JP2020191845A - コンバイン - Google Patents

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Kiyoshi Iiizumi
清 飯泉
北川 智志
Tomoshi Kitagawa
智志 北川
和平 石賀
Wahei Ishiga
和平 石賀
喜安 一春
Kazuharu Kiyasu
一春 喜安
智弘 南
Tomohiro Minami
智弘 南
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Abstract

【課題】刈取前処理装置のフィーダハウスの正転駆動装置のベルトを容易に交換できるコンバインを提供する。【解決手段】フィーダハウスの左右壁の後部に左右方向に延在する第1回転軸22を設け、第1回転軸22の左端部に、穀稈を搬送するスラットを前方から後方に移動させる正転回転が伝動される第1プーリ22Eを支持し、第1回転軸22の右端部に、スラットを後方から前方に移動させる逆転回転が伝動される第1ギヤ22Aを支持し、第1カウンタ軸14の右端部に第2プーリ14Aを支持し、第1カウンタ軸14の左端部に第1プーリ22Eに伝動する第3プーリ14Eを支持し、第1カウンタ軸14における第2プーリ14Aと第3プーリ14Eの間に、第1カウンタ軸14に伝動された回転を脱穀装置に伝動する第4プーリ14B、14C、14Dを支持し、第3プーリ14Eと第1プーリ22Eに第1ベルト24を巻回した。【選択図】図3

Description

本発明は、刈取前処理装置を備えたコンバインに関するものである。
従来、刈取前処理装置のフィーダハウスの機体内側である右壁には、穀稈を搬送するスラットを前側から後側に向けて移動させる正転駆動装置を設け、フィーダハウスの機体外側である左壁には、フィーダハウス内で詰まった穀稈を排出するためにスラットを後側から前側に向けて移動させる逆転駆動装置を設ける技術が知られている。(特許文献1)
特開2016−182064号公報
しかし、特許文献1に開示された技術では、使用頻度が多いために交換頻度が多い正転駆動装置のベルトの交換作業が容易に行うことができないという問題があった。
そこで、本発明の課題は、刈取前処理装置のフィーダハウスの正転駆動装置のベルトを容易に交換できるコンバインを提供することにある。
上記課題を解決した本発明は次記のとおりである。
請求項1に係る発明は、エンジンを搭載した機体フレーム(1)の前側に圃場の穀稈を収穫する刈取前処理装置(3)を設け、該刈取前処理装置(3)の後方左側に収穫された穀稈の脱穀を行う脱穀装置(4)を設けたコンバインにおいて、
前記刈取前処理装置(3)は、穀稈を掻込んで後方に搬送する掻込装置(3A)と、搬送された穀稈の株元を切断する刈刃装置(3B)と、搬送された穀稈を一側に寄せ集めるオーガ装置(3C)と、寄せ集められた穀稈を脱穀装置(4)に搬送するフィーダハウス(3D)を備え、前記脱穀装置(4)の前方下側にエンジンの出力回転が伝動される左右方向に延在する第1カウンタ軸(14)を設け、前記フィーダハウス(3D)の左右壁(32A,32B)の後部に左右方向に延在する第1回転軸(22)を設け、該第1回転軸(22)の左端部に、穀稈を搬送するスラット(35)を前方から後方に移動させる正転回転が伝動される第1プーリ(22E)を支持し、前記第1回転軸(22)の右端部に、スラット(35)を後方から前方に移動させる逆転回転が伝動される第1ギヤ(22A)を支持し、前記第1カウンタ軸(14)の右端部に、エンジンの出力回転が伝動される第2プーリ(14A)を支持し、前記第1カウンタ軸(14)の左端部にカウンタ軸に伝動された回転を第1プーリ(22E)に伝動する第3プーリ(14E)を支持し、前記第1カウンタ軸(14)における第2プーリ(14A)と第3プーリ(14E)の間に、カウンタ軸に伝動された回転を脱穀装置(4)に伝動する第4プーリ(14B,14C,14D)を支持し、前記第3プーリ(14E)と第1プーリ(22E)に第1ベルト(24)を巻回したことを特徴とするコンバインである。
