JP2020191825A - 麺類及びその製造方法 - Google Patents

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康平 川口
幹数 矢嶋
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幹数 矢嶋
順子 飯田
Junko Iida
順子 飯田
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Abstract

【課題】作業性が良く、つるみと弾力感が優れた麺類を提供することを課題とする。【解決手段】n−3系脂肪酸を含む油脂を含有する麺類用生地であって、生地中の油脂の量が、生地中の澱粉質原料粉100質量部に対して0.08〜6質量部であり、かつ、生地中の油脂に含まれるn−3系脂肪酸の量が、生地中の澱粉質原料粉100質量部に対して0.04質量部以上である、前記麺類用生地を使用することで上記課題は解決する。【選択図】なし

Description

本発明は、麺類及びその製造方法に関する。
小麦粉を主原料として製造された麺類はいずれも特徴的な粘りと弾力性を持つことが知られている。このような特徴は、小麦粉中に豊富に含まれるタンパク質であるグリアジンとグルテニンとが水と接触することにより形成されたグルテンが、衝撃(混捏や押出しなど)によって網目構造となったグルテンネットワーク(グルテン組織とも称される)に由来する。例えば麺類の一種であるうどんについて、日本国内ではいわゆる「コシが強い」うどんが好まれる傾向にあり、この「コシの強さ」は、麺の製造過程において形成される生地中のグルテンネットワークの架橋度の高さと広がりに応じて生じるものである。
従来、麺類用生地を調製する際に油脂を使用することにより、生地の捏ね上げ時間の短縮、麺生地進展性の向上に伴う麺線製造の効率化、麺線の茹で上げ時間の短縮、茹で上げた麺のコシが強くなる等の食感改良といった効果があることが知られていた(特許文献1)。
特許文献1には、乳化剤と被膜形成剤を用いて油脂をО/W型に乳化し、噴霧乾燥して得られる粉末油脂を麺の原料に加えて麺を製造する方法が開示されており、茹でたうどんの外観およびコシが良好で、タレにひたした際の伸びが起こりがたいことが記載されている(実施例で粉末油脂に使用されている油脂は常温個体油脂であり、実施例1では小麦粉100質量部に対してパーム油又はナタネ硬化油1.2質量部が使用されている)。特許文献2では、油脂を含浸させた脱脂卵黄粉末を含有させた麺用組成物が開示されており、茹でうどんを5℃で3日間保存してもほぐれ性、食味及び食感が優れていることが記載されている(実施例5では、強力粉とタピオカ澱粉とを合わせた原料粉100質量部に対して精製魚油1質量部が使用されている)。特許文献3では、主原料粉と、副原料として、塩、かんすい、食用油脂(実施例では菜種油が使用されている)、アルコール、乳酸ナトリウム、および水と、を含む中華麺であって、前記中華麺の水分活性が0.85以上0.90未満である生中華麺が開示されており、打ち粉処理しなくとも生麺が結着し難く、茹でた際の濁りが生じ難いことが記載されている。特許文献4では、特定の脂肪酸残基構成のトリグリセリドからなる麺類用粉末油脂組成物(常温個体油脂を粉砕した粉末油脂)が開示されており、生地の捏ね上げ時間を短縮でき、製麺しやすく、うどんの茹で上げ時間を短縮でき、茹でうどんの外観と食感が改善され、茹でうどんを保存しても麺線同士の付着が起こりがたいことが記載されている。特許文献5では、乾燥卵白及び油脂加工澱粉を含有する麺用乾燥卵白組成物が開示されており、粘りと弾力が優れた麺類を得ることができることが記載されている(実施例1ではエゴマ油が油脂加工澱粉の製造に使用されており、小麦粉100質量部に対して0.0015質量部のエゴマ油が含まれている)。
