JP2020192830A - 車両用配管の保持構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】壁面に保持部材を用いて固定されている配管に後からホースなどの他部品を組付ける際に、配管がずれることを抑制する。【解決手段】車両用配管20を第1壁部10および第2壁部11に保持する車両用配管の保持構造において、車両用配管は、第1保持部材21によって第1壁部に保持され、第2保持部材22によって第2壁部に保持されるようになっている。車両用配管の端部20bには、外部の他部品27が組付け可能となっている。車両用配管における第1保持部材によって第1壁部に保持される部位の長手方向と、車両用配管における第2保持部材によって第2壁部に保持される部位の長手方向が所定角度θで交わっている。所定角度θは45°〜135°の範囲内とすることができる。【選択図】図1
Description
本発明は、車両用配管の保持構造に関する。
特許文献1では、車両用冷凍サイクルの冷媒配管をエンジンルーム内に配置する配管構造が提案されている。この配管構造では、エンジンルームの見栄えをよくするために、冷媒配管をフロントサイドメンバーの壁面にブラケットからなる保持部材を用いて固定している。
しかしながら、特許文献1の構成では、保持部材を用いて壁面に取り付けられた配管に後からホースなどの他部品を組付けると、配管が保持部材からずれてしまうおそれがある。特に配管にポンプ等の振動体が取り付けられている場合には、配管が防振部材を介して保持部材に取り付けられるため、配管が保持部材からずれやすい。
本発明は上記点に鑑み、壁面に保持部材を用いて保持されている配管に後からホースなどの他部品を組付ける際に、配管がずれることを抑制することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、車両用配管(20)を第1壁部(10)および第2壁部(11)に保持する車両用配管の保持構造であって、車両用配管は、第1保持部材(21)によって第1壁部に保持され、第2保持部材(22)によって前記第2壁部に保持される。車両用配管の端部(20b)には、外部の他部品(27)が取り付け可能となっている。車両用配管における第1保持部材によって第1壁部に保持される部位の長手方向と、車両用配管における第2保持部材によって第2壁部に保持される部位の長手方向が所定角度θで交わっている。
本発明によれば、車両用配管の端部に他部品を組み付ける際に車両用配管に作用する力を第2壁部の板面で受け止めることができる。これにより、車両用配管の端部に後から他部品を組み付ける際に、車両用配管が保持部材からずれることを抑制できる。
なお、上記各構成要素の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態を図面を用いて説明する。本第1実施形態の車両用配管の保持構造では、車両エンジンルーム内に車両用空調装置の配管を固定している。
以下、本発明の第1実施形態を図面を用いて説明する。本第1実施形態の車両用配管の保持構造では、車両エンジンルーム内に車両用空調装置の配管を固定している。
図1、図2に示すように、本実施形態では、2つの壁部10、11に車両用配管20が保持されている。壁部10、11は、例えば車両エンジンルームの壁面とすることができる。第1壁部10と第2壁部11は、所定角度で交わる2つの板面として構成されている。本実施形態では、第1壁部10と第2壁部11のなす角度は直角となっている。
車両用配管20としては、例えばエンジン冷却水が流れる冷却水配管や冷凍サイクルの冷媒が流れる冷媒配管を用いることができる。車両用配管20は、例えばアルミニウム等の金属配管とすることができる。
車両用配管20は、壁部10、11の壁面に沿って配置されている。車両用配管20は、2つの壁部10、11で形成される角の内部に配置されている。車両用配管20は、第1壁部10に対応する部位と第2壁部11に対応する部位の間で、2つの壁部10、11で形成される角に応じて湾曲している。
車両用配管20は、2つの保持部材21、22で壁部10、11に保持されている。具体的には、車両用配管20は、第1保持部材21によって第1壁部10に保持され、第2保持部材22によって第2壁部11に保持されている。保持部材21、22は、車両用配管20を保持した状態で壁部10、11に固定される部材である。保持部材21、22は、ネジ止め等によって壁部10、11に固定することができる。本実施形態では、第1保持部材21および第2保持部材22は、第1壁部10と第2壁部11で形成される角の内部に位置している。
本実施形態では、車両用配管20における第1壁部10に保持された部位の長手方向と第2壁部11に保持された部位の長手方向が所定角度θで交わっている。所定角度θは、車両用配管20における2つの壁部10、11に保持された部位の長手方向をそれぞれ仮想的に延長した線が交わる角度である。所定角度θは2つの壁部10、11のなす角度と等しくなっている。所定角度θは、45°〜135°の範囲内とすることが望ましい。本実施形態では所定角度θを90°としている。