請求項2に係る発明は、前記第1カウンタ軸(14)の上方に左右方向に延在する第2回転軸(18)を設け、前記フィーダハウス(3D)の右壁(32A)における第1回転軸(22)の後方部に、左右方向に延在する第2カウンタ軸(38)を回転自在に設け、 前記第2回転軸(18)の回転を第2ベルト(36)を介して第2カウンタ軸(38)に伝動し、前記第2カウンタ軸(38)の中間部に、前記第1ギヤ(22A)と係合する第2ギヤ(38B)を支持した請求項1記載のコンバインである。
請求項3に係る発明は、前記第1回転軸(22)における第1プーリ(22E)の右側部に第1スプロケット(22D)を支持し、前記フィーダハウス(3D)の左右壁(32A,32B)における第1回転軸(22)の前方部に、左右方向に延在する第3カウンタ軸(56)を回転自在に設け、該第3カウンタ軸(56)に第2スプロケット(56B)を支持し、前記第3カウンタ軸(56)における第2スプロケット(56B)の右側部にスプロケット(56A)を支持し、前記フィーダハウス(3D)の左壁(32B)の前部に第3回転軸(42,44)を設け、該第3回転軸(42,44)に第4スプロケット(42A,44A)を支持し、前記第1スプロケット(22D)と第2スプロケット(56B)に第1チェン(40A)を巻回し、前記第3スプロケット(56A)と第4スプロケット(42A,44A)に第2チェン(40B)を巻回した請求項1又は2記載のコンバインである。
請求項4に係る発明は、前記フィーダハウス(3D)の左右壁(32A,32B)における第1回転軸(22)の前方部を左右方向に延在する中空形状に形成されたパイプ(52)で連結し、前記第3カウンタ軸(56)をパイプ(52)に回転自在に内嵌した請求項3記載のコンバインである。
請求項1記載の発明によれば、脱穀装置(4)の前方下側にエンジンの出力回転が伝動される左右方向に延在する第1カウンタ軸(14)を設け、フィーダハウス(3D)の左右壁(32A,32B)の後部に左右方向に延在する第1回転軸(22)を設け、第1回転軸(22)の左端部に、穀稈を搬送するスラット(35)を前方から後方に移動させる正転回転が伝動される第1プーリ(22E)を支持し、第1回転軸(22)の右端部に、スラット(35)を後方から前方に移動させる逆転回転が伝動される第1ギヤ(22A)を支持し、第1カウンタ軸(14)の右端部に、エンジンの出力回転が伝動される第2プーリ(14A)を支持し、第1カウンタ軸(14)の左端部にカウンタ軸に伝動された回転を第1プーリ(22E)に伝動する第3プーリ(14E)を支持し、第1カウンタ軸(14)における第2プーリ(14A)と第3プーリ(14E)の間に、カウンタ軸に伝動された回転を脱穀装置(4)に伝動する第4プーリ(14B,14C,14D)を支持し、第3プーリ(14E)と第1プーリ(22E)に第1ベルト(24)を巻回したので、機体外側から第1ベルト(24)の交換作業を容易に行うことができる。また、第1ベルト(24)の交換作業時に、第4プーリ(14B,14C,14D)に巻回されたベルトを脱着する必要もない。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、第1カウンタ軸(14)の上方に左右方向に延在する第2回転軸(18)を設け、フィーダハウス(3D)の右壁(32A)における第1回転軸(22)の後方部に、左右方向に延在する第2カウンタ軸(38)を回転自在に設け、第2回転軸(18)の回転を第2ベルト(36)を介して第2カウンタ軸(38)に伝動し、第2カウンタ軸(38)の中間部に、第1ギヤ(22A)と係合する第2ギヤ(38B)を支持したので、フィーダハウス(3D)の右壁(32A)における右側後部の空間に第1ギヤ(22A)と第2ギヤ(38B)を容易に配置することができる。