このように、製麺原料に油脂を使用することで製麺性及び麺の食感を改良する各種試みがなされているが、さらなる改良が求められていた。
特開平01−320961号公報 特開2001−321102号公報 特開2017−29079号公報 特開2017−127249号公報 特開2018−038370号公報
本発明は、作業性が良く、つるみと弾力感が優れた麺類を提供することを課題とする。
本発明者は、上記課題を解決するため鋭意検討を重ねた結果、麺類の製造において、n−3系脂肪酸を含む油脂を含有する麺類用生地であって、生地中の油脂の量が、生地中の澱粉質原料粉100質量部に対して0.08〜6質量部であり、かつ、生地中の油脂に含まれるn−3系脂肪酸の量が、生地中の澱粉質原料粉100質量部に対して0.04質量部以上である、前記麺類用生地を使用すると、作業性が良く、つるみと弾力感が優れた麺類を提供することができることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、以下の態様を包含する。
[1]n−3系脂肪酸を含む油脂を含有する麺類用生地であって、生地中の油脂の量が、生地中の澱粉質原料粉100質量部に対して0.08〜6質量部であり、かつ、生地中の油脂に含まれるn−3系脂肪酸の量が、生地中の澱粉質原料粉100質量部に対して0.04質量部以上である、前記麺類用生地。
[2]前記n−3系脂肪酸がα−リノレン酸である、前記[1]に記載の麺類用生地。
[3]前記油脂がアマニ油及び/又はエゴマ油を含む、前記[1]又は[2]に記載の麺類用生地。
[4]前記油脂がアマニ油及び/又はエゴマ油からなる、前記[1]又は[2]に記載の麺類用生地。
[5]脱脂卵黄粉末を含まない、前記[1]〜[4]のいずれか1項に記載の麺類用生地。
[6]前記[1]〜[5]のいずれか1項の麺類用生地を製麺して成る麺類。
[7]n−3系脂肪酸を含む油脂を含有する麺類用ミックス粉であって、ミックス粉中の油脂の量が、ミックス粉中の澱粉質原料粉100質量部に対して0.08〜6質量部であり、かつ、ミックス粉中の油脂に含まれるn−3系脂肪酸の量が、ミックス粉中の澱粉質原料粉100質量部に対して0.04質量部以上である、前記麺類用ミックス粉。
[8]脱脂卵黄粉末を含まない、前記[7]に記載の麺類用ミックス粉。
[9]前記[1]〜[5]のいずれか1項に記載の麺類用生地を製麺する工程を含む、又は前記[7]若しくは前記[8]に記載のミックス粉を使用して生地を得る工程及び該生地を製麺する工程を含む、麺類の製造方法。
本発明によれば、作業性が良く、つるみと弾力感が優れた麺類を提供出来る。
<麺類用生地>
本発明の麺類用生地はn−3系脂肪酸を含む油脂を含有する。
本発明において「n−3系脂肪酸」とは炭素数16以上の炭素から成る鎖式炭素骨格を持つ脂肪酸であって、炭素鎖のメチル末端から数えて3番目の炭素−炭素結合に初めて二重結合が現れる多価不飽和脂肪酸をいう。このようなn−3系脂肪酸として、α-リノレン酸、ステアリドン酸、エイコサトリエン酸、エイコサテトラエン酸、エイコサペンタエン酸(EPA)、ヘンエイコサペンタエン酸、ドコサペンタエン酸、ドコサヘキサエン酸(DHA)等が挙げられる。好ましくはα-リノレン酸である。
本発明において「油脂」とは3価アルコールであるグリセリンの各水酸基に脂肪酸がエステル結合したものであり、通常はトリグリセリド(別称トリアシルグリセロール)の形態をとるもののことである。ただし、植物や動物組織等の天然油脂原料から抽油又は製油した食用油脂には微量成分としてリン脂質、遊離脂肪酸、モノグリセリドやジグリセリド等のトリグリセリド水解物、トコフェロール等の不けん化物、クロロフィルやカロテノイド等の色素類などが含まれていることは広く知られており、本発明における「油脂」はこれら微量成分が含まれることを許容する。