車両用配管20の外周と第1保持部材21の内周との間には、第1防振部材23が設けられている。同様に車両用配管20の外周と第2保持部材22の内周との間には、第2防振部材24が設けられている。防振部材23、24は、車両用配管20の振動を吸収するための部材であり、例えばゴムのような弾性材料を用いることができる。防振部材23、24は、防振性を高めるために、車両用配管20の外周および保持部材21、22の内周と接する部位を凹凸形状とすることができる。
車両用配管20の第1端部20aには、振動体25が接続されている。第1端部20aは、車両用配管20における第2壁部11に保持された側の端部である。振動体25は、振動を発生する機器である。振動体25としては、例えば冷却水ポンプを用いることができる。振動体25の振動は、車両用配管20に伝達される。
本実施形態では、振動体25はゴム配管26を介して車両用配管20に接続されている。ゴム配管26は、振動体25から車両用配管20に伝達される振動を軽減する。
車両用配管20の第2端部20bには、他部品27が組付け可能となっている。第2端部20bは、車両用配管20における第1壁部10に保持された側の端部である。第2端部20bは、車両用配管20における第1端部20aの反対側の端部である。
他部品27は、車両用配管20が壁部10、11に保持された状態で、後から第2端部20bに組み付けられる部品である。他部品27は、例えばホース部材を用いることができる。他部品27は、第2端部20bに直接組み付けてもよく、あるいは第2端部20bにクイックジョイントのような接続部材を介して組み付けつけてもよい。
他部品27は、車両用配管20の第2端部20bに押しつけることで、第2端部20bに組み付けることできる。他部品27を車両用配管20の第2端部20bに押しつける方向が他部品27の組付け方向である。本実施形態では、他部品27の組付け方向は、車両用配管20における第1保持部材21で保持されている部位の長手方向と一致している。
以上説明した本実施形態では、車両用配管20における第1壁部10に保持された部位の長手方向と第2壁部11に保持された部位の長手方向が所定角度θで交わっている。このため、車両用配管20の第2端部20bに他部品27を組み付ける際に車両用配管20に作用する力を第2壁部11の板面で受け止めることができる。これにより、車両用配管20の第2端部20bに後から他部品27を組み付ける際に、車両用配管20が保持部材21、22からずれることを抑制できる。
また、所定角度θを45°〜135°の範囲内とすることで、他部品27を組み付ける際に車両用配管20に作用する力の方向と、車両用配管20における第2保持部材22で保持されている部位の長手方向とのなす角度を垂直に近づけることができる。これにより、車両用配管20の第2端部20bに他部品27を組み付ける際に、車両用配管20が保持部材21、22からずれることを効果的に抑制できる。
また、本実施形態では、車両用配管20の第1端部20aに振動体25が接続され、車両用配管20と保持部材21、22との間に防振部材23、24を介在させている。このため、本実施形態の構成では、車両用配管20と保持部材21、22との間に防振部材23、24を介在させない場合に比べて、保持部材21、22による車両用配管20の保持力が弱くなっている。このような構成において、車両用配管20における第1壁部10に保持された部位の長手方向と第2壁部11に保持された部位の長手方向が所定角度θで交わるようにすることで、車両用配管20が保持部材21、22からずれることを効果的に抑制できる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。以下、上記第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。以下、上記第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図3に示すように、本第2実施形態の車両用配管20は、第2保持部材22で第2壁部11に保持された部位から180°湾曲して、第2壁部11における第2保持部材22が設けられた面の反対側の面に回り込んでいる。このため、車両用配管20は、第2壁部11の両面に沿って配置されている。
以上説明した本第2実施形態の構成によっても、上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について説明する。以下、上記各実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。以下、上記各実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図4に示すように、本第3実施形態では、第1保持部材21は第1壁部10と第2壁部11で形成される角の内部に位置している。これに対し、第2保持部材22は第1壁部10と第2壁部11で形成される角の外部に位置している。本第3実施形態においても、車両用配管20における第1壁部10に保持された部位の長手方向と第2壁部11に保持された部位の長手方向が所定角度θで交わっている。