請求項3記載の発明によれば、請求項1又は2記載の発明の効果に加えて、第1回転軸(22)における第1プーリ(22E)の右側部に第1スプロケット(22D)を支持し、フィーダハウス(3D)の左右壁(32A,32B)における第1回転軸(22)の前方部に、左右方向に延在する第3カウンタ軸(56)を回転自在に設け、第3カウンタ軸(56)に第2スプロケット(56B)を支持し、第3カウンタ軸(56)における第2スプロケット(56B)の右側部にスプロケット(56A)を支持し、フィーダハウス(3D)の左壁(32B)の前部に第3回転軸(42,44)を設け、第3回転軸(42,44)に第4スプロケット(42A,44A)を支持し、第1スプロケット(22D)と第2スプロケット(56B)に第1チェン(40A)を巻回し、第3スプロケット(56A)と第4スプロケット(42A,44A)に第2チェン(40B)を巻回したので、フィーダハウス(3D)の左右壁(32A,32B)を強固に連結することができる。また、フィーダハウス(3D)の左壁(32B)の近傍に沿ってチェン(40B)を設けることができる。さらに、チェン(40B)の長さを短くしてチェン(40B)の左右方向の蛇行を抑制することもできる。
請求項4記載の発明によれば、請求項3記載の発明の効果に加えて、フィーダハウス(3D)の左右壁(32A,32B)における第1回転軸(22)の前方部を左右方向に延在する中空形状に形成されたパイプ(52)で連結し、第3カウンタ軸(56)をパイプ(52)に回転自在に内嵌したので、回転軸(56)を支持する別部材を設ける必要がなく部品点数の削減ができる。
コンバインの左側面図である。 コンバインの正面図である。 エンジンの出力回転の伝動図である。 フィーダハウスの後部の右側面図である。 フィーダハウスの後部の左側面図である。 フィーダハウスを横方向に断面した平面図である。 フィーダハウスの左側面図である。
図1,2に示すように、汎用コンバインは、機体フレーム1の下側に土壌面を走行する左右一対のクローラからなる走行装置2が設けられ、機体フレーム1の前側に圃場の穀稈を収穫する刈取前処理装置3が設けられ、刈取前処理装置3の後方左側に収穫された穀稈を脱穀・選別処理する脱穀装置4が設けられ、刈取前処理装置3の後方右側に操縦者が搭乗する操縦部5が設けられている。
操縦部5の下部には、エンジンを内装するエンジンルームが設けられ、操縦部5の後側には、脱穀・選別処理された穀粒を貯留するグレンタンク7が設けられ、グレンタンク7の後側には、穀粒を外部に排出する排出筒8が設けられている。排出筒8は、グレンタンク7の下部に連通され上下方向に延在する縦排出筒と、縦排出筒の上部に連通され前後方向に延在する横排出筒から形成されている。
刈取前処理装置3は、圃場の穀稈を起立させながら掻込んで後方に搬送する掻込装置3Aと、後方に搬送された穀稈の株元を切断する刈刃装置3Bと、後方に搬送された穀稈を左側に寄せ集めるオーガ装置3Cと、寄せ集められた穀稈を脱穀装置4に搬送するフィーダハウス3Dから構成されている。
先ず、理解を容易にするためにエンジンの出力回転の伝動図について説明する。図3に示すように、エンジンの出力軸10の出力回転は、ベルト12を介してカウンタ軸(請求項の「第1カウンタ軸」)14に伝動される。ベルト12は、出力軸10の左端部に支持されたプーリ10Aとカウンタ軸14の右端部に支持されたプーリ(請求項の「第2プーリ」)14Aに巻回されている。なお、ベルト12には、テンションクラッチ12Aが設けられている。
カウンタ軸14に伝動された回転は、ベルト16を介して脱穀装置4の上部に設けられた回転軸(請求項の「第2回転軸」)18に伝動される。ベルト16は、カウンタ軸14の左側に隣接する部位に支持されたプーリ(請求項の「第4プーリ」)14Bと回転軸18の右端部に支持されたプーリ18Aに巻回されている。なお、回転軸18に伝動された回転は、ベベルギヤを介して穀稈の脱穀処理を行う扱胴4Aに伝動される。
カウンタ軸14に伝動された回転は、ベルト20を介してフィーダハウス3Dの後部に設けられた回転軸(請求項の「第1回転軸」)22に伝動される。ベルト20は、カウンタ軸14の左端部に支持されたプーリ(請求項の「第3プーリ」)14Eと回転軸22の左端部に支持されたプーリ22E(請求項の「第1プーリ」)に巻回されている。なお、ベルト20には、テンションクラッチ20Aが設けられている。
回転軸22は左右方向に延在して設けられ、回転軸22の右端部はフィーダハウス3Dの枠体の右壁32Aよりも右側に設けられ、回転軸22の左端部はフィーダハウス3Dの枠体の左壁32Bよりも左側に設けられている。