本発明において「n−3系脂肪酸を含む油脂」はn−3系脂肪酸を構成脂肪酸として含む油脂からなっていてもよく、n−3系脂肪酸を構成脂肪酸として含む油脂とn−3系脂肪酸を構成脂肪酸として含まない油脂との混合物であっても良い。n−3系脂肪酸を構成脂肪酸として含む油脂とは、グリセリン1分子に対して1乃至3分子のn−3系脂肪酸がエステル結合しているトリグリセリド(1分子のグリセリンに対して1分子のn−3系脂肪酸と2分子のn−3系脂肪酸以外の脂肪酸とがエステル結合しているもの、1分子のグリセリンに対して2分子のn−3系脂肪酸と1分子のn−3系脂肪酸以外の脂肪酸とがエステル結合しているもの、1分子のグリセリンに対して3分子のn−3系脂肪酸がエステル結合しているもの)のことである。またn−3系脂肪酸を構成脂肪酸として含まない油脂とは、1分子のグリセリン分子に対して3分子のn−3系脂肪酸以外の脂肪酸がエステル結合しているトリグリセリド(n−3系脂肪酸がエステル結合していない)のことである。
n−3系脂肪酸を構成脂肪酸として含む油脂としては、エゴマ油(58.3質量%)、アマニ油(56.6質量%)、ナタネ油(7.5質量%)、ダイス油(6.1質量%)、オリーブ油(0.6質量%)、ゴマ油(0.3質量%)等があげられる(注:()内は日本食品標準成分表2015年版(七訂)追補2018年によるn−3系脂肪酸の含有率であり、n−3系脂肪酸は何れもα−リノレン酸である)。またn−3系脂肪酸を構成脂肪酸として含まない油脂としては、パーム核油、やし油等があげられる。
本発明において使用される油脂は天然由来の油脂、合成油脂の区別無く使用することができる。天然由来の油脂であれば、植物性、動物性、魚介性等の油糧原料から公知の方法により得ることができ、例えばアマニ油であれば、コールドプレス(低温圧搾法)により得ることができる。合成油脂であれば、例えば特開2017−127249等に記載されている公知の合成法あるいはエステル交換法等により得ることができる。
本発明において、n−3系脂肪酸を含む油脂は、好ましくはアマニ油及び/又はエゴマ油を含み、さらに好ましくはアマニ油及び/又はエゴマ油からなる。
本発明の麺類用生地において、n−3系脂肪酸を含む油脂は、澱粉質原料粉100質量部に対して0.08〜6.0質量部使用することができ、好ましくは0.1〜6.0質量部であり、より好ましくは1.0〜5.5質量部であり、更に好ましくは2.0〜5.0質量部である。0.08〜6.0質量部使用する場合、本発明の効果を得ることができる。6.0質量部を超えると生地のべたつきが生じて生地が緩くなり、作業性が悪くなると共に茹で溶けが起こるために食感が悪くなる。生地中の油脂に含まれるn−3系脂肪酸は、澱粉質原料粉100質量部に対して0.04質量部以上であり、好ましくは0.05〜4.2質量部であり、より好ましくは0.15〜3.6質量部、さらに好ましくは0.25〜3.6質量部、よりさらに好ましくは0.5〜3.5質量部、なお好ましくは1.0〜2.7質量部である。n−3系脂肪酸が0.04質量部以上である場合、本発明の効果を得ることができる。
なお油脂の脂肪酸組成は公知の方法で分析することができ、そのような分析法として基準油脂分析試験法(日本油化学会2013年版)が知られている。
本発明において「澱粉質原料粉」とは麺類の粉原料のうち澱粉を含むものをいい、小麦粉(強力系小麦粉、中力系小麦粉、薄力系小麦粉、デュラム小麦のセモリナ、デュラム小麦粉等)、ライ麦粉、ライ小麦粉、大麦粉、米粉、トウモロコシ粉、ソバ粉、大豆粉、モロコシ粉等の穀粉類;小麦澱粉、タピオカ澱粉、馬鈴薯澱粉、コーンスターチ、緑豆澱粉、サゴ澱粉等の澱粉類;前記澱粉にα化、アセチル化、エーテル化、架橋、酵素反応等の変性処理を単独又は組み合わせて得られる加工澱粉類等を例として挙げることが出来る。
本発明の麺類用生地は上記n−3系脂肪酸を含む油脂、澱粉質原料粉の他に通常製麺原料として使用されるものであれば特に制限なく使用できる。そのような成分として、活性グルテンあるいはグルテンを主成分とする小麦蛋白、難消化性澱粉、難消化性デキストリン、小麦ふすまなどの繊維質;全卵、卵白粉、卵黄粉等の卵及び卵加工品;豆蛋白、乳蛋白等の蛋白類;ショ糖脂肪酸エステル、レシチン等の乳化剤;ペクチン、キサンタンガム、グアーガム、カラギーナン、アルギン酸塩、アルギン酸エステル、セルロース誘導体等の増粘剤、トランスグルタミナーゼ、セルラーゼ、アミラーゼ等の酵素製剤、酢酸、アスコルビン酸等のpH調整剤;糖類;無機塩類;保存料;着色料;香料;ビタミン類;栄養強化剤などがあげられる。
ただし本発明の麺類用生地は好ましくは脱脂卵黄粉末を含まない。ここで脱脂卵黄粉末とは卵黄から公知の方法により脂質を除去したものをいう。脱脂卵黄粉末の脂肪残存量については特に限定されない。
本発明の麺類用生地は、公知の方法により得ることができる。例えば、麺類製造用の澱粉質原料と任意に他の粉体原料とをミキサーに投入し、粉体混合しつつn−3系脂肪酸を含む油脂を少量ずつ添加して麺類用ミックス粉とし、得られた麺類用ミックス粉を水分とともに混捏して麺類用生地とすることができる。また、麺類製造用の澱粉質原料と任意に他の粉体原料とを水分とともに混捏し、さらにn−3系脂肪酸を含む油脂を添加して混捏し、麺類用生地とすることもできる。添加するn−3系脂肪酸を含む油脂は、常温で個体あるいは液体の油脂であってもよい。油脂が常温で液体状の場合にはそのまま添加して良く、常温で固体状の場合には加熱して液体とするか、小片状に細かく砕いて添加してもよく、油脂が液体状あるいは固体状の場合には凍結した後に粉砕して添加してもよい。また、n−3系脂肪酸を含む油脂は、油脂単独で添加することもできるが、担体に付着させた油脂あるいは乳化させた油脂を粉末化したいわゆる「粉末油脂」として添加することもできる。n−3系脂肪酸を含む粉末油脂は、公知の粉末油脂の製造方法により得ることができ、例えば、穀粉や澱粉(未加工澱粉、加工澱粉等)、タンパク質等にn−3系脂肪酸を含む油脂を加えて均質になるように混合して担持させ、任意に加熱処理等をした後に粉末化する方法、水分および乳化剤とともに混合してО/W型あるいはW/O型乳化物を調製し、前記乳化物をスプレードライ等により乾燥粉末化するか、凍結乾燥の後に粉砕して粉末化する方法により得ることができる。このようにして得られたn−3系脂肪酸を含む粉末油脂は、澱粉質原料及び任意に他の粉体原料を水とともに混捏して得られる生地に添加して更に混捏して麺類用生地とすることもできる。
<麺類>
本発明の麺類は上記麺類用生地を製麺してなる。
本発明の麺類としては、うどん、冷麦、そうめん、ラーメン、日本そば、パスタ、ビーフンなどの麺線や、餃子、春巻の皮などの麺皮が挙げられる。
<麺類用ミックス粉>
一般にミックス粉は、その使用用途に応じて、主原料である澱粉質原料に、調味料、香料、色素等の任意の粉末原料、必要により油脂類などを混合したものをいう。
本発明の麺類用ミックス粉はn−3系脂肪酸を含む油脂を含有する。
本発明において、n−3系脂肪酸を含む油脂は、澱粉質原料粉100質量部に対して0.08〜6.0質量部使用することができ、好ましくは0.1〜6.0質量部であり、より好ましくは1.0〜5.5質量部であり、更に好ましくは2.0〜5.0質量部である。0.08〜6.0質量部使用する場合、本発明の効果を得ることができる。6.0質量部を超えると生地のべたつきが生じて生地が緩くなり、作業性が悪くなると共に茹で溶けが起こるために食感がわるくなる。ミックス粉中の油脂に含まれるn−3系脂肪酸は、澱粉質原料粉100質量部に対して0.04質量部以上であり、好ましくは0.05〜4.2質量部であり、より好ましくは0.15〜3.6質量部、さらに好ましくは0.5〜3.5質量部、よりさらに好ましくは1.0〜2.7質量部である。n−3系脂肪酸が0.04質量部以上である場合、本発明の効果を得ることができる。
