッタ
    ーヘッドを前面部に備え、カッターヘッドを旋回させて
    地山を掘進して掘削孔を形成するシールド掘進機であっ
    て、シールド掘進機本体が掘進して掘削された前記掘削
    孔の内面と前記カッターディスクの外周とが離間するク
    リアランス量を測定する探査手段と、統計処理によりシ
    ールド掘進機本体が掘進した距離に基づく掘進距離量と
    前記探査手段が測定した前記クリアランス量との関係に
    ついて、Y=58.816−0.0078886X(R
    =0.13353)(ここで、X:リングNO.、Y:
    崩壊探査ジャッキストローク(×10-3m)、R:相関
    係数である。)との近似式を求め、該近似式に基づいて
    シールド掘進機本体の掘削可能距離を推定する掘削可能
    距離推定手段と、を備えることを特徴とするシールド掘
    進機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシールド掘進機におい
    て、探査手段は、前記カッターディスクの外周から前記
    掘削孔の内面に向かう方向に伸長および縮小自在に設け
    られるジャッキと、該ジャッキが伸長した状態で前記掘
    削孔の内面に当接する先端部に設けられ前記掘削孔の内
    面から受ける圧力を検知する圧力検知手段と、を備え、
    前記クリアランス量は、前記ジャッキが前記掘削孔の内
    面に向かって伸長して前記ジャッキの先端部が前記掘削
    孔の内面に当接した状態で、前記圧力検知手段により検
    知される前記ジャッキの先端部が受ける圧力に基づいて
    測定されることを特徴とするシールド掘進機。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のシールド掘進機におい
    て、前記ジャッキは、前記掘削孔の内面の崩壊を検知す
    る崩壊探査ジャッキであることを特徴とするシールド掘
    進機。
  4. 【請求項4】 少なくとも一部のビットが外周から突出
    するように設けられたカッターディスクを備えるカッタ
    ーヘッドを前面部に備え、カッターヘッドを旋回させて
    地山を掘進して掘削孔を形成するシールド掘進機の掘削
    可能距離推定方法であって、シールド掘進機本体が掘進
    して掘削された前記掘削孔の内面と前記カッターディス
    クの外周とが離間するクリアランス量を測定し、統計処
    理によりシールド掘進機本体が掘進した距離に基づく掘
    進距離量と前記クリアランス量との関係について、Y=
    58.816−0.0078886X(R=0.133
    53)(ここで、X:リングNO.、Y:崩壊探査ジャ
    ッキストローク(×10-3m)、R:相関係数であ
    る。)との近似式を求め、該近似式に基づいてシールド
    掘進機本体の掘削可能距離を推定することを特徴とする
    シールド掘進機の掘削可能距離推定方法。
JP2000222608A 2000-07-24 2000-07-24 シールド掘進機およびシールド掘進機の掘削可能距離推定方法 Expired - Fee Related JP3460981B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000222608A JP3460981B2 (ja) 2000-07-24 2000-07-24 シールド掘進機およびシールド掘進機の掘削可能距離推定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000222608A JP3460981B2 (ja) 2000-07-24 2000-07-24 シールド掘進機およびシールド掘進機の掘削可能距離推定方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002038883A JP2002038883A (ja) 2002-02-06
JP3460981B2 true JP3460981B2 (ja) 2003-10-27

Family

ID=18716828

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000222608A Expired - Fee Related JP3460981B2 (ja) 2000-07-24 2000-07-24 シールド掘進機およびシールド掘進機の掘削可能距離推定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3460981B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4973051B2 (ja) * 2006-07-27 2012-07-11 株式会社大林組 土圧式シールド機による小土被り区間の掘進方法及びチャンバ内の圧力管理方法
JP5400522B2 (ja) * 2009-08-04 2014-01-29 川崎重工業株式会社 カッタヘッドにおける構成物の摩耗検知装置とそれを備えたトンネル掘削機
JP5635926B2 (ja) * 2011-03-14 2014-12-03 ジャパントンネルシステムズ株式会社 シールド掘進機
CN110454181B (zh) * 2019-09-11 2021-05-28 中铁工程装备集团有限公司 一种可变刀间距的盾构机刀盘
KR102550018B1 (ko) * 2021-04-09 2023-07-03 한국전력공사 굴착 장비용 디스크 커터 마모도 측정 장치 및 방법
CN113505911B (zh) * 2021-06-08 2022-09-02 北京建工土木工程有限公司 基于自动巡航的刀具寿命预测系统及其预测方法
KR102556441B1 (ko) * 2022-09-27 2023-07-14 현대건설(주) Tbm 커팅툴 마모관리 시스템 및 그 커팅툴의 소요 수량 예측방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002038883A (ja) 2002-02-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8821072B2 (en) Ground drilling method and apparatus
CN113718773B (zh) 一种高压水射流辅助拔桩设备及施工方法
JP3460981B2 (ja) シールド掘進機およびシールド掘進機の掘削可能距離推定方法
JPH1061384A (ja) トンネル掘削機械のカッタの損耗診断方法
JP4973051B2 (ja) 土圧式シールド機による小土被り区間の掘進方法及びチャンバ内の圧力管理方法
JP6608272B2 (ja) トンネル掘進方法及びシールド掘進機
JPH11101091A (ja) トンネル掘削機及び掘削方法
JPS62225697A (ja) シ−ルド工法における施工管理方法
JP2791709B2 (ja) シールド機の掘進制御方法
JP7079192B2 (ja) 地下水情報取得方法
JP5417232B2 (ja) 探査システム、シールド機及びシールド機の掘進工法
JP2010013894A (ja) チャンバ内土砂流動計測装置及びシールド掘進機
JP2003097180A (ja) シールド掘進機
JP3821538B2 (ja) トンネル掘削機の掘進制御方法
JP2574148Y2 (ja) シールド掘進機のディスクカッタ摩耗検出装置
JP2020193437A (ja) シールド掘進機
JPH0452833B2 (ja)
JP3794798B2 (ja) 余掘装置兼地山探査装置及び地山の探査方法
JPH0478799B2 (ja)
JPH0585718B2 (ja)
AU2022358205A1 (en) Method for monitoring overburden when advance working in the ground, and advance-working device
JP3790566B2 (ja) ガイドボーリング工法に用いられる掘削装置
JPH07180483A (ja) 管推進工法
JP2019190177A (ja) 演算装置、掘削装置、算出方法、及び、コンピュータプログラム
JPH04357294A (ja) 切羽前方地盤特性測定装置及び切羽前方地盤特性測定方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070815

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080815

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080815

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090815

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090815

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100815

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100815

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110815

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110815

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120815

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130815

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees