JP2020191792A - 根菜類収穫機 - Google Patents
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Description
作業者が搭乗する操縦部(B)と、
機体の左右一端側で圃場から根菜類を収穫して機体後方かつ上方へ搬送するとともに茎葉部を切断して根菜類の根部を収穫する収穫部(C)と、
前記収穫部(C)により収穫された根菜類を引き継いで機体の左右一端側から左右他端側へ搬送し、搬送中の根菜類を補助作業者が選別可能とする選別搬送部(E)と、
選別搬送部(E)から放出される人参を収容する収容部(G)とを備える根菜類収穫機において、
前記収容部(G)は、人参を収容する収容袋(P)を載置可能な載置台(g1)と、
前記載置台(g1)の載置面(g11)が水平となる水平姿勢、前傾斜となる前傾姿勢、後傾斜となる後傾姿勢を相互に切替可能な姿勢切替機構(g3)とを備え、
前記載置台(g1)は、機体の側方に配され、かつ、前記載置台(g1)の機体側の端部が、後方から前方に向かうほど機体から離間するように設けられたことを特徴としている。
載置台回動軸(g2)は、前記載置台(g1)の前後方向における中央位置に配設されたことを特徴としている。
前記制御装置(M)は、操作部材(b5)の操作情報を取得して、前記姿勢切替機構(g3)を制御し、前記操作部材(b5)によって、前記載置台(g1)の回動が操作可能に構成されるとともに、
前記載置台(g1)が水平姿勢となると、前記載置台(g1)の回動を一時停止させるよう構成されたことを特徴としている。
前記収穫部(C)は、前記収穫部(C)の上方及び左右側方を覆う収穫部カバー(c10)を備え、
前記収穫部カバー(c10)は、前記収穫部(C)の前部から中途部に亘って上方及び左右側方を覆う前部カバー(c101)と、前記収穫部(C)の中途部から後部に亘って上方及び左右側方を覆い、前部カバー(c101)に開閉可能に取り付けられた後部開閉カバー(c102)とを備えることを特徴としている。
根菜類収穫機1は、機体を走行させる走行部Aと、作業者が搭乗する操縦部Bと、機体の左右一端側(左側)で圃場から人参を引き抜いて機体後方かつ上方へ搬送するとともに茎葉部を切断して人参の根部を収穫する収穫部Cと、該収穫部Cの後部から落下した人参を受けて残葉を処理しながら機体の左右一端側(左側)から左右他端側(右側)へ搬送する引継搬送部Dと、該引継搬送部Dから人参を引き継いで機体の左右一端側(左側)から左右他端側(右側)へ搬送し、搬送中の人参を補助作業者が選別可能とする選別搬送部Eと、選別搬送部Eから放出される人参を収容する収容部Gとから構成される。以下、各部の詳細を具体的に記載する。
走行部Aは、機体を構成する機体フレームa1の下方に、左右一対の走行クローラa2(a2L,a2R)を備えている。この走行クローラa2(a2L,a2R)は、図2から図4に示されるように、それぞれ、左右駆動スプロケットa3,a3、左右従動輪a4,a4、複数の転輪a5,a5・・・に巻回された左右ベルトa6,a6が、左右駆動スプロケットa3,a3の駆動により回動することで機体が走行可能となっている。なお、この左右駆動スプロケットa3,a3は、図1に示されるように、エンジンa7の動力が伝動されるミッションケースa8から左右両側に延出させた左右ドライブシャフトa9,a9に取り付けられて、エンジンa7の動力が伝動される。
図1及び図2に示されるように、操縦部Bは、機体フレームa1の上部右側に、エンジンa7が内蔵されたエンジンカバーb1が配設され、エンジンカバーb1の上部に操縦座席b2が取り付けられている。また、操縦座席b2前方には、走行速度を切り換える変速操作レバーb3、機体の左右旋回操作及び後述する収穫部Cの作業高さを操作する機体操作レバーb4、後述する選別搬送部E及び後述する収容部Fを操作する作業操作レバーb5が配設される。
収穫部Cは、図1に示されるように、機体右側に位置しており、走行車体Aの前側に位置する搬送始端側T1には、図2に示されるように、圃場に生えている人参の茎葉を引起す多数のラグc1を備える縦回り引起し装置c2と横回り引起し装置c3、圃場に埋まっている人参の根部の周辺を上下方向に揺動して人参を掘起す一対の掘起し刃c4、そして掘起し刃c4で掘起した人参Wの茎葉W1を挟持して圃場から引き抜いて斜め後方に搬送する一対の第一挟持搬送ベルトc5を備えている。
図5は、図1の根菜類収穫機1の引継搬送部D及び選別搬送部Eの平面図である
引継搬送部Dは、図5に示されるように、収穫部Cから落下供給される人参Wを受け、これを機体右方側に向けて搬送する第一コンベアd1と、第一コンベアd1の搬送経路上に、カッターc8で切断されずに残った人参Wの茎葉W1を切除する残葉処理ローラd2とを備えている。
搬送選別部Eは、図1に示されるように、操縦部Bの後方に位置し、機体の左右方向にわたって一続きの搬送コンベアe1と、選別作業者が搭乗可能とするため、機体フレームa1の上部に設けられたステップフロアe2と、ステップフロアe2上に設けられた選別作業座席e3を備えている。
図1に示されるように、収容部Gは、収容袋Pを載置する載置台g1を備えている。図6は、図1の根菜類収穫機1の載置台g1の斜視図である。図6に示されるように、この載置台g1は、機体フレームa1から右方へと延びる載置台回動軸g2に挿通されており、これにより、機体フレームa1の右方において回動自在に軸支されている。
この姿勢切替機構g3は、載置台g1を、載置面g11が水平となる水平姿勢の状態から、載置台回動軸g2を軸として回動し、その結果、載置面g11が前傾斜となる前傾姿勢または後傾斜となる後傾姿勢に切替可能とするものである。図7(a)は、図6の載置台g1の前傾姿勢を示す右側面図であり、図7(b)は、図6の載置台g1の後傾姿勢を示す右側面図である。
図10に示されるように、根菜類収穫機1の制御装置Mは、入力側に作業操作レバーb5及び操作ペダルe4が接続され、これらの操作に関する情報を取得可能となっており、また、適宜の箇所に設けられて載置台g1の回動角度を検出可能な傾斜センサM1に接続され、傾斜センサM1の検出情報を取得することにより、載置台g1の回動角度を判断可能となっている。また、出力側に接続された昇降シリンダe123の制御により回動コンベアe12の回動を制御し、電動式油圧シリンダg31の制御により載置台g1の回動を制御することが可能となっている。さらに、出力側には、スピーカ等によって音声や警報の出力を行い、作業者に各種情報を報知可能な報知装置M2が接続されている。
ここに、作業操作レバーb5は、前入力、後入力、左入力、右入力の四方向の入力が可能となっており、制御装置Mは、昇降シリンダe123を制御し、作業操作レバーb5が右入力されると、回動コンベアe12を下方へと回動し、左入力されると、上方へと回動する。また、制御装置Mは、前入力されると、入力中は、傾斜センサM1の検出情報を取得しながら電動式油圧シリンダg31を伸長するよう制御し、載置台g1の前部を下方へと回動する。さらに、載置台g1が前傾姿勢となったと判断すると載置台g1の回動を停止する。また、後入力されると、入力中は、傾斜センサM1の検出情報を取得しながら電動式油圧シリンダg31を短縮するよう制御し、載置台g1の後部を下方へと回動する。さらに、載置台g1が後傾姿勢となったと判断すると載置台g1の回動を停止する。
昇降シリンダe123を制御し、回動コンベアe12を上方へと回動するよう構成されている。これにより、選別作業者は、選別作業を両手で行いながら、収容袋P内への人参の収容状況を確認し、人参Wが収容袋Pの上側開口部附近まで収容されたら、操作ペダルe4を足で操作して、回動コンベアe12の搬送終端部e125を上昇操作できるため、作業能率が向上する。また、この操作ペダルe4は上昇操作のみを行うので、操作が単純で選別作業中でも容易に且つ迅速に操作でき、操作性、作業性が良好となる。
図11及び図12に示されるように、収穫部Cは、第一挟持搬送ベルトc5の前端から後端の範囲に亘って、収穫部Cの上方及び左右側方を覆う収穫部カバーc10が設けられており、収穫部カバーc10は、第一挟持搬送ベルトc5の前部から中途部の上方及び左右側方を覆う前部カバーc101と、第一挟持搬送ベルトc5の中途部から後部の上方及び左右側方を覆い、前部カバーc101の後部に開閉可能に取り付けられた後部開閉カバーc102と、前部カバーc101及び後部開閉カバーc102の下方に配設され、機体の左側方を覆う側部カバーc103と、を備えている。ここに、前部カバーc101及び側部カバーc103は、機体に対して固定されているが、図12に示されるように、後部開閉カバーc102は、その前端部に設けられた開閉回動軸c104を軸として、後端側を回動して開閉可能に設けられている。
a1 機体フレーム
a2 走行クローラ
a3 左右駆動スプロケット
a4 左右従動輪
a5 転輪
a6 左右ベルト