本発明の麺類用ミックス粉は上記n−3系脂肪酸を含む油脂、澱粉質原料粉の他に通常製麺原料として使用されるものであれば特に制限なく使用できる。そのような成分として、活性グルテンあるいはグルテンを主成分とする小麦蛋白、難消化性澱粉、難消化性デキストリン、小麦ふすまなどの繊維質;全卵、卵白粉、卵黄粉等の卵及び卵加工品;豆蛋白、乳蛋白等の蛋白類;ショ糖脂肪酸エステル、レシチン等の乳化剤;ペクチン、キサンタンガム、グアーガム、カラギーナン、アルギン酸塩、アルギン酸エステル、セルロース誘導体等の増粘剤、トランスグルタミナーゼ、セルラーゼ、アミラーゼ等の酵素製剤、酢酸、アスコルビン酸等のpH調整剤;糖類;無機塩類;保存料;着色料;香料;ビタミン類;栄養強化剤などがあげられる。
ただし本発明の麺類用ミックス粉は、好ましくは脱脂卵黄粉末を含まない。
本発明の麺類用ミックス粉は、公知の方法により得ることができる。例えば、麺類製造用の澱粉質原料と任意に他の粉体原料とをミキサーに投入し、粉体混合しつつn−3系脂肪酸を含む油脂を少量ずつ添加して麺類用ミックス粉とすることができる。添加するn−3系脂肪酸を含む油脂は、常温で個体あるいは液体の油脂であってもよい。常温で固体状の場合には加熱して液体とするか、小片状に細かく砕いて添加してもよく、油脂が液体状あるいは固体状の場合には凍結した後に粉砕して添加してもよい。また、n−3系脂肪酸を含む油脂は、油脂単独で添加することもできるが、担体に付着させた油脂あるいは乳化させた油脂を粉末化したいわゆる「粉末油脂」として添加することもできる。n−3系脂肪酸を含む粉末油脂は、公知の粉末油脂の製造方法により得ることができ、例えば、穀粉や澱粉(未加工澱粉、加工澱粉等)、タンパク質等にn−3系脂肪酸を含む油脂を加えて均質になるように混合して担持させ、任意に加熱処理等をした後に粉末化する方法、水分および乳化剤とともに混合してО/W型あるいはW/O型乳化物を調製し、前記乳化物をスプレードライ等により乾燥粉末化するか、凍結乾燥の後に粉砕して粉末化する方法により得ることができる。このようにして得られたn−3系脂肪酸を含む粉末油脂は、澱粉質原料及び任意に他の粉体原料とともに混合して容易に麺類用ミックス粉とすることができる。
<麺類の製造方法>
本発明の麺類の製造方法は、上記の麺類用生地を製麺する工程を含む又は上記のミックス粉を使用して生地を得る工程及び該生地を製麺する工程を含む以外は常法に従って製造することが出来る。
例えば本発明の麺類用生地を作成し又は本発明の麺類用ミックス粉を水分とともに混捏して麺類用生地を作成し、得られた生地を熟成した後、製麺ロールにより成型、複合および圧延して麺帯を製造し、切歯で切り出し麺線(生麺)とする、又は押出し製麺により麺線(生麺)を得る。得られた麺線を乾燥し乾麺としても良い。さらに生麺を茹で調理して茹で麺としても良く、茹で麺を冷却してチルド保存麺としても、また茹で麺を冷凍し冷凍調理麺としても良い。
以下に、実施例に基づいて本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例によって限定されるものではない。
<製造例1 うどんの製造>
(1)小麦粉100質量部、食塩3質量部、水35質量部をミキサーに投入し、常圧下で高速3分間混合し、2質量部のアマニ油(日本製粉株式会社;脂質100質量%、α−リノレン酸52.2質量%)を徐々に滴下しつつ更に低速10分間混合してそぼろ状生地を得た。
(2)そぼろ状生地を加圧し生地を得た後、ビニール袋で密封し、24℃で30分間水和熟成させた。
(3)生地を圧延ロールで延ばして厚さ10mmの麺帯を得た。
(4)圧延方向に沿って2枚の麺帯を重ねて複合圧延し、厚さ8mmの麺帯を得た。
(5)麺帯をビニール袋で密封し、24℃で30分間緩和熟成させた。
(6)圧延ロールで段階的に麺帯を薄くし、最終的に厚さ2.5mmの麺帯を得た。
(7)麺帯を切刃#10角刃で切出し、長さ250mmに切断して生うどんを得た。
(8)生うどんを沸騰湯浴中で15分間茹でた後、15℃の水で1分間水洗して加熱調理済みうどんを得た。
<評価例1 官能評価>