以上説明した本第3実施形態の構成によっても、車両用配管20の第2端部20bに他部品27を組み付ける際に車両用配管20に作用する力を第2壁部11の板面で受け止めることができる。これにより、車両用配管20の第2端部20bに他部品27を組み付ける際に、車両用配管20が保持部材21、22からずれることを抑制できる。
(他の実施形態)
本発明は上述の実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で、以下のように種々変形可能である。また、上記各実施形態に開示された手段は、実施可能な範囲で適宜組み合わせてもよい。
本発明は上述の実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で、以下のように種々変形可能である。また、上記各実施形態に開示された手段は、実施可能な範囲で適宜組み合わせてもよい。
上記各実施形態では、車両用配管20が固定される2つの壁部10、11を所定角度で交わる2つの板面としたが、2つの壁部10、11を異なる構成としてもよい。例えば、第1壁部10と第2壁部11が曲面で繋がるようにし、全体が1つの板面となっていてもよい。あるいは、第1壁部10と第2壁部11が分離していてもよい。
また、上記各実施形態では、車両用配管20の第1端部20aに振動体25を接続したが、必ずしも車両用配管20に振動体25を接続しなくてもよい。
また、上記各実施形態では、車両用配管20と保持部材21、22との間に防振部材23、24を設けたが、防振部材23、24を設けることなく、保持部材21、22で車両用配管20を直接保持するようにしてもよい。
また、上記各実施形態では、振動体25がゴム配管26を介して車両用配管20に接続されるようにしたが、振動体25が車両用配管20に直接接続されるようにしてもよい。
また、上記各実施形態では、車両用配管20を2箇所で壁部10、11で保持するようにしたが、車両用配管20を3箇所以上で壁部10、11に保持するようにしてもよい。
10、11 壁部
20 車両用配管
20a 第1端部
20b 第2端部
21、22 保持部材
23、24 防振部材
25 振動体
27 他部品
20 車両用配管
20a 第1端部
20b 第2端部
21、22 保持部材
23、24 防振部材
25 振動体
27 他部品
Claims (5)
- 車両用配管(20)を第1壁部(10)および第2壁部(11)に保持する車両用配管の保持構造であって、
前記車両用配管は、第1保持部材(21)によって前記第1壁部に保持され、第2保持部材(22)によって前記第2壁部に保持されるようになっており、
前記車両用配管の端部(20b)には、外部の他部品(27)が組付け可能となっており、
前記車両用配管における前記第1保持部材によって前記第1壁部に保持される部位の長手方向と、前記車両用配管における前記第2保持部材によって前記第2壁部に保持される部位の長手方向が所定角度θで交わっている車両用配管の保持構造。 - 前記所定角度θは45°〜135°の範囲内である請求項1に記載の車両用配管の保持構造。
- 前記車両用配管と前記第1、第2保持部材との間には、前記車両用配管の振動を吸収するための防振部材(23、24)が設けられている請求項1または2に記載の車両用配管の保持構造。
- 前記車両用配管における前記他部品が組付けられる端部と反対側の端部(20a)には、振動を発生する振動体(25)が接続されており、
前記防振部材は、前記振動体から前記車両用配管に伝達される振動を吸収する請求項3に記載の車両用配管の保持構造。 - 前記防振部材はゴムからなる請求項3または4に記載の車両用配管の保持構造。
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Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2020192830A true JP2020192830A (ja) | 2020-12-03 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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2019
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2020
- 2020-05-21 WO PCT/JP2020/020049 patent/WO2020241434A1/ja active Application Filing
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Publication number | Publication date |
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