a7 エンジン
a8 ミッションケース
a9 左右ドライブシャフト
B 操縦部
b1 エンジンカバー
b2 操縦座席
b3 変速操作レバー
b4 機体操作レバー
b5 作業操作レバー
C 収穫部
c1 ラグ
c2 縦回り引起し装置
c3 横回り引起し装置
c4 掘起し刃
c5 第一挟持搬送ベルト
c6 第二挟持搬送ベルト
c7 左右位置揃装置
c8 カッター
c9 排葉シュータ
c10 収穫部カバー
c101 前部カバー
c102 後部開閉カバー
c103 側部カバー
D 引継搬送部
d1 第一コンベア
d11 駆動ローラ
d12 従動ローラ
d13 無端ベルト
d2 残葉処理ローラ
E 選別搬送部
e1 搬送コンベア
e11 清掃コンベア
e12 回動コンベア
e111 搬送ローラ
e112 廃棄シュータ
e113 回収シュータ
e121 搬送ローラ
e122 搬送ラグ
e123 昇降シリンダ
e124 コンベア回動軸
e125 搬送終端部
e126 支持アーム
e127 吊下げハンガー
e2 ステップフロア
e3 選別作業座席
e4 操作ペダル
G 収容部
g1 載置台
g11 載置面
g12 側壁部
g2 載置台回動軸
g3 姿勢切替機構
g4 カバー部材
g31 電動式油圧シリンダ
g32 取付ステー
g33 ステー取付部
g34 取付プレート
g35 電動式油圧シリンダ取付部材
g36 蝶番機構
M 制御装置
M1 傾斜センサ
M2 報知装置
T1 搬送始端側
T2 搬送終端側
S1 搬送始端側
S2 搬送終端側
Claims (5)
- 機体を走行させる走行部(A)と、
作業者が搭乗する操縦部(B)と、
機体の左右一端側で圃場から根菜類を収穫して機体後方かつ上方へ搬送するとともに茎葉部を切断して根菜類の根部を収穫する収穫部(C)と、
前記収穫部(C)により収穫された根菜類を引き継いで機体の左右一端側から左右他端側へ搬送し、搬送中の根菜類を補助作業者が選別可能とする選別搬送部(E)と、
選別搬送部(E)から放出される人参を収容する収容部(G)とを備える根菜類収穫機において、
前記収容部(G)は、人参を収容する収容袋(P)を載置可能な載置台(g1)と、
前記載置台(g1)の載置面(g11)が水平となる水平姿勢、前傾斜となる前傾姿勢、後傾斜となる後傾姿勢を相互に切替可能な姿勢切替機構(g3)とを備え、
前記載置台(g1)は、機体の側方に配され、かつ、前記載置台(g1)の機体側の端部が、後方から前方に向かうほど機体から離間するように設けられたことを特徴とする根菜類収穫機。 - 前記載置台(g1)は、機体から延びる載置台回動軸(g2)に回動自在に軸支され、
載置台回動軸(g2)は、前記載置台(g1)の前後方向における中央位置に配設されたことを特徴とする請求項1または請求項3に記載の根菜類収穫機。 - 前記載置台(g1)が水平姿勢のとき、前記載置台(g1)の間に収納されており、かつ、載置台(g1)が前傾姿勢または後傾姿勢となると収納状態から展開されて、機体と前記載置台(g1)との間に作業者が足を挟むことを防止するカバー部材(g4)が設けられたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに1項に記載の根菜類収穫機。
- 前記姿勢切替機構(g3)を制御する制御装置(M)を備え、
前記制御装置(M)は、操作部材(b5)の操作情報を取得して、前記姿勢切替機構(g3)を制御し、前記操作部材(b5)によって、前記載置台(g1)の回動が操作可能に構成されるとともに、
前記載置台(g1)が水平姿勢となると、前記載置台(g1)の回動を一時停止させるよう構成されたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに1項に記載の根菜類収穫機。 - 前記収穫部(C)は、前記収穫部(C)の上方及び左右側方を覆う収穫部カバー(c10)を備え、
前記収穫部カバー(c10)は、前記収穫部(C)の前部から中途部に亘って上方及び左右側方を覆う前部カバー(c101)と、前記収穫部(C)の中途部から後部に亘って上方及び左右側方を覆い、前部カバー(c101)に開閉可能に取り付けられた後部開閉カバー(c102)とを備えることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに1項に記載の根菜類収穫機。
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