回転軸22における右壁32Aと左壁32Bの間の部位には、左右方向に所定の間隔を隔ててスプロケット22B,22Cが支持されている。左右一対のスプロケット22B,22Cには、フィーダハウス3Dに搬送されてきた穀稈を脱穀装置4に向けて搬送するスラット35の左右方向の両側部が固定された左右一対のチェン34A,34Bが巻回されている。
これにより、エンジンの出力軸10の反時計方向の回転をベルト20を介して回転軸22に伝動して、回転軸22の左側軸心視で、回転軸22を反時計方向に回転させて、フィーダハウス3Dを正転状態、すなわち、フィーダハウス3Dに搬送されてきた穀稈を脱穀装置4に向けて搬送する状態にすることができる。また、ベルト20は、機体の左部に設けられるので、容易にベルト20の点検作業や交換作業を行うことができる。なお、この場合には、テンションクラッチ20Aは接続され、テンションクラッチ36Aの接続は解除されている。
回転軸18に伝動された回転は、ベルト36を介して回転軸22よりも後方に設けられたカウンタ軸(請求項の「第2カウンタ軸」)38に伝動される。カウンタ軸38の左部は左壁32Bの後部に回転自在に支持され、ベルト36は、回転軸18の中間部に支持されたプーリ18Bとカウンタ軸38の右端部に支持されたプーリ38Aに巻回されている。なお、ベルト36には、テンションクラッチ36Aが設けられている。
カウンタ軸38の中間部にはギヤ(請求項の「第2ギヤ」)38Bが支持され、ギヤ38Bは回転軸22の右端部に支持されたギヤ(請求項の「第1ギヤ」)22Aに係合して設けられている。なお、ギヤ22Aのピッチ円直径は、プーリ22Eのピッチ円直径よりも小さく形成されている。これにより、回転軸22の右端部にギヤ22Aを容易に固定することができる。
これにより、エンジンの出力軸10の反時計方向の回転をベルト36を介して回転軸22に伝動して、回転軸22の左側軸心視で、回転軸22を時計方向に回転させて、フィーダハウス3Dを逆転状態、すなわち、脱穀装置4に向けて搬送していた穀稈をフィーダハウス3Dの前部に向けて搬送する状態にすることができる。なお、この場合には、テンションクラッチ36Aは接続され、テンションクラッチ20Aの接続は解除されている。
回転軸22の回転は、チェン40を介してフィーダハウス3Dの左壁32Bの前部に回転自在に支持された回転軸(請求項の「第3回転軸」)42と回転軸(請求項の「第3回転軸」)44に伝動される。チェン40は、回転軸22おける左壁32Bの左側に隣接する部位に支持されたスプロケット(請求項の「第1スプロケット」)22Dと、回転軸42に支持されたスプロケット(請求項の「第4スプロケット」)42Aと、回転軸44に支持されたスプロケット(請求項の「第4スプロケット」)44Aに巻回されている。
回転軸42の左端部には、回転軸42の回転を刈刃装置3Bに伝動する変換装置46が支持されている。また、回転軸44の左端部には、ベルト等を介してオーガ装置3Cが支持されている。
カウンタ軸14に伝動された回転は、ベルト(請求項の「第1ベルト」)24を介して回転軸26に伝動される。回転軸26には揺動選別装置(図示省略)に向かって選別風を送風する唐箕4Bが支持されており、ベルト24は、カウンタ軸14のプーリ14Eの右側に隣接する部位に支持されたプーリ(請求項の「第4プーリ」)14Dと回転軸26の左端部に支持されたプーリ26Aに巻回されている。
カウンタ軸14に伝動された回転は、ベルト28を介して回転軸30に伝動される。回転軸30には揺動選別装置の後部が支持され、ベルト28は、カウンタ軸14のプーリ14Dの右側に所定の間隔を隔てた部位に支持されたプーリ(請求項の「第4プーリ」)14Cと回転軸30の右端部に支持されたプーリ30Aに巻回されている。なお、回転軸30に伝動された回転は、ベルトやベベルギヤ等を介してグレンタンク7に穀粒を揚穀する1番搬送螺旋4Cと、2番処置室に2番物を揚穀する2番搬送螺旋4Dに伝動される。なお、プーリ14Bと、プーリ14Cと、プーリ14Dと、プーリ14Eのピッチ円直径は同一直径の形成されている。これにより、プーリ14B等に巻回されたベルト16等の交換作業を容易に行うことができる。