10名の熟練パネラーにより、製麺時の作業性及び茹で麺の食感について、表1の評価表に従って評価した。なお、アマニ油を使用しない以外は製造例1に従って製造したうどん(対照例1)を評価基準として評点「3」とし、平均点及び標準偏差(SD)を結果として示した。
Figure 2020191825
<試験例1 n−3系脂肪酸含有量の検討(その1)>
表2記載のアマニ油を添加した以外は製造例1に従って茹でうどんを製造し、評価例1に従って評価した。
その結果、実施例1〜5では、アマニ油の添加量の増加に伴って生地のまとまり及び伸展性が良くなり、茹でうどんのつるみ及び弾力が改善された。α−リノレン酸含量率の高いアマニ油プレミアムリッチを使用した実施例6では、同量のアマニ油を添加した実施例5よりも食感、特に弾力感が優れるものであった。比較例1では、アマニ油添加量が多すぎて生地にべたつき生じ、生地が緩くなったために、生地のまとまり及び伸展性が悪くなり、茹で溶けが生じたために茹でうどんにざらつきが生じ、弾力も損なわれた。
Figure 2020191825
*:添加したアマニ油に由来するα−リノレン酸の量である。
**:添加したアマニ油はアマニ油プレミアムリッチ(日本製粉株式会社)であり、α−リノレン酸含量率は69.6質量%である。
<試験例2 n−3系脂肪酸含有量の検討(その2)>
表3記載の油脂を添加した以外は製造例1に従って茹でうどんを製造し、評価例1に従って評価した。
その結果、コーン油、オリーブ油、パーム油を添加した比較例3、5〜7では、従来知られていたように作業性が改善されたが、食感については幾分良好になった程度であった。オリーブ油を添加した比較例4、5及び6について、添加するオリーブ油の量が少ない比較例4では、作業性、食感のいずれにおいても効果が得られず、比較例5及び6の結果からは、油脂添加量の増加につれて作業性が大きく改善されるものの、食感については幾分良好になった程度であった。一方でα−リノレン酸含有量の高いアマニ油を含む油脂を添加した実施例2、7及び8では、油脂を使用しない対照例に対して油脂添加量が増加するにつれて作業性が改善されるとともに、α−リノレン酸量が増加するにつれてつるみ及び弾力がより良好になった。実施例7では、同じ油脂添加量であるがα-リノレン酸含量の低い比較例3、5及び7と比較して食感が大きく改善された。また実施例8と比較例2では同量のα−リノレン酸を含むが、油脂添加量が多い比較例2では、生地のべたつきと生地の緩みによる作業性の悪化と茹で溶けに伴う食感の劣化が生じた。
Figure 2020191825

Figure 2020191825
*:添加した油脂に由来するα−リノレン酸量であり、コーン油、オリーブ油、パーム油のα−リノレン酸量は日本食品標準成分表2015年版(七訂)追補2018年に基づいた。
<製造例2 冷凍保存麺の製造>
(1)85質量部の小麦粉(日本製粉株式会社、イーグル)、15質量部のアセチル化タピオカ澱粉(松谷化学工業株式会社、あじさい)及び37質量部の水溶液(食塩1質量部とかんすい1質量部を水35質量部に溶解したもの)をミキサーに投入し、常圧下で高速3分間混合し、2質量部のアマニ油(日本製粉株式会社;脂質100質量%、α−リノレン酸52.2質量%)を徐々に滴下しつつ更に低速10分間混合してそぼろ状生地を得た。
(2)そぼろ状生地を加圧し生地を得た後、ビニール袋で密封し、24℃で30分間水和熟成させた。
(3)生地を圧延ロールで延ばして厚さ8mmの麺帯を得た。
(4)圧延方向に沿って2枚の麺帯を重ねて複合圧延し、厚さ8mmの麺帯を得た。
(5)麺帯をビニール袋で密封し、23℃で60分間緩和熟成させた。
(6)圧延ロールで段階的に麺帯を薄くし、最終的に厚さ1.5mmの麺帯を得た。
(7)麺帯を切刃#20角刃で切出し、長さ250mmに切断して生中華麺を得た。
(8)生中華麺を沸騰湯浴中で3分間茹でた後、15℃の水で1分間水洗し、100gずつ容器に盛り付け、−30℃で30分間冷凍し、密封後、−20℃で1週間保存した。