図4に示すように、カウンタ軸14は、エンジンの出力軸10の後方上側で、回転軸26の前方上側に設けられている。また、ベルト12に外接するテンションクラッチ12Aの基部は、エンジンの出力軸10の後方下側に設けられた支軸に回転自在に支持されている。これにより、ベルト12とテンションクラッチ12Aの点検作業を同時に行うことができる。
回転軸18は、カウンタ軸14の前方上側に設けられている。カウンタ軸38は、カウンタ軸14の前方上側であって、回転軸18の前方下側に設けられている。ベルト(請求項の「第2ベルト」)36に外接するテンションクラッチ36Aの基部は、回転軸18の上方に設けられた支軸に回転自在に支持されている。これにより、ベルト36とテンションクラッチ36Aの点検作業を同時に行うことができる。回転軸22は、カウンタ軸38の後方に隣接して設けられている。
図5に示すように、回転軸22は、カウンタ軸14の前方上側に設けられている。ベルト20に外接するテンションクラッチ20Aの基部は、回転軸22の上方に設けられた支軸に回転自在に支持されている。これにより、ベルト20とテンションクラッチ20Aの点検作業を同時に行うことができる。ベルト24に内接するテンションクラッチ24Aの基部は、カウンタ軸14の下方に設けられた支軸に回転自在に支持されている。これにより、ベルト24とテンションクラッチ24Aの点検作業を同時に行うことができる。
図6,7に示すように、スプロケット22Bとスプロケット22Cの間に位置する回転軸22の外周部には、円筒形状に形成されたパイプ50で覆われている。これにより、スラット35によって搬送されてきた穀稈が回転軸22に絡み付くのを防止することができる。
パイプ50の前側には、右壁32Aと左壁32Bに架設された円筒形状に形成されたパイプ52が設けられている。パイプ52の上部には、パイプ52からパイプ50に向かって延在して、パイプ50の上部を支持する支持プレート54が設けられている。これにより、右壁32Aと左壁32Bを強固に連結することができ、回転軸22の外周部にパイプ52を設けることができる。
パイプ52の内部には、カウンタ軸(請求項の「第3カウンタ軸」)56が回転自在に内嵌され、カウンタ軸56に左端部には、スプロケット(請求項の「第2スプロケット」)56Bが支持されている。また、カウンタ軸56の左部におけるスプロケット56Bの右側には、スプロケット(請求項の「第3スプロケット」)56Aが支持されている。
回転軸22に伝動された回転は、より詳細には、チェン(請求項の「第1チェン」)40Aを介して回転軸56に伝動される。チェン40Aは、スプロケット22Dとスプロケット56Bに巻回されている。
回転軸56に伝動された回転は、より詳細には、チェン(請求項の「第2チェン」)40Bを介して回転軸42と回転軸44に伝動される。チェン40Bは、スプロケット56Aと、スプロケット42Aと、スプロケット44Aに巻回されている。これにより、回転軸56に伝動された回転を刈刃装置3B、オーガ装置3C等に伝動するチェン40Bをフィーダハウス3Dの左壁32Bに近接させ配置することができる。また、チェン40Bの長さを短くすることができるのでチェン40Bの左右方向の蛇行を抑制することもできる。
チェン40Bの張力は、スプロケット56Aからスプロケット44Aに向かって移動するチェン40Bに内接するテンションアーム58Aと、スプロケット42Aからスプロケット56Aに向かって移動するチェン40Bに内接するテンションアーム58Bによって調整されている。また、チェン40Bの左部は、上下方向に分割可能なフィーダハウスカバー(図所省略)で覆われている。
1 機体フレーム
3 刈取前処理装置
3A 掻込装置
3B 刈刃装置
3C オーガ装置
3D フィーダハウス
4 脱穀装置
14 カウンタ軸(第1カウンタ軸)
14A プーリ(第2プーリ)
14B プーリ(第4プーリ)
14C プーリ(第4プーリ)
14D プーリ(第4プーリ)
14E プーリ(第3プーリ)
18 回転軸(第2回転軸)
22 回転軸(第1回転軸)
22A ギヤ(第1ギヤ)
22D スプロケット(第1スプロケット)
22E プーリ(第1プーリ)
24 ベルト(第1ベルト)