(9)600Wで3分間電子レンジ加熱し、70℃に温めたつゆをかけて加熱調理済み中華麺を得た。
<製造例3 チルド保存麺の製造>
(1)100質量部の小麦粉(日本製粉株式会社、イーグル)、20質量部のヒドロキシプロピルタピオカ澱粉(松谷化学工業株式会社、さくら)をミキサーに投入し、十分に混合した。この混合粉体100質量部に対して0.3質量部の増粘剤(太陽化学株式会社、ネオソフトXR)をミキサーに投入して粉体混合し、2質量部のアマニ油(日本製粉株式会社;脂質100質量%、α−リノレン酸52.2質量%)を徐々に滴下しつつ更に混合してチルド麺用ミックス粉を製造した。
(2)チルド麺用ミックス粉100質量部、水27.5質量部をミキサーに投入し、常圧下で高速3分間混合し、生地掻き落とし後、ミキサー内の真空度を90kPaにセットして低速で10分間混合し、チルド麺用生地をた。
(3)ビニール袋で密封して15分間室温で生地を熟成させた。
(4)圧延ロールで麺帯に成形し、麺帯を2枚重ねて圧延ロールに通して複合し、圧延ロールで段階的に麺帯を薄くし、最終的に厚さ1.6mmの麺帯を得た。
(5)麺帯を切刃#16角刃で切り出し、長さ250mm毎に切断して生中華麺を得た。
(6)生中華麺を沸騰湯浴中で2分半茹で上げ、水に曝して7℃になるまで冷却した。
(7)容器に180gの茹で麺を盛り付け、蓋をして密封してチルド麺を得た。
(8)冷蔵庫で24時間保管した後、1500Wで40秒間電子レンジ加熱し、70℃に温めたつゆをかけて加熱調理済み中華麺を得た。
<試験例3 α−リノレン酸含有中華麺の検討>
製造例2乃至3に従い、表4記載の油脂を添加した冷凍又はチルド保存中華麺を製造し、評価例1に従って評価した。油脂を含まない一般的な各中華麺を評価基準として評点「3」とした。
その結果、冷凍中華麺及びチルド中華麺においても、前記うどんと同様に油脂添加により作業性が改善され、α−リノレン酸量の増加に伴って食感が良好になった。
Figure 2020191825
*:添加した油脂に由来するα−リノレン酸量であり、オリーブ油のα−リノレン酸量は日本食品標準成分表2015年版(七訂)追補2018年に基づいた。

Claims (9)

  1. n−3系脂肪酸を含む油脂を含有する麺類用生地であって、生地中の油脂の量が、生地中の澱粉質原料粉100質量部に対して0.08〜6質量部であり、かつ、生地中の油脂に含まれるn−3系脂肪酸の量が、生地中の澱粉質原料粉100質量部に対して0.04質量部以上である、前記麺類用生地。
  2. 前記n−3系脂肪酸がα−リノレン酸である、請求項1に記載の麺類用生地。
  3. 前記油脂がアマニ油及び/又はエゴマ油を含む、請求項1又は2に記載の麺類用生地。
  4. 前記油脂がアマニ油及び/又はエゴマ油からなる、請求項1又は2に記載の麺類用生地。
  5. 脱脂卵黄粉末を含まない、請求項1〜4のいずれか1項に記載の麺類用生地。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項の麺類用生地を製麺して成る麺類。
  7. n−3系脂肪酸を含む油脂を含有する麺類用ミックス粉であって、ミックス粉中の油脂の量が、ミックス粉中の澱粉質原料粉100質量部に対して0.08〜6質量部であり、かつ、ミックス粉中の油脂に含まれるn−3系脂肪酸の量が、ミックス粉中の澱粉質原料粉100質量部に対して0.04質量部以上である、前記麺類用ミックス粉。
  8. 脱脂卵黄粉末を含まない、請求項7に記載の麺類用ミックス粉。
  9. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の麺類用生地を製麺する工程を含む又は請求項7若しくは請求項8に記載のミックス粉を使用して生地を得る工程及び該生地を製麺する工程を含む、麺類の製造方法。
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