32A 右壁
32B 左壁
35 スラット
36 ベルト(第2ベルト)
38 カウンタ軸(第2カウンタ軸)
38B ギヤ(第2ギヤ)
40A チェン(第1チェン)
40B チェン(第2チェン)
42 回転軸(第3回転軸)
42A スプロケット(第4スプロケット)
44 回転軸(第3回転軸)
44A スプロケット(第4スプロケット)
52 パイプ
56 カウンタ軸(第3カウンタ軸)
56A スプロケット(第3スプロケット)
56B スプロケット(第2スプロケット)

Claims (4)

  1. エンジンを搭載した機体フレーム(1)の前側に圃場の穀稈を収穫する刈取前処理装置(3)を設け、該刈取前処理装置(3)の後方左側に収穫された穀稈の脱穀を行う脱穀装置(4)を設けたコンバインにおいて、
    前記刈取前処理装置(3)は、穀稈を掻込んで後方に搬送する掻込装置(3A)と、搬送された穀稈の株元を切断する刈刃装置(3B)と、搬送された穀稈を一側に寄せ集めるオーガ装置(3C)と、寄せ集められた穀稈を脱穀装置(4)に搬送するフィーダハウス(3D)を備え、
    前記脱穀装置(4)の前方下側にエンジンの出力回転が伝動される左右方向に延在する第1カウンタ軸(14)を設け、
    前記フィーダハウス(3D)の左右壁(32A,32B)の後部に左右方向に延在する第1回転軸(22)を設け、該第1回転軸(22)の左端部に、穀稈を搬送するスラット(35)を前方から後方に移動させる正転回転が伝動される第1プーリ(22E)を支持し、前記第1回転軸(22)の右端部に、スラット(35)を後方から前方に移動させる逆転回転が伝動される第1ギヤ(22A)を支持し、
    前記第1カウンタ軸(14)の右端部に、エンジンの出力回転が伝動される第2プーリ(14A)を支持し、前記第1カウンタ軸(14)の左端部にカウンタ軸に伝動された回転を第1プーリ(22E)に伝動する第3プーリ(14E)を支持し、前記第1カウンタ軸(14)における第2プーリ(14A)と第3プーリ(14E)の間に、カウンタ軸に伝動された回転を脱穀装置(4)に伝動する第4プーリ(14B,14C,14D)を支持し、
    前記第3プーリ(14E)と第1プーリ(22E)に第1ベルト(24)を巻回したことを特徴とするコンバイン。
  2. 前記第1カウンタ軸(14)の上方に、左右方向に延在する第2回転軸(18)を設け、
    前記フィーダハウス(3D)の右壁(32A)における第1回転軸(22)の後方部に、左右方向に延在する第2カウンタ軸(38)を回転自在に設け、
    前記第2回転軸(18)の回転を第2ベルト(36)を介して第2カウンタ軸(38)に伝動し、
    前記第2カウンタ軸(38)の中間部に、前記第1ギヤ(22A)と係合する第2ギヤ(38B)を支持した請求項1記載のコンバイン。
  3. 前記第1回転軸(22)における第1プーリ(22E)の右側部に第1スプロケット(22D)を支持し、
    前記フィーダハウス(3D)の左右壁(32A,32B)における第1回転軸(22)の前方部に、左右方向に延在する第3カウンタ軸(56)を回転自在に設け、該第3カウンタ軸(56)に第2スプロケット(56B)を支持し、前記第3カウンタ軸(56)における第2スプロケット(56B)の右側部にスプロケット(56A)を支持し、
    前記フィーダハウス(3D)の左壁(32B)の前部に第3回転軸(42,44)を設け、該第3回転軸(42,44)に第4スプロケット(42A,44A)を支持し、
    前記第1スプロケット(22D)と第2スプロケット(56B)に第1チェン(40A)を巻回し、前記第3スプロケット(56A)と第4スプロケット(42A,44A)に第2チェン(40B)を巻回した請求項1又は2記載のコンバイン。
  4. 前記フィーダハウス(3D)の左右壁(32A,32B)における第1回転軸(22)の前方部を左右方向に延在する中空形状に形成されたパイプ(52)で連結し、
    前記第3カウンタ軸(56)をパイプ(52)に回転自在に内嵌した請求項3記載のコンバイン